第36回日本クラブユースサッカー選手権関東大会 順位決定戦準決勝 2012/06/23 浦和レッズユースvs横浜F・マリノスユース 3-0勝利・・・流れも味方につけて快勝

那須スポーツパーク2012年6月23日

どうも、浦和サポブクメです☆

思えば昨年のこの順位決定戦のころは、U17のワールドカップでメキシコに行っていて来られなかったのですが、あれからもう1年経っていると考えると月日が経つのは早いものです。

同時に、那須スポーツパークに来るのもの2年ぶりということになるわけですが、この大会のこの場所は、既に全国を決めてから来るのと、9位決定戦で来るのと、まったく応援する側としての緊張感も違ってきます。

この会場に到着する前に、同じグループで3位になった川崎フロンターレU-18と同じ埼玉県の大宮アルディージャユースがPK戦で敗れて全国の夢が途絶えたという情報を得た時には、直接浦和とは関係ないものの、やや複雑な心境になりました。

さて、浦和レッズユースは、そういうプレッシャーからは解放されたグループ1位通過の4チームで戦う関東1位を決めるための順位決定戦に臨むということですが、プレッシャーはないものの、全国大会へ向けて、更に7月に再開するプレミアリーグのためにも、いわゆる強いチームとの対戦で、自信を深めつつ、課題部分をしっかり見つめられるようにする、そういう貴重な2試合の経験を積める場としなければなりません。

まず、準決勝となる今日の対戦相手は、横浜F・マリノスユース。

試合の話に移ります。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左に20番広瀬陸斗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下が16番岸伯富実と10番中村駿介、FWが左に14番関根貴大、右に8番繁田秀斗、真ん中に21番進昂平

となります。

キーパーのみ1番吉野雅大から18番関口亮助に変わったのみの変更で、あとは前節と同様のスターティングメンバー、ポジションとなります。

最初の写真にあるように、この試合は、あかまつフィールドで行われたのですが、以前ここで見たときは、横に広く使っていて土手の上で割と試合の流れが見やすいイメージがあったのですが、半分が養生中となっていて(そもそも1面で使っていたところが今はA面、B面となってその片方が養生中ということぽい)、何が言いたいかというと、観客が見られる土手側から奥の方が思ったより見難い感じになってました。

那須スポーツパーク2012年6月23日

こんな感じに、 立て看板も立ってます。

見た目以上に芝が深いのか、ややボールコントロールに苦慮しているような場面も見られたものの、試合の入り方としては浦和がうまく入れたと思います。

特に、左サイドの14番関根貴大とそこに絡んだ10番中村駿介のところでボールが収まり、また、14番関根貴大が運動量を惜しまずに前線からうまく体を入れてインターセプトする場面も多くみられ、この左サイドからの攻撃の形が多く、また、こちらは素早い動きとポジション取りからの攻撃という意味で、右サイドで8番繁田秀斗と2番新井純平が絡んだ攻撃など、サイド攻撃が多く、そこに前線の21番進昂平が当てどころとなるような動きでポストとなる形が多くみられました。

このような攻撃が機能していて、サイドから仕掛けてクロスを上げるという形までは、序盤から多く作ることができ、6番西袋裕太からのロングフィードを21番進昂平が落として、受けた16番岸伯富実が左に開いて14番関根貴大が仕掛けてだったり、16番岸伯富実からのクロスに21番進昂平がヘディングシュートを狙ったり、8番繁田秀斗からオーバーラップする2番新井純平につなげ、クロスに14番関根貴大が合わせようとするなど、サイドから崩してということでは、できていたものの、今日はどういうわけか、その後がピリッとしないことが多く、ラストパスを受けた選手がシュートまで行けなかったり、一歩タイミングがずれて奪われてカウンターを受けてしまうなど、悪くはないが、厳しめの言葉でいえば、フィニッシュのところで相手の粘りを打開するほどの激しいプレーができていないように感じる部分もあったようにも思います。

ペースは浦和でしたが、得点を奪ってしまわないとちょっと怖いかな~と思った中で、この試合のペースを相手に与えないとうい意味では、重要なプレーが12分にありました。

長いパスで浦和の右サイドを突破され、さらにペナルティエリア深くまでえぐられた、決定的なピンチの場面で、対応した18番関口亮助が、うまい追い込み方とラストパスを送られるところまでを読み、飛び込んできた選手のシュートをはじき返した場面がありました。

ここで、失点をせずに跳ね返せたことが一つ大きかったように思います。

浦和ペース、でもフィニッシュがうまくいかない、カウンターを受ける、相手もミスする、浦和も付き合ってミスする。そして、ファールが多くなる。正直前半の残り30分くらいは、そういうどっちつかずの流れで進んだと思います。仕掛けや崩しは浦和の方が一枚上手でしたが、決定的な場面が作れていたかというと、それも少し違うような。

浦和の惜しいチャンスとしては、19番須藤岳晟が高い位置で相手ディフェンダーからボールをインターセプトした際に、そのまま前線の21番進昂平にあと一歩でつながるというところでうまく収まりきらなかった場面と、フリーキックの場面で10番中村駿介からのクロスに2番新井純平がフリーの状態でヘッドで合わせたが、キーパーの真正面だったという場面、さらに左サイドからのサイドチェンジで8番繁田秀斗がスルーして、2番新井純平につながり、クロスに21番進昂平が合わせた場面も惜しかったといえば惜しかったと思います。

サイド攻撃に安易に飛び込んだところを交わされて一気にスピードに乗ってカウンターを食らう場面など、危険な場面もありつつ、前半は0-0で終了します。

後半スタートから、21番進昂平に代えて11番大野将平が入ります。

後半は、ややリズムが悪く、相手のペースになりそうな雰囲気もあったのですが、前半より攻撃的な意識を高めた20番広瀬陸斗の思い切ったプレスでインターセプトに成功し、そのままドリブルで左サイドを攻め上がり、深くまでえぐって14番関根貴大に繋げた惜しい場面を作り、その流れから、はっきりは確認できなかったのですが、8番繁田秀斗からのペナルティエリア内へ上げたボールに誰かが合わせてゴール(あとで確認したら14番関根貴大のゴールとのことでした。)

後半の立ち上がりの10分以内で、先制点を上げることに成功します。

この先制点によって、浦和の攻撃部分でのスイッチが入ったようで、簡単に言うと、20番広瀬陸斗も攻撃に参加するような形で浦和の守備は3バックのような形になる時間も結構多いながらも、攻めで相手を翻弄するプレーが多くなりました。

14番関根貴大と10番中村駿介、そこに20番広瀬陸斗も加わった左サイド側からの攻撃に関しての3人の距離感が非常によく、16番岸伯富実や19番須藤岳晟が、中盤からこの誰かにパスをうまくつなげた時にテンポよく攻め上がれる場面が増え、21番進昂平のように前線で体を張ってポストプレーという部分では、少し動きは足りないものの、11番大野将平にボールがつながった時には、持ち前の個人技で突破を図ってチャンスを作るなど、攻撃の鋭さが確実に増していました。

もちろん、攻撃的に行くということは守備の時のリスクも大きくなるということで、単発ではあったものの、シンプルに裏を狙われた時は、かなり危険な場面を作られたのも事実なので難しいところですが、楽観的に考えてしまえば、攻撃で翻弄して常に浦和ペースを保てたとも言えるのかもしれません。

21分には、右サイドからの2番新井純平のクロスに8番繁田秀斗と、誰かは確認できませんでしたが、もう一人ファーでそのクロスの軌道上にうまく入ってきた場面があり、ここは8番繁田秀斗がやや難しい体制でヘッドで狙ったためにゴールにならんかったものの、ここでスルーしていてももう一人が狙えるという形が作れていました。

25分に、14番関根貴大に代えて24番小川紘生が入ります。

交代して入った24番小川紘生の前線での激しいプレーから、浦和は追加点を奪うことに成功します。

34分に左サイドでパスを受けた24番小川紘生がドリブルで持ち込んでシュート。これをキーパーが弾いたところに11番大野将平がしっかり詰めてゴール。これで、2-0となります。

更に、37分には、10番中村駿介からの浮き球のパスを24番小川紘生が頭で合わせてゴール。これで、3-0とほぼ試合を決めることに成功します。

このゴールの後、16番岸伯富実に代えて17番立野峻平、8番繁田秀斗に代わって23番條洋介が入ります。

39分には、3番寄特直人に代わって4番西澤秀平が入ります。

この後、42分に10番中村駿介からの浮き球のパスを17番立野峻平が頭で合わせる決定的な形を作るものの、これは残念ながらクロスバーに阻まれました。

結局このまま3-0で試合終了となりました。

・・・無失点の快勝ではあるのですが、正直なところ本当に失点してもおかしくないような場面も試合を通して5回ほど作られており、そのうち2回くらいは、もうゴールに流し込むだけというところで、なぜかミスしてくれて失点を免れたというもの。これに関しては、大いに反省する必要はあると思いますが、これまでと少し違うのは、完全に守備の大前提ができなくて、あっさり突破されてという場面は、これまでに比べて確実に減っており、例えば、数的不利な状態で攻撃を受けた時に6番西袋裕太がうまく、ゴールまでの角度がないサイドの方へ追い込んでいき、時間を稼いで2番新井純平や3番寄特直人が戻ってボールを奪うであったり、守備に関してもバランスを考えて行おうと試みて良くなってきていることも実感できたので、この変化を持ってOKと考えます。

ただし、もし今日の相手に正確なパサーと決定力の高いフォワードがいたら、4点くらいの失点はしていたかもしれないというのは事実ですし、今後、全国大会で勝ち上がっていくためには、守備の形もしっかり完成させていかなければなりません。この点は、今シーズンこれまで作り方に問題があったところで、見つめなおしているところだと思いますので少し長い目で見つつ、クラセンでどこまで安定感が出て来るかに期待しつつ、見ていきたいと思います。

また、変化という部分では、この試合では、基本的にコーナーキックは10番中村駿介が蹴っているこのチームで、前半に3番寄特直人がコーナーキックを蹴り、得点にはつながらなかったものの、なかなか良い弾道だったこと。

また、これは前の川崎戦くらいから感じていることではありますが、今日の試合では後半の途中くらいから特に際立っていたのですが、19番須藤岳晟のボランチとしてのやりたい形というのが、少しずつ見えてきていること。23番條洋介など同じ2年生がピッチに多く立っていたからと言えば簡単なのかもしれませんが、狙いどころと受け手の動きが、しっくりくるし、そこから攻撃の形が作れているような場面も多くみられました。

あとは、スーパーサブに甘んじてもらっては困るのですが、前の試合に引き続き終盤の難しい時間帯で投入された17番立野峻平の、終盤に決定的な場面を作る働き(今日はヘッドをクロスバーに当ててしまいましたけど・・。) 意外と、こういう時間帯に緊張感なく(良い意味で)プレーできてしまう選手っていないので、良いです。

今日感じた良い変化が、実際に今年のチーム作りの現状を改善しているのかどうか、それは、明日の決勝戦の相手が東京ヴェルディユースで、今日もFC東京U18相手に5得点とか奪っている状況を見ても、ある程度そういう相手との試合で見られるのではないかと思います。

なので、今日は、良い部分を特に強く書かせてもらいました。

次の週にはプレミアリーグでも戦うことになる、東京ヴェルディユースとの明日の対戦が楽しみです。

ブクメは楽しみとか気楽に書いていますが、選手は過酷な2連戦で大変かと思いますのでしっかり休息を取ってできるだけ万全の態勢で臨んでくださいね!

ではでは!

那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
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那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
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那須スポーツパーク2012年6月23日
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那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日
那須スポーツパーク2012年6月23日

おまけの写真(光の加減がダメダメ写真ばかりですみません。)

第36回日本クラブユースサッカー選手権関東大会2次リーグ 第5戦 2012/06/17 浦和レッズユースvs川崎フロンターレU18 5-1勝利・・・久しぶりに笑顔が見られた気がする

レッズランド2012年6月17日

どうも、帰ってきた浦和サポブクメです☆

先週は、少しブログでも触れたように、調子乗ってユーロ2012の現地観戦なんぞをしておりまして湘南ベルマーレユース戦を見ることができませんでした。

純粋にサッカーを楽しむだけの、大きな大会の観戦も最高に楽しかったのですが、やはり生活サイクルで応援している浦和レッズの下部組織の試合が何かしらあるのにその場に自分がいないというのはやや違和感もあり、レッズランドでいつもの空間の雰囲気を感じておりました。

さて、昨日の涼しくて大雨が良いとは思いませんが、今日のような雨の後の蒸し暑さの中での試合もどうなんだろうと思うような過酷なコンディションの中での試合となりましたね。

さて、浦和レッズユースは、この予選、結果的には横河武蔵野FCユースにスコアレスで引き分けた以外はすべて勝利と言うことで悪くはないものの、グループで上位3チームが抜け出しているため、今日の試合では引き分けや負けだと3位になる可能性が高いという、難しい状況で迎えた試合となり、なおかつ、最後に対戦するのがこのグループで最もやりにくそうな川崎フロンターレU18となります。

当初は、最初3戦で3連勝できてしまえば楽になると書いてきましたが、一つ引き分けが入ったことで、逆に最後に緊張感のある展開となる試合の順番になりましたね。難しいものです。

さて、試合の話に移ります。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左に20番広瀬陸斗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下が16番岸伯富実と10番中村駿介、FWが左に14番関根貴大、右に8番繁田秀斗、真ん中に21番進昂平

となります。

えと、前節から左サイドバックに20番広瀬陸斗が入って、左の前線に怪我から復帰した14番関根貴大が入っているんですね。後は、中盤のメンバーが入れ替わったりいくつか変更がありつつ湘南戦を経て今日のスタメンとなるんですね、はい。

聴いた話では、前節も結果的に対象はしたものの、これまで同様に相手に攻め込まれる時間帯に失点して苦しい展開を経て最終的には突き放して勝利したようなので、この試合も相手が最初からガツガツ攻め込んでくるような展開だと少し危ない入り方になるのかもしれないと思っていましたが、相手が思った以上に守備をしっかりとという意識で入って来てくれたこともあり、浦和としてはスムーズに試合に入っていけたと思います。

中盤でのパス回し、前線で21番進昂平が体をはってヘッドで流して16番岸伯富実が抜け出してあと一歩で追いつけそうな場面、裏へ抜け出した21番進昂平が思い切りよく放ったシュートからコーナーキックのチャンスを獲得したり、更に左サイドの14番関根貴大が切れのあるドリブルや運動量豊富に動き、相手が受け身になるような時間帯を序盤作り続けます。

そのような流れの中で迎えた5分、2番新井純平の右サイドからの攻撃参加からクロスを上げ21番進昂平が反応。ここから、混戦状態でこちらからは最後に10番中村駿介が押し込んだように見えたのですが、オフィシャルによれば14番関根貴大のゴールとなっていました。

何はともあれ、序盤の攻勢でしっかり先制点を奪うことに成功します。

その後も、7分に21番進昂平からいったん下げたボールに19番須藤岳晟がすかさず左サイドへロングフィードで14番関根貴大に通して仕掛ける場面や、10分くらいには14番関根貴大の鋭いシュートで惜しい場面があったり、8番繁田秀斗が相手のプレッシャーを受けながらも粘って14番関根貴大に預けて仕掛ける場面、6番西袋裕太からのロングフィードが右前線の8番繁田秀斗に渡り、クロスに21番進昂平が飛び込むなど、相手のマークが10番中村駿介に集中する中で、うまく他の選手を使いながら多彩な攻撃を仕掛けていきます。

また、この試合で攻撃以外の部分で目を引いたのが、セットプレーのチャンスの時や、前がかりになってカウンターを受けた時の19番須藤岳晟のディフェンスラインの足りないスペースを埋めるポジショニングと、合わせて左前線にいたはずの14番関根貴大が、右サイドバックあたりの狙われると怖いスペースを埋めに戻っているなど、指示があったのか、自らで意識しているのかは分かりませんが、課題をかかえる守備の連携面でのカバーをするこういう動きが一際目を引きました(あと、ここまで動いて体力が持つのかな~とも。)

浦和にとっては、かなり思い通りの展開で25分くらいまで進められていたと思います。欲を言えれば、フリーキックのチャンスやシュートチャンスなど多くあったので、もう1点くらい決めておきたかったですね。

ただ、相手もしっかり浦和の攻め方を理解してラインを高めに保つようになり、それでもちょっと厳しい判定も多かったと思いますが、単純な飛び出しがオフサイドにかかる場面が徐々に増えてきます。

また、左前線の14番関根貴大と左サイドバックの20番広瀬陸斗のところで、攻撃的な部分に特に強みを持つ20番広瀬陸斗とやや被る部分があるため、20番広瀬陸斗の攻撃参加という意味では少し少なく、慣れない守備のところと、相手の攻撃の強みが右前線にあること、この辺りで徐々に攻勢に出てきた相手に対して、やや簡単に突破される場面が前半の残り20分くらいには増えてきたと思います。それでも、攻撃を受けて奪った際のリスタートでのカウンターの狙いの時の20番広瀬陸斗の動き出しの質の良さを何度か見ることはできました。

もしかすると、浦和の守備の戦術でディフェンダーは相手の攻撃に対して数が足りればOK、後は1対1で押えなさいというようなことなのかもしれませんが、やはり以前から感じているように、相手が人数をかけて工夫してきたときに脆さが出てしまう部分はあるのかとも感じますが、やはり相手が攻勢に出てきたときの危うさはこの試合でも見えていました。

特に前半終了間際には、突破されて何とか3番寄特直人が抑えた場面、1番吉野雅大の好セーブ、相手のシュート精度のなさに助られるなど、かなり危険な場面が連発していました。

危険な場面は多く作られながらも、前半を無失点、1-0で折り返します。実は、前半の序盤でクロスバーを叩いてギリギリ決まらなかった(見ている側から遠くてわからない)場面があったのですが、ゴールに近い側にいる方からすると完全にラインを割っていたということでした。これが決まっていれば更に楽な2点リードだったんですね。

さて、後半。

明らかに、相手の攻勢に対してバランスがおかしくなってきていたところでしたが、特に交代などはなくスタートします。

後半は、前半の終盤の勢いそのままに相手の攻撃を受ける時間が序盤は長くなります。そのような中で、21番進昂平が抜け出してシュートを放った場面は、その前のファールを取られますが、少ないチャンスで前線の選手が鋭く狙うという回数自体は、少なくはなかったと思います。

相手ペースの時間帯があまり続くと危険なこともあり、5分くらいには相手に決定的な場面を作られるなど、やや危険な時間帯が続いてはいましたが、前線で10番中村駿介がキープして上がってきた選手を使って攻撃をするという狙いで例えば、8番繁田秀斗に決定的なパスを出して、シュートは枠の左にそれたものの惜しい場面を演出するなど、数人で点が取れてしまいそうな雰囲気はあります。

そして、迎えた10分に、おそらくこの試合を比較的落ち着いて進めることができた要因となる得点が決まります。

ピンチの場面のすぐ後に、20番広瀬陸斗が左から素早くドリブル、すかさず左前線を走る14番関根貴大にパスを通すと精度の高いクロスをゴール前に上げ、ペナルティエリアに侵入した中村駿介にピンポイントにあい、このクロスに対して10番中村駿介がダイレクトボレーで見事に決めます。

この2点目は非常に大きく、ここから、再び浦和が流れを引き戻します。14番関根貴大の鋭いドリブルからのシュート(サイドネット)など、チャンスが続き、迎えた14分、ゴール前で10番中村駿介がパスを受けると少しトラップがずれたのが逆に相手ディフェンダーに対してフェイントになったようで、上手く抜いて右側を追い越す8番繁田秀斗にラストパス。このチャンスを落ち着いて決めて3-0。

かな~り楽な展開になりました。

更に、右の2番新井純平から左の14番関根貴大へ横に広い展開から中の10番中村駿介にパスが通り、ディフェンダーとキーパーをあざ笑うかのようなループシュートを狙いますが、これはクロスバーに弾かれます。

続いて、後半は守備の意識高めであまりオーバーラップを見せていなかった2番新井純平が、ここぞとばかりに上がった20分にピンポイントのクロスを10番中村駿介へ通し、2点目のようなボレーを狙うも、ここはキーパーに阻まれます。

ここまでの時間は、危ない場面も作られるが、浦和の反撃の方が鋭く上回って決定力も高いという流れで進みます。

25分位14番関根貴大に代えて24番小川紘生が入ります。

この交代のあとくらいに、守備に終始することが多かった19番須藤岳晟が、見事な攻撃参加を見せます。

左に開く10番中村駿介にいったんパスを渡し、前線のスペースへするすると上がり、右前線で21番進昂平が走って上手くディフェンダー引き付けたスペースで10番中村駿介からの折り返しのパスを受けて、シュート。このシュートは枠を捉えなかったものの、この一連の動きは、ボランチとしての今後の19番須藤岳晟の攻撃的な部分での可能性を見たような気がしました。

また、交代で出場した24番小川紘生も運動量豊富に力強い動きで前線を駆け回り、何度か決定的な場面を演出していました。

浦和にとって、本当に本当に試合を決定づけるゴールが31分に入ります。

20番広瀬陸斗からのラストパスに21番進昂平が抜け出して、キーパーも抜き去ってのゴール。見事です。これで4-0。

ここから、浦和の交代が多くなります。

34分に、2番新井純平に代えて12番小坂慎太朗、35分に21番進昂平に代えて23番條洋介、10番中村駿介に代えて17番立野峻平と立て続けに代わります。

意地でも守備が本職の選手で並べない形で20番広瀬陸斗は右サイドバックに入り、21番小坂慎太朗は左サイドバック。得点差があるのである程度は良いのかもしれませんが、無失点に抑えるための試みとは少し違うような。

細かいところは遠くてよく見えなかったのですが、39分に失点。4-1。

42分に16番岸伯富実に代えて13番金野僚太が入ります。

この後、ピンチの場面で1番吉野雅大が好セーブで防ぎ、更に45分にPKを奪われたものの、ここも1番吉野雅大が完璧に読んでセーブ。

ロスタイムに入って結構経つのになかなか終わらないな~と思っていたら、結果的には、これは浦和のための時間だったのですね。

最後に17番立野峻平がスルッと抜け出して、そこにパスが通り、簡単に決めて5-1。

これで試合終了となりました。

この勝利で浦和レッズユースの関東予選2次リーグ1位通過が決定で、夏の全国大会は決まりました!

まずは、2位以内を達成。更に1位通過ということで、順位決定戦でも他のグループで波乱がない限りは全国大会を見据えた一つレベルの高い相手との試合経験を確実に2試合積めることになりました。

様々な逆境と戦いながら、よく一つの壁を乗り越えてくれたと思います。

また、勝利と言う結果とは対照的に、これまで試合終了後に挨拶に来てくれた時に表情が冴えない選手が多かったのが、今日は多くの選手から達成感のある表情が見られたのが、応援する側としては最もうれしかったです。

正直なところ、今年のチームの作り方には満足していないのは事実ですし、個々の責任にしすぎるような、ある意味個人の精神教育なのかもしれませんが、ある意味戦術不足、なんだか守備の選手たちにとっては、連携で守るところを個々で対応させすぎて、パッと見で見ている側からすると個人が良くないように見えてしまうような酷なやり方に見えたり、色々ありますが、選手たちで一つ一つ乗り越えて行ってくれています。

順位決定戦は、9位決定戦で全国を狙うチーム以外は、チームによって既に全国が決まった状況で臨むため、色々なメンバーを試すとか、本気で関東1位を狙ってどのチームも来るとは限りませんが、できれば、今の浦和レッズユースにとってしっかり課題が見据えられるような、強烈な相手になれば良いな~とか思っています。

順位決定戦は、初戦が、横浜F・マリノスユースで、次がFC東京U18か東京ヴェルディユースですね。

是非是非ガツガツ来てください。あ、でも浦和がどのように臨むかも分からないんですけどね。

とにかく、全国出場おめでとうございます!そして、1位通過、見事な勝利。いい気分です!

ではでは~。

レッズランド2012年6月17日
レッズランド2012年6月17日
レッズランド2012年6月17日
レッズランド2012年6月17日
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第36回日本クラブユースサッカー選手権関東大会2次リーグ 第3戦 2012/06/03 浦和レッズユースvs横河武蔵野FCユース 0-0引き分け・・・崩し切れずスコアレス

レッズランド2012年6月3日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

レッズランド浦和アカデミー1日公式戦4マッチデー(勝手に命名)、最後の1戦は、夏のクラブユース選手権を目指して浦和レッズユースが臨むんでいる関東予選。第3戦の横河武蔵野FCユースとの一戦となります。

見えるけど見えない敵と戦い続けている浦和レッズユースですが、苦しみながらも2連勝と結果は残して、この試合で勝ってしまえばだいぶ楽になるという試合。しかしながら、対戦相手の横河武蔵野FCユースは、ここまで湘南ベルマーレに大勝、川崎フロンターレに打ち合いの末引き分けと、攻撃力ありそうな雰囲気ぷんぷんで、そういう試合をしてきたら結構危険と言う空気を感じつつ、試合を観戦させていただきました。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下が16番岸伯富実と10番中村駿介、FWが左に20番広瀬陸斗、右に8番繁田秀斗、真ん中に21番進昂平

となります。

昨日の試合からの変化としては、左サイドバックが12番小坂慎太朗に、右の前線が8番繁田秀斗になっています。

蓋を開けてみればと言う話ではあるのですが、打ち合いに出てくるかもしれないという相手でしたが、ある意味相手の考え方は、この試合で打ち合いをして敗れるよりは、まずは最低限勝ち点1を取る戦い方をして、隙があれば、そこを突いてやろうという戦い方をしてきました。

要するに守備重視の戦い方をしてきましたということですね。

浦和の2列目までは、無駄に追いかけずにボールを持たせてOK、それ以上攻め込んできたときには真ん中をブロックして、サイドから来る場合には素早くプレスをかける(2人から3人くらいで閉めてくる。)

一見すると、川崎栗の木のような守備のイメージなのですが、カウンターの迫力がある分、攻め方がシュートなどで完結できないと結構危険なカウンターを食らうこともあったりでしたね。

浦和の崩しの仕掛けとしては、昨日の試合で久しぶりに公式戦フル出場を果たした6番西袋裕太のプレーが一つ鍵となる部分が序盤はあり、相手がプレスにこない2列目くらいまでのスペースを上手く持ち上がりながら、左前線のスペースへ走る20番広瀬陸斗へ独特の弾道でのパスをピンポイントで通して仕掛ける場面など、相手の守備陣を苦しめていたと思います。

ワントップに入っていた21番進昂平は、いわゆる真ん中は、完全に守備ブロックで閉じられているために裏へ抜け出すという意味では、苦しんでいましたが、縦に入ったボールに対しては、果敢に競りに行き、五分五分にボールを落とすことができた場面は何度もあり、そこをうまく活かして8番繁田秀斗がミドルシュートを狙う場面が何度か見られました。

個々での工夫で打開を図るプレーが見られますが、やはりシンプルに攻めることばかりを重視する今年の形の弊害と言うか、相手が守りを固めた時には崩しの工夫にまで至らないという印象。

前半の浦和のチャンスとしては、キープ力を生かして突破しての10番中村駿介のシュート、8番繁田秀斗のミドルシュートが2本ほど、30分くらいの2番新井純平からのクロスに21番進昂平がニアに走って頭で合わせようとした場面(ここは、キーパーチャージを取られる)、など何度かあったものの、決定的な場面はもしかしたら作れなかったかもしれません。

逆にカウンターで一度決定的な場面を作られたものの、シュートの精度がなく助かった場面が一度あり、それ以外だと12番小坂慎太朗がコースを読んで相手の突破をギリギリで防いだ場面もありました。

ここまで守備重視だった相手が、後半スタートに攻める姿勢を見せてライン高めに来て、後半は攻撃的に来るのかと思われたものの、この攻撃の時間を浦和が防ぎ切ったところで、再び守備重視のサッカーに戻り、前半同様の展開に戻ります。

後半の相手が攻める姿勢を見せている時間帯に、6番西袋裕太から10番中村駿介、ボールが収まったところで12番小坂慎太朗が攻撃参加して攻める形を作ったり、20番広瀬陸斗がサイドをうまく突破してマイナスのクロスに8番繁田秀斗が反応して枠に飛ばせればという決定的な場面は惜しくも枠を外れてしまい決めきれず。おそらく、この場面がこの試合で最大の決定機だったと思います。

後半に関しても、前線で良い動きをしていた21番進昂平でしたが、中途半端な8分と言う時間に9番カドコダイ・アシカンと交代になります。21番進昂平の前線での動きやつぶれるプレーが一つ相手の守備の突破口の可能性になっていただけに、ここでの交代の意図がやや不明でした。

9番カドコダイ・アシカンを投入した割には、そこに当てるような指示が出ているようでもなく、前線の動きが活性化する様子もあまり見られない状況で、10番中村駿介の個人技頼みになるような場面で、一度2番新井純平がからパスを受けて、ドリブルでディフェンダーの間をうまく抜けてシュートを放ち、キーパーが弾いたところに20番広瀬陸斗がつめるもディフェンダーに阻まれるという場面がありました。

15分に16番岸伯富実に代えて7番長谷優が入ります。

20分前後に再びカウンターから危ない場面を迎えますが、この場面も的確なポジショニングで12番小坂慎太朗がここを突破されたらキーパーと1対1になるという危ない場面でタックルで攻撃を摘んでなんとか凌ぎます。

その後、10番中村駿介が2度ほどミドルシュートで惜しい場面を作ります。

また、7番長谷優が右前線に持ち上がれた際に、惜しいクロスを入れるもペナルティエリア内に走りこんだ2選手ともにスルーしてそのままボールが抜けて行ってしまい、決められず。

35分に、20番広瀬陸斗に代わり5番佐藤大介が入ります。5番佐藤大介はそのまま左前のポジションに入ります。

40分に、3番寄特直人が、絶妙のタイミングでドリブルで持ち上がり、ディフェンダーをかわしつつ、前線の9番カドコダイ・アシカンへパスを通すも、処理にもたついて、ここも決めきれず。

試合終了間際に、9番カドコダイ・アシカンのポストから、2番新井純平がサイドから攻め上がる場面など見せるも、結果的に最後まで崩し切れずにスコアレスドローに終わりました。

これで、このグループの順位としては、

勝ち点7で並んでいるものの1位は得失点差で川崎フロンターレ、2位が浦和レッズ、3位が勝ち点5で横河武蔵野FCという上位の順位になりました。サッカーに絶対はないですが、今日は守備的にやっていましたが、攻撃的に来た時の鋭さを考えれば、残りの相手が川崎栗の木とRIO FCとなる横河武蔵野FCは2連勝して勝ち点11まで伸ばす可能性は高いでしょう。

浦和の残りの相手は、湘南ベルマーレと川崎フロンターレ。川崎フロンターレも次の試合は勝利する可能性が高いため、自動で全国に行ける2位以内で終わるためには、次の湘南ベルマーレ戦でできるだけ大量得点で勝利して、川崎フロンターレと得失点差で上回っておきたいところですね。得失点差は3、総得点は10点離れているので厳しいでしょう。

そんな勝ち点の計算よりも、やっぱり今年のチームの作り方が及ぼしている影響の大きさの方が頭の中を支配してます。もう少し柔らかく考えた方が良いのかな~。。

ただ、選手サイドで打開できる要素もこの試合では少し感じられたんですよね。

6番西袋裕太のプレーとか見ていて(パワープレーもやりそうな空気もあったり、やらなかったけど)、後は、3番寄特直人の終盤の思い切った攻撃参加とか。さすがに、こういう状況になってきて、俺のやり方に従えと言い続けることもできなくなってくるとも思いますし、今までやって来た、目指してきた高いレベルのサッカーを少しずつ思い出して加えて行っても良いのではないのかな~とも思います。いや、なんだかんだで、少しずつそうなってきているような気もします、気のせいかもしれませんけどそうでもないかもしれない。

ただ、少なくとも、従わないと使ってもらえないという考えに固執して、プレーが縮こまっている部分があるのであれば、それはさすがに解き放ってもらわないと困ります。

で、散々あおっておきながら、次の湘南ベルマーレ戦は行けないのです。

とにかく、大勝の報告待ってます!

ではでは~!

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第36回日本クラブユースサッカー選手権関東大会2次リーグ 第2戦 2012/06/02 浦和レッズユースvsRIO FC 7-0勝利・・・前へ前へ、サイドからサイドから

レッズランド2012年6月2日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

先週からスタートした、クラブユース選手権の関東予選。初戦は、引く相手に苦戦しながらも4点を奪って勝利。 今週は、土曜日のRIO FC戦、日曜日の横河武蔵野戦と連戦になります。実力的には、ここも2連勝しなければならないような相手ですが、初戦の結果を考えると、横河武蔵野が難敵っぽい流れになってきていますね。

さて、今日の対戦相手のRIO FCですが、初戦で川崎フロンターレU18に1-10で敗れているということで、浦和も大量得点での勝利は最低条件となる相手と言えるでしょう。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左に5番佐藤大介、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下が16番岸伯富実と10番中村駿介、FWが左に20番広瀬陸斗、右に11番大野将平、真ん中に21番進昂平

となります。

試合は、前回の川崎栗の木のように、ずっと引かれた状態と言うことではなかったものの、力の差のある相手だったこともあり、浦和が攻め続ける時間帯が多い序盤となりました。

得点が多いので、まずは、得点の流れと交代の流れだけ書き出しますね。

前半5分に、右サイドバックの2番新井純平の攻撃参加から10番中村駿介、21番進昂平とつながり、なんなく決めて1-0。

8分には、16番岸伯富実が前線でドリブルで交わしきってゴールで2-0。

24分に、21番進昂平からのパスを受けた10番中村駿介が決めて3-0。

34分に、10番中村駿介が決めて4-0。

39分位、21番進昂平がドリブルでキーパーも抜き去ってのゴールで5-0。

前半で5-0とまずまずのペースで得点を量産します。

後半はスタートから、21番進昂平に代えて9番カドコダイ・アシカン、11番大野将平に代えて8番繁田秀斗が入ります。

後半スタート早々に、20番広瀬陸斗からの縦パスに抜け出した10番中村駿介が持ち上がり、クロスに9番カドコダイ・アシカンが合わせてゴール。これで、6-0。

15分に、10番中村駿介に代えて17番立野峻平が入り、その数分後に16番岸伯富実に代えて13番金野僚太が入ります。

35分に、相手のミスをついて9番カドコダイ・アシカンが決めて7-0。

40分に5番佐藤大介に代わって7番長谷優が入ります。

こんな感じで、7-0勝利です。

試合全体の流れを見ると、前半は浦和の一方的な展開になっていたものの、前線の飛び出すタイミングが早くてオフサイドになる場面が非常に多かった印象があります。

また、浦和が攻めることで相手の多くの選手が守備に意識を置かれるという状況になっていたため、前線の選手は手こずる場面も多かったと思います。

それでも、決めるべきところを決められなかったチャンスの場面も多かったのも事実なので、ここは修正していく必要はあると思います。

また、なんと言うか、先週の練習試合で猛アピールして出場した選手たちで数選手がこの試合でスタメンで出ていたのですが、その時と比べて、何かプレーに気迫が感じられなかった印象がありました。理由は不明です。

あとは、これは選手も感じていることだと思いますので、書いておいた方が良いと思うので書きますが、正直いくら今年のチームの作り方に疑問点があるここまでの流れでも、この予選で力の差のある相手との試合ではあからさまには出てこないと思っていた部分が、この試合でも出てしまっていました。

いわゆるリズムが悪くなる時間帯の使い方で、選手同士の動きがやや、思うように行かない時間帯に、おそらく選手はプレーに強弱をつけながら、バランスを取りたいところだと思うのですが、ベンチから、前へ前へ、サイドからサイドからと常に攻めの指示が飛ぶわけですね。

で、同じリズムで攻めるため相手も比較的守りやすい感じになっていて、意外と大丈夫そうだな~という感じで相手に攻めの気持ちが生まれてきて、そこで来られた時にバタバタしてしまうというか、もしかしたら、そういう指示は出していないのかもしれませんが、バランスを崩して常に攻め続けなければならないみたいな雰囲気。攻めているけど、攻め急がされているような空気がこちらにまで伝わってきます。

実際、今日の試合では、後半の終盤は、失点してもおかしくないような場面が何度かありました。

7-0という結果自体は大勝という事実と、試合後に挨拶に来てくれた選手たちの表情の冴えなさが表している何か。

色々気になる点はありますが、とにかく予定通りの結果で2連勝はできています。明日の横河武蔵野戦で勝利すれば、大分予選も楽になってきますので、連戦で大変かと思いますが、しっかり見守らせてもらいますので、踏ん張って戦ってください。

選手が勝利に向かって集中できるようなチーム作りを期待しています。

ではでは~。

  

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第36回日本クラブユースサッカー選手権関東大会2次リーグ 第1戦 2012/05/26 浦和レッズユースvsFC川崎栗の木 4-0勝利・・・引くチーム相手に4得点

レッズランド2012年5月26日

どうも、浦和サポブクメです☆

今週よりクラブユース選手権の関東予選の2次予選(浦和は2次予選から)がスタート。浦和レッズユースは、川崎フロンターレ、湘南ベルマーレ、横河武蔵野FC、RIO FC、FC川崎栗の木と同じグループCに入っています。

各チーム1回ずつ対戦し全5試合で、グループ6チーム中上位2チームに入れば、全国出場が決まります。3位になった場合には、9位決定戦に回ることになります。

なかなか、監督が示そうとする今シーズンのユースの方針が伝わって来ず、選手も迷いながらのプレーをしている最近の試合ではありますが、どのような状況にせよ実力的に差のある、今日のFC川崎栗の木、次のRIO FC、その次の横河武蔵野FCまでの3つは3連勝で行かなければならない試合であり、そこまで3連勝で行くことで、だいぶ楽に進められるのも事実です。

無論、全国優勝を目指すのであれば、5連勝で1位通過して、順位決定戦で更にチーム力を高めて行くという最高のシナリオも待っているので、当然そこを目指して欲しい関東予選です。

選手にとっても、一つ力の差のある相手との対戦で自分たちを見つめなおせるこの機会を利用してほしい予選であり、可能であれば、今年のチーム作りを振り返り、ベースになる考え方に関して、指揮する側にも見つめなおしてほしい予選と考えています。

さて、試合の話に移ります。初戦の相手の川崎栗の木。格下になりますが、この大会の予選に関しては常連という相手ですね。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と4番西澤秀平、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下が16番岸伯富実と10番中村駿介、FWが左に20番広瀬陸斗、右に8番繁田秀斗、真ん中に21番進昂平

となります。

まず、浦和をリスペクトしてくれるのはサポーター側としても、光栄なことなのですが、この試合は極端なくらいに終始相手は引いて守るというサッカーをしてきました。そのため、基本的に真ん中は隙間がないくらいに閉じてきますし、サイドでは、特に2番新井純平がオーバーラップしてきた際の守備に関して最低2人以上割くような徹底した守り方をしてきていたように思います。

試合を通じて、相手が攻めてきたのは、前半はカウンター気味で行けそうな時に1回程度、後半も数回くらいと、とにかく守備優先でダメージ少なく戦おうとしていたように感じられました。浦和の攻撃で自陣に張り付くというよりは、リスクは一切負わないという方針だったのかな?とも思います。

浦和がほぼボールをキープして回し続けるような展開を想像してみてください。

その中で序盤の展開から、攻撃の形をいくつか書き出していきます。

21番進昂平が左サイドに開きながら攻めつつシュートを放つシーンで、12番小坂慎太朗がするするとペナルティエリア近くまで上がってこぼれたら狙えるような動きがあり、続いて21番進昂平から、19番須藤岳晟を経由して右に開いてオーバーラップした2番新井純平からのサイドからの仕掛け、3番寄特直人のロングフィードに20番広瀬陸斗があと一歩というところで追いつけず。16番岸伯富実から右の8番繁田秀斗に開いてサイドチェンジ気味に10番中村駿介につなげてドリブルからシュート。20番広瀬陸斗からの左サイドからのパスを受けた10番中村駿介がシュート。

10分くらいまで、拾い上げてもこれくらいチャンスがあったものの、枠内に飛んだシュートはここまでなかったと思います。

10分になり、ようやく21番進昂平がうまくねらってシュートを放ちますが、キーパーに弾かれて得点ならず。

この後に中盤のパスミスから、前半唯一と思われるカウンターで攻められる場面になるものの、4番西澤秀平が、しっかり摘んで問題なし。

相変わらず、スペースの使い方がうまいな~とこの試合でも感じさせる8番繁田秀斗がここから、直接得点を狙う場面が連発します。

最初はボレー気味なシュート、15分にはポストに当てるシュート、20分にはキーパーに弾かれてコーナーになるものの枠を捉えたシュート、そのコーナーキックのチャンスからのシュートはクロスバー。なんで決まらないんだろうと思うくらい、シュートは決まらなかったものの、打てる場面でパスを出すことが多い8番繁田秀斗のこの時間帯の得点意識の強さは良かったです。

この後に、2番新井純平が右サイドから深くえぐってクロスから10番中村駿介がシュートを放つ惜しい場面がありつつ、続けて16番岸伯富実のコースを狙ったシュートがポストに当たって弾いたところに、届かなかったものの21番進昂平が、しっかり詰める動きを見せつつの展開。25分に浦和の先制点が、前線のあてどころになる巧みな動きをスタートから繰り返していた21番進昂平から生まれます。

細かい部分は確認できなかったのですが、うまくゴール前に抜け出したところでグラウンダーの鋭いシュートを放ち、キーパーが弾いたところに自ら詰めてゴール。

ゴール前を人数で固めていた相手をなかなか崩せずにいましたが、なかなか良い時間帯にこじ開けて先制することに成功したと思います。

このゴールで相手も攻める姿勢を見せてくると思いつつ、変わらずがっしり守ってきますが、この先制点で少し楽になったこともあるかもしれませんが、より得点に近いプレーが浦和にも増えてきたように感じます。

8番繁田秀斗のサイドチェンジから12番小坂慎太朗が攻め上がり、クロスに21番進昂平がヘッドで合わせる場面など、得点を奪った21番進昂平が2点目を奪う雰囲気をぷんぷんさせつつ、浦和にとっての2点目のゴールは、10番中村駿介から生まれます。

これまた、そこまでの流れがしっかり確認できなかったのですが、ペナルティエリア左辺りでパスを受けた10番中村駿介が落ち着いてゴール右上隅を狙ったシュートで決めます。これで、2-0となります。このゴールが30分くらいだったと思います。

更に43分には、21番進昂平のポストプレーから、10番中村駿介に繋がり、2点目のゴールと同じような形で10番中村駿介がしっかり決め3点目。

相手の守備に苦戦はしたものの、3点決めることができ、前半を3-0で折り返します。

後半に入り、さすがに3点差になったのだから、相手も少しは攻めてくるだろうと思ったのですが、変わらず守備優先。

前半よりは、相手もカウンターから攻めてやろうという姿勢で何度か攻めてきたものの、基本的には前半と同じような試合展開で終始します。

相手の守備を崩すために、とにかく後半は右サイドバックの2番新井純平の攻撃参加の回数が凄いことになっていました。

< p>10分前後に、やや浦和のゴール近くで相手にフリーキックのチャンスを与えた場面が一度あったのですが、この攻撃をしのいだ後のカウンターは圧巻でした。奪ってすぐ右サイドの2番新井純平が走り、同時にペナルティエリア内に向かって3人くらいが走り、21番進昂平が守備の手薄なファーの方へ走り、2番新井純平が狙いすまして21番進昂平のファーサイドへクロスを上げて、決めたら電光石火で凄かったのですが、ここはフィニッシュの精度を欠いてしまいました。でも、こういう武器があるのは素敵です。

そんな2番新井純平からのクロスがなぜか得点まで至らない流れでしたが、後半15分くらいに同じように右サイドから8番繁田秀斗が狙い澄ましたクロスに21番進昂平が頭で合わせてゴール。

これで、4-0となります。

後半20分くらいに、浦和は8番繁田秀斗、20番広瀬陸斗に代えて7番長谷優、23番條洋介が入ります。

交代後のコーナーキックのチャンスで10番中村駿介からのボールに4番西澤秀平がヘッドで狙い、こぼれたところを21番進昂平が狙う惜しい場面があり、続いて、7番長谷優から21番進昂平へパスが渡りシュートを狙うも枠をそれます。

25分に12番小坂慎太朗に代えて5番佐藤大介が入ります。

この後、16番岸伯富実から左前線のスペースに走る5番佐藤大介へ長いパスが通り、10番中村駿介にあてて、再び5番佐藤大介に戻し、クロスに21番進昂平が飛び込むチャンスを作ります。

30分に4番西澤秀平に代わり6番西袋裕太が入ります。

直接得点にはならなかったものの、左前線で5番佐藤大介がボールキープした時に、中ほどにいた7番長谷優がサイドに走り外から5番佐藤大介を追い越すような動きを見せたのですが、守備で固める相手を崩す上での動きとして、結構このプレーが印象に残っています。

36分に16番岸伯富実に代えて17番立野峻平が入ります。

この後、コーナーキックのチャンスに6番西袋裕太がシュートを放つ惜しい場面がありつつ、17番立野峻平がペナルティエリアで倒されてPKになるかと思ったら笛は吹かれず、それでも倒れながらもボールはキープした状態で混戦の中からうまくこぼれれば得点チャンスになったという形がありつつ、6番西袋裕太からのクロスボールがワンバウンドしてちょうどファーに入った21番進昂平が合わせる決定的な場面がありつつ、結果的には追加点はなく4-0で試合は終了となりました。

ここ最近のこういう公式戦の中で、力の差はあると分かっていても、ここまで終始引いて守備に専念する相手を見るのは久しぶりであり、がっちり固めてくる守備に苦戦はしたものの、4点取ったことや難しい初戦で勝利したのでOKとしつつも、もっと得点が奪えた試合でもあった(あとで聴いたら37本くらいシュートを打ったとか)ので、この課題は次に生かせればよいかと思います。

この後に、1本練習試合が行われました。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番高須雄大、DFが左に14番茂木力也、右に6番副島暢人、真ん中に4番齋藤一穂と15番西袋裕太、MFがボランチに30番立野峻平、トップ下が27番小峯洋介と32番條洋介、FWが左に5番佐藤大介、右に28番長谷優、真ん中に17番カドコダイ・アシカン

となります(背番号は練習試合仕様です。)

この試合は、しっかりは見られなかったのですが、7番長谷優の豪快なゴールや、17番カドコダイ・アシカンが2ゴールか3ゴール決め、最後は5番佐藤大介が自ら倒され奪ったPKを決めて、快勝していました。

ここまでの試合で起用の部分でどうもブレを感じるのは1トップのところ。青森山田高校戦では、間違って交代したような話も聞きましたが、それでもカドコダイ・アシカンと進昂平を併用しない方針を貫いているのかと思ったら、清水戦辺りでは併用を図り、先週の彩の国カップでも併用、聞こえてくる指示は長所を発揮できないようなもの。

体格や、プレースタイルに違いはあるものの、この2人は1トップとしての起用で力を最大限に発揮するタイプだと思いますし、個人的には、互いに危機感を与え合う存在のワントップとして競争してほしいと考えています。

だから、今日、進昂平がスタメン出場して、動きの質と結果を見せつけて、出場できなかったカドコダイ・アシカンがその後の練習試合で気迫のこもったプレーを見せて得点を量産する。

カドコダイ・アシカンとしては、悔しい思いをしたでしょうが、今日は練習試合までつなげて見てみれば、育成という意味でも望ましい流れになっていたように感じます。進昂平も1トップとして出場し続けるためには、パフォーマンスを維持しておかないと奪われるという危機感を持ってプレーできると思います。

後半途中から出場した6番西袋裕太も、短い時間でしたが、彼が持つプレーの質と言うものを見せてくれたと思います。

とにもかくにも、難しい初戦にしっかり勝利できたことは大きいと思います。

お疲れ様でした。

ではでは~。

日本クラブユースサッカー 選手権(U-18)大会2011/07/27 – 準々決勝vs東京ヴェルディユース 0-5敗戦・・・強くなるために

前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2011年7月27日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

まず、この試合の展開を書いてしまいますね。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

今年既に2回対戦している東京ヴェルディユースとの対戦で、1勝1引き分けと負けていない相手ながら、個々の能力が高い相手なので昨日までの対戦相手とは全く違うレベルの相手になります。

試合の入り方としては、受けずに上手く入れていたと思います。

攻撃の部分でも12番高田拓弥のポストプレーから10番矢島慎也、左サイドの11番堀田稜へ渡り、仕掛けてクロスに7番鈴木悠太と浦和がリズムを作りやすい攻撃パターンも出せていました。守備面でもいつも以上に、サイドの7番鈴木悠太と11番堀田稜が守備の部分も意識しながらできていたと思います。

前半10分には、ボールを受けた10番矢島慎也が見事なドリブルで相手守備陣を交わして突破しようとした所を倒されてフリーキックのチャンスを得ますが得点には至らず。

そのような流れで前半20分くらいまでは、東京ヴェルディの持ち味に上手く対応しながら、チャンスも作れていたと思います。この時間帯に得点が出来れば、浦和が勝てるだろうと思っていたものの、その時間帯に得点が奪えず。

ところどころで、グループステージの第2戦、第3戦の相手が思った以上にプレスやこぼれ球へのチェイスもなかったチームのために際のところでの判断が遅くても問題なかった流れが影響していたのか、プレーが緩くて奪われる場面が少し気になりつつ。

東京ヴェルディ側にも徐々にチャンスが増えてきた中で迎えた前半26分、相手選手が個人技で突破を図ってきた際に、浦和の守備ラインが、テクニックのある前線の選手が多い東京ヴェルディに対しては少し軽率な距離を開けながら、ペナルティエリアの中まで誰もプレスをかけに行かずにズルズルと下がってしまったところを見逃してくれるわけもなく、シュートを打たれ決められてしまいます。

この失点により、それまで浦和ペースでリズムも悪くなかった展開が気持ち守勢に回ったところで、得点を決めた東京ヴェルディは個々の選手が攻撃の勢いと思い切りの良さを見せ始めたところで、36分に豪快なミドルシュートを決められてしまい、更に守勢に回ったところで後手後手の流れからPKを与えてしまい、41分に3失点目。

前半を0-3で折り返し、

後半開始から14番繁田秀斗に代えて8番片槙吾を投入。

後半の入りからしばらくは、点を取りに行く姿勢と気持ちが相手を押し込み、狙い通りの流れで7番鈴木悠太や11番堀田稜がサイドから攻撃を仕掛けたり、10番矢島慎也がミドルシュートを狙ったり、5番佐藤大介から12番高田拓弥へのパスでの展開。前半見られなかった、20番新井純平のオーバーラップも見られ、攻勢に展開。その攻勢の中で決定的な12番高田拓弥の飛び出しを相手ディフェンダーがファールで止めて、この試合2枚目のイエローカードで退場。

後半10分で、願ってもない数的優位の状況を作り出すことができます。

一人多い状況により、スペースが多く空くような状況が生まれ、そこを狙って攻勢に転じるも得点には至らず。

後半22分に、7番鈴木悠太に代えて21番関根貴大を投入し、得点を狙いに行きますが、全体的に前掛かりにはなるものの、バランスを崩して攻めることで相手ディフェンダーを混乱させることができるような場面で、バックパスなどでせっかく前線にボールが入っているのに下げてしまう(中盤を経由する意識が強すぎると言う方が正しいかも)ことが多く、逆に一人少ない相手としては守りやすくなっていたようにも見えました。

11番堀田稜から8番片槙吾へのパス、そこからシュートなど浦和としても決定的な場面が何度かあったものの、決められず、試合は終盤に突入。反撃のために、36分に5番佐藤大介に代えて24番中村駿介を投入します。

ここからの2失点は、ある意味点差が開いたチームが反撃する時にありがちな展開なので、書くまでもないのかもしれませんが、前掛かりの裏を途中交代の元気の良い選手が運動量を惜しまずに狙っていて、突破されたところを1番三上綾太が倒してしまい一発レッドで退場。そのPKを決められ0-4(キーパーが退場したため6番野崎雅也に代わりGK16番高浪祐希。)これにより、10人対10人となり、集中が切れたところを更に狙われ0-5。

結果的に、0-5での大敗となりました。

 

この試合のポイントは、0-2になる状況までの試合の運び方にあったように思えます。

たらればですが、1失点目までの攻勢の段階で得点を決めることにもっと執着して決めておいてしまえれば、このような展開にならなかったと思いますし、失点の直後は反撃して相手が受身になるようにしなければならず、同時に相手の勢いを受けてはいけない。この場面で失点をしてしまったこと。

逆に言えば、この2点の取り方に成功した東京ヴェルディが、試合運びで浦和を上回ってしまったことがこの試合の敗因だったと思います。

以前から、たびたび触れてきましたが、今年の浦和が実践している戦術は、かなり難しいことをやろうとしており、東京ヴェルディのように多少パス回しの精度は雑でも個人技でなんとかしてしまおうという戦い方と真逆の戦い方になっています。

この難しい戦い方を中堅どころまでを相手にした時には、実践できるというところまでは持って来ましたが、浦和を研究してきて、更に個々のレベルが高い全国レベルを相手にした時には脆さを見せていたのも事実です。

その流れでこの大会に入ったために、自信と不安が見え隠れするところもありましたが、それでもこの大会では試合の中で少しずつ質を高めて行くことができていましたし、その成長の度合いと5分5分の流れが、浦和の得点になるようないわゆるツキの部分で浦和に傾けば、全国優勝も可能だとは思っていました。

ただ、今日の試合に関しては、ツキの部分ではどちらかというと東京ヴェルディに傾いてしまっていたと思います。

連日連戦、通常の試合とは比べ物にならない緊張感の中で、通常の疲労以上の疲労の蓄積を感じるような展開で、前日の午後の試合から24時間も経過しない時間軸で戦わなければならなかったなど、条件面の影響も否定できないとは思いますが、これが夏の全国大会なんですよね。

一つの大会が終わったので、今後のために、あえて厳しいことを書きますが、この戦術で浦和レッズユースが全国レベルでも勝ち続けられるようなチームになるためには、プレスの激しい中で、ミスのない精度の高いパスを、早い判断で、スピードの速いパスで展開することを突き詰めること。

展開によってはバランスを崩す勇気を持つこと(チームで何があってもバランスを崩すなということであれば、仕方ないですが。)

そして、練習と言うよりも意識の問題で変えられることなのかもしれませんが、試合展開を的確に読んで行うプレーを状況によってチームで統一して行えるようにすること。

正直な所、浦和のトップチームが大々的にそうすると以前に掲げて、結果が出せずにバタバタしたような難しい戦術なので簡単には行かないのは事実です。ただ、あと一歩のところまでは行っているのは、今年の浦和レッズユースを見ていてはっきりと分かります。

今日は悔しさが先行すると思います。でも、やっている方向性は間違っていませんので、すぐに切り替えてください。プレミアリーグだってまだまだこれから巻き返せます。彩の国カップという他のクラブユースのチームが経験したくても経験できない舞台の次の試合が目前に迫っています。

今日の試合であれば、0-5で敗れた結果を見つめるのではなく、0-2になってしまったところまでの自分達のプレーと2-0にした相手のプレーを突き詰めて考えてみてください。

長々と偉そうに書きましたが、浦和サポとして、サッカー好きとしてのブクメは、個に依存しないサッカーをベースに成熟を目指して、そこに個が加わって強さを見せるような浦和レッズユースの一貫した方針が大好きです。

今後の成長を楽しみに見届けさせてもらいます。

お疲れ様でした。

ではでは!

 

日本クラブユースサッカー 選手権(U-18)大会2011/07/26 – 1次ラウンド第3日vsジュビロ磐田U-18 6-0勝利・・・1位の1位で決勝トーナメントへ

前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場2011年7月26日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

1日の空き日を経て、浦和レッズユースが戦っているクラブユース選手権の1次ラウンドも最終日の3日目となりました。全ては初戦の大宮アルディージャ戦でギリギリのところで引き分けに持ち込んだところからスタートして、第2戦では4-0で快勝。今日に関しては引き分けでも1位通過できる可能性が高いというやりやすい状況を自らで作り出して臨んだ第3戦という、勝ち進んでいくチームに必要な条件をクリアしながら今日を迎えました。

ジュビロ磐田U-18との対戦は、自分が思い当たる限りここ数年ユースでは対戦していないと思いますし、とにかくどういうサッカーをするのかの情報もなく、前回のブログでも書いたかもしれませんが、ベガルタ仙台と接戦だったということで浦和が第2戦のようなサッカーができれば問題ないだろうと思いつつ、ふたを開けてみるまで分からないとドキドキしながら観戦しました。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

第2戦のベガルタ仙台戦とまったく同じスタメン構成となりました。

試合の入り方でまず浦和レッズユースが主導権を握ることができ、更に思ったよりプレスがきつくないかったり、サイドのスペースを空けてくれたこともあり、浦和のやりたいようなサッカーを終始展開することができる状況になりました。

いきなりロングボールが左サイドの空いたスペースに入った10番矢島慎也に通り、鋭い仕掛けで相手ゴールを脅かしたり、その後も10番矢島慎也、左サイドの堀田稜がえぐって、右サイドの7番鈴木悠太へ展開してシュートまでつなげたり、10番矢島慎也がミドルシュートを放ったり、面白いように浦和がやりたい攻撃が実行できていました。

また、いつもと違った攻撃パターンと言うのが的確かはわからないのですが、10番矢島慎也と14番繁田秀斗、11番堀田稜と14番繁田秀斗など中盤と前線の間で相手ディフェンスラインのところで凄く細かいワンタッチパスでのパス交換で崩していく展開も多く見られました。

守備の部分でもバランス良く、危ないところまでは持ち込ませなかったり、カウンターをくらってサイドを走られた時でもタイミングの良いタックルで20番新井純平が奪い返すなど、ペナルティエリアに侵入されることはほとんどなかったと思います。

ただ、攻めこんではいるものの、なかなか得点までに至らない状況が続く中で、前半の25分にようやくその均衡を崩すことに成功します。

左サイドから11番堀田稜が深くまでドリブルで攻め上がり、中へ切り込んでゴール前のスペースに入った14番繁田秀斗にラストパス。シュートと思わせて、右の7番鈴木悠太へパスを出し、7番鈴木悠太がしっかりと決めて先制。14番繁田秀斗の見事な見事な狙い通りのアシストでの先制です(シュートミスが結果的に絶妙なパスになったようにも見えましたが、ブクメの個人的多数決で狙い通りのアシストということになりました。解決!)

先制点の後も、11番堀田稜の左サイドからの攻撃が冴えわたり大きなチャンスを作ったり、20番新井純平から7番鈴木悠太、持ち上がって正確なクロスをファーサイドの10番矢島慎也に通してあと一歩でゴールと言う場面もあったり、とにかくやってほしい攻撃が思い通りに展開されていました。

6番野崎雅也へのマークがプレスというよりゾーンで守ろうとされていたのか、それが上手く機能せずに逆に6番野崎雅也の周りに大きなスペースが空くことが多々あり、いわゆるやりたい放題にボールを捌くことができていました。

攻勢に進めることでセットプレーが割と多い。でも、ここしばらくセットプレーからのゴールがないような気がしていたのですが・・・決めてくれました。

伏線となるような10番矢島慎也の蹴ったコーナーキックに18番西袋裕太が反応した惜しい場面の後、同じようなコーナーキックのチャンスで10番矢島慎也が蹴ったコーナーキックに18番西袋裕太が打点の高いヘッドでゴール右隅に押し込んでゴール。欲しかったセットプレーからのゴールで2-0とリードを奪います。

これ以外にも、セットプレーからの攻撃で18番西袋裕太が絡んで10番矢島慎也が押し込んだような場面がありましたが、これはオフサイド。それでもセットプレーからの得点チャンスが多かったこともこの試合の収穫だったと思います。

左サイドからの5番佐藤大介からのピンポイントのクロスに12番高田拓弥が頭で合わせてあと一歩でゴールと言う場面など作りつつ、前半は2-0で終了。

後半に入っても、2点ビハインドの磐田が戦い方を変えてきたり激しさを増してくるという様子もあまりなく、浦和ペースで展開されていきます。

10番矢島慎也から12番高田拓弥へパスからシュートや、20番新井純平のオーバーラップからのクロスボールに14番繁田秀とがヘディングシュートなど様々なパターンでの攻撃が展開されるも前半同様なかなかゴールには至らなかったものの、迎えた20分に左サイドをドリブルで持ち上がった11番堀田稜のクロスに7番鈴木悠太がヘッドで豪快に押し込んでほしかった追加点を入れ、3-0とし、ほぼこの試合の勝利を決めます。

この得点の後、7番鈴木悠太に代えて21番関根貴大、5番佐藤大介に代わり2番西山航平が入ります。21番関根貴大は7番鈴木悠太と同じ右サイドのポジション、2番西山航平も5番佐藤大介と同じ左サイドバックに入りました。

そして、この大会で流れの中から得点が取れていなかった12番高田拓弥が25分に(たぶん)10番矢島慎也からのスルーパスに抜け出してキーパーと1対1となり、これを落ち着いて決めて4-0。

更に、大会ベストゴールに選んではいかがですか?と言いたくなるような10番矢島慎也の豪快なミドルシュートからのゴールで5-0。

この後、30分に12番高田拓弥に代えて24番中村駿介、35分に10番矢島慎也に代えて8番片慎吾が入り、締めくくりは11番堀田稜が自ら持ち込んでゴールで6-0。

難しい試合になる可能性もあると思っていた第3戦で6-0の大勝。この結果、グループ1位となり決勝トーナメント進出を決め、更に気がつけば1位の中の1位で1次ラウンドのグループステージを通過となりました。

気になる準々決勝の対戦相手は2位の2位となった東京ヴェルディユースとなりました。

那須での順位決定戦での勝利を私は見ていませんので、明日群馬でまた勝利を見せてくださいね!

明らかに今日の相手より個々の能力が高い強敵になりますが、間違えなくこの大会での優勝するべきチームへの流れは浦和に傾いていると思いますし、自信を持って浦和レッズユースのプレーを続けて行けば間違えなく勝ち進めます。

後は、まあ当然と言えば当然なのですが、今日の試合をビデオで撮影してチェックしているようなどこかのチームのスタッフらしき人もいたように、決勝トーナメントに勝ち進んでくるようなチームは、浦和の長所を消すためにしっかり研究してきますので、今こそスカウティングに負けない浦和レッズユースのサッカーを見せてくださいね!

暑い中で疲労もたまってくる時期で、しかも連戦となりますので大変かと思いますが、出来る限り体を休めて明日の戦いに備えてくださいね!

まず、決勝トーナメント進出おめでとうございます・・というか、ありがとうございますというか、なんというかです。

明日の試合を楽しみにしています!

ではでは~!

 

日本クラブユースサッカー 選手権(U-18)大会2011/07/24 – 1次ラウンド第2日vsベガルタ仙台ユース 4-0勝利・・・この勢いで

大胡総合運動公園陸上競技・サッカー場2011年7月24日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

クラブユース選手権の2日目になります。

昨日の大宮アルディージャユース戦で後半終盤までビハインドを背負いながらも引き分けに持ち込み、1つの負けが大きく敗退に影響してしまうこの大会で大きな勝点1を奪い取った浦和は、グループ突破を決めるために必須の残り2試合2連勝を目指してまずは、ベガルタ仙台ユース相手に勝利を目指します。

40分ハーフとは言っても、過密な日程の中で行われる大会なので大変です。それ以上に疲労よりもこういう大会では試合ごとにチームの状態が上がっていくことが望ましいわけで、今日の試合は勝利と共に3試合目、決勝トーナメントに繋がる手応えと勢いをつけるための内容が必要になります。

今日の試合は昨年ジュニアユースが高円宮杯出場を決めた大胡総合運動公園サッカー場で行われました。

天気予報では、気温が上がるとありましたが、湿気は多いものの雲が多く比較的やりやすい環境での試合になったと思います。昨日の天然芝から今日は人工芝になったのでそのあたりの変化への対応も必要となりますね。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

1日目のスタメンから、センターバックが4番小出啓太に代わり18番西袋裕太、フォワードの右が13番金野僚太に代わり7番鈴木悠太になっています。

相手のベガルタ仙台ユースがどのくらいの強さなのかは分かりませんが、第1戦のジュビロ磐田U-18相手の試合を観戦していた人のツイッターなんぞ見ていたら、敗れたものの後半はベガルタ仙台ペースだったようなことが書いてあったので、割と手強いのかもしれないという中途半端な予備情報を持ちつつの試合観戦でした。

この試合は、入り方ということで言えばベガルタ仙台ユースにやられたという印象がありました。

試合開始から、やや押し込まれて決定的な場面を作られるものの相手の放ったシュートはポストに当たり失点は免れると、その後は浦和が落ち着いたプレーを見せ徐々に浦和ペースに変わります。

ここ数試合、中盤で思うように動けていない印象のあった14番繁田秀斗の動きやポジショニングが、この試合では「やればできるじゃん!」と声に出して言ってしまうほど(実際には言っていませんがw)よく、これにより、6番野崎雅也、10番矢島慎也にもパスがよく収まり、結果的に全体的にリズムが出て多彩な攻撃が繰り広げられる試合となりました。

ここにいるべきというポジショニングに上手く入っていることから、14番繁田秀斗は自らシュートを狙える場面も多くなりました。

浦和攻勢の時間に多くのセットプレーのチャンスを獲得し、CKで10番矢島慎也の上げたボールに3番寄特直人が足で合わせて後一歩でゴールのシーンなど、セットプレーでもゴールを匂わせるようなプレーが多く出ていました。

前半序盤は7番鈴木悠太と11番堀田稜がポジションチェンジしていたのですが、7番鈴木悠太が入った左サイドで、5番佐藤大介のオーバーラップをおとりにしてドリブルで中へ切れ込んでの仕掛けを見せるなど相手守備陣を脅かすプレーを見せ、その左サイドでのプレーから先制点が生まれます。

前半20分に、左サイドを縦にドリブルで突破し、深くまで切り込んでクロスボールをあげると、右サイドから中に走りこんだ11番堀田稜がヘッドで合わせてゴールとなります。

普段と逆サイド同士のアシストとゴールと同時に11番堀田稜の珍しいヘッドでのゴールでした。不思議な感覚でしたよ。

テンポよく球が回る中で、今日は12番高田拓弥も結果的に得点はなかったものの、彼らしいプレーが随所に見られ、今日のようなプレーが続けば、今後得点を量産してくれる可能性も高いと思います。

また、前の試合では、ほとんどオーバーラップが見られなかった20番新井純平ですが、この試合では比較的バランスはとりながらではありましたが、多く見ることができました。実際に、パスが渡ってクロスまで行く場面も何度もあり、更に前回はなかったシュートを狙う場面もあり、また、彼ならではかもしれませんが豪快にオーバーラップする動きがディフェンダーをひきつけて、スペースを空けてそのスペースを他の選手が使うというプレーも出ていました。後は、クロスの精度を上げてバリュエーションを増やしていけば、相手に脅威になることは間違えないですね。

前半は1-0で終了。

後半は、早い時間に追加点を取ってしまえばこの試合は一方的にできそうだと思って見ていたのですが、期待通りの追加点があっという間に入りました。

11番堀田稜が相手が守備ラインに厳しいプレスをかけ、インターセプトに成功、すかさず12番高田拓弥へパスを通し、パスを受けた12番高田拓弥が落ち着いて11番堀田稜へパスし、キーパーと1対1の場面を作ってゴール。

見事なインターセプトからのゴールでリードを2点に広げます。

更に、得点にはならなかったものの、中盤からの攻撃の仕掛けで、右サイドの20番新井純平がオーバーラップを仕掛けたところにディフェンダーが全体的に右サイドにつられた所で左サイドのスペースが空き、そこに11番堀田稜が走りこんだところにパスが通り深くまで仕掛けるなど動きでスペースを作る形からの攻撃は見事でした。

後半12分に10番矢島慎也に代わり8番片槙吾が入ります。

後半に入っても14番繁田秀斗の動きの質がよく、経由した攻撃が多く見られました。

一方的な浦和ペースながら、3点目がなかなか決まらないまま試合は終盤となり、迎えた38分。18番西袋裕太からのロングボールが相手ディフェンダーの裏へ抜け、そこを狙って飛び出した14番繁田秀斗が見事に抜け出しキーパーが飛び出してきたところにループ気味のシュートでキーパーに触られるもののボールはゴールに吸い込まれゴール。

見事なゴールで3-0とします。

得点後に、7番鈴木悠太に代わり23番岸伯富実、14番繁田秀斗に代わり24番中村駿介、続いて12番高田拓弥に代えて9番長坂竜一が入ります。

終了まで数分というところで、このまま終了するかと思われたロスタイムに11番堀田稜が左サイドをドリブルで切り込み、ゴール前をしっかり見てゴール前の8番片槙吾へパスを通し、8番片槙吾がペナルティエリア右に走りこんだ23番岸伯富実にラストパスを送り、23番岸伯富実が落ち着いてゴール右隅に流しこんでゴール。

この4点目と同時に試合終了の笛がなり、結果的に4-0の大勝となりました。

もう一方の大宮vs磐田の試合がスコアレスドローだったため、得失点差で浦和がグループ1位になりました。今回の結果により、火曜日の磐田戦で引き分けでも1位通過となる可能性がでてきました(大宮が仙台相手に大勝すると得失点差で抜かれる可能性がある。)

もちろん今日の試合で勝利できたことが最も大事なことではあるのですが、今日チームでできたプレーの質の高さというものが物凄く重要であり、今年の浦和レッズユースが目指すサッカーができたことが見ていて嬉しかったですね。自信を持ってプレーすることで、パススピードも上がっていましたし、あれくらいのパススピードで攻撃を展開できれば、これまでに苦戦した相手にも勝つことができていたのにと思ったりもしましたよ。

後は、フィニッシュの部分で今日は決定的なチャンスでもう少し落ち着いて決められていたら、もっと得点できていたというくらい決めなければならないチャンスで決められなかったことが多かったのも事実ですので、これらはしっかり意識して治していく必要があると思います。1点で勝負が決まるような難しい試合では、今日なら許されるシュートミスも後悔の対象になってしまうのですから。

とにもかくにも、楽しい試合でした。次はもっと楽しい試合を見せてください!

自分達のプレーに自信を持って、今日の勢いをそのままぶつけていけば大丈夫です!全国大会は、実力と共に勢いも凄く大事ですからね。

楽しみにしています。

ではでは~!

 

日本クラブユースサッカー 選手権(U-18)大会2011/07/23 – 1次ラウンド第1日vs大宮アルディージャユース 1-1引き分け・・・自信を持ってやればOK

玉村町北部公園サッカー場2011年7月23日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

いよいよ夏の全国大会となるクラブユース選手権が開幕しました。まずは1次ラウンドのグループステージを突破するための戦いからスタートするわけですが、グループ1位と、2位の上位2位までが決勝トーナメント進出と言う過酷な条件のため、一つでも負けてしまうと厳しい状況になるというのがこの大会になります。

震災のために今年はJヴィレッジが使えないため、U18の大会の会場は群馬県の色々なサッカー場で開催。少し雰囲気が違う中での戦いとなります。

浦和レッズユースは、大宮アルディージャ、ベガルタ仙台、ジュビロ磐田と同組となり、初戦の今日は大宮アルディージャユースと玉村町北部公園サッカー場で対戦しました。

なんで、全国大会のグループステージで大宮とやらなければならないんだという気もしますが、組み合わせですから仕方ないですよね。

さて、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と4番小出啓太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に13番金野僚太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

プレミアリーグでのスタメンと前回の彩の国カップで手ごたえをつかんだメンバーを上手く組み合わせたようなスタメンになりました。

先日の台風の影響で昨日一昨日と涼しかったのですが、その流れで今日も比較的湿度は低めで風が通ると涼しいような気候でしたが、それでも日向はかなり暑かったことや、ピッチ状態も悪かったためにやややりにくい環境ではあったと思います。

まず、得点経過を簡単に書いてしまいますと、

ここ最近の試合と同じような、リズムを作るためのボランチの6番野崎雅也を経由するための仕掛けのパスを奪われてしまったところから始まったカウンターからディフェンスラインを突破されての失点。これが前半の8分。

そして、浦和の得点は後半終盤にPKを得て、そのPKを12番高田拓弥が決めて同点にしたゴール。

これにより結果は1-1の引き分けとなりました。

試合展開は、バランス重視と崩し所、中盤の6番野崎雅也や両サイドの経由役となる中盤の動きがやや足りないところで、リズムが作れないままに奪われてカウンターで浦和の左サイドを多く狙ってくる大宮、左サイドの11番堀田稜のサイドを使って攻撃をしかける回数が多かった浦和という構図ながら、浦和が攻撃を受ける際はカウンター気味に受けるために、ピンチの大きさとしては浦和の方が危ないシーンが多かったと言うしかないかもしれません。

右サイドの並びが13番金野僚太と20番新井純平になったことでオーバーラップを使っての攻撃の場面が多くみられるかと思いましたが、チームの中でバランス重視となっていたのかどうかは分かりませんが、前半に関してはオーバーラップがほとんどなく、このポジションをプレミアリーグから変えた意図というものが少しわかりにくい印象がありました。

サイドバックとサイドの連携というものは少なかったものの、左サイドに通った時には11番堀田稜が仕掛け、右サイドに通った時は13番金野僚太がためを作って中盤の選手を使うという場面も見られました。

ただ、前線の12番高田拓弥のところでおさまらなかったり中盤でテンポよく攻撃のリズムにつなげられないためんに後ろで回す場面が多くなってしまったり、攻撃が停滞することから、10番矢島慎也が個人技に余計に運動量を使わなくてはならないような、少し悪循環にもなっていました。

前半の終盤に、そのあたりをケアして6番野崎雅也がボランチよりも更に低い位置に下がってディフェンスラインに近いところでバランスを取りながら、サイドバックを使って攻撃しようとする意図は見られたのですが、思うようにはなかなか行かないようでしたが、それでも前半の終盤は攻撃のリズムが良くなり、同点に追いつけそうな場面もできつつ、終了。

後半に入っても、途中までは思うような形は作れてはいなかったと思いますが、前半の大宮のものすごい集中力が欠け始めたこともあり浦和が攻勢に出る場面も多くなってきました。

やや前線でボールを収めることには苦戦していた12番高田拓弥でしたが、サイドに近い距離に動いて20番新井純平の攻撃参加の起点になったり、自らでシュートを放ったり、前半に比べて得点に近づくための動きの質が上がってきました。

惜しい場面も作りながら0-1のまま試合が進み、後半20分に11番堀田稜に代えて21番関根貴大、13番金野僚太に代えて7番鈴木悠太が入り、この交代により右サイドでの攻撃にスピードが加わり相手ゴールを脅かす場面が増えて来ました。

7番鈴木悠太がいつものサイドに縦に攻め上がるパターン以外に中にドリブルで切れ込んでいくプレーを見せ、このような攻撃により相手の守備を混乱させることができていました。

後半30分に5番佐藤大介に代わり18番西袋裕太が投入され試合終盤は、相手が守備に重点を置いたこともありますが、浦和が攻めこむ、惜しくも決まらないという場面が何度もありながら、それでも決まらないままに時間が過ぎて行きます。

そんな中で、最後の最後にペナルティエリア内で倒されPKを獲得して同点へとなっていきました。

同点ゴールの後、12番高田拓弥のボレーシュートなど相手キーパーの好セーブがなければ得点になっているだろうというシュートもあったり、10番矢島慎也が前線でキープして攻撃につなげたり、少ない残り時間の中で逆転のチャンスもなかったわけではないと思います。

試合終盤に、最後の交代枠で14番繁田秀斗に代わり8番片慎吾が入ります。

交代枠を全て使い尽くし逆転ゴールを狙ったものの1-1の引き分けに終わりました。

負けたら、かなり厳しくなるグループステージで引き分けに持ち込んだことはかなり大きいです。

また、確かに失点につながってしまっていることが多いのは事実ですが、浦和がリズムを作るためのパス回しは、自信を持ってやり続けるしかないと思います。前に書いたかもしれませんが、できるなら自信を持ってやるしかない。それがだめかもと思ってできないならやり方を変えるしかないわけですから。

とにかく、自信を持ってやってください。中盤の距離感をもっと大切にしてみてください。そして、やはり右サイドバックに20番新井純平をスタメンで起用するのであれば、持ち味であるオーバーラップからの攻撃参加をチームの中で使うような意図をもっと出しても良いような気もします。

良いバランス、悪いバランス、この辺りの駆け引きができれば浦和のチームのリズムを大きく崩さずに相手に脅威となる攻撃を仕掛けるためのオプションに必ずなると思います。

ということで、今日の良かった時間帯を大切に思いだして、増やして残り2つはしっかり結果を出して上へ進みましょう!

明日の試合を楽しみに見させてもらいます!!

お疲れさまでした。

ではでは~!

 

 

日本クラブユースサッカー 選手権(U-18)大会 関東予選2次リーグ2011/06/12-第4節 vs横浜FCユース 2-2引き分け・・・スカウティングに負けないチームへ

レッズランド2011年6月12日

どうも、浦和サポブクメです☆

で、今日の試合の結果がどうだったの?全国決まったの?と気になる方のために最初に書いちゃいます。今日の試合が2-2の引き分けで勝点が10(得失+13)になりました。横浜FCユースが勝点8、ジェフユナイテッド千葉ユースがザスパ草津U18に5-1で勝ったようなので勝点が7(得失+10)になりました。横浜FCユースの最後の相手がここまで全敗の常総アイデンティなので、横浜FCユースが勝点11まで伸ばす可能性が高い。で、自動的に全国が決まるグループ2位以内になるにはどうすれば良いかというと、来週のジェフユナイテッド千葉ユース戦で1点差以内の負け以上の成績でOKとなります。1位通過するには勝つか、引き分けの場合は横浜FCユースが現在の浦和との得失点差の7を上回る勝ち方をしなければOKということになります。

そんな感じです。

では、試合の話に移ります。

今日の試合は、今のチームにとって非常に刺激になる難しい試合になりました。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と4番小出啓太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに2番西山航平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に26番大野将平

となります。

前節と同じスタメンで臨みます。

ここまでバランス良い試合運びを続け、結果を残してきた浦和レッズユースにとって今日の試合は、ある意味今後引き締めるべき部分を考えるきっかけとなる展開や相手の試みを強く意識させられるものとなりました。

試合の入り方は、いつも通り落ち着いて入れたと思いますし、相手のフォワードに大きい選手がいるのは気にはなったものの、ロングフィードでサイドの選手がいきなり仕掛ける展開を作るなど相手に走らせるようなプレーができていました。

しかしながら、何か少し違うなと感じたのは、浦和の長所を徹底的に潰しにかかる相手のプレースタイルでした。高校サッカーのチームがとにかく運動量豊富にプレスをかけてくる試合はよくありますが、これに加えて狙いどころを絞り込んで賢くプレーしてくると言うと適当かと思います。

更に、相手の前線の大きい選手は思ったよりスピードがありポジショニングも上手い、組んでいたフォワードも裏を狙う動きが鋭くプレーが思い切り良く危険な雰囲気も持っていました。

見る側とすると、攻められないな~と言う印象ながらも、相手を消耗させるようなポゼッション力の高いプレーは浦和もできていたので、どこかで打開して得点してしまえば、相手の運動量も落ちてきていつも通りの展開になるかな~くらいで見ていました。

中盤は閉じられてしまうものの、サイドからの攻撃で仕掛けることは出来ていて、7番鈴木悠太の仕掛けからのシュートなども最初は出来ていましたし、ロングボールから26番大野将平がポストで落として11番堀田稜が仕掛けるとうい形もできていました。それでも、中盤の選手を経由してというところが、激しいプレスで減らされていたのは気になっていました。

浦和として運の悪い展開になってしまったのは、前半12分にペナルティエリアの外から相手選手が思いきりよく打って来たシュートがディフェンダーの足に当たってキーパーが届かないコースに飛んでしまっての失点。甘く見ていたわけではなく浦和もバランスよく守れてはいたものの、こういう形の失点で相手を勢いづかせてしまいましたね。

失点から立て直す失点後の時間に余裕を持ちすぎてのミスから更に失点をしてしまい前半15分の間に2点のビハインドを背負うという非常に苦しい展開になってしまいます。

今日の相手は、浦和のサッカーを物凄く研究してやってきているのが分かるものの、おそらく0-0の状況で試合が長く続いていれば、浦和のペースにもって行くことはできたと思いますが、この2点が相手に余裕を与えてしまい、更に浦和の長所を潰すプレーを徹底されてしまいます。

おそらく、前半の残りの時間では、激しいマークを受けながら、それでもかわして何度かチャンスを作っていた10番矢島慎也から26番大野将平に繋げたパスから持ち込んで放った惜しいシュート以外は、得点の可能性を感じさせるような惜しいシュートはなかったように思います。

後半に入ってもしばらくは同じような展開で進むものの、3番寄特直人がタイミングで攻撃参加を試みるなど、これまでの試合でなかった相手に研究されていないような試みも見られつつ、サイドからの攻撃で11番堀田稜や7番鈴木悠太がチャンスを作る場面も何度かありつつ、決定的な何かまではあと一歩という歯がゆい展開で10分ほどが経過した所で、11番堀田稜に代わり28番関根貴大が投入されます。

左サイドで独特のキープ力あるドリブルで28番関根貴大が人数をかけた激しいプレスを突破するシーンなどが出だし、徐々に浦和に得点のにおいがし始めます。更に、やはり浦和のボール回しや急な大きな展開やサイドからのスピードある攻撃に対応していた相手に疲れが出始め、対応できないために危ないファールが増えてくるのはいただけないのですが、10番矢島慎也は明らかに疲れてきた相手に対して効果的なプレーを増やしていきます。ドリブルの範囲もいつもより更に広くスペースを使って動くことで相手はついてこれません。

流れができ始めた所で20分に26番大野将平に代えて17番カドコダイ・アシカン、14番繁田秀斗に代えて8番片槙吾を投入します。

そして、30分にようやく28番関根貴大の見事なシュートで1点を返すことに成功します。

ここからは、浦和の圧倒的攻勢の時間になり、特に10番矢島慎也が前半の激しすぎるマークのイライラを晴らすかのごとく、ドリブルで仕掛けたり、惜しいシュートを放ちます。やや強引ながらも相手を完全に抜き去っていたこの時間帯のプレーは凄かったですね。そして、持ち込んで豪快なシュートを決めてついに2-2の同点に追いつきます。

同点ゴール以降も逆転すべく、10番矢島慎也のチャンスメークで何度もチャンスを作ります。17番カドコダイ・アシカンをおとりにしてゴール前に入り込んだ28番関根貴大へクロスボールを入れてヘディングシュートの流れを作ったり、7番鈴木悠太の決定的なチャンスを演出したりしたものの、惜しくも逆転ゴールは決まらず、相手の激しいマークで少し足を痛めていたこともあり、後半40分に18番西袋裕太と交代します。

ここから怒涛の攻めを見せる浦和でしたが、結局逆転まではとどかず試合は2-2で終了しました。

雑感としては、今年の浦和レッズユースは既に徹底研究されるレベルまで相手チームには警戒されるようになったんだな~と実感しつつ、全国レベルでも戦えるくらいの強さの浦和でも研究されるとまだまだ修正点も多いものだなという部分もありつつ、それでも浦和のサッカーに対応しようとすると相手の体力をかなり削れる(後半の相手の運動量の落ちっぷりを見て)んだな~とも感じつつ、色々考えましたね。

これはこの予選の最初の試合の時に書いたかもしれませんが、全国リーグで不動のセンターフォワードとなっていた高田拓弥が負傷して、大野将平にチャンスが来て、途中出場ながらカドコダイ・アシカンも出場機会を得てというセンターフォワードのバリュエーションを色々見ることができたものの、それぞれの持ち味は違うわけでして、その選手の特徴を活かした動きやパスを回りがもう少し意識(理解とも言える)してできて精度が高まると、物凄い武器になるな~と言う部分と、それぞれの選手も持ち味+他の選手の方が優れている部分に近づく努力をすることで、相手のスカウティングを上回れるんですよね。可能性を考えると、凄く楽しみになってしまうわけです。それぞれの選手にとってはポジション争いで大変なのにすみません・・・と言いつつ、やはり気を抜くとスタメンを奪われる状態に常にあるほうが成長はするので私はそういう見方をします。

結構難しいものです。点を取るのが仕事のフォワードでも、メンバー構成によってはチャンスメイクを多くする必要がベストになる場合もありますし、やはり前に3人置く戦術である限りは、ある程度は点を取ることをメインにやる選手と取らせることに意識強めにやるべき選手もいると思うんですよね。

そういう意味では、今日の試合やここ何試合かを見ていて、28番関根貴大のプレーというのは非常に分かりやすく良いと思います。サイドのポジションで出ることが多いですが、点を取りに行く時はシュートを打つために角度が難しくなりすぎないくらい中に近いところで仕掛けていきますし、一旦捌いた方が良いときは簡単にはたいて他の選手に渡して自分は得点を奪うための良いポジションを探して動く。ゴール前では判断が技術より勝るということの方が意外と多いですからね。

結果的に、この試合を通じて浦和の選手達としては、スカウティングの怖さと、逆にそこまで研究されても基本的には今のスタイルを貫けば相手を上回ることができるという手応えも掴んだのではないでしょうか?

後は、やはり試合の駆け引きにどれだけ強くなれるかが引き続きの課題になると思います。

さてさて、この試合の後に40分ハーフで練習試合が行われましたのでそちらにも触れさせていただきます。

この試合のスタメンは以下、

GK29番関口亮助、DFがセンターバックに2番今泉賢人と15番西袋裕太、左サイドバックに26番小坂慎太朗、右サイドバックに16番西澤秀平、MFがボランチに8番片槙吾、トップ下に11番中村駿介と25番岸伯富実、FWが左に13番長坂竜一、右に19番金野僚太、真ん中に17番カドコダイ・アシカン

となります。

練習試合仕様ということで、背番号が違っている選手もいます。横浜FC側は、もっと斬新なユニ違い、番号なしなど色々混ざっていました。

試合自体は1-1の引き分け。得点は17番カドコダイ・アシカンが裏に抜け出してのゴールでした。

凄く不思議だったのですが、先ほどの試合と比べてこの試合は、明らかに17番カドコダイ・アシカンの特徴を周りが生かそうというプレーが出来ており、ジュニアユース時代から慣れていると言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが、センターバックからのロングフィードはサイドよりも真ん中の17番カドコダイ・アシカンに出す頻度が高く、周りも彼のポストプレーを受けやすい位置に動く。特に11番中村駿介は良い距離感でポストプレーを生かして攻撃を仕掛けられていました。周りが生かそうと動くと17番カドコダイ・アシカンはあれだけの動きができるのだと思うと、公式戦で出たときの伸びしろはまだまだあるなと今後に期待できるわけです。

また、右前線に入った19番金野僚太のプレーが印象的で、スピードがあるわけではないのですが、上がり方が絶妙で、サイドバックが上がり易いようなタメを作ったり、時にはペナルティエリア付近で得点に絡めるようなポジショニングに上手く入り込んで行く。サイドバックが攻撃を仕掛けるのが好きなタイプの選手だった場合には、非常に面白い右サイドが構成されるようなプレースタイルですね。

ここ何試合かは公式戦に絡めていない13番長坂竜一ですが、やるべきプレー、やって欲しいプレーはしっかりできていましたし、先ほどの試合ではベンチから外れていましたが、今日のような展開であれば、途中から出場していれば効果的な活躍が見られたのではないかと思ったりもします。

文章が長くなり過ぎそうなので、このくらいにしておきます。

なんというか、今日の試合に出場した選手や、周りで見ていた今後の出場を狙う選手がどのように感じてどのように今後に生かしていくかで、今のスタイルがどれだけスケールアップして行くか、楽しみで仕方がありません。

ということで、既にご存知の方も多いかと思いますが、浦和レッズユースからU17日本代表のワールドカップメンバーに新井純平が選ばれ、大会が18日からメキシコで開催されます。調子に乗って、ブクメは2週間ほどこの大会を観戦に行くことにしましたので、予選最終戦のジェフユナイテッド千葉戦と順位決定戦は見に行くことができません。

言いたいことは簡単で、見られなくて既に悔しいブクメを、更に悔しがらせるために今年も関東NO.1になっちゃってください。

グループ1位で通過すれば、駆け引きを学べる手強い相手と対戦することも出来ますし、今のチームの戦い方への自信を深めつつ、大きな経験を積むこともできます。楽しみにしています!

お疲れ様でした。

ではでは~!