日本クラブユースサッカー 選手権(U-18)大会 関東予選2次リーグ2011/06/05-第3節 vs千葉SC U18 6-1勝利・・・強さを証明

レッズランド2011年6月5日

どうも、浦和サポブクメです☆

午前中の関東U15リーグに続き、午後からは浦和レッズユースのクラブユース選手権予選になります。2週間前は、レッズランドからNACK5スタジアムへの自転車大移動があったのですが、今日はどちらもレッズランドということで、見る側としてはかなり楽でした。

ジュニアユースの試合の時は晴れて暑かったのですが天気予報では午後からの降水確率が50%となっていて、じわじわと雲が増えてユースの試合のころには曇りで湿気は凄いものの比較的涼しくてやりやすい気候になっていました。

ここまで、ザスパ草津U18と常総アイデンティU18を順当に下して2連勝。戦っているカテゴリを考えれば今日の千葉SC U18も格下になるわけですが、ご存知のように、浦和がいるグループでおそらく1位2位争いをする当面の相手となるであろう横浜FCとジェフユナイテッド千葉相手に引き分けという結果を出している千葉SCということで、思ったより強いかもしれないという警戒感と共に、この試合で勝てばまずグループ3位以内は確定(3位は絶対嫌ですがw)し、この千葉SCがやりにくそうな相手に2つ引き分けてくれたということで、勝点9まで伸ばしておくと残り2試合にプレッシャーを感じずに引き分けでもOKな展開に持ち込めるから是が非でも勝利して欲しいと思って試合を見させてもらいました。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と4番小出啓太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに2番西山航平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に26番大野将平

となります。

昨日と同様のスターティングメンバーですね。

今の浦和レッズユースは、非常にバランスが良いので試合の入り方だけしっかりできれば大丈夫かな~という感じでスタート。試合開始から、前線の選手が激しいプレスをかけてくる、組織もしっかりしている、守備もバランスが良い、ということで、なるほど、まぐれではなく、結果を残せるチーム力というのはすぐに分かりました。

しかしながら、逆にそういう相手と対峙したことで、浦和レッズユースの今年の強さがより際立つような展開になっていきます。試合の入り方も問題なく、激しいプレスにも守備ラインが落ち着いて対応し、数分で浦和のペースに変わります。

浦和と同様にサイドからの攻撃を狙いながら、前線の選手が裏を狙ってくるような相手に対して、両サイドバックの5番佐藤大介と2番西山航平が、サイドからの攻撃を守備意識高く封じ込め、時折裏を狙ってくる攻撃には冷やりとさせられるものもありましたが、センターバックの3番寄特直人と4番小出啓太が落ち着いて対応していました。

浦和のペースになってからは、いわゆる浦和レッズユースの攻撃パターンが数多く見られます。6番野崎雅也がボランチの位置でバランスを取り、攻撃面では左の11番堀田稜、右の7番鈴木悠太がドリブルで仕掛ける。10番矢島慎也は常に良いポジションを取りながら、ドリブルで相手を翻弄しながら、チャンスでミドルシュート。流れと言う意味では、やや前の試合同様に動きに困るようなところも見られた26番大野将平でしたが、ボールが入るとテクニックの凄さを見せる。14番繁田秀斗も攻撃の部分で良い距離感で動きチャンスに絡みます。

様々な武器で攻撃を仕掛けながら、千葉SCも集中力高く守ってきてこじ開けるには工夫が必要かと思っていたら・・・26番大野将平が個人技であっさりゴール。見ていた位置から遠めだったのですが、ボールを受けて反転しながらディフェンダーをかわしてシュートしてたと思います。

既に浦和が試合をコントロールしている流れが出来ている中で、先制点も奪え、当然1点では危険なのはわかりつつも、やっているサッカーを見ていたら、これでも勝てると思えるくらい、レベルの高いサッカーをしていたと思います。

あっという間に前半が終了しました。

後半に入り、序盤は同点ゴールを狙っての千葉SCの攻勢の時間に当然の如くなるわけですが、数本ペナルティエリアの少し外でFKのチャンスを与えてしまったものの、問題なく集中して凌ぎきり、ここから見事な浦和の攻撃が始まります。

まず、中盤で14番繁田秀斗がパスを受け、裏に抜け出した26番大野将平にパスを送り、なんなく決めて2-0。更に、10番矢島慎也が6番野崎雅也にボールを預けて前線に走りテンポ良く再び10番矢島慎也へとパスを繋げ、強烈なシュートを放つとキーパーがキャッチできずに、ボールがこぼれたところを26番大野将平がつめてゴール。

大野将平のハットトリックで3-0とリード。

やっている試合内容を考えても、これで試合はほぼ決まり。3点目が入ったのが後半15分ですから、残りの30分を色々試すこともできるような望ましい展開となります。

守備意識の高かった2番西山航平も機を見て攻撃参加したり、5番佐藤大介もオーバーラップして攻撃参加する回数が増え、10番矢島慎也はドリブルでディフェンダー4人くらいを一気に抜き去ったり、色々凄かったです。

25分に2番西山航平に代わり18番西袋裕太が入ります。18番西袋裕太はセンターバックの位置に入り、4番小出啓太が右サイドバックの位置に入ります。

更に点を取りに行く姿勢から前掛かりになりつつ、守備の布陣が変わったことなどで1度右サイドのバランスが崩れた所を狙われて、1失点してしまい、3-1となります。ここは、もう少し誰かが声をかけてコントロールしておく必要があったのかと思います。

この後、後半30分に11番堀田稜に代わり28番関根貴大、7番鈴木悠太に代わり27番金野僚太が入ります。

交代早々に28番関根貴大が独特のリズムのドリブルで仕掛けるなど見せ場をいきなり作ります。

この後の追加点は少し不思議な流れから決まります。

サイドからのクロスに10番矢島慎也が飛びこんで合わせたと思ったら、スルー(?)してそのままボールが流れると横にいたディフェンダーが予期せぬスルーで処理しきれず手に当ててしまいPK。

このPKを10番矢島慎也が決めて4-1。

更に、セットプレーからの流れで右サイドから10番矢島慎也が上げた精度の高いクロスをファーのポジションから18番西袋裕太がヘッドで見事に決めて5-1。

後半40分に、10番矢島慎也に代えて8番片槙吾、26番大野将平に代えて17番カドコダイ・アシカンが入ります。

この試合最後のゴールは、17番カドコダイ・アシカンの特徴を上手く活かしてのゴールになります。

バックラインからのロングボールを17番カドコダイ・アシカンが高さを活かして競り勝って落とし、このボールにしっかり反応した28番関根貴大が、キーパーより先に反応したため相手キーパーが間に合わずに倒してしまいPK。

このPKを28番関根貴大が自ら決めて6-1。

結局、難しくなると思われた試合は逆に浦和の強さを見せ付ける結果となり6-1の大勝となりました。

比較的、攻撃の狙いが浦和に似ている相手に対して、その精度や全体のバランスや攻撃のバリュエーションにおいて浦和が上回ったことが大勝に繋がった要因かと思います。

これで3連勝で勝点9まで伸ばし、3位以内は確定。

もう一方の試合で横浜FCvsジェフユナイテッド千葉が2-1で横浜FCが勝利したということですので、来週の横浜FC戦で勝てば自力で1位通過が決まります。星勘定をすれば、今のままの勝点でもジェフユナイテッド千葉が次でザスパ草津と引き分ければ(ザスパ草津が勝つと勝点でザスパ草津に並ばれる可能性が残る)、2位以内(全国大会出場圏内)は決まるわけですが、せっかくですから勝って決めてください。

なんというか、総括すると、今日の試合は見ていてかなり楽しかったです。普通にやっているサッカーのレベルの高さを楽しませてもらったと言う感じです。よく書いていることですが、研究されることも考えて、更に更にチームを成熟させて、様々な選手の誰が出てもそれぞれの持ち味を発揮できるようなチームを今後も目指していってください。

お疲れ様でした。

ではでは~。

日本クラブユースサッカー 選手権(U-18)大会 関東予選2次リーグ2011/06/04-第2節 vs常総アイデンティ 7-0勝利・・・攻撃陣が満遍なく得点

レッズランド2011年6月4日

どうも、浦和サポブクメです☆

先週末は久々にユースは公式戦がなく(練習試合はあったようです)、迎えた6月第1週末は土日共にクラブユース選手権2次予選が行われます。比較的、対戦相手と対戦順で恵まれている浦和レッズユースは、初戦ザスパ草津U-18にしっかり勝利し、今日の常総アイデンティ戦と明日の千葉SC戦で連勝すればグループ2位以内で決まる全国へ向けてかなり気持ち楽な展開にすることができます。

今日の対戦相手は常総アイデンティになるわけですが、正直な所、格下の相手になりますので点差を付けての勝利と多くの選手が結果を出す(特にフォワードがしっかり点を取って勢いをつけるなど重要)必要のある試合です。

このところ、トップチームのトレーニングマッチで連日襲われている荒れた天候よりはましですが、この時期ですので晴れると暑い。今日は晴れて結構気温が高く湿気がある状態での試合でしたので2日連続ということを考えても大きな消耗も避けたい試合でもありました。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と4番小出啓太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに2番西山航平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に26番大野将平

となります。

前回の試合から、キーパーが22番吉野雅大から1番三上綾太に代わり、センターバックが18番西袋裕太から4番小出啓太に代わっています。

予想通りというか、実力通りというか、前後半通して浦和ペースとなりました。また、やはり実力に差があることで逆に浦和がポゼッションをする上で予想外の相手の動きでリズムを作りにくいような印象もありました。

では、具体的な試合の話に移ります。

まず、最初のチャンスはセットプレーでの4番小出啓太のヘディングシュートから。

相手がレベルが高い場合には普段守備のバランスを重視する右サイドバックの2番西山航平や5番佐藤大介も高めのポジションで攻撃に参加することが多くなっていました。オーバーラップで攻撃参加と言うよりはセンターバックの2人とボランチの6番野崎雅也で十分守れるため、両サイドが高い位置でプレーすることができるという感じですね。

一方的に攻め込んでいながら、決まらないと思いつつ、11番堀田稜からのパスを受けた26番大野将平がきっちりと決め先制。見ている側とするとなかなか点が入らないと思っていつつ、7分での先制点だったので決して遅くはないですね。そのくらい押し込んでいました。

強引に攻め込むと言うよりは、いつも通りパスで組み立てながら丁寧に攻め込んでいくというイメージでした。

中盤の3人でパスを回しながら左サイドの11番堀田稜や7番鈴木悠太に繋げ攻め込み、時折、センターバックの位置から3番寄特直人や4番小出啓太が縦や横に大きな展開を見せると相手が全くつけない。高めの位置でサイドバックの2人も攻撃に参加する。点を取る迫力が少し足りないようにも見えつつも試合はしっかり支配していました。

先制点が入り、ここから立て続けに得点が入るかと思いつつ、最後のところで決めきれずという場面が続き、2点目が入ったのは先制点から20分後の27分。少し低めの位置で10番矢島慎也が右サイドの7番鈴木悠太にパスを通し、そのままサイドを駆け上がった7番鈴木悠太がグラウンダーの鋭いクロスを入れ、最後はパスを出した10番矢島慎也がゴール前に走りこんでゴール。見ていた位置から遠めでちょっと細かくは分かりにくかったのですが、密集した状態で14番繁田秀斗か誰かがディフェンダーをひきつけていたことで上手く10番矢島慎也まで届いたようにも見えました。

前半35分に26番大野将平に代わり、28番関根貴大が入ります。ポジションは同じくフォワードの真ん中になります。

前半残り10分の間に追加点は入らなかったものの、28番関根貴大の前線でのプレスの姿勢や、やや思うようには蹴れていなかったように思うものの、2本ほど枠を捉えたシュートを放つなどらしさを見せていました。

2-0で迎えた後半。スタートから14番繁田秀斗に代わり、8番片槙吾が入ります。

まず5分に10番矢島慎也がゴール。これで3-0とし、試合はほぼ決まり。

この試合、7番鈴木悠太の果敢な仕掛けや前半のアシストも良かったのですが、思うようにゴールが決まらず、シュートの場面ではやや運が悪いところもありつつ、この試合は得点を決められなかったのですが、そういう日もありますのでOK。

あとは、公式戦に出場しだした28番関根貴大やこの後登場するであろう控えのフォワード陣など攻撃の選手に得点を取ってもらいたいと思っていたら期待通りの展開が待っていたと言うか、良い感じに進んでくれました。もう、期待通りにです。

まず、23分のFKのチャンスに10番矢島慎也が蹴ったボールを28番関根貴大が頭で押し込んでゴール。決めたゴールが足ではなく頭でというのがまたなんとも良かったです。これで4-0。

その後25分に7番鈴木悠太に代わり17番カドコダイ・アシカン、10番矢島慎也に代えて24番中村駿介が入ります。

この交代で17番カドコダイ・アシカンがフォワードの真ん中の位置に入り、28番関根貴大が右サイドの位置に移ります。24番中村駿介はそのまま10番矢島慎也のトップ下の位置に入りました。

見ている側とすると17番カドコダイ・アシカンが入ったことで少し、高さを生かしたようなプレーにチームの戦い方が変えられると良いと思っていたのですが、基本的に戦い方は変わらず低めのパスで繋ぎながらロングパスはサイドへ、サイドの選手が切り込んでクロスまたはシュートという形のため、少し動きにくそうにも見えましたが、その展開でも良いチャンスが生まれます。

3番寄特直人からの右サイドへのロングパスを28番関根貴大が受け、切り込んでグラウンダーのクロス。そこに17番カドコダイ・アシカンが足で合わせるもディフェンダーの足に当たりゴール右に外れます。アシカンの得点の予感を感じつつ、30分に追加点が生まれます。このゴールは、6番野崎雅也からのパスを受けた11番堀田稜がしっかりコースを狙ってのゴール。これで5-0。

35分に5番佐藤大介に代わり15番今泉賢人が入ります。

15番今泉賢人はセンターバックの位置に入り、3番寄特直人が左サイドバックの位置に移ります。

先ほど、17番カドコダイ・アシカンの惜しかったチャンスと同様に、3番寄特直人から展開された右サイド28番関根貴大のクロスでゴールが生まれますが、このゴールは上手くゴール前に走りこんだ24番中村駿介。24番中村駿介も公式戦初ゴールだと思います。嬉しい攻撃陣のゴールです。これで6-0。

この試合最後のゴールは後半ロスタイム。この場面も28番関根貴大が右サイドを駆け上がってのアシストで、ここでゴール前に駆け込んだのは17番カドコダイ・アシカン。クロスボールをしっかり押し込みゴールを決めてくれました。

結果、7-0で快勝となりました。

ポゼッションで圧倒した浦和が、やや相手のペースに合わせてしまっていたことから、展開がゆっくりで迫力に欠ける部分もあったのですが、相手のプレスが余り激しくないこともありつつなので問題無しですね。

それにしても、28番関根貴大の動きは面白いですね。なんというか、この試合でも何度かあったのですが、来たパスなどでヨーイ、ドンッで相手ディフェンダーの方が先に追いつきそうだな~というタイミングで結果的には足の出し方(スピードではなく、タイミングだと思います)で勝って自分のものにしてしまっている。こういうプレーを見るたびにスゲーと思いながら、ディフェンダーはアフターでファールしてくる形になりやすいから怪我が怖いと思ってしまう部分もあるわけです。ということで、冗談ではなく本気で、その辺を考えると、こりゃ、サッカーだけど柔道の受身のように怪我をしない倒れ方をマスターしてもらわなければとか思ってしまうわけです。詳しくはないので、まったく根拠のない妄想ですがw

ということで、ポイントポイントで見ると前半で攻撃の場面では良い位置に10番矢島慎也がいるな~とか、高めにポジションを取っていても、ピンチの時の2番西山航平の守備意識とカバーの仕方はさすがだな~とか、セットプレーでは4番小出啓太が結構上手く競り勝つよな~とか(余裕がありすぎて胸トラップしてシュート外すとかありましたがw)、今年の浦和レッズユースの強さを感じさせる要素を見たり楽しんだりしたわけです。

そんなこんなで、明日の対戦相手の千葉SCがジェフユナイテッド千葉相手に引き分けたらしく、楽に勝てる相手ではないのかなという印象を全く試合を見ていないですが感じつつなので、今日のように相手のプレスや激しさがない試合を終えての次の試合ということで、少しリズムが狂いやすいかもしれませんが、しっかり引き締めて守備のミスで失点して相手に自信を持たせないように戦ってください。

連戦になりますのでしっかり休んで備えてください!

お疲れ様でした。

ではでは~。

日本クラブユースサッカー 選手権(U-18)大会 関東予選2次リーグ2011/05/21-第1節 vsザスパ草津U-18 1-0勝利・・・個性とチーム

赤羽スポーツの森公園競技場2011年5月21日
レッズランド2011年5月21日

 どうも、浦和サポブクメです☆

クラブユース選手権の初戦が15時キックオフとややゆっくりめということで、今日は赤羽スポーツの森公園競技場で行われた大学サッカーの第1試合、早稲田大学vs神奈川大学の試合を見てから移動して、クラブユース選手権の関東2次予選のザスパ草津U-18戦を観戦してきました。

早稲田大学では、浦和レッズユース出身選手では昨年からレギュラーポジションを掴んでいる菅井順平(3年)と今年からレギュラーとして出場している山地翔(3年)の2人がこの試合もスタメン出場。ここに早く池西希(2年)も絡んできて欲しいです!試合は、早稲田が全体的に試合を支配していながら、やや攻撃の精度に欠け、そうなるかな~と思ってたらやっぱり0-0で終わりました。まだまだやりたいサッカーが出来るようになるのはこれからというイメージでした。

菅井順平は安定感ありました。比較的攻撃参加はしない右サイドバックながら、得点が奪えない所でタイミングで攻撃参加してました。いい感じです。山地翔はセンターバックで、まだドッシリとというプレーまでは行かないものの、ピンチの芽を摘んだりが良かったと思います。今後、セットプレーで高さを生かしてゴールなど決めそうな雰囲気もあったりなかったりでした。

第2試合の筑波大学の試合は見られなかったものの、ベンチ入りを果たした葺本啓太を眺めつつ、スタジアムを後にしました。第2試合も見ていた人から聞いたら、その葺本啓太が決勝ゴールを決めて勝利したとか。見たかった!大学選抜の候補に選ばれたり、かなり良い感じです!

さて、場所をレッズランドに移しまして、夏の全国大会への戦いとなるクラブユース選手権関東予選になります。5試合を戦いグループ上位2位以内に入れば全国が決まる戦いの第1戦。単純に対戦相手とカードの順番を考えると最初3試合を3連勝しておけるかが鍵で、それができればプレッシャーがかからない状態でやりにくそうな横浜FCの第4戦、ジェフユナイテッド千葉の第5戦と進められるような。見るほうは安易に計算してしまうものです。

でも、良く考えたら昨年のJユースカップのグループステージではザスパ草津U18相手には1勝1分と負けてはいないものの、すっきりと勝てていないんですよね。試合前に、そのことを指摘されて思い出し少し気を引き締めました。

さて、この試合のスタメンは以下、

GK22番吉野雅大、DFがセンターバックに3番寄特直人と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに2番西山航平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に26番大野将平

控え:8番片槙吾、17番カドコダイ・アシカン、20番新井純平、24番中村駿介、28番関根貴大、GKの控えは16番大石祐輝だったと思います。

プレミアリーグの尚志高校戦で肩を痛めた小出啓太、また高田拓弥も怪我とのことでこの2人がスタメン、ベンチからも外れています。小出啓太のポジションに18番西袋裕太、高田拓弥のポジションに26番大野将平が入っています。

試合開始でいきなりピンチ。これは、尚志高校との試合でもありましたが、相手が強いという意識が薄い試合にたびたび出てしまってます。これはダメです、次やったら3試合連続なので怒ります。

おそらく昨年の戦いで浦和レッズユースとの戦いに戦えるという手応えを持った流れで挑んできているザスパ草津なので、勢い良く来るだろうと思っていましたが、その通りに運動量多く、また守備のところで激しさを持って臨んできましたね。これに、まずはやられた感じでしょうか。

メンバーに多少の変化はあるものの、試合が落ち着きだすと中盤より後ろでバックラインと6番野崎雅也が絡んでパス回しをしながら、組み立てようとしつつザスパ草津もしっかり追いかけてくるので時々カットされて危ない場面も作られつつ、全体的には上手い具合に運動量を抑えつつ、ザスパ草津の選手を消耗させていくと言うイメージでしょうか。

攻撃面では、攻めているものの決定的な場面は作れないな~というイメージ。フォワードの真ん中の位置に入った26番大野将平ですが、激しく運動量を伴ってアップダウンしながら裏を狙うという高田拓弥とは違って、ゆったりとスペースを探しながら動いているという印象でスピード感は感じないものの、結構いいところに入っていたりすることもありつつ。

そんな上手いポジションに入ったところへパスがビシッと決まった15分のチャンスでしっかりゴールして先制。

先制はしたものの、なんか中盤でリズムがつかめないのかもという雰囲気を感じさせつつ、それでも試合は浦和ペースと言う感じで不思議な感覚を覚えつつ、淡々と展開されていきます。

前半は1-0で終了。

後半に入ると、ザスパ草津の点を取りに来る姿勢を受けてしまったのか、やや押し込まれそうになる展開になりつつ、それでもポイントポイントではやはり浦和。そんな感じで進んでいく。

とりあえず、この後の交代の流れをまずは書いてしまいます。

後半20分に26番大野将平に代えて17番カドコダイ・アシカン

後半25分に2番西山航平に代えて20番新井純平

後半40分に11番堀田稜に代えて28番関根貴大

後半45分に10番矢島慎也に代えて24番中村駿介

で、追加点はなく試合は1-0で終了となり、見る人によっては勝っただけだな~というイメージかも知れませんが、ブクメとしては見所満載で今後のことを考えると面白い要素が色々見られたと結構満足しています。

ポイントは、慣れたスタメンの選手と違った選手が入った時のもろもろなのですが、例えば右サイドバックで2番西山航平から20番新井純平に代わった場面。この交代でのメッセージを考えた時に右サイドバックからの攻撃参加の活性化もあるぞというポイント。守りきろうなら守備に安定感のある2番西山航平のままでOKのところを攻撃参加とコーチングでの活性化という点で特徴のある20番新井純平が入ったことで右サイドの攻撃も使おうとなるわけで、右前線の7番鈴木悠太としては、比較的自分が右サイドに張っている攻撃のスタイルを20番新井純平を走らせるスペースを作りながら絡むことで攻撃が活性化します。交代からすぐは、20番新井純平の上がるスペースを埋めてしまっていることもあったのですが、終盤の何回かあったプレーは見事でした。7番鈴木悠太がボールを受けて、20番新井純平がオーバーラップ、そこにシンプルにボールを預けて20番新井純平がクロスを上げる所までを演出。

このプレーを見せておいて、次には2度ほど20番新井純平のオーバーラップをおとりにしてディフェンダーをサイドに意識させておいて中のスペースに走りこんだ17番カドコダイ・アシカンにパスを通す場面(惜しくもオフサイドになりましたが・・。)

この7番鈴木悠太の選択肢は良かったです。これで、少なくともオーバーラップした選手を使うかもしれないし、そちらに気をとられると中のスペースに他の選手が入り込まれたらそこを使われるかもしれないし、本人がそのままドリブルで仕掛けてくるかもしれないという3パターンを相手のディフェンダーに意識させることができます。というか、できてました。

そして、本職がフォワード真ん中(とブクメが勝手に思っている)、12番高田拓弥、26番大野将平、17番カドコダイ・アシカンの3人を公式戦で見たことでそれぞれがやるべきことの最低限のことは共通していても、それぞれが持ち味が違うわけで、例えば少し前の試合での17番カドコダイ・アシカンのプレーを見ている時に、12番高田拓弥がやるようなプレーをすることに集中しすぎているように見えて、彼自身の持ち味を出すことが弱くなっているように感じていたのですが、今日の試合で途中から入った際のプレーを見ていると、最初は動きに戸惑っていたようにも見えましたが、終盤にやっていた高さを生かしたポストプレーという強みを存分に見せてくれていたのが嬉しかったですね。

収まることが分かるとボールが彼に入った時に他の選手が走りこみやすい。そういう状況ができてきていたと思います。17番カドコダイ・アシカンの頭での力強いポストプレーに24番中村駿介が受けて攻撃が展開された場面など良かったです。とにかく、こういうプレーをして欲しいのと、彼自身がもっと自分が持っているアドバンテージを知ってプレーできるようになると、更に迫力が増すことになります。

26番大野将平で言うと、淡々とプレーしながら好ポジションとテクニックで仕掛けるというところでしょうか。

あくまでピッチの外で見ている1サポの立場としての印象で書いているだけですが、これを他の選手が理解してプレーをその都度少し変えられることが、層の厚さに繋がるのではないかと思います。

バックラインの選手のロングフィードも試合ごとに精度を増していくわけですが、同じロングフィードでも18番西袋裕太が出すパスの弾道と3番寄特直人が出すパスの弾道って違うんですよね、とか。

後は、尚志高校との試合で11番堀田稜のゴールに繋がった、10番矢島慎也の11番堀田稜のスピードがあれば、ここでも届くよねと言わんばかりの足元ではなく、届けば一気にゴールに近づけるスペースへのパス、これに11番堀田稜が追いついてしまうという凄い場面が今日もありましたし、これも一つ。

あと、ほんとにワンポイントですが試合の途中で14番繁田秀斗が同じようなパススピードでパス回しがされているところで急に速い強いパスを通したパスの強弱をつけるとか、試合終了間際でもそんな急にスピードを上げた強いパスで24番中村駿介が抜け出した場面もそんな強弱で相手のディフェンダーが反応できていなかった。そんなプレーとか。

アベレージのプレーはどんな時でも崩さず、持ち味はしっかり出し、逆に他の選手の持ち味を理解してプレーする。これができると層の厚いチームになると思います。

そして、怪我から復帰した28番関根貴大。短い時間でしたが、そのプレースケールの大きさを見ていて楽しいと共に相手ディフェンダーがついていけずにアフターでタックルに行くような場面が見られるとドキドキもしつつでしたが、可能性の感じるプレー一つ一つを楽しませてもらいました。

そんなことを考えた試合でした。

様々な可能性を楽しめたと共に、そういうチームの層を厚くするための試合としてもっとスムーズに運ぶためには、試合の入り方への課題、先制点から追加点への決めてしまうスイッチの入れ方、相手の攻勢の時間帯の過ごし方など、今後どのようなメンバー構成になっても、誰かしらがコントロールして、そうできるようにならないと行けないとも思います。

今日ベンチ入りできなかったメンバーについても同じで、モチベーションを保つのは大変なのは分かりますが、自分がやるべきプレー、自分の持ち味をしっかりアピールできるよう常に心がけておいてくださいね。

ではでは~!

第34回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会2010/7/28 準々決勝 vs 柏レイソルU18 0-1敗戦・・・次に生かして欲しい試合

Jヴィレッジ Pitch 5

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

クラブユース選手権は今日から決勝トーナメントに入りました。1位の4位でグループステージを突破した浦和レッズユースは、柏レイソルU-18との対戦となります。参加しているリーグなど、状況だけを見れば浦和レッズユースのほうが上ですが、ユースを良く見ている方はご存知の通り、非常に戦術的にも相性が悪いのが柏レイソルU-18ということで、難しい試合になるということは試合前から予想されていました。

柏レイソルU18戦のスタメンは以下の通り

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と、4番広瀬健太、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに12番皆川孝之、ボランチに6番野崎雅也、トップ下が14番矢島慎也と15番小峯洋介、FWが右に10番礒部裕基、左に7番矢島倫太郎、真ん中に9番高木凛

となります。出場停止の5番藤野友則に代わって今日は15番小峯洋介が入りました。フォワードの真ん中は9番高木凛でスタートです。

相性の悪さというのは、戦術などの面で苦手ということである程度は仕方ないとは思っていましたが、やはり難しい試合となりました。

柏レイソルU18がやってくるサッカーは非常にシンプルながら力強く、浦和の前線の選手にボールが入ったらとにかくしつこく追って攻撃を遅らせ、守備を固める。奪ったら、浦和の攻撃の形の一つとなるサイドバックが上がったスペースを狙ってロングボールを蹴り込みそのスペースに必ず一人が走りこむような形。

これによって、前半からサイドバックの選手やそこをケアする中盤の選手が狙われるスペースのケアに追われて消耗ばかりさせられていた印象があります。

相手キーパーを脅かすようなシュートは撃てないものの惜しいトライは何度か浦和レッズユースも見せていました。8番若井祥吾から9番高木凛へと出された長いパスからのシュート、GKの16番小笠原正人からのロングフィードを9番高木凛が落として、そのボールを良いポジションで拾った10番礒部裕基が持ち込んでのシュート。10番礒部裕基が右サイドから上げたクロスを14番矢島慎也がシュート。など、攻撃の形も数回作れたものの、得点には至りませんでした。

このところやや難しい展開の時に多く出てしまいがちな、不用意な横パスなどを狙われて相手に攻め込まれるというシーンがあり、そこからチャンスを作られるということも何度かありました。

前半35分ごろに一度、ミスからキーパーと1対1になる決定的なシーンを作られますがタイミングよく飛び出した16番小笠原正人がそのピンチを防ぎます。

好セーブはあったものの、前半の終盤に思わぬところで失点を喫してしまいます。ディフェンダーがしっかりついていたのですが、ペナルティエリア内で相手フォワードにボールをキープされ、反転されてそのままコースを狙った低めの鋭いシュートを放たれてしまい失点。

0-1で前半を終了します。

後半に入り、9番高木凛に代わり11番鈴木大輝が入ります。

とにかく、後半も柏レイソルU18のやるシンプルながら徹底されたプレーに苦戦します。

後半も、スタートから14番矢島慎也のミドルシュートや、矢島倫太郎から小峯洋介へパスからシュートなど何度かチャンスは作りますが決定的というシーンがなかなか作れません。

後半25分くらいに15番小峯洋介に代わり17番鈴木悠太が入ります。

試合終盤に14番矢島慎也、12番皆川孝之に代わり21番カドコダイ・アシカン、18番堀田稜が入ります。

終盤の時間帯に死に物狂いの攻撃を見せる浦和がセットプレーから7番矢島倫太郎の強烈なヘッドが惜しくもゴール左に外れた場面、左サイドから18番堀田稜のピンポイントクロスに21番カドコダイ・アシカンが足で合わせるも浮いてしまう場面、惜しいシーンを最後に立て続けに作ったものの残念ながら得点を奪うことが出来ず、試合は0-1で終了。

クラブユース選手権はベスト8で終了となりました。

浦和の良いところが消されるサッカーをされてしまったという印象が強いですが、あと一歩で崩せるというシーンも作り出せていたことから勝敗に関しては、どちらに転んでもおかしくない試合だったとは思います。このような試合で勝ちきるための今後の課題としては、やはりプレスが強烈なチーム相手の場合は、一つの判断の遅さであっという間に奪われてカウンターをくらってしまい、その数が多くなればなるほど消耗も激しくなり、攻撃にも参加するべき選手も自然と守備のケアに追われてしまう悪循環に陥ってしまいます。柏レイソルU18の攻撃が迫力のあるものに見えたのは、狙いどころをしっかりチームが理解して正確にプレーしてくることだったのかと思います。

はっきり言って、テクニックやスピード感は浦和の方が圧倒的に上です。更に勝負強さも身についてきています。ここに攻撃の迫力を加えることができれば、高円宮杯では確実に更に上を狙えます。パスの精度、ロングパスなどのトラップを狙い通りにして次のプレーへの判断を更に早くする。意識高くやれば問題なくできると思います。

今日の悔しさをまた一つの経験として、更にチーム力を高めて行ってください!

難しい展開で、失点しても下を向かずに最後まで戦い続けてくれた姿勢が気持ち良かったです。

初Jヴィレッジでの全国大会楽しませてもらいました。ありがとうございました。

そして、お疲れ様でした!

ではでは。

第34回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会2010/7/27 vs コンサドーレ札幌U18 0-0引き分け・・・グループ突破!!

Jヴィレッジ adidas Pitch

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

グループステージ最終日となりました。天気は快晴。やや風が強めというコンディションでの3戦目はグループステージ突破をかけてコンサドーレ札幌U18との対戦となります。

ここまで2連勝で1位通過のためには引き分け以上という結果が必要という状況。ちょうど第1試合でガンバ大阪が大量得点で勝利したということで、敗れて勝ち点6のままでの2位の上位2チームでの通過の可能性は期待できないなど、余計な計算をしながら、微妙に落ち着かない感じで・・なんか、緊張してましたw

今日のスタメンは以下の通り

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と、4番広瀬健太、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに12番皆川孝之、ボランチに6番野崎雅也、トップ下が14番矢島慎也と5番藤野友則、FWが右に10番礒部裕基、左に7番矢島倫太郎、真ん中に11番鈴木大輝

となります。

第1戦で負傷した4番広瀬健太の怪我は軽いものだったようで(とはいっても、テーピングでぐるぐる巻きでしたが)、この試合でスタメン復帰となりました。

試合開始の円陣で「勝ちに行こう」という声が聞こえて来てチームも攻撃的に行く姿勢を見せていました。勝たなければならないコンサドーレ札幌は、まず浦和の守備を抑え込んで1点を取ろうという戦術に見えました。

サイドのスペースを埋められ、浦和の得点源となっている7番矢島倫太郎がボールを持つと特に意識して数人でプレスをかけるなど浦和の攻撃のリズム自体を作らせない戦い方に勝ちを考えて試合に入った浦和がリズムを作れないという展開になります。崩してというシーンがなかなか作れない中、14番矢島慎也のミドルシュートに始まり、少し遠めの位置からのシュートは撃つもののそれ以外ではなかなか崩せないという展開が続きました。ボランチの位置から、6番野崎雅也も攻撃の姿勢を見せるミドルシュートを2本ほど放ちましたが、枠を捉えられず。リズムが作れず、パス回しのところでトラップが少し長くなりプレスにかかるという状況が多かったように感じられます。

それでも、時折コンサドーレ札幌が攻めにかかるシーンも3番畑本時央が上手く相手の攻撃の芽を摘む好プレーを連発して相手にも決定的な状況を作らせるということもなく、前半はあっという間に終わってしまったという印象でした。

後半に入り、早い時間で7番矢島倫太郎がこの試合最初のゴールのにおいを感じさせる豪快なミドルシュートを放ちましたが惜しくもキーパーにはじかれます。その後、7番矢島倫太郎を起点に14番矢島慎也が抜けだし、10番礒部裕基がシュートを放つシーンは惜しくもポストに阻まれるも、後半の序盤は浦和レッズユースの攻勢が見られます。

しかし、その後は試合がややこう着状態になり、勝たなければならないコンサドーレ札幌の攻めの姿勢にゴール前でセットプレーのチャンスを連続で作られてしまうなど危険な時間が続きますが、ここもしっかり防ぎきります。

攻撃にアクセントを入れる意味で第2戦でも積極的な攻撃でチームに貢献した15番小峯洋介が14番矢島慎也に代わって投入されます。

この小峯洋介の積極的な攻撃参加によって、コンサドーレ札幌に傾きかけていた流れをイーブンの状態に戻し、浦和も回数は多くはないものの得点チャンスを作り出せるようになります。

既に1枚イエローカードをもらっていた5番藤野友則が、ちょっと厳しい判定かと思われましたがファールで2枚目のイエローカードをもらい退場となり、後半残り15分くらいから10人での戦いを強いられます。

死に物狂いで攻めてくる札幌という構図が当然考えられるため、ここで8番若井祥吾に代わり、2番西山航平が投入されます。運動量豊富でプレスからボールを奪取するプレーが冴えわたっていた10番礒部裕基一人が前線に残るような戦い方で守り切る姿勢でチャンスに彼が得点を狙うという形が上手くはまっていきます。

効果的な、プレスでボールを奪取して惜しいシーンも作り出しますがゴールはならず。

試合終盤に11番鈴木大輝、7番矢島倫太郎に代わって19番西澤秀平、18番堀田稜が投入されます。

基本的には守備の意識高くという指示がでていたようです。攻撃に関しては、中盤の15番小峯洋介が時折鋭く攻撃に参加して10番礒部裕基が絡んでというシーンなどが見られました。

中盤含め、守備陣が踏ん張り、最終的には0-0のスコアレスドローで1位通過を決めてくれました。

試合終了のホイッスルが鳴った後に手がピリピリしびれていました。手拍子していたとかではなくて、守りきるための攻防で相当見るほうも神経を使っていたようですw

どちらに転んでもおかしくないような試合でしたが、やはり守備陣の安定と勝負強さを身につけている今の浦和レッズユースが一つ勝ったという試合だったと思います。

課題を挙げるとすれば攻撃の際のパス回しのトラップを今よりも丁寧に思ったところに落として簡単に捌くことができれば、今後の戦いで攻撃に更に迫力を加えられるかと思います。

とにもかくにも、厳しいコンディションの中で最後まで戦い切り1位通過を成し遂げてくれました!

明日の準々決勝の対戦相手は柏レイソルU18となります。相性が悪い相手ですが、何度も最近のブログで触れているように今年の浦和レッズユースは、苦手な相手との対戦が見事に用意され、そこを一つ一つ克服していくことで勝負強さを増しているので、この対戦カードは、正に用意されたものと考えます。

浦和レッズユースのサッカーができれば、問題ありません。

ここを乗り越えて更に勝負強いチームとして成長して、宣言通りの優勝へ向けて、一歩一歩進んでいきましょうね!

疲労がすごいと思いますが、できる限り回復を図って明日の戦いに臨んでください!

お疲れさまでした!!

ではではー。

第34回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会2010/7/25 vs グランセナ新潟ユース 3-0勝利・・・2連勝!!

Jヴィレッジ Pitch 1

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

全国大会2日目となります。天候は今日も晴れでしたが、キックオフの15:00頃は、やや雲が多く涼しい時間もあり、昨日よりは幾分やりやすいコンディションだったと思います。風はやや強めでした。

今日の対戦相手のグランセナ新潟ユース。昨日の第1戦で0-14で負けたということでしたが、大敗したチームは守備の部分の意識をより高くして臨んでくるのは当然なので、まずはしっかり2連勝しておくことが大切という意識で見ていました。

今日のスタメンは以下の通り

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と12番皆川孝之、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに18番堀田稜、ボランチに6番野崎雅也、トップ下が14番矢島慎也と5番藤野友則、FWが右に10番礒部裕基、左に7番矢島倫太郎、真ん中に11番鈴木大輝

となります。

昨日ファールを受けて怪我ということで広瀬健太が出場できず、センターバックに皆川孝之が入りました。代わりに左サイドバックには18番堀田稜が入りました。

今日の試合が行われたピッチ1は、やや高台のゴール裏から見下ろすようなところから見る形になっており、反対側のゴールサイドはやや見難いですが、ピッチレベルから見るよりは全体の動きが見渡しやすい感じがしました。

力の差があるのは見ていて明らかですが、とても14失点するようなチームには見えず守備の部分をしっかりやってきて浦和レッズユースがどのように崩して得点をするかという展開になりました。まず、2点差くらいつけて試合を決めてしまい、3点差にできればベンチの選手をいろいろ試すことも可能なのでそのような展開になると望ましいという試合ですね。

試合開始から、浦和レッズユースの攻勢が続きますが人数をかけて守る相手を最初は崩しきれなかったものの、前線の7番矢島倫太郎、11番鈴木大輝、10番礒部裕基のフォワード3人が前線で動き回り、時には個人技も入れながら攻撃を繰り返し、早めに先制点が入ります。

右サイドで11番鈴木大輝がドリブルでしかけ、ゴール前へラストパス。走りこんだ7番矢島倫太郎がゴールのど真ん中に突き刺してゴール。1-0

更に、前半20分くらいに12番皆川孝之からの長い縦パスに相手守備陣の背後を見事に抜けだした7番矢島倫太郎がそのままダイレクトに合わせてゴール。2-0

更に、3点目を狙って攻撃を続け、タイミング良く飛び出した5番藤野友則に左サイドからピンポイントクロスが7番矢島倫太郎から入り、ヘディングシュートも惜しくもキーパー正面ではじかれてしまいます。

最初しばらくは、不安定な様子だったグランセナ新潟のキーパーでしたが、この辺りのファインセーブから、当たり出します。

ゴールを捉えたシュートは多く放たれるものの、ことごとく好セーブで弾かれてしまいました。

こういう状況で怖いのが少ないチャンスを相手に決められてしまうことで、一度ですが浦和のゴール前の混戦状態であわや失点というシーンで今度は浦和レッズユースのGK16番小笠原正人の好セーブで失点を防ぎました。

力の差があるとは言っても、2点差でゴールキーパーが当たっていて士気が上がっている状況で2-1という状況になってしまうと相手に勢いが出てしまうので、ここでしっかり抑えたことが大きかったと思います。

10番礒部裕基、14番矢島慎也、11番鈴木大輝、5番藤野友則と前目の選手たちと7番矢島倫太郎が上手くからんだワンタッチでのパスでの仕掛けが非常に多く、そこに常に絡んでいた矢島倫太郎の存在感が際立った前半だったと思います。

前半は2-0で終了。

後半に入り、見事なゴールが生まれます。右サイドからの8番若井祥吾からのディフェンスラインとゴールキーパーの間を狙ったロングパスに10番礒部裕基が上手く飛び出しダイレクトで浮かせて相手ゴールキーパーの頭を越えてゴール。これで3-0になります。

ここからは、交代選手で色々試すことができる時間に入りました。

11番鈴木大輝に代わり、17番鈴木悠太。その数分後に5番藤野友則に代わり、15番小峯洋介が入ります。

更に、8番若井祥吾に代わり19番西澤秀平、10番礒部裕基に代わり9番高木凛が入ります。

17番鈴木悠太は最初左サイド、途中から見慣れた右サイドに入り、持ち味の突破からの仕掛けを何度も見せてくれました。15番小峯洋介は中盤から積極的に攻撃に絡み果敢にゴールを狙いました。今日はやや昨日と代わって守備的なイメージが強かった6番野崎雅也でしたが、15番小峯洋介が入ってからは、彼が飛び出すタイミングが分かっているのか見事なスルーパスを出していました。小峯洋介が枠を捉えたシュートを何度か放つも、相手GKの攻守に阻まれます。右サイドバックから低い弾道の強いシュートを19番西澤秀平が放った時も好セーブで弾かれ、9番高木凛も決定的なシュートシーンが数回あったものの、これらも相手GKに阻まれました。

細かく言えば、もう少し早いテンポでシュートが撃てればという点もあるかもしれませんが、とにかく相手ゴールキーパーが当たっていました。

結局試合は3-0で終了。

守備面に関しては、3番畑本時央が非常に安定したプレーを見せており、バランスを取りながら相手の攻撃の芽をつぶしていくので大きな問題はありませんでした。

ブクメ個人的には、左サイドで18番堀田稜と7番矢島倫太郎が同時に出場した時はお互いがスペースをつぶしてしまうという印象を以前は持っていたのですが、今日は見事なバランスでした。矢島倫太郎が上手く左のスペースを空けてそこに堀田稜が走りこむシーンも何度も見られました。

昨日14点取って大勝したコンサドーレ札幌U-18が1-2で愛媛FCユースに敗れたということで浦和レッズユースは次のコンサドーレ札幌U-18戦で引き分け以上でグループステージ突破が決まります。

明日1日しっかり体を休めて、死に物狂いで勝ちに来るコンサドーレ札幌U18相手に万全のコンディションで臨んでください。なんとなく、昨年のGO FOR 2014 CUPで敗れたいやなイメージがあるのが嫌なのですっきり勝利といきましょう!

 

明日は、ブクメは、観光してきます(どうでもいい話ですがw)

ではでは~!

 

第34回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会2010/7/24 vs 愛媛FCユース 4-2勝利・・・初戦勝利の重要性

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どうも、浦和サポブクメです☆

始まりました全国大会。福島県のJヴィレッジ。良く名前を聞く場所ですが初めてなのでワクワク感がすごかったですハイ。連日酷暑の日本列島ですが、やはり埼玉と福島は違うのか、暑いながら空気自体が熱く重たい感じはやや和らいでいるように感じられましたが、暑いことには変わりなく、ピッチでプレーする選手たちには過酷なコンディションだったと思います。

今日のスタメンは以下の通り

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と4番広瀬健太、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに12番皆川孝之、ボランチに6番野崎雅也、トップ下が14番矢島慎也と5番藤野友則、FWが右に10番礒部裕基、左に7番矢島倫太郎、真ん中に11番鈴木大輝

となります。

この大会で、これまで背番号が15番だった野崎雅也がこの大会は6番で臨みます。

やはり、全国大会ということでやや硬さの見える滑り出しの浦和レッズユースと、気持ちと運動量で前線からの激しいプレスを試合開始から見せる愛媛FCユースという構図でした。チーム力自体は浦和レッズユースの方が上なので、均衡したゲームのような雰囲気で試合自体は進んでいきます。

この試合は、決定的なシーンでの5番藤野友則の活躍が重要なポイントとなったと思われます。試合開始から、中盤での意図のある効果的な動きがチームのチャンスを呼び込み初戦の難しさを打開するきっかけになっていました。

しかし、先ほども挙げたように試合開始からしばらくは前線でのプレスにややバタバタするようなシーンがあり、そこを狙われてしまい失点につながってしまいます。守備ラインで相手選手のプレスをかわそうとして奪われそのまま持ち込まれての失点。この失点のシーンは、プレスの激しい相手にはしてはいけないプレーということを今後の試合に生かしてくださいね。

0-1という展開が長く続くと試合の流れ自体を持っていかれてしまう可能性が高いため、まずは早く同点に追い付いてほしいところでしたが、失点で目が覚めたというか、攻撃への姿勢が強くなった印象があります。普段守備の意識が強すぎるかもと以前触れた6番野崎雅也が今日は攻撃への姿勢もボランチとしてのバランスを取りながら見せるシーンも何度かあったと思います。普段ならパスを出してしまうシーンでミドルシュートを撃ったことなど枠自体は外れたものの、姿勢としては数回に一度こういうプレーを入れるだけでも変わってくる部分が多くあると思います。

攻撃の姿勢を強くし、前半のうちに同点に追いつきます。右サイドから、10番礒部裕基が抜けだしドリブルでペナルティエリアに侵入しそのまま低い強めのクロスをゴール前に入れ、そのボールに7番矢島倫太郎が合わせてゴール。1-1となります。

試合を振り出しに戻した状況で前半を終えることができ、更に愛媛FCが前半飛ばしすぎていることで後半疲れてくることも予想され、流れとして後半は問題なくいけるだろうと見ていたのですが、愛媛FCユースの10番金村賢志郎の質の高い前線からのプレスや攻撃が簡単に浦和のペースにしてくれなかったという印象でしょうか。

後半に入り、いつものようなプレーを取り戻した浦和レッズユースが鋭い攻撃をしかけ、8番若井祥吾の右サイドバックからの攻撃参加が効果的に機能するシーンも増えてきた中で、彼からの相手ディフェンダーの間を抜ける縦パスに10番礒部裕基が見事に抜けだし、ゴール。2-1と逆転し、このまま早めに追加点を決めておけば楽に試合が進められそうという状況でしたが、相手の落ちない前線からの激しいプレスから再び失点を喫してしまいます。2-2

この後、4番広瀬健太に代わり、2番西山航平が入ります(この前に、ファールを受けた広瀬健太が痛んでいたので、怪我の交代かと思われます。)

ただ、今日の試合では相手の前線のプレス以上に5番藤野友則の機を見た攻撃参加が効果的に機能し、逆転ゴールも彼のプレーから生まれます。相手のディフェンスラインを奪った藤野友則がそのまま右サイド深くまでボールを持ち込み低い弾道の鋭いクロスを入れ、相手選手のオウンゴールを生みます。相手選手に当たっていなくても浦和の選手が詰めていたのでどちらにしてもゴールになったと思います。3-2

この段階で、ようやく浦和レッズユースらしい戦い方で少し安心して見られるようなボール運びになったという印象があります。

ここで11番鈴木大輝に代わり、18番堀田稜が投入されます。

鈴木大輝のポジションとそのままの交代なので最近では見慣れない(以前はあったのかもですが)、フォワードの真中という位置でのプレーとなります。

スピードある縦のドリブルから中へ切れ込むというブクメの好きなプレーはこのポジションのため、あまり見られませんでしたが、試合を決める4点目のゴールは彼のそういうプレーから生まれました。縦への鋭いドリブルから中へ切れ込むフェイントを入れたところで相手ディフェンダーが体を入れたことでボールのみが上手い具合に低めのクロスのような状態でゴール前に入り、そこにスペースを上手く狙って飛び出していた14番矢島慎也がしっかりと決めて4-2となりました。堀田のアシストの前の10番礒部裕基の見事なインターセプトも忘れてはいけません。アシストのアシストというプレーですね。見事でした。

試合残り10分くらいのところで最近試される機会の多い、21番カドコダイ・アシカンが7番矢島倫太郎に代わって投入されます。9番高木凛同様、難しい状況で打開するためのフォワードのオプションが増えてきているという印象があります。このような交代で得点という結果が残せると、今後起用される時間も増えていくでしょう。

試合が終わってみれば4-2の大量得点での勝利という結果になりましたが、やはりこの試合が終わってみての感想としては、初戦は難しいという言葉に尽きます。今日の試合では、特に藤野友則のプレー、礒部裕基の特に後半でのプレーが相手チームとの完全な差となって表れたと思います。あと、決定的なシーンで16番小笠原正人が見事な反応で失点を防いだシーンも重要なポイントだと思います。

とにかく、まずは難しい初戦でしっかり勝利をもぎとってくれたことが大きいです。

連戦で大変かと思いますが明日も期待しています!

ではでは!

日本クラブユース選手権(U-18) 2010関東予選1~2位決定戦 6/27 vs FC東京U18 3-1勝利・・・関東第1代表として全国へ!

那須スポーツパークA面
那須スポーツパークA面

 どうも、浦和サポブクメです☆

順位決定戦という言葉もありますが、この試合は、言わばクラブユース選手権関東地区決勝戦です。勝てば優勝という重要な試合。目標はあくまで先の全国大会とは言っても、見るほうもここまで来ると、やはり欲をもってしまいます。苦手な相手を一つ一つ乗り越えて精神的にも強いチームになって欲しい・・・でも、この試合は勝利を求めて戦って欲しい。そんな風に考えていました。

今日のスタメンは以下の通り

 GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と4番広瀬健太、右サイドバックに25番西澤秀平、左サイドバックに18番堀田稜、ボランチに15番野崎雅也、トップ下が14番矢島慎也と24番小峯洋介、FWが右に10番礒部裕基、左に7番矢島倫太郎、真ん中に9番高木凛

8番若井祥吾と12番皆川孝之が累積で出場停止。逆に累積警告明けの15番野崎雅也がボランチの位置に戻りました。4番広瀬健太がセンターバックに戻り、サイドバックもいつもと少し違うスタメンとなっていますね。出場停止や、全国へ向けて試している部分もあるのかな、という布陣となりました。

苦手としているFC東京U-18相手にどのように戦ってくれるのか。細かい部分では、1年生の25番西澤秀平と24番小峯洋介のプレーがどのくらい相手に通用するのか、昨日に引き続きスタメンのフォワードの真ん中に高木凛が入っていることの意味を周りがどれだけ考えてプレーしてくれるのか、その辺りに注目しながら見ていました。

雨という難しいコンディションの中、その条件を上手く生かしているのは浦和レッズユースという印象で試合が展開されていきます。

まず、最初のチャンスは浦和レッズユース。7番矢島倫太郎からのパスを受けた24番小峯洋介が相手ディフェンス陣にドリブルで仕掛け、抜け出したところを倒されゴール前での直接フリーキックのチャンスを作ります。このFKを7番矢島倫太郎が蹴りますが、壁に弾かれてしまいます。

先制点は、浦和レッズユース。10番礒部裕基からのパスを受けた9番高木凛がゴール。10番礒部裕基が高木凛の動きを良く見てパスを出してのゴールですね。

球際での力強さで相変わらず強いFC東京U-18という印象はありましたが、この試合はキャプテンの3番畑本時央を中心に上手く対応していたと思います。数回スタメン出場も果たしているため、25番西澤秀平も18番堀田稜も味方のコーチングを受けながらバランスよく守備をしていたと思います。

しかし、前半20分くらいだったと思いますが、FC東京U-18に力強いヘッドで同点弾を決められてしまいます。

このすぐ後に、先ほど24番小峯洋介が仕掛けたような形を今度は18番堀田稜が仕掛け、FKを獲得します。このFKのチャンスを14番矢島慎也が直接狙いますが、バーを越えてしまいました。

それでも、仕掛けからファールをもらいセットプレーでのチャンスを作るという形は重要なのでこれもまた良い流れと言えます。

昨日は、9番高木凛の動きを周りがあまり意識して動けていないという印象もありましたが、この試合ではその点も大分改善されていました。その流れが結果として結実します。左サイドからドリブルで切り込んだ7番矢島倫太郎がクロスを上げます。このクロスを、9番高木凛がしっかり足で合わせて見事なゴールが決まります。

周りから、ミスキックが上手くゴールになったという声も聴こえましたが、狙ったと思います。間違えない!

前半最後のプレーで惜しいシュートを10番礒部裕基が放って相手キーパーの好セーブに阻まれた所で前半が終了します。

2-1で再びリードを奪った状態で前半を終了します。

10番礒部裕基が体調不良ということで、後半最初から17番鈴木悠太が代わって入りました。

後半に見事なゴールが生まれます。

16番小笠原正人のロングフィードが立て一直線に抜け、そのまま前線の9番高木凛に渡ります。そのボールを右サイドに駆け上がっていた24番小峯洋介にパス。パスを受けた24番小峯洋介が距離はあるものの躊躇なく、シュートを放ちます。このミドルシュートが見事なコースで相手ゴールに突き刺さります。

このゴールで3-1となります。苦手な相手に主導権を握りながら、更に相手にダメージを与える形で得点差を2に広げるという最高の展開です。

左サイドの18番堀田稜の持ち味である、果敢なドリブルも見られ、同じく右サイドから17番鈴木悠太もドリブルで仕掛けてシュートを放つなど出場している選手達が気持ちを前面に持ち味を出している様子が多く見られました。

また、パス回しに関しても、例えば17番鈴木悠太⇒14番矢島慎也⇒7番矢島倫太郎と細かいパス回しで相手ディフェンスを崩してシュートまで持っていくなどの形も多く見られました。

更に細かいプレーで相手のファールを主張しすぎるFC東京U-18の選手達とは逆に、例えば14番矢島慎也がボールを持った際にドリブルで抜こうとした時に相手ディフェンダーにかかって倒される、それでもファールを主張するよりも倒れた状態でもボールを奪い返す気持ちを見せるなど、そのような部分でもこの試合では相手に勝っていたと思います。

また、最初の方でも触れましたが結果的に2ゴール奪ったからということだけではなく、9番高木凛の入ったときの攻撃の形というものを周りが理解しだしてきたのが良く分かる彼を絡めた攻撃というものが多く展開されたことが大きな収穫と思います。真ん中に11番鈴木大輝が入ったときの全体の攻撃の形は、かなり浸透してきているため、この2つのパターンでの攻撃をチームが理解してできていることも非常に大きな意味があると思います。

試合は3-1で終わりました。FC東京U-18相手に快勝で終わりました。苦手な相手だった東京ヴェルディとFC東京という2チームをしっかり破り、優勝というのは正直、ブクメが最初に考えていた以上の結果でした。

今後の戦いではPK戦での厳しい戦いがあるから経験積んでおいた方がいいよな~と思っていたら、昨日はPK戦でしっかり勝利という展開。苦手な相手には内容のある敗戦でも得るものが多いけど勝って気持ち面で勝って欲しいと思っていたら、しっかり勝利してくれました。

関東で1番になって全国大会へ臨む。なんか凄く良い引きですね、「関東第1代表」、第1、1番、うん、いい響きだ!

選手の皆さん、まずはお疲れ様でした!そして、プリンスリーグもしっかり残り2つ、勝ちきって全国に臨んでください!

那須での2日間楽しませてもらいましたー!

ではでは!!

日本クラブユース選手権(U-18) 2010関東予選1~4位決定戦 6/26 vs 東京ヴェルディユース 2-2 pk=4-2勝利・・・PK戦で2本止めた!

那須スポーツパークA面

どうも、浦和サポブクメです☆

全国は既に決まっているので昨年より多少は気持ち穏やかに那須までやってきましたw 2日間車で往復するのも疲れそうなので安宿一泊とちょっとしたぜいたく遠征となります。既に全国大会出場を決めているクラブユース選手権ですが、この順位決定戦は、今後の全国での戦いを見据えて、一つ一つチーム力を高めつつ、対戦相手が苦手な相手なのでしっかり結果も求めて戦ってほしい2日間になります。

今日のスタメンは以下の通り

 GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と12番皆川孝之、右サイドバックに2番西山航平、左サイドバックに8番若井祥吾、ボランチに4番広瀬健太、トップ下が14番矢島慎也と5番藤野友則、FWが右に10番礒部裕基、左に7番矢島倫太郎、真ん中に9番高木凛

 15番野崎雅也は前の試合で警告を受けて累積で出場停止。そのため、いつもとスタメンの構成が変わっていました。

 どうも、ヴェルディユースと対戦する時はこうなりがちというか、カードを出し易い審判のためか、イエローカードが飛び交う激しい試合となりました。

試合展開としては、攻撃の意識も強い4番広瀬健太がボランチの位置に入ったことも重なり、中盤底からの攻撃意識の強い展開が多くなりました。主導権がどちらにも転ばない展開ながらも、この試合は先に失点を喫してしまいます。前半、相手に与えたフリーキックを直接決められてしまい失点。

浦和レッズもこの後数回おおきなチャンスを作り出します。

ゴール前の浮きだまをダイレクトで10番礒部裕基が放つもキーパーの正面に飛んでしまいセーブされてしまいます。

フリーキックのチャンスを得て、8番若井祥吾が直接狙うも相手キーパーにはじかれてしまいます。

この試合の荒れ気味の展開は、ラフプレーという形でも現れてしまい前半の途中で2番西山航平(交代後普通に歩いていたようなのでおそらく軽傷だと思います)が負傷し早くも後退せざるを得ない状況になります。18番堀田稜が交代で入り、左サイドバックに、8番若井祥吾がいつもの右サイドバックの位置に戻ります。

この後も浦和の攻撃は続き、10番礒部裕基のシュートのこぼれ球を5番藤野友則が合わせるもバーを越えてしまうなど惜しいシーンは作るものの得点が奪えません。

そんな中、東京ヴェルディユースに追加点を決められてしまいます。少しラインコントロールが乱れたところをスルーパスで切り裂かれてしまい、放たれたシュートを一度は16番小笠原正人が反応してはじくも押しこまれてしまいます。

前半は2点のビハインドで終了します。

後半に入り、どちらのチームも気持ちの入ったプレーが多く、更に審判の基準の低いファールの取り方で更に試合が荒れだします。浦和レッズもあきらめずに戦う姿勢を崩さず後半も果敢に攻めます。この日スタメン出場した9番高木凛が体を張ってポストとなるも、なかなか周りと合わない様子がうかがえました。このプレーを周りが感じて動けるともっと攻撃に厚みが出ると思いますが、これは今後に期待します。

後半20分ごろに9番高木凛に代わり、11番鈴木大輝が入ります。

ここから、浦和レッズユースの反撃が始まります。まずコーナーキックのチャンスで14番矢島慎也が蹴ったボールを10番礒部裕基が頭で合わせてゴール!1点を返します。

そして、途中交代で入った11番鈴木大輝がスペースを上手く狙う動きを連発し、その動きが結果を生み出します。右サイドで8番若井祥吾からの縦のロングパスを鈴木大輝がキーパーが前に出てきたことを確認し、ダイレクトでループシュートを放ち、そのボールはキーパーの頭を越えてゴールに吸い込まれます。これで2-2の同点!

その後、8番若井祥吾が2枚目のイエローカードで退場になるなど、やや荒れた展開が続くものの試合は2-2で90分を終了しました。

この試合、直接得点を挙げたわけではないのですが、5番藤野友則の運動量とさまざまなポジションに顔を出すプレーが目を引きました。特に、相手の守備ラインを上手く潜り抜ける斜めのオーバーラップはかなり効果的に相手の守備陣を混乱させていたと思います。

 ・・・2-2という結果。順位決定戦・・・。そう、決着をつけなければならないのでPK戦が行われました。

今後の全国大会などの難しい戦いに入ると、このようにPK戦で決着をつける必要がでてくることも十分考えられるため、ここはしっかり勝っておきたいところ。負けて何かを失うわけではありませんが、PK戦は見る側も緊張しますね毎回w

この難しいPK戦は16番小笠原正人の見事な2本のセーブもあり4-2で勝利しました!

荒れた展開、ビハインドから同点にする気持ち、PK戦という難しい展開で勝利を勝ち取る。

この試合一つで色々な今後につながる意味を見ることができました。

明日の1位を目指す戦い、いわゆる決勝戦での対戦相手はFC東京U-18になります。非常に手ごわい相手ですが、全国優勝を狙うためには、この相手ともしっかり戦い抜く必要が出てきます。課題を見つけつつ、しっかり手ごたえをつかんでくださいー!

ではでは!!

日本クラブユース選手権(U-18) 2010関東予選2次リーグ 6/20 vs 湘南ベルマーレユース 4-0勝利・・・全国へ!

レッズランド

どうも、浦和サポブクメです☆

ちょうど昨年の今日のことですね。勝てば全国という東京ヴェルディユースとの試合で内容は悪くなかったものの敗れてしまい3位決定戦に周って悔しい思いをしたことを良く覚えています。そして、順位決定戦で歓喜と悔しさを2日間で同時に味わったことも良く覚えています。もうあれから1年経っているのですね。

このクラブユース選手権の2次予選というものは、上手い具合に力の競ったチームがグループに3チームずつくらい入り、3位以内になることは難しくはないものの、一つの取りこぼしで2位以内が難しくなってしまう、ある意味負けたら終わりのトーナメントのような難しさがあります。

前の試合でヴァンフォーレ甲府ユース相手に1-1で引き分け、プリンスリーグでは今年快勝している湘南ベルマーレユースが相手で引き分け以上でOKという状況であっても、負けたら3位で9位決定戦に周らなければならないというプレッシャーもあるためにこの試合は、大丈夫だろうという楽観的な気持ちと、負けたら9位決定戦に周らなければならないという怖さで少し変なテンションのブクメでしたw

今日のスタメンは以下の通り

 GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と4番広瀬健太、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに12番皆川孝之、ボランチに15番野崎雅也、トップ下が14番矢島慎也と5番藤野友則、FWが右に10番礒部裕基、左に7番矢島倫太郎、真ん中に11番鈴木大輝

いつもどおりのスタメンです。

できるだけ早めに先制点を決めて、楽に試合を進められることが最高の展開なのですが、試合の主導権は握っているもののなかなか得点のにおいがしない最初の15分くらいとなりました。湘南ベルマーレユースも勝たなければならないという程の切羽詰った勢いは感じられないものの、どちらもリズムがつかめないという展開と言えば良いのでしょうか。

その展開を破ってくれたのは8番若井祥吾。前半20分くらいにペナルティエリア、やや外で受けたファールでの直接FKのチャンスをしっかりものにしてくれました。待望の先制点で1-0。

勢いそのままに7番矢島倫太郎がドリブルで仕掛けてシュートを放つなど、あと一歩で追加点というシーンが何度も演出されたなかで先制点から僅か5分くらいで追加点が生まれます。

11番鈴木大輝からのパスを受けた10番礒部裕基がゴール!2-0とリードを広げ、この時点で全国が一気に近づきます。

前半は、このまま2-0で終了。

後半に入ると、さすがに得点を取りに来るためにガムシャラに攻めてきた湘南ベルマーレに押し込まれるシーンが増えだします。セットプレーをたびたび取られ、危険なシーンが連発し流れが相手に傾いてしまいました。

決定的なシュートも撃たれたりしたものの、16番小笠原正人のファインセーブやディフェンス陣の踏ん張りで防ぎ、苦しみながらも失点はしない状態で堪え、時間が経過していきます。

相手の気持ちに押される形での苦しい時間を打開するために、彩の国カップでも好調だった9番高木凛が11番鈴木大輝に代わって投入されます。

やや悪くなっていた流れを前線で体をはったプレーで役割をしっかり9番高木凛が果たすことで攻撃のリズムが戻り始めます。

この後、8番若井祥吾が2番西山航平と交代。

リズムが戻り始めた浦和の攻撃で湘南ベルマーレを押し返しチャンスがまた増えてきた中で前線のパス回しの中で抜け出した14番矢島慎也が倒されてPKを獲得します。このPKを矢島慎也が落ち着いて決めて試合を決定付ける3点目が入ります。

この後、得点を決めた14番矢島慎也が24番小峯洋介と、5番藤野友則が18番堀田稜と交代します。

そして、おそらく今後の全国大会など難しい戦いで必要となる交代選手で試合の流れを変えるという意味では望むべく展開でこの試合最後の得点が生まれます。

24番小峯洋介からのパスを受けた9番高木凛が、落ち着いてゴール!

今シーズンは、スタメンで出場する機会があまりない高木凛ですが、途中からでた試合では確実に結果を残している彼がこの試合の4点目を決めてくれました。

試合はこのまま4-0で終了。

自力で全国大会を決めてくれました!

これで、来週末の順位決定戦は昨年と違い、既に全国出場は決めた状態で臨むことができます。本当に、この予選は、2位以内で終えるか、3位になるかで全く違った順位決定戦になるのですから・・・。

ヴァンフォーレ甲府ユースの最終戦の結果はよく分かりませんが、13点差くらいで勝利していない限りはこのグループDで1位通過になるはずなので、順位決定戦の初戦では東京ヴェルディユースとの対戦になると思われます。

別に昨年全国を阻まれたきっかけになった相手だからどうということはないですが、せっかくですからそういうこともモチベーションに加えつつ、全国へ向けて勝利を目指して戦ってもらいたいです。そして、その後、迎えるプリンスリーグの残り試合へ向けてチーム力が更に上昇するような目的を持った戦いを見せてください。

とにかく、選手の皆さんありがとうございます!

全国楽しみにしています。キャプテンの畑本時央の試合後の言葉が実現するように、願っています!

ではではー!