埼玉県S2リーグ 2019/08/24 浦和レッズユースB vs 熊谷高校 4-2勝利・・・取っては取られる展開も最後は突き放す

どうも、ブクメです☆

ここ最近は、良い具合にプレミアリーグとS2リーグが掛け持ちできたり、別の日になっていたりで、足を運べる機会が多くなっています。今週も、土曜日がユースのS2で、日曜日がプレミアリーグということで、土曜日は、しっかりS2の試合にも足を運ぶことができました。

場所は、埼玉工業大学ですね。

この会場には、複数回足を運んでいるものの、今日の今日まで知らなかったことがありまして、というか、それを知った場合、前回のこの会場のでの観戦は私がちょっとしたマナー違反になっていたんだなと気づいてしまったのですが、もともとピッチの横が土手のようになっていて、そこに観戦席が並べられているような作りで、真ん中くらいに物置があって、私はその手前までが観戦エリアになっていると思っていて、実は、しっかりアウェイ用に物置の奥にアウェイ用のエリアとして座席が置かれていたんですね、しかも結構多く。なのでアウェイは、若干奥寄りに座るものだと思っていたら、実は、そこはしっかりホーム側だったという前回(特に何かしたわけではありませんが、場違いは私でしたすみませんw)

ということで、それに気が付いた今回は、しっかりアウェイ側(奥の方)に座って観戦しました。

ここ数日、天気が悪い日が多かったこともありますが、これまでの猛暑酷暑がようやく和らいできて、暑さも落ち着いてきたこの1週間でしたが、この土曜日に合わせるかのように、また暑くなりましたね。若干・・若干、湿度はこれまでよりマシではありましたが。

そして、若干、エリア的に仕方ないものの、牛様の肥料的なあれな臭いがプ~ンと漂ってくるというコンディションであったことも書いておきますw

では、試合の話に移りますね。

vs熊谷高校戦メンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に31番大野海翔(後半スタート⇒37番高橋悠)、右に32番岡田翼、センターバックに40番茂木柊哉と28番アピッチ輝(後半19分⇒38番舘樹)、MFが左に29番伊澤壮平(後半36分⇒36番瑞慶山一真)、右に42番吉田来綺、真ん中に35番島垣翔と39番戸田大翔、FWが左に11番石橋遼大、右に33番小川聖凪(後半7分⇒2番長田拓巳)

となります。

S2リーグでは、もう恒例となっていますが、先週の西武学園文理高校戦では、3年生、2年生も多く含まれるメンバーでしたが、今回は、キャプテンマークを巻いて出場した11番石橋遼大以外は、全て1年生というスターティングメンバーになりました。

ゴールキーパーの41番樋口燿大が水戸ホーリーホックユースカップを除くと公式戦の初スタメンになるかと思います。

試合開始から若干緩さが目立った浦和は、相手の前線の選手の果敢仕掛けを止めきれず、最初の5分間くらいで、クロスバーに救われた相手のループシュート含めて2,3回決定機を作られるという、立ち上がりになってしまいます。

これは、厳しい試合になるかなと思っていた矢先の前半10分に、ちょうど下を向いているタイミングで、シュートの場面からしか見ることができなかったのですが、29番伊澤壮平が決めて浦和が先制します。一緒に見ていた方に聴くと、数名で上手く崩しての得点だったとのこと。

スタートは、相手の攻撃を受ける形になり、その対応も、対峙する時の距離の取り方とか、仕掛けた時の味方のカバーリングの意識とか、そういうものが上手くいかずに流れが悪くなっていくというところばかり見えていましたが、相手の守備は、前節と比べると、隙が多く、また、その隙を上手く狙えない場面も多かったものの、それでも、先制することができたことで、攻撃で相手の勢いを跳ねのけることには成功していたのではないかと思います。

前半11分に、42番吉田来綺から追い越して中に入る32番岡田翼、33番小川聖凪と繋がり、シュートまで持って行く形や、前半13分には、33番小川聖凪とのパス交換で42番吉田来綺が中へ切り込んでいきシュートを放つなど、最後のシュートの精度は欠けるものの、追加点のチャンスを連続で作ります。

また、11番石橋遼大は、結果的にフル出場で最後まで運動量を落とさずに様々なポジションに顔を出しながら存在感のあるプレーを見せることが多かったです。

前半18分の相手キーパーに対するチェイシングや、前半22分の左サイドからの仕掛けから33番小川聖凪を狙ったパス、またウォーターブレイク後の前半30分あたりには、ゴール僅か右にそれる惜しいシュートを放つ場面も11番石橋遼大が作っていました。

ただ、相手の攻撃自体は単発になっていたものの、バックラインや中盤の選手が思い切った突破を試みたときなどに、味方がそれによって空いたスペースのケアができていない流れで相手に奪われてしまい、シンプルにそこを狙われて決定機を作られるという場面もありましたし、やはり、先ほども書きましたが、それ以外でも相手の仕掛けに対しての距離の取り方とプレッシャーをかけるというところでは、甘さと緩さが見えるところがあったとは思います。

実際、前半終盤の41分に、中盤からのドリブルの狙いでサイドに流れながら仕掛けたところで、相手に囲まれて簡単に奪われてしまい、そこから本来見方がカバーするポジションを味方がカバーできておらず、そこを狙われて最終的には2vs2の形でサイドに引き付けられてクロスを上げられフリーでヘッドで決められるという形で1-1の同点に追いつかれてしまい、前半リードを守れず終了。

攻撃陣もチャンスは複数作ったものの、やはり、前の試合で存在感を見せた選手も、やや味方との連携だったり、プレーの判断が遅かったり、誤ったりで、相手の良い守備で奪われるというよりは、連係ミスで攻撃が終わる、フリーなのに、相手ディフェンダーがケアしている選手に向けて長めの中途半端なパス(くどい様ですが、出した後に通らなかった時に、味方に、その意図を伝えたり、主張ができている場面が少ないように感じられたので、出し手が意図のあるパスでも味方が感じていなくて、それをどちらもが意識できなければ、ミスパスですし、中途半端なパスでしかなくなります。)

・・・と、もちろん、試合のたびにメンバーが変わり、連携をとることが難しいことも考慮に入れていますが、この辺は、厳しめに書きます。

後半に入り、前線の37番高橋悠が左サイドバックの31番大野海翔と交代したと同時に、42番吉田来綺が中盤真ん中に移動し、11番石橋遼大が中盤右に移動するなどいくつかのポジションの入れ替えもある中で、全体的に、11番石橋遼大の右サイドを使った攻撃がチャンスにつながる回数がかなり多くなった印象があります。

後半1分にやや相手ディフェンダーが密集している状況ながら、29番伊澤壮平が思い切ってシュートを狙う形からスタート。

後半4分には、右から11番石橋遼大が突破し、クロスボールを受けた33番小川聖凪が仕掛けてコーナーキックを獲得。そのコーナーキックも11番石橋遼大が蹴り、一度は跳ね返されたところで、39番戸田大翔がキープし再び11番石橋遼大に渡しクロスでチャンスを作ります。

浦和の攻撃が厚みを増す中で迎えた後半13分に、11番石橋遼大が突破してキーパーと1対1になり狙いすましたシュートはキーパーにブロックされるも、跳ね返ったところで、相手ディフェンダーも寄せてきていたところでしたが、29番伊澤壮平がしっかり決めて再び2-1とリードを奪います。

このまま、突き放して勝ちに行きたいところでしたが、得点直後の相手の攻撃であっさりと決められてしまい再び2-2と同点に。

また難しい流れに入っていくかと思われましたが、この辺りから後半7分に投入された2番長田拓巳が絡んだ形でチャンスが増えていきます。

まず、後半15分に37番高橋悠から39番戸田大翔、35番島垣翔とテンポ良くパスが繋がり前線に走る2番長田拓巳が僅かに合わなかったもののヘッドで合わせられればという形を作ります。

更に後半21分には、11番石橋遼大の右サイドの突破からのクロスを2番長田拓巳が受けてシュート。ここは決められずも、コーナーキックを獲得。そのコーナーキックのチャンスでは、11番石橋遼大からのクロスが一旦跳ね返り39番戸田大翔がという、先ほどと同じような流れで、再び受けた11番石橋遼大が上げたクロスに32番岡田翼がヘッドで狙うチャンスにつながりました。

そして、迎えた後半26分に11番石橋遼大からのパスを受けた2番長田拓巳がキーパーと1対1の形になり、一旦はシュートをキーパーにブロックされるも、こぼれ球を再び2番長田拓巳がシュート。枠を捉えたシュートを相手ディフェンダーが足を出すも、跳ね返ってゴール上に突き刺さるという形でゴールとなり、3-2と再びリードを奪います。

取っては追いつかれの展開が続いている中で、この後は、相手の反撃もしっかり跳ね返すことができ、迎えた後半34分には、42番吉田来綺からのパスに抜け出した37番高橋悠が相手キーパーと1対1の形になり、ここを相手キーパーの動きを見ながら落ち着いてゴールに流し込み、ようやくここで、2点差開くことに成功。

結局、以降は、危なげなく試合を進めて4-2で勝利となりました。

すっきりした戦いとは言えない試合にはなりましたが、勝負のところでは、後半の重要な時間帯でのリードから、その後の反撃を落ち着いて跳ね返し、更に追加点も決めることができたということで、見事な勝利とも言えますね。

ちなみに、勝手に、前回の熊谷高校との試合でも、こういう打ち合いになったよねとか、一緒にいた方と話していましたが、このブログを書く前に調べてみたら、1-1でしたw 私の記憶のいい加減なことと言ったら・・・どうやら、5-3で勝利した花咲徳栄高校戦とごちゃごちゃになっていたようです(正解だったのは、さいたま市浦和駒場スタジアムのサブグラウンドでの試合だったところだけw)

S2リーグは、来週はミッドウィークにも開催ですよね。昼間にちゃちゃっと仕事を片付けて、足を運ぶ予定です。その時のメンバー構成がどうなるのかは、全く分かりませんが、試合のたびにメンバーが大きく変わることもあることも考慮に入れつつですが、せっかく、選手同士のコミュニケーションが重視される育成の体制になったので、もちろん、長い時間ベースを作ってやっていることで連携連動が高めやすいAチームも良いのですが、メンバーが入れ替わろうが、その試合の中で味方の動きを考えて、自分の動きも理解させられるような適応力と、判断力、伝える力など、そういうところがS2リーグでは、もっともっと見られてくると良いなと感じています。

選手が考えてそれぞれが言い合うことができて、主張し合って考えて、連携連動が高まっていく方向性というのは、ユース全体での共通事項ですよね。

その点では、置かれている環境でモチベーションがというのを言い訳にはしてほしくないので、もっともっとやってほしいです。

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2019/08/19 浦和レッズユースB vs 西武学園文理高校 1-1引き分け・・・この試合に対する気持ちと集中力の差かも?

どうも、ブクメです☆

今日は、埼玉県S2リーグの西武学園文理高校戦の観戦に、聖望学園高校下川崎グラウンドに行ってきました。この会場には、6月30日にもS2の試合で足を運んでおり、その時は、一度、聖望学園高校に行ってしまったりバタバタしたのですが、今回は、場所を間違えることはなかった・・・のですが、不思議なトラブルが起こったんですよね。そもそも、9時30分から聖望学園高校の試合があることもわかっていて、そこに浦和レッズジュニアユース出身選手もいるので、そこから2試合観戦することも考えていたのですが、今日は朝やらなければならない仕事があったので、その辺をやっていて気が付いたら11時30分からの浦和の試合自体も結構ギリギリになってしまいそうな時間になり、割と慌てて向かったのですが、私のスマホのgoogle mapのナビが今日は、機嫌が悪いらしく、現在地の200メートル手前を現在地として判断してしまう状況で、急いでいたので、いったん立ち止まって、スマホの電源を入れなおすとか、そういうこともせず、その誤差を考えながら、現地に向かい、特に右折左折の時が、読みが試されるというか、久々にナビを入れているのに、かなり集中力を高めての30分ほどの運転となりました。ということで、なかなかの試練を抱えつつの現地到着となりました。

割と、試合時間が迫った状況で到着したのですが、予定の組まれ方自体が結構詰まっている状況で、ここ数日に比べたら多少ましでも、給水などが間に挟まれることで、前の試合の時間の関係で結局、スタートしたのは、10分遅れくらいだったので、落ち着いてから見ることはできました。

という前置きをしました。特に、この出来事に何か意味があって読んでいる方にメッセージ性があるということでもないのですが、そう捉えて考えていただくと発想力が身につくかもしれません(そんなわけはないw)

今日は、正直なところ、試合を観戦して、しばらく考えていたのは、厳しめの内容を書いたほうが良いのかなと思うところもあったのですが、特にここ最近は、ユースの試合は、練習試合を含めて、かなり多くの試合に足を運んでいます。

それほど、多くの情報が集まってくるわけではないですが、私は、性格的に、それぞれの選手の今の心境とか置かれている状況とか、そういうものを考えてしまう方なので、この夏の全国大会やプレミアリーグ、水戸遠征や和倉遠征、そのタイミングで別の大会やトップの練習に参加していた選手、怪我もあったり、万全でも思うように使ってもらえなかったり、もろもろの状況を想像するわけですね。もちろん、3年生にとっては、進路的なものが心に引っかかる時期でもありますし、本来であれば、1つの試合を観戦するものとして、そういう背景とか思いとかは考慮せずに、今日の試合は、どこか、集中にかける時間があったり、プレーが雑になるところがあったり、相手の戦い方を見ながらのプレーの選択もできていなかったし、試合の締め方としてのプレーも良くなかったと書いて、もっとビシッとしてくれよ、カテゴリはBチームが望むカテゴリでも、私は発見を楽しみに足を運んでいるし、監督も見に来ている(というか、新体制になってからは、予定が被らない時は、S2の試合も毎回監督が見に来ているのが現在)のだから、まず姿勢のところから見せるのが当たり前だと思うと、物足りなく感じたとか、書きたいのですが、背景も考慮してしまうので、でもな・・・とは、なってしまうのです。

昨年からS2リーグを見ていますが、特に高校のAチームと対戦する時に感じるのは、攻撃の精度とか個の能力とか、そういうところは、かなり上と比べると差があるようには感じるのですが、守備にポイントを置いた時には、基本的にこのくらいのカテゴリにいる高校のAチームの守備は固いですし、そこに浦和レッズが相手と言う要素が加わるので、最後のところでの頑張りが加わると、相当な集中力と、判断の速さを持って臨まないと、今日の試合もそうでしたが、ごちゃごちゃした中でのこぼれ球を上手くマイボールにできての決定機とか、そういうところ以外では、一見攻め続けているように見えても、では、相手キーパーを脅かすようなところまでのシュートが何本打てていたかというと、ほとんどないとなってしまうんですよね。

毎回メンバーも入れ替わる中で、連携を高めていくのは難しいかもしれませんが、今の体制では、全体を含めてのコミュニケーションを選手自らに求めるところが強いので、それをどのような組み合わせであっても、その試合の中でできるようになることがベストで、それは、S2だろうがプレミアリーグだろうが、練習試合だろうが変わらないよなと思っています。

前置きが長くなりすぎた・・・ということで、試合の話に移りますね。

vs西武学園文理高校戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に31番大野海翔、右に3番清水哲太、センターバックに5番遠藤龍河と40番茂木柊哉(後半43分⇒28番アピッチ輝)、MFが左に29番伊澤壮平、右に11番石橋遼大(後半13分⇒42番吉田来綺)、真ん中に39番戸田大翔(後半43分⇒26番舘澤佑磨)と16番根岸恵汰(後半13分⇒35番島垣翔)、FWが左に20番木下翼、右に37番高橋悠(後半27分⇒33番小川聖凪)

となります。

試合開始から、相手の守備ブロックと早い寄せに苦しめられる展開となり、中盤でボールが収まりにくく、サイド攻撃になった時には、素早く2枚が寄せてきつつ、そこに更に2枚が加わりサイドの狭いエリアで4人くらいに囲まれて、そこを強引に突破しようとしたり、パスコースが限定された形で出して奪われるような場面が多くなります。

仕掛けて奪われてカウンターという形は多くなるものの、相手の攻撃の精度の低さに救われるところがありつつ、試合としては拮抗した状態が続きます。

味方との動きが合わないというところもあるのかもしれませんが、相手の寄せが早いところで、トラップが長くなってしまったり、パスが味方と合わずというところも多いように感じられました。

序盤のいくつかのチャンスでは、例えば、20番木下翼が前線で受けて、相手ディフェンダーに囲まれながらも粘ってキープして引き付けたところでサイドの11番石橋遼大に繋げてと言った形でのサイド攻撃であったり、右サイドバックの3番清水哲太が高めの位置にポジションを取ることが多く、そこを上手く使えたときには、チャンスが作れるというイメージはありました。

ただ、やはり相手の守備ブロックというものを意識した駆け引きというものが少ないなという印象はありました。

シュートチャンス自体が少ない中でしたが、前半18分には、37番高橋悠がインターセプトしたところからの攻撃で、裏に抜け出した20番木下翼にパスが通り、キーパーと1対1の場面を作りましたが、ここは、決めきれず。

このチャンスの直後には、今度は、相手に決定機を作られるも、ここは1番石塚悠汰がなんとか防ぎます。

ウォーターブレイク前後くらいだったと思いますが、29番伊澤壮平と37番高橋悠のポジションを入れ替えて、37番高橋悠が中盤左に入ったあたりから、この左サイドを使った攻撃で37番高橋悠のドリブルでの仕掛けに相手が対応できずに、抜け出してクロスまで持ち込めるという場面が増えます。

更に、こちらのサイド攻撃に対する相手の守備の人数のかけかたを逆手にとったような中盤を経由して両サイドに展開するようなプレーを意図的に入れたと思うのですが、これにより、チャンスが徐々に増えていきます。

それでも、やはり、突っかけてカウンターを受けるという回数は多く、何度かピンチを挟みながら浦和もチャンスが増えていくという時間帯に入っていきます。

そんな中で、迎えた前半32分に、31番大野海翔からの相手ディフェンダーの間を通すパスに対して、高めの位置を取っていた3番清水哲太が中央辺りまで移動して抜け出していてキーパーと1対1のチャンスを作るも決めきれず。

崩してのシュートがほとんどない中でしたが、前半で迎えた2つのチャンスが今思えば、キーパーと1対1の決定機だったわけですね。ここで決めていれば、展開は変わったかもしれません。

セットプレー自体もほとんどない中で、前半終了間際に得たコーナーキックのチャンスで20番木下翼からのクロスに40番茂木柊哉がヘッドで合わせる形を作りつつ、前半は0-0で終了。

前半25分くらいからは、攻撃にも工夫が加わりサイド攻撃からの光明は見えたものの、では、崩せていたかというと、相手ゴールを脅かす崩しまでにはつながっていなかったという前半の感想でした。

後半スタートは、メンバー交代なし。

前半の流れそのままで行けばある程度ペース自体は浦和が掴んでいけると思っていたのですが、後半は相手が一つギアを上げてきた印象で、スピードのある選手の仕掛けの対応をしているうちに、守備ラインが下げられる形になり、しばらくは相手の攻撃を受ける時間が多くなります。

試合の半分、ウォーターブレイクに入るくらいまでは、相手に多くのチャンスを作られ、そのうち一つは、5番遠藤龍河がなんとかクリアしたものの、崩されてシュートも枠にしっかり打たれていたような決められていてもおかしくない決定機でした。

相手も攻撃の回数が多くなったことと、若干疲労も出始めたところで、守備のバランスも若干崩れてきたところで、浦和が33番小川聖凪を投入し、この辺りから、浦和の大きなチャンスが増えていきます。

後半25分に35番島垣翔から42番吉田来綺につながり、42番吉田来綺が相手ディフェンダーの間へパスを通すとそこへ33番小川聖凪が抜け出し、たまらず相手ディフェンダーに倒されてPKを獲得します。

このPKは、相手キーパーに反応される、こぼれ球に33番小川聖凪が飛び込んで押し込んだかに見えたものの、このシュートはクロスバーに跳ね返り、ゴールならず。

更に、後半29分には、右から3番清水哲太が持ち上がり、クロスに33番小川聖凪が見事なトラップからシュートを狙うもシュートコースが甘く相手キーパーに防がれます。

後半38分に、ペナルティエリア外くらいでパスを受けた42番吉田来綺が、相手ディフェンダーが寄せてきている状況ながらも、体の向きからは、シュートを打つとはおそらくキーパーも思っていなかったと思うのですが、そこを見事な振りでシュートを放ちゴール右隅の枠内に飛んだ見事なシュートでしたが、ここは、相手キーパーの見事な反応で防がれます。

直後の41分には、再び42番吉田来綺が、33番小川聖凪とのワンツーから抜け出して、相手ディフェンダーに倒されPKを獲得。

このPKのチャンスを、この後半に何度も決定機を止めている相手キーパーにまたもや反応されて防がれてしまいます。

決定機が増えた中でもなかなか0-0の均衡を崩せない中でしたが、迎えた後半43分に先ほど見事なシュートを放った42番吉田来綺がペナルティエリア外くらいでパスを受けるとそのままドリブルで持ち込んで相手キーパーの位置をしっかり意識しての見事なコースのシュートを決めます。相手が当たっているキーパーだっただけに、この場面では、ただゴールを決めたというだけではなく、当たっているキーパーでも止められないコースにシュートを狙えたと言うことも大きかったなと思います。

アディショナルタイムを残して残り5分くらいというところで、この辺がタイトルに書いたところでもあるのですが、終盤は確かに攻撃面でチャンスが多かったものの、なんというか、守備のところでの集中力と言うか、この試合を勝ち切ることの重要性とか、そういうところに気持ちが置けていないのかなと言う局面がいくつか見られていて、なんとなく、嫌な予感もしていたのですが、試合終了間際に、カウンターを受ける形になり、ただ、そのカウンターもしっかり集中して対応できれば、問題なく防げたような場面だったのですが、簡単に振り切られて、更にそこに対するフォローも人がいたにも関わらず、できず、これを決められてしまい1-1と追いつかれてしまいます。そのまま試合は1-1で終了となりました。

1-1で追いついたことでの、相手の応援席の方たちの物凄い喜び方を見ていると余計に、この試合に対する気持ちの部分での差も感じてしまうところもありました。

内容として褒められた試合ではなかったものの、勝負というところでは、問題なく勝てるチャンスも多く転がっていた試合。

様々な要素が考慮される中で、今後のS2を見て行く中では、かなり今日の試合の臨み方に関しては危機感を覚えなければならないとも言えるかもしれません。

もちろん、わかってますよ、S2は、毎回メンバーも変わる。ここを頂点として戦っているリーグではないから、連携面にも課題はどうしてもでてしまう。

でも、そこを考慮しても、やはり今日は何か物足りなさを感じる試合にはなりました。

例えば、私がスカウトとして、この試合を情報なく見たとしたら、42番吉田来綺や33番小川聖凪のプレーが印象に残った試合として収穫ありにはなるでしょう。

ただ、私はそういう見方をするためだけに足を運んでいるわけではないですからね。

様々な置かれている状況があっても、その中で、今の浦和レッズユースは、とにかく選手間がよく話をするチームになり、どんなメンバー構成でも、とにかく選手は集中力を保ち続け、試合の中での修正を自らで行い、その結果、新しい発見を見せ、アピールにもつながる。

そこに持って行くのは難しいのでしょうか・・・というのは、私の考えすぎですかね。

少なくとも今の私は、S2でも見なければという感情で足を運んでいません。S2をかなり楽しみに足を運んでいます。だからこそ、求めるものから考えて今日の試合は、何か足りなかったんだよな~。

この先もあるんだよ。終わってないよ。すべての選手の持ち味を存分に見せてほしい。気持ち一杯のプレーを見せてほしいです。

ではでは。

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第6回水戸ホーリーホックユースカップ最終日 浦和レッズユースB vs 湘南ベルマーレU-18B 1-0勝利、FC東京U-18B 1-2敗戦・・・3日間通して、より見えたこと

どうも、ブクメです☆

27日からスタートした水戸ホーリーホックユースカップも大会3日目、最終日となりました。若干台風の影響を受けつつ、強風の中での試合や曇っていても湿気と暑さが凄い試合など様々なありましたが、最終日の2試合は、シンプルに猛暑日の中での試合となりました。どのくらい暑かったかというと、最高気温は35度を超え、1試合目と2試合目の合間に駐車場に戻って車のエンジンをかけたときに表示された温度が42度になっていたというくらいの暑さw

昨年は、決勝戦のみの1試合を観戦したので、3日間2試合ずつこの時期に戦うということは想像しつつも、やはり単発の試合としての状況しかわかりませんでしたが、今回は、3日間全てに足を運べたことで、単純に優勝を目指した戦いというところ以外にも、かなり大変な要素が多いことを確認できました。

見てるだけなのに、暑さでボーっとしてしまったり、人と話す時にあまり頭が回っていないような状況もあったりしましたのでw

ベンチ側の声がすぐ近くで聞こえてしまうことが良いかどうかは別として、今回初日と最終日で浦和が戦ったツインピッチは、スタンドで応援するチーム側にいるだけで、ベンチからの声がはっきりと聞こえてきます。それによって、なるほど、こういう指示を出したり、声を賭けたりするんだと感じることも多くなりました。

新体制になってから、特にハーフタイムの時などは、まず選手同士が話をするような時間が設けられることが多くなりましたが、この大会でも、最初の写真のようにウォーターブレイクなどの時に、同じポジションの選手が、控えの選手含めて選手同士で話をするという場面が多く見られ、試合中の声掛けもかなり多く見られました。

これが、当たり前になってきていることが大きいなと感じています。控えの選手も自分がプレーしているイメージで試合を見ることができ、同じポジションの選手の動きを見ながら、こうしたほうが良いとかアドバイスしつつ、自分が出た時のイメージにもつながる。本当に重要なことです。

では、試合の話に移りますね。

10:20キックオフのvs湘南ベルマーレU-18Bのメンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に31番大野海翔、右に32番岡田翼、センターバックに5番遠藤龍河と40番茂木柊哉、MFが左に14番千葉希(後半10分⇒26番舘澤佑磨)、右に42番吉田来綺、真ん中に39番戸田大翔と35番島垣翔、FWが左に29番伊澤壮平、右に19番成田安里(後半27分⇒33番小川聖凪)

となります。

この大会の中では、メンバー交代も少なく、勝負にこだわるような雰囲気が感じられたのがこの湘南ベルマーレU-18B戦です。

スタートから精度の高い相手の攻撃を受ける形になり、開始2分には、結構危険な形でシュートを打たれる場面があり、ここは相手がシュートを外してくれたから良かったものの、2日目までの相手にはないやりにくさのようなものが感じられる相手でした。

実際、相手のフォーメーションや戦い方に合わせて、前半10分まで行かないくらいで、19番成田安里のワントップ気味にして、中盤中央に39番戸田大翔と42番吉田来綺、左サイド14番千葉希、右サイド29番伊澤壮平でアンカー的な位置に35番島垣翔が1枚で入るような形に変更して戦っていたと思います。

そして、このワントップにしたことによって、既に昨日の試合でも自信を持ったプレーで存在感を見せてゴールも奪っていた19番成田安里が、この試合でも、くさびのパスを受ける時も相手を背負いながら、体の向きとトラップの精度で抜け出すような場面を作るなど良いプレーが随所に見られました。

また、バックラインでは、5番遠藤龍河が力強さを見せて跳ね返し、狙える時には、相手の攻撃の起点へ激しくプレッシャーに行き奪い取って攻撃に転じる起点になるというプレーも見せていました。

何度か、相手に攻め込まれる場面は作られたものの、0で抑え、逆に、19番成田安里の果敢なドリブルからのシュートなど、かなりゴールに近づいたプレーも何度かあったものの、フィニッシュの精度というところで、決めきれずに0-0で折り返します。

後半に入って最初の決定機は、後半4分の42番吉田来綺が相手キーパーの虚を突いたループシュートを狙った場面。ここは、バーに弾かれ得点にならなかったものの、あと数センチゴール方向にずれていたら、決まっていたという惜しい形でした。

やや全体的には、ミスも多くなり相手の反撃の機会も与えてしまった後半でしたが、攻撃面では、前半同様に19番成田安里の動きが良く、自らの突破や味方を活かすところも含めてチャンスに絡むプレーが多くあったものの、残念ながらゴールには至らずでした。

狙いというところで、面白いと感じられたプレーが後半26分にあったのですが、中盤辺りで42番吉田来綺がパスを受けた時に、31番大野海翔が走り出していた場面で、相手ディフェンダーの左から通せば、確実に通っていたものの相手ディフェンダーと対峙するような形になるところで、ディフェンダーの右(そのディフェンダーとキーパーの間くらいのところ)を狙って鋭いパスを通し、結果的には、相手キーパーがギリギリ先に触ったものの、31番大野海翔もそのパスの意図に気づいて加速して走りこんでいて、先に触れれば、よりゴールの可能性が高かったというプレーがありました。こういう狙いと、それを感じ取って走りこむ選手がいるという状況ができていたこのプレーはかなり良かったと思います。

0-0のまま時間が過ぎていき、このまま行くと延長戦はないため、PK戦が見えてくるかなと言う残り3分くらいの時間で、浦和がゴールを奪います。

42番吉田来綺を起点に、33番小川聖凪がパスを受けテンポよく近い距離の選手(誰かわかりませんでした)に下げて抜け出した33番小川聖凪に再びパスが渡り、シュート。これをキーパーが弾いたところを29番伊澤壮平が押し込んでゴール。試合終了まで残り少しと言うところで先制に成功します。

その後、やや長めと感じられるアディショナルタイムに相手フリーキックからヘッドで合わされて同点にされたかと思われたものの、これは、オフサイドの判定。

結果的に、1-0で勝利となりました。

続けて、FC東京U-18B戦です。

13:00キックオフのvs湘南ベルマーレU-18Bのメンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳(後半9分⇒18番関大輝)、DFが左に26番舘澤佑磨、右に32番岡田翼(後半スタート⇒31番大野海翔)、センターバックに23番山本陽生真と28番アピッチ輝、MFが左に36番瑞慶山一真(後半9分⇒29番伊澤壮平)、右に38番舘樹(後半9分⇒42番吉田来綺)、真ん中に14番千葉希(後半スタート⇒39番戸田大翔)と43番チェコ(後半17分⇒35番島垣翔)、FWが左に9番波田祥太(後半9分⇒33番小川聖凪)、右に44番レオ(後半22分⇒2番長田拓巳)

となります。

この大会の締めくくりの試合ということで、もちろん勝利を狙いつつですが、湘南ベルマーレ戦と比べると、最終戦なので多くの選手を出場させるという意図も若干あったようにも感じられる試合。

開始から、相手のパス回しや突破の対応に苦しみ、相手ペースでしばらく試合が進みます。前半3分に抜け出されてシュートを打たれるなど、危険な場面を作られつつ、前半7分にペナルティエリア僅か外辺りで与えたフリーキックを直接決められ、0-1と追いかける展開を作られてしまいます。

浦和も前半14分に、43番チェコと38番舘樹のパス交換で抜け出した43番チェコがシュートを放つもディフェンダーにコースを消されて決めきれず、直後にもフリーキックの場面で43番チェコからのボールに味方が合わせられればというところで相手ディフェンダーがクリア。

前半18分には、44番レオが高めの位置でプレスをかけてインターセプトに成功し、ドリブルで仕掛けるも相手ディフェンダー2枚にコースを消されて奪われます。

前半19分には、43番チェコから32番岡田翼、そして、ゴール前に走りこんだ36番瑞慶山一真に合わせヘディングシュートを放つも枠を捉えられず。

前半23分には、32番岡田翼のスローインから9番波田祥太が相手ディフェンダーのプレッシャーを受けながらも抜け出した26番舘澤佑磨にパスを通し仕掛けるも相手ディフェンダーに阻まれます。

相手の攻撃も多くなる中で、前半25分には、サイドから突破されてしまいシュートを放たれるもここはGK30番川﨑淳が好セーブ。

前半を0-1で折り返します。

後半は、開始早々に23番山本陽生真からの縦パスを9番波田祥太がキープしてからの突破などでチャンスを作るなど流れを引きもどせるような攻撃が見られたものの、後半6分に、またもやフリーキックを直接決められてしまい、0-2と2点のビハインドを背負う難しい展開になります。

後半14分に、39番戸田大翔から29番伊澤壮平を経由し、前線の44番レオにパスが通ると、果敢に仕掛けてコーナーキックを獲得。

そのコーナーキックからの流れで、43番チェコがクロスを上げたところで、走りこんだ23番山本陽生真がペナルティエリア内に侵入したところで相手に倒されてPKを獲得。

このPKを39番戸田大翔が決めて1-2と1点差に詰め寄ります。

その後、後半25分に26番舘澤佑磨から、29番伊澤壮平、42番吉田来綺とパスが繋がり、長めのクロスをタイミングよく受けた2番長田拓巳がシュートを放つも、これはキーパーにキャッチされます。

更に、後半28分には、31番大野海翔から39番戸田大翔、29番伊澤壮平とパスが通り、右から抜け出した42番吉田来綺にパスが通り、シュートを狙うもこれもコースが甘く相手キーパーにキャッチされます。

試合終了間際には、29番伊澤壮平がミドルシュートを放ち、これが僅かにゴール左にそれます。

試合終盤に何度か追いつくチャンスはあったものの、決められず試合は1-2で終了となりました。

 

この大会の最終戦は、勝利では飾れなかったものの、この大会のスタート時と比べると見違えて動きが良くなった選手もいますし、もともと自信を持ってプレーしてくれれば、かなりポテンシャルを最初から感じていた選手が、この大会中に、一つ殻を破ったと感じられる部分もあったりしました。

正直に書きますと、暑さや、移動が多かったりで、交代選手も多い中で、私自身もどこまでしっかり試合が見られていたか若干怪しいところも多かったのが反省点にはなります。おそらく、その起点は別の選手だとか、そんな内容も多くあったりするかもしれませんがご了承ください。

とにかく、私自身、3日間通してこの大会を見られたことで、また色々な発見をさせてもらいましたので、よく書いていることですが、ここで感じたことを踏まえて、また次の試合で見て行く流れになりますので、次は和倉ユースになると思いますが、楽しみにしています。

3日間お疲れさまでした。

ではでは!

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第6回水戸ホーリーホックユースカップ2日目 浦和レッズユースB vs ファジアーノ岡山U-18B 2-0勝利・・・第2戦と同じく戦う姿勢を見せ快勝!

どうも、ブクメです☆

昨日に引き続き、日曜日も水戸ホーリーホックユースカップを観戦してきました。昨日のツインフィールドから場所を移しましてホーリーピッチという会場で浦和レッズユースBは、1位通過をかけてファジアーノ岡山U-18Bと対戦しました。

台風の影響を考慮して、当初の9:15キックオフから10:15キックオフに変更になり、今日は、この試合の終了後に、場所を福島県のJヴィレッジに移動しまして、自治体職員サッカーを観戦する流れで考えていたので、移動時間と見たい試合のキックオフに間に合うかがかなりギリギリでしたが、幸い、Jヴィレッジの方の試合も、1時間遅れてスタートになったことで、問題なく観戦できました。

試合観戦後、再び水戸のホテルに戻ってきてブログを書いているのですが、当然ながら夜も遅めの時間になっていて、更に翌日には、順位リーグが朝からあるということで、若干バタバタしながら書いておりますw

他会場の結果などがわかっておらず、結果的に今日の勝利で問題なく1位通過していると思っていたら、得失点差(総得点差)で2位になっていたということで、3連覇はできなくなったものの、その対戦カードを見つめると、Jクラブばかりの2位グループになっていて、湘南ベルマーレU-18Bと対戦し、その後、柏レイソルU-18BかFC東京U-18Bと対戦ということで、対戦相手という点では、結果的には、面白い相手と戦える最終日になったのかなと思いつつです。

では、試合の話に移りますね。

10:15キックオフのvsファジアーノ岡山U-18Bのメンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に31番大野海翔(後半18分⇒26番舘澤佑磨)、右に32番岡田翼、センターバックに5番遠藤龍河と40番茂木柊哉(後半スタート⇒28番アピッチ輝)、MFが左に14番千葉希、右に42番吉田来綺(後半19分⇒43番チェコ)、真ん中に39番戸田大翔(後半26分⇒23番山本陽生真)と35番島垣翔、FWが左に19番成田安里(後半11分⇒44番レオ)、右に29番伊澤壮平(後半スタート⇒33番小川聖凪/後半23分⇒36番瑞慶山一真)

となります。

テントが目の前に立っているような状況だったので、見る場所の選び方が難しく、少し高さのある所で見ていたのですが、上記のような感じで手前のサイドでの攻防があまり見えないという状況での観戦にはなりましたw

試合開始早々は、やや相手の攻撃を受けてしまう場面がポツポツあり、前半2分に相手シュートは枠を外れたものの、キーパーと1対1の場面を作られることがあったり、前半5分には、サイドを切り裂かれて際どいクロスを入れられてしまうなどあったものの、割とすぐに修正してからは、浦和ペースで攻撃を仕掛ける場面が多くなりました。

前半5分に、14番千葉希が力強いドリブル突破でサイドから切り崩すプレーを見せます。

前半9分には、19番成田安里がドリブルで果敢に仕掛けてチャンスを作ります。この試合の序盤の戦いでは、特に19番成田安里の意識の高さが見られるプレーが多く、前半11分にパスを受けた際には見事なトラップで抜け出して29番伊澤壮平に繋げシュートまで持ち込む場面を演出し、前半13分には、39番戸田大翔から31番大野海翔、14番千葉希を経由しての左サイドからの攻撃で、キーパーとディフェンダーの間を狙ったクロスに対して19番成田安里がわずかに合わなかったものの、反応して走りこむ場面を作るなど、良い動きを見せていました。

そして、動きの質の良さを見せていた流れが結果に結びつきます。前半15分に、31番大野海翔がドリブルで中央に切れ込みながら抜け出す19番成田安里にパスを通し、パスを受けた19番成田安里は、そのまま迷いなくゴールに向かいシュートを放ちゴール!

1-0と先制します。

この辺りからは、かなり浦和が押し込む時間が続き、前半20分には、39番戸田大翔から31番大野海翔につなげ、ゴール前にクロスを上げると、42番吉田来綺が良い位置で受ける形を作るもややトラップが流れてシュートまで行けずでしたが、そこまでの攻撃の流れは見事でした。

前半21分には、相手が連続で仕掛けてきたところで、40番茂木柊哉が見事なインターセプトで奪うプレーや、5番遠藤龍河が見事なカバーリングで防ぐ場面など、守備面でも相手の攻撃に対して、強さを見せる場面が多く見られました。

前半32分には、42番吉田来綺から32番岡田翼に繋げた右サイドからの攻撃でクロスに19番成田安里が走りこむも、ディフェンダーにわずかに先に入られて防がれたもののここも惜しい場面でした。

前半を1-0で折り返し、後半も浦和の攻めが多い展開が続き、後半4分に、39番戸田大翔からのパスを受けた42番吉田来綺が放ったシュートは、ポストを叩いたものの、これを33番小川聖凪が押し込んで2-0とします。

後半5分には、39番戸田大翔からのパスを受けた14番千葉希が左から攻め上がり、クロスに19番成田安里が受けてシュートを放つも相手キーパーに弾かれます。

後半7分には、フリーキックのチャンスから5番遠藤龍河がヘッドでシュートを狙います。

後半10分には、14番千葉希が左サイドから仕掛けて角度のないところからグラウンダーの強めのボールを入れ、これは、おそらくシュートを狙ったと思いますが、誰も触れずにゴール少し右にそれていきます。誰かが合わせていればゴールという場面でもありました。

後半12分には、流れは見ておらず、シュートを打つ直前のところだけ見ていたのですが42番吉田来綺がループシュートでゴールを狙い、これがわずかにゴール左にそれます。

後半13分あたりには、相手キーパーがボールをキープしたところに33番小川聖凪が果敢にプレスをかけるプレーがありました。

後半16分には、相手の攻撃で鋭いシュートを放たれるも、ここはGK41番樋口燿大が防ぎます。

後半17分には、32番岡田翼のクロスに33番小川聖凪がヘッドで合わせるもこれは、枠を捉えられず。

チャンスの数は多いものの、追加点を決めることはできずに2-0で試合終了となりました。

正直なところ、タイトルにも書きましたが、この試合では、試合に臨む姿勢もしっかりゴールの方を向いてプレーできる場面が多かったですし、2得点決めて無失点で勝利したことで、快勝と書きましたが、1勝1分で来ていたのと1分した相手がそこから2勝するとは、あまり考えておらず、大会のページもなかなか他チームの結果や順位表が更新されない状況だったので、浦和が勝てば1位通過かなくらいに思っていましたが、実際は、2勝1分が2チーム並ぶ形で、得失点差も並んだものの、総得点の差で浦和レッズユースBはグループ2位という結果になったと、このブログを書く直前に初めて知り、ちょっとびっくりしていました。

大会の優勝はなくなりましたが、この大会では、試合ごとにチームが良くなっていることが観戦していて見えていましたので、2位グループでの順位リーグにはなりますが、先ほども書きましたが、対戦相手は、なかなか面白い相手ばかりですので、この大会の締めくくりとして、力強い戦いと勝利が見られるのを楽しみにしています。

ではでは。

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第6回水戸ホーリーホックユースカップ1日目 浦和レッズユースB vs 新潟明訓高校 0-0、vs矢板中央高校 3-0・・・3連覇をかけた戦い

どうも、ブクメです☆

27日土曜日からは、昨年決勝のみ足を運んだ、水戸ホーリーホックユースカップに今回は、スタートから3日間観戦する流れで足を運んでいます。厳密に言うと明日28日は、午前の1試合のみ観戦で、その後に組まれている練習試合は予定があるため観戦できないのですが、大会の全日程は、全て観戦する予定です。

浦和レッズユースBは、新潟明訓高校、矢板中央高校、ファジアーノ岡山U-18BとグループBに入っています。

初日の27日は、新潟明訓高校と、矢板中央高校と対戦し、28日はファジアーノ岡山U-18Bと対戦します。

そして、最終日の29日は、順位リーグを2試合戦うことになります。

浦和レッズユースBは、この大会を2連覇しており、3連覇を目指した戦いとなりますが、優勝するためには、グループを1位通過する必要があり、最終日のグループ1位同士の対決(浦和の場合は、グループAの1位と準決勝を戦う)を制し、グループC1位vsグループD1位の勝者と決勝を戦い勝利する必要があります。

今大会のブログは、ちょっと日程詰め詰めの空き時間に仕事もしながらということで、試合ごとではなく、1日目、2日目、3日目とその日ごとに複数の試合があってもまとめて1つのブログとして書かせていただきます。ご了承ください。

大会1日目の浦和の試合は、ツインフィールドで開催されました。この会場は、今回初めて足を運んだのですが、天然芝と人工芝のグラウンドを挟んでスタンドが設置されていて、間のコンコースを挟んでどちらの試合でも見られるような作りになっていて、全体ではないですが屋根も付いていると言うことで、キャパシティが多いわけではありませんが、非常に観戦しやすいグラウンドでした。

↑こんな感じです。スタンドへの入り口を入って左側が人工芝グラウンド、右側が天然芝グラウンド。

特に今日は、台風の影響は強風のみという天候で、雲は多いものの直射日光が差し込む時間の方が長い状況でしたので、スタンドに屋根があるというのは、本当に助かりました(選手は、直射日光を浴びての試合なので暑かったと思いますがw)

では、試合の話に移りますね。今日開催された2試合とも、かなり強風の影響を受けた中での試合になっていますので、かなりやりにくい試合環境だったと言うことを最初に書いておきます。また、浦和レッズユースとしては、この時期恒例となった、メキシコからの交換留学生的な選手が今年もこの大会から参加しています(おそらく、8月7日~の和倉ユースにも参加すると思われます。)

43番チェコ(セルヒオ)、44番レオという名前のはずです。

では、1試合目に行きます。

13:15キックオフのvs新潟明訓高校のメンバーと交代は以下、

GK18番関大輝、DFが左に31番大野海翔、右に29番伊澤壮平(後半9分⇒32番岡田翼)、センターバックに23番山本陽生真(後半9分⇒5番遠藤龍河)と40番茂木柊哉、MFが左に36番瑞慶山一真(後半スタート⇒35番島垣翔)、右に38番舘樹(後半スタート⇒42番吉田来綺)、真ん中に14番千葉希と39番戸田大翔、FWが左に44番レオ(後半9分⇒19番成田安里)、右に9番波田祥太(後半スタート⇒33番小川聖凪)

となります。

自由交代制のようなので、かなり時間帯とか実際に記録上は誰と交代しているのかとか、自信ないですw

辛口なことを書くと、この第1試合は、やや試合への気持ちの面での入り方が悪く、なんというか、実際にピッチに立っていた選手がどのような気持ちで試合に入ったのかはわかりませんが、なんだか、ピリッとしない試合に見えてしまったのは事実です。もちろん、暑さもあり、強風もありましたが。

そんな見え方はしていたことを踏まえて、メモしたところから攻撃やピンチの場面をいくつか挙げますね。

前半2分に、39番戸田大翔からの展開が左サイドから抜けだした36番瑞慶山一真に合えば、チャンスにつながりそうな形を作ります。

前半4分に、44番レオのインターセプトから、14番千葉希を経由して裏に抜け出す9番波田祥太へパスを通すもこれはオフサイド。

私が見た限りでは、あまり見たことがない右サイドバックのポジションに入っていた29番伊澤壮平がドリブルで持ち上がり、最後は44番レオに繋げてシュート(この流れでコーナーキックを獲得。)

前半7分にコーナーキックのチャンスに39番戸田大翔からのクロスに23番山本陽生真がヘッドで狙います。

前半9分には、29番伊澤壮平が再びドリブルで仕掛け、枠は捉えきれなかったものの強烈なシュートを放ちます。

前半11分のコーナーキックのチャンスで39番戸田大翔からのクロスを36番瑞慶山一真がヘッドで枠を捉えるシュートを狙うも決まらず。

前半15分に9番波田祥太がキーパーと1対1の形を作り強烈なシュートを放つもキーパーに弾かれ、そのこぼれ球を36番瑞慶山一真が追いかけるも一歩届かず。

前半20分にGK18番関大輝からのロングフィードが38番舘樹に通れば一気にという形も、コントロールがうまく行かず。

前半終了間際に相手に決定機を作られるもこれは、相手が外してくれて失点を免れます。

前半を0-0で折り返します。

後半は、大幅にメンバー交代がある中で、後半10分に33番小川聖凪が下がり気味の位置から裏へ抜ける42番吉田来綺に通し、チャンスを作ります。

後半16分に35番島垣翔からの展開で19番成田安里がドリブルでサイドに持ち上がり、クロスを上げるも狙ったファーには誰も走りこんでおらず。

後半18分に32番岡田翼の右サイドからの仕掛けから、大きく左に展開し、テンポ良く、中央の35番島垣翔に渡りシュートを放つも相手キーパーに弾かれます。

後半20分には、42番吉田来綺がペナルティエリア内でキーパーと1対1の形を作り、シュートを放つも惜しくもバーに弾かれます。この場面の時、後ろのピッチの笛が抜け出したタイミングで鳴ったような錯覚があったので、一瞬、オフサイドかと思ったりしてしまいました。同時に試合をしていると、後ろの試合の笛や歓声やコーチングが、こちらの試合のものと勘違いさせられる局面が実は、スタンドレベルだと何度もあって混乱したりw

ということで、チャンスも多くあったものの、決めきれずの試合で0-0で終了となりました。

これが第1試合。

続いて第2試合のvs矢板中央高校戦です。

15:45キックオフのvs新潟明訓高校のメンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大(後半14分⇒30番川﨑淳)、DFが左に26番舘澤佑磨、右に32番岡田翼、センターバックに5番遠藤龍河(後半10分⇒14番千葉希)と28番アピッチ輝、MFが左に38番舘樹(後半スタート⇒29番伊澤壮平)、右に43番チェコ、真ん中に35番島垣翔(後半10分⇒31番大野海翔)と42番吉田来綺(後半10分⇒39番戸田大翔)、FWが左に33番小川聖凪(前半18分⇒36番瑞慶山一真/後半10分⇒33番小川聖凪/後半29分⇒2番長田拓巳)、右に19番成田安里(後半19分⇒44番レオ)

となります。

第1戦の後に、喝が入ったのか、選手たちで気持ちを入れ替えなおしたのかは、わかりませんが、見違えるようにわかりやすく気持ちの入った戦いをしてくれたのが、この試合でした。

特にスタートから中盤左に入った38番舘樹が自らの力強い突破や経由した攻撃で、相手守備陣を脅かすプレーを見せていたのが印象的でした。

また、攻撃面で印象的だった流れの一つが、開始早々に右サイドから43番チェコが突破を仕掛けてクロスを上げるというタイミングで、ペナルティエリア付近に、38番舘樹、33番小川聖凪、19番成田安里と3人が走りこんでいるような状況を作り、この場面では、パスを受けた19番成田安里が相手ディフェンダーにブロックされたもののシュートチャンスを作るところまで行っています。

攻撃で相手をバタバタさせることに成功し、その流れの中で早い時間に先制点も奪うことに成功します。

前半11分に、38番舘樹からパスを受けた42番吉田来綺が、豪快なミドルシュートを放ちこれが決まって1-0となります。

得点につながったプレーではないものの、前半15分ほどに見られた、ラインを割りそうな場面で19番成田安里が最後まで追いかける姿勢を見せていたのも印象的でした。後ろから大きな声でコーチングする5番遠藤龍河の声もそうでしたし、この姿勢で試合に臨めば連覇も難しくないというチームをこの試合では見せてもらったと思います。

前半26分には、左サイドバックに入った26番舘澤佑磨が攻撃参加し、そこへ38番舘樹が見事なパスを通して、そのまま持ち上がり、チャンスを作ります。

前半を1-0で折り返した後半も浦和ペースが続き、後半11分には、19番成田安里からのパスを受けた29番伊澤壮平が思い切ってシュートを放ちます。枠を捉えられなかったものの、良い狙いだったと思います。

そして、後半14分に39番戸田大翔がドリブルでペナルティエリアに侵入し、更に突破を仕掛けたところでたまらず相手ディフェンダーが足をかけたところでPKの判定となり、そのPKを39番戸田大翔が難なく決めてゴール。2-0とリードを広げます。

守備の対応も、やや自信を持ちすぎてミスしたら危ないかもと思うような場面があるようなバックラインで相手に食らいつかせてターンでかわすなどのプレーもありつつ(これに関しては、奪われていないので良しだと思いますよ。)

この試合で一番のピンチが後半27分に訪れたのですが、割と距離があるところでの相手フリーキックの場面で強風も上手く味方につける形で、強烈なシュートが浦和のゴール左上隅に突き刺さるような弾道で飛んできたところをGK30番川﨑淳が、左腕一本で見事な反応ではじき出して防ぎました。

この場面を防いだ浦和は、後半28分に44番レオが決定的な3点目となるゴールを決めます。

また、ほとんど時間がなかったためボールを触ることはなかったものの、後半29分には、長い間怪我で戦列を離れていた2番長田拓巳が復帰してプレーするところも見られました。

多くの選手が、目を見張るようなプレーを見せたこの試合は、結果自体も3-0と快勝に終わり、大会1日目を1勝1分で終え、他チームの結果はわからないものの、28日のファジアーノ岡山U-18B戦で勝利することで、1位通過に大きく近づく展開にはなっていると思います(調べてないw)

27日は強風と暑さという敵が加わりましたが、明日は、台風から温帯低気圧に既に変わったようですが、それでも雨の中での試合に強風付きとかもあり得るのかなと思いつつですが、今日の第2戦のような戦いぶりで、内容も伴った勝利が見られることを楽しみにしています。

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2019/07/20 浦和レッズユースB vs 正智深谷高校B 1-3敗戦・・・蒸し暑すぎる気候とミスがやや目立つ試合に

どうも、ブクメです☆

埼玉工業大学での試合は、時々足を運ぶのですが、ここを正智深谷高校が使うときは、完全にホームなのですよね。今日は、足を運んで、なんとなく、座席のところでアウェイよりにあるところに座っていたものの、周りの雰囲気が皆さん正智深谷のご父兄関係者のようで、それでも浦和の応援ぽい方がいないかなと思ってアンテナを張っていましたが、正智深谷高校Bのゴールの時に、私がいる場所が完全にアウェイであるということがわかりました(小心者なので、すぐテンパりますw)

ということで、高校生の夏休み(ですよね?)のシーズンに入り、ここからは、しばらくほぼ毎日サッカー観戦に行く嬉しい悲鳴のシーズンが始まりました。

まずは、浦和レッズユースのクラブユース選手権をベースにして、もちろん、優勝まで行くつもりで、その空き日に自治体サッカーの全国大会だったり、今日の浦和レッズユースBが参加する水戸カップ(昨年優勝)も調整して足を運ぶべく、既に頭の中が混乱しまくっております。

この夏のサッカーの過酷さを予感させるように、ずっと梅雨続きで涼しい日も多かったところから、空はどんよりとしているのに、気温は30度を超えるくらいになり、気温だけでなく、とんでもない湿度の中での試合となりました。更にこのタイプの暑さがこれからしばらく続くようなので、選手にとっては過酷すぎるなと感じます。晴れていて気温が上がって暑いよりもずっときつそうな湿気が凄すぎる暑さですから、コンディションを維持しつつ、戦い方もある程度考慮しなければならないことが多いなと。

ということで、試合の話に移りますね。

先週に引き続き、AチームがS1リーグにいる高校のBチームとの対戦と言うことで、今回は正智深谷高校Bとの対戦となりました。

vs正智深谷高校B戦メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に31番大野海翔、右に32番岡田翼(後半8分⇒35番島垣翔)、センターバックに26番舘澤佑磨と40番茂木柊哉(後半16分⇒28番アピッチ輝)、MFが左に14番千葉希(後半34分⇒38番舘樹)、右に29番伊澤壮平、真ん中に39番戸田大翔と42番吉田来綺、FWが左に19番成田安里(後半21分⇒36番瑞慶山一真)、右に20番木下翼(後半16分⇒33番小川聖凪)

となります。

私自身がピッチに立ってプレーしたわけではないので、測ることはできなかったのですが、やはり蒸し暑さと、ここしばらく続いた雨だったり、今日はほとんど降る時間帯はなかったものの、多少の雨の影響などもあったのかもしれませんが、とにかく、相手も含めて、前半からやや、ミスが多かったり、不快指数の高いようなプレーが目立った試合となりました。

その中でも、比較的浦和が中盤の39番戸田大翔を経由して展開してサイドからの仕掛けやバックラインからのサイド高めへの攻撃で仕掛ける回数が多いスタートとなり、最初、競って浦和がボールキープした瞬間に相手から「ハンドハンド」と聞こえてきて、ハンドアピールする決まりごとがあるのかと真面目にしばらく思ってしまっていたのですが、「サンドサンド」って言っていたようですね、たぶん、相手がキープしたら対峙した選手ともう一人の近い位置の選手で挟み込んで奪えという感じ、確かにそうでした。

実際に高い位置まで浦和が持ち込む回数は多かったものの、突破自体はなかなか許してもらえないように見えました。

ただ、浦和の選手の中でもやや、過剰に受けた後に急いでプレーしようとするあまり、トラップが流れてしまったりするケースが多い印象もありました。

相手の守備などもあったと思いますが、攻防としては、浦和の左サイドで展開されることが多く、29番伊澤壮平が力強く仕掛ける形や、そこから展開しての20番木下翼の突破への狙いなどよく見られました。

攻撃のところで、少し細かくいくつか挙げると、前半4分に19番成田安里が前線で受けて20番木下翼に落とし、裏に抜け出した19番成田安里に再びつながりシュートまで持ち込んだ場面や、20番木下翼自身も本人が思うようにシュートは打てなかったと思いますが、前半5分や10分に自らシュートを放つ場面を作っています。バックラインからの仕掛けというところでは、前半7分のセンターバックに入った40番茂木柊哉からの前線裏へのフィードに19番成田安里がかなり良いタイミングで裏に走りこんで、コントロールが上手く行けば一気に決定機にという形もありましたが、ややコントロールがうまく行かず、ディフェンダーに戻られたという形になりました。

前半は、相手の攻撃自体もあまり連動しての攻撃が見られなかったものの、その中でも、シュート意識はあり、狙えるところでは、シュートを狙ってきたものの、危ないと感じられるようなシュートはほとんどなかったと思います。

それに関しては、浦和の方は、逆に前半スタートから何本かはシュートがあったものの、途中からは、高い位置まで運んでからシュートまでいく場面自体がほとんどないという状況でした。

中央のところで、人数多めで引っかかることが多いところから、意識的に20番木下翼が前後の動きを見せて受けてという場面も見られました。

前半35分あたりからは、19番成田安里と29番伊澤壮平が前線2枚に入り、左サイドに20番木下翼が入って、14番千葉希が左サイドから右サイドに移るなど、ポジションを入れ替えて攻撃に工夫を加えようとする場面が見られますが、前半残り10分くらいは、やや相手に裏を突かれることが多く、30番川﨑淳の好セーブで防いだ(1対1になり、ループ気味に狙われたところを腕を伸ばして反応して、その後キャッチ)ものの、決められていてもおかしくない場面もありました。

浦和も、前半残り数分のところで多くのチャンスを作り、前半44分には、14番千葉希を起点に39番戸田大翔を経由して左の20番木下翼に展開、左サイドをドリブルで持ち上がり、クロスに誰かが反応できればという惜しい形を作ります。

更に、前半終了間際には、相手のミスから高い位置で奪った20番木下翼がそのまま突破を仕掛けるも戻ったディフェンダーに中央を締められてシュートまで持ち込めずという場面がありました。

決定機に近いチャンス自体は両チームとも作ったものの、どちらかというと両チームともに、全体的には、思うようなプレーができないという雰囲気を感じた前半でした。

そして、なんとなくですが、判定面では、浦和としては、数度のオフサイド判定に不満を感じたようなところや、相手側は、競り合いの接触に関しての基準に不満を感じたようにも見えました。そもそも、蒸し暑いので、余計にイラっとするのはわかります。相手を背負ってくさびのパスを受けたのにオフサイドになった場面とかもあったのでw

まあ、弾幕にもあるように「文句を言わない」です。または、文句の言い方を工夫する、表現を工夫するとか、余計な敵を作らない方法は必要かと思います。だって、審判団だって、同じ蒸し暑さでやっているのですから、たぶん、いつもよりイラっとしやすいですよ。

後半に入ると、相手がややギアを上げてきたところで、浦和がやや集中力に欠けるプレーが増えてしまいます。

後半開始2分に、相手に決定機を作られてしまうものの、ここは相手のシュートミスに救われましたが、4分に決められてしまい0-1となります。

相手がギアを上げてきた後半スタートにしっかり点を取られてしまったことで、相手としては、余裕が生まれ浦和としては、若干味方との動きの意図が合わない部分が出てきたところで、後半16分、20分と立て続けに失点を喫してしまい、0-3と3点のビハインドを負う展開になってしまいます。

結果的に、後半38分に途中から入った33番小川聖凪が決めて1点を返したものの、試合自体は1-3で敗れました。

後半は、やや失点が重なりミスも多くなり、消耗の大きい展開になりましたが、試合としては、やや難しくなっていましたが、後半途中から入った35番島垣翔が、私としては見慣れない右サイドバックの位置に入ったところで、思い切ったオーバーラップでのサイドからの仕掛けが何度か見られ、これがなかなか効果的に作用しているなと感じたところがありました。こういう発見は楽しいです。また、一番最初の頃に42番吉田来綺を見たときに腰が強いという印象を持ったと書いたことがあったと思いますが、この試合でも、後半15分に左サイドから31番大野海翔がオーバーラップして走り出した時に、パスを受けた体の向きからだと、正確なフィードは難しいという状況で中盤低めてパスを受けた42番吉田来綺が正確なフィードを通して、そこからチャンスを作られたという形がありました。伝わりますかね?

後は、後半はやや全体的に味方の動きとずれることが多く、相手の方が出足がよく苦しめられたものの、前半で言えば、26番舘澤佑磨のボールを持った選手に対しての、激しいプレッシャーのかけかたなど効いていました。攻撃面でも後半42分のコーナーキックからのヘッドは惜しかったです。後半終盤の攻撃と言えば、序盤から力強く仕掛けて29番伊澤壮平の強烈なシュート(ギリギリでキーパーに防がれる)や先ほど触れた35番島垣翔の攻撃参加からの右サイド深くからのクロスから、途中交代の38番舘樹のポストを2回叩く惜しい場面など、試合終盤には、かなり惜しい形も作れていました。

後は、プレー自体と言うよりは、味方同士での主張と要求が少しぶつかるところも見られましたが、受け手側のパスのタイミングの要求と、実際に出し手側の状況の主張がありましたが、こういうのは、本当にたくさんやったほうが良いです。もちろん、片方が怒って、その後コミュニケーションをやめてしまうとかではダメですが、たびたび書きますが、必要なことです。これが、以前はチーム内でほとんど見られないこともあったので、私としては、これが見られたことで、次回この二人のところでの連携がどうなるのかを見るという楽しみな要素が増えました。

個人的には、見るべき要素も多い試合でしたが、ただ、やはり全体的に今日は、ミスが多い試合という印象も強く残ってしまっています。

さてさて、S2リーグ自体は、これで前期日程が全て終了となり、次回は8月下旬になりますね。

浦和レッズユースBの試合としては、水戸カップも迫っていますので、なんとか、調整できて足を運べれば良いなと思っています。

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2019/06/30 浦和レッズユースB vs 聖望学園高校 2-5敗戦・・・大量失点でも壊れず、ギアを上げることができたことが重要

どうも、ブクメです☆

6月最終日の日曜日は、午前中は、ユースのS2リーグ、そして、移動して午後からは、ユースのプレミアリーグ観戦となりました。

まずは、午前10時キックオフのS2リーグ、浦和レッズユースB vs 聖望学園高校の試合の話から。

・・・スタートからやらかしたというか、思い込みが引き起こした失敗というか、今回は、聖望学園高校ホームの試合と言うことで、試合会場も聖望学園と書いてあったことから、勝手に「聖望学園高校のグラウンド」が会場だと思い込んでおり、学校の方に車で足を運んだところ、守衛さんらしき方に「今日はサッカーは聞いてないな」と言われてしまい、車からなので細かく聞くこともできずに「延期か!?」とか勝手に思ってテンパってしまいまして。

そうなんです、聖望学園高校には、浦和レッズのアカデミー出身の選手が今年は活躍しているということで、足を運ぼうと思っていたものの、結局、ここまで一度も足を運ぶことができておらず聖望学園高校ホームの試合に足を運ぶは、これが初めてだったんですね。

で、近くのコンビニで情報を集めつつ、googleマップで調べたところ聖望学園下川崎グラウンドなるものが出てきまして、10分ほどで行けると言うことで、移動したらそこでやっていたという流れでした。まあ、そもそも方向音痴で昔から、初めて行く場所では、上手くいかないたどり着けない、勘違いとかも多いので、早めに行っていたので、バタバタしたものの、割と問題なくキックオフから試合を観戦することはできました。

しっかり観戦用のスタンドがあり、屋根も付いているという素敵な環境のグラウンドでした。

さて、今回は、対戦相手が聖望学園高校ということで、高校サッカーの新人戦の頃に聖望学園の試合を見た限りでは、森田悠仁や鳥海颯が出場していたため、アカデミー卒業生関連も含む対戦カードになりますが、浦和レッズユース絡みの試合になりますので、応援は、浦和レッズユースという立ち位置で文章は書いていきます。

ちなみに、割と私自身最近バタバタした生活をしておりまして、なかなか情報を追えていないところもありまして、聖望学園が夏の全国へ向けて決勝まで勝ち進み、残念ながら決勝で敗退したという表面的な情報は知っていても、現在のチーム事情だったりがほとんどわからないという状況。

ですが、近くに座っていた方の話が聴こえてきて、今日の聖望学園高校のスタメンは、先週の決勝のメンバーの控えメンバー中心でこの試合のスタメンが組まれているとのことでした。で、スタメンだったメンバーが控えに入っているという話(確認を取ったわけではなく、聴こえてきたというだけなので、合っているかは不明。)

ただ、ざっと見た限りでは、スタメンに9番森田悠仁の姿はなく、ベンチにそれらしき姿が見えたのは確かで、鳥海颯に関しては、ベンチにもいなかったと思います。

*後半から登場した浦和レッズジュニアユース出身の9番森田悠仁は、登場して短い時間で2得点の活躍(要するに浦和レッズユースBとしては、2点決められてしまったと言うことです)

*そして、この試合に浦和レッズユースBで出場していた14番千葉希は、同じ3年生でジュニアユース時代一緒にプレーしていた森田悠仁と試合後に言葉を交わしていました。

と、ここまでが、アカデミー卒業生関連を含めた前置きになります。

では、試合の話に移りますね。

vs聖望学園高校戦メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に31番大野海翔、右に32番岡田翼、センターバックに34番工藤孝太と28番アピッチ輝、MFが左に29番伊澤壮平、右に14番千葉希、真ん中に42番吉田来綺(後半41分⇒40番茂木柊哉)と39番戸田大翔、FWが左に38番舘樹(後半9分⇒35番島垣翔)、右に33番小川聖凪(後半14分⇒36番瑞慶山一真)

となります。

これまでS2リーグに関して色々見てきた中で、Aチームと戦う難しさという中でも、聖望学園高校は昨年までS1リーグにいた埼玉県の強豪でなおかつ、現段階では埼玉県のベスト2のチームということで、強度のところだったり、寄せが甘くなった時に決定機を作られてしまうなど、より集中力が求められ、実際に今日は浦和も前線に身長の大きい、38番舘樹と33番小川聖凪が入ったものの、競り合いのところでは、簡単に競り勝てないような状況も多くなりました。

それでも、今シーズンのS2リーグを戦う中で、チームとしての対応力も身についてきている印象で、内容としては、浦和が仕掛ける場面も多くなるスタートとなりました。

序盤は、中盤の42番吉田来綺が絡んだ攻撃が多くなり、開始3分にこの試合の最初のシュートを放ち、4分には、バックラインの28番アピッチ輝から32番岡田翼を経由して裏に42番吉田来綺が抜け出して、パスが通ればというチャンスを作り、6分には、31番大野海翔からのパスを見事なトラップから仕掛ける形を作っていました。

それ以外にも、9分には、33番小川聖凪が相手のキーパーに対して、プレスをかけてキックミスを誘う動きを見せたり、10分には、GK30番川﨑淳からのカウンターで42番吉田来綺、33番小川聖凪、38番舘樹とテンポ良くパスをつないで仕掛ける形や、11分には、29番伊澤壮平が左からドリブルで果敢に仕掛ける形を作るなど、浦和の攻撃も迫力あるものになっていました。

良い流れの時間帯で迎えた12分に42番吉田来綺からのパスに抜け出した33番小川聖凪が決めて1-0と浦和が先制に成功します。

しかしながら、その先制ゴールから3分後の15分に、そこまで相手の鋭い攻撃に対しても、守備の対応も、上手くできていたようには見えたのですが、ペナルティエリア外での仕掛けから、ディフェンダーが寄せるも僅かに空いたコースにグラウンダーのシュートを決められてしまい、1-1と同点に追いつかれます。

同点に追いつかれた後も浦和は結構チャンスを作れていて、20分には、オフサイドになったものの、34番工藤孝太から32番岡田翼を経由して裏に抜け出した14番千葉希へのパスが通ればキーパーと1対1というところで、ここは惜しくもオフサイドの判定。

更に、22分にも34番工藤孝太が左前線のスペースに走る29番伊澤壮平へ長いパスを通すも、これもオフサイドの判定。

28分には、GK30番川﨑淳から33番小川聖凪に長いパスを通し、右前線に走る14番千葉希へつなげるとドリブルでもう一つ中へ切り込み、39番戸田大翔につなげ、シュートを放ちます。ここは、かなり惜しい形でした。

前半30分には、28番アピッチ輝からの精度の高いロングフィードで31番大野海翔に繋げてチャンスを作ります。

更に、前半の終盤には、14番千葉希がドリブルや、テンポを遅らせてのパスなど工夫を見せたプレーでチャンスを作りゴールに迫る形が増えましたが、得点は動かず1-1で前半は終了となります。

後半に入ると、試合が一気に動いてしまします、浦和にとっては厳しい形で。

先ほど書きましたが、聖望学園高校は、後半から9番森田悠仁を含めた本来のスタメンの選手を数名投入し、その選手たちの迫力のある攻撃を受けて対応にバタバタしている間に連続失点を喫してしまいます。

後半7分にミスからの失点で1-2と逆転されると、後半12分に、森田悠仁に決められて1-3、更に後半15分にも森田悠仁に決められて1-4とされ、後半15分までに勝負としては、かなり厳しい3点差に広げられてしまいます。

結果としては、敗戦となったものの、今日の見せ場は、この1-4とされた後からだったようにも感じます。

そのまま押し切られて更に大量に失点してもおかしくなかった展開でしたが、ここから、浦和が相手の攻撃陣を恐れて受けるのではなく、自らリスクを取ってでも奪いに行くというプレーを34番工藤孝太や14番千葉希など数選手が見せ始め、その辺りから、浦和が攻撃する回数が増えます。

後半18分には、14番千葉希のドリブルでの仕掛けから、42番吉田来綺につなげシュートを放つもこれは、惜しくもバーに嫌われます。

後半25分には、インターセプトから29番伊澤壮平と39番戸田大翔のパス交換から突破を仕掛けたり、その直後には、途中から入った35番島垣翔が42吉田来綺の下げたボールをワンタッチで右前線に走る32番岡田翼に通してチャンスを演出します。

後半30分前後には、相手の攻撃を受けピンチが続く場面もありますが、それでも耐えきったところで、迎えた後半33分に14番千葉希がドリブルで果敢に仕掛け、相手ディフェンダーとの駆け引きの中で一度倒れてしまうものの、すぐさま立ち上がり、ミドルシュートを放つとこれがゴール右上隅に突き刺さる素晴らしいゴールとなり2-4と2点差に迫ります。

その後も、34番工藤孝太がセンターバックの位置からドリブルで仕掛けマルセイユルーレットで突破し自らゴールに迫ろうとする気迫のこもったプレーを見せるなど、本当に心が折れそうな連続失点の後でも、そこからギアを上げて攻撃によって流れを作って、渡り合う展開に持って行けたことがかなり良かったですし、最高に見ていて楽しい時間になりました。

結果は、その後に相手のスーパーミドルで1点追加されて2-5というスコアで終わったものの、後半の1-4になってからの戦いぶりは見事でしたし、今後に確実につながるものです。

ではでは。

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