高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/06/30 第7節 – 浦和レッズユースvs市立船橋高校 0-3敗戦・・・変える必要はなく、続けて高める段階かと

さいたま市浦和駒場スタジアム2013年6月30日

どうも、浦和サポブクメです☆

5月中旬からのクラブユース選手権予選が先週末終了し、浦和レッズユースは第3代表として全国大会への出場権を獲得。

およそ1か月半ほどの中断期間を経て、今日よりプリンスリーグが再開しました。浦和レッズユースは、ここからプリンスリーグのちょうど折り返しとなる9節まで3試合を戦い、再び中断期間に入り、7月末より夏の全国大会となるクラブユース選手権に臨みます。

6試合を消化して、2勝2敗2分けの浦和レッズユースは、夏の全国を前に、まずは、混戦のプリンスリーグでのプレミア挑戦権を得られる3位以内を目指して、一度切り替えて3試合を戦う必要がでてきます。正直、こういうタイミングでまた大会が変わって数試合戦い、また大会が変わるというのは、少しやりにくいような気もしますが、条件は同じなのでやるしかありません。

この中断期間の間に、後半戦までの3試合を活動自粛するチームが出てきた関係で、既にその相手に対して引き分けで勝ち点1となった浦和にとっては、無条件でこの混戦のプリンスリーグで、前橋育英高校、大宮アルディージャ、横浜F・マリノスの3チームのみ3-0で不戦勝で勝ち点3が積み上げられるというリーグの決定には、いささか疑問符が付きますが、ここは運の良し悪しで片付ける前に最終的に3位以内に入ることに集中して、この中断期間中に見出した戦い方を熟成させていくべく3試合を大事に戦って後半戦に臨む流れを作っておきたいところですね。

はい、またもや前置きが長くなりましたが、今日の対戦相手は、市立船橋高校。場所は浦和のホームでさいたま市浦和駒場スタジアムになります。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに2番細田真也、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に4番茂木力也、MFがボランチに8番須藤岳晟、左に10番関根貴大、右に27番邦本宜裕、真ん中に7番広瀬陸斗と26番松崎洸星、FWが9番小川紘生

となります。

プリンスリーグに戻り、再びフォーメーションが戻る可能性もあるかもしれないと思いましたが、4-1-4-1(4-5-1)をそのまま続けてくれていました。

少し気になっていたのは、クラブユースの大会を戦ってきた中で、久しぶりの高校のチームが相手になる部分と、今日の対戦相手の市立船橋高校がプレミアリーグで首位に立つ流通経済大学附属柏高校に勝利して、1位で高校総体出場を決めた勢い、直近のプリンスリーグでもFC東京U-18を5-0と下した流れを踏まえての相手の勢いと、浦和がこれまでの苦手にしてきた高校生らしいプレス素早く、決まり事をきっちりとやってくるような相手だと、やや厳しい試合になるかもしれないと思っていました。

しかしながら、試合開始からの戦い方を見る限り、特に8番須藤岳晟の守備的な部分での貢献度の高さによって、バランスの良い戦い方でしっかりと相手の勢いにやられない試合の入り方ができたと思います。

今シーズン、ここまで戦ってきた中で、おそらくもっとも素早いプレスをかけて来る相手、特にサイドからの攻撃に対しての遅らせて囲んで奪うやり方は、かなり浦和の選手も苦しんでいる印象がありました。

相手の攻撃に関しては、中央からの仕掛けに対しては、しっかり対応できていたものの、シンプルにサイドを使って開始から5分くらいの間に2度3度、鋭く仕掛けられ危険な形を作られる場面もありました。

浦和がプレスに苦しむ中で、浦和自身が相手の攻撃の起点になりそうなところに対してのプレッシャーが緩いということで、ベンチからも結構厳しい声が飛んでいましたが、今日は、その辺りが最終的には勝敗を分けてしまったようにも考えられます。

攻撃に関してというか、個人的な動きの部分では、10番関根貴大の動きの質がかなりキレがあり、いわゆる個の動きで相手を脅かす決定的なプレーもこの試合では何度か見せていました。

6分に、7番広瀬陸斗にいったん当てて、再び受けて仕掛けた10番関根貴大のドリブルからのシュートを初め、10分には、8番須藤岳晟の中盤でのインターセプトからの攻撃で、4番茂木力也を経由し、9番小川紘生に縦パスが通って左の10番関根貴大が攻めていく形など、最終的に10番関根貴大が相手ゴールに向かっていく形の中でもいつも以上に得点の匂いのするプレーが多く見られた序盤でした。

逆にいつもの良さがなかなか出せなかったのが、26番松崎洸星や7番広瀬陸斗と言った中盤でいったん受けて展開する役割を担うポジションに入っていた選手で、相手の組織的な守備の中で、一つ一つこれまでよりも判断早く、味方との呼吸も合わせて、攻撃の起点としての動きが求められる中で、今日はやや混乱してしまい、自らの良さが出せなかった悔しい出来になっていたとも考えられます。

ただ、悔しいでしょうが、このフォーメーションでは、ここに入った選手の出来が攻撃のテンポを良くも悪くもしてしまうため、しっかり振り返って、このレベルの相手の中でも問題なく、周りを生かせるようなプレーをするために、今日の経験は活かしていかなければなりません。経験しないと分からないことは多いですからね。今日を踏まえての次に求められるものは大きいですよ。

今日の前半の戦い方においては、やはり8番須藤岳晟の動きがあり、バランスが保たれていたようにも感じます。先ほどのインターセプトからの攻撃同様、12分には、より前線に近い位置での相手の攻撃の起点を摘んでインターセプトして攻撃に転じる形を作り出すなどもできていました。

サイドを狙われて対応に追われることはあったものの、その分15分前後にはサイドからの攻撃でチャンスを作った場面もあり、右サイドやや高めに位置取った、2番細田真也がバックラインからのパスに対してワンタッチで前のスペースへ送り、そのスペースへ27番邦本宜裕が走りこんでパスを受け、ドリブルで仕掛けていく中で、2番細田真也が再び攻撃参加を意識した動きを見せる中で、27番邦本宜裕が相手ディフェンダー1人を背負うような状況の中で、斜めに中のスペースに入って行くか、右から再び追い越してパスを受けるかと言うところで、ここでは右から再び追い越してという攻撃参加を選択しましたが、27番邦本宜裕の動きもやや右を使う走りになっていたことから、相手ディフェンダーを引き付けるところまでは行かず、もしかするとここは、斜め中に走って行けば、27番邦本宜裕が右にディフェンダーを引き付けながら空いたスペースで受けて仕掛けられるかな~という駆け引きの部分で得点までは至らなかったのですが、この一連の2人の動きに関しては、かなり可能性を感じました。

そして、この試合で最も得点に近かったプレーが、先ほど書いたように本来やってほしい動きが今日は何度も見られた10番関根貴大のプレーになるのですが、16分に、相手ディフェンダーのタイミングを上手く外して裏に抜け出したタイミングで出し手は4番茂木力也か5番齋藤一穂だったと思うのですが、ピンポイントに縦パスが通り、一気にキーパーと1対1の形になります。

ここで、慌ててシュートをしてキーパーに当ててしまうということが最近は多かった10番関根貴大でしたが、この場面では、キーパーの動きを良く見て、ちょうど倒れこんでくるキーパーを超えるくらいの高さでのループシュートを放ちます。この一連の動きは、まさに10番関根貴大と言わんばかりのプレーだったのですが、このシュートが僅かに枠を外れてしまい、得点には至りませんでした。ここで決めていたら、という話は確かに今日の勝敗の部分では係わってくると思いますが、ブクメ個人的には、裏への抜け出し方から、シュートまでの一連の動き自体を行うことができずに苦しんでいた10番関根貴大が見せたこのプレーには、心踊らされましたよ。

19分には、中盤でパスを受けた10番関根貴大がアウトサイドで右前線に走る2番細田真也にパスを通して仕掛ける形なども見せていました。

先週の順位決定戦では、ボールを持つとやや強引にでもドリブルで仕掛けていく姿勢が強かった9番小川紘生は、今日はなかなかパスが入らずに、そういった場面になること自体が少ない中での前半にはなったものの、25分には前線で相手ディフェンダーを上手くブロックしながら抜け出したように見えたのですが、ここはファールにはなったものの、得点の匂いのする力強いプレーで良かったと思います。

32分には、カウンターの形で9番小川紘生から、3番森亮太へ繋がり、ゴール前に10番関根貴大が走り込みクロスを合わせようとしたところで相手ディフェンダーに防がれます。

前半残り10分くらいの時間帯は、相手の前線の選手の個人技などでややディフェンスラインが揺さぶられる場面を作られ、37分、42分と立て続けに決定的な形を作られるものの、いずれも18番関口亮助の好セーブで失点を防ぎます。相手の攻撃を受けることが多くなったこの時間帯でも、40分に10番関根貴大から9番小川紘生に縦パスが入り、9番小川紘生が体は右に行くような動きをしながらボールを置き換えて左前線にパスを出すと、このパスに7番広瀬陸斗が反応して、あと一歩でという場面もありました。

決定的な場面の回数自体は相手の方が多かったものの、全体的なバランスとしては手応えも感じられる流れで前半を0-0で折り返します。

後半開始も、やはり10番関根貴大らしいプレーが随所に見られたのですが、その中の一つとして、開始早々にドリブルで仕掛けた際に、相手ディフェンダー2人くらいのプレスを受けながらも上手く倒れずにボールをキープしたまま仕掛けていく場面がありました。

5分には、27番邦本宜裕が前線でキープから、チャンスに繋がりそうな形を作ります。

浦和の攻撃の姿勢が見える中でしたが、6分に失点を喫します。ここは、相手の攻撃の際に見方がクリアしようとしたシュート性のボールが浦和の選手に当たり、このこぼれ球を相手選手に奪われて一気に決められてしまいました。

これで0-1となります。

8分に、26番松崎洸星に代えて19番橋岡和樹が入ります。

この交代では、19番橋岡和樹は中盤右に入り、26番松崎洸星のポジションには27番邦本宜裕が入りました。

13分には、10番関根貴大が鋭いドリブルで攻め上がり、最終的に相手ディフェンダーに阻まれたものの、この際に、ディフェンダーの5番齋藤一穂が並走して10番関根貴大の近くまで詰めてきており、こぼれ球がそちらに上手く流れていれば、得点になってもおかしくないという惜しい形になりました。

17分には、10番関根貴大が中盤でボールを持つと、右前線からやや中よりへ走る19番橋岡和樹にパスを通し、更にオーバーラップする2番細田真也につなげて仕掛ける形がありました。

21分には、コーナーキックのチャンスで5番齋藤一穂のヘディングシュートはわずかに枠を捉えきれず。

22分に、2番細田真也に代えて6番吉原大が入ります。この交代では、19番橋岡和樹が右サイドバックに下り、7番広瀬陸斗が中盤右へ。センターバックの茂木力也がひとつ前に上がり、6番吉原大がセンターバックに入りました。

25分に9番小川紘生に代わり11番進昂平が入ります。

得点を取るために交代やポジションチェンジがこの20分~30分の間多くなりましたが、今日に関しては、やや交代やポジションチェンジで全体的なバランスが崩れてしまった印象もあり、なかなか途中交代した選手が活きない状況になったのかもしれません。

25分に10番関根貴大の前線でのキープから、ファールをもらいフリーキックのチャンスを得るなど個々の頑張りから得るチャンスはあるものの、連動した形での数人が絡んだ攻撃の数が減った印象がある中で、27分にサイドから突破されてしまい、ややディフェンダーが全体的にその選手の方向につられた中で逆サイドにクロスを上げられ、決められてしまいます。

これで、0-2となります。

この2点をリードした段階で、相手の守備意識がより強固になり、いわゆる2点リードすれば後はしっかり守って前がかりに来たところで前線の選手が追加点を取れればベストという相手の戦い方を脅かすことができず、浦和は36分に7番広瀬陸斗に代えて24番倉本隼吾、39分には3番森亮太に代わり29番川上開斗を投入するも得点を奪うことができず、逆にアディショナルタイムに1点追加され、結果的に0-3で敗れました。

今日の試合を現地で見ていた方の中での印象は分かれると思いますが、私としては、タイトルのところでも書いたように、今のままの戦い方を変えずに信じて高めて行ければ問題ないかなと思っています。

細かいところで言えば、今日は10番関根貴大の感覚的な部分も含めた動きが相当良かったため、疲労がたまってくる終盤よりもう少し早い段階で11番進昂平と組ませたら、どうだったかな~と思う部分もあったりしました。

今日は、攻撃的な中盤のところが相手の動きに対応しきれずに、やや混乱してしまったところもありますが、やはりあのポジションでプレーする選手の1人は、26番松崎洸星のような選手であることでこのチームの攻撃のリズムが良くなるという実感はあるため、今日のような相手に対して、これまでのようなプレーができるようにより個人としてのスペースを見つける速さや、展開する速さを研ぎ澄ませていくと同時に、ある種コンビネーション的な部分で合う合わないがあるとすれば、中盤は、同タイプの選手2枚並べてサイドと前線に代表経験のある選手を入れて中盤は活かすことに集中させるようなこともできると思いますし、あくまでチームとしてのベースは、しっかりしてきているので、自信を持って続けてもらいたいです。

さてさて、そんなこんなで次節の対戦相手は、柏レイソルU-18なんですね。

正直、今日のような対戦相手の後に、まったく別タイプの相手なので、どう表現したら良いか分からないのですが、きれいな戦い方をするのではなくて、倒すことに集中して気持ち全面に戦う、柏レイソルU-18相手の時の独特の雰囲気の戦いを見せてもらえれば良いかなとも思います。絶対負けたくない!

それだけです。

この試合の後に練習試合が行われたのですが、今日は、浦和レッズジュニアユースの全国大会が決まる試合が深川グラウンドで行われているということで、確実に試合開始には間に合わないものの、後半途中からでも良いから見届けようということで、移動したため見られませんでした。

ではでは。

さいたま市浦和駒場スタジアム2013年6月30日
さいたま市浦和駒場スタジアム2013年6月30日
さいたま市浦和駒場スタジアム2013年6月30日
さいたま市浦和駒場スタジアム2013年6月30日
さいたま市浦和駒場スタジアム2013年6月30日
さいたま市浦和駒場スタジアム2013年6月30日
さいたま市浦和駒場スタジアム2013年6月30日
さいたま市浦和駒場スタジアム2013年6月30日
さいたま市浦和駒場スタジアム2013年6月30日

おまけの写真。

高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/05/12 第6節 – 浦和レッズユースvs横浜F・マリノスユース 0-3敗戦・・・勝敗のみ、表面的なもののみを見ない

三ツ沢公園陸上競技場2013年5月12日
三ツ沢公園陸上競技場2013年5月12日

どうも、浦和サポブクメです☆

ジュニアユースの関東U15リーグ終了後、即移動し、本当に試合開始直前くらいに到着しました。ということで、場所はレッズランドから変わりまして、三ツ沢公園陸上競技場になります。今年まで、この会場での試合を一度も観戦したことがなかったのですが、大学サッカーで今年既に2度訪れており、なんとなく見慣れた場所になりつつある、この会場です。

さて、細かいレポートを期待している皆様には申し訳ありませんが、今日は、試合の展開など、あまり細かいことを書くつもりはありません。

私は、下部組織の試合に足を運んでブログを書くサポーターですが、試合の詳細を伝えるために自分がいるとは考えておりません。なので、基本的に、チョチョっとメモを取って、試合の流れを書くのが最近のブログのパターンになってきてはいるのですが、今日の試合に関しては、試合の詳細を伝えることよりも、別の部分を考えながら書きたいと思いましたので、試合の詳細に関しては、最初にかなり大ざっぱに書きます。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに2番細田真也、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に8番須藤岳晟、MFが左に10番関根貴大、右に7番広瀬陸斗、真ん中に14番斎藤翔太と4番茂木力也、FWが左に11番進昂平、右に27番邦本宜裕

となります。

前半11分に失点0-1。後半、16分、38分に失点し、トータル0-3で敗戦という試合になります。

交代メンバーは、後半18分に27番邦本宜裕に代えて9番小川紘生、34分に7番広瀬陸斗に代えて6番吉原大、45分に14番斎藤翔太に代えて21番小島良太でした。

私は、浦和レッズのユースやジュニアユースの試合に足を運んで試合を見させてもらう時は、自分はプレーしていませんが、同じ空間の中で戦っているという意識でその会場に足を運び、同じ空間にいます。

なので、試合の中での空気感、雰囲気というものを共感しながら試合を見ているつもりです。

昔から、場の空気を読むのは得意です(その上で、空気の読めない行動も敢えてとることもよくあるのですがw)

特に、意識を集中してみている浦和レッズの下部組織と言う空間ですので、その感じ方も大きいのです。

だから、サッカーはそんなものではないという方からは反感を受けることを覚悟の上で書きますが、ユースの試合に関しては、前節、今節は、勝てる空気感を試合の中で感じられませんでした。

感覚的なものなので、論理的に説明するのは難しいのですが、例えば、選手から感じられる迷いから来る雰囲気が、試合で戦うという気持ちをチームでトータルとして超えてしまっている時に、そのような空気感を感じ取るのかもしれません。

今日の試合は、まさにそれが邪魔した試合の典型だったように感じるのです。

適性でないポジションで難しい役割を与えられた選手が四苦八苦している。時間がかかるものだと分かっているが、それでも上手く行かない。その選手をフォローしようとして意識をそこに置いた選手のところを逆に狙われてしまう。そういう小さいことが積み重なると、一つ一つのプレーの精度も落ちてくる、全体として、何か試合としては成立する攻撃の組み立てやチャンスを作ることはできるが、フィニッシュが決まらない。ミスではなく、決まっても良いものが決まらない。

自分の中で、イライラが募ってきているのを感じます。でも、その理由は、決して選手がミスをしたからとか、負けたからということではないんですね。

これってなんなのかな~と考えていくと、私が浦和の下部組織の選手に絶対にそうなってほしくないと思い続けている選手の特徴が活かされず、その選手が本来持っている絶対に自信を失ってもらいたくない特徴に対してまで自信を失ってきているような。これも私が勝手に感じている空気感ですが・・・。

今日の試合の後半途中からのフォーメーション

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに2番細田真也、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に6番吉原大、MFが左に10番関根貴大、右に14番斎藤翔太、真ん中に8番須藤岳晟と4番茂木力也、FWが左に11番進昂平、右に9番小川紘生

となります。

前線の組み合わせは少し間違っているかもしれませんが。

センターバックにセンターバックタイプの選手が2枚。8番須藤岳晟は、ボランチの1枚で守備的なバランスを取る。組む4番茂木力也は、8番須藤岳晟のコントロールもあり、守備のところもケアしつつ、攻撃に絡む動きもできる。14番斎藤翔太はひとつ前で本来の攻撃的な能力も見せる。

右で2番細田真也が高めの位置を撮れば、5番齋藤一穂と6番吉原大がそこをカバーするような配置を取る、状況によっては4番茂木力也や8番須藤岳晟が更に守備のスペースを埋める。

このバランスを持って、前線の選手が自信を持って攻撃を仕掛けられれば、迫力のある攻撃が確実に生まれる陣容。

この試合終盤の、私の中で見てきた選手の特徴が上手くかみ合ってプレーがされていた時間帯は、「なんだ、大丈夫じゃん、このチーム。」って感じたんですね。

ここに例えば、中盤で言えば、條洋介のように相手を出しぬくパスの選択肢の選手が入ったり、安東輝のようにキープして捌き、自ら仕掛けていくこともできるタイプの中盤を上手く組み合わせて行けば、更にバリュエーションの多いチームになっていくとか、そういうものが頭の中に浮かんでくるんですね。

とかく、チームが上手く行っていない状況では、そのプレー一つ一つのミスなどにばかり目が行ってしまう人も多いような気がしますし、そういう声も聞こえてきます。

でも、サッカーはそんな表面的なものではないですし、特に、このカテゴリでは、私たちサポーターも、ご父兄の方も含めて、そういう部分に目を向けてみて行かなければならないと思うんですね。

選手の個性を活かして伸ばすよりも、戦術の中で如何に動けるかが重視されているのはわかります。それが、時間がかかるのもわかります。わかろうとしています。

ただ、今日の敗戦での選手の悔しい表情が、精いっぱい戦って力負けして結果も大敗だったことによるものなのか、自分たちが思っている、自分たちにできることが出せなかったことでの悔しさなのか、それによっても、考えなければならないことは出てくるのかと思います。

なんか、全然今日の試合の状況が分からない文章になりましたが、なんとなく感じたことを書きました。

とにもかくにも、プリンス
リーグは今日の試合を終えて、6月末までお休みとなり、夏の全国大会に向けたクラブユース選手権予選が25日からスタートします。昨年も、別の状況下でチームは苦しんでいましたが、夏の大会で上手く切り替えて、快進撃を見せてくれましたし、気持ちの切り替え、自らの自信を取り戻すきっかけにも心がけ次第でできる期間です。

今年も新体制に代わり、この予選で、新しい戦力がどのように試されるのかは分かりませんが、比較的力の差がある格下の相手とも試合をすることになりますので、チャンスを与えられる選手も多く出てくることが期待されます。

何か、上手く行かないような雰囲気のあるプリンスリーグですが、6試合を終えて、上位との差は1とか2とかだけですからね。上々の結果を残していると思いますよ。

選手自身の意識次第で変えられる変化、監督、コーチ陣の判断で変えられる変化、さまざまな要素がプラスにプラスに作用していき、ここから上昇して行けるように願っています!

ではでは。 

三ツ沢公園陸上競技場2013年5月12日
三ツ沢公園陸上競技場2013年5月12日
三ツ沢公園陸上競技場2013年5月12日
三ツ沢公園陸上競技場2013年5月12日
三ツ沢公園陸上競技場2013年5月12日
三ツ沢公園陸上競技場2013年5月12日
三ツ沢公園陸上競技場2013年5月12日
三ツ沢公園陸上競技場2013年5月12日
三ツ沢公園陸上競技場2013年5月12日

高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/05/04 第5節 – 浦和レッズユースvs前橋育英高校 1-1引き分け・・・複雑な思いもあります

さいたま市浦和駒場スタジアム2013年5月4日さいたま市浦和駒場スタジアム2013年5月4日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズレディースの試合の後の16時キックオフのさいたま市浦和駒場スタジアムということで、なかなかの観客数の中での試合でしたね。少し特殊な環境にはなりましたが、選手がどう感じてプレーしていたのか気になるところです。

もっと多くの観客の中でプレーするには、全国大会で準決勝以上まで進めば叶いますよね。目指してください!

ということで、今日は浦和レッズユースの関東プリンスリーグ第5節、vs前橋育英高校との試合を観戦してきました。

この試合の前の午前中にレッズランドで練習試合も行われたので、まずそちらに簡単に触れておきますね。

練習試合1本目のスタメンは以下、

この試合1本目(40分)のスタメンは以下、

GKが23番大川圭為、DFが左サイドバックに27番川上開斗、右サイドバックに5番細田真也、センターバックが左に23番高橋聡史、右に15番石井康輝、MFが左に21番清川大輝、右に32番中村透、真ん中に17番東伸幸と30番影森宇京、FWが24番堀内千寛、右に9番松澤彰

2本目(40分)のスタメンは以下、

GKが23番大川圭為、DFが左サイドバックに27番川上開斗、右サイドバックに15番石井康輝、センターバックが左に23番高橋聡史、右に5番細田真也、MFが左に21番清川大輝、右に32番中村透、真ん中に12番上野文也と30番影森宇京、FWが24番堀内千寛、右に9番松澤彰

2本目の25分に4人交代で

GKが23番大川圭為、DFが左サイドバックに27番川上開斗、右サイドバックに15番石井康輝、センターバックが左に23番高橋聡史、右に5番細田真也、MFが左に10番新井瑞希、右に14番松尾佑介、真ん中に12番上野文也と17番東伸幸、FWが11番中塚貴仁、右に21番清川大輝

3本目(20分)

GKが23番大川圭為、DFが左サイドバックに22番副島暢人、右サイドバックに5番細田真也、センターバックが左に17番東伸幸、右に12番上野文也、MFが左に10番新井瑞希、右に14番松尾佑介、真ん中に30番影森宇京と32番中村透、FWが9番松澤彰、右に24番堀内千寛

結果は、1本目0-4、2本目0-0、3本目0-2と数字上でも大敗、内容も厳しいものになったと思います。

ちなみに、前橋育英高校で1番の背番号で浦和レッズジュニアユース出身の内島大樹がGKとして出場していました。

この試合と、プリンスリーグの両方を見ると不思議なもので、この練習試合での相手は、とにかくプレスが早く自由にさせてくれない。これによって、多くの選手が、素早く正確な判断でパスを回していくことなど必要になるところで、混乱してしまい、ほとんどやりたいことができず、やられてしまったという印象でした。

少し、前日のジュニアユースが苦しんだパターンに似ていたようにも感じます。

ただ、2本目の途中~3本目にかけては、10番新井瑞希や11番中塚貴仁が絡んで浦和が鋭い攻撃を仕掛ける回数が増えた印象がありました。

では、プリンスリーグに移りますね。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに6番吉原大、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に8番須藤岳晟、MFが左に22番荒木聡太、右に10番関根貴大、真ん中に14番斎藤翔太と4番茂木力也、FWが27番邦本宜裕、右に7番広瀬陸斗

となります。

前節の状況との違いとしては、9番小川紘生がU16日本代表で不在、2番細田真也が累積で出場停止となります。

練習試合の時の激しいチームを見て、この試合を見た時に、プリンスリーグに出場している方のチームは、激しくというよりは、細かくパス回しで崩そうとする姿勢が見られました。どちらがやりやすいのかと思うと、もしかするとこちらの方が対応はしやすかったのかもしれませんね。

ここまで、開幕戦では敗れたものの、危ない場面も多いものの、勝ち点自体はしっかり稼げてきた中で、前節も引き分けに持ち込んで勝ち点1を奪ってきたものの、今年の戦い方での課題となっている、中盤から前線にかけて激しくプレスをかけられることによる混乱と言う状況が前節起こったことを多少引きずってしまっていたのか、前半からやや落ち着きのない守備の連係でピンチになる場面が多くなりました。

開始数分のピンチは、5番齋藤一穂のカバーで防ぎ、9分にもかなり危険な形がありましたが、18番関口亮助が防いで失点は免れています。

前線においても、やや精度に欠けるプレーが目立ちます。

12分に7番広瀬陸斗のシュート、13分に4番茂木力也から10番関根貴大へつないでの仕掛け、16分には、27番邦本宜裕のインターセプトから7番広瀬陸斗につなげてシュート、19分に14番斎藤翔太のインターセプトから仕掛けと、スムーズに展開とは行かないものの、それなりに相手のゴールを脅かすプレーは見せることもできていました。

23分には、27番邦本宜裕からオーバーラップする3番森亮太につなげてクロスからの仕掛け、28分には7番広瀬陸斗から10番関根貴大へ繋げてシュートの場面を作ります。

30分前後には、疑わしきは上げておけと言うことだったのか、ギリギリのところで7番広瀬陸斗が抜け出して裏へのパスを受けた場面などで数回オフサイドを取られてしまいます。

37分には、6番吉原大から4番茂木力也、7番広瀬陸斗とテンポよいパス回しで仕掛けます。

40分前後には、再び14番斎藤翔太がインターセプトから仕掛ける形を作ったり、27番邦本宜裕へ惜しいパスを通します。

44分に、27番邦本宜裕が、体の向きと反対のサイドの前線のスペースにパスを通すものの10番関根貴大の反応が一歩遅れて繋がりませんでしたが、割とオーソドックスなパスの狙いが多い中で、相手の裏をかくこのプレーは、かなり良かったと思います。

前半の終盤は、比較的浦和が落ち着いて対処できる時間で惜しい攻撃も多い中で、前半終了間際に10番関根貴大が前線で受けてタメを作り抜け出す7番広瀬陸斗へパスを通し、7番広瀬陸斗が上手く浮かせてゴール。

前半を1-0で折り返します。

後半開始早々に、オーバーラップで前線に走る6番吉原大に14番斎藤翔太からのパスが通りシュートまで持ち込みます。

前半同様、オフサイドギリギリで上手く飛び出したように見えた27番邦本宜裕へのパスは、オフサイドという判定になります。

後半は、特に4番茂木力也のプレーの激しさと、タイミングでの得点を狙う姿勢が多く見られました。

9分には、4番茂木力也が前線に鋭く仕掛けるかなり惜しいチャンスを作ります。

10分に22番荒木聡太に代えて23番安東輝が入ります。やや中盤で落ち着かない展開で守備のところが不安定な様子も多く見られたので、中盤で落ち着きを作る交代として期待して見させてもらいました。

11分に、10番関根貴大から、キーパーと27番邦本宜裕のどちらが触るかと言う位置へのパスは、先に27番邦本宜裕が足先で当てたものの、これはキーパーに防がれます。

13分に相手の攻撃を防いでカウンターの形を作り、23番安東輝から27番邦本宜裕へのパスはわずかに合わず。

15分には、10番関根貴大が鋭いドリブルからペナルティエリアで倒されるも、PKの判定にはならず。

直後の17分にも10番関根貴大がサイドから鋭く仕掛けてクロスを上げるも味方に合わず。

浦和の攻撃も多いものの、守備の部分では不安定な状態が続く中で、18分にパス回しで崩されてしまい失点、1-1に追いつかれます。

・・・そして、22分に交代があります。11番進昂平の投入は、ここから得点を奪うセオリーではあるのですが、交代する選手が23番安東輝なんですね。途中出場して十数分での交代になります。確かに、妙に安東輝に対しての指示がベンチから多いとは思っていたのですが、プレー自体悪くなかったと思いますし、このタイミングで途中出場させて下げることには驚きました。驚きましたよ。

26分に、7番広瀬陸斗に代えて21番小島良太が入ります。

32分に14番斎藤翔太から左前線に走る10番関根貴大にパスを通し、クロスを上げると11番進昂平がタイミングよく飛び込んだものの僅かに合わず。そのまま右に流れ、どの選手だかわからなかったのですが、もう一人飛び込んできていたものの、ここにもわずかに合わず。

35分には、10番関根貴大がサイドからドリブルで切り込んで仕掛けます。

39分に、危ない場面を迎えるも相手のシュートミスに救われます。

40分には、4番茂木力也から10番関根貴大へパス、10番関根貴大がドリブルからクロスに11番進昂平が絶妙のタイミングで飛び込んでヘッドで狙うもこのシュートはわずかに左にそれます。

直後に11番進昂平が前線でパスを受け、抜け出したところで明らかに後ろから相手に倒されたものの、警告どころかファールすら与えられない意味の分からない判定がありつつ、この後も4番茂木力也からのクロスに11番進昂平が仕掛ける形もあり、アディショナルタイムには、右から21番小島良太が仕掛けてクロス、ディフェンダーに当たりコースが変わったところに11番進昂平が反応するも、ギリギリのところで防がれてしまい逆転ゴールならず。

結果、試合は1-1のままで終了しました。

今日は、試合の後に色々な方と話す機会があり、今日の試合に関してそれぞれ色々な意見を聞きつつ、試合後に飲みに行ったりしつつ、かなり落ち着いた状態で今、ブログを書いているので冷静に書いていますが、なんというか、今日は試合後に無性にイライラしている自分がいました。

たぶん、理解すべきところと理解できないこと、戦術は必要だけど、戦術が立ちすぎていて、そこに納得できていない自分がいること。明らかに中盤が混乱していた後半の展開で、他に理由があるのでしょうが、中盤をコントロールするために投入された選手があっという間に交代したこと、何か試合が淡々と進んで、ここ数試合にあったような、11番進昂平が投入されれば確実に逆転できるという雰囲気がチーム全体からは伝わってこなかったこと、判定にも疑問視するところはありましたが、その辺は、基本的に結果を残した後に、ざまーみろ!って言いたいので、そこは心の奥底に収めましたがw

たぶん、私自身が、浦和のトップチームに上げるための選手育成の戦術に対して、多くの選手が何か大事なものを失ってきているように感じていることもあるのかもしれません、具体的にではなく、モヤモヤしてますが。

なんか、実際に周りにも最近話してしまっていますが、戦術重視、個性とメンタル重視の2チームを作って競わせて、そこからミックスさせて、一つのチームにするような、多くの選手がプレーするサッカーを実感できるようなやり方をすれば、今のようなもどかしい状況は消えていくのではないかな・・・とか、独り言ですよ。

まあ、基本的に、プロになる選手と言うのは、気持ちの強さ、激しさ、勝ちたい気持ちを前面に出すとか、そこを最優先にして、その次に戦術が来るという順番になるべきだという考え方のブクメだから、そう思っているだけなのかもしれません。

今日に関しては、決定機を外したから引き分けで終わったというよりは、本来入るべき空気感がなくて、それがゴールを遠のかせたようにも感じるんですね。

そんな感じです。

 

 

 

 

 

さいたま市浦和駒場スタジアム2013年5月4日さいたま市浦和駒場スタジアム2013年5月4日さいたま市浦和駒場スタジアム2013年5月4日

 

 

 

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おまけの写真。

高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/04/27 第4節 – 浦和レッズユースvs山梨学院大学付属高校 2-2引き分け・・・課題は継続、強みも継続

山梨学院高校和戸サッカー場2013年4月27日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、プリンスリーグ第4節、山梨学院大学付属高校戦を観戦してきました。アウェイと言うことで、おそらく今年最もリーグ戦で遠い遠征の一つとなる、山梨へ足を運びました。

ブクメは、山梨方面に車で行くとき恒例の、彩甲斐街道を利用して秩父経由山梨入りという流れで移動しました。早めに移動したので特に渋滞などはあまり関係なく現地に到着することができましたが、運転での山越えはじわじわダメージを与えますということで、自宅に戻って、ブログ書こうと思って準備してたら急な眠気が襲い、気が付いたら22時くらいになってましたw

というわけで、これから書きますね。

浦和レッズユースは、開幕戦こそ敗れたものの、その後は、新しい戦術で苦しみながらも、一歩一歩前進を見せ、結果も残しつつの戦いをしながら3節まで2勝1敗という悪くない状況でこの大会を戦っています。その中でも、あくまで聞いた話や、数字を見ただけのことにはなりますが、おそらく、序盤戦の最初の難関が、今日の山梨学院戦ではないかと言われていました。

さて、会場となったのは、山梨学院高校の和戸サッカー場。人工芝のグラウンドで、今日は浦和の選手の中で割と多くの選手が足元が滑っている回数が多い印象がありつつ、それよりも何よりも、もう最近は、それが普通になりつつある強風の中での試合となりました。

強烈な横風で浦和にとっては、前半はやや角度によっては向かい風になる状況もありつつ、後半は追い風という試合でした。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに2番細田真也、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に8番須藤岳晟、MFが左に10番関根貴大、右に9番小川紘生、真ん中に14番斎藤翔太と4番茂木力也、FWが27番邦本宜裕、右に7番広瀬陸斗

となります。

メンバー構成としては、前節と比べてボランチが23番安東輝から14番斎藤翔太に、また、ポジションでは前回は左サイドだった7番広瀬陸斗とフォワードの1枚として入った10番関根貴大が入れ替わっていました。おそらく、相手のサイト攻撃が強いということだったので、サイドの部分での守備と言うことで、サイドの守備の部分も期待されてのポジション変更かと思います。

正直、相当浦和も相手チームを研究して臨んだらしく、それがかなりはまっていて、今年の山梨学院のストロングポイントがどこなのかも探りつつ見て行こうと思っていたものの、それが分からないくらい、浦和の前線の選手の運動量豊富な前からの守備によって相手の長所を消し、逆に高い位置で奪って浦和が攻めることで大きなチャンスも多く作ることができていました。

開始早々、27番邦本宜裕がドリブルで仕掛けるチャンスを作り、9番小川紘生が前線でプレスを仕掛けながらインターセプトして仕掛けるプレーもあり、3分には7番広瀬陸斗から9番小川紘生、裏へ抜ける27番邦本宜裕へのパスが通ったかに見えるもこれは、オフサイド。

5分には、9番小川紘生がミドルシュートを狙います。

6分には、27番邦本宜裕が大きくサイドを変えるパスを10番関根貴大に通し、9番小川紘生にパスを通して仕掛ける形も作ります。

9分には、27番邦本宜裕から7番広瀬陸斗、クロスに9番小川紘生が合わせる形も作ります。

強風の中ではありましたが、14番斎藤翔太から右前線の2番細田真也へパスを通した場面なども含めて、比較的強風をあまり感じさせずにパスを繋げて仕掛けていたと思います。

味方同士の動きも、やはり試合を重ねるごとに合ってきていることや、スペースの使い方も、上手くなってきた印象もあります。

相手のカウンター攻撃の鋭さを警戒することで、いつも以上にサイドの選手は運動量を求められ大変だったと思いますが、守備の部分でも上手く対応をして試合を進めていきます。

ただ、前線から奪って仕掛ける場面は多いものの、なかなかフィニッシュまで持ち込める回数が多くは作れず、15分くらいからは、やや奪うところまでは同様に良いものの、奪ってからの仕掛けが雑になる回数が増えてきた印象もありました。

攻撃の組み立ての部分では、中盤からのパスの精度も含めて、やや課題として残る部分は多くあるものの、この試合では、それ以上に前線の選手の守備意識や隙を見て奪う、セカンドボールに反応するという意識が高く、高い位置から攻撃をスタートさせることができることも多く、その部分が一つ生きた形で浦和が先制点を奪うことに成功します。

得点の前に、16分に中盤からのパスを受けた7番広瀬陸斗から10番関根貴大へ繋げて仕掛けたり、18番関口亮助からの長いパスがやや風に流されてサイドラインを割りそうなボールを7番広瀬陸斗が、しっかり残して9番小川紘生、27番邦本宜裕とつなげていく形など、前線での7番広瀬陸斗の動きからチャンスになる回数が増えていた中で、迎えた25分に、7番広瀬陸斗が高い位置で相手のボールを奪い、そのまま持ち込んでシュートを決めて先制、1-0とします。

直後にも、かなり惜しいチャンスが再び7番広瀬陸斗に訪れ、ペナルティエリア内でパスを受けた7番広瀬陸斗がキーパーが少し出ていることを感じてか浮き球で狙うも、これは強風の影響もあり、キーパーにキャッチされてしまいます。

8番須藤岳晟が、4番茂木力也に声をかけて、中盤の位置まで上がって相手の攻撃の起点をつぶしに行く動きの際に、声もかけていましたが、それ以前に4番茂木力也が上がったスペースを埋める動きを自らしていたなど、守備ラインとボランチの動きの受け渡しもスムーズに感じられました。

31分には、10番関根貴大と相手キーパーがどちらが触るかと言う際どいパスからのチャンスがあり、33分に4番茂木力也と9番小川紘生の前後でのパス回しから崩そうとするプレー、36分にはオフサイドにはなったものの、10番関根貴大から裏へ抜ける27番邦本宜裕への惜しいパスもありました。

ただ、前半残り10分くらいからは、ややサイドの攻防の中で相手選手が突破してクロスを上げるところまで持っていかれる回数が増えてきて、何度か危ない場面を作られます。相手フリーキックの場面では、風に乗ってかなり難しいコースにシュートが飛ぶ場面もあったものの18番関口亮助が見事な反応でかきだすなど、最後のところで集中を切らさずに無失点で切り抜け、前半は1-0とリードした状態で折り返します。前半終了間際には、やや受ける時間帯になっていたものの、逆にカウンターの形で8番須藤岳晟から大きな展開で10番関根貴大へパスを通し、3番森亮太がサイドから仕掛け、14番斎藤翔太へと繋げてゴールを狙う惜しい場面もありました。

後半スタートは、メンバー交代なし。追い風になったということもあり、開始早々に10番関根貴大、9番小川紘生と立て続けにロングシュートを思い切って狙ってみるというプレーが見られました。

浦和としては、後半は追い風を利用してより攻撃しやすい形になっていくはずだったのですが、前半の終盤でも何回かあったのですが、相手の前線の選手で浦和の守備ラインの真ん中のところを斜めに入って仕掛けてきたり、激しくプレスに来るプレーなどでやや浦和の中盤のところでの組み立て守備のところで慌てるようなプレーが出始めたところを見られたなのか、後半は、今年の浦和が最も苦しんでいる前線の組み立てのところを激しく狙われることで、パスミスが増えてしまい、そこからピンチになるという場面が増えた印象があります。

そのため、追い風を使って攻撃を上手く仕掛けているように見えつつも、中盤からのパスの精度というものは、逆に風をうけていた前半よりも低く、相手に奪われる回数が増えてきたことで、リズムとしては相手のリズムになっていったようにも思います。

中盤が少し、混乱してきた状況の中で、前線で特に10番関根貴大が後半は、前線での高い位置からの守備の運動量が更に増した印象もあり、同様に27番邦本宜裕も相手のバックパスに対して、しつこくプレスをかけていくなど、前線からの守備は、より鋭くなっていたようにも思います。

前線での動きがより多くなった10番関根貴大がカウンターの場面でチャンスに絡む回数も多くなった印象もありつつ、後半はやや危ない時間帯が増えたのも事実。

追加点も欲しい中で、23分に9番小川紘生に代わり11番進昂平が入り、2点目を狙いに行きますが、浦和の得点を狙う形以上に、相手が浦和の中盤から守備ラインの混乱を意識的に狙うプレーが上回ってしまったというか、24分に同点ゴールを奪われると、直後のピンチはなんとか跳ね返すも27分に再び突破されてしまい、失点。連続失点で1-2と逆転されてしまいます。

28分に11番進昂平からのパスを受けた7番広瀬陸斗のシュートはキーパーにキャッチされてしまいます。

やや中盤が混乱していたものの、得点を奪いに行く交代ということか、逆転される前に23番安東輝が交代で入る用意をしていたように見えたのですが、いったん下がったようで、28分に27番邦本宜裕に代えて21番小島良太をまず投入します。

そして、35分になって8番須藤岳晟に代わり23番安東輝が投入されます。

更に39分には、2番細田真也に代えて19番橋岡和樹が入ります。

今日良かったのは、これまでの試合では、組み立ての部分を激しいプレスなどで精度を落とされて混乱した状況になってからは、攻撃が沈黙してしまい、そのまま得点を奪えずに終わってしまうということが多かったのですが、前節同様に試合の終盤でしっかりと反撃に転じる形と結果を残してくれたことだと思っています。

そのカギとなっていたのは、やはり11番進昂平であり、41分には、相手キーパーと11番進昂平のどちらが先に触るかと言うギリギリのパスが入った時に、11番進昂平が相手キーパーと交錯しながらもこぼれ球に足を出し、これもクリアされるも7番広瀬陸斗がシュートを狙う形など、相手がこうされると嫌だろうなと言う動きとプレーをするんですね。

実際、44分には、前線で11番進昂平が粘りフリーキックのチャンスを得て、23番安東輝の蹴ったボールを11番進昂平がヘッドで合わせて得点。土壇場で同点に追いつきます。この得点の場面では、決めた11番進昂平のプレーもそうなんですが、23番安東輝も見事でした。だって、投入されて何度かあった長めのパスの狙いの時は、予想以上の追い風を計算できておらずに精度が低いパスになってしまっていて、フリーキックの場面でも、まだ風を計算しきれていないみたいなので難しいかと思っていたら、見事なアシスト。しっかり計算できてるし、ということなんですね。本当にお見事でした。

アディショナルタイムも残り1分を切っていて、いつ試合終了の笛がなってもおかしくないというところで、後半特にサイドからの守備の部分でも運動量豊富に走り回っていた10番関根貴大が抜け出したところに長いパスが、想像以上に決定的な形で通り、キーパーと1対1という形になったものの、ここはやや力んでしまい決めきれず。

試合は2-2で終了となりました。

変な話ですが、研究されていたら、そこを狙ってきたら浦和はしばらく苦しむだろうなというところを狙ってくるチームが少なくプリンスリーグが開幕して、4節にしてようやく今年の浦和のチーム作りの中で、ここを狙われると嫌だなというところを的確に鋭く狙ってくる相手と対峙することになったという印象と同時に、浦和の選手達の中でも徐々に戦い方が浸透されていっており、以前ほどの混乱はしなくなったし、やはり前節に見せた強みの部分は本物で、苦しい戦いの中で勝ち点を積み上げていきながら、チーム力が上がっていくという意味では、思っていた以上に順調に来ているように感じられる。そういう一戦になりました。

また、最後のところで逆転の決定的なチャンスを外してしまったことで、相当悔しい思いを10番関根貴大はしたと思います。ブクメのブログの書き方として、こういう場面では、選手名を挙げずに逆転のチャンスもあったが決めきれなかったと全体的な流れの中の一つとして抽象的に書くことも実際は多いのですが、あえて今回は、名前も書きました。

10番関根貴大が今一番苦しんでいる部分ですからね。ただ、今日の試合の特に後半の動きに関しては、これまでも得点が奪えない時に終盤に激しいプレーをすることは多くあったものの、その時はやや無理に足を延ばして怪我をしてしまうんじゃないかなと言うくらい無茶な激しさを見せる時もあったのですが、細かくは分かりませんが、今日の後半のプレーに関しては、激しさの中に冷静さもあるようなプレーが多かったようにも思うんですね。

そんな中で、最後の最後にあのスペースを見つけて、決定的な形を作るところまで持っていけたこと自体が重要で、結果的に今日は力んでしまい外してしまいましたが、よく言っていますが、「続けていくしかない」ことなんです。

感覚を取り戻すには、失敗しても続けることです。良くなってます。確実に、プレーの質は上がってます。なので、続けてください。

ということで、結果的に序盤の山場と考えていた山梨学院とのアウェイでの戦いで、しっかり勝負強さを見せて、勝ち点を奪うことに成功しました。やはり、課題の部分は時間をかけて、失敗を恐れずにやっていくしかないことも分かりました。

一歩一歩前進。結果も残せています。自信を持ってやっていってください。しっかり見させてもらいますから!

ではでは。

山梨学院高校和戸サッカー場2013年4月27日山梨学院高校和戸サッカー場2013年4月27日山梨学院高校和戸サッカー場2013年4月27日

 

 

 

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おまけの写真。

 

高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/04/21 第3節 – 浦和レッズユースvs横浜FCユース 3-1勝利・・・チームを作りながら勝利する理想の形

さいたま市浦和駒場スタジアム2013年4月21日さいたま市浦和駒場スタジアム2013年4月21日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今月から開幕したプリンスリーグも早くも3試合目となります。浦和レッズユースは、初戦の大宮アルディージャユース戦は、敗戦したものの、前節は八千代高校に3-0と勝利し、1勝1敗という流れで第3節の横浜FCユース戦を迎えることになりました。

結果のみで見ることのできない、新体制での新しい戦術ならではの難しさに苦戦しつつも、シンプルな形にしてしまうことである程度、硬いサッカーはできるかもしれなくても、新戦術を浸透させるための挑戦を選んでいる状況。見る側としても、選手同様に我慢して見守って行くことが試される今シーズンです。

さて、昨年改修工事が終わって、再び利用されるようになったさいたま市浦和駒場スタジアムですが、ユースの公式戦が行われるのは、かなり久しぶりです。いつぶりだろう?

スタンドがあって、陸上トラックを挟んでということで、選手との距離は、やや遠くなるものの、やはり浦和レッズユースのホームとしてこの会場を使用して試合が行われるというのは、浦和サポーターとしては嬉しいものです。

ブクメ自身も、なんとなくユースの試合が駒場で開催される時は、立って見るのに好きな場所がありまして、基本的にはいつもそこで見るという場所で、今日はじっくり見させてもらいました。

昨日から雨が降り続いたものの、天気予報通り、試合までにはほぼ雨が止みましたが、とにかく寒かったですね。また、ピッチコンディションはかなり良かったものの、雨の影響でかなりボールが走り、選手もスリッピ―なグラウンドに足を取られるという場面が多い試合には、やはりなっていました。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに2番細田真也、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に8番須藤岳晟、MFが左に7番広瀬陸斗、右に9番小川紘生、真ん中に23番安東輝と4番茂木力也、FWが27番邦本宜裕、右に10番関根貴大

となります。

キーパーが、25番杉本広貴から18番関口亮助に代わった以外は、前節の八千代高校戦と同様のスタメンになります。

正直、まだ公式戦が開幕して間もないことや、天候の影響で延期になっている影響で対戦相手がどのような状況なのか、まったく分からず、結果として横浜FCユースは、開幕戦が延期になって、第2節がFC東京U-18と点の取り合いの末、2-3で敗れているくらいしか分からないのですが、ディフェンスラインに気持ちの強い選手がいるのは印象に残り、その選手を中心に激しくプレッシャーに来るという印象はありましたが、試合開始からの主導権は浦和レッズユースがしっかり握ったと思います。

開始早々から、23番安東輝が中盤でパスを受けて、右に捌き、2番細田真也がゴール前にクロスを上げる形や、序盤何度か見られた形として、センターバックの5番齋藤一穂からグラウンダーの強めの縦パスを前線の10番関根貴大に通したり、当てたりという狙いのプレーで一気に相手のゴール前に仕掛けるという形も何度か作れていました。

また、これは新チームが始動してから多く見られながら周りとの息が合わずにということが多く、チャンスに繋がらないケースが多かった形ですが、7番広瀬陸斗がスペースに入って受けたパスを、ワンタッチで方向を変えてスペースに出して、そこに味方がしっかり反応すればというパスに関しても、割と頻度高く味方が先に反応してつなげていけるケースが多くなっていたと思います。

3分には、右でパスを受けた9番小川紘生が強めのグラウンダーのパスを横に出すと7番広瀬陸斗がうまいタイミングでスルー。そのパスが左サイドの3番森亮太までつながり仕掛けるという形もありました。

5分には、8番須藤岳晟から、右前線のスペースへの長いパスが出て、そこに27番邦本宜裕が走りこむも、追いつけず。

7分には、7番広瀬陸斗のトラップから反転して前を向き、左前線に走る3番森亮太につなげてサイドから仕掛けるという形を作ります。

8分にやや危険な攻められ方をするものの4番茂木力也がしっかりカバーし攻撃を防ぎます。

9分、10分に、それぞれ同じような形ながら出してと受け手が違うというプレーが連続してあったのですが、最初は、4番茂木力也が右の守備ラインに近い位置から一気に左前線のスペースへ大きなパスを通し、7番広瀬陸斗が受けて仕掛ける形、同様に8番須藤岳晟が左前線のスペースへだし10番関根貴大が仕掛ける形を作ります。

相手の守備の激しさもあり、序盤はなかなかボールを持つことができなかった27番邦本宜裕でしたが、14分に少し下がってパスを受けると抜け出した10番関根貴大に見事なパスを通し、10番関根貴大もまた見事なシュートを放つも、キーパーにギリギリのところで反応され、こぼれ球を9番小川紘生が反応してシュートを放つも決めきれず。

この試合最初の、決定的な形でした。

18分には、フリーキックのチャンスに23番安東輝が直接狙い、枠を捉えたシュートは相手キーパーが弾き、おそらく10番関根貴大だったと思いますが、こぼれ球をシュートするも、これも決めきれず。

前半20分くらいまでは、中盤を経由してという部分では、やや動きが合わずに一つ飛ばしてという攻撃が多くなったものの、それでも割と多くのチャンスを作れていたのですが、決めきれず、その後は、相手も上手く対応してきたことで、相手の攻撃自体もそこまで迫力なく、浦和も組み立ての部分で思うように行かずに、単発に終わる攻撃が増えたことで試合自体はこう着状態の時間が長くなった印象があります。

32分には、浦和のゴール近くでの相手フリーキックを弾き返してからのカウンターで23番安東輝、10番関根貴大、27番邦本宜裕、再び10番関根貴大と素早いカウンターの形を見せるも、相手の戻りも早く、攻めきれず。

35分には、2番細田真也から7番広瀬陸斗、9番小川紘生とつながり、9番小川紘生が思い切ってミドルシュートを狙うも枠を捉えきれず。

38分には、10番関根貴大が相手のプレッシャーを受けながらも粘り、左の3番森亮太へパス。力強いクロスが入るも、これは味方と合わず。

結局、何度か迎えた危険な場面も守備の連係やカバーで上手く防ぎ、攻撃も、思うように組み立てられないものの大きなチャンスは数回作れたが決められずとういことで0-0で前半を折り返します。

後半に入ると、開始早々に前半はあまり目立たなかった27番邦本宜裕がいきなり思い切りよいドリブルで仕掛けます。より攻撃的に迫力が出そうな雰囲気を感じたところでしたが、3分に逆に相手に攻め込まれてしまい失点し0-1とビハインドを負う展開になってしまいます。

しかしながら、この失点でスイッチが入ったのか、6分に7番広瀬陸斗が左サイドをドリブルで切り込んで、シュート。キーパーが弾いたところを10番関根貴大がしっかり押し込んでゴール。早い時間で同点に追いつくことに成功、1-1とします。

この得点後、7分に9番小川紘生に代えて21番小島良太、10分に23番安東輝に代えて14番斎藤翔太が入ります。

この後、27番邦本宜裕の独特のリズムでのドリブル突破からの攻撃や10番関根貴大の得意のミドルレンジからのコースを狙ったシュートで惜しいチャンスが続きます。

16分には、27番邦本宜裕のドリブル突破から、パスを受けた4番茂木力也がシュートを放つもディフェンスの壁に跳ね返されます。

18分には、サイドからのクロスボールに7番広瀬陸斗がディフェンダーと競り合う形で先にさわり、浮き球に21番小島良太がボレー気味に合わせるも、惜しくも枠を捉えられず。

19分には、14番斎藤翔太がドリブルからループ気味のシュートを狙います。

1-1の同点以降は、惜しい形は作るものの逆転ゴールがなかなか奪えない中で、20分前後くらいからは再び前半同様に試合がややこう着状態に入って行きます。

こう着状態と言うよりも、相手の攻撃を受ける時間の方が長くなっていた印象もある中で、何とか打開したいという流れの中で25分に7番広瀬陸斗に代わり11番進昂平が投入されます。

この交代が、この試合の流れを一気に浦和に傾けます。

交代直後の26分に、前線で相手ディフェンダーと駆け引きをしながら、更にひきつけながら11番進昂平が上手くパスを受けると、やや混戦になりながらも空いたスペースを察知した27番邦本宜裕が、パスを受けてシュート。このシュートはキーパーが弾くも、すかさずこのこぼれ球に反応した11番進昂平が落ち着いて少し浮かせてゴールに流し込み、2-1と逆転に成功します。

明らかに前線が活性化(特に27番邦本宜裕も活性化した印象が強い)し、32分には、懐かしいというか、このホットラインでこういうゴールあったな~というゴールが生まれます。

10番関根貴大からの速い弾道の浮き球のパス(サイドからではなく、縦に近い)に、11番進昂平がピンポイントでヘッドで合わせてゴール。文字で書くと簡単に感じるかもしれませんが、タイミングと角度、入り方、合わせ方、とにかく出してと受け手の呼吸がぴったりだからこそのゴールだったと思いますよ、はい。

この後、40分に27番邦本宜裕に代えて26番松崎洸星が入り、追加点のチャンスも作りつつ、危険な場面もありつつではありましたが、アディショナルタイムに入るくらいに、10番関根貴大に代えて6番吉原大を投入し、しっかり守り切って3-1で勝利!

新しい戦術を理解することに集中するあまり、なかなかプレーに余裕が生まれない選手が多い中で、それでも昇格を目指すためには勝ち点を積み上げていかなければならないという浦和レッズユースが抱えた今シーズンの命題がある中で、得点を取るための強烈な組み合わせを今日は再確認させてもらったという印象です。

特に、やはり素質としては凄くても27番邦本宜裕は1年生でしかも外部から来た選手ですし、もう少し周りの選手が試合の中で声をかけることをしても良いかな~と思っていた中で、11番進昂平が交代で出場してから、たびたび27番邦本宜裕に声をかけていたんですね。確かに11番進昂平の前線での動きは、相手のディフェンダーを引っ張りながら、うまい入り方でポストプレーをしたり、裏に抜けたりするために、周りの選手が動きやすくなったこともあると思いますが、それを抜きにしたとしても、11番進昂平が入ったことにより、27番邦本宜裕の動きが活性化したと思います。更に、おそらく今年のここまでのプレーでは相当思うように行っておらずにストレスがたまり、それが更に余計な足かせになっている印象もあった10番関根貴大も、長く組んでいたからこそ分かる呼吸でのアシストを記録するなど、疲労がたまる時間にも関わらず、余裕のあるプレーを見せてくれた。このことにも意味があると思います。

加えて、この試合では途中投入となった21番小島良太の前線での献身的な運動量のある動きも光っていました。本当に、ゴール前での落ち着きが加わるだけで、前線の破壊力にひとつ色が加わる状態になると思っています。

なかなか難しいのは、浦和レッズユースが今年から目指すサッカーの方向性なんですよね。

今日の前線の選手の動きを見ていると、おそらく結果を出していくのみ求めるということであれば、ジュニアユースがやっているような、中盤どっしりで前線の選手が強烈に仕掛けていくサッカーでも結果は出して行けるような気がします。特に、攻撃の選手はその方がやりやすいと思います。

でも、難しくても、やろうとしているサッカーの追求は、やはりしてほしいんですね。だからこそ、今日の試合は、進行形の中でも得点するパターンが作れますよ、ということを強烈に証明してくれた試合だったと思います。

難しいサッカーこそ、思い悩みすぎれば過ぎるほど、動きに迷いが出ていつまでも先に進めないもの。でも、得点が取れるパターンさえ作れれば、多少のリスクを冒すことができるようになり、より前進できるもの。

だから、今日みたいに試合を決めることができるうちは、挑戦し続けてほしいです。

まあ、大人な意見ばかり書いてきましたが、やはり個人的には気持ち強く、勝負どころで強さを見せるチームは好きです。だから、今日は楽しかったです。

ではでは!

さいたま市浦和駒場スタジアム2013年4月21日さいたま市浦和駒場スタジアム2013年4月21日さいたま市浦和駒場スタジアム2013年4月21日

 

 

 

さいたま市浦和駒場スタジアム2013年4月21日さいたま市浦和駒場スタジアム2013年4月21日さいたま市浦和駒場スタジアム2013年4月21日

 

 

 

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高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/04/13 第2節 – 浦和レッズユースvs八千代高校 3-0勝利・・・様子を見ていく

市原スポレクパーク2013年4月13日

 

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

新体制の中での再びのプレミアリーグの舞台を目指した戦いが先週末よりスタートしています。埼玉スタジアム2002第3グラウンドでの開幕戦大宮アルディージャユース戦を0-1で落とした浦和レッズユースの第2節は、八千代高校とのアウェイゲームとなります。

余談ですが、埼玉からだとどの道を通っても大体渋滞にはまってしまう千葉県のこの付近までの車でのルートは危険と言うことで、ブクメの旅の恒例となっている、前日の深夜に出発して道が空いているうちに比較的近くの道の駅まで行ってしまい、そこで眠って試合に備えるという方法を今回も取らせてもらいました。道の駅あずの里いちはらという、スポレクパークから10キロくらいの道の駅。なかなか、面白そうでした(結局、店などが開くころには移動していたので詳細を楽しむことはできず。)

早め早めの行動のおかげで、会場には1時間30分くらい前に到着し、ボーっとする時間を作りつつ、最初は忘れていましたが、3年前に今日の試合会場で今年のユースの1年生、2年生がジュニアユースの1年生と2年生だったころに一度メトロポリタンリーグを観戦していたことがあるな~と思い出してしみじみしていました。

風はあるものの、穏やかな陽気の中での試合ということで、前節の課題も含めて今節浦和レッズユースがどのような戦いを見せてくれるのかを楽しみにしつつの観戦です。

この試合のスタメンは以下、

GKが25番番杉本広貴、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに2番細田真也、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に8番須藤岳晟、MFが左に7番広瀬陸斗、右に9番小川紘生、真ん中に23番安東輝と4番茂木力也、FWが27番邦本宜裕、右に10番関根貴大

となります。

4バックという形をとる中でも、やや特殊な動き、役割が求められる中で、前節と比較して、8番須藤岳晟がセンターバックに入り、中盤に14番茂木力也が入るという形への変更、更に中盤でのあてどころとしてパスを捌く役割として、これまでは基本的なポジションはサイドで動きの中で中盤に入ってそういう役割をすることが多かった23番安東輝の基本的なポジションがボランチの1枚という形になりました。チームを作る段階での組み合わせとしては、以前も何度か試された形ですが、この変更が結構この試合ではピタリとはまっていた印象がありました。

また、前節強風の中で何本か精度の高いパスを通したり、一味違ったプレーを見せていた27番邦本宜裕がこの試合では先発。同様に、前の試合の終盤に登場して貪欲にゴールを狙う姿勢を見せた9番小川紘生もこの試合ではスタメンを勝ち取っています。

開始早々10番関根貴大がドリブルからシュートを放つ形や、27番邦本宜裕のドリブルでの仕掛けが見られ、5分には10番関根貴大からのクロスに7番広瀬陸斗がヘッドで合わせる形、更には10番関根貴大からパスに抜け出した9番小川紘生がシュートを放ったり、逆に9番小川紘生から10番関根貴大へ裏のスペースへのパスを狙う(これは、オフサイド)など前線の選手がゴールに向かっていく姿勢がよく見られるスタートとなりました。

相手も浦和を研究しているのか、前線からのプレスや、サイドからの攻撃を集中してケアされていたため、2番細田真也のところからのサイドからの仕掛けがなかなか難しい状況になるケースが多かったように思います。

守備に関しても、やや相手の前線がサイドなど突破してからの精度の低さにも助けられた部分はありますが、そこまで危ない場面は作らせずに試合を進めていく中で、浦和にとっての待望の先制点が19分に生まれます。

前線でパスを受けた27番邦本宜裕が独特のリズムでのボールタッチで相手のプレッシャーをかわしてゴール。

比較的有利に進める中でも、ゴール前の部分での精度では浦和も苦しんでいた中で、待望のゴールが生まれ、浦和が優位に試合を進めていきます。

20分には、前線で浮き球のパスに27番邦本宜裕がヘッドで7番広瀬陸斗の前のスペースへ。相手ディフェンダーの対応が遅れたこともあり、キーパーと1対1でシュートを狙えるというところまで来たものの7番広瀬陸斗のシュートはキーパーの真正面に飛んでしまいます。

続いて24分には、2番細田真也が右サイド中盤辺りでパスを受けると縦の前のスペースに27番邦本宜裕が走り込み、テンポよくパスを繋げるとそのままサイドから仕掛けてクロス。誰かに合えばという惜しい形を作ります。

更に、8番須藤岳晟から2番細田真也、右前線のスペースに斜めに入る9番小川紘生につなげてクロスに27番邦本宜裕が反応して仕掛ける形と同様に2番細田真也から27番邦本宜裕へいったん当て、2番細田真也が右前線を走ります。この際、27番邦本宜裕が相手ディフェンダー数人の間を通す面白い狙いの軌道にパスを出し、2番細田真也が仕掛けやすい形で受けて切り込んでいくという形もありました。

この試合では、結構浦和の右サイド相手の左サイドの攻防が面白かったと思います。高い位置を取りながら、前のスペースをあまり使わないことに見ていて、なんで行かないのかと思う部分もありましたが、同様に相手も浦和の右のスペースを狙って仕掛ける意識を持っていたこともあり、その辺りをケアしてのことだったのかなと、あとあと考えると思います。

35分に10番関根貴大が裏へ抜け出してシュートまで持ち込む形を作りますが、キーパーに防がれます。

41分には、9番小川紘生のインターセプトから、数人が絡んだ形で惜しい場面を作りますが、これも得点にはならず。

チャンスは多いながらも、ゴール前でやや気負ってしまっているのか、シュート精度に欠ける場面が多く、前半は最小得点差の1点のみのリードで折り返します。

数人の動きの中でテンポよく仕掛けていくという部分では、思うように行かないようにも見えたものの、やはり中盤とバックラインの今日のメンバー構成は、はまっていて、23番安東輝が中盤でパスを受けて上手く散らすプレーを見せていたり、8番須藤岳晟もやはり守備の部分で気の利いたプレーと展開を見せていました。

後半の序盤も前半同様、9番小川紘生の裏への飛び出しや10番関根貴大のドリブルでの仕掛けなどゴールに向かってのプレーでスタートし、23番安東輝が中盤でパスを受けて展開する形も多く見られたものの、やや味方との連携というところではまだ上手く合わない部分があるのか、27番邦本宜裕や9番小川紘生などが前線のスペースに上手く走りこんでいるところにパスを出さないという形が少し気になりました。

22分に7番広瀬陸斗に代わり21番小島良太が入り
ます。

25分には、ペナルティエリア僅か外くらいのところで27番邦本宜裕がキープして相手のファールを誘いフリーキックのチャンスを得ますが、このチャンスは得点になりませんでした。

29分には、10番関根貴大から3番森亮太、9番小川紘生とつなげての攻撃、30分には、27番邦本宜裕から右サイドをオーバーラップする2番細田真也へパスが通りサイドからの攻撃。

何か、試合が淡々と経過していくイメージがある中で攻めの回数は浦和が多いものの、まだリードは1点と言う、サッカーではありがちな、危険な雰囲気も正直感じました。

30分に10番関根貴大に代わり14番斎藤翔太が入ります。36分に、前線でのハイボールを21番小島良太が力強くヘッドで前に流し、27番邦本宜裕が抜け出すもこれは惜しくもオフサイド。

37分には、27番邦本宜裕がドリブルでサイドから切り込んでクロスに14番斎藤翔太が反応、最終的におそらく21番小島良太が押し込んでキーパーかディフェンダーがはじき出したものの、ゴールラインを割っていたようにも見えたのですが、これはゴールとは認められずも、その後の展開で4番茂木力也の攻撃参加からのラストパスを9番小川紘生がしっかり決めて2-0とします。

40分に27番邦本宜裕に代えて11番進昂平が入ります。

そして、先ほど攻撃参加でアシストを決めた4番茂木力也が今度は自らがペナルティエリアまで侵入し、そこへパスが通り、難なく押し込んで3-0とします。

43分に9番小川紘生に代わり24番倉本隼吾が入ります。

44分に2番細田真也がドリブルで果敢に仕掛けた流れから、最後は14番斎藤翔太がシュートを放つもこれはキーパーに防がれてしまいます。

45分に2番細田真也に代わり19番橋岡和樹が入ります。

後半終盤での、これまで守備意識高くプレーしていた選手が(何が原因かは分からないものの)解放されたかのような攻撃参加が多く見られた後半終盤の2点などで結局、終わってみれば3-0とスコア上は快勝という形で試合は終了しました。

気になる点も多くありましたし、やはり何か、前線の選手たちの中には、気負いすぎという印象の選手もいたりする点は、こうやって得点が入る流れがチームにできていくことで得点を奪える状況ができてくれば、改善されてくるような気もしますし、たぶん「こうしたほうが良い」とかそういうことよりも、抜け出す形まではできる場面が多いことを考えると、思うようにフィニッシュが決まらなくても続けてやっていくしかないと思うんですね。

あとは、やはり27番邦本宜裕と11番進昂平を同時には使ってくれないんだな~、またお預けか、とか思ったりもしましたけどね。

チームとして何か大人しいなという印象は付きまとうものの、今日に関して言うと、開幕戦を踏まえて、しっかり自らのチームの戦い方が分析されて、それによって柔軟に変更もされているなど、何か凄くしっくりくる部分もあり、要するに何が言いたいかと言うと、まず結果が出た。そこが第一歩でもあり、今日で言うと、バランス重視でプレーしていた4番茂木力也が終盤に持ち味をしっかり見せてくれた。チームとしての戦い方に選手の持ち味がプラスされる、そういう要素も見えた試合でもあったと思います。試合終盤から出た21番小島良太の力強いポストプレーや、24番倉本隼吾もロングボールでの競り合いの飛ぶタイミング、1度でしたがピッタリでした。あのタイミングで競れていれば、かなりの確率で競り勝てるでしょう、とか。

なので、一つ一つ様子を見て行きます。課題もある中でも、今日は結果を出してくれた。それが重要かと思います。

開幕戦、第2節を踏まえての第3節。また一つ成長しているチームを見させてもらうのを楽しみに一週間待ちたいと思います。

ではでは!  

市原スポレクパーク2013年4月13日市原スポレクパーク2013年4月13日市原スポレクパーク2013年4月13日

 

 

 

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高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/04/07 第1節 – 浦和レッズユースvs大宮アルディージャユース 0-1敗戦・・・強風の中プリンスリーグ開幕

埼玉スタジアム2002 第3グラウンド2013年4月7日

 

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

爆弾低気圧の影響で大変な天気になり、開幕が危ういような天気予報を気にしつつ迎えた プリンスリーグ開幕の4月7日でしたが、予想以上に天候は回復し、晴天の中での開幕となりました。

しかしながら・・・ものすごい強風の中での試合と言うことで、これなら多少が雨など降っていても風が無い方がまだましなのかな~と思う部分もありつつでした。

浦和レッズユースは、今シーズンはプリンスリーグ関東1部で戦い、まずは上位3チームに与えられるプレミアリーグ参入戦への出場権の獲得、そしてプレミアリーグへの昇格を目指します。

新体制の中で、4-4-2というフォーメーションながら、それぞれの選手に求められる役割が複雑で浸透するまでに時間を要しそうという印象の中で、恒例の清水フェスティバルで、継続した課題は抱えつつも、プリンスリーグを戦っていけるプラスの要素も多く発見することができた。

そして、迎えた開幕戦となります。対戦相手は、大宮アルディージャユースということで、チーム状況云々を除いても勝っておきたい相手ではありました。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GKが25番番杉本広貴、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに2番細田真也、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に4番茂木力也、MFが左に11番進昂平、右に23番安東輝、真ん中に14番斎藤翔太と8番須藤岳晟、FWが7番広瀬陸斗、右に10番関根貴大

となります。

チーム作りと言う点で、U17日本代表に選出されていた14番斎藤翔太と4番茂木力也、U18日本代表に選出されていた7番広瀬陸斗の3人が清水フェスティバルに参加していなかったことや、合流して1週間あるかないかという状況の中で、ある程度、最終調整的な清水フェスティバルで数試合戦ったメンバーをベースにまずは臨むのか、代表組を入れてのスタメンになるかと気になっていましたが、結果的に、3選手ともスタメンで出場となりました。

試合の入り方としては、悪くない入り方だったと思います。開始早々に、10番関根貴大が仕掛けてコーナーキックを奪い、23番安東輝が蹴ったコーナーキックは、かなり良い弾道で可能性を感じさせるものでした。

また、慎重に入ったのか緊張感があったのか、指示なのかは分かりませんが、思った以上に4-4-2のフォーメーションを崩さずに序盤は試合をしていた印象がありました。

7番広瀬陸斗と23番安東輝が比較的、上手く中盤のところに入りあてどころになろうとする動きが見られました。

17分には、8番須藤岳晟からの右前線へのフィードからの仕掛け、19分には、25番杉本広貴から左の3番森亮太につなげ、左サイドから仕掛け、10番関根貴大にパス。近いスペースに入る7番広瀬陸斗に下げて右前線へ繋げる数選手がテンポよく絡んだパス回しから仕掛ける形も作ります。

21分には、5番齋藤一穂から10番関根貴大、23番安東輝とつなげて仕掛けます。

比較的、4バックの形を崩さず守備もバランスよくできていたと思いますが、22分に裏に抜けられてしまい、後ろから倒してしまい、危険な位置でフリーキックを与えてしまいます。このピンチの場面は集中して跳ね返します。

25分に7番広瀬陸斗のインターセプトから11番進昂平につなげてのチャンス、更に27分には11番進昂平から10番関根貴大にパスを通り、シュートまで行くも相手ディフェンダーに阻まれます。

30分前後に再び危険な場面を迎えるも、ここは25番杉本広貴の好判断で失点を免れます。

連携での崩しと言う形では前半では最もチャンスになったのが37分の場面で、中盤のスペースに入った23番安東輝と前線に10番関根貴大という位置関係で23番安東輝へのパスに対して23番安東輝がスルーして、前線の10番関根貴大にパスが通り、相手守備陣が対応できない状況で10番関根貴大がシュートまで持ち込む形がありました。

続いて39分に23番安東輝のインターセプトから10番関根貴大につなげて仕掛ける形を作りました。

そして、この試合で最も得点に近かった場面が、前半40分のプレーで、7番広瀬陸斗からのパスを受けた10番関根貴大が相手ディフェンダーが寄せてくる中で粘り強くキープしてペナルティエリア内に侵入し、放ったシュートがクロスバーに当たりゴールライン手前くらいに落ちるという本当に少しゴール側に跳ね返ってくれればゴールという決定的な形を作りました。

その後、前半終了間際に7番広瀬陸斗から裏のスペースに走る11番進昂平へパスが通り、シュートまで持ち込む場面を作るも得点はならず前半は0-0で折り返します。

風のことを考えると、追い風の状況で得点を決めておきたかったというのは、ありきたりな感想ですがありましたね。

強烈な向かい風を受ける中での後半は、スタートから11番進昂平に代わり27番邦本宜裕が入ります。

ここまで清水フェスティバルと浦和カップを含めて、そこまで長い時間ではなかったものの、インパクトを残してきた27番邦本宜裕の登場はあるかとは思っていましたが、後半終盤くらいになると思っていたので、予想外に早く登場したことに驚いたことと、清水フェスティバルの清水エスパルスユース戦で27番邦本宜裕が入ったところから、11番進昂平の動きが際だってよくなった印象があったため、入れ替わりの交代は少しもったいないと思いつつでしたが、期待は高まりましたね。

攻撃に迫力を出したいところでしたが、後半開始早々に相手に攻め込まれてピンチの場面を迎えます。このピンチも前半も好判断で決定的な場面を防いだ25番杉本広貴が再び好判断で防ぎます。

4分に3番森亮太のサイドからの仕掛け、6分に10番関根貴大から右サイドを走る2番細田真也にパスが通っての右サイドからの仕掛けと前半割と少なかったサイドからの攻撃が立て続けに見られます。

8分には、27番邦本宜裕からの縦パスに10番関根貴大が抜け出しキープするも相手ディフェンダーに阻まれシュートまでは行けず。

13分に、23番安東輝に代わり9番小川紘生が入ります。

15分に再び裏に抜けられてのピンチでキーパーと1対1という決定的な場面を作られるもここも、25番杉本広貴のタイミング良い飛び出しで防ぎます。

20分に、7番広瀬陸斗のインターセプトから9番小川紘生、10番関根貴大、3番森亮太と展開して3番森亮太がクロスを上げるもこれは味方に合わず。

21分に、9番小川紘生がやや強引ながらもドリブルからシュートを狙い、枠を捉えるもののキーパーになんなく防がれてしまいます。

29分に27番邦本宜裕からの縦パスが10番関根貴大に通り、9番小川紘生にパス、ここから仕掛
けていくも、ディフェンダーに防がれます。

更に32分には、2番細田真也からのパスを27番邦本宜裕が正確なタッチでヒールパスを7番広瀬陸斗の前のスペースに出すも、7番広瀬陸斗の反応が一歩遅れてディフェンスに寄せられてしまいます。

33分に再びピンチの場面を迎え、ここも25番杉本広貴が防ぐも、33分にセットプレーから決められてしまい、0-1と厳しい展開になります。

40分に7番広瀬陸斗に代えて21番小島良太が入ります。

43分に27番邦本宜裕のパスから14番斎藤翔太がドリブルで仕掛けてシュートまで持ち込むもゴールならず。45分に27番邦本宜裕が前線で上手い反転からシュートを放つもこれはキーパーの正面。

終了間際に21番小島良太のヘディングシュートも枠を捉えきれず、試合終了。

開幕戦は0-1で敗戦となりました。

おそらく、今シーズンの浦和レッズユースの試合を今日初めて観戦したという方が多かったと思いますが、どのような感想を持ちましたでしょうか?

リードされている後半の終盤でもシュート意識が低かったことや、相手の方が勝利に対するどん欲さがあったように見えたことは、はっきりいって不満です。戦術が上手く行かない部分などは、焦れずにやれば良いと思いますが、試合に臨む姿勢という部分では、見る側としては伝わってくるものが少なかったのは残念でした。

プラスの要素としては、ある程度、バランスをとって戦うために4-4-2で特に守備の選手に関してあまりポジションを崩さない戦い方をしていた序盤の戦い方というのは、ある程度組み立てが上手く行かないという時には効果的なのかとも思います。

また、後半から登場した27番邦本宜裕のプレーの中で、この試合で特に印象に残ったのが、前線から中盤くらいまで下りてきてパスを受けた時に前線の選手の裏のスペースへのパスを出す際に、今日ほどの強風が吹いている状況でも、かなり精度の高いパスを供給して、実際に10番関根貴大がこのパスから前線で受けて惜しい形を作っていた形が2度ほどあったことを考えると、アシストの部分でも今後期待できると思う部分もありつつ、ワンタッチでのヒールパスなどに対して、味方の選手も来ないだろうと思っていて出だしが遅れたものの、これに反応できるようになると一気に決定的な形を作れるようになること。そして、やはり、清水エスパルスユース戦の時に感じた印象では、11番進昂平が最もこのようなパスに反応して抜け出すことができるというのを今日見ていて思ったんですね。なので、やはり求められていたプレーと言う意味では今日は前半あまりできていなかったかもしれませんが、11番進昂平と27番邦本宜裕はセットでプレーさせたいという感想も持ったりしています。

やろうとするサッカーに関しては、焦れずにやっていくしかないです。そこに関しては、絶対にぶれさせないことと、結果がでなくても自信をもってやり続けてください。

開幕戦独特の雰囲気もあった中での初戦なので、難しいことも多くあったと思いますが、じっくりやっていきましょうね。

今日のことを踏まえて、次節で一歩前進している姿を見せてください。

あと・・・やっぱり強風の中での試合は嫌ですね。それもサッカーだと言われればそれまでなのですが、やはり嫌です、本当に嫌です。

お疲れ様でした。

ではでは! 

埼玉スタジアム2002 第3グラウンド2013年4月7日埼玉スタジアム2002 第3グラウンド2013年4月7日埼玉スタジアム2002 第3グラウンド2013年4月7日

 

 

 

埼玉スタジアム2002 第3グラウンド2013年4月7日埼玉スタジアム2002 第3グラウンド2013年4月7日埼玉スタジアム2002 第3グラウンド2013年4月7日

 

 

 

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JFAプリンスリーグU-18関東2010/7/11 vs 武南高校 2-0勝利・・・3位で終了

さいたま市浦和駒場スタジアム

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

プリンスリーグ最終節。現在3位の浦和レッズユースは、勝てば高円宮杯出場決定という試合。プリンスリーグも中盤戦辺りから、そこまでの上位チームが取りこぼしなどでどんどん混戦になって行き、なんとなく勝てば~位以内決定とか計算が分からなくなってきた印象。今日の試合も、勝てばOKという意識でいましたが、試合が終わって人に聴いてみたら試合前3位でも負けたら条件によっては、一気に7位とかもあったとか!?とにかくスッキリ決まってよかったです。

ということで、今日のスタメンは以下

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と4番広瀬健太、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに12番皆川孝之、ボランチに15番野崎雅也、トップ下が14番矢島慎也と5番藤野友則、FWが右に10番礒部裕基、左に7番矢島倫太郎、真ん中に11番鈴木大輝

 いわゆる、今シーズン最も多いスタメン構成でした。

今日は最初に得点の話。12分に10番礒部裕基が先制点を決めます。そして、前半終了間際にコーナーキックから7番矢島倫太郎がヘディングでゴールでした。2-0勝利でしっかりタカマドということですね。

対戦相手は、結果的にプリンスリーグで勢いに乗り切れなかった1分9敗の武南高校でしたが、なんとなく勝てる相手と言って思い出してしまう去年の鹿島学園高校との試合(そこまで勝ちがなかった相手に対して後手後手になってしまい、最終的には引き分けたものの難しい試合になってしまった)を思い出してしまいます。

こういう試合は早めの先制点と良い時間での追加点がものをいいます。その意味で、この試合は早い時間に先制したことで試合が楽に進められ、前半のうちに追加点を入れたことでかなり楽になったという印象です。

今日は全体的な印象としては、このチームで時々見られる、試合は勝っているけど主導権が握れているように見えないような試合だったような気がします。守備に関しての安定感は、問題なく、武南が後半に攻撃意識を強くしてきた時間帯に少し危ない時間帯もありましたが、最後のところで防ぎきっていました。更に、16番小笠原正人の好セーブもあり無失点。

攻撃面では、今日は14番矢島慎也の中盤での気の利いたポジショニングからの攻撃の回数が多く目を惹きました。何度か訪れたシュートシーンで決めることはできなかったものの、パスをもらいやすい位置への動き方はかなり良かったです。また、8番若井祥吾の持ち味となる右サイド遠目からの強烈なミドルシュート、直接FKでのあと一歩でゴールという形も見られました。

11番鈴木大輝を経由した前線3人くらいが絡んだ攻撃がテンポ良く相手守備陣を切り裂くシーンも何度か見られました。

前の試合で途中出場した26番カドコダイ・アシカンがこの日も後半途中から登場しました。今日は時間が短かったのですが、高さに対する強さや、抜け出すタイミングの良さなどこの2試合で見せることができていましたので、チームの層に厚みを増す存在として期待しちゃいますね。

更に、同じく後半途中から出場した24番小峯洋介も気持ちの強さと攻撃への意識をしっかりアピールできていたと思います。彼も、全国でチームを活性化させる存在として期待されますね。

プリンスリーグの位置づけは、どうしても高円宮杯の出場権を獲得するための大会という意識が強いので結果どうこうよりも、どういうことを試してどういう展開になったのかなどを強く意識して見てしまいます。今日に関しては全体的にリズムが作れない時間帯も多かったですが、それでも試合運びのレベルの高さは感じられました。

全国大会で勝ちあがるには、まずここが重要だと思いますからOKです。後は、ここ数試合で見せてくれたチームの攻撃や途中から入った選手が上手い具合にチームに別の要素を与えることができていますので、短期決戦となる全国大会を勝ち抜くために良い形でここまで来たという印象があります。

チームとして戦える今年のチームに自信を持って全国に臨んでくださいね!楽しみにしています!

ではでは!

 

JFAプリンスリーグU-18関東2010/7/4 vs ジェフユナイテッド市原・千葉U-18 0-0引き分け・・・底上げのために

千葉県総合スポーツセンター東総運動場

どうも、浦和サポブクメです☆

クラブユース選手権の関東予選も終了し、浦和レッズユースは再びプリンスリーグの戦いに戻ります。現在3位、残り2節で一応自力で高円宮杯出場権を獲得する6位以内を死守することが最低限の目標になります。勝つことはもちろん重要。でも、全国大会での戦いに備えてできる限りチーム力の底上げをしておきたい。現在3位で実際の所、負けない試合をすれば6位以内はよほどのことがない限りは確保できるであろうという状況なので、この試合は勝つためのプレート底上げのための試すプレーなど様々見られる試合となりました。

この日のスタメンは以下、

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と4番広瀬健太、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに12番皆川孝之、ボランチに15番野崎雅也、トップ下が14番矢島慎也と24番小峯洋介、FWが右に10番礒部裕基、左に7番矢島倫太郎、真ん中に9番高木凛 

となります。

ジェフのユースは、試合自体はまだ一度も見ていないのですが、0-0や1-0、0-1という勝つにしても負けるにしても失点少なく、でも得点もあまりないという戦いぶりで、やりにくそうな相手なんだろうなというイメージをブクメは持っていました。

予感は的中。守備が堅い。ドン引きということではないものの、守備の意識が非常に強く、徹底的に浦和が頻繁に使うサイドからの攻撃をケアしてきます。個々の能力や、コンビネーションがかみ合った時は、サイドから攻め込めたものの、多くの機会を相手の守備で阻止されるという試合展開になりました。

そして、予想通り相手の攻撃力にはそこまでの迫力はなく、数回危ないシーンはあったものの基本的には現在の3番畑本時央と4番広瀬健太の安定したセンターバックを中心とした守備、16番小笠原正人のゴールキーピングで失点をされることはありませんでした。

ピッチ状態の関係か、ボールのせいか、風のせいかはよく分かりませんでしたが、思ったようにボールが周らず、飛び方がいつもと違うみたいな声も実際聞こえたような気もしますが、とにかくパス回しがかみ合わないシーンが多く、歯がゆい時間も続きました。

9番高木凛がスタメンから登場するシーンで、前回のFC東京U-18戦のようにコンビネーションがかみ合う時もあるのですが、まだまだ合わないことも多いようで彼自身の動きと周りの動きが上手くいかないように見えるシーンもありました。ここがしっかりかみ合うようになることが、11番鈴木大輝が同じポジションに入った時とは違った攻撃の形として機能してチームの底上げとなるため、次の試合も含めて上手くコンビネーションが合うようになることを願います。

前半の良かった攻撃の形で覚えているものとしては、右サイドから攻めあがった8番若井祥吾がゴール前に鋭いクロスを入れて、そこに14番矢島慎也が上手く飛び込んだシーン。惜しくも少しずれてしまいヘッドでシュートまでは行きませんでしたが、良い狙いと良い飛び込みでした。

また、9番高木凛が前線でしっかりボールを受けて、14番矢島慎也に落とし、そこから左の7番矢島倫太郎へ開きシュートという形も惜しかったと思います。

前半終了間際に明らかに相手に後ろからアフター気味に14番矢島慎也が倒されてPKと思われたシーンが流されてしまい、その相手のファール(取られなかったけどw)によって、矢島慎也が足を痛めてしまいました。あれは、PKです。

このタイミングで前半が終了しました。なんか、ちょっと、う~ん、おかしくない?

しっかり歩いていたので大きい怪我ということはないようですが、アイシングをした状態で大事を取ってということだとは思いますが、後半開始から矢島慎也に代わって11番鈴木大輝が入りました。

いつもフォワードで使っている選手が4人になったのでどのような形にするのかと思いましたが、11番鈴木大輝はそのまま14番矢島慎也のポジション(トップ下)に入りました。

前半、動きがややかみ合っていなかったように見えた9番高木凛ですがハーフタイムにしっかり指示を得て後半は、しっかり攻撃の起点になる動きを何度も見せます。まず、パスを受けて力強くドリブルでゴール前に迫り、ディフェンダー2人ほどに囲まれるも、更に突破を試みてシュートを狙います。結果的にディフェンダーに奪われてしまったものの、惜しい形。

更に、体の強さを生かしてしっかりボールを前線で収め、良い距離感を動いていた11番鈴木大輝にパス、すぐさま鈴木大輝がサイドの10番礒部裕基にパスを通してシュートというシーンは、崩す形としての理想の一つが見えました。

同様に、11番鈴木大輝から9番高木凛、右サイドから上がってきた8番若井祥吾にはたいてシュートというシーンもあり、普段同時にあまり使われない鈴木大輝と高木凛からの攻撃のリズムが作れたシーンが何度か見られたのも良かったと思います。

それでも、この日は先ほど書いたように相手の守備意識が強く、得点までいかない歯がゆい展開。シュートも枠に飛ばないことが多く、ピッチ状態など何か少しやりにくさを感じました。

後半途中、9番高木凛に代わり17番鈴木悠太が入ります。ポジションとしては、右サイドの10番礒部裕基が真ん中に入り、その右サイドに鈴木悠太が入るという形。

本来ならば、鈴木悠太が果敢にサイドを駆け上がるシーンが見られるのですが、やはりサイドのケアを相当しっかりしてくる相手の守備のために、持ち味が発揮できないように感じられました。

後半も上手く行かない流れながらも、10番礒部裕基が相手の守備ラインを切り裂くスルーパスを通し、抜け出した24番小峯洋介がシュートを放つシーンや、左サイドからドリブルで駆け上がった7番矢島倫太郎がディフェンスを抜きクロス。24番小峯洋介がペナルティエリアやや外真ん中くらいの位置で相手ディフェンダーを背負った形でしたが、ポストとしてしっかりキープし下がり目にボールを出し、走りこんだ11番鈴木大輝がシュートというシーンなど相手を崩すためのトライが何度か見られました。

ここで、底上げという意味で非常に今後重要になると思われる交代があります。

24番小峯洋介に代わり、26番カドコダイ・アシカンが入ります。

公式戦では初登場となる彼の高さと強さ、パワープレーとしての今後の可能性を計るという意図が感じられました。おそらく、高さからチャンスメークを期待されたアシカンでしたが、最初のチャンスは、意外な流れ(?)。10番礒部裕基がボールを持った時に26番アシカンが斜めに駆け上がり、相手ディフェンスラインの裏を取りスルーパスが通ります。キーパーと1対1が作れる局面でしたが、残念ながらトラップが少し長くなり得点はなりませんでした。

ベンチからの指示も分かりやすく、10番のアシカンも要求されたことが分かりやすいであろうパワープレーで長いボールをアシカンめがけて蹴られるから競り勝てというメッセージ。

事実、ほぼ全てのロングボールに対してアシカンは競り勝っていました。

最後に18番堀田稜が8番若井祥吾と交代で入り、基本的には前線のアシカンにロングボールという戦術で最後まで攻撃を繰り返すものの得点は奪うことができませんでした。

結果は0-0のスコアレスドロー

ああ、千葉ってこういうサッカーでこういう結果を積み上げてきたんだなと納得せざるを得なかった試合でしたが、浦和レッズユースとしては、こういう相手から得点を奪うという課題はありますが、鈴木大輝と高木凛が同時に出た時の攻撃や、アシカンが動き回りながらロングボールで高い確率で競り勝てることも分かったので、今後はアシカンにロングボールが入った際の周りの選手達がアシカンが競り勝ってこういうボールが来るだろうということが理解できてくれば、それもまたこのチームの底上げに繋がってくると思います。

非常に蒸し暑い大変な試合でした。お疲れ様でした。

今日勝点1を積み上げて、残り1節で3位という状況。来週末の武南高校戦では、当然全国へ向けた底上げのためのチーム力のアップを図りつつ、しっかり勝点3を奪って自力で高円宮杯出場を決めてくれることを期待しています!!

そして、今日はこの試合を観戦したために現地で見ることはできませんでしたが、浦和レッズジュニアユースが今日の試合も9-0で勝利して全国大会出場が決まったという連絡が入ったときには興奮しました。

やってくれましたね!既に全国大会が決まった状況ですが、残りの関東予選の試合で行ける試合で全国へ向けてユースと同じく底上げを図るジュニアユースを出来る限り見られればと思います。

ではではー!

JFAプリンスリーグU-18関東2010/5/30 vs 八千代高校 2-2引き分け・・・時にはガムシャラに

鴻巣市立陸上競技場

どうも、浦和サポブクメです☆

順位的には勝って当たり前という相手が一番怖い。昨年で言うと鹿島学園高校との試合もそういうイメージで周りが見ていながら結果的には、引き分けてしまったということがありましたね。勝点が積み上げられていない高校生チームという共通点以外はサッカーも何も違うので単純に比較することもないのですが、今日の対戦相手の八千代高校は、思った以上に戦い方を徹底しているチームで、浦和レッズユースが術中にはまってしまったという試合でした。

スタメンは、プリンスリーグではほぼ固定となっている以下のメンバーでした。

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と4番広瀬健太、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに12番皆川孝之、ボランチに15番野崎雅也、トップ下が14番矢島慎也と5番藤野友則、FWが右に10番礒部裕基、左に7番矢島倫太郎、真ん中に11番鈴木大輝 

7番矢島倫太郎がいきなりサイドをドリブルで突破してチャンスを作るところからスタートし、八千代高校の選手達とは格が違うと思わせるようなプレーが連発する良い出だし。守備的な相手が時々見せるカウンターも3番畑本時央中心に危なげなく防いでいました。そもそも、出足でも勝っていたことでセカンドボールの大半を浦和レッズユースが奪取するため大きなピンチはありえない前半でした。

前線のパス回しも効果的に機能し、特に守備的な相手を斜めに切り裂くサイドチェンジが効果的に働いていました・・・が、フィニッシュが決まらない。右サイドから8番若井祥吾が見事なロングパスを送り込み7番矢島倫太郎がヘディングするも惜しくも外れたり、あと一歩で決められず、次第に元々人数をかけている八千代高校の守備のバランスが良くなり(浦和の攻めに慣れてきていたという方が正確かもです)、ボールは支配するものの、攻撃が最後のところで押さえ込まれてしまうという流れになりました。

こういう展開は危険というのは、サッカーではよくあるのですが、攻めている展開ながら高い位置でインターセプトされてしまったところを決められてしまいます。守備的な相手、カウンター狙い、そこに先制点ですから、非常にやりにくい展開になってしまいました。

前半は0-1で終了。

後半も同じような展開で進みながら、むしろ八千代高校のカウンターが切れ味をましてきたというか、数自体は少ないものの相手が攻め込んできたときの危険な雰囲気が強くなってきていました。

それでも、浦和レッズユースも守備の部分ではほころびはなく、失点はないものの追いつくには何かする必要があるという展開でした。後半途中で5番藤野友則に代わって2番西山航平が入りました。この交代の意図は明確で8番若井祥吾をトップ下に上げてサイドバックに2番西山航平が入るという形です。若井祥吾を中盤の攻撃的な位置に試合途中から上げるという変化で打開した試合も結構ありました・・・が、ゴールにまでは結びつかず、今度は8番若井祥吾を9番高木凛と交代、トップ下の位置に体の強い高木凛が入るという形になりました。

ボール支配率自体は、試合を通して浦和レッズユースが多かったのでフィニッシュと言う形ではなかなか実らなかったものの、交代も機能していたと思います。しかし、こういう相手が守備的で守備がバランスよくなってしまっている時に必要なものは、やや強引な突破だったりします。後半も終盤に差し掛かってきたところで、7番矢島倫太郎がやってくれました。相手ペナルティエリア少し外から強引にドリブルで中央やや左を突破した所をたまらず相手がファール。PKを獲得し、矢島倫太郎が自分で得たPKをしっかり決めて1-1の同点となります。

普通ならばこうなるとイケイケで逆転となるのですが、八千代高校もここ3試合負けなしの勢いもあり諦めずに攻めてきました。一度決定的な突破をされたものの、GK16番小笠原正人が1対1の強さを見せて防ぎ、こぼれ球もディフェンダーがクリアし、難を逃れました。

しかし、こういう時にもっともやられたくないスーパーなシュートをミドルレンジから決められてしまい再び相手にリードを許してしまいます。ここで下を向いてしまうことも以前の浦和レッズユースの場合には見られたのですが今日は、ロスタイム入れて残り数分という段階で諦めずに攻撃を繰り返し、最後の最後に10番礒部裕基が気迫のヘディングで同点に追いつき2-2で試合は終了となりました。

結果的には、勝点3を考えられる相手から勝点1のみということになりますが、今日の試合に関しては守備的な相手に対して打開するためにキレイなパス回し以上にガムシャラに攻めた数分間、更に追いついたという流れが重要だったと思います。

これで、プリンスリーグはしばらく中断に入り、7月に残り2試合を残すのみとなりました。この日、他の上位チームも引き分けが多く、上位陣の順位はほぼそのままとなっています。別の大会で多くの試合をこなすので現時点で次の試合の話をするのもどうかと思いますが、次のジェフユナイテッド市原・千葉U-18に勝利すれば自力で高円宮杯の6位以内を決めることができる(という計算ですが、ブクメはよく計算ミスするのでブクメ計算でということにしておいてください・・)ので、すっきり決められると嬉しいですね。

ではでは~