アカデミー卒業生関連 2019/10/19 – 大学サッカー 東洋大学vs流通経済大学、順天堂大学vs法政大学を観戦

どうも、ブクメです☆

土曜日は、前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場で開催された大学サッカー関東リーグの東洋大学vs流通経済大学と順天堂大学vs法政大学の2試合を観戦してきました。最初の写真ですが、今日観戦した最初の試合でベンチ入り含めて計4人の浦和レッズアカデミー出身選手が出場したのですが、全員が収まっている写真を撮れるように狙ってみて、なんとか1枚あったので、それを載せました。わかりますかね?

今年は、ユースのクラセンでこの会場にならなかった(浦和レッズユースのクラセンは、なぜかこの会場になることが例年多い)ので、前回足を運んだのがいつだったか思い出せないのですが、会場の名前に「群馬電工」が入っていたりしてますね。ネーミングライツですかね?

そして、スタンドから反対側にカメラを向けて撮ると、

奥に大きな駐車場ができていました。もともと駐車場自体の数は多くて、私がここに足を運ぶときには、満車で停められないという記憶はないのですが、基本的には臨時駐車場として利用する(今日は、チームのバスだけ停まっていたと思います)のようですが、車でないとアクセスが大変な会場だけに、駐車場が増えるのは助かりますよね。車でないと厳しいのに駐車場の用意が少ない会場とかも未だに結構多いのでw

ということで、回数をそれほど見ていないのであまり書かないと言いつつも、なんだか、結果的に第2試合で観戦した法政大学は、比較的短い期間で3回も観戦しているなとは思いつつ。いずれにしても、各チームの状況だったり、一つの大学をメインで応援しているわけでもないので、試合の細かいことには触れません。

ざっくり書いてしまえば、今日は、第1試合は、残留争い、第2試合は、混戦の上位争い(インカレ出場権争い)の直接対決的な位置づけの試合になりますよね、勝ち点など見る限りは。

では、第1試合ですね。

東洋大学vs流通経済大学の一戦は、流通経済大学では浦和レッズユース出身の伊藤敦樹(13番)と浦和レッズジュニアユース出身の菊地泰智(7番)がスタメン出場。浦和レッズユース出身の川上開斗(23番)がベンチスタート。東洋大学は、スタメンには、アカデミー出身選手はいなかったものの、浦和レッズジュニアユース出身の山下勇希(23番)がベンチスタート。

で、結局、川上開斗も山下勇希も後半途中から出場となり、4選手全員がピッチ上に立つ姿を見ることができたので、満足だったのですが、試合自体は、2-1で流通経済大学が勝利となりました。

内容でも、この試合の前で最下位にいるのが信じられないくらい、流通経済大学が面白い攻撃を仕掛けていました(でも、この試合の3得点は、全てコーナーキックからでしたが。)

なんだか、この後の第2試合もそうですが、なんだか、先週のユースの試合を思い出してしまうような、2-0でリードしたチームが、そのリードがあることによって、相手の猛攻をしのぎ切って勝つという展開になりました。

*流通経済大学7番菊地泰智

*流通経済大学13番伊藤敦樹(手前)

*東洋大学23番山下勇希

*流通経済大学23番川上開斗

第2試合は、順天堂大学vs法政大学ですね。

この試合では、お馴染み(w)浦和レッズユース出身の法政大学9番松澤彰がスタメン出場。あとは、夏ごろまでスタメンでずっと出ていた順天堂大学16番長倉幹樹が、しばらくメンバーにも入っていないようで、怪我なのか、細かいことはわからないのですが、気になります。

この試合は、順位や勝ち点的には、近いチーム同士の対戦でしたが、法政大学が試合開始から力強く試合を支配しているイメージで、若干雑なプレーも多いように見えつつも、セカンドボールも含めて法政大学ボールになる場面が多く、その意味では、前線に入った9番松澤彰が機能していた試合とも言えたと思います。

順天堂大学の寄せも早く、きれいに収めて交わすとかそういうところでは、上手くいかない場面が多くなっていたものの、自分の体格と足を出せるくらいの距離感に上手く体は置いていて、味方も良い位置に動き出すので、一見奪われそうな場面でも、気が付けば、良いポジションの味方に9番松澤彰経由で展開されているという場面が多くなっていました。

*ハイボールの競り合いの場面

*相手キーパーに対してのチェイシング

で、先ほども書きましたが、この試合も、法政大学が前半の内に2点リードを奪い、これを書くとちょっと松澤彰を贔屓しすぎだと言われてしまうかもしれませんが、後半も法政大学ペースで試合が進みつつも、後半15分くらいに松澤彰が下がったあたりから、順天堂大学が迫力のある攻撃で法政大学のゴールに迫る場面も増えてきたものの、結果的に、2点リードというアドバンテージを活かしながら、しっかり守り切って法政大学の勝利となりました。

関東大学リーグも終盤戦に入っていて、それぞれが置かれている位置も、例えば、首位を独走している明治大学であれば、気楽に見たり書いたりできるものの、今日のように、どちらの試合にもアカデミー出身選手が出ている私個人的には楽しめる状況でも、それぞれの大学の置かれる立場が、複雑な状況だと、余計に試合内容とか、安易に書けなくなりますね。

各大学の事は、そんな感じになりますが、アカデミー出身選手のプレーに関しては、今日は、流通経済大学では、13番伊藤敦樹の強さと安定感(攻撃的な選手をやっていた頃の片鱗がちょっとだけ見られた仕掛ける場面も見つけた)だったり、7番菊地泰智の上手さや視野、度胸だったり、23番川上開斗のキャプテンシーとか(キャプテンじゃないけど、そういう振る舞いが相変わらずできている)とか、東洋大学では、23番山下勇希の中盤としての落ち着いたプレーやドリブルでの仕掛けだったり、法政大学では、9番松澤彰の試合を見るたびに自分の体格とそれを活かしてやるべきプレーの選択が良くなっているように見える(たぶんw)だったり、今日は、ベンチ入りまでで出場なしと言う選手もいなかったので、割と個人的には、運の良かった日だったのかなとも思いつつです。

天気も雨が残る可能性もあった予報だったものの、結局試合中は、雨も止み、ちょうど真ん中あたりで落ち着いて観戦したいなと思った場所も好きな位置が取れたし、少し前のS2観戦のした昌平高校でギンナン攻撃を受けたのと同じく、前橋総合運動公園の駐車場もイチョウの木があって、ギンナンまみれになっていたり、まあ、珍しいくらいに大学サッカーに行こうと思ったときには、選択肢が少ない日だったので誰かしらに会うかと思ったものの、誰にも会わなかったりは、したものの、先週は見たいときにサッカーが見られなくてモヤモヤしたものの、今週は、明日のユースやジュニアユースの試合の前に土曜日からサッカー観戦を楽しめたなと言う感想です(個人の感想ですw)

ではでは。

観戦した試合の写真は、facebookページにアップしています⇒こちら

高円宮杯プレミアリーグ2019/10/14 浦和レッズユースvs大宮アルディージャU-18 0-2敗戦・・・個性の出し惜しみに見えるのは、本当にもったいない

どうも、ブクメです☆

タイトルに入れた表現が適切かどうかは、人それぞれの立ち位置によって違ってくるかもしれませんが、おそらく、私以上に、ダービーを大切にする浦和サポーターの方から見たら、試合に臨む姿勢(いわゆる負けたくないという気持ちを体現する要素)というところでは、相手がかなり優った試合になったと感じられた試合でもありました。

実力がどうこうと言うこと以前のところですね。

もちろん、試合前とか、終わった後とかに入ってきた情報というものを加味すると、怪我人が多かったり(出場していても万全ではないという意味も含む)、出場停止の選手がいたり、更には、公式戦というところでは、先週も難しい試合を戦った大宮に対して浦和は、そもそも国体で1週間空く中で、Jユースカップも1回戦がシードになったことで、2週間公式戦を戦っていない中での試合。更には、この対戦では、分が良いことが多い大宮だったり、プレミアリーグ自体の順位でも、負けたら降格がかなり近づいてしまうという状況だったり、私が、この日1日だけでも、自然と入ってきた情報だけでも、加味されるべき(言い訳にできてしまうとも言う)要素は多かったですけどね。

そして、これも私が良く書くことですが、情報というのは、印象を左右するということで、昨日は、台風の影響なども考えて、もう下手したら何年振りかもわからないくらいに電車で埼玉スタジアムに足を運んだことで、車じゃないのでお酒が飲めると言うことで、試合後に付き合ってくれた方がいたので、試合前後に自分の思ったこと以外の他の方の話や情報というものも入ってきたので、もし、車で埼玉スタジアムに来て、試合が終わったらそのまま車で帰路につくという流れの、私の行動スタイルでよくある流れだったら、別の切り口でブログは書いていた可能性もあります。

ちなみに、試合後にイライラして、時間を置いた方が良いなと言うタイプで試合当日ではなく、翌日にブログを書いていると言うことでは特にありません。この辺も友達にも話をしていましたが、たぶん、この週末は、色々計画していたサッカー観戦の予定などが台風で吹き飛ばされてしまったので、そもそも、最も楽しみに足を運ぶユースの試合が観戦できたと言うことで、多少テンション自体が上がってしまっていて、観戦自体を楽しんでしまっていたところもあると思います。

ただ、試合後、ダービーを大切に考えるサポーターの方は、明らかに怒っていましたよ。

トップに上がるにしても、他のチームでプロになるとしても、何にしてもそうですが、そこを応援する人がいた時には、その背景と思いがあるということは、日々感じてプレーをしたほうが良いと思います。

その点では、この試合の前には、今日の試合では、声を出し、プレーの強度で鼓舞できるタイプの選手がスタートに入っていた方が良いだろうという声も聞こえたりはしていました。

実際に、試合の流れでも、「ミスを恐れずに戦え、相手もそういう戦いをしてくるぞ」という雰囲気づくりのところで、前半は、10番山中惇希が要所要所でプレーで見せているところはあったり、本人が意図してなのかはわからないものの、後半スタートから入った9番波田祥太が、前線でこのくらい厳しく行くべきだという(ファールになったけど)プレーなどメッセージ性のあるプレーをしていた選手がそこまで多くなかったようには感じられました。

ということで、最近は、前置きのまとめみたいのが長いですね、私w

でも、実際の試合で起こったことは、選手の方が見えていて、正解不正解をそこで見つけるよりも、応援していて見ている側が感じた素直なところを最初にまとめて書いてしまって、その後に試合の内容に触れるほうが良いかなと思ってと言うところもあります。

はい、ということで、試合の話に移りますね。

vs大宮アルディージャU-18戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮、センターバックに34番工藤孝太(後半32分⇒16番根岸恵汰)と27番山田奈央、MFが左に22番奥山圭介(後半スタート⇒9番波田祥太)、右に10番山中惇希(後半32分⇒29番伊澤壮平)、真ん中に4番玉城大志と3番清水哲太、FWが左に20番木下翼(後半20分⇒15番松村大也)、右に19番成田安里(後半10分⇒17番盛嘉伊人)

となります。

がむしゃらさ的な要素としては、スタートから相手が上回っていたという話が多く聞こえたものの、実は、私としては、試合のスタートを見た限りでは、やっぱりちょっと良い時の大宮アルディージャU-18のイメージとしては違うなと感じるところもあり、浦和が圧力を強くかけてスタートで怖さを見せてしまえば、この試合は、いつもと違う浦和が主導権を握る流れに持って行けそうだなと感じて見ていました。

ただ、これを若いメンバーが多い構成になったからとか、試合勘のところで久しぶりのスタメンの選手が入ったからとか、そういう簡単な話で片付けたくないのですが、スタートから見た限りでは、付け入るスキが多かった相手に対して、何か浦和がついて行こうという駆け引きができていなかったように感じました。

パス回しも何か安全策が多く、逃げるプレーが多いというか、きれいなプレーをしたがる傾向にあるというか、そういう形になることで、フィードの精度も落ちるとか、良いスペースに選手が入っているなと言うところでもパスがそこに入らないとか。

もちろん、雨でスリッピーなピッチコンディションになっていたので、それも影響していたとは言っても、付け入るスキと、試合全体を左右する局面で逆に相手に付け入るスキを探させてしまったというか。これで、相手がプレッシャーのかけどころなどを見つけて、圧をかけてきたことから、試合が難しくなって行ってしまったように私は感じていました。

勝敗のところは、ある意味、数名の個でやられたなというのも、この試合だったわけで、前半13分にラインを高めにしている中で、オフサイドギリギリのパスに裏から抜け出されて、完全にキーパーと1対1にされてしまい失点で、0-1となり、前半38分の失点の場面も、浦和の試合でも相手の試合でも、だいぶ久しぶりに見た、ノールックパスで裏のスペースを通されて、決められてしまうという形で0-2と前半での2失点で試合を難しくされてしまい、それが最後まで響いたかなと思います。

実際、セットプレーのところでも、相手がファールで止めたり、ゴールに近づくプレーや、その圧力で、奪えるようなコーナーキックが前半はほとんど取れないという試合が多い戦いの中で、この試合も少し遠いものの、キック力と精度が高い3番清水哲太がいることで、チャンスに繋げらるような位置でのフリーキック(前半20分の少し距離はあったもののフリーキックのチャンスで27番山田奈央が惜しいヘッドを見せた場面など)は何度か取れていたものの、この試合もビハインドを背負って攻撃に圧力をかけ始めた前半終盤でようやく数本のコーナーキックを得られるような状況になっていたと思います。

前半の浦和の惜しかった場面としては、前半19分の20番木下翼から22番奥山圭介を経由して右の10番山中惇希に繋げ、ドリブルで仕掛け、相手の守備陣のタイミングを若干ずらすかたちで、シュートまで持ち込んだ場面(相手キーパーに弾かれる)や、前半24分のカウンターの場面での20番木下翼が持ち上がったプレー、更に、前半42分に3番清水哲太が思い切って狙ったシュート(相手ディフェンダーに跳ね返るもコーナーキックを獲得)や、前半終了間際の、ちょっと密集していたので細かいところは確認できなかったものの、22番奥山圭介が狙ったシュート(相手ディフェンダーに当たりコースが変わったか、味方に当たってかで、枠からは外れた場面)などありました。

前半終盤からは浦和の攻撃が増えていく中でしたが、0-2と2点を追いかける形で前半が終了し、後半に入っていきます。

ちなみに、前半は、かなりラフプレーでも笛が吹かれないという基準の中で、これもファールにならないんだというところも多かったりしたのですが、その基準を相手が上手く利用していたこともあり、その判定がブレていなかったので、その基準に合わせていけなかったことも若干作用したように感じられたところもありましたが。。

で、見ていた側とすると、その辺の判定基準も考えたプレーができるかもカギですよね~、みたいな話をしていたら、後半は、急に前半とっていなかったようなプレーですぐにファールになるとかもあり、なんだかなと感じたりはしてました。

後半スタートから、怪我明けで出られないかもと聞いていた9番波田祥太が入り、見ていた限りでは、問題なく激しいプレーを見せてくれており、相手ディフェンダーと対峙した時の圧力のかけかたも、メッセージ性があって良いなと言うイメージ。

既に2点リードしている状況と言うことで、大宮も戦い方を若干変えてくる中で、浦和も攻撃の圧力を強める形で仕掛ける回数が多くなる中で、相手に持たされているという声も聞こえてきたものの、実際、浦和が相手ゴールに迫る場面が後半は多くなります。

攻勢を強める中で、後半10分に、17番盛嘉伊人、そして、後半20分には、長期怪我で離脱していた15番松村大也が入り、この2選手が、絡む形でのチャンスでゴールに迫る場面も増えます。

また、前半同様に、10番山中惇希の仕掛けで、相手の一つ裏をかくようなドリブル突破からのチャンスも多く見られました。

前半は、仕掛けて奪われても、競って競り負けても、こぼれ球をマイボールにすれば良いという意識が、若干薄いように感じられセカンドボールも相手が奪うことが多かった流れでしたが、後半は、その次のボールも追いかけて奪ってという場面も多く見られました、これ重要ですよね。

チャンスとなった形をいくつか挙げると、後半9分に10番山中惇希の縦に行くと見せかけてからの横へのドリブルからの仕掛けでコーナーキックを奪った場面や、後半12分のバックラインからの27番山田奈央からの正確な鋭い左前線へのフィードを6番清水楽人がしっかりトラップしてからのクロスにわずかに合わなかったものの走りこんでいた17番盛嘉伊人へのパスまでの見事な流れ。更には、後半23分には、ゴールに背を向けたような形から、17番盛嘉伊人が思い切ってシュートを狙い、ゴール上に外れたものの、こういう相手の虚を突いたプレーなども見られるようになり、そのチャンスの中でも大きな決定機となったのが、後半24分の相手ゴール付近の密集した中でのプレーで高めに位置していた3番清水哲太にパスが入ると、相手ディフェンダーが寄せる中で引きつけながら、17番盛嘉伊人にパスがつながり、そこから迷わず、ゴールの左隅に鋭いシュートを放つも、ここは、相手キーパーがギリギリで弾かれた場面。この場面は、本当に決まっていてもおかしくないような崩し方もシュートのコースもほぼ完ぺきに近い形でした。

その直後にも、15番松村大也から、右サイドから攻撃参加した8番冨田蓮につなげ、クロスを上げると見せかけて、もう一つ深くまでドリブルで切り込んでのクロスの場面は、相手ディフェンダーにクリアされたものの、こういう守る側が一番読みにくいようなプレーを見せた場面、凄く良かったです。

相手の危険な攻撃はあまり多くなかった後半ですが、後半25分あたりに、決定機を2度ほど作られたものの、どちらもGK25番鈴木彩艶が見事な反応で跳ね返します。

その後、後半30分に4番玉城大志の思い切ったミドルシュートや、後半32分に投入された29番伊澤壮平が絡む形でのチャンスが何度かあり、試合終了間際には、8番冨田蓮から9番波田祥太、そこから、右の15番松村大也に繋げてクロスから最後は3番清水哲太がシュートを狙う形など、多くのチャンスは作ったものの、結果的に前半に奪われた2点が遠く、0-2で敗戦となりました。

すごく表面的に考えてどういう試合だったかと言うと、相手の方が気持ちで優っていて激しいプレーをされて、隙をつかれて2点を奪われて、後半流れを取り戻して攻め続けるも、2点のビハインド(相手にとっては、2点のリード)という状況を相手が上手くコントロールして耐えきった試合ということになりますかね。

そこに、冒頭に書いたような要素や私が考えたこと、他の方が考えたことを加えると、また違った景色にもなってきますよね。

私としては、特に試合終盤を考えたときに、もちろん2点を追っているので、攻撃にリスクをとるということをしていたからできたことにはなるかもしれませんが、その時間帯に、相手を欺くプレーを出せていた選手が何人かいたんですよね。今日の試合の雰囲気を読んで、このプレーを前半にいくつか織り交ぜていれば(結果的に、相手にそれをやられたとも言う)、試合は全く別のものになっていたかなとも思うんですよね。

さてさて、プレミアリーグということを考えると、今節の順位的に下が上を食うような波乱が多かったことで、上も下も大混戦に拍車がかかるような結果になったものの、残り3節のプレミアリーグの次節は、11月後半とまた1か月以上空くわけで、来週末からは、負けたら終わりのノックアウト方式のJユースカップに入りますので、切り替えましょうね。

プレミアリーグの次節に繋げるということであれば、Jユースカップで決勝まで行くことですね。それによって、公式戦を戦う流れそのままに、プレミアリーグの残り3節に入っていけますから。

最初に書いた、公式戦なしの2週間も今回の試合に影響したのであれば、その要素は、決勝まで勝ち進むことで自力でなくせます。

怪我の選手も気になりますし、チーム作りの中で、Jユースカップの期間がどのように使われていくのかも含めて、また来週からの戦いを楽しみにしています。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

↓解説動画追加しました。

【アニ山】大学サッカー観戦で、朝霞中央公園に行ってきました

どうも、ブクメです☆

台風19号に翻弄される週末になっていますね。土曜日は、大学サッカー観戦からの飲み会という流れで割と楽しみにしていた日だったのですが、ここまであからさまに台風が直撃する予報になれば、あきらめもつきますよね、ということで、家にこもって、結局そうなると仕事をしてしまうんですね、なんというか、そういう働き方なので、自然とそうなってしまいますw

そんな流れで、きっとアニ山さんも暇になったと思うので、記事を送ってきてくれました。

先週土曜日の大学サッカー(朝霞中央公園開催)の2試合ですね。実は、この日は、私もこの日の2試合目の東洋大学vs筑波大学の試合は、足を運ぶ候補に入っていたのですが、ちょっと諸々ありまして、なんというか、最初は、駒沢オリンピック公園総合運動陸上競技場のJ2の東京ヴェルディの試合を見ようと思い、車で足を運んでしまったら、想像以上の周辺と駐車場の混み具合で、こりゃ試合中停められないぞくらいの流れになり、今からなら朝霞中央公園に移動すれば、東洋大vst筑波大の試合が途中からでも見られるかなということで、移動したら、既に開始には間に合わない流れで、駐車場も停められないということで、時間が過ぎていくなかで・・・心が折れてしまいましたw

今日の予定に関してもそうですが、なんというか、自分の選択に対して流れが付いてこないというか、それも縁のあるなしなのか、よくわかりませんが、受け入れるようにしていますw

ということで、脱線しましたが、私が観戦できなかった朝霞中央公園開催の2試合についてのアニ山さんの記事です、どうぞ!

おはようございます。ブクメ氏の助手見習い・アニ山です。
さて、10月5日土曜日は、朝霞中央公園の陸上競技場で、大学サッカーの観戦でした。

関東大学サッカーでは、この会場は前期に一度(6月1日)使用していますが、昨年以前は開催実績がないスタジアムだと記憶しています。スタジアムマニアとしては、さっさと行っとかなきゃいけません。

この会場、大学サッカーの開催にはちょうどいいスタジアムです。
最寄駅から徒歩15分という距離感といい、ピッチも人工芝でコンディションは安定してますし。
先月訪れた奥戸スポーツ公園とスペックはそれほど変わりませんが、奥戸はメインスタンドが西向きであるのに対して、朝霞は東向きなので、観戦中に眩しい思いをすることがありません。
これって観戦者には結構大きいです。

バックスタンド側のフェンスに、「タダ見」を防ぐためにブルーシートが張り巡らされていたので、有料開催には手間隙がかかるのでしょうけれど、こういったアマチュアカテゴリーが有料試合に使いやすい規模の競技場を、埼玉県はもっと充実させてもらいたいものです。

【拓殖大 2 – 1 東京学芸大】

さて、第一試合は2部のゲーム。

拓殖が開始直後の#26田中幸大ゴールで先制、。学芸大は終始押されながら前半41分#11一木立一が頭で押し込んで追い付くも、拓殖が後半18分に#9長尾吉家が決めて勝ち越し、2-1となりました。

拓殖は昨年数試合見ていましたが、今年は初見。
ここ数年、拓殖大学は「やるべきことをやってくる」良いチームを作ってくるなぁ、という印象だったのですが、今年はサッカーに面白味が増してきています。
狭いスペースで繋ぎながら足下でボールを失わない。
速攻でもワンタッチのパスワークでディフェンスを外していく崩しで、特に#8奥村晃司、#9長尾吉家、#10小宮嶺を中心とした高い連動性が目を引きます。
拓殖大学は今夏の総理大臣杯に37年ぶりの出場を果しましたが、そういった結果がついてきているのも納得の内容でした。
個人的な好みでは、こーゆーチームに1部に昇格してもらいたいのですが、このゲームで言えば、一旦追いつかれる前に2点目・3点目と突き放さねければいけなったかったとは思います。学芸大キーパーのファインセーブが3つほどあったにせよ、昇格争いに加わっていくには、突き放して勝っていく力強さを身につけてもらいたいところです。

この後、Jユースカップや、各都県で高体連の選手権予選も始まり、日程が確保できるかわからないのですが、この試合を見ちゃうと、今年のうちにもう一度拓殖の試合に足を運びたいと、そんな気にさせます。

今季2部最下位と苦労している学芸大は悪くはないんですがね…。ものすごく大雑把に言えば、#7色摩雄貴頼りの攻撃になっていて、総合力の怖さというか、厚みのある攻めが足りないのかなぁと感じます。
そのあたり、チーム全体でのしっかりと組織感を構築していた拓殖との差が出た…そんな第一試合でした。

それと、学芸大OBの方々は落ち着きがあるというか、品が良いなぁ、と。
拓殖の勝ち越しは、微妙なコンタクトがノーファールで流れた末でのゴールだったのですが、スタンドの反応が非常に冷静でした。
「あれはファウルだろ…」みたいな小声のぼやき程度はあったのですが、これが失礼ながら(某大学)の試合だったらスタンドから怒号が飛び交っただろうな、と。
また、これも余談ですが、関東大学サッカー公式ホームページに掲出されているこの試合の公式記録なんですが、明らかに間違ってますよね?
拓殖でスタメンフル出場だった#10小宮が、記録上リザーブで途中出場もなく、さらにそれなのにシュートは2本ついてるという…

【東洋大 3 – 2 筑波大】

第二試合は、東洋が12分、21分と#11小林拓夢のゴールで先行。前半終了間際に#6渡邉陽のゴールで1点を返すも、後半10分東洋#10松崎快がドリブルで持ち込んでの1対1を決めて追加点。
終盤は足が止まった東洋に対して筑波が押し込んで、後半32分に#15池谷祐輔のゴールで1点差に迫るものの、東洋がなんとか逃げ切った、というゲームになりました。

この試合は、前節足利で観戦した両チームの対戦で、足利での出来映えをみた様子では東洋の勝機は少ないのでは…と予想していたのですが、残留にかける東洋がスタートからゲームを支配する流れになりました。
前節からスタメン4人を入れ替え、引き続き出場の選手も2人ほどポジションを組み換えて臨んだ今節。東洋は集中応援ということもあり、ゲームの入りは先週とは見違える勢いがありました。

前節リザーブで出場機会のなかった昌平高校卒の#23山下勇輝もボランチでスタメン。ポジション的に渡邉陽と対峙する場面がしばしばありました。早く捌くところ、と落ち着かせるところ、その流れを読む力というか感覚というか、その山下の能力が中盤の安定感をもたらしていたなぁ、という感想です。

ただ、全体的に飛ばし気味にゲームに入ったためか、後半25分以降は明らかに足が止まり気味で、最後の交代枠を使った後にディフェンスラインで2人が足を痙攣させていて、これは傍目のに「追いつかれるパターンだろ…」なんて思っていたのですが、ほんと、薄氷を踏むような逃げ切りでした。

筑波はどうしちゃったかなぁ、という前半で、特に2失点目は、右からのクロスに中央で#11小林を完全にフリーにさせてヘディングシュートを許してしまうという「らしくない」守備。
筑波は4‐1‐4‐1でスタートしたのですが、この失点後のあたりで、ワンアンカーだった#23知久航介が右サイドバックに流れて、中央には#6渡邊、#高嶺朋樹が落ちてくる4‐4‐2気味に組み替えてゲームの主導権を取り戻したのですが、ちょっと届きませんでしたね。

また、終盤に攻め立てる筑波が、早めに放り込みを選択しがちだったのですが、前述のように、東洋は少し早めから足が止まり気味で、守備ブロックの反応が鈍くなってきていたので、慌てずに地上戦、ドリブルでつっかけるなりの仕掛けで押してったほうがよかったのでは? というのが素人の感想です。

埼玉県S2リーグ 2019/10/06 浦和レッズユースB vs 昌平高校B 1-3敗戦・・・このレベルの相手が普通にいるリーグで

どうも、ブクメです☆

今日のようなレベルの高いサッカーをする相手との試合を見ると、純粋に感じるのは、現体制が安定して続いていくのであれば、Bチームに該当するチームにも、毎試合このくらいの緊張感というか、ピリッとした試合を自然とするような雰囲気の環境におかれる方が絶対に良いと感じます。

対戦相手の昌平高校をしっかりと見ているわけではないのですが、今日一緒に見た方は、比較的、以前から昌平高校の試合も多く見ている方なので、昌平高校Bが、Bチームと言うよりは、来年の主力になるような選手で構成されていて、そのチームは、シーズン通してそれほどメンバーの大幅な変更がないと聞きます(全て受け売りなので、違っている部分もあるかもしれませんが。)

そういう環境が用意されて、毎試合このレベルの相手と戦うとなると、それなりにユース全体の考え方も変える必要も出てくるのかもしれませんし、そうなった時にどうなっていくのかも気になるところです。

ということで、結果的に今日の試合は、敗れたものの、S1昇格への道が消えたわけでもなく、今の時点で情報を探してもなぜか見つからないS1のBチームではないところでの上位2番目に入るための当該チームとなりそうな西武文理高校は敗れたため順位では抜かれることは、なくなったことが確認できたものの、立教新座高校の今日の結果が見つからず、立教新座高校が今節勝っていると順位で抜かれてしまうものの、引き分け以下であれば、最終節勝てば自力で、S1所属高校のBチームを除いた2位にはなれるという計算になると思います(複雑ですねw)

ということで、今日は、今シーズンのS2Aを無敗で走る昌平高校Bとの対戦になります。今日は、浦和レッズユースBのホーム扱いの試合にはなりますが、会場は、昌平高校になります。

駐車場がいっぱいになっていることが多い昌平高校で、その辺でバタバタするのが嫌だったので、今回は、最寄り駅の杉戸高野台駅(昌平高校は、ここから徒歩15分くらい)辺りで、事前にコインパーキングを探し、1日300円という情報のところを見つけて、実際に行ってみたら、その辺りに1日150円という破格のコインパーキングを見つけ、混んでいる様子もなかったので、今後の昌平高校の試合は、ここに停めて歩いて行く形で良いなと言う嬉しい発見もありつつ、それにしても、この会場で浦和が試合する時は、本当に雨が多いなと言うことで、今日も試合の最初の方は雨で、しかも、周りから「クセー、クセー」頻繁に聞こえてきましたが、紅葉がきれいなイチョウが、その前にばら蒔く、「ぎんなん」の時期にあたったようで、観戦エリアが「ぎんなん」の異臭にさらされているという状況もありつつの試合観戦となりました。

ということで、試合の話に移りますね。

vs昌平高校B戦メンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に26番舘澤佑磨、右に32番岡田翼、センターバックに40番茂木柊哉と28番アピッチ輝(後半24分⇒11番石橋遼大)、MFが左に14番千葉希(後半23分⇒38番舘樹/後半36分⇒36番瑞慶山一真)、右に42番吉田来綺、真ん中に39番戸田大翔と35番島垣翔、FWが左に37番高橋悠(後半40分⇒2番長田拓巳)、右に29番伊澤壮平

となります。

試合開始から、ポジショニングとスペースへの動き、セカンドボールへの反応など、もともと質の高い選手がそろっているであろう相手チームの個々の動きと共に、シーズン通してチームとしての連携も研ぎ澄まされていったんだろうなという、味方同士の言葉で伝えなくても、わかる感覚と言うか、試合開始してすぐに今回の相手の強さが伝わってくるようなスタートになりました。

ただ、それに対応する意識というか、特にこの試合では、ディフェンスのところで、40番茂木柊哉がかなり集中したプレーで序盤から相手の攻撃に対応する場面が見られたことや、GK41番樋口燿大も、相手が裏に抜けてくることや早いパスをディフェンスとキーパーの間に出してくる相手のプレーを意識して、そういったパスや抜け出しへの対応で高めの位置を取ったり、迷わずに飛び出してクリアする場面など見られ、相手の攻撃を多く受ける序盤の中で、しっかり跳ね返すことはできていたと思います。

40番茂木柊哉の集中したプレーを象徴した前半のプレーを一つ挙げると、前半11分に、相手の攻撃の起点になるところへパスが入ったところで、素早くそこで詰みに行くプレスのかけかたなどがあったのですが、この場面は、奪いきることはできなかったものの、今日の相手の特徴を見ながら、必要なプレーを選んでできていたかなと思います。

攻撃のところでは、相手がゴール前まで仕掛けてきてから跳ね返しての攻撃が多くなるためカウンターと言う形で仕掛けることが多くはなったものの、それ以外にも、例えば、前半9分のように高めでプレッシャーをかけて奪えた時に29番伊澤壮平がドリブルで仕掛けて35番島垣翔に預けての攻撃だったり、その直後にも同じような形で42番吉田来綺からのパスを受けた29番伊澤壮平のシュートまで持ち込んだ場面など、相手が攻撃のスイッチを入れて前がかりになりかけたときに奪えた時のカウンターからの攻めでは、惜しい形を作ることができていました。

前半16分の29番伊澤壮平と39番戸田大翔が上手く相手を高い位置で囲い込んで奪ってからの37番高橋悠に繋げての攻撃なども良い形での仕掛けになりました。

あとは、前半15分のように相手の攻撃を跳ね返した後に40番茂木柊哉がバックラインから鋭い縦パスで29番伊澤壮平にパスを通した場面のように先ほども書きましたが、後ろからカウンターのかたちで スタートする攻撃になった時に、こういうパスが通った時には、惜しい形も作れていました。

高めの位置を取りながらのGK41番樋口燿大のフィールドプレーヤーに近いような役割のプレーも多く見せていた中で、一つパスがずれて相手にカットされた時には、前半20分のようにループシュートで枠はそれたものの、狙われる場面もありましたが、今日のような相手の戦い方を考えたプレーは全体的に良かったと思います。

全体的に相手の鋭い攻撃を跳ね返す構図が多い中で守備もなんとか耐えていたものの、前半21分に失点を喫し、0-1と追いかける展開になります。

前半23分に35番島垣翔から37番高橋悠にパスが通りドリブルで仕掛けて右の42番吉田来綺にパスが通り、仕掛ける形を作ります。

前半31分には、左から14番千葉希の前節にも見せたような鋭いサイドチェンジから右の42番吉田来綺の仕掛けからのクリアボールを35番島垣翔が思い切ったミドルシュートを放ちます。この場面は、枠は捉えきれなかったものの、狙いとしては、かなり良かったです。

ちょうど、前半30分前後くらいでは、仕掛けからセットプレーを奪える形が増えてきた中で、迎えた前半33分にコーナーキックのチャンスから、39番戸田大翔からのファーサイドへのクロスボールに対して40番茂木柊哉がヘッドで合わせてゴール!これで、1-1の同点に追いつきます。

上記のように写真で撮れていたので載せておきます。右からのコーナーキックで、フェンスで背番号は隠れていますが、左から40番茂木柊哉がヘッドで合わせた形で、これが決まりました。

1-1になったところからの残り15分ほどは、お互いにどちらが勝ちこしてもおかしくないようなプレーが続きます。

浦和が高めの位置でインターセプトに成功してからの攻撃でチャンスを複数作れば、相手の良いポジショニングと抜け出し、連携で突破されてピンチという場面も複数あったり。

前半37分には、決定機を作られ、一旦はGK41番樋口燿大が弾くも、そこを更に反応されてシュートを打たれてポスト、更に跳ね返りを再びシュートを打たれてポストのようなピンチもありました。

なんというか、昌平高校Bの選手は、シュート意識と、その狙うシュートのコースが際どいところ(特に、キーパーの反応しずらい、ギリギリのGKの左右下隅を狙う)だったり、それだけにポストとかバーのようなシュートも結構あったように思います。

ただ、奪った後の仕掛けの意識は、この試合では、浦和もかなり高くできていて、前半終了間際には、26番舘澤佑磨⇒39番戸田大翔⇒14番千葉希と、相手ディフェンダーが寄せてきている中で、パススピードを上げてのパス交換からの突破を見せる場面を作ります。

更に、29番伊澤壮平が持ち上がってペナルティエリア内で倒されてPKを獲得します。このチャンスは、相手GKの見事な反応で防がれて逆転ゴールはならず、前半は1-1で折り返します。

後半に入ると、やや相手ペースの時間が長くなり、なかなか相手のゴールに迫るプレーができなくなっていきます。

後半7分の39番戸田大翔からのパスに14番千葉希が抜け出して仕掛ける形や、前半13分の29番伊澤壮平が良い形でドリブルを仕掛ける形などあったものの、相手の守備ブロックからマイナスのパスを出して速攻の形が作れないなど、やや攻撃が詰まってしまう中で、相手の攻撃の勢いは止まらないという感じ。

それでも集中して跳ね返すことができていたのですが、後半20分にキーパーと1対1の形を作られ、これを決められてしまい1-2と再び追いかける展開に。

この後の交代のところでちょっとわからないところがあったのですが、後半23分に38番舘樹が交代で入り、今日は前線の1枚として入った中で、私としては、高めのパスに対して、受けると見せかけて、サイドの選手が反応していれば一気にチャンスになるようなサイドへの落としを狙うようなプレーが何度か見られ、ポストプレーヤー的な役割として、今日は、また新しい発見があったなと思いながら見ていたのですが、13分間のプレーで38番舘樹は、交代。怪我とかの様子はなかったと思うので、求められたプレーをしていなかったとかなのかもしれませんが、私は、一つ攻撃に別の色が加わったように見えていたので、どうしたのかなとモヤモヤが残ってます。特に、後半34分の38番舘樹のヘッドで左の37番高橋悠に繋げて、そのまま裏へ抜け出して、オフサイドになったものの、再び受けてゴールに迫れるような良い形のプレーをしていただけに。

結果的に試合の終盤に、スーパーなゴールを決められて1-3とされ、それ以外にも、数多くの精度の高いシュートを打たれるという、やや、浦和側としては、悔しい形での敗戦となりました。

高校サッカーの選手権予選が始まるから?(詳しくなくてすみません)か、埼玉県S2リーグの最終節は、ここから1か月以上空いての11月23日に浦和以外の試合が全て開催され、浦和の試合は11月24日開催ということになるので、その最終節が勝てば自力でS1昇格の可能性を残せるというような形で迎えられると良いなと願いつつです。

私がピッチに立っているわけではないのでわかりませんが、おそらく、今日ピッチに立ってプレーしていた選手は、相手の質の高いサッカーを目の当たりにしながら、言われなくても、集中して戦わないといけない雰囲気と言うか、ピリピリ感と言うか、緊張感というかを持って最初から最後まで試合をできたのではないかなと思います。

自然とそう感じられるような試合が多く経験できるであろう一つ上のカテゴリ。S1リーグで戦う浦和レッズユースBの姿を見たくてたまらなくなっている私ですw

ということで、どういう状況で最終節を迎えるかは、わかりませんが、楽しみに待ちます。

ではでは。

(追記)立教新座高校が敗れたようで、S2Aで自力でS1所属チームのBチーム以外の2位になる状況にはなりますが、そもそものレギュレーションで私の解釈が勘違いだったようで、S2Aで2番目になっても、S2Bの方で上位2チームがS1所属ではない高校のAチームで確定しているため、そもそもS2Aで全体の2位以内に入っていない限りは、昇格はない模様。

複雑ですね。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています⇒こちら

↓解説動画追加しました

アカデミー卒業生関連 2019/09/28-29 – 大学サッカー 駒大vs早大、桐蔭大vs法大、筑波大vs専大、立正大vs東洋大を観戦

どうも、ブクメです☆

文章を書く自分、動画で話す自分、「ユースの試合があれば練習試合でもできる限り行ける時には全部行く、ジュニアユースの公式戦があるから足を運ぶ」と言った先から、ユースの練習試合が2日連続あって、ジュニアユースの公式戦も見られる週末に大学サッカーを選ぶ自分。

時代に合わせて文字を読んでもらうよりも声で読んだ方が良いかなというところから始めて、色々、始めるところはいつも「まずは、やってみよう」からスタートしての微調整で、最初に言っていたことがコロコロと既に3つ動画を作ったところでなりつつあります。

今回は、まず、9月最後の土日は、こうしましたということを書き、この行動どう思いますかということだけ書いておき、たぶん、動画の方では、どうしてこうなったのかを話すと思います。

まあ、簡単に文章で書くとすると、私的なことで、心が整っていなくて、今は本当にユースの試合1つ1つ全てにおいて、足を運ぶと、凄く考えてしっかり見たいと思うので、自分の心の部分もできるだけ余裕がある状態で見たいというのがあるんですよね。それが、できなかったので、練習試合でも前のめりになる自分はお休みして、浦和レッズのアカデミーから巣立って行った選手たちを、もちろん、それぞれの目指すところへの真剣な戦いを選手はしていますが、私の立ち位置としては、少しリラックスして見られる、そして、細かいことを考えずに、知っている選手にフォーカスを当てて楽しめるという環境を2日間選びました。

結果的には、かなり充実した2日間を過ごすことができました。

今回は、大学サッカーの関東1部リーグを28日は、奥戸総合スポーツセンター運動公園の2試合、29日は、足利市総合運動公園陸上競技場の2試合の計4試合を観戦してきました。

それぞれの大学もインカレ出場権争いもあれば、残留争いもあるなど、様々な背景を抱えている状況になるなかですが、とにかく、今回は、対戦カード的にどちらにもアカデミー出身選手が主力として出場しているケースなどもあったので、とにかく、応援と言うよりは、空間を楽しむというイメージです。

で、浦和のアカデミー出身選手が主力として出場していない相手の場合は、一方を普通に応援するという感じ(ずるいけど、同じような立ち位置のサッカー観戦スタイルの方は、そうなりますよねw)

ということで、今回は、2日間4試合分を1つのブログで書いているので、アカデミー出身選手に触れながらざっと書く流れになります。

28日の奥戸総合スポーツセンター運動公園の初戦は、駒澤大学vs早稲田大学になります。

早稲田大学のGK山田晃士は、ベンチということで、ピッチ上でプレーしている選手にアカデミー出身選手がいなかったので、この試合は、純粋に楽しみつつ、山田晃士がベンチに入っている早稲田大学応援よりで試合を見ました。アップの時に山田晃士を見ただけで何か和みました。

そして、試合自体は、浦和とは関係ないですが、対戦相手としてインパクトの残った選手として、山梨学院高校には、前田大善に続いて、印象に残っていた加藤拓己が早稲田大学で先発出場していて、ポスト良し、捌いて良し、パワーもある、早稲田大学でプレーする姿は初めてみたものの、ここでも印象に強く残る形で楽しませてもらいました。

この試合の結果は、駒澤大学 1-2 早稲田大学でした。

続いてこの日の2試合目は、桐蔭横浜大学vs法政大学の試合。

桐蔭横浜大学は、遠藤凌がセンターバックの主力としてプレーして、今シーズンは、得点も何点か取っているということで、活躍は聞いていながら、桐蔭横浜大学の一員としてプレーする遠藤凌は、初観戦になりました。また、法政大学では、1つ前の試合では、確か前節はベンチにも入っていなかったので、怪我とかで出場しない可能性もあるのかなと思っていた松澤彰は、ベンチ入りしていて、結果的には、後半途中から出場していましたね。

*桐蔭横浜大学で不動のセンターバックとなっている3番遠藤凌

*天皇杯でもプレーしたので、割とお馴染みになっていると思われる、法政大学の9番松澤彰

ちょうど、センターバックとフォワードということで、この2人でのマッチアップも多くなり、見ごたえがありました。

ハイボールの激しい競り合いもあったり。

遠藤凌のプレーを眺めていて、センターバックとしての安定感は、当然のことながら、くさびのパスの狙いどころが見事で「お!」と思わず言葉を発してしまったような相手ディフェンダーの間を縫って前線の選手に通すようなグラウンダーの縦パスが複数回見られました。

試合自体は、どちらに転んでもおかしくないような展開だったものの、終盤に勝ち越した法政大学が勝利となりました。

桐蔭横浜大学 1-2 法政大学

*ちなみに、主務として桐蔭横浜大学のベンチに入っていた浦和レッズユース出身の石井康輝の姿も見ることができました。

そして、9月29日は、足利市総合運動公園陸上競技場での2試合を観戦。

1試合目は、筑波大学vs専修大学になります。

だいぶ筑波大学の試合は、見られていなかったのですが、気が付けば、スタメンに4人の浦和レッズのアカデミー出身選手が名を連ねているという状況は確認していて、この試合も、4人ともスタメン出場でした。

3番角田涼太朗、6番渡辺陽、21番GK大川圭為、23番知久航介が揃ってスタメンの筑波大学

*3番センターバックの3番角田涼太朗

*中盤の6番渡辺陽

*21番GK大川圭為

*中盤の23番知久航介

この試合に関しては、専修大学にアカデミー出身選手が出場しておらず、筑波大学に4名ということで、心置きなく筑波大学を応援する形で見させてもらいました。

特に攻撃に転じた時のスピードが速い専修大学に対して、6番渡辺陽の危機察知しての摘むプレーがかなり効いていたと思います。攻撃のところでは、6番渡辺陽から23番知久航介がパスを受けて相手ディフェンダーに寄せられながらもそこから展開しての攻撃など見られたのも良かったです。

守備に関しても、3番角田涼太朗が強さを見せ、被シュート数というところでは、相手も少なくなかったのですが、打たれるとしてもある程度シュートコースを限定させるような守備ができていたということと、もともと21番大川圭為は、ユース時代から常に堂々としたプレーをしていたのですが、そのイメージ通りの結構危ない場面でも普通に防いでいましたね。

専修大学のリスタートからの鋭い攻撃などで、危険な場面もあったものの、全体的には筑波大学の強さが光る試合になり、終わってみれば、筑波大学 3-0 専修大学と無失点快勝という結果となりました。

そして、2試合目は、立正大学vs東洋大学の試合。

立正大学は、5番中塩大貴がキャプテンマークを巻いてのフル出場。東洋大学は、ここ何試合かで、スタメンや途中出場があった23番山下勇希の出場も楽しみにしていたのですが、この日はベンチ入りしたものの出番はありませんでした。

*立正大学の5番中塩大貴

*東洋大学の23番山下勇希

この試合は、今シーズンかなり苦しんでいる東洋大学と上位争いをしている立正大学ということでしたが、その順位通りに東洋大学が思うようにできていないなというのが伝わってくるような戦いの中で、立正大学が相手の連係ミスなどをついて序盤から立て続けに大きなチャンスを作るも決めきれない中で、気を引き締めて入ったとは思うのですが、やや立正大学も不用意なミスがある中で、個での突破から危険な場面を作られてしまうなど、ある意味起こりやすい調子の良いチームと悪いチームの試合で良いチームの方がおかしなリズムに巻き込まれてしまうというか、そういう少し嫌な空気もありましたが、私はよくスイッチを入れるという表現をよく使うのですが、「ここで点を取る」という攻撃のタイミングでしっかりスイッチを入れて、前半終了が近づいたところで崩して先制に成功し、終わってみれば、3-0の快勝となりました。

結果的に先制の場面は、前半終了間際になりましたが、ちょっとリズムがおかしいという時間帯での打開したいところで、その一つは、セットプレーで5番中塩大貴がヘッドで決めてしまうとかもありかな~とか、友達と話していたのですが、実際にコーナーキックのチャンスから5番中塩大貴が完全に競り勝ってヘッドでゴールを襲った場面があったのですが、ここは、相手の好守に阻まれるという形になりましたが、決まっていてもおかしくない場面だったので、流れを読んでここで自分が決めるというプレーがしっかりできていたのはさすがだなと思いつつです。

ということで、9月最後の週末は、2日間とも大学サッカーに足を運びましたが、全ての試合が、見どころが多い試合で、知ってい選手のプレーしている姿を見て楽しむのと同時に、試合自体もかなり楽しむことができました。

これで、リフレッシュして、次の週末のユースのS2の試合に気持ちを集中して足を運びたいと思います!

ではでは。

駒大vs早大、桐蔭大vs法大関連の写真は、facebookページにアップしています⇒こちら

筑波大vs専大、立正大vs東洋大関連の写真は、facebookページにアップしています⇒こちら

↓解説動画追加しました(言い訳動画ともいう今回w)

高円宮杯プレミアリーグ2019/09/22 浦和レッズユースvsジュビロ磐田U-18 1-1引き分け・・・相手ペースのゲームでも勝ち点をもぎ取れたことが重要

どうも、ブクメです☆

9月22日(日)は、浦和レッズユースのプレミアリーグのアウェイでのジュビロ磐田U-18戦を観戦してきました。

距離的には、前の週の青森山田高校戦の青森遠征の方が、断然距離は近いのですが、遠征手段やもろもろによっての疲労度などが変わってくるなということで、今回の遠征は、車での移動になりましたが、車で運転すると、静岡県自体がそこまで遠いわけではないものの、静岡県は広い、ということで、磐田あたりへの遠征になると、比較的よく足を運ぶエリアの御殿場付近やそこから少し離れた清水付近にたどり着いてから、更に結構距離があるという感じのある場所になるんですよね、埼玉から行くと。

あとは、所要時間と精神的に疲れない自分なりの行動スタイルと言う点でも、今回は、所要時間的には高速道路メインだったにもかかわらず渋滞含めて、違った動きをしたためか、夜に帰宅してから、いつも通りfacebookの方に写真はアップして、その後の力つき具合が半端なかったですw

気が付いたら朝になっていて、仕事も残していてということで、月曜日の午後くらいにある程度落ち着いてから文章を書いています。

色々行けないなと反省点も多い試合観戦の気持ちの持って行き方であり、本当にこういうところは、自分の性格的にも嫌いなところでもあるのですが、どうしても昨年の同じ会場の同じカードを応援する側としてひきづってしまっていて、それを払しょくする戦いみたいに勝手に位置付けて観てしまっていたんですよね。

後で冷静に、今シーズンの5月にホームで対戦した時の試合のブログを読み返してみたら、こちらが仕掛けた時の相手の守り方に苦戦したという流れの事が書いてあり、その点をもう少し意識して思い返して試合を観戦できれば良かったと思ったりもしている今です。

とは言え、前回の対戦では、記憶としてあまり残っていないものの、相手のポゼッションの高い戦い方には、だいぶ苦しめられましたね。更に、おそらく、前回の対戦でも攻撃面で苦戦させられたところを更に研ぎ澄ましてきたかのような、浦和の強みになるところでの相手守備の上手さには驚かされました。

同時に、ようやくチームとして結果も付き始めていたところと、首位チームを破った勢いというところで選手にどのような精神的な変化が起こっての今回の試合になっていたのかも、気になる試合になりました。

見る側では、深いところまでは、わかりませんが、例えば、若干慢心が出てしまったとかもあるのかなと思ったり、シンプルに、これまでできていたプレーができていなかった選手を見たときには、体調がそもそも悪いのではないかと感じるところなど、色々思うところもありました。

結果的に、浦和のアカデミーのチームが割と苦手にする柏レイソルや大宮アルディージャのような、ポゼッションが重視される組織的な戦い方をしてきたジュビロ磐田U-18に主導権を握られる戦いで、トータルで見たら、相手に軍配が上がるような試合になっていてもおかしくなかったと思わざるを得ないところもありますが、そこを引き分けに持ち込める力というのも、浦和レッズユースにとっての良い変化とも言える。そんな試合でした。

では、試合の話に移りますね。

vsジュビロ磐田U-18戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人(後半34分⇒34番工藤孝太)、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に24番佐藤優斗(後半スタート⇒20番木下翼)、右に10番山中惇希(後半29分⇒19番成田安里)、真ん中に4番玉城大志と3番清水哲太(後半34分⇒16番根岸恵汰)、FWが左に7番與那覇航和(後半16分⇒17番盛嘉伊人)、右に9番波田祥太

となります。

3試合連続でスタメンのメンバー構成は同じになります。2連勝していてチームとしても、良い雰囲気でやれているのが伝わってくる状態ですので、同じメンバーでのスタートは、当然と言えば当然ですよね。

もしかすると、3試合連続同じメンバーでスタートと言うのが、対戦相手にとっては、研究されやすかったと言えるのかもしれませんが、それも含めて、相手の出方によってチーム内で自らで考える力も求められる育成に今はなっているので、その点では、この試合では、研究してきた相手に対しての適応力が足りなかったとも言えるのかもしれませんが、前半スタートから、相手に長い時間ボールをキープされるような戦い方に対し、守備の集中力と落ち着いた対応が試合ごとに増してきているのがこの試合でも感じられ、危ないシーンはほとんど作らせないような戦い方を見せることができていました。

ただ、奪いどころがかなり研究されていたというイメージで、普段であれば、奪ってから次のプレーに移る際に、相手の守備に引っかかることがあまりないような選手が、割と簡単に囲まれて奪われるような場面があったり、パスを預けて、捌いてリズムを作るような選手がほとんど良い位置でパスをもらえないという状況が多く感じられました。

その中で、スタートから動きを見ていても調子の良さがうかがえた9番波田祥太が、良い形でもらうとチャンスになりそうな空気はありました。

その一つとしては、前半開始5分にバックラインからのパスに対して良い形で9番波田祥太が受けて、そこから3番清水哲太に渡して、ここで、3番清水哲太が相手がここで出すというタイミングを少しずらすようにキープして右の10番山中惇希に展開する惜しい形がありましたが、ここは、ハンドの判定になります。

このような形が多くなることで、相手のバランスが崩れることが期待されましたが、とにかくこの試合は、3番清水哲太があまりボールが触れないという時間が長く続き、若干体が重たいようにも感じられたところもありました。

また、サイド攻撃に対しては、前半6分に27番山田奈央からの展開で24番佐藤優斗に繋げて左前線から仕掛けるという形がありましたが、防がれます。

ここは、この試合を通して、このサイドからの攻撃に対して、相手の右サイドバックの選手の質が高くて、自由にさせてもらえない場面がかなり多くなっていたように感じます。

とにかく、予想できるようなタイミングでのパスでは打開できないように感じられた中ですが、前半で言えば、いくつか、このプレーを増やして行けば、相手も崩れていくかもしれないというプレーも浦和に見られました。

先ほど書いた、9番波田祥太がくさびになって、3番清水哲太が受けてタイミングをずらして、展開した場面もその一つですが、それ以外には、前半27分のように逆に相手がポゼッションしている中でスイッチを入れて攻撃するぞというパスを読んで8番冨田蓮が奪って抜け出して行った場面や、前半37分にも同様に相手がゴールに向かうぞとなったところでインターセプトに成功した場面があり、組織的に戦う相手の場合は、特にこういう場面から奪ってからの攻撃が有効になりますよね。

また、前半29分にバックラインから12番福島竜弥が強めのパスを入れたところで7番與那覇航和がスペースで受けながら、ワンタッチで裏へのパスを狙った形がありました。ここは、オフサイドになりましたが、スペースで受けてからのワンタッチパスというのもこのタイプの相手では有効になりますよね。

更には、これも、さきほど上げた3番清水哲太のプレーに近いですが、前半31分に、バックラインでパスを受けた12番福島竜弥がディフェンダー3人ほどにプレッシャーをかけられる場面があったのですが、ここで、慌てずにその3選手を引き付けながら、間を通してパスを通して24番佐藤優斗に繋げた場面では、その後、持ち上がって8番冨田蓮に繋げて仕掛ける流れで相手のバランスを崩すことに成功していました。

前半は、相手ペースながらもいくつか打開する試みも見られた流れで、終了間際には、相手の思い切ったシュートがクロスバーを叩いてゴールラインをギリギリ割らない形で失点にはならなかったものの、かなり危険な場面を作られつつ0-0で終了。

後半スタートから、前節同様に20番木下翼を中盤左に投入します。

ここ数試合の戦いからも、後半スタートからの浦和の猛攻は相手も警戒していたと思いますが、それでも、狙い通り後半開始からしばらくは浦和ペースに持ち込むことに成功します。

後半3分に右から10番山中惇希がドリブルで良い形で抜け出しますが、クロスの精度が甘く、走りこんだ7番與那覇航和には合わず。

後半4分には、左から20番木下翼がドリブルで仕掛け、相手ディフェンダーにギリギリのところで反応されてクロスが味方に合わなかったものの、惜しい突破を見せます。

後半6分には、ややゴールまでは距離があるもののフリーキックのチャンスで3番清水哲太から右前線に流れた7番與那覇航和にパスが通り、10番山中惇希に渡りドリブルで仕掛けるもここは、相手ディフェンダーを交わしたところでラインを割ります。

前半の終盤からも少し見られたのですが、若干集中が途切れだしたのか、相手のパス回しに隙が生まれることが増えてきた中で後半スタートから浦和がギアを上げたことで、更に狙いどころが増えてきた印象の中で、左サイドの攻撃でも左サイドバックの6番清水楽人もやや高めに位置して20番木下翼や4番玉城大志と近い距離でパス回しをして崩しにかかるという試みも増えます。

後半8分には、合わなかったものの、10番山中惇希が、ドリブルで仕掛ける中で、9番波田祥太がそのスペースを読んでいればというディフェンダーの間へのパスを送る良い試みがありました。

後半もやや動きの重たさが見えた3番清水哲太でしたが、9分には、ワンタッチで裏への長めのパスを狙い、10番山中惇希が追いつければという場面を作ります。

ここ2試合で、決勝点につながる場面の起点となっていた17番盛嘉伊人が後半16分から投入されます。

このまま勢いに乗って、より長い時間を浦和ペースでと期待していましたが、後半20分あたりからは、やや膠着状態に入りつつ、どちらかというと再び相手ペースになるような試合展開に入っていきます。

ウォーターブレイクの直前の後半22分には、かなり危険な形を作られるものの、ここは相手のシュートミスに救われます。

後半27分には、6番清水楽人と20番木下翼のパス交換からの20番木下翼の仕掛けからディフェンダーの寄せに遭いながらも17番盛嘉伊人にパスを通し仕掛ける形を作ります。

いくつか攻撃の試みが見られるも、どうも、この辺りの時間帯では、相手と言うよりは、味方同士で思うような連携が取れないというか、若干動きにイライラが加わるような場面も見られます。

そのような流れの中でも守備自体は集中して相手の攻撃を防げていたのですが、迎えた後半32分に中盤で不用意にキープしようとしたプレーで奪われて、そこからの突破からシュートを決められてしまいます。見ていた位置からは、遠かったので細かくはわからないのですが、相手のシュートコース自体は、25番鈴木彩艶であれば、問題なく弾けるシュートのように見えたのですが、ブレたりしたのか、その辺は、わかりません(ダイジェスト待ちw)

後半残り15分ほどのところで、19番成田安里、後半残り10分ほどのところで、前節と同じように、34番工藤孝太をセンターバックに入れ、12番福島竜弥を左サイドバックに移動させるという形にして、ゴールを狙いに行きます。

ただ、この試みでもこの試合では、試合のリズム自体は、もちろん相手が先制したこともありますが、なかなか、押し込んでゴールをという形は作れず。

試合終了が近づくと相手には、時間をかけるようなプレーが当然増えてきてより難しい状況になっていますが、ここで見せてくれたのが9番波田祥太。

メモを取っていなかったので、どのタイミングかは、忘れたのですが、後半のどこかで、既に相手キーパーとディフェンダー間での隙を狙ってあと一歩で奪えるようなプレーを見せていたところがあったのですが、そういった嗅覚的なところが最後の最後で出たというか、浮き球を競り合った形で相手ディフェンダーがキーパーにヘッドで戻した(実は、この流れの記憶は曖昧)ところで、キーパーがキャッチするよりも先に9番波田祥太が反応して、足先で先に触ってゴール!

最後の最後で1-1に追いつき、結果、かなり厳しい展開の試合ながら、勝ち点1をもぎ取る形で終了となりました。

試合終了間際に、逆転ゴールを狙いに行った流れで、12番福島竜弥が2枚目の警告で退場となります。アフターで行ってしまったので、仕方ないカードではありますが、同点ではなく勝利を目指してという気持ちからというところは、汲みたい場面です。

課題も多い試合となりましたが、結果的に、夏の中断期間からの再開後の4試合負けなしで2勝2分という形で、国体期間だからだったと思いますが、2週間の中断期間に入り、次は10月13日の大宮アルディージャU-18戦ですね。ある意味、ポゼッションタイプの相手とここで苦しい試合をすることができたわけで、ここからの2週間で、このタイプの相手にできることをやりつつ、どのようなタイプの相手にでも対応できるチームとしてレベルを上げて、大宮アルディージャU-18戦はもちろん、Jユースカップでの戦いに臨んでいく流れ。

うん、なんか、浦和レッズユースが強くなっていく流れが想像しっかり想像できる試練と展開です。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

この記事の解説動画追加しました↓

 

 

埼玉県S2リーグ 2019/09/21 浦和レッズユースB vs 聖望学園高校 2-2引き分け・・・好循環、続いていると思います

どうも、ブクメです☆

勢いで、youtubeのチャンネルなど作成して見ました。思い描いていたイメージとしては、今は、文章を読むよりも、見る聴くというのが当たり前の時代になっているので、それに合わせつつ、毎回書いているブログの文章を朗読のように読んで追加して行くという形だったのですが、実は、昨日の夜中に、前回のS2リーグのブログを実際にそういった形式で動画として作ろうとしてみたら、自分が書いた文章を自分でただ読み進めるというのは、思った以上に難しく、その形式で一つ作る途中で断念しつつ、文章を読むというよりは、書いた本人なので、場面の解説や考えも入れながらやる方がまだ作りやすいかなと思って30分ほど録音していたら、途中で録音が切れていたという。で、結局、前置きの動画1つしか上げられていなかったりします。

あ、youtubeの動画と言っても、私が映像として登場するとかではなく、ブログの画面を出しながら、音声だけ私が登場という感じですよw

文章を読んで聴かせてしまうことによって、その文章に隠された意味を考えてもらい、それぞれ読む方が置かれている状況下でそれぞれ違った解釈をしてもらうこともできるというメリットが消えてしまう怖さもありつつ、音で実際に読んだり補足しながら伝えることからの新しいメリットも出せればと思っています。

まだ、チャンネルについて説明しているものだけですが、アップしています。ここで説明している朗読形式にしようと思うという流れが一発目から難しさを覚えて変更する流れになりそうだと言うことですねw

ブクメ、調子乗って動画も始めたぞとか言われるかもですが、実は、ただ紹介したい内容を解説するような動画と言うのは、仕事の方で以前からやっていることで、その形式のものであれば慣れたので、こちらのブログの方でもやってみようかなというボンヤリしたものは、以前から考えていたんですよね。

で、先週のプレミアリーグの青森山田高校戦~S2リーグの花咲徳栄高校戦の2試合で得られた感覚からのもので、「よし、やってみよう!」と勢いがついての試みになります。

ということで、だいぶ脱線からのスタートになりました。

さて、埼玉県S2リーグも残り3節となり、S1昇格の可能性も残す浦和は、その残り3試合が全て上位対決になるので、決して簡単ではないですが、先週の戦う姿勢を持って臨めれば、展開によっては、プレーオフまでは進出できる3位を死守できる状況になって今節を迎えることとなりました。

その対戦相手は、前回の対戦で、2-5と特に相手が主力を出してからの後半に圧倒されて大敗となった聖望学園高校との再戦になります。埼玉県リーグに関しては、仕組み上はホーム&アウェイになるものの、試合会場に関しては、中立地になったり、相手のホームで2回対戦するような会場の設定が普通で、聖望学園高校との試合では、前回がアウェイという形で、聖望学園の下川崎グラウンドでの対戦になったのですが、今回は、対戦カード上は、浦和のホーム扱いにはなっているものの、会場は、再び聖望学園の下川崎グラウンドでの試合となります。

S2リーグの浦和が入っているS2Aでは、昌平高校Bと聖望学園が3位以下を離して首位争いするという構図で、私が把握しているレギュレーション通りであれば、1位が自動でS1昇格で2位がS2AとS2Bの2位チーム同士のプレーオフ(上位2チームにBチームが入った場合S1リーグにそのチームのAチームがいる場合は、昇格の権利がなく、時点のチームが繰り上げになる)ということで、聖望学園高校としては、2位以内は決まっていても、1位で抜けるために、ベストメンバーで臨んでくるという構図。

浦和側とすると、3位争いが勝ち点1差くらいで正智深谷Bや武南Bということで、どちらもS1リーグでAチームが戦っている高校なので、繰り上げ対象になる可能性が高い相手にはなるものの、それ以外のチームも勝ち点差がそれほどないため、稼げる限りの勝ち点を稼いで自力で行ける3位をしっかり確保する意識で戦う必要があります。

今回の対戦では、聖望学園高校に浦和レッズジュニアユース出身の森田悠仁(9番)や、遠藤基意(15番)がこの試合ではピッチ上でプレーする形になってはいたものの、そこを楽しむというよりは、そこも楽しみつつも勝負のところは、浦和が勝つことのみを考えてみるような意識で観戦しました。

では、試合の話に移りますね。

vs聖望学園高校戦メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に31番大野海翔、右に32番岡田翼、センターバックに5番遠藤龍河と40番茂木柊哉、MFが左に14番千葉希(後半31分⇒11番石橋遼大)、右に42番吉田来綺(後半23分⇒38番舘樹)、真ん中に39番戸田大翔と35番島垣翔、FWが左に29番伊澤壮平(後半31分⇒2番長田拓巳)、右に33番小川聖凪(後半スタート⇒37番高橋悠)

となります。

*2人一緒の写真がこれしか撮れておらず、わかりにくくてすみませんが、聖望学園高校の9番森田悠仁、15番遠藤基意が浦和レッズジュニアユース出身。

 

細かくは、わかりませんが、相手もこの試合で組めるベストメンバーで来ていると思われるメンバー構成の中で、序盤から、一進一退の攻防を繰り広げます。

ここ最近の試合で、対戦相手が、当然のことながら、シーズン序盤よりも球際での強さだったり、守備の際の寄せる速さだったりが増している中で、より判断の早さが求められたり、競り合いのところでは、ぶつかることを避けると身長が高い選手でも簡単には競り勝てないような状況の中で、局面局面では、やや相手に分があるところが見受けられることも多くあったものの、引かずに戦う姿勢を見せることができ、その姿勢が良い形で作用していきます。

その姿勢の中で、この試合もバックラインでは、5番遠藤龍河が相手の攻撃陣にとっての大きな壁となる存在感を見せ、そこに呼応するかのようにピンチの場面で40番茂木柊哉が体を張って相手の決定機を阻止するようなプレーを見せるなど、守備の部分での良い要素が多く見られました。

更に、この試合では、攻撃面での14番千葉希の存在が際立っており、もちろん、この試合の2得点が14番千葉希だったわけですから、結果を残すという意味での存在感はありますが、それ以外のところでも、パスを預ければ、そこで落ち着き、更に攻撃のスイッチ役になるというプレーも多く見られました。

この試合で2本ほど見せた、鳥肌の立つようなサイドチェンジは、今でも印象に強く残っています。

こういったプレーも、味方の選手が思い切ったプレーができる要因になっていたように感じます。

*この試合2得点で、得点以外にも存在感を見せていた14番千葉希

また、実際に2得点挙げられたと言うことで、今日は浦和目線強めでと思いつつも、今日は、敵と言う立ち位置で見ることにはなったものの、聖望学園高校の9番森田悠仁の活躍も取り上げないわけにはいかないなということになります。

*聖望学園高校の9番森田悠仁

得点経過や試合の流れとしては、前半20分に相手ペナルティエリア辺りで混戦状態になりながらも、39番戸田大翔が相手ディフェンダーのプレッシャーを受けながらもしっかりキープして近い距離に入った14番千葉希に渡すと、相手ディフェンダーに寄せられてシュートコースがあまりない中で、その間を縫ってゴール右隅に決まる見事なシュートで浦和が1-0と先制に成功します。

しかしながら、前半30分に、前線で33番小川聖凪が相手ディフェンダーとの競り合いのところで頭を痛めたところで、一旦試合が止まり、そのリスタートのところで、浦和側が準備できていないところで、聖望学園高校の9番森田悠仁にループシュートを決められてしまい1-1とされてしまいます。

前半38分に長いパスが右前線の32番岡田翼に入り、このタイミングで相手キーパーが前に出ていてかなり大きなチャンスにつながったものの、そこからの判断が遅れたところで、33番小川聖凪にパスが入った時には、相手ディフェンダーが戻っている状態で、得点にはならず。

前半終了間際にも29番伊澤壮平が高めの位置で相手ディフェンダー2人に寄せられながらもキープして、35番島垣翔に繋げてからの右への展開から惜しい形を作るもののこれも得点にはつながらず、1-1で前半を折り返します。

やや中盤では持たせてくれることが多かった前半でしたが、相手が一つギアを入れたような時間帯では、寄せられてミスパスなども増え、中盤で落ち着かない場面が増え、前線の競り合いのところでも、なかなか競り勝てない場面などがあり、後半に向けてどのような変化が加わるのかと考えていたところで、後半スタートから33番小川聖凪に変えて37番高橋悠が入り、前半2トップでどちらかというと競る役目よりは、競ったボールを受けて仕掛けるような形が多かった29番伊澤壮平が前線で競る役目となり、体の強さを生かしたポストプレーなどで前線で収まるところが見られる後半スタートとなりました。

あ、直接試合には関係ないところでしたが、後半スタートで33番小川聖凪から37番高橋悠に交代する時に、33番小川聖凪が37番高橋悠の肩を両手でバシーンと叩いて気合を入れている姿が印象的でした。良い感じです。

後半スタートは、相手がギアを更に上げて畳みかけるようなプレーに出てくるかと思っていたのですが、後半序盤は浦和ペースで試合が進みます。

良い流れの中で、後半7分に5番遠藤龍河のインターセプトを起点に、39番戸田大翔に渡し、そこから右前線へ大きな展開で32番岡田翼にパスが通ると、そこからのクロスに対して37番高橋悠がおとりになるような形でペナルティエリア内の左のややシュート角度がないところで14番千葉希がパスを受けると、迷いなくシュートを選択し、これが見事に決まり2-1と再び浦和がリード。

相手の攻撃も縦だけではなく、中へのドリブルなども織り交ぜたりサイドへの展開だったり工夫を加えて得点を狙いにくる中で、浦和も集中して跳ね返しながら、追加点を狙う展開になります。

後半15分には、14番千葉希からの右の42番吉田来綺への展開から、37番高橋悠に繋げて仕掛ける形を作ります。

その直後の後半16分にも37番高橋悠が高めでキープしたところで、39番戸田大翔が高めの位置まで上がったところにパスが繋がりシュートを放つもここは、相手キーパーにキャッチされます。

この辺りの時間帯は、浦和の攻撃とともに相手の攻撃も厳しくなる中で、後半19分には、相手に決定機を作られかけるもここは40番茂木柊哉のカバーで失点は免れます。

流れの中での相手の攻撃は集中して防いでいたものの、後半20分の相手コーナーキックのチャンスで9番森田悠仁にドンピシャのヘッドを叩きこまれて再び同点に追いつかれて2-2となります。

後半もまだ半分ほど時間が残る中で、最初に上げた、鳥肌が立つような見事な弾道での14番千葉希からのサイドチェンジがあったのが後半29分。左から選手を切り裂くような低い弾道でのサイドチェンジのパスが32番岡田翼へ繋がり、クロスに今度は38番舘樹がおとりになるような形で奥に入った37番高橋悠に通るもここは、ゴールならず。

残り15分ほどのところで、11番石橋遼大と2番長田拓巳が同時に投入され、勝負の時間に入っていきます。

後半38分には、11番石橋遼大が相手キーパーが前に出ているところを見逃さずに長めの距離のループシュートを狙うもこれは、僅かに枠を捉えきれず。

後半40分には、守備からの流れで40番茂木柊哉が持ち上がりつつ、良いタイミングで37番高橋悠にパスを通すもここは、決めきれず。

後半45分には、2番長田拓巳が前線で粘り、右の11番石橋遼大につなげ、そのままゴール前まで走り込み、11番石橋遼大の見事なクロスが上がり2番長田拓巳がヘッドで狙うも、相手ディフェンダーの位置で死角になっていたのか、合わせきれずにゴールならず。

試合は、2-2の引き分けで終了となりました。

勝てるチャンスもあったことを考えると、もったいないとも言える試合ではありましたが、前節と比べると、またメンバー構成が入れ替わるスタートになった中でも、試合に臨む姿勢として良い部分の継続が見られたことがかなり大きく、その中で、5番遠藤龍河や14番千葉希と言った3年生がチームの軸となるような存在感を見せたことで、締まった試合ができたと思います。

課題としては、対戦相手によってかなり強度に差がある中で、今日の相手は当然ながら、強度の強い相手ということで、競り合いのところでもっと力強く行かなければならないところや、パスを受けてから次のプレーへの判断がおそかったり、その相手の寄せの速さを意識しすぎて普段できるコントロールができないところなども多く見られたので、もちろん、相手に触れられないタイミングでワンタッチパスも織り交ぜたりして崩したり、テクニックで抜き去ることも求めつつ、やはり、相手ディフェンダーを背負った形でのプレーも意識して体の向きだったり、競り方だったり、更に言えば、これもコミュニケーションの一環にはなりますが、サイドでパスを受けたときには大体相手の寄せ方は、似たものになるので、こういう時には、味方がこういう位置でもらいに入ると、寄せてきた選手を一気に欺けるような連携で突破できるとか、そういったことを追求していくのも良いのかなとも思いつつ。

いずれにしても、先週同様に、この姿勢が継続されていくのであれば、見る側としては、このレベルの相手がゴロゴロいるようなS1リーグでプレーしてほしいなという思いは強くなるわけです。

ということで、難しい相手からもしっかり勝ち点を奪う戦いを見せてもらいました。

残り2試合。より上を目指して戦う姿が見られることを楽しみにしています。

そして、試合が終わればノーサイドということで、聖望学園高校で今日出場していた9番森田悠仁、15番遠藤基意、そして、試合には出ていなかったものの、少し話すことのできた鳥海颯など、浦和レッズアカデミー出身の聖望学園高校の選手たちの活躍も楽しみにチェックして行きますね!

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています⇒こちら

動画を追加しました。

【アニ山】遠野でプリンスリーグ東北を見てきました(遠野-仙台育英)

どうも、ブクメです☆

アニ山さんから記事が届きました。ちょうど、私は、日帰り強行で足を運んだ青森遠征だったのですが、アニ山さんは、その前日からプリンスリーグ東北の試合を観戦していたということで、その試合中心の記事とともに、プレミアリーグの青森山田高校vs浦和レッズユースの試合にも少し触れていますね。

試合最終盤の青森山田高校の決定機2つほどを上げて浦和レッズユースにとって幸運に恵まれた勝利と書いてありますが、その局面を切り取ればそうですが、この試合に関しては、浦和レッズユースの後半の攻めの中でも相手にとって幸運な形で失点にはならなかったくらいの決定機を浦和も複数作っていたよな~とか思いつつ、浦和レッズユースの話になるとこういうところで噛みつきたくなるのが私の悪い癖ですw

あとは、青森山田高校の選手の声をピックアップしての、浦和レッズユースでも、新体制になってから特に重要視されているコミュニケーションの部分。声のかけかたというのは、難しいですよね。本当に、同じ意図を伝えたいメッセージでも、その言葉の選び方だけで、相手にとっては、聴こえ方が全く違ってしまう可能性があるというケース。

あとは、ここ最近に限ったことではないのですが、アニ山さんが、足を運んだプリンスリーグ東北の試合で、特に育成の環境では、やってほしくない、応援する側の声のところでの、ちょっと困った方にも触れられていますね。

これって、本当に困ります。野次だったり思うままに自分の気分で空気を読まない声を出すとかのケースでは、その声自体が、空気を悪くするのと同時に、例えば、それを注意した人がいたときに、そこに対して、言い合いになったりして、より空気が悪くなることがあります。その点では、青森山田高校との試合の時は、純粋に試合を楽しむ空気と応援する空気で良い環境だったなと感じたりもします(こちらにとっては、結果も付いてきましたし。)

では、アニ山さんの記事です。

おはようございます。ブクメ氏の助手見習い・アニ山です。

9月15日のレッズユース・青森山田遠征にはワタクシも足を運んだんですが、後半終了間際での決勝点、得点に絡んだ選手の特長・良いところが繋がってのゴールで、高揚感のあるいいゲームでした。

今回のレポートは、その前日に立ち寄りました遠野運動公園でのプリンスリーグ東北・遠野高校-仙台育英高校のゲームについてです。
が、ちょっとその前に、青森山田vsレッズユースについてヒトコトだけ。

勝負はホントに紙一重で、時間帯は漏らしてしまったのですが、後半コーナーから#5藤原優大のドンピシャのヘディングが僅かに枠を超えたり、ロスタイムに入っての47分は#7松木玖生のシュートがバーを叩き、そこからのゴール前での混戦と、水際で凌いだシーンもあり、青森山田に先行されていてもおかしくない試合展開で、レッズユースにしたら幸運にも恵まれた勝利でした。

ただ、青森山田に「自滅」とまではいきませんが、自らリズムを崩した部分が要因としてあるような気がしています。
後半、青森山田のディフェンスラインを眼前に据えての観戦だったのですが、センターバックの#4箱﨑拓が周囲にかける声が、少しネガティブなニュアンスを含んでいて、そのコミュニケーションの過程で何人かの選手の表情が曇っていたように映りました。
具体的には「なんでやめちゃうんだ」とか「なに下を向いてんだ」なんて声なのですが、ちょっとミスをなじるようなトーンに聴こえてします。
やっぱり強い口調であっても、「最後までやれ」や「顔あげろ」と、【○○するな】ではなく【○○しよう】という【ポジティブな声掛け】に落とし込んでもらいたかったな、と、そんなことを感じました。

指摘内容自体は正しくとも、伝え方次第でプラスにもマイナスにも作用する。2年前の青森山田アウェイでは、キャプテンの小山内慎一郎君のコーチング・キャプテンシーに大変感心したのですが、思えば彼にはこーゆー違和感は受けなかったなぁ、と、試合を見ながら当時を振り返ったりしていました。


【遠野 0 - 2 仙台育英】

さて、前置きが長くなってしまいましたが、プリンスリーグ東北のゲームです。
遠野で行われるプリンスリーグで会場となるのは、『遠野国体記念公園サッカー場』と『遠野総合運動公園多目的広場』の2箇所のようです。今回は運動公園での開催です。

運動公園は、遠野駅から道のりで4キロほどあります。まぁ、それくらいなら、歩くのに苦にはなりません。
『遠野国体記念公園サッカー場』は2016年、岩手国体の折に人工芝を敷設し整備したグラウンドだそうで、こちらは駅から近くて1.5キロほど。
この日は、試合が10時半キックオフのところ、駅に6時半に到着してしまったのでやることもありませんから、国体記念公園のほうにも散歩がてら行ってみました。2面のうち1面はクレーですが、そちらも人工芝化されるそうです。

天然芝の『遠野総合運動公園多目的広場』は、野球場と兼用のレイアウトになっています。
実践学園の高尾グラウンドや、秋田県にかほ市のグリーンスタジアムを思い浮かべていただければ結構かと思います。
多目的広場の裏手には陸上競技場もあって、そちらでは同じくユースの県リーグが行われていました。陸上競技場もピッチは天然芝で、2~300人が収容できそうなメインスタンドも備えているので、観客としては陸上競技場開催のほうがありがたいですが、観客席のない多目的広場のほうで格上のプリンスリーグが開催されているのは、陸上競技場ではアップゾーンを土の上にしか確保できないためでしょうか。

さて試合のほうは、力量的には五分といった印象ですが、ツートップ、特に#10及川魁土に当てて、彼が前線で頑張ってゲームを作っていこうという遠野に対して、スピードに長けたアタッカーがいるものの、前にボールを運ぶ際に、ややアバウトな感じになってしまう仙台育英という構図で、立ち上がりから、やや遠野ペースで推移します。自分は遠野のサッカーのほうが好みなので、やや遠野の肩を持ちながらの観戦ですが、前半20分という早い段階で仙台育英が選手交代をしてきたことから見ても、その感想は大きくは外れていなかったと思います。
その交代が奏功したのか、徐々に仙台育英がペースをつかむ中、36分に右サイドから最後は中で、#16中山陸のシュートを#11豊倉博斗がコースを変えてのゴール。この右からの崩しがサイドバックの#18内山恵達と途中交代で投入された#14斉藤涼優とのワンツーによる突破で、ベンチの采配が奏功したカタチです。
これで流れがグッと仙台育英に傾きました。

後半の追加点は、遠野自陣中央で仙台育英#13吉田健太からチェックを受けた#8渡邉拓磨がボールをロストし、#13吉田健太がそのままシュートを打ち込んでのゴール。遠野は終盤、仙台育英ゴールに迫ったのですが、ゴールを奪いきれずにスコアレスのまま敗戦。遠野にしたら悪くない内容だったと思うのですが、勿体ない失点で、残念な試合になりました。

最後に余談になりますが、

遠野の地元の方で、OBなのでしょうか、ファウルでないちょっとしたコンタクトでも、やたらと「押してるじゃないかぁ」と叫んでいる観客がいらっしゃいまして、
まぁ、遠野に限らず、また、プロアマ問わず、そういったタイプの観客はどこにでもいらっしゃるのですが。

観客の少ない、ピッチに近い環境ですから、仙台育英のサイドバックの選手がその人に対して「うるせぇ、だまれ」と吐き捨てるシーンがありました。
観客のほうに顔を向けず発した言葉だったので、主審から注意を受けただけですみましたが。

その後も、2得点目の時に「ファウルだろ!」、「ファウルじゃねぇし」なんてヤリトリ?があって、僕はちょっと笑ってしまったのですが。

選手もよっぽどイライラしたんでしょうね。めっちゃ気持ちはわかりますが。

そーゆー意味ではレッズユースのゲームも決して恵まれた環境ではないのですが、応援しているようで実は場の空気を乱しているだけの行為はサッカーを取り巻くそこここに溢れているワケで、少なくとも育成年代のゲームに接する時は、少し考えてもらいたいものです。

 

埼玉県S2リーグ 2019/09/16 浦和レッズユースB vs 花咲徳栄高校 3-2勝利・・・期待が膨らむ展開と今後。もっと多くの方に

どうも、ブクメです☆

日曜日にユースのプレミアリーグで青森まで行き、その日の夜中に戻り、月曜日は、埼玉県S2リーグの花咲徳栄高校戦に足を運びました。

若干、昌平高校までは、キックオフ30分前くらいには到着したものの、駐車場満車ですとかで、車停める場所でバタバタしていて、間に合わなくなることも覚悟しつつでしたが、キックオフには間に合いましたw

結果的に、今週は、わかりやすい結果でも、プレミアリーグも、S2リーグも勝利という結果というところでも充実していたものの、浦和レッズユースのチームとしてのこれからというところでも、非常に充実した嬉しい要素が発見できた2日間となりました。

一つ前のブログ『高円宮杯プレミアリーグ2019/09/15 浦和レッズユースvs青森山田高校 1-0勝利・・・勝負所で勝負ができるチームに』のところでも触れましたが、特に、今日の花咲徳栄戦では、これまでのS2リーグでモヤモヤしていたところを吹き飛ばしてくれるような展開になり、その一因が前日の試合からの流れと、S2メインで出場することになっている選手が、(私が勝手に思い込んでいるだけかもですが、全て良い方に捉えます私はw)その試合に足を運んでいるサポーターやご父兄の方のために、伝わるようなプレーと、勝負へのこだわりを見せてくれたことにあります。

色々考えたことがありますので、それは、試合の事を書いてから、文末の方で書きますね(たぶん、長くなるので。)

ということで、試合の話に移ります。

vs花咲徳栄高校戦メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に31番大野海翔、右に32番岡田翼、センターバックに34番工藤孝太と40番茂木柊哉(後半スタート⇒5番遠藤龍河)、MFが左に29番伊澤壮平、右に42番吉田来綺(後半20分⇒35番島垣翔)、真ん中に39番戸田大翔(後半36分⇒38番舘樹)と16番根岸恵汰、FWが左に2番長田拓巳(後半スタート⇒37番高橋悠)、右に19番成田安里(後半45分⇒36番瑞慶山一真)

となります。

スタメンを眺めてみると、先発出場のメンバーはいなかったものの、昨日の青森山田高校戦で後半割と長い時間プレーしていた、34番工藤孝太、19番成田安里がこの試合でスタメン出場しており、両選手とも、ほぼフル出場という形でのプレーとなりました。

また、昨日の試合での出場はなかったものの帯同してベンチに入っていた16番根岸恵汰も先発フル出場ということで、結果的に、あの試合のチームの雰囲気と意識をこの3選手が持ち込む形でのメンバー構成となりました。

私は、特にこの中でも、19番成田安里が持ち込んだものというのが、この試合では、大きかったと思っています。その辺は、試合の終盤に特に出ていましたので、その辺で触れたいと思います。

まず、試合開始早々に、まだスタメンなどをメモしている間に、また下を向いてる時に、いきなり得点が入っていました。

前半1分とかですよね。で、一緒に見ていた方に聴くと、右前線から42番吉田来綺が鋭いクロスを入れたところで、相手選手がオウンゴールしたということでしたが、先ほど浦和の公式で確認したところ、42番吉田来綺のゴールになっていましたね。

で、あっという間のゴールと、そもそも、浦和の選手のプレー強度もいつもより高めになっているかなと思うところもありつつですが、相手の守備に怖さがないなと感じていて、これまた事前に調べていなかったので、その場で調べたのですが、花咲徳栄高校は、S2で最下位のチームなのですね。でも、私が先日見た限りでは、かなり手ごわかった武南高校Bには、3-2で競り勝ってるなど気になる結果はあったものの、得点力は上位のチームと同じくらいでも、失点が多く、負けが多いということで、やや差があるなという印象にはなりましたが、試合開始からしばらくは、個々の突破だけで大きなチャンスにできていたものの、攻撃の工夫があまりない中で、相手が浦和の攻撃のリズムに慣れてきてからは、攻め切れない場面も増えるという展開になりました。

そして、得点力が高いというところで、確かに前線の選手は、質の高い抜け出しをしてくる選手もいるなと思っていたところで、前半15分に決められてしまい、1-1と同点に追いつかれます。

サイド攻撃などで多くのチャンスは作るものの、決めきれない中で、前半37分に更に失点を喫し1-2となります。

単発の攻撃が鋭い相手を止めきれない場面が増える中で、前半44分にも決められてもおかしくないような決定機で34番工藤孝太がギリギリのところでクリアして3失点目を防ぎます。ここでやられたら試合が厳しくなるというところで、失点を防いだ、その集中力は、前日の試合に通じるところもあり、こういうプレーのメッセージ性は大きいなと感じます。

前半を1点ビハインドで折り返し、迎えた後半スタートからセンターバックに5番遠藤龍河が入り、前線には、37番高橋悠が入ります。

明らかに後半スタートでチームに攻撃のスイッチが入り、例えば、サイドからの仕掛けなどでも、相手の守備のリズムに合わせたようなタイミングでのクロスを上げてしまうことが多かったところで、もう一つ抜け出してよりチャンスを広げようとする試みや、自分の特徴を出してやろうというプレーが増えていました。

そして、迎えた後半5分に、中盤で39番戸田大翔がパスを受けると、左前線に走る29番伊澤壮平に繋げ、ドリブルで深くまで持ち上がり、鋭いクロスを入れると相手キーパーが弾いたところに37番高橋悠がしっかり詰めていてゴール。

これで、2-2とし、試合を振り出しに戻します。

得点直後にも、19番成田安里からのパスを受けた42番吉田来綺が惜しいシュートを放つも相手キーパーの好セーブに阻まれます。

後半6分には、37番高橋悠がディフェンダーが2人に寄せられながらもドリブルで果敢に突破し、そのディフェンダー2人の間を通したパスを29番伊澤壮平に繋げチャンスを作ります。

前線からの守備と言うところでは、後半13分に、相手キーパーにバックパスが入ったところで、19番成田安里が、プレッシャーをかけていき、相手キーパーのキックミスを誘うようなプレーも見られます。この辺りの19番成田安里からのプレーでも、この試合は、勝たなければならないんだというメッセージが伝わってきていましたね。後ろからの5番遠藤龍河の力強いプレーや声もそうですし、自然とチーム全体に勢いがついていくようなプレーが後半は特に見られました。

ただ、やはり、まだ全体的に集中力を保ち続けるというところは難しく、後半早い時間に同点ゴールを決めて、その後の押し込める時間帯に逆転まで行かない間に、やや前半と同じような相手のペースに合わせたようなリズムになる時間も出てきてしまいます。

で、この試合で発見というか、こういう特徴もあるのかと初めて知ったのが、後半36分に投入された38番舘樹で、まず、後半39分に左から突破して29番伊澤壮平に繋げて仕掛けたような、左に入った時の突破力は、若干試合によってムラがあるものの、一つの特徴として面白いと感じた試合は以前もあったのですが、この後の後半40分にゴールにはならなかったものの、19番成田安里が走りこんだペナルティエリア内のスペースで、相手ディフェンダーが寄せてきている中で、シンプルに近い選手に渡すと思っていたところで、鋭いパスを間に通して19番成田安里にパスをしっかり通した場面と、その直後にも、コーナーキックからの流れで、37番高橋悠の抜け出しに対して通したパスの狙いが、相手の虚を突くもので(私も虚を突かれたということなのですが)、ここもパスを受けた37番高橋悠が抜け出して、クロスに5番遠藤龍河が力強いヘディングシュートでゴールを襲う(ここは、相手キーパーの好セーブで弾かれる)という、決定機につながるプレーの起点になっていました。

試合も終了が近づいてくる中で、2-2ののまま終わっても良いようなプレーに見える相手に対して、19番成田安里が見せた振る舞いが凄く凄く良かったんですよね。ボールボーイがいない試合なので、人がいない方にこぼれると選手が取りに行かなければならないのですが、例えば相手スローの場面で、ボールは結構遠くまで転がって行ってしまっている状況で、誰も取りに行かないなと思っていたら、19番成田安里が走って取りに行っていたので、浦和のスローかなとか一瞬思ったのですが、相手に渡す。更に、相手のゴールキックの場面でも、ボールをゆっくり取りに行こうとする相手に対して、19番成田安里が拾いに行き、相手ゴールキーパーの前に力強く置く(早くしてくれよというメッセージが伝わる。)

要するに、この試合に対しての勝つ意識なんですよね。

そして、チーム全体が勝利を意識した中で、迎えた後半45分。スローインの場面。

こんな感じで、昌平高校のグラウンドは、ネットが立ててあるので、助走するスペースは、ほとんどないのですが、ここで5番遠藤龍河が、多くのチャンスを作ってくれたロングスローを久しぶりに見せてくれます。これも、勝負にこだわった姿勢の一つだと思うんですよ、ここまでのS2の試合だったら、近い選手がすぐにスタートしていたと思いますたぶん。

そして、そのロングスローからのこぼれ球を37番高橋悠が狙いすましてシュート。これは、ポストに跳ね返るも、これにいち早く反応した34番工藤孝太が押し込んでついに逆転!

3-2としたところで、これも、S2では、見たことがないというか、絶対にこの1点リードで勝ち切ってやるという姿勢を見せてくれます。

コーナーポスト前で3選手で守るプレー。しっかり時間を使って、相手が奪って蹴りだした瞬間に試合終了。

なんというか、物凄く伝わってくる試合でした。

コミュニケーションのところを、最近よく書いていましたが、今日の試合では、言葉で伝えること以外でのコミュニケーションがプレーで見られたというか、「おいおい、こんな姿勢見せられたら、応援する側も気持ち入りまくるだろう!」という姿勢。

本当に、こんな試合を見せられてしまったら、S2リーグに臨む浦和レッズユースという別の1チームと言う意識で、上を目指す戦いを真剣に応援する1サポーターになってしまいたいくらいですよ。

もちろん、今日書いていることは、私が見て勝手に感じたことを書いているだけですけど、どうしたらS2リーグに臨むチームが、自然と強いモチベーションを持って試合ができるかということを考えたときに、プレミアリーグで実際に試合をしてきた選手が入って、その姿勢で伝えることが大きいこと。

そして、モヤモヤした気持ちは、実際にはあると思いますが、自分の能力を疑わずに、その特徴を見せて、見る側の私たちに勝利への執念のようなものを見せてくれる選手がいる。こういう形もあるのだなと、見せつけられました。

もちろん、たびたび書いているように、こういう状況が毎節作れるわけではないですが、今日のようなメッセージ性のある試合を体感したピッチ上に立っていた選手は、次は、それを自分たちもやらなければならないと感じて、実行していく。そういう循環ができて行けると最高だなと思います。

そして、姿勢のところ、コミュニケーションのところが、浸透して行けば、よりS2の監督のやりたいことも伝えやすくなるでしょうし、全てが好循環になるのかなという大きな期待を持ちました。

この試合を見てからの、次は、S2リーグで抜けた強さを見せている聖望学園高校との再戦(最初の対戦は前半主力温存の相手に2-5で敗れている)になります。

今週末は、S2リーグからの翌日が、プレミアリーグのアウェイ磐田戦と言う流れになるため、今回のようなメンバー構成にはならないかもしれませんし、全く読めません。でも、今日の試合は、S2に臨む選手たちにも大きなきっかけになると私は信じています。勝ちましょうよ、聖望に!

そして、他力にはなりますが、S2リーグの3位は死守して終わり、S1昇格への可能性を残す結果を求めて、今日のような戦いを続けてください!

 

長くなってしまいましたが、タイトルに書いた「もっと多くの方に」というところです。今後は、時々、そういう内容も入れていきたいと思うのですが、ここ数年は、「浦和レッズユースの試合を一緒に見ませんか?」という話を人にすることができていませんでした。それは、私自身が最も大事にしている、育成カテゴリで大事なことというところから、かけ離れた育成にチームがなっていたからです。

Jリーグ全体で、年齢層が上がってきているという話も聞こえてきますが、ユースを応援するサポーターも例にたがわず、私も40歳代に入ってきてしまいましたし、全体的には年齢が上がってきています。そもそも、ここ数年のもろもろで去る人の方が多かったので、減っているのが実際のところだと思います。しっかりユースを見るメンバーに新しい風が吹いていないんですよね、実際のところ。

で、正直なところ、トップチームを応援するよりも、もっと繊細なことが多いですし、自分が楽しむよりも、選手が伸びるためにどうすべきかを考えるような人向けにはなるのですが、適性の合う方には、凄く応援しがいのある空間でもあります。私も、トップチームの応援から入って、気が付けば、こちらにどっぷりですしw

もちろん、以前にも書いたように、見る方にも様々な立ち位置がありますし、私や私と近いところで一緒に見てくださる方の見方と、相反するような方もいますし、群れているとか時々言われますが、割と、私たちの場合、それぞれの行動は、放置し合っているような感じで、現場であったら一緒に見ましょうみたいな感じだったり、今日は集中したいから別のところでとか、勝手に見ているような人たちの集まりになります。時々遠征とかの時は、一緒に乗り合わせて行ったりしますが。

「浦和レッズユースの育成は、楽しいから見に来なよ」と言える状況になってきました。

なので、トップチームを応援している方で時間の空いている時には、浦和レッズユースの試合にも足を運んでみませんか?

で、お気軽にお声がけください。

もちろん、トップチームありきなので、今の体制がずっと続く保障はないのですが、良い循環が見えてきている、今の育成のタイミングで、少しでも興味ある方には、ぜひ足を運んでもらいたいです。トップと同じ応援がしたい方には向いていないとは思いますが。。

・・・と、今後は、こんなことも緩く時々書いてみます。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています⇒こちら

高円宮杯プレミアリーグ2019/09/15 浦和レッズユースvs青森山田高校 1-0勝利・・・勝負所で勝負ができるチームに

どうも、ブクメです☆

9月15日(日)は、ユースのプレミアリーグvs青森山田高校戦アウェイということで、今年は3連休の間ということや、前後にも見たい試合があったということで、残ったマイレージを使って飛行機で日帰り遠征という形で足を運びました。昨年も同じような時期の日程やキックオフで、青森空港からの空港バスで途中下車して歩いて試合に間に合うことがわかっていたので、その辺りは心配せずに予定を組むことができました。

ただ、帰りの便が夜の20時半ごろの便と言うことで、一緒に試合を観戦したサポーターの方は、夕方くらいの新幹線で皆さん帰ってしまったということで、早めに空港に行って、空港ラウンジで3時間近く過ごすことになった時に、「今回は日帰りだから、近場の試合観戦スタイルで良いや」という感じで昨年のようにノートパソコンを持って行かなかったことを後悔していました。夜中に自宅に戻って、次の日もユースのS2の試合を観戦するので、ブログを書くのが、月曜の夜以降になってしまうことがわかっていたので。

・・・と、別に私の行動自体は、どうでも良いのですが、結果的に、それでよかったなと思ったのが、9月16日(月)のユースのS2の試合後に、このブログを書くことができたことなんですね。当然のことですが、日曜日の内に書けていたら、その試合のみの感想で文章が進むことになるので、劇的な勝利と、チームの成長を興奮のまま書くことになったと思うのですが、あくまで私が感じたことにはなりますが、昨日の青森山田高校戦の勝利から、今日のS2の試合につながるものがあり、ここ最近S2リーグの観戦で感じていたところも、チーム全体で見て一歩前進する流れが期待できるかもしれないという予感的なものを感じたんですよね。

2試合トータルで見て感じたことや、今後こうなって行くと良いなと思ったことなどは、このブログの次に書きますので、いつもAチームのプレミアリーグなどのブログだけ目を通しているという方も読んでいただければ幸いです。⇒追加しました『埼玉県S2リーグ 2019/09/16 浦和レッズユースB vs 花咲徳栄高校 3-2勝利・・・期待が膨らむ展開と今後。もっと多くの方に

ということで、まずは、プレミアリーグの青森山田高校戦のブログになります。

vs青森山田高校戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人(後半21分⇒34番工藤孝太)、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に24番佐藤優斗(後半スタート⇒20番木下翼)、右に10番山中惇希(後半32分⇒19番成田安里)、真ん中に4番玉城大志と3番清水哲太、FWが左に7番與那覇航和(後半21分⇒17番盛嘉伊人)、右に9番波田祥太

となります。

スターティングメンバーは、前節の市立船橋高校戦と同様になります。

簡単に言うと、この試合は、いちサポーターとして1試合を集中して楽しんでいたかったという試合というか、ブログを書くときにざっくり試合を思い出せるように、毎試合、ポイントポイントでメモを取っているのですが、この試合に関しては、本当に締まったレベルの高い試合になっていて、もちろん、表面的な数字だけ見れば、青森山田高校がかなりの本数セットプレーのチャンスを取っていて、浦和が良い位置でのセットプレーがほとんど取れていないという前半にはなったものの、だから浦和が守備的だったということではなく、本当に試合の中での選手が考えながら、声をかけながら、ベンチからの指示も飛びながら、試行錯誤しながらトライしていたのが伝わってくる内容になりました。

もちろん、前半から得点を奪うという意識はあったと思いますが、後半勝負も視野に入れながらの微調整をしながらの戦い方になりました。

相手チームの主力が出場停止だったとか理由が付く状況になっていたのは、わかりますが、その選手がいたとしても、おそらく、同じような展開で試合が進んだように思います(青森山田サイドの方には怒られそうですが。)

前半の浦和の攻撃のところでは、前半8分に、10番山中惇希が横へのドリブルを混ぜながら突破を図り、7番與那覇航和、9番波田祥太とつなげて仕掛ける形や、前半15分に9番波田祥太が仕掛けてからのシュート、3番清水哲太の持ち上がりからの10番山中惇希への展開、前半19分のバックライン付近からの4番玉城大志、6番清水楽人とつなげての縦パスを7番與那覇航和に繋げてのシュート、前半21分にカウンターの形からの24番佐藤優斗と6番清水楽人が絡んだ形での仕掛け、前半28分の8番冨田蓮から10番山中惇希に繋げて仕掛けから9番波田祥太に繋げて突破への試みなどあったものの、結果的に、相手守備の対応が凄かったことや、崩す試みとしては、まだまだ課題が残るなというのは、浦和が仕掛ける回数も少なくはなかったイメージはあるものの、結果的に、直接狙える位置からのフリーキックもコーナーキックも前半はなかったという点。

ただ、それでも、相手にやられているという空気でもないのも事実。それは、浦和のピッチ上にいた選手たちの姿勢にもあったのかなとも思います。常に声を掛け合っているし、結果が付いてこなかった時にあった、集中が途切れる瞬間というのも見られない。

そういえば、昨年の同じ会場での同カードの時には、確か強風の中で前半結構攻め込みながら決めきれずに、後半にギアを上げた相手に勝負所で決められて敗戦ということがあったので、その逆の展開がぼんやり、前半の戦いを見ながら浮かんでいたのかもしれません、私的には。

0-0で折り返しての後半、

前節同様に、20番木下翼を後半スタートから投入します。なんとなく、前半終盤から、プレーの強度が高まったように見えていた9番波田祥太が、後半スタートにまず後半早い時間い一つギアを上げて得点を奪いに行くというメッセージがあるかのように、前線で強さを見せ、前半3分には、9番波田祥太のポストから20番木下翼のドリブルでの仕掛けからチャンスを作ります。

そして、後半9分には、7番與那覇航和が相手ディフェンダーのプレッシャーを受けながらも力強くキープし、20番木下翼に繋げ、クロスに9番波田祥太が合わせます、コースも相手キーパーが普通であれば、反応できないようなところを狙えていたと思いますが、これを相手キーパーが見事な反応ではじき返されてしまいます。

浦和の攻撃の勢いは止まらず、後半10分には、コーナーキックからのこぼれ球を12番福島竜弥が強烈なシュートで狙うも、ここも相手キーパーの好セーブで弾かれます。

更には、後半12分に、左から抜け出した6番清水楽人がディフェンダーとキーパーの間に鋭いボールを入れると、このスペースに9番波田祥太が足先で合わせるも、これは、僅かに枠をそれます。特に、この9番波田祥太のプレーは、何度も書いていますが、昨年のアウェイの清水エスパルス戦の時の左から山中惇希が抜けだして、触れるか触れないかのキーパーとディフェンダーの間へのクロスに波田祥太が足先で触ってゴールを決めたというプレーを思い起こさせると同時に、これが波田祥太の特徴の一つだと強く記憶に残っているプレーでこれが見られたのも嬉しかったですね。

ということで、この3つの決定機は、はっきりと相手キーパーが凄かったという防がれ方なので、本当であれば、ここで1,2点入っていてもおかしくなかったとは思いますが、実際のスコアは0-0のまま。

で、一緒に見ていた方と、得点が必要な状況で、17番盛嘉伊人の投入がそろそろあるだろうと思いつつ、3番清水哲太と4番玉城大志のプレーがこの試合をバランスよく進めるのに不可欠なクオリティでずっと来ていたころから、そこは、拮抗した状況であれば、今日は、最後まで変えられないだろうなと思いつつ、今回も前節と同じく前線の1枚として17番盛嘉伊人は投入されます。同じタイミングで、34番工藤孝太がセンターバックで投入され、12番福島竜弥がサイドバックに移動するという形で、サイド攻撃に変化を加える交代などもありました。これは、一緒に見ていた方が話していて、確かにそうだよなと思ったのですが、1年生と2年生で左のセンターとサイドのバックの組み合わせになったということで、ベンチから4番玉城大志に、その2人のポジションをケアをするようにという声が飛んでいて、この辺は、点を取りに行くというところで、リスクを取ったプレーになった時に、1,2年生のコンビになるところで、連携などで隙ができる可能性があるところを考えての声ではないかということですかね。

こういった交代があった後半20分あたりからは、更に浦和の攻撃の迫力が増す形になり、後半26分には、10番山中惇希がペナルティエリア内で倒されたように見えたものの、ここは、ノーファールの判定。この辺りで、ヒートアップしすぎないのも今日の試合では印象的で、むしろ相手の方が、監督含めて判定に対してはヒートアップしていたのではないかなと感じられるところも。

さて、浦和の攻撃ですが、後半27分に、サイドバックに移ってから、やや攻撃参加が少なめだった12番福島竜弥ですが、このタイミングでサイドから仕掛けた流れで、深くまで持ち込んで折り返しを17番盛嘉伊人がシュートを狙うもこれは、枠を捉えきれず。

後半32分に、この試合最後の交代となる19番成田安里が投入され、1点を奪う戦いに入っていく中で、後半42分には、再び17番盛嘉伊人が惜しいシュートを放つも決められず。

後半45分は、19番成田安里からの右からのクロスを3番清水哲太が走りこんで合わせるも、僅かにゴール左にそれます。

後半は、浦和がかなり攻撃の回数が多い中でしたが、後半終盤に相手の反撃で、かなり危険な場面を作られるものの、ここをこらえてのアディショナルタイムに劇的なゴールが生まれます。いや、劇的ではないか、だって、この局面で物凄い集中力と落ち着きを見せていたわけですから。

その起点となったのは、17番盛嘉伊人で、ペナルティエリア左外辺りまで持ち上がったところで、時間も少ないので早くクロスを入れたくなるような局面で、落ち着いて、クロスをケアした相手に対して、もう一つ中までドリブルで持ち込んでマイナスのボールを送り込んで、ここの細かい流れがわからなかったものの、数選手が詰める形で、混戦ながらも放ったシュートをキーパーがキャッチしきれずにこぼれたところを20番木下翼が押し込んでのゴールになります(この一連の流れは、動画が見たいです。)

もちろん、終了間際のゴールで、勝利という劇的な展開ですが、とにかく、後半の勝負所で、本当に決まっていてもおかしくない決定機を多く作り出していた流れと、最後の最後で見せた相手以上に落ち着いた判断と度胸で決めたゴール。見事でした。

これで、2連勝ですし、首位の青森山田高校のホームでの今シーズン初黒星がこの試合になったのですね。非常に浦和サイドからしたら気持ちが良い1試合という位置づけもできてしまいますが、それ以上に嬉しいのは、試合の中での意思疎通や、修正力、耐える時間に集中して守り切ることができ、勝負所の瞬間を見極めて、強度高くゴールに迫ることができる。そして、その迫るところまでだったところが、実際の得点になっての2連勝。

この流れで、次節は、ジュビロ磐田U-18とのアウェイでの対戦となりますが、私個人的には、昨年のモヤモヤを吹き飛ばす戦いをあの会場で見せてほしいのもありますし、順位的には下のチームですが、後半戦で青森山田を破ったり勢いに乗っている状況でのジュビロ磐田U-18と対戦できるというのも、今の浦和にとっては、非常に良いことだなと思っています。

今、浦和レッズユースは、チームとしての成長が著しいタイミングに入っているので、相手が強い方がより、その試合で得られることも多いから・・・(大混戦の状況のプレミアリーグなので、まだ勝ち点で余裕があるわけでもないので、そんな悠長なことは言ってられないと言われてしまうかもしれませんがw)

ということで、来週のプレミアリーグも楽しみに足を運びます!

で、この流れで、日曜日のS2の試合に足を運ぶと、この試合でピッチに立っていた選手の数人が青森から移動して埼玉に戻り、その試合でスタメン出場して、ピッチ上で継続して質の高いプレーと意識を持ち良いテンションを持ち込んでくれていたことや、後半勝負というスイッチの入れ方まで、近い雰囲気で作り出し勝ち切ってくれたという流れにつながるわけです。

ということで、S2の試合のブログをこれから書きますね。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら