クラブユース選手権2019/07/24 浦和レッズユースvs清水エスパルスユース 0-0引き分け・・・決着は決勝で、が理想

どうも、ブクメです☆

試合後、今日ブログどうするんですか?と数人に言われましたw

確かに、試合内容は、本当に簡単に書けてしまう試合になりましたが、この大会は、最初から書いていますが、そもそも35分ハーフになった時点で、戦い方が難しくなっていて、その中での3試合トータルで2位以内に入ったチームが決勝トーナメントに進出できるというレギュレーションで、勝ち点4同士のチームが、引き分け以上で突破が決まるというグループステージ最終戦前の状況でのスタートになったという話。

更に、前半終了時点で、もう一方のカードでリードしているチームが出ていた情報は当然入ったと思うので、後半は、よりその戦いが色濃くなったというだけの話。

そもそも、今日は11時キックオフで、グループステージを突破したら、翌日すぐに9時半キックオフで決勝トーナメントの戦いがあるわけですから、そこも加味すればそうなるよなと。割と今回は、見ている側もその辺は、全国大会の頂点を目指して戦う中の、通過点として考えたときに、突破の条件を考えたらそうなるよなという感じで見ることができたというか。

フワフワと頭の中に、テニスの4大大会を戦う錦織圭が、上位陣と戦うまでに接戦を演じすぎて息切れしてしまう課題を全英オープンでは、克服して・・・みたいな状況など浮かんできたりしてました。

では、試合の話に移りますね。

vs清水エスパルスユース戦メンバーは以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に3番清水哲太、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に24番佐藤優斗、右に22番奥山圭介、真ん中に4番玉城大志と17番盛嘉伊人、FWが左に7番與那覇航和、右に13番堀井真海

となります。

*残り5分くらいのところで、20番木下翼が交代の準備をしていましたが、残り10分くらいは、ほぼ清水エスパルスユースがバックラインで回すだけになっており、試合が止まることがなかったために交代はありませんでした。

大きなリスクを負う必要がない両チームの戦いと言うことで、人数をかけてバランスを崩してという攻撃は試合を通してなかったものの、序盤は、両チームとも点が取れるなら取ろうという仕掛けは、見られました。

相手は、前線の選手が浦和のバックラインと中盤にかけてのパス回しのところでプレッシャーをかけてくるような形。それらをかいくぐりつつ、隙を見て共に左前線のスペースで24番佐藤優斗を使う形で、前半8分くらいには、17番盛嘉伊人から、前半9分には、4番玉城大志から、前半17分には、27番山田奈央からのロングフィードで狙っていく形で上手くつながればという攻撃が見られました。

相手の攻撃では、一度25番鈴木彩艶が放り込まれたボールをキャッチしたくらいでしょうかね。

という前半は、0-0で終了。

この時点で、もう一方の松本山雅FC U-18 vs モンテディオ山形ユースの試合で山形が2点をリードしているという情報が入ったと思います。

これで、こちらの試合は、勝敗がついた場合には、敗れたチームが敗退濃厚になるという構図ができあがりました。

後半は、より引き分けOKという状況にはなっていましたが、その中でも、浦和は、中盤が1枚センターバックの位置に降りてサイドバックが高めの位置を取る形で、反撃ができる時には狙おうという形は作っていたと思いますし、そのような狙いの中で、サイドからの6番清水楽人からの仕掛けからの流れで、24番佐藤優斗を経由して17番盛嘉伊人がシュートを放つ場面や、後半17分にも高めに位置した6番清水楽人につながり、サイドからの仕掛けでゴールを狙う姿勢も見せました。

ただ、特に半分くらい過ぎるころには、特に相手の戦い方が完全に後ろで回すだけになったことで、そこに食いついてというリスクをとる必要もなかったと思いますし、結果的に、残り10分ほどは、ベンチからも集中を切らさないように監督から多くの声が飛んでいたように選手も互いに仕掛けないながらも、集中は切らさないという形で、試合終了の笛を迎えることになりました。

どうして温存のために、交代を使わなかったのかという声が、試合に来られずに結果を見てツイートしている方がいたのですが、体力面での消耗は、ピッチ上で戦っている選手にもあまりないような戦い方でしたし、共に攻撃を全くしなかったわけでもないわけで、ご存知のように相手には、一つバランスが崩れて奪われたときに決めきられてしまうような選手もいますし、ピッチ横で見ていた身とすれば、総合しても、35分ハーフという時間で、人を変えることでの何かが起こることをやる必要がなかったとも言えるかもしれません。ただし、結果的に下手したら10分近く交代を待って出場がなかった20番木下翼が出場していたら、少ない中で決定的な仕掛けをしたかもしれないという雰囲気はあったものの、まあ、試合が止まることがなかったので、それはそれということで。

はい、ということで、もし決勝トーナメントの初戦でまた清水エスパルスと対戦することになったら、それはそれで70分ハーフの試合ということにして面白いかなと思ったりしましたが、決勝トーナメント初戦の対戦相手は、名古屋グランパスU-18となり、清水エスパルスユースと当たる可能性があるのは、決勝戦ということになりました。

よって、選手がどういうモチベーションなのかは私にはわかりませんが、ここ最近の、多く対戦する機会がある清水エスパルスユースを倒したいという思いがある選手も多いと思うので、この戦いの決着は、決勝戦でというタイトルにしたわけです。今年は、1敗1分ですからね。

ということで、もう明日の9時半にキックオフですので、今日の体力を温存できたことも、大会を勝ち抜くための一つの大きな手繰り寄せた力として存分に生かして明日からの戦いを見せてもらいます。

個人的には、名古屋グランパスU-18は、それほど多く対戦することはないですが、なんとなく浦和と相性が悪いようなイメージを持っています。明日、そのイメージを吹き飛ばすような戦いを見せてください!総力戦でトーナメントを制す戦いが始まります!

ではでは。

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クラブユース選手権2019/07/22 浦和レッズユースvsモンテディオ山形ユース 2-1勝利・・・見事な逆転で難敵を制す!

どうも、ブクメです☆

ね、ベタなタイトルでしょ?そういう試合でしたw

ということで、昨日開幕したクラブユース選手権で初戦はスコアレスドローに終わった浦和は、有利に進めるためにも、しっかり勝利しておきたい第2戦。対戦相手は、モンテディオ山形ユースと言うことで、昨年の決勝トーナメントの初戦で対戦した相手ですね。その時の対戦では、守備の硬い相手という印象が強かったのですが、今大会でいくつか入ってくる情報を見ると、普通に強いし初戦も清水エスパルスユース相手にかなり攻め込んでいたという話もありつつ、実際見てみたら、確かに強かったです。

ただ、相手どうこうよりも、浦和がここしばらく、ずっと内容が悪くないのに結果が結びつかないという、もどかしい試合が続いていたことから、とにかく一つの勝利で一気に道が開けそうという予感はずっとあったので、そのきっかけにするには十分すぎるくらいの一戦になりました。

まあ、あれです。私も今日は、普通のサポーターに戻っていた時間帯が多くて、割と詰まった内容だったのに、あとで見たらメモが少なかったですし、今日の2つのゴールで、あれだけ、はしゃいでしまったのも、だいぶ久しぶりだなと冷静になった今思っていますw

では、試合の話に移りますね(既に試合のまとめっぽいものから入っている気もしますがw)

vsモンテディオ山形ユース戦メンバーは以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に10番山中惇希(後半6分⇒24番佐藤優斗)、右に22番奥山圭介(後半28分⇒15番松村大也)、真ん中に4番玉城大志と17番盛嘉伊人(後半25分⇒16番根岸恵汰)、FWが左に7番與那覇航和(後半10分⇒9番波田祥太)、右に13番堀井真海(後半35分⇒37番高橋悠)

となります。

そういえば、過去ピッチコンディションが、グラウンダーでのパスをあまり使うなと指示が出るくらいひどいコンディションのこともあった今回のNTT図南グラウンドだったので、過剰に心配していましたが、先月末に社会人関東リーグで一度、NTT図南グラウンドに足を運んで、割と問題ないコンディションになっていることは確認していたのですが、大会開幕2日前に社会人リーグで使用され、更に、大会1日目で2試合、そして、今日も浦和の試合の前に既に1試合が開催されたという状況で写真のような状態だったので、芝の管理もかなりしっかりされるようになったようです(過剰に言ってすみません。)

芝の状態というよりも、雨が多すぎることや、そもそも今日は試合中も小雨がぱらつくような天気でしたし、その辺でスリッピーな状態でドリブルが得意な選手にとっては、やややりにくいコンディションになっていたかもしれませんね。

さてさて、そういえば、ここしばらくを考えたときに、浦和が早めに先制をするという試合は多かったものの、今回のように出鼻でいきなり失点という流れ自体久しぶりだったように感じます。

とにかく、試合開始前の印象では、「また大きい選手が結構多いな」くらいだったのですが、試合開始からの印象としては、相手の中盤から前線にかけての選手が足元の技術がある選手ばかりで、浦和がバックラインや中盤のところで組み立てようとする形に対して、相手が高い位置で奪いに来て人数をかけて一気に仕掛けてくるため、一見して、やりにくい相手だなとすぐに感じたのですが、相手のやり方に慣れる前に、前半5分に近い距離でのワンタッチパスで抜け出されて失点。

今大会のグループステージは、35分ハーフ(ちなみに、決勝トーナメントも40分ハーフで、なおかつ準々決勝までは、延長戦なしの即PK戦)ということで、得点が入らない状態が続いたり、今回のように早めの失点でも、時間と余裕というところで勝手が違ってくるわけですよね。

その中で早めに同点に追いつけるかがカギになるわけで、まずそれができたことが大きかったです。

やや相手の対応に苦慮する時間が失点後も続いている中で、前半10分にゴールに近い位置でのフリーキックを獲得し、4番玉城大志からのボールを10番山中惇希がしっかり押さえたシュートで決めて1-1の同点とします。

相手に対応する中で、中盤の4番玉城大志が下りて、3バックのような形を流れによって形成しながら、左サイドバックの6番清水楽人や右サイドバックの8番冨田蓮が高めの位置を取りながら、仕掛ける形で、相手の危険な仕掛けや、高めの位置からの守備で奪われるリスクを背負いながらも、受けすぎずに攻撃で打開する姿勢が良く見られました。

同点ゴールの前の前半8分に高めに位置取った6番清水楽人が左前線に抜ける10番山中惇希にパスを通したり(ここは、僅かにオフサイドでしたが)、前半16分には、右から8番冨田蓮が味方とのワンタッチパスで抜け出して、スペースに抜ける22番奥山圭介には、一歩合わなかったものの、サイドからの攻撃の狙いが鋭さを見せていました。

今回も前線での高さ勝負のところでは、分が悪いところもありましたが、それでも入り方や体の向き、タイミングで13番堀井真海が上手く受けて仕掛けるという形も多く見られました。

また、相手の形もあり、17番盛嘉伊人としては、攻撃の組み立て以上に相手の攻撃のスタートを摘むための作業にも追われつつでしたが、その中でも前半18分の22番奥山圭介から8番冨田蓮が受けてサイドから仕掛け、7番與那覇航和を経由して17番盛嘉伊人が受けてからシュートを放つ場面など、数は多くないものの、攻撃面でも惜しい形を作っていました。

前半20分には、7番與那覇航和からのパスを受けた10番山中惇希がややディフェンダーが多く密集した状態でしたが、突破を仕掛けて惜しい形を作ります。

前半23分には、7番與那覇航和から右の8番冨田蓮に繋げそのままサイドを突破して、クロスに10番山中惇希と13番堀井真海が飛び込み、相手キーパーより先に触れればという惜しい形を作ります。

サイド攻撃で多くのチャンスを作りながら、また、相手の攻撃もなんとか集中して跳ね返しながら前半を1-1で折り返します。

後半に入ると、第1戦でも途中出場して存在感を見せていた9番波田祥太が10分から投入されると前線でしっかりボールが収まるようになり、これまでの攻撃の形に一つオプションが加わったことや、相手の戦い方に対して、狙いどころを上手くつけるようになり、流れが大きく浦和に傾きます。

特に、22番奥山圭介を活かした右サイドでの攻撃がかなり効果的に機能していて、気が付けば22番奥山圭介が良い位置でパスをもらっていて、自らも仕掛け、スペースに出して9番波田祥太が受けて突破するという形など出てきます。

とにかく迫力面でも9番波田祥太の強さで相手を圧倒する場面が何度もあり、身長で優る相手ディフェンダーでも、9番波田祥太が体を入れてキープすると何もできないくらいの強さと言えば伝わりますかね。

これらがかみ合う中で、右からの攻撃で相手を苦しめる中で、後半15分に、左サイドで6番清水楽人がインターセプトに成功すると、そのまま力強くドリブルを開始し、13番堀井真海からのワンツーで抜け出して深くまで仕掛けてクロスに22番奥山圭介が走りこみ、あと一歩でゴールと言う形を作ると、直後の後半16分に、再び6番清水楽人が左サイドからドリブルで仕掛け、グラウンダーの鋭いクロスをペナルティエリア内のディフェンダーの間に通し、このタイミングで走りこんでいないと、防がれるというタイミングで13番堀井真海もその軌道に走りこみ、合わせてのスーパーゴールが決まります!

ここからの残りの20分ほどは、もうなんだか普通に楽しんでしまっていて、メモも、後半27分の高い位置で奪われての大ピンチで相手の強烈なシュートがゴール左にそれていったくらいしか書いてませんでしたw

ここまでリードして追いつかれる展開が続いていた中で、ヒヤリとする場面も何度かあったものの、時間を使いながら、狙える時にはゴールを狙い、35分ハーフの割には思った以上にアディショナルタイムが長く感じつつ、セットプレーを複数跳ね返し、試合終了の笛がなり、2-1の勝利となりました!

申し分ない強さの相手に、長かった公式戦未勝利というトンネルを抜け出すには十分すぎる戦いぶりでの勝利でした!

そして、ここからの快進撃を予感させるには十分な手ごたえも与えてもらっての勝利です。

この流れで、プレミアでの直前の対決で引き分けに終わった相手であり、昨年の決勝トーナメントでPK戦で敗れた清水エスパルスユースとの再戦が待っているわけです。

楽しすぎじゃないですか、このシチュエーション。

私は素直に喜びまくっていましたが、試合後の選手の表情を見ていても、この試合だけの勝利で浮かれた表情をしている選手はおらず、2日後のまず一つ目の山場に向けての切り替えも既にできている様子が見られました。頼もしいですし、かなり次の試合が楽しみになりました。

比較的気候に恵まれてはいますが、連戦になるので、しっかり休息して次戦に備えてください。

楽しみです!

ではでは。

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クラブユース選手権2019/07/21 浦和レッズユースvs松本山雅FC U-18 0-0引き分け・・・全国制覇への戦いがスタート!

どうも、ブクメです☆

今年も夏の全国大会の季節がやってきました。ここからは、連戦になっていくということで、私も若干バタバタしており(仕事とのバランスとか、仕事とのバランスとかw)、この期間のブログに関しては、できるだけシンプルに書いていくことろ心がけていきます(結局、タラタラ長くなる可能性もありますがw)

昨日観戦したS2リーグが、天気予報を見たときには、最高気温も天気も似たような感じだったので、大会初戦の日曜日も、かなり蒸し暑い中での試合になるかと思っていたのですが、湿度の高さはわかりやすいくらいでしたが、思ったより涼しい状況下の初戦となりました。

そして、大会前にレギュレーションを調べないという悪い癖(他人任せで誰かが教えてくれるだろうというサボりw、良く言えば作業分担ができる友人が多く来るので頼ってよい環境w)があり、暑さの関係で今年は、グループステージは35分ハーフで開催されるというのを前半の終盤に初めて知るということになりました。

時間が短いというのは、体力的には助かるところかもしれませんが、時間が短いことからくる難しさというのも、見る側として勝手に考えていただけかもしれませんが、実際に試合を見て感じるような要素もあったのかなと思う初戦でもあったように思います。

基本的に2日間試合して1日空いてという日程の組まれ方になっており、まずは、グループステージ突破の2位以内を考えたときに、この2連戦をどのように乗り越えていくかというところからになります。初戦の相手が松本山雅FC U-18となり、第2戦でモンテディオ山形ユース、そして、第3戦では、プレミアで戦ったばかりの清水エスパルスユースとの再戦があります。

1戦1戦を大事には当然ですが、この大会の優勝を目指していくことを考えたときには、チームとしてどれだけ同じ方向を向いて戦っていけるかも重要で、大会期間中にどれだけ選手個々、チーム全体がまとまり成長していくかがカギを握ります。

そして、まあ、当日の試合中まで気が付かなかったやつが言うなと言われてしまうかもしれませんが、35分ハーフというのが、思わぬ敵にも味方にもなるなという要素も加わってきていますよね。試合展開によっての「まだ時間はある」のニュアンスがかなり変わってきますよね。

では、試合の話に移ります。

vs松本山雅FC U-18戦メンバーは以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人(後半20分⇒34番工藤孝太)、右に8番冨田蓮(後半31分⇒3番清水哲太)、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に24番佐藤優斗、右に22番奥山圭介(後半8分⇒37番高橋悠)、真ん中に4番玉城大志と17番盛嘉伊人、FWが左に7番與那覇航和(後半28分⇒11番石橋遼大)、右に13番堀井真海(後半15分⇒9番波田祥太)

となります。

試合開始は、前線の選手の攻撃の仕掛けなどの意識は強く見られたものの、全体的には、慎重な立ち上がりと言えるスタートで、中盤やサイドバックも頻繁に攻撃に絡んでリスクを負いながら仕掛けるという場面は少なく、中盤とバックラインでパス回しをして試合のテンポを遅らせるような場面も見られ、これまでの戦いとの違いで若干違和感も感じていたのですが、特に緊張するというタイプの選手がいるようにも見られないので、意識してコントロールしているのかなという印象とともに、35分ハーフの戦い方としてやっていたのかなとも感じました。

相手の選手を眺めたときに大型の選手が多く、高さでの勝負や失い方悪くサイドから仕掛けられたりする可能性も考慮したのかなとも思いつつ。

そんな感じで、前半は単発での攻撃が多くなったものの、それでも、前半開始1分に22番奥山圭介からのパスを見事なトラップで受けて抜け出した7番與那覇航和がシュートまで持ち込む形をさっそく作り、5分くらいには、13番堀井真海が相手ディフェンダーに囲まれるような場面で前線で受けながらも力強く抜け出してシュートまで持ち込む形を作るなど、前線の個の能力を生かした突破も、引っかかる場面もあったものの、惜しい形まで持ち込める場面も作れていました。

また、サイドバックの左の6番清水楽人と右の8番冨田蓮が、攻撃参加する場面も多く見られサイド攻撃でのチャンスも作れており、10分前後には、相手の攻撃の後のゴールキックの場面で、するすると6番清水楽人が左の高めの位置に上がっていき、GK25番鈴木彩艶からのロングフィードを受けて仕掛けるという形や、8番冨田蓮がドリブルで持ち上がり、更に一つ中まで切れ込んで仕掛けようとする場面も見られました。

前半15分には、同じくキーパーからのリスタートのところで、25番鈴木彩艶からのロングフィードを7番與那覇航和が競って24番佐藤優斗に繋げ、枠は捉えきれなかったものの思い切ったミドルシュートを放つ場面を作ります。

直後の16分には、高い位置で得たスローインのチャンスから24番佐藤優斗のロングスローから7番與那覇航和、13番堀井真海が絡んで最後はペナルティエリアの外辺りから4番玉城大志が思い切ったシュートを狙うも、枠は捉えきれず。

更に、前半17分には、7番與那覇航和が中盤右辺りからドリブルで縦に仕掛けながら、タイミングで中へドリブルで切り込んでいき、そのままゴール左隅を狙った見事なシュートがあったものの、このシュートは、惜しくもゴール左上隅の角あたりにあたりゴールならず。

こうやって書くと、攻撃の試みはいつも通りのように感じますが、やはり中盤のところでのリスクを負いながらのパス回しからのスペースを使っての崩しの試みというのは、ある程度抑えられていたかなと思います。

17番盛嘉伊人も含めて中盤が上手くバランスを取りながら試合を進めているという印象ですかね。

結果的に、前半は、1本だけ、ディフェンダーの間から裏に抜けられて、危険な場面を作られたものの、やられたと感じるような場面は、ほとんどなかったと思います。そのくらいバランスのとり方や守備の集中が良かったとも言えます。高さ強さのある相手をしっかり跳ね返せていましたし。

前半の残り5分くらいから、ややリスクを負ったようなプレーも見え、その中でも前半33分の17番盛嘉伊人が相手ディフェンダーの間を通すパスを狙い、13番堀井真海が反応して、相手ディフェンダーも数人いる中で、キープして抜け出してチャンスを作るなど前半終盤に惜しいチャンスを作りつつ、前半は0-0で折り返します。

後半スタートは、完全に浦和ペースで、開始早々に、バックラインの27番山田奈央からの正確なロングフィードで前線左からの攻撃を仕掛け、直後にコーナーキックを獲得し、まず12番福島竜弥がチャンスを作り、再びコーナーキックを獲得し、そのチャンスでは、13番堀井真海が惜しいシュートを放ちます。

チャンスが増えてきたところで、前半15分に怪我で長期離脱していた9番波田祥太が交代で入ります。この交代で、前線でのボールの収まりが更に良くなります。

浦和の攻撃が勢いを増す流れで後半16分には、7番與那覇航和が見事なトラップで抜け出して豪快にシュートを放つもこれは、相手キーパーにギリギリで反応されて防がれます。

後半21分には、交代で入った34番工藤孝太からのバックラインからのフィードに9番波田祥太が上手く相手ディフェンダーの裏を取って抜け出し、37番高橋悠に良い形で落としたように見えましたが、ここは、オフサイドの判定。

後半23分には、再びバックラインから34番工藤孝太の左前線へのフィードに24番佐藤優斗が抜け出して高い位置からサイド攻撃を仕掛けます。

後半30分には、37番高橋悠の左サイドへのドリブルでの仕掛けからのクロスに9番波田祥太が競り勝ち、こぼれ球を同じく怪我から復帰して途中から出場した11番石橋遼大がシュートを狙う形を作ります。

特に後半終盤は浦和の猛攻が続き、後半34分には、ペナルティエリア少し外左からのフリーキックのチャンスで、17番盛嘉伊人からのキックを34番工藤孝太が折り返して中で誰かが触れればというチャンスを作ります。

試合終了間際にも、9番波田祥太が絡んだ形でのチャンスを数回作るも、相手にギリギリのところで粘られ、得点を奪いきれず初戦は0-0で終了となりました。

あまり細かい状況は、わからないのですが、怪我から復帰した選手や、S2で見てきた3番清水哲太の出場での落ち着いたプレーなど見られ(初めて見る方にわかりやすくアピールすべく、右足のパンチ力のあるシュートやフィードなども見せてほしかったですよ。)、久しぶりの公式戦とは思えない存在感を見せた9番波田祥太の前線での収まりと、欲しかったヤンチャさ(?)も見られ、でも、前線の選手が調子のよい状況下で、7番與那覇航和と組む形も、以前のように13番堀井真海が組む形もどちらも相手にとっては脅威になりそうですし、勝ち進むことが前提として、チーム一丸になって戦っていくという点でも、ここからが見どころが多いなと感じています。

負傷や他の理由なのか、全ての選手の状況は把握できませんし、いずれにしても、出られない選手は、その悔しさを抱えていることもわかります。

ただ、1つの大会として1つのチームとして、まだまだ新しい体制下では、このような大会参加で、数日間同じ時間を過ごすということは、初めてだと思います。この期間を大事にして、1日でも長くするべく勝ち進んで、チーム一丸での戦いで頂点を目指してもらいたいですよ。

今日の良かったところを明日ぶつけて勝ちましょう!

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2019/07/20 浦和レッズユースB vs 正智深谷高校B 1-3敗戦・・・蒸し暑すぎる気候とミスがやや目立つ試合に

どうも、ブクメです☆

埼玉工業大学での試合は、時々足を運ぶのですが、ここを正智深谷高校が使うときは、完全にホームなのですよね。今日は、足を運んで、なんとなく、座席のところでアウェイよりにあるところに座っていたものの、周りの雰囲気が皆さん正智深谷のご父兄関係者のようで、それでも浦和の応援ぽい方がいないかなと思ってアンテナを張っていましたが、正智深谷高校Bのゴールの時に、私がいる場所が完全にアウェイであるということがわかりました(小心者なので、すぐテンパりますw)

ということで、高校生の夏休み(ですよね?)のシーズンに入り、ここからは、しばらくほぼ毎日サッカー観戦に行く嬉しい悲鳴のシーズンが始まりました。

まずは、浦和レッズユースのクラブユース選手権をベースにして、もちろん、優勝まで行くつもりで、その空き日に自治体サッカーの全国大会だったり、今日の浦和レッズユースBが参加する水戸カップ(昨年優勝)も調整して足を運ぶべく、既に頭の中が混乱しまくっております。

この夏のサッカーの過酷さを予感させるように、ずっと梅雨続きで涼しい日も多かったところから、空はどんよりとしているのに、気温は30度を超えるくらいになり、気温だけでなく、とんでもない湿度の中での試合となりました。更にこのタイプの暑さがこれからしばらく続くようなので、選手にとっては過酷すぎるなと感じます。晴れていて気温が上がって暑いよりもずっときつそうな湿気が凄すぎる暑さですから、コンディションを維持しつつ、戦い方もある程度考慮しなければならないことが多いなと。

ということで、試合の話に移りますね。

先週に引き続き、AチームがS1リーグにいる高校のBチームとの対戦と言うことで、今回は正智深谷高校Bとの対戦となりました。

vs正智深谷高校B戦メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に31番大野海翔、右に32番岡田翼(後半8分⇒35番島垣翔)、センターバックに26番舘澤佑磨と40番茂木柊哉(後半16分⇒28番アピッチ輝)、MFが左に14番千葉希(後半34分⇒38番舘樹)、右に29番伊澤壮平、真ん中に39番戸田大翔と42番吉田来綺、FWが左に19番成田安里(後半21分⇒36番瑞慶山一真)、右に20番木下翼(後半16分⇒33番小川聖凪)

となります。

私自身がピッチに立ってプレーしたわけではないので、測ることはできなかったのですが、やはり蒸し暑さと、ここしばらく続いた雨だったり、今日はほとんど降る時間帯はなかったものの、多少の雨の影響などもあったのかもしれませんが、とにかく、相手も含めて、前半からやや、ミスが多かったり、不快指数の高いようなプレーが目立った試合となりました。

その中でも、比較的浦和が中盤の39番戸田大翔を経由して展開してサイドからの仕掛けやバックラインからのサイド高めへの攻撃で仕掛ける回数が多いスタートとなり、最初、競って浦和がボールキープした瞬間に相手から「ハンドハンド」と聞こえてきて、ハンドアピールする決まりごとがあるのかと真面目にしばらく思ってしまっていたのですが、「サンドサンド」って言っていたようですね、たぶん、相手がキープしたら対峙した選手ともう一人の近い位置の選手で挟み込んで奪えという感じ、確かにそうでした。

実際に高い位置まで浦和が持ち込む回数は多かったものの、突破自体はなかなか許してもらえないように見えました。

ただ、浦和の選手の中でもやや、過剰に受けた後に急いでプレーしようとするあまり、トラップが流れてしまったりするケースが多い印象もありました。

相手の守備などもあったと思いますが、攻防としては、浦和の左サイドで展開されることが多く、29番伊澤壮平が力強く仕掛ける形や、そこから展開しての20番木下翼の突破への狙いなどよく見られました。

攻撃のところで、少し細かくいくつか挙げると、前半4分に19番成田安里が前線で受けて20番木下翼に落とし、裏に抜け出した19番成田安里に再びつながりシュートまで持ち込んだ場面や、20番木下翼自身も本人が思うようにシュートは打てなかったと思いますが、前半5分や10分に自らシュートを放つ場面を作っています。バックラインからの仕掛けというところでは、前半7分のセンターバックに入った40番茂木柊哉からの前線裏へのフィードに19番成田安里がかなり良いタイミングで裏に走りこんで、コントロールが上手く行けば一気に決定機にという形もありましたが、ややコントロールがうまく行かず、ディフェンダーに戻られたという形になりました。

前半は、相手の攻撃自体もあまり連動しての攻撃が見られなかったものの、その中でも、シュート意識はあり、狙えるところでは、シュートを狙ってきたものの、危ないと感じられるようなシュートはほとんどなかったと思います。

それに関しては、浦和の方は、逆に前半スタートから何本かはシュートがあったものの、途中からは、高い位置まで運んでからシュートまでいく場面自体がほとんどないという状況でした。

中央のところで、人数多めで引っかかることが多いところから、意識的に20番木下翼が前後の動きを見せて受けてという場面も見られました。

前半35分あたりからは、19番成田安里と29番伊澤壮平が前線2枚に入り、左サイドに20番木下翼が入って、14番千葉希が左サイドから右サイドに移るなど、ポジションを入れ替えて攻撃に工夫を加えようとする場面が見られますが、前半残り10分くらいは、やや相手に裏を突かれることが多く、30番川﨑淳の好セーブで防いだ(1対1になり、ループ気味に狙われたところを腕を伸ばして反応して、その後キャッチ)ものの、決められていてもおかしくない場面もありました。

浦和も、前半残り数分のところで多くのチャンスを作り、前半44分には、14番千葉希を起点に39番戸田大翔を経由して左の20番木下翼に展開、左サイドをドリブルで持ち上がり、クロスに誰かが反応できればという惜しい形を作ります。

更に、前半終了間際には、相手のミスから高い位置で奪った20番木下翼がそのまま突破を仕掛けるも戻ったディフェンダーに中央を締められてシュートまで持ち込めずという場面がありました。

決定機に近いチャンス自体は両チームとも作ったものの、どちらかというと両チームともに、全体的には、思うようなプレーができないという雰囲気を感じた前半でした。

そして、なんとなくですが、判定面では、浦和としては、数度のオフサイド判定に不満を感じたようなところや、相手側は、競り合いの接触に関しての基準に不満を感じたようにも見えました。そもそも、蒸し暑いので、余計にイラっとするのはわかります。相手を背負ってくさびのパスを受けたのにオフサイドになった場面とかもあったのでw

まあ、弾幕にもあるように「文句を言わない」です。または、文句の言い方を工夫する、表現を工夫するとか、余計な敵を作らない方法は必要かと思います。だって、審判団だって、同じ蒸し暑さでやっているのですから、たぶん、いつもよりイラっとしやすいですよ。

後半に入ると、相手がややギアを上げてきたところで、浦和がやや集中力に欠けるプレーが増えてしまいます。

後半開始2分に、相手に決定機を作られてしまうものの、ここは相手のシュートミスに救われましたが、4分に決められてしまい0-1となります。

相手がギアを上げてきた後半スタートにしっかり点を取られてしまったことで、相手としては、余裕が生まれ浦和としては、若干味方との動きの意図が合わない部分が出てきたところで、後半16分、20分と立て続けに失点を喫してしまい、0-3と3点のビハインドを負う展開になってしまいます。

結果的に、後半38分に途中から入った33番小川聖凪が決めて1点を返したものの、試合自体は1-3で敗れました。

後半は、やや失点が重なりミスも多くなり、消耗の大きい展開になりましたが、試合としては、やや難しくなっていましたが、後半途中から入った35番島垣翔が、私としては見慣れない右サイドバックの位置に入ったところで、思い切ったオーバーラップでのサイドからの仕掛けが何度か見られ、これがなかなか効果的に作用しているなと感じたところがありました。こういう発見は楽しいです。また、一番最初の頃に42番吉田来綺を見たときに腰が強いという印象を持ったと書いたことがあったと思いますが、この試合でも、後半15分に左サイドから31番大野海翔がオーバーラップして走り出した時に、パスを受けた体の向きからだと、正確なフィードは難しいという状況で中盤低めてパスを受けた42番吉田来綺が正確なフィードを通して、そこからチャンスを作られたという形がありました。伝わりますかね?

後は、後半はやや全体的に味方の動きとずれることが多く、相手の方が出足がよく苦しめられたものの、前半で言えば、26番舘澤佑磨のボールを持った選手に対しての、激しいプレッシャーのかけかたなど効いていました。攻撃面でも後半42分のコーナーキックからのヘッドは惜しかったです。後半終盤の攻撃と言えば、序盤から力強く仕掛けて29番伊澤壮平の強烈なシュート(ギリギリでキーパーに防がれる)や先ほど触れた35番島垣翔の攻撃参加からの右サイド深くからのクロスから、途中交代の38番舘樹のポストを2回叩く惜しい場面など、試合終盤には、かなり惜しい形も作れていました。

後は、プレー自体と言うよりは、味方同士での主張と要求が少しぶつかるところも見られましたが、受け手側のパスのタイミングの要求と、実際に出し手側の状況の主張がありましたが、こういうのは、本当にたくさんやったほうが良いです。もちろん、片方が怒って、その後コミュニケーションをやめてしまうとかではダメですが、たびたび書きますが、必要なことです。これが、以前はチーム内でほとんど見られないこともあったので、私としては、これが見られたことで、次回この二人のところでの連携がどうなるのかを見るという楽しみな要素が増えました。

個人的には、見るべき要素も多い試合でしたが、ただ、やはり全体的に今日は、ミスが多い試合という印象も強く残ってしまっています。

さてさて、S2リーグ自体は、これで前期日程が全て終了となり、次回は8月下旬になりますね。

浦和レッズユースBの試合としては、水戸カップも迫っていますので、なんとか、調整できて足を運べれば良いなと思っています。

ではでは。

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アカデミー卒業生関連 2019/07/15 – 社会人関東2部 Criacao Shinjuku vs さいたまSCを観戦してきました。

どうも、ブクメです☆

3連休の最終日は、社会人関東リーグを観戦にZOZO PARKに行ってきました。幕張メッセなどある海浜幕張駅が最寄り駅で、昨年も足を運んだことがある会場なのですが、前回は車で足を運んだのですが、今回は、電車で足を運びました。面白いもので、電車で足を運んで駅から周辺を歩きながら会場に来ると、また別の景色になるんですよね・・・とか、言いつつ、このエリアは、結構開発中のところが多くて、ZOZO PARKの周辺にも複数の店舗ができていて、実際に景色も変わっていたというオチにもなるのですがw

今回は、先月末に足を運んで観戦した浦和レッズユース出身の須藤岳晟の所属するCriacao Shinjukuと、同じく浦和レッズユース出身の細田真也が所属する、さいたまSCの試合と言うことで、更に2人が同学年ということで、直接対決も楽しみに足を運んだのですが、残念ながら、細田真也は、いませんでした。あとから聞いた話では、仕事だったとか(また聞きなので詳細はわかりません。)

この辺が、社会人リーグの難しいところですね。

リーグ戦としては、首位のCriacaoと5位のさいたまSCの対戦となりますが、Criacaoは、前節、リーグ戦初黒星を喫したことで上位陣の勝ち点がかなり詰まってきた状態で、さいたまSCとしても、この試合に勝利すれば、Criacaoと勝ち点差6まで縮められるという状況の一戦ですね。

結果から言うと、前半は決め手を欠き0-0で折り返すも、後半の早い時間に、さいたまSCが先制し、Criacaoが追いかけるという展開になり、試合が難しくなり、更に、明らかに終盤は息切れする場面が目立ち、逆に更に2失点を喫して、1点を返すも1-3で敗戦という形になりました。

前回Criacaoの試合を見た後に聴いた情報などで、サッカー最優先でない環境から来る難しさも聞いたりしていた中での観戦でしたので、練習量が十分ではないのかなと感じられるところも多く、特に相手が守備的に来た時間帯で特に中央の守備を固められた時のサイド攻撃を狙う場面が多い中で、体が重そうで、切り返しでの踏ん張りがきかないなど、体力的な厳しさを感じるところもありました。

この辺は、このリーグをメインに観戦しているわけではないため、「こうするべきだ!」ということは言えませんが、社会人リーグの奥深さを割とここ最近足を運べているために感じる部分が多かったですね。

ちなみに、須藤岳晟は、この試合も前回観戦した時と同様に右サイドバックでスタートし、後半終盤にセンターバックに移動し、リベロ的な役割でプレーしていました。このポジションでのプレーも長めに見てみたい(本当はボランチでプレーしている姿が見たい)ところですが、試合展開的に難しい時間帯からのポジション変更で、思うようにプレーができないようにも感じられました。

取れる練習時間などの環境面では、やや他チームよりもシーズン戦いきるためのケアが難しいことは理解できますが、縁があるチームでもあるので、ここで連敗が止まり混戦になっている優勝争いを戦い抜いてほしいなと感じつつ、また機会があれば、足を運ばせていただきます!

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2019/07/14 浦和レッズユースB vs 昌平高校B 2-2引き分け・・・遅刻しましたが2ゴールは見られました。

どうも、ブクメです☆

日曜日は、S2リーグを観戦してきました。前のブログでも触れましたが、昨日の清水遠征から帰宅後、力尽きて眠ってしまい、目が覚めて慌てて準備したものの間に合わず、30分近く遅れてからの試合観戦となる失態です。

そして、ブログを書けるほどしっかり試合を見られなかった(よく話す方が隣で一緒に見るとこういうことがよくあるw)

ということで、本当にざっくりした内容になってしまいます、すみません。

遅れてはしまったのですが、とりあえず、浦和側の2点は見られたのは良かったなと。

では、試合の話に移ります。

vs昌平高校B戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に31番大野海翔、右に3番清水哲太、センターバックに34番工藤孝太と40番茂木柊哉、MFが左に37番高橋悠(後半スタート⇒42番吉田来綺)、右に14番千葉希(後半27分⇒33番小川聖凪)、真ん中に39番戸田大翔(後半44分⇒26番舘澤佑磨)と16番根岸恵汰(後半スタート⇒35番島垣翔)、FWが左に19番成田安里、右に20番木下翼(後半スタート⇒29番伊澤壮平)

となります。

*交代の時間なども若干不安があります。

昨日の清水戦もそうでしたが、最近は試合の日が雨が普通になっていますよね。今回の試合も雨の中での試合ということで、時間帯によっては、結構雨が強くなるタイミングもあったという状況でした。

まず、メンバーを眺めてみたところ、昨日のプレミアリーグの清水エスパルスユース戦に帯同していた選手や途中から出場していた選手が複数名入っているという状況で、昨日の試合が夕方だったことも考えると、移動とか含めてなかなかの強行出場している選手がいるなと思いつつ、長期間怪我で離脱していた19番成田安里がプレーしている姿を見ることができました。

で、既に0-1という状況で、開始から見ていた方に話を聞く限りは、最初の30分間くらいは、結構相手ペースだったという話でした(見ていないので真実は不明w)

で、見始めて数分でコーナーキックのチャンスから、こぼれ球をペナルティエリアはやや密集地帯になっていたものの、14番千葉希が迷わずシュートを放ちこれが相手選手にあたりながらも決まりゴール(もともとシュートが枠に行っていたので、千葉希のゴール!)が決まり1-1の同点に追いつくという展開で、その流れから、浦和が勢いに乗って前半36分には、16番根岸恵汰からの右前線へのパスに抜け出した20番木下翼が相手ディフェンダーに競り勝って抜け出し仕掛ける形や、40分には、バックラインの位置から40番茂木柊哉が右サイドから駆け上がる3番清水哲太にパスを通し仕掛け、その攻撃から20番木下翼、14番千葉希とつなげてゴールに迫り、相手に防がれるも、こぼれ球を16番根岸恵汰が思い切ってシュートを狙いますが、惜しくも枠を捉えきれず。

前半は1-1で終了。

私は、ゴールから浦和が仕掛ける場面を見ていたので、浦和ペースに見えたという前半になりました。

後半は・・・ほとんどしっかり見られていなかったのですが、得点シーンはしっかり見ました!

後半27分に、ペナルティエリア内で相手ディフェンダーに競り勝つ形で19番成田安里がキープし、走りこむ29番伊澤壮平に繋げシュートを狙い、相手ディフェンダーに跳ね返るもこぼれ球を42番吉田来綺が決めてゴール。

これで、2-1となります。

その得点の直後の相手のリスタートを途中から入った33番小川聖凪が奪ってそのままゴールに向かって独走というチャンスを作るも、ボールコントロールが上手くいかず戻ってきた相手ディフェンダーに防がれます。この場面は、かなり惜しかったです。

このまま2-1でと行ければ良かったのですが、後半42分に同点ゴールを決められてしまい2-2とされ、2-2の同点で終了となりました。

 

なんというか、私自身に反省点の多い日曜日のサッカー観戦でした。

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2019/07/13 浦和レッズユースvs清水エスパルスユース 1-1引き分け・・・確実に前進しています!

どうも、ブクメです☆

長めの雑談を挟みます。

時々、遠征などあった時には、私の移動ネタを挟むことなどがあるのですが、その系統の雑談です。

今年は、私的な理由で行こう行こうと思っていた清水フェスティバルに行くことができず、大学のアミノバイタルカップの時の栖方面での試合も私的な理由で行けずということで、毎年複数回足を運ぶことが普通になっている静岡方面のサッカー観戦に行くのも久しぶりになりました。

足を運ぶ回数が多いということで、基本的には車で現地まで足を運ぶのですが、コースも色々変えたりしています。良い言葉で言えば、同じコースばかり選ばないことで発見があることを求めてという向上心が高いからということになります。そういうことにしてもらうと私としては非常に嬉しいのですが、実際は、もともと下道で移動するのが好きなことと、そもそも超が付くほど節約が必要な生活になっているので、下道を選ばざるを得ない状況というのが正解です。ただ、それだけです。でも、結局、同じ道を選ばないことや、大きな導線が決まっている高速道路を使わないことで、発見も多くあります。もともとは出不精でめんどくさがりの自分にとっては、これを強制的成長行動と呼んでいます(今名付けたw)

今回の清水遠征では、目的地が静岡である時には、初めてのコースを選んでみました。

私が住んでいる鳩山町は、埼玉県で言うと西の方にあります。よって、山梨県方面に行くときは、秩父市を抜けて雁坂トンネルという有料道路を使うことで、比較的スムーズに山梨方面に抜けていくことができます(山越えはありますが。)

これを使って静岡方面に行くと、通常のナビなどでして道設定したコースよりは、距離にしてトータルで30キロほど多くなるのですが、所要時間はほとんど同じになり、知られた道は混むことが多いので結果的に早く着くこともあります。

今回は、そのルートで行き、帰りは、結果的に大失敗することになりましたが、ベースとしては同じルートで帰りました(本当は、帰りのコースは、別の方法で少し楽をしようとしていたのですが、ミスしました、興味ある方は、今度お会いした時に聴いてください。)が、同じ道を選んでいったはずが秩父市辺りから、googleマップ様が攻めたコースを選んでくれまして、気が付けば真っ暗な山道を抜けるコースになり「林道なので道が危ない」的な標識を眺めながら、結構過酷なルートを抜けて、最終的にはときがわ町辺りに抜けて、フラフラになりながら、帰宅しました。

確かに所要時間は表示通りの早さでしたが、精神面はかなり持って行かれました。で、帰宅してfacebookページに写真を上げたところまでは覚えているのですが、その後、力尽きたようで、翌日のS2リーグの遅刻につながるわけですが・・・。

何気ない出来事を書きましたが、この雑談を、メッセージ性があると思って読んでいただくと少しだけ違う風景に見えてきませんか?見えてきませんねw

雑談終わり!

 

さてさて、清水エスパルスユース戦です。

夏の全国でも対戦する相手で、プレミアリーグで言えば、開幕戦で相手のストロングポイントをつぶす守備においては手ごたえを掴んだものの、結果的には、攻撃面に課題を残して0-2で敗れたという相手。昨年は、アウェイのこのカードで見事な試合を見ることができた流れもあり、良い要素が毎試合見られている中で結果がついてこないところを突き抜けるためのきっかけになることを期待する試合でもありました。

結果から言えば、また引き分けという結果になりましたが、開幕戦とは逆に、サイドの攻撃のところで相手を驚かすプレーを多く見せるなど、おそらく、相手の予想を覆すことができている時間も多く作れていた試合でもありました。

守備に関しても、これまで以上に集中して臨めていましたし、前線、バックラインのプレッシャーから中盤の選手が奪い取れるような場面も多く作れており、サイドの守備のところは、開幕戦以上に対人のところでも、よくできていたと思いますが、本当に試合全体の中で今回は、そこまで数が多くなかった数回の内の1回を決めきられてしまうというのは、相手の攻撃の選手の強さなのかなとも思いつつ、浦和側としては、前節の攻撃面での課題を考えて、ペナルティエリア付近での仕掛けで判断を一つ早めて、プレーを一つ速くしてという意識がある部分は見えましたが、相手の守備やこぼれ球への反応も前節の相手より早く、仕掛けきることには苦慮したかなという印象です。より早く速くしなければならず、次は崩し切ってやるからなという意識で夏の全国への再戦へ向けてやってもらえると思ってます。

なんだろう、今日は、文章の書き方がおかしくなっていますねw

まとめぽいことを先に書きつつ、細かい試合の話をこれから書きますね。

vs清水エスパルスユース戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に24番佐藤優斗(後半44分⇒37番高橋悠)、右に22番奥山圭介(後半28分⇒15番松村大也)、真ん中に4番玉城大志と17番盛嘉伊人(後半スタート⇒16番根岸恵汰)、FWが左に7番與那覇航和(後半28分⇒20番木下翼)、右に13番堀井真海(後半11分⇒10番山中惇希)

となります。

前半開始で、スターティングメンバーをチェックしつつのところで、ちょうど、しっかり見られていないタイミングで頭を上げた瞬間に24番佐藤優斗が思い切ったシュートを放っていて、大きな弧を描いてゴール右上に吸い込まれるような形で決まり先制。

ここ数試合では、比較的早めの時間の先制点を決められる試合が多くこの試合も、前半スタートのサイドからの仕掛けて相手を驚かせつつ、その流れで先制点を決めることができました。

先制点後も、前半6分に左サイドから24番佐藤優斗が仕掛け、クロスに13番堀井真海と7番與那覇航和が走り込み合えばというチャンスを作り、9分にも24番佐藤優斗がインターセプトから13番堀井真海、右サイドから攻撃参加した8番冨田蓮に繋げて仕掛けていく形を作ります。

バックラインが守備意識を高めてプレーしつつ、4番玉城大志がその一つ前でバランスを取りながら相手の攻撃の際のケアをすることで相手の個々の選手の仕掛けを防ぐことができており、そういうプレーからの攻撃というところでは、前半19分に4番玉城大志がキープしながら6番清水楽人の動き出しを見つけてパスを通して、そこから前線の7番與那覇航和に繋げたプレーで惜しいチャンスを作る場面がありました。

前半22分には、パスカットされて仕掛けられる場面がありました、ここは、12番福島竜弥が対応して防ぎます。中盤である程度リスクも負いながら細かいパス回しで崩しを狙うため、こういった場面から仕掛けられるリスクもあり、そこへの対応が最初の頃はできずに失点と言うケースも多くなったものの、この試合では、この場面を象徴するように、特に、仕掛けた後のケアも含めて対応する意識は強くできていたと思います。

ただ、相手の守備も思った以上に良かったというか、この試合では、中盤の崩しへの仕掛けのところでのチャンスがあまり作れていなかったようにも感じます。

その分、中盤の17番盛嘉伊人やバックラインの12番福島竜弥や27番山田奈央からの中距離や長距離のサイドの選手への正確なフィードからのサイド攻撃の回数は多く作れていたとは思います。

前半23分には、17番盛嘉伊人から24番佐藤優斗へ、中距離でのパスを通して仕掛ける形を作り、前半26分には、12番福島竜弥からの長距離でのパスを24番佐藤優斗に通し、この場面では、見事なトラップからのテクニックで相手ディフェンダーを抜き去ってクロスまで持って行き、7番與那覇航和に合えばと言う場面でしたが相手ディフェンダーがわずかに先に反応し防がれます。

前半27分にも12番福島竜弥からの長めの縦パスを7番與那覇航和がスルーする形で、13番堀井真海が受けて仕掛ける形を作ります。

前半32分には、27番山田奈央から24番佐藤優斗へのロングフィードで再びサイドから仕掛けます。

ところどころで、相手の鋭い攻撃があるわけですが、そこに対しての守備が先ほど書いたように、バックラインの選手や前線の選手がプレッシャーをかけたところで、そこに対応する選手の見えない位置から17番盛嘉伊人や4番玉城大志が奪い取るような形が見られ、前半の終盤は、比較的相手の攻撃が多い時間帯になっていたものの、その形で奪える場面が多くなっていました。

奪ってからの反撃の中で、前半40分に7番與那覇航和が持ち込んでシュートを枠を捉えたシュートを放つものの、ここは相手キーパーにキャッチされます。

前半残り少ないところで、やや相手の攻撃に反応が遅れる場面が出てきたところで、前半44分のピンチの場面は、25番鈴木彩艶が防いだものの、前半終了間際に右サイドを突破され、ディフェンダーが体を寄せていたものの寄せ切れず、ゴール前に走りこんだ相手への対応も遅れ、マイナスのボールを合わせられ失点。

前半を1-1で折り返します。

後半開始早々の後半2分に、後半から投入された16番根岸恵汰からのパスから8番冨田蓮が右サイドから仕掛けコーナーキックを奪い、続けて後半4分にも今度は左サイドの24番佐藤優斗へ正確なパスを通し、この攻撃からもコーナーキックを奪うという形で、後半開始早々からセットプレーのチャンスを多く奪うことができるスタートとなりました。

後半もスタートは浦和ペースで、サイドからの攻撃で、前半以上にセットプレーのチャンスが作れる展開になり、22番奥山圭介からのコーナーキックでは、惜しい形も何度か作ったものの、なかなかゴールは奪えず、また、相手のバックラインの真ん中が強さがあることから、中央での高めのボールでの勝負が思うように行かないところで、10番山中惇希が前線真ん中に入る珍しい形などあったものの、中央の高めのボールの競り合いでは難しく、上下の動きを混ぜて捌くような昨年の柏レイソルU-18との試合の時のような動きがあればとも思いつつ、なかなか連携面でも合わないという形が多くなりました。

この辺りは、相手のレベルが上がるにつれて、ポストプレーの強さというのがより求められるという課題も見えてきました。確実に前線で出場している選手のポストプレーの質は上がってきていますので、そこのさらなる成長に期待しながら、でも、本来は仕掛けるタイプの選手たちが多い(特にサイドで良い選手が凄く多い気がしている)ので、ポストプレーに強い選手の台頭や復帰が待たれるか、いずれにしても、個々の成長が求められる部分ではありますね。

結果的に、後半も終盤は、相手の時間になることが多く、いわゆる決められてていてもおかしくなかったくらいの決定機を相手のミスではなく、コースも難しいところに強烈なシュートを放たれた場面が2度ありましたが、これを25番鈴木彩艶が連続スーパーセーブでしのぎ、後半は得点動かずの1-1の引き分けとなりました。

 

試合後に浦和レッズユースのサポーターの友達と話をしたときには、「選手は優勝したい、勝利を優先したことをやりたいだろうし、現状をどう思っているのだろう」というニュアンスの話が出ていました。もちろん、長年やってきた当たり前と全く違うことをやる現体制ですので、選手にとっても、「何だこれは!?」というところも多いかもしれません。

でも、私が知っている現監督は、めちゃくちゃ負けるの嫌いな人ですよ。ただ、優先順位が違うというだけです。負けたくないけど、選手の特徴能力を最大限に伸ばすことの優先順位が最も高いというだけです。厳密に言うと、選手の特徴を最大限生かして勝てるチームを作りたいということと、自分の実績として勝ちたいのではなく、負けたときには、勝たせてあげられなかったことが残念と考えるタイプです。

相手がサイド攻撃が強いと言えば、じゃあ、その選手を抑えるためには、こういう守り方して、決まり事のある動きをしてという人ではなく、サイド攻撃が強いのであれば、サイド攻撃で最も調子が良い選手をぶつけてやろうという人です。

これは、私も基本的に最初からそういう見方をしていますが、浦和レッズユースに来る選手は、全選手プロになれる特徴を持っている選手だと思って見ています。

その選手が武器をしまって、勝つための(悪く言えば、負けないための)戦いを理論によって実践することを最優先に置かれる。それが、ここしばらくの浦和レッズユースでした。もちろん、プロの戦いでは、この考え方もありですし、そうするべきなケースも多いです。言っていることは間違っていなかったけど、その分、本当に選手の特徴を伸ばしてくれなかったし、人を見てくれなかった。

それが、急激に変わったわけです。選手同士でのコミュニケーションもスタートは、半ば強制的にかもしれませんが(よくわかりませんが)、今は、選手同士に話をさせている場面が外から見ているだけでも色々なところで見られます。選手によっては、試合中に指示を出している選手もいるような。

で、監督が俺様ではないことも伝わってくると思います。得意でないことは、選手や他のコーチ陣に任せている部分もあるのではないですか?でも、任せた分、その責任も考えてしっかり見ていますよね。

良い意味で子供っぽいというところも(褒めています。)

たった数試合ではありますが、私は、チームも選手も雰囲気が変わっていることをすごく感じています。全然環境に戸惑っていても良いと思いますよ。

とにかく、私が言うことはシンプルで「私は現監督を疑わない」ことと、選手に対しては「とにかく信じて自分の特徴を100%出していくことをやれば良い」あと、「気持ちぶつけても干されることはない人です」ということと、「現監督は(良い意味で)完ぺきな人ではないので、ダメ出ししながら、ニヤニヤして見守るところも含めて、一緒に空間を作り上げていくことを楽しみましょう」

そんな感じで、まとまっていないでしょ?

そうです、私も、現体制が間違っていないことを、選手にもご父兄の方々にも、応援する方にも知ってもらうために、どのように伝えるべきか模索中ですからw

物凄く長くなりそうなので、このくらいにしておきます。

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2019/07/07 浦和レッズユースvs尚志高校 1-1引き分け・・・突き抜けるための我慢の期間

どうも、ブクメです☆

日曜日は、さいたま市浦和駒場スタジアムで開催されたプレミアリーグを観戦してきました。

今年の梅雨は長いですよね。本当に雨が多い。そんな雨の中の夕方キックオフの試合と言うことで、暑いよりは、涼しい、涼しいよりは、若干肌寒いという気候だったとも言えますよね。

さてさて、

いきなり試合後雑感のような書き方をしますね。

試合が終了して、完全に外した場面はまだしも、フィフティフィフティの決定機があれだけあったうちの一つでも、跳ね返って枠に転がっても良いのではないかと思ったのも事実ですが、サッカーというのは、本当に、こういうことがあるスポーツであり、その間に、やっていることは間違っていないのにプレーする選手を悩ませる酷なスポーツでもあります。

ただ、そこを突き抜けていくまでの我慢も必要で、そこを越えたときに、また違う景色が見えてくるものでもあるんですよね。

で、ブレずにやり続けることができるかどうかが試練として用意されているとすれば、なんとなくですが、次の試合でまずは、結実するのではないかなという予感がしています。

そこから、新たな段階へ進むようなイメージ。

・・・ということで、試合の話に移りますね。

vs尚志高校戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥(後半40分⇒34番工藤孝太)と27番山田奈央、MFが左に10番山中惇希(後半12分⇒24番佐藤優斗)、右に22番奥山圭介(後半24分⇒34番高橋悠)、真ん中に4番玉城大志と17番盛嘉伊人(後半40分⇒16番根岸恵汰)、FWが左に7番與那覇航和(後半24分⇒20番木下翼)、右に13番堀井真海

となります。

スタメンは、前節と同じですね。

試合開始から、連動性やボールへの反応のところで、浦和が一つ抜けた戦いを見せるスタートとなります。細かいところでのパス回しでも、一見すると味方も欺いてしまうのではないかなという、トリッキーな落としやパス回しをするものの、味方がしっかり反応できている、ちょっとずれたようなところでも、それも含めて味方が反応しているという場面が多く見られ、この辺りは、以前よりも選手同士のコミュニケーションが練習の時からできるようになってきているのかなと感じる部分でもありました。

以前は、面白い狙いのパスがあっても、味方が反応できない、出しても受けても主張しない、コミュニケーション取らないのかなと言うこともあってブログでも書いたことが何度かあったと思います。よく話をするから味方の特徴もわかる。練習見学は最近していないので、どのような練習をしているのかはわかりませんが、特徴を生かしあうような練習もしているのだろうなと感じます。

もちろん、結果としては、1-1で終わりましたし、相手に持たれて攻められる場面もありましたので、チャンスの数で見たら似たようなものだと言われるかもしれませんが、言葉が乱暴であればすみませんが、個々の特徴を生かしながらもチームとしてのプレーで考えたときには、浦和がかなり優っていて、実力差を感じるような局面も多くあったと思います。

その中でも、序盤は、特に10番山中惇希の守備も含めてプレーのスケールが大きくかなり効いていたと思います。開始早々から突破してシュートまで持ち込みコーナーキックを獲得し、その流れから7番與那覇航和がゴールを決めあっという間に浦和が先制する流れの起点にもなっていました。

そして、17番盛嘉伊人が相手をいなしながら組み立て、狙える時にはシュートも狙うというプレーでチャンスを量産していました。特に、前半3分に見せたシュートは、雨のピッチを活かした低めの弾道でのシュートで相手キーパーがなんとかはじき出すことができたというくらい惜しいシュートになりました。

まあ、全体的に動きが良かったわけですが、その中でも目立っていたという感じですね。

また、前線での13番堀井真海のボールの受け方が良く、例えばロングボールで13番堀井真海にパスが出された時に、相手ディフェンダーも反応していて、プレッシャーはかけられている状態でも、上手く受けてマイボールにできるというプレーが多かったですね。

攻撃の回数として浦和が多い中でしたが、先ほども書きましたが、特徴を生かしあって攻撃を活性化させるプレーにはリスクも伴いますと言うことで、横パスが奪われたりした時や、連携でミスが出て奪われた時には、結構危険な場面が作られるというのは、ここ数試合見られる光景ではありますが、高めの位置で奪われた時の対応に関しても、これまで以上にカバーリングの意識が良く見られた印象がありました。

特に、相手がペナルティエリアまで侵入してくるようなプレーでおそらくですが2度ほど8番冨田蓮がギリギリのところで競りに行けたことで失点せずに済んだという場面があったと思います。

サイドに入ってから、やや守備の意識も高めなければならず、攻撃の特徴が出し切れていない印象もあった22番奥山圭介も、この試合では、攻撃に絡む形を多く作れていました。

・・・なんか、試合の流れに沿っていない文章になっていますね。

まあ、前半35分に私が見ていた位置からかなり見やすい位置での出来事だったのですが、あれでPKがとられるのかというプレーで相手にPKが与えられ、これを決められて1-1と同点にされます。

失点直後の6番清水楽人からのクロスに22番奥山圭介がヘッドで狙った場面など作るも前半は1-1で折り返します。

後半開始時のメンバー交代はなし。

後半3分に13番堀井真海が高い位置でインターセプトして惜しいシュートを放つ形を作り、4分には6番清水楽人も攻撃参加する形でシュートを放つもこれはキーパー正面。

後半8分には、7番與那覇航和がコーナーキックにつながる惜しいシュートを放ちます。

その直後にも22番奥山圭介からの浮き球のパスを10番山中惇希が惜しいヘディングシュート。

惜しい惜しいと書いていますが、今日の試合では、本当に、ちょっと跳ね返る角度が違えば、ゴールになっていても良いでしょと言うシュートが本当に多かったんですよ。

後半19分に、ここまで多少ミスがあっても守備陣の対応で跳ね返していたものの、やや大きなパスミスで一気に攻め込まれる場面があったものの、ここは相手のシュートミスに救われます。

後半20分には、交代で入った24番佐藤優斗から17番盛嘉伊人を経由し、抜け出した13番堀井真海にパスが通りシュートまで持ち込みます。

後半22分には、12番福島竜弥からのバックラインからの長いパスを13番堀井真海が前線で収めて攻撃参加する6番清水楽人に繋げて相手ゴールに迫ります。

後半26分には、交代で入った20番木下翼の鋭いドリブルでの仕掛けから右サイドを駆け上がる同じく交代で入った37番高橋悠にパスがやや長くなってしまったものの、交代で入った2選手で惜しい仕掛けをします。

後半29分には、20番木下翼がペナルティエリアまで持ち込んでシュートを放ちキーパーが弾いてそのままゴールに入ったかと思ったものの、これはサイドネット。

後半31分には、ペナルティエリアすぐ外のコーナーよりのところでフリーキックを獲得すると、17番盛嘉伊人からのクロスのこぼれ球を4番玉城大志がシュートも決まらず。

後半39分には、20番木下翼が放ったシュートがポストを叩くという惜しい形を作ります。

後半40分に34番工藤孝太と16番根岸恵汰が同時投入され、16番根岸恵汰が両サイドに上手くパスを捌いて行く形で数回チャンスを作るも結果的に最後までゴールを決めることができず、この間に相手にも2度ほど決定機を作られるものの、ここもなんとか失点を免れ、結果1-1で終了となりました。

最後の最後にペナルティエリア内で相手がハンドしたようにも見えたのですが、その直後に試合終了となりました。

やや、結果だけ見れば、判定に泣かされた部分もあると思いますが、これも良く書くことですが、判定に文句を言うのは、その試合に勝ってから言うのがかっこいいものですよという感じで、そうでなくても、この試合では、開始早々の得点以外にも、多くの決まっていてもおかしくない決定機があったことを考えると、勝ち切ってから、でもなんか判定もおかしかったよねと言う流れにできれば良かったなと思うところもあります。

それにしても、私個人的には、結構ニヤニヤしながら見てしまったところが多かったのですが、雨でスリッピーな状態でのピッチでの戦いで、なんか、パスの連携連動が、思った以上に向上していませんかという感想がありまして、確かに相手がセカンドに対する反応が遅いという局面も多かったのかもしれませんが、結果的に、この試合、崩し切っての決定機も多く作っていたんですよ。

サイドから仕掛けてクロスというチャンスの作り方も多くなりましたが、ペナルティエリアの中で受けてシュートまでと言う形も多く作れていましたから。

だから、本当に突き抜けるための我慢の時間というだけであって、まだ変な意味で調子に乗らないためにも与えられた試練がこの試合だったという考え方にしておいて、次から勢いに乗るというか。

珍しくJリーグで例に挙げると、浦和レッズユース出身の松尾佑介(仙台大学)が横浜FCに加入して、まだ大学生だけど既に出場できるとかで前節にベンチ入りした時の試合を見たのですが、その試合で、横浜FCが浮上のきかっけを掴むまであと一歩みたいな解説があったところで、松尾佑介も活躍して快勝したんですよね。それで、解説者が、抜け出したこの勝利で横浜FCは、一気に上位争いに浮上しそうですねみたいなこと言ってた(気がする)んですよね。

そしたら今節も、連勝してた(松尾佑介はなんと先発だった)という感じで、模索して、でも結果がすぐについてこなくて、でも我慢して続けていく。そして、浮上のきっかけとなる試合で爆発して、そこから、これまで入らなかった得点が入り勝負にも競り勝てるようになる。そんな流れを期待してしまいます。

私は、昨年の清水エスパルスユース戦アウェイを強く頭に刻んでいますからね。ゴールシーンまでしっかり頭に残っています。

浮上のきっかけにするには申し分ない場所と相手。

かなりかなり楽しみにしています。

ではでは。

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アカデミー卒業生関連 2019/07/06 – 社会人関東1部 栃木シティ vs VONDS市原を観戦してきました。

どうも、ブクメです☆

今週も、土曜日は関東社会人リーグの試合に足を運びました。今週は、関東社会人リーグの日程を確認したところ、栃木県で2試合が開催され、実際に足を運んだ栃木市総合運動公園陸上競技場開催の1部の栃木シティvsVONDS市原の試合が13時キックオフで、その後17時から栃木フットボールセンターで2部のヴェルフェ矢板vsさいたまSCの試合があり、実際同じ栃木県の会場でも、それぞれが60キロほど離れている会場だったものの、掛け持ちもできるなと思ってはいたのですが、結局、1試合しか行けませんでした。

まだまだ気合が足りないな自分。

ということで、一戦集中と言うことで、浦和レッズユース出身の西袋裕太の所属するVONDS市原を応援しつつ、西袋裕太のプレーをしっかり見るという形での観戦となります。

ちなみに、栃木シティのホームゲームでプログラムが配られて栃木シティのメンバーを眺めていたところ、中村祐也の文字が。私が見始めるより前なのでアカデミー時代のプレーは見ていませんが、浦和レッズユース出身の中村祐也は、現在栃木シティに所属しているのですね。

まだ、トップチームメインで観戦していたころに、岩鼻運動公園東松山サッカー場で開催されたサテライトリーグで負傷明けだったと思いますが、中村祐也のプレーを見たことがあって、凄い選手だなと感じたのを今でも覚えています。この試合では、残念ながらベンチ外でした。

さてさて、西袋裕太の試合に関しては、ちょうど2週間前に東京ユナイテッドとの試合を観戦して短いスパンで観戦ということになりました。前回観戦した時は、ユース時代に馴染みのないボランチでのプレーと言うことで、違和感はありつつも、攻撃的な良さも多く見られて面白いと思いつつ、今日は、(私の中では)本来のセンターバックのポジションでスタメン出場となりました。

首位のVONDS市原は、2週間前の東京ユナイテッド戦で敗れ、更に前節も流通経済大学FCに勝ち切れず引き分けていて、試合前に順位表をチェックしていなかったのですが、戻ってから順位表を見ていたら、1位VONDS市原(19)、2位東京ユナイテッド(18)、そして、少し差はあるものの今回対戦する栃木シティは、勝ち点12で3位ということで、私としては、前回に引き続き、このカテゴリの上位同士の対決を見ることになったわけですね。

センターバックの西袋裕太と言うことで、私としては、これまでと現在地とこれからを図りやすい見方ができました。

2週間前は、ボランチと言うポジションで、守備的なところと同時に、攻撃的なところでも持ち味を見せられるというところが発見できたという内容で書きましたが、今回は、私が思う本職のポジションでの出場。ユースの試合のように、ほぼ毎試合見ていて、1試合での変化を考えながら見るという見方をしていないので、前回がかなり前になってしまうのですが、センターバックとしてのプレーで前回、西袋裕太のプレーを見たのは、昨年の4月の天皇杯予選にさかのぼります。

正直なところ、この時のプレーを見たときには、やや守備面でのプレーが精彩を欠いていると感じていました。大学時代にほとんどプレーを見る機会がなく、卒業後に社会人リーグに進み、そこで主力としてプレーしている状況までは情報を追っていて試合自体は多く見られない中で、昨年見た試合では、「今どのようなモチベーションでプレーしているのだろう?」と感じていたところも正直ありました。

そういうことを今回書けるのも、今回観戦した試合が姿勢も含めて、明らかに上を目指している選手であることが確認できたからなんですよね。

相手チームが上位で、上を目指しているチームと言うことは知っていて、上のカテゴリでも戦えるメンバーがそろっていることは知っていて(割とチーム名が変わる前の栃木ウーヴァの試合は、見たい試合の対戦相手としてポツポツ目に触れることがあって、情報が入ってきていたりしたので)、その中でも前線に強い選手がいて、テクニックに優れたブラジル人選手がいる相手。テクニックもあって、抜け出した時の縦のスピードも速いと感じるその相手に対して、上手く対応できていたんですよね。ほとんど自由にさせていなかったですし、個人の部分だけでなくて、4バックで守るVONDS市原も守備の連係も良くできていたんですよね。

かなり良かったです。

更に良かったのは、前半に見事なゴールでVONDS市原が先制点を挙げた直後に、味方が喜んでいるところで、すぐに元川崎フロンターレのレナチーニョのところへ行って、話をしていた。

上の写真がその時の風景なんですけど、もちろん、内容はわかりませんが、表情を見れば、先制点を喜ぶよりも、修正点を真剣に話しているんですよね。前節引き分けに持ち込まれたので、ここからどう戦うのかを話していたのか、それとも単に、後ろから攻撃を組み立てる際の動きをレナチーニョから求められていたのか、それはわかりませんが、この姿勢が凄く良かったわけですよ。

試合終盤は、1点を追いかける相手に対して、守備に追われる時間がかなり長くなっていたわけですが、その場面でも体を張って跳ね返す場面なども見られ、昨年見たときは、たまたまその試合が精彩を欠いていたのかもしれませんが、この1年で表情も自信も変わったんだなと勝手に感じたわけです。

そして、その後、まあこういうことは書いてしまって良いと思うので書きますが、この世代のご父兄の方とは、比較的長いお付き合いをさせてもらっていて会場で会ったときには一緒に試合を観戦したりしているのですが、試合後に、ご父兄の方経由で、西袋裕太から明確に「上を目指している」という言葉を聞かせてもらいました。

その言葉を聞かなくても、今日の試合を見ていれば、伝わってきてはいましたが、明確に示してくれるというのは嬉しいことです。

この世代の浦和レッズユース出身選手は、本当に挑戦心にあふれる選手が多くて、佐藤大介は、フィリピン代表としての活躍と同時に、クラブチームも欧州を渡り歩き、先月末からタイの強豪クラブであるムアントン・ユナイテッドへの移籍が決まり、同じタイリーグには、寄特直人もいますし、中村駿介は、マルタリーグを経由して、現在はラトヴィアリーグで活躍している。

気持ちの強さと弱さの両面を見せられた世代で、今は思うような状況ではない選手もいますが、その強さの部分と本来の自分が最も研ぎ澄ませるべきプレーを取り戻せば、大きなチャンスが来るだろうという選手もいる。

そんなことを感じていた矢先に、今日の西袋裕太のプレーと姿勢を見たわけで、これでまたこの世代から目が離せない選手が増えたなというシンプルな感想を持ったわけです。

プレーの質の高さを求め続け、今日見せてくれたような姿勢を見せ続け、あとは、ちょっとしたタイミングと運が巡ってきた時にそれを離さないようにアンテナを張り続けて、個人の成長とチームの成功、そして、思い描く未来に近づくことを祈るばかりです。

楽しい試合観戦になりました。

ではでは。

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【アニ山】千葉県大学サッカーリーグをみてきました(城西国際大学-千葉商科大学)

どうも、ブクメです☆

アニ山さんから記事が届きました。6月30日の浦和レッズユースvs柏レイソルU-18の試合で、日立柏サッカー場でアニ山さんに会ったので、特に聞きはしませんでしたが、15時キックオフの試合で、傾向からすると、午前だったり、午後一番とかの、このエリアのどこかの試合には足を運んでいるのだろうなと思いましたが、やはりそうでした。

千葉県大学サッカーリーグの観戦と言うことで、昌平高校方面を多く観戦しているアニ山さんが昌平高校卒業生関連に話題を置く内容になっているところで、私としては、「城西国際大学には、今日年まで浦和レッズユース出身の高須雄大がいたな」くらいの情報しか浮かびませんでした、すみませんw

私自身は、ユースが新体制で完全サポートしたい形になり、浦和レッズのアカデミーの中でもユースに完全に軸足を深く突き刺すような流れになるので、他方面の情報は、今後は、よりアニ山さん依存になりそうです。

ということで、記事をどうぞ。

おはようございます。ブクメ氏の助手見習い・アニ山です。

前回、ブクメ氏から「アニ山は観戦の幅が広い」的なコメントがあったのですが、全然そんなことはないのです。恐縮しきりです。
自分はジュニアユースは年間2~3試合しか見ませんし、レディースも5~6試合程度。社会人の地域リーグにも殆ど足を運びません。
レッズユースを軸に高校年代のゲームに偏っていて、これではいけないと思い立っては、時間をみつけて大学サッカーやJリーグのゲームを覗きに行っているような状態です。

さて、そんな偏食の激しい僕のサッカー観戦メニューにおいて、レッズユースの次に頻繁にお目見えするのが昌平高校の試合です。
ここ数年の昌平高校の観戦数は、2015年が9試合、2016年11試合、2017年15試合、2018年10試合でした。今年は関東大会・総体予選と早いラウンドで姿を消してしまったこともあり、まだ3試合しか観戦できていませんが。

で今回は、昌平高校2017年度の卒業生で、城西国際大学に進んだ河合友也君の姿を見に、千葉県大学リーグにやってきました。

河合君は高3時にはレギュラーをとるには至らなかったのですが、ボランチやセンターバックをこなす守備ブロックのスーパーサブ的な存在で、出場機会が少ないながらもピッチに立つとソツのないプレイを見せてくれていました。
S1リーグの終盤に大学入試と日程が重なったセンターバックのキャプテン・石井優輝君を欠く試合があったのですが、「あ、でも河合くんがいるから大丈夫だな」と安心した記憶があります。

会場は柏市内に新設された江戸川大学の人工芝グラウンドです。
柏駅から北に4キロ、柏市立病院の裏手にあります。柏市立病院までは休日の日中でも1時間に3本程度バスの便があり、かなりアクセスが楽な部類に入ります。病院前の停留所から5~6分歩くと、今年4月にオープンということで、真新しいピッチが2面、眼前に広がります。

数年前のことですが、都県大学リーグをフォローしている友人から千葉県大学リーグの様子を聞いたことがあって、その時は、「中央学院・国際武道・明海・城西国際の4強に加えて、最近は帝京平成大が強化してきている」という話でした。現在の勢力図は帝京平成が息切れをしてしまったのか2部に降格してしまって、かわりに江戸川大が台頭。昨年はその江戸川大が県リーグ制覇と、群雄割拠に拍車がかかっているようです。
この日は11時半キックオフの【城西国際大-千葉商科大】のあと、14時から【江戸川大-国際武道大】という上位校同士の対戦もあり、相対的な力関係の確認のためにも是非おさえておきたい試合だったのですが、自分はレッズユースのゲームのある日立台に移動しなければいけないので、第1試合のみの観戦です。

【城西国際大 7 – 0 千葉商科大】

さて城西国際大-千葉商科大の対戦ですが、河合君を中心に見ていたのでゲーム自体の感想はアッサリとです。

相手の千葉商科大が今年1部に昇格してきたチームということもあり、城西国際が前半4分に#11上原牧人がフリーキックを直接決めて先制すると、以降はワンサイドの様相になりました。
城西国際大2年生の河合友也は#5を背負って、センターバックの左でスタメン出場。このレベルなら全く遜色ないな…というプレイぶりです。
守備面では相手フォワードにボールが入るところでの前に出るタイミングの良さ。攻撃でもセットプレイを中心に、クロスに対する位置取りやボールへの入り方で巧さをみせます。タイプ的には堀之内聖に近いのかな…なんてことを感じたりもします。
前半40分にコーナーキックから河合のゴールかな?というシーンがあり、
(自分の位置から少しブラインドになってしまいましたので、のちほど公式記録で確認したいと思います)
後半20分にはコーナーキック崩れの流れから、#10徳田勘太の左からの低いクロスにファーに走り込んでのボレーシュート、という見事なゴールがあり、攻守両面で結果を出してくれました。
一方、後半千葉商科大のカウンター的なシーンでは上手に身体を入れ替えられ、前を向かれてしまうというヒヤリとする場面もあり、無失点でゲームをクローズできたものの、課題もあるのかな、という面ものぞかせていました。

城西国際大はこれが今季初勝利。ここまでは武道大、江戸川大に引き分け、明海大に負けという戦績で、やはり上位相手にどのようなサッカーをしてくるのか興味があるところです。次回は是非、秋季に上位勢との対戦を観戦したいと思います。