第40回日本クラブユースサッカー選手権2016/07/26 – 浦和レッズユースvs愛媛FC U-18 0-0引き分け・・・サッカーらしい結果。続ければ大丈夫。

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どうも、ブクメです☆

埼玉から出発するときは、怪しい天気だけど、意外と雨は持つかもしれないなと思っていたのですが、車で群馬県に近づくにつれて雨が降り出し、気が付けば結構な本降りになりました。暑いよりは良いとは思いつつも、結果的に、雨というコンディションをものともせずにゲームを支配したのが浦和レッズユースだったものの、その1点を決めさせてくれなかったのも、もしかすると雨だったのかもしれない。

ということで、今日は、クラブユース選手権のグループステージ第2戦に足を運びました。昨日の前橋総合運動公園から場所を移しまして、今日は、下増田多目的運動広場での試合となります。なんだか、昨日の前橋総合運動公園のピッチ状態が気になったということで、最終戦の会場となるNTT図南のグラウンドを見るために、今日の9時からの試合足を運んだという方がいて話を聞いたら、あまりよろしくないようですね。

そんな、各会場のコンディションも気になる大会ですが、ピッチコンディションという点では、比較的今日の下増田多目的運動広場は、良い方だったようにも思います。

第1戦で、横浜FCユースに0-1のビハインドから追いついて引き分けに持ち込んでの第2戦。この日の対戦相手は、愛媛FC U-18でした。

この試合のスタメンと交代は以下の通り、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希(後半スタート⇒8番松高遼)、センターバックに3番関慎之介と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也、左に9番川上エドオジョン智慧(後半20分⇒7番伊藤敦樹)、右に23番シマブク・カズヨシ(後半16分⇒20番長倉幹樹)、真ん中に10番渡辺陽と11番時里元樹、FWが14番井澤春輝

となります。

攻撃のメンバーが第1戦より少し変更になっていますね。

今日の試合は、よく言われる決定力がという話も出そうな感じではありますが、それを差し引いても、決定機の決定機で、ちょっとしたところを天候によるいたずらみたいな形でゴールの中に吸い込ませてはくれなかったとか考えてしまうような、展開になりました。

寄せては来るけれども、プレッシャーにはあまりならないようなプレスのため、比較的、初戦と違って、自由に思うようにプレーできる選手が多いように感じた試合序盤の印象。それに加えて、今日は、前線に入った14番井澤春輝が、胸で受けてキープしたり、くさびになって受けたりと、この組み合わせになった時になりがちな、放り込みで、高さ勝負になって、特徴が活かされないよなという印象ではなく、低めの弾道で展開するために当てる意図のパスと、それをキープするという形ができていて、実際試合の中で、相手ゴール付近で、パスを受けた14番井澤春輝が粘って倒されて良い位置でフリーキックを獲得するという場面も多くなっていました。

この試合での攻撃の印象は、その14番井澤春輝のところと、あとは、第1戦の時もそうだったように、やや攻撃の際は、左に偏る傾向があり、9番川上エドオジョン智慧と10番渡辺陽、そして、サイドバックの位置から攻撃参加した6番鈴木海都が絡んだときに、より迫力のある攻撃になっていました。両サイドとも攻撃的になりすぎないようにということで、比較的、右前線に関しては、シンプルに23番シマブク・カズヨシにつなげてから個人で仕掛けるという形が多くなっていました。

で、やや左サイドからの攻撃が多いなという印象が相手についたところで、9番川上エドオジョン智慧と23番シマブク・カズヨシがポジションを入れ替えて、左の組み合わせに23番シマブク・カズヨシが入って仕掛けて、逆に右の方は、9番川上エドオジョン智慧が個人で仕掛ける形を作るなど、相手が対応しにくい試みもできていたと思います。

少し細かく浦和の攻撃の流れを書いていきますね。

2分に40番橋岡大樹のロングフィードを14番井澤春輝が受けて、9番川上エドオジョン智慧がミドルシュートを狙います。

5分には、11番時里元樹が高めの位置でインターセプトし、そこからいったん下げて、テンポよく26番池髙暢希が前線に展開する形の攻撃。

6分には、9番川上エドオジョン智慧と10番渡辺陽がパス交換から仕掛け、結果的に9番川上エドオジョン智慧がそのまま仕掛ける形になったものの、そのタイミングでしっかり左サイドから6番鈴木海都が攻撃参加して前線に走っているという厚みのある状況を作り出した攻撃。

8分には、23番シマブク・カズヨシのドリブルでの仕掛けで良い位置でフリーキックを獲得すると、そのフリーキックのチャンスで、キッカーの6番鈴木海都が雨という天候も考えて、グラウンダーで狙ったことで、かなり惜しい形を作ります。

10分前後は、連続で23番シマブク・カズヨシが右から仕掛ける場面からセットプレーのチャンスを複数作ります。

20分には、10番渡辺陽からのパスに抜け出した9番川上エドオジョン智慧が、持ち込んで、クロスを入れるも23番シマブク・カズヨシには、わずかに合わず。

23分には、11番時里元樹のドリブルでの仕掛けから、良い位置でのフリーキックを獲得します。

ここで獲得したフリーキックで、6番鈴木海都の直接狙ったキックは、惜しくもクロスバーを叩きます。

前線がやや攻撃的になる状況下で、16番大西翔也が、守備的なケアをかなりしっかりやっていたのも印象的でした。

28分には、11番時里元樹が、相手キーパーにプレッシャーをかけてキックミスを誘うなど、浦和の攻撃の選手は、寄せるだけではなくて、しっかり相手がプレッシャーを感じるような、追い込みなどができるのが良いですよね。

守備のところも、安定していて、ほとんど相手にやられたなという形を作らせていなかったものの、前半34分の相手コーナーキックからの流れでは、一度ピンチになりかけましたが。ただ、前半で危なかった場面は、それくらいかと思います。

前半残り5分くらいからは、さらに前半に1点取ってやろうという攻撃が続き、連続で3回くらいコーナーキックを獲得するも、決められず、前半を0-0で折り返します。

前半の時点でも雨は降り続いていたのですが、後半スタートくらいからは、雨がさらに強くなって、精度の高いプレーが難しいようなコンディションには、なってしまったものの、それでも浦和ペースは変わらず。

後半開始早々に16番大西翔也からのパスに抜け出した23番シマブク・カズヨシが仕掛け、ここからコーナーキックを獲得します。

5分には、スペースが空いていると見るや、40番橋岡大樹がバックラインから攻撃参加したり、7分には、11番時里元樹がファールを受けて試合がいったん止まりそうになった時に、すかさず3番関慎之介が素早いリスタートを試みるなど、得点を奪うための工夫も多く見られます。

8分には、6番鈴木海都のインターセプトからの前線へのパスを14番井澤春輝が胸で受けて素早く抜け出す11番時里元樹に通れば大きなチャンスという形を作ります。

9分には、この試合、比較的守備に重きを置いてバランスをとっている印象が強かった16番大西翔也が、中盤でパスを受けたところで、前線の9番川上エドオジョン智慧がタイミングよく走り出すのを見つけると、そこへ精度の高いパスを供給する場面を作り、その直後の10分には、シュートコースが空いたときには、枠をとらえきれなかったものの、自らもミドルシュートを狙う意識もしっかり持っていて嬉しかったですね。大事なことです。

更に14分には、16番大西翔也からのフィードを11番時里元樹が上手く受けて、23番シマブク・カズヨシに落とし、そこから14番井澤春輝へというテンポ良い狙いも見られました。

19分には、後半からサイドバックに入った8番松高遼からのゴール前へのクロスに20番長倉幹樹がタイミングよくディフェンダーの間に入ってヘッドで狙うなど、この試合途中から入った選手も、特徴を見せて得点を狙います。

24分には、8番松高遼からの展開で20番長倉幹樹、10番渡辺陽とつながり、ペナルティエリア内で再び20番長倉幹樹につながりシュートを狙うも、ここは、惜しくも相手にギリギリのところで防がれます。

25分には、一瞬PKをもらえたのかと勘違いしてしまいましたが、ペナルティエリアのわずか外で14番井澤春輝が粘り強くキープしたところで倒され、フリーキックを獲得します。

27分には、7番伊藤敦樹と20番長倉幹樹のパス交換で、最後は7番伊藤敦樹がヘッドで狙う形も作ります。

30分には、3番関慎之介からのロングボールを相手ディフェンダーがクリアしたところを狙って10番渡辺陽がシュートを狙います。

36分には、40番橋岡大樹から、11番時里元樹、16番大西翔也、8番松高遼と上下でテンポ良い展開から攻撃の形を作ります。

残り時間が少なくなったところで、40番橋岡大樹からパスに20番長倉幹樹が抜け出して決めたように見えたものの、ここはオフサイドの判定。

そんなわけで、チャンスの場面をある程度、絞って書き出してもこれだけあるくらい、ゲームを支配していたものの、わずかなところで決まらずに結果的に0-0で試合が終了となりました。

実にサッカーではよくある、ゲームは支配しても0-0で終わるというケースで、ポゼッションがどうこうということではなく、ゴールを狙う姿勢も見せているチームですから、何が悪かったとかではなく、ツキに若干恵まれていなかったという感じでこの試合は良いかと思います。

気が付けば、ユーロ2016で優勝したポルトガルと同じ、初戦1-1、第2戦0-0という結果になってしまいましたが、内容としては、ポルトガルよりも、第2戦でだいぶ良いところまで上げてきているのが分かる試合でしたので、第3戦では、ビハインドから追いついてという形ではなく、この試合の攻撃の良いイメージを継続して、気持ちよく勝利して自力でグループ2位以内を奪い取って、決勝トーナメント進出を決めてくださいね。

今大会は、気温というところでは、比較的恵まれての第2戦までになりますが、今日のような大雨の中での試合は、暑さの中での試合とはまた別の疲労感を与えたでしょうから、休息日でしっかりコンディションを整えて、木曜日の第3戦へ向けて万全の準備を整えてくださいね。

お疲れ様でした。

ではでは。

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第40回日本クラブユースサッカー選手権2016/07/25 – 浦和レッズユースvs横浜FCユース 1-1引き分け・・・近いうちの2度対戦と初戦と難しさと

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どうも、ブクメです☆

世間は夏休みとは言っても、平日月曜日からスタートの今年のユースのクラブユース選手権ということで、さらに週末に絡むのが準々決勝くらいということで、話を聞くと、今年は足を運ぶのが、難しかったり、最初の方に有休をとってとか、ある程度高い位置まで勝ち進んでから足を運ぶ前提で休みを取るというご父兄の方やサポーターの方も多いです。

若干私も今年は、時間のやりくりに苦戦しつつですが、勝ち進んでくれれば全試合足を運べるので、そういう方のためにもしっかり伝えなければなと思っています。

今年も暑い群馬での開催になり、浦和レッズユースの初戦は、つい最近対戦した横浜FCユースと前橋総合運動公園で開催されました。

毎試合会場が変わるので、その会場のピッチコンディションなども試合には影響すると考えると、今日の初戦は、予選で利用した宮城総合グラウンドほどではないものの、見た限りでは、でこぼこしたところも多かったり芝が長めのところがあったりで、思うようにコントロールできていないと感じる場面が多い試合にもなりました。

グループステージは、40分ハーフということも、お約束としていったん忘れていたり。

今日の試合は、パッと見はそうは見えなかったものの、初戦の緊張感も今思えばあったのかなと思う部分と、短い期間の2度目の対戦ということで、リーグ戦で大勝した時には、相手に苦手意識を植え付けたという考え方をしたりしていましたが、逆に、相手の今度は負けないという意識を高めさせた部分も大きかったようで、同時に、切り替えようとしていても、大勝したイメージが残る中で、全く同じメンバーで臨んだことで、少し緩みが生まれたようにも見える部分もありつつ、さらには、サイド攻撃などしっかり研究されたところもあるようで、前回比較的自由にやらせてもらえたところが、対応されていたり、前線からのプレスが激しかったりで・・・と、色々考えられることはあるのですが、一つの全国大会で頂点を目指す戦いと考えると、そういう難しい試合で、相手にリードされた中で、しっかり追いついて追われたという結果がこの試合では、大きかったのかなとも思います。

だって、ね、ユーロ2016で優勝したポルトガルもグループステージは、引き分けスタートでしたから(でも、グループ3位ではだめなので、第2戦からは、しっかり勝とう的な。)

ということで、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下の通り、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希、センターバックに3番関慎之介と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也、左に9番川上エドオジョン智慧、右に23番シマブク・カズヨシ、真ん中に10番渡辺陽と8番松高遼、FWが20番長倉幹樹

となります。

試合の入りの部分では、相手の方が思い切って試合に入ってきたなという印象があり、特に相手の2トップが前線からかけてくるプレスに苦しめられ、また攻撃の回数自体は、序盤から浦和も少なくはなかったものの、ややコントロールミスが目立ち、相手のプレスの意識の高さと悪い意味ではまってしまって、なかなか思うようにいかないスタートになりました。

中盤の真ん中のところも、前回は高い位置で奪って仕掛けたり、高めの位置での攻防に勝っていたのですが、やや守備的な意識が強くなって下がり気味になっていた部分もあったかもしれません。

それでも、20番長倉幹樹のドリブルでの仕掛けや、16番大西翔也からの右前線への展開からの23番シマブク・カズヨシが持ち込んでからのクロスに20番長倉幹樹につなげた場面、6番鈴木海都の攻撃意識をもっての高めに上がっての9番川上エドオジョン智慧と10番渡辺陽の距離感がよくなった時のパス回しからの仕掛けなど、相手ゴールに迫るための動きとして良い部分も多く見受けられました。

ただ、トラップが長くなったり、ちょっとしたところでコントロールミスがチーム全体で目立っていた印象があり、そこで自ら試合を難しくしてしまったこともあり、それで相手に広く両サイドを使われて突破を仕掛けられて、ピンチになる場面もありました。

13分の左の6番鈴木海都から右前線の23番シマブク・カズヨシへパスをつなげての8番松高遼へのラストパスと、その奥を20番長倉幹樹がしっかり走っていたところ。29分の3番関慎之介からのロングフィードを相手ディフェンダーがヘッドで跳ね返すところを読んで8番松高遼がとって、23番シマブク・カズヨシに通ればというところや、前半終了間際の10番渡辺陽の力強いドリブルなど、狙いは良いプレーが何度かあったものの、それが相手が苦慮する仕掛けというところまでは、持って行けていなかったという前半でした。

何度か危険な場面もありつつでしたが、決定機自体は、両チームともほとんどない中で0-0で折り返します。

後半も、試合展開としては、前半とあまり変わらない展開で、こういう展開の時の采配として14番井澤春輝をワントップとして投入するなどして、長いボールを供給してという試みが増える時間帯を作りますが、なかなか試合の流れを変えることができないままに、21分に失点。

得点が欲しい展開でしたが、長めのシュートも、10番渡辺陽が、1,2回狙ったくらいで、いわゆる崩しの試みが上手くいかないものの、後半の終盤は、セットプレーを多く獲得することができ、そこから同点ゴールを狙いますが、ここもなかなか決め切ることができず。

追う展開での40分ハーフは、思ったよりも短く感じ、そのまま0-1で逃げ切られそうな雰囲気もありましたが、後半38分に、前線でパスを受けた14番井澤春輝が、相手ディフェンダーのプレスを受けながらも粘り強く自ら突破を試みて、シュートコースが空いたところで迷わずシュート。これが決まって1-1と同点に追いつき、土壇場で試合を振り出しに戻してくれました。

結果、試合は1-1で終了となり、苦しみながらも勝ち点1を分け合う形となりました。

グループのもう一つのカードも、1-1で終わったので、結果的に、このグループは、第2戦からが本当のスタートという位置づけでOKですね。

内容としては、あまりよくなくても、結果的に、負けずに終われる。これは、こういう大会では特に重要です。

連戦で大変だと思いますが、まずは、明日の愛媛FC戦にしっかり勝って、休息日を良い形で迎えましょうね。

割と、群馬での試合では、ピッチコンディションに苦しめられる印象も見受けられるので、毎試合会場が違うというのは、良いのか悪いのかなんとも言えませんが、明日の下増田のグラウンドが選手にとってやりやすいところであれば良いな~と願うばかりです。

ではでは。

あ、そういえば、前半の開始前の円陣が、かなりスタンド側のピッチサイド寄りになっていたのは、どうしてなんでしょうね?

キックオフ時間が押しそうで急かされていたとかなのかな。珍しい位置なので、不思議でした。

あと、キックオフ時間と会場の関係でグループステージは、見ることができませんが、浦和レッズジュニアユース出身の関敦也の所属するヴァンフォーレ甲府U-18も初戦FC東京U-18相手に0-0に抑えたということで、どんな試合だったのか気になりますが、キーパーなので、0に抑えたという結果のみで、まずは嬉しく思ったりしています。

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第40回日本クラブユースサッカー選手権大会関東大会2016/06/05 – 浦和レッズユースvsFCトリプレッタユース 6-0勝利・・・難しい展開を打ち破り、大勝で全国へ

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どうも、ブクメです☆

おそらく、このブログを更新するタイミングには、外は明るくなっていると思いますので、おはようございますw

今日は、朝からバタバタな動きになり、完全なる勘違いで、今日のユースの試合とジュニアユースの試合は掛け持ちできないものという思い込みで、目が覚めたときに、なんとなく情報収集していたらレッズランドで11時キックオフという情報を見つけて、慌てて準備して慌てて、レッズランドに向かい、前半の終わりくらいから観戦する流れになり、その後、日立柏総合グラウンドに移動してという流れ、浦和レッズジュニアユース出身のゴールキーパー、関敦也が所属するヴァンフォーレ甲府U-18の試合も後半から観戦でき、試合自体は、敗れて、来週の最後の1枠をかけた戦いへ全国は持ち越される結果になったものの、短い時間でしたが、最後の砦として存在感のあるプレーとコーチングを見ることができてテンションが上がりつつ、話し込んだりしていたら、肝心なユースの試合がもうキックオフという状況にバタバタし、重要な試合なのに応援するほうが集中できていないという状況ながら、選手はしっかりと勝ってくれたという1日ですw

で、家に帰ってきてから、しばらくしてものすごい睡魔に襲われて、気が付いたら深夜だったという感じですね。

はい、ということで、負けたら終わりという大変な土曜日の試合を群馬県で戦い、その疲労を持ったまま、連戦を今度は日立柏で戦うというハードなスケジュールで、後々聞いてみれば、そもそもこの重要な2試合のタイミングで、学校行事的な部分で消耗している選手もいたと聞き、学校との両立的な部分もユースらしいなと改めて感じているわけです。

レギュレーション変更にグチグチ言いつつ、そんな状況も乗り越えて、あと1つ勝てば全国が決まるという状況で迎えた日曜日の試合の対戦相手は、FCトリプレッタユースになります。

単純なカテゴリ的なものや実際のチームとしての実力としても差がある相手ではありますが、こういうトーナメントでの戦いは、そこに甘さを見せると、守り切られてPKまで持ち込まれたり、思わぬカウンターなどの反撃で苦しめられるというケースも過去見てきているので、大丈夫だろうという気持ちと、相手のやり方にはまると怖いかもしれないと感じつつの観戦です。

この試合のスタメンと交代は以下の通り、

GK1番山田晃士(後半36分⇒30番石井僚)、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希(後半18分⇒8番松高遼)、センターバックに3番関慎之介と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也(後半28分⇒17番立川将吾)、左に23番シマブク・カズヨシ、右に2番高山大智(後半11分⇒9番川上エドオジョン智慧)、真ん中に10番渡辺陽(後半24分⇒11番時里元樹)と7番伊藤敦樹、FWが20番長倉幹樹

となります。

後で、いただいた情報などでは、前日の試合の疲労度など考慮して、スタメンの前線のメンバーを入れ替える形でのスタートにしたということです。ただ、試合の序盤は、若干昨日の戦いを引きずっているような印象もあり、やや長い展開での攻撃の狙いが合わずに、また、当然ながら守備に人数を割いてくる相手に対して、なかなか攻め込ませてもらえないのと同時に、反撃を受けた際に、攻撃に人数を割いてくるわけではないので、そこまで脅威になることはなかったものの、数選手、身体能力的にも仕掛けの質も高い選手がいて、カウンター気味に受けた時に時折相手にゴールに迫られるという場面が作られていました。

起こりがちな展開でしたが、はまらなくて良かったなと感じる部分もあります。

浦和レッズユースの攻撃の部分では、開始6分の2番高山大智の仕掛けからのシュートや、7番伊藤敦樹の裏のスペースへのパスに2番高山大智が反応してサイド攻撃としてチャンスを作った場面、26分の40番橋岡大樹からの前線タッチライン際へのロングフィードを23番シマブク・カズヨシがしっかりトラップして仕掛ける場面、34分の16番大西翔也からのフィードから23番シマブク・カズヨシがサイド攻撃でクロスをサイドバックから攻撃参加していてペナルティエリア内まで侵入していた6番鈴木海都が頭ですらして流れたところを誰かが押し込めればという場面、36分のコーナーキックの場面で、6番鈴木海都かのクロスを16番大西翔也が頭で合わせる惜しい場面、さらに、40分くらいには、20番長倉幹樹が上手く抜け出して枠をとらえたシュートは、相手キーパーにはじかれたものの、惜しい形を作るなど、ポイントポイントでは、相手ゴールを襲う惜しい形はあったものの、崩し切って決め切るということができないまま時間が過ぎていき、0-0のままで終了しそうな雰囲気も実際にはありましたが、前半終了間際の43分に、10番渡辺陽のドリブルでの仕掛けから倒されて、正直なところそこから一番遠いところで見ていた数名は、完全にゴールに近い位置でのフリーキックを獲得したと勘違いしていたのですが、倒されたのがペナルティエリア内だったようで、PKを獲得。これを、2番高山大智が落ち着いて決めて1-0と先制に成功。

しっかりとリードして前半を終えることに成功します。試合の中で、このタイミングで決めておいて欲しいなというところで、得点につながるプレーを実行してくれる印象の強い10番渡辺陽が、この試合でも、勝負所で決定的な仕事をしてくれました。

リードして後半を迎えたことで試合としてはだいぶ楽になりました。

対戦相手のトリプレッタユースは、おそらく、この試合は、浦和レッズユースをリスペクトして、守備に人数を割いて数名の選手で反撃をするという戦い方をしてきていましたが、本来は、攻撃的に行くタイプのチームのような雰囲気もあり、集中して守れて0に抑えられているときは、なかなか崩せなかったものの、失点したことで、後半は、ややその守りに隙が見えるようになり、そこを畳みかけるように後半スタートから、3分のコーナーキックから混戦状態を押し込めればというチャンスを作り、5分には、7番伊藤敦樹のミドルシュート、さらには、23番シマブク・カズヨシからのクロスを2番高山大智が狙ったシュート(ここは、結果的にコーナーキックを獲得)と相手ゴールをたびたび脅かす場面を作ると、迎えた11分にコーナーキックのチャンスの場面で、23番シマブク・カズヨシからのクロスを40番橋岡大樹が豪快にヘッドで決めて2-0とすると、ここから1分おきくらいに連続でゴールが決まります。

12分には、10番渡辺陽が相手ディフェンダーのブロックを上手くタイミングを外してシュートを決めて3-0

13分には、23番シマブク・カズヨシが決めて4-0

そこから、得点がない時間が少し続いて試合として若干落ち着いてしまったようにも見えましたが、30分に、20番長倉幹樹が決めて5-0とすると、その後も、17番立川将吾から7番伊藤敦樹を経由しての見事な展開からのパスに抜け出した9番川上エドオジョン智慧が枠をとらえたシュートを放つもここは、相手キーパーの好セーブに遭い得点はならなかったものの、試合終了間際に、右サイドを抜け出した23番シマブク・カズヨシのクロスキーパーとディフェンダーの前のいわゆる、先にさわれればゴールになるものの、届くかギリギリのところを狙った早いクロスに対して、11番時里元樹が抜け出して足先で触って決めるという、見事なゴールで6-0とし、終わってみれば大勝で全国出場を決めてくれました。この最後のゴールは、特に印象的で、最近は、トップ下でプレーすることが多くなった11番時里元樹は、どちらかというとチャンスメイクのほうが多くなっていて、それでもフリーキックでは、精度高くゴールを決めてくれる回数は多いものの、流れの中で点を取る役割としての、相手との駆け引きに勝って決めるようなゴールがなかなか奪えていなかった印象もあったのですが、この試合の最後のゴールは、まさに11番時里元樹らしいゴールだったなと。

予選を突破するという目標をまず達成し、全国優勝という目的(地)のために、また新たなる目標を一つ一つ達成していく期間にこれから入っていきますね。

考え方は、人それぞれになりますが、一つの目的地が7月のクラブユース選手権優勝ということであれば、ここから3週間のユーストップチームの公式戦がない期間でやっておくべき目標、そして、まだ時期がかなり先になりますが、プレミアリーグ昇格という目的地のために、その期間に開催されるプリンスリーグの4試合で結果を出しながら目指す目標。

浦和レッズユースというチームで考えると、現時点では、2つの目的地を見据えながら、1つ1つの目標を達成していくここからの2か月ほどになりますね。

このクラブユース選手権の関東予選では、選手それぞれにとっても課題と言える部分が見えて来た部分もあり、特に、成績が良いチームは、より研究されるのが当然のことで、特に今年の浦和レッズユースは、かなり強豪チームとして、強豪チームに研究されてきている印象があります。突破力のある選手に対しての守り方などかなり研究されるようになってきていて、点を取る選手にとっては、思うようにいかないというストレスを感じる部分も増えてきているかもしれませんが、ストライカーとしてプロになって戦いたいという選手は、ここで、守りが固いからパスという選択肢を多用するようになるか、相手が対応しても突破できる力を身に着けようとするかで、変わってくる部分もあると思います。

私個人的には、昨年の新井瑞希のように、勝負する局面では、それでも仕掛けることを止めずに、最終的には、相手が研究しても突破して結果を出すというところまで到達するような選手が、ここから先は不可欠になってくると考えています。もちろん、戦術的なこともありますし、それをすることで、昨年終盤は、攻めの選手が勝負をすることをOKとしていたところが、そうでなくなる可能性もありますので、その辺は、上手くやってくださいとしか言いようがないのですが、突破をするタイプの選手は、それをやっていかないと伸びない部分もあるので。

あとは、今日の最後のゴールのように、相手が対応しようとしても、反応勝負、点で点を取るような勝負に持ち込める嗅覚的な得点が取れる選手が増えるというのも必要な要素になってくると思います。

また、今チャンスをもらえない選手は、悔しい思いをしていると思いますが、全国大会出場が決まったことで、全国レベルの試合を戦える単純な数が増えたと考えて、まずは、そこを目指して、今出場しているメンバーにあって、自分にないものを理解して、逆に、今出場しているメンバーができなくて、自分ができることをしっかり見極めて、そこを最大限アピールしてチャンスをうかがってもらえればと思います。

それにしても、終わってみれば、この予選で戦った4チームからは、学べることが多いですね。

初戦のGoisは、個々の強さ(体のつくり方という点での強さを肌で感じることができた)

2戦目の東京ヴェルディユースは、足元のうまさとテクニックのサッカー

3戦目の鹿島アントラーズユースは、強固な守備(人数的なものではなく、守り方のうまさ、強さ)

そして、日曜日のトリプレッタユースからは、守備に人数をかけてきた相手が集中して守っている状況をいかにして崩すか

そういう経験を活かしつつ、さらに、浦和レッズユースの選手の特徴も試合を重ねるごとに研究されるわけですから、経験から学び、対応されることを前提に、そこをさらに乗り越えていく力が必要であり、心の部分でも強くならなくてはならないですね。

ここからのさらなる成長を楽しみに、次は、プリンスリーグ関東の再開を待ちたいと思います。

2日間まずは、お疲れ様でした!

以下、2枚ほど、浦和レッズジュニアユース出身の関敦也関連の写真を載せます。

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正直な気持ちとしては、負けたら終わりという戦いで、関敦也のゴールを守るヴァンフォーレ甲府U-18との戦いにならなくて良かったと思っていたりします。知っている選手がいるチームに思い入れが強くなるのは当然のことですので、ヴァンフォーレ甲府U-18には、来週、FCトリプレッタユースにしっかり勝利して全国出場を決めてもらいたいと思います。そこでの直接対決があれば、そこは受け入れて見届ける努力をしようと。

どちらにしても、7月最初に、プリンスリーグ関東で直接対決を迎えるわけで、応援するのは浦和レッズユースですが、また複雑な気持ちになるんだろうなと思いつつ、でも楽しみにこの試合を待っている自分もいます。

ではでは。

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第40回日本クラブユースサッカー選手権大会関東大会2016/06/04 – 浦和レッズユースvs鹿島アントラーズユース 0-0(pk勝利)・・・PK戦は嫌いですが、チームにとってこのPK戦勝利は大きなプラスになった

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どうも、ブクメです☆

今年からのトーナメント方式での関東予選と、負けたら終わりのこの試合での相手が鹿島アントラーズユースという状況が、こういう難しい戦い方を選ばせてしまったのかもしれませんが、逆に言えば、トーナメント方式の試合だからこそ、こういう我慢の戦い方を経験して、補い合ってギリギリの戦いで、ギリギリの勝利をチームで勝ち取るという、こういう試合をしないと得られない経験を、しかも、全国大会の本番で戦う可能性もある宮城総合運動場(群馬県の宮城です)で、そういう試合をできたというのは、思った以上に、大きいことなんだなと、家に戻り、気が付けば爆睡していて、目が覚めてから、ふと考えている土曜日の夜です。

ということで、このタイミングで、浦和レッズユースか、鹿島アントラーズユースが敗退しなければならないという、なんとも複雑な状況を作り出した、新レギュレーションでの夏の全国をかけた戦い。

まずは、負けないことが前提の戦いということで、今日の試合は、かなりやることが徹底された、ある意味、ポジションによっては、苦手なことを強いられることで、かなり選手によっては頭も体も消耗が激しくなった試合になったと思われます。

攻防というよりは、両チームとも、まずは、点を取らせないことが前提の相手の攻撃に対する防御という攻め(?)の部分が目立つ、見る側としてはかなり焦れる部分も多い試合となりました。

また、本戦の時期よりはまだましとは言っても、木陰を作れて日差しを避けて観戦できる私たちと違って、ピッチ上の選手たちにとっては、かなりの暑さとの戦い、さらには、見た目以上にピッチコンディションが悪い中での戦いとなりました。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希、センターバックに3番関慎之介と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也、左に9番川上エドオジョン智慧(後半40分⇒16番樋口颯太)、右に11番時里元樹(後半34分⇒20番長倉幹樹)、真ん中に10番渡辺陽と8番松高遼、FWが14番井澤春輝

となります。

前の試合までスタメンだった、中盤右の2番高山大智が怪我らしく(試合後に、バスに戻るときに声かけて聞いたけど、ちょうど、答えてくれているときに、他の声が被って聞き取れず詳細は不明)この試合は、ベンチ外という状況。そのポジションに11番時里元樹が入り、中盤の真ん中に8番松高遼が入り、また、この大会に入ってから、このポジションでの起用が増えている14番井澤春輝が、1トップに入るという形になりました。

対戦相手の鹿島アントラーズユースは、プレミアリーグに所属しているということで、あまり状況がないものの、昨年と比べると、やや難しい戦いを強いられているらしいという話は聞こえてきていました。

たしかに、得点を奪うというところでは、昨年ほどの怖さは感じられなかったものの、守備のレベルの高さは、かなりのものでしたね。

前回の東京ヴェルディユースも浦和レッズユースの攻撃を研究してきているという印象は、ありましたが、人によっては、あれは、荒いんだよと感じる方もいるかもしれませんが、その辺のギリギリのところでの球際の激しさと、追い込み方、強さは、もしかすると昨年対戦した時以上だったかもしれません。

攻撃の選手は、相当ストレスを抱えるくらい、囲い込まれて、奪われるケースが多くなっていました。

おそらく、このポイントを重視して、1点取られたら逃げ切られる可能性があるという判断から、試合のプランとしても、点を取るよりも取られないことが徹底されていた印象が強い試合となりました。危険な位置では、決まり事として、はっきりとクリアすることなども徹底されていたようですね。

試合の序盤こそ、9番川上エドオジョン智慧の突破から、10番渡辺陽がシュートを試みる場面や、14番井澤春輝の前に11番時里元樹が回り込んで攻撃を試みる形など見られたものの、試合全体的には、ある程度、決められたポジションでしっかり守備をして、攻撃は大きく前線に放り込んで、相手の守備陣の強さに苦しめられるという時間が多かったように思います。

両チームとも、決定機はほとんどない試合ながら、試合の流れの中での決定機という点では、後半12分の相手が作った決定機がおそらくこの試合で最も流れの中から得点が入りそうな場面でしたが、ここを1番山田晃士が防いだことも今考えれば、PK戦での2本止めたことにもつながったのかなとも思います。

正直、点を取りに行く姿勢や試みが見たいというのが、応援する側の心理で、そういう交代がないな~と焦れている人が多かったと思います(私もです。)

ただ、冷静に考えてみれば、今日の戦い方は理にかなっていたかなと。

後半残り15分以降まで交代がないという、現体制では珍しい流れにも象徴されていたのかなと。また、その時間帯での交代で20番長倉幹樹と14番井澤春輝の2トップ気味にした時間帯は、実際に、唯一相手がほころびを見せる場面を何回か作り出していて、その隙を、8番松高遼がスペースに抜け出して試みてクロスを上げた場面や、ペナルティエリア付近での攻防の中での相手の対応に少しバタバタした様子が出た場面、そこにすかさず16番樋口颯太が投入されて、ロングスローで狙うなど、結果的には、その時間帯で得点を奪い切れなかったものの、駆け引きとしてはありだったのかなと思います。

本当に冷静に考えて、リスク負いすぎて、先に1点奪われていたら、集中して守り切られてしまうだろうというくらい、相手の守備は硬かったと思います。

だからこそ、浦和の守備も相手にとって脅威になっていたと思うんですね。リスクを追ってくれないことでのストレスは、相手に与えていたと思います。

で、PK戦ですが、毎度のことですが、PK戦に関しては、このブログでは、細かく書きません。PK戦になった時点で、記録としては、成功失敗は残っても、誰の責任とかそういう話にはならないので。それがPK戦なので、それは、公式結果を見てくださいということ・・・なのですが、今日の場合は、相手のシュートを2本止めた1番山田晃士のことは触れておかないわけにはいかないですよね。

決して相手のミスではないと思うんですよ。駆け引きでキーパーが勝って、反応したことでの2本止めたという事実。これは、書いておきます。

やっている選手にとっても、見ているほうにとっても、我慢しなければならないことの方が多い試合だったかもしれませんが、結果的に、0で抑えきって、PK戦で勝利した、補い合って勝利したという結果は、チームにとっては、言うまでもなく大きなプラスになりました。

何より、今シーズンということを考えると、今日の試合では、相手の守備でのファールぎりぎりのプレーの連続にイライラするような場面は実際に多かったと思います。こういう場面で、そのイライラを受けてプレーにまで影響が出るというケースも今年のスタートからは、見られる選手もいたわけで、こういうところで、当然、主張することはしていますが、チーム内で声をかけあっている部分も含めて、そういうイライラを誘発させるような挑発に対して、プレーでは激しくも冷静にできるようになっているという印象が強いのです。

それらも併せて、今日の試合は、勝ち切ったのですから、大事な勝負の試合で強かったのは、浦和レッズユースだったということです。

さてさて、あと1勝で全国が決まるというところまで来ました。

ユースのサポーターとしての経験も割と長くなってきた中で、夏の全国大会を決める試合でPK戦まで持ち込まれたという試合があります。その時は、予選はグループステージでしたが、残り1枠を4チームで争うという那須での順位決定戦は、全国のためには、2連勝するのみという状況下で、2試合連続でPKになり、その初戦が大宮アルディージャユースで、そのPK戦では勝利し、翌日が横河武蔵野FCでこの試合もPKになって、ここで敗戦したことがありました。

対戦相手という意味合いでは、少しこの時と似ていて、どちらが勝つかわからないと思われる相手とまずやって勝利し、勝負の試合の相手は、比較的、問題なく勝てるであろう相手だったということでしたが、ここで相手の守備に苦しめられてPK戦まで行ったという状況とPK戦まで想定していた相手に結果的に勝てなかったということがありました。

今年の不思議なトーナメントによって、明日の試合では、仮に負けても、まだチャンスがあるという点がその時とは違いますが、やりやすいであろうと思われる相手と戦う時ほど難しい試合になるということもよくあるのがサッカーですので、明日も今日と同じように我慢させる戦い方になるということは、ないと思いますので、相手が守備的に来ていても、そこをもぎ取る強さを明日の試合では期待しています。

今日ため込んでいた攻撃面でのストレスは、明日爆発させてください。楽しみにしています!

ではでは。

あ、関係ないのですが、この試合から、新しいデジカメに変わりました。写真を撮る腕が良くない私を、デジカメが補ってくれています。そのデビュー戦での勝利、ありがとうございます。

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第40回日本クラブユースサッカー選手権大会関東大会2016/05/29 – 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 0-1敗戦・・・まだ何も失っていないけど。

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どうも、ブクメです☆

振り返ることは、良いことでもあり、悪いことでもある。1試合ごとに、もしここで決めていれば、ここで抑えていればと、悔しさを見せることも必要かもしれませんが、特にサッカーの世界でプロになっていくためには、現状をしっかり把握して、すぐに切り替えてしまっても良いこともあると思うんですね。プロになると、応援する数も増えて、サポーターの中にも、勝ち負けを最重要視して、負けただけで、その事実に怒ってブーイングをする。負けても良いということではなく、その内容や試みを理解しようと姿勢がないサポーターもいたり、そういう集団が力を持ってしまうチームもあったりするかもしれませんが、少なくとも、浦和レッズの育成環境では、基本的に、プロ向きの気持ちを見せないで、切り替えても良い試合で下を向いているようなことのほうが、ある意味ブーイングをしたくなります。

十分質の高い試合を見せてもらったと思っています。

なので、今日は、試合が終わった後、必要以上に悔しがる部分が見られたので、少しイラッとしました。下向いていることに怒って声を出していたサポーターの方もいましたが、私も同じ気持ちです。

トーナメント制になった夏の全国の関東予選ですが、今日の試合で失ったものは、はっきり言って何もないんですね。一足先に東京ヴェルディユースに全国を決められただけ。確かに前回いなかったチームの軸になる選手が今回いて結果的に敗れたものの、それが大きな差を作ったようにも見えません。リーグ戦の勝ち点を奪われたわけでもない。予選を突破するという大前提のために、あと2つ勝てば良いだけ。

試合は、実に面白いものでした。東京ヴェルディユースは、昨年は、大きめの選手を前線に配置する、ある意味東京ヴェルディユースにしては珍しい戦い方をしているというイメージがありましたが、今年の東京ヴェルディユースは、実に、これまで見て来た東京ヴェルディユースの印象と合致する。大きい選手はいないが、足元が上手く、1人1人のテクニックが非常に高い。素早いパス回しで、隙を見せると精度高くやられる。

そんな、東京ヴェルディユースに勝つときの浦和レッズユースは、個々のハードワークや、個人技などで、相手に思うようなサッカーをさせずに焦れさせて、気持ちで得点をもぎとるような試合が多い。

だから、応援するほうも、勝ってやったぞ!と気持ち良いんですね。で、敗れても、悔しいながらに、そういう要素を出し合った戦いになった場合のこのカードは、楽しい試合だったなという感想が残る。

今日は、もぎ取れなかったし、見た目できれいな攻撃をしたのは相手でしたが、実際、試合自体は、どちらに転んでもおかしくないという局面をしっかり作り出していました。

「たられば」の場面も確かに多かったので、反省材料にするべき点も多い試合ですが、運が悪かったために得点にならなかったと言う場面も多かった試合です。

一足先に全国を決められてしまいましたが、全国大会で勝ち進めば、当たる可能性も高い相手ですし、リーグ戦でも必ずもう一度当たりますので、そこで勝てば良いだけです。

近い期間に一度対戦したことから、こちらの長所を消す戦いも加えてきていたことも事実だと思います。よく対戦する相手というのは、こういうものです。

あ、でも、もしそうだったら謝りますが、絶対負けたくない対戦相手としての東京ヴェルディユースに負けたことが悔しくて悔しくて仕方がなくて、下を向いていたのであれば、それは、必要なことです。

言うまでもないことですが、1つの試合として見たときには、大変質の高い試合でした。

ここからの2試合は、プリンスリーグ関東でやってきた戦い方でいつも通りに戦えれば、問題なく2連勝できると考えています。対戦相手の名前ではなく、浦和レッズユースの今年の戦い方をやれば良いだけです。

前置きが長くなってしまったw

なので、試合内容は、ざっくり書きますね。

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希、センターバックに3番関慎之介(後半42分⇒15番荻原拓也)と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也(後半31分⇒13番樋口颯太)、左に9番川上エドオジョン智慧(後半25分⇒23番シマブク・カズヨシ)、右に2番高山大智(後半16分⇒7番伊藤敦樹)、真ん中に10番渡辺陽と11番時里元樹、FWが20番長倉幹樹(後半6分⇒14番井澤春輝)

となります。

これまでの試合同様に、激しいプレスで相手の攻撃を封じようとするも、細かいパス回しとテクニックでなかなか、相手の攻撃のリズムを崩すことができないという、やや難しい試合のスタートになり、また、おそらく、前回のプリンスリーグの対戦で苦しめられたと感じたであろう、サイド攻撃に対してかなりケアされている印象で、ドリブル突破をなかなか許してもらえないような展開が印象的でした。

容易には行かなくても、何度も試みることで、相手バックラインのミスを誘ったりすることには成功し、そこから大きなチャンスを迎えるという場面を、その流れから得たフリーキックなどセットプレーも含めて何度か作れていました。ここで得点を奪い取ることができていれば、相手のリズムを崩せた可能性もありますが、得点が動かない前半ながらも相手としては、攻撃に手ごたえを感じているという状況が続き、その流れが変わらない状況で、後半15分に、ペナルティエリア近くで、シュートコースを開けてしまった隙を見逃さずに決められてしまい、この試合が決勝点になりました。

いくつか采配の部分で気になる部分もあったのですが、この辺りは、今年は正直できるだけ触れたくないので、できるだけ良い意味として捉えてみるようにしています。

ただ、それでも気になったのは、例えば、この試合でセンターバックに入った3番関慎之介が、特に強さというよりは、危機察知的な部分で相手の狙いを摘み取るような点で、特に後半に前掛かりで行って反撃を受けた時などに、ここを使われるとかなり危険という場面で、素早く察知して摘んでいる場面など見られたものの、残り時間10分ほどで勝負にでるという意味は分かりますが、そういうプレーをしていたのに交代で下がることになったとか、気になりました。

前半は、相手の集中したサイド攻撃の対応に苦しめられた9番川上エドオジョン智慧も、後半スタートから、突破して、枠をとらえた惜しいシュートを放ったり、ディフェンダーを引き付けて6番鈴木海都に戻してそのクロスから、11番時里元樹のクロスバーを叩く惜しいシュートまでの流れを作ったり、前半よりも相手の対応に慣れてチャンスに絡む場面が増えてきたところで、交代になるなどもそうですね。

そういう疑問が残るところや、前線は高めの選手を置いておきたいという気持ちが強いような印象の起用(求めるプレー)になっていたりは、正直ありました。

ただし、じゃあ、それが悪い方向に行っていたかというと、代わって入った選手が、できる限りのことをやってやろうと、実際に後半終盤は、同点ゴールを奪っていてもおかしくないというチャンスも多く作ることができていました。

ただ、私が気になるだけでしょう。

実際、後半31分に投入された13番樋口颯太のロングスローやセットプレーのキッカーとしての狙いなど、チャンスの数が増えたり、ビハインドを背負っている状況下での同点ゴールを奪いに行くという狙いとしては、当たっていたと思います。

ということで、この試合を踏まえての次です。次は負けたら終わりの試合ですから。そこで、いつも通りの強さを見せつけてくれれば良いだけですから。

ということで、見どころの多い試合を見せてもらえたこの一戦の話は終わり。

この試合の後に、練習試合がありました。

メンバーと交代、得点経過など書きますね。

GK30番石井僚、DFが左サイドバックに24番関根束真、右サイドバックに17番立川将吾、センターバックに21番弓削翼と4番轡田登、MFがボランチに7番伊藤敦樹(⇒高山大智)、左に15番荻原拓也、右に13番樋口颯太(⇒16番大西翔也)、真ん中に23番シマブク・カズヨシ(⇒9番川上エドオジョン智慧)と8番松高遼、FWが14番井澤春輝(⇒20番長倉幹樹)

交代の時間がメモがごっちゃになって、わけわからなくなっていたので、時間は記載していません。

この試合は、14番井澤春輝のゴールで先制、一度は同点に追いつかれるも、途中から入った20番長倉幹樹の2ゴールで突き放し、終盤1点返されるも3-2と勝利となりました。練習試合とはいえ、意地を見せてくれましたね。

たぶん、選手それぞれこの試合にもつ感想は当然違くて、今回の私の文章に対して、何を言っているんだと思う選手もいるかもしれません。

たびたび書きますが、今年は、昨年築かれたことを元に、高いレベルの中で高い位置での課題というものを克服して、一つ抜けた強さを見せて、プレミア昇格まで走ってもらいたいと思って見ています。そういう目線でチームを見ていると、今日の試合後の姿は、物足りなさを感じさせるのです。

ということで、あと2つ。がっつり強さを見せてやりましょう!

ではでは。

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第40回日本クラブユースサッカー選手権大会関東大会2016/05/21 – 浦和レッズユースvsFC Gois 5-1勝利・・・気の抜けないトーナメント制

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どうも、ブクメです☆

東洋大学朝霞グラウンドというのは、大学サッカーの開催で何度か足を運んでいるイメージがあるものの、ユースの試合でここに運ぶというのは、かなりレアなケースで、でも遡ってみるとユースの試合で足を運んだことがあるなと思い、自分のブログで遡ってチェックしてみたら、「JFAプリンスリーグU-18関東2010/4/11 vs 流通経済大学柏高校 3-0勝利・・・手応えそのままに」という記事を発見したので、なんと6年前なんですね。もしかしたら、ほかにも公式戦でユースが足を運んだことがあって失念している可能性もありますが、このころの関東プリンスリーグの開幕戦がセントラル方式になっていたのかな(そこまで細かく調べてはいない)と思いつつです。

ということで、割と早めに他の方に教えていただいていたため、レギュレーションが変わることは聞いていたのですが、それがなかったら、グループステージでスタートしていた予選がトーナメント制に変わっていて、おそらく、びっくりしていたであろう今年の夏の全国大会予選がスタートしました。

これまでは、グループステージで出場枠に準じて、大体グループ2位以内に入れば全国出場で、3位だと過酷な順位決定戦という印象が強かった大会ですが、今シーズンからは、ジュニアユースの夏の大会のように一発勝負のトーナメント制の予選に変わったんですね。

とはいえ、関東の枠数が11あるので、1回戦で負けてしまうとその時点で敗退が決まってしまうものの、2回戦まで進むと、勝てばその時点で全国決定となり、敗れても、負け上がりのトーナメントで勝ち進めば本戦に出場できるというものになるようですね。

それにしても、その浦和レッズユースの入っている山で2回戦の勝てば全国が決まる一戦で当たる相手が、関東プリンスリーグで上位対決となってしまう東京ヴェルディユースが入ってくるというのは、どういうめぐりあわせなんだというか、若干悪意を感じるというか、さらに、本来は負け上がりになった場合は、少しやりやすい相手が入ってくるものだろうなと思っていたら、鹿島アントラーズユースが2回戦で敗れたとのことで、負け上がりになった場合の初戦がプレミアリーグの鹿島アントラーズユースになるという。

・・・と、そんなことを、試合が終わってから、他の場所で大学サッカーを観戦していた方とも合流しつつお酒を飲んで語っていたら、ブログを書くのがこんな時間になってしまいましたw

前置きが長くなりましたが、2つ勝ってしまって全国を決めてしまえば、この大会を勝ち進むことで公式戦で多く選手が、真剣勝負の場という形で経験を積む機会にできますし、全国優勝を狙うということであれば、予選の相手が難敵だからと躓いているわけにもいきませんからね、一気に行ってしまいましょう。

そんなこの大会の浦和レッズユースの初戦の相手は、FC Goisになります。あまり埼玉県の支部リーグには足を運べていないので、実際に試合を見たのは、数年遡ったケラミックカップの時くらいですが、埼玉県のチームの中では、比較的浦和レッズユースとはよく試合をしているチームになりますよね。以前と比べて、チームとして成長しているという話があるものの、まだ力の差がはっきりとある状況で、1回戦は、若干一方的な試合になりました。

よく、こういうトーナメント制の大会では特に、難しい初戦とか、緊張感とか、そういう部分を気にしながら気を引き締めて見るのですが、今年のチームには、あまりそういうことも関係ないようですね。

ということで、試合の話に移ります。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希、センターバックに16番大西翔也と40番橋岡大樹、MFがボランチに7番伊藤敦樹(後半スタート⇒8番松高遼)、左に9番川上エドオジョン智慧(後半10分⇒23番シマブク・カズヨシ)、右に2番高山大智(後半23分⇒13番樋口颯太)、真ん中に10番渡辺陽(後半30分⇒34番白土大貴)と11番時里元樹、FWが20番長倉幹樹(後半12分⇒14番井澤春輝)となります。

バックラインに怪我の選手がでているということで、これまでのプリンスリーグとは、バックラインの構成が若干変わっています(この日は、被る時間帯にレッズランドでB戦も組まれていたということや、多少対戦相手との実力差も考慮してか、普段ベンチ入りしているメンバーなどがB戦の方でがっつり試合をするためのメンバーとしてこちらの帯同自体していないのかなという印象もありました。)

新たな怪我人ということでは心配な部分もありつつですが、逆に長く離脱していた選手がこの試合で復帰を果たすというケースも見られましたので、そういう点でのプラスの要素も感じられる試合となりました。

トーナメント制なので、ここで何かが起きて負けたら終わってしまうことから、その何かを起こさせずに早く試合を決めてしまうことが、多くの選手がピッチに立つことができる条件になるし、新1年生でもベンチに入っている選手もいたので、そういう選手がしっかりピッチに立てる展開になれば良いかなと期待していたとおりの展開を作ってくれました。

開始5分に、2番高山大智の右サイドからの仕掛けから26番池髙暢希につなぎ、相手ゴール前に持ち込んだところで折り返しを20番長倉幹樹がしっかり決めて1-0と先制すると、8分には、6番鈴木海都からのパスに再び反応した20番長倉幹樹が決めて2-0と開始10分以内で2点差とし、試合を楽にします。

時折相手の力強い仕掛けでヒヤリとする場面を作られつつも、攻撃の回数では圧倒的に浦和レッズユースが多く仕掛け続けながらも3点目がなかなか入らないという中で時間が経過していきましたが、全は39分に、ペナルティエリア外左あたりでフリーキックのチャンスを得ると、これを11番時里元樹が直接決めて3-0とし、結果的に前半のうちにほぼ試合を決める3点差をつけることに成功し、折り返します。

点差が少し開いたこともあってか、前線の選手に余裕が生まれるものの、そういうところでのえげつなさというか、相手が戦意をなくすくらい決めまくってしまうことが、こういう展開の試合でできないことが、もしかすると課題なのかなと思う部分もある、決定機で決め切れないという場面が後半は本当に多くなってしまっていたのですが、後半開始3分ほどで前線での20番長倉幹樹のプレスから相手のミスパスを誘う形でのオウンゴールで4-0とし、22分に11番時里元樹のアシストで交代で前線に入った14番井澤春輝が決めて5点目を決め、トータルでは5得点を奪うことができたものの、それと同数かそれ以上くらいの決定機を決めることができなかったので、若干物足りなさは残ります。

試合自体は、5点目を取った少し後に、相手チームの見事なシュートで1点返されたものの5-1と大勝という結果になっています。

全国大会へ向けての難しい初戦というイメージを全く感じさせなかったことは、頼もしいです。

チーム力という部分でも、力の差を見せつけたと思いますが、これは、全国大会へ向けてという部分とは少し違った要素になるかもしれませんが、今日の対戦相手で見事だなと感じたのが、これまでの関東プリンスリーグで対戦してきた相手と比べて、個々の選手の強さというところは目を見張るものがあり、結果的に、数選手が絡んだ崩しなどで浦和レッズユースが圧倒する形にはなったものの、個々の突破というところでは、かなりの確率で相手に止められてしまっていた試合でもあると思います。

1対1の強さという点では、前線の突破を強みとし、強みとして行きたい選手にとっては、感じるべき部分も多かった相手なのかなとも思います。

そういうことも考えつつですが、全国大会の予選ということで考えると、トーナメントという形で2回戦で東京ヴェルディユースが相手になるというのは、ある意味、あまり情報がないダークホース的な難敵と当たるよりは、相手の手ごわさも理解して、少し前に対戦した相手との再戦になるというのは、逆に、やるべきことと、集中しなければならない環境に強制的に置かれるので、むしろやりやすいのかもしれないと思う部分もあります。

バックラインの主力の選手が、怪我という点が少し気になり、次の試合に間に合うのかどうかということもあると思いますが、そのような状況下で、次の試合も意識して、試したいことや復帰選手が長い時間プレーできるという展開にしっかり持って行けたことは、大きかったなと感じます。

来週の2回戦を楽しみにしています!

あ、ちょっとユースの試合とは関係ないことなのですが、この試合のラインズマンが、どこからで見たことがあると思っていたら、以前、まだトップチームのゴール裏でしっかり応援していたころに知り合った若者(表現がおかしいかw)でした。年齢的には、現大学2年生になると思いますが、ゴール裏の仲間として知り合った若手という形で、ユースの選手のように成長を楽しみにしていたので、こういうところで会うとは思っていなかったので驚きつつ、こういう形で頑張っている姿を見られたことは嬉しかったです。今後も、試合の会場とか会うことがあるんだろうな~と思うとそれも、楽しみです。

ではでは。

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日本クラブユースサッカー選手権(U-18)関東大会2015/06/14 vs 鹿島アントラーズユース 1-2敗戦・・・育成の差なのかな

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どうも、ブクメです☆

この試合のスタメンと交代を書きますね。

GK25番田桑龍輝、DFが左サイドバックに5番中塩大貴(後半スタート⇒10番堀内千寛)、右サイドバックに22番遠藤凌(後半32分⇒29番甲斐崇史)、センターバックに7番高橋聡史と36番橋岡大樹、MFが左に13番新井瑞希(後半8分⇒11番中塚貴仁)、右に39番シマブク・カズヨシ(後半37分⇒20番関慎之介)、真ん中に26番井澤春輝と14番渡辺陽、FWが左に9番松澤彰、右に19番川上エドオジョン智慧(後半スタート⇒17番伊藤敦樹)

となります。

前半15分失点0-1、前半39分失点0-2、後半23分松澤彰 1-2

少し時間をおいて、月曜日の夜にこのブログを書き始めています。なかなか、まとまりませんが、書いていこうと思います。

采配と起用については、高さと強さのある相手に対して、高さのあるメンバー構成に関しては、悪い采配ではなかったと思います。鹿島アントラーズユースのように、育成の積み上げがあるチームに対して、こちらは、積み上げができていないチームなので、こちらの長所で戦うということよりも、対応する方に重きを置くのは当然ですよね。

スタメンのメンバーに関しても、長いボール主体の戦いで挑むのであれば、前線は、そのままでも良かったと思いますが、ある意味元に戻し、ただ、前の試合で良かった選手も継続して起用していた部分は、あったので、何かが起こせる可能性がある布陣には、なっていたと思います。

もちろん、今年のベースとなり安定感を持たせるためには、欠かせないと思われていた選手が負傷して、結果的に、勝たなければならない1戦で、公式戦の経験がまだ少ない選手やチームの割合を1、2年生が多く占めるという形になったことも影響がないとは言い切れません。

ただ、そういった選手たちのプレーは、例えば、リーグ戦で結果が求められる試合でない場面であれば、思った以上に落ち着いていて、また、思い切ったプレーを見せてくれていたと思いますので、彼らにとっては、今後に大きなプラスになる一戦だったと思います。自信を持って良い部分ですよ。

今年の鹿島アントラーズユースは、強いとは聞いていました。浦和と同じように、スタートで躓いたものの、それは、相性の悪さや、この大会の予選で苦戦が最近多いことから起こったことのようで、その後の巻き返しからの、最終戦での鹿島は、ここまでの試合は見ていませんでしたが、冷静な目でフラットに見てしまえば、試合前の雰囲気や姿勢、積み上げてきた戦い方に対しての迷いない選手の動きと選手の自信を持った表情などを考えれば、「浦和レッズユースの育成」との明らかな差がでてしまっているのがわかりました。悔しいけど、わかってしまいました。

自分の考えだけでは一方的になってしまうので、今回は、複数の置かれている環境の違うところからの今のチームに対しての声を聴いたりしたのですが、練習ではできていることが試合ではできないという節の話も聞こえてきたりしました。

当然ですよ、練習と試合は別物ですから。練習では、確実にできるようにして、なおかつ試合でも、同じことができる確率を上げていくのが普通ですから。

前半は、結果的に浦和のシュートは、ほぼなかったということでしたが、あれだけ前線のそれぞれが遠い距離でプレーすることになってしまえば、当然そうなるわけで、どれだけ個の能力が高くても、味方のフォローもない状態で個の能力の高い選手がサイドに張ったところで、それは、相手にとっては、対応しやすいに決まっていますよね。

ロングボールが前線で収まらなければ、収まる可能性が高いという意識がなければ、味方が思い切って動くこともできないですよね。どうして、監督は、その部分をつきつめないのでしょうか?ここに関しては、強く疑問に思います。

私は、個々の選手を挙げて直すべき点を直接指摘することは、したくありませんし、結果も残していると言われればそれまでですし、その選手を使うなということも特には思いませんが、すごく心配しています。

そのポジションで、その攻撃のパターンで起用した時に、やるべきことが全くできていない場合は、そこは、全力で直すべきではないですか?それを、許して使い続けることが選手にとってプラスになるのか、チームが一丸となって戦える流れをそれで作れるのか。

試合中に、その部分の指摘もなくという状況がずっと続く今の状況を見ていると、選手にとって、その選手の今後にとって大きなマイナス要素が加わってしまう気がしてなりません。

どうしても、それでも必ず起用したい選手がいるのであれば、戦術自体を変えた方が良いと思います。

よくわからないですが、信頼関係が構築できているのかも心配です。ピッチでプレーしている選手が、一番感じていると思うんですよね、思うように行かないなって。で、観戦している側でも、思うように行ってないよなと思いながら、どこが上手くいっていないんだろうって考えるわけですよ。

正直なところ、敗戦が決まって、全国大会出場がなくなったことに対して、今回は、不思議なことに、それほど悔しい気持ちが湧き上がってきませんでした。申し訳ないですが、それが素直な感情でした。

おそらく、その覚悟が私の中でできてしまっていたからなのだと思います。また、私の想定以上に、相手が強かったことにもあります。おそらく、浦和レッズユースも例えば、プリンスリーグで連勝してきた流れそのままで、負傷者もなくこの試合に臨んでいて、5分5分の戦いになるかな~というくらい、相手の質が高かったです。やるサッカーの好き嫌いではなく、やることに対しての理解度と実行度・・・まあ、選手の組み合わせと指示の部分でも差がでてしまったかと。

だからこそ、この試合は、対応するサッカーではなく、負けるなら豪快に負けても良いからくらいの意気込みを選手に植え付けて、向かう姿勢が前面に押し出されるような布陣でやってほしかったなとは思います。

実際、相手への対応よりも、行くしかないと出た後半は、積極的な仕掛けで相手を圧倒しかけた時間帯もあったですからね。

しつこいようですが、私は、常に点ではなく、線で見るようにしており、線で見た場合は、この試合というのは、選手にとっては、大きな自信を得る試合だったと考えても良い試合だと思っています。

1,2年生よりも3年生を使えとも思いませんし、私が親しくさせていただいているご父兄のご子息を起用してほしいとも、特には思いません。そういう考え方でないと気に入らないというのであれば、私を無視していただいても構いません。だから、線で考えた時に、起用して経験を早めに積ませておきたいということであれば、それでも一向に構いません。

ただ、多くの選手を預かっているのですから、それぞれの選手の個性や、浦和レッズユースというチームでの今の方針の中では、起用できないという選手に対しても、一人一人の将来を真剣に考えて、向き合う努力はしてもらいたいです。その部分は、決定的に欠けていると思います。

直接的には書いてきませんでしたが、やはり、今の体制には限界が来ていると思います。申し訳ありませんが、特に育成においては、ワンマンプレーはご法度で、監督とコーチ陣でお互いに良いコミュニケーションが取れたうえで、補い合うことができなければなりません。それができない人がチームをまとめることはできませんし、そもそも、チームを率いる人が、自分はワンマンプレーというのも、おかしいですしね。

確かに、結果を持って良い悪いを判断する風潮も浦和レッズの場合は、特に根強いですけどね。でも、私は、結果が出ようが出まいが、育成環境は、人と真剣に向き合える指導者がいて、初めて成り立つものだと思いますし、負けた場合でも、選手がそのチームで自分が成長できたと思い、その後に前向きに向かっていけるような指導ができる人が持つべきだと思います。指導者の能力を生かすポジションも、適材適所ですよ。

さてさて、3年生にとっては、将来を左右する全国大会出場の機会を失ったという考えをしている選手もいるかもしれませんが、そんなことに愚痴をこぼしているようでは、上は目指せませんからね。

来年からの舞台を決める一つの岐路に立っていようが、合格が決まれば、はいおしまいの世界ではないですし、進路が決まってからの、取り組みが、その進路の次の進路に大きなプラスになる可能性もあるのですからね。

でも、そうやって私が、シーズンスタートに煽った結果が、今現在の負傷している選手が多くなった原因なのかなと思う部分もあり、その点は、反省しています。

そんな感じです。すごく色々な考えが交錯して文章が変な感じになってしまいました。不快な思いをされる方もいると思いますが、お許しください。

ではでは。

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日本クラブユースサッカー選手権(U-18)関東大会2015/06/07 vs 千葉SC U-18 11-0勝利・・・選手や組み合わせ、ポジションの良かった部分を一週間持続させてあげてください

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どうも、ブクメです☆

日曜日は、浦和レッズユースのクラブユース選手権関東予選の千葉SC U-18戦に足を運びました。予選突破に向けて、この試合は大量得点が必要な試合となりましたが、結果的に、その通りの結果で自力でできることまでは、達成したという試合になります。

この試合のスタメンと交代を書きますね。

GK18番山田晃士、DFが左サイドバックに10番堀内千寛(後半17分⇒5番中塩大貴)、右サイドバックに23番髙山大智(後半26分⇒11番中塚貴仁)、センターバックに7番高橋聡史と36番橋岡大樹、MFが左に31番シマブク・カズヨシ、右に12番松尾佑介(後半スタート⇒13番新井瑞希)、真ん中に14番渡辺陽(後半38分⇒19番川上エドオジョン智慧)と26番井澤春輝、FWが左に17番伊藤敦樹、右に29番甲斐崇史(後半31分⇒9番松澤彰)

となります。

得点経過は、以下のようになってます。

前半12分に31番シマブク・カズヨシのシュートのこぼれ球を12番松尾佑介がしっかり決めて1-0。

前半22分にコーナーキックのチャンスで14番渡辺陽からのクロスボールを36番橋岡大樹がヘッドで押し込んで2-0。

前半32分に、直接フリーキックのチャンスで26番井澤春輝が壁を右から低い弾道で巻いてゴールに吸い込まれる見事なシュートでのゴールで3-0。

前半を3-0で折り返します。

後半7分に、セットプレーだったと思いますが、14番渡辺陽のクロスに対して26番井澤春輝を経由する形でファーに流れたところで36番橋岡大樹が決めて4-0。

後半9分に、右前線を31番シマブク・カズヨシが持ち上がりニアへグラウンダーのクロスを入れると、これを斜めに走りこんだ29番甲斐崇史がアウトサイドで見事にコースを変えてゴール。5-0。

後半15分に、コーナーキックのチャンスで14番渡辺陽からのショートコーナーを受けた13番新井瑞希が精度の高いクロスを上げると26番井澤春輝がヘッドで決めて6-0。

後半17分に、13番新井瑞希からの左からのサイドチェンジを右で受けた31番シマブク・カズヨシが相手ディフェンダーのプレッシャーを受けながらも粘り強くキープして折り返しのパスをうけた29番甲斐崇史がラストパスを14番渡辺陽に出して豪快に蹴りこんでゴール。7-0。

後半20分に、26番井澤春輝が右前線の31番シマブク・カズヨシにパスを通し、折り返しを13番新井瑞希が決めて8-0。

後半30分に右サイドから攻撃参加した11番中塚貴仁が決めて9-0。

後半34分に9番松澤彰がペナルティエリア内でキーパーと至近距離でシュートを放ちキーパーに跳ね返ったボールが9番松澤彰に当たり、跳ね返ったボールがゴール方向へと転がりゴール。これで、10-0。

更に後半、42分に左右に揺さぶった後に、17番伊藤敦樹が放ったシュートがキーパーにはじかれたところを26番井澤春輝が決めて11-0。

井澤春輝のハットトリックで打ち止めとなった11-0の大量得点での勝利となりました。

先週の試合までの結果を踏まえた浦和レッズユースのこの試合でやるべきことは、しっかりやってくれました。ただ、他会場の結果は、理想通りにはならず、浦和レッズユースには、来週の鹿島アントラーズユース戦で、勝利のみが突破の条件となりました。

この試合での大量得点のおかげで、得失点差での勝負では一気に優位に立って、最終戦で勝利すれば、他の試合で勝ち点が並ばれるケースでも得失点差で抜かれることはなくなり、全国大会出場が決まる2位が確定します。

クラブユース選手権の関東予選に関して、ここまでのブログで全国大会出場のレギュレーションに細かく触れたことがなかったような気がしますので、書いておきますと、グループ3位までに入れば、那須で開催される順位決定戦には参加が決定。グループ2位以内に入った時点で順位決定戦の結果に関係なく、全国大会出場が決まります。

3位の場合は、昨年から枠数が増えた関係で、2日間の順位決定戦で1つでも勝利すれば、全国大会出場が決まります。以前の、3位の場合は、2日間2勝した1チームのみが突破という条件よりは、かなり楽になっていますが、それでも敗退する可能性もある、神経をすり減らす戦いに唯一巻き込まれるのが3位での順位決定戦です。

今年は、グループ2位で全国出場か、4位で敗退するか、わかりやすい形で最終戦を迎える流れになりましたね。

今日の対戦相手は、他チームとの対戦の結果を見てきても、相手の力がひとつ落ちるのは、否定できないですし、そういう相手だからたくさん得点を奪えたという見方をする方もいるかもしれません。

でも、この相手から、浦和が一番多く得点を奪いました。それは事実です。序盤は、セットプレー以外では、なかなか得点が奪えない雰囲気になりました。でも、セットプレーで奪えるというのは、それはそれで強さなんです。

そして、後半は、これまでの試合では、ほとんど見られなかった選手の良い表情でのプレーというものが多くみられました。

この選手同士の組み合わせは、相手には止められないだろうなという組み合わせも見られ、結果的に得点が量産されたわけです。相手が鹿島だったら通用しない?私は、そうは思いません。

采配を振るう側として、今回の千葉SC U-18戦をどのような位置づけにしていたのか、そして、次のグループ最終戦での鹿島戦で、どうするのか、それは、私にはわかりませんし、私が口を出すことではありません。

ただ、ここ最近苦しい試合が続いてきた中で、6/7の千葉SC U-18戦は、久しぶりにすっきりと気持ちよく、選手の表情も良く、勝てた試合だと思います。

次の試合までの一週間で、今回の試合でのポジティブな要素をどれだけ選手に持続させてあげられるか。そして、ピークの状態で、来週の試合に臨ませてあげられるかは、監督コーチ陣次第だと思っています。きっかけは、しっかり選手が作ってくれましたから。

チームに危機感を持ち、チーム内で汚れ役になって意見をぶつける役回りをする選手もでてきていると聞きました。良い傾向です。怪我で試合に出られない選手の表情も見ています。悔しい思いをしているが、チームのために頑張って裏方の作業をしている姿も。

全国で一緒に戦うための最大の壁を一丸となって乗り越える。こんな楽しいことはないですよ。

よろしくお願いします!

ではでは。

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日本クラブユースサッカー選手権(U-18)関東大会2015/05/30-31 vs栃木SCユース 1-0勝利/vsヴァンフォーレ甲府U-18 0-1敗戦・・・指示に忠実で難しく

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どうも、ブクメです☆

2試合まとめてのブログになります、失礼します。

夏のクラブユース選手権の関東予選がスタートしており、初戦の町田ゼルビアには、スコアレスドロー(観戦できず)という流れで、木曜日の関東チャレンジリーグの立教大学戦を観戦しつつ、週末の、土曜日の第2戦の栃木SCユース、日曜日の第3戦のヴァンフォーレ甲府U-18と観戦しました。

ちょっと愚痴ります。愚痴を簡単にまとめますね。

木曜日に感じた雰囲気を良い兆候と感じていたのですが、ふたを開けてみれば、ユースの公式戦に戻ると、窮屈なポジションに適性の合わない選手を自由度を与えずに配置して、ぎこちない攻撃になってしまう。わかっていても、同じことを繰り返すのはどうしてなのでしょうね?

背が高いことは、イコールで放り込みサッカーに適しているということでもないと思いますし。

それを特に感じたのは、ヴァンフォーレ甲府U-18戦の後半。放り込みではなく、細かいパス回しの中で、サイドの選手がキープしてドリブルで仕掛けた時などに、低い弾道のクロスだったりパスだったり、近い位置での展開において、特徴が発揮されていたんですよね。

指示に忠実、言うことを聞いて、良い子良い子にしていないと、チャンスももらえなくなる雰囲気が感じられる指導方法のようなので、当然起こり得た事態ですが、それが何も変わらない。

深い考えがあるにしても、全然わからないですよ。深すぎて・・・。

シーズン前に、そういうことを踏まえて、選手には、乗り越えてもらって頑張ってもらいたいということを伝えました。

正常なチーム体制であれば、本来は、こういう状況の時に、持ち直す手助けやヒントを現場が与えて、それを信じて、悪い流れを抜け出して、選手は成長していくものですが、それは、期待できないですから。ものすごく、大変です。わかっていて、乗り越えてもらいたいとしか言えません。

はい。

5月30日の栃木SCユース戦のスタメンと交代、得点経過を書きますね。

GK18番山田晃士、DFが左サイドバックに10番堀内千寛(後半30分⇒15番鈴木海都)、右サイドバックに36番橋岡大樹、センターバックに7番高橋聡史と4番小木曽佑太、MFが左に14番渡辺陽(後半45分⇒22番遠藤凌)、右に8番影森宇京(後半スタート⇒31番シマブク・カズヨシ)、真ん中に5番中塩大貴と17番伊藤敦樹(後半スタート⇒26番井澤春輝)、FWが左に12番松尾佑介(後半20分⇒11番中塚貴仁)、右に9番松澤彰

となります。

得点は、後半、アディショナルタイムに入るかというところで、ペナルティアーク左外くらいの位置からのフリーキックのチャンスで、26番井澤春輝がゴール右のラインぎりぎりのところに蹴りこみ、走りこんだ4番小木曽佑太が追いついてマイナス気味に戻したところに11番中塚貴仁が反応し、相手ディフェンダーがブロックしようとするも迷わずシュートを選択し、相手ディフェンダーに少し当たるもそのままゴールに吸い込まれての得点ですね。

このゴールを、単純にフリーキックからの跳ね返りをシュートして決めたと書いている方がいたので、いやいや、このゴールは、フリーキックの狙いどころと、そこに追いついた4番小木曽佑太の折り返しがあったからこそのゴールなんですね、はい。見事なゴールまでの流れでした。

続いて、5月31日のヴァンフォーレ甲府U-18戦のスタメンと交代、得点経過を書きますね。

GK18番山田晃士、DFが左サイドバックに10番堀内千寛(後半19分⇒15番鈴木海都)、右サイドバックに36番橋岡大樹、センターバックに7番高橋聡史(後半34分⇒11番中塚貴仁)と4番小木曽佑太(後半スタート⇒16番轡田登)、MFが左に14番渡辺陽、右に19番川上エドオジョン智慧(後半39分⇒23番髙山大智)、真ん中に5番中塩大貴と26番井澤春輝、FWが左に12番松尾佑介(後半スタート⇒31番シマブク・カズヨシ)、右に9番松澤彰

となります。

失点の細かい時間をメモし忘れたのですが、前半35分過ぎから前半終盤にかけての時間帯で、コーナーキックから、ニアでフリーで頭で触られて、最高のコースに飛んで、ゴール右隅に決められた感じですね。

凄く冷静に、最初に書いたような、異常な指導体制を度外視して見れば、週末の2試合では、良い経験を積めた選手もいますし、たった2試合で、適応力を見せて持ち味を見せてくれた選手もいます。発見もありました。そして、ゴールに向かわなくなった(それをすることでOKとされるので選手もそうせざるを得ない)という選手が、ゴールに向かう姿勢を見せてくれたとか、こちらからするとすごく嬉しいのですが、それが指示に忠実ではないことで、出場機会が減らされるとかを心配する部分もあったり。

私たちも、育成の環境の中での応援の仕方というものを、壊されてしまいそうです。

選手は頑張っていると思います。でも、混乱しているとも思います。手を抜いてやろうとしている選手なんていないのも知っています。本来の持ち味を殺してしまい、そう見えるくらい、混乱させられているのもわかります。

全国大会出場のためには、残り2つを勝って、2位以内に入って全国を決めてしまうか、最低でも3位以内に入って、可能性をつなぐ。チームのやり方は、難しすぎて私の頭では、到底その真意を理解できないものの、それでも、全国に出場できないチームであってはならない。

私は、サポーターとして、一緒に全国を戦いたいです。

以上。

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第38回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 1次ラウンド3回戦 2014/07/27 – 浦和レッズユースvsコンサドーレ札幌U-18 0-3敗戦

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クラセングループステージ第3戦です。

この試合のスタメンは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に21番中塩大貴(後半37分⇒15番高橋聡史)、右に40番橋岡大樹(後半20分⇒12番小木曽佑太)、真ん中に4番吉原大と2番橋岡和樹(後半27分⇒20番東伸幸)、MFが左に22番荒木聡太(後半22分⇒7番勝野瑛)、右に9番小島良太(後半12分⇒39番渡辺陽)、ボランチに8番斎藤翔太と5番茂木力也、トップ下に10番小川紘生、FWが19番松澤彰

となります。

前半39分、コーナーキックから失点0-1

後半19分失点0-2

後半38分失点0-3

この結果、グループ3位で敗退となりました。

仕方がない理由も多くあるのかもしれませんけどね。

浦和レッズの下部組織が好きでこういう大きな大会以外も多く目にしてきた者。今年の3年生がジュニアユースの3年生として全国大会で戦っていた時に、各選手の特徴を見せて最大限戦って、悔しい敗退をしていった長崎での高円宮杯を見ていた者。その後の彼らの3年間を見て来た者。私は、ジュニア世代と言うものは見ていませんが、ジュニアチームができる前の浦和レッズの下部組織的な位置づけをされていたFC浦和から見ていたという方もいるでしょうし、いつから見ていたという話やどのくらい特徴を知っているという話にしてしまうとキリがないかもしれませんが、特に選手個々の特徴を見出しやすい個性派が揃った学年が最高学年の今年のチームだと私は考えています。

そのような、特徴(人間性を含めて)を生かすことが育成と感じて長く見て来た者の一人からすれば、浦和レッズのユース世代の育成では、大事にされるものは違うんだなと感じてしまうわけでして、「それも育成のありかたの一つ」と言うことは認めなければならないのかもしれませんが、私が大事と思うものが無視されるという事実に、戸惑いを感じてかなり長い期間が経ちました。

例えば、この大きな大会で浦和レッズユースの試合を見た、サッカー関係者の方は、この試合が初見だとしたら、今回プレーしていた選手をどのように評価するのでしょうか?おそらく、多くの選手が、本来の特徴を評価されないのではないでしょうか?

何年も前から見ていて選手に対しては思い入れがあります。疑問に思うことが多く、話しかけられるタイミングでは、選手に言葉をかけることもありますが、その際には、選手は信じて前向きに頑張っているというニュアンスの言葉が良く聞こえてきました。それだけで、純粋に気持ちよく選手がプレーできるように前向きな見方をしてあげられるのが、本当のファンサポーターなのかもしれません。

でも、私は、現在のユースの育成の方針(言葉で記載されている内容とは別です)に対しては、疑問しかなく、あまり否定的なことを言う自分てなんなんだろうな、という思いも日増しに強くなっています。

選手と言う人間を応援したいけど、その環境を応援できない。

育成世代と言うものは、見る側が余計なことを考えずに、選手を後押ししてあげる姿勢があれば、それだけでより選手が力を発揮できる場なのかもしれませんし、その意味では、私は結構邪魔をし続けているのかなとも思います。

試合が終わってから、色々考えましたが、やはり、この大会で純粋な後押しをしようと思っていたのにできなかった自分にも責任があります。

まあ、でも、自分もわがままなので、同じようなことは、この先も続くと思います。こればかりは治せませんw やはり、一番大事なことが間違っていますから、今の環境は。

さてさて、この後は、国内で遠征などありつつ来月末には、プリンスリーグが再開されますよね。

短期決戦の大会を勝ち抜くという部分では、足りない部分が多かったと思いますが、チームとしての土台となる守備部分の安定に関しては、この大会でも継続して見られました。その部分には、自信を持って良いと思います。

ピッチに立っている選手がやるべきこととしては前進していますし、プリンスリーグでの戦いにまた頭を戻せば、クラセンでの結果のことはあまり引きずらないことが重要で、継続する課題として、突き詰められる要素を高めていけば良いと思います。

そんな感じです。

ではでは。

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