埼玉県S2リーグ 2019/09/16 浦和レッズユースB vs 花咲徳栄高校 3-2勝利・・・期待が膨らむ展開と今後。もっと多くの方に

どうも、ブクメです☆

日曜日にユースのプレミアリーグで青森まで行き、その日の夜中に戻り、月曜日は、埼玉県S2リーグの花咲徳栄高校戦に足を運びました。

若干、昌平高校までは、キックオフ30分前くらいには到着したものの、駐車場満車ですとかで、車停める場所でバタバタしていて、間に合わなくなることも覚悟しつつでしたが、キックオフには間に合いましたw

結果的に、今週は、わかりやすい結果でも、プレミアリーグも、S2リーグも勝利という結果というところでも充実していたものの、浦和レッズユースのチームとしてのこれからというところでも、非常に充実した嬉しい要素が発見できた2日間となりました。

一つ前のブログ『高円宮杯プレミアリーグ2019/09/15 浦和レッズユースvs青森山田高校 1-0勝利・・・勝負所で勝負ができるチームに』のところでも触れましたが、特に、今日の花咲徳栄戦では、これまでのS2リーグでモヤモヤしていたところを吹き飛ばしてくれるような展開になり、その一因が前日の試合からの流れと、S2メインで出場することになっている選手が、(私が勝手に思い込んでいるだけかもですが、全て良い方に捉えます私はw)その試合に足を運んでいるサポーターやご父兄の方のために、伝わるようなプレーと、勝負へのこだわりを見せてくれたことにあります。

色々考えたことがありますので、それは、試合の事を書いてから、文末の方で書きますね(たぶん、長くなるので。)

ということで、試合の話に移ります。

vs花咲徳栄高校戦メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に31番大野海翔、右に32番岡田翼、センターバックに34番工藤孝太と40番茂木柊哉(後半スタート⇒5番遠藤龍河)、MFが左に29番伊澤壮平、右に42番吉田来綺(後半20分⇒35番島垣翔)、真ん中に39番戸田大翔(後半36分⇒38番舘樹)と16番根岸恵汰、FWが左に2番長田拓巳(後半スタート⇒37番高橋悠)、右に19番成田安里(後半45分⇒36番瑞慶山一真)

となります。

スタメンを眺めてみると、先発出場のメンバーはいなかったものの、昨日の青森山田高校戦で後半割と長い時間プレーしていた、34番工藤孝太、19番成田安里がこの試合でスタメン出場しており、両選手とも、ほぼフル出場という形でのプレーとなりました。

また、昨日の試合での出場はなかったものの帯同してベンチに入っていた16番根岸恵汰も先発フル出場ということで、結果的に、あの試合のチームの雰囲気と意識をこの3選手が持ち込む形でのメンバー構成となりました。

私は、特にこの中でも、19番成田安里が持ち込んだものというのが、この試合では、大きかったと思っています。その辺は、試合の終盤に特に出ていましたので、その辺で触れたいと思います。

まず、試合開始早々に、まだスタメンなどをメモしている間に、また下を向いてる時に、いきなり得点が入っていました。

前半1分とかですよね。で、一緒に見ていた方に聴くと、右前線から42番吉田来綺が鋭いクロスを入れたところで、相手選手がオウンゴールしたということでしたが、先ほど浦和の公式で確認したところ、42番吉田来綺のゴールになっていましたね。

で、あっという間のゴールと、そもそも、浦和の選手のプレー強度もいつもより高めになっているかなと思うところもありつつですが、相手の守備に怖さがないなと感じていて、これまた事前に調べていなかったので、その場で調べたのですが、花咲徳栄高校は、S2で最下位のチームなのですね。でも、私が先日見た限りでは、かなり手ごわかった武南高校Bには、3-2で競り勝ってるなど気になる結果はあったものの、得点力は上位のチームと同じくらいでも、失点が多く、負けが多いということで、やや差があるなという印象にはなりましたが、試合開始からしばらくは、個々の突破だけで大きなチャンスにできていたものの、攻撃の工夫があまりない中で、相手が浦和の攻撃のリズムに慣れてきてからは、攻め切れない場面も増えるという展開になりました。

そして、得点力が高いというところで、確かに前線の選手は、質の高い抜け出しをしてくる選手もいるなと思っていたところで、前半15分に決められてしまい、1-1と同点に追いつかれます。

サイド攻撃などで多くのチャンスは作るものの、決めきれない中で、前半37分に更に失点を喫し1-2となります。

単発の攻撃が鋭い相手を止めきれない場面が増える中で、前半44分にも決められてもおかしくないような決定機で34番工藤孝太がギリギリのところでクリアして3失点目を防ぎます。ここでやられたら試合が厳しくなるというところで、失点を防いだ、その集中力は、前日の試合に通じるところもあり、こういうプレーのメッセージ性は大きいなと感じます。

前半を1点ビハインドで折り返し、迎えた後半スタートからセンターバックに5番遠藤龍河が入り、前線には、37番高橋悠が入ります。

明らかに後半スタートでチームに攻撃のスイッチが入り、例えば、サイドからの仕掛けなどでも、相手の守備のリズムに合わせたようなタイミングでのクロスを上げてしまうことが多かったところで、もう一つ抜け出してよりチャンスを広げようとする試みや、自分の特徴を出してやろうというプレーが増えていました。

そして、迎えた後半5分に、中盤で39番戸田大翔がパスを受けると、左前線に走る29番伊澤壮平に繋げ、ドリブルで深くまで持ち上がり、鋭いクロスを入れると相手キーパーが弾いたところに37番高橋悠がしっかり詰めていてゴール。

これで、2-2とし、試合を振り出しに戻します。

得点直後にも、19番成田安里からのパスを受けた42番吉田来綺が惜しいシュートを放つも相手キーパーの好セーブに阻まれます。

後半6分には、37番高橋悠がディフェンダーが2人に寄せられながらもドリブルで果敢に突破し、そのディフェンダー2人の間を通したパスを29番伊澤壮平に繋げチャンスを作ります。

前線からの守備と言うところでは、後半13分に、相手キーパーにバックパスが入ったところで、19番成田安里が、プレッシャーをかけていき、相手キーパーのキックミスを誘うようなプレーも見られます。この辺りの19番成田安里からのプレーでも、この試合は、勝たなければならないんだというメッセージが伝わってきていましたね。後ろからの5番遠藤龍河の力強いプレーや声もそうですし、自然とチーム全体に勢いがついていくようなプレーが後半は特に見られました。

ただ、やはり、まだ全体的に集中力を保ち続けるというところは難しく、後半早い時間に同点ゴールを決めて、その後の押し込める時間帯に逆転まで行かない間に、やや前半と同じような相手のペースに合わせたようなリズムになる時間も出てきてしまいます。

で、この試合で発見というか、こういう特徴もあるのかと初めて知ったのが、後半36分に投入された38番舘樹で、まず、後半39分に左から突破して29番伊澤壮平に繋げて仕掛けたような、左に入った時の突破力は、若干試合によってムラがあるものの、一つの特徴として面白いと感じた試合は以前もあったのですが、この後の後半40分にゴールにはならなかったものの、19番成田安里が走りこんだペナルティエリア内のスペースで、相手ディフェンダーが寄せてきている中で、シンプルに近い選手に渡すと思っていたところで、鋭いパスを間に通して19番成田安里にパスをしっかり通した場面と、その直後にも、コーナーキックからの流れで、37番高橋悠の抜け出しに対して通したパスの狙いが、相手の虚を突くもので(私も虚を突かれたということなのですが)、ここもパスを受けた37番高橋悠が抜け出して、クロスに5番遠藤龍河が力強いヘディングシュートでゴールを襲う(ここは、相手キーパーの好セーブで弾かれる)という、決定機につながるプレーの起点になっていました。

試合も終了が近づいてくる中で、2-2ののまま終わっても良いようなプレーに見える相手に対して、19番成田安里が見せた振る舞いが凄く凄く良かったんですよね。ボールボーイがいない試合なので、人がいない方にこぼれると選手が取りに行かなければならないのですが、例えば相手スローの場面で、ボールは結構遠くまで転がって行ってしまっている状況で、誰も取りに行かないなと思っていたら、19番成田安里が走って取りに行っていたので、浦和のスローかなとか一瞬思ったのですが、相手に渡す。更に、相手のゴールキックの場面でも、ボールをゆっくり取りに行こうとする相手に対して、19番成田安里が拾いに行き、相手ゴールキーパーの前に力強く置く(早くしてくれよというメッセージが伝わる。)

要するに、この試合に対しての勝つ意識なんですよね。

そして、チーム全体が勝利を意識した中で、迎えた後半45分。スローインの場面。

こんな感じで、昌平高校のグラウンドは、ネットが立ててあるので、助走するスペースは、ほとんどないのですが、ここで5番遠藤龍河が、多くのチャンスを作ってくれたロングスローを久しぶりに見せてくれます。これも、勝負にこだわった姿勢の一つだと思うんですよ、ここまでのS2の試合だったら、近い選手がすぐにスタートしていたと思いますたぶん。

そして、そのロングスローからのこぼれ球を37番高橋悠が狙いすましてシュート。これは、ポストに跳ね返るも、これにいち早く反応した34番工藤孝太が押し込んでついに逆転!

3-2としたところで、これも、S2では、見たことがないというか、絶対にこの1点リードで勝ち切ってやるという姿勢を見せてくれます。

コーナーポスト前で3選手で守るプレー。しっかり時間を使って、相手が奪って蹴りだした瞬間に試合終了。

なんというか、物凄く伝わってくる試合でした。

コミュニケーションのところを、最近よく書いていましたが、今日の試合では、言葉で伝えること以外でのコミュニケーションがプレーで見られたというか、「おいおい、こんな姿勢見せられたら、応援する側も気持ち入りまくるだろう!」という姿勢。

本当に、こんな試合を見せられてしまったら、S2リーグに臨む浦和レッズユースという別の1チームと言う意識で、上を目指す戦いを真剣に応援する1サポーターになってしまいたいくらいですよ。

もちろん、今日書いていることは、私が見て勝手に感じたことを書いているだけですけど、どうしたらS2リーグに臨むチームが、自然と強いモチベーションを持って試合ができるかということを考えたときに、プレミアリーグで実際に試合をしてきた選手が入って、その姿勢で伝えることが大きいこと。

そして、モヤモヤした気持ちは、実際にはあると思いますが、自分の能力を疑わずに、その特徴を見せて、見る側の私たちに勝利への執念のようなものを見せてくれる選手がいる。こういう形もあるのだなと、見せつけられました。

もちろん、たびたび書いているように、こういう状況が毎節作れるわけではないですが、今日のようなメッセージ性のある試合を体感したピッチ上に立っていた選手は、次は、それを自分たちもやらなければならないと感じて、実行していく。そういう循環ができて行けると最高だなと思います。

そして、姿勢のところ、コミュニケーションのところが、浸透して行けば、よりS2の監督のやりたいことも伝えやすくなるでしょうし、全てが好循環になるのかなという大きな期待を持ちました。

この試合を見てからの、次は、S2リーグで抜けた強さを見せている聖望学園高校との再戦(最初の対戦は前半主力温存の相手に2-5で敗れている)になります。

今週末は、S2リーグからの翌日が、プレミアリーグのアウェイ磐田戦と言う流れになるため、今回のようなメンバー構成にはならないかもしれませんし、全く読めません。でも、今日の試合は、S2に臨む選手たちにも大きなきっかけになると私は信じています。勝ちましょうよ、聖望に!

そして、他力にはなりますが、S2リーグの3位は死守して終わり、S1昇格への可能性を残す結果を求めて、今日のような戦いを続けてください!

 

長くなってしまいましたが、タイトルに書いた「もっと多くの方に」というところです。今後は、時々、そういう内容も入れていきたいと思うのですが、ここ数年は、「浦和レッズユースの試合を一緒に見ませんか?」という話を人にすることができていませんでした。それは、私自身が最も大事にしている、育成カテゴリで大事なことというところから、かけ離れた育成にチームがなっていたからです。

Jリーグ全体で、年齢層が上がってきているという話も聞こえてきますが、ユースを応援するサポーターも例にたがわず、私も40歳代に入ってきてしまいましたし、全体的には年齢が上がってきています。そもそも、ここ数年のもろもろで去る人の方が多かったので、減っているのが実際のところだと思います。しっかりユースを見るメンバーに新しい風が吹いていないんですよね、実際のところ。

で、正直なところ、トップチームを応援するよりも、もっと繊細なことが多いですし、自分が楽しむよりも、選手が伸びるためにどうすべきかを考えるような人向けにはなるのですが、適性の合う方には、凄く応援しがいのある空間でもあります。私も、トップチームの応援から入って、気が付けば、こちらにどっぷりですしw

もちろん、以前にも書いたように、見る方にも様々な立ち位置がありますし、私や私と近いところで一緒に見てくださる方の見方と、相反するような方もいますし、群れているとか時々言われますが、割と、私たちの場合、それぞれの行動は、放置し合っているような感じで、現場であったら一緒に見ましょうみたいな感じだったり、今日は集中したいから別のところでとか、勝手に見ているような人たちの集まりになります。時々遠征とかの時は、一緒に乗り合わせて行ったりしますが。

「浦和レッズユースの育成は、楽しいから見に来なよ」と言える状況になってきました。

なので、トップチームを応援している方で時間の空いている時には、浦和レッズユースの試合にも足を運んでみませんか?

で、お気軽にお声がけください。

もちろん、トップチームありきなので、今の体制がずっと続く保障はないのですが、良い循環が見えてきている、今の育成のタイミングで、少しでも興味ある方には、ぜひ足を運んでもらいたいです。トップと同じ応援がしたい方には向いていないとは思いますが。。

・・・と、今後は、こんなことも緩く時々書いてみます。

ではでは。

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U-16埼玉県サッカーリーグ2019/09/12 浦和レッズユースvs埼玉栄高校 1-1引き分け・・・あまり試合を集中して見られてませんが

どうも、ブクメです☆

これまで、なかなか試合情報が入らない埼玉県U16リーグでしたが、今年は、浦和レッズの公式内にある育成のオフィシャルページのカレンダーで試合情報が入ってくるので助かります。とは言っても、U16リーグは、おそらく、割と近づかないと詳細が決まらないのか、思い立ってユースの予定を調べたら入っているということも多い気がしまして、やはりなかなか足が運べていなかったのですが、ちょうど、前日の夜にふとチェックしたら、U16リーグの予定が木曜日の18時30分から入っているのを見つけ、行けたら行こうということで考えていたのですが、試合があることを知ると行きたくなると言うことで、仕事を残してバタバタと向かいました。

割と帰宅ラッシュの時間帯で渋滞気味で間に合うか心配になりつつも、試合には間に合いました。会場の与野八王子グラウンドに、着いた時に、知っている方がいる!と思ったら、浦和レッズジュニアユース出身で現在、新潟経営大学でプレーしている関敦也のご父兄の方でした。

聞くと、関敦也の弟が埼玉栄高校の1年生ということでした。いやー、なんというか、時が経つのは早いというか、関敦也がジュニアユースにいた頃に、見かけていた弟が今は高校生ですかという。

ということで、一緒に見させてもらいつつ、埼玉栄高校のご父兄の方々の間に入って観戦と言うことで、今日は、試合自体には、あまり集中して見られていません、すみません。

また、結構な大人数で埼玉栄高校の選手たちがピッチサイドにいるという状況だったので、私が見えていた位置からだと・・・

上記の位置から見た左奥の方で起こっていることは、試合中は、更に大人数が立ってみていたことで、ほぼわかりませんでした(あるあるw)

なので、今回は、細かく試合の内容には触れません・・・というか、触れられませんw

スタメンと、大まかな流れと印象など少し書きますね。

vs埼玉栄高校U16戦メンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に31番大野海翔、右に32番岡田翼(後半14分⇒39番戸田大翔)、センターバックに40番茂木柊哉(後半38分⇒3番滝瀬健太郎*中3)と28番アピッチ輝、MFが左に38番舘樹、右に29番伊澤壮平(後半14分⇒37番高橋悠)、真ん中に35番島垣翔と42番吉田来綺(後半29分⇒10番新城愛斗*中3)、FWが左に36番瑞慶山一真(後半38分⇒7番萩元雅樹*中3)、右に33番小川聖凪(後半29分⇒9番西田春斗*中3)

となります。

↑ちなみに、関敦也の弟は、17番をつけて右サイドバックでプレーしていました。

U16リーグ自体は、なんだかんだで昨年の10月以来と言うことで、また1年くらい空いてしまったことになりますが、浦和のメンバー自体は、今年は、埼玉県S2リーグに多く足を運べているので、そもそもS2リーグが1年生中心なので、ある程度、選手の特徴などが分かる状態なので見やすくはあります。

全体的な印象としては、S2リーグを見ていて感じる部分と同じ課題がこの試合でも見られました。相手の集中力の高さで攻めきれず、セットプレーは多く取れていたものの、そこも活かせていなかった印象で、あとは、やはり、淡々とプレーしているように見えてしまいました。これは、選手としては、気持ち入れてプレーしているのかもしれないので、その辺の感覚の違いがあれば申し訳ないのですが、やはりどうしても、一つ一つの試合がのし上がるためのアピールの場だという鬼気迫るプレーなどが見られなかった(私が感じられなかっただけなのかもしれない)ように思います。もちろん、置かれている状況を考えると、相手の方が何も言わなくても気持ちが入るのはわかりますが、その辺は見せてほしかったなと思います。

その点では、後半終盤に入ってきたジュニアユースの選手たちの方が、気持ちの入ったプレーが多かったかなと思います。そんなの当然だ・・・と思われてしまうと、それも残念です。そういうものではないので、そこをコントロールしていくことで競争が生まれてくるわけですから。

得点としては、前半は0-0で折り返し、後半32分に、ちょうど見えないところだったので、どういうゴールだったのかは確認できなかったものの、10番新城愛斗のゴールで浦和が先制したものの、相手の反撃から奪われたフリーキックの場面で強烈なシュートで直接決められてしまい、1-1とされ、その後も、何度か大きなチャンスは作ったものの決めきれず、引分で終了となりました。

S2と比べて、もちろん、若干組み合わせなどは変わっているとはいっても、同じピッチ上で公式戦を戦う時間と言うことで言えば、今シーズンも半年ほどが過ぎているところで、どうして、単発の精度の高いフィードだったり、個人での突破は多く見られても、3人以上での連携での崩しや動きや意思疎通のところがうまく行かない場面が多くなるのかが気になるところです。

・・・とはいえ、U16リーグということで言えば、今年初めての観戦になるので、何か理由があったのかもしれないので、これも踏まえての次のS2リーグでまた色々感じられるところがあればなと思います。U16リーグ自体ももう少し見られる機会があれば、他に感じられることが出てくると思うので、また良いタイミングで日程が出て、うまく調整出来て足を運べる試合があれば良いなと思います。

あまり楽しい文章にならなくてすみません。過去のU16リーグの印象だと、同学年で戦えるこのリーグは、結構全学年で戦うリーグなどよりも伸び伸びと良いプレーが多く見られる印象が強かった気がするんですよね。

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2019/09/08 浦和レッズユースB vs 立教新座高校 4-1勝利・・・序盤苦しむも終わってみれば快勝

どうも、ブクメです☆

土曜日に大阪の長居スタジアムで開催された大学サッカーの総理大臣杯2019の決勝に足を運び、翌日の朝の新幹線で埼玉に戻り日曜日は、埼玉県S2リーグの浦和レッズユースBvs立教新座高校の試合を観戦しました。ちょっと、仕事を残して動き回ってしまったことで、若干バタバタしておりまして、気が付けば日付が変わってしまって、でも、書いておきたいなということで、ブログとしては、前後しますが、まずは、ユースの試合からブログを書いています。

本当は、日曜日は、S2の試合を観戦してから、西が丘サッカ-場に移動して、浦和レッズユース出身の新井瑞希が移籍した東京ヴェルディの試合の観戦もする予定だったのですが、台風の影響を考慮して、キックオフが早まったと言うことで、断念することになったのですが、試合の時間が変更されるほどの台風という印象とともに、大阪から移動する前に、今回の試合が開催される立教新座高校(埼玉県の東武東上線の志木駅最寄り)辺りを雨雲レーダー的なもので調べたら、雨の確率も高く、怪しげすぎる雨雲がかかるような予報になっていたので、そもそも試合ができるのかくらいになるのかと思っていたら、確かに試合前には、一時的に大雨が降ったタイミングもあったのですが、試合開始の頃には止み、おそらく、今日は、雨か曇りで、暑さ対策は最低限で大丈夫だろうくらいに思っていたら、驚くほどの蒸し暑さと、晴れの時間も多く、ちょっと頭がボーっとするタイミングもあるくらい、嫌な暑さの中での試合でしたね。

プレーしている選手もかなり蒸し暑さを感じながらの戦いになったと思います。

では、試合の話に移りますね。

vs立教新座高校戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に31番大野海翔、右に32番岡田翼、センターバックに34番工藤孝太と40番茂木柊哉(後半35分⇒5番遠藤龍河)、MFが左に29番伊澤壮平(後半44分⇒38番舘樹)、右に11番石橋遼大(後半10分⇒42番吉田来綺)、真ん中に39番戸田大翔と16番根岸恵汰、FWが左に2番長田拓巳(後半10分⇒35番島垣翔)、右に37番高橋悠(後半28分⇒33番小川聖凪)

となります。

これは、S2リーグでは、多くの試合がこうなることが多いので、課題と言う言葉で片付けて良いものなのか難しいところなのですが、試合の入りのところでは、相手の方が勢いも強さも感じられるプレーが多く、印象としては、前線の大きめの選手などの対人のプレーなど見ていると、なかなか強さのあるチームだなと相手の方を見てしまうところもありつつ、出足のところでも、仕掛けた後のこぼれ球への意識なども相手の方が集中して狙いに行けているという印象のスタートとなりました。

もちろん、浦和が仕掛ける回数が少ないわけではないのですが、プレーで気になったところをメモすることが多いのですが、今日最初にメモをとったのが、前半4分の中盤で16番根岸恵汰が相手ボールの状態で、厳しくプレスをかけて、奪いきったという場面でした。

その次にメモしたのが、前半12分のコーナーキックのチャンスで34番工藤孝太がファーで競り勝ち強烈なヘッドでゴールを狙い、ここは防がれたものの、再度コーナーキックとなり、そのコーナーキックでも、再び34番工藤孝太が競り勝ってヘッドで狙い、枠を捉えていればゴールになったと思われるくらい強いヘディングシュートになりましたが、これは、僅かに右にそれたというものでした。

別に相手に押し込まれていたと言うことではなく、浦和が仕掛ける回数も多かったと思いますが、メモを取っておこうという場面が少なかったのかもしれません(観戦エリアの構造上、前の試合でプレーしていた選手などが目の前を動き回る感じで、私の集中力がなくて、そこに気が取られる場面が多かったというのもありますw)

浦和にとっての前半の流れの中からの大きなチャンスは、前半16分。31番大野海翔と39番戸田大翔が絡む形で最後は2番長田拓巳がシュートで狙うも枠を捉えきれずという場面。

セットプレーと流れの中で決定機を数回作った中で決められない流れで迎えた前半20分に、良い位置で相手にフリーキックのチャンスを与えると、このフリーキックをヘッドできれいに合わされてしまい失点。

1点を追う形になり、前半27分には、11番石橋遼大が右からの仕掛けでクロス(シュートを狙ったかもしれない)がゴール左隅上を狙うループシュートのような形になりますが、ここは、相手キーパーに弾かれ得点ならず。

なかなか流れの中での決定機が作れない状況でしたが、前半30分に、コーナーキックを獲得すると、先ほども競り勝っていた34番工藤孝太が再び競り勝ち落としたところで、おそらく31番大野海翔だったと思いますが、反応して、低いパスをキーパーの前くらいに通すと、これに16番根岸恵汰が足を延ばして押し込んでゴール。

1-1の同点に追いつきます。

ただ、やはりこの試合で、何かふわっとした場面がところどころで見られた中の一つと言うか、バックラインの連携ミスで、ピンチになったものの、ここは、なんとかクリアして失点を免れます。

その後も、流れの中で崩し切るところまでは行かないものの、セットプレーを獲得する回数が多い中で、前半37分には、ゴール前直接狙える位置で得たフリーキックのチャンスで39番戸田大翔が直接狙うも、枠を捉えきれず。

前半40分に、どのような形で崩したのかは確認できなかったものの、ペナルティエリア内で2番長田拓巳が、キーパーと1対1のような形になっており、切り返して落ち着いてゴールに流し込み、これで2-1と逆転に成功。

前半42分には、31番大野海翔の左サイドバックの位置から、右前線に抜ける37番高橋悠への見事なロングパスが通り、仕掛け、2番長田拓巳へのパスが通ればという場面でしたが、ここは、パスが通らず。

思うような崩しの形は作れなかったものの、しっかり逆転してリードする形で前半を折り返します。

後半も8分に29番伊澤壮平が抜け出してシュートを放つ場面を作るなどありますが、フリーキックなどを与える回数が多く、相手にチャンスを作られる場面も多かったものの、追加点を決めたのは浦和ということで、これも、気が付いたら42番吉田来綺が抜け出してゴールを決めていたということで、流れをはっきり見られなかったのですが、周りから聞こえてくる話だと、相手がオフサイドと思って、プレーをやめてしまったらオフサイドでなく、そこを42番吉田来綺がついてのゴールだったようです。

この後半29分のゴールで3-1と2点差に開き、この辺で相手の集中力が若干途切れたかなと言う印象で、試合の残り時間は、浦和が力強く仕掛けるという場面が増え、その中でも、39番戸田大翔が果敢にドリブルで仕掛けるという場面が多く見られるようになり、後半30分に仕掛けてからの裏へのパスが29番伊澤壮平に通ればと言うパスを通し、後半35分には、フリーキックのチャンスで39番戸田大翔から32番岡田翼につなげ、クロスのこぼれ球を16番根岸恵汰がミドルシュートを狙うも枠を捉えきれずも、惜しい形を作り、後半38分には、33番小川聖凪からのパスを受けた39番戸田大翔が相手ディフェンダー二人に囲まれながらも、ドリブル突破を試み、ここは防がれたものの、迎えた後半41分に、35番島垣翔からの良い狙いのパスが39番戸田大翔に通り、そのままドリブルで突破を図り、相手ディフェンダーを一人抜き去り、最終的には相手ディフェンダーに寄せされながらも空いていたコースにしっかり決めてゴール。

終わってみれば、4-1と快勝と言う結果になりました。

相変わらず、声を出す選手が少数に見え、淡々とプレーしているように感じてしまうところは、気になるのですが、もちろん、日本代表の試合を見ていても、「海外では、個人プレーで結果を出すことが重要」みたいな形で、ドリブルで仕掛けまくる選手が賞賛されたり、かと思えば、相手に失礼だと言われたりしていましたが、アピールは必要ですが、ユース全体で求められるものが、自分たちで考えることであり、そのためには、選手間でもっと積極的なコミュニケーションがとられる必要もあるのではないかなと感じたりもします。

仕掛けた結果、コーナーキックを奪えるのも、フリーキックを得られるのも、もちろん、得点に近づくプレーなので良いのですが、動きと突破の試みとしては、相手に防がれているとも言えるわけで、う~ん、どういう言葉で伝えるのが良いか、適当な言葉が見当たらないのですが、考えること、伝えること、伝えたことが伝わる工夫、相手を見て、どうするかを考えていくというところでは、課題が多いようにも感じられました。

いや・・・今日は、私も集中力が散漫な時間も多かったので、本当に、移動が長かったり、疲労がたまっていたり、暑さ対策など試合観戦への準備ができていない、スマホは、熱を持ちポケット入れたら熱い、日が陰ったと思ったら、猛烈な日差しが襲ってきて、そちらに気が取られるとか、相手ホームではあるけど、浦和側のサイドいっぱいまでホーム応援の方たちで広がらないでくれよとか・・・。そんなことを言い訳にして、集中して見られた時間帯だけを拾い上げて、偉そうなことは書けないなとも思っているのですが、思ったことは書いておきたいので書いています。

間違っていることが多くても、私が感じていることは事実ですので、その中から、正解を拾い上げてもらえれば良いかなくらいの気持ちで、書いています。

そうだ、もう一つ書いておきたいことがあって、まだブログでは書いていませんが、土曜日に観戦した総理大臣杯の決勝の話で、浦和レッズユース出身の松澤彰が法政大学で堂々スタメンでプレーしていて、ユース時代に明らかに課題として克服しなければならないことなのに、どうして、そこがチームとして求められないのかなと思っていた課題の部分。これが、法政大学でできるようになっているんですよ。見違えるようなプレー。法政大学という環境やそこに関わる人たちと、本人の努力でそこまで来たと言うことが容易に想像できます。

どんなサッカーチームでもそうですが、それぞれの体制下での戦術だったり、求められるものによっては、必ず、試合に出られる者、出られない者がでてきます。出場できる人数が限られているのだから当然です。では、出られないものが力が劣っているか。それは、違います。

体制が変わって、出られなくなった選手に対して、先日、私は、声をかける機会があったので「大丈夫だから頑張れ」と伝えました。もちろん、今いる環境での好転を期待しての部分もありますが、どちらかというと、私のその言葉の本意としては、その選手が持っている強みにしてきた部分が、疑う余地なく、磨いていけばプロになれる資質があるということで、自分を疑わずに、磨くところは磨いて、今いる環境で求められることで報われなくても、プロになるため、その上まで行く道筋を描いて信じて進んでほしいということにあります。信じて進めば、その強みを必要としてくれる環境に出会うことができるはずです。

強みを見失わずに、がむしゃらに、今求められる苦手なことも追及してみてください。そこで大事なのは、今いる場所だけで考えないことです。仮に報われなくても、必ず次に生きると信じてやれるかやれないかで全てが変わります。逆境ほど人生にプラスになるものは、ありません。

だから、大丈夫なんです。

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2019/08/31 浦和レッズユースB vs 伊奈学園総合高校 1-1引き分け・・・後半押し込むも逆転までは届かず

どうも、ブクメです☆

ちょうど、私のように育成世代を中心に観戦しているものにとっては、必ず読まなければならないものの、おそらく、ツイッターでサポーターの友達がリンクを貼ってくれなかったら、スルーしていたであろう『コミュニケーション研修(ロジカル編)」開催(浦和レッズユース):人材育成:Jリーグ.jp*Jリーグのオフィシャルページ内の該当記事へのリンクです。』という記事で、今年の浦和レッズユースが、「コミュニケーション」や「要求すること」を常に伝えていて、それにチームとして取り組んでいることが確認できました。

で、以前からこのブログでは、意思疎通のところで、パス一つにしても、味方の動きと合わなかった時は特に、主張しないと、ただのエゴにしかならないみたいなことを書くことが多くて、時には喧嘩するくらいしないとダメですよということも書くことが多いですが、コミュニケーションの奥深さを、その辺を意識しながら試合を見ていると感じることも多いです。主張する選手もいる、その主張に対して答える選手もいる、でも、場面場面で見ていると「あ、一方通行の主張になっているかも」と思うことも多いです。

ただ、そもそも、意識して言葉を発するということは、特にS2を見ている時には、何か少なさを感じるのも事実なんですよね。

これは、長年の言われたことをベースにやらなければならないという雰囲気が、浦和レッズユース内では、作られてきた中である程度染みついてきた中でのことなので、すぐにそうはならないと思うものの、そもそも性格的に主張が苦手な選手ももしかすると多いのですかね?

その辺りの改革?を考えると、ベンチからの雰囲気も含めて、言い合わないことに対しての指示(言葉で伝える部分よりは、空気を作るというか)というのが、S2になると聞こえにくく、見えにくいことも若干気になる今日この頃です。

自己主張が強い選手も少ないのも気になりますし、自己主張=コミュニケーションの妨げという考え方がどこかにあるのだとすれば、それこそ、研修内容の細かいところまでよくわかりませんが、自己主張するためのコミュニケーション力というのも必要になってくるのかなとか、本当に最近は、サッカー以外のこともよく考えてしまうブクメですw

くどい様ですが、それでもはっきりと、選手の入れ替わりが激しく、学年が若い選手がベースとなる傾向にあるS2リーグに臨むチームに関しては、ここをプレミアリーグに臨むチーム以上に真剣に考えて行かないとならないとは思います。逆に言えば、本当に、入れ替わりが多い環境下で良質のコミュニケーションがとれるようになると、それは、物凄い武器になるんですよね。声を出すことだけがコミュニケーションではなく、主張が得意な選手もいれば、主張が苦手な選手もいるわけで、その選手を引き出す力もコミュニケーションですし、自分が声を出すことが得意でなければ、声を出すことが得意な選手との組み合わせでお互いにどう良い形を作り上げられるかをセットで考えられるようになることもコミュニケーションですよね。まあ、私も競技は全然違うものの、中学時代にやっていたスポーツでダブルスで組んでいた人が、良く主張する人で、それを踏まえて、上手くチームとして動けるようにやっていたものの、もう少し、私自身も相手に考えてもらうような伝え方ができていれば、もっと上の方に勝ち上がれたのかなと思うこともありますし、これが、人生経験を積んで40歳代くらいになった私が、今これだけできるようになったと言ってもあれですが、それでも、こうやって毎回文章に思ったことを書くことで、より、一つ一つを早い段階で経験していくことが求められるサッカー界では、参考になることもあるかなと思っていますので、今後も書いていきます。

前置き長いw

さて、本題に入ります。

今週は、水曜日の武南高校B戦から、短い間隔で中二日で伊奈学園総合高校戦ということで、浦和レッズユースBの埼玉県S2リーグを2試合観戦する流れになりました。

そこそこの過密日程の中で、なおかつ今日はまだ9時半キックオフで良かったものの、それでも、だいぶ暑さが戻る中での試合(ウォーターブレイクがあった)になり、戦い方もまた考えなければならない試合になりました。そして、前回の武南高校B戦と違って、今回は、特に後半に至っては、引く相手をどう崩すかという要素が強く、既に3日前の試合とは別の難しさとの戦いになったとも言えます。基本的に集中して運動量多く、寄せも早い相手に対してどうするという前回の課題とは、少し変わってくる試合でもありました。

では、試合の話に移ります。

vs伊奈学園総合高校戦メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に26番舘澤佑磨(後半スタート⇒31番大野海翔)、右に32番岡田翼、センターバックに5番遠藤龍河と40番茂木柊哉(後半スタート⇒42番吉田来綺)、MFが左に29番伊澤壮平、右に11番石橋遼大、真ん中に39番戸田大翔(後半29分⇒14番千葉希)と35番島垣翔、FWが左に37番高橋悠、右に2番長田拓巳(後半43分⇒36番瑞慶山一真)

となります。

ある程度、暑さも考慮された戦いなのか、そもそもそういう戦いなのかは、わかりませんが、比較的、高い位置からプレスには行かないよというのがはっきりわかるような相手の戦い方で、浦和が容易にボールをキープできるような中で、前節に比べるとプレッシャーもそれほどきつくないため、早く判断して動いてパスを出さないと囲まれるということがなかったものの、サイド攻撃に対してのケアがしっかりされていて、中からの攻めに関しては、若干激しく来ていたのかなと思います。

これ、浦和サイドとしては、結構イラっとする言葉だと思うのですが、相手のベンチから「サイドからは、やらせても大丈夫だから」みたいな指示が出てましたよね。

今日の会場が、埼玉スタジアム第4グラウンドで、ゴール裏のスタンドで観戦していたため、前半は、浦和が攻めるサイドの相手ゴール付近が一番遠かったため、実際に細かいところでの攻防が見にくくなっていたものの、実際にサイド攻撃からの決定機と言うのは、回数の割には、ほとんど作れていなかったかもしれません。

また、同様に、多くのセットプレーを獲得する中で、そのセットプレーからも効果的なチャンスは作れていなかったように見えました。

ミドルシュートの意識というところでは、前半17分に29番伊澤壮平が中へのドリブルからのミドルシュートや、前半32分の5番遠藤龍河のミドルシュート、前半終盤の43分には39番戸田大翔もミドルシュートを狙っていましたが、いずれも枠は捉えきれませんでした。相手の守備から考えて、狙いは良かったと思います。

崩しの試みというところでは、前半27分に11番石橋遼大が、あえて相手がパスを予測していたであろうタイミングからワンテンポ送らせてボールをずらしてからのパスで2番長田拓巳が抜け出してシュートという形がありましたが、これは良かったです。

また、左サイドバックに入った26番舘澤佑磨が何度か、サイド攻撃に対しての相手の守り方を崩すために、縦ではなく斜めにドリブルで入って攻撃参加をするという狙いがありましたが、こういう狙いも特に今日の相手では効果的だと感じられたのですが、味方との連動のところで、この試みが活かされるような動きがあまりなかったようにも感じました。

相手のチャンス自体は、それほど作らせていなかった前半でしたが、前半32分にコーナーキックのチャンスを決められてしまい、0-1とビハインドを負う形で前半は終了します。

後半は、今度は、裏の攻撃をゴール裏から間近で見るようなイメージでの観戦になったので、浦和の守備のところでの細かい動きは、わかりにくくはなりましたが、前半以上に相手が引き気味に試合を進めることになり、私が見ていた位置からだと、かなり多く、センターバックの5番遠藤龍河が相手ハーフまで持ち込みんでも、プレッシャーがそこまで来ずに引かれている状況で、5番遠藤龍河からの左サイド高めへのパスを37番高橋悠と31番大野海翔をベースに、39番戸田大翔や29番伊澤壮平が絡む形でどう崩して行こうかという場面を見ることになりました。

サイド高めに入った時に、相手が寄せてくる中での攻防は、かなり面白かったですね。31番大野海翔が味方に求める主張の部分に対して味方がどう感じて、どうするべきと思っているのかが返されないことが多いので、その辺りは、以心伝心できているので問題ないというところまで来れば良いなと思いつつ、求める動きに対して、ゴール前での味方の動きとクロスの狙いがずれる(精度のところで思うように行かなかったのかもしれない)ことが、多かったので、これが試合を重ねるごとにどうなっていくのかは楽しみなところです。ずっと同じであれば、主張が一方通行になっている可能性もあるということで、この場面が近い位置で見られたのは、私としては、それだけで収穫です。

こういった左サイドでの攻防を多く見つつ、後半は、早い時間から2番長田拓巳の高さ強さの部分をシンプルに活かした形でチャンスを作り、またそれが同点ゴールにもつながっています。

後半9分に31番大野海翔からのフィードを2番長田拓巳が受け、29番伊澤壮平に繋げてシュートの形を作ります。

そして、後半15分には、2番長田拓巳がペナルティアリア内で上手くパスを収めて37番高橋悠に繋げると、割と密集している中でしたが、このチャンスをしっかり決めて1-1と同点に追いつくことに成功します。

相手の守り方は、前節とは全く違うものの、これだけ守備固めした相手に対してということで、前節気になっていた、セカンドボールへの反応のところや、相手にかかることを考慮して、そのこぼれ球への反応というところで、意識して動けている選手も増えていたと思います。

その動きで言えば、後半と29分から入った14番千葉希のプレーが特に良く、こぼれ球ではないですが、クロスに対して、あえてダイレクトでシュートを狙って見るような、相手が守備的だからこそ何かが起こるプレーを意識したプレーだったり、ペナルティエリア内での密集状態では、囲まれながらも相手に触れることも意識した上で粘り強くキープして抜け出すという場面も作っていました。

カウンター狙いの相手にも何度か奪われてからの仕掛けで危険な場面は作られたものの、後半は、相手に得点は許さず。

浦和は、後半41分に42番吉田来綺から右の11番石橋遼大へつなげ折り返しを受けた2番長田拓巳のシュートや、試合終了間際には、左から仕掛けた31番大野海翔のグラウンダーのクロスを相手ディフェンダーがクリアしたボールが、ポストに当たるなどの惜しい形がありましたが、結果的に、崩し切ることはできず、そのまま試合は1-1で終了となりました。

全体的に、見ている側に覇気が伝わりにくく、その空気を、作ろうというところも見えにくいところは、正直気になります。

アピールのために鬼気迫るプレーが見られるという回数も少なかったと思います。ただ、その辺は、正直物足りなく感じますが、進行形と言うことで、今後意識して良くなっていく状況を見られれば良いかなとも思います。

あとは、これも気になっているところではあるのですが、精度の高いキックを蹴られる選手がいる割には、セットプレーが相手にとって脅威になるという場面が、少なすぎるんですよね。セットプレーを武器にして点が取れれば、より色々な狙いを試すこともできるだけに、セットプレーが取れるのにそこから得点が生まれにくいのはもったいないとも感じます。

ここを重視した練習が行われているかどうかは、わからないのですが、これこそ、練習から試合で実行しやすいコミュニケーションから作り出せるものではないのかなとも思います。

と、もろもろ今日感じたことを踏まえての8日のS2リーグも楽しみにしています!

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2019/08/28 浦和レッズユースB vs 武南高校B 1-2敗戦・・・相手の集中力の高さに苦戦

どうも、ブクメです☆

何気に過密日程の埼玉県S2リーグで、今月後半は、19日(月)、24日(土)、そして28日(水)のナイターを今日は観戦し、3日後の31日(土)には、午前9時30分キックオフでまた1試合開催されるんですよね。

プレミアリーグも再開されていて、メンバーも毎試合入れ替わる中で、見る側としては、プレミアでもS2でも、私は、同様に相当楽しみに足を運んでいるし、これは、対戦相手にとっては、本気のAチームが望んでくる公式戦だから、最大限の集中を持って1試合1試合戦ってほしいと言葉では言っても、実際には、置かれている状況によっては、集中できないであろうことは、理解できますが、それでも求めるものは高く、そういう気持ちで毎試合見ています。

なので、ちょうど、前回のプレミアリーグの時にも書いていた、こぼれ球への反応というところで、相手より一歩遅いという場面がかなり多く見られたことで、若干イライラしそうになりながら見ていた時間帯もありました。

さてさて、今日のS2リーグですが、会場が、ずっと気になっていながらまだ一度も足を運んだことがなかった旧騎西高校のところに作られて今年の3月にオープンした「SFAフットボールセンター KAZOヴィレッジ」という人工芝2面のグラウンドですね。最近は、初めて行くグラウンドというのも近場でのユースの試合では減ってきたので、こういうワクワク感は新鮮でしたよ。ただ、試合の時間が帰宅ラッシュの時間と言うことを忘れていて、割と所要時間を気楽に考えていたら、やはり道が混んで、到着時間がそこそこキックオフに近くなってしまいました。

国道122号線を少し入ったところなのでアクセスとしてもわかりやすいですし、駐車場も広々でなかなか良いところですね。サイドが金網だったので、写真は若干取りにくく、見る場所によっては、手前の奥の方での攻防が見にくい(駒場のサブグラウンドに近いイメージで、金網の目はこちらの方が粗く見やすくはある)感じではありました。

夜は比較的気温が下がるようになってきた中で、久しぶりに、ウォーターブレイクのない試合でしたね。

ということで、試合の話に移ります。

vs武南高校B戦メンバーと交代は以下、

GK18番関大輝、DFが左に31番大野海翔、右に32番岡田翼、センターバックに5番遠藤龍河(後半スタート⇒34番工藤孝太)と40番茂木柊哉、MFが左に29番伊澤壮平(後半スタート⇒37番高橋悠)、右に42番吉田来綺(後半40分⇒38番舘樹)、真ん中に16番根岸恵汰(後半スタート⇒35番島垣翔)と39番戸田大翔、FWが左に2番長田拓巳、右に7番與那覇航和(後半スタート⇒33番小川聖凪)

となります。

序盤は、浦和ペースで進むものの、相手の集中力の高さとと守備の際の寄せの早さ、こぼれ球への反応の速さで、浦和が仕掛けた時に少し連携が乱れたパスはすぐに奪われ、不用意な仕掛けは、すぐに寄せられて奪われてしまうという場面も多くなりながらでしたが、相手の反撃に対しては、バックラインが声を掛け合いながら問題なく跳ね返すという形で試合が進んでいきます。

浦和の攻撃としては、前半7分に5番遠藤龍河から39番戸田大翔に繋げて左から走る29番伊澤壮平に繋げての仕掛けや、前半9分のコーナーキックのチャンスから5番遠藤龍河のヘディングシュート、前半11分には、相手ディフェンダーの激しいプレスに遭いながらも、31番大野海翔がキープして、2番長田拓巳、39番戸田大翔に繋げての仕掛けなど見られます。

前半12分には、29番伊澤壮平からのパスを受けた31番大野海翔が、縦のケアをするディフェンダーに対して、横方向へのドリブルを見せて突破してゴールに迫るという場面を作ります。

前半13分には、2番長田拓巳の高さを生かしたポストプレーから29番伊澤壮平に繋げ、シュートまで持って行くも相手キーパーに防がれます。

前半21分には、コーナーキックのチャンスから混戦のこぼれ球を42番吉田来綺がシュートするも枠を捉えきれず。

両サイドからの突破というのは、比較的多く見られたのですが、味方との連携の問題なのかクロスの精度の問題なのか、特に主張が見られなかったので、どちらが原因かはよくわかりませんが、サイド攻撃で深くまで持ち込む回数の割には、その後のクロスがチャンスにつながる回数が少なかったように前半は感じられました。もちろん、先ほど書いたように、相手の集中力が高く、完全にフリーで長く持たせてくれることがあまりなかったことも原因かとは思いますが。

なかなか、決定機が作れない中で試合が進みますが、迎えた前半26分に誰からのパスかは確認できなかったのですが、2番長田拓巳への浮き球のパスに対して、2番長田拓巳が相手ディフェンダーと並ぶように立ち、競るような形と見せて、そのままボールに触れずに裏に抜けたところで、相手ディフェンダーが触れずにそのまま裏へ抜けたボールを2番長田拓巳が先に反応して、キーパーと1対1の形を作りゴール。

1-0と先制に成功します。

前半34分には、42番吉田来綺のインターセプトから、バックラインの5番遠藤龍河、中盤の16番根岸恵汰、左に抜ける7番與那覇航和とテンポ良くパスが回るも、そこからのクロスが味方に合わず。

ここまで相手の攻撃を浦和も集中して抑えていたものの、前半40分にサイド深くまで持ち込まれた折り返しを難しい角度ながら合わせられ、これがゴール隅に決まり1-1と同点に追いつかれます。

前半42分に、42番吉田来綺からのパスを受けた7番與那覇航和がシュートを放つも相手キーパーにキャッチされます。

前半終了間際には、40番茂木柊哉からの縦パスを2番長田拓巳が受けて7番與那覇航和、16番根岸恵汰と上下を上手く使ったパス交換で打開を図るも、その後の精度を欠き相手に奪われます。

前半は、1-1で折り返します。

後半は、一気に4選手を交代し、以下のような形になりました。

GK18番関大輝、DFが左に31番大野海翔、右に32番岡田翼、センターバックに34番工藤孝太と40番茂木柊哉、MFが左に37番高橋悠、右に42番吉田来綺、真ん中に35番島垣翔と39番戸田大翔、FWが左に2番長田拓巳、右に33番小川聖凪

2番長田拓巳とGK18番関大輝以外は、1年生という組み合わせですね。

比較的、後半の方が一緒にやっている時間が長い1年生同士なので、連携面でスムーズに行くかと思われましたが、相手が一つギアを上げたのか、浦和が味方同士の動きが合わなかっただけなのかは、ちょっと判断がしにくいですが、後半は、前半以上に相手の出足の良さに苦しめられる印象が強くなりました。

後半開始からしばらくは、後半2分の35番島垣翔のシュートや、後半4分のコーナーキックのチャンスからの42番吉田来綺のシュート、前半12分の31番大野海翔からのフィードから33番小川聖凪のヘディングシュートなどありましたが、相手の守備の対応の早さに攻撃の試みがかなり止められてしまっていたように感じられます。

また、相手の攻撃もより激しくなり、後半16分には、シュートは外してくれたものの、ドリブルで突破して決定機を作られる場面がありました。

単発の攻撃が多くなる中で、後半19分に35番島垣翔からのパスを受けた2番長田拓巳がループ気味にシュートを狙うもこれは、ゴール上に外れます。

そして、いくつかのチャンスが決められなかったところで、後半20分に、思い切った狙いのシュートを決められてしまい1-2と逆転を許してしまいます。このゴールだけではなく、相手の方が、隙があれば、シュートを狙うという意識が高かったかなと思います。そういう狙いと、シュートブロックされても、そのこぼれ球を再びマイボールにしようという意識が高いように感じられました。

結局、その後もパスミスから決定機を作られて、18番関大輝が何とか防いだ場面など、相手に決定機を作られつつ、浦和も相手ゴールに近づく場面は、多く作るも決定機はその後は作れないままに1-2で敗戦となりました。

なかなか課題の多い試合にはなってしまいましたが、後半特に私が見ていた目の前のサイドを仕掛ける場面が多かったのでしっかり見ることができたのもあるのですが、やはり左サイドに入った37番高橋悠のドリブルでの仕掛けは、良かったですね。実際、今日は、相手の守備陣の寄せの速さと集中力の高さが目立ったと書いたように、そのサイドからの仕掛けも、最後のところで止められてしまうことが多かったものの、37番高橋悠のドリブルで狙いには、相手ディフェンダーにかかっても、コースの変わってこぼれたボールにも反応してやるという意識の高さが見られたんですよね。本当にこれ重要です。

先週末のプレミアリーグの時にも書きましたが、本当に日本のサッカーの守備はどのカテゴリにおいても凄いなって思います。相手を研究しての組織的な守備もそうですし、今日のように個の能力が高い相手に対しては、とにかく駆け引きでは負けて一度は抜かれそうになっても、意地でも食らいついて最後のところで足を出して防ぐこともやれる選手が多い。

海外の20歳前後くらいが主力でやっているカテゴリの試合などを時々視聴していると、個を出させないよりもお互いに個を出す方を重視してアピール合戦になっているようなヨーロッパのリーグも多いので、こういうのを見るたびに日本というのは、特に攻撃に特徴のある選手にとっては、難しい国だよなと感じることあります。

良さを出して勝つことよりも、良さを出させないで少ないチャンスで決めて勝つことを選ぶところが多いというか。

ただ、それでも日本でやることのメリットは、そういう守備を相手がする中で、どれだけ攻撃の特徴を出せるかを試せるので、これを打開できるようになれば、かなりその先が開けてくるんですよね。だから、セオリー通りでは通用しないケースを考えたときには、囲まれること前提で、プレスが激しくなることが前提で、むしろキレイに抜けなくても、最終的に抜ききれば良いと考えて、予測して動くことができる、次への反応が早くできることがかなりの武器になると思うんですよね。その試みをやっている選手は、伸びてくると私は考えています。

上手くない選手なのに、良い位置にいて点を取るとか、サッカーではよくありますよね。これだって、予測なんですよ・・・と、私の勝手な思い込みかもしれませんが、ここ最近は、本当にこれを考えることが多くなりました。一緒にやるメンバーが良く変わるS2であれば、味方の動きの予測も、味方が出すパスの予測もそう。これをこの環境で磨けると考えて挑戦してもらえると見ていても楽しいかなと思ったりします。

特にS2リーグは、同じ埼玉県の相手ですから、浦和レッズユースと対戦する場合は、普段以上に、そういう守備をしてきますから、良いトレーニングになります、間違えなく。

ちょっとずれたことを書いてしまったかもしれませんが、私はそう思います。

ということで、土曜日のS2リーグも楽しみにしています。

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2019/08/24 浦和レッズユースB vs 熊谷高校 4-2勝利・・・取っては取られる展開も最後は突き放す

どうも、ブクメです☆

ここ最近は、良い具合にプレミアリーグとS2リーグが掛け持ちできたり、別の日になっていたりで、足を運べる機会が多くなっています。今週も、土曜日がユースのS2で、日曜日がプレミアリーグということで、土曜日は、しっかりS2の試合にも足を運ぶことができました。

場所は、埼玉工業大学ですね。

この会場には、複数回足を運んでいるものの、今日の今日まで知らなかったことがありまして、というか、それを知った場合、前回のこの会場のでの観戦は私がちょっとしたマナー違反になっていたんだなと気づいてしまったのですが、もともとピッチの横が土手のようになっていて、そこに観戦席が並べられているような作りで、真ん中くらいに物置があって、私はその手前までが観戦エリアになっていると思っていて、実は、しっかりアウェイ用に物置の奥にアウェイ用のエリアとして座席が置かれていたんですね、しかも結構多く。なのでアウェイは、若干奥寄りに座るものだと思っていたら、実は、そこはしっかりホーム側だったという前回(特に何かしたわけではありませんが、場違いは私でしたすみませんw)

ということで、それに気が付いた今回は、しっかりアウェイ側(奥の方)に座って観戦しました。

ここ数日、天気が悪い日が多かったこともありますが、これまでの猛暑酷暑がようやく和らいできて、暑さも落ち着いてきたこの1週間でしたが、この土曜日に合わせるかのように、また暑くなりましたね。若干・・若干、湿度はこれまでよりマシではありましたが。

そして、若干、エリア的に仕方ないものの、牛様の肥料的なあれな臭いがプ~ンと漂ってくるというコンディションであったことも書いておきますw

では、試合の話に移りますね。

vs熊谷高校戦メンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に31番大野海翔(後半スタート⇒37番高橋悠)、右に32番岡田翼、センターバックに40番茂木柊哉と28番アピッチ輝(後半19分⇒38番舘樹)、MFが左に29番伊澤壮平(後半36分⇒36番瑞慶山一真)、右に42番吉田来綺、真ん中に35番島垣翔と39番戸田大翔、FWが左に11番石橋遼大、右に33番小川聖凪(後半7分⇒2番長田拓巳)

となります。

S2リーグでは、もう恒例となっていますが、先週の西武学園文理高校戦では、3年生、2年生も多く含まれるメンバーでしたが、今回は、キャプテンマークを巻いて出場した11番石橋遼大以外は、全て1年生というスターティングメンバーになりました。

ゴールキーパーの41番樋口燿大が水戸ホーリーホックユースカップを除くと公式戦の初スタメンになるかと思います。

試合開始から若干緩さが目立った浦和は、相手の前線の選手の果敢仕掛けを止めきれず、最初の5分間くらいで、クロスバーに救われた相手のループシュート含めて2,3回決定機を作られるという、立ち上がりになってしまいます。

これは、厳しい試合になるかなと思っていた矢先の前半10分に、ちょうど下を向いているタイミングで、シュートの場面からしか見ることができなかったのですが、29番伊澤壮平が決めて浦和が先制します。一緒に見ていた方に聴くと、数名で上手く崩しての得点だったとのこと。

スタートは、相手の攻撃を受ける形になり、その対応も、対峙する時の距離の取り方とか、仕掛けた時の味方のカバーリングの意識とか、そういうものが上手くいかずに流れが悪くなっていくというところばかり見えていましたが、相手の守備は、前節と比べると、隙が多く、また、その隙を上手く狙えない場面も多かったものの、それでも、先制することができたことで、攻撃で相手の勢いを跳ねのけることには成功していたのではないかと思います。

前半11分に、42番吉田来綺から追い越して中に入る32番岡田翼、33番小川聖凪と繋がり、シュートまで持って行く形や、前半13分には、33番小川聖凪とのパス交換で42番吉田来綺が中へ切り込んでいきシュートを放つなど、最後のシュートの精度は欠けるものの、追加点のチャンスを連続で作ります。

また、11番石橋遼大は、結果的にフル出場で最後まで運動量を落とさずに様々なポジションに顔を出しながら存在感のあるプレーを見せることが多かったです。

前半18分の相手キーパーに対するチェイシングや、前半22分の左サイドからの仕掛けから33番小川聖凪を狙ったパス、またウォーターブレイク後の前半30分あたりには、ゴール僅か右にそれる惜しいシュートを放つ場面も11番石橋遼大が作っていました。

ただ、相手の攻撃自体は単発になっていたものの、バックラインや中盤の選手が思い切った突破を試みたときなどに、味方がそれによって空いたスペースのケアができていない流れで相手に奪われてしまい、シンプルにそこを狙われて決定機を作られるという場面もありましたし、やはり、先ほども書きましたが、それ以外でも相手の仕掛けに対しての距離の取り方とプレッシャーをかけるというところでは、甘さと緩さが見えるところがあったとは思います。

実際、前半終盤の41分に、中盤からのドリブルの狙いでサイドに流れながら仕掛けたところで、相手に囲まれて簡単に奪われてしまい、そこから本来見方がカバーするポジションを味方がカバーできておらず、そこを狙われて最終的には2vs2の形でサイドに引き付けられてクロスを上げられフリーでヘッドで決められるという形で1-1の同点に追いつかれてしまい、前半リードを守れず終了。

攻撃陣もチャンスは複数作ったものの、やはり、前の試合で存在感を見せた選手も、やや味方との連携だったり、プレーの判断が遅かったり、誤ったりで、相手の良い守備で奪われるというよりは、連係ミスで攻撃が終わる、フリーなのに、相手ディフェンダーがケアしている選手に向けて長めの中途半端なパス(くどい様ですが、出した後に通らなかった時に、味方に、その意図を伝えたり、主張ができている場面が少ないように感じられたので、出し手が意図のあるパスでも味方が感じていなくて、それをどちらもが意識できなければ、ミスパスですし、中途半端なパスでしかなくなります。)

・・・と、もちろん、試合のたびにメンバーが変わり、連携をとることが難しいことも考慮に入れていますが、この辺は、厳しめに書きます。

後半に入り、前線の37番高橋悠が左サイドバックの31番大野海翔と交代したと同時に、42番吉田来綺が中盤真ん中に移動し、11番石橋遼大が中盤右に移動するなどいくつかのポジションの入れ替えもある中で、全体的に、11番石橋遼大の右サイドを使った攻撃がチャンスにつながる回数がかなり多くなった印象があります。

後半1分にやや相手ディフェンダーが密集している状況ながら、29番伊澤壮平が思い切ってシュートを狙う形からスタート。

後半4分には、右から11番石橋遼大が突破し、クロスボールを受けた33番小川聖凪が仕掛けてコーナーキックを獲得。そのコーナーキックも11番石橋遼大が蹴り、一度は跳ね返されたところで、39番戸田大翔がキープし再び11番石橋遼大に渡しクロスでチャンスを作ります。

浦和の攻撃が厚みを増す中で迎えた後半13分に、11番石橋遼大が突破してキーパーと1対1になり狙いすましたシュートはキーパーにブロックされるも、跳ね返ったところで、相手ディフェンダーも寄せてきていたところでしたが、29番伊澤壮平がしっかり決めて再び2-1とリードを奪います。

このまま、突き放して勝ちに行きたいところでしたが、得点直後の相手の攻撃であっさりと決められてしまい再び2-2と同点に。

また難しい流れに入っていくかと思われましたが、この辺りから後半7分に投入された2番長田拓巳が絡んだ形でチャンスが増えていきます。

まず、後半15分に37番高橋悠から39番戸田大翔、35番島垣翔とテンポ良くパスが繋がり前線に走る2番長田拓巳が僅かに合わなかったもののヘッドで合わせられればという形を作ります。

更に後半21分には、11番石橋遼大の右サイドの突破からのクロスを2番長田拓巳が受けてシュート。ここは決められずも、コーナーキックを獲得。そのコーナーキックのチャンスでは、11番石橋遼大からのクロスが一旦跳ね返り39番戸田大翔がという、先ほどと同じような流れで、再び受けた11番石橋遼大が上げたクロスに32番岡田翼がヘッドで狙うチャンスにつながりました。

そして、迎えた後半26分に11番石橋遼大からのパスを受けた2番長田拓巳がキーパーと1対1の形になり、一旦はシュートをキーパーにブロックされるも、こぼれ球を再び2番長田拓巳がシュート。枠を捉えたシュートを相手ディフェンダーが足を出すも、跳ね返ってゴール上に突き刺さるという形でゴールとなり、3-2と再びリードを奪います。

取っては追いつかれの展開が続いている中で、この後は、相手の反撃もしっかり跳ね返すことができ、迎えた後半34分には、42番吉田来綺からのパスに抜け出した37番高橋悠が相手キーパーと1対1の形になり、ここを相手キーパーの動きを見ながら落ち着いてゴールに流し込み、ようやくここで、2点差開くことに成功。

結局、以降は、危なげなく試合を進めて4-2で勝利となりました。

すっきりした戦いとは言えない試合にはなりましたが、勝負のところでは、後半の重要な時間帯でのリードから、その後の反撃を落ち着いて跳ね返し、更に追加点も決めることができたということで、見事な勝利とも言えますね。

ちなみに、勝手に、前回の熊谷高校との試合でも、こういう打ち合いになったよねとか、一緒にいた方と話していましたが、このブログを書く前に調べてみたら、1-1でしたw 私の記憶のいい加減なことと言ったら・・・どうやら、5-3で勝利した花咲徳栄高校戦とごちゃごちゃになっていたようです(正解だったのは、さいたま市浦和駒場スタジアムのサブグラウンドでの試合だったところだけw)

S2リーグは、来週はミッドウィークにも開催ですよね。昼間にちゃちゃっと仕事を片付けて、足を運ぶ予定です。その時のメンバー構成がどうなるのかは、全く分かりませんが、試合のたびにメンバーが大きく変わることもあることも考慮に入れつつですが、せっかく、選手同士のコミュニケーションが重視される育成の体制になったので、もちろん、長い時間ベースを作ってやっていることで連携連動が高めやすいAチームも良いのですが、メンバーが入れ替わろうが、その試合の中で味方の動きを考えて、自分の動きも理解させられるような適応力と、判断力、伝える力など、そういうところがS2リーグでは、もっともっと見られてくると良いなと感じています。

選手が考えてそれぞれが言い合うことができて、主張し合って考えて、連携連動が高まっていく方向性というのは、ユース全体での共通事項ですよね。

その点では、置かれている環境でモチベーションがというのを言い訳にはしてほしくないので、もっともっとやってほしいです。

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2019/08/19 浦和レッズユースB vs 西武学園文理高校 1-1引き分け・・・この試合に対する気持ちと集中力の差かも?

どうも、ブクメです☆

今日は、埼玉県S2リーグの西武学園文理高校戦の観戦に、聖望学園高校下川崎グラウンドに行ってきました。この会場には、6月30日にもS2の試合で足を運んでおり、その時は、一度、聖望学園高校に行ってしまったりバタバタしたのですが、今回は、場所を間違えることはなかった・・・のですが、不思議なトラブルが起こったんですよね。そもそも、9時30分から聖望学園高校の試合があることもわかっていて、そこに浦和レッズジュニアユース出身選手もいるので、そこから2試合観戦することも考えていたのですが、今日は朝やらなければならない仕事があったので、その辺をやっていて気が付いたら11時30分からの浦和の試合自体も結構ギリギリになってしまいそうな時間になり、割と慌てて向かったのですが、私のスマホのgoogle mapのナビが今日は、機嫌が悪いらしく、現在地の200メートル手前を現在地として判断してしまう状況で、急いでいたので、いったん立ち止まって、スマホの電源を入れなおすとか、そういうこともせず、その誤差を考えながら、現地に向かい、特に右折左折の時が、読みが試されるというか、久々にナビを入れているのに、かなり集中力を高めての30分ほどの運転となりました。ということで、なかなかの試練を抱えつつの現地到着となりました。

割と、試合時間が迫った状況で到着したのですが、予定の組まれ方自体が結構詰まっている状況で、ここ数日に比べたら多少ましでも、給水などが間に挟まれることで、前の試合の時間の関係で結局、スタートしたのは、10分遅れくらいだったので、落ち着いてから見ることはできました。

という前置きをしました。特に、この出来事に何か意味があって読んでいる方にメッセージ性があるということでもないのですが、そう捉えて考えていただくと発想力が身につくかもしれません(そんなわけはないw)

今日は、正直なところ、試合を観戦して、しばらく考えていたのは、厳しめの内容を書いたほうが良いのかなと思うところもあったのですが、特にここ最近は、ユースの試合は、練習試合を含めて、かなり多くの試合に足を運んでいます。

それほど、多くの情報が集まってくるわけではないですが、私は、性格的に、それぞれの選手の今の心境とか置かれている状況とか、そういうものを考えてしまう方なので、この夏の全国大会やプレミアリーグ、水戸遠征や和倉遠征、そのタイミングで別の大会やトップの練習に参加していた選手、怪我もあったり、万全でも思うように使ってもらえなかったり、もろもろの状況を想像するわけですね。もちろん、3年生にとっては、進路的なものが心に引っかかる時期でもありますし、本来であれば、1つの試合を観戦するものとして、そういう背景とか思いとかは考慮せずに、今日の試合は、どこか、集中にかける時間があったり、プレーが雑になるところがあったり、相手の戦い方を見ながらのプレーの選択もできていなかったし、試合の締め方としてのプレーも良くなかったと書いて、もっとビシッとしてくれよ、カテゴリはBチームが望むカテゴリでも、私は発見を楽しみに足を運んでいるし、監督も見に来ている(というか、新体制になってからは、予定が被らない時は、S2の試合も毎回監督が見に来ているのが現在)のだから、まず姿勢のところから見せるのが当たり前だと思うと、物足りなく感じたとか、書きたいのですが、背景も考慮してしまうので、でもな・・・とは、なってしまうのです。

昨年からS2リーグを見ていますが、特に高校のAチームと対戦する時に感じるのは、攻撃の精度とか個の能力とか、そういうところは、かなり上と比べると差があるようには感じるのですが、守備にポイントを置いた時には、基本的にこのくらいのカテゴリにいる高校のAチームの守備は固いですし、そこに浦和レッズが相手と言う要素が加わるので、最後のところでの頑張りが加わると、相当な集中力と、判断の速さを持って臨まないと、今日の試合もそうでしたが、ごちゃごちゃした中でのこぼれ球を上手くマイボールにできての決定機とか、そういうところ以外では、一見攻め続けているように見えても、では、相手キーパーを脅かすようなところまでのシュートが何本打てていたかというと、ほとんどないとなってしまうんですよね。

毎回メンバーも入れ替わる中で、連携を高めていくのは難しいかもしれませんが、今の体制では、全体を含めてのコミュニケーションを選手自らに求めるところが強いので、それをどのような組み合わせであっても、その試合の中でできるようになることがベストで、それは、S2だろうがプレミアリーグだろうが、練習試合だろうが変わらないよなと思っています。

前置きが長くなりすぎた・・・ということで、試合の話に移りますね。

vs西武学園文理高校戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に31番大野海翔、右に3番清水哲太、センターバックに5番遠藤龍河と40番茂木柊哉(後半43分⇒28番アピッチ輝)、MFが左に29番伊澤壮平、右に11番石橋遼大(後半13分⇒42番吉田来綺)、真ん中に39番戸田大翔(後半43分⇒26番舘澤佑磨)と16番根岸恵汰(後半13分⇒35番島垣翔)、FWが左に20番木下翼、右に37番高橋悠(後半27分⇒33番小川聖凪)

となります。

試合開始から、相手の守備ブロックと早い寄せに苦しめられる展開となり、中盤でボールが収まりにくく、サイド攻撃になった時には、素早く2枚が寄せてきつつ、そこに更に2枚が加わりサイドの狭いエリアで4人くらいに囲まれて、そこを強引に突破しようとしたり、パスコースが限定された形で出して奪われるような場面が多くなります。

仕掛けて奪われてカウンターという形は多くなるものの、相手の攻撃の精度の低さに救われるところがありつつ、試合としては拮抗した状態が続きます。

味方との動きが合わないというところもあるのかもしれませんが、相手の寄せが早いところで、トラップが長くなってしまったり、パスが味方と合わずというところも多いように感じられました。

序盤のいくつかのチャンスでは、例えば、20番木下翼が前線で受けて、相手ディフェンダーに囲まれながらも粘ってキープして引き付けたところでサイドの11番石橋遼大に繋げてと言った形でのサイド攻撃であったり、右サイドバックの3番清水哲太が高めの位置にポジションを取ることが多く、そこを上手く使えたときには、チャンスが作れるというイメージはありました。

ただ、やはり相手の守備ブロックというものを意識した駆け引きというものが少ないなという印象はありました。

シュートチャンス自体が少ない中でしたが、前半18分には、37番高橋悠がインターセプトしたところからの攻撃で、裏に抜け出した20番木下翼にパスが通り、キーパーと1対1の場面を作りましたが、ここは、決めきれず。

このチャンスの直後には、今度は、相手に決定機を作られるも、ここは1番石塚悠汰がなんとか防ぎます。

ウォーターブレイク前後くらいだったと思いますが、29番伊澤壮平と37番高橋悠のポジションを入れ替えて、37番高橋悠が中盤左に入ったあたりから、この左サイドを使った攻撃で37番高橋悠のドリブルでの仕掛けに相手が対応できずに、抜け出してクロスまで持ち込めるという場面が増えます。

更に、こちらのサイド攻撃に対する相手の守備の人数のかけかたを逆手にとったような中盤を経由して両サイドに展開するようなプレーを意図的に入れたと思うのですが、これにより、チャンスが徐々に増えていきます。

それでも、やはり、突っかけてカウンターを受けるという回数は多く、何度かピンチを挟みながら浦和もチャンスが増えていくという時間帯に入っていきます。

そんな中で、迎えた前半32分に、31番大野海翔からの相手ディフェンダーの間を通すパスに対して、高めの位置を取っていた3番清水哲太が中央辺りまで移動して抜け出していてキーパーと1対1のチャンスを作るも決めきれず。

崩してのシュートがほとんどない中でしたが、前半で迎えた2つのチャンスが今思えば、キーパーと1対1の決定機だったわけですね。ここで決めていれば、展開は変わったかもしれません。

セットプレー自体もほとんどない中で、前半終了間際に得たコーナーキックのチャンスで20番木下翼からのクロスに40番茂木柊哉がヘッドで合わせる形を作りつつ、前半は0-0で終了。

前半25分くらいからは、攻撃にも工夫が加わりサイド攻撃からの光明は見えたものの、では、崩せていたかというと、相手ゴールを脅かす崩しまでにはつながっていなかったという前半の感想でした。

後半スタートは、メンバー交代なし。

前半の流れそのままで行けばある程度ペース自体は浦和が掴んでいけると思っていたのですが、後半は相手が一つギアを上げてきた印象で、スピードのある選手の仕掛けの対応をしているうちに、守備ラインが下げられる形になり、しばらくは相手の攻撃を受ける時間が多くなります。

試合の半分、ウォーターブレイクに入るくらいまでは、相手に多くのチャンスを作られ、そのうち一つは、5番遠藤龍河がなんとかクリアしたものの、崩されてシュートも枠にしっかり打たれていたような決められていてもおかしくない決定機でした。

相手も攻撃の回数が多くなったことと、若干疲労も出始めたところで、守備のバランスも若干崩れてきたところで、浦和が33番小川聖凪を投入し、この辺りから、浦和の大きなチャンスが増えていきます。

後半25分に35番島垣翔から42番吉田来綺につながり、42番吉田来綺が相手ディフェンダーの間へパスを通すとそこへ33番小川聖凪が抜け出し、たまらず相手ディフェンダーに倒されてPKを獲得します。

このPKは、相手キーパーに反応される、こぼれ球に33番小川聖凪が飛び込んで押し込んだかに見えたものの、このシュートはクロスバーに跳ね返り、ゴールならず。

更に、後半29分には、右から3番清水哲太が持ち上がり、クロスに33番小川聖凪が見事なトラップからシュートを狙うもシュートコースが甘く相手キーパーに防がれます。

後半38分に、ペナルティエリア外くらいでパスを受けた42番吉田来綺が、相手ディフェンダーが寄せてきている状況ながらも、体の向きからは、シュートを打つとはおそらくキーパーも思っていなかったと思うのですが、そこを見事な振りでシュートを放ちゴール右隅の枠内に飛んだ見事なシュートでしたが、ここは、相手キーパーの見事な反応で防がれます。

直後の41分には、再び42番吉田来綺が、33番小川聖凪とのワンツーから抜け出して、相手ディフェンダーに倒されPKを獲得。

このPKのチャンスを、この後半に何度も決定機を止めている相手キーパーにまたもや反応されて防がれてしまいます。

決定機が増えた中でもなかなか0-0の均衡を崩せない中でしたが、迎えた後半43分に先ほど見事なシュートを放った42番吉田来綺がペナルティエリア外くらいでパスを受けるとそのままドリブルで持ち込んで相手キーパーの位置をしっかり意識しての見事なコースのシュートを決めます。相手が当たっているキーパーだっただけに、この場面では、ただゴールを決めたというだけではなく、当たっているキーパーでも止められないコースにシュートを狙えたと言うことも大きかったなと思います。

アディショナルタイムを残して残り5分くらいというところで、この辺がタイトルに書いたところでもあるのですが、終盤は確かに攻撃面でチャンスが多かったものの、なんというか、守備のところでの集中力と言うか、この試合を勝ち切ることの重要性とか、そういうところに気持ちが置けていないのかなと言う局面がいくつか見られていて、なんとなく、嫌な予感もしていたのですが、試合終了間際に、カウンターを受ける形になり、ただ、そのカウンターもしっかり集中して対応できれば、問題なく防げたような場面だったのですが、簡単に振り切られて、更にそこに対するフォローも人がいたにも関わらず、できず、これを決められてしまい1-1と追いつかれてしまいます。そのまま試合は1-1で終了となりました。

1-1で追いついたことでの、相手の応援席の方たちの物凄い喜び方を見ていると余計に、この試合に対する気持ちの部分での差も感じてしまうところもありました。

内容として褒められた試合ではなかったものの、勝負というところでは、問題なく勝てるチャンスも多く転がっていた試合。

様々な要素が考慮される中で、今後のS2を見て行く中では、かなり今日の試合の臨み方に関しては危機感を覚えなければならないとも言えるかもしれません。

もちろん、わかってますよ、S2は、毎回メンバーも変わる。ここを頂点として戦っているリーグではないから、連携面にも課題はどうしてもでてしまう。

でも、そこを考慮しても、やはり今日は何か物足りなさを感じる試合にはなりました。

例えば、私がスカウトとして、この試合を情報なく見たとしたら、42番吉田来綺や33番小川聖凪のプレーが印象に残った試合として収穫ありにはなるでしょう。

ただ、私はそういう見方をするためだけに足を運んでいるわけではないですからね。

様々な置かれている状況があっても、その中で、今の浦和レッズユースは、とにかく選手間がよく話をするチームになり、どんなメンバー構成でも、とにかく選手は集中力を保ち続け、試合の中での修正を自らで行い、その結果、新しい発見を見せ、アピールにもつながる。

そこに持って行くのは難しいのでしょうか・・・というのは、私の考えすぎですかね。

少なくとも今の私は、S2でも見なければという感情で足を運んでいません。S2をかなり楽しみに足を運んでいます。だからこそ、求めるものから考えて今日の試合は、何か足りなかったんだよな~。

この先もあるんだよ。終わってないよ。すべての選手の持ち味を存分に見せてほしい。気持ち一杯のプレーを見せてほしいです。

ではでは。

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第6回水戸ホーリーホックユースカップ最終日 浦和レッズユースB vs 湘南ベルマーレU-18B 1-0勝利、FC東京U-18B 1-2敗戦・・・3日間通して、より見えたこと

どうも、ブクメです☆

27日からスタートした水戸ホーリーホックユースカップも大会3日目、最終日となりました。若干台風の影響を受けつつ、強風の中での試合や曇っていても湿気と暑さが凄い試合など様々なありましたが、最終日の2試合は、シンプルに猛暑日の中での試合となりました。どのくらい暑かったかというと、最高気温は35度を超え、1試合目と2試合目の合間に駐車場に戻って車のエンジンをかけたときに表示された温度が42度になっていたというくらいの暑さw

昨年は、決勝戦のみの1試合を観戦したので、3日間2試合ずつこの時期に戦うということは想像しつつも、やはり単発の試合としての状況しかわかりませんでしたが、今回は、3日間全てに足を運べたことで、単純に優勝を目指した戦いというところ以外にも、かなり大変な要素が多いことを確認できました。

見てるだけなのに、暑さでボーっとしてしまったり、人と話す時にあまり頭が回っていないような状況もあったりしましたのでw

ベンチ側の声がすぐ近くで聞こえてしまうことが良いかどうかは別として、今回初日と最終日で浦和が戦ったツインピッチは、スタンドで応援するチーム側にいるだけで、ベンチからの声がはっきりと聞こえてきます。それによって、なるほど、こういう指示を出したり、声を賭けたりするんだと感じることも多くなりました。

新体制になってから、特にハーフタイムの時などは、まず選手同士が話をするような時間が設けられることが多くなりましたが、この大会でも、最初の写真のようにウォーターブレイクなどの時に、同じポジションの選手が、控えの選手含めて選手同士で話をするという場面が多く見られ、試合中の声掛けもかなり多く見られました。

これが、当たり前になってきていることが大きいなと感じています。控えの選手も自分がプレーしているイメージで試合を見ることができ、同じポジションの選手の動きを見ながら、こうしたほうが良いとかアドバイスしつつ、自分が出た時のイメージにもつながる。本当に重要なことです。

では、試合の話に移りますね。

10:20キックオフのvs湘南ベルマーレU-18Bのメンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に31番大野海翔、右に32番岡田翼、センターバックに5番遠藤龍河と40番茂木柊哉、MFが左に14番千葉希(後半10分⇒26番舘澤佑磨)、右に42番吉田来綺、真ん中に39番戸田大翔と35番島垣翔、FWが左に29番伊澤壮平、右に19番成田安里(後半27分⇒33番小川聖凪)

となります。

この大会の中では、メンバー交代も少なく、勝負にこだわるような雰囲気が感じられたのがこの湘南ベルマーレU-18B戦です。

スタートから精度の高い相手の攻撃を受ける形になり、開始2分には、結構危険な形でシュートを打たれる場面があり、ここは相手がシュートを外してくれたから良かったものの、2日目までの相手にはないやりにくさのようなものが感じられる相手でした。

実際、相手のフォーメーションや戦い方に合わせて、前半10分まで行かないくらいで、19番成田安里のワントップ気味にして、中盤中央に39番戸田大翔と42番吉田来綺、左サイド14番千葉希、右サイド29番伊澤壮平でアンカー的な位置に35番島垣翔が1枚で入るような形に変更して戦っていたと思います。

そして、このワントップにしたことによって、既に昨日の試合でも自信を持ったプレーで存在感を見せてゴールも奪っていた19番成田安里が、この試合でも、くさびのパスを受ける時も相手を背負いながら、体の向きとトラップの精度で抜け出すような場面を作るなど良いプレーが随所に見られました。

また、バックラインでは、5番遠藤龍河が力強さを見せて跳ね返し、狙える時には、相手の攻撃の起点へ激しくプレッシャーに行き奪い取って攻撃に転じる起点になるというプレーも見せていました。

何度か、相手に攻め込まれる場面は作られたものの、0で抑え、逆に、19番成田安里の果敢なドリブルからのシュートなど、かなりゴールに近づいたプレーも何度かあったものの、フィニッシュの精度というところで、決めきれずに0-0で折り返します。

後半に入って最初の決定機は、後半4分の42番吉田来綺が相手キーパーの虚を突いたループシュートを狙った場面。ここは、バーに弾かれ得点にならなかったものの、あと数センチゴール方向にずれていたら、決まっていたという惜しい形でした。

やや全体的には、ミスも多くなり相手の反撃の機会も与えてしまった後半でしたが、攻撃面では、前半同様に19番成田安里の動きが良く、自らの突破や味方を活かすところも含めてチャンスに絡むプレーが多くあったものの、残念ながらゴールには至らずでした。

狙いというところで、面白いと感じられたプレーが後半26分にあったのですが、中盤辺りで42番吉田来綺がパスを受けた時に、31番大野海翔が走り出していた場面で、相手ディフェンダーの左から通せば、確実に通っていたものの相手ディフェンダーと対峙するような形になるところで、ディフェンダーの右(そのディフェンダーとキーパーの間くらいのところ)を狙って鋭いパスを通し、結果的には、相手キーパーがギリギリ先に触ったものの、31番大野海翔もそのパスの意図に気づいて加速して走りこんでいて、先に触れれば、よりゴールの可能性が高かったというプレーがありました。こういう狙いと、それを感じ取って走りこむ選手がいるという状況ができていたこのプレーはかなり良かったと思います。

0-0のまま時間が過ぎていき、このまま行くと延長戦はないため、PK戦が見えてくるかなと言う残り3分くらいの時間で、浦和がゴールを奪います。

42番吉田来綺を起点に、33番小川聖凪がパスを受けテンポよく近い距離の選手(誰かわかりませんでした)に下げて抜け出した33番小川聖凪に再びパスが渡り、シュート。これをキーパーが弾いたところを29番伊澤壮平が押し込んでゴール。試合終了まで残り少しと言うところで先制に成功します。

その後、やや長めと感じられるアディショナルタイムに相手フリーキックからヘッドで合わされて同点にされたかと思われたものの、これは、オフサイドの判定。

結果的に、1-0で勝利となりました。

続けて、FC東京U-18B戦です。

13:00キックオフのvs湘南ベルマーレU-18Bのメンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳(後半9分⇒18番関大輝)、DFが左に26番舘澤佑磨、右に32番岡田翼(後半スタート⇒31番大野海翔)、センターバックに23番山本陽生真と28番アピッチ輝、MFが左に36番瑞慶山一真(後半9分⇒29番伊澤壮平)、右に38番舘樹(後半9分⇒42番吉田来綺)、真ん中に14番千葉希(後半スタート⇒39番戸田大翔)と43番チェコ(後半17分⇒35番島垣翔)、FWが左に9番波田祥太(後半9分⇒33番小川聖凪)、右に44番レオ(後半22分⇒2番長田拓巳)

となります。

この大会の締めくくりの試合ということで、もちろん勝利を狙いつつですが、湘南ベルマーレ戦と比べると、最終戦なので多くの選手を出場させるという意図も若干あったようにも感じられる試合。

開始から、相手のパス回しや突破の対応に苦しみ、相手ペースでしばらく試合が進みます。前半3分に抜け出されてシュートを打たれるなど、危険な場面を作られつつ、前半7分にペナルティエリア僅か外辺りで与えたフリーキックを直接決められ、0-1と追いかける展開を作られてしまいます。

浦和も前半14分に、43番チェコと38番舘樹のパス交換で抜け出した43番チェコがシュートを放つもディフェンダーにコースを消されて決めきれず、直後にもフリーキックの場面で43番チェコからのボールに味方が合わせられればというところで相手ディフェンダーがクリア。

前半18分には、44番レオが高めの位置でプレスをかけてインターセプトに成功し、ドリブルで仕掛けるも相手ディフェンダー2枚にコースを消されて奪われます。

前半19分には、43番チェコから32番岡田翼、そして、ゴール前に走りこんだ36番瑞慶山一真に合わせヘディングシュートを放つも枠を捉えられず。

前半23分には、32番岡田翼のスローインから9番波田祥太が相手ディフェンダーのプレッシャーを受けながらも抜け出した26番舘澤佑磨にパスを通し仕掛けるも相手ディフェンダーに阻まれます。

相手の攻撃も多くなる中で、前半25分には、サイドから突破されてしまいシュートを放たれるもここはGK30番川﨑淳が好セーブ。

前半を0-1で折り返します。

後半は、開始早々に23番山本陽生真からの縦パスを9番波田祥太がキープしてからの突破などでチャンスを作るなど流れを引きもどせるような攻撃が見られたものの、後半6分に、またもやフリーキックを直接決められてしまい、0-2と2点のビハインドを背負う難しい展開になります。

後半14分に、39番戸田大翔から29番伊澤壮平を経由し、前線の44番レオにパスが通ると、果敢に仕掛けてコーナーキックを獲得。

そのコーナーキックからの流れで、43番チェコがクロスを上げたところで、走りこんだ23番山本陽生真がペナルティエリア内に侵入したところで相手に倒されてPKを獲得。

このPKを39番戸田大翔が決めて1-2と1点差に詰め寄ります。

その後、後半25分に26番舘澤佑磨から、29番伊澤壮平、42番吉田来綺とパスが繋がり、長めのクロスをタイミングよく受けた2番長田拓巳がシュートを放つも、これはキーパーにキャッチされます。

更に、後半28分には、31番大野海翔から39番戸田大翔、29番伊澤壮平とパスが通り、右から抜け出した42番吉田来綺にパスが通り、シュートを狙うもこれもコースが甘く相手キーパーにキャッチされます。

試合終了間際には、29番伊澤壮平がミドルシュートを放ち、これが僅かにゴール左にそれます。

試合終盤に何度か追いつくチャンスはあったものの、決められず試合は1-2で終了となりました。

 

この大会の最終戦は、勝利では飾れなかったものの、この大会のスタート時と比べると見違えて動きが良くなった選手もいますし、もともと自信を持ってプレーしてくれれば、かなりポテンシャルを最初から感じていた選手が、この大会中に、一つ殻を破ったと感じられる部分もあったりしました。

正直に書きますと、暑さや、移動が多かったりで、交代選手も多い中で、私自身もどこまでしっかり試合が見られていたか若干怪しいところも多かったのが反省点にはなります。おそらく、その起点は別の選手だとか、そんな内容も多くあったりするかもしれませんがご了承ください。

とにかく、私自身、3日間通してこの大会を見られたことで、また色々な発見をさせてもらいましたので、よく書いていることですが、ここで感じたことを踏まえて、また次の試合で見て行く流れになりますので、次は和倉ユースになると思いますが、楽しみにしています。

3日間お疲れさまでした。

ではでは!

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第6回水戸ホーリーホックユースカップ2日目 浦和レッズユースB vs ファジアーノ岡山U-18B 2-0勝利・・・第2戦と同じく戦う姿勢を見せ快勝!

どうも、ブクメです☆

昨日に引き続き、日曜日も水戸ホーリーホックユースカップを観戦してきました。昨日のツインフィールドから場所を移しましてホーリーピッチという会場で浦和レッズユースBは、1位通過をかけてファジアーノ岡山U-18Bと対戦しました。

台風の影響を考慮して、当初の9:15キックオフから10:15キックオフに変更になり、今日は、この試合の終了後に、場所を福島県のJヴィレッジに移動しまして、自治体職員サッカーを観戦する流れで考えていたので、移動時間と見たい試合のキックオフに間に合うかがかなりギリギリでしたが、幸い、Jヴィレッジの方の試合も、1時間遅れてスタートになったことで、問題なく観戦できました。

試合観戦後、再び水戸のホテルに戻ってきてブログを書いているのですが、当然ながら夜も遅めの時間になっていて、更に翌日には、順位リーグが朝からあるということで、若干バタバタしながら書いておりますw

他会場の結果などがわかっておらず、結果的に今日の勝利で問題なく1位通過していると思っていたら、得失点差(総得点差)で2位になっていたということで、3連覇はできなくなったものの、その対戦カードを見つめると、Jクラブばかりの2位グループになっていて、湘南ベルマーレU-18Bと対戦し、その後、柏レイソルU-18BかFC東京U-18Bと対戦ということで、対戦相手という点では、結果的には、面白い相手と戦える最終日になったのかなと思いつつです。

では、試合の話に移りますね。

10:15キックオフのvsファジアーノ岡山U-18Bのメンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に31番大野海翔(後半18分⇒26番舘澤佑磨)、右に32番岡田翼、センターバックに5番遠藤龍河と40番茂木柊哉(後半スタート⇒28番アピッチ輝)、MFが左に14番千葉希、右に42番吉田来綺(後半19分⇒43番チェコ)、真ん中に39番戸田大翔(後半26分⇒23番山本陽生真)と35番島垣翔、FWが左に19番成田安里(後半11分⇒44番レオ)、右に29番伊澤壮平(後半スタート⇒33番小川聖凪/後半23分⇒36番瑞慶山一真)

となります。

テントが目の前に立っているような状況だったので、見る場所の選び方が難しく、少し高さのある所で見ていたのですが、上記のような感じで手前のサイドでの攻防があまり見えないという状況での観戦にはなりましたw

試合開始早々は、やや相手の攻撃を受けてしまう場面がポツポツあり、前半2分に相手シュートは枠を外れたものの、キーパーと1対1の場面を作られることがあったり、前半5分には、サイドを切り裂かれて際どいクロスを入れられてしまうなどあったものの、割とすぐに修正してからは、浦和ペースで攻撃を仕掛ける場面が多くなりました。

前半5分に、14番千葉希が力強いドリブル突破でサイドから切り崩すプレーを見せます。

前半9分には、19番成田安里がドリブルで果敢に仕掛けてチャンスを作ります。この試合の序盤の戦いでは、特に19番成田安里の意識の高さが見られるプレーが多く、前半11分にパスを受けた際には見事なトラップで抜け出して29番伊澤壮平に繋げシュートまで持ち込む場面を演出し、前半13分には、39番戸田大翔から31番大野海翔、14番千葉希を経由しての左サイドからの攻撃で、キーパーとディフェンダーの間を狙ったクロスに対して19番成田安里がわずかに合わなかったものの、反応して走りこむ場面を作るなど、良い動きを見せていました。

そして、動きの質の良さを見せていた流れが結果に結びつきます。前半15分に、31番大野海翔がドリブルで中央に切れ込みながら抜け出す19番成田安里にパスを通し、パスを受けた19番成田安里は、そのまま迷いなくゴールに向かいシュートを放ちゴール!

1-0と先制します。

この辺りからは、かなり浦和が押し込む時間が続き、前半20分には、39番戸田大翔から31番大野海翔につなげ、ゴール前にクロスを上げると、42番吉田来綺が良い位置で受ける形を作るもややトラップが流れてシュートまで行けずでしたが、そこまでの攻撃の流れは見事でした。

前半21分には、相手が連続で仕掛けてきたところで、40番茂木柊哉が見事なインターセプトで奪うプレーや、5番遠藤龍河が見事なカバーリングで防ぐ場面など、守備面でも相手の攻撃に対して、強さを見せる場面が多く見られました。

前半32分には、42番吉田来綺から32番岡田翼に繋げた右サイドからの攻撃でクロスに19番成田安里が走りこむも、ディフェンダーにわずかに先に入られて防がれたもののここも惜しい場面でした。

前半を1-0で折り返し、後半も浦和の攻めが多い展開が続き、後半4分に、39番戸田大翔からのパスを受けた42番吉田来綺が放ったシュートは、ポストを叩いたものの、これを33番小川聖凪が押し込んで2-0とします。

後半5分には、39番戸田大翔からのパスを受けた14番千葉希が左から攻め上がり、クロスに19番成田安里が受けてシュートを放つも相手キーパーに弾かれます。

後半7分には、フリーキックのチャンスから5番遠藤龍河がヘッドでシュートを狙います。

後半10分には、14番千葉希が左サイドから仕掛けて角度のないところからグラウンダーの強めのボールを入れ、これは、おそらくシュートを狙ったと思いますが、誰も触れずにゴール少し右にそれていきます。誰かが合わせていればゴールという場面でもありました。

後半12分には、流れは見ておらず、シュートを打つ直前のところだけ見ていたのですが42番吉田来綺がループシュートでゴールを狙い、これがわずかにゴール左にそれます。

後半13分あたりには、相手キーパーがボールをキープしたところに33番小川聖凪が果敢にプレスをかけるプレーがありました。

後半16分には、相手の攻撃で鋭いシュートを放たれるも、ここはGK41番樋口燿大が防ぎます。

後半17分には、32番岡田翼のクロスに33番小川聖凪がヘッドで合わせるもこれは、枠を捉えられず。

チャンスの数は多いものの、追加点を決めることはできずに2-0で試合終了となりました。

正直なところ、タイトルにも書きましたが、この試合では、試合に臨む姿勢もしっかりゴールの方を向いてプレーできる場面が多かったですし、2得点決めて無失点で勝利したことで、快勝と書きましたが、1勝1分で来ていたのと1分した相手がそこから2勝するとは、あまり考えておらず、大会のページもなかなか他チームの結果や順位表が更新されない状況だったので、浦和が勝てば1位通過かなくらいに思っていましたが、実際は、2勝1分が2チーム並ぶ形で、得失点差も並んだものの、総得点の差で浦和レッズユースBはグループ2位という結果になったと、このブログを書く直前に初めて知り、ちょっとびっくりしていました。

大会の優勝はなくなりましたが、この大会では、試合ごとにチームが良くなっていることが観戦していて見えていましたので、2位グループでの順位リーグにはなりますが、先ほども書きましたが、対戦相手は、なかなか面白い相手ばかりですので、この大会の締めくくりとして、力強い戦いと勝利が見られるのを楽しみにしています。

ではでは。

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第6回水戸ホーリーホックユースカップ1日目 浦和レッズユースB vs 新潟明訓高校 0-0、vs矢板中央高校 3-0・・・3連覇をかけた戦い

どうも、ブクメです☆

27日土曜日からは、昨年決勝のみ足を運んだ、水戸ホーリーホックユースカップに今回は、スタートから3日間観戦する流れで足を運んでいます。厳密に言うと明日28日は、午前の1試合のみ観戦で、その後に組まれている練習試合は予定があるため観戦できないのですが、大会の全日程は、全て観戦する予定です。

浦和レッズユースBは、新潟明訓高校、矢板中央高校、ファジアーノ岡山U-18BとグループBに入っています。

初日の27日は、新潟明訓高校と、矢板中央高校と対戦し、28日はファジアーノ岡山U-18Bと対戦します。

そして、最終日の29日は、順位リーグを2試合戦うことになります。

浦和レッズユースBは、この大会を2連覇しており、3連覇を目指した戦いとなりますが、優勝するためには、グループを1位通過する必要があり、最終日のグループ1位同士の対決(浦和の場合は、グループAの1位と準決勝を戦う)を制し、グループC1位vsグループD1位の勝者と決勝を戦い勝利する必要があります。

今大会のブログは、ちょっと日程詰め詰めの空き時間に仕事もしながらということで、試合ごとではなく、1日目、2日目、3日目とその日ごとに複数の試合があってもまとめて1つのブログとして書かせていただきます。ご了承ください。

大会1日目の浦和の試合は、ツインフィールドで開催されました。この会場は、今回初めて足を運んだのですが、天然芝と人工芝のグラウンドを挟んでスタンドが設置されていて、間のコンコースを挟んでどちらの試合でも見られるような作りになっていて、全体ではないですが屋根も付いていると言うことで、キャパシティが多いわけではありませんが、非常に観戦しやすいグラウンドでした。

↑こんな感じです。スタンドへの入り口を入って左側が人工芝グラウンド、右側が天然芝グラウンド。

特に今日は、台風の影響は強風のみという天候で、雲は多いものの直射日光が差し込む時間の方が長い状況でしたので、スタンドに屋根があるというのは、本当に助かりました(選手は、直射日光を浴びての試合なので暑かったと思いますがw)

では、試合の話に移りますね。今日開催された2試合とも、かなり強風の影響を受けた中での試合になっていますので、かなりやりにくい試合環境だったと言うことを最初に書いておきます。また、浦和レッズユースとしては、この時期恒例となった、メキシコからの交換留学生的な選手が今年もこの大会から参加しています(おそらく、8月7日~の和倉ユースにも参加すると思われます。)

43番チェコ(セルヒオ)、44番レオという名前のはずです。

では、1試合目に行きます。

13:15キックオフのvs新潟明訓高校のメンバーと交代は以下、

GK18番関大輝、DFが左に31番大野海翔、右に29番伊澤壮平(後半9分⇒32番岡田翼)、センターバックに23番山本陽生真(後半9分⇒5番遠藤龍河)と40番茂木柊哉、MFが左に36番瑞慶山一真(後半スタート⇒35番島垣翔)、右に38番舘樹(後半スタート⇒42番吉田来綺)、真ん中に14番千葉希と39番戸田大翔、FWが左に44番レオ(後半9分⇒19番成田安里)、右に9番波田祥太(後半スタート⇒33番小川聖凪)

となります。

自由交代制のようなので、かなり時間帯とか実際に記録上は誰と交代しているのかとか、自信ないですw

辛口なことを書くと、この第1試合は、やや試合への気持ちの面での入り方が悪く、なんというか、実際にピッチに立っていた選手がどのような気持ちで試合に入ったのかはわかりませんが、なんだか、ピリッとしない試合に見えてしまったのは事実です。もちろん、暑さもあり、強風もありましたが。

そんな見え方はしていたことを踏まえて、メモしたところから攻撃やピンチの場面をいくつか挙げますね。

前半2分に、39番戸田大翔からの展開が左サイドから抜けだした36番瑞慶山一真に合えば、チャンスにつながりそうな形を作ります。

前半4分に、44番レオのインターセプトから、14番千葉希を経由して裏に抜け出す9番波田祥太へパスを通すもこれはオフサイド。

私が見た限りでは、あまり見たことがない右サイドバックのポジションに入っていた29番伊澤壮平がドリブルで持ち上がり、最後は44番レオに繋げてシュート(この流れでコーナーキックを獲得。)

前半7分にコーナーキックのチャンスに39番戸田大翔からのクロスに23番山本陽生真がヘッドで狙います。

前半9分には、29番伊澤壮平が再びドリブルで仕掛け、枠は捉えきれなかったものの強烈なシュートを放ちます。

前半11分のコーナーキックのチャンスで39番戸田大翔からのクロスを36番瑞慶山一真がヘッドで枠を捉えるシュートを狙うも決まらず。

前半15分に9番波田祥太がキーパーと1対1の形を作り強烈なシュートを放つもキーパーに弾かれ、そのこぼれ球を36番瑞慶山一真が追いかけるも一歩届かず。

前半20分にGK18番関大輝からのロングフィードが38番舘樹に通れば一気にという形も、コントロールがうまく行かず。

前半終了間際に相手に決定機を作られるもこれは、相手が外してくれて失点を免れます。

前半を0-0で折り返します。

後半は、大幅にメンバー交代がある中で、後半10分に33番小川聖凪が下がり気味の位置から裏へ抜ける42番吉田来綺に通し、チャンスを作ります。

後半16分に35番島垣翔からの展開で19番成田安里がドリブルでサイドに持ち上がり、クロスを上げるも狙ったファーには誰も走りこんでおらず。

後半18分に32番岡田翼の右サイドからの仕掛けから、大きく左に展開し、テンポ良く、中央の35番島垣翔に渡りシュートを放つも相手キーパーに弾かれます。

後半20分には、42番吉田来綺がペナルティエリア内でキーパーと1対1の形を作り、シュートを放つも惜しくもバーに弾かれます。この場面の時、後ろのピッチの笛が抜け出したタイミングで鳴ったような錯覚があったので、一瞬、オフサイドかと思ったりしてしまいました。同時に試合をしていると、後ろの試合の笛や歓声やコーチングが、こちらの試合のものと勘違いさせられる局面が実は、スタンドレベルだと何度もあって混乱したりw

ということで、チャンスも多くあったものの、決めきれずの試合で0-0で終了となりました。

これが第1試合。

続いて第2試合のvs矢板中央高校戦です。

15:45キックオフのvs新潟明訓高校のメンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大(後半14分⇒30番川﨑淳)、DFが左に26番舘澤佑磨、右に32番岡田翼、センターバックに5番遠藤龍河(後半10分⇒14番千葉希)と28番アピッチ輝、MFが左に38番舘樹(後半スタート⇒29番伊澤壮平)、右に43番チェコ、真ん中に35番島垣翔(後半10分⇒31番大野海翔)と42番吉田来綺(後半10分⇒39番戸田大翔)、FWが左に33番小川聖凪(前半18分⇒36番瑞慶山一真/後半10分⇒33番小川聖凪/後半29分⇒2番長田拓巳)、右に19番成田安里(後半19分⇒44番レオ)

となります。

第1戦の後に、喝が入ったのか、選手たちで気持ちを入れ替えなおしたのかは、わかりませんが、見違えるようにわかりやすく気持ちの入った戦いをしてくれたのが、この試合でした。

特にスタートから中盤左に入った38番舘樹が自らの力強い突破や経由した攻撃で、相手守備陣を脅かすプレーを見せていたのが印象的でした。

また、攻撃面で印象的だった流れの一つが、開始早々に右サイドから43番チェコが突破を仕掛けてクロスを上げるというタイミングで、ペナルティエリア付近に、38番舘樹、33番小川聖凪、19番成田安里と3人が走りこんでいるような状況を作り、この場面では、パスを受けた19番成田安里が相手ディフェンダーにブロックされたもののシュートチャンスを作るところまで行っています。

攻撃で相手をバタバタさせることに成功し、その流れの中で早い時間に先制点も奪うことに成功します。

前半11分に、38番舘樹からパスを受けた42番吉田来綺が、豪快なミドルシュートを放ちこれが決まって1-0となります。

得点につながったプレーではないものの、前半15分ほどに見られた、ラインを割りそうな場面で19番成田安里が最後まで追いかける姿勢を見せていたのも印象的でした。後ろから大きな声でコーチングする5番遠藤龍河の声もそうでしたし、この姿勢で試合に臨めば連覇も難しくないというチームをこの試合では見せてもらったと思います。

前半26分には、左サイドバックに入った26番舘澤佑磨が攻撃参加し、そこへ38番舘樹が見事なパスを通して、そのまま持ち上がり、チャンスを作ります。

前半を1-0で折り返した後半も浦和ペースが続き、後半11分には、19番成田安里からのパスを受けた29番伊澤壮平が思い切ってシュートを放ちます。枠を捉えられなかったものの、良い狙いだったと思います。

そして、後半14分に39番戸田大翔がドリブルでペナルティエリアに侵入し、更に突破を仕掛けたところでたまらず相手ディフェンダーが足をかけたところでPKの判定となり、そのPKを39番戸田大翔が難なく決めてゴール。2-0とリードを広げます。

守備の対応も、やや自信を持ちすぎてミスしたら危ないかもと思うような場面があるようなバックラインで相手に食らいつかせてターンでかわすなどのプレーもありつつ(これに関しては、奪われていないので良しだと思いますよ。)

この試合で一番のピンチが後半27分に訪れたのですが、割と距離があるところでの相手フリーキックの場面で強風も上手く味方につける形で、強烈なシュートが浦和のゴール左上隅に突き刺さるような弾道で飛んできたところをGK30番川﨑淳が、左腕一本で見事な反応ではじき出して防ぎました。

この場面を防いだ浦和は、後半28分に44番レオが決定的な3点目となるゴールを決めます。

また、ほとんど時間がなかったためボールを触ることはなかったものの、後半29分には、長い間怪我で戦列を離れていた2番長田拓巳が復帰してプレーするところも見られました。

多くの選手が、目を見張るようなプレーを見せたこの試合は、結果自体も3-0と快勝に終わり、大会1日目を1勝1分で終え、他チームの結果はわからないものの、28日のファジアーノ岡山U-18B戦で勝利することで、1位通過に大きく近づく展開にはなっていると思います(調べてないw)

27日は強風と暑さという敵が加わりましたが、明日は、台風から温帯低気圧に既に変わったようですが、それでも雨の中での試合に強風付きとかもあり得るのかなと思いつつですが、今日の第2戦のような戦いぶりで、内容も伴った勝利が見られることを楽しみにしています。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています⇒こちら