第32回浦和カップ 2012/04/04 浦和レッズユースvs三菱養和SC 0-1敗戦・・・2位通過で3位決定戦へ

与野八王子グラウンド2012年4月4日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

連投になります。午前中の中央学院高校戦が終わってから、約2時間後に行われた三菱養和SC戦。大会を考えると、優勝を狙うとすれば是が非でも勝利で終えなければならない試合となります。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番杉本広貴、DFが左に34番佐藤大介、右に14番橋岡和樹、真ん中に29番細田真也と21番副島暢人、MFがボランチに7番勝野瑛、トップ下が10番斎藤翔太と36番長谷優、FWが左に8番松崎洸星、右に35番金野僚太、真ん中に33番大野将平

となります。

この試合の交代は、前半はなし、後半は25分に7番勝野瑛に代わり12番中村透、30分前後に36番長谷優に代わり2番荒木聡太となります。

この試合は、簡単に書いてしまうと、前半のたびたび迎えた決定機で決めきれずに、後半にワンチャンスを決められて敗れたという、三菱養和が相手だとなぜか多い展開での敗戦となりました。

正直、浦和としては先ほどの中央学院高校のような相手の方がやりにくいという印象で、三菱養和相手には比較的ほころびなく守備もできていたように思います。

結果的に、この試合の後に行われた中央学院高校が大敗したことで、浦和レッズユースは2位で通過して、明日は3位決定戦に回ることになるようです。最終戦なので思いっきりやって3位を勝ち取ってくださいということで、とりあえず、この大会のここまでの試合の総括的な感想を今回は書きたいと思います。

まず、U16チャレンジリーグを1年生が戦ったということで、1年生の初めての浦和レッズユースとしての大会というわけではなかったのですが、1年生~3年生までまざった浦和レッズユースとしての初陣としての浦和カップという大会で、特に意図したように今回の大会は本来のポジションとは違った箇所で起用される選手が目立ち、またこの大会に参加させているメンバーの中でセンターバックの本職が少ないことから、守備ラインが身長的にはミスマッチになっているケースもあったりでしたが、その分見どころがかなり詰まっていたここまでの試合となりました。

特に3年生にとっては、浦和カップ=1年生2年生が中心のBチームが参加する大会という意識があったでしょうから、この大会に回ることに悔しさを覚えていた選手もいることと思います。

その中で、5試合すべてにフル出場していた34番佐藤大介がこの大会に集中して臨んでチームをコントロールしている姿は見事でした。この三菱養和戦もこの大会で初めて左サイドバックと慣れたポジションに戻りつつ、得点が奪えない中で再び試合の途中からトップ下に戻って、疲労もピークのはずなのに最後までチームを鼓舞して、得点を奪うためのプレーを続けていました。

また、センターバックでこの大会出場し続けている29番細田真也も、慣れないポジションではあった思いますが、危機を察知して摘むプレーの安定感が凄かったです。この三菱養和戦では、もう29番細田真也の守備範囲に攻め込まれるケースでは安心して見ていられるレベルでした。

1年生では、14番橋岡和樹も慣れない右サイドバックのポジションでプレーしていましたが、思った以上に問題なくそのポジションをこなしていたと思います。実際には攻撃参加で得点を奪う場面もありましたし、仮に今後は本来の前目のポジションに戻るとしても、この大会での経験は確実に生きてくると思います。

このように、比較的彼らのプレーを多くみてきている見る側の立場からすると、この大会は多少の違和感とともに、経験重視のメッセージは交代の仕方でも明らかではあるのですが、それでも結果が出せる戦いを見せてもらい、そう考えると、今日結果が出なかったのは残念というサポーター的な素直な感情も湧きつつ、疲労のピークでどこまでできるかも含めて試されている選手をしり目に、勝利を求めて見てしまいました(これは、慣れない組み合わせでも勝てると思わせるような要所要所のプレーをこのチームが見せてくれているからこそ湧き上がる感情です。)

表面的な部分ではうまく行かないプレーばかりだったと感じている選手も多いかもしれませんが、この三菱養和戦では、点を取るためへの工夫をそれぞれ考えてやれていたプレーに可能性を感じる部分が多くありましたよ。

疲労から前線の選手が反応が一歩遅れてはいましたが、ディフェンダーの裏を狙うパスでも7番勝野瑛のように、ワンフェイント入れてから出すパスだったり、打開するために35番金野僚太が出したあえて厳しいところを狙った14番橋岡和樹へのスルーパスだったり、連携として合ってくれば、相手守備陣にとっては脅威となるような狙いどころを見ている選手が結構いることもわかりました。

疲労もピークのピークで迎える明日の3位決定戦になるとは思いますが、もうひと踏ん張り、今回のチームの集大成を見せてくださいね!楽しみにしています!

ではでは~。

あ、今の時点で対戦相手がどこだかわかりませんw

  

与野八王子グラウンド2012年4月4日与野八王子グラウンド2012年4月4日与野八王子グラウンド2012年4月4日

 

 

 

与野八王子グラウンド2012年4月4日

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与野八王子グラウンド2012年4月4日

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おまけの写真。 

第32回浦和カップ 2012/04/04 浦和レッズユースvs中央学院高校 3-3引き分け・・・打ち合い

与野八王子グラウンド2012年4月4日

 

 

 

 

 どうも、浦和サポブクメです☆

浦和カップ3日目は、順位リーグに入ります。

グループDを1位で通過した浦和レッズユースは、グループEの1位中央学院高校とグループFの1位の三菱養和SCの3チームと今日は対戦します。

今日行われる2試合の結果、3チーム内で1位になれば決勝戦、2位になれば3位決定戦、3位になれば5位決定戦とそれぞれ5日の最終日に戦う流れになります。

浦和レッズユースの午前の対戦相手は中央学院高校となります。

昨日の大荒れの天候から一転して晴天の中での試合となりましたが、強風と昨日の雨でピッチはところどころ水たまりのようになり、連戦続きの選手たちにとっては、体力を消耗しやすい試合になりました。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番杉本広貴、DFが左に6番岡野森、右に14番橋岡和樹、真ん中に29番細田真也と21番副島暢人、MFがボランチに7番勝野瑛、トップ下が34番佐藤大介と36番長谷優、FWが左に8番松崎洸星、右に35番金野僚太、真ん中に33番大野将平

となります。

試合の入り方は浦和の方が良かったと思います。浦和の攻撃の姿勢が相手の守備意識を高めたことにより、右サイドバックの14番橋岡和樹がたびたび攻撃参加することができ、サイドのクロスから8番松崎洸星が飛び込んだりとサイドからの攻撃パターンを見せつつ、これまでの試合同様に36番長谷優や33番大野将平が個人技で仕掛けようとする。更に、この大会通じて存在感を見せ続けている34番佐藤大介も、中盤で精力的にプレーし、前半8分にはサイドから切り込んでペナルティエリアに侵入していくという場面も見せていましたが、ここはゴールラインをわずかに割ってしまいました。

先制は浦和。11分に右サイドから14番橋岡和樹の攻撃参加からのクロスに34番佐藤大介が合わせてゴール。1-0となります。

このまま追加点を決めて試合を楽に進めたいところでしたが、相手の前線の選手の攻撃力が高く、次第にボランチから守備ラインのところでサイドを突破されたり、スピードあるドリブルに対応できなくなるなど、やや危険な時間帯も増えてきます。

これもこの大会を通じて目を見張るプレーが何度も見られたように慣れないセンターバックに入った29番細田真也が相手に攻め込まれるギリギリのところで読みよく摘むプレーを何度も見せていたのですが、全体的に守備に入った時に個での力強い突破に対してプレスが効かなかったりして、やや不安定な状況になり危ないと思っていた中で17分に同点ゴールを決められてしまいます。

浦和の攻撃の場面自体は少なくなく、34番佐藤大介が縦の裏のスペースへのパスを通してチャンスを作ったり、35番金野僚太のミドルシュートがクロスバーを叩いたり、35番金野僚太のコーナーキックから直接ゴールを狙うキックがあったり(ギリギリでキーパーにかき出される。)などありつつ、前半での逆転ゴールは生まれず1-1でハーフタイムに入ります。

後半に入っても同じような流れで試合が進みます。後半スタートから2分ほどで危ない場面を作られるなど、相手の攻撃陣にうまくボールが渡った時には、対応しきれずに危ない場面が作られるケースが増えます。

8分に7番勝野瑛に代わり10番斎藤翔太が入ります。

全体的な安定感に欠けるため、試合がどちらに転んでもおかしくないような中で、14分に8番松崎洸星のパスからの14番橋岡和樹のゴールで2-1とまずは浦和が逆転に成功も、その2分後に失点し2-2。

18分に35番金野僚太に代わり17番倉本隼吾が入ります。

フレッシュな選手が頑張るも試合の流れ自体は変わらず、20分に失点し2-3と逆転されてしまいます。

逆転はされてしまったものの、浦和の攻撃の姿勢も衰えず、24分に10番斎藤翔太の見事なループシュートで3-3と追いつきます。

30分くらいに36番長谷優に代わり12番中村透が入ります。

この後も、比較的守備に専念していた21番副島暢人の攻撃参加から裏へのパスを33番大野将平に通すもこれはオフサイド。34番佐藤大介のミドルシュートなどありつつ、17番倉本隼吾からのクロスに14番橋岡和樹がヘッドで合わせるもゴールをそれるシュートがありつつ、結果的に3-3のまま試合は終了。

これは理由にしてはいけないのかもしれませんが、連戦が続く中で疲労が少しずつ蓄積していて、選手それぞれが考えているプレーが頭ではできていても体がついていかなくなってきているような場面も少しずつ見られ始めたところに、昨日までの相手以上に守備の寄せが早かったり、攻撃陣に強力な選手がいたり、この大会を臨んだメンバーの関係でミスマッチになる箇所あったりしましたが、この試合は若干引き分けに追いついたというよりも、やられた感じが強いイメージの試合にもなりました。

考慮する箇所は次の三菱養和戦の方でもふれたいと思いますが、結果は1位通過のために勝利が必要になる引き分けという結果になりました。

与野八王子グラウンド2012年4月4日与野八王子グラウンド2012年4月4日与野八王子グラウンド2012年4月4日

 

 

 

与野八王子グラウンド2012年4月4日

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与野八王子グラウンド2012年4月4日

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おまけの写真。 

第32回浦和カップ 2012/04/03 浦和レッズユースvs関東第一高校 4-0勝利・・・悪天候ものともせず快勝で1位通過

与野八王子グラウンド2012年4月3日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和カップ2日目。今日は、15:30からの関東第一高校との1試合のみ。ここで勝つか引き分ければグループDの1位通過が決まるという試合です。

しかしながら、今日はご存知の方も多いように関東地方は午後から台風並みの強風と雨に変わっていくという、下手したら試合が中止になるくらいの天気予報でどうなるか気になっていました。

試合開始時間には、予報通りに猛烈な風と雨は強くなったり弱くなったりという感じで、確実に影響を受けますという感じになりました。そんな中での試合です。場所は、与野八王子グラウンド。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番杉本広貴、DFが左に6番岡野森、右に14番橋岡和樹、真ん中に29番細田真也と21番副島暢人、MFがボランチに7番勝野瑛、トップ下が34番佐藤大介と36番長谷優、FWが左に10番斎藤翔太、右に9番清川大輝、真ん中に33番大野将平

となります。

正直なところ、今日は試合を見ることに精いっぱいで、あまり試合の細かいところが確認できませんでした。

ただ、確実に言えることは悪天候というコンディションは関係なく、浦和が前半の終盤に押し込まれる時間があった以外は終始ゲームを支配していた試合であると言えます。

こういう試合では、特に個人技やこぼれ球への反応の速さなどが重要になるのですが、その点で、特に33番大野将平の個人技が相当相手を苦しめていたと思います。

先制点は、その33番大野将平の11分のゴールでした。

また、中盤で34番佐藤大介が存在感を見せる試合とも言えたと思います。

前半は、28分に36番長谷優のゴールで1点追加して、その後30分から35分くらいの時間帯は、やや相手に攻め込まれる時間帯がありましたが、失点はせずに、2-0で前半を折り返します。

風は凄くても雨はギリギリ大丈夫と言う天候の前半でしたが、前半終了間際くらいから雨脚も強まり、天気予報通りの大変な気候になっていきました。風も追い風向かい風というよりは、ピッチを横切るような強風になっていましたね。

後半の交代は、15分に9番清川大輝に代わり35番金野僚太、その数分後に14番橋岡和樹、7番勝野瑛に代えて17番倉本隼吾、5番長嶋巧、25分に1番杉本広貴に代わり16番高須雄大、29分に10番斎藤翔太に代わり12番中村透が入りました。

後半の得点は、30分くらいに、ちょっとはっきり確認できなかったのですが、混戦から最後に17番倉本隼吾が押し込んだように見えました。これで3-0で、最後に36番長谷優が相手の守備のもたつきを見逃さずにボールを奪取してそのまま持ち込んでゴールを決めて4-0。

この得点以外にも、2度ほど34番佐藤大介の強烈なミドルシュートがあったり、得点チャンスを作る場面は多くあり、守備に関しても、昨日同様に集中して守り切れていました。

結果、4-0という大勝で終わりました。

う~~ん。すごく気持ちよい勝ち方だったのですが、やはり、もう少ししっかり見られる天候で見たかったですね。

とにかく、凄い天気でした。

でも、ブログを書いている今の方が更に天候が悪化しているので、本当に今日はギリギリ試合が開催できたという感じだったのでしょう。

超悪天候の中、気持ち良い試合を見せてくれました。

明日の戦いも楽しみにしています。

ではでは~。

与野八王子グラウンド2012年4月3日与野八王子グラウンド2012年4月3日与野八王子グラウンド2012年4月3日

 

 

 

与野八王子グラウンド2012年4月3日

与野八王子グラウンド2012年4月3日与野八王子グラウンド2012年4月3日

 

 

 

与野八王子グラウンド2012年4月3日

与野八王子グラウンド2012年4月3日与野八王子グラウンド2012年4月3日

 

 

 

与野八王子グラウンド2012年4月3日

与野八王子グラウンド2012年4月3日

 

 

 

 

おまけの写真です。分かりにくいですが、試合の中で明るくなったり、暗くなったり、大雨になったり、色々だったのです。

 

GO FOR 2018 CUP 2011/12/27/ 3日目第2戦 vs 前橋育英高校 2-1勝利・・・2位で決勝トーナメント進出!!

与野八王子グラウンド2011年12月27日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今大会のここまでの9試合、ほぼ同じような位置から、1日3試合写真を撮っていたので、毎回同じ写真の使いまわしに見えますが、よく見ると違います。一応試合ごとに撮ってます。言い訳です。

第1戦が終わった後に行われた藤枝東高校vs前橋育英高校が引き分けに終わったことで、浦和としてはこの試合で勝利すれば前橋育英高校を勝ち点で上回れるということは分かっていたものの、柏レイソルU18の1位通過がほぼ確実という状況で2位になるためには、別会場で行われている立正大淞南vs横浜F・マリノスユースの試合で横浜F・マリノスユースが勝ってくれないとならないと言う状況。浦和がこの試合勝っても立正大淞南が勝っていたら2位はないということで、結構気になっていたこの試合。既に浦和の試合の前に結果が出ているのですが、情報もなく、情報を知っている方もおらず、そんな中で試合は始まりました(たぶん、選手は勝てば2位と既に知っていたはず。)

そんな、浦和を応援するために来ていた人たち全てがモヤモヤしながらスタートした試合。

この試合のスタメンは以下、

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに3番小坂慎太朗と6番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに15番金野僚太、MFがボランチに4番寄特直人、トップ下に7番繁田秀斗と8番岸伯富実、FWが左に28番広瀬陸斗、右に13番立野峻平、真ん中に21番進昂平

となります。

第1戦に引き続き、左サイドバック本職コンビで左サイドバック、センターバックの左という組み合わせになったことで、第1戦よりも更に5番佐藤大介が高い位置でプレーする機会が多くなったこの試合。更に、既にこの大会でもこのポジションで途中出場した時は高い確率で得点を上げている21番進昂平がフォワードの真ん中でスタメン出場となりました。

期待通り、21番進昂平が前線に入ったボールに対してしっかり競り合い、捌いていき、狙えるときにはゴールも狙いに行くという動きがこの試合でも見られ、開始からすぐに21番進昂平からの惜しいパスが28番広瀬陸斗へ通される場面があり、得点の可能性がいきなり見え、その後の6分に21番進昂平のアシストから8番岸伯富実が決めて、この試合でも早い時間での先制点を奪うことに成功します。

右の前線に入った13番立野峻平もこの試合では、さまざまポジションを動きながらパスの経由役として攻撃のリズムを作る動きができており、攻撃のテンポが非常に良く展開されていきました。

21番進昂平がしっかり競れることで、そこへボールが入った時に8番岸伯富実や7番繁田秀斗がためらわずに裏のスペースへ飛び出すことで大きなチャンスになる場面も多く、攻撃のリズムも良い中で28番広瀬陸斗もこれまでの試合以上に激しく仕掛けていくプレーが見られました。

チャンスメイクと同時に自らが得点を奪うプレーにも貪欲で狙い続ける21番進昂平が21分に抜け出してゴール。前半中ほどの時間で2点のリードを奪うことに成功します。

5番佐藤大介も攻撃に絡むプレーが多く、フリーキックの場面では角度のないところから直接狙うキックを見せたり、6番西袋裕太からのロングフィードを左前線で受けて攻撃を仕掛けるという場面も多く見せていました。この時は、やはりしっかりと左サイドバックの位置は3番小坂慎太朗がカバーしており、そのためにあくスペースも4番寄特直人がしっかりカバーしていました。

2点リードで後半に入ります。細かい内容は分かっていなかったのですが、ハーフタイムの段階でこの試合に勝った方が2位になるという情報が入り、応援する側もテンションが上がりながら後半に入りました。

後半のスタートから、13番立野峻平に代わり24番関根貴大、8番岸伯富実に代えて10番中村駿介が入ります。

後半も、概ね浦和ペースで進みます。10番中村駿介のところでしっかりボールキープされて、タメができたところで15番金野僚太が攻撃参加して攻める場面や、前半同様21番進昂平のシュート場面も多く、守備のバランスもよく、気がついたら珍しく6番西袋裕太がセットプレー以外のところで攻撃参加している場面もあって驚かされたりと、全体的に空いたスペースを埋めあう動きができていることで、こういういつもと違った試みもでてきたのかもしれませんね。良いことです。

後半15分前後に3人の交代がありました。14分に21番進昂平に代えて11番小峯洋介、15分に15番金野僚太に代えて2番新井純平、18分に5番佐藤大介に代えて12番西澤秀平、28分に28番広瀬陸斗に代えて23番條洋介が入ります。21番進昂平が下がったところで少し、シュート場面が減ったようにも感じましたが、10番中村駿介からサイドも広く使ったパス回しで攻撃の仕掛けはできていましたが、フィニッシュのところがややスムーズに行かないなか、24番関根貴大と2番新井純平の右サイドのところで大きな展開でクロスを上げる場面などでチャンスを作るも追加点を奪うところまでは至らず、相手も点を取るために更に激しく仕掛けてくる中で、残り時間数分というところで1点を返されたものの、そのまま逃げ切って2-1で勝利。

未だに、大会の公式ページでは3日目の結果が更新されておらず、言葉では逆転で2位になった(=立正大淞南が横浜F・マリノスユースに敗れた)ということは聞いていても、なんかもしかしたら違ったりしたらどうしようという頭もありつつ、まあ選手も言っていたので2位になれたのでしょう。そして、明日の決勝トーナメント(準決勝)の相手は、コンサドーレ札幌U18らしいのでこれまた因縁。しっかり勝って、その先の決勝も勝って2011年を終えたいですね。

ということで、新チームが始動した浦和レッズユースですが思った以上に早くバランスの良い形が見えつつあるものの、現状では、プレーに迷いがある選手が多くみられるのも事実です。例えば、1年生から既に今年試合に絡んでいる選手でも、少し迷いがあるように見える選手もいますが、近い例で言えば、これも名前はわざわざ挙げませんが、持つところと捌くところのバランスが、どうもうまくいかずにキープして仕掛けては引っ掛かるプレーが増えていた選手がいましたが、時間はかかりましたが今は、本人がその時期を乗り越えてくれ、キープ力と展開力、非常にバランスよくパスを捌いたり仕掛けたりできるようになり、今年の攻撃の組み立ての軸となるであろうところまできた選手もいます。

特に、攻撃の選手であれば、今は失敗しないように安全なプレーをするよりは、豪快にやってみて失敗してしまうくらいの方が良いとも思います。

今年も残り2試合となりましたが、その中で出場機会を得た選手たちは、一つでも二つでもチームとして個人として成長できるような何かを掴んでもらえればと思います。

とにかく!結構厳しい状況からの決勝トーナメント進出は凄い!もう、思いっきりやってほしいです残りは!(個人的な感想です。)

あと、毎年恒例ですが、この大会は結構試合続きになるため、かなりの疲労を抱えているのが見える選手もいたりします。しっかり休んで残り1日踏ん張ってください。

ではでは!

 

GO FOR 2018 CUP 2011/12/27/ 3日目第1戦 vs 野洲高校 3-0勝利・・・逆転2位以内へ向けてまず快勝!

与野八王子グラウンド2011年12月27日与野八王子グラウンド2011年12月27日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

GO FOR 2018 CUPも早くも3日目を迎え、浦和レッズユースのここまでの成績は、2勝2敗(7得点6失点)と言う状況。新チームということで、勝つことばかりに執着するのもという意見もあるかと思いますが、やはり今年を締めくくる大会ですので、優勝を目指して戦うべきなのも確か。そう考えた時に、ここまでの成績だと既に他力本願にはなりますが、今日2連勝することで2位に入れる可能性は残せる。だから、今日は勝ちにこだわった部分も見せてほしい。でも、育成もしっかり考えて選手起用をしてほしい・・・と、そんなわがままな考えで見るのがサポーターなのです。

さてさて、昨日、一昨日に引き続き、まずは第1戦とB戦に関して書きます。

3日目の第1戦の相手は野洲高校になります。横浜F・マリノス相手に5点取っていたり、柏レイソル相手に2-2の引き分けに持ち込んでいたりしたかと思えば、前橋育英高校には4失点で敗れていたり、やや読めない相手ながらも、高校サッカーの中では、かなり特殊で攻撃的なサッカーをするという噂は聞いていましたので、そういった相手にどのように浦和が対応して勝利まで持っていくことができるのか、注目して観戦しました。

この試合のスタメンは以下、

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに3番小坂慎太朗と6番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに15番金野僚太、MFがボランチに4番寄特直人、トップ下に8番岸伯富実と7番繁田秀斗、FWが左に14番長谷優、右に13番立野峻平、真ん中に28番広瀬陸斗

となります。

本来左サイドバックの3番小坂慎太朗がセンターバックという、これまた新しい試みがありつつ、ボランチの位置には4番寄特直人を置くなど、ある程度のバランスを取れる計算がここまでできている布陣や、攻撃の部分では28番広瀬陸斗をフォワードの真ん中に置くなどの新しい形も試されるスタメン構成となっています。

試合開始から、驚いたのは、野洲の布陣。一応4バックなのでしょうが、とにかく両サイドのとる位置が高い。超攻撃的な形ではありましたが、浦和の守備陣がバランスよくパスを回し、トップ下の7番繁田秀斗の読み良く相手の攻撃を摘む動きや攻撃参加など、相手の攻撃に問題なく対応します。

そうなると、浦和の攻めの時に相手が高い位置を取る両サイドがぽっかりあくため、ここを巧みに狙いつつ、引っ張られたセンターバックによってあくスペースにパスを出して狙うという形も何度も作ることができます。

28番広瀬陸斗も前線で体を張ったプレーをすることで、ポストとして落としたり、パスを捌くことで中盤の7番繁田秀斗や8番岸伯富実を経由してサイドに開いてと言う攻撃もスムーズに展開されます。

浦和の先制点は、やはり相手の手薄なディフェンスの裏を突いた攻撃からで、5番佐藤大介がディフェンスの裏へのパスを出したところに8番岸伯富実が抜け出して、キーパーと1対1になり、落ち着いて決めてという形になります。

更にコーナーキックのチャンスで5番佐藤大介がヘッドでゴールを決めたかと思われる場面もありましたが、これはファールの判定でゴールならず。

3番小坂慎太朗がセンターバックに入ることで、より5番佐藤大介が攻撃参加する回数が増え(上がった時に、左サイドバックのケアを3番小坂慎太朗ができるという意味)、相手の攻撃になった時にはボランチの4番寄特直人がしっかり、カバーに入っているというバランスの良さがありました。実際、5番佐藤大介の攻撃参加からのチャンスも多く作っていました。

野洲高校は、おそらく戦術が成熟してくるころには、攻撃の迫力である程度守備の負担が少なくて済むというくらいの破壊力になるのでしょうが、おそらくムラがある状態で、更に浦和の守備のバランスが非常に良いため、現時点では浦和のほうが戦い方で勝っているという状況ともいえると思います。

それでも、相手の攻撃を浦和が耐えるという時間も前半20分ほどからしばらくあったのですが、これに関しても完全にやられたという場面はなかったと思います。

ただし、中盤で攻撃の形を作ることができる浦和ではありましたが、前線でのチャンスボールをトラップミスで逸してしまったり、細かいところでもったいない部分も浦和にも多かったとは思います。

13番立野峻平もシンプルにパスの経由役を果たしながら、惜しいシュートを放つ場面もあったりと攻撃の部分で効果的な動きをしていました。

前半は、1-0で終了。

後半のスタートから、13番立野峻平、7番繁田秀斗、14番長谷優に代わり10番中村駿介、24番関根貴大、21番進昂平が入りました。

フォワードの真ん中の位置に入った21番進昂平。この位置に入った時は、しっかり結果を残している21番進昂平がこの試合もあっという間に得点を取り、2-0。そのすぐ後に、今度は8番岸伯富実が見事なループシュートを放つもこれは、惜しくもクロスバーを叩きます。10番中村駿介が入ったことにより中盤でキープして展開するパターンも加わり、何度も浦和がチャンスを作り、迎えた20分に、パスを受けた21番進昂平がいったん左サイドの5番佐藤大介にはたき前線へ走り、5番佐藤大介がペナルティエリアに上げたボールに対して21番進昂平が合わせてゴール。試合をほぼ決定付ける3点目が入ります。

更に、得点にはならなかったものの24番関根貴大の激しいプレスからのインターセプトを起点に21番進昂平にパスを送りシュートを放つ場面もありましたが、このシュートは枠を捉えなかったものの、このような21番進昂平の得点を奪うためのプレーが多く見られたのは良かったです。

試合終盤は、あえて相手の攻撃をいなすためのプレーを意識してやっているかのような、バックラインでの落ち着いたパス回しで点がほしい相手をいなすこともしつつ、試合は3-0で終了。

文字通り、勝ちにこだわり安定感のあるベースを保ちつつも、新しい試みを入れつつで、しっかり無失点勝利を飾ることに成功し、逆転2位へ向けてまずは一歩前進です。

この試合に関しては、野洲高校の攻撃重視の姿勢があまり機能していないために、浦和にとってやりやすい相手となったのは確かですので、このチームが完成する来年の秋くらいにもう一度どこかで対戦する機会があれば良いなとも思いました。

 

さてさて、この後のB戦の今日の対戦相手は浦和東高校となります。

この試合のスタメンは以下、

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに27番齋藤一穂と25番副島暢人、左サイドバックに26番森亮太、右サイドバックに29番細田真也、MFがボランチに12番西澤秀平、トップ下に20番須藤岳晟と19番安東輝、FWが左に18番倉本隼吾、右に23番條洋介、
真ん中に9番大野将平

となります。

浦和東高校と言えば、近い対戦で言うと昨年の浦和カップで対戦して、激しいプレスで浦和のパス回しがうまくできずにかなり苦戦されたというように、運動量豊富に激しいプレスで苦しめられるというイメージがあるのですが、今回の試合では、そこまでプレスも厳しくなく、むしろ浦和の方が効果的なプレスをかけてボール奪取から攻撃という流れが作れていたと思うような展開になりました。

この大会が始まって、何人かがボランチのポジションを務めましたが、今回新たに12番西澤秀平が務める形を試していましたが、この形も安定感があってよかったと思います。

4番寄特直人同様に、守備の部分にも頭を置きながら気の利いたポジショニングと共に視野広く攻撃に参加したりパスも供給できるという部分で、一つの形としては今後もありだと思います。

この試合で特に目を引いたのはトップ下の位置に入った20番須藤岳晟の球際に激しいプレーで、いわゆる摘む動きを何度も成功させてここから攻撃がスタートしてチャンスができたという回数も多かったと思います。

前半は無得点でしたが、例えば26番森亮太が裏のスペースを狙って12番西澤秀平がそのスペースを狙って攻め上がった場面や、20番須藤岳晟のインターセプトから9番大野将平を経由して左前線の18番倉本隼吾にパスを通してシュートまでいった場面、12番西澤秀平がうまくタメを作って追い越して前線に走った19番安東輝へパスを通してシュートまでいった場面など、チャンス自体は多くできていたのですが、ゴール付近まで攻め込んでからの得点を奪うためのプレーが少しゆるいようにも感じ、それが結果的に前半のノーゴールになってしまった要因かとも思います。

後半スタートから、右サイドバックが29番細田真也から2番新井純平に代わります。

後半も、攻撃の組立自体はスムーズに行くものの、やはりゴール前でのプレーがやや雑と言うか、シュートも枠を捉えない事が多く、次第に浦和東のプレスも良くなっていっていたため、少し危険な雰囲気も感じていたのですが・・・、15分に20番須藤岳晟からのパスを受けた23番條洋介がシュート、キーパーが一度は弾くものの、これを19番安東輝がしっかり決めて1-0と先制するとこれまでの展開が嘘だったかのように得点ラッシュが始まります。

2点目は、23番條洋介のループシュート。2-0

この得点の後に、12番西澤秀平に代わり怪我でしばらく戦列から離れていた31番上野文也、23番條洋介に代わり11番小峯洋介、2番新井純平に代わり29番細田真也が入ります。

3点目は、キーパーのミスをついてボールを奪った9番大野将平が決めて3-0。

4点目は、18番倉本隼吾がループシュートで決めて4-0。

5点目は、9番大野将平が決めて5-0。

なんというか、相手の集中力が切れたこともあるかもしれませんが、1点目が入ってからはこれまでフィニッシュに対して硬さが見えた選手たちが、落ち着いてフィニッシュを決めることができるようになっていましたね。

このゴール以外にも、29番細田真也がディフェンスラインでボールを受けてから、かなりの距離をドリブルで持ちあがってシュートまで持ち込んだ場面や、25番副島暢人の前線の上がれるスペースを見つけた際のドリブルでの攻め上がりも見られたり、得点が入ってからは、枷が外されたかのように、持ち味を見せる選手が多かったと思います。

守備の部分も、安定感のあるプレーができていたと思います。

ということで、1日目2日目と敗れていたB戦でしたが、3日目にして5-0の大勝となりました。

では、後程第2戦の前橋育英高校戦のブログもアップしますね。

ではでは~。

 

GO FOR 2018 CUP 2011/12/26/ 2日目第2戦 vs 柏レイソルU-18 1-2敗戦・・・ハイレベルな試合

与野八王子グラウンド2011年12月26日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

現在2年生で来年3年生になる代表クラスの選手が盛りだくさんの柏レイソルU-18。ブクメ自身も、ここ最近は、新井純平が選ばれたU17やU18の日本代表の試合に足を運ぶ機会も多くなっていることから、秋野央樹や中村航輔などのレベルの高いプレーを見ているため、こういう選手たちのいるチームを敵に回した時に浦和がどのくらいやれるかということは気になっており、この大会のこの組み合わせが決まった中で、この対戦を見ることを最も楽しみにしていました。

新チームとして3試合を戦い、ある程度3年生が引退する前のチームに近いくらいのバランスの良い戦いができる現時点での布陣が見えたところで、この試合を迎え、実際にハイレベルな試合を浦和ができることを再確認したことと同時に、明確な課題も見えた試合となりました。

午前中に柏レイソルU18vs野洲高校の試合を車の中から眺める程度でしたが少し見ていたのですが、その試合では前半は代表経験のある選手を全く使わずに戦っており、浦和の試合に合わせて本気で戦ってくれるという期待を持ちながら試合の時間を待ちました。

この試合のスタメンは以下、

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに12番西澤秀平と6番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに2番新井純平、MFがボランチに4番寄特直人、トップ下に7番繁田秀斗と10番中村駿介、FWが左に24番関根貴大、右に23番條洋介、真ん中に11番小峯洋介

となります。

おそらく、現時点で最もベストに近いと思われる布陣のスタメンだと思います。

メンバーを見る限りは柏レイソルU18もベストに近い布陣で臨んできたと思います。

試合開始から、両チームとも球際に激しいプレーを見せ、浦和も特に中盤の7番繁田秀斗、10番中村駿介、4番寄特直人の3人が相手の攻撃の起点をつぶすために激しいプレスをかけ、スムーズなパス回しをさせないことに成功します。同様に相手も浦和の攻撃への対応が早く、なかなかチャンスを作ることができないものの、前半は、センターバックの6番西袋裕太からのロングフィードや4番寄特直人からのロングフィードなど、細かい攻防から一気に展開して、左前線の24番関根貴大につなげての攻撃というところに付け入る隙があり、ここを狙って何度か大きなチャンスも作ることに成功していました。

やや右サイドが守備に気持ちを置く展開になっていたため、昨日の藤枝東高校戦のような、23番條洋介や2番新井純平の攻撃に参加する回数が減ってはいたものの、そういった隙を狙った、ハイレベルな試合になっていたのは確かです。

全体的には、うまく守れていた浦和ですが、左からの攻撃が多かったために、5番佐藤大介が攻撃に参加した時にスムーズン攻撃が行かなかったときの反撃で、大抵は12番西澤秀平や4番寄特直人、または前へ後ろへ気の利いたところへ運動量豊富に動いていた7番繁田秀斗がうまくカバーに入りながら対応していたのですが、1度だけ対応が遅れて完全にサイドを切り裂かれてしまった場面があったのですが、クロスを上げられて合わせられたシュートには22番関口亮助が見事に反応してはじき出して防ぎました。

浦和も前半の終盤に、右サイドの2番新井純平からのパスを受けた10番中村駿介がゴール前にクロスを上げたところに24番関根貴大がドンピシャのタイミングで左隅にヘッドで狙うも、このシュートは相手キーパーに防がれてしまいます。これ以外にも、普通なら入るというくらい決定的なシュートに対しても、キーパーに阻まれてしまうという、キーパーのレベルの高さも感じる試合であったのは確かです。

フリーキックのチャンスで10番中村駿介が直接狙ったシュートもそのままポストに当たったようにも見えましたが、おそらくキーパーがギリギリのところで反応していたと思います。

どちらかと言えば、僅かに柏がポゼッションが高かったようにも見えつつ、拮抗した展開の中で決定機の数では浦和のほうが勝っていた前半だったと思います。

後半の入りのところで浦和が主導権を握ることに成功し、ゴール前の混戦から10番中村駿介が粘り、こぼれ球を11番小峯洋介が受けてシュートを狙うもプレスが早く、それでも更にこぼれたボールに7番繁田秀斗が反応してシュート。これは決まらずも、ゴール前で厚みのある攻撃ができ、迎えた4分に得たコーナーキックのチャンスに4番寄特直人が上げたボールを6番西袋裕太がヘッドで押し込んでゴール。

後半の立ち上がりのところで見事にゴールを決めて浦和が先制します。

この先制点により、柏も点を取るために更に迫力のある攻撃を仕掛けてきたところで7分にPKを与えてしまい、これを決められて1-1とされます。

同点に追いつかれたことや、相手の攻撃の勢いに押されて、また前半と比べると少しプレスのかけかたが甘くなった部分もあったような気がしますが、同点にされてからはやや受ける時間が多くなってしまいます。

厳しい時間帯ながらも、裏へ抜けた24番関根貴大へパスが通り、決定的なチャンスがありましたが、シュートはコースが甘くキーパーに防がれ、更に右サイドからドリブルで持ち込んだ24番関根貴大からのクロスを11番小峯洋介が合わせるも、決められず、少ないながらも作ることができた大きなチャンスで決められないところで、17分に失点し1-2と逆転されてしまいます。

この失点の後、24番関根貴大に代えて8番岸伯富実、5番佐藤大介に代えて26番森亮太、その数分後に11番小峯洋介に代えて21番進昂平が入ります。

残り10分ほどの時間の中で、21番進昂平の惜しいシュートもありつつ、結局得点は奪えずに試合は1-2で敗戦となりました。

敗れはしましたが、新チームとしてスタートした段階での現状でのベストなメンバーで戦えば、このレベルの相手でもここまで戦えるという手ごたえは確実に感じることができた試合でしたが、やはり決め所での決定力、相手に与える迫力などを考えると柏レイソルの方が確実に上という状況。

相手のキーパーの反応があれだけ良いという相手もそこまで多くはありませんが、来シーズン全国でタイトルを奪うためには、やはり攻撃の部分での連携や種類を増やすことと同時に個々の選手の成長が不可欠と感じることができる試合でもありました。

正直、暗くなって照明が入ったこの時間帯で、見ている位置から遠いゴールサイドの後半の柏レイソルの攻撃や浦和の守備の対応の細かいところはよく見えませんでしたが、失点した時の相手の攻撃の迫力はあまり見えないながらも感じられました。

今後の成長を楽しみにしています。特に攻撃の選手は自分に厳しく上を目指してくださいね。

とりあえず、大
会自体での優勝を狙うためには、明日は2連勝必須であとは他の結果待ちと言う感じです。

粘り強く上へ勝ち進んでやりましょう!

ではでは~。

 

GO FOR 2018 CUP 2011/12/26/ 2日目第1戦 vs 横浜F・マリノスユース 2-1勝利・・・勝ち切った!

与野八王子グラウンド2011年12月26日与野八王子グラウンド2011年12月26日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

昨日に引き続き、今日もGO FOR 2018 CUP観戦に与野八王子グラウンドに行ってきました。

今日の対戦カードは、10時から横浜F・マリノスユース、13時から横浜F・マリノスユースB、16時から柏レイソルU-18との対戦となります。昨日同様、まずは10時からの横浜F・マリノスユースと13時からの横浜F・マリノスユースB戦について書きます。で、ちょっと休憩して16時からの柏レイソルU-18戦を書きますよ、と。

この大会に入って試合を見ながら、この時期ならではのことに関してしっかり考えて見て、そして伝えられる機会があれば伝えられるように心がけています。

新チームから出場機会を伺う選手たちに起こりがちなこととして、自分たちの学年でやっていたサッカーをやりたいという気持ちが強く、固執してしまうことで、順応するための努力がおろそかになってしまうという怖さ。

上のチームに加わることの難しさに疑問を覚えてしまうことで、苦しんでしまうことが起こりやすい時期でもあります。

トップチームの状況を見ていれば分かるように、まあ浦和の場合は異常ですが、監督が変わることで戦術が変わる、求められることが変わる、増えるなどなどとにかく変化が多いのがサッカーの世界。確かに得意なやり方で最高の力を出せることで成功を収めることは重要ですが、どのような状況でも順応できるようになることもそれと同じくらい必要とされてきます。

なので、この時期から来年の3月くらいまでの公式戦開幕までの時期の主力になるためのアピールをするこの期間で、今求められているチームでの戦い方の中で自分のやりたいこと、得意とすることと少し違う状況が今あっても、その状況に対する向かい合い方を誤らずに、無駄にせずに競争していってもらいたいと思っています。

最低限、今求められる戦術でもできるところをアピールして、その先に自分がやりたい形も加えられるように努力することで、チームとしても更に強くなります。

モヤモヤを抱えているような雰囲気を感じる選手が多いような感じもしましたので、この部分に最初に触れました。

ということで、試合の話に移りますね。昨日の第2戦で、バランスの良い戦い方ができる現時点での布陣がある程度見えたことで、ここをベースにしつつ戦えば一応の結果は出していける可能性を見せてもらいつつ、そこに新しい形、バリュエーションを加えて新チームとしての強さを身に着けるべく、2日目ではどのような戦いを見せてくれるのか楽しみにまずは第1戦の横浜F・マリノスユース戦を見させてもらいました。

この試合のスタメンは以下、

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに12番西澤秀平と6番西袋裕太、左サイドバックに3番小坂慎太朗、右サイドバックに2番新井純平、MFがボランチに4番寄特直人、トップ下に8番岸伯富実と10番中村駿介、FWが左に15番金野僚太、右に13番立野峻平、真ん中に24番関根貴大

交代⇒後半20分:15番金野僚太⇒20番須藤岳晟

となります。

守備の部分の大きなポイントとなる、センターバック、ボランチのところの組み合わせは昨日の第2戦と同様になり、ある程度の安定感をもって戦えるであろうと期待できる布陣。サイドバックでは左サイドバックが5番佐藤大介から3番小坂慎太朗に代わっています。攻撃の部分では、おそらく昨年の公式戦では試されたことがない、24番関根貴大がフォワードの真ん中を務める布陣となりました。

スタートから浦和が主導権を握った戦い方ができ、相手の攻撃に対してもバランスよく対応できており、更に、早い時間に先制点を奪うことに成功するという願ってもない出だしとなります。

得点シーンは、2番新井純平が右サイドでボールを受けた時に24番関根貴大が右前方のスペースへ走りこみパスを受けるとそのままドリブルで右サイドを持ち上がり、更にペナルティエリア内までドリブルで進入、更にゴール近くまで持ち込んだところで、ラストパスを走りこんだ8番岸伯富実に出して、難なくゴール。

前半5分ほどのこのゴールで1-0とリードを奪います。

浦和のペースで試合が展開し、いつも通り10番中村駿介のキープ力を生かした攻撃などが見られる中、浦和攻勢ではあるものの、前線でのコンビネーションがあまり組んだことがない組み合わせからか、しっくりいかないことが多く、鋭くいくも単発で終わってしまう攻撃も多かったとは思います。

15番金野僚太の中へ切れ込んでのシュートだったり、24番関根貴大の仕掛けだったり、13番立野峻平もシンプルに捌いて攻撃を活性化させようとするプレーだったり、以前から触れてきたような個々の持ち味を出した動きやプレーはしているものの、なかなかお互いの動きを理解して細かく仕掛けるというところまで行っていなかったとも思います。

前半は、ほぼ相手の攻撃は問題なく抑えきったものの、追加点は奪えず1-0で終了。

後半に入ると、相手が点を取りに来るためにギアを上げたこともあるかもしれませんが、中盤のパス回しのところで不用意なパスミスなどが目立つ時間帯があり、それでも4番寄特直人がうまくカバーしていたため、大きなピンチというところまではそこまでは行かなかったものの、奪われたところで激しいプレスのために運動量を使って奪い返す、そのプレスや運動量は良いものの、その前のプレーの精度をしっかりしておけば、もっと良いという部分もありつつ。

後半の8分のところで、相手のプレスからの不用意なミスが起こって失点し、1-1とされてしまいます。

先ほど書いたような状況が、間間に入りつつですが、攻撃の部分では大きなチャンスも何度も作り出します。3番小坂慎太朗が左サイドからの攻撃参加を仕掛けてクロスを入れた時に15番金野僚太がペナルティエリア内で受けて、相手ディフェンダーに倒されたように見えましたが、これは流され、24番関根貴大が突破して放ったシュートはゴールポストを叩き、フリーキックのチャンスで10番中村駿介が蹴ったボールに2番新井純平が足で合わせようとするもミートしなかったり、あと一歩でゴールと言う場面はありつつも、得点は決められずに試合終盤まで進んだところで、このまま同点で終わってしまうような雰囲気もあったのですが、24番関根貴大がペナルティエリアで仕掛けて相手のPKを誘い、このPKを10番中村駿介が落ち着いて決めて2-1。結局このまま試合は終了し、浦和の勝利となりました。

何より、勝ち切れたことが良かったと思います。

また、相手に押されている時間帯も後半はあったものの、守備のバランスは良かったと思います。

攻撃に関しては、持ち味を出すことに成功している選手は多かったので、あとは単発にならずにお互いの持ち味を生かし合いながらプレーできるように高めて行けると良いかと思います。

 

続きまして、13時からのB戦になります。

この試合のスタメンは以下、

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに27番齋藤一穂と25番副島暢人、左サイドバックに26番森亮太、右サイドバックに29番細田真也、MFがボランチに7番繁田秀斗、トップ下に21番進昂平と19番安東輝、FWが左に28番広瀬陸斗、右に14番長谷優、真ん中に11番小峯洋介

となります。

後半の布陣は

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに27番齋藤一穂と25番副島暢人、左サイドバックに26番森亮太、右サイドバックに29番細田真也、MFがボランチに20番須藤岳晟、トップ下に21番進昂平と13番立野峻平、FWが左に14番長谷優、右に24番関根貴大、真ん中に18番倉本隼吾

交代⇒後半30分前後、14番長谷優⇒23番條洋介、25番副島暢人⇒5番佐藤大介、13番立野峻平⇒8番岸伯富実

となります。

なんというか、この試合は、そこまで大きな変化はあったとは思えないのですが、前半と後半で別のチームになってしまったかのような試合となりました。決して後半がやられまくったということではないのですが、前半のものすごい攻撃的でテンポの良い攻めをする戦い方から、後半は、攻撃面でお互いの呼吸が合わなくなってチグハグしてしまったようなイメージでした。

ただ、攻撃的とは言っても、前半得点を奪えず、後半も奪えずに1点取られて0-1で敗戦という結果ではあるのですが・・。

この試合では、7番繁田秀斗の運動量と摘むプレーが効果的に機能し、結構な回数インターセプトに成功していたと思います。攻撃面では、トップ下に入った19番安東輝が良いリズムで何度も攻撃に絡んでチャンスを作っていました。

前半後半共に、25番副島暢人がセンタバックの位置でボールを受けた時に、前のスペースが空いている時に持ち上がって攻撃参加というプレーがこの試合でも何度か見られました。効果的で良いです。

コーナーキックからの21番進昂平のシュートや、7番繁田秀斗のミドルシュート、21番進昂平からのパスを受けた28番広瀬陸斗のシュート、11番小峯洋介のポストから14番長谷優を経由して21番進昂平へつなげてのテンポの良い仕掛け、オーバーラップした26番森亮太からのクロスに7番繁田秀斗が合わせた場面などなど、色々な攻撃の形は作れていたのですが、フィニッシュのところの精度が甘かったとも言えます。

1点は奪われてしまったものの、この試合の守備ラインも1年生だけの組み合わせで昨年U16リーグなど戦ってきた慣れた組み合わせということもあり、それぞれの動きの理解度とバランスは良かったと思います。

どうでも良いことかもしれませんが、この試合の後半に昨年のトレセンリーグの練習試合以来と思われる(自分が見ている限りはですが)、佐藤大介のセンターバックでのプレーを短い時間でしたが見られたのは貴重でした。

そんな、10時からの横浜F・マリノスユース戦と13時からの横浜F・マリノスユースB戦でした。

今日は昨日より、じっくりしっかり見られたのですが、やはり3試合見たので雑だ・・・。すみません。

もう少ししたら、夕方の柏レイソルU18戦書きますね。

ではでは!

 

GO FOR 2018 CUP 2011/12/25/ 1日目第2戦 vs 藤枝東高校 3-0勝利・・・ベースとなりそうな試合

与野八王子グラウンド2011年12月25日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日25日から始まったGO FOR 2018 CUP。午前の立正大淞南高校との試合は、バランスの悪いところを突かれてB戦も含めて大量失点で敗れるというスタートになりました。新チームを作っていく段階なので、試して苦しんで、は当然のことなのですが、この大会自体のタイトルを狙うことも当然必要になります。

試すことと同時に、今のメンバーで考えた際にしっかり戦えて勝てるメンバー構成での試合も見て見たいと思っていたところで迎えた夕方の藤枝東高校戦。

ここで、「なるほど!」と思えるような安定した戦いぶりを見ることとなりました。

この試合のスタメンは以下、

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに12番西澤秀平と6番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに2番新井純平、MFがボランチに4番寄特直人、トップ下に7番繁田秀斗と10番中村駿介、FWが左に28番広瀬陸斗、右に23番條洋介、真ん中に11番小峯洋介

となります。

このスタメンを見た時に、2年生の選手たちが、今はジュニアユースの2年生の監督をやっている岩瀬健監督がコーチとして彼らを指導して戦っていたU16リーグの時の守備ラインとボランチの構成だと思いだしました。西袋裕太がボランチで寄特直人がセンターバックと言う時もありましたし、左サイドバックが小坂慎太朗の時もありましたが、このボランチを含めたバックラインはその時も非常にバランスよく機能していたのを覚えています。

そして、思った通り、4番寄特直人がボランチとして非常に気の利いたプレーや時には攻撃参加なども見せることでこの試合は、終始浦和がペースを握り続ける試合となりました。

また、午前の試合の敗戦でチーム自体に喝が入れられたとは思いますが、一つ一つのプレーを激しくすることもできており、11番小峯洋介と7番繁田秀斗の運動量と激しさはその中でも目を引くものがありました。

・・・が、やはり今日は11番小峯洋介の日ではないということなのでしょうか、この試合も決定的なシュートを何本も放つものの、好セーブにあったり、ギリギリ外れたりと得点するところまで行かなかったのです。改善する点は・・・というより、このまま続けていれば良いと思います。

ある程度慣れているためということもあるとは思いますが、守備ラインの部分で、左サイドバックの5番佐藤大介が上がった時や、右サイドバックの2番新井純平の上がった時のカバーの動きなども、センターバックの2人がケアして動いたり、ボランチの4番寄特直人がちょうどよい位置に下がったりと、スムーズでほぼ完ぺきに相手の攻撃をシャットアウトしていました。

攻撃の部分では、右前線に入った23番條洋介の動きが呼応するように良く、2番新井純平のコーチングと共に鋭く相手ゴールに攻め上がる場面が何度も見られました。

コンビネーションと言う点でも良かったのですが、この23番條洋介の個人技からゴールが生まれます。

15分に、右前線でボールを受けた際にドリブルで中へ切り込み、ディフェンダーをかわしてゴール。

このゴール以外にも、前半終了間際に2番新井純平からのパスをヒールで10番中村駿介が走りこんでいた、スペースへ下げて10番中村駿介のミドルシュートの場面を演出するプレーなども見事でした。

7番繁田秀斗も守備に攻撃に、ここにいたら助かるというポジションを見つけて動けており、この動きから作った決定的なチャンスがありました。4番寄特直人がゴール前のスペースを見つけてパスを通すと、そこにしっかり7番繁田秀斗が走りこんでおり、キーパーと1対1の場面になります。シュートを打っても良い場面だったとは思いますが、フリーで走りこんだ11番小峯洋介にパスを送り決定的な場面を演出します・・・が、このシュートもキーパーに阻まれてしまうのですが。

パスの選択肢もOKですが、あの状況なら問題なく決められたと思うので、7番繁田秀斗自身にゴールを狙ってほしかったとも思います。

ということで、前半は23番條洋介のゴールで1-0で終了。

後半スタートから、11番小峯洋介に代えて21番進昂平が入りました。21番進昂平はそのままフォワードの真ん中に入りプレー。本来のポジションでやっとプレーしてくれました。

で、期待通りのプレーをしてくれ、見ている場所からは浦和の後半攻めるゴールが遠かったので細かいプレーは見えなかったのですが、後半は21番進昂平が前線でチャンスを作る場面も多く、自身も2ゴールを上げる活躍。

後半の、途中交代は、28番広瀬陸斗に代えて20番須藤岳晟、6番西袋裕太に代えて27番齋藤一穂でした。

球際の激しさなどを考えると第1戦の立正大淞南の方が激しかったと思う部分もあるので、この1日目だけで判断するのは尚早かとは思いますが、この試合のメンバー構成というのが、新チームのベースになっていくのではないかと思われるような、安定感がこの試合にはありました。

この試合を踏まえて、明日以降の試合も見ていきたいと思います。

試合数が多いため、あとに見た試合のほうが記憶に残っているということで、先ほどのブログ…自分で見ても雑な感じになってしまいすみませんでした。

この傾向は、続くと思いますが、ご勘弁ください。

ということで、初日の結果は1勝1敗(得点4、失点3)になっています。

では、明日も楽しみにしています。

お疲れ様でした!

ではでは。

 

 

GO FOR 2018 CUP 2011/12/25/ 1日目第1戦 vs 立正大淞南高校 1-3敗戦・・・新チーム始動!

与野八王子グラウンド2011年12月25日与野八王子グラウンド2011年12月25日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズユースの年末恒例となりましたGO FOR 2018 CUPが今日からスタートしました。この大会がスタートしてから、いつまで2014でやるのかと思っていましたが、5回目の今回、大会名が2014から2018に変わりました。

また、これまで浦和レッズユースの試合はレッズランドの人工芝グラウンドで行われていましたが、今大会は予選はすべて与野八王子グラウンドで行われます。

試合は35分ハーフで行われるものの、B戦も含めて1日3試合ずつ予選は3日間行われるということで、実は結構過密な日程となります。

ブログも1日3回アップは多すぎるので、同チームとのB戦との試合も1つのブログで書きます。ここでは、10時からの立正大淞南高校との試合と、13時からの立正大淞南高校BチームとのB戦について書きますね。

新チームとして、色々な選手やポジションを試しながら、チームを少しずつ作っていく段階になりますので、勝利が必須ということではありませんが、タイトルがかかった大会となるため、また経験値ということを考えてもグループで2位以内に入って最終日の28日の優勝をかけた戦いまでは、少なくとも行かなければならない大会だと考えています。

まずは、午前の試合。

この試合のスタメンは以下、

GKが16番吉野雅大、DFがセンターバックに4番寄特直人と6番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに2番新井純平、MFがボランチに20番須藤岳晟、トップ下に21番進昂平と10番中村駿介、FWが左に14番長谷優、右に24番関根貴大、真ん中に9番大野将平

となります。

背番号は、これで来季の公式戦も確定ということではありませんが、例年通りであれば、大体の選手がこのままの背番号で行くと思います。昨年は、この大会では誰もキャプテンマークをまいていなかったような気がしますが、今回は2番新井純平がキャプテンマークをつけていました。

この試合のスタメンをざっと見た限りでは、まずディフェンスラインが既に2年生の段階で多くの公式戦を経験している選手で構成されていること、攻撃の選手に関しては、昨年このタイミングでフォワードとして存在感を増していった真ん中の位置に9番大野将平が入る。前線の両サイドは3年生が抜けたところでどの選手が存在感を示せるかと言うことで、この試合では14番長谷優と24番関根貴大がスタメン出場。21番進昂平がトップ下で使われることには若干の違和感がありますが、何か意図があってのことだと思います。

そして、トップの試合を見ている方も終盤の戦いで堀監督の采配を見ていると思いますのでわかると思いますが、非常に重要な役割となるボランチの位置には、20番須藤岳晟がこの試合ではスタメンとなりました。

対戦相手の立正大淞南高校ですが、島根県の強豪校で、おそらく、昨年全国高校サッカーの準々決勝で埼玉県代表の西武台高校を破った相手として記憶している方も多いかと思います。

試合開始から、立て続けに24番関根貴大が仕掛ける場面が多くなります。ドリブルからシュート、21番進昂平からのパスを受けて突破、14番長谷優からのパスを受けて突破、と攻撃を仕掛けていきますが、相手の守備のブロックが相当激しく、ペナルティエリアの中で決定的な形を作るところまではなかなか行けない展開となります。セットプレーの場面では、5番佐藤大介が惜しい場面を何度か作るも得点には至らず。

2番新井純平のオーバーラップからの攻撃参加や、10番中村駿介のキープ力を生かした攻撃なども見られるものの、サイドからのクロスを上げた後のところでの工夫がやや足りないところや、本来なら前線で動き回って競り合うべき21番進昂平がトップ下に位置していて前線真ん中の9番大野将平と動き回るスペースがうまく共有できていなかったことからか、なかなかスムーズにいかないという印象。

更に、練習ではやったことはあるかもしれませんが、2年生中心の4枚のディフェンスラインとおそらくこういう試合形式では初めてやったのであろうボランチの20番須藤岳晟が動きに苦慮していた印象があり、この辺りの迷いを運動量豊富に仕掛けてくる相手に突かれてしまい、12分、20分と連続失点で0-2となります。

その後、20番須藤岳晟は7番繁田秀斗と交代となります。凄く悔しかったと思いますが、学年違いの選手とのコンビネーション面で苦戦するのは普通なので、上手くコミュニケーションを取りながら、順応できるようにまずはこの大会の中で目指してくれれば良いと思います。

さて、代わった7番繁田秀斗ですが、この選手も基本はトップ下(以前はサイドもよくやっていましたが)で、守備的なポジションはあまり馴染みがないのですが、そのままボランチの位置でプレー。動きは決して悪くないのですが、やはりタイプ的にはバランスよりも攻撃の際の読みが特に優れている選手でもあるため、結果的に中盤に攻撃的な選手が3人入る感じになり、やはりバランス面では改善されず、結果的に中盤からバックラインのバランスの悪さを狙われることが多くなってしまっていたとも思えます。

27分に再び失点をして前半0-3で折り返します。

後半に入ると、浦和は一気に5人交代。

左サイドバックを5番佐藤大介から3番小坂慎太朗、トップ下を21番進昂平から8番岸伯富実、FWの真ん中を9番大野将平から11番小峯洋介、FWの左を14番長谷優から28番広瀬陸斗、右を24番関根貴大から13番立野峻平に交代。

後半のスタートで攻勢をかけた浦和が2分に相手ペナルティエリアわずか外くらいでファールをもらいフリーキックのチャンスを得ると、このフリーキックを4番寄特直人が見事に決めて1点返します。4番寄特直人のフリーキックは初めて見ましたが、精度やコースなど見事でびっくりしました。

このゴールによって、浦和の攻撃の勢いが増し、多くのチャンスを作り出します。特に代わって入った11番小峯洋介が前線で激しくプレスをかけたりシュートを狙うことで相手の守備陣を脅かしていたのですが、なんというか、サッカーでよく言われる今日は~の日ではないという言葉がぴたりと当てはまるくらい、シュートの狙い、コースなど枠をしっかり捉える悪くないシュートが多かったのに、ことごとくキーパーに阻まれてしまい、結局得点は奪えず。

試合は1-3で敗戦となったものの、前半に比べると、6番西袋裕太のロングフィードからの大きな展開など昨年のこの大会で見られ、全国大会でも多くチャンスを作ったプレーも多くみられるなど、好材料も見られました。

ただ、やはり野崎雅也が抜けたボランチの穴と言う部分、攻撃のところでサイドからは崩せるものの、ペナルティエリア内での工夫や人数の足りなさなどは、これからしっかり作っていかなければならないのかなと感じる部分もありました。

そんな第1戦でした。

 

13時からは、同じく立正大淞南高校のBチームとの対戦。

この試合のスタメンは以下、

GKが16番吉野雅大、DFがセンターバックに27番齋藤一穂と25番副島暢人、左サイドバックに26番森亮太、右サイドバックに12番西澤秀平、MFがボランチに19番安東輝、トップ下に13番立野峻平と8番岸伯富実、FWが左に23番條洋介、右に29番細田真也、真ん中に11番小峯洋介

となります。

この試合も、午前の試合同様、ややバランスを欠いた試合となってしまい、結果的に2-4と敗れてしまいます。

前半は0-1

後半に、トップ下の13番立野峻平と8番岸伯富実を18番倉本隼吾、15番金野僚太に代え、29番細田真也のゴールで追いつき、そのすぐ後に失点し1-2、更に失点し1-3、そのすぐ後にも失点し1-4となり、最後に1点返して2-4という流れでした。

後半の交代は、27番齋藤一穂に代えて3番小坂慎太朗、23番條洋介に代えて20番須藤岳晟、19番安東輝に代えて14番長谷優でした。

浦和の2点目の選手は誰だか確認できませんでした。

この試合も、普段攻撃的な選手である19番安東輝をボランチ起用ということで驚きました。

全体的な流れというところでは、まだまだこれからという感じはしましたが、例えば25番副島暢人のオーバーラップからの仕掛けなど、個々の持ち味を苦しい試合展開の中でも見せていた選手のプレーなどは印象的でした。

また、得点を決めた29番細田真也ですが、いつの間にそこへという感じで裏を狙ったパスで良いタイミングで抜け出して狙うという場面を何度か作っていました。

 

う~ん・・・、毎度この大会の時は反省なのですが、試合数が多いので結構細かい試合の状況の記憶が飛んでしまってることが多い・・・。

 

続けてこの後、夕方の16時からの試合のブログも書きます。こちらは割としっかりと書けると思います!

ではでは。

 

埼玉県U-16リーグ2011 06/16 vs 西武台高校 0-1敗戦・・・こういう試合も必要

与野八王子グラウンド2011年7月14日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

U16リーグも第4節になります。前節第3節の大宮アルディージャ戦は見られなかったのですが、勝利したということで全勝で向かえる今日の第4節は、西武台高校との対戦となります。西武台高校の1年生には浦和レッズジュニアユース卒業生の池永夏月やユースの小出啓太の弟、他にも注目されている選手がいるとかいないとか(余り詳しくなくてすみません。)

埼玉県の高校の中でも結果を出している高校ですので、難しい試合になることが予想される試合でした。

この試合のスタメンは以下、

GK23番吉野雅大、DFが右サイドバックに35番細田真也、左サイドバック3番森亮太、センターバックに2番上野文也、6番副島暢人、MFがボランチに33番須藤岳晟、トップ下に、32番條洋介、42番中村透、FWが真ん中に5番進昂平、右に8番倉本隼吾、左に7番広瀬陸斗

となります。42番中村透とベンチに入っていた41番勝野瑛はジュニアユースの3年生になります。

西武台高校では池永夏月が15番をつけてトップ下でスタメン出場していました。小出啓太の弟は出ていなかったようです。

まず、浦和相手に戦ってくる高校生のチームという構図の場合には、当たり前のようにこうなるのですが、相手チームのモチベーションの高さが伝わってきました。運動量や激しさなどがかなりありました。

対する浦和ですが、ややリズムが悪いと言うか、各選手の動きが一歩ずつずれている印象がありました。

前線の5番進昂平にボールが入った後に周りの動きが少なかったり、サイドからの飛び出しのタイミングが一歩ずれていたり、良いときの攻撃のテンポの良さが出せていないなかで、攻撃して奪われてカウンターを受けてという悪循環がありつつ、思った以上に西武台のサッカーがしっかりしていてサイドがスピードある攻撃を仕掛けてきたり、センターバックからの正確なフィードなど、攻から守への切り替えが少し遅れると鋭く反撃されるという展開で試合が進んでいきました。

浦和の攻撃では、細かいパス回しでリズムが合わないものの、6番副島暢人のロングフィードで7番広瀬陸斗へ通した場面や、35番細田真也から大きなサイドチェンジを5番進昂平に通した場面など、大きな展開を狙う際の精度の高さは目を惹くものがありました。

前線でのリズムが悪い中でセンターバックの6番副島暢人の持ち味であるバックラインから持ち上がっての攻撃参加も多く見られましたが、その際の守備のバランスも、もしかすると今日は齋藤一穂がいなかったからかもしれませんが、上がった後にバランスが崩れることも多く、反撃されると対応に苦労している様子もありました。

力の差が大きな相手であれば、それでも特に問題はなかったと思いますが、西武台のやってくるサッカーが思った以上にしっかりしていて、いつもなら回避できる部分でピンチになったりしていた場面も多くありました。

相変わらず、32番條洋介は独特のパスセンスや仕掛けで通ったら大きなチャンスに繋がるという絶妙のパスを狙っていたのですが、周りの反応が少しずつ遅れていてなかなか通らないのが残念でした(これに反応できると、一気に攻めあがれるという意味で。)

前半は、0-0で終了。

後半から、キーパーが23番吉野雅大から29番関口亮助に代わり、42番中村透から41番勝野瑛に代わりました。

後半の序盤は浦和ペースとなり、その中でも33番須藤岳晟からスタートして、右サイドのスペースに大きく展開したボールに8番倉本隼吾が反応して深く持ち上がり、反対サイドを駆け上がった3番森亮太を経由し、ゴール前にクロスをあげ、上手いタイミングで走りこんだ41番勝野瑛がフィニッシュまで持ち込むと言う展開は前半には無かった惜しいチャンスとなりました。

後半の序盤は上記以外にも何度か惜しいチャンスを作り出していたのですが得点までには至らず、前半同様カウンターを受けた時の西武台の攻撃が鋭く、後半15分に浦和の右サイドをカウンターから突破され、クロスを上げられ一度はキーパーの29番関口亮助が好セーブではじくも、混戦の中で押し込まれてしまい失点してしまいます。

この失点により、浦和の攻撃に少しずつですが攻め急ぐような場面が増えてきた印象があり、逆に西武台が落ち着いたプレーを見せることで、浦和の攻勢で流れを変えるべき時間帯で自らのミスなどで、流れを引き寄せることができずに結果的に0-1で試合終了。この大会始めての敗戦となりました。

この試合のポイントとしては、やはり西武台が思った以上にバランスの良い、狙いどころのしっかりしたサッカーをやってきたことと、浦和の攻撃の仕掛けでそれぞれの選手の動きに連動性がなかったために、リズムが悪くなってしまっていたことがこの試合を苦しくしたのではないかと思います。

公式戦なので優勝を目指して負けずに勝ち続けることも必要ですが、U16で戦っているこのリーグですので、あくまで今後U18のトップチームへと絡むために成長することが大前提となるわけで、今回の敗戦はもったいないと言えばもったいないですが、この試合での反省点を次に生かせれば問題はないと思います。

ではでは~。