埼玉県S2リーグ 2019/08/28 浦和レッズユースB vs 武南高校B 1-2敗戦・・・相手の集中力の高さに苦戦

どうも、ブクメです☆

何気に過密日程の埼玉県S2リーグで、今月後半は、19日(月)、24日(土)、そして28日(水)のナイターを今日は観戦し、3日後の31日(土)には、午前9時30分キックオフでまた1試合開催されるんですよね。

プレミアリーグも再開されていて、メンバーも毎試合入れ替わる中で、見る側としては、プレミアでもS2でも、私は、同様に相当楽しみに足を運んでいるし、これは、対戦相手にとっては、本気のAチームが望んでくる公式戦だから、最大限の集中を持って1試合1試合戦ってほしいと言葉では言っても、実際には、置かれている状況によっては、集中できないであろうことは、理解できますが、それでも求めるものは高く、そういう気持ちで毎試合見ています。

なので、ちょうど、前回のプレミアリーグの時にも書いていた、こぼれ球への反応というところで、相手より一歩遅いという場面がかなり多く見られたことで、若干イライラしそうになりながら見ていた時間帯もありました。

さてさて、今日のS2リーグですが、会場が、ずっと気になっていながらまだ一度も足を運んだことがなかった旧騎西高校のところに作られて今年の3月にオープンした「SFAフットボールセンター KAZOヴィレッジ」という人工芝2面のグラウンドですね。最近は、初めて行くグラウンドというのも近場でのユースの試合では減ってきたので、こういうワクワク感は新鮮でしたよ。ただ、試合の時間が帰宅ラッシュの時間と言うことを忘れていて、割と所要時間を気楽に考えていたら、やはり道が混んで、到着時間がそこそこキックオフに近くなってしまいました。

国道122号線を少し入ったところなのでアクセスとしてもわかりやすいですし、駐車場も広々でなかなか良いところですね。サイドが金網だったので、写真は若干取りにくく、見る場所によっては、手前の奥の方での攻防が見にくい(駒場のサブグラウンドに近いイメージで、金網の目はこちらの方が粗く見やすくはある)感じではありました。

夜は比較的気温が下がるようになってきた中で、久しぶりに、ウォーターブレイクのない試合でしたね。

ということで、試合の話に移ります。

vs武南高校B戦メンバーと交代は以下、

GK18番関大輝、DFが左に31番大野海翔、右に32番岡田翼、センターバックに5番遠藤龍河(後半スタート⇒34番工藤孝太)と40番茂木柊哉、MFが左に29番伊澤壮平(後半スタート⇒37番高橋悠)、右に42番吉田来綺(後半40分⇒38番舘樹)、真ん中に16番根岸恵汰(後半スタート⇒35番島垣翔)と39番戸田大翔、FWが左に2番長田拓巳、右に7番與那覇航和(後半スタート⇒33番小川聖凪)

となります。

序盤は、浦和ペースで進むものの、相手の集中力の高さとと守備の際の寄せの早さ、こぼれ球への反応の速さで、浦和が仕掛けた時に少し連携が乱れたパスはすぐに奪われ、不用意な仕掛けは、すぐに寄せられて奪われてしまうという場面も多くなりながらでしたが、相手の反撃に対しては、バックラインが声を掛け合いながら問題なく跳ね返すという形で試合が進んでいきます。

浦和の攻撃としては、前半7分に5番遠藤龍河から39番戸田大翔に繋げて左から走る29番伊澤壮平に繋げての仕掛けや、前半9分のコーナーキックのチャンスから5番遠藤龍河のヘディングシュート、前半11分には、相手ディフェンダーの激しいプレスに遭いながらも、31番大野海翔がキープして、2番長田拓巳、39番戸田大翔に繋げての仕掛けなど見られます。

前半12分には、29番伊澤壮平からのパスを受けた31番大野海翔が、縦のケアをするディフェンダーに対して、横方向へのドリブルを見せて突破してゴールに迫るという場面を作ります。

前半13分には、2番長田拓巳の高さを生かしたポストプレーから29番伊澤壮平に繋げ、シュートまで持って行くも相手キーパーに防がれます。

前半21分には、コーナーキックのチャンスから混戦のこぼれ球を42番吉田来綺がシュートするも枠を捉えきれず。

両サイドからの突破というのは、比較的多く見られたのですが、味方との連携の問題なのかクロスの精度の問題なのか、特に主張が見られなかったので、どちらが原因かはよくわかりませんが、サイド攻撃で深くまで持ち込む回数の割には、その後のクロスがチャンスにつながる回数が少なかったように前半は感じられました。もちろん、先ほど書いたように、相手の集中力が高く、完全にフリーで長く持たせてくれることがあまりなかったことも原因かとは思いますが。

なかなか、決定機が作れない中で試合が進みますが、迎えた前半26分に誰からのパスかは確認できなかったのですが、2番長田拓巳への浮き球のパスに対して、2番長田拓巳が相手ディフェンダーと並ぶように立ち、競るような形と見せて、そのままボールに触れずに裏に抜けたところで、相手ディフェンダーが触れずにそのまま裏へ抜けたボールを2番長田拓巳が先に反応して、キーパーと1対1の形を作りゴール。

1-0と先制に成功します。

前半34分には、42番吉田来綺のインターセプトから、バックラインの5番遠藤龍河、中盤の16番根岸恵汰、左に抜ける7番與那覇航和とテンポ良くパスが回るも、そこからのクロスが味方に合わず。

ここまで相手の攻撃を浦和も集中して抑えていたものの、前半40分にサイド深くまで持ち込まれた折り返しを難しい角度ながら合わせられ、これがゴール隅に決まり1-1と同点に追いつかれます。

前半42分に、42番吉田来綺からのパスを受けた7番與那覇航和がシュートを放つも相手キーパーにキャッチされます。

前半終了間際には、40番茂木柊哉からの縦パスを2番長田拓巳が受けて7番與那覇航和、16番根岸恵汰と上下を上手く使ったパス交換で打開を図るも、その後の精度を欠き相手に奪われます。

前半は、1-1で折り返します。

後半は、一気に4選手を交代し、以下のような形になりました。

GK18番関大輝、DFが左に31番大野海翔、右に32番岡田翼、センターバックに34番工藤孝太と40番茂木柊哉、MFが左に37番高橋悠、右に42番吉田来綺、真ん中に35番島垣翔と39番戸田大翔、FWが左に2番長田拓巳、右に33番小川聖凪

2番長田拓巳とGK18番関大輝以外は、1年生という組み合わせですね。

比較的、後半の方が一緒にやっている時間が長い1年生同士なので、連携面でスムーズに行くかと思われましたが、相手が一つギアを上げたのか、浦和が味方同士の動きが合わなかっただけなのかは、ちょっと判断がしにくいですが、後半は、前半以上に相手の出足の良さに苦しめられる印象が強くなりました。

後半開始からしばらくは、後半2分の35番島垣翔のシュートや、後半4分のコーナーキックのチャンスからの42番吉田来綺のシュート、前半12分の31番大野海翔からのフィードから33番小川聖凪のヘディングシュートなどありましたが、相手の守備の対応の早さに攻撃の試みがかなり止められてしまっていたように感じられます。

また、相手の攻撃もより激しくなり、後半16分には、シュートは外してくれたものの、ドリブルで突破して決定機を作られる場面がありました。

単発の攻撃が多くなる中で、後半19分に35番島垣翔からのパスを受けた2番長田拓巳がループ気味にシュートを狙うもこれは、ゴール上に外れます。

そして、いくつかのチャンスが決められなかったところで、後半20分に、思い切った狙いのシュートを決められてしまい1-2と逆転を許してしまいます。このゴールだけではなく、相手の方が、隙があれば、シュートを狙うという意識が高かったかなと思います。そういう狙いと、シュートブロックされても、そのこぼれ球を再びマイボールにしようという意識が高いように感じられました。

結局、その後もパスミスから決定機を作られて、18番関大輝が何とか防いだ場面など、相手に決定機を作られつつ、浦和も相手ゴールに近づく場面は、多く作るも決定機はその後は作れないままに1-2で敗戦となりました。

なかなか課題の多い試合にはなってしまいましたが、後半特に私が見ていた目の前のサイドを仕掛ける場面が多かったのでしっかり見ることができたのもあるのですが、やはり左サイドに入った37番高橋悠のドリブルでの仕掛けは、良かったですね。実際、今日は、相手の守備陣の寄せの速さと集中力の高さが目立ったと書いたように、そのサイドからの仕掛けも、最後のところで止められてしまうことが多かったものの、37番高橋悠のドリブルで狙いには、相手ディフェンダーにかかっても、コースの変わってこぼれたボールにも反応してやるという意識の高さが見られたんですよね。本当にこれ重要です。

先週末のプレミアリーグの時にも書きましたが、本当に日本のサッカーの守備はどのカテゴリにおいても凄いなって思います。相手を研究しての組織的な守備もそうですし、今日のように個の能力が高い相手に対しては、とにかく駆け引きでは負けて一度は抜かれそうになっても、意地でも食らいついて最後のところで足を出して防ぐこともやれる選手が多い。

海外の20歳前後くらいが主力でやっているカテゴリの試合などを時々視聴していると、個を出させないよりもお互いに個を出す方を重視してアピール合戦になっているようなヨーロッパのリーグも多いので、こういうのを見るたびに日本というのは、特に攻撃に特徴のある選手にとっては、難しい国だよなと感じることあります。

良さを出して勝つことよりも、良さを出させないで少ないチャンスで決めて勝つことを選ぶところが多いというか。

ただ、それでも日本でやることのメリットは、そういう守備を相手がする中で、どれだけ攻撃の特徴を出せるかを試せるので、これを打開できるようになれば、かなりその先が開けてくるんですよね。だから、セオリー通りでは通用しないケースを考えたときには、囲まれること前提で、プレスが激しくなることが前提で、むしろキレイに抜けなくても、最終的に抜ききれば良いと考えて、予測して動くことができる、次への反応が早くできることがかなりの武器になると思うんですよね。その試みをやっている選手は、伸びてくると私は考えています。

上手くない選手なのに、良い位置にいて点を取るとか、サッカーではよくありますよね。これだって、予測なんですよ・・・と、私の勝手な思い込みかもしれませんが、ここ最近は、本当にこれを考えることが多くなりました。一緒にやるメンバーが良く変わるS2であれば、味方の動きの予測も、味方が出すパスの予測もそう。これをこの環境で磨けると考えて挑戦してもらえると見ていても楽しいかなと思ったりします。

特にS2リーグは、同じ埼玉県の相手ですから、浦和レッズユースと対戦する場合は、普段以上に、そういう守備をしてきますから、良いトレーニングになります、間違えなく。

ちょっとずれたことを書いてしまったかもしれませんが、私はそう思います。

ということで、土曜日のS2リーグも楽しみにしています。

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2019/08/25 浦和レッズユースvs鹿島アントラーズユース 0-0引き分け・・・これがプレミアリーグかとも思った

野次とか、過剰な恫喝のような声を聞くと、どうして残念な気持ちになるのでしょうね。怖いとか、そういうもの以上に、すごくね、ガッカリしてしまうんですよね。あれって、最近問題になっている、煽り運転と同じですからね。野次を飛ばしている方は、まさか、煽り運転のニュース見て、その人批判していませんよね?自分を見ていると思ってますよね?

応援の仕方も主張するポイントも人それぞれで良いと思いますし、それがユースの試合の良いところだと思いますし、気が付けば、何か自分も大声(そもそも声が通らないタイプなので、独り言みたいになっているかもしれませんが)で鼓舞したりしていることはありますが、選手がプレーするための空気をおかしくすることだけは、絶対にしないようにしています。今日は、凄くおかしな空気をスタジアム内で作られてしまっていましたからね。俺は間違っていない、審判が悪いとか、そういうことではなくて、応援する側は、選手がプレーする空気を壊さない、これ大事だと思うんですけどね。でも、怒る気にもならないんですよ。いや、試合の後に個人的には、怒ったかw

はい、いつもの行きます。

どうも、ブクメです☆

日曜日は、夏の中断期間を経て、1か月と2週間ぶりに再会された高円宮杯プレミアリーグの試合に行ってきました。

猛暑も落ち着いてきた中での夕方17時キックオフと言うことで、湿気はそこそこあるので、快適な気候とまでは言えないものの、観戦する側は、暑さ対策をしなくても良い程度に観戦できる環境でしたね。とはいえ、ウォーターブレイクは設定されていたので、それなりの気温は、試合中もあったということですね。

さてさて、結果としてスコアレスドローに終わった試合でしたが、試合が終わった後に、色々な人と話しつつ、最終的には、サポーター仲間の方と駐車場に戻ってからもダラダラと話したりしていて、家に戻って、更に考えて、今週の試合が終わってからの順位表を眺めて、風呂に入って、日付が変わったところからブログを書いています。

今日書くことは、一個人の意見と要望ですので、「いやいや、そうは言ってもね」という反応もあるかもしれませんが、暑さとの戦いが間もなく終了して行きそうな雰囲気の中で、各チーム、暑さによる疲労を考慮しなくなってきたときの戦いというところで、がプレミアリーグも後半戦に入り、残り9節を戦う中で、まず今日戦った鹿島アントラーズユース戦でも落ち着いてから考えるとそうだったよなというところなど書いていきたいと思います。

先に、試合の話をざっと書きますね。

*今日は、時系列で書きませんし、細かい流れも書きません。試合としては、大きく分ければ、思うように行かない時間が多く、後半終盤の猛攻で決定機を複数回作ったものの決められなかったことでスコアレスドローになった試合。相手のチャンスも少なくなかったものの、崩されての決定機や、25番鈴木彩艶の好セーブによって守られた、際どいシュートというのも、数えられる程度だったと思います。ただ、全体的に、相手が持つ時間が長く、浦和がボールを失う場面が多く、終盤の猛攻以外は、相手ペースに感じられた試合でもありました。

vs鹿島アントラーズユース戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に24番佐藤優斗(後半31分⇒10番山中惇希)、右に22番奥山圭介、真ん中に4番玉城大志と17番盛嘉伊人(後半40分⇒3番清水哲太)、FWが左に19番成田安里(後半19分⇒20番木下翼)、右に13番堀井真海(後半スタート⇒9番波田祥太)

となります。

プレミアリーグでは、前回の清水エスパルスユース戦のメンバー以降、クラブユース選手権や和倉ユースなど、いくつかの大会やフェスティバルを経由して、色々なことが試されていたので、イメージとしては、先週の練習試合の立教大学戦に近いような形で来ることも考えていたのですが、結果的に、前線の7番與那覇航和だったところが、19番成田安里に変わった以外は、プレミアリーグとしては、前節とほとんど同じ形で臨むことになっていました。

序盤から、どうも、浦和のリズムが良くないという時間が多いように感じられ、結構一緒に近い距離でプレーしているのに、どうして、ここまでパスが合わなかったり、受けたパスがコントロールできずに、相手に奪われてしまう場面が多くなっていたのかなと感じる場面が多くなりました。

メンバー構成がこれまでの相手の予想通りだとすれば、研究されていたのか、そこを壊すに至らない何か問題があったのか。

例えば、今私が考えている、こうだったのかな、の通りであれば、相手は、浦和の良さを出させないことを徹底してきて、ミスを誘って、そこで奪うことを意識してやってきていたとしたら、それに浦和も合わせてしまったと考えると、前半のもどかしい流れにも理由が付くのかなと思うんですよね。まあ、あれです、プレミアリーグに残るための戦いで、もちろん、チーム関係者になれば、まずプレミアに残ることが重要なのですが、見る側からしても育成面を考えるにしても、はっきり言うと、プラスにならない戦い方。でも、ベースとしてこれをやってくる相手が多いのもプレミアリーグの特徴なので、やはり、こういう戦いになってしまうのかなと。

でも、そこを考えると、相手の考えるセオリーを崩すための試みと精度、落ち着きが足りなかったのかなとも思うんですね。

その点では、前半特に良かったのは、8番冨田蓮で、守備で期待される部分は、もちろん、クオリティ高くやっていたと思いますが、夏も散々言われていた、高めのポジションからの攻撃参加というところをリズムが悪い中でも試みて、なおかつ枠は捉えられなかったものの、ミドルシュートを何本か意識的に打っていたと思います。

そのうちの一つが前半12分の6番清水楽人のインターセプトからの13番堀井真海を経由しての8番冨田蓮のミドルシュートでした。

あとは、これが攻撃的なスイッチとして効果的になるまでに少し時間がかかったものの、4バックのセンターバックの間に中盤の選手が下りる形で一時的に3バックで両サイドバックが高めに位置取りをするような形で、相手の2トップを引き付けながら空いたスペースを使い、そこから展開する狙いでは、27番山田奈央が、そのスペースを使えるようになってからは、そこからの展開が狙え、チャンスになりそうな形も多かったと思います。

個で突破するというところでは、やや苦戦はしていたものの、13番堀井真海が体の強さで勝負するのではなく、体の向きと反転のタイミングで相手ディフェンダーを置き去りにして抜け出すという形で突破できたときには、相手の計算を狂わせることに成功してチャンスになりそうな場面がありました。

それに加えて、これは、試合(というか、観客がという方が正確かもですが)が荒れてしまった要因にもなったのですが、倒れれば、ファールがもらえるような判定が早い時間にあって、割と試合を通して、その基準で笛が吹かれることで、両チームともに、割とゴールに近いところでセットプレーをもらうチャンスは多かったと思うんですね。これは、ある程度、このくらいで笛が吹かれるという基準としては、ブレていなかったので、ここを活かせるしたたかさも見せてくれても良かったのかなとも思います。

セットプレーの数の割には、そのセットプレーが相手キーパーを脅かした回数が少なかった。この辺は、改善できるところなのかなとも思います。

フォワードのタイプの違いと組み合わせというのも、ありますよね。今日は、思うようなプレーができていなかったと思いますが、19番成田安里の駆け引きと相手守備陣を出し抜く動きを自信を持って見せられるようになれば、13番堀井真海も自分で打開する方なので、活かしあうというよりは、中盤の選手の出しどころとして相手にとっては、かなりの脅威になるでしょうし、17番盛嘉伊人や、22番奥山圭介の視野の広さとパスの狙いのセンスを存分に生かせるかなと思います。

シンプルにフォワード同士で活かしあう動きでは、後半に入った9番波田祥太と19番成田安里の組み合わせや、9番波田祥太と20番木下翼の組み合わせが機能したように感じました。

後半終盤の残り15分くらいは、本当にチャンスが多く作られていました。もちろん、相手が疲弊してきたところをついた交代が当たったということもありますが、10番山中惇希の仕掛け、9番波田祥太の強さ、20番木下翼のドリブルなど、相手を混乱させるのに十分なプレーで、決定機を複数回作りました。あとは、決めるだけ。当然、その時間帯までに相手ペースで走らされたことで、スタートから出ていた選手は、思った以上に足が重くなっていたと思います。ただ、以前から、終盤に一つギアを上げて猛攻と言う試合は既に何試合も作っているので、フィニッシュのところは、疲労があっても決めるというイメージを作っておくのも良いかもしれませんね。

疲労が限界の時の決定機、それをできる限り決めるには、こういう感じでみたいな。

また、バックラインが基本の3番清水哲太がボランチ起用で残り5分くらいで投入されましたが、実際、あの時間帯で回りがテンション高くゴールに向かうところで、良い位置取りをして周りが見えたプレーができていたんですよね。実際に決定機になった場面の起点ののところにも絡んでいましたし。

そういう猛攻の時間帯に、前半できていなかった、激しいプレッシャーがかけられる場面が多くありましたが、これは、ペースが握れているからできるということであれば、自らでコントロールして、スタートからこれができるようにする必要もあるのかなと思います。

これも、私の勝手な想像でしかないのですが、相手の良さを出させないプレーを相手がしてきたことで、自然と、ミスを狙う=セカンドボールへの反応が相手の方が良かったんですよね。これも、試合を難しくして、相手ペースになってしまった要因だと思います。

で、ふとそんな場面を見ている時に、だいぶ前になりますが、ジュニアユースの2年生がスペイン遠征に行っている時に現地で参加している大会を見てきたことがあるのですが、スペインでは、あえてボールの空気圧を弱くして、蹴ったボールが思うようなところに蹴れない飛ばないようにしていて、それによって、予測する力を鍛えるようにしていると聞いたことがあります。

実際に、これによって、常にボールがどう動くかが予測しにくい中で、素早く反応しようとすることが見についているため、セカンドボールへの反応対応が本当にうまいなと、スペインで言えば、有名なチームではない、育成チームでも、そういった動きの質が違うなと感じることがありました。ドリブルできれいに抜けなくても、ディフェンダーに当たったこぼれたボールに先に反応できてマイボールにできればOKという考え方をやっているうちに、そもそものドリブルが生きるとか、そんな話もあったような。

なので、選手同士のコミュニケーションも多く取れるようになっていることから、次の段階に行くためには、ここまでの自分たちの戦い方を想定して、その武器になっているところほど、相手が研究してきて対応してきていると考えることが必要で、逆に言えば、相手がそうすると思っていないことをやることで相手を混乱させることができるとも言えますよね。

やはり、プレミアリーグは、勝つためよりも、負けないためが前提でそういう戦い方をするチームが増えています。実際に、後半戦の1試合が終わった時点で引き分けが多く、負けない戦いを重視しすぎている傾向から、4位の浦和レッズユースでも、一つ負けると場合によっては、最下位付近まで落ちることもあるような状況が生まれています。

ここを壊して行けるかどうか、その波に飲まれてリスクを減らして相手にやられない戦いをして、殻にこもった残留争いをするのか、私は、残り15分間の猛攻で点が取れなかったこと以上に、試合全体を見た時に、相手の良さを出させない相手の戦いにセオリー通りにハマっていく場面が多かったことが気になっています。

今の体制なら、殻を破る方向に向いていけると信じています。

本当にプレミアリーグというのは、色々な意味でリスクを負えない難しいリーグになってしまったなと感じつつも、Jリーグ自体でも、そういう組織的な守りなら世界に通用します!みたいな、風潮を壊していくチームが出てきているのですから、浦和レッズユースは、せっかく個性が強くて特徴のある選手が集まってくるチームなのですから。監督だって、きれいに戦うことを求めていないでしょ?

・・・と、個人の感想です。

もちろん、試合全体は、失点しない形で進めて、相手が疲れてきた時間帯に1点を取って勝つことができることを極めて行けばよいという考え方の人もいると思いますので、その辺は、正解がどこにあるかは私が決めることではないので。

なんというか、極端に言えば、割とこの試合で印象に残ったのが、12番福島竜弥が後半にやったプレーだと思うのですが、グラウンダーのパスを通す時に、かなり強めに出したんですよね。で、これは、味方にきれいには通らなかったのですが、パススピードがかなりあったので、カットに入ったディフェンダーもコントロールできずにこぼれたんですね。これに、味方が先に反応して結果的にマイボールになった。なぜか、この場面が凄く印象に残っているんですよね。

殻を破るところが見たいです。

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2019/08/24 浦和レッズユースB vs 熊谷高校 4-2勝利・・・取っては取られる展開も最後は突き放す

どうも、ブクメです☆

ここ最近は、良い具合にプレミアリーグとS2リーグが掛け持ちできたり、別の日になっていたりで、足を運べる機会が多くなっています。今週も、土曜日がユースのS2で、日曜日がプレミアリーグということで、土曜日は、しっかりS2の試合にも足を運ぶことができました。

場所は、埼玉工業大学ですね。

この会場には、複数回足を運んでいるものの、今日の今日まで知らなかったことがありまして、というか、それを知った場合、前回のこの会場のでの観戦は私がちょっとしたマナー違反になっていたんだなと気づいてしまったのですが、もともとピッチの横が土手のようになっていて、そこに観戦席が並べられているような作りで、真ん中くらいに物置があって、私はその手前までが観戦エリアになっていると思っていて、実は、しっかりアウェイ用に物置の奥にアウェイ用のエリアとして座席が置かれていたんですね、しかも結構多く。なのでアウェイは、若干奥寄りに座るものだと思っていたら、実は、そこはしっかりホーム側だったという前回(特に何かしたわけではありませんが、場違いは私でしたすみませんw)

ということで、それに気が付いた今回は、しっかりアウェイ側(奥の方)に座って観戦しました。

ここ数日、天気が悪い日が多かったこともありますが、これまでの猛暑酷暑がようやく和らいできて、暑さも落ち着いてきたこの1週間でしたが、この土曜日に合わせるかのように、また暑くなりましたね。若干・・若干、湿度はこれまでよりマシではありましたが。

そして、若干、エリア的に仕方ないものの、牛様の肥料的なあれな臭いがプ~ンと漂ってくるというコンディションであったことも書いておきますw

では、試合の話に移りますね。

vs熊谷高校戦メンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に31番大野海翔(後半スタート⇒37番高橋悠)、右に32番岡田翼、センターバックに40番茂木柊哉と28番アピッチ輝(後半19分⇒38番舘樹)、MFが左に29番伊澤壮平(後半36分⇒36番瑞慶山一真)、右に42番吉田来綺、真ん中に35番島垣翔と39番戸田大翔、FWが左に11番石橋遼大、右に33番小川聖凪(後半7分⇒2番長田拓巳)

となります。

S2リーグでは、もう恒例となっていますが、先週の西武学園文理高校戦では、3年生、2年生も多く含まれるメンバーでしたが、今回は、キャプテンマークを巻いて出場した11番石橋遼大以外は、全て1年生というスターティングメンバーになりました。

ゴールキーパーの41番樋口燿大が水戸ホーリーホックユースカップを除くと公式戦の初スタメンになるかと思います。

試合開始から若干緩さが目立った浦和は、相手の前線の選手の果敢仕掛けを止めきれず、最初の5分間くらいで、クロスバーに救われた相手のループシュート含めて2,3回決定機を作られるという、立ち上がりになってしまいます。

これは、厳しい試合になるかなと思っていた矢先の前半10分に、ちょうど下を向いているタイミングで、シュートの場面からしか見ることができなかったのですが、29番伊澤壮平が決めて浦和が先制します。一緒に見ていた方に聴くと、数名で上手く崩しての得点だったとのこと。

スタートは、相手の攻撃を受ける形になり、その対応も、対峙する時の距離の取り方とか、仕掛けた時の味方のカバーリングの意識とか、そういうものが上手くいかずに流れが悪くなっていくというところばかり見えていましたが、相手の守備は、前節と比べると、隙が多く、また、その隙を上手く狙えない場面も多かったものの、それでも、先制することができたことで、攻撃で相手の勢いを跳ねのけることには成功していたのではないかと思います。

前半11分に、42番吉田来綺から追い越して中に入る32番岡田翼、33番小川聖凪と繋がり、シュートまで持って行く形や、前半13分には、33番小川聖凪とのパス交換で42番吉田来綺が中へ切り込んでいきシュートを放つなど、最後のシュートの精度は欠けるものの、追加点のチャンスを連続で作ります。

また、11番石橋遼大は、結果的にフル出場で最後まで運動量を落とさずに様々なポジションに顔を出しながら存在感のあるプレーを見せることが多かったです。

前半18分の相手キーパーに対するチェイシングや、前半22分の左サイドからの仕掛けから33番小川聖凪を狙ったパス、またウォーターブレイク後の前半30分あたりには、ゴール僅か右にそれる惜しいシュートを放つ場面も11番石橋遼大が作っていました。

ただ、相手の攻撃自体は単発になっていたものの、バックラインや中盤の選手が思い切った突破を試みたときなどに、味方がそれによって空いたスペースのケアができていない流れで相手に奪われてしまい、シンプルにそこを狙われて決定機を作られるという場面もありましたし、やはり、先ほども書きましたが、それ以外でも相手の仕掛けに対しての距離の取り方とプレッシャーをかけるというところでは、甘さと緩さが見えるところがあったとは思います。

実際、前半終盤の41分に、中盤からのドリブルの狙いでサイドに流れながら仕掛けたところで、相手に囲まれて簡単に奪われてしまい、そこから本来見方がカバーするポジションを味方がカバーできておらず、そこを狙われて最終的には2vs2の形でサイドに引き付けられてクロスを上げられフリーでヘッドで決められるという形で1-1の同点に追いつかれてしまい、前半リードを守れず終了。

攻撃陣もチャンスは複数作ったものの、やはり、前の試合で存在感を見せた選手も、やや味方との連携だったり、プレーの判断が遅かったり、誤ったりで、相手の良い守備で奪われるというよりは、連係ミスで攻撃が終わる、フリーなのに、相手ディフェンダーがケアしている選手に向けて長めの中途半端なパス(くどい様ですが、出した後に通らなかった時に、味方に、その意図を伝えたり、主張ができている場面が少ないように感じられたので、出し手が意図のあるパスでも味方が感じていなくて、それをどちらもが意識できなければ、ミスパスですし、中途半端なパスでしかなくなります。)

・・・と、もちろん、試合のたびにメンバーが変わり、連携をとることが難しいことも考慮に入れていますが、この辺は、厳しめに書きます。

後半に入り、前線の37番高橋悠が左サイドバックの31番大野海翔と交代したと同時に、42番吉田来綺が中盤真ん中に移動し、11番石橋遼大が中盤右に移動するなどいくつかのポジションの入れ替えもある中で、全体的に、11番石橋遼大の右サイドを使った攻撃がチャンスにつながる回数がかなり多くなった印象があります。

後半1分にやや相手ディフェンダーが密集している状況ながら、29番伊澤壮平が思い切ってシュートを狙う形からスタート。

後半4分には、右から11番石橋遼大が突破し、クロスボールを受けた33番小川聖凪が仕掛けてコーナーキックを獲得。そのコーナーキックも11番石橋遼大が蹴り、一度は跳ね返されたところで、39番戸田大翔がキープし再び11番石橋遼大に渡しクロスでチャンスを作ります。

浦和の攻撃が厚みを増す中で迎えた後半13分に、11番石橋遼大が突破してキーパーと1対1になり狙いすましたシュートはキーパーにブロックされるも、跳ね返ったところで、相手ディフェンダーも寄せてきていたところでしたが、29番伊澤壮平がしっかり決めて再び2-1とリードを奪います。

このまま、突き放して勝ちに行きたいところでしたが、得点直後の相手の攻撃であっさりと決められてしまい再び2-2と同点に。

また難しい流れに入っていくかと思われましたが、この辺りから後半7分に投入された2番長田拓巳が絡んだ形でチャンスが増えていきます。

まず、後半15分に37番高橋悠から39番戸田大翔、35番島垣翔とテンポ良くパスが繋がり前線に走る2番長田拓巳が僅かに合わなかったもののヘッドで合わせられればという形を作ります。

更に後半21分には、11番石橋遼大の右サイドの突破からのクロスを2番長田拓巳が受けてシュート。ここは決められずも、コーナーキックを獲得。そのコーナーキックのチャンスでは、11番石橋遼大からのクロスが一旦跳ね返り39番戸田大翔がという、先ほどと同じような流れで、再び受けた11番石橋遼大が上げたクロスに32番岡田翼がヘッドで狙うチャンスにつながりました。

そして、迎えた後半26分に11番石橋遼大からのパスを受けた2番長田拓巳がキーパーと1対1の形になり、一旦はシュートをキーパーにブロックされるも、こぼれ球を再び2番長田拓巳がシュート。枠を捉えたシュートを相手ディフェンダーが足を出すも、跳ね返ってゴール上に突き刺さるという形でゴールとなり、3-2と再びリードを奪います。

取っては追いつかれの展開が続いている中で、この後は、相手の反撃もしっかり跳ね返すことができ、迎えた後半34分には、42番吉田来綺からのパスに抜け出した37番高橋悠が相手キーパーと1対1の形になり、ここを相手キーパーの動きを見ながら落ち着いてゴールに流し込み、ようやくここで、2点差開くことに成功。

結局、以降は、危なげなく試合を進めて4-2で勝利となりました。

すっきりした戦いとは言えない試合にはなりましたが、勝負のところでは、後半の重要な時間帯でのリードから、その後の反撃を落ち着いて跳ね返し、更に追加点も決めることができたということで、見事な勝利とも言えますね。

ちなみに、勝手に、前回の熊谷高校との試合でも、こういう打ち合いになったよねとか、一緒にいた方と話していましたが、このブログを書く前に調べてみたら、1-1でしたw 私の記憶のいい加減なことと言ったら・・・どうやら、5-3で勝利した花咲徳栄高校戦とごちゃごちゃになっていたようです(正解だったのは、さいたま市浦和駒場スタジアムのサブグラウンドでの試合だったところだけw)

S2リーグは、来週はミッドウィークにも開催ですよね。昼間にちゃちゃっと仕事を片付けて、足を運ぶ予定です。その時のメンバー構成がどうなるのかは、全く分かりませんが、試合のたびにメンバーが大きく変わることもあることも考慮に入れつつですが、せっかく、選手同士のコミュニケーションが重視される育成の体制になったので、もちろん、長い時間ベースを作ってやっていることで連携連動が高めやすいAチームも良いのですが、メンバーが入れ替わろうが、その試合の中で味方の動きを考えて、自分の動きも理解させられるような適応力と、判断力、伝える力など、そういうところがS2リーグでは、もっともっと見られてくると良いなと感じています。

選手が考えてそれぞれが言い合うことができて、主張し合って考えて、連携連動が高まっていく方向性というのは、ユース全体での共通事項ですよね。

その点では、置かれている環境でモチベーションがというのを言い訳にはしてほしくないので、もっともっとやってほしいです。

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2019/08/19 浦和レッズユースB vs 西武学園文理高校 1-1引き分け・・・この試合に対する気持ちと集中力の差かも?

どうも、ブクメです☆

今日は、埼玉県S2リーグの西武学園文理高校戦の観戦に、聖望学園高校下川崎グラウンドに行ってきました。この会場には、6月30日にもS2の試合で足を運んでおり、その時は、一度、聖望学園高校に行ってしまったりバタバタしたのですが、今回は、場所を間違えることはなかった・・・のですが、不思議なトラブルが起こったんですよね。そもそも、9時30分から聖望学園高校の試合があることもわかっていて、そこに浦和レッズジュニアユース出身選手もいるので、そこから2試合観戦することも考えていたのですが、今日は朝やらなければならない仕事があったので、その辺をやっていて気が付いたら11時30分からの浦和の試合自体も結構ギリギリになってしまいそうな時間になり、割と慌てて向かったのですが、私のスマホのgoogle mapのナビが今日は、機嫌が悪いらしく、現在地の200メートル手前を現在地として判断してしまう状況で、急いでいたので、いったん立ち止まって、スマホの電源を入れなおすとか、そういうこともせず、その誤差を考えながら、現地に向かい、特に右折左折の時が、読みが試されるというか、久々にナビを入れているのに、かなり集中力を高めての30分ほどの運転となりました。ということで、なかなかの試練を抱えつつの現地到着となりました。

割と、試合時間が迫った状況で到着したのですが、予定の組まれ方自体が結構詰まっている状況で、ここ数日に比べたら多少ましでも、給水などが間に挟まれることで、前の試合の時間の関係で結局、スタートしたのは、10分遅れくらいだったので、落ち着いてから見ることはできました。

という前置きをしました。特に、この出来事に何か意味があって読んでいる方にメッセージ性があるということでもないのですが、そう捉えて考えていただくと発想力が身につくかもしれません(そんなわけはないw)

今日は、正直なところ、試合を観戦して、しばらく考えていたのは、厳しめの内容を書いたほうが良いのかなと思うところもあったのですが、特にここ最近は、ユースの試合は、練習試合を含めて、かなり多くの試合に足を運んでいます。

それほど、多くの情報が集まってくるわけではないですが、私は、性格的に、それぞれの選手の今の心境とか置かれている状況とか、そういうものを考えてしまう方なので、この夏の全国大会やプレミアリーグ、水戸遠征や和倉遠征、そのタイミングで別の大会やトップの練習に参加していた選手、怪我もあったり、万全でも思うように使ってもらえなかったり、もろもろの状況を想像するわけですね。もちろん、3年生にとっては、進路的なものが心に引っかかる時期でもありますし、本来であれば、1つの試合を観戦するものとして、そういう背景とか思いとかは考慮せずに、今日の試合は、どこか、集中にかける時間があったり、プレーが雑になるところがあったり、相手の戦い方を見ながらのプレーの選択もできていなかったし、試合の締め方としてのプレーも良くなかったと書いて、もっとビシッとしてくれよ、カテゴリはBチームが望むカテゴリでも、私は発見を楽しみに足を運んでいるし、監督も見に来ている(というか、新体制になってからは、予定が被らない時は、S2の試合も毎回監督が見に来ているのが現在)のだから、まず姿勢のところから見せるのが当たり前だと思うと、物足りなく感じたとか、書きたいのですが、背景も考慮してしまうので、でもな・・・とは、なってしまうのです。

昨年からS2リーグを見ていますが、特に高校のAチームと対戦する時に感じるのは、攻撃の精度とか個の能力とか、そういうところは、かなり上と比べると差があるようには感じるのですが、守備にポイントを置いた時には、基本的にこのくらいのカテゴリにいる高校のAチームの守備は固いですし、そこに浦和レッズが相手と言う要素が加わるので、最後のところでの頑張りが加わると、相当な集中力と、判断の速さを持って臨まないと、今日の試合もそうでしたが、ごちゃごちゃした中でのこぼれ球を上手くマイボールにできての決定機とか、そういうところ以外では、一見攻め続けているように見えても、では、相手キーパーを脅かすようなところまでのシュートが何本打てていたかというと、ほとんどないとなってしまうんですよね。

毎回メンバーも入れ替わる中で、連携を高めていくのは難しいかもしれませんが、今の体制では、全体を含めてのコミュニケーションを選手自らに求めるところが強いので、それをどのような組み合わせであっても、その試合の中でできるようになることがベストで、それは、S2だろうがプレミアリーグだろうが、練習試合だろうが変わらないよなと思っています。

前置きが長くなりすぎた・・・ということで、試合の話に移りますね。

vs西武学園文理高校戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に31番大野海翔、右に3番清水哲太、センターバックに5番遠藤龍河と40番茂木柊哉(後半43分⇒28番アピッチ輝)、MFが左に29番伊澤壮平、右に11番石橋遼大(後半13分⇒42番吉田来綺)、真ん中に39番戸田大翔(後半43分⇒26番舘澤佑磨)と16番根岸恵汰(後半13分⇒35番島垣翔)、FWが左に20番木下翼、右に37番高橋悠(後半27分⇒33番小川聖凪)

となります。

試合開始から、相手の守備ブロックと早い寄せに苦しめられる展開となり、中盤でボールが収まりにくく、サイド攻撃になった時には、素早く2枚が寄せてきつつ、そこに更に2枚が加わりサイドの狭いエリアで4人くらいに囲まれて、そこを強引に突破しようとしたり、パスコースが限定された形で出して奪われるような場面が多くなります。

仕掛けて奪われてカウンターという形は多くなるものの、相手の攻撃の精度の低さに救われるところがありつつ、試合としては拮抗した状態が続きます。

味方との動きが合わないというところもあるのかもしれませんが、相手の寄せが早いところで、トラップが長くなってしまったり、パスが味方と合わずというところも多いように感じられました。

序盤のいくつかのチャンスでは、例えば、20番木下翼が前線で受けて、相手ディフェンダーに囲まれながらも粘ってキープして引き付けたところでサイドの11番石橋遼大に繋げてと言った形でのサイド攻撃であったり、右サイドバックの3番清水哲太が高めの位置にポジションを取ることが多く、そこを上手く使えたときには、チャンスが作れるというイメージはありました。

ただ、やはり相手の守備ブロックというものを意識した駆け引きというものが少ないなという印象はありました。

シュートチャンス自体が少ない中でしたが、前半18分には、37番高橋悠がインターセプトしたところからの攻撃で、裏に抜け出した20番木下翼にパスが通り、キーパーと1対1の場面を作りましたが、ここは、決めきれず。

このチャンスの直後には、今度は、相手に決定機を作られるも、ここは1番石塚悠汰がなんとか防ぎます。

ウォーターブレイク前後くらいだったと思いますが、29番伊澤壮平と37番高橋悠のポジションを入れ替えて、37番高橋悠が中盤左に入ったあたりから、この左サイドを使った攻撃で37番高橋悠のドリブルでの仕掛けに相手が対応できずに、抜け出してクロスまで持ち込めるという場面が増えます。

更に、こちらのサイド攻撃に対する相手の守備の人数のかけかたを逆手にとったような中盤を経由して両サイドに展開するようなプレーを意図的に入れたと思うのですが、これにより、チャンスが徐々に増えていきます。

それでも、やはり、突っかけてカウンターを受けるという回数は多く、何度かピンチを挟みながら浦和もチャンスが増えていくという時間帯に入っていきます。

そんな中で、迎えた前半32分に、31番大野海翔からの相手ディフェンダーの間を通すパスに対して、高めの位置を取っていた3番清水哲太が中央辺りまで移動して抜け出していてキーパーと1対1のチャンスを作るも決めきれず。

崩してのシュートがほとんどない中でしたが、前半で迎えた2つのチャンスが今思えば、キーパーと1対1の決定機だったわけですね。ここで決めていれば、展開は変わったかもしれません。

セットプレー自体もほとんどない中で、前半終了間際に得たコーナーキックのチャンスで20番木下翼からのクロスに40番茂木柊哉がヘッドで合わせる形を作りつつ、前半は0-0で終了。

前半25分くらいからは、攻撃にも工夫が加わりサイド攻撃からの光明は見えたものの、では、崩せていたかというと、相手ゴールを脅かす崩しまでにはつながっていなかったという前半の感想でした。

後半スタートは、メンバー交代なし。

前半の流れそのままで行けばある程度ペース自体は浦和が掴んでいけると思っていたのですが、後半は相手が一つギアを上げてきた印象で、スピードのある選手の仕掛けの対応をしているうちに、守備ラインが下げられる形になり、しばらくは相手の攻撃を受ける時間が多くなります。

試合の半分、ウォーターブレイクに入るくらいまでは、相手に多くのチャンスを作られ、そのうち一つは、5番遠藤龍河がなんとかクリアしたものの、崩されてシュートも枠にしっかり打たれていたような決められていてもおかしくない決定機でした。

相手も攻撃の回数が多くなったことと、若干疲労も出始めたところで、守備のバランスも若干崩れてきたところで、浦和が33番小川聖凪を投入し、この辺りから、浦和の大きなチャンスが増えていきます。

後半25分に35番島垣翔から42番吉田来綺につながり、42番吉田来綺が相手ディフェンダーの間へパスを通すとそこへ33番小川聖凪が抜け出し、たまらず相手ディフェンダーに倒されてPKを獲得します。

このPKは、相手キーパーに反応される、こぼれ球に33番小川聖凪が飛び込んで押し込んだかに見えたものの、このシュートはクロスバーに跳ね返り、ゴールならず。

更に、後半29分には、右から3番清水哲太が持ち上がり、クロスに33番小川聖凪が見事なトラップからシュートを狙うもシュートコースが甘く相手キーパーに防がれます。

後半38分に、ペナルティエリア外くらいでパスを受けた42番吉田来綺が、相手ディフェンダーが寄せてきている状況ながらも、体の向きからは、シュートを打つとはおそらくキーパーも思っていなかったと思うのですが、そこを見事な振りでシュートを放ちゴール右隅の枠内に飛んだ見事なシュートでしたが、ここは、相手キーパーの見事な反応で防がれます。

直後の41分には、再び42番吉田来綺が、33番小川聖凪とのワンツーから抜け出して、相手ディフェンダーに倒されPKを獲得。

このPKのチャンスを、この後半に何度も決定機を止めている相手キーパーにまたもや反応されて防がれてしまいます。

決定機が増えた中でもなかなか0-0の均衡を崩せない中でしたが、迎えた後半43分に先ほど見事なシュートを放った42番吉田来綺がペナルティエリア外くらいでパスを受けるとそのままドリブルで持ち込んで相手キーパーの位置をしっかり意識しての見事なコースのシュートを決めます。相手が当たっているキーパーだっただけに、この場面では、ただゴールを決めたというだけではなく、当たっているキーパーでも止められないコースにシュートを狙えたと言うことも大きかったなと思います。

アディショナルタイムを残して残り5分くらいというところで、この辺がタイトルに書いたところでもあるのですが、終盤は確かに攻撃面でチャンスが多かったものの、なんというか、守備のところでの集中力と言うか、この試合を勝ち切ることの重要性とか、そういうところに気持ちが置けていないのかなと言う局面がいくつか見られていて、なんとなく、嫌な予感もしていたのですが、試合終了間際に、カウンターを受ける形になり、ただ、そのカウンターもしっかり集中して対応できれば、問題なく防げたような場面だったのですが、簡単に振り切られて、更にそこに対するフォローも人がいたにも関わらず、できず、これを決められてしまい1-1と追いつかれてしまいます。そのまま試合は1-1で終了となりました。

1-1で追いついたことでの、相手の応援席の方たちの物凄い喜び方を見ていると余計に、この試合に対する気持ちの部分での差も感じてしまうところもありました。

内容として褒められた試合ではなかったものの、勝負というところでは、問題なく勝てるチャンスも多く転がっていた試合。

様々な要素が考慮される中で、今後のS2を見て行く中では、かなり今日の試合の臨み方に関しては危機感を覚えなければならないとも言えるかもしれません。

もちろん、わかってますよ、S2は、毎回メンバーも変わる。ここを頂点として戦っているリーグではないから、連携面にも課題はどうしてもでてしまう。

でも、そこを考慮しても、やはり今日は何か物足りなさを感じる試合にはなりました。

例えば、私がスカウトとして、この試合を情報なく見たとしたら、42番吉田来綺や33番小川聖凪のプレーが印象に残った試合として収穫ありにはなるでしょう。

ただ、私はそういう見方をするためだけに足を運んでいるわけではないですからね。

様々な置かれている状況があっても、その中で、今の浦和レッズユースは、とにかく選手間がよく話をするチームになり、どんなメンバー構成でも、とにかく選手は集中力を保ち続け、試合の中での修正を自らで行い、その結果、新しい発見を見せ、アピールにもつながる。

そこに持って行くのは難しいのでしょうか・・・というのは、私の考えすぎですかね。

少なくとも今の私は、S2でも見なければという感情で足を運んでいません。S2をかなり楽しみに足を運んでいます。だからこそ、求めるものから考えて今日の試合は、何か足りなかったんだよな~。

この先もあるんだよ。終わってないよ。すべての選手の持ち味を存分に見せてほしい。気持ち一杯のプレーを見せてほしいです。

ではでは。

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練習試合2019/08/17 浦和レッズユースvs立教大学 1-0勝利+0-0・・・プレミアへ向けての融合と課題

どうも、ブクメです☆

夏バテではないとは思うのですが、ちょっと体が重ためで今日の試合観戦も若干頭が回らない形(これが夏バテか!?)での観戦となりましたが、和倉ユースから1週間後の17日土曜日は、レッズランドで行われた浦和レッズユースの練習試合、立教大学戦を見てきました。

ちょうど、この週の予定として元々この立教大学との練習試合と19日にユースBのS2リーグの予定が組まれていたのですが、急遽昨日に日曜日にトップチームとの練習試合が入るという情報を見たので、どのようなメンバー構成でこの試合に臨むのかなと気になってはいました。

練習試合なので、あまり細かいことは書きませんが、メンバーと試合経過、感想など書いていきたいと思います。あれです、今日ここで感じたことを踏まえて、25日のプレミアリーグが再開して鹿島アントラーズユースとの試合を見ながら、私が感じたことの答え合わせをしたいなという感じですw

夕方16時キックオフということで、昼間の物凄い暑さから比べると若干涼しい風も吹き始める時間にはなりましたが、やはり蒸し暑い。そして、16時キックオフだと、まだ日も沈まないので、それも私が見ていた位置からだと後ろから太陽が当たり背中から暑いという感じでした。

試合形式もよくわからない状態で観戦しましたが、45分x2の通常の1試合と、その後に15分x1という形で追加で試合が行われました。

vs立教大学戦メンバーは以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に12番福島竜弥、右に8番冨田蓮、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に6番清水楽人(後半スタート⇒10番山中惇希)、右に22番奥山圭介、真ん中に4番玉城大志と7番與那覇航和(後半スタート⇒17番盛嘉伊人)、FWが左に19番成田安里(後半28分⇒37番高橋悠)、右に13番堀井真海(後半28分⇒20番木下翼)

となります。

この試合終了後に、15分1本の練習試合も組まれてました。

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮(8分⇒22番奥山圭介)、センターバックに34番工藤孝太と21番南濵優大、MFが左に24番佐藤優斗、右に10番山中惇希、真ん中に7番與那覇航和と17番盛嘉伊人、FWが左に37番高橋悠、右に20番木下翼

となります。

和倉ユースでは、3バックで組まれていたフォーメーションも4バックの形に戻り、メンバー構成を見てみると、和倉ユースの時に、トップチームの練習に参加していて不在だった選手とミニ国体に参加していた選手が組み合わされるような形でのメンバー構成になっていました。

試合自体は、相手の立教大学がどのくらいのメンバーで組んできているのかわからないので、判断が難しいところもあったものの、相手の守備に対して浦和が引っかかる場面が多いという印象もありつつも、それ以上に、個々のパフォーマンスが良い選手でも、組み合わせとしては、慣れていなかったり、そもそもだいぶ久しぶりだろうというポジションを任された選手もいたりで、その辺の連携のところがチグハグで攻撃がうまく行かないともとれるところがありました。

そして、個々の勝負のところでは、スタートからしばらくは前線でフィジカル的に厳しいと感じるところもありましたが、その辺は、時間が経つにつれて、良くなっていく様子も見られたという感じです。

試合中でのポジションの移動もありつつ、また、前半と後半でのメンバーの交代の中で、見られた変化もありましたし、急に機能しだしたところもありましたし、そういうところは、この1週間で、まずは、どういう組み方が一番良いかが判断されて望んでいくことになるわけですよね。

もちろん、シンプルにチームとしての動きの連携連動を考えたときには、遠方での遠征で多く試合をこなしてチームとして手ごたえを感じてきた和倉ユースのメンバーの時の方がスムーズに見えることもありました。融合がうまく行き、チームの中で連携連動がうまく行くのか、その辺りがうまく行かずに、またメンバーが変わった形で1週間後を迎えるのかは、わかりませんが、チームとしてのベースのレベルが上がって、一つ、場合によっては、戻せる形ができたというのは大きいのかなとも感じつつです。

試合としては、全体的になかなか大きなチャンスが作れない展開ではありましたが、後半7分に22番奥山圭介から19番成田安里につながり、ペナルティエリア内で13番堀井真海にパスが入ったところで相手に倒されてPKを獲得し、これを13番堀井真海が自ら決めて1-0となり、これが決勝ゴールとなって浦和レッズユースの勝利となりました。

↑13番堀井真海が自ら得たPKを決めた場面

また、15分x1の試合では、結果的に0-0で終了したものの、ここで出場した選手が結構アピールできていたなという場面もありつつなので、この辺りがどう影響するかとか、その辺も楽しみにしています。

好守の切り替え、スペースの見つけ方、ポジションで待たずに上下の動きを入れる意識、プレスを効果的にかけるべき時と、追わなくても良い時の判断、色々な要素が求められていた試合。そして、このところ共通して良いところとしては、本当に選手同士で声を掛け合う、主張し合うようになってきたなというところ。すごく重要です。

ということで、別の試合に行く可能性も高く、もしかしたら仕事で行けないかもしれないのですが、久しぶりにトップチームとの練習試合に足を運ぶ可能性も残しつつの土曜日深夜に書いたブログでした。

ではでは。

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和倉ユース2019/08/10 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 0-0 pk1-0勝利・・・結局、流れの中での失点は0で終えたのです。

どうも、ブクメです☆

8月7日に始まった和倉ユースも4日目、最終日となりました。

浦和レッズユースは、9日のグループ1位チームで争われる1~16位の順位決定ラウンドの結果、5~8位決定戦に進むことになりました。1位~4位の山以外は、最終日は、1試合のみ開催ということで、要するに、勝てば5位が2チーム、負ければ、7位が2チームという形になる・・・はずです。

前日の試合のブログの際に、疲労のピークと書きましたが、その流れで言えば、最終日は、疲労のピークの中のピークでの試合になるわけですので、選手にとっては、やはり思うように体が動いていないという印象がある試合になりましたが、締めくくりを勝利で終えて気持ちよく大会を終了することって結構重要なことで、その点では、本当に難しい試合になりましたが、最後まで粘り強く、そして、PK戦までもつれ込みましたが勝利で終えることができたことが重要だったと思います。

それにしても、最終日の試合会場の七尾市城山陸上競技場は、しっかりしたスタンドがある構造ではあるものの、日陰を作る屋根もほぼないに等しい(小さのがあるけど、太陽の位置的にほぼ防げていない)ということで、見る側としてもかなり過酷な環境になりました(普通の傘を日傘のように使いましたw)

浦和レッズユースの試合で馴染みがあるとすれば、夏の全国でよく試合をする前橋総合運動公園陸上競技場をイメージしてもらえるとわかりやすいかと思います。

天候は、写真を見ていただければわかるように、この大会は結局全日程を通じて晴れて物凄い暑さの中での戦いを選手は強いられたということになりますね。

では、試合の話に移ります。

vs東京ヴェルディユース戦メンバーは以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に5番遠藤龍河、右に40番茂木柊哉、真ん中に3番清水哲太、MFがボランチに16番根岸恵汰、左に10番山中惇希(後半24分⇒6番清水楽人)、右に11番石橋遼大(後半14分⇒24番佐藤優斗)、真ん中に17番盛嘉伊人と14番千葉希、FWが左に7番與那覇航和(後半10分⇒19番成田安里)、右に20番木下翼(後半24分⇒13番堀井真海)

となります。

ちょっと驚いたのは、最後のシュートのところでの精度を欠く場面は多かったものの、相手の東京ヴェルディユースが、かなり疲労など感じさせないような動きやパス回し、組織的な守備をしてきたこと。もちろん、メンバー構成なども相手に関しては、わからないものの、そもそも東京ヴェルディユースと戦うときは、基本的に足元の技術が高い選手が多いというイメージそのままに、浦和の選手たちも体が重たい中でもプレスをかけて奪いに行くものの、上手くいなされるケースが多く、全体的には、相手ペースで進んで行った試合と言えます。

また、浦和も集中した守備で最後のところでやらせないことは、できていたと思いますが、奪ってからの反撃のところでは、やや仕掛けたり、パスを出したりというところで味方との連携がうまく行かない場面や、相手の守備陣に上手く囲まれて引っかかる場面も多く、また、パスコースを限定されて奪われたりするケースも多く感じられました。

そういった相手ペースで進む試合の中ですが、前半8分の11番石橋遼大のドリブルでの仕掛けや、前半10分には、10番山中惇希から20番木下翼に繋げドリブルでの仕掛けからコーナーキックを奪取したり、ドリブルで仕掛けた後のパスなどの選択肢には課題が残ったものの10番山中惇希の前半11分、13分の仕掛け、前半23分の20番木下翼のドリブルで相手ディフェンダーをかわしての仕掛け、前半26分には、17番盛嘉伊人のインターセプトからの20番木下翼に繋げてややトラップが流れてしまったものの、惜しい形を作るなど、浦和の攻撃の試み自体も少なくなかったのですが、やはり、今書いたところのその次の選択肢や味方の動きなどのところでうまく行かないイメージが強い前半でした。

逆に、相手に決定機を作られた場面が数回ありましたが、この辺りの精度を相手が欠いていたところを見ると、やはり両チームともこの大会で蓄積された疲労が出ているのかなというところも感じられました。

後半に入っても、スタートのところでは、やはり相手ペースで進んでいましたが、後半10分に19番成田安里が入ったあたりから、流れが徐々に変わりだした印象があります。

後半12分には、17番盛嘉伊人からのパスを19番成田安里がおさめて、再び17番盛嘉伊人へ渡して仕掛ける形や、後半20分には、GK1番石塚悠汰からフィードを19番成田安里がしっかりとおさめて、20番木下翼、14番千葉希とテンポの良いパス回しから24番佐藤優斗に繋げて仕掛ける形、更には、後半24分には、20番木下翼のドリブル突破からのクロスに19番成田安里がヘッドで合わせるも、これは、枠を捉えられず。

これらのチャンスで相手の動きが止まり、浦和のペースが残り10分ほど続き、後半27分には、14番千葉希が力強くキープして、19番成田安里に繋げる場面を作り、後半28分には、3番清水哲太からのパスを受けた19番成田安里が左から駆け上がる6番清水楽人に繋げますが、ここからのクロスがやや大きくなってしまいます。大会通じて安定して守備も攻撃も精度高くやっていた6番清水楽人のクロスが大きくなりすぎた場面を見ても、この大会トータルの過酷さがわかるなという印象も残りつつ。

結果的に、昨日に引き続き、得点が奪えないままに0-0で試合が終了でPK戦へともつれ込みましたが、昨日と違う点は、後半の戦いぶりを見ると、浦和が得点を奪ってもおかしくないような展開に持って行けていたこと。この流れでの0-0だったので、なおさら、PK戦にはなったもののしっかり勝利して終わってほしいという気持ちがより強くなりましたね。極端に言えば、5分ハーフの延長戦でもやらせてもらえれば、浦和が点を取っていたかもしれないのにくらいの気持ちはありました。

そして迎えたPK戦は、既に昨日2回PKをやっているのでお馴染みとなっているサドンデス形式のPKになります。

このPKで、最初にゴールマウスを守った1番石塚悠汰が、相手のPKのコースを読み切って防ぎ、これで浦和が決めれば勝利というところで、最初で最後のキッカーとなった5番遠藤龍河がしっかり決めてPK1-0で浦和レッズユースが最終戦を勝利で締めくくったという形になりました。

既に、ツイッターで写真を上げましたが、最後が楽しかったですね。

こちらでも写真を上げておきましょうかw

既に先行の相手が決められなかったので、これを決めれば勝ちというところで、5番遠藤龍河が落ち着いて決めて勝利。

味方がねぎらう・・・が、遠藤龍河と味方選手たちの向きがなんか違う。いや、違う方向に彼らは走っている。

味方は走り去ってしまうが、遠藤龍河は雄たけびを上げる。

味方は、1本目の相手PKを止めたGK1番石塚悠汰をねぎらい、遠藤龍河が放置されるという・・・ネタw

で、もう1枚写真があるのですが、17番盛嘉伊人だけ残っていたんですね。5番遠藤龍河は、そこへ駆け寄るみたいな流れが続きとしてありました。

最高に楽しい終わり方を見せてもらいました。なんとなく、写真を撮っていて良かったなとw

さてさて、これで和倉ユースの全日程が終了となりました。

大会全体を見直してみると、練習試合を除くと、6試合を戦い4得点1失点となるのですが、帝京高校戦での1失点は、やや判定に泣かされた感じのPKでもあることを考えると、流れの中から崩されて決められたという失点はなかったとも言えるのではないかと思います。相手に決定機を作られた場面も複数回ありましたが、結果的に決められなかったわけですし、この大会で採用された3バック(5バック)の守備が機能したとも言えますよね。

で、そういえば、色々メンバーが入れ替わる中で、常に3バックの中央には3番清水哲太がいたなと思って、メモを見直してみたら、大会2日目の大津高校戦のみ前半のみで交代となった試合があったものの、それ以外は、全てフル出場していたという、なんというか、現地でずっと見ていたからわかる部分でもあるのですが、本当にプレーする選手には、過酷すぎる環境だったと思うんですよね、この大会は。そこで、ほぼ全試合をフルで守備の中心として守り続けたというのは、凄いなと。

夏の大会で敗退した悔しさと課題を抱えながら、Bチームとして水戸カップを戦っていた選手たちが融合して、複数のメンバーが帯同できないという状況の中で、これだけの戦いぶりを見せてくれた。本当に、1試合1試合発見があり、楽しい大会でした。

ありがとうございました!

今月下旬に再開されるプレミアリーグ、S2リーグを楽しみに待ちたいと思います。

ではでは。

和倉ユース2019/08/09 浦和レッズユースvs履正社高校 0-0 pk2-1勝利、vs前橋育英高校 0-0 pk1-2敗戦・・・疲労のピークの中での戦い

どうも、ブクメです☆

結局、この大会は、ここまで3日間全て晴天と言うことで、今日も試合開始前に少し雲が多くてましになるかなと思っていたら、その雲もあっという間に掃けて、晴天の中での試合となりました。

30分ハーフのこの大会ですが、初日もB戦という形で本戦1試合以外にも1試合行っているため、35度くらいの炎天下の中で30分ハーフの試合を1日2試合ずつ戦い、既に今日の3日目を迎えるまでに4試合を戦っている中で、グループ1位通過したことで対戦相手も強豪ぞろいということで、相手に関してもそうですが、疲労のピークの中での戦いでかなり、思うように体が動かないという場面が多く見られる2試合となりました。

その中でも、高校の強豪チーム2校との対戦となった大会3日目は、相手の粘り強い守備に苦しめられて攻撃の回数は多くあっても、崩し切っての決定機が数えるほどしか作れなかったという課題が残る2試合にもなりました。

暑さと疲労は考慮されるものの、それらを抜きにした1つ1つの試合ということで見れば、得点を取るためのリスクの取り方や意識が足りない試合になったとも見えるところもある試合とも言えるかなと思います・・・とはいえ、私自身この大会を初日から見ている身として、その会場の暑さを目の当たりにしてみると、疲労と暑さを考慮しないこともできないなという、いわゆる現地組的な見方の方が強くなってしまっています。

私がそこまで厳しく見る必要もないかなとも思いつつw

ということで、試合の話に移りますね。

今日の2試合は、昨日会場から場所を移して能登島グラウンドになります。海もすぐの場所ではありますが、やや高所にあるグラウンドで、昨日の和倉温泉多目的グラウンドより暑いという印象の中での試合となりました。

ここからは、トーナメントになり、浦和レッズユースはグループ1位で通過したため、1位~16位の山の順位決定トーナメントに入っています。レギュレーションを理解しないで試合を観戦してしまうという悪い癖が消えず、今回もトーナメントに入ったものの、引き分けだったら普通にPKだろうなくらいの頭でいましたので、実際PK戦だったのですが、驚く流れにはなっているのですがw

vs履正社高校戦メンバーは以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人、右に21番南濵優大、センターバックに3番清水哲太、MFがボランチに4番玉城大志、左に24番佐藤優斗(後半24分⇒10番山中惇希)、右に8番冨田蓮、真ん中に22番奥山圭介(後半15分⇒16番根岸恵汰)と7番與那覇航和(後半15分⇒17番盛嘉伊人)、FWが左に13番堀井真海(後半10分⇒20番木下翼)、右に9番波田祥太

となります。

この試合に限らず、今日は、2試合とも、やや攻撃に転じた時の、中央からにしてもサイドから仕掛けたにしても、その先の精度が悪いというか、味方との動きが合わないというか、相手の守備ブロックに対して崩すところまで持って行けないケースが多い印象で、メモした限りでは、攻撃の試みとしては、多くあるんですよね。

前半で言えば、前半3分の13番堀井真海から24番佐藤優斗に繋げて左サイドから7番與那覇航和に預けた形、前半8分の6番清水楽人から前線9番波田祥太に当てて、22番奥山圭介が受けるところまで行き、その次に出したスペースに誰も走れていなかったり、前半10分に8番冨田蓮が相手激しい守備を受けながらも、粘り強くキープして13番堀井真海までつなげ、そこから24番佐藤優斗へのパスが通ればと言う形、前半11分の4番玉城大志から24番佐藤優斗へ展開しての22番奥山圭介に渡して再び24番佐藤優斗にというところで相手に引っかかったと思いますが、崩し切る形や相手キーパーを脅かすシュートのようなところまで行けていないというのが素直な感想。

ただ、この大会での3バック(変則5バックともいうかも)の組み合わせとして多く組まれた中央に3番清水哲太、左に6番清水楽人、右に21番南濵優大、そして、中盤の低めに入った4番玉城大志のところでの守備が安定していて、この試合では特に4番玉城大志に預けてからの次の展開で攻撃のスタートとしては、かなり良い形でできている場面が多かったと思います。

その辺を考えると、選手それぞれが、思った以上に疲労の蓄積で体が動かなくなってきているため、リスクを負って崩すよりも今日は、守備に意識を置いたとも言えるのかもしれません。

相手のサイド攻撃がなかなか鋭かったので、この辺り苦しめられるところもあったものの、サイドの選手も含めて、ここも守り切れてはいました。

崩すための試みというところでは、例えば前半27分の長いパスを9番波田祥太がワンタッチで7番與那覇航和につなげて大きな展開で24番佐藤優斗を狙った場面のように、ワンタッチでの仕掛けたときには、相手が付ききれないという形も作れていたと思います。

確認できた限りは、後半7分の22番奥山圭介から7番與那覇航和にパスが通ってからのシュート場面は、惜しかったかなと。

0-0で終了してのPK戦に入り5vs5でやると思っていたら、この大会は、いきなりサドンデス方式でスタートだったらしく、相手が決めて、浦和が決めて、相手が外して、浦和が決めて、リードしたと思ったら試合終了の笛が鳴って、その時に初めてレギュレーションを知ったという、喜ぶタイミングが完全にずれてしまった勝利になりました。

vs前橋育英高校戦メンバーは以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人、右に21番南濵優大、センターバックに3番清水哲太、MFがボランチに4番玉城大志、左に10番山中惇希(後半13分⇒24番佐藤優斗)、右に11番石橋遼大、真ん中に16番根岸恵汰(後半スタート⇒7番與那覇航和)と14番千葉希(後半15分⇒22番奥山圭介)、FWが左に17番盛嘉伊人(後半9分⇒20番木下翼)、右に13番堀井真海(後半9分⇒9番波田祥太)

となります。

午前の試合で履正社高校に勝利し、この試合で勝利すれば、明日の準決勝に進めるという前橋育英高校戦です。

この試合は、午前の試合以上に、疲労度の高さが感じられる試合になりました。何というところもない場面で、人工芝で滑ってしまう選手も割と多く見られるという感じ。守備のところでも、そういった形でピンチを迎えるという場面もありましたが、自らのミスを自分で取り返すという意識のところでは集中できているということで、危ない場面もありましたが、失点も許さなかったという試合。

攻撃面を上げてみますと、前半6分にカウンターの形で4番玉城大志から13番堀井真海、11番石橋遼大と繋がり仕掛ける形を作ります。

前半7分には、右サイドから11番石橋遼大が上がって行き、そこに3番清水哲太が長いパスを狙い、ディフェンダーと競り合う形でわずかに相手ディフェンダーが先に反応してクリアしたという場面がありました。

前半12分には、13番堀井真海がドリブルで突破を仕掛け、相手に倒されて高めの位置でフリーキックを獲得します。

前半13分には、14番千葉希と13番堀井真海のパス交換からの仕掛けでゴールに迫るも相手ディフェンダーに最後は防がれます。

前半15分には、10番山中惇希からのサイドを広く使った展開で13番堀井真海がワンタッチで落として17番盛嘉伊人に渡して仕掛ける形を作ります。

前半27分には、14番千葉希のドリブルから右の11番石橋遼大に展開し、仕掛けてからのクロスが左から走る10番山中惇希に合えばという形を作ります。

同じく前半27分には、11番石橋遼大が16番根岸恵汰とのパス交換から突破を仕掛け、相手ディフェンダーに倒されたように見えたものの、ここはファールなしの判定。

後半に入っても攻撃の回数自体は少なくないものの、やはり崩しきる場面が作れないのと、そもそものシュート意識が希薄になっていて、枠内シュートがほとんどないような状態で試合が進みます。0-0のまま進む中で、後半24分に、21番南濵優大が一つリスクを負って持ち上がり相手ディフェンダーのプレスを受けながらも、抜け出した22番奥山圭介にパスが通り、ペナルティエリア少し外くらいのところまで持ち込んだところで、相手ファールを受けて良い位置でのフリーキックを獲得。

直接狙える位置で4番玉城大志が狙うも枠は捉えたものの、ここは相手キーパーに防がれます。

後半27分くらいには、相手コーナーキックで危ない場面があったものの、その流れでのカウンターで20番木下翼が上手く相手選手を背負いながらくさびとして捌いたと思ったところで、なぜかファールを取られてしまうなど、反撃チャンスがくじかれてしまうような場面もありつつ、この試合も0-0で終了。

サドンデス形式のPK戦で、今度は、浦和が先行で2本目を外して、相手が2本目を決めたと言うことで、試合自体は敗戦となりました。

まあ、なんというか、考慮できる要素が多すぎて、今日のブログは書き方が難しいです。

でも、例えば、暑さとか疲労とか、そういうもののギリギリのところで相手も含めてミスも多くなっているという状況を考慮しないとすれば、仕掛けの際にもっとゴールを意識してシュートを打った方が良いとか、ドリブルの仕掛けで、11番石橋遼大や14番千葉希が、相手ディフェンダーを1枚はがすための仕掛けなど入れてプレーしている場面が何度か見られましたが、これが全体的に少なかったとも言えます。

・・・こんな感じで良いですかね。

ここまで3日間、割と近い位置で5試合を観戦させてもらいましたが、この大会だけでも、そもそもフォーメーションもこれまでとは変わっていましたし、ミニ国体やトップチームの練習に参加で不在の選手などもいる中で、結構求められることも厳しく多く感じられた指示の声などを聴いてきた中で、結果もしっかり残しながら、課題に挑戦していく姿を見ることができたのも収穫ですし、フルメンバーで参加してくるチームが多いこの大会で、これだけの戦いぶりを見せてもらえたこともかなり楽しかったです。そして、本来こういう特徴があるのに活かされていなかったという選手の特徴が活かされての戦いぶりも見ることができましたし、色々収穫が多かったです。

ということで、この大会の優勝は、この敗戦でなくなってしまいましたが、明日最後に1試合残っていますからね。

対戦相手は、私の調べ方が間違っていなければ、東京ヴェルディユースになると思います。

疲労のピークのピークになりますが、残り1試合、この大会での良い要素が全て見られるような試合になることを願って観戦させてもらいます。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています↓

vs履正社高校戦

vs前橋育英高校戦

 

 

和倉ユース2019/08/08 浦和レッズユースvs帝京高校 1-1引き分け、vs大津高校 1-0勝利・・・グループ1位通過!

どうも、ブクメです☆

試合前とか、ハーフタイムとか、ウォータブレイクとか、試合が長めに途切れた時とか、この辺で、最近は当たり前のように選手同士で声を掛け合っている姿を見るようになりました。当たり前のようで、なかなかなかった風景で、大げさかもしれませんが、この光景をおかずに飯が食えるくらい嬉しかったりします最近w

ということで、和倉ユース2日目になりました。昨日の浦和レッズユースの試合会場は、学校の校庭で、2日目の2試合は、和倉温泉多目的グラウンドという人工芝3面のグラウンド施設で、これはこれで割と滑ってしまう選手も多かったようですが、施設としてかなり良く、海が真横のグラウンドなので、めちゃくちゃ暑いけど、海風がそこそこ涼し気に吹き付けるような状況もある。そんな中での2試合となりました。

時間帯も、第1試合が10時20分と暑くなり切る前、第2試合が15時40分で暑さのピークを過ぎた後というのも多少助かる感じですかね(くどい様ですが、選手がめちゃくちゃ暑い中で試合しているのは変わりませんがw)

で、どうでも良い話ですが、私がよくやってしまうことで、今日は、特に考えずに青い服を着て行ったら、帝京高校も大津高校もユニフォームが青で、なんか、服装的には、そちらを応援しているような色になっていたとかありつつ。

さらにどうでも良いか良くないかわかりませんが、昨日浅間山が噴火したと言うニュースが速報で流れてきましたが、正に、その日の早朝に、4キロ圏内と言われていた軽井沢近辺を車で走ってたなとか。

ね、どうでも良いですよね?

ということで、大会の話に戻しますと、1日目の清水桜が丘高校戦を2-0で勝利した浦和レッズユースの裏のカードでは、大津高校が帝京高校に1-0で勝利という結果で2日目を迎えたので、ざっくりと大津高校との試合が1位通過のカギになって行くのかなと感じつつの2日目。

実際に、2日目の1試合目でも大津高校が4-2で清水桜が丘高校を下して2連勝ということで、実際に1位になるためには、大津高校に勝つ必要があるという流れになりました。浦和レッズユース自体は、帝京高校相手に、高い位置で不用意に奪われての展開はあったものの、やや怪しげなPK判定で先制されたものの、追いついて引き分けたことで、最終戦は、1位通過するためには勝つしかないという状況になり、試合自体は、守備の時間が長くなるような試合にはなったものの、1-0で勝利して1位通過を決めたという流れになりました。

もちろん優勝を目指して戦う大会にはなるものの、フェスティバル系の大会でもあり、夏以降のプレミアやJユースカップの戦いまで考慮した中での選手個々やチームとしての経験と成長も考えての戦いと言うことで、グループ第3戦の大津高校戦に関しては、大幅なメンバー変更で、ポジション含めて、連携面であまり見たことがないような組み合わせなっていたところもあったりで、それに加えて相手の攻撃や守備の強度が高いところで、苦しい試合になったものの、それでも結果を残してくれたことが大きいなと感じています。

ということで、急いで読みたい方のために、まずまとめましたw

では、試合少し細かいことに触れていきますね。2試合分なので、ざっくり書きます。

vs帝京高校戦メンバーは以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人、右に21番南濵優大、センターバックに3番清水哲太、MFがボランチに4番玉城大志、左に10番山中惇希(後半スタート⇒24番佐藤優斗)、右に8番冨田蓮(後半15分⇒5番遠藤龍河)、真ん中に17番盛嘉伊人(後半7分⇒16番根岸恵汰)と7番與那覇航和(後半スタート⇒22番奥山圭介)、FWが左に9番波田祥太、右に19番成田安里(後半スタート⇒13番堀井真海)

となります。

メンバー構成のベースやフォーメーションは、1日目の清水桜が丘戦とほぼ同じで、左前が24番佐藤優斗から10番山中惇希に変わってのスタート。

守備のバランスよく、相手の攻撃に問題なく対応できていたのですが、攻撃面では、多少は強風の影響もあったとは思いますが、相手に上手く対応されることが多く、攻撃の回数自体は、多かったものの、抜ければ決定的というパスや抜け出しが多くオフサイド判定になっていたことからも、相手の守備ラインもかなり統率されていたのかなと言う印象が残ります。

メモしただけでも、前半2分に4番玉城大志から抜け出した8番冨田蓮への長いパス、前半14分の21番南濵優大からの裏へのパスにタイミングよく9番波田祥太が抜け出したかに見えた場面、前半20分あたりの密集した中で17番盛嘉伊人がアウトサイドできれいに裏を通して19番成田安里が抜け出した場面、前半終了間際の4番玉城大志から19番成田安里に出したパスは、オフサイドではなかったような気がしましたが、、後半14分の6番清水楽人から13番堀井真海へのパスなどがオフサイド判定になっていました。

これらを除いた決定機と言うところでも、なかなか作れていない印象もありましたが、前半25分に6番清水楽人のインターセプトから持ち上がっての17番盛嘉伊人を経由し19番成田安里、そして7番與那覇航和に渡ってのシュートの場面は、かなり惜しい形になりました。

前半を0-0で折り返し、後半に入ると2分に高い位置で奪われ仕掛けられて防いだと思われたところで、PK判定となり(1番石塚悠汰が弾きだした後に相手に足がかかっただけだとは思うのですがw)、これを決められて0-1とビハインドを背負います。

サイド攻撃などでチャンス自体は多く作るものの、なかなか決定機が作れない中でしたが、後半21分に、4番玉城大志からのパスに9番波田祥太が抜け出してキーパーと1対1の状態を作ると、これを落ち着いて決めて1-1と試合を振り出しに戻します。

動揺した相手に対して、直後にも相手のリスタートのところを13番堀井真海が奪って9番波田祥太に繋げて仕掛けたり、6番清水楽人のインターセプトからのサイドからのドリブルから、更にドリブルで中へ切り込んで自らでゴールを狙ってしまうかのような突破や、3番清水哲太のドリブルでの仕掛けなど、相手の集中が切れかけたタイミングでの狙う姿勢を見せられた選手も多く、6番清水楽人から相手キーパー前に入れたパスに9番波田祥太が足先で合わせる惜しい形など、畳みかけて逆転が狙えた時間もあったものの、逆転までは届かず、試合は1-1で終了となりました。

第2戦を終わった時点で、勝ち点4となり、大津高校が2連勝したため、1位通過のためには、勝利が必要という状況になりました。

そして、15時40分キックオフの大津高校戦へと進みます。

vs大津高校戦メンバーは以下、

GK18番関大輝、DFが左に5番遠藤龍河、右に40番茂木柊哉、センターバックに3番清水哲太(後半スタート⇒6番清水楽人)、MFがボランチに16番根岸恵汰、左に10番山中惇希、右に11番石橋遼大、真ん中に14番千葉希と22番奥山圭介、FWが左に20番木下翼、右に13番堀井真海(後半9分⇒19番成田安里)

となります。

聞いた話によれば、対戦した大津高校もメンバーを入れ替えてきていたという話でしたが、1位通過をかけた負けられない戦いをイメージしていたので、組み合わせ含めて大幅に変更してきたことには若干驚きながらの観戦となりました。

ただ、結論から言えば、連携面やミスなども多く、相手の強度の強い攻撃や守備に苦しめられたものの、1-0勝利という結果を残せたことで、またこの試合に出場した選手たちは成長するなと言う感想を持つわけです。

序盤は受ける形が多く、なかなかスムーズにパス回しなどができない時間が多く、相手に決定機を作られることもありながらも15分ほどこらえたところで、中盤でのボール奪取成功から20番木下翼がドリブルで仕掛け、13番堀井真海が前線へ走り、ラストパスを受けた13番堀井真海がしっかり決めて1-0とします。

10番山中惇希のサイドからの突破や14番千葉希の中盤でアクセントを作りながらの突破やパスなど、攻撃の試みは多く作れていたものの、数選手が絡んだところや、ラストパスの精度や味方の動きの予測などがずれることが多くなりました。また、前半24分に11番石橋遼大からパスを受けた22番奥山圭介が、空いているスペースにパスを出したものの、誰もそのスペースに気づいて走れていおらず、ミスパスのような形になった場面を象徴するように、味方との連携のところで、やや合わないというところが全体的に多かったように思われます。

後半に入っても、そういった流れが続いたものの、途中交代で19番成田安里が入った後半10分あたりからは、19番成田安里が前線で激しいプレッシャーをかける流れに呼応したように、40番茂木柊哉のプレーの強度が急に増したように感じました(偶然かもしれませんが。)

競り合いのぶつかり合いとか、厳しくプレッシャーをかけてインターセプトに成功する場面なども増えたように感じました(偶然かもしれませんが。)

試合終盤は、強さのところで、相手にぶつかれる場面が増えたというか、見どころが多くなったようにも感じ、ただ、不用意なミスも多く、やられたと思った場面も何度もあったのですが、奪った1点でしっかり勝ち切ることができました。

勝負強さも強さの一つですから、この試合を勝ち切れたことは大きいわけです。

ということで、1位通過。

浦和レッズユースが入ったグループHの1位は、グループIの1位と言うことで、そのグループIが履正社高校と川崎フロンターレU-18が勝ち点と得失点差、総得点で並んでいたと思うので、どちらが1位になるのかと思っていましたが、ちょうど、このブログを書きつつ、いま浦和レッズのオフィシャルを見たところ、履正社高校が明日の対戦相手となっていたので、そちらが1位になったのですね。

今日は、和倉温泉多目的グラウンドが会場でしたが、明日の浦和レッズユースの試合は、能登島グラウンドに移ります。午前の試合に勝っても負けても、次の試合は、同じ能登島グラウンドで15時40分キックオフで行われるはずなのですが、浦和の公式では、和倉温泉多目的グラウンドになっているんですよね。

こういうフェスティバル的な大会なので、変更になることもあるかもと思いつつ、まあ、明日の最初の試合は能登島グラウンドなので、行けばよいだけですね。

明日の戦いも楽しみにしています。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています↓

vs帝京高校戦

vs大津高校戦

和倉ユース2019/08/07 浦和レッズユースvs清水桜が丘高校 2-0勝利・・・相手に良いところを出させずに快勝!

どうも、ブクメです☆

今年も和倉ユースの時期になりました。私にとっては、昨年の和倉ユースは、大会とは全く違ったところで因縁が残ってしまったのがこの大会・・・いや、ただ、ここに向かう途中に事故ってしまったということだけなのですがw

なので、今年は慎重に慎重に運転していつも通り下道で現地へとたどり着きました。無事故です(自慢にもならないw)

とは言え、どうも、最近は(も)、詰めが甘いというか、初日の日程が、14時20分キックオフの1試合のみと思っていて、昼頃に改めて日程を見たら午前にも練習試合が追加されていたという。なのに、これを知らずに、早く近場に着きすぎてしまって、時間つぶしで無駄に道の駅探して立ち寄ったり、あえて遠回りしたら、変な山越えになってしまったり、無駄に旅人になっていましたw

更に、鵬学園高校のグラウンドは、4年前のこの大会の時に1度訪問しているため、場所さえわかれば問題ないだろうと思っていたら、グラウンドではない校舎の方に行ってしまい、駐車場はあるものの、こんなところだったのかなと、あたふたし、割とたどり着いたのは試合開始が近い時間になってしまったという感じです。

4日間連続の大会になりますので、できるだけブログ自体は簡易に書きたいと思います。

この大会期間は、仕事を持って和倉温泉付近のホテル滞在になるので、今日も試合を見てホテルに戻り、早めにブログを書こうと思っていたところで、打ち合わせの連絡など来てしまい、気が付けば夜の8時くらいからブログを書きだす流れになってしまいました。

試合の話に移る前に、今回車で埼玉県から石川県まで下道で移動する際に、長野県の軽井沢だったり、白馬だったりと高地を抜けてくるルートになったのですが、夜中でも25度以上くらいの最近の暑さの中で、こういうエリアは、21度~22度くらいまで気温が下がっていて、仮眠をとった道の駅では、車の窓を開けていれば、かなり涼しいくらいの気温になっていました。

今日観戦した試合もそうでしたが、夏のサッカーが暑さとの戦いばかりになってしまうことを考えると、本当に夏の大会は、いわゆる避暑地的なところで開催する流れになって行くのが望ましいよなと実際に、そういう場所を車で通ってみて感じました。

・・・と明日の試合も早いから、余計な話題は少なくして試合の話を書こうと思ったのに、やはり別のことが長くなってしましましたw

では、試合の話に移りますね。

vs清水桜が丘高校戦メンバーは以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人、右に21番南濵優大、センターバックに3番清水哲太、MFがボランチに4番玉城大志、左に24番佐藤優斗(後半21分⇒10番山中惇希)、右に8番冨田蓮(後半24分⇒11番石橋遼大)、真ん中に17番盛嘉伊人(後半15分⇒16番根岸恵汰)と7番與那覇航和(後半15分⇒22番奥山圭介)、FWが左に19番成田安里(後半スタート⇒13番堀井真海)、右に9番波田祥太(後半22分⇒20番木下翼)

となります。

*詳しくは、わかりませんが、ミニ国体だったりトップチームの練習参加だったりで、参加していないメンバーもいるのと、実際にブログ書くときに、そういえばと思ったのは、水戸水戸ホーリーホックユースカップの時にいた、メキシコ人の2名の姿は見えませんでした。

鵬学園高校のグラウンドですが、芝の状態の良い悪いの前に、「どうしてバンカーが2か所あるんだろう」という感じで以下のような箇所がピッチにあったんですね。

芝と土がめくれ上がって溝になってしまっているから砂で埋めているのかどうかはわかりませんが、結構なサラサラの砂のようで、ちょっとこの部分でのプレーは難しいようにも感じられました。

フォーメーションのところを、どうかこうかなと思ったのですが、最初は、3バックで両サイドが1枚降りているような状況で3バックだけど、基本4バックに近いところがあるので、いつも通り4バックに当てはめて書けばよいかと思ったのですが、逆にそれで書く方がまとまらなかったので、3バックとして書いてみました。

今日は、完全にサッカー部グラウンドの中での試合と言うこともあったのですが、両チームのベンチに挟まれるような場所での観戦になり、なんというか、とてもとても臨場感のある観戦になりました。なんというか、若干離れてはいるものの、私もベンチに入っているような気分というか、監督やコーチ陣の声もグラウンドレベルのすぐ近くで聞こえてくるような感じ。

なので、指示もいつも以上に聞こえてくるわけで、参考になりつつも、細かく聞こえすぎて少し見方が難しくもありましたw

スタートから、前線での19番成田安里のプレスや、ポジション取りで存在感を見せるプレーが目立ち、チャンスに絡む形も多くなります。

守備のところで、開始早々に簡単に抜かれて決定機を作られるという、かなりヒヤリとする場面が作られたものの、ここでの失点を免れた後は、比較的落ち着いた対応で全体的には、それほど相手にとって大きなチャンスを作らせずに試合を進められたと言えると思います。

特に、相手のサイドからの突破の際の6番清水楽人の守備が印象的で、おそらくサイドから突破を仕掛けてきた相手選手は抜けたと思ったであろう場面で、スッと体を入れて、気が付けばマイボールになっているというような場面が結構ありました。

前半の攻撃で惜しい形を上げていきますと、前半4分にコーナーキックのチャンスで4番玉城大志からのクロスに相手キーパーと競り合う形で7番與那覇航和がヘッドで狙うもここは、相手キーパーがしっかりキャッチ。

前半6分には、4番玉城大志から、良いポジションをとった19番成田安里へパスが入り、17番盛嘉伊人へつながり、左からの大きな展開で、右サイド前線に走りこんだ8番冨田蓮に繋げての惜しい仕掛け。

前半7分には、7番與那覇航和がシュートを狙うも枠を捉えきれず。

ベンチからも相手の選手の間を狙うようにと指示が飛ぶことが多くなっていましたが、前半8分のプレーは、まさに間を上手く狙ったプレーで、7番與那覇航和が相手選手2名との間へのパスに対して、反応し、先に相手に触られるかくらいのところでしたが、足を延ばして右サイドの8番冨田蓮に繋げてサイドから攻撃が展開されていくというプレーがありました。

同じく前半8分に、6番清水楽人がミドルシュートを狙うも枠を捉えきれず。

前半10分にこの試合で最初の決定機を迎えます。

19番成田安里がインターセプトに成功し、そこからの仕掛けの中で相手キーパーが判断ミスで19番成田安里にパスをくれるような形になったところで、落ち着いてシュートを放つもこれが僅かに枠を外れます。インターセプトも、その後の相手のミスも19番成田安里の良いプレーから巡ってきたチャンスなので、こういうチャンスをしっかり決めることまでできると良いですね。

前半12分には、4番玉城大志から右サイドの8番冨田蓮に繋げ、17番盛嘉伊人に通して仕掛ける形を作ります。

更には、前半15分あたりに21番南濵優大が、バックラインでボールを受けた際に、相手が寄せてこないことを感じ、中盤辺りまでドリブルで持ち上がって展開するプレーを見せます。このプレー辺りから、21番南濵優大の、バックラインからの攻撃の組み立てを意識したプレーが複数見られます。それが起点となっての得点もあるのですが、その前に、別の形からの先制点がまず生まれます。

前半18分に、7番與那覇航和から右サイドを走る8番冨田蓮にパスが繋がり、そのままサイドを持ち上がってグラウンダーのクロスを入れると、これに9番波田祥太が反応してゴール!

その得点の直後の前半21分にも、8番冨田蓮のインターセプトから4番玉城大志を経由して前線の19番成田安里にパスが入ると同時に、近い距離に寄せる9番波田祥太へワンタッチで繋げて打開を図る狙いが見られますが、ここは、上手くコントロールができなかったものの、距離感とワンタッチという判断から上手く通れば一気にゴールにつながりそうな形も作られました。

そして、先ほど書いた話に戻りまして2点目の場面。前半24分に、バックラインから21番南濵優大が持ち上がり、グラウンダーのパスを右前に抜ける17番盛嘉伊人へ通します。そして、17番盛嘉伊人がゴール前へクロスを上げると、これを9番波田祥太がヘディングできれいに合わせてゴール。

リードを2点に広げます。

前半終了間際にも、21番南濵優大から4番玉城大志、19番成田安里とテンポ良くパスが繋がり、今度は左へ抜け出す17番盛嘉伊人へパスが通りシュートを狙うもキーパーにキャッチされます。この時に、右サイドから8番冨田蓮も上がっており、ここを使うかどうかという声も聞こえていたように思います。

前半を2点リードで折り返しての後半。

私が好きな指示というか、前半は、なかなか大きなチャンスに絡めなかった24番佐藤優斗が、後半は、ベンチ側のサイドになったところで、監督からももっと行けるだろうという声が多く飛び、それに呼応するように、24番佐藤優斗がドリブルで仕掛けてチャンスを作る後半スタートとなりました。

特に後半入った13番堀井真海と9番波田祥太で2トップのを組むような形で進む中で、お互いがより生きる形と言うところでの指示も多く聞こえてきました。最初は、プレースタイルの関係か、気が付けば並んでしまうようなことが多かったものの、意識して上下に動いたり距離感を意識することで連携が生まれる場面もポツポツ増えていました。

後半15分あたりから立て続けに22番奥山圭介、10番山中惇希、20番木下翼が投入される中で、読みのところで22番奥山圭介がかなり味方の動きを読んでパスを出すという狙いが見られたものの、読めている中で、この試合では、なかなか思ったようなパスが出せずという場面がありました。

なんというか、見る側として、22番奥山圭介の動きと、味方の動きで、その見方を狙ったパスコースを見つけたところで、通ると大きなチャンスになるというイメージまではできるものの、そこに出し切れていないという感じですかね。ただ、その読みがあるからこそではあるので、その狙いを見つけるのは楽しかったですけどね。

後半29分の、13番堀井真海が下りてパスを受けて22番奥山圭介に繋げ、このタイミングで左から10番山中惇希が左前線のパスコースに走り出し、20番木下翼はペナルティエリア内の狙えるスペースに走り出す。この2つの動きに対してどこに出そうというイメージは見られたものの、そのパスが思うように蹴れていなかったような場面とかですね。

後半は、大きなピンチとしては、後半11分あたりに、ちょっとどういう流れでそうなったのかは確認できなかったのですが、フリーでシュートを打たれていて、1番石塚悠汰がなんとか触って枠からそれたという場面がありましたが、ここは、崩されたようには見えなかったので、何かミスがあったのかもしれません。

試合終盤では、2度ほど相手のサイドからの突破を許しかけたものの、これも先ほども書きましたが、6番清水楽人が上手く体を入れて防ぎ、結果的に、追加点は決められなかったものの、無失点で切り抜け2-0で勝利となりました。

もっと得点ができた試合だったとは思いますが、内容としては、相手のやりたいことをほとんどやらせずの勝利でしたから、完勝に近いと思います。

それにしても、今日の観戦場所というのは、新鮮と言うか、耳で入ってくる情報も本当に多く、メモして写真撮って、聴こえてくることを見つつ、それに対しての選手の動きも観察しつつという、なかなか私の頭の中でも忙しくなる試合ではありましたが、若干、長時間の運転とか、会場への到着前のバタバタなどもあり、頭がボーっとしているところも正直あったのですが、この環境のおかげですぐに目覚めて集中して見ることができました(たぶんw)

ということで、まず1勝!

8日の2試合も楽しみにしています!

ではでは。

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第6回水戸ホーリーホックユースカップ最終日 浦和レッズユースB vs 湘南ベルマーレU-18B 1-0勝利、FC東京U-18B 1-2敗戦・・・3日間通して、より見えたこと

どうも、ブクメです☆

27日からスタートした水戸ホーリーホックユースカップも大会3日目、最終日となりました。若干台風の影響を受けつつ、強風の中での試合や曇っていても湿気と暑さが凄い試合など様々なありましたが、最終日の2試合は、シンプルに猛暑日の中での試合となりました。どのくらい暑かったかというと、最高気温は35度を超え、1試合目と2試合目の合間に駐車場に戻って車のエンジンをかけたときに表示された温度が42度になっていたというくらいの暑さw

昨年は、決勝戦のみの1試合を観戦したので、3日間2試合ずつこの時期に戦うということは想像しつつも、やはり単発の試合としての状況しかわかりませんでしたが、今回は、3日間全てに足を運べたことで、単純に優勝を目指した戦いというところ以外にも、かなり大変な要素が多いことを確認できました。

見てるだけなのに、暑さでボーっとしてしまったり、人と話す時にあまり頭が回っていないような状況もあったりしましたのでw

ベンチ側の声がすぐ近くで聞こえてしまうことが良いかどうかは別として、今回初日と最終日で浦和が戦ったツインピッチは、スタンドで応援するチーム側にいるだけで、ベンチからの声がはっきりと聞こえてきます。それによって、なるほど、こういう指示を出したり、声を賭けたりするんだと感じることも多くなりました。

新体制になってから、特にハーフタイムの時などは、まず選手同士が話をするような時間が設けられることが多くなりましたが、この大会でも、最初の写真のようにウォーターブレイクなどの時に、同じポジションの選手が、控えの選手含めて選手同士で話をするという場面が多く見られ、試合中の声掛けもかなり多く見られました。

これが、当たり前になってきていることが大きいなと感じています。控えの選手も自分がプレーしているイメージで試合を見ることができ、同じポジションの選手の動きを見ながら、こうしたほうが良いとかアドバイスしつつ、自分が出た時のイメージにもつながる。本当に重要なことです。

では、試合の話に移りますね。

10:20キックオフのvs湘南ベルマーレU-18Bのメンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に31番大野海翔、右に32番岡田翼、センターバックに5番遠藤龍河と40番茂木柊哉、MFが左に14番千葉希(後半10分⇒26番舘澤佑磨)、右に42番吉田来綺、真ん中に39番戸田大翔と35番島垣翔、FWが左に29番伊澤壮平、右に19番成田安里(後半27分⇒33番小川聖凪)

となります。

この大会の中では、メンバー交代も少なく、勝負にこだわるような雰囲気が感じられたのがこの湘南ベルマーレU-18B戦です。

スタートから精度の高い相手の攻撃を受ける形になり、開始2分には、結構危険な形でシュートを打たれる場面があり、ここは相手がシュートを外してくれたから良かったものの、2日目までの相手にはないやりにくさのようなものが感じられる相手でした。

実際、相手のフォーメーションや戦い方に合わせて、前半10分まで行かないくらいで、19番成田安里のワントップ気味にして、中盤中央に39番戸田大翔と42番吉田来綺、左サイド14番千葉希、右サイド29番伊澤壮平でアンカー的な位置に35番島垣翔が1枚で入るような形に変更して戦っていたと思います。

そして、このワントップにしたことによって、既に昨日の試合でも自信を持ったプレーで存在感を見せてゴールも奪っていた19番成田安里が、この試合でも、くさびのパスを受ける時も相手を背負いながら、体の向きとトラップの精度で抜け出すような場面を作るなど良いプレーが随所に見られました。

また、バックラインでは、5番遠藤龍河が力強さを見せて跳ね返し、狙える時には、相手の攻撃の起点へ激しくプレッシャーに行き奪い取って攻撃に転じる起点になるというプレーも見せていました。

何度か、相手に攻め込まれる場面は作られたものの、0で抑え、逆に、19番成田安里の果敢なドリブルからのシュートなど、かなりゴールに近づいたプレーも何度かあったものの、フィニッシュの精度というところで、決めきれずに0-0で折り返します。

後半に入って最初の決定機は、後半4分の42番吉田来綺が相手キーパーの虚を突いたループシュートを狙った場面。ここは、バーに弾かれ得点にならなかったものの、あと数センチゴール方向にずれていたら、決まっていたという惜しい形でした。

やや全体的には、ミスも多くなり相手の反撃の機会も与えてしまった後半でしたが、攻撃面では、前半同様に19番成田安里の動きが良く、自らの突破や味方を活かすところも含めてチャンスに絡むプレーが多くあったものの、残念ながらゴールには至らずでした。

狙いというところで、面白いと感じられたプレーが後半26分にあったのですが、中盤辺りで42番吉田来綺がパスを受けた時に、31番大野海翔が走り出していた場面で、相手ディフェンダーの左から通せば、確実に通っていたものの相手ディフェンダーと対峙するような形になるところで、ディフェンダーの右(そのディフェンダーとキーパーの間くらいのところ)を狙って鋭いパスを通し、結果的には、相手キーパーがギリギリ先に触ったものの、31番大野海翔もそのパスの意図に気づいて加速して走りこんでいて、先に触れれば、よりゴールの可能性が高かったというプレーがありました。こういう狙いと、それを感じ取って走りこむ選手がいるという状況ができていたこのプレーはかなり良かったと思います。

0-0のまま時間が過ぎていき、このまま行くと延長戦はないため、PK戦が見えてくるかなと言う残り3分くらいの時間で、浦和がゴールを奪います。

42番吉田来綺を起点に、33番小川聖凪がパスを受けテンポよく近い距離の選手(誰かわかりませんでした)に下げて抜け出した33番小川聖凪に再びパスが渡り、シュート。これをキーパーが弾いたところを29番伊澤壮平が押し込んでゴール。試合終了まで残り少しと言うところで先制に成功します。

その後、やや長めと感じられるアディショナルタイムに相手フリーキックからヘッドで合わされて同点にされたかと思われたものの、これは、オフサイドの判定。

結果的に、1-0で勝利となりました。

続けて、FC東京U-18B戦です。

13:00キックオフのvs湘南ベルマーレU-18Bのメンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳(後半9分⇒18番関大輝)、DFが左に26番舘澤佑磨、右に32番岡田翼(後半スタート⇒31番大野海翔)、センターバックに23番山本陽生真と28番アピッチ輝、MFが左に36番瑞慶山一真(後半9分⇒29番伊澤壮平)、右に38番舘樹(後半9分⇒42番吉田来綺)、真ん中に14番千葉希(後半スタート⇒39番戸田大翔)と43番チェコ(後半17分⇒35番島垣翔)、FWが左に9番波田祥太(後半9分⇒33番小川聖凪)、右に44番レオ(後半22分⇒2番長田拓巳)

となります。

この大会の締めくくりの試合ということで、もちろん勝利を狙いつつですが、湘南ベルマーレ戦と比べると、最終戦なので多くの選手を出場させるという意図も若干あったようにも感じられる試合。

開始から、相手のパス回しや突破の対応に苦しみ、相手ペースでしばらく試合が進みます。前半3分に抜け出されてシュートを打たれるなど、危険な場面を作られつつ、前半7分にペナルティエリア僅か外辺りで与えたフリーキックを直接決められ、0-1と追いかける展開を作られてしまいます。

浦和も前半14分に、43番チェコと38番舘樹のパス交換で抜け出した43番チェコがシュートを放つもディフェンダーにコースを消されて決めきれず、直後にもフリーキックの場面で43番チェコからのボールに味方が合わせられればというところで相手ディフェンダーがクリア。

前半18分には、44番レオが高めの位置でプレスをかけてインターセプトに成功し、ドリブルで仕掛けるも相手ディフェンダー2枚にコースを消されて奪われます。

前半19分には、43番チェコから32番岡田翼、そして、ゴール前に走りこんだ36番瑞慶山一真に合わせヘディングシュートを放つも枠を捉えられず。

前半23分には、32番岡田翼のスローインから9番波田祥太が相手ディフェンダーのプレッシャーを受けながらも抜け出した26番舘澤佑磨にパスを通し仕掛けるも相手ディフェンダーに阻まれます。

相手の攻撃も多くなる中で、前半25分には、サイドから突破されてしまいシュートを放たれるもここはGK30番川﨑淳が好セーブ。

前半を0-1で折り返します。

後半は、開始早々に23番山本陽生真からの縦パスを9番波田祥太がキープしてからの突破などでチャンスを作るなど流れを引きもどせるような攻撃が見られたものの、後半6分に、またもやフリーキックを直接決められてしまい、0-2と2点のビハインドを背負う難しい展開になります。

後半14分に、39番戸田大翔から29番伊澤壮平を経由し、前線の44番レオにパスが通ると、果敢に仕掛けてコーナーキックを獲得。

そのコーナーキックからの流れで、43番チェコがクロスを上げたところで、走りこんだ23番山本陽生真がペナルティエリア内に侵入したところで相手に倒されてPKを獲得。

このPKを39番戸田大翔が決めて1-2と1点差に詰め寄ります。

その後、後半25分に26番舘澤佑磨から、29番伊澤壮平、42番吉田来綺とパスが繋がり、長めのクロスをタイミングよく受けた2番長田拓巳がシュートを放つも、これはキーパーにキャッチされます。

更に、後半28分には、31番大野海翔から39番戸田大翔、29番伊澤壮平とパスが通り、右から抜け出した42番吉田来綺にパスが通り、シュートを狙うもこれもコースが甘く相手キーパーにキャッチされます。

試合終了間際には、29番伊澤壮平がミドルシュートを放ち、これが僅かにゴール左にそれます。

試合終盤に何度か追いつくチャンスはあったものの、決められず試合は1-2で終了となりました。

 

この大会の最終戦は、勝利では飾れなかったものの、この大会のスタート時と比べると見違えて動きが良くなった選手もいますし、もともと自信を持ってプレーしてくれれば、かなりポテンシャルを最初から感じていた選手が、この大会中に、一つ殻を破ったと感じられる部分もあったりしました。

正直に書きますと、暑さや、移動が多かったりで、交代選手も多い中で、私自身もどこまでしっかり試合が見られていたか若干怪しいところも多かったのが反省点にはなります。おそらく、その起点は別の選手だとか、そんな内容も多くあったりするかもしれませんがご了承ください。

とにかく、私自身、3日間通してこの大会を見られたことで、また色々な発見をさせてもらいましたので、よく書いていることですが、ここで感じたことを踏まえて、また次の試合で見て行く流れになりますので、次は和倉ユースになると思いますが、楽しみにしています。

3日間お疲れさまでした。

ではでは!

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