Jユースカップ2011/11/23 – 決勝トーナメント2回戦 vs 清水エスパルスユース 1-3敗戦・・・未熟さ

清水エスパルス三保グラウンド2011年11月23日三保の海2011年11月20日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

この試合のスタメンは以下、

GKが30番関口亮助、DFがセンターバックに4番小出啓太と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに19番西澤秀平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に8番片槙吾と10番矢島慎也、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

(交代)

後半10分:18番西袋裕太⇒17番今泉賢人、

後半22分:11番堀田稜、7番鈴木悠太⇒24番中村駿介、28番関根貴大

後半35分:5番佐藤大介⇒3番寄特直人

(天候)

曇り⇒前半終盤から雨

となります。

前半2失点、後半の早い時間に3失点目を喫し、試合終盤に混戦から12番高田拓弥が1点を返すという試合でした。

今日は、細かいことは書きません。とにかく思うように行かない、天候も浦和にとってやりにくい移り変わりとなり、浦和サポとして見ていた自分の中でも何か、あまり好きではない自分が現れていたような、なんとも言えない試合となりました。

Jユースカップは、グループステージ3試合、決勝トーナメント1回戦と2回戦の計5試合を戦い残念ながら敗退となりました。

ここに来て、やろうとすればするほど、なぜか上手くいかない試合が出てしまった。そういう言葉に置き換えるしかできないような敗戦でした。

この大会に臨むにあたって、監督が代わったり、メンバーにも変更があった。細かいことはよくわかりませんが、プレミアリーグでスタメンだった選手がベンチにも入らない試合が増えた。その反面、この大会で多く出場機会を得た選手が自信をつけて存在感が増す結果にもつながったのも事実。

ただ、決勝トーナメントに入って、なぜか大会に優勝するには正直足りないものを感じてしまったのも事実。育成のカテゴリは捉え方が難しい。この世代を見守らせていただくサポーターとしては、今日のような試合ほど、試合後にあいさつに来てくれた選手たちに対してどうしていいのかわからない。

こうすれば絶対ということは決してないサッカーですが、結果的に今年は関東圏外への中距離以上のアウェイで一つも勝つことができなかった。それが、この試合でも同様に起こってしまった。アウェイになるとプレーが委縮するとか、移動の疲労が影響するとか、特にそういうことでもなく、試合自体は支配していた試合も多かった・・・のに、結果的には全部負けていた。

きつい現実ですよね。

ただ、辛いんですけど、悔しい経験はすればするほど、そこから得られるものも本当に想像以上になるものなんです。

1年生、2年生にとっては、このユースというカテゴリで来年以降の戦いでここを乗り越えないと優勝なんてできないというメッセージだったと考えるべきであり、しっかり受け止めて分析しなければならないもの。同時に、その先には優勝があるということでもあります。

プレミアリーグは2試合残っているものの、タイトルの可能性が残る3年生の最後の大会は終わってしまった。その3年生にとっては、その先に新しい挑戦が待っているわけで、そこでの戦いで同じような場で戦うのであれば、悔しい経験から学んだ人とそうでない人であれば当然前者には、後者にはない強みを持つことができているわけです。

まあ、なんというか、人生振り返ってみて、やっぱり自分に当てはめてみてもそうだと思うんですよね。その時は、「なんでこんな辛い思いをしなけりゃならんのだ!」と思うことでも、やっぱり後々、その経験のおかげで人より深く考えられたり行動できたりすることってあるんです。

なんだろう・・・、方向音痴は、道によく迷うけど割と発見が多いとか・・・、いや、全然関係ないですけどね。

脱線しまくりですみませんでした。

毎回ブログのタイトルの後に・・・の後に付け加えている部分ですが、「プロ」になるためにユースに所属しているということを考えると今日の敗因がなんだろうと、考えてみたら、その言葉が浮かんで来たので「未熟さ」と書きました。

サッカーのプロになるための技術は皆持っているのが浦和の下部組織。そこから、プロになるためには、さまざまな未熟さを克服して成熟させなければならない。

自分も下部組織を見る浦和サポとしては未熟。それを痛感したのが今日。なので、考えて考えて考え続けて、成熟して行けるように、選手の皆さんに負けないようにやっていきます。

ではでは。

Jユースカップ2011/11/20 – 決勝トーナメント1回戦 vs 横河武蔵野FCユース 3-0勝利・・・秋なのに暑すぎではないですか?

日産フィールド小机2011年11月20日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

グループステージは思ったより2位がしっかり勝ち点6を稼いだり、偏って点を取るグループがあったりしたことで、2回戦からになる可能性も高いと思っていたのですが、1回戦から戦うことになりました。勝った場合に中二日で2回戦に臨まなければならないというマイナス面も確かにありますが、グループステージが6日に終わって先週末は公式戦のなかった浦和レッズユースの状況を考えると、今日の試合で感じを掴みなおして今月の戦いに集中していくというのはまた良いのではないかとも考えられるわけです。

それにしても・・・、昨日の寒い雨模様から打って変わって今日の天気なんですか、温かいを通り越して暑い気候で、しかも雨の後の天然芝ということもあって、プレーしている選手は、相当きついだろうという過酷な環境下での試合となりました。

日産フィールド小机と言えば、2年前のプリンスリーグで試合をした場所で、その時は土手の上から観戦していたのですが、今回はスタンド席から観戦したのですが、見る場所が変わるとまた別の場所にいるような気分ですね。逆光が厳しかったです。

さて、試合の話に移ります。

1回戦は、Jクラブ意外だから楽に勝てるなんて言うのは甘い話で、しかも今日対戦する横河武蔵野FCユースは、2年前に夏の全国を阻まれているチームでもありますし、集中して戦う必要があります。

この試合のスタメンは以下、

GKが30番関口亮助、DFがセンターバックに3番寄特直人と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに19番西澤秀平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に8番片槙吾と24番中村駿介、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

センターバックに3番寄特直人がスタメンとして久々に登場し、山形戦で途中出場した12番高田拓弥がフォワードの真ん中の位置でスタメン出場となりました。

試合開始から、少し気になったのは浦和の守備のところで軽くなったり、連携面で少しうまくいかないような場面が出ていたところと、相手の運動量が多く激しくプレスに来る浦和がやや苦手としているやり方をしてくるところでした。

そうは言っても、攻撃面では浦和が勝っているため、

たとえば、24番中村駿介のキープ力を生かしながらの展開での攻撃。

前線で24番中村駿介がキープしてディフェンスを引き付けて19番西澤秀平に渡し、逆サイドへ展開して7番鈴木悠太が攻め上がる場面であったり、12番高田拓弥が落として19番西澤秀平から中盤の24番中村駿介にあてて落として、7番鈴木悠太がそのままシュートを狙ったりする場面など数人を経由して攻め上がる場面も見られましたが、なかなか崩して決定的な場面までというところまでは行かず、最後のところでは相手の集中した守備で阻まれていたという印象。

11番堀田稜も得点意識高く攻め上がるも一歩届かない。

要するに、浦和の攻撃パターンとしての攻め込みが多いため、浦和が攻めているな~という印象は強いものの、逆に反撃を受けた時に、時々出る守備の連係ミスが決定的な場面につながるため、実際には拮抗した展開になっていたとも言えるのかもしれません。

前半15分ごろに、相手に突破されてキーパーと1対1という場面を作られるも、ディフェンダーが後ろからプレッシャーをかけ、30番関口亮助もある程度コースを限定するような形をとり、ここはしっかり体に当てさせて防ぎます。ただ、ここは完全に崩されていたため、失点していてもおかしくない場面でした。

このピンチの後、12番高田拓弥の落としから(たぶん、中村駿介が)、右前線にポジションを移していていた11番堀田稜の前のスペースへとパスを通して11番堀田稜がそのまま抜け出してクロスに攻撃参加していた5番佐藤大介が合わせようとする惜しい場面があり、その後に浦和に得点が生まれます。

12番高田拓弥が相手数人のプレスでボールを奪われそうになりながらも、足を延ばしてなんとか前線に出したところに8番片槙吾が飛び出しキーパーと1対1の場面を作り、倒されてPKを獲得。

このPKのチャンスを12番高田拓弥が落ち着いて左隅に流し込んでゴール。

決定的なピンチの後に、しっかり得点を奪うことに成功し、前半23分で1-0とリードします。

これで一気に畳み掛けて・・・と行きたかったのですが、前半に2度ほど決定的な場面を作られてしまうことがありつつ、30番関口亮助がしっかりと対応しつつ、相手の攻撃陣が少しゴール前で慌ててくれてミスしてくれることにも助けられつつ、ゼロに抑えて前半を終了します。

この時間帯で、コーナーキックのチャンスの流れの中で、18番西袋裕太が右サイドから鋭いクロスを入れて本当に誰かが触れば得点という惜しい場面を作ったり、守備のバランスが少し悪いところをケアするために守備ラインい近い位置でプレーすることが多かった6番野崎雅也が、ここというタイミングで上がってきて狙ったシュートがバーを叩くという浦和としても惜しい場面を作りつつではありました。

後半に入っても大まかな展開は前半と同じような感じで、浦和が攻めるが決めきれず、相手の反撃で抜け出されたときに結構得点を決められてもおかしくないような突破のされ方をするという感じで試合は進みます。

浦和のチャンスとしては、後半5分のコーナーキックのチャンスでの18番西袋裕太のヘディングシュート、11番堀田稜がサイドをえぐってからのクロスに12番高田拓弥が合わせるなどありましたがいずれも追加点には繋がりませんでした。

後半15分に7番鈴木悠太と11番堀田稜に代えて、10番矢島慎也と28番関根貴大が入ります。

10番矢島慎也はトップ下の位置、28番関根貴大は右前線、24番中村駿介が左前線にポジションを移しました。

浦和の攻撃の場面で、代わって入った28番関根貴大が右サイドから攻め上がった時に、中には12番高田拓弥しか上がれておらず、ディフェンダーも当然12番高田拓弥をケアしていたところで12番高田拓弥を超えたところへクロスボールを上げた場面があったのですが、ここは追い付ききれませんでしたが、24番中村駿介がそのスペースに気づいて行こうとしていたというところで、確かにここに一人入れていれば、得点になっていたなと勝手に納得して見ていました。こういうメッセージ性のあるパスは良いですね。

また、10番矢島慎也と24番中村駿介のところでのパス回しに8番片槙吾や、左サイドバックから攻撃参加で上がってきた5番佐藤大介が絡んでの細かいパス回しからのサイドを突破する展開は良かったと思います。

結構相手の守備の際のプレスは激しかったと思うのですが、それでもキープして抜け出せてしまう浦和の選手たちもさすがと思うのですが、そういう運動量で後半終盤になっても運動量が落ちなかった相手もまたすごかったですね(あれだけ、暑いのに・・・。)

後半32分に、8番片槙吾に代わって14番繁田秀斗が入ります。

この後に、相手ディフェンダーのパスを奪って(?)、12番高田拓弥が一気にゴールに迫りゴール。

なかなか崩せなかった中で、こういう形で追加点が奪えるとだいぶ楽になります。

35分で2-0と2点のリード。

この後、28番関根貴大のドリブル突破からのシュート(できれば、フォワードの位置の選手がスペースを作るような動きでのフォローをしてほしかった。)があったり、左サイドバックの5番佐藤大介からのロングフィードを12番高田拓弥が落として、右サイドバックの19番西澤秀平へとパス、そのままサイドを攻め上がってクロスを上げるというサイドをワイドに縦にも長い展開で仕掛けるなど良い形を作りつつ、この試合の勝利を決定づける3点目がこの後に生まれます。

28番関根貴大から12番高田拓弥へパス、そこから24番中村駿介に渡し、少し距離のあるところで相手のプレスがかかる前に思い切ったミドルシュートを放ち、これが決まります。

このゴールが40分くらいだったと思います。

この後、24番中村駿介に代えて23番岸伯富実、3番寄特直人に代えて17番今泉賢人と投入し、相手の反撃を振り切って3-0で勝利を飾り2回戦へ進出しました。

トーナメント戦の初戦であることや、ディフェンスラインが久しぶりの組み合わせだったり、暑かったり、昨日雨でピッチが重かったり、色々な要素が絡み合ってしまったとは思いますが、今日上手くいかなかった守備の連係部分などをしっかり修正して次の戦いに備えてもらいたいと思います。

とは言いつつ、浦和レッズユースにとって結構な鬼門となっていた1回戦の壁をしっかり破ることができたのは非常に大きいと思います。この勢いで、プレミアの雪辱戦ともなる清水エスパルスユースを倒してくださいね!

次の試合がすぐ3日後に迫っていますので、しっかり今日は休んでくださいね。

お疲れ様でした。

ではでは~。

 

Jユースカップ2011/11/06 – グループステージ第3戦 vs モンテディオ山形ユース 4-1勝利・・・グループステージ突破!

大原サッカー場2011年11月6日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

午前中のジュニアユースの試合のあった秋葉の森総合公園から場所を大原サッカー場に移しまして、午後15:00からは浦和レッズユースのJユースカップの試合を観戦してきました。

ここまで1勝1敗(得失+1)の浦和レッズユースは、昨日コンサドーレ札幌U-18が勝利して3連勝を決めたことで1位の通過の可能性はなくなったものの、2位の上位7チーム(全9グループ)での突破の可能性をより高めるために、今日の最終戦、しっかり勝利して終えておきたい試合です。対戦相手は、ここまで2敗のモンテディオ山形ユースとなります。2敗はしているものの、失点自体は3と少なく、守備力が高そうな相手となり、浦和としては、いかに崩して決めることができるかが鍵になる試合です。

この試合のスタメンは以下、

GKが30番関口亮助、DFがセンターバックに4番小出啓太と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに19番西澤秀平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に8番片槙吾と10番矢島慎也、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に24番中村駿介

となります。

第2戦と同様のスタメン構成になります。 

最初に言い訳がましいことを書きます。大原サッカー場では、座席の一番上に立って見るのが一番見やすいポジションなのですが、雨の時に屋根が出ているとその位置で立つとピッチが全く見えなくなるんですね。座って見れば良いのですが、ユースの時にはできるだけ立って見たいというのがあり、結局どこにしようかな~と思いながら、大原に行ったことがある方ならご存知の写真のような場所で立って見ました。

前半の浦和の攻撃は、その場所から一番見難いところで立っている場所もグラウンドレベル。

ということで、前半は浦和が攻めまくっている場面が多いのですが、細かいところが良くわかっていません。

それを踏まえてお読みいただければ幸いです。

第2戦のザスパ草津U-18同様に、モンテディオ山形ユースも基本守備的に守って、カウンターを狙うような戦いをしてきて、浦和がその守備網をどうくぐっていくかというような展開。

序盤は、10番矢島慎也が意識的に細かいパス回しの中に中盤から両サイド前線への大きな展開を狙うようなプレーや、24番中村駿介のキープ力を生かした攻撃を仕掛けていきます。6番野崎雅也は、相手のプレスにかからないようなちょうど良い距離感をバランス良く動きながら、アンカーの位置でボールを捌き、守備ラインもバランスが崩れない、問題なく浦和レッズユースの形を展開しながら、チャンスを伺っていました。

11番堀田稜と7番鈴木悠太は、左サイド右サイドのポジションを入れ替えながら、サイドから鋭く攻撃を仕掛ける・・・のですが、見ている位置からだとラインが見えずにどのくらい深くまで攻め込んでいるのかなどあまりよくわからなかったのですが・・・。でも、サイドからの攻撃も多く展開されていたのは確かです。

最初の大きなチャンスは15分。24番中村駿介がミドルシュートを放ち、コーナーキックを獲得した場面。惜しくもゴールまでは繋がりませんでしたが、思い切りよいプレーで良かったです。

更に、24番中村駿介のポストから10番矢島慎也を経由して11番堀田稜の右サイドからの攻め上がってのクロスもテンポよく相手の守備も対応できていませんでした。

相手も守備の最後のところで数をかけて来るため、崩しの形も仕掛けも良いものの、それでも得点までに時間がかかると思っていましたが、20分で相手を崩すことに成功します。

誰が上げてとかはよく見えなかったのですが、右サイドからのクロスから誰かが折り返したところで11番堀田稜がしっかり決めてのゴール。横のゆさぶりで見事に崩してくれました。これで1-0となります。

先制点の後も、浦和が攻め続けるも、シンプルにクロスを上げた場合の対応は相手も問題なく弾き返されてしまうため、なかなか追加点を奪うまでには至らず。

サイドへのロングフィードに関しても、中盤で一工夫してからでない限りは、意識した対応をされて通らないことも多く、守備に関しては、さすがと思う部分も相手には多かったのですが、その一工夫により40分に追加点を奪うことに成功します。

右サイドで7番鈴木悠太が攻め上がり、クロスを上げるところまでは相手も意識してゴール前でブロックするのですが、ここでは、近い位置に入った24番中村駿介がボールに触ってコースを変えることに成功し、その奥に走っていた10番矢島慎也が合わせてゴール。

前半残り僅かという理想的な時間に追加点を決めて2-0とします。

これでだいぶ楽になったと思っていたら、前半のうちにもう1点入るんですね、これが。

細かいところはよく見えなかったのですが、ペナルティエリア外から11番堀田稜が思い切りよくシュートを放ったところ相手ディフェンダーの足に当たり、ボールによい感じに逆スピンがかかってループシュートのような弾道でゴールに吸い込まれていきました。

枠内にシュートを打てば何かが起こるとよく言われることが実際に最高の形で起こり、3点目が入ります。

今日の展開を考えれば、問題なく勝利するのに十分な3点のリードを奪って前半を終了します。

後半に入って数分のところで、10番矢島慎也の抑えの利いたシュートがクロスバーを叩く惜しい場面があるなど、後半も浦和がまずは攻勢に行って追加点を狙いに行きますが、点を取りに行かなければならない相手も多少リスクを背負いながら攻めてくるため、守備に回る時間も多くなります。

前半にファールを受けた際に少し足を踏まれて痛めていた8番片槙吾が後半10分に12番高田拓弥と交代、この交代で24番中村駿介がトップ下の位置に下がり、12番高田拓弥は前線の真ん中のポジションに入ります。

ここからの時間帯は、やや更に得点を奪いに行くのか、点を取りに来る相手をいなすのかが中途半端に感じられる時間帯でもあり、攻めとしては特に11番堀田稜のいるサイドに長いボールを入れて走らせるような攻撃が多く感じられました。

28分に7番鈴木悠太に代えて15番小峯洋介が入ります。

この後、コーナーキックのチャンスから、18番西袋裕太がダビングヘッドで狙っていく場面(惜しくも触れず)などのチャンスがありながら、追加点も失点もなく3-0のまま30分ほどまで来たところで、「サッカーの試合って前半で3-0になると、結構そのまま得点動かずに終わることが多いよな~」とか思いながら、横にいた方にそんな話をしていたら、右前線に長いパスが供給されて、そのボールに向かって19番西澤秀平が走り、届かないかと
思っていたところでしっかり追い付きそのままクロスを上げるとゴール前に飛び込んだ24番中村駿介が足で合わせてゴール。

4点目が入りました。前言撤回、ごめんなさい。

この得点の後、34分に4番小出啓太に代わり怪我で長く戦列を離れていた2番西山航平が入ります。

この4点目が入った後の残り時間、先ほど書いたような、更に追加点を取りに行くのか守るのかが、チームの中で中途半端になっているような印象の中、39分に攻め込まれて失点してしまいます。

この後、41分に11番堀田稜に代えて26番大野将平が入ります。

残り時間は得点動かず、結果的に4-1の快勝となりました。

このJユースカップのグループステージはグループによって試合開催日が異なっていて、浦和の入っているグループは今日で全日程終了になるのですが、グループによっては来週末も試合があるところが多いため、この勝利で勝ち点6(得失+4)になった浦和の2位の上位7チームが決まったのか、よくわからなかったものの、勝ち点6まで行けば問題ないだろうと思いつつも、心配になって帰ってから計算してしまう、そんなブクメなのですが、グループBが2位の大宮が勝ち点5なので浦和より下で、グループDがまだ来週に最終戦を残しているものの、8得点4失点と総得点の多い浦和の得失点差+4を2位で上回るチームはいない(新潟の勝ち点6 得失点差+3は確定の状況で、勝ち点6で+4の清水vs勝ち点3で-2の横浜Mの最終戦で横浜Mが上回るためには、最低3点差以上必要でその場合には、清水が得失点差で新潟を下回るため、どういう結果になろうとも浦和の勝ち点6 得失点差+4という数字を上回らない)ということで、2位の上位7チームには入りました。

昨年成しえなかったグループステージ突破をまずは果たし、ここからは初のJユースカップのタイトルへ向けての戦いになりますね。

全国で戦えるレベルがある現時点での浦和レッズユースということは、何度も書いていますが、勝ち進むことを考えたときには、フィニッシャーになるべき選手がチャンスを確率高く得点にしていくことが必要になることが一つ、あとは試合の中での攻撃と守りが曖昧になる時間帯をどちらにするべきかしっかり見極めてチームで統一した動きをもっとすることが一つ、その2つができれば全国優勝が十分できるチームです。

細かい部分で言えば、今日は無失点で終えるべき試合だったところを1失点してしまった。相手がリスクを背負って攻めてきている時の戦い方への対処。ここでやられている試合が多いのは事実ですので、タイトルを狙うのであれば、突き詰める必要がある最大のポイントはここだと思います。

・・・まあ、とにかく、チームの雰囲気も良い感じであることは伝わってきますし、全国優勝する条件もそろってきているわけです。突き進んでやりましょう~!

お疲れ様でした。

ではでは~。

 

Jユースカップ2011/10/30 – グループステージ第2戦 vs ザスパ草津U-18 2-0勝利・・・今日もOK

熊谷スポーツ文化公園陸上競技場2011年10月30日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

ジュニアユースの大会では、結構使用される熊谷スポーツ文化公園陸上競技場ですが、ユースの試合がここで開催されるのは珍しい気がしますね。

ということで、今日はJユースカップのグループステージ第2戦のザスパ草津U-18戦を観戦してきました。最近、ザスパ草津がこの競技場をトップチームも含めてホームゲームとして開催することが増えてきていますね。なんとなくですが、昨年も対戦したザスパ草津と試合をした玉村町北部公園サッカー場では、思うように選手たちがプレーできていない印象があったので、開催地がここになって良かったです。

さてさて、第1戦のコンサドーレ札幌U-18戦では、結果的には敗れたものの、この大会へ向けての気持ちを高めて臨んでいる姿勢が強く感じることができており、それを結果として残すために、残りの2試合は、前回同様の戦い方を続けながら、結果にもつなげていけるかどうかが重要になる、そういう試合でした。

この試合のスタメンは以下、

GKが30番関口亮助、DFがセンターバックに4番小出啓太と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに19番西澤秀平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に8番片槙吾と10番矢島慎也、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に24番中村駿介

となります。

第1戦で怪我から復帰して途中出場した中村駿介が、この試合ではスタメン出場となりました。

控えは、1番三上綾太、12番高田拓弥、14番繁田秀斗、15番小峯洋介、23番岸伯富実、26番大野将平、背番号は分かりませんでしたが、1年生の森亮太も控えに入っていたと思います。高田拓弥はしばらく試合に出場していませんでしたが、この試合から復帰のようです。

さてさて、力の差はあるのは確実なのですが、ザスパ草津U-18との対戦は、いつも楽に勝てずに接戦になるという印象が強かったため、いつも通りの戦い方ができれば問題ないという気持ちはありつつも、先制点が取れない時間が続くほど苦しい試合になるかもしれないという思いも持ちつつ見させてもらいました。

試合開始から、ザスパ草津が、バックライン4人と中盤4人が常に低い位置を保って、前線の2人だけが基本的に攻撃で他は守備を徹底するというのがはっきりと見え、浦和がパス回ししながら如何に崩していくかというわかりやすい展開になりました。

フォワードの真ん中に24番中村駿介を置いたことで、浦和の戦い方は、高いボールで競り合ってということではなく、細かいパスとポジションチェンジで相手の隙を見つけて突いていくという戦い方がはっきり徹底され、中盤の選手たちが動き周り、タイミングで両サイドへ展開してサイド攻撃という形で、守備に人数を割く相手を崩しにかかります。

特に、24番中村駿介にボールが入ると、しっかりキープして捌くことができるため、経由して左サイドの11番堀田稜へ出して左サイドから、右サイドの7番鈴木悠太へ出して右サイドから、時には8番片槙吾が24番中村駿介を追い越した裏のスペースを狙って走り、狙うなど、とにかく、誰がどこのポジションという固定されたものはないのかもというくらい、攻撃の際のポジションが何度も入れ替わり攻撃が展開されていました。

また、10番矢島慎也は、やはり警戒されているのか、彼がボールを持つと相手ディフェンダーが人数をかけてプレスをかけてくるため、そこを上手くついて10番矢島慎也がボールを持ちながらディフェンダーを引き連れてポジションを下げて空いたスペースを狙って攻撃なども見られました。

攻撃の仕掛けはOK、不用意なパスミスもほぼない、完全に主導権を握った戦いであとは相手の守備を崩せるかどうかというところでしたが、今日は崩すための仕掛けもかなり効果的で多彩で、思った以上に相手の守備陣を破ってシュートまで持ち込めるシーンを作り出すことができ、その結果、前半12分に見事な展開からゴールが生まれます。

左サイドで11番堀田稜がボールを持つと、左サイドバックの5番佐藤大介がオーバーラップで前線へ走ったところへパスがつながり、マイナス気味のパスを24番中村駿介に通すと、すかさず前線へ走る10番矢島慎也へパスを通してゴール。

相手が守りに手ごたえをつかむ前に、しっかり先制点を奪うことに成功しました。

この失点の後に相手がどう出るか見ていましたが、それでもまだ、攻撃にはほとんど人数を割かず、中盤の4枚のうちの一人が失点前より攻撃に参加する姿勢を見せていたくらいでした。

6番野崎雅也が守備のバランスをしっかり取っていたため、おそらく相手はカウンターで一気に得点と言う形を狙っていたのでしょうが、ほとんど早めにボランチの位置と守備ラインの間くらいで浦和が奪い返してしまうという状況でした。

その後の、前半の浦和の攻撃の場面をいくつか挙げてみますと、

8番片槙吾が凄く狭い相手ディフェンスラインの隙間を通して裏へ鋭いパスを通して7番鈴木悠太がスピードを生かしてそのパスを受けてからの攻撃の場面。4番小出啓太から11番堀田稜へ長いパスを通して、裏のスペースに走り込んだ8番片槙吾がシュートを狙う場面。右サイドバックから攻撃に参加した19番西澤秀平がディフェンダーの予測の裏をついたマイナスのパスでペナルティエリアわずかに外のポジションに入った24番中村駿介にきれいにパスを通してシュートを狙った場面。

前半は、決定的な場面を多く作りながらも追加点が奪えなかったのですが、その決定的なチャンスの中でも8番片槙吾が前半25分当たりにタイミング良く飛び出してパスを受けてから狙ったシュートがクロスバーの内側に当たった場面は本当に惜しかったです。数センチ内側ならゴールに入っていてもおかしくなかったくらいの惜しさでした。

前半40分前後のところで、危ない場面を何度か作られたものの、30番関口亮介のセーブなどで失点は免れ前半終了。その時間数分相手が勢いよく攻めてきた時に少し対応が悪くてピンチもあったものの、全体的に前半は浦和が圧倒した展開でした。

問題なく勝てる流れですが、あれだけ攻めて1点のみという結果が、怖さも残しており、後半の早い時間にしっかり追加点を奪って試合を楽にできるかどうか、見る側としても気を抜かずに見させてもらいました。

もちろん後半は負けているザスパ草津が点を取りに来るわけですが、思ったほど激しく攻めてくることもなく、問題なくいなしながら、浦和も攻撃のチャンスを作るという形。今日の場合は、相手のレベルを考えても攻撃で押し切ってしまった方が良いということで、浦和も果敢に後半スタートから追加点を奪いに行っていました。

守備のバランスを重視して前半から攻撃にはほとんど絡まなかった6番野崎雅也ですが、こういうところは流石だなと思うのですが、後半の早い時間帯で、守備のバランスを取っていた中で、相手の隙を見つけると、ここだと言わんばかりに前線のスペースへ上がり、24番中村駿介を追い越してパスを受け、一気に右サイドの7番鈴木悠太へ展開し、7番鈴木悠太が持ち込んでシュート。得点にはならなかったものの、この一連の流れは見事でした。

そして、待望の追加点が15分に生まれます。

もう少し細かい展開からだったのですが、最後のところしか、しっかり確認できなかったのですが、24番中村駿介のパスを受けた10番矢島慎也が落ち着いてゴールを決めて2-0。

欲しい時間での追加点で、浦和にとってはかなり楽に戦える状況を作り出し、2失点の相手はリスクを負っても攻撃をしなければならない状況になったわけですが、相手の点が欲しい気持ちを逆手に取るように浦和はボール回しで、いなしていきます。守備ラインで回しながら、時折18番西袋裕太や4番小出啓太がロングフィードで一気にサイドの前線へ展開して、スピードのある攻撃で一気に攻め立てる。理想的な試合運びが出来ていたと思います。

25分に7番鈴木悠太に代えて12番高田拓弥が入ります。24番中村駿介がサイドに入り、12番高田拓弥がセンターフォワードの位置に入ったことで、今度は12番高田拓弥に当てて攻撃するというパターンも加わり攻撃を仕掛ける回数も増えて来ます。

33分に24番中村駿介に代わり23番岸伯富実が入ります。

この辺りから、相手の得点を取るためのプレーにやや危険なプレーが混じりだし、8番片槙吾が危険なタックルを受ける場面などもありました。

40分に8番片槙吾に代わり、14番繁田秀斗が入ります。

交代から残り時間は短かったものの、14番繁田秀斗が絡んだ攻撃でゴールに迫る場面が多く作られます。その中でも、ペナルティエリア内で見事な動きでボールを受けて、ディフェンダーを交わしてあと一歩でゴールという場面もありました。気持ち余って、短い時間で2枚警告を受けて退場という結果にはなってしまいましたが、なんというか、14番繁田秀斗の良さというのは、大人しくスペースを上手く見つけて攻撃のつなぎ役になっていくのと同時に中盤の位置でスペースを見つける上手さを守備でも活かすために、相手の攻撃の芽を摘む際の激しいプレーもやることで、存在感が数倍増すと思っていますので、きれいにスペースを探すより激しさを常に持ってプレーしてほしいと思うので、ブクメ的にはOKなのですが、あからさまなカード対象になるファールはダメなので直しましょう。でも、良かったです。でも、ダメですよ。うん、そんな感じです。

ということで、今日の試合は完勝だったと思います。欲を言えば、決定的な場面の数に対して得点が少ないので、この辺りをきっちり決めて行けるように更に磨いてほしいというところくらいだと思います。

勝利に対する気持ちも全ての選手から伝わってきましたし、この試合の前までに見る側として感じていた、力の差はあるけどザスパ草津U-18はちょっと苦手というイメージも払しょくされました。

予定通りです。今日もOKです!

来週も、しっかり勝利して、ガンガン突き進んで行きましょう!

お疲れさまでした。

ではでは!

 

Jユースカップ2011/10/23 – グループステージ第1戦 vs コンサドーレ札幌U-18 2-3敗戦・・・今日はOK

宮の沢白い恋人サッカー場2011年10月23日

 

 

 

 

 

ちょっと前に、ニュースでやっていた札幌でクマが出没しているやつ。これ、この写真の奥の方であったらしいです。

どうも、浦和サポブクメです☆

今年最後の大会となるJユースカップが今日から開幕しました。今大会は、グループステージ突破の条件がシンプル。4チームのグループで総当たりの一発勝負。1位になるか、2位の上位7チームになること。

ザスパ草津、モンテディオ山形、コンサドーレ札幌と同グループ。言うまでもなく初戦のコンサドーレ札幌がこのグループで最大の強敵と考えられます。ザスパ草津も相性が良いとは言えませんが、ここに勝てないようでは全国NO.1とは言っていられない、そんな相手です。

とにもかくにも、コンサドーレ札幌とは、12月にプレミアでも対戦しますし、来年も確実に2試合は対戦するチーム、今後も戦っていくチームと考えると、勝ってはおきたい試合でした。

前回のプレミアリーグの時と場所が変わり、宮の沢白い恋人サッカー場になります。聞いていた話では、前回の対戦した札幌サッカーアミューズメントパークと比べるとあまり風が吹かないという話でしたが、今日は札幌の天候自体が荒れ模様で、強風と雨のセットで、かなりプレー環境は悪かったと思います。

この試合のスタメンは以下、

GKが30番関口亮助、DFがセンターバックに4番小出啓太と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに19番西澤秀平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に8番片槙吾と10番矢島慎也、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に15番小峯洋介

となります。

前回の三菱養和戦のメンバーから、左サイドバックが21番小坂慎太朗から5番佐藤大介、右サイドバックが20番新井純平から19番西澤秀平、センターバックが3番寄特直人から4番小出啓太に代わっています。

3番寄特直人、20番新井純平、21番小坂慎太朗は、遠征自体に帯同していなかったと思います。

その他、ベンチメンバーを眺めていると、1番三上綾太、14番繁田秀斗、23番岸伯富実、27番金野僚太、32番カドコダイ・アシカンに加えて、怪我で戦列を離れていた24番中村駿介が復帰、更に1年生の副島暢人(背番号確認できず)が入っていました。

関根貴大や進昂平もベンチに入っていなかったことも含めて、この大会に合わせて少し新しい要素も試してみようという意図が見られるメンバー構成になっています。

対するコンサドーレ札幌も代表メンバーやトップチームの絡みなどで、主力が6人欠けていたということでした。

試合の入り方は浦和の方が良く、中盤のところでの出足で勝り、その中でも8番片槙吾の中盤でのチェックでボールを奪取して攻撃に転じるなど、高い位置から攻撃に移すこともできていました。中盤からの不用意なパスミスも、スリッピーなピッチコンディションや風の影響も受ける割には、ほとんどなく、スムーズに展開できていたと思います。

細かいパス回しからの攻撃では、11番堀田稜から、5番佐藤大介へ下げ、10番矢島慎也へワンタッチでパス、そのパスを10番矢島慎也が落として6番野崎雅也がシュートなどテンポ良い攻撃もあり、前で相手に脅威を与えることができていたため、相手が守備に気持ちを置かなくてはならないという状況に出来ていました。

そのような流れの中で思わぬところから浦和に先制点が生まれます。

右サイドバックから攻撃参加した19番西澤秀平がゴール前にクロスを上げたところ、そのボールが強風にうまく乗ってそのままゴールに入ります。プレミアリーグの尚志高校でやられた不運なゴールを返してもらったようなラッキーな形ながら、19番西澤秀平の攻撃参加の意識が生んだ嬉しいゴールでした。

10分のこのゴールで、1点リードを奪った浦和は、更に攻勢を増しテンポ良い攻撃で相手ゴール前に迫る場面を多く作ります。例えば、5番佐藤大介から15番小峯洋介に当て、10番矢島慎也が受けて左前線に入った7番鈴木悠太へ展開し攻撃のような浦和がやりたい攻撃のパターンが上手く行っている感じですね。

この攻撃の流れの中で、15分に前線で厚みのある攻撃でゴールに迫った中で相手がクリアしきれなかったボールが右に流れたところで19番西澤秀平がダイレクトでクロスを上げるとこれに10番矢島慎也が頭で合わせてゴール。

前半15分までに2点のリードを奪うことに成功します。

左サイドバックでスタメン復帰した5番佐藤大介もチームを鼓舞しながら、相手のサイド攻撃の際どいところでは的確なタックルで防ぐなど、気持ちあふれるプレーが見られました。

このゴール後も、相手の反撃の姿勢が見えながらも、浦和も攻撃の手を緩めずに、コーナーキックのチャンスに18番西袋裕太が競り勝って落とし、そこに5番佐藤大介が相手との接触を恐れずに飛び込みゴールを狙うなど惜しい場面を作りました。ただし、その少し前くらいから左サイドを攻められた時に、最後のところでプレスをかけきれないなど、おや?というプレーが見え、先ほどのセットプレーの場面で明らかに足を痛めたような状況になり、ここを相手に狙われることで浦和の左サイドから決定的なチャンスを作られてしまい、失点。前半30分で1点返されて2-1になります。

足を痛めた部分含めて、攻撃攻撃となっていた段階で、守備においての対応が薄くなる場面を的確に狙われる。こういう場面では、前線やセンターバック、ボランチ含めて上手くケアして行かないといけない場面が上手くバランスを保てないような形で、失点以外にも何度か危険な場面を作られながら、なんとかそれ以上の失点は許さず前半を終了します。

後半に入り、当然のことながらビハインドを負っている札幌がややバランスを崩して攻撃に比重を置いて浦和ゴールに迫る場面を多く作られます。できれば、ここを利用して追加点をカウンターなどで決められれば楽になるところでしたが、そこまでは至らず、ただ危険な後半最初の15分はギリギリのところでこらえて失点は許さず、少しずつ再び浦和のチャンスも出てくる時間帯ができはじめます。

最も大きな追加点のチャンスとなったペナルティエリアのすぐ右外側で得たフリーキックのチャンスで5番佐藤大介のゴール右隅を狙ったシュートはわずかに右にそれてポスト。

前半終盤に狙われていた浦和の左サイドに関しては、後半スタートからは上手く修正して対応しており、更に足を痛めていたように見えた5番佐藤大介も問題なくプレーしていたようでしたが、22分に27番金野僚太と交代した後の様子を見ると、足を引きずっていましたので、かなり無理してプレーしていたようです。

さてさて、この後半の残り25分ほどの時間の戦い方が今後に活かすべき課題になると思います。

この時間帯の交代は、35分に15番小峯洋介に代えて24番中村駿介。24番中村駿介がそのままフォワードの真ん中の位置に入ることの是非に関しては別として、怪我から復帰したばかりの割には思った以上に動けていたので少し安心しつ、残りの時間帯は、それ以上に状況判断と試合運びに少し冷静さを欠いてしまった気がします。

11番堀田稜がいつも以上に気持ちを前面に出したプレーで力強く攻めたり相手ディフェンダーとマッチアップする場面を見せたり、7番鈴木悠太も疲労を見せながらも守備意識も見せながら攻撃に転じる際には前へ行く姿勢を見せるなど全体的に相手のプレーの激しさに呼応するように激しく対応していたのですが、今日のこの後の逆転されてしまった要因と言うのはそこにあるのではないかと思われます。

激しいというよりも、少し危ないプレーも加わってきた相手のプレーの中で、雨と風という不安定な要素が加わって、押し込まれると何が起こるか分からない残りの時間帯で、相手の激しさに応えてしまったことで、逆に相手に攻め入る隙を与えてしまったのではないでしょうか?

相手に決定的なフォワードはこの試合いなかったものの、中盤から冷静に浦和の隙を狙っている選手がいたことの危険性を冷静に感じてプレーできていましたか?

4番小出啓太が負傷で一時的にピッチを離れた時の1人少ない時間帯に、普通にプレーして押し込まれてしまった場面もあったような気がします。

後半終了間際とロスタイムで2点取られた結果は残念ですが、相手の攻勢という状況はあっても、試合は勝っている状況で試合終盤まで来ていたこの試合の場合は相手の激しさに激しさで応えるよりも、逆にファールを誘ったり、キープしていなしたりする必要があったと思います。

今日くらいのレベルの高い相手においてリードして試合終盤まで行っているという試合自体が思い返せば久しぶりだったので、仕方ないかもしれませんが、今日は何かが起こる状況をおぜん立てしてしまった部分もあるような気がします。

ただ、相手の激しさで押し込まれてやられてしまう試合とは別の部分での受けて立てた部分もあったので、この部分も重要なので、この気持ちも大切にして、リードして試合の終盤を迎えた際の、相手への対応に関して今後の試合では、いわゆる頭は冷静にプレーは激しくという形で出せるようにしてみてください。できます。

大会単位で考えれば3試合のうちの1試合で敗れてしまった。1点差負けのなかでも2点取って3点取られたという負けの中ではかなり良い数字なので、残り2つをしっかり勝てば問題ありません。

負けて良い試合はありませんが、残り2つ勝てば、良い経験としての敗戦なので、今日の試合は今後のために必要な試合だったのでOKとできます。

第2戦に期待しています!

やりにく過ぎる環境の中お疲れさまでした。

否定的な要素を感じる試合ではありませんので、続けてください。

ではでは~。

 

Jユースカップ2010・グループリーグ第8戦 | 2010/11/23 vs 横浜FCユース 3-0勝利・・・最後はしっかり快勝で!

横浜みなとみらいスポーツパーク2010年11月23日 横浜みなとみらいスポーツパーク2010年11月23日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今年最後の公式戦。そして、当然3年生にとっては、この試合が最後の公式戦ということになります。正直、高円宮杯までの流れを考えても、この大会でここまで苦戦するとは想像もしていませんでした。何を理由にして良いのか分からないくらい不運と言うしかないくらい、チャンスや枠内シュートがあるのに最初のザスパ草津戦以降全くゴールが決まらず、最終戦まで来てしまいました。悪い流れはどこかで断ち切らなければいけませんし、そうしなければならない試合がこの試合でした。

今日のスタメンは以下の通り

GK1番中島聡志、DFがセンターバックに3番畑本時央と、4番広瀬健太、右サイドバックに2番西山航平、左サイドバックに8番若井祥吾、ボランチに6番野崎雅也、トップ下に5番藤野友則と14番矢島慎也、FWが左に10番礒部裕基、右に11番鈴木大輝、真ん中に9番高木凛

となります。

怪我の7番矢島倫太郎、GK16番小笠原正人(GK2人を先発出場は無理ですからねw)、トップに合流している岡本拓也以外の3年生が全てスタメンに名を連ねました。

この試合で欲しいのは、とにかく得点。どんな形でも良いので得点を奪ってしまえば一気に流れが変わる可能性が高いのでそこに強く期待しながら試合を見つめていました。

勝つ気持ち、得点をしたいという気持ちは強かったのでしょうが試合の序盤は5分5分の流れで進んでいきます。アウェイ側のエリアからだと施設の関係上、前半は左サイドの攻撃の部分、後半は右サイドの守備の部分が良く見えなかったため、そこで起こっているプレーはよく見えませんでしたが、ちょうど攻撃の際はそのサイドで展開されていることが多かったように感じます。左サイドで10番礒部裕基と9番高木凛が絡んだ攻撃、そこに8番若井祥吾が絡んでいた・・はずです。

前半最初の大きなチャンスは8番若井祥吾の豪快なミドルシュートでした。イメージとしては、昨年の大原での横浜FCユース戦で若井祥吾が決めた豪快なミドルシュートが惜しくも上に外れたという感じです(行った方はよく覚えていると思います。)

気持ちが攻撃に行っていたからなのか、やや前節の大量失点が影響しているのか、前半は守備面でややプレスが甘く、相手の大型フォワードに結構自由にポストプレーをされていた印象があります。プレスが甘いために、容易に突破されてしまうこともありましたが、4番広瀬健太がかなり気を使って最後のところで攻撃の芽を摘む役割をしっかり果たしていたことで失点を防いでいました。

この試合も、ここ数試合同様に5番藤野友則がポジションやスペースを考えて動いているものの、なかなか生きない場面が前半は続いていました(後半にその苦労が報われるシーンが訪れる序章ということです。)

足元へのパスが多い中で、2番西山航平が意識的に裏を狙うパスを出していたと思います。

裏へということでは、11番鈴木大輝が前半から果敢に裏を狙う飛び出しを試みていましたが、ギリギリのタイミングでオフサイドになることが何度もありました(彼にもその苦労が報われるシーンが訪れます。オフサイド連発も序章です。)

得点が入る雰囲気がありながらも、この試合も前半の終盤までは得点が決まらず時間が過ぎていきましたが、ついに、やっと、待ってましたというゴールが浦和に生まれます。

ロングフィードに反応した10番礒部裕基がゴールキーパーと1対1になり、落ち着いてゴールに流し込み待望のゴール!

実に第2戦以来のゴールが決まります。本当に本当に嬉しかったです。なかなか決まらなかっただけに1ゴールの重みが凄く伝わってきました。

前半はそのまま1-0で終了します。

非常に良い時間帯で先制して勢い良く後半を迎えます。前半プレスが甘く、やや仕事をされていた相手フォワードに対するプレーも後半はしっかり修正されており、一人が強めにプレスをかけ、動きが止まった所でもう一人がインターセプトするなど上手く守備の部分も対応できていました。

後半が始まり、何分も立たないうちに10番礒部裕基から11番鈴木大輝へ見事なパスが通り、鋭いシュートを放つも惜しくもゴール右に外れてしまいます。

同様に、右に流れた9番高木凛がそのまま持ち上がりクロスを上げるシーンや、同じくサイド攻撃でクロスを5番藤野友則がシュートを放つ(これはキーパーに阻まれる)など、後半はサイドからの攻撃でたびたび得点チャンスを生み出します。

決定的な場面としては、左サイドで10番礒部裕基がボールを持ってドリブルで仕掛ける際に8番若井祥吾がディフェンダーをひきつける動きで10番礒部裕基のドリブルのコースを空け、そこに切り込んでシュートまで行くシーンがありましたが、惜しくもゴールは外してしまいます。形としては狙い通りだったと思います。

追加点は時間の問題かと思われたところで、まず11番鈴木大輝が裏へ抜け出したところへパスが通り、ゴール!オフサイドにかかることも多かったですが、そのトライがゴールとして結実します。

また、右サイドから2番西山航平が絶妙なクロスを入れ、9番高木凛が上手く中へ走りこみディフェンダーを引きつけてスルーし、左サイドから走りこんだ10番礒部裕基がシュートを放つという惜しいシーンもありました。

また、14番矢島慎也らしい見事なリズムのドリブルで相手ディフェンスをかわすシーンもありました。

2-0のまま迎えた後半終了間際に中盤のスペースを動き回っていた5番藤野友則が裏に抜けてパスが通り待望のゴール!試合を決定付ける3点目のゴールとなりました。

得点後に9番高木凛に代わり23番長坂竜一が入ります。短い時間でしたが23番長坂竜一が前線で迫力のある動きを見せ、浦和側の応援席は盛り上がっていましたね。面白い存在です。

ややチーム全体が攻撃に傾いている中で危ないシーンも何度かありましたが、ボランチの位置で6番野崎雅也もよくボールを捌いていたと思います。

そして、ここまで名前を挙げていませんでしたが、公式戦で久々の登場だったGK1番中島聡志ですが、なんというかバタバタすることもなく1試合安定して守りきっていました。いわゆる、こう言ったブログで守備の選手達の名前が挙がらないのは、安定したプレーをしていたということなんですね。1番中島聡志のキーパーとしてのプレーはそういうことだったということです。

最後の試合で3-0で快勝。この大会に入り、ここまで本当に上手く行かずに毎週悔しい思いをしていたことでしょうが、最後にしっかり結果を出すことができたじゃないですか!それでOKです。

思い返してみれば、浦和レッズの下部組織を見るという点での歴史が浅いブクメですが、今の高校3年生に関してはユースに上がった1年生の頃の浦和カップからじっくりと高校3年間という期間をしっかり見させてもらった初めての学年となります。

たぶん、ブログを遡れば出てくると思いますが、若井祥吾を最初は若井ではなく岩井だと思い込んでいたとか、2年生の頃に横浜F・マリノスユースなど前線のプレスの早い相手と対峙した時にプレスをかけられて慌ててパスミスをしていた畑本時央が気が付けばどっしりとしたセンターバックに成長して、プレスをかけられても物ともしないキャプテンになっていたり、一人一人の成長ぶりをしっかり目で見てきたものとして思い起こすことができるのは自分としても嬉しいものです。

そういえば、11番鈴木大輝がサイドバックで使われていた頃に、彼は前の選手なのにと毎試合後にしつこくブログで書いていたような気もします。

長くなりすぎるのでこのくらいにしておきますが、様々なことが思い起こされます。

今年はトップの試合には行かずに浦和の下部組織の試合に集中すると決めたことで、結果的に岡本拓也のプレーをほとんど見ることができなかったことにはやや悔いが残りますが・・・。

3年生へ向けて・・・

今年の浦和レッズユースは、私が見てきた中で最も苦しい時間を長く過ごしたチームだと思います。タイトルは取れなかったと最後の挨拶で言っていましたが、関東NO.1は誇るべきタイトルだと思います。関東NO.1は全国NO.1になれる力があることは優勝チームを見ていけば明らかなことですし、今年のチームにはその力があったと思います。

相性の悪いチームだったり、不可解な判定(というか明らかな誤審)に泣かされたり、入るべきゴールが入らなくなってしまったり、何かのせいにしてしまいたいことだらけだったとも思います。何かのせいにして腐ってしまうのは簡単ですが、その先に進むためには、やはり自分で考えて実行して乗り越えていくしかないものです。

苦しい時間は長く続きましたが、今日の試合で、悪い流れを断ち切って一つ乗り越えたことで順風満帆の人が得がたい強さを一つ手に入れたと考えてください。確実に言えることは悔しい経験や苦しい経験を自分達の力で乗り越えれば乗り越えるほど逆境に強い人間になることができます。

今日は、得点が久しぶりに入ったことや勝ったことも当然嬉しかったのですが、何より自分達の力で最後に逆境を跳ね除けてくれたことが何より嬉しかったです。

今後は、それぞれの新しい舞台で起こりうる逆境を今回の経験を生かして一つ一つ乗り越えて一つ一つ階段を上がって思い描く理想へと力強く近づいていってください。

浦和レッズユースとしての3年間お疲れ様でした!

私の行動スタイルは浦和レッズユースが中心になりますので、頻繁には足を運べないかもしれませんが、新しい舞台での頑張っている姿を時間を見つけて足を運ばせてもらいますね。

なんというか、プロになる選手もいれば大学生になる選手など様々ですが、気持ちとしてはユースを卒業して社会人として色々な舞台に送り出すような気分です。名刺交換でもしましょうか?(笑)

長くなりました、失礼します。

ではでは。

Jユースカップ2010・グループリーグ第7戦 | 2010/11/21 vs 東京ヴェルディユース 0-4敗戦・・・悔しい

国士舘大学町田キャンパスサッカーグラウンド2010年11月20日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

試合が終わってから久しぶりに会った友人と飲んで帰って眠ってしまったら翌日になってしまっていましたw Jユースカップのグループステージも残り2試合となりました。この試合の相手は東京ヴェルディユースとなります。今日使用されたグラウンドは観戦するスタンドがしっかり作られていてグラウンドとも割りと角度がある高さから見られることもあり、久しぶりにしっかりサッカーが見られるような施設ではあったのですが、アウェイ側まで席がなく、アウェイ側でたって見たいと思う場所は立ち入り禁止だったり、変な所にテント作ってあったりで、見る場所が東京ヴェルディ側のベンチ真裏みたいな場所でちょっと嫌でしたが、まあ仕方ないなと思って見ていました。

スタメンは以下の通り

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と、4番広瀬健太、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに25番寄特直人、ボランチに6番野崎雅也、トップ下に5番藤野友則と14番矢島慎也、FWが左に18番堀田稜、右に17番鈴木悠太、真ん中に10番礒部裕基

となります。

スタメン構成自体は前の試合と同じにになりますが、前節サイドバック起用していた3番畑本時央がセンターバックに戻り、サイドバックに25番寄特直人が入っていました。

ユースを良く見ている方であればよく知っている通り、ユース世代ジュニアユース世代の東京ヴェルディは時々気の抜けたような負け方をするチームではありますが、相当強いです。

この日も、好調東京ヴェルディとしばらく勝てていない状況の浦和レッズユースという現在の状態も含めて、出足や球際のプレーで主導権を握られる展開となりました。

前半スタートから、東京ヴェルディの細かいパスから裏を狙った攻撃でピンチの場面を作られながら、3番畑本時央や4番広瀬健太が最後のところで食い止め、前の試合ではサイドの守備で苦戦した8番若井祥吾でしたが、この試合ではスピード勝負になる前に、読みで相手の攻撃を摘む動きで守備の部分も良い形で入れていたと思います。

攻撃では、相手の寄せが早く、更に前線でやや攻撃陣が孤立してしまうことが多いため、高い位置で奪われるということではないものの、前線に球が収まらない場面が多くなりました。少ないチャンスの中で前半は相手の守備ラインに少しシュートスペースが開いた際に2回ほど14番矢島慎也がミドルシュートを狙っていました。シュートは枠から外れてしまっていましたが、守備が堅い相手に対しては有効な攻撃になっていたと思います。

また、徐々にではありますが比較的守備の方に気持ちが寄ってしまう6番野崎雅也に攻撃の起点としての動きの意識もついてきていると思えるのは、この試合ボランチの位置から何度もサイドのスペースへの大きな縦パスを試みてそこから、18番堀田稜や11番鈴木大輝に渡ってサイド攻撃からドリブルで仕掛ける場面が何度か出来ていたことです。

しかしながら、この試合も先制したのは東京ヴェルディでした。サイド攻撃が多くなるチームなのでやはり攻撃の際にはサイドの守備が薄くなるのは仕方ない部分でもありますが、一瞬の隙からサイドを突破され、そのままスピードのあるドリブルで切り込まれてラストパスを入れられて押し込まれての失点です。

フォワードの位置で11番鈴木大輝が相手守備ラインと駆け引きしながら裏へ飛び出していましたが、ギリギリのところでオフサイドになってしまいます。

この後、14番矢島慎也が相手ディフェンダーと競った際に頭を打ってしまい、大事を取って2番西山航平と交代します。

ポジションとしては、2番西山航平が左サイドバックに入り、25番寄特直人がセンターバックに、4番広瀬健太がボランチの位置に上がり、6番野崎雅也が5番藤野友則と共にトップ下の位置に上がったという形だと思います。

悔しいですが、攻撃の場面での工夫や細かいパス回しの精度、体の強さ(あてかた?)などで一枚上回っていた東京ヴェルディが攻撃に入ったときには、なかなか止められずフィニッシュまで持っていかれることが多くなってしまっていましたが、何度かあった危険な場面は16番小笠原正人の好セーブで防いでいました。

それでも、前半も追加点を奪われてしまい、0-2で終了。

後半から、4番広瀬健太がトップ下の位置に上がり、6番野崎雅也がボランチの位置に戻ったのですが、開始早々決定的なチャンスが生まれます。4番広瀬健太が相手のボランチの位置辺りでキープしていたボールを見事にインターセプトしてそのままドリブルで持ち上がり、相手守備陣が対応できない間にラストパスを入れて、11番鈴木大輝が少しバランスを崩しながらもシュート。このシュートはクロスバーに辺りゴールになりませんでしたが、この試合初めての決定的な場面となりました。

トップ下に入った4番広瀬健太のプレーで初めてこの試合で中盤が安定したようにも感じられました。前半からスペースを狙った動きを試みていた5番藤野友則がなかなか生きていなかったものの、後半の序盤に4番広瀬健太がトップ下に入り、キープできるようになったことが上手く作用したのか、攻撃の場面で5番藤野友則の動きが生きているという場面が何度か見られました。

ちょっとどのタイミングでの交代だったのか見逃してしまったのですが、8番若井祥吾に代わって17番鈴木悠太が入っていました。

攻撃の面で少し形ができるようになりつつあったものの、機を見ての迫力ある攻撃に関しては前半同様東京ヴェルディに分があり、何度か危険なシーンを作られながらも3番畑本時央を中心にギリギリのところで摘めていたいたものの、突破を許した場面でPKを与えてしまい、3失点目を喫してしまいます。

後半30分に5番藤野友則に代わり、9番高木凛が入ります。

9番高木凛のプレー自体はポストを狙ったりしかけたりと良かったとは思いますが、3失点が重く圧し掛かっていたのかチーム全体としては、ややバランスを欠き、11番鈴木大輝など数選手は負けたくない気持ちで球際で諦めず粘っているプレーが目を引きましたが、守備に対しての気持ちが全体的にやや散漫になってしまっているように感じる部分もありました。

ブクメとして悔しかったのが、4失点目の場面がもう一点もやらせないとファールしてでも止めてやろうくらい激しく行っておらず、抜かれて決められてしまったことと、その得点者が国体メンバーで埼玉代表として戦った前田直輝だったこと。。 たびたび書いていますが、国体で応援していたチームのメンバーだった選手は個人的には応援していますが、浦和との試合の時には絶対やられたくない選手でもありますので、無性に悔しかったですね。

試合は0-4で敗れました。

サイドからの攻撃の意識や試みは良かったと思います。ただし、前節の大宮アルディージャと比べて考えてみると浦和の攻撃がサイドからの攻撃に偏るということが分かっていたかのようにサイドの守備に対してケアされていたようにも感じられました。サイドの選手がボールを持って駆け上がった時にゴール前へ走る選手の姿は見られたものの、抜いてクロスを上げるのが難しい時に近くで一度受けられるような距離感に人がいないことが多かったようにも感じられます。前への意識、前へのパスなど意識的に行えてきている中で今後は、守備のバランスを崩さないように中盤の3人がどれだけサイド攻撃に加われるかなど改善されていくことに期待します。

浦和レッズユースがやろうとしている形は崩してもらいたくないですが、最終戦はその形で得点に繋がらないようであれば、多少バランスを崩してガムシャラに戦って乱打戦になっても良いと思っています。気持ち良く試合を終わるためには戦いきることが一番ですから、今ある形で上手く行かない時には少し別の試みをしてみることも必要とういメッセージがあると考えてやってみてください。

個人的には昨年のJユースカップの川崎フロンターレ戦(アウェー)で敗れはしたものの、負けたくない気持ちから体のぶつけ合いのようなサッカーになった正に気持ちが前面に出た試合とも言うべき試合がありましたが、特に上手く行っていない時こそガツガツやるサッカーで今の流れをぶった切ってしまうのも良いと思います。

結構シンプルなことで最後に気持ちよく終われるかどうかで、今必要なものは勝利以上に得点ですよね。横浜FCから得点を奪い取ってください。楽しみにしています。

ではでは~

Jユースカップ2010・グループリーグ第6戦 | 2010/11/14 vs 大宮アルディージャユース 0-2敗戦・・・ゴールが決まらない

秋葉の森運動公園サッカー場2010年11月14日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

僅かなグループステージ突破の可能性を残しながら、崖っぷちまで追い込まれて今シーズン最後の公式戦となるJユースカップに臨んでいる浦和レッズユース。Jrユースの高円宮杯出場が決まるかどうかと言う重要な試合と被った今日でしたが、流れも良く、チームもしっかり噛みあいツキも掴んでいるJrユースには全国出場の切符を掴んでもらい、本戦を現地で応援させてもらうことにして、今日はユースの試合を見に秋葉の森へ行って来ました。

正直この大会に入ってからの浦和レッズユースは、何か歯車がかみ合わずに思うような戦いができず、更に普段なら入るような決定的な場面でも得点が入らない現象すら起きてしまっている苦しい状況です。チームの連動性など自体が上手く行かない状況から、前回の横浜FC戦ではチーム自体の動きは再び良くなり、後は、ゴールを決められるだけで波に乗れそうというというところまで来ているため、他力ではありますが奇跡を信じてこの試合を見させてもらいました。

今日のスタメンは以下の通り

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに25番寄特直人と、4番広瀬健太、右サイドバックに3番畑本時央、左サイドバックに8番若井祥吾、ボランチに6番野崎雅也、トップ下に5番藤野友則と14番矢島慎也、FWが左に18番堀田稜、右に17番鈴木悠太、真ん中に10番礒部裕基

となります。

前節の後半終盤に試した右サイドバックに3番畑本時央という守備ラインになります。

前半は、左サイドからにやや偏りすぎかもしれないと思うくらい左サイドから展開されていく攻撃が多く感じました。18番堀田稜と14番矢島慎也がボール交換から攻撃するなど、以前の柏レイソルとの練習試合の時のような形が見られるものの、サイドのスペースに走りこんでスピードに乗った形からクロスが上がるという形ができず、相手守備を交わしてからやプレッシャーがある中でのクロスを上げる形が多かったと思います。それでも、その形からでもチャンスは何度も作られ、18番堀田稜と10番礒部裕基とのパス回しなど含めサイドからの攻撃を多く仕掛けていました。時折14番矢島慎也がドリブルで仕掛け強引にシュートを放つもディフェンダーにかかってしまっていました。

また、この試合では気の利いたポジショニングと裏を狙った飛び出しを5番藤野友則がかなりの回数仕掛け、右に左に真ん中にチャンスのシーンには5番の背番号がたびたび絡んでいました。

その5番藤野友則も絡んだプレーで、スピードに乗ってという形で一つの理想的な形が前半に見られました。大宮の攻めのスタートをセンターライン付近で6番野崎雅也が上手くインターセプトし、そのまま左サイドの相手陣内のスペースめがけてロングフィード、そこに18番堀田稜が走りこみスピードに乗ってそのままゴール前に走りこんだ5番藤野友則へパスし、シュートを狙います。このシュートはゴール右上に外れてしまったのですが、両サイドにスピードとドリブルのある選手を入れている浦和レッズユースの今日のスタメンを考えると理想的な攻撃の形だったと思います。

大宮アルディージャは、守備の際の戻りが早いため、少し時間をかけるとゴール前に多くのディフェンダーがいる状況をすぐに作られてしまいそこを仕掛けて崩す必要がでてきます。例えば、浦和が仕掛けた攻撃の一つとして5番藤野友則から18番堀田稜、中盤の10番礒部裕基を経由して右サイドの17番鈴木悠太に渡り、クロスを上げるという攻撃として魅力的なテンポの良い流れがありましたが、これもこの仕掛けをするまでに時間がかかったことから、大宮アルディージャの多くの選手が守備に戻っていたためゴールまで持って行くことが難しくなっていました。

これもまたカウンターになりますが相手セットプレーの場面で14番矢島慎也がヘッドで跳ね返したところを5番藤野友則がボールを取り、そのままドリブルで前へ持ち上がり、左サイドバックの8番若井祥吾⇒左サイドの18番堀田稜へとパスを渡し、ラストパスを10番礒部裕基に送り、押し込もうとしたもののあと一歩で防がれてしまったシーンも相手守備陣が戻る前に仕掛けたことで大きなチャンスにまで繋がりました。

大きなチャンスも何度か作りながら得点が奪えず、前半途中から浦和の左サイドをスピードのあるサイドの選手が仕掛けてくる回数が多くなり、スピードで振り切られてピンチになるシーンが増えてきます。サイドから攻め込まれる場面が増えてきて、後手後手になっているところで取られたセットプレーから失点してしまいます。

スピードへの対処と言う事で、18番堀田稜と8番若井祥吾をポジションチェンジするも前半に関しては勢いに乗った相手右サイドの攻撃には相当対応に苦慮していたように見えました。

この後、10番礒部裕基がキーパーと1対1になる決定的なチャンスを作るも低めのシュートはキーパーに弾かれてしまいゴールを決めることはできず。

ここで、8番若井祥吾に代えて11番鈴木大輝が入ります。

交代で入った11番鈴木大輝は左サイドで動き回り前線での攻撃を活性化させていました。

チャンスは作りながらもこの後浦和は2失点目を喫してしまいます。オフサイドギリギリで抜け出され、そのまま持ち込まれて失点。この時の抗議で3番畑本時央がイエローカードを受けてしまいます。悪くないのに得点が奪えないちょっとしたイライラのようなものが、浦和の選手達に見られた場面でした。

確かに、大宮アルディージャの攻撃には苦労するものの浦和がシュートまでもって行くシーンもしっかり数多く作られ、5番藤野友則のクロスから14番矢島慎也のヘディングシュート、ペナルティエリア外からのFKのシーン、17番鈴木悠太の右サイドから切れ込んでのシュート、4番広瀬健太のミドルシュートなど枠を捉えるシュートは多かったもののゴールにはなりません。これ以外にもギリギリでクロスバーだったり、数センチゴールから外れたり・・・。

プレーしている選手達もどうしてだろうと思うくらい、決まりそうで決まらないのです。

後半に入り、4番広瀬健太が右サイドバックに入り、3番畑本時央はセンターバックに戻ります。

後半は守備面での修正が図られ、前半使われていた左サイドの守備を数人がケアすることで上手く対処できるようになっていたと思います。

攻撃も決定的なチャンスを何度か作ります。そのいくつかを挙げますと

縦パスに抜け出した11番鈴木大輝が鋭いシュートを放ち、キーパーが弾いた所を14番矢島慎也がシュート、これはディフェンダーに当たってしまうも惜しいシーンでした。また、右サイドから17番鈴木悠太が絶妙のパスを14番矢島慎也に通し、シュート。キーパーが跳ね返したボールを5番藤野友則が押し込むも、ゴールをふさいでいたディフェンダーに当たりゴールならず。

このような決定的なチャンスを含む攻撃を繰り出しながら得点は決まらず。

この後、セットプレーの際にヘッドでの競り合いの際に4番広瀬健太が顔面を強打し負傷、21番小出啓太と交代します。

後半30分くらいを過ぎると17番鈴木悠太の右サイドからの仕掛けに数人が絡んでの攻撃が多くなり、17番鈴木悠太の仕掛けからのクロスを10番礒部裕基がダイレクトボレーでゴールを狙うなど惜しい場面もありました。

後半残り10分くらいのところで10番礒部裕基に代わり23番長坂竜一が入ります。

交代すぐに縦への鋭いパスに23番長坂竜一がタイミングよく抜け出しキーパーと1対1の場面を作りますが、決めることができず。それでも、少ない時間でしたが、23番長坂竜一の力強いプレーが、これまでの攻撃と違った色をチームに出して攻撃に迫力を出すことができていました。ゴール前での粘りからFKを得たり、長身のディフェンダーとのマッチアップでもしっかり勝てていたと思います。

しかしながら、攻撃のシーンは多々ありながら結果的に得点を奪うことはできず試合は0-2で終了となりました。

この敗戦で、浦和レッズユースのJユースカップでのグループステージ敗退が残念ながら決まってしまいました。なんと言って良いのか、とにかくゴールが得点を拒んでいるかのように決まらないのです。こういうのは、今まで見てきたものからしか語ることしか出来ませんが、例えば最近のイングランドのリヴァプールのような何かにはまってしまっているような状況と言えば良いのでしょうか。こういう時は腐らずにやるしかないですし、この苦しい状況を抜け出したチームは今まで以上の強さを持つことができる。そう考えてやっていくしかないと思います。

今日の試合で感じたことは、やはり崩せていた場面もあるが、攻撃の際に手数をかけすぎて相手守備陣にしっかり守られてから崩しにかかっているようなことが多かったように思います。スピードのあるサイドバックを最大限生かすための攻撃など含めて簡単にスペースとスピードを生かした攻撃をもっと意識してチームで行いつつ、今日のように相手守備陣が多くても崩してしまうような仕掛けを合わせて出せると最高なのかもしれません。

個々のプレーは今日はかなり良かったです。それだけは断言できます。次の東京ヴェルディに勝ちましょう!

さてさて、この試合の後に30分ハーフの練習試合が行われたのですが、ごくごく簡単に触れさせてもらいます。

結果は、1-2で敗れました。浦和の得点は相手キーパーのミスパスをしっかり40番中村駿介が決めての得点。失点の中に国体で埼玉県代表として一緒に戦った大宮アルディージャユースの29番中山雄希の得点がありますが・・・浦和との対戦の時は敵ですから、チクショーですw ただ、見事にやられたという失点でした。先週末のB戦で3-0で勝利した試合と比べるとやや、もったいないミスや精度に欠けるプレーが多かった気がしますが、34番繁田秀斗のポジショニングと中盤や前線との距離感の保ち方に上手さを感じました。こぼれてくるかもしれないというフィフティのボールに対しての意識がそのような距離感を生んでいるのでしょうが、こういうプレーは凄く重要だと思います。

3年生にとっては残り2試合となってしまいました。敗退が決まったことで起用選手なども更に変わってくる可能性もありますが、残り2試合で次に繋がる光が見られることを楽しみに足を運ばせてもらいますね!

ではでは~!

練習試合30分x2(メンバー)

前半

GK22番三上綾太、DF12番皆川孝之、20番今泉賢人、35番西澤秀平、2番西山航平、MF32番西袋裕太、13番片槙吾、40番中村駿介、FW6番長谷優、19番高田拓弥、31番金野僚太

後半

GK30番高浪祐希、DF29番小坂慎太朗、35番西澤秀平、32番西袋裕太、31番金野僚太、MF7番立野峻平、27番岸伯富実、34番繁田秀斗、FW33番佐藤大介、40番中村駿介、6番長谷優

 

Jユースカップ2010・グループリーグ第5戦 | 2010/11/7 vs 横浜FCユース 0-1敗戦・・・結果がついて来なかった

大原サッカー場2010年11月7日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

第4戦の大宮アルディージャユースとの試合は、ウズベキスタンに行っていたため見られなかったのですが、第4戦目に敗れて大会自体のグループリーグ突破が厳しい状況に追い込まれていること。上手く行っていないチーム状態が見る側にもはっきり分かるようになってきている。そのような状況を調べたり、人に聞いたりしながら踏まえて、この第5戦を見させてもらいました。

今日のスタメンは以下の通り

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と、4番広瀬健太、右サイドバックに2番西山航平、左サイドバックに18番堀田稜、ボランチに6番野崎雅也、トップ下に5番藤野友則と15番小峯洋介、FWが左に10番礒部裕基、右に17番鈴木悠太、真ん中に9番高木凛

となります。

まず、試合開始早々10番礒部裕基が左サイドからドリブルで持ち上がりシュートからスタート。更に5番藤野友則のミドルシュートや左サイドの18番堀田稜の左サイドからドリブル、クロスを9番高木凛がスルーし、5番藤野友則がシュートなど、試合開始から非常にテンポ良く攻撃が展開されていきました。ここ最近見られなかったリズム

また、この試合トップ下でスタメン出場した15番小峯洋介が攻撃の意識高く攻撃に絡むことで攻撃が活性化されていました。前半15分間くらいでかなり攻め込んだイメージがありましたが得点することはできませんでした。

攻め込みながらフィニッシュの精度が甘く、シュートが枠に飛ばない状況が多数あると、やはりというか前半の途中からは主導権は浦和が握り続けているものの、やや攻撃のテンポが悪くなってきてしまう時間帯があったと思います。

ただ、攻撃に関しては数人が効果的に絡んで仕掛けられるシーンは作られ、9番高木凛もポストプレーをしっかりこなしつつタイミングでミドルシュートを放ったり、やや守備的になりすぎる6番野崎雅也も時折前への鋭いパスを織り交ぜたり、タイミングでミドルシュートを放ったり、上手く前への姿勢も見せることが出来ていたなど、この試合はこれまでの試合とは違う何かをチーム全体が雰囲気として放っていました。表現としては適切ではないかもしれませんが、左サイドの18番堀田稜、右サイドの17番鈴木悠太が鬼気迫るサイド攻撃を何度も繰り広げていたというイメージを持ちました。クロスの精度やまだまだ課題はありますが、とにかく仕掛けと前へ行く気持ちが凄かったです。

前半は、18番堀田稜が左サイドから持ち上がって、大きくサイドチェンジのボールを17番鈴木悠太に入れ、持ち上がった17番鈴木悠太が15番小峯洋介にパス、ドリブルで仕掛けた15番小峯洋介が倒されるもファールをもらえずという2人のサイドが大きな展開を見せた攻撃で終了。

後半は左サイドからの攻撃が多くなり、18番堀田稜と10番礒部裕基が絡んだ攻撃で再三攻撃を仕掛けます。攻撃の形はできるもののやはり、フィニッシュの精度には欠け得点が出来ず、このまま得点が入らなければ流れ自体が悪いわけではないものの交代が必要かと思っていたところで後半15分くらいに9番高木凛に代わり26番カドコダイ・アシカンが投入されます。

26番カドコダイ・アシカンが入ることで前線での高さという武器が出来、それを生かそうとするプレーも見られます。彼を生かした惜しいチャンスが2度ほどあり、一つは横浜FCの攻撃をディフェンスラインでカットした3番畑本時央がそのまま前線の26番カドコダイ・アシカンめがけて縦にロングボールを供給し、そのパスが通り、あと一歩でゴールを狙える場面を作った時。2度目は右サイドの17番鈴木悠太からのパスに抜け出した26番カドコダイ・アシカンがあと一歩足が届かなかったものの、もう少しでゴールという非常に惜しいシーン。

この後半の15分から30分くらいまでの時間帯でほぼ相手守備エリア内で攻撃をし続ける得点がいつ決まってもおかしくないような時間帯があったものの、ここで決められなかったのが非常に痛かったと思います。

得点を奪うべく、17番鈴木悠太に代わり24番中村駿介、15番小峯洋介に代わり12番皆川孝之、5番藤野友則に代わり11番鈴木大輝と立て続けに交代して攻撃を仕掛けますが、決められないままにいた中で、カウンターから放り込まれたボールから失点を喫してしまいます。

ロスタイム入れて残り10分くらいの中で、2番西山航平に代えて25番寄特直人を投入し、3番畑本時央も攻撃参加できるように右サイドに入れるという今まで余り見たことないフォーメーションでしたが、攻撃を狙う意図として機能していたと思います。効果的な交代とポジションチェンジで最後まで攻撃の姿勢を見せたものの得点ならず。試合はそのまま0-1で終了となりました。

結果から言うと、チャンスが非常に多かったものの得点を決められずに試合終盤に失点して敗戦というサッカーではよくある展開になってしまいました。

それでも、この試合ではここ数試合で見られた味方の選手を信頼してパスを出せないような停滞した展開がなく、前線の動きに連動性も見られました。更に、それぞれの選手が得点を奪うために気持ちの入ったプレーを持続させていましたし、本当に結果のみがついてこなかった試合でした。

今日は、1試合としてみれば面白い試合でした。しかし、結果は敗戦でJユースカップという大会自体は、本当に厳しくなりました。これで横浜FCが勝点11で残り試合2試合。今日の試合で大宮アルディージャユースがザスパ草津に勝利したことで勝点を11まで伸ばし残り試合3試合。浦和が残り試合を全勝しても勝点が13までしか伸ばせず、この2チームが1勝でもすれば、抜くことは出来なくなります。現在勝点9の東京ヴェルディは残り4試合残しており、対戦カードを考えてもまず勝点13以上は行ってしまうと思います。

ただ、大宮と横浜FCが当該対戦で2戦を0-0で引き分けているために、数字上は絶望というほど離れているわけではなく、可能性として完全に消えたわけではありません。可能性が残る限りは、2位以内に入ることを目指して今日のような試合を続けてフィニッシュの精度を増して残り3連勝目指して戦ってください。

来週末の大宮アルディージャ戦を楽しみにしています。

ではではー!

 

Jユースカップ2010・グループリーグ第3戦 | 2010/10/24 vs 東京ヴェルディユース 0-2敗戦・・・もどかしさ

埼スタ第2グラウンド2010年10月24日

 

 

 

 

めっきり涼しくなりましたね。

どうも、浦和サポブクメです☆

Jユースカップグループリーグのの序盤戦の山場と思われる、東京ヴェルディユースとの試合になりました、やや流れが良くないままこのグループで最も難しい相手との対戦です。

今日のスタメンは以下の通り

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と、4番広瀬健太、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに18番堀田稜、ボランチに6番野崎雅也、トップ下に5番藤野友則と13番片槙吾、FWが左に14番矢島慎也、右に10番礒部裕基、真ん中に11番鈴木大輝

となります。

先日の柏レイソルU18との練習試合の時に面白い組み合わせだと感じていた左に14番矢島慎也と18番堀田稜が並ぶ形になりました。

さすがに中盤のプレスがかなり厳しいものの、攻守の切り替えのスピードや縦への鋭い展開などが余りなかったこともあり、浦和も集中して試合に入れたことから締まった内容の試合になり展開されていきます。

11番鈴木大輝が前線で動き回り、14番矢島慎也の左からの仕掛け、10番礒部裕基のドリブル突破など中盤より前の位置からの仕掛けで数回チャンスを作り、回数は少ないものの左サイドから18番堀田稜の左サイドからの仕掛けからクロス、11番鈴木大輝が押し込んだところディフェンダーに当たりクロスバーに当たるという惜しいシーンを作るなど、さすがに攻撃の形は多く作れないものの、数回の大きなチャンスを作り、逆に東京ヴェルディユースにも時折大きなチャンスを作られるものの、危険なミドルシュートは16番小笠原正人がギリギリで弾くファインプレーを見せたり、3番畑本時央が安定した守備で対応していました。

前半は0-0で終了。

拮抗した試合になってはいたものの、東京ヴェルディユースのラインを高めに保ちながら中盤をコンパクトにして一つ一つのプレーの精度やパス回しなどで上回っている(コンビネーション面でお互いに信頼して動いているイメージ)ため、少し怖いイメージを持ちながら後半に入っていきます。

後半は、前半以上に中盤でボールが収まらなくなり、相手の出足の良さに混乱してしまい、ディフェンスからの中盤を経由して攻撃が展開できない状況になりました。前線の10番礒部裕基や14番矢島慎也がたびたび中盤まで下がらないとボールが入らない状況になっており、中盤が機能しなくなっている状況は素人目にもわかりました。

少ないチャンスの中で14番矢島慎也からの縦パスに反応した11番鈴木大輝が惜しいミドルシュートを放ったり、11番鈴木大輝がポストになり、8番若井祥吾に下げたボールからスルーパスに5番藤野友則が飛び出すシーンがあるものの、ここはオフサイド。テンポ良く展開されたこの攻めの形がおそらくこの試合で最も崩す形を作り出せたのがこのシーンだったと思います。

ただ、後半は明らかに中盤で相手に圧倒されており、中盤の動きが少ないことからセンターバックから入るパスを狙われてカットされたり守備の負担が大きくなる割に相手は、中盤で動き回れば自滅してくれるという意識でおそらくやっていたと思います。上手く行かない状況が明らかな時は、刺激を与える交代が必要で、例えば先日U16リーグが終了して、この試合は中盤で攻撃的なプレーができる15番小峯洋介、中盤でキープできる24番中村駿介、ボランチやセンターバックで安定したプレーを見せていた25番寄特直人と1年生もベンチに入っていました。

実際に、クラブユース選手権の関東予選で中盤を活性化させて守りの姿勢から攻撃の姿勢を作り出した15番小峯洋介の投入などあるかと思っていたのですが、中盤が混乱して機能しない状況でも交代はなく、時間ばかりが過ぎていきます。

守備への負担が多い中で、PKを取られてしまい失点。この際に3番畑本時央にイエローカードが出され、更にその後に守備に負われる状況の中、相手のフリーキックを遅れさせるために足を出した3番畑本時央に2枚目のイエローカードが出され退場となります。やや厳しい判定にも見えましたが、後半途中で一人少ない状況での戦いを強いられます。

ここでやっと浦和は交代に動いたわけですが、お分かりのように一人減ったための守備の交代。14番矢島慎也に代えて21番小出啓太が入ります。

その後、11番鈴木大輝に代えて2番西山航平、続いて5番藤野友則に代えて15番小峯洋介が入ります。

この交代で8番若井祥吾を前線に上げて攻撃的な姿勢にするのかと思ったら、数分で今度はその8番若井祥吾が交代。13番片槙吾も同時に交代となり、24番中村駿介と25番寄特直人が入ります。

結果的に5人の交代枠を使ったわけですが、最終的に相手に1点追加されて0-2で敗戦となりました。

この言葉を先週に引き続き書かなければならないのは嫌なのですが、私達が見るものは表面的なものですので実際のコンディションとか練習を見てとかプロが見る選手の出来は違うのかもしれませんが、采配に不満です。

基本的に私は、浦和レッズユースの選手達は日本一になれる力を全選手が持っていると思って見ています。かみ合った時でも絶対に叶わない相手は少なくとも国内にはいないと思っています。サッカーの試合を多く見ていれば当然、何をやっても上手く行かない日というのは起こりうるのでそのような時は仕方ないのですが、今日に関しては起用や相手のスタイル、途中までの状況を判断しながら、交代や指示など采配次第で勝利を物にできた試合だと思います。

もちろん、個々の選手にも課題を多く残した試合でもあると思いますが、試合展開を適切に考えた采配があれば、もっと立ち直れる時間もあったでしょうし、流れを引き寄せることすらできたと思います。

・・・と、非常にもどかしさが残る試合でしたが、それに乗っかっていては今後先を目指すのにマイナスにしかなりませんから、でっかい声出して、開き直った戦いを次からやってください。相手に合わせた戦いをするのではなく、自分達で主導権を握るための戦い、自分達でリズムを作る戦いをしちゃってください。これって、結構気持ち次第のところもありますので。前回より上手く行ったという感覚がつかめればそこから自然と調子は上がっていきますから。そうすれば、気が付けば問題なく2位以内で突破しているような気がします。

乱文失礼しました。

ではでは~!