日本クラブユースサッカー選手権(U-18)関東大会2回戦 2019/05/25 浦和レッズユース vs 東京武蔵野シティU-18 3-0勝利・・・全国決定、競争は激化

どうも、ブクメです☆

駒場サブグラウンドでのS2リーグを観戦後、友達の車に乗せてもらいレッズランドに移動。15時キックオフのクラブユース選手権関東予選の2回戦の東京武蔵野シティU-18戦を観戦しました。15時キックオフなので、ここから涼しくなっていくことを期待していましたが、試合を通して直射日光も強い状況のまま、結果的に、ずっと暑い状況下での試合となりました。風も吹いていましたが、若干生暖かく、試合開始と比べると、試合が進むにつれて風が強くなるということで、多少暑さを和らげてくれつつ、でも強くなったらなったで試合に影響を及ぼすような。

割と急遽ではあるのですが、5月28日から1週間ほどカンボジアに行くことになり、次のラウンドの試合が観戦できないということになりました。よって、全国大会出場ということになると、この2回戦を勝利した段階で決まるのですが、もし、この試合に敗れると負け上がりでの重要な一戦が次のラウンドとなるので、この試合で何としても決めてほしいという状況での観戦になりました。

結果から言えば、問題なく勝利してくれたのと同時に、新たな競争も見られ、全国出場は決まったが、では、次の試合が見られなくても良いかと言えば、各ポジションでの競争を考えても一つも見逃したくないので、ぞれはそれで残念だという気持ちになるという感じ。

ということで、試合の話に移りますね。

今年のクラブユース選手権の関東予選は、トーナメントが昨年とほぼ同じで推移していて、勝ち上がってくるチームも同じということで、2回戦での対戦は、昨年に引き続き東京武蔵野シティU-18となりました。

簡単ではない相手ですよね。そのチームを追いかけているわけではないですが、個々で抜けたものを持っている選手もいるだろうし、スピード系の選手は、どのシーズンで見ることがあってもいるイメージ。守備の組織的にも町クラブだからという緩さもない。

浦和が勝つのが普通という見方をされるし、相手のモチベーションが高いという難しさも、同カテゴリとやる以上に大変で、特に昨年対戦している相手でかなり厳しい試合を強いられたことで、相手としては、勝てるという自信も持って挑んでくる。

その難しさが出そうな時間帯は、昨年同様にあったとは思いますが、それを今年のチームの特徴として出だしている、試合の中で、相手の流れに乗らないで、いったん立ち止まって考えて崩していくことができる。そんな、良さが出たのかなとも考えています。

vs東京武蔵野シティU-18戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人(後半37分⇒5番遠藤龍河)、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と21番南濵優大、MFが左に24番佐藤優斗(後半スタート⇒10番山中惇希)、右に15番松村大也、真ん中に17番盛嘉伊人(後半32分⇒22番奥山圭介)と4番玉城大志、FWが左に7番與那覇航和(後半10分⇒13番堀井真海)、右に9番波田祥太(後半43分⇒16番根岸恵汰)

となります。

1回戦で、途中から出場してポジショニングとワンタッチプレーで攻撃を活性化させるなど良いプレーを見せていた7番與那覇航和がこの試合ではスタートから出ています。Aチームの公式戦では、初スタメンだったかと思います(細かくは調べてません。)

ここまで組み合わせが多かった13番堀井真海と9番波田祥太の前線の組み合わせと比べると、自ら突破を狙っていくのが13番堀井真海だとすれば、チャンスメイクを考えるプレーをしながら狙えるところでシュートを狙えるタイプの7番與那覇航和ということで、若干攻撃の作り方がいつもと違うような形で進みますが、開始から、そのような特徴を見せた形で何度かチャンスを作り出します。

前半3分に6番清水楽人がサイドから仕掛けるタイミングで良いポジションに7番與那覇航和が入り、パスを受けるとワンタッチで4番玉城大志に戻すことで相手のプレスを受け流すようなプレーだったり、5分には、24番佐藤優斗からのパスを受けた7番與那覇航和がシュートを狙ったり、7分には、9番波田祥太と良い距離間でパス交換をしながら、9番波田祥太の突破につながる連携などありました。

攻撃の試みとしては、面白い狙いが多かったと思いますが、なかなか相手の集中した守備を崩すことができずで、相手の反撃の際には、鋭いだったり、力強いだったりという表現ができるような突破を試みる相手に対して、気を抜くと一気に抜け出してきそうなタイプの選手がいたものの、浦和の守備も落ち着いて跳ね返し対応できていたと思います。

8分に4番玉城大志が惜しいミドルシュートを放つなど、ゴール前が密集して突破ばかり狙うと守りやすくカウンターを受けやすいところで、意図的にミドルシュートを打つ場面も見られます。

11分には、24番佐藤優斗の左からの突破から7番與那覇航和に繋げて仕掛ける形を作ります。

前半15分あたりから、浦和が仕掛けてる回数は多いものの、試合としてはやや膠着状態になりかけ、長いボールを蹴りあってしまいそうになる時間帯に入ります。

こういう時間が長く続くと嫌だなと思っていたところでしたが、20分あたりから、早い仕掛けからファールをもらいフリーキックを獲得する場面が増えていきます。

20分のフリーキックのチャンスで4番玉城大志が惜しい狙いでディフェンダーに跳ね返されるもコーナーキックを獲得。そのコーナーキックのチャンスから9番波田祥太が惜しい形を作ります。

浦和に攻撃の工夫が見られる中で、27分には、17番盛嘉伊人が6番清水楽人の抜け出しに正確なパスを通し、そこから、左の24番佐藤優斗、更に少し高め位置を取った21番南濵優大に渡して、そのまま右前線の15番松村大也に展開するという、左右真ん中を幅広く使った攻撃も見られます。

サイド攻撃などでも惜しい形が増えてきた流れで、迎えた35分に6番清水楽人から7番與那覇航和へつなげての仕掛けから獲得したコーナーキックのチャンスから、6番清水楽人が決めて1-0と先制に成功します。

その後も前半残り時間に15番松村大也の右サイドからの仕掛けなどで何度かチャンスを作るなどありつつ、得点は動かず前半は1-0で折り返します。

後半開始早々から、右サイドからの15番松村大也の仕掛けからチャンスを作り、コーナーキックの場面では、4番玉城大志から受けたパスを15番松村大也が自ら惜しい形を作ります。

その直後の5分に、相手が決定機を作ったところで1番石塚悠汰が好セーブをして防ぎます(この場面、ちょうど目を離していた時に起ったことで、一緒に見ていた人に教えてもらったw)

7分には、10番山中惇希の左からの突破から、9番波田祥太と7番與那覇航和が絡む形で惜しい場面を作ります。

後半良い流れで進んでいる時間帯に待望の追加点が生まれます。

右サイドから8番冨田蓮が突破を仕掛け、15番松村大也に預けると、抜け出した9番波田祥太にパスを通すと、相手ディフェンダー2枚にクリアされるか、9番波田祥太が先に触れるかというところで、正直なところ私が見ていた角度だと、その2枚のディフェンダーが被るような形で、9番波田祥太が先に触ったのか、オウンゴールのような形になったのか、わからなかったのですが、別の角度から見ていた方から、9番波田祥太が先に触ったことで決まったゴールと教えてもらいました。

正に、9番波田祥太のゴールの中でも私の好きなゴールパターンの一つでもある、点で点を取るプレーでのゴールだったわけですね。

これで2-0となります。

2-0リードと言う状態は、すぐ前に観戦したS2の試合で、2-0リードから一度は逆転されてという場面を見たばかりなので、安心できる点差ではないなという考えを持ちつつも、試合展開と試合運びを考えると、比較的安心感が持てるスコアでもありました。

2点リード後も、相手の個々の突破の狙いも、しっかり防いでいく中で、迎えた23分。

後半10分から入った13番堀井真海がタイミングの良い抜け出しからキーパーと1対1の場面を作り出し、落ち着いてゴールを決め3-0。

この試合では、久しぶりに途中出場という形になったものの、それでもしっかり結果を残すところはさすがです。

試合としては、ほぼ決まった状況で、暑さもある中でしたが、その後も、例えば、ゴールラインを割りそうなパスであっても、9番波田祥太が最後まで懸命に追いかけて走るプレーなど、最後までチーム全体が気を抜くことなく、プレーし続け、相手の反撃も許さず、終わってみれば、浦和の強さと層の厚さを見せつけられることになる3-0快勝となりました。

・・・と、メモを見ながら書いていたのですが、やはり1日2試合、炎天下の中で試合を見て、更にその後にお酒を飲んで1日開けてブログを書くということをやると、どうも、断片的なメモを見ながら、繋げていくという作業がスムーズに行かず、なんだか、もっと書きたかったことがあったような気がするのに、浮かんでこないとかになってます。

そんなダメダメな私とは対照的に、浦和レッズユースは、点差以上に強さを見せてくれた試合だったということだけは覚えています。決して簡単な相手ではなかったと思いますし、相手がやりたい展開にされる可能性もあったとは思うのですが、そうさせなかった強さも含めて、浦和側として見ていて楽しい試合でしたし、今シーズンは、毎試合感じていることですが、同じポジションで台頭する選手が出てきて、選手間のポジション争いという点では、選手にとっては、大変な環境にはなりますが、また競争が激しくなりそうなポジションが出てきたなという印象も持たせてもらえる試合になりました。

ということもあり、次の試合は足を運べないので、全国大会出場がとりあえずは、ここで決まってくれて良かったとは思いつつも、競争の部分も含めて、一つも試合を見逃したくないという思いが強くなっているわけでして、次の横浜F・マリノスユース戦も見たかったなとなっているのが今でございます。

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2019/05/25 浦和レッズユースB vs 花咲徳栄高校 5-3勝利・・・崩れてもおかしくない展開を打ち破っての勝利

どうも、ブクメです☆

夕方から飲み会があったということで、ブログを書くのが翌日になっています。25日の日曜日は、12時キックオフのユースのS2をさいたま市浦和駒場スタジアムのサブグラウンドで観戦の後、レッズランドに移動して同じくユースのクラブユース選手権予選を15時から観戦という流れで、いつも通りであれば、自分の車で移動する動きになるのですが、お酒が入ると言うことで、かなり久しぶりに、電車で浦和駅から、駒場まで歩くという移動をしました。

もう、私が以前さいたま市浦和駒場スタジアムの近くに住んでいたというのを知っている方も少なくなってきたと思います(気が付けば、鳩山町に引っ越してもう4,5年になるという)が、浦和駅からさいたま市浦和駒場スタジアムに向かって歩いたちょうど中間点くらいの位置に住んでました。

このコースを歩くのもだいぶ久しぶりだったのですが、途中にあった、お蕎麦屋さんが、串カツ屋に変わっていたり、時々足を運んでいた焼き肉屋さんがセブンイレブンに変わっていたり、唐揚げ屋さんがなくなっていたり変化を感じつつ、更には、私が以前住んでいたアパート自体もなくなり戸建てになっていたというのにもかなり驚きました。

・・・と、そういう歩かないと、なかなかわからない変化を感じつつ、懐かしさを感じながらも、そうやって歩くときに限って、どうしてこんなに気温が上がるんだろうというくらい暑くなりましたねw

はい、ということで、前置きはこのくらいにします。

S2リーグは、前節の伊奈学園総合高校戦で、攻め続けるも、崩し切れず、反撃からの失点、追加点も決められ、最後に1点返したものの敗戦という流れになりました。いつか入るだろうというくらい一方的に押している時間も長かったものの、では、崩し切った場面は多かったかというとそうでもなかった試合、こいう展開は、昨年のS2でもよくあったということで、その辺りに触れましたよね。

そういった流れを踏まえての、この試合は、どういう戦いを見せてくれるかという試合でした。

vs花咲徳栄高校戦メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に26番舘澤佑磨(後半11分⇒31番大野海翔)、右に3番清水哲太、センターバックに34番工藤孝太と23番山本陽生真(後半スタート⇒14番千葉希)、MFが左に42番吉田来綺、右に32番岡田翼、真ん中に35番島垣翔と39番戸田大翔、FWが左に38番舘樹(後半スタート⇒36番瑞慶山一真/後半44分⇒33番小川聖凪)、右に29番伊澤壮平

となります。

別に、意図してチェックしていないということではないのですが、最近は、試合前に相手チームの現在の順位などを調べると言うことをしない(忘れるともいう)で試合を観戦して、ブログを書く前に、そういえば、どんな位置にいる相手だったのかなとチェックすることが多い(一緒に見る方がいる時には、その方が調べていたときには聞いて知ることはある)という流れで、今回は、ブログを書く前には順位を調べたりしていなかったのですが、対戦相手の花咲徳栄高校は、ここまでのS2は、全敗と言うチームだったのですね。

チームの調子や自信の部分と、浦和が相手と言うことで、過剰に意識してくれたところがあるのかもしれませんが、浦和にとっては、これとない試合のスタートとなり、これがまたこの試合の全体を通した時には、難しい状況を作り出してしまう試合にもなりました。

開始早々から相手の守備陣がやや動きが硬いというか、ミスが多く、その中でさっそく2分にコーナーキックの流れから、29番伊澤壮平が放ったシュートが相手ディフェンダーをかすめつつも決まり、1-0と先制。更に、6分には、39番戸田大翔が仕掛け、相手ディフェンダーが寄せるも、こぼれ球が良い位置に流れ、キーパーと1対1日なる形を作り、落ち着いて決めての2-0。

あっさりと2点をリードする試合展開になります。

これで、もしかすると、いくらでも点が取れるという空気になってしまったのかもしれませんが、それとは逆に、最初は動きに硬さの見られた相手守備陣も、浦和の攻撃を受け慣れてくると、これまでのAチームとの対戦でもあったような集中した守備ができるようになっていき、いわゆる、攻撃の回数は多いものの、決定機と呼べるほどの場面が作れない状況になっていきます。

球際での若干の緩さなども見えるような中で、対応はできていたとは思いますが、少ないチャンスの中で、鋭い抜け出しからゴールを狙うという、危ない場面が前半の途中あたりからポツポツ見え始め、そのちょっと危険な流れが、前半終了間際の失点につながります。

裏に抜け出され、キーパーと1対1の場面を作られて、決められてしまい、2-1で前半を終了。

後半に入ると、開始から相手の攻撃が勢いを増し、8分のピンチは、GK30番川﨑淳の好セーブで防ぐものの、9分に再び相手がチャンスを作り、決められ2-2と同点に追いつかれます。

「何かおかしいぞ」となったところでも修正が利かないままに、15分には、カウンターから再び失点を喫し、浦和が前半の10分で2点取ったのと同じように、前半終了間際から後半の15分までの20分間ほどで、今度は相手に3点取られるという展開になってしまいます。

暑さもある中で、これまでの試合を考えると、相手に集中して守られ、更に反撃を受けて失点を更にするということも考えられましたが、この日の浦和は、打ち合い上等のような展開に持って行けたのが大きかったですね。

ビハインドを背負ったところから、攻撃のギアを上げる中で、22分に42番吉田来綺が抜け出してペナルティエリア内まで持ち込んで、放ったシュートは、豪快にバーを叩き決まらなかったものの、その跳ね返った浮き球に対して、後半から入った14番千葉希が柔らかいヘディングながら相手のキーパーの逆を突くコースを狙い、ゴール。3-3とし、再び試合を振り出しに戻します。

この辺りの時間帯は、右サイドバックの3番清水哲太と中盤右に入った14番千葉希のところで攻撃の形を作る場面が増えており、同点ゴール直後も、14番千葉希と3番清水哲太のパス交換から、3番清水哲太がサイドから持ち上がってチャンスを作る場面で36番瑞慶山一真に繋げてゴールに迫る惜しい形(相手ディフェンダーに当たりコーナーキックを獲得)だったり、29分にも14番千葉希のためて相手を引き付けてからのサイドへのパスに3番清水哲太が抜け出し、見事なパスをゴール前に送り込んでの36番瑞慶山一真があと一歩でゴールというチャンスも作られていました。

そして、迎えた36分に浦和の攻撃からの決定機を相手選手がハンドで止める形となり、PKを獲得。これを、39番戸田大翔が落ち着いて決めて4-3と逆転に成功します。

更に、43分には、14番千葉希がサイドから仕掛け、相手ディフェンダーが引いたところで、ペナルティエリア外の35番島垣翔にマイナスのパスを送ると、そこから思い切って35番島垣翔が狙い、これが決まって5-3となり、結局、終わってみれば大量5得点で勝利となりました。

ちなみに、得点とそこまでの布石ということで言うと、最後の35番の島垣翔のゴールが印象的で、前半は、悪い流れになる展開の方を中心に書いたので触れませんでしたが、2点リードした段階で、もう1点奪っておく必要があると意識して、35番島垣翔がミドルシュートを放った場面が前半6分と8分に2度ほどありました。

この意識を持っていたからこその、最後の最後でのミドルシュートでのゴールにつながったのかなと思っています。

後は、全体的な内容が褒められた試合ではないので、課題として意識することの方が多いとは思いますが、全体的なところで言うと、39番戸田大翔の中盤でのプレーの質の高まりを感じたというか、そもそも、ドリブルで相手を交わしたりできる選手ではあるのですが、高校生のカテゴリの相手のプレッシャーや速さにも慣れてきたのかなという印象を持つようなプレーや駆け引きがこの試合では多く見られました。

あとは、コミュニケーションのところで、割とおとなしいと思っていた選手たちで中盤とバックラインのところでの守備の戻りや入れ替わりのところで、主張し合っているところなどが見られたのも、私としては、絶対に必要なことなので、こういうやり取りがあるのは、良いなと。

それにしても、本当に蒸し暑い中での試合になりましたよね。サッカーという競技の夏というのは、暑さと疲労の戦いにもなってくるので、ここから本格的な夏へ向けての戦い方として、抜くところと集中するところなどをこれから考えていくという点では、非常に良いモデルケースとなる試合でもあったのかなとも思います。

ではでは。

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【アニ山】滝川第二高校でインターハイ予選を見てきました

どうも、ブクメです☆

先ほどアップした5月18日の大阪に引き続いて、19日の兵庫でのサッカー観戦の記事もアニ山さんから届きました。

最寄駅から3キロでもバスの本数も多いと書いているものの、たぶん、アニ山さんのことだから、バスを使わずに歩いて向かったんだろうなとか勝手に思いつつ、私の行動スタイルでは、ほぼカバーできないエリアの高校サッカー世代の内容と言うことで、実際に自分で観戦していないので強い印象を残すことはできないものの、神戸星城高校が全国大会の舞台などに上がってきた時には、「アニ山さん、やるな!」と思うことでしょう。

ちなみに、私もシュートを打たないサッカーは好きではないですが、明らかに枠を外れていくシュートを強引にただ放つというのもあまり好きではありません。

では、アニ山さんの記事です。

おはようございます。
ブクメ氏の助手見習い・アニ山です。

5月19日は兵庫県の総体予選が動いている滝川第二高校にお邪魔してきました。

前日の5月18日は、東大阪市・花園でのJFLを見た後、吹田サッカースタジアムに移動し、J1・G大阪-C大阪を観戦しました。こちらは、#21矢島慎也がボランチでスタメン出場ということで、足を運んだ甲斐があったのですが、写真が上手く撮れなかったこともあって、ブログ用に文章をしたためるのは諦めました。
この日は来場者に「アリエール」試供品の配布がありました。ひとり暮らしには嬉しいお土産です

さて、滝川二高は神戸市の西区。神戸市営地下鉄に乗り、ユニバ競技場のある総合運動公園を通り越し、終点の西神中央駅からさらに3キロほど。距離は結構遠いのですが、学校から徒歩5分ほどの最寄りの停留所まで、休日の日中でも1時間当たり3本ほどバスが運行されているので、アクセスとしてはさほど気にはなりません。

こちらも今年3月に人工芝グラウンドが完成したとのこと。
グラウンドの入り口には、2006年度の全日本ユースと、2010年度の高校選手権、二度の全国優勝を顕彰する記念碑が建っています。

この日は4回戦でベスト32。滝川二高では午前10時から計4試合が予定されていたのですが、帰りの飛行機に間に合うように2試合だけを観戦しました。

【滝川二 5 – 0 加古川南】

【神戸星城 3 – 0 川西北陵】

第一試合の滝川二高は、出場選手の背番号が軒並み大きい。ラウンドが低いということで、Bチームベースなのか? とも思たのですが、帰宅後に確認した新人戦の公式記録でも、ほぼ同じような背番号が並んでいたので、どうやら固定番号のよう。
加古川南は健闘したものの、マイボールになったところで抗う武器がない。
ボールを運ぶ、あるいは仕掛ける段で、綺麗にノーファウルで奪い返されてしまう。
守備面は5失点したものの、前半セットプレイからの3ゴールと、後半PKによる2ゴール。滝川二高の仕掛けには粘り強く対応できていたように思うので、惜しいなぁと思うところ。

逆に滝川二高は、後半攻撃陣を頻繁に組替えてきたことからも、流れから崩してゴールを奪いたかったのではないかと想像する。

さて、滝川二高もさることながら、自分の中の目玉は、第二試合の神戸星城。
組合せが発表されるまで知らなかったのだけど、神戸星城は今大会の第2シード。ということは直近の大会である新人戦で準優勝を飾ったことになる。調べてみると、報徳学園、神戸弘陵、滝川二高を倒して勝ち上がってきている。
これはやはり、どんなサッカーを見せてもらえるか興味がそそられる。

試合は神戸星城が押しながらも、35分ハーフの後半28分……つまり残り10分を切るところまでスコアレスが続き、神戸星城が攻めあぐねた展開にはなったのだけれど、実際に観戦してみると、なるほど、端々に面白味がある。
ベースとして、繋いでビルドアップ指向であるのだけれど、4-1-2-3の前3枚、センターに身体を張ってボールを納められる#21島田が入り、両翼にスプリント力のある#9吉見、鋭いドリブルで仕掛けていける#8熊元と、それぞれ個性のあるアタッカーを前線に揃えている。
そして、その前線を司る2列目のキャプテン#10福西が、能力的にひとつ抜けている。試合中のコミュニケーションの様子を見ても、チームの核という雰囲気が滲み出ている。
後半28分の先制点も#10福西。
クロスを胸で受けて、ゴール前の密度が高いところだったが、しっかりコースに、枠内に蹴り込んだ。
何気ないシュートだけど、ディフェンスに当ててしまうことが少なくないシチュエーション。こういうシュートひとつからも、基本的な技術力の高さが垣間見える。

静岡の富士市立であったり、愛知の名経大高蔵であったり、福岡の飯塚高校であったり、各地て新興勢力が伸びてきているけど、兵庫でもフレッシュな顔が出てきた。
全国大会出場に手が届くかどうか、キーマンになる福西のマークがキツくなったときにチームが総合力でそれを跳ね返せるかが鍵になると思うけど、群雄割拠の様相を呈している最近の兵庫県、充分チャンスは巡ってきそうな気がする。

【アニ山】ラグビーの街・花園で、サッカーを見てきました

どうも、ブクメです☆

アニ山さんから記事が届きました。申し合わせているわけではなく、文章ができたときに送ってもらっているのですが、今週は、昨日までは、比較的、余裕があって作業する時間が多かったにも関わらず、よりによって、打ち合わせ的な外出で動き回っている日に原稿が送られてくる、しかも、この後もう1つ記事が来ています。まったく相性が悪いなと思いつつ笑 冗談ですよ、こういうやり取りをしても問題ないくらい仲良しです。冗談ですよw

アニ山さんの特徴として、あまりサッカーの公式戦をやらないような場所で開催されると、そこに優先して足を運ぶことが多く、今回の花園もfacebook辺りでチェックインしているのを見たときには「なぜ大阪?」と思い、その後に、知っている女友達が「大阪に来ました」とかチェックインしていて、なるほどそういうことかとニヤニヤしていたら、全然関係なく、花園目的で大阪に行っていたようです、たぶん。

では、アニ山さんの記事です。

おはようございます。
ブクメ氏の助手見習い・アニ山です。

さて今回は、5月18日・JFL第8節、FC大阪-ヴェルスパ大分戦。東大阪市花園は、JFL初の開催です。

自分は【有料開催実績があったり、それが可能な会場】を「スタジアム」、それ以外を「グラウンド」と区分しているのですが、今回訪れた花園多目的球技広場は、お蔭様で自分が観戦した200か所目の「スタジアム」となりました。
花園多目的球技広場は、全国高校ラグビー開催時の「第3グラウンド」に当たります。
正式名称は「広場」になっていますが、6レーンの陸上トラックがあり、コンクリートのスタンドと土盛りに囲まれ、キチンとした「スタジアム」の体になっています。同じ「第3グラウンド」でも、埼玉スタジアム第3とは大違いです。
ただ、堀込み式の構造なので、外周からフェンス越しに内部を見下ろすことができ、有料試合を開催する場合はフェンスに目貼りをする必要があります。
(高校ラグビーでは全グラウンドを広域に囲い、有料入場者が各グラウンドを自由に往き来できるそうです。)

またこのスタジアムは、近接する河川の遊水地機能を兼ねるので、取水口がある兼ね合いからメイン・バックの中央部の一番いい部分にスタンドが存在しません。
ザッと目算で収容可能人数を測ってみましたが、ギッチリ詰め込んで2800人というところ。この日の公式入場者数【2685人】というのは、正直、かなりの再入場者をカウントしているのではないかと思います。
昨年末から、東大阪市がFC大阪のホームタウンとなり、ここを本拠としてのJリーグ参戦を目指すとのこと。
ただ、この「第3グラウンド」ではJ3要件も満たさないから、J3昇格の暁にはメインスタジアムのほうを使用することになるのでしょうか?
スタジアムマニア的な自分は花園メインでサッカーが見たいから大歓迎ですが、幾らなんでもオーバースペックですね。

【FC大阪 0 – 1 ヴェルスパ大分】

この日はピッチの縦方向に強い風が抜けるコンディションで、結果として前半はヴェルスパ、後半はFC大阪と風上に立ったチームが押し気味に進めました。しかし、前半のヴェルスパはグラウンダーでボールを走らせて、風には左右されない内容で押し込んでいたように思います。オーソドックスな繋ぎの組み立てから、ボランチの#10瓜生から精度の高い長短のパスが配球され、自分としては面白味を感じるサッカーです。

一方FC大阪は、ここまで7試合4ゴールの#11川西がベンチスタートというのを割り引かなきゃいけないのかもしれませんが、結構単純に、縦に早くボールを入れてきます。
シュートも良く言えば積極的。ポンポン撃ってきますが、ディフェンスのブロックに阻まれることも多い。
また、パスミスや細かいファウルが目につくこと、ボールを奪われた後にあからさまに相手の身体に「手」を掛けにいくことなども相俟って、全体的に「雑」な印象を受けました。

「好みのサッカー」というバイアスがかかっているとは思いますが、どちらにも決定機があった中でヴェルスパ大分のほうがが内容的には上……というのが試合を通じての感想でした。
そんな意味では、ほぼラストプレイでコーナーキックから#17清水がドンピシャのヘディングでゴールを奪い、この試合がヴェルスパ大分の勝利で幕を閉じたのは、なんたがホッとしました。

よく「シュートを撃たないと始まらない」というヒトがいます。
一理はあるのかもしれませんが、僕は逆に、「無駄なシュートは幾ら撃っても決まらない」とも思います。撃つのなら、「コースを作る」という事前動作と、「枠に撃つ」という集中力を備えて臨んでもらいたい。この日のFC大阪には、その部分が希薄だったと感じました。
特に育成年代のプレイヤーにはそういう心掛けを持ってもらいたいな、と、このゲームを通して改めて思うところです。

関東U15リーグ2019/05/19 浦和レッズJrユース vs FC東京U-15むさし 1-0勝利・・・内容に結果も付いてきた

どうも、ブクメです☆

同じレッズランドでも、一番奥の天然芝グラウンドでの試合観戦は、久しぶりでした。人工芝のピッチが増えたことで、向きも変わっていたことも今日初めて知ったくらい、普段は、土手側のピッチでの試合が多いため、そうなると、そもそも一番奥の方まで行かないので、ちょっとびっくりしました。

なんとなく、ピッチサイドにロープが張ってあるだけで回りで見られるスタイル。気を抜くとボールが飛んできますが、こういう観戦環境って好きですね。

そんな、いつものレッズランドの観戦ながらもちょっと違った場所で観戦しているような気持ちにもなりつつ、約1か月ぶりに浦和レッズジュニアユースの試合を観戦しました。

ちょうど、前回観戦したのが、結果的に大量失点で敗れた柏レイソルU-15戦で、その後、大敗を引きずらずに、次節は、鹿島アントラーズノルテに勝利したものの、前節は、横浜FC U-15に敗れるての今節と言うことで、このブログを書く前に、関東U15リーグの順位表を眺めつつ、混戦の今シーズンを感じつつ、実は、試合前には、順位を見ていなかったので、今日の相手のFC東京U-15むさしが、その時点で2位にいるチームであるということも知らず、浦和が上位とも下位ともほとんど差がない状態で今節の勝敗で、上位グループにも下位グループにもなりかねなかったというのを知り、それを考えると、数字上だけでも今日の勝利は大きかったなということを噛みしめたりしています。

ということで、試合の話に移っていきます。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番鮎澤太陽、DFが左に24番山野悠、右に2番齋藤駿、真ん中に3番滝瀬健太郎と22番青柳仰、中盤が、左に21番河原木響(後半21分⇒10番新城愛斗)、右に8番桐山龍人、真ん中に23番関谷輝と17番都築駿太、FWが28番志田出帆(後半終盤⇒12番石川真稀)と11番稲垣篤志(後半36分⇒26番植竹優太)

となります。

連続で見られていないため、昨年から見てきた選手以外は、なかなかチームの状況や、選手の特徴など把握していくのが難しいので、断片的な内容になりますが、前回観戦した柏レイソルU-15戦から比べると、前回代表でいなかった8番桐山龍人が戻り、逆に9番西田春斗が不在という状況でした。

前半スタートから、右前線に入った8番桐山龍人のところにボールが集まる中で、そこにボールが入った時には、相手のプレッシャーがあってもキープでき、また、サイドから突破が高い確率でできており、そこ起点での攻撃が多く見られました。

前半開始5分ほどで、8番桐山龍人が突破してのクロスを28番志田出帆に合わせて惜しいチャンスを作るなど、複数のチャンスを作り出していました。

その他にも7分に17番都築駿太がシュートのチャンスを作り、12分には、相手キーパーの位置を見て11番稲垣篤志が狙いすましたシュートを放つなど、浦和ペースで序盤が進みます。

また、この試合で印象的だったのは、相手の攻撃を受けた際のカバーリングの意識。

例えば、前半18分に相手の反撃で突破されかけたところで、24番山野悠がタイミングよく相手の突破を停める場面がありましたが、こういうカバーリングのプレーで上手く相手の攻撃を抑え込んでいる場面が多く見られました。

前半の惜しい攻撃の形としては、前半24分に24番山野悠が相手のプレッシャーを受けながらキープして21番河原木響に預け、そこからの大きな展開が合えばという場面や、前半30分に11番稲垣篤志のポストプレーから、28番志田出帆につながり、シュートを狙った場面ですかね。

おそらく、28番志田出帆は、私は見るのは初めてだと思いますが、今日は、決めきるところでの課題が出たものの、動き出しの良さや、良い位置を見つけ出すのが上手い選手だなという印象を受けました。

前半を0-0で折り返したところまでの印象だと、内容としては悪くない、相手が上位チームだとしても、どちらかというと浦和ペースで試合を進められたものの、やはり、前回観戦した時も印象として残った、チャンスの数の割りに、決めきれていないという印象が残りました。

結果から言えば、前半にも何度かメモしていたのですが、キーパーの位置を見ての浮き球のシュートだったり、ゴールへの意識が強いプレーをしていた11番稲垣篤志が結果的に、ゴールを決めるという流れになったのもうなずける展開になりました。

後半開始早々に11番稲垣篤志の思い切ったミドルシュートが相手キーパーを襲い、コーナーキックを獲得したように、ゴールを奪う意識を見せたプレーからスタート。

その後前半10分に28番志田出帆の仕掛けや、11分には、11番稲垣篤志から抜け出した8番桐山龍人への惜しいパス、20分には、崩しの形としてかなり惜しかった、右サイドバックの2番齋藤駿のオーバーラップを活かした8番桐山龍人からの展開で、右前線に入った時には、ゴール前に17番都築駿太など複数名が走りこめている状況で上手く合えばという形になっていましたが、クロスは相手ディフェンダーに跳ね返され惜しくもゴールにはならず。

また、セットプレーでも惜しいチャンスがありました。後半20分のコーナーキックのチャンスで24番山野悠からの正確なキックからをファーサイドで22番青柳仰がヘッドで折り返し、3番滝瀬健太郎がヘッドで合わせるも枠を捉えきれず。これも、惜しかった。

それでも、後半も相手ゴールに迫るプレーができている中で、迎えた27分に11番稲垣篤志がペナルティエリア外から思い切ってシュートを放ち、これが相手ディフェンダーの間を抜けてゴールに吸い込まれます。

回りくどくなりましたが、結果的にゴールへの意識高くプレーしていた11番稲垣篤志らしい形のでのゴール。見事でした。

1-0の状況から、残り15分ほどという中で、相手の反撃を受けて危険なシュートを放たれたものの、18番鮎澤太陽の好セーブで防ぐなど、相手の反撃を抑え1-0で勝利となりました。

もちろん、対戦相手の他の試合を今シーズン見たわけではないため、細かい状況はわかりませんが、数字上のところで考えれば、今シーズンの関東U15リーグで上位にいる相手に対しての試合内容としても、浦和ペースで多くの時間を戦えていましたし、全体的な戦い方も、先ほど書いたような守備の際の個で突破されかけた時のカバーリングの意識だったり、チーム内での試合中の声掛けも含めて、やはり、この順位にいるチームではないよなと思うわけで、今日の勝利をきっかけに浮上していくことが期待されます。

そう考えると、やはり課題は、攻撃の回数は多く作れているのに得点につながっていない場面が多いことだと思われ、それを得点につなげるための精度や工夫、あとは、決定機の際の落ち着き(?)なども含めたところですかね。

個でのゴールを決められる選手が試合をわけた一戦に、流れから崩しで決められるゴールも増えてくると、より試合をコントロールできるようになっていくと思います。

良い感じだと思います!

ではでは。

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日本クラブユースサッカー選手権(U-18)関東大会1回戦 2019/05/18 浦和レッズユース vs エスペランサSC U-18 10-0勝利・・・見事な二桁得点無失点で初戦突破!

どうも、ブクメです☆

「エスペランサって予選系でよく対戦するよね」みたいな話をしていて、過去当たったよなとか思っていたら、そういえば、組み合わせが決まった時に、1,2回戦は、昨年と同じという情報をもらっていたことを忘れていただけでしたw

ということで、プレミアリーグの戦いは、いったん中断期間に入り、今週末から、夏の全国大会となるクラブユース選手権の関東予選に入りました。

ちなみに昨年のこの対戦カードで書いたブログは、『第42回 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会1回戦 2018/5/20 浦和レッズユースvsエスペランサ 4-0勝利・・・畳みかける手ごたえと、足りないえげつなさ』ということで、昨年も数字的には無失点で快勝しているという1回戦だったのですが、昨年は、チャンスの数の割りに4点だったということで、もっと取れたのになと言うわがままな感想を書いてますね、私。

では、今年はと言うと、えげつなく得点を重ねてくれました。終わってみれば10-0の圧勝で昨年のように相手の時間帯というのを作らせないまま(終了間際に少しだけ相手に攻め込んられる場面はありましたが、打たれたシュートもGK石塚悠汰がしっかり防いでくれましたし)終始、浦和ペースで勝利となりました。

欲と言うのはいくらでもでるもので、前半に9番波田祥太の2ゴールで15分くらいまでに2-0とリードして楽な展開を作り出していたものの、前半残りの30分ほどは、チャンスの数は山ほどつくるもの追加点が決まらない時間帯があったので、そこでも決めていれば、更にスコアが凄くなったのではとか思ったりもします(応援する側と言うのは、そういうものですw)

ということで、久々に、ほぼ得点だけ書けば良いという得点経過だけでたくさん書けてしまう試合の話を書きつつ、プラスαをその後に書きますね。

vsエスペランサSC U-18戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人(後半スタート⇒5番遠藤龍河)、右に8番冨田蓮(後半30分⇒27番山田奈央)、センターバックに12番福島竜弥と21番南濵優大、MFが左に10番山中惇希、右に15番松村大也、真ん中に17番盛嘉伊人と4番玉城大志(後半12分⇒22番奥山圭介)、FWが左に13番堀井真海(後半20分⇒37番高橋悠)、右に9番波田祥太(後半スタート⇒7番與那覇航和)

となります。

前半9分に9番波田祥太が決めて1-0

前半14分に左サイドから6番清水楽人が突破し、クロスに9番波田祥太が合わせて2-0

後半5分に左サイドから10番山中惇希が突破しクロス。キーパーが対応しきれなかったところを17番盛嘉伊人が決めて3-0

後半11分に左サイドから12番福島竜弥が仕掛け、クロス。キーパーが弾いたところに詰めていた7番與那覇航和が決めて4-0

後半15分に・・・15番松村大也のアシストで13番堀井真海がゴールで5-0(ちょうど、明日のイベントで旗を付けるという話に気を取られていて見逃して、見ていた方に聴きました。)

後半18分に、17番盛嘉伊人からのパスを13番堀井真海が見事なトラップからキーパーと1対1になり、落ち着いて浮かせて決めて6-0

後半26分にコーナーキックからの流れでこぼれ球を7番與那覇航和が振り向きながら放ったループシュートが決まり7-0(このゴールは、見ていた位置からだとディフェンダーとかぶっていたので、急に浮き球のシュートが来て見事なコースで決まったという印象。アイデアのある7番與那覇航和のシュートなので、思い切って狙ってみたというよりは、イメージして狙ったと思われる。真偽は不明w)

後半28分に左から10番山中惇希が左から深く仕掛け、逆サイドの15番松村大也まで大きく展開し、再び折り返したところをヘッドで合わせて8-0

後半34分にセットプレーで17番盛嘉伊人からのクロスに5番遠藤龍河が合わせてゴール9-0

後半36分にコーナーキックのチャンスで17番盛嘉伊人からのクロスに10番山中惇希がヘッドで決めて10-0

こんな形での快勝となりました。

得点者の名前を見ても、悪い動きではなかったものの、なかなか今シーズンゴールという結果に結びついていなかった選手が決めるなど、もともと持っている得点感覚を取り戻すという意味でも得点できたのは大きいですよね。

また、10得点と言う結果以外でも攻撃の形で良かったところをいくつか書き出しておきますと、この試合では、とにかく本人の得点という結果には、ならなかったものの、右サイドに入った15番松村大也からサイド攻撃からかなり多くのチャンスが得点につながった場面以外も作られていました。

やや一方的な展開であったこともあるかもしれませんが、比較的バランスをとる役割が多い4番玉城大志が、右サイドから8番冨田蓮がドリブルで突破して折り返したクロスにヘッドで惜しいシュートを放っていたときに、そういえばセットプレーではなかったけど、普通にペナの中に入ってヘディングしてたなとか、そういう場面もあったり。

また、後半から入った7番與那覇航和は、実際に2得点と言う結果は残しているものの、私個人的には、この2得点以上に、後半7分のチャンスの場面での動きが印象的で、10番山中惇希が中盤辺りから仕掛けた時に、斜めに走って良い位置取りをし、10番山中惇希からのパスをテンポよく、左サイドから上がってくる12番福島竜弥にワンタッチでさばいたことで、この2人の動きを活かす形になり、そのまま10番山中惇希が右からゴール前に走りこんでいき、左から突破した12番福島竜弥のクロスに合わせてあと一歩でゴールと言うところまで行きました。

今日の相手は確かにそれほど守備のプレッシャーがなかったとは言え、この場面の一連の流れと言うのは、守備のプレッシャーがきつい相手でも同じように大きなチャンスにつながっているだろうなという、動きの質だったと思います。

あとは、前回の大宮アルディージャU-18戦に引き続き、1年生ながら途中出場した37番高橋悠も、後半終盤に角度がないところから思い切って狙ったシュートがバーを叩くという惜しい場面を作ってましたね。

昔のように関東予選にグループステージがあったころとは違い、トーナメント形式になってからは、特に1回戦は、それなりに差がある相手との試合にはなるものの、負けたら終わりになることで、なかなか、この大会のこのラウンドが新戦力を試すという場には、ならないのが現状ですが、そういった中でチャンスを与えられた1年生がこういう惜しい形を作るのは良いですよね。

全体的に見ると、今シーズンは、こういう展開の試合でも緩むことがないのは、各ポジションでの競争が激しくなっているからなのかなとも思いますし、それは、チャンスを与えられた選手がそれぞれの持ち味を見せているからでもあるわけで、シーズンが始まってから、ほとんどのポジションで、競争が激化するという状況になっているのは、定位置を掴みたい選手にとっては大変な状況かもしれませんが、チームにとっては、プラスになるわけですし、私が見たい育成カテゴリというのは、こういう競争をしながら特徴を磨いて見せた選手が活躍していくという流れなので、勝手に楽しませてもらってます。

そういう意味では、全国の出場は、今のチームであれば問題なく決められるだろうという楽観視をしてしまいそうにはなりますが、見る側としても、今日は喜びまた一旦引き締めて行かなければなと思っています。あくまでトーナメントなので、何が起こるかわかりませんから。

2回戦の対戦相手は、東京武蔵野シティU-18か千葉SC U-18になるわけですが、昨年の東京武蔵野シティU-18との一戦が難しい試合になったことはよく覚えていますし、今年のチームは見ていませんが、昨年は、Jユースカップの予選の時のこのチームの戦いも見る機会がありましたが、気を抜ける相手ではないことは確かです。千葉SC U-18の事はよくわかりませんが、仮にこちらが勝ち上がってくるとしたら、手ごわい相手を破ってきた相手になるわけですからね、より気を引き締めなければならないですよね。

もちろん、2回戦からは、負け上がりもあるので、そこで負けたから即敗退とはならないですが、まずしっかりと2回戦で勝って全国を決めてしまい、おそらく、その後は、新しい選手にもチャンスを与えられるような関東大会のその先になってくると思いますので、チームの底上げも考えて、決めてしまいましょう!

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2019/05/12 浦和レッズユースB vs 伊奈学園総合高校 1-2敗戦・・・Aチーム相手には、工夫が必要

どうも、ブクメです☆

ユースのプレミアリーグを埼玉スタジアム第3グラウンドで観戦後、場所を埼玉平成高校に移動しまして、今度は、浦和レッズユースBの臨む埼玉県S2リーグを観戦してきました。

たびたび書いていますが、見方が難しいです、浦和レッズユースにとってのS2リーグ。これは、当然ですが、プレミアリーグに参加するチームをAチームとしていて、チームとしては、S2リーグの昇格が第1目標にはならないこともあり、かといって、人数が多い高校サッカーのように、基本Bチームは、Bチームとして1年間戦うような形をとれるほど総数が多いわけではないため、どうしても、完全な軸が作れない。でも、相手チームは、それなりのレベルになっているので、個々に特徴のある選手がそろっていれば、ポンポン点が取れるほど守備が緩いわけでもない。

特に、日本のサッカーは、このくらいのカテゴリになると守備に重点が置かれるチームが多いので、守る(跳ね返す)ことができるチームは、多い印象があります。更に、相手が浦和レッズという名前が付くことで、相手の頑張れる容量が増えるケースも多い。

これを、プレーする選手には、踏まえて戦ってもらう必要があるということになるわけですね。

その辺を考えるのにわかりやすい試合でもあり、最後の少しの時間ですが、それを打開するための工夫を見せてくれた試合でもあったとも思います。

では、試合の話に移りますね。

vs伊奈学園総合高校戦メンバーと交代は以下、

GK18番関大輝、DFが左に26番舘澤佑磨、右に32番岡田翼、センターバックに3番清水哲太と23番山本陽生真、MFが左に14番千葉希(後半17分⇒42番吉田来綺)、右に29番伊澤壮平(後半35分⇒28番アピッチ輝)、真ん中に40番茂木柊哉(後半スタート⇒38番舘樹)と39番戸田大翔、FWが左に36番瑞慶山一真(後半17分⇒33番小川聖凪)、右に7番與那覇航和(後半28分⇒35番島垣翔)

となります。

メンバー的には、前節の武南高校B戦のメンバーがベースで、今日は、同日にプレミアリーグが開催されていたと言うことで、そちらに絡んでいたメンバーが外れたという状況。

全体的に、浦和の攻めの回数がかなり多かった試合でしたし、セットプレーもかなりの数取れていた試合でもあるのですが、試合の終盤までペナルティエリア内で相手チームがやられたと思ったような決定機は、私が見た限りでは、ほとんど作れていなかったように感じた試合です。

では、それがどうしてか。

7番與那覇航和のところにボールが入ると、キープできて展開もできていた。前線の36番瑞慶山一真のところにボールがおさまり、そこから捌くことができていた。

サイドからの攻撃も多くできていたし、バックラインからの長いフィードで大きな展開もできていた。

それでも、得点が入らなかったのは、ありきたりな話ですが、シュート意識が低かったことと、相手陣内に容易に持ち込むことができたために、パス回しで簡単に崩せるイメージがあったかもしれない。唯一シュート意識が高かったのが14番千葉希でしたが、プレーとしては、味方との連携が重視されているようには見えなかった。

それぞれのポジションでそれぞれ必要な動きはあったけど、何かが足りなかった。

相手の守備陣は、本当に集中していましたよね。

これは、昨年もS2の試合を割と多めに見させてもらったので、既に驚きでもなんでもないのですが、S2に所属する埼玉県の高校のAチームになると、あれくらいは普通。

では、どうするかと言えば、連携などを高めて攻撃に工夫を加えて崩すことが必要になるわけですね。

今年の1年生の選手を見ていて、分かりやすく技術がある選手も何人かいます。例えば、ある程度チームとしてベースができてきたAチームに入ったらそのチームの中に入ってすぐに能力を発揮させることができるのではないかな、という選手もいます。

もちろん、それを目指してアピールしたいという選手が大半だと思います。

逆に言えば、S2に臨むチームと言うことであれば、活躍すれば、そのチームから抜けることにもなるわけで、それだけチーム作りも難しいですよね。

○○が組み立てられるようになったから、チームのバランスが良くなった⇒次節に○○は、Aチームに行っていない・・・とか。

そういう状況を昨年1年見てきて思うのは、Bチームにいる選手は、Aチーム以上に難しい環境で経験が積めているという意識で少ない時間にしっかりとコミュニケーションをとって、味方の動きを理解する努力をして理解される努力をして、メンバー構成ががらりと変わっても適応して、もちろんそれは、味方との連携もありますが、相手チームを把握する時間の速さというものもそうだと思います。

今日の試合で言えば、相手がリスペクトしすぎて、攻撃の選手の怖さがない時間がほとんどだったと思います。でも、相手の守備の集中力はかなりのもので、当たり前のサイド攻撃、当たり前の突破の仕掛けなどでは、決定機が作れなかったと思います。

駆け引きできる選手が数人いれば、そこを読み取ってできることがあったと思います。

同じことが繰り返され続けた結果、相手は更に守りが安定して、逆にあまり守備にプレッシャーがない時間が続いていた中で、後半に、1チャンスで決められてしまった。

そこで、相手に「行ける!」という空気が出たところで、浦和の方の守備がバタつく時間ができてしまい、それでも、点が取れるはずと同じような攻撃を繰り返しては跳ね返されが続く中で、更に失点をしてしまう。

では、全体的に良くなかったかと言えば、見方を変えれば、例えば、交代で入った38番舘樹の仕掛けは、面白かったですし、33番小川聖凪は、最終的に1点返したから良かったと言うことではなく、やるべきことがわかった動きをできていた。

それ以上に、その1点返した場面の直前から見られた39番戸田大翔と32番岡田翼の連携による工夫した動きによる揺さぶりで相手のマークがずれたところで、結果的にゴールまでの流れができたことが重要なわけですね。

では、この二人の連携を高めて、そこからもう一人加わってとか、そういう考え方ができるがAチームだとすると、Bチームの場合には、その選手は、次は、別のカテゴリにいるかもしれないわけですから、とにかく先ほど書いた要素がどれだけできるかにかかってくるのかなと思います。

もちろん、0-0が長く続いたから、今日のような展開が生まれたわけで、あれだけ多くのセットプレーのチャンスを作っていたのだから、セットプレーで点を取れていれば、相手が点を取らなければならない状況を作り出せるので、もっとやりやすくなるわけですが。

チームとして、経験するためのリーグと位置付けて、S2に今シーズンも残留できれば良いということであれば、それでも良いとは思います。

でも、もしそうだったとしても、今日のようなタイプの相手もこれから多いでしょうし、その中で、今日のようなプレーをしていて、それでも、自分をアピールできていれば良いとなっても、なんか嫌だな~と思ってしまう、わがままなブクメでした。

私が今の段階で分かる範囲内での特徴を考えれば、このタイミングでこういう選手が入れば流れが変わるかもしれないという交代の流れにはなっていましたし、その選手が必要なプレーをしようとしているのもわかりましたが、チームとして意図がくみ取れていないように感じられました。そこが共有されていくだけでも、もっと楽に本来の差を見せられると思います。

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2019/05/12 浦和レッズユースvs大宮アルディージャU-18 0-1敗戦・・・結果敗戦もチームは順調に成長中

どうも、ブクメです☆

これまでの大宮アルディージャとの対戦の時には、状況によっては、さいたまダービーだからとか、勝つことが必要な相手とか書いたことがあるような気もするのですが、まあ、当然ながら、いつも同じ感情の人間などいないということで、今回は、シンプルに言ってしまえば、一つの試合と見れば、結果的に勝ったのが相手だったと言うことで、試合内容やチャンスの数などで考えれば、どちらに転んでもおかしくないような試合でした。つまり、一つの試合としても楽しかったですし、今シーズンの浦和レッズユースという繋げて見て行く要素でも、確実にプラスになっていくチームとしての戦いぶりだったと思います。

とは言え、相手が大宮アルディージャU-18になった場合は、今回は、直接対決にはならなかったものの、兄弟対決になる構図もあったり、少年団が一緒だったとか、国体で一緒に戦ったとか、色々勝手知ったる関係性があるところでは、プレーした選手としては、ただ負けという結果に悔しいという感情があっても良いと思いますし、お互いの健闘をたたえ合えるような気持になれるのであれば、それも良いと思いますし、それが、この対戦カードなのかなと思います。

ホーム&アウェイで考えたときには、まだアウェイ(場所は、埼玉スタジアム第3グラウンドでしたので、アウェイ感はなかったですが)での1戦が終わっただけなので、次は結果でも負けない、それが大事ですけどね。

・・・と、最初に総括的なことをなんとなく書いてしまいましたが、日曜日は、まず埼玉スタジアム第3グラウンドでユースのプレミアリーグを観戦し、終了後に埼玉平成高校に移動して、埼玉県S2リーグを観戦という流れで動きました。

ここ最近、気温が上がってウォータブレイクが入るような試合も出てきていますが、今日は、気温は上がっても、風が強めでその風は涼しいという中での試合となりました。

では、試合の話に移りますね。

vs大宮アルディージャU-18戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮(後半40分くらい⇒5番遠藤龍河)、センターバックに12番福島竜弥と21番南濵優大、MFが左に24番佐藤優斗(後半スタート⇒10番山中惇希)、右に11番石橋遼大(後半スタート⇒15番松村大也)、真ん中に17番盛嘉伊人(後半45分⇒37番高橋悠)と4番玉城大志、FWが左に13番堀井真海(後半32分⇒22番奥山圭介)、右に9番波田祥太

となります。

事前に聞こえてきていたように、やはり相手の前線の個々の能力が高く、ドリブル突破の仕掛けだったり、パス回しの連携だったり、その辺りの守備には、やや苦しめられる場面はありつつも、序盤は、守備的な意識よりもサイドバックも含めて、思い切って攻撃的に仕掛けていく意識も持ちながらプレーしている様子が見えるスタートとなりました。

さっそく、GK25番鈴木彩艶からのペナルティエリア内からのロングフィードで左前線の24番佐藤優斗に一気につながるパスが通り、会場がザワザワするようなスタートから、仕掛ける場面があり、攻撃のスイッチが入り、3分には、コーナーキックのチャンスから17番盛嘉伊人が惜しいシュートを放ちます。

この辺がダービーらしいなと思ったのは、いつも以上に思い切ったプレーをする選手が多いようにも感じられ、その場面の一つとして、6分に右サイドバックの8番冨田蓮がボールを持つとそのままドリブルで持ち上がり、17番盛嘉伊人にパス、そこから早い展開で左サイドから駆け上がる6番清水楽人に繋げ、そのまま左サイドから高い位置までドリブルでもちあがって、クロスに9番波田祥太が飛び込むという形は、ベンチからの声でサイドバックの二人に積極的にもっと行けと言う指示も聞こえてきたのである程度の指示もあったとは思うものの、サイドバックの二人と中盤が絡んでの積極的な攻撃からのチャンスで面白い試みでしたし、相手の攻撃陣が危険な選手が多いのであれば、受ける形よりもこちらが攻め込む形で相手が低い位置で守備的にプレーする状況にしようというところでも効果的なプレーでした。

10分には、13番堀井真海が良い形で9番波田祥太に繋げて大きなチャンスを作り、シュートを放つ場面がありました。

前半15分くらいまでは、浦和が攻勢で仕掛ける場面が多くあったものの、いくつかのチャンスを決めきれないところで、徐々に相手ペースになり、受ける時間が多くなったところでは、その流れを切るために、20分には、4番玉城大志が少し距離があるところから思い切ったシュートを放ったり、同じく4番玉城大志から右前線の11番石橋遼大に長めのパスを通しての反撃や、同じく、バックラインから12番福島竜弥の攻めのスイッチを入れるような長めのパスでの狙いなど、相手の攻撃を受けた後の反撃のパターンでも、ただ蹴り返すだけではなく、意図のあるフィードなどが見られました。

また25分前後には、浦和が立て続けにチャンスを作る時間帯ができ、25分には、6番清水楽人の仕掛けから9番波田祥太へつなげての惜しい形、26分には、13番堀井真海がドリブルで仕掛けての惜しいシュート。27分には、6番清水楽人からの長いパスに9番波田祥太が抜け出し、シュートを狙います。

30分あたりからは、相手の攻撃を受ける回数がまた増えたものの、このまま抜けられたら決定機になりそうなところで、11番石橋遼大が戻ってサイドからの攻撃のドリブルコースを限定させるような守備でピンチを防ぐなど集中して相手の攻撃を防ぎます。

35分には、カウンターの形で長いパスを受けた13番堀井真海が落として、11番石橋遼大がすぐさま逆サイドへ展開する形で反撃する場面を作ります。

前半終了間際には、コーナーキックのチャンスで4番玉城大志からのクロスを9番波田祥太が受けて戻したところで17番盛嘉伊人がシュートを狙うもキーパーに防がれます。

前半は得点は動かず0-0で折り返します。

前半のプレーを見ている限りでは、後半もそのまま交代なしにしばらく続けても良いかなというくらい全体的に集中してプレーできていた展開でしたが、後半スタートから前節と同様に、10番山中惇希と15番松村大也が両サイドに入る形での交代がありました。

結果的には、タイプの違った2枚を同時投入したことで後半スタートから、そのサイドを活かした攻撃でチャンスを作ります。

2分には、15番松村大也の右サイドからの攻撃からコーナーキックを奪いチャンスを作ります。そのコーナーキックのチャンスで4番玉城大志からのクロスに6番清水楽人がヘディングでゴールを狙います。

6分には、15番松村大也の右からの仕掛けから、10番山中惇希を経由して6番清水楽人に繋げ、惜しいミドルシュートを放ちます。

浦和の攻勢で相手が引き気味になる時間帯になり、特に17番盛嘉伊人が(たぶん)楽しそうに、パスコースを探して出しているようなイメージのプレーが多くなってましたね。

9分の17番盛嘉伊人から9番波田祥太に繋げてシュートまで行った場面や、12分には、13番堀井真海へ通したパスからシュート(コーナーキック獲得)など、パスを出した選手がシュートまで持ち込めるようなタイプのパスを多く出していました。

13分に、10番山中惇希が左サイドをドリブルで突破し、最後はディフェンダーに体を入れられたものの、惜しい形を作り、結果的にコーナーキックを獲得。

15分くらいには、10番山中惇希起点で右前線に繋げ、13番堀井真海に繋がり、17番盛嘉伊人、4番玉城大志とテンポ良くパスがつながる流れで4番玉城大志が倒されて直接狙える位置でのフリーキックを獲得。

9番波田祥太、4番玉城大志、17番盛嘉伊人がボール近くに立ち、17番盛嘉伊人が直接狙うことになったものの枠を捉えきれず。

20分には、17番盛嘉伊人が中盤で奪い、13番堀井真海に繋げてチャンスを作ります。

浦和の攻撃ばかり書いていますが、最初に書いたように相手の攻撃陣が手ごわく、相手の攻撃の回数も少なくありませんでしたが、そこを0でやれていたのも、守備陣が踏ん張れていたこともありますし、特に今シーズン良いなと思うのは、鋭い攻撃を受けて、跳ね返すときに、ただ大きく蹴りだしてしまえば、一時的に楽になりそうな場面でも、意識して長いフィードにも攻撃的な意識を持って出している選手が多いなと言うこともあり、これもあって、受け手守備的になっての悪循環を打開することができ、そのパスを受けた中盤前線も強弱を付けながらやれていることも大きいなと。

そんな流れもありつつ、後半25分に右サイドの8番冨田蓮から15番松村大也に繋げ仕掛け、折り返し(13番堀井真海も経由したかも)が10番山中惇希につながり決定的な形になりかけたものの、このシュートは、枠を捉えきれず。

後半32分に22番奥山圭介が入り、得点を奪いに行く形に入ってスイッチを入れて行きたかったところでしたが、33分に、見事な連携からのスペースへの抜け出しと、精度の高いシュートを決められてしまい、0-1とビハインドを負う形になります。

残り時間の事もあり、リードした相手も若干守備的に変わっていく中で、0-0の均衡を破るというイメージとは少しプランが変わってしまった中で、思うように、交代選手の特徴を生かし切れないところも出てしまったかもしれませんが、最後まで得点を狙いに行き、何度か惜しい形も作りつつ、結果としてその後スコアは動かず0-1の敗戦となりました。

1試合の勝敗のポイントというところでシビアに書いてしまえば、数回あった、相手より早い時間で作れていた複数回の決定機のところで、浦和が決めていれば、全く逆の流れになっていたところで決められなかったことに尽きると思いますが、相手も同様の状況でしたし、そのうちの一つが相手に決まったことが勝敗を分けたと言うことになります。

要するに、どちらに転んでもおかしくない試合だったと言うことです。

そして、先ほども触れたように、今シーズンの浦和レッズユースということで言えば、しっかり積み上げがされてきた中で、この試合でも、更に積み上げができているなという感想を持ちました。

1試合の敗戦、ダービーや背景に色々ある敗戦としての悔しさは、選手としてしっかり再戦の時まで持ち続けてもらい、チームとしては、この後、プレミアリーグは1か月ほどの中断期間に入るところで順位的にはちょうど真ん中の5位。上も見える、下ともそれほど離れてないということで、良い緊張感を保ちながら、いったんクラブユース選手権予選へ頭を切り替えて、おそらく、新しい選手にもチャンスが与えられるであろうこの期間での更なる競争も含めて、よりチームとしてもレベルが上がった状態でプレミアリーグ再開に臨むということでは、悪くない状況だと思っています(勝手に楽しんですみませんが、今年は、そういう楽しさも与えてもらっています。)

ではでは。

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【アニ山】プリンスリーグ東海で、富士市立高校に行ってきました

どうも、ブクメです☆

アニ山さんから記事が届きました。私は、facebookなどでアニ山さんが足を運ぶ試合では、頻繁にチェックインがされているので、それだけでも、休みがあれば、何かしらサッカーの試合に足を運んでいる印象で、1日数試合観戦も多いので、ゴールデンウィークは、いったい何試合に足を運んだのだろうというレベル(暗に、試合数の割に記事が届かないので、もっとたくさん書いても良いのですよ!とプレッシャーをかけるために書いていますw)に色々な場所でのサッカー観戦の情報を見ています。

今回は、東海プリンスリーグの試合ですね。なんとなく、静岡の試合の比率多くないですかと突っ込んだら、何か以前日程的な理由を言われたような気がしますが、忘れました。

私がほとんどわからないカテゴリの試合です。

では、どうぞ。

おはようございます。
ブクメ氏の助手見習い・アニ山です。

さて、なんだかんだでイロイロなスタジアムやグラウンドでのサッカー観戦が増えてくると、軽く「スタジアムマニア」的な感覚が芽生えてきてしまいます。よく、【お城巡り】を趣味にされている方がいらっしゃいますが、多分、アレと同じような感覚です。行ったことのないスタジアムの名前を目にすると、足を運びたくなってしまいます。
自分の基準としては、有料開催の試合か、ジュニアユース年代以上の公式戦を観戦した場合に「行ったことのあるスタジアム・グラウンド」としてカウントしているのですが、この連休中は新たに、800席ほどの屋根付き観客席を備えた人工芝グラウンドを開設した桐光学園高校や、東海学生リーグが行われた岐阜県の養老スマイルグラウンドなどを訪れました。
本当は、養老での岐阜協立大-愛知学泉大の観戦記を書こうと思っていたのですが、前半途中から悪天候に見舞われ、メモを取るのもままならない状況になってしまったので、文章を書くのは断念しました。
ちなみに東海1部昇格2シーズン目を迎えている愛知学泉大は、古豪・岡崎城西高校の系列校で同校出身の選手も多いようですが、サッカー部員が在籍する学部が今年度から募集を停止していて、ホームページでは1年生の名簿も見当たりません。学泉大のサッカー部は、どうなっちゃうんですかね?

で、今回は5月4日、富士市立高校で行われたプリンスリーグ東海・富士市立-浜松開誠館のゲームについてです。

【富士市立 5 – 1 浜松開誠館】

富士市立は今年、プリンスリーグに昇格。静岡県の東部に位置する同校がプリンス所属となったことで、埼玉県在住の自分としては、東海プリンスが格段に観に行きやすくなりました。グラウンドはいつ頃の敷設かわかりませんが、綺麗な人工芝で、体育科系の学科が設置されているとのこと。
自分は昨年4月、J-stepでのエスパルスユース対レッズユース戦に訪れた際、その前日に富士市立vs清水東という、静岡県1部のゲームを当地で観戦しました。その試合で富士市立が面白いサッカーをやってくれたので、再び観戦の機会を狙っていた次第です。

プリンス初挑戦の富士市立ですが、今節まで2勝1分1敗と上々のすべり出し。この日の相手、昨年の選手権代表校・浜松開誠館に対しも堂々とした戦いぶりで、前半1-1の折り返しから、後半頭に8分#11進藤、12分#6芦澤のゴールで突き放し、最終的には5-1。圧勝という印象のゲームになりました。

富士市立は局面局面では、狭いエリアをドリブルで突破する、あるいはパスワークで抜けていく、そういう仕掛けがみられるのですが、そこで「ココにボールを通してみよう」とか「こんなボールタッチで相手の逆をとってみよう」という感じのプレイが現れてくる訳です。そして、選手たちが楽しそうにサッカーをしていることが伝わってきます。
ゴール裏に張られている横断幕「今こそ遊びがものをいう」というスローガンが象徴するように、恐らく日々の練習では、自由に様々なアイデアを引き出し、チャレンジをし…という光景があるのだろうな、と勝手に想像してしまうところです。

もうひとつ、ピッチに近い環境では、選手同士で交わされる会話にも注意しながら観戦するのですが、富士市立のゴールキーパーのコーチングは、素晴らしかったです。自分の中では、今年ベストのゴールキーパー。
守備ブロックでのコミュニケーションやポジッションの修正等々は勿論ですが、例えば前線でのプレイ、後半なかばのキツイ時間帯で相手ボールになった場面で、#10勝亦健太に対して「カツケン、そこ頑張ろう」と、もう一歩二歩のプレッシングを要求し、首尾よくディレイに成功すると「グッドー! よく粘ったー!」というように、フィールドプレイヤーの背中を押し、それに応えた選手への称賛を忘れないという、ベンチの大人たちから発せられていてもおかしくないレベルの声がゴールキーパーから飛んでくる。
こういう調子で多くの選手に対して声を掛けていくので、通りすがりの観戦者である自分にも、富士市立のほとんどの選手の名前が判明しました。逆に、このキーパーの名前がわからなかったのが残念です。
こういう「ポジティブな声」が盛んに飛び交うチームは見ていて気持ちいし、勉強にもなります。
自分はJリーグチームのゴール裏から離れて随分経つけれど、いわゆるサポーターの中には「サポート」というものを履き違え、実際にはチームの足を引っ張っているのでは? と思わずにはいられない人間を結構目の当たりにしてきました。
ユース年代のゲームでこういったキーパーに出会うと、以前の経験も相俟って、【勝利に向かって後押しをする】というサポートの本質を考えさせられます。

最後に富士市立高校へのアクセスですが、JR東海道線・吉原駅で岳南鉄道に乗り換えて15分ほど、「岳南富士岡駅」で下車して、そこから徒歩10分。ユース年代の会場としては、アクセスがかなり良い部類に入るかと思います。
ちなみに、吉原駅の岳南鉄道窓口で販売される切符は、いまでは貴重な「硬券」になっています。
自分は常々、サッカーファンと鉄道ファンの親和性は高いと感じているのですが、鉄道に興味のあるサッカーファンは、硬券を購入がてら、富士市立高校を訪れてみてはいかがでしょうか。

埼玉県S2リーグ 2019/05/06 浦和レッズユースB vs 武南高校B 5-0勝利・・・J3のU-23チームを応援する方の気持ちが少しわかる

どうも、ブクメです☆

結局、ジュニアユースは断念(既に結果も確認済みで2-0勝利ということでホッとしてます!)し、6日は、レッズランド開催のS2リーグに来ました。

奥の方に知っている方も来ているようでしたが、なんとなく手前側で観戦する形になりました。

熊谷高校戦を踏まえての1年生の特徴を更に見つけよう、という気持ちでいたのですが、ある意味これが以前にも書いたようなS2リーグにBチームという形で参加している浦和レッズユースの見方の難しいところで、相手がBチームだから、浦和も1年生中心でまた行くかということではなく、昨日のプレミアリーグのジュビロ磐田U-18戦にベンチ入りしていたメンバーも含めた3年生や2年生も含めて、前回と同様のスタメンが4名のみというメンバー構成で臨むことになりました。

タイトルに書いたのは、以前、浦和のユース出身選手が所属しているカターレ富山とFC東京U-23のJ3を見に行った時に、FC東京U-23のメンバー構成を見て、普通にトップの試合に出ている選手も含めてその試合のメンバー構成が、なんか、予想していたU-23のメンバーと違うじゃないか!と思ったときと少し似た感覚を感じたということで書きました。

イメージしていた1年生中心のチームではなかったことで、若干頭の切り替えができず、実際に試合展開も早い時間に得点を積み重ねる比較的楽に見られる展開になってしまった(←良いことですが)ことで、少しまったりと見てしまうところもありました。

昨日と比べると、時折晴れ間もあったものの、曇りで暑くなくプレーしやすい気候になっていたと思いますが、終始強風が影響するような試合でもありましたね。

では、試合の話に移ります。

vs武南高校B戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に31番大野海翔(後半32分⇒26番舘澤佑磨)、右に32番岡田翼(後半15分⇒39番戸田大翔)、センターバックに34番工藤孝太と3番清水哲太、MFが左に7番與那覇航和、右に14番千葉希(後半23分⇒29番伊澤壮平)、真ん中に40番茂木柊哉(後半27分⇒42番吉田来綺)と35番島垣翔、FWが左に22番奥山圭介、右に37番高橋悠

となります。

相手のメンバー構成やどのような選手が武南高校Bとして組まれているかはわからないのですが、試合スタートの段階では、最終的な得点差がついたような浦和が圧倒しているという形には見えなかったものの、やや高校のAチームとやる時のような守備に隙を作らないような粘られて攻めても決められないような展開というよりは、チャンスの場面で相手の守備陣でコントロールミスなどが出て一気に決定機になるような形が多く感じられました。

浦和の攻撃としては、前半4分に22番奥山圭介が惜しいシュートを放ちます。

前半5分には、40番茂木柊哉から左の7番與那覇航和に渡し、左前線に走りこむ31番大野海翔に繋げてサイドから惜しい仕掛けがあります。

で、この流れをメモしているタイミングで浦和の先制点が入ったと言うことで、得点の時に下を向いていて見ていませんでした。確認した方に聴くと14番千葉希のゴールとのこと。

更に2点目も何と言うことか、また下を向いているタイミングに入ったと言うことで、このゴールは、最初は、40番茂木柊哉が触って相手にも当たって入ったのでオウンゴールではないかと言われていたものの、オフィシャルで結果が出てから確認すると40番茂木柊哉のゴールになっていましたね。

前半12分に34番工藤孝太からの長いパスを受けた14番千葉希がためを作り、右サイドを駆け上がる32番岡田翼に渡し、仕掛けます。

今考えると、左サイドバックの31番大野海翔も、右サイドバックの32番岡田翼も気が付くと高めにいて攻撃に絡んでいたので、中盤の7番與那覇航和や14番千葉希が良い形でキープしてサイドが上がれる状況を作り出していたのかなと思います。

前半14分に、守備は不安定だったものの、相手の攻撃の狙いとしてパス回しでの崩しの狙いが上手くハマった時にやや対応が遅れることがあった中で、一度決定機を作られる場面がありましたが、ここは、相手のシュートが精度を欠きます。

そして、浦和の3点目。3点目のゴールは、見ましたw

23分に、37番高橋悠からのパスを22番奥山圭介がなんなく決めて3-0とします。

比較的試合としては、浦和としては楽な展開になったところや、守備も3番清水哲太と34番工藤孝太のセンターバックを中心に相手の攻撃を問題なく跳ね返している状況で、中盤での35番島垣翔と40番茂木柊哉のところでのさばきも上手く行っており、37番高橋悠や、14番千葉希が、ドリブルで果敢に仕掛ける構図が生まれ、22番奥山圭介が隙を狙っている、サイドバックも上がれる形を7番與那覇航和がキープしながら作るなど、圧倒はしていないものの、得点差と試合運びで若干相手との差を感じてしまって、私自身少しまったりと見てしまう展開になってしまいました。

前半を3-0で折り返し、後半も浦和ペースで進みます。

私は以前から時々書いているのですが、ロングフィードの蹴り方や軌道が好きなタイプというのがあって、その中でも3番清水哲太のパンチ力のあるフィードが好きで、割とその辺を期待しながら見てしまうところがあるのですが、この試合でも、後半早々に、鋭いフィードでバックラインから前線に走る7番與那覇航和にパスを通していましたが、この試合でも、フィフティのボールではなくて、強くて速いボールで味方の動きを考えて強めのフィードを意図的に出しているという場面が結構あったのですが、結構強めで受けにくいところでも、これを受け切ってトラップして仕掛ける選手を見ていると、レベル高いなと併せて感じるわけですね。

さてさて、私自身、集中を取り戻した(w)後半も早い時間に浦和が追加点を決めます。

6分に、右サイドでパスを受けた31番大野海翔が裏へ出したパスに抜け出した22番奥山圭介が、またもやなんなく決めてしまいます。

これで4-0となります。

前半12分に37番高橋悠が中盤辺りでパスを受けて持ち上がると相手ディフェンダーの激しいディフェンスで倒されてファールを受けるも、相手もフリーキックで蹴りなおすだろうと思ったであろうところで、すぐさま起き上がったと同時に右前線に走る32番岡田翼にパスを通し、チャンスを作った場面がありましたが、こういうプレー大好きです。

今シーズンは、プレミアも含めてユースを見ていて、なんか良いなと思うところとして、ドリブルで突破する(したい)タイプの選手に対して、相手ディフェンダーに引っかかることが多くて実際には奪われてしまうことが多いという状況もあるのですが、そこで、味方を使うプレーをしろという指示は出ていないだろうなと感じるくらい、仕掛けるタイプの選手が、そのプレーを果敢にトライし続けている様子が見られます。

過去には、ストライカータイプの選手が、気が付けばパスも上手い選手になって、それはそれでよいものの、最も強みにしていくべきだった突破力が失われていくという姿も見てきたので、もちろん、独りよがりになりすぎることに賛否は出てくるとは思いますが、突破ができるタイプの選手には、今年のように、これまでにない相手の守備のスピードだったり、スペースを消してくる動きだったりで、最初は思うように行かないかもしれませんが、適応して強みを更に研ぎ澄まされた状況にしていく楽しみが見ていてあります。

もちろん、無限に時間が与えられるわけではありませんが、「こうしなさい」が強すぎないのだろうなと感じられるところは、見ていて嬉しいところでもあります。

・・・と、話が試合からそれましたが、分かる方にはわかってもらえる、試行錯誤の段階の選手のプレーを見ながら、感じていることだったりしますので、書きました。

メンバー交代がいくつかありながら、終盤になるにつれてリードも多い状況の中で、3番清水哲太からの強めのパスが前線の選手に供給されるところを見つつ、この試合の最後の得点は、交代で入った29番伊澤壮平のゴールになるのですが、この得点までの流れが見事でした。

43分に、この試合、既に2点決めている22番奥山圭介が、中盤辺りでパスを受けると、そのまま、右前線に持ち上がると、私たちが見ていた側からすると、おそらく、右前線に走っていた39番戸田大翔(?)が良いスペースに走っていたので、そちらにパスを出しているかと思ったのですが、実は、裏に抜けていた29番伊澤壮平の抜け出すタイミングに完璧に合わせたパスを通していたということで、見事なタイミングのパスと見事な抜け出し、そして、見事なシュートでの29番伊澤壮平のゴールとなりました。

一連の流れからきれいなゴールでこの試合の締めくくりとなりました。

さてさて、来週は、開幕戦と同じく、浦和レッズユースのプレミアリーグの大宮アルディージャU-18戦が11時キックオフで開催され、その後15時からS2リーグも開催されると言うことで、同日開催バージョンになるので、またメンバー構成も変わってくると思いますが、おそらく移動して問題なく観戦できると思いますので、次節も楽しみにしています。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています⇒こちら