高円宮杯プレミアリーグ2018/10/07 浦和レッズユースvs流通経済大学柏高校 0-2敗戦・・・積み重ねを理由にはしたくない

どうも、ブクメです☆

間に1回くらい来たことがあるような気がしていたのですが、自分のブログを見返す限りは、流通経済大学柏高校のグラウンドに来るのは、6年ぶりとかになりますw

季節外れに暑くなった日曜日、柏の葉公園の駐車場から、歩けるらしいという情報をもらい、車で柏の葉公園まで行き、そこから流通経済大学柏高校まで徒歩15分くらいだったと思いますが、思った以上に汗をかきました。プレーする選手も大変そうだなと。

さてさて、今日のような試合展開になると、まずは、背景を考えて見るという変な習慣がついています。

木々や土手などがあるこの会場では、風の吹き方が変則的なのかな、そんなの理由にならないか。

比較的強風の時間帯も多かった試合で、最近は、風が明らかに影響する試合も多いので、気にしてしまうことが多いのですが、今日私が見ていた土手上に向かって風が吹いていると思ったら、相手チームの選手が応援しているところ辺りのフラッグは、全く違う方向にたなびいていたり、逆サイド側のコーナーフラッグは、まったく風を受けていなかったり、そういうのもあったかもしれません。

でも、理由にならない。

一緒に見ていた方からも、何度も聞こえた「シュート打たないと」という言葉。

その言葉に象徴されるように、とにかく、相手ゴールを脅かすシュートが打てない試合になっていました。逆に、相手は、隙あらばシュートを狙ってやろうという姿勢や、特にゴールに近いところやチャンスのところでの、セカンドボールへの反応が早い、さぼらない。

この試合の浦和の攻撃のところで言えば、前半の終盤の方の時間帯で、8番白土大貴や、16番玉城大志が攻撃意識を持って、高めの位置に入っていった時間帯にようやく攻撃として形になっていた場面が数回と後半スタートにメンバー交代とフォーメーションを変えたところや、長いボールを蹴らないような意識付けがあったのか、繋いでの仕掛けや、前線の10番池髙暢希のキープからファールをもらえてセットプレーを獲得できる場面が増えてきた20分間くらいの攻めのリズムが生まれかけていた時間帯のみ。全体的には、相手ペースで終始進んでおり、フィニッシュのところも、相手は、とにかく危険なシュートを多くはなっていたことを考えると、結果のみで考えられる勝負のポイントとしては、それらの時間帯で決められなかったことが大きいとは思うのですが、それ以外に納得できないことが多かったんですよね。

まずは、コミュニケーションのところと、ちょっと過剰に相手をリスペクトしすぎではないのかと言う点。

ボールをキープした時に、慌てて蹴ってしまう場面が多く、守備意識が高すぎて、中盤が前線と距離を空けすぎて、相手の攻撃を跳ね返し、当然、中盤を経由しないクリア気味の前線へのフィードが多くなり、前線もそれぞれがそれぞれのプレーになってしまっていて、コミュニケーションも取れている様子がない。

ユースの試合でブログを書くときには、この辺は、本当に私が嫌いなところなので、たびたび書くことになるのが嫌になるのですが、欲しいパスがあるなら、主張するべきだし、出したパスに意図があるなら主張するべきで、それが仲良しの選手じゃないとできないということであれば、その選手の成長は、かなり遅くなってしまいますし、プロになれたとしても同じようなことをやり続けるのかなと(まあ、プロでもそういう選手も多いと言えば多いけど。)

本来であれば、後半途中から投入された34番成田安里など駆け引きをしてボールを保持しようとしていた、まだプレミアリーグの経験が浅い選手を多くピッチに立ってきている選手がそういう選手が出そうとしている特徴をフォローして、良さを出して、自分の良さも出るようにやっていくのが定石だと思うのですが、そういうところにチームがいないのが見えてしまっていたように思います。

相手は、プレミアリーグで浦和より上にいるチームだからとか、高校のサッカー部は、選手権に向けてこの時期にピークに持ってくるから、一番手ごわい時期に入っているとか、スカウティングの結果、相手の攻撃陣が手ごわいから、そこへの対策が最優先になっていたからこうなったとか、じゃあ、あなたたちのサッカーはどうなの?という。

試合が終わった後に、友人が「積み重ねの差だよね」と一言にまとめていましたが、これでは、昨年の私が嫌いだった体制下と変わらない。何が起きているのかは、よくわかりませんが。

確かに、夏前まで、今年は、順調に積み上げられていると感じたところが、大きく崩され始め、ボランチで攻撃的な役割をしていた選手も長くセンターバックをやってきた中でのボランチに戻ったことで、守備意識の方が強くなってしまったことに、もしかすると、苦しめられているかもしれませんし、ポジションの移動や、組み合わせなど、考慮できるポイントとして、選手個々に悩んでいるのはわかります。

もろもろ、書きつつも、打開できる鍵として見えたところを挙げると、やはり前半終盤のところ。選手は、8番白土大貴。

この試合で最も得点のにおいがした時間帯に攻撃的に絡んでいたのは、8番白土大貴で、この試合のファーストシュートになった17番波田祥太のプレーに繋げたのも8番白土大貴が攻撃に意識を置いて高めに上がったところから。更に、10番池髙暢希のペナルティエリア内への走るタイミングと、そこへのキーパーの前のスペースへのパスを送り込んだタイミング。足先で触れそうで、ギリギリ届かずノーチャンスになったものの、この時間帯のいくつかのプレーを見ると、全く同じメンバーではないにしても、今年のチームのポテンシャルを感じた、プレミアリーグのアウェイ、清水エスパルスユース戦を思い起こすところがあったんですね。

その試合でゴールを挙げたのは、10番池髙暢希と17番波田祥太でしたよね。

前線でキープしてセットプレーを獲得する10番池髙暢希のプレーも効果的だとは思いますが、こういう流れの中からゴールを奪う方の選手としての10番池髙暢希も活かす選手によっては作られるわけですし、17番波田祥太も、プレーに迷いが増えているのは感じますが、これは、私が好きなプレーと言うことで、チームから求められているかどうかは別ですが、先ほど挙げた場面や、これは、16番玉城大志が高めに上がっての時のクロスだったかと思いますが、やや難しいクロスながら、そこに走りこんで頭ですらしてのヘディングシュートの場面など、体のぶつけ合いとかではない、読みと点で合わせるようなプレーが増えてくると良いかなと思うんですよね。

だから、コミュニケーションは取ってほしい。前線で組んだ選手とは主張し合ってほしいんですよね。

 

受け身は嫌だ。相手の予想通りの動きをしないで、自分たちでそれを壊して自分たちのペースで試合を運んでほしい。

組み合わせが頻繁に変わるなら、よりコミュニケーションをとってやるようにしないと、本当に、エゴだけで相手には怖くない単発の仕掛けしかできなくなりますよ。

そんな感じです。

来週からは、Jユースカップ期間に入り(浦和は2回戦からなので、再来週から)、プレミアリーグ自体は、来月末までないという状況ですが、大会が変わり、またフレッシュな気持ちでJユースカップに自信を持ってぶつかり、調子をピークまで持ってきて、残りのプレミアリーグに臨める形を作ってください。

ではでは。

vs流通経済大学柏高校のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に3番林海斗、右に2番北村龍馬、真ん中に4番大桃伶音と5番大城螢、MFが左に14番柳田大輝(後半14分⇒9番二見健太)、右に10番池髙暢希、真ん中に16番玉城大志と8番白土大貴、FWが17番波田祥太(後半25分⇒34番成田安里)と13番與那覇航和(後半スタート⇒11番清宮昴大)

 

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埼玉県S2リーグ 2018/09/24 浦和レッズユースB vs 国際学院高校 3-1勝利・・・3位死守をモチベーションに!

どうも、ブクメです☆

3連休の最後の試合観戦は、24日のレッズランドで開催された埼玉県S2リーグになります。

S2リーグに臨んでいる浦和レッズユースBの試合は、日本にいなかったり、プレミアリーグの日程とかぶったりで2試合足を運べていませんが、足を運べなかった本庄第一高校戦に大勝し、昌平高校B戦は、敗れたものの、3点のビハインドから2点を返す意地を見せたり、これまで得点を挙げられていなかった選手が得点を決めて調子も上がってきている様子など、結果と得点者など見るだけですが、良い流れも来ているような雰囲気も感じられる中での久しぶりの観戦となります。

今週は、色々と動き回っていた関係で、S2リーグの試合が24日の14時キックオフであるという情報以外の細かいところは調べられておらず、足を運んでから、来ていたサポーターの友人から、今日の対戦相手の3位の国際学院高校に勝利すれば、3位に自力で浮上するという話を聞き、「上位対決だったのか!」とそこで気が付いたわけです。

で、レギュレーションがいまいちわかっておらず、昇格の可能性がある2位以内が勝ち点的に難しくなった中で、どこをモチベーションに選手が戦えるかと言うポイントをわかっていなかったのですが、詳しい友人に聞いたところ(オフィシャルではないので、誤っている可能性もまだあるが、)昌平高校Bが昇格する条件は、S1リーグを戦っている昌平高校がプリンスリーグに昇格した場合のみである・・・ここまでは知っていたのですが、詳しい友人が言うには、もし昌平高校Bの昇格がなかった時には、3位のチームが繰り上げでS2Aの2位チームとのプレーオフに進めるらしいんですね。

もちろん、昌平高校には、浦和レッズジュニアユース出身の木下海斗が所属していて主力として戦っていますし、昌平高校に進んでいるジュニアユース出身選手もいますし、今後も行くケースが多いでしょうし、また、私の友人にいつのまにか昌平高校をかなり応援するようになっていた人もいますし、実力でプリンスリーグに勝ち上がるのであれば、S2Bの3位チームは、引き下がるしかないのですが、可能性の一つとして残るのであれば、と言う点でも、浦和レッズユースBが戦うS2は、3位を狙い3位死守を是が非でも成し遂げてほしいわけです。

この状況を知ったのは、夜で、実際足を運んでいたときは、勝てば順位をひっくり返せる相手で、前回の対戦では、リードしながら最後に追いつかれて引き分けて勝ち切れなかった相手なので、その2つのモチベーションで勝ってほしいというくらいの、昇格どうこうよりは、出場している選手が、集中してプレーできる要素を探してみたという感じにはなります。

では、試合の話に移りますね。

vs国際学院高校メンバーと交代は、以下

GK25番石塚悠汰、DFが左に19番清水楽人、右に38番松村大也、真ん中に26番南濵優大と27番清水哲太(後半41分⇒29番奥山圭介)、MFが左に31番木下翼(後半26分⇒36番福島竜弥)、右に22番佐藤陸人(後半20分⇒9番二見健太)、真ん中に39番盛嘉伊人(後半26分⇒14番柳田大輝)と35番根岸恵汰、FWが28番長田拓巳(後半9分⇒37番堀井真海)と34番成田安里

*浦和レッズの公式では、27番清水哲太⇒29番奥山圭介の交代が記載されていませんが、交代はありました。

となります。

試合開始から浦和ペースとなり、この試合でキャプテンマークを巻いていた、前日、プレミアリーグの富山第一高校戦でも少しの時間ながら出場していた39番盛嘉伊人が様々なポジションに顔を出しながら、攻撃の起点となるプレーが多くなります。

31番木下翼のドリブルでの仕掛けなど、序盤から攻撃が多くなる中で、迎えた7分、コーナーキックのチャンスで31番木下翼のクロスボールのこぼれ拾った39番盛嘉伊人が再びゴール前に上げ、混戦のこぼれ球を22番佐藤陸人が決めて1-0と先制します。

8分にも先制ゴールを決めた22番佐藤陸人が右サイドから突破し、味方が触ればゴールというグラウンダーの鋭いクロスを入れるもこれは、先にクリアされます。

攻撃的に行き、先制ゴールも早く決めたところで、気が緩んだところがあったのか、相手の攻撃に対してのプレッシャーやポジション取りが甘くなり、また、対応もやや中途半端になる場面が目立ち始め、枠には飛ばされないものの、相手が勢いづいてしまうようなミドルシュートを打たせてしまう場面などが増えてしまいます。

そういった中でも、カウンターが狙える形で、この試合センターバックに入った27番清水哲太が鋭い弾道で前線のスペースに走る22番佐藤陸人へパスを狙った20分の場面(やや長くなり、追いつけなかった)など、受け手カウンターと言う形で反撃を試みる場面は、ありましたが、相手ペースで、GK25番石塚悠汰の好セーブで助けられるような決定機も出始めます。

相手攻撃を耐える時間が続きながらも、30分には、31番木下翼からオーバーラップして上がる19番清水楽人へパスが通り、サイドからの攻撃で惜しい形を作ったり、前半終了間際には、オフサイドになったものの、前線で34番成田安里が見事なトラップからのドリブルで右のスペースに走る28番長田拓巳へのパスを狙った場面がありました。この場面では、左前のスペースには、39番盛嘉伊人も走り出しており、34番成田安里に収まってからの攻撃の狙いと味方の動き出しもかなり良かっただけに、僅かにオフサイドになったのが残念。

ピンチも多かったものの、前半無失点で1-0リードで折り返します。

この試合展開が続くと、前回の対戦の時のような流れになりかねないので、なんとか追加点を決めてもらいたいと思っていた後半は、スタートから2度ほど19番清水楽人と34番成田安里の連携で相手ゴールに迫る形を作り、相手の反撃の勢いを止めると、7分に、31番木下翼のドリブルでの仕掛けからペナルティエリアまでドリブルで侵入し、ラストパスを28番長田拓巳に送ってこれを難なく決めてゴール。2-0と2点差に広げます。

「いや待てよ、2点リードは安心だと思っていて逆転された試合があったな、まだ安心はできない、3点目を奪って試合を決めなければ」

と、S2リーグでの苦い経験を思い出しつつ、後半9分に28番長田拓巳に代えて37番堀井真海を投入し、更に前線で仕掛けて追加点を狙っていくというメッセージのある交代をします。

実際は、3-0で楽になってという形になる前に、30分に相手の反撃を食らい失点して2-1となり相手にも勢いが出る流れにはなってしまったものの、比較的後半は、浦和が相手を押し込む場面が多く、その中で、こちらも後半途中から投入された14番柳田大輝からだったと思いますが、37分に裏に抜け出す37番堀井真海に見事な縦パスを通し、パスを受けた37番堀井真海は、そのままキーパーと1対1の形になり、これを落ち着いて決めて3-1と再び2点差にします。

その後も、相手の反撃は跳ね返しつつ、やはり浦和の攻撃が続き、交代で入った36番福島竜弥のクロスバーを叩く強烈なシュートや、試合終了間際には、コーナーキックの流れから、ペナルティエリアの外にこぼれたボールを14番柳田大輝が狙いすましたシュートを放ち枠を捉えればゴールになっていたくらい相手も対応できないシュートだったものの、僅かに枠をそれてゴールならずも、結果的に相手の反撃を1失点後は許さず3-1で勝利となりました。

これで、勝ち点で国際学院高校と並び、得失点差でかなり有利な浦和が順位で逆転し3位に浮上しました。

S2リーグも残り2試合となり、試合数が少ない西武文理高校が月末に行われる2試合で2連勝すると、勝ち点30まで伸びて残り2試合となるので、勝ち点28の浦和レッズユースBを上回った形で残り2試合を迎えることになりますので、可能性というところで、この西武文理と、勝ち点で並んでいる国際学院との3チームでの3位争いという構図になりました。

もちろん、3位になっても、昇格の可能性は他力になってしまいますが、可能性が残るわけですから、今日自力で暫定でも3位に浮上したわけですから、ここからは、3位死守をモチベーションに残り2試合を戦い抜いてくださいね。

それにしても、10月8日の埼玉平成高校戦を終えたら最終節が11月24日で、1か月半くらい空くというのは、なかなかの日程ですね(高校サッカーの予選などがあるからですよね。)

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2018/09/23 浦和レッズユースvs富山第一高校 3-0勝利・・・セットプレーでの強さ復活爆発

どうも、ブクメです☆

22日の夜中から車でサポーターの知人と乗り合わせで富山に移動。朝にスーパー銭湯ですっきりして(w)富山第一高校で11時キックオフのプレミアリーグの富山第一高校戦を観戦しました。

9月も後半に入っていますが、晴れた日は、暑い日が多いですが、この日も例外なく、暑かったですね。最初の写真に写っている雲が太陽を隠せば涼しくなるかなと期待していたものの、この雲は、相当薄かったようで、実際この雲が太陽を隠している時間帯も、大して涼しくはなりませんでした。

プレーする選手にとっては、ようやくプレーしやすい季節になったと思っていたところでの、暑さとの戦いも加わった試合ですね(先週も青森なのに暑かったですが、風が涼しかったので、多少ましでした・・・その強風が試合に影響与えまくりでしたが。)

さてさて、

浦和レッズユースは、後半戦に入ってから、得点がないという状況で、連続して思うように行かない試合や得点が入らない試合があると、頭ではやることがわかっていても、なぜか、流れが付いてきてくれないというのは、プロの世界でも普通にあることです。

こういう時は、とにかく、きれいな形でも、思うような崩しでなくても、得点が入ることが重要であり、それによって、これまでの遠いゴールが嘘のように入るようになることも多いわけで、この試合を見る前に期待していたことは、とにかく、「ゴール」でした。

現実的には、勝ち点が積めない間に、下位チームで勝ち点を伸ばすチームも出だしたことで、気を抜くと降格圏も見えてくるということで、特に順位が下にいるチームには、勝利する最低でも勝ち点1を積み上げていくことが必要になります。更に、今回の対戦相手は、現在最下位の富山第一高校になりますので、この後の対戦相手が曲者が多いことを考えても、勝ち点3を奪っておきたいところ。

チームの浮上と、良いイメージを取り戻すこと、そして、ゴール。それらを期待していたところで、勝利はもちろんのこと、それ以上の結果を残してくれる試合となりました。

では、試合の話に移ります。

vs富山第一高校のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に3番林海斗(後半41分⇒23番遠藤龍河)、右に2番北村龍馬、真ん中に4番大桃伶音と5番大城螢、MFが左に32番佐藤優斗(後半23分⇒37番堀井真海)、右に13番與那覇航和(後半6分⇒10番池髙暢希)、真ん中に16番玉城大志と8番白土大貴、FWが11番清宮昴大(後半45分⇒39番盛嘉伊人)と24番山中惇希(前半29分⇒17番波田祥太)

となります。

試合開始は、主導権争いでチームの形を見せていこうと言うよりは、相手のロングボール主体の攻撃に合わせて浦和もロングボールを返していくような展開になり、やや大味な展開で試合が進みます。ただ、そういう展開になったからこそ、バックラインに戻って2試合目になる4番大桃伶音や、同じく最近ボランチが多く、前の試合からセンターバックに入っている5番大城螢がロングボールで相手が仕掛けてきたときの対応において強さを見せる場面が目立っていました。

攻撃は、6分の右に少し下がった位置から24番山中惇希が斜めに抜け出して、サイドのスペースに走る32番佐藤優斗へパスを通しての仕掛けだったり、カウンターの形で11番清宮昴大を狙って、テンポ良く仕掛けようとする場面もあったものの、なかなか、味方同士の動きが合わないというか、この辺は、やはりしばらく得点が奪えていないところもあるのかなという印象もありましたが、それでも、仕掛けたときにフリーキックを奪ったり、コーナーキックを奪うところまで行くという場面を作り出していたところは、良かったと思います。

先週の青森山田高校と比べると、攻撃に転じた時の鋭さは、見ていてそれほど感じなかったものの、それでも、相手もチャンスを作る場面が何度かあり、そのチャンスを作った場面が実は、結構危険な場面だったのではないかと今思えば感じられるプレーが前半からありました。そのうち1つは、1番石井僚の好セーブで防いでいました。

前線で収まってシュートまでいくという形が少ない中で、これは、惜しいというシュートが最初にあったのは、28分の11番清宮昴大が前線でパスを受けて、24番山中惇希に繋げて、そのままドリブルで仕掛けてシュートを放った場面だったかなと思います。このシュートは、相手ディフェンダーのブロックに遭いましたが、ペナルティエリア付近で仕掛けての可能性の高いシュートと言う点では、これかなと思います。

サイドの攻撃のところが、あまりうまく行っていないようにも見えたのですが、前線に入っていた24番山中惇希が最初の交代となり、前半30分に17番波田祥太が入ります。おそらく、長いボールで前線で競るところで、思うように行っていなかったことが交代の理由なのかなと思いつつ、裏に抜ける形を狙うから前線に入れたにしては、そういう攻めを意識したプレーが少なかったようにも感じたのですが、よくわかりません。

ただ、試合の流れとしては、この後動き、前半40分にコーナーキックのチャンスで、16番玉城大志からのクロスボールを5番大城螢がヘッドで決めて先制。浦和レッズユースにとって久々のゴールが決まると、僅か2分後に再び得たコーナーキックのチャンスで、16番玉城大志からのクロスボールに、今度は、2番北村龍馬がヘッドで合わせこぼれ球を5番大城螢が決めて2-0。

あれだけ遠かったゴールが、セットプレー2発であっという間に2点決まり、前半2-0で折り返すことに成功します。

後半は、2点ビハインドの相手が当然攻撃的に仕掛けてくる回数が多くなる中で、6分に13番與那覇航和に代えて10番池髙暢希を投入。サイドでのキープ力や突破を生かした形で攻めを作る回数が増えます。

相手も守備の集中を切らさず、なかなか突破は許してもらえなかったものの、10番池髙暢希が粘ってファールをもらい高い位置でフリーキックを得る場面なども増えてきます。崩すというところや、攻撃の連動性といところでは、なかなかうまく行かないものの、調子が良かった時もそうだったように、高い位置でセットプレーを奪うことで、攻撃としての手ごたえを掴んでいく形は、この試合では、取り戻せていたと思います。

また、余裕が出てきた展開もあったかもしれませんが、17番波田祥太の見始めた頃に見られた、相手との駆け引きで見せる面白い狙いのプレーがこの試合では、何度か見られました。後半21分の10番池髙暢希からのパスを受けたときは、トラップが上手く行かなかったものの、狙い通りに行けば一気にチャンスになるような形。また、後半44分には、長いパスをトラップしての相手が予期していないタイミングでシュートを狙った場面(このシュートは、枠を越えてしまったが)など。

もちろん、最初の頃と比べて、前線でのヘディングでの競り合いだったり、そういうところが強くなってきたということはありますが、逆に、私個人的な感想ですが、最初の頃に見られたような、相手を欺くような仕掛けというのが減ってきているのが気になっていたので、この試合で何度か見られたそういったプレーは、嬉しかったり。

後半の攻撃でそれ以外に、惜しい形になったプレーをいくつか挙げると、23分に、2番北村龍馬から10番池髙暢希を経由して11番清宮昴大につなげ、シュートを狙った形。このシュートは枠を捉えなかったものの、惜しいプレーでした。

33分の11番清宮昴大から右の10番池髙暢希へパスをつなぎ、ドリブルで突破を仕掛けてやや難しい状況ながらもシュートを狙いブロックしたディフェンダーの跳ね返り17番波田祥太が反応した場面も惜しかった。

37分の10番池髙暢希から37番堀井真海を経由して、マイナスのパスを受けた8番白土大貴が思い切ってシュートを狙った形も良かった。

38分の3番林海斗からのパスを抜け出して受けた37番堀井真海がドリブル突破を仕掛け、結果的にコーナーキックを奪う形も良かったですし、実際ここで奪ったコーナーキックのチャンスで、5番大城螢がハットトリックとなる試合を決定づけるゴールを決めました。

2-0の状況の時は、相手の反撃で、ロングボールをダイレクトであわされる場面など、崩されているという感じではないものの、シュートまで持ち込まれ、それが結構危険なシュートになる場面もあったので、2点がセーフティではないという雰囲気の中で、残り10分ほどで3点目を決められたことは大きかったと思います。

試合は、そのまま無失点で3-0で終了となりました。

勝ち点差はあったものの、残留争いになった場合に、当該チームとなるチームの一つ富山第一高校相手に、点差をつけて勝利することに成功しました。

攻撃のリズムが良かったかと言われると、思うように行かない場面の方が多かったようにも感じますが、それは、ここ数試合の流れから来ている部分もあり、無得点の呪縛からも解き放たれたわけですし、セットプレーでの得点力も取り戻したと言えます。

来週は、国体の週だからだったと思いますが、ユースの公式戦はありませんので2週間後ということになりますが、ホームで猛反撃及ばず悔しい敗戦を喫した流通経済大学とのアウェイゲームと言うことで、既に青森山田高校戦から始まっていますが、この2試合で得た手応えを更に勢いにして、勝利が見られるのを楽しみにしています。

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2018/09/17 浦和レッズユースvs青森山田高校 0-2敗戦・・・戦える形の再始動。まだ間に合う。

どうも、ブクメです☆

会場に到着して見れば、知っている顔がたくさん来ている。これが、青森県と言う不思議。私は、今回は、飛行機で当日に青森空港に入り、空港バスで会場の青森山田高校に最も近いバス停で降りて歩いて会場に来ましたが、このユースの青森山田高校戦をきっかけに、前泊して、昨日は、むつまで足を運んで、ラインメール青森の試合を観戦して浦和レッズユース出身の野崎雅也を見に行っていたという方もいた。まず仙台に行って、ベガルタ仙台の試合を観戦していた方もいた。

青森まで車で来たというご父兄の方もいた、北海道から足を運んでいたご父兄の方もいた。本当に色々。

トップチームであれば、当たり前の風景が、育成のチームでもあるというのは、感慨深いものがあります。もちろんお金はかかりますが(w)、プレミアリーグという舞台で戦ってくれているから、ここまで遠方の戦いがリーグ戦であるわけでして、そこに足を運びたいと思って足を運ぶきっかけがを作ってくれていることに感謝です。

そんなことを、考えながら、空港から最寄りのバス停から青森山田高校に向かって歩いている時に感じていたことです。

なんか、テンションが上がって、会う方会う方に、「行きの飛行機で総理大臣が乗ってきた!!」と伝えまくったのは、そういうテンションもあったのかもw

私は、青森で一泊して明日帰るので、時間には余裕があるところで、明日仕事で今日の新幹線で帰る方が多い中、時間が空いている方数名と、青森駅周辺で食事したり、ちょっと観光したり、そういった時間の中で、今日のように、おそらく、選手も監督もコーチもご父兄の方も、そして、私たちサポーターも含めて皆が、今の状況を打開するにはどうしたら良いのだろうと考えていたわけでして、私ももちろん、整理がつかずだったので、その時間帯にリラックスできて、なおかつ、色々な話を同じような気持ちで応援しているもの同士で話をしながら、まあ、まとまらなかったわけですが、ある程度私の中でも落ち着いたのは、他のチームが、チームのベースを考えて、シーズンを戦い、そのベースをもって色々変化を加えていく中で後半戦に入り、成熟度を増してくる中で、やはり、浦和レッズユースは、そこに理由があるとは思いますが、ある程度手ごたえを掴んで戦えて選手も自信を持ってやれていたベースに手を加えすぎてしまった(悪く言えば、破壊してしまった)ことで、ベースがなんだかわからなくなってしまったことに今があるのかなと感じています。

今日の試合のスタートの形は、多少今シーズンのメンバー構成やポジションとしては、変わっていたところはあったとしても、今年チームが自信をつけて戦えていたような構成になっており、実際に、もちろん、強風の風上風下の影響で前後半の流れが変わってしまったという見方もされるかもしれませんが、そういう要素とは別の意味で、安定感があり、選手が自信を持って動き戦える形になっていたと思います。

現に、前半開始からしばらくの間は、ほぼ浦和の攻撃のみの時間が続き、コーナーキックも連続で獲得し、合計で6回くらいセットプレーから狙える場面があったり、攻めにおいても、相手は、大きく蹴って逃げる形が多かったところで、高さをそろえたバックラインで力強く跳ね返し、中盤もこの試合中盤真ん中に入った21番縄田脩平が良いポジションを取りながら、捌いていた。

ここしばらく見ていたチームの中で、見ていて本当に安心できる戦いができていたものの、それでも、ちょっと気になったのは、選手によってモチベーションにばらつきがあったのではないかと思われるような、らしくないプレーが見られる場面も多かったこと。

もちろん、相手が研究してきていたこともあるでしょうし、そもそも、青森山田高校の守備は固かったのは確か。それでも、この前線でのメンバー構成で今シーズン見せた多くの攻撃のパターンで相手の守備を脅かしてきたプレーのリズムが何かおかしく見えたのも確か。

結果的に、猛攻を見せた前半に無得点で終わったことと、後半に相手がスイッチを入れてきたスタートの時間帯で、浦和は数多くのセットプレーを獲得しながら決められなかった前半とは対照的に、後半5分、8分と相手が決めた時は、かわされてフリーでヘッドで合わせられるような失点になってしまった。

相手の守備を崩すところができていない中で、2点のビハインドを背負ってしまったことで、この試合がわかりやすく浦和にとっては、難しくなり、もともと前半の猛攻に耐えて手ごたえを掴んでいる相手の守備は、よりリラックスした状態で対応できるようになる、それによって、相手が慌てて攻めてきた時に生まれた隙をシンプルに突いて行けばよい。

こういう状況下になった時の、押し戻す風と言うのは、本当に迷惑な風になってしまう。

結果的に、後半の浦和が反撃を試みた回数よりも、相手の決定機の方が多いという形で、浦和が放った枠内シュートは、相手キーパーを脅かすシュートにはならない形で、終わってしまったという試合。

いつもは、前線から声をかけている選手がビハインドを背負うまで声があまり聞こえないような状態だった不思議、無駄にピリピリして審判に悪印象を与えるプレーがあったり、自信を持っていた攻撃陣の組み合わせなのに、相手の守備を崩すための動きがなぜか、味方同士の呼吸がずれることが多い。

もちろん、そこには、今日は、相手のエース選手が累積で出ていないような話もありましたが、それとはまた別の意味での、高校サッカーで常時優勝争いをするようなチームの冬の全国を目指して完成度を高めていっている段階での相手なので、順調にチームを上積みできてきたチームなので、浦和の攻撃の連携や仕掛けや崩しも、これまで最も良かったところより更に精度を増していないといけない。

ただ、私が見た中では、その攻撃のピークは、プレミアリーグのアウェイで清水エスパルスユース相手に逆転勝ちした時であり、その時くらいのプレーが今日はできていたのかと言うと、できていなかったと思ってしまうわけです。

だから、見る側としては、その理由を探してしまうんですね。

怪我なのか、コミュニケーションがうまく行っていないのか、その中で、やはり考えてしまうのは、研ぎ澄ますべき武器が、切り札として隠されてしまったことや、戦い方自体を変更した夏の全国くらいからのところで、攻撃における自信というものが、何か揺らいでしまっていたり。

深いところまでは、よくわかりませんが、少なくとも、以前手ごたえを掴んでいたベースに近い形に戻して、またスタートラインに戻ったというか、前節とは違った、しっかりした勝負をできる形としての試合であったのは確かですし、最終的には、課題満載な形で終わりましたが、プレミアリーグの残り試合を戦い抜くことを考えたときには、この戻したベースを崩さずに、再び、その武器の成熟度を高めるための試みをしながら、そこを壊さないような形で、色々な特徴を生かした試みをやっていくようにすれば、問題はないと私は思っています。

Jユースカップでの中断前に、アウェイの富山第一高校戦、アウェイの流通経済大学柏高校戦と2つのアウェイが続きますが、今日の青森山田高校戦の前半の相手を圧倒していたところだけ、しっかりイメージとして残して、攻撃のところは、今日やったことを更に精度を少しずつ高めていけるような崩しの狙いで、また新たなスタートとして試合に臨むことができれば、良い結果が付いて来ます。

今日、サポーターの方と話をしていて、プレースタイルが少し当初と変わっているけど、最初の頃できなかったことが個々ではできるようになっている選手がいるという話も出ています、それぞれの選手が成長しているんです。その成長が、これまで良かった連携の部分と組み合わさらないのはもったいない。だから、やってくれ。そんな感じです(雑で済みません。)

最後に、「今日の試合は、相手要因で負けたのではない。自分たちで崩れたのだ。だから、自分たちで取り戻せ。」と挑発的なことを書いて終わっておきます。

vs青森山田高校戦のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に23番遠藤龍河、右に2番北村龍馬、真ん中に4番大桃伶音と5番大城螢、MFが左に24番山中惇希(後半24分⇒9番二見健太)、右に10番池髙暢希、真ん中に21番縄田脩平(後半11分⇒16番玉城大志)と8番白土大貴、FWが11番清宮昴大(後半16分⇒37番堀井真海)と17番波田祥太(後半44分⇒3番林海斗)

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2018/09/09 浦和レッズユースvs市立船橋高校 0-4敗戦・・・わかっていないはずはないはずなのに

どうも、ブクメです☆

前回の清水エスパルスユース戦後に書いた、「既に、攻撃としては、手ごたえを掴めているような、今日の後半終盤の形から、攻めのバリュエーションとして、もう1つ確立させたいという意図でやっている」を引き続き考えるのであれば、今日の相手は、ちょっと試すというには、手ごわすぎたという結論にするべきなのか、そもそも、Jリーグの下部組織であれば、もろもろ、「お任せします」にならない環境になることもあるでしょうし、御前試合という、なんだか、ストレスフル(ストレスを強く感じる様)な状況が用意されたこともあるのか、当然、Jリーグの下部組織を応援する場合には、それも考慮に入れて、当然のこととして応援しなければならないのかもしれませんが、まあ、見る側もストレスフルでしたよ。

選手が乗り越えなければならない壁なのか、それ以外のことなのか。

そして、今日の相手は手ごわかったけど、うちがこれまで手ごたえを掴んで戦える、多くの相手を苦しめ打ち破ってきた形で最初から戦っていたら、もっと違った展開になっていたのではないかという、「たられば」の気持ちを、言い訳ではなく、本気で思ってしまったのも事実です。

未完成というか、本当にその形で戦うのであれば、時間がかかるという中で、徹底した何かを感じることがないままに進み、更に、その武器にならない不安定な状況を継続した上で、その活きていない箇所に対して、そのポジション周辺に近い選手を入れ替えることで、更に攻撃のところで混乱を生むような形にもなってしまった。選手にとっても、混乱の中で戦うことになった試合でありながら、更に、相手は、徹底的に研究してきていて、しつこいくらいに左サイドを狙ってきていた。

ただ、ミスマッチを狙ってきていたと思われる相手の仕掛けに対して3番林海斗は、本当に粘り強く守っていた。それでも、攻撃に形が見いだせない中で、対応に追われる回数が多くなり、セットプレーを与える回数が増える中で、セットプレーに対しての対応も中途半端になり、相手に主導権を握られる中で前半の内に失点。

この試合では、とにかく、受けるプレッシャーが強かったため、いつも以上に選手が思っている以上に走らされてしまっていて、慌てて、交代をしていき、得意の形にしていったものの、そこから数分作り出せた、大きなチャンスを相手に踏ん張られて守られたところで、あとは、おそらく、万全ではない状態の選手もいたようにも見受けられますが、疲労も相まって、ミスも増えてしまった、失点も増えてしまった。

反撃のパワーも弱くなってしまった。

ちょっと、どういう言葉をかけてあげれば良いのか、わかりません。

そして、背景に何があるのかもよくわかりません。実は、負傷者が多くて、フルで戦えない選手が多いとかかもしれません。よくわかりません。

失点4と言う数字になっていますが、そういう中でも8番白土大貴のカバーリングがかなりのピンチを防いでいましたし、屈辱的な5失点になるような、もう決められていてもおかしくないような決定機の決定機のシュートを3番林海斗が見事なポジションで跳ね返したプレーもありました。

発見というか、これ、武器にしたらよくないかと思ったのは、23番遠藤龍河のロングスローで、ボールを拭いて、投げるぞ投げるぞというロングスローでも十分武器になっているのですが、今日の試合で見られた、普通にスローインをするくらいに助走をつけなくても、普通のフォームでかなりロングスローを投げられるプレーを何度も見て、相手が構えられないところで、普通のスローとロングスローを使い分けたら、かなり相手は脅威だよなと感じたりしました。

今日は、あまり細かいことを書きたくないですので、これで勘弁してください。

vs市立船橋高校戦のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に3番林海斗、右に2番北村龍馬、真ん中に8番白土大貴と23番遠藤龍河、MFが左に32番佐藤優斗(後半9分⇒16番玉城大志)、右に10番池髙暢希、真ん中に5番大城螢と24番山中惇希、FWが21番縄田脩平(後半5分⇒17番波田祥太)と4番大桃伶音(後半24分⇒11番清宮昴大)

となります。

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高円宮杯プレミアリーグ2018/09/02 浦和レッズユースvs清水エスパルスユース 0-0引き分け・・・今季4度目の対戦は、スコアレスドロー

どうも、ブクメです☆

午前の浦和レッズジュニアユースの試合から場所を移しまして、夕方17時からのキックオフとなった駒場スタジアムでのプレミアリーグを観戦してきました。

前のブログで書いたように、当初の予定では、この間にもう1試合観戦してという予定だったのですが、その試合がなかったぽいことで、時間が空き、早めに駒場スタジアムの駐車場に入って、2時間ほど眠っていたので、駒場スタジアムに入った時は、若干頭がボーっとして入ってしまいましたw

仮眠を取れるのは、良いことですが、頭の切り替えが遅くていかんですw

さて、後半戦の戦いに入っているプレミアリーグの浦和レッズユースの戦いは、折り返しの9節で首位の鹿島アントラーズのホームに乗り込んでの試合は、悔しい形での敗戦となりました。

今節の対戦相手は、リーグ戦の勝ち点順位でも、競る形となっている清水エスパルスユースとの対戦となります。今シーズンは、ややこのチームとは縁があるようで、既に、アウェイでのリーグ戦、クラブユース選手権の準々決勝、そして、和倉ユースでも対戦しており、これで4度目の対戦となります。

アウェイでの試合では、勝利したものの再戦となったクラブユース選手権では、試合自体を支配される形でこらえたもののPK戦で敗退と言う結果となっており、和倉ユースでは、勝利したものの、その3試合を全て見ることができている私の印象からしても、かなり手ごわい相手という印象がそのまま残ってのこの試合の観戦となりました。

実際、この試合も全体で見れば、相手ペースの試合には、されてしまったと思いますが、勝負と言うところでは、後半終盤の勝利するための交代やポジションの移動などで、明らかに攻撃が多彩になり、結果的に得点は奪えなかったものの、相手を脅かすような迫力のある攻めを見ることができました。

ということで、試合の少し細かい話に移ります。

vs清水エスパルスユースメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に3番林海斗、右に2番北村龍馬、真ん中に8番白土大貴と23番遠藤龍河、MFが左に10番池髙暢希、右に11番清宮昴大(後半43分⇒20番冨田蓮)、真ん中に5番大城螢(後半37分⇒16番玉城大志)と24番山中惇希、FWが17番波田祥太と4番大桃伶音(後半19分⇒21番縄田脩平)

となります。

前半スタートからの試合の入りは悪くなく、中盤左に入った10番池髙暢希のインターセプトからの仕掛けだったり、フォワードとしてのプレーは、まだまだぎこちなさが残るものの、それでも、前線で起用されるようになってから、徐々に前線での体をはったプレーができるようになってきている4番大桃伶音が、ポストになっての仕掛けなどあり、前半の攻撃で惜しい形を作ったのが、12分のプレーで、スローインからの流れで、左サイドの10番池髙暢希が中に流れる形で、空いた左のスペースに24番山中惇希が流れていき、そのまま左サイドから24番山中惇希が仕掛けていった場面は、鋭い攻めでチャンスを感じましたね。実際、ここでは、コーナーキックを奪っています。

サイド攻撃という武器が既にプレミアリーグでも結果を残すケースが多く、同時に、試合によっては、そのサイドからの攻撃をかなり研究されて守られる試合も出てきている中でのポジションの工夫などもあるのかもしれませんが、実際に試合の終盤では、11番清宮昴大を前線に上げて、サイドに24番山中惇希がポジションを移した時の仕掛けがやはり相手にとって脅威になることは、この試合でも再確認できた場面は多かったですね。

また、相手の攻撃もかなり鋭かったこともありましたが、3番林海斗、10番池髙暢希、24番山中惇希の3人の攻撃の形を作る時に、3番林海斗が思い切って攻撃参加ができた時の仕掛け(この試合では、守備意識を常に高めておく必要が多かったため回数は多くなかったですが)も、相手にとって脅威になっていたと思います。

ただ、メモを見ていても、やはりこの試合のキーポイントは、相手の攻撃に耐える中でも何度も作られてしまった相手のシュートチャンスに対しての1番石井僚の好セーブと安定したクロスボールに対する対応などで、実際、決められていてもおかしくないような場面を結構多く作られてしまったのですが、かなりの決定機を1番石井僚が防いでくれていました。

数は少なかったものの、相手の攻撃を受けた後のカウンターで10番池髙暢希が強く仕掛けていく形でチャンスになった場面も何度か作りつつ、前半は0-0で終了。

後半も開始早々はセットプレーから、2番北村龍馬のヘディングシュートだったり、24番山中惇希のサイドに流れてのドリブルでの仕掛けで惜しい形を作るなどあったものの、15分くらいまでで相手の攻撃をかなり受ける形になり、前半同様に難しい時間帯が長くなります。

11番清宮昴大の仕掛けから、相手のファールではないかと、会場からも複数の箇所から声が上がっていたような場面を挟みつつ、この試合の流れが変わってきたきっかけになったのが、19分の4番大桃伶音に代わって21番縄田脩平の投入から。21番縄田脩平が中盤の真ん中に入り、24番山中惇希が左サイドに、そして、11番清宮昴大が前線に上がり、先ほど書いたように、攻撃パターンが明らかに変わったことで、前線の11番清宮昴大と17番波田祥太の組み合わせでの動きと、サイドからの24番山中惇希と、比較的ポジションは、流動的にもなっていた10番池髙暢希の動きと仕掛けが、明らかに相手守備陣の混乱を生み、実際にそこからの攻撃で相手のゴールを脅かす場面も明らかに増え、セットプレーも連続で5,6回くらい続きます(ここで決めたかった。)

攻撃の選手のポジション移動も、この時間帯の猛攻につながっていたのですが、中盤に入った21番縄田脩平の落ち着いたプレーもそこにかなり貢献していて、早い早い展開に両チームともなりそうなところで、わざとテンポを遅らせるようなキープと展開などすることで、相手の勢いをそぎながら、前線の攻撃に繋げるというプレーは、21番縄田脩平が入ったことによってもたらされたように感じます。

交代があったところからの残り25分間くらいは、(清水エスパルスユース側の監督の声を聴いていれば、わかりやすいくらいに浦和ペースに変わっていたことが理解できた)、本当にそれまでの清水エスパルスユースの猛攻が何だったのかと言うくらい、浦和の攻撃に相手が四苦八苦するという形に持ち込めていました。

結果は、スコアレスドローでしたし、全体で見れば、決定的なシュートは、相手の方が多かったですが、試合終了後の選手の表情を見ている限りは、この先に期待できるような手ごたえを感じているなという選手も多かったようにも感じた試合でもありました。

当然ながら、サポーター間でもここ最近での起用に関しては、疑問の声も上がっていますし、これまでやってきたポジションと全く違うポジションでここ数試合固定で出ている中で、プレーしている選手自身の表情も迷いが残っているところは気になっているのは、確かです。

見る側としても正直難しいところがあり、ただ、そのポジションでのプレーが増えてきたことで、明らかに、前線でのプレーも少しずつ良くなってきていることもわかります。チームとしての意図なのか、選手のための意図なのか、その辺りは、当然、采配を振るう側ではないのでわかりませんが、今のところは、私は、既に、攻撃としては、手ごたえを掴めているような、今日の後半終盤の形から、攻めのバリュエーションとして、もう1つ確立させたいという意図でやっていると思うようにしながら、もう少し見て見たいと思っています。

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2018/09/01 浦和レッズユースB vs 伊奈学園総合高校 2-3敗戦・・・自信と競り合い、声、主張、色々。

どうも、ブクメです☆

土曜日は、浦和レッズユースBが参加している埼玉県S2リーグを水曜日に引き続き観戦してきました。会場は、埼玉工業大学だったのですが、このグラウンド、「以前来たことあるなと思ったな、なんか、観客席の土手から落下しそうになった記憶が残っているなw」と、2,3年前だったかなとか思っていて、家に戻ってからチェックして見たら、5年前の出来事でした。現在、アルビレックス新潟がプレーする浦和レッズジュニアユース出身の戸嶋祥郎が市立浦和高校にいた時に足を運んだ時でした。

そんなに前だったのか、月日が経つのはえーと思いつつ。

8月後半が、過密となっているS2リーグは、中2日での試合ということになりますね。翌日にプレミアリーグも控えている中で、細かい状況までは、わからないものの、怪我人も増えているのか、水曜日に引き続き、交代メンバーもあまりいないような状況になっており、今日は、キーパー含めてベンチ入りのメンバーも4人だったと思います。

このところ、連続でS2リーグを観戦できているのですが、見れば見るほど強く感じるのは、そのチームに全力を注ぐ準備をしてメンバー構成や控えまで含めて相手チームの事も考えてメンバーを組めるプレミアリーグなどAチームと言う形で臨むチームより、Bチームで、埼玉県の強豪校が増えてくるカテゴリを戦うBチームの方が難しい状況が本当に多いなと。

なので、実際、考慮されることが多いのも事実ではあるものの、メンバー構成や、組み合わせ、ポジションが、毎試合、慣れない状態で戦う必要があるこのリーグに臨むとは言え、埼玉県の上位争いをするチームも含めた高校のAチームとの対戦数も増えてきたので、連携を磨く時間に圧倒的な違いがある相手とプレーする際に、その差を埋めるために必要なことを、実践する選手が増えてきても良いころかなとも実は感じている最近です。

そういう時代ではないとは言っても、やるべきプレーをもっと主張し合わないと、このリーグからの降格はないにしても、上を目指すのは難しいのかなとも実際感じています。

これは、過去にも良く書いていたことですが、パスのスピード、味方に通らなかったパス、味方がやるべきプレーをできていない時に、それを指摘したり主張したりする選手がどうしてこんなに少ないのかと感じています。やっていますかね?だとしたら、私が感じられていないだけです、すみません。

ということで、試合の話に移りますね。

vs伊奈学園総合高校戦メンバーと交代は、以下

GK25番石塚悠汰、DFが左に19番清水楽人、右に27番清水哲太、真ん中に33番舘澤佑磨と40番山田奈央、MFが左に34番成田安里、右に6番上野夏輝(後半18分⇒15番石橋遼大)、真ん中に14番柳田大輝(後半30分⇒12番千葉希)と35番根岸恵汰、FWが13番與那覇航和(後半38分⇒36番福島竜弥)と28番長田拓巳

となります。

得点経過をまず書くと、前半10分に、34番成田安里や14番柳田大輝が絡む形でのテンポ良い展開から、28番長田拓巳が放ったシュート。キーパー正面でキャッチされたものの、そこまでの展開と、迷わずシュートを狙った流れが良かったなという感じで拍手とか思ってたら、キーパーを抜けてゴールに入っていたらしいという、嬉しいけど、よくわからなかった得点でした。いずれにしても、しっかり枠内にシュートを打ったから起こったことなので、良い得点ということで、先制1-0。

前半を1-0で折り返し、後半12分に、28番長田拓巳が縦パス(出し手が誰だったか確認できなかったものの、良い強さの強めの縦パス)をワンタッチで13番與那覇航和に繋げ、そのままサイドパスを受けると、シュートコースが開いたところで、迷わずミドルシュートを放ち、これが決まり2-0とします。

得点経過で見る試合の展開としては、かなり楽な状況に後半15分くらいまでにできたものの、そこから、後半18分に1点返され、35分に同点に追いつかれ、40分に逆転されて、結果的に2-3で逆転負けを喫したのですが、その要因としては、ゲームを支配している時間が長い割には、シュートを打つ場面が少なく、3点差4点差にできていたような展開で、2点までしか決められなかったことと、2点リードしてから、相手が強度を高めたところで、もともと競り合いのところで相手の19番の選手のところで勝てないケースが多かったところで、相手の21番の選手が高さと強さがあり、かき回される形で、受け身に回ったときに、その状況を打開できる選手がおらず、相手にやりたいようにやられてしまったこと。

相手チームのベンチからの指示が、見ている側が感じている相手の狙いどころだよなとわかるくらいの内容だったように、前節の西武文理高校戦と比べると、守備の速さも強度もなく、逆に警戒しすぎてくれたことで、あっさり浦和が主導権を握ることができたスタートになったので、上手く展開で来ていたようにも見えたものの、実際は、前線の走り出しと味方のパスの意図とか、パスの狙いとか、相手が一歩出遅れるから通っていてチャンスになった場面は多かったものの、おそらく、前線としては、主張したいことがもっとあったと思うのですが、そういうところで、なんだか、淡々と次のプレー次のプレーに行ってしまっていることが気になったんですよね。

バックラインで、やや自信がないプレーをしている選手に対しても、近い距離の選手が、声をかけたり、主張し合うことで、もっとできたと思う部分もあったり、なんというか、もう、このリーグを戦う難しさは、わかっているはずなのだから、1つの試合で改善できることは、その時に出ている選手で、他が同じようなメンバー構成で試合を重ねて連携を高めている以上に、短い時間でやらなければ、こういう試合は今後も続くと思うんですよね。本当に意識のところだけで変わると私は思うのですが。

くどいようですが、見る回数も増えているので、言い訳にしても良いようなことがたくさんあることは、十分見ていてわかっています。

でも、経験を積むリーグとしてS2までで良いやということであれば、良いですが、S1やプリンスリーグ関東まで上がることまでを視野に入れてやっているのであれば、能力が足りないのではなく、能力があるのに、それを発揮するために、主張のぶつけ合いができていないのが、本当にもったいないです。

ということで、それぞれの選手の良かったプレーなど、シーズンの最初の頃から比べると、かなり良くなってきた選手も多く、今日だけでも、「こういうことができるようになったのか!」と感心するプレーを場面場面で見せていた選手もいたので、そういうところを書くでも良かったのですが、なんとなく、S2リーグをただの経験値積むだけのリーグで上を目指さないで終わってしまうのが、私としては、嫌なので、今回は、今日のような負け方をするのは、相手じゃなくて、自分たちに足りないことがあるからだということも含めて、ちょっと厳しめに書きたくなったので、書きました。

で、次を楽しみにと書きたいのですが、日曜日の試合を観戦した後、そのまま空港方面へ移動し、月曜日からカンボジアに1週間ほど行くことになり、帰国するのが9日日曜日の朝(予定通りであれば)ということで、次のS2リーグは、見られません。

あえて、対戦相手の本庄第一高校は、前回の対戦で7-0で勝っている相手なので、今度10-0くらいで勝たないと満足しないと書き、本庄第一高校の方が見たら、奮起するような煽りをしておいて、そういう相手に対しても10-0で勝つくらいで、ガッツリやってもらいたいです。もちろん、どのようなメンバー構成になっても、そういう結果を求めてやってもらいたいです。

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2018/8/29 浦和レッズユースB vs 西武文理高校 0-2敗戦・・・相手守備に苦しみ、後半の工夫が楽しかった

どうも、ブクメです☆

今週は、ミッドウィークにもユースのS2リーグが開催されるということで、水曜日に開催された浦和レッズユースBvs西武文理高校の試合を観戦してきました。会場は、西武台高校第二グラウンドということで、何度か来たことがあるグラウンドだったのですが、今回だいぶ久しぶりに足を運ぶことになったのですが、この数年で、周辺の風景がだいぶ変わっていて(というか、工事中建設中が多い状況ではありましたが)、驚きました。

平日ということでしたが、浦和の試合の前に西武台高校のS1リーグもあって、駐車場が停められないかもしれないということと、運動不足解消も兼ねて、1キロほど離れたパーキングに停めて歩いてみましたが、通れる予定の道が道路工事で通れなかったりで、川沿いの土手をやや遠回りに歩く感じになったりしましたが、そこそこ良い運動になりましたw

湿気はあるものの、気温は、30度に届くか届かないかだったと思います。また、曇り空だったので、いつもに比べると若干涼しげにも感じました(歩いたので、無駄に私は汗をかいていましたが。)

さてさて、S2リーグは折り返しに入っており、対戦相手は、全て2度目の対戦となるわけですが、この日対戦した西武文理高校は、前回のレッズランドでの対戦で敗れている相手。この試合は、足を運ぶことができなかったのですが、S2リーグにAチームで参加しているチームとの対戦の難しさを感じさせられたような試合だったと足を運んだ方に聞いた気がします。

今日の試合は、どうだったかと言うと、S2リーグを戦う浦和レッズユースのメンバーの中でも、またメンバーやポジションが入れ替わっていたりしたことも影響はしたと思いますが、味方の動きを予測したような連携というところで、難しさが出た中で、出足よく、守備の追い込み方の速さ上手さに浦和がはまってしまう形で、個々の技術での突破がことごとく止められて反撃を受けるような展開が多い試合に序盤はなりました。

難しいスタートには、なったものの、そこに対してのハーフタイム以降の後半の工夫など含めて見どころが多くなった試合でもありますが、試合自体は、相手にとってやりやすい、連携が上手く行かず対応が遅れたところからの試合の早い時間での失点から、相手の守備の対応の速さに苦しみ、反撃を受けることが多くなりながらも、後半巻き返していくものの、試合終盤まで得点が奪えず、前がかりになったところで、反撃を受けて追加点を決められるという展開だったので、相手の思い通りの展開にされてしまったとも言えますね。

ということで、少し試合の細かいところを書いていきますね。

vs西武文理高校戦メンバーと交代は、以下

GK18番西尾優輝、DFが左に14番柳田大輝、右に27番清水哲太、真ん中に40番山田奈央と26番南濵優大(後半スタート⇒28番長田拓巳)、MFが左に36番福島竜弥、右に6番上野夏輝(後半28分⇒29番奥山圭介)、真ん中に13番與那覇航和と35番根岸恵汰、FWが34番成田安里と15番石橋遼大(後半44分⇒12番千葉希)

となります。

ベンチメンバーを含めて見たときに、S2リーグのスタメンとしてよく出ている選手たちがいないなと感じましたが、平日だから、学校行事系が夏休みでもあるのか、埼玉県の少年男子が国体出場を決めたので、国体メンバーが招集された練習試合とかが別にあったのかと思いつつ。

毎回メンバーが変わり、慣れたポジション以外をやることになるのも埼玉県S2リーグに浦和レッズBという、より別の要素に左右される形で臨むチームの宿命なので、仕方ないことです。

それぞれのメンバーの能力を考えれば、相手よりも優っているというポジションが多かったわけですが、今回の対戦相手は、特に守備の連係の良さが目立ち、サイド攻撃に対しては、すぐに二人に囲まれるような形で個人で突破することが難しく、ある程度プレスをかけたところでのパスを狙った出足も相手が早く、長いボールに対する守備の対応も早かった。味方同士の連携も、私が見た限りでは、今日の試合での構成も試合でそれほど見たことがある組み合わせでもなかったため、いつも試合を一緒にやっていてポジションも大体同じだから、動きはわかるよというパスの連携での打開などが難しいようにも見えました。

開始早々の相手キーパーに対しての15番石橋遼大のチェイスだったり、運動量や激しさのところでの意識は高く入れていたと思います。

ただ、やはり試合を難しくしたのは、前半4分の失点で、相手のセットプレーに対して、決して相手に有利な形ではなかったと思いますが、こぼれ球に対して、誰がクリアするのかで一瞬迷いが出たというか、そこを狙われて決められてしまいます。

そこからは、前半6分のバックラインからの40番山田奈央からの長めのフィードで6番上野夏輝に繋げて仕掛ける形など、相手が浦和がパスを預けたい中盤へのプレッシャーが早かったこともあるかもしれませんが、長めのボールでの展開が多くなったように感じます。

また、サイド攻撃を仕掛けたときに、先ほど書いたように、相手のプレッシャーが早く、そこで奪われてしまうということも多くなりました。

前半は、数が少なかったものの、13番與那覇航和と35番根岸恵汰が近い距離で細かくパスをつないで手数をかけずに右サイドを駆け上がる27番清水哲太にパスを通してサイドからクロスなど、相手が寄せる前にテンポよく攻撃がつながった時は、チャンスになりかけていました。

長めのパスと前線の動きというところでも、34番成田安里が、裏へ流れたり、少し降りてきたりとパスを受ける形を工夫して動こうとしていたものの、そこに対しての相手の守備の対応も早く、また、味方との連携のところでも、ずれることが多く、なかなか収めることができない状態が続きます。

その中でも、16分の15番石橋遼大からいったん6番上野夏輝に下げて、相手が予測したコースの裏をかいたパスを出したところに、34番成田安里が反応してあと一歩で抜け出せるというところだったり、19分に35番根岸恵汰から右の27番清水哲太、裏へ抜け出した34番成田安里へのパスは、オフサイドになるなど、動きとパスの狙いが合ってくると面白くなりそうだという場面が何度かありました。

結果的に決定機が作れていないということは、崩せていないということには、なってしまいますが、15番石橋遼大の仕掛けからファールを受けてゴールに近い位置でフリーキックを得た場面や、13番與那覇航和からのパスを受けて36番福島竜弥が仕掛けてコーナーキックを獲得するなど、セットプレーもそれなりに獲得することはできていましたが、セットプレーの精度もやや欠く前半ではありました。

0-1で折り返した後半は、特に目に留まったのは、13番與那覇航和のプレー。中盤で、守備のところで、相手からインターセプトする回数が多いのは、前半からそうだったのですが、後半は、相手の守備を崩すための動きの工夫が13番與那覇航和のプレーによって多く行われ、実際にそこからチャンスにつながる形も増えていました。

その1つの印象的なプレーは、相手の守備が浦和がサイドから攻撃しようとした時に、2枚で囲んでコースを限定させつつ無理に仕掛けてきたらそこで奪いきってしまう、または、パスミスを狙うようなプレーに引っかかるケースが多いところで、13番與那覇航和は、わざと2枚に食いつかせつつ、そこから中へのドリブルで2枚をはがして引き付けたことによって空いたサイドのスペースに味方を走りこませてパスを通すようなプレー。

中盤で奪われず、また、そのようなプレーが出ることで、前半と比べるとサイドからの攻撃などもより相手のゴールに近づけるようになっていたと思います。

サイドのスペースが空くことで、サイドバックに入っていた14番柳田大輝が攻撃参加できる場面も多くなり、前半と比べると、可能性の高い攻撃が増えていたのは確かなのですが、やはり全体的に、相手の寄せの速さから、パスが中途半端になることが多く、技術がある選手がキープして、足先で出したところに、味方が反応できていないなど、連携がしっかりできていれば、相手を欺く形で突破できるのですが、この辺りが、アバウトに見えてしまうというのが適当でしょうか、やや雑なパスに見えてしまうことも多くはなりました。

ただ、試合の中で、適応力のある選手は、徐々に味方の狙いを読んで細かいパスからの展開などで相手の寄せをかわせるような場面も増えてきます。

また、後半投入された28番長田拓巳も特に後半の中盤以降では、体をはったプレーで前線でキープして収められる回数も増えてきて、捌いたり、粘って相手のファールを誘って高い位置でフリーキックを獲得したり、全体的にシュートが少ない時には、思い切ってシュートを狙ってみる場面も作ったりしていました。

34番成田安里も、本人としては、結果を残せなかったと感じているかもしれませんが、私がこれまで見てきた中では、動きのキレや、狙いなどは、一番良かったように感じています。

S2リーグの難しさと言うよりは、このくらいのレベルのカテゴリになったところで、ある程度の固定メンバーで連携面を高めながら、そこに多くの選手が絡んでいき、シーズンが進むごとに完成度が増していくという形が取れないBチームで臨むことの難しさは見えますよね。高校サッカーのBチームともまた違う、人数がある程度限られる中での戦いでもありますし、入れ替わりも凄く多い。ただ、はっきりと言えることは、浦和レッズユースBチームでS2リーグを戦っているメンバーは、より味方の動きを見て1試合の中でできる限り理解することが求められるので、そこを意識的にできている選手にとっては、今後、他の場面でも確実に生きます。

1試合の中で、味方の動きも理解しながら、相手の動きも理解して、どういうプレーをすることが求められるかを考える適応力も必要になるわけで、考え方によっては、この環境の方が成長が早くなる選手もでてくるかもしれないなとも最近は、思っています。

S2リーグでも、チームとしては、かなり良い経験を積めような環境になっているなと、ここ最近はS2リーグを比較的多く観戦できている中で感じつつも、やはり、では、S1リーグに上がったら、どれだけの経験を積めるのだろう、見ながらどういうことを感じられるのだろうという期待も膨らんでしまっており、それを考えると、やはり結果も求めてしまう自分もいます。

なので、見る側としては、当然ですが、どちらも求めてこれからも見ていきます。今年は、1つのチームで2つの真剣勝負を同時に見させてもらえている。本当に、楽しいです。そして、難しいです。

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2018/08/26 浦和レッズユースvs鹿島アントラーズユース 0-1敗戦・・・私は、悪いとは思わない

悔しい敗戦から一夜明けて、頭はリフレッシュされましたか?

ここ最近は、なんだか、車を運転する時間、距離が、麻痺していて、気が付けば、家から昨日の会場だった鹿島アントラーズクラブハウスへの行き帰り下道で4時間ほどと、昨日はおまけで、旅行に行っていた姉を羽生あたりまで迎えに行くというおまけつきで、だいぶ運転したようで、運転している時は大丈夫だったのですが、戻ってから力尽きて、その日のうちには、ブログは書けませんでした。

寝る前に一瞬、ユーティリティプレーヤーについて頭の中で考えながら、過去に、ユースにもユーティリティプレーヤーとして、試合に多く起用され、ただ、プロを目指すという点で考えたときには、アピールポイントが逆に作れずに苦しんでいるようにも見えた選手がいたな、そうならないでほしいなとか頭でぼんやり考えながら、でも、今年のそれは、既に大きな武器を見せている選手で、そのポジションでのプレーに関しては、既に大きなアドバンテージを持っているから、そこが消えなければ大丈夫かと思いつつ、眠りにつきました。

で、見ていた私の方としても、一夜明けて、頭がリフレッシュされていました。

たぶん、そのまま頭がぼんやりした状態で、その日のうちにブログを書いていたら、一夜明けて書くのと別方向から文章を書いていたかもしれません。

で、途中まで文章書いたところで、いったんシャワーを浴びて、またリフレッシュして書き始めると。

クラブユース選手権が終了し、その後、水戸ホーリーホックカップや、和倉ユースを1日だけですが、観戦しつつ、レッズランドでの両面同時開催の横浜F・マリノスユースとの練習試合(・・・は、ほぼ試合の内容がごちゃごちゃになっていて頭に入っていない)と、そして、プレミアリーグの後半戦がスタートで対戦相手が、今シーズンやや抜けた成績で首位に立っている鹿島アントラーズユースが相手。

後々、聞いてみると、鹿島アントラーズのクラブハウスでのアウェイでの試合では、遺恨が残るような出来事もあったということだったのですが、私の記憶にどうしてないのかと思っていたら、日本にいなかったりで、そのアウェイの試合には足を運べていなかったというだけのようで。ただ、昨年からピッチに立っている選手にとっては、そういう思いもあったのかもしれませんが、試合前には、そういう状況は踏めてませんでした。

今年の対戦で言えば、トップチームのバタバタゴタゴタに再び巻き込まれる中での暫定体制下での開幕戦でしたよね。

あれから、新体制になり、少しずつですが、その色というものも見える中で、シーズンの半分が終わって、残り半分がスタートする試合。

クラセンまでが前半戦だと考えると、後半戦への準備段階での期間の数試合を見る限りは、スターティングメンバーの構成というところでは、大きな変化はないものの、数選手が入れ替わり、この試合では、ベンチ入りのメンバーの姿もフレッシュなところがポツポツ。

ちょうど、前日にS2リーグを見た限りでは、前半戦のプレミアリーグやクラブユース選手権で出ていた選手のパフォーマンスは、かなり良かったので、パフォーマンスではないところの背景など(全然わからないですが、忘れ物系とか、態度がとかw、過去にもあったような感じのできごとだったりしてと)も、もしかするとメンバー構成に影響はしているのかもと思う部分もありつつ、それでも、個々では悔しい思いにはなるとしても、継続して、多くの選手にチャンスが与えられているように感じています。

前置きがだいぶ長くなりました。

試合の話に移りますね。

vs鹿島アントラーズユースメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に3番林海斗、右に2番北村龍馬、真ん中に8番白土大貴と23番遠藤龍河、MFが左に11番清宮昴大、右に9番二見健太(後半20分⇒32番佐藤優斗)、真ん中に10番池髙暢希(前半11分⇒22番佐藤陸人/後半43分⇒26番南濵優大)と24番山中惇希、FWが17番波田祥太と4番大桃伶音

となります。

鹿島アントラーズユースと試合をするときには、戦い方を変える必要があるというのは、以前からの対戦でもよく書いてきたように、ちょっと特殊で、ハイボールに対する戦い方などでかなり強さを発揮してきたり、強度のところでの勝負が必要になることから、ある程度は、そういう点を意識した布陣ににはなっていたと思いますが、メンバー構成の名前に大きな変化はないにしても、10番池髙暢希と24番山中惇希という中盤2枚の組み合わせや、スタートからの4番大桃伶音が最前線に入る布陣に関しては、もちろん、4番大桃伶音が前線に入る形は、ここ最近は、よく見られているものの、少し驚きました。

また、これは、試合展開の流れでの負傷交代などもあって、仕方ない部分はあったとは言っても、流れの中で精度の高いキックを蹴れる選手は多くいたものの、実際にこれまで武器になっていた、セットプレーの置いて蹴るというところで精度高く蹴ることができる選手が不在になったことなども、若干影響したことも考えられます。

ディフェンダー専門の選手の前線での起用で毎回思い出すのは、現在VONDS市原でプレーしている浦和レッズユース出身の西袋裕太になるのですが、彼がユース時代にもスタメンからフォワードと言うことは、なかったものの、パワープレーで上がることが多く、そこで実際に結果も多く残していた彼でも、やはり高さを生かした競り合いが強いと言われていても、フォワードとしてのプレーとディフェンダーとしてのプレーは全く違っていて、難しいという言葉は、よく聞かれました。

近い昔だと、現在東京国際大学でプレーしている小木曽佑太もそうでしたね。ヘッドで強い、セットプレーで強いのと、前線でフォワードとしてのプレーができるかは、また別の話なんですよね。

だから、4番大桃伶音が、体が覚えているディフェンスとしての高さと強さを生かしたプレーと前線で求められるプレーが違うかに苦しんでいる姿は、なんとなく想像できます。サイドの前線の選手が、サイドバックで経験を積まされるのとは、まったく別次元ですよね。

その中で、高さ強さでより力を見せるような今日の相手ですから、より難しさを感じてプレーしていたと思います。序盤は、やはり競り合いのところでは、タイミングも取るべきポジションも、相手の方が数段上で、何度か競り合ってフィフティにこぼれるような形が何度か起こるという形にはなりましたが、この試合では、近い位置で11番清宮昴大や17番波田祥太が、こぼれ球に対する意識を強く持ってプレーしていることがうかがえ、ここが機能した数回は、惜しい形に繋げることができていました。

この試合で感じた要素としては、適応力もその一つで、特に、中盤を細かくさばいてとか、キープして展開してみたいな試合になっていない中での、急に入った22番佐藤陸人も、準備のところもそうですし、そもそも、中盤としての求められるものが違うところで急に入ったことで、しばらくは試合に入りきれない様子があったのですが、先ほどの4番大桃伶音も、22番佐藤陸人も、試合が進むにつれて、この早い展開の中で適応していけるのは凄いなと思ったのですが、試合の後半途中から終盤にかけては、4番大桃伶音に関しては、競り方を工夫して収めることができるケースが増えてきて実際に、チャンスに繋げられる回数が増えていたこと。22番佐藤陸人も、受け手としてポジションを考えて、簡単に捌くプレーで攻撃にリズムを生み出すこともできる時間帯が多くなっていました。

正直なところ、私個人的には、試合開始から前線での競り合いで勝てないところを見ていて、相手のディフェンスラインの高さを見つつ、サイドでプレーをしていた11番清宮昴大を前に入れて、高めではないボールで動きながら競り合いをした方が良かったのではないかと思っていたのも事実です。たらればです。

総合的に見ると、4番大桃伶音を今後も高さと強さを生かしたフォワードとして起用していく意図があるのであれば、この試合での経験と試合の中での変化は、確実に生きていくとは思います。

24番山中惇希に関しても、私が言うまでもないのですが、サイドに置いて仕掛けるほうが、より相手を脅かしてこちら主導に持って行ける可能性があったようにも見えますが、これも結果論ですし、中盤で相手の攻撃をつぶすために走り回るというところでは、彼をそこに入れていたことで機能していたとも言えますし。

後半途中に2番北村龍馬が、右サイドバックで気持ち高めにポジションを置いてプレーしていたところなども、実際に攻撃として機能しかける場面もありました。

バックラインで23番遠藤龍河の気持ちの入ったヘッドでの跳ね返しとかも良かったです。

なんというか、たぶんなのですが、相手の強さを警戒して入ったところや、リスクのかけ方のバランスが悪くなっていたことが、この試合を難しくしてしまった部分もあるのかなと、思ってもいます。

萎縮するくらいポジション移動が制限されていることもないと思いますし、実際に、攻撃がはまっている時の今年の浦和レッズユースを考えれば、ポジション移動やカバーをしあうこともできてきているわけですし、3番林海斗も、セットプレーでのキッカーとしては、思うように蹴れていなかったとしても、動きながらのフィードでは、やはり魅力を見せていましたし、それに加えて、仕掛けることができる時のもう一つ前のへの抜け出しの回数などが、思うように行かなかったのは、相手の攻撃を警戒した守備意識のところにもあったと思いますし、これも、私個人的に思うことですが、センターバックに8番白土大貴を入れている以上は、この試合では、23番遠藤龍河が高さと強さというところで跳ね返せていて、細かいところで8番白土大貴がカバーするという形で機能していたのですから、後半途中からできていたように、自分たちの攻撃の形で相手の強みを半減させるような勝負の仕方ができると良かったのかなとも思いつつ。

少なくとも、新体制になってからのここまでの形を見ている限りは、同じ形でチームを固めきってしまって戦おうというよりは、様々な試みをプレミアリーグでもやっていこうという方針が見えるので、そこは、もちろん、見る側の私の主観での「こうした方が良い」と思うことはありますが、その変化の意図と、ここで求められることは何だったのかなど、見る側としても考えながら見ていかなければなと思った次第です。

ということで、別方面から書いていたら、長くなってしまったので、細かい試合の流れは、書きませんが、この試合で「お!」と思ったところをいくつか挙げて終わりますね。

カウンターが面白いと思った場面がいくつかあったこと。長いボールが多くなった展開で相手の攻撃を受けることも多かったということもありますが、1番石井僚の好セーブからのカウンターと言う形で、9番二見健太を活かしたカウンターで2回ほど相手を脅かすプレーがあったこと。また、この試合でプレミアリーグ初出場となった32番佐藤優斗(S2でもサイドバックが多かったところが、ここで本来の攻撃力が発揮できる、サイドの前目で起用されたのも、なるほどでしたが。)が、カウンターで突破して仕掛けた形は、相手にも確実に脅威になっていました。受ける形が多い試合が多くなるのは、問題ですが、カウンターでの得点パターンとして見えたものとしては面白かったです。

あとは、後半終盤に見せていた中盤とサイドバックが高めにポジションを取って、近い距離での細かいパス回し。22番佐藤陸人と24番山中惇希と高めにポジションをとった時の2番北村龍馬だったり、3番林海斗だったり、サイドで動き回っていた11番清宮昴大だったりともう一人近くにいる選手などでテンポよくパスを回した時には、狭い中でも相手が付いてこられないような場面があり、もちろん、奪われるリスクはあるものの、相手チームのタイプ的には、こういうプレーをすることで、流れを引き寄せることもできるんだよなと、再確認したり。

来週からは、2週連続でホームの駒場スタジアムで勝ち点が近い相手との対戦ですから、今日の試合で得たことの方をしっかり継続して、これまでの強みも継続して、この試合での結果的には敗れたものの、試合の中で得られた手応えの部分を大事にして、勝ちに行きましょう!

クラセンで敗れた清水エスパルスユースとの再戦になりますが、受ける形ではなく、こちら主導で戦える展開になることを願っています。プレミアリーグにおいては、アウェイで既に打ち負かしている。相手の今度は負けないの気持ちに1度はやられたものの、ここからはイーブン(和倉ユースで勝っているから、少しアドバンテージは浦和!)相手も、浦和の戦い方を意識してではなく、自分たちの良さを出して行こうとしてくるはず。うちも良さを活かして。アウェイで勝利した時のような鳥肌の立つ試合を楽しみにしています!

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2018/8/25 浦和レッズユースB vs 武南高校B 3-1勝利・・・一度は追いつかれるも、逆転から追加点と見事な勝利!

どうも、ブクメです☆

石川県、北海道と遠方での試合観戦が終わり、再び埼玉に戻りました。そして迎えた週末と言うことで、土曜日は、レッズランドで開催された埼玉県S2リーグを観戦してきました。何かイベントをやっていたようで、駐車券がないと入れませんのような表示が出ていたりして、レッズランドで初めて車を停められないという事態に陥るのかと若干驚いたものの、昼間の時間帯だけのようで、16時キックオフのその時間帯は、問題なく駐車場が利用できて普通に観戦できました。

それにしても、夕方なのに暑いというか、湿度がものすごかったようで、空気が重たいような中での試合になりましたね。

さてさて、浦和レッズユースBが参加している、この埼玉県S2リーグも今月から後半戦に入っており、ちょうど、私は、帯広に行っているタイミングの平日に開催されたvs狭山ヶ丘高校戦から、後半戦がスタートしており、この試合では、3-0で快勝ということで、S1リーグの昇格圏を視野に入れながら、良い形で後半戦に入っている中での今日の試合の観戦。

対戦相手は、武南高校Bということで、前半戦での試合では、足を運べなかったのですが、内容も終始圧倒して快勝したということでしたが、聞いた話によると、後半戦での巻き返しを考え、武南高校もある程度Aチームで戦っている選手も入れてきているとかいないとか(細かいことは、わかりませんが、番号の若い選手が多かったのは確か。)

もちろん、昇格を目指しての戦いにはなるとはいえ、より経験を積めるのであれば、厳しい相手の方が良いとは思いつつも、序盤の相手の攻勢や、浦和が攻勢に行ってもなかなかフィニッシュを決めさせてくれない展開もあり、実際に難しい展開にされかけたのも事実。

ということで、試合の話に移ります。

vs武南高校B戦メンバーと交代は、以下

GK25番石塚悠汰、DFが左に19番清水楽人、右に38番松村大也、真ん中に33番舘澤佑磨と27番清水哲太、MFが左に31番木下翼(後半28分⇒36番福島竜弥)、右に13番與那覇航和(後半28分⇒12番千葉希)、真ん中に39番盛嘉伊人と14番柳田大輝(後半36分⇒29番奥山圭介)、FWが28番長田拓巳(後半スタート⇒6番上野夏輝)と37番堀井真海(後半17分⇒15番石橋遼大)

となります。

前節は見ていなかったので、わからないのですが、公式のディフェンス表記順で考えると、おそらく、私が見た中では、サイドバック以外での27番清水哲太を見るのは初めてで、この試合は、33番舘澤佑磨とセンターバックを組むスタメンとなり、逆に、センターに入ることが多いイメージの19番清水楽人がサイドバックに入る(清水楽人のサイドバックでのプレーは何度か見ている)形で、この辺りでプレーの選択だったり、連携だったりのところが慣れる前の段階で、相手の高めに激しいプレッシャーをかけてくるプレーで、組み立てからの中盤辺りでパスを受けた選手が囲まれて奪われて高い位置から反撃を受ける回数が多かったのですが、開始早々の1分で、そういった狙われ方と、やや連携が乱れたところで決定機を作られるも、ここを無失点で切り抜けたことが一つ大きかったと思います。

やや組み立てのところをじっくりやらせてもらえないような相手のプレッシャーがあるということで、例えば、5分の38番松村大也からの縦パスに31番木下翼が相手ディフェンダー2枚と駆け引きをしながら突破しようとしたプレーや、13分の39番盛嘉伊人からの長めの縦パスを相手キーパーとどちらが先に触るかくらいのところで37番堀井真海が力強く狙っていくようなプレー、そして、14分の19番清水楽人からの28番長田拓巳に届けば大きなチャンスと言うキーパーの前へ通して味方を走らせるようなパスなど、長めの鋭いパスからのチャンスが多い流れとなりました。

実際のその攻撃の狙いから、前半22分に37番堀井真海が決めて浦和が1-0とリードします。

先制して、給水が入ったくらいの時間帯には、未だに相手が既に1試合戦ってきたのか、あえて負荷をかけるような何かをやってきたのではないかと思ってしまうくらい、開始からの相手の激しさがなくなり、スローなペースに試合自体がなるなかで、開始早々は若干バタついたいたバックラインのところも、適応が早いというか、連携もスムーズで落ち着いてボールを回せるようになっていました。

落ち着いたところで、27番清水哲太のセンターバックの位置からの縦への鋭いフィードでの大きな展開なども、相手のバックラインを苦しめる形も何度か作っており、(このパスは別の選手からだったかもしれませんが、)24分の28番長田拓巳の惜しいシュートにつながる形(コーナーキックを獲得)や、40分の38番松村大也への鋭いパスを通してのチャンスなどにもつながっていました。

前半終了間際に、中盤で軽率なプレーで奪われて決定機を作られかけるも、27番清水哲太のカバーで失点は免れ、前半を1-0とリードして折り返します。

後半開始早々から、相手キーパーとギリギリのところで37番堀井真海が激しく仕掛けてあと一歩でゴールと言うプレーなど、浦和攻勢の形を作り、8分には、38番松村大也のサイドからのオーバーラップをしての仕掛けからのクロスに13番與那覇航和に合えばという惜しい形を作り、9分には、39番盛嘉伊人が枠を捉えられなかったものの思い切ったシュートを狙うプレーや、後半から投入された6番上野夏輝のサイドからの仕掛けや、シュートなど、まず後半のスタートのところは、前半のように相手にペースを握られず、浦和のペースでスタートすることに成功していたのですが、見ていたところから遠めなので細かい形はわからなかったのものの、突破を許す形で15分同点ゴールを決められ1-1にされると、後半勝負でペースをまた上げてくると思っていたものの、そうでもなくて、なんだろうという感じだった相手の動きが、このゴールから良くなり、スピード感のある仕掛けもしてくるようになります。

ちょうど、同点ゴールの後に、前線で体を張っていた37番堀井真海が、足を痛めてしまい、15番石橋遼大と交代となり、既に28番長田拓巳も前半終了で下がっていたことから、前線で体を張るタイプのフォワードがいない時間帯が残り30分ほどという形になります。

結論から言えば、この状況によって、多くの選手が裏へ抜け出すような動きをすることになり、相手の守備陣をかく乱することに成功したわけですが、そのような流れを作り出したきっかけは、やはり逆転ゴールを決めた15番石橋遼大のゴールからだったのかなと思います。

投入されて早速の19分に、ペナルティエリアやや左方向のスペースに抜け出してパスを受け、ドリブルで仕掛けていき、相手ディフェンダー2枚がシュートコースを消しに寄せてきた中で、アウトサイドで見事にゴールを決め、2-1と逆転に成功。

更に、22分には、相手のミスから獲得したペナルティエリア内からの間接フリーキックのチャンスを39番盛嘉伊人が見事に決めて3-1とし、数分前に同点ゴールを決めて勢いづきかけた相手の勢いをストップする形になります。

相手の動きも落ちてきたということもあったかもしれませんが、ゴールを決めた15番石橋遼大は、右へ左へ真ん中へとポジションを移しながらチャンスに絡み、更に、(長期の怪我だったのか、ジュニアユースからユースに上がってからまだプレーを見たことがなかった)29番奥山圭介が投入されることで、6番上野夏輝、39番盛嘉伊人と3人のパスで違いを作り出せるタイプの選手が、細かいパス回しで相手をかき回し、コーナーキックは、6番上野夏輝と39番盛嘉伊人が交互に蹴りチャンスを作り、サイドバックに入っていた19番清水楽人もかなり高い位置まで攻撃参加をすることで惜しい形を作り出したり、また、これも私としては、初めてだった36番福島竜弥の高めの位置での起用でのプレーの中で、試合終了間際に見せた、39番盛嘉伊人、29番奥山圭介とテンポ良いパスから、右前線に走って15番石橋遼大が受けてクロスを反対サイドで受けた36番福島竜弥がテクニックで相手をかわしつつ、ディフェンダーに体を入れられたものの、かなり強烈なシュートを放ったプレーなど割と強めに印象に残っています。

ということで、終わってみれば、3-1と快勝に終わった試合となりました。

なんというか、色々な発見があって面白かった試合であり、結果もしっかり残った試合。

そして、力強く前線で体を張りゴールも生み出せるタイプのフォワードでの攻撃パターンと同時に、様々な攻撃タイプの選手の組み合わせによってできることの可能性もかなり見られた試合で、全て2度目の対戦となる後半戦の残り7試合の戦いの中で、相手チームのタイプも考えながら、試合の状況によってどのように変化を加えて、見せていけるのかも楽しみになりました。

これで、後半戦2連勝。そして、次は、前半戦で敗れている西武文理高校が相手。

今日の課題と手ごたえを持って、しっかり次も勝利と行きましょう!

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています⇒こちら