浦和が世界で勝利した日

どうも、浦和レッズサポーターのブクメです☆
「まったく浦和レッズというチームは・・・よく分からないけどやっぱすげーよ!」と聞こえてきそうなセパハンを圧倒した試合でしたね。「ノビノビ」とサッカーをやるとこれだけできるチームなのかと思うくらい昨日のクラブワールドカップのセパハン戦は楽しい試合が見られて試合も相変わらずの集中切らした一点献上はあったものの、完璧な試合だったと思います。たぶん、今更ベストゲームに位置づけられるような・・・。
疲労度とか、思うように体が動かないとか、そういうものを超越したプレーを見せてくれました。そして、昨日の勝利は個人的に負けず嫌いのブクメとしては、浦和レッズがクラブワールドカップで、世界の大会で勝利した始めてのクラブであること。それは、開催国枠とか温いものではなく、アジアでの苦しい戦い、海外での死闘を乗り越えて得たアジア代表として、批判をしていたどんな人の言葉も封じるような内容結果だったことを誇りに思うわけですよ。「浦和がアジアNO.1クラブだぞ!」と胸を晴れるわけです。リーグ連覇を逃して天皇杯も敗退した後の浦和の街はどことなく寂し気だったんですけど、昨日の勝利で浦和の街はまた誇らしい街に戻りました。
そして、ACミランと戦える。戦える以上にリーグ不調の言い訳半分はあるかもしれませんが、この大会が最大の目標と明言しているという本気の欧州の名門とガチで勝負できることが大きい。ブクメは浦和レッズだけのサポなので日本のクラブの今後のために重要とは思いませんが、実際にはその部分にも貢献できるほどの一戦と新しい歴史になるのだと思います。毎年開催される欧州の強豪クラブとの親善試合の埼玉シティカップ。バイエルン・ミュンヘンとかマンチェスター・ユナイテッドと浦和は試合をして引き分けたり勝ったりしていますが、相手は本気だと言おうが何を言おうがそれは親善試合でしかなかったわけですから、こういう舞台は全くの未知の領域なわけです。一蹴されるかもしれないけど勝ち上がって戦ってほしいとリーグで敗退したころのチームの惨憺たる状態を見たときには思っていた部分もありましたが、昨日の戦いぶりが見られるのであれば、勝機も無いわけではないなと思えるようになりました。海外移籍を目指す選手がアピールのために頑張っていたとかセパハン戦のことで書いているメディアがありましたが、別にそれでもいいんです。モチベーションでアレだけの試合ができるのであればACミランに一泡吹かせて、ボカ・ジュニオールスにリベンジするくらいの期待をこめて浦和サポとしてはいつもと一味違って意味合いでありながら、いつもどおりのサポをさせてもらいますよ!
「Jリーグはレベルが低い、やっぱりサッカーは欧州だ」という人は多いですよね。その欧州にあってACミランは名実共に認められた世界の有名クラブ。もちろんブクメだって時々試合は見ていますよ。知っている選手だらけというよりは知らない選手を探す方が難しいチーム。本当に強いです。おそらく、Jのクラブが欧州チャンピオンズリーグに参加する資格が与えられても予備予選ですら敗退するくらいのレベルだと思います。現にアジアから欧州に舞台を移したカザフスタンはまったく勝つことができていません。でも、最初よりは勝つことができるようになっている。これが何を意味しているのか。それは、世界と戦う舞台、強豪チームと戦う舞台がなかなか用意されていないためにいくらその国ではNO.1でも揉まれる環境がないために体で覚えることができない、積める経験が積めない部分があるんです。
本当の意味では浦和は初挑戦でアジアを制してしまった。本当ならば初挑戦のクラブはその予想以上に過酷な初の状況でいいところを出せずに敗退していくのに、一つ一つたくましく乗り越えて初で初優勝(当然かw)したわけです。歪で大失速という屈辱を浴びるのも浦和らしいと言えば浦和らしい・・・とやっと少しだけ思えるようになってきましたが、どちらにしてもそれだけの力のある選手達がそろうクラブですから、その出来る限りの全てを今の力の最大限をACミランにぶつけてもらいたい。それを臨んでいいんだなと思えるセパハン戦でした。
ACミランサポの方にはできれば、頭ごなしに否定するのではなくお互いに尊重してスタジアムで応援できればと思います。浦和サポにも頑なな者が多いのでそれをまず直せといわれれば否定できませんが・・・。
ブクメが嫌なのは、欧州の強豪とやる時の欧州好きのサポがかもし出す雰囲気なんです。せっかくの真剣勝負だから本当ならどちらを応援するかで席をちゃんと分けられるような措置をしてお互いにサポでも戦えるように配慮してくれるといいんですけどね〜。
もう、明後日だ〜。働け自分!そして、治れ喉!
サポも体力回復して臨むべき試合ですもんね!