プリンスリーグ関東2015/08/29 – 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 1-3敗戦・・・読んでください。

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どうも、ブクメです☆

この試合のメンバーと交代は以下となります。

GK18番山田晃士、DFが左サイドバックに10番堀内千寛、右サイドバックに36番橋岡大樹、センターバックに7番高橋聡史(後半33分⇒26番井澤春輝)と4番小木曽佑太、MFが左に14番渡辺陽、右に21番時里元樹(後半19分⇒2番川上開斗)、真ん中に24番松高遼(後半37分⇒13番新井瑞希)と8番影森宇京、FWが左に16番轡田登(後半15分⇒19番川上エドオジョン智慧)、右に9番松澤彰

となります。

前半2分に14番渡辺陽のシュートをキーパーが処理できずゴールで幸先よく1-0と先制。

守備のバランスも良く、相手の攻撃をうまく跳ね返し、更に相手のパスミスも多いことから、攻撃の回数は相手の方が多いものの、それほど危険な形は作られず、しかも先制点が奪えて比較的、試合の組み立てがしやすい序盤になりました。

しかしながら、受けて跳ね返すの形になるのであれば、カウンターの精度が高まらないとならないという試合の中で、序盤は、ロングボール頼みではない戦いになっていたので、良かったものの、しばらくすると指示もあって、結果的に、これまでに良い方向に転んだことのない、前線に長いボールの展開が増え、収まらず、攻撃を受ける、跳ね返す、カウンターにならず、再び攻撃を受けての繰り返しになります。

そういう展開の場合は、セットプレーでの追加点が期待されるものの、フリーキック、コーナーキックともに2度ほど大きな決定機があったものの、決まらず。

後半13分に追いつかれ、21分にPKで逆転され、42分に追加点を決められて1-3の敗戦という結果になりました。

後半は、あまりにも交代、ポジションの移動などが多くて、メンバーをかき回されてしまったので、正直見ている側としても整理がつかないくらいです。やっている選手のストレスも半端なかったと思います。

采配に信頼と我慢がなければ、チームは成熟しないです。選手自身も成長できないです。

それができない独裁政権の現体制をいつまで続けるのでしょうか?

「大事な人生を預かる育成のカテゴリ」をもてあそぶのは、もうやめてください。

完全に、プロ向きのことを育成に押し付けています。段階を考えてください。失望します。

ただでさえ、進路のことなどで集中できないデリケートな時期で、正常に育成が機能しているチームでも、この時期は、難しいことが多いのに・・・。

よく、怪我人が多くでるのは、選手自身のケアにも問題があると言われることもありますが、私は、チームのモチベーションづくりの失敗も影響すると考えています。

はっきり書きます。今年のチームで、どっしりしたチームとして機能させるための最低条件としてのポジションと必要な選手は、この折り返しで戻りました。

普通であれば、そのままチームとしての意識を高める方向に持っていくだけでも、昇格争いには、別の要素が必要であっても、残留争いに巻き込まれることはありません。

かき回した責任は大きいです。継続できなかったことは大きいです。

三菱養和戦では、私は、足を運べなかったので、聞いただけの話になりますが、ギャラリーが余計な雰囲気を作り出してしまったようですね。申し訳ありません。

判定に対する疑問は、必ずサッカー選手であれば、遭遇することです。判定に異議を唱えることが決して間違えではないとは思いますが、サッカーは、プレーを止めてもベースとなる時間は進んでいくスポーツです。そして、審判も人間です。

おかしいと思った判定を試合中に言い続けても無駄なんです。そして、審判に悪い印象をもたれることもマイナスにしか作用しません。他のチームでも、執拗に主審の一つの判定に対して大声で抗議する人もいます。もちろん、抗議する側が、感情に任せてだけ言ってしまうだけというチームもあります。ただ、チームを鼓舞するためにやっているという監督もいます。

浦和レッズユースは、どちらなのでしょうか?

そして、昔から、浦和レッズユースの育成という環境において、一体感を持ってサポーター側として、あまりにも大声で恫喝に近いくらいの抗議をする人もいます。そして、悪い意味でそれに乗っかってしまう選手もいたりします。これは、サポーターとしては、恥ずべきことだと思います。

なかなか、チームとしての結果がでないなかで、独裁的にチームを指導する人間がチームの感情をコントロールできない、選手もおそらく、チームよりも、自分の将来を考えてしまう選手の方が増えてしまっているのではないでしょうか?

でもね、すごく極端で酷な現状ではありますが、プロの世界でも、チームが上手くいかない、采配にも期待できないという状況で、多くの選手が自分のことを考えてしまった時に、そのチームが進む末路というのは、失敗の方が多いです。ものすごい資金力で、丸ごと作り変えてなかったことにできてしまうチームもプロの世界ではあったりしますがw

いま、私は浦和レッズというクラブチームには幻滅しています。浦和レッズユースというカテゴリでの今にも幻滅しています。でも、そこに所属している選手は、すべての選手が、目指す道で成功を収めてほしいです。その気持ちだけで、足を運んでいます。

ケラミックカップの日本予選も足を運べませんでしたが、そこで結果を出し、来年の世界大会出場権を奪い取ってくれました。駒場スタジアムに足を運んだ時に、ケラミックカップを戦った選手に少し話を振ってみた時のその選手の充実した表情がいまだに頭に残っています。

勝った事以上に、その大会での雰囲気とそこで戦えて、その先についてきた結果に満足しているという表情が、言葉は少なくても伝わってきました。

勝つことを見るために足を運ぶ人もいます。プロの試合と育成の試合を混同して、大人なのに感情任せにふるまう人もいます。でも、浦和レッズユースに足しげく足を運ぶほとんどのサポーターは、先ほど書いたような選手の表情を見て、試合では、チームからもそういう雰囲気が伝わる中で、一緒に戦っている気持ちを共感させてもらえることを最も大事にしています。

サッカーは、ある意味ぶつかり合いなので喧嘩に近いけど、スポーツなんです。そこには、フェアプレーがあり、ルールがあり、主張も大事であれば、理不尽でも理解して切り替えて、その1試合の時間の中で、無駄な時間をできるだけ排除して、やりきることが求められるスポーツです。

だから、まず、今シーズンの残りを戦う理由というものが、あいまいになっている選手がいるのであれば、できれば、私たちのために戦ってもらえませんか?

おかしなことが浦和レッズユースで起こっているのは、こちらも理解しています。

これからも、理不尽で気持ちをくじかれることの方が多いと思います。

でも、チームとして戦うことに気持ちを置けないチームには、惜しいチャンスがゴールにはつながってこないと思います。

だから、その理由がわからないのであれば、私たちのために戦ってください。

私たちも、育成チームのサポーターとして、悪いことがあれば、お互いに言い合えるように、よりよくなるように努力してやっていきますから。

そんな感じです。

充実した表情が見たいです。負けても、一緒に悔しさを共感できるように戻りたいです。

ではでは。

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プリンスリーグ関東2015/07/11 – 浦和レッズユースvs桐光学園高校 3-4敗戦・・・シンクロするけど、変化の兆しを感じられない今。

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どうも、ブクメです☆

ちょうど、TVをつけたら、やべっちFCがやっていて、サンフレッチェ広島の育成型クラブとしての~という内容を見ていたら、なんだか色々考えてしまいました。浦和レッズは、そういうクラブではないから、甘いこと言うなという感じなんですかね。偉い人たちからすれば。

人を集める育成環境と人が集まる育成環境。集まるための方法を間違えて、集めるためにやっていることが集まると思ってやっていることも、かなり悪い意味で蓄積されたここ数年なのかな~と思ったり。まあ、いいや。

さてさて。

雨が続いて涼しい状況が続くと、晴れの日が待ち遠しいものですが、晴れた瞬間に猛暑酷暑になると、まだ雨で涼しい方が良いのかと思ってしまいますね。そんなわけで、7月に入ってずっと雨で涼しい日が続いていたのですが、週末になって一気に晴れ、気温も上がるという状況で、かなりプレーする選手からしたら大変な状況での試合となった土曜日の埼玉スタジアム2002第3グラウンドでのプリンスリーグvs桐光学園高校の話です。

この試合のメンバーは以下となります。

GK25番田桑龍輝、DFが左サイドバックに10番堀内千寛、右サイドバックに23番高山大智(前半23分⇒8番影森宇京)、センターバックに7番高橋聡史と36番橋岡大樹、MFが左に2番川上開斗(後半スタート⇒12番松尾佑介)、右に11番中塚貴仁(前半39分⇒13番新井瑞希)、真ん中に26番井澤春輝(後半45分⇒川上エドオジョン智慧)と22番遠藤凌、FWが左に9番松澤彰、右に21番時里元樹(後半43分⇒15番鈴木海都)

となります。

前半2分、7分に失点で0-2。

後半2分に8番影森宇京からのパスを受けた12番松尾佑介が裏に抜ける21番時里元樹に通して、落ち着いて決めて1-2。

後半15分に左前線でパスを受けた13番新井瑞希が深い位置から折り返して、12番松尾佑介がしっかり詰めてゴールし2-2。

後半31分に12番松尾佑介が決めて3-2と逆転。

後半45分に直接フリーキックを決められて3-3。

アディショナルタイムにコーナーキックから決められて3-4。

サッカー的な書き方をすると、序盤に相手の勢いと出足で受け身になる形とそれを回避するための収めどころがない状況で後手後手になり、更に質の高いフォワードの抜け出しに対応できずに連続失点を喫したところがポイント。

ここ最近の試合で感じることとして、結果的に第3キーパーという考え方をされていたと思われる25番田桑龍輝の安定感とピンチでの好セーブに助られる部分で失点が少なくないここ最近の試合ですが、実際、そこで助けられて致命傷にならない部分もあると思います。

この試合でも、2失点は、キーパーの力では抑えるのが難しい失点であり、その後に3点目を決められる可能性が高い場面で、決定的な場面での相手の枠をとらえたシュートをセーブして失点を2で切り抜けたこと(前半25分くらい)で、逆転が難しくなる3失点目を回避したことで反撃のチャンスにつながったとも考えられます。

また、(おそらく)、攻撃による守備という意識があまり采配では考えられていないであろうチームなので、やられたところで慌てて単純に守備ラインに守備の選手を下げるために攻撃的な選手を下げる。で、結果的にボランチに8番影森宇京が入ったことで(それでも、流れが切り替わるまで少し時間がかかったなかで交代直後のピンチで先ほど書いたように25番田桑龍輝の好セーブでの3失点目回避は大きかったと言える)、まず、相手の攻撃を守備が待ち受けるのではなく、攻撃の起点、パスの起点ができる。そこに加えて、これは、コンビネーション的な要素も強いので、誰だと合わないというよりも、そういうところを考えてチーム作りをしていないので、結果的に出し手のパスに対してしっかり反応できる意思疎通もできているフォワードが入ったことで、浦和の攻撃が活性化されることで、一気に相手が受ける態勢になり、対応できずに、結果的に逆転まで持っていくことに成功する。

ボランチに落ち着きが生まれたことで、同時に26番井澤春輝の落ち着きも生まれ、もともとパスの狙いどころなど、非凡なものを見せられる選手ながら、(これは、私の考え方になるので、一方的なものですが)中盤タイプの選手に経験を積ませるためにセンターバックで起用するということは、よくあることですが、通常は、経験のある本職の選手と一緒にプレーしながら、経験を積ませるべきところを、最後の砦におかれて、自信を失わせ、その影響が、残るような流れが作れており、心配していましたが、この試合で、ボランチで8番影森宇京と組んだことや、前線でパスに反応でいる選手が入ったことで、いわゆる「らしさ」を取り戻してくれたことを見て安心しています。

なんだか、公式戦の舞台で、いきなり慣れないポジションに起用される選手が出てくるケースが多くて、しかも、それを補える経験のある選手と組ませないことも多くて、確かに失敗はいくらでもしたらよいと思いますし、それで成長するのも事実なので良いとは思うのですが、その失敗のさせ方が、何か私の中では理解できません。

この試合は、通常であれば、今後に良い兆しを感じるにふさわしい手ごたえを感じられる試合になったと思います。

ただ、結果的に再逆転を許して敗戦してしまいました。

これは、運が悪かっただけなのでしょうか、直接的な失点した前のファールや対応が問題だったのでしょうか。

これもサッカー的なことで言えば、この試合の流れであれば、0-2から3-2と逆転まで行った段階で、少し攻撃陣に満足した雰囲気が出ていたようにも感じており、それがひとつの要因だったようにも考えられます。

相手に決定的な仕事ができるタイプの選手がいることを考えると、この試合は、3-2では危険なのは明白で、4-2という状況にできて初めて少し攻撃を緩めてバランスを考えていく流れで試合を終わらせていく流れが作られてべきだったと思います(試合中にも、3-2になったあとに、一緒に見ていたサポーターの方とそんな話をしていました。)

ということで、タイトルに書いた部分に触れようと思うのですが、何にシンクロしたかというと、現3年生のジュニアユース時代のことです。同様に、内容が悪くない試合でも勝ちきれない、最後の最後にやられてしまう時期があって、順位も下位に低迷していた時期があり、それが、シーズン終盤には、内容が悪くても、試合をひっくり返せるような勝負強さを出せるところまできましたよね。

その要因には、やはり心の部分と、チームとしての考え方の変化が大きく影響していたと思っています。

例えば、チームが目指す方向性、強烈なリーダーシップ、采配もそうですが、方向性は色々あれど、やはり、土壇場で試合をひっくり返すチームというのは、チームが様々な要因で「一枚岩」になっているケースが多い気がします。

プレミアリーグ昇格を果たす力が今の浦和レッズユースには、ないかと言われれば、あります。間違えなくあります。

ただ、今の3年生がジュニアユースの3年生の時に見せてくれたような、変化の兆しというものが、見当たりません。

何度も言いますが、その一つは、人間(育成)を軽視する、独裁的な方針もあると思いますが、そういうケースでも、勝負のところで勝てるようになる要素としての、チームの中での一枚岩になる要素というものも欠けていると思います。

本来であれば、先ほど書いたように、負傷者も多い状況ですが、その状況の中で台頭する、通常であれば、良い方向に向かうべき、見える光というものがあります。そういう光を輝かせてくれる環境にはありませんが、まだ、選手間でできることも多いと思うんですよね。

私が色々書いたところで、継続は期待できないので、ぶった切られることを覚悟の上での願いにはなりますが、選手間のコミュニケーションのところで、もう少し多くの選手が殻を破ることができれば、まだまだプレミアリーグは目指せると思っています。

否定するのではなく、否定する場合には、必ず、どうすれば良くなるかも付け加えたうえでの前向きな討論ができればとか、色々です。

幸い私は、ご父兄の方から多方面で話を聞ける環境にあります。1年生、2年生、3年生、それぞれ、色々な話が入ってきますが、できる限り、その話も当然フィルターがかかっている可能性もありますので、多くの情報の中で、偏らないで現状がどうなっているのかをヒントにしながらチームを見たりしています。

まあ、3年生の特定のご父兄と仲が良いから、そこからの話を重要視して、偏った見方をしていると考える方も当然いると思いますが、そういうものでもありません。私は、理由なくヨイショできる性格でもないですからね。

3年生を多く起用すべきだとも思いませんし、その方向性がしっかり伝わってくるのであれば、全員1年生でも、全員2年生でも構いません。

逆に、単純にジュニアユース時代に結果を出したからと言って、そのメンバーをメインにしたから結果が出るとも思っていません。

ただ、試合とは別のところで、他の学年のことも考えますし、将来の進路がプロサッカー選手になる選手だけを大事に考えたいとも思いません。

社会人の世界でもそうですが、同学年同世代だけで固まって、それが一番良いと思って大人になると本当に幅は狭くなってしまいますから。

面白いもので、本当にたった1年の違いであっても、学年が違うと、その学年の色が出てしまうもので、そこを否定することで、自分たちが3年生の時に上手くいけばよいと考えても良いかもしれませんが、その学年の色を理解したうえで、1年生から3年生まで一枚岩になれる方向に近づいていくことができるかがカギなのではないかと思っています。

変化の兆しを作ってくれる人はいないかもしれませんが、変化の兆しを作ることはできると思いますよ。

たぶん、勘違いしている部分もあると思います。少し、考え方を見つめなおしてみてください。

・・・で、そんな話をしつつ、次の前橋育英高校戦は、行けないんですけどね。。

良い兆しを聞けるように、楽しみに情報をチェックしたいと思います。

ではでは。

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プリンスリーグ関東2015/07/04 – 浦和レッズユースvs川崎フロンターレU-18 1-2敗戦・・・声掛けで気になること

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どうも、ブクメです☆

小さいころから、ずっと坂戸市に住んでいて、その後、数年浦和に住んでいて、今年から、坂戸市の隣の鳩山町に引っ越したのですが、以前と、今で、東武東上線がだいぶ変わっていて、快速だったり、快速特急だったり、TJライナーだったり、色々興味深い中で、ずっと気になっていたのが、直通運転で元町中華街まで行く電車。

ただ、基本的に、横浜近辺は、車で行くことが多かったのですが、なんとなく、今回は、その電車を使ってみたくなって行ってみました。で、たまに電車を使うからなのか、試合が終わってから、菊名駅あたりで食事をしてから帰ったら、東上線が動いていなくて、池袋で、かなり電車を待つことになり、気が付けば家に着いたのは、日付が変わってからという感じで。

珍しいことをすると、スムーズに行かないことが多いですね。

おまけに、コンビニでは、お釣りの小銭をばらまいたりw

まあ、どうでも良いことですね。

さてさて、昨年に引き続き、なんだか、しんよこフットボールパークでのユースの試合の時は、天気が悪いことが多いようで、土曜日のプリンスリーグの川崎フロンターレU-18戦もまた雨の中での試合となりました。

この試合のメンバーは以下となります。

GK25番田桑龍輝、DFが左サイドバックに10番堀内千寛、右サイドバックに23番高山大智(後半スタート⇒20番関慎之介)、センターバックに7番高橋聡史と36番橋岡大樹、MFが左に2番川上開斗(後半28分⇒13番新井瑞希)、右に11番中塚貴仁(後半35分⇒19番川上エドオジョン智慧)、真ん中に14番渡辺陽と17番伊藤敦樹、FWが左に9番松澤彰、右に21番時里元樹(後半36分⇒26番井澤春輝)

となります。

8分と、前半終了間際に失点し、後半アディショナルタイムに入るくらいのところで9番松澤彰の得点で1-2という結果でした。

ここ最近たびたび書いていますが、現在のユースの育成の方針を支持する気はありません。それは、変わりません。何が良くて何が悪いのか、何を持って、成長とするのか、全然わかりません。見れば見るほどわからなくなります、方針が。

でも、サポーターサイドとして、選手が前向きな気持ちで試合に臨んで良い表情を見せてくれるように応援したいです。どうしたら良いでしょうね?よくわかりません。

色々なそういう大本の部分に、(すごくイラつきますけど)目をつむって、勝負のところで言えば、この試合はすごくわかりやすく、相手が浦和の様子をうかがっていて、浦和が押し込むことができていた試合の序盤の数回あった大きめのチャンスで決めることができていれば、流れは変わっていたかもしれません。

対戦相手の川崎フロンターレU-18を追いかけているわけではないので、どういうチームかは、わかりませんが、数字だけ見ていても、攻撃の力の高さはうかがえたものの、今回見た限りでは、思ったほど攻撃にガツガツ感はなく、様子を見ながら、すきがったら揺さぶって決めてしまおうという、ある意味したたかな攻めにも見えましたが、実際に、そんな流れで2点を決められてしまったのも事実です。

2年前のJユースカップでの試合のように、スイッチが入るとものすごい迫力になるチームになるのかどうかも含めて、そういう展開になるところが見たかったような気もします。

その展開になれば、浦和のピッチに立っていた選手もより、激しい戦いができて、そこで競り勝った時には、東京ヴェルディユース戦の時のように、「やってる方も楽しかった」という言葉が聞こえてくるような試合になったのかもしれませんね。

リーグを通じて、良い部分を継続するということは、まったく方針にないようなので、そこは、もう言っても仕方がないところなので、そこは、もういいですかね。

ちょっと、シーズン前に言ったことに、また見方を戻そうと思います。どんな変化にもどんな仕打ちも、乗り越えて、ピッチに送り込まれた選手で何とかできるチーム。そこを目指してください。

ただ、そのためには、独りよがりにならない声だしが必要になるのかなと、この試合では感じられました。

これは、その選手が1年生の時のGo forとかでも書いたことがあるかもしれませんが、そのプレーが、実際に味方とあわなかった時に、間違っていないプレーをした選手が、しっかりとその相手に伝えていないという状況がこの試合ではありました。キャプテンマークをつけている選手がチームを引っ張る、鼓舞するのは、もちろんとして、今、チームには、チームを落ち着ける存在が必要で、それができる選手がいると思っています。でも、周りの意見を受け入れすぎるのが少し気になります。

その意図、間違っていないから、味方に伝えた方が良いと思う場面が何度か。決定的な形というのは、意思疎通で成り立つことが多く、それは、しっかり伝えないとただのミスに見えてしまう。それがもったいないなと。

そんな感じです。

根本的な方針に対する不満は、もう書いても治らないので、チームが良くなるために少し考えたいです。

ではでは。

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プリンスリーグ関東2015/06/27 – 浦和レッズユースvs横浜F・マリノスユース 3-3引き分け・・・(リ)スタート。手ごたえを大事に

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どうも、ブクメです☆

26日のU16日本代表vsU16チリ代表の試合をJ-GREEN堺で観戦したので、そのこともブログに書きたいと思いますが、今回は、先にユースの試合の方を書きますね。

特に、前回のユースの試合の後のブログでは、相当辛辣なことも書き、なんか、ああいう書き方をすると、書いた方も若干心が痛む部分もありました。

公式戦としては、先週末は、試合がなかったため、2週間ぶりのユースの試合ですね。ここから、プリンスリーグが4試合続き、1か月ほどの中断期間にまた入るわけで、更に、そこで対戦する相手というのが、なんだか、結構攻撃に特徴のある、浦和レッズユースとしては、歴代苦戦する印象がある相手が続くな~と思いつつ、まずは、横浜F・マリノスユースとの対戦となりました。

当初、レッズランドで行われる予定だったこの一戦ですが、トップチームの試合を観戦するサポーターの方も観戦できるようにとの配慮だと思いますが、埼玉スタジアム2002第2グラウンドに場所を移しての開催となりました。

正直なところ、時々あるこの対応は、様々な理由から私はあまり好きではないのですが、今日たまたま見ていたところで隣になった、全く知らない方ですが、サポーターの方と会話をする機会があり話を聞いていると、週末両方をサッカーに充てるわけには行かず、トップの試合があるときには、そちらに行くので、ユースも見たいけど見られないという話を聞くと、そうだよな~と思いつつ、まったくアカデミーの状況を知らないままに、心無い言葉を発するような方を目にしてしまうと、やっぱり、こういうことが起こるんだよなとも思いつつ、でも、プレーする選手としては、こういう環境は、モチベーションになるという選手も多いのだろうなとも思いつつ。

結局は、どちらが良いのかはわかりませんが、今日は、この埼玉スタジアム2002第2グラウンドで全国大会を逃した悔しい試合の後の再スタートの試合としては、非常にプラスの要素を多く見つることができました。

そのプラスの要素の前に、まず、浦和レッズユースが抱えている現状として、今年のチームの軸としてプレーしている選手の中で小木曽佑太が怪我で離脱してしまっていることや、同じく、ディフェンスラインで多くプレーしている橋岡大樹は、U16日本代表で大阪に行っているため、いわゆるセンターバックタイプで今年そのポジションでどっしりとプレーしている選手が不在の状況の中で、7番高橋聡史と組むセンターバックとしての選択肢の中で、この試合では、センターバックの経験がほぼない26番井澤春輝を起用したことについては、何か意図があったことだと思いますが、相手が攻撃力の高い選手が多い状況では、かなり、荒療治な起用にも感じられる部分はありました。

スタートからセンターバックで出場している選手は、確かに今シーズン、他には数選手のみになるものの、センターバックの経験がある選手からすれば悔しい思いをしたと思いますが、ここ数試合のプレーの質を考えるといずれかのポジションで起用しておきたいというのもわかります。彼自身もひとつ前でプレーしたい気持ちが見え隠れはしていましたね。

キーパーに関しても、どっしり守っていた1番大川圭為が離脱して、クラセン予選の数試合を18番山田晃士が守っており、彼も怪我をしたことで、現在は、25番田桑龍輝がゴールマウスを守っているわけですが、まだ大きな公式戦では、2試合目のプレーになりますが、実に落ち着いたプレーで相手の枠内シュートも何本も跳ね返していましたね。

負傷者が多い苦しい状況の中では、チャンスを得た選手が成長するチャンスでもあり、また、それによって悔しい思いをした選手が、そのポジションを奪い返すための競争の場でもあります。なので、そのあたりは、私は、正当な競争として見るように心がける努力をします。

守備に関しては、やはり小木曽佑太の存在が大きいことは、ひいき目なしにもわかることなので、ある程度は、彼が復帰するまでは、守備の安定感に重きを置くよりも、攻撃の手ごたえを取り戻すことが重要だと思う部分も、今日の試合では注目していました。

その点では、起用するポジションで活きにくいところに配置されてやりにくそうな選手もありましたが、この試合では、放り込みが主体の攻撃を抑えての攻撃の組み立てによって、より選手も1つのポジションに張らずに、動いてチャンスに絡めるという場面も多くなっていたと思います。

2番川上開斗が怪我から復帰したことも大きく、一つ経由する場所ができたことで攻撃に多彩さが生まれている部分もありました。

今日の試合を見ていて、なんか、浦和のアカデミーは、こんな感じでいいんだよな~と思う部分も多くあったんですね。あくまで、私が好きなということだけですが、攻撃陣がのびのびと、ともすれば、そこで攻撃参加したら反撃くらったら危ないと思うような、中盤やバックラインの攻撃参加があって、でも、それによって攻撃に厚みと迫力が加わって、まあ、カウンターくらうと、すごく危険になったりするんですけどね。

やはり、特に今年のチームは、放り込みはしない方が良いというのも、この試合では、確認できました。低めの弾道で9番松澤彰に収まってという場面が多数。また、大きめのボールが越えたところに2番川上開斗がポストプレーをする役割までこなして、9番松澤彰に落としてという形もありました。やはり、こっちの方が、あっているよなと。

途中から出場した選手のパフォーマンスも高く。

また、サイドバックでの起用がほとんどだった攻撃的な能力の高い23番高山大智が、本来の攻撃力を爆発させて、1得点1アシストの活躍を見せたり、フォワードの位置に入った後半の14番渡辺陽が、ゴールを決めた時の、迫力もすごかったですね。本来は、攻撃的な選手で今年は左サイドバックで定着している10番堀内千寛が、この試合の終盤では、右サイドバックもそつなくこなしてしまったり、まあ、発見も多かったわけです。

11番中塚貴仁のサイドから何度も何度も仕掛ける機動力も光っていました。

ただ、試合結果としては、先制されてから、追いついて逆転して追いつかれて、逆転して追いつかれてとなり、また、ラストプレーのセットプレーで同点に追いつかれたことは、もったいなかったですね。

それでも、見る側としての好感触が、否定されるものでもなかったですけどね。

今日の手ごたえが、しっかり踏襲されていくのであれば、ある程度、しばらくは、安定した守備よりも、攻撃で相手の特長を出させない試合運びを追求して次の中断期間まで戦うとかでも良いのかもと思う部分もありつつです。いや、でもたぶん多くの方は、それよりも、勝ち点3を積み上げられる戦い方が重要だろうと思うのでしょうけどね(当たり前かw)

最後に、この試合のスタメンと交代、得点経過を書きますね。

GK25番田桑龍輝、DFが左サイドバックに10番堀内千寛、右サイドバックに23番高山大智、センターバックに7番高橋聡史と26番井澤春輝(後半31分⇒3番東伸幸)、MFが左に2番川上開斗(後半27分⇒5番中塩大貴)、右に19番川上エドオジョン智慧(後半スタート⇒20番関慎之介)、真ん中に14番渡辺陽と17番伊藤敦樹(後半39分⇒21番時里元樹)、FWが左に12番松尾佑介(後半スタート⇒9番松澤彰)、右に11番中塚貴仁

前半37分、失点0-1

後半23分、23番高山大智のゴールで1-1

後半26分、9番松澤彰のゴールで2-1

後半30分、失点2-2

後半42分、14番渡辺陽のゴールで3-2

後半45分、失点3-3

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プリンスリーグ関東2015/05/10 – 浦和レッズユースvs山梨学院大学附属高校 1-2敗戦・・・今日だけ見た人は、どう感じると思いますか?

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どうも、ブクメです☆

まず、この試合のスタメンと交代、得点経過を書きますね。

GK1番大川圭為、DFが左サイドバックに10番堀内千寛(後半34分⇒13番新井瑞希)、右サイドバックに36番橋岡大樹、センターバックに7番高橋聡史と4番小木曽佑太、MFが左に19番川上エドオジョン智慧(後半スタート⇒12番松尾佑介)、右に8番影森宇京(後半20分⇒15番鈴木海都)、真ん中に14番渡辺陽と5番中塩大貴、FWが左に17番伊藤敦樹(後半45分⇒16番轡田登)、右に9番松澤彰

となります。

前半9分に、松澤彰が裏へのパスに抜け出し、キーパーと1対1になり、浮かせてキーパーを越したボールを最後は、自ら頭で押し込んで先制しました。

試合開始から先制点を奪うくらいまでは、思ったほど前線からのプレスもされず、ペースを握って試合を運べていたのですが、その後、連係ミスなどで相手前線が、わかりやすいくらいに活気づいて、前線からプレッシャーをかけてきたのに対応できずに、逆転を許して、試合が進み、後半相手の運動量が落ちてきたところで、反撃を試みるも、及ばずという試合でした。

今日は、特に細かいところを書くつもりはありません、敗戦の原因も、昌平高校戦、ヴァンフォーレ甲府U-18戦の時に、触れていたことに起因していると思いますので、書く必要もないと思います。

私は、チームの練習や、生活まで共にしているわけではないので、ここまでの経過で何かが起こっているとか、たまたま、今日は、思うようにいかなかっただけなのかはわかりません。もしかすると、体のどこかに痛みを抱えていて、無理して出ている選手もいたのかもしれません。疲労がたまっている選手がいたのかもしれません。

今日の試合は、なんとなく、今年の浦和レッズユースの試合を初めて観戦しますという感じの方も多いように見受けられました。この試合だけ見た人からすれば、どう感じるでしょうか。もちろん、勝利、敗戦という結果という形で見る方も多いと思いますが、はっきり言って、どうしてこの戦いで首位にいるんだろう?と思われたと思いますよ。私としては、それが凄く残念です。

今日の試合は、ピッチコンディションも良好で、天気も雨予報があったものの、試合の時間は、ほぼ曇りの状態で、気温も試合に最適な気候、試合開始から前半終盤までは、風もなかった(途中から、急に風が強くなってきましたが・・。)

疲労の蓄積であれば、相手チームだった、同じスパンで過密に試合を行っています。今日戦った会場は、私たちのホームです。

安定感を失ってはいけないポジションで、ミスが目立ったこと。何か精神面で影響があるようなことが起こったのでしょうか、わかりません。

采配とモチベーションコントロール。これは、今年も、期待できないから、それをどうこう言うタイミングでもないので、その中でできることをやってほしいと書きました。選手でやるしかないのです。ユース世代というのは、浮き沈みが激しいのが普通で、本来は、安心感を与える大人が、コントロールする手助けをするべきなのですが、それが難しいので、今シーズンは、少し難しい課題ですが、そこを選手間で頑張ってほしいという意味です。

できていたと思いますし、それが、ここまでのラッキーだけではない結果を生んできたと思っています。

ただ、今日は、ミスが多いということ以前に、球際に激しく行けていなかったことが、かなり悔しいです。走り負けていると言っている方もいましたが、その言葉も正しいと思います。

ここからは、クラセン予選ですね。でも、私は、よくトップチームが、敗戦の後に言う、気持ちを切り替えて頑張りますという言葉は、嫌いです。

対戦相手で力の落ちる相手も出てくるでしょうし、これまでとは違ったメンバーで戦う試合も多くなるかもしれませんが、切り替えるとかしないで良いので、やれていたことを、またしっかりやれるようになるための期間と考えてやってほしいです。

正直、負けたことではなく、崩れてはいけないところが、軽率なプレーを繰り返したことに私は、怒っています。ミスはしても良い。でも、ミスを連発するのは、必ず気持ちに消極性が出ている時ですから。そこに弱さを見せては行けない。

細かい敗戦の理由探しをしていないですよね?この試合の敗戦の理由は、試合に臨む姿勢の違いですよ。

失礼な内容が多くなってすみません。プロでも、最初の勢いで勝ち続けて、その後、上手くいかない時期を迎えたところで、持ち直せずに連敗続きになるチームがあるくらい、サッカーは、心や、周りの雰囲気にも左右される繊細な部分もあります。

よろしくお願いします。

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プリンスリーグ関東2015/05/06 – 浦和レッズユースvsヴァンフォーレ甲府U-18 1-1引き分け・・・連勝が止まることの良し悪し

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どうも、ブクメです☆

甲府という場所で、浦和の下部組織の、かわいい応援団が試合を応援するという環境を予想していなかったので、驚きましたが、たまには、こういう試合風景も良いですね。浦和レッズジュニアも遠征か何かがあって、その流れでという感じですかね?ほんわかしながら見る部分もありました。

そして、久々に、試合の早い時間に腹痛に襲われて、前半10分前後からしばらく、試合観戦ができなかったり、これまた想定外のケース(私個人的な話ですがw)

思ったより、観戦環境として見にくいグラウンドに、暑いイメージの甲府でのこの時期の試合観戦にしては、ものすごい暑さはなかったものの、逆に、試合に影響を与えるくらいの強風。

また、プリンスリーグがスタートしてからは、最も遠方への初の遠征ですかね。

あくまで、見る側としての環境としてで、プレーする側としては、かぶる部分と全く関係ない部分がありますが、これまでと少し違った環境の中での試合となりました。

いろいろ書きましたが、この試合は、私も何か集中して試合をしっかり見られない時間が多かったので、そういう日には、応援に足を運んだ側からしても、連勝がストップしたのには、自分の見方に原因があったのかな~と思う部分もあったりなかったりです。

ということで、途中ぽっかり相手見られていない部分もありますが、まずは、試合を大まかに書きたいと思います。

まず、この試合のスタメンと交代、得点経過を書きますね。

GK1番大川圭為、DFが左サイドバックに10番堀内千寛、右サイドバックに23番髙山大智(前半39分⇒36番橋岡大樹)、センターバックに7番高橋聡史と4番小木曽佑太、MFが左に19番川上エドオジョン智慧(後半28分⇒13番新井瑞希)、右に8番影森宇京(後半14分⇒15番鈴木海都)、真ん中に14番渡辺陽と5番中塩大貴、FWが左に12番松尾佑介(後半31分⇒17番伊藤敦樹)、右に9番松澤彰

となります。

開幕から数試合が経過して、もちろん、どんな色々な状況があっても、ずっと同じメンバーで戦い続けられるというのは、難しく、まだ、累積での出場停止までは行ってはいないものの、この試合でも、怪我でこれまでスタメンで出場する率が高かった選手がいなかったりと、リーグ戦は、チーム全体で戦う長期的なものだということがわかる、ここ数試合になっていますね。

前半序盤は、これまでの試合同様、反撃を受けた時のサイドからの攻撃に対しての対応には、苦慮する部分は、あったものの、多くの時間を相手ハーフでプレーすることができており、攻めるということでは、多くできていたと思うものの、相手ゴールを脅かすということでいうと、最終的に、引っかかる場面が多いようには感じられました。

その時間帯で、なんとか得点が取れてしまうと、少し楽になるかと思っていたところで、腹痛w

そして、ちょうど、戻ろうとして、浦和のゴール側から最も遠いところで眺めながら、観戦していた場所に戻ろうとしてたところで失点し、0-1という状況になったところで、前半20分くらいに再び、元の観戦場所で試合を観戦することになりました。

前節の昌平高校と比べると、クレバーに前線の選手が、浦和のバックラインの隙を狙うというタイプとは、また別のものではありますが、この試合でも、相手の前線の選手が、浦和のバックラインでの組み立ての隙を狙ってきている印象は強く、結果的には、失点の原因もそこにあったようにも感じられます。

どの程度のスカウティングをして、対戦相手が臨んできているかは、通常のヴァンフォーレ甲府の今シーズンの試合を一つも見ていないので、比較することはできませんが、これが、レベルの高い関東のプリンスリーグの上位にいるチームの戦いなのかなとも思います。多少、雑な感じでしたが、狙いどころは、しっかり研究されたなという感じの試合ですね。

それでも、25分に19番川上エドオジョン智慧が前線の良い位置でキープしてファールをもらい、そのフリーキックのチャンスを14番渡辺陽が直接ゴールを決めることで、1-1の振り出しに戻したのは、今シーズンのここまでの浦和レッズユースの、強さの一つの要因になっているとは思います。

結果的に、前半を1-1で折り返して、後半は得点は両チームともになく、1-1で終了となりましたが、後半は、ある意味、今後を考える上では、考慮されるべき展開も多かったかなと思います。

明らかに強風が影響されているにも関わらず、ロングボールの多い攻撃の狙いが多かったこと。相手ディフェンスライン付近に風の影響がわかっていても、放り込んでフィフティの勝負に持ち込んで相手のディフェンダーも対応に苦慮したところで奪って攻撃を狙うということならばOKだと思いますが、その試合の強風を考慮せずに、そのやり方を続けざるを得なかったというのであれば、改良しなければならない。

後半に関して言えば、決定的な場面は、数回作れていたことを考えると、そこで決められる精度、きれいなミドルシュートにならなくても、枠に飛ばせるようにして、得点になる可能性が高められることが必要だな~と思ったり(言うのは、簡単、やるのは難しいのは、承知の上で書いています。でも、それを多くの選手ができるチームが、やはり勝負強く勝ち点を積み上げられるチームだと思うので。)

あとは、勝負すべき選手に、チャンスメイクのほうばかりをさせる方針。これに関しては、あまり言いたくありません。でも、試合を決める時間帯に、仕掛けるべき選手に、勝負させないというのは、どうしてなのかと思います。

前線の選手がサイドに開いてクロスを上げる攻撃パターンで、決定機が高いチームを作りたいのであれば、色々工夫する必要はあるとも思います。守備の組織が高いチーム、中を固めるチームに対しては、早めにサイドに開いてクロスを上げるという攻撃は、はたして有効なのかなと思う部分もありますが、数撃てばということですかね。

ただ、例えば、10番堀内千寛のように、後半上がれるタイミングで、攻撃参加したケースのように、一つ後ろの選手が効果的に持ち上がってということであれば、サイド攻撃も、より効果的になるとは思いますが。

ただ、これは、あくまで、見る側が感じたというだけで、チーム全体的に、やや疲労感がでていたようにも感じられるような雰囲気もあり、この試合に臨むうえで何か負荷がかかるような要因があったかなどについては、わかりません。

とはいえ、連勝が止まったという見方もできれば、アウェイのやや、やりにくい場所でも無敗で勝ち点を積み上げられたという結果もできます。

ゴールデンウィークでやや過密日程で、3日後の土曜日には、山梨学院大学附属高校との試合も控えています。

チーム自体が、完成形ではなく、様々な要因をクリアしながら、チームを作っていく育成段階のチームであれば、更に、チームとしての戦術が、「浦和レッズユースと言えば、この戦い方」という部分を、放置してしばらく試行錯誤してきたチームですから、連勝というのは、長く続けば続くほど、課題の部分をチームとして感じる部分が少なくなってしまい、止まった時に、混乱してしまう可能性も大きいと私は思っています。

その意味では、ここで一つ引き分けが入ったことは、決して悪いことではないですし、前節の試合の後のブログでも触れましたが、相手も研究してくる中で、それでも常に上位で戦い続けるには、安定しているポジションでも、より高めていく必要や、相手の動きに対して、感じて対応できるようになっていく必要があると思います。

攻撃に関しても、特に得点を取るポジションの選手は、上手くいかない時期というのは、たいていの選手が迎えます。これは、プロの選手でも海外で活躍している選手でも、あるので、説明する必要もないと思います。

だからこそ、一人の選手の良し悪しに左右されるのは、チームではなく、個人競技になってしまいますから、チームスポーツである限りは、得点を多く上げている選手がいることは、もちろんプラス要素ですが、その段階で、チームの層が厚くなって、もし、その選手が不調の時期に入ったとしても、その時期を助られる選手がいて、欲を言えば、前線のどの選手も、好調で出場すれば得点を挙げるので、起用する側が困ってしまうくらいの状況が、シーズン折り返しくらいにできているというのが、理想ですよね。

勝ち点ばかり、連勝ばかりに目が行くのではなく、ここ2試合で見えてきた課題の部分のほうが、重要です。

そして、それをクリアするために、一人一人の成長と、チームとしての成長が必要なんですね。いまやっているのは、短期決戦のカップ戦ではないのですから。

プロの一歩手前の世界ですので、1つの試合だけを見て、苦しんだ選手に対して、評価するという人も多くなるのは当然の世界ですが、毎回書きますが、ユースのサポーターとして、足を運んでいる多くのサポーター、今日このタイプの相手に苦しんだ選手は、その悔しさを力に変えて、次に同じようなタイプの選手に対峙した時に、そこで成長を見せてくれることを楽しみに待っていますから。

土曜日の試合を楽しみにしています。

ではでは。

あ、今年は、あまり足を運んでいないジュニアユースですが、接戦を制しての勝利の結果を知りました。見事です。このチームのシーズンスタートにベースとなっていた選手の多くを負傷で欠く時期にチャンスを与えられた選手とともに、そう感じさせない戦いぶりで、乗り越えて、負傷者がようやく戻りつつある中での日曜日の試合で勝利。

確実に、チーム自体のレベルも、上がっているのは、足を運べなくてもわかりますし、多少の逆境は、難なく跳ね返してしまう強さも身に着けて、これからの戦いに臨んでいけることがわかります。日曜日の三菱養和SC巣鴨Jrユース戦は、足を運べると思いますので、楽しみにしています。

最後に、試合後ですが、ヴァンフォーレ甲府U-18の選手は、相手サポーターにまであいさつに来てくれるんですね、恐縮です。そして、その中に、浦和レッズジュニアユース出身でヴァンフォーレ甲府U-18に加入して現在2年生の関敦也もおり、久しぶりに少し話すことができました。力強い言葉も聞けましたし、次の浦和ホームでの戦いのとき、それ以外の時でも、活躍する姿を見ることを楽しみにしています!

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プリンスリーグ関東2015/05/02 – 浦和レッズユースvs昌平高校 3-2勝利・・・粗捜しをしてみたり。

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どうも、ブクメです☆

5月に入って、一気に暑い日が増えましたね。今日は、プレーする選手にとっては、かなり酷な気候の中での試合となりました。

前節、東京ヴェルディユースに劇的な勝利で開幕3連勝を飾った浦和レッズユースは、第4節で昌平高校と対戦しました。昌平高校は、3連敗スタートとなり、ある意味、3連勝vs3連敗ということで、やや雰囲気的にも、今節は問題ないだろうという雰囲気も会場にはあったような気もしつつ。

ちなみに、開幕4連勝という結果で、育成系を取り上げるサッカーメディアでも取り上げられることが多めで、劇的勝利的な要素は、そちらにお任せするとしましょうね。

まず、この試合のスタメンと交代、得点経過を書きますね。

GK1番大川圭為、DFが左サイドバックに10番堀内千寛(後半38分⇒13番新井瑞希)、右サイドバックに23番髙山大智、センターバックに7番高橋聡史と4番小木曽佑太、MFが左に2番川上開斗(後半12分⇒17番伊藤敦樹)、右に8番影森宇京(後半17分⇒15番鈴木海都)、真ん中に14番渡辺陽と5番中塩大貴、FWが左に12番松尾佑介(後半26分⇒26番井澤春輝)、右に9番松澤彰

となります。

前半16分にペナルティエリア内で角度のないところから、9番松澤彰がグラウンダーで鋭いボールを入れると、相手ディフェンダーのクリアがそのままゴールに突き刺さり、オウンゴール(公式記録では、松澤彰のゴールになっていますね、ありがとうございます。)

前半を1-0とリードで折り返します。

後半13分に、バックラインで奪われて、失点し1-1。

後半43分に、失点し、1-2。

後半44分に、前線で14番渡辺陽が粘ってキープし、ラストパスを9番松澤彰に送り、これを決めて2-2。

後半アディショナルタイムに前線で押し込む流れで、こぼれ球を14番渡辺陽が豪快に蹴りこんで3-2。

結果、3-2で勝利となります。

 

さてさて、タイトルに書いたように、いわゆる昨シーズンプレミアリーグだった2チームと、昇格プレーオフまで勝ち進んだチームと難しいと思われている相手にすべて勝利しての3連勝という中で、3連敗中の昌平高校が相手ということで、もちろん、チーム内では、逆に難しい試合になる可能性が高いから、気を引き締めて行こうということで取り組もうとしていたと思いますが、その中で、経過を見てきている人たちからしたら、簡単に勝てそうな相手という雰囲気が会場からも出るでしょうし、そういう雰囲気も含めて、実際の試合展開も含めて、ちょうど良いタイミングなので、あえて粗捜しをして、結果的に快勝に終わった場合でも、釘を刺す要素を探そうかなと思っていたのですが。

結論から言えば、試合経過や、見えてくる課題、個々で感じなければならない今後のためのことなどは、わかりやすいくらいに、選手自身が感じる経過になったので、わざわざ書いて指摘することでもないかなと思う部分もあるのですが、文字にして残してみると、余計にずっしりくるかもしれないので、いくつか書いておきますね。今後のためです。

その前に書いておきますが、昌平高校は、なかなか面白いサッカーをしていたと思いますし、前半スタートに浦和が押し込んでいる流れを見ている時は、やはり力の差がある相手で一つレベルが落ちるのかなと実際思ってみている部分もありましたが、ボールのまわし方、狙いどころ、あと、前線の選手の相手の選手を観察する能力の高さ、あとは、シュートを狙う位置も良かったと思います。

1-0リードで、前半の猛攻で追加点を挙げられなかったことで、ハーフタイムに、私よりも多くサッカーをしっかり見ている友人と、このままだと後半は、やられるかもしれないと話をしていたくらい、正直、評価は高いです。でも、まだ精度のところで、詰めが甘いので、浦和の守備の安定感から考えると、そこまで怖くはないものの、数か月先になる、アウェイで戦うときが怖いなと。

実際、追いつかれて、一時は逆転までされる展開にこの試合の段階でなるとは、思いませんでしたが。。

あくまで、現時点では、浦和のほうが圧倒的に上でした。この試合での苦戦の原因は、言うまでもなく、圧倒していた時間帯で1点しか取れなかったこと。キーパーの好セーブやディフェンダーの粘りなどもあったものの、それでも最低でも2点取っておかなければならない試合でしたよね。

後半4分に、8番影森宇京が完全に抜け出してキーパーと1対1になるかというところで、相手ディフェンダーに倒されて得たPKの場面。ここを決められなかったから、キッカーを責めるのか。他の選手が蹴っていれば良かったのか。実際、周りからも色々な声が聞こえてきましたが、そんなこと、チームで決めてやれば良いことです。誰が蹴ったって、決まるときもあれば決まらない時もあります。

確率の問題で追加点がより必要だというときには、PKが得意な選手が蹴るようにするかとか、そういうことも、チーム内で決めれば良いことです。

私が言えることとしたら、とにかく、失敗しようが何しようが、自信を無くして下を向くことだけは許さないということだけです。だから、そうならなかったので、私としては、何も言うことはありません。

ディフェンスラインでのパス回しのところで、相手のプレスを切り返して、かわすというプレーが試合序盤にありました。2回目同じことをしたときに、うまく狙われて奪われて、攻め込まれました。相手の前線選手がクレバーな選手がいる場合は、こういうところをしっかり覚えていて狙われます。

枠には飛びませんでしたが、シュート精度が高い選手が狙えば、枠に飛ばされるくらいの位置で、プレッシャーをほとんどかけずにシュートを打たす場面が何回かありました。

これは、サッカー選手としての宿命ですが、他では、良しとされるプレースタイルが、今いるチームでは、そのプレーをすることが否定されるということは、よくあるものです。

スタイルは、あってもチームに色を加えられる選手は重要で、そこは、柔軟に良しとすればよいと思うのですが、そうもいかないこともあります。でも、そのプレースタイルは、その選手が輝く色なので、その色が輝かなくなっていくのは、残念。これに関しては、そのプレースタイルを理解して見て応援している人がいることを感じてもらい、今は、メンバーから外されない程度には、言うことを聞きつつ、外されない程度に自分も貫く。言うのは簡単、やるのは難しい。

ここ2試合は、連続で14番渡辺陽が勝ち点1を勝ち点3に広げる得点を決めてくれている。

今日は、ぎりぎり決められなかったけど、ゴールにかなり近いシュートを放った選手が何人もいます。だから、今度は、その選手が、今後の試合で、勝利につなげる得点を決めれば良い。

いくつか挙げるとそんなとこです。相変わらず、連想ゲームみたいな書き方ですみません。

色々書きましたが、4連勝という結果は、ものすごいことだと思います。

ビハインドを跳ね返せるという意味での負けない自信というのは、サッカーは、悪くはないけど勝ちきれないというチームよりも、シーズンを戦ううえでは、常に上位にいながら、課題を見つけながら、という理想的な戦い方ができます。

暑さに加えて、ゴールデンウィークということで、やや過密に日程が消化されていきますし、累積なども少し気になるところ、怪我の選手も出てきたりしていますね。

今日の試合もそうですが、しばらくスタメンから離れていた選手が、スタメンで出て、相当高いパフォーマンスを、毎試合スタメンで出てるかのように見せてくれたことは、うれしかったです。

そのようにしてチーム自体が層が厚く強くなっていくんですね。

試合終盤のパワープレーの時には、公式戦経験が浅い選手が急にバックラインに入ることになり、まだ、経験不足なところも出てました。でも、試合は、勝ち切りました。経験できて、結果も出ました。やはり、順調なんですよ。

今日を踏まえての次節。楽しみにしています。

・・・はい、では、連想ゲームっぽいことを書いた私が、連想できずにやらかした試合後のオチの話を書きます。

今年から、大学のチームも含めたチャレンジリーグというリーグ戦に参加している浦和レッズユースですが、今日は、平成国際大学のサッカー部のページで16時から、Awayで試合があると書いてあり、これを、勝手に平成国際大学から考えたAwayですから、レッズランドだろうと、決めつけて、確認しなかったんですね。

そして、レッズランドに行くと、やっていない、それなら、もしかすると与野八王子グラウンドかもしれないと思い移動すると、別のチームが試合をしているので外れ。ではでは、裏をかいて大原サッカー場かもしれない、ということで、移動するも誰もおらず。

これは、オチとして駒場スタジアムのサブグラウンドでやってたりして、と、ダメもとで移動したら、やはりやっていない。まさかの堀崎公園、まさかの秋葉の森・・・は、移動まではしませんでしたが、時間的に、もう試合には、間に合わないということで、あきらめることに。

・・・で、よく考えたら、その試合情報を直接聞ける可能性がある人が2名ほどいたことに、時間的に手遅れになったところで、思い出して、あとの祭りになったわけで。

で、結果的に、帰宅後に、その人に聞いてみたら、平成国際大学のグラウンドでやりましたー!とのことでw

あれですね、ジュニアユースの関東U15リーグで、アウェイ扱いだけど、場所は、ホームみたいな、あれですかね。やられましたw

 

お疲れ様でした!

ではでは。

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2015年4月25日~26日の浦和レッズアカデミー関連試合観戦(まとめてですみません。)

どうも、ブクメです☆

4月25日に浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグvs柏レイソルU-15と浦和レッズユースのプリンスリーグvs東京ヴェルディユース、4月26日に、浦和レッズユースの練習試合vs明治大学と大学サッカーの関東2部リーグ、東洋大学vs日本大学の試合を観戦しました。

まあ、言ってしまえば、26日のユースの試合がナイトゲーム(夕方17:30キックオフ)の試合にも関わらず、その展開にテンションが上がって、その後に埼玉に戻ってから、宴会をしてしまい、そのままの流れで、26日の試合観戦に入り、グダグダな感じで、夕方に帰宅して、爆睡してしまい、、、という流れなんですね。

オチもあります。

ということで、今回は、細かいレポートっぽくは、なりませんが、ご勘弁ください。あまり、前のめりにならず、流れに乗ることも人生には、必要です・・・とか言い訳してみたり。

まず、25日の浦和レッズジュニアユースの柏レイソルU-15の試合から。

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この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番西尾優輝、DFが左サイドバックに3番林海斗、右サイドバックに5番遠藤悠太(後半?⇒21番石塚稜真)、センターバックに22番玉城大志と8番白土大貴、MFが左に10番佐藤輝、右に16番吉岡佑馬(後半スタート⇒20番吉岡直輝)、真ん中に6番上野夏輝と14番縄田脩平(後半30分⇒17番柳田大樹)、FWが左に11番森隼平、右に9番二見健太

となります。

試合開始から数分の3分に早くもコーナーキックのチャンスから、10番佐藤輝がヘッドで決めて幸先よく先制した浦和レッズジュニアユース。柏レイソルは、アカデミーからトップチームまで一貫したポゼッション型の戦術をとってくるチームですが、この試合で見た印象では、今年の相手は、まだまだ途上でパスミスも多いという印象で、そこを狙った形で高い位置から浦和が攻撃するという展開も多く、試合としては、どちらかというと前半~後半の途中くらいまでは、ポゼッション率=ペースを握っているという判断をされると相手ペースと考えられるかもしれませんが、実際は、浦和がペースを握っていたように感じます。

これは、相手にとって有利ということではなく、前半後半それぞれのサイドである意味安定した判定ということもあったので、これをどうこう言うことも難しいと思いますが、オフサイドの判定が、かなり大らかで、明らかなオフサイドの場面でも流される場面が、片方のサイドで多く、同じように前半に明らかなオフサイドで相手選手が抜け出したところがオフサイドにならなかったところで決められて前半20分に1-1の同点に追いつかれ、逆に後半にオフサイドっぽいところが流されて浦和が得たチャンスは、決めることができなかったこと、それ以外でも、前半のうちに突き放してしまうチャンスは、多くあったところで決められなかったことが、この試合を難しくしてしまった要因になったと思います。

ポゼッション型の相手は、気持ちよくパス回しをさせてはいけないというところで、前半は、ある意味理想通りになっていたところで、畳み掛けられるという強い意識がまずほしかったというところです。

その結果が、後半の相手の猛攻につながったと考えることもできると思います。勢いがつけば、精度も上がる、これは、なかなか難しいものです。

ただ、その相手の猛攻を抑えきって、それ以上の失点を許さずに勝ち点をしっかり取ったということも、すごいことだと思います。

前回、連敗しないチームは強いと書きましたが、苦しい試合展開でも、しっかり勝ち点を積み上げられるチームというのも、また強いチームだと思いますよ。

欲を言えば、でも、これは、選手の性格などもあるので、それがすべて良いとは言えませんが、今年のチームを見ていると、ゴールへの野性的な貪欲さ(?)のようなものを見せる選手がいないように感じており、そういう選手が出てくると、よりこういう試合でも、勝利の方向に持って行けるようになるのかなと思う部分もあります。

いろいろ言いつつ、やはり、強いチームだと思います。

はい、日立柏サッカー場で、ジュニアユースの試合を観戦した後、場所を、東京ヴェルディグラウンドに移しまして、浦和レッズユースのプリンスリーグ第3節の東京ヴェルディユース戦を観戦しました。

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この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番大川圭為、DFが左サイドバックに10番堀内千寛、右サイドバックに23番髙山大智、センターバックに7番高橋聡史と4番小木曽佑太、MFが左に2番川上開斗(後半30分⇒13番新井瑞希)、右に15番鈴木海都(後半34分⇒19番川上エドオジョン智慧)、真ん中に14番渡辺陽(後半45分⇒26番井澤春輝)と24番松高遼、FWが左に12番松尾佑介(後半39分⇒5番中塩大貴)、右に9番松澤彰

となります。

前節負傷で欠場していた4番小木曽佑太が復帰しセンターバックに入りました。前節センターバックに入っていた36番橋岡大樹は、U16日本代表のイタリア遠征に選出されて不在となります。

ジュニアユースもユースもそうなのですが、中盤の右サイドのメンバーは、開幕から、全試合スタメンの選手が代わり、競争が激化しているように感じます。

午後から、にわか雨の予報があり、試合の少し前くらいまでは、雨が降ったりしていたものの、試合までには、止んでくれて助かりました。

試合後に、冗談半分に、今日の試合のブログは、「楽しかった」の一言で良いのではないかと周りの方に言ってしまうくらい、久しぶりに1サポーターとして、純粋に興奮し、楽しませてもらった試合でした。

相手チームに関しては、それがややラフプレーにつながる部分も多かったので、それが良いか悪いかは、微妙なところではありますが、両チームともに終始気迫が伝わってくる試合でしたね。

2連勝で来た浦和レッズユースにとって、最初の山場になるのは、個々の能力が高い東京ヴェルディ戦と考えていた通り、前線の高さのある選手に対しては、問題なく、守備陣が対応していたものの、そのこぼれ球を狙う味方の選手のススッと裏に入ってくる動きだったり、スピード感のある攻撃だったり、やはり、これまでとは一味違った攻撃の脅威を見せる相手に対して、浦和も決定的な仕事をほとんどさせない守備を見せることができていました。

試合の流れを簡単に書きますと、前半開始6分に2番川上開斗と10番堀内千寛の左サイドでの攻撃で、サイドバックの10番堀内千寛のオーバーラップから鋭いクロスを上げる場面でチャンスを作ったり、9分のフリーキックの場面では、15番鈴木海都の相手ディフェンダーの壁をちょうど越えるくらいの低めの弾道でのクロスに4番小木曽佑太がヘッドで合わせての惜しい形、15分には、15番鈴木海都の右前線からのクロスに、12番松尾佑介が、触れればゴールという惜しい形、更には、21分には、10番堀内千寛からのスペースへの鋭いパスに12番松尾佑介がしっかり反応して攻撃につなげた形と、右に左にサイドをうまく使った攻撃で相手ゴールに迫る形を多く作ります。

その中でも、29分に2番川上開斗にいったんパスを預けてオーバーラップした10番堀内千寛が、ペナルティエリア内に走りこんだ9番松澤彰の頭の高さめがけてあげた鋭いクロスは、見事で、合わせた9番松澤彰のヘディングシュートは、わずかに枠を外れたものの、相手ディフェンダーが対応できないくらい精度の高いサイド攻撃とクロスは、見事でした。

相手も浦和ゴール近くに攻め込むという形は、作っていましたが、決定的なチャンスという点では、浦和のほうが勝っていた序盤の攻防でした。

この展開を難しくしたのは、ある意味相手キーパーの反応の良さだったのかもしれません。

それは、前半30分前後に浦和が作って2回の決定的な形で得点できなかったことにつながってくるのですが、まず、29分に12番松尾佑介が鋭く切り込んでシュートも枠をとらえた見事なコースを狙ったシュートであったところを相手キーパーにぎりぎりで反応されたはじかれた場面、そして、そこから得たコーナーキックの場面で10番堀内千寛が放った2度のシュート。このシュートも、普通であれば、決まっても良いくらい良いコースに良いシュートを放てていたと思うのですが、これも相手キーパーによって防がれたんですね。

普段からこれだけの反応をするキーパーなのか、乗っていたのかはわかりませんが、このビッグセーブ連発によって前半リードできずに0-0で後半に入ることになりました。

後半も、激しい攻防が続く中で、流れの中では、やはり浦和が相手にフィニッシュまでの形はほぼ作らせずに、安定感を見せていたのですが、12分に相手コーナーキックから決められてしまい、0-1とビハインドを背負うことになります。

開幕から無失点で2連勝してきた流れだったので、この展開でどうなるかと思いましたが、失点後しばらくは、少しバタバタしたような時間もあったものの、その後は、持ち直し、22分には、セットプレーのチャンスから、4番小木曽佑太がシュートを放ち、ディフェンダーかキーパーに当たり跳ね返ったところを再びシュートを放ち、これが惜しくもポストに阻まれるチャンスを作るなど、再び浦和が相手ゴールに迫る形が増えてきます。

後半30分あたりから、13番新井瑞希や19番川上エドオジョン智慧と言った、攻撃的なフレッシュな選手を投入し、攻撃を活性化させると、37分には、高い位置で得たフリーキックのチャンスで14番渡辺陽の左前線へのフィードの折り返しが9番松澤彰に収まりシュートを放つも、これは、キーパーの正面で防がれます。

そして、37分についに14番渡辺陽からのパスを受けた19番川上エドオジョン智慧が決めて1-1の同点に追いつくことに成功します。

この後の39分に5番中塩大貴が入り、14番渡辺陽が高めの位置に上がりますが、おそらく、采配の傾向としては、逆転よりも、最低でも勝ち点1をとるための采配だったと思うのですが、選手はしっかり勝ちに行く姿勢を見せてくれ、その結果、43分に9番松澤彰のポストプレーから、14番渡辺陽が抜け出して、ゴールを決め2-1と逆転に成功します。

そして残り時間も引いて守るということではなく、高さのあるボールはしっかり跳ね返し、クリアする場合も両サイドの深い位置にクリアし、更には、そのクリアもしっかり前線の選手がキープして高い位置で時間も使いながら、あわよくば追加点を狙えるような雰囲気も残しつつ、結果2-1で勝利し、開幕3連勝を飾ることとなりました。

この結果の裏には、色々な要因があると思います。その一つは、相手のウィークポイントを見つけ出して、奪いどころを見つけた24番松高遼だったり、14番渡辺陽が、そこを狙ってインターセプトから攻撃に転じることができていたことや、ボランチとバックラインの入れ替わりがスムーズにできるようになったことで、ロングフィードに関しても、例えば、4番小木曽佑太が少し高めに持ち上がって(この時にボランチが1枚下がって守備の穴は作らないようにできている)から前線に供給することができるため、より確率高く攻撃につなげられるなど、チームとしてのレベルアップも試合ごとに見られます。それらの要因がかみ合って、今回の結果が生まれたのだと思います。

チームの雰囲気も良い、交代で出場した選手のパフォーマンスも高い、かなり良い感じです。

見事な試合でした。

いわゆる、サポーターを喜ばせる要素も満載の戦いぶりでしたよ!

(で、この後、帰宅後宴会w)

そして、26日は、まず、明治大学の八幡山グラウンドでの練習試合を観戦しました。

049

45分2本と、3本目は、30分くらいだったと思います。

浦和レッズユース出身の橋岡和樹も背番号73で2本目までプレーしていました。

試合は、1本目0-2、2本目1-2、3本目1-3という結果になりました。

浦和のゴールは、2本目の1点が、26番井澤春輝からの縦パスに対して、21番時里元樹が、見事なトラップで抜け出してキーパーと1対1の状況で決めてのゴール。

3本目の1点は、12番松尾佑介の左サイドを突破しての折り返しを9番松澤彰が合わせてのゴールになります。

大学の関東1部リーグの上位を争うようなチームとユースが対戦するときには、それがトップチームでなかったとしても、通常ユース世代の戦いでは、経験できないスピード感だったり、体の強さだったりに苦しむケースが多くみられるのですが、この試合でも、やはり、そういった部分は、見られましたが、比較的、早くそういった相手の動きに対応できていた部分もありつつ、それでも、結果に出ているように、失点は多めという結果になりましたね。

さてさて、その後、今度は、東洋大学の朝霞グラウンドに場所を移しまして、関東2部リーグの東洋大学vs日本大学の試合を見てきました・・・が、ここは、恒例のやらかしです。

東洋大学には、昨年まで浦和レッズユースに所属していた勝野瑛がいるのですが、すでに途中出場などでは、出場しているということだったので、プレーしているところが見られたらよいな~と思っていたのですが、後半途中まで見たところで諸事情で、帰ることになったのですが、その後、終盤出場して、しかも初ゴールも記録したという・・・。

まあ、仕方ないです。また今度足を運べた時まで、プレーしている姿とゴールはお預けということで、楽しみにしていたいと思います。

・・・はい、ということで、まとめて書きつつダラダラ長い文章になりました。

充実の週末でしたよ。ありがとうございます!

ではでは。

おまけの写真。

ジュニアユース

061 062 063 064 065 066 067 068

ユース

064 065 066 067 068 069 070 071 072 073 074 075 076 077 078

練習試合vs明治大学

001 002 003 004 005 006 007 008 009 010 011 012 013 014

東洋大学vs日本大学

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プリンスリーグ関東2015/04/19 – 浦和レッズユースvs三菱養和SCユース 1-0勝利・・・終盤の猛攻を凌ぎ切っての2連勝!

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どうも、ブクメです☆

サッカーにおいて、ゲン担ぎのようなものをすることは、普段は、あまりしないのですが、なんとなく、昨日のジュニアユースの難しい試合を1-0で勝ちきった流れを持ってこようかな~とか思って、昨日の服装に近い感じで今日は、試合会場に足を運びました(近い服装であって、昨日の服装から着替えずにそのまま来たというわけではありませんw)

プレミアリーグから降格してきたことで、また再び三菱養和SCユースと、公式戦のリーグ戦で対戦することになった今シーズンですが、その頑ななまでのロングボール多用のサッカーと、これまでの相性の悪さと、昔ほどではないものの、なんだか、選手と言うよりチームの方針として(?)浦和レッズに対しての敵対心強く戦ってくる相手というか、とにかく、なんだか、見る側としても嫌な相手だな~という印象をどうしても持たされてしまうわけでして、やや大味なサッカーになっても勝負と言うところでは勝ち切ってもらいたいなと言う思いもある試合でした。

ということで、久しぶりの大原サッカー場ということで、久しぶりついでに、数年前までは、トップチームの練習試合だったりで足を運んだ時には、時々観戦場所にしていた、ゴール裏からの試合観戦をしました。

今日は、場所が大原サッカー場ということもあり、アカデミー出身の選手も何人か観戦に足を運んでいたようですね。試合後に、そのうちの何人かには会うことができ、元気な姿が見られて良かったです。

ということで、試合の話に移りますね。

今日の対戦相手だった三菱養和SCユースですが、今年の3年生がジュニアユースの3年生だった時の対戦の時に、1度だけ、繋ぐサッカーをやってきて、びっくりさせられた記憶がいまだに強く残っているため、おそらくロングボールを多用するサッカーではあるだろうとは、思っていたものの、試合が始まってしばらくするまでは、その時のように繋ぐサッカーを急にやっくるかもしれないと、心の準備をしていたのですが、それはなかったですね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番大川圭為、DFが左サイドバックに10番堀内千寛、右サイドバックに23番髙山大智、センターバックに7番高橋聡史と36番橋岡大樹、MFが左に2番川上開斗(後半28分⇒17番伊藤敦樹)、右に19番川上エドオジョン智慧(後半21分⇒15番鈴木海都)、真ん中に14番渡辺陽(後半45分⇒5番中塩大貴)と24番松高遼、FWが左に9番松澤彰、右に12番松尾佑介(後半40分⇒3番東伸幸)

となります。

おそらく来週までには復帰できるということですが、2番小木曽佑太が怪我のため、センターバックには、36番橋岡大樹が入りました。結果的に、清水フェスティバルの最終戦の時に、このポジションでやっていたこともあり、混乱なくプレーできていたと思いますが、特に今日の場合は、長いボールに対しての対応と、しっかり跳ね返すという役割を担う点では、重責を担うことになりましたね。

また、右サイドバックに入った23番髙山大智も本来は、攻撃的な選手ですが、ここでの起用の回数も増えて、特に今日のような相手の場合は、守備のケアをすることが求められるため、攻撃参加があまりできないストレスは、あったと思いますが、確実に守備力も上がっていることがこの試合では証明されたと思います。

試合は、序盤から、相手のロングボール主体の攻撃をしっかり跳ね返しながら、比較的左サイドからの攻撃を中心に得点を狙いに行くパターンが多かったように思います。

特に、12番松尾佑介が、この試合は、上下左右と運動量豊富に、スペースを狙って動くプレーが目立ち、それによって作られるチャンスが、最も得点の可能性を感じさせるものとなっていました。

前半9分の12番松尾佑介が左前線でパスを受けて持ち上がってクロスを19番川上エドオジョン智慧が狙う形や、バックラインで36番橋岡大樹が相手の攻撃を跳ね返す流れからの縦へのロングボールに対しても、意図のないロングフィードに一見見えたところに、スッと12番松尾佑介が走りこんで受けて仕掛けることもできていました。

26分にも、テンポよく、10番堀内千寛、2番川上開斗、12番松尾佑介と左サイドからのパス回しでサイドから仕掛ける形も効果的だったと思います。

今後、こういう形が増えてくると、より攻撃も多彩になって来るのだろうなと予感させたプレーが前半34分にありました。

バックラインでの組み立てのところで、10番堀内千寛と7番高橋聡史がパスを回しながら、いったん、1番大川圭為まで戻したところで10番堀内千寛が前線のスペースへ走り出し、1番大川圭為からのロングフィードを9番松澤彰がしっかりポストプレーで収めて中盤の14番渡辺陽に渡し、高めの位置に走る10番堀内千寛へ通して厚みを保った形でクロスを上げられるところまで持っていき、ゴール前にも人数が多い状態を作れていたという場面は、特に良かったですね。

同様に、40分にも、今度は、左サイドからオーバーラップを仕掛けた10番堀内千寛をおとりに使って、12番松尾佑介がドリブルで仕掛けていき、前線のスペースを狙った14番渡辺陽に合えばという形も、相手守備陣を脅かすプレーとしては、かなり質の高いものだったと思います。

相手の攻撃に対処しながら、相手のゴールに鋭く迫る回数が増えていた前半終了まで残り数分のところで、ペナルティエリア内で間接フリーキックのチャンスを獲得します。

よく、ペナルティエリア内での間接フリーキックは、逆に入らないことが多いと言われるように、ユースに限らず、このパターンから得点が入る場面をあまり見たことがなかったのですが、このチャンスを、ものにしてくれたのが、今日の浦和レッズユースだったわけです。

12番松尾佑介がすらしたボールに対して、2番川上開斗が思い切って低い弾道で狙うと、枠を捉えたシュートがディフェンダーの隙間からディフェンダーに当たるもののそのままポストに当たってゴールに吸い込まれるという形でのゴールだったと思います。

攻め込んでいる時間帯のチャンスをしっかり決めきって、前半を1-0で折り返します。

後半に入ると、やや相手ペースになる時間が多くなり、サイドからの仕掛けに対して、対応に苦慮する場面が増えて来た中で、何度か、カウンターから大きなチャンスを作るものの、追加点を決めることができず、残り15分くらいあるところから、交代もやや守りきることを考えたような流れになっていったことから、攻めることでの守備ではなく、受けて跳ね返すことがメッセージのようになっていたため、守備陣としても結構大変な部分もあったとは、思いますが、守備陣の踏ん張りと、1番大川圭為のビッグセーブなどで、相手の攻撃を凌ぎ切って、結果的に、2試合連続での無失点で2連勝を飾ることができました。

これも、面白いな~と思ったのですが、この試合では、試合終盤に長身の3番東伸幸が起用されて、おそらく意図としては、1-0とリードしていて守勢に回っている時間帯だったので、ロングボールを跳ね返すという意味合いでの起用だったとは思いますが、高めの位置でのフリーキックのチャンスの際に、キッカーが14番渡辺陽で、ゴール前に9番松澤彰と36番橋岡大樹、更に3番東伸幸も加わって、長身選手3人がいるという状況で、高めのボールに合わせる選手が3人いるな~と思って、見ている側としても高めのボールに3人が飛び込んでいくのかな~と思っていたら、グラウンダーのボールに9番松澤彰がコースを変えようとしたという場面があったのですが、おそらく、相手ディフェンダー陣も、高めのボールで来ると思っていた思うので、ここが精度高くできていれば、不意を突いた形での得点になっていたと思います。

もちろん、シンプルに高く上げても相手にとっては脅威になるセットプレーで、このオプションも持っているというのは、精度が高くなれば、かなり守りながらのワンチャンスでの得点機会も増えるのかな~という予感がするわけです。

ということで、攻撃的な選手で控えに入っていて、チャンスを待っていて出場機会が訪れなかった選手にとっては、悔しい部分もあると思いますが、対戦相手の特性と1-0というリードの状況が長く続いたということを考えると、今日の試合プランとしては、私個人的には、守る意識を持たせる時間が早すぎるとは思う部分もありますが、ある程度、理解できるものではありました。

とにもかくにも、無失点の2連勝ですし、そう簡単に得点はさせないということも実証できているわけで、ドッシリと戦えるスタートが切れていると思います。

もちろん、それを継続させることは、必要ですし、今後は、シンプルな強さに対しての対処に加えて、今日の相手が終盤にやってきたような、スピードのある細かい仕掛けをもっと多用してくるようなチームが出てきた時の対応も、90分できるようになる必要があると思います。

後は、チームにとっては、得点力を上げることが必要になるわけで、その意味では、チームに余裕が生まれてくるのであれば、攻撃の選手にチャンスが与えられるような試合展開にしていくということもできるようになると、素敵です。例えば、今日は、2点目のゴールを決めて2-0という状況に後半途中くらいにできていれば、終盤には、攻撃的な選手が交代で入るチャンスも作れたわけですし、チームとしての武器を増やすためには、今後は、そこまでできてしまうチームになると、対戦相手がスカウティングしてきても、対応できる強さの厚みができるんです。

長いシーズンですから、1シーズンずっと好調な状況でいるというのは、難しいんです。ですから、今好調な選手が不調の選手が好調になる手助けをして、逆の状況になったら補い合っていく。それが、積み重なると、チーム自体が安定し続けますし、自然と不調の選手が減っていくんですよ。

ラッキーで勝ったのではなく、実力で勝った2連勝。自信を持って、また次の試合に臨んでくださいね!

ではでは。

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プリンスリーグ関東2015/04/12 – 浦和レッズユースvs前橋育英高校 2-0勝利・・・まずは、一つ証明。これから大事なこと。

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どうも、ブクメです☆

晴れましたね!ここ数日は、雨の日が多く、寒い日も多くでしたが、浦和レッズユースの公式戦の開幕となった日曜日は、晴天で気温も上がり過ぎず、ちょうど良い気候下での試合となりました。やはり、大事なスタートとなる試合は、こういう天候の元で行われるのが良いですよね。

今シーズンがスタートする前に、触れたことを、言われなくても選手が実践してくれ、良い流れを作りつつ、その中で、当然ぶつかる課題にぶつかった選手もおり、準備段階としてのその期間を経て、プリンスリーグ開幕を迎えることになりました。

口癖のように私は、アカデミー関係で話をする時に点ではなく線で見ることが重要と言う話をします。プリンスリーグは、名前の通りリーグ戦ですから、1試合のみをあまり重く見る必要がないリーグになります。

それでも、今年のチームに課された使命と言うのは重く、私もその辺は、強く書くこともしてきました。だって、結果を見せないと、言いたい放題の方が多いですから。まずは、結果で納得させるスタートも必要ですから。

なので、特に、今年の浦和レッズユースにとっては、私が言っていることとしては、矛盾する部分もあるのですが、開幕戦という点の部分での結果も大事だと考えていました。

今回の開幕戦での無失点での勝利と言う結果は、まず、一つ今年のチームがわかりやすく数字で証明してくれた結果であり、実際に準備の過程の中で、例年ほど多くはないものの、その経過を見させてもらった身からすれば、長いシーズンを戦うためのチームとして、ベースとなる部分の手応えをそのまま証明してくれたことを確認できた試合にもなりました。

最近、前置きが長いな~と自分で書いてて思ったので、ここで試合の話に一旦移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番大川圭為、DFが左サイドバックに10番堀内千寛、右サイドバックに36番橋岡大樹、センターバックに7番高橋聡史と2番小木曽佑太、MFが左に2番川上開斗(後半38分⇒19番川上エドオジョン智慧)、右に8番影森宇京(後半33分⇒15番鈴木海都)、真ん中に14番渡辺陽(後半45分⇒3番東伸幸)と24番松高遼、FWが左に9番松澤彰、右に12番松尾佑介(後半16分⇒13番新井瑞希/後半43分⇒5番中塩大貴)

となります。

まず、試合開始から感じられたのは、選手の集中力ですね。ここの指示はガッツリ出ていたという話も後で聞こえましたが、球際のところでの激しさ含めて、チーム全体が相手以上に運動量豊富にできていたことが印象的でした。開幕戦なので、緊張感が出る試合になってもおかしくないのですが、その部分をほとんど見せずに試合に入れていましたね。

特にその中でも、ボランチで守備的なところでこの試合相当頑張った24番松高遼のプレーと、チームのコンセプト(?)自体が、ややロングボール多用すべしみたいな形になる中で、細かい仕掛けと思い切りの良い突破を試みて実際に左サイドから多くチャンスを作っていた2番川上開斗のプレーが目を引きました。

実際に7分に9番松澤彰から左への展開でそのサイドチェンジのボールがやや厳しめのコースに行ってしまったものの、そこをしっかり2番川上開斗がキープしたところから、再度を突破してのクロスからの9番松澤彰のシュートまでの形だったり、直後の8分にも、まずは、12番松尾佑介の中盤でのインターセプトで高い位置での攻撃スタートできたところでも、左に展開した後の2番川上開斗の思い切ったプレーからのサイド攻撃は、ただサイドから攻撃してクロスを上げて終わりというものではなく、得点のにおいを感じさせるような仕掛けになっていました。

前半序盤に、かなり押し込む展開を多く作れている中で、この試合の勝利のもう一つのポイントが、早い時間の先制点でしたね。

この試合でスタートから、前線でしっかり体を張ってプレーすることができていた9番松澤彰が前半10分に、少し下がり目の位置でパスを受けた際にワンタッチでヒールで相手ディフェンダーの裏に流したところに12番松尾佑介が抜け出し、キーパーと1対1の状態で落ち着いて決めて、先制することができました。

これは、既に何度も書いているのですが、守備の部分でのバランスの良さがこの試合でもしっかり出ており、相手に思うようなチャンスを作らせずに試合を進めることができていました。

また、25分前後には、サイドバックの選手のオーバーラップをうまくおとりにしながら、2番川上開斗が思い切ってシュートを狙ってみたり、中盤あたりで2番川上開斗がパスを受けたところで、14番渡辺陽が追い越して出たところにパスが出てと言う厚みのある攻撃もできていました。

ただ、少し気になったというか、それも指示なのかな~と思うくらい、そのあとくらいから、蹴り合いのサッカーになってしまい、中盤省略型のロングボールを多用する形になっていて「???」という部分はありました。相手もロングボールを多用する攻撃が多く、跳ね返し合いのような不思議な時間が続く前半の終盤でした。

ただ、それでも、ペースは、ほぼ相手に握らせることなく前半を1-0とリードして折り返すことができてました。

後半も、攻めの形としては、やはりロングボールが多用される形にはなり、その攻撃から決定的な形までという回数は少なかったものの、試合のペース自体は、後半も譲らずという中で、更にこの試合の勝利のポイントとなった、26分の追加点がセットプレーから取れたことも大きかったと思います。

コーナーキックのチャンスで、4番小木曽佑太がまずは、ヘッドで狙ったところで、相手ディフェンダーに当たってこぼれたか、クリアが甘くなったかは、しっかり確認できなかったのですが、こぼれたところを14番渡辺陽がしっかり決めてという形でのゴールとなりました。

試合終盤は、2点リードでもうそこまで守りきる意識を徹底させちゃうの?という采配もあったりはしましたが、終盤に交代選手が多く入った時に起こりがちなバランスが崩れたりすることもなく、途中から入った選手も集中して、試合を戦い切ることができ、終わってみれば完封で2-0勝利でした。

さてさて、ここからは、今の時点で書く必要があるのかないのか、若干迷った部分ではあるのですが、たぶん、問題なく、クリアしてくれるだろうから、書いても良いかなと思ったので書きますね。

この試合で、後半途中から出場した13番新井瑞希が、PKの場面で相手キーパーに止められた場面を見つつ、ストライカーとして、今は、難しい時期に入っているといことがうかがえます。ポジショニングや、嗅覚で得点を量産するタイプのフォワードと違って、ドリブルを得意とするフォワードにとっては、特に、組織的な守備をする相手などと対峙したり、気持ちの部分でうまく行かないなと思ってしまう時期が来た時には、必ずと言ってよいほど、今回のようなことになりえます。

少し厳しいことを書きますと、今日の相手の守備陣は、組織的な守備と言うことでは、まだ完成度が低く、乗っている時の13番新井瑞希のドリブルであれば、2,3人は、かわして決めることもできたと思います。

で、それが現状出来ないのであれば、どうするか。それは、うまく行かない時期があっても、自分の能力を否定せずにやり続けるしかないんですね。回数見ているサポーターからすれば、PK失敗も、ドリブルが引っかかった部分も特に気にしていません。それよりも、果敢に仕掛けていったことへの評価や、特にこの試合では、右サイドのバックライン付近から、ドリブルで持ち上がって、前線まで持って行った場面などを見て、そのプレーを評価しています。そういうプレーが、13番新井瑞希であり、その蓄積が、ドリブラーとしての大事な部分を失わせないことも知っています。

ちょうど、今活躍しているので挙げても良いかと思いますが、トップチームに昇格した関根貴大も、ユース時代には、考え過ぎてはまってしまっている時期がありましたからね。

だから、失敗しても良いから、与えられた時間に自信をもって、ガンガンドリブルを続けてもらいたいなと思っています。たぶん、ベンチから聴こえる声からも、それをやることが求められていると思うんですよね。取り戻すまで、例えば、1試合15分しか与えてもらえないとしても、15分あれば、魅せられるのがドリブラーですからね。

チームに迷惑をかけても良いんですよ。その代り、難しい時期に救うプレーができるようになれば良いのですから。

 

さてさて、そして、この試合の後に30分x3本の練習試合も見させてもらいました。何年か前に、B戦や練習試合になると、メンバー構成が慣れない組み合わせになることもあるが、なんだか、B戦ですからみたいな、真剣みが感じられないということを感じていたことがあったのですが、ここ最近は、B戦であっても、気持ちの伝わるような戦いを見ることができるようになっていて、この試合でも、その部分がしっかり見られたことを、まず嬉しく思っています。

そして、今日のプリンスリーグを戦ったチームで、対戦相手の特徴が変わった時には、例えば、今日のように相手がロングボールを多用してくるような相手の場合は、跳ね返す能力が高い選手が出ていたけど、相手によっては、サイドに攻撃力が高い選手が入っても良いよなとか、B戦でもこれだけ質の高いプレーを見せていれば、少し何かあれば、ポジションを奪ってもおかしくないなとか、色々考えながら見ることができました。

選手起用を決めるのは、監督ですので、私の中での妄想でしかないのですけどねw

・・・と、開幕戦での完封勝利に、終始集中した選手の戦いぶりに、ブログを書く前は、今日は褒めまくるだけで良いかな~と思っていたのですが、やはり点ではなく、線で考えてしまって、ダラダラと長い文章になってしまいました。

まず、大事な開幕戦で気持ちの良い勝利を見せてもらえて満足です!

ではでは。

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