GO FOR WORLD CUP2018/12/27 浦和レッズユースvs興國高校 0-0引き分け・・・色々試している

どうも、ブクメです☆

西が丘サッカ-場でのジュニアユースの試合を観戦後、場所を与野八王子グラウンドに移動しまして、ユースのGo forの試合を観戦しました。対戦相手は、昨年のこの大会で大敗を喫した興國高校。その時の印象が強く、また別の意味でも印象が強く、この試合は是非見ておきたかったというのもあります。

ただ、浦和レッズユースの新チームが戦うGo For World Cupという大会を通して考えると、25日は見られず、26日も午後の1試合だけ、そして、27日も午前の京都橘高校戦は見られていないことから、大会を通してという考え方で見ることができないため、昨日も書いたように印象的なところをピックアップするくらいしかできません。

更に、デジカメの電池が試合の途中で切れてしまうというテンパり状況も加わり、また、独特すぎる対戦相手に若干ギャラリーとしても翻弄されるところがあったというか。

この試合のメンバーと交代は以下、

GK41番関大輝(後半スタート⇒30番鈴木彩艶)、DFが左から19番清水楽人、33番舘澤佑磨(後半スタート⇒40番山田奈央)、23番遠藤龍河、20番冨田蓮(後半スタート⇒26番南濵優大)、27番清水哲太(後半21分⇒34番成田安里)、MFが左に36番福島竜弥(後半スタート⇒32番佐藤優斗)、右に15番石橋遼大(後半スタート⇒38番松村大也)、真ん中に12番千葉希(後半スタート⇒24番山中惇希)と16番玉城大志(後半16分⇒39番盛嘉伊人)、FWが28番長田拓巳(後半スタート⇒17番波田祥太)

となります。

3-6-1みたいな形に書くべきかと思ったのですが、基本的なポジション取りが5-4-1になっていたのでそう書きました。

試合自体は、0-0とスコアレスドローに終わった試合でしたが、浦和レッズユースがこの試合にどのようなテーマを持って戦っていたのかにもよると思いますが、前線1枚が孤立するような形での中盤をあまり経由しないサッカーになり、奪ってからも、やはり早めに奪われるという形が多くなっていたように感じられます。

相手チームのかけてくるプレスの質が高くそこで引っかかる場面が多かったとも言えます、キーパーへのプレッシャーのかけかたも上手く、ここで引っかかる場面も何度か。

前線の28番長田拓巳がポストプレーとして機能した時には、何度かチャンスになることもありましたが、前半は、やや大きなチャンスを作り切れないという印象が強かったです。相手の圧力が強い中で、15番石橋遼大や19番清水楽人がどちらかというと、そういう相手に負けないプレーができていたかなと思います。

後半に入り、前線に17番波田祥太が入ったことで、前線での受け方抜け方などが変わって比較的、そこに入った時に工夫があれば、チャンスになりそうという場面が増えてきたものの、フォーメーションがフォーメーションなので、やはり前線にパスが入っても、一人で何とかしてねというプレーになることが多く、なかなかうまく行かない状況は続きました。

中盤にパスが出せる選手がいる割には、そこにパスが入らないというか、経由しないというかが気になるところでした。

どちらかというと、危険なプレーが多いと審判には怒られていましたが、39番盛嘉伊人が入ったところで、パスが入った時の展開や、力強く奪いに行ってそこからチャンスにという形が増えたと思います。34番成田安里が前線でインターセプトして、39番盛嘉伊人に当てて一気に展開というような形は、チャンスになってました。

同様に、31番木下翼の仕掛けも試合終盤何度か相手ゴールに迫りチャンスを生み出していました。

色々失敗しても良いから挑戦していくという姿勢が相手の興國高校にありまくった試合だったのに対して、浦和レッズユースがとっているフォーメーションは、どういう失敗をしても良いから得られるものを求めているやり方だったのかは、この試合では、わかりませんでした。

結果的に、グループで2位に入った浦和レッズユースでしたが、2位の上位になれなかったため、明日は、研修試合と言うことになり、国学院久我山高校との対戦となったということです。今シーズン最後のユースの試合。見た2試合で得点が見られていないので、最後にすっきりした試合を見せてもらいます!

ではでは。

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GO FOR WORLD CUP2018/12/26 浦和レッズユースvs広島皆実高校 0-2敗戦・・・良いところを拾い上げます!

どうも、ブクメです☆

どうも、良い流れを持ち込めなかったようで、カメラのタイミングがずれて、円陣もしっかり組んでいるところが撮れず。

今年も昨年に引き続き、この時期はしっかり日本にいるのですが、ジュニアユースの高円宮杯U15が順調に勝ち進んでいるということで、ユースの新チームの戦いとなるGo For World Cupで見られる試合も結果的に少なくなっています。初日の25日の2試合は、観戦できず。また、今日26日も2試合あったものの、情けない話ですが、仕事とのバランスが悪いなかで、毎日しっかりブログを書きたい試合が続いていることから、仕事の調整も上手く行かず、今日の午前中の1試合目は足を運べず、ようやく2試合目の広島皆実高校戦を観戦することができました。

ここまで全試合見ている方や、今日の1試合目を見た方に話を聞きつつ、当然のことながら、色々試している段階ということですし、30分ハーフの試合ということで、この段階でどうだということでもないのですが、気づいたことなど残しておこうと思います。

この試合のメンバーと交代は以下、

GK30番鈴木彩艶、DFが左に40番山田奈央、右に20番冨田蓮(後半スタート⇒27番清水哲太)、真ん中に23番遠藤龍河と26番南濵優大、MFが左に31番木下翼、右に15番石橋遼大(後半スタート⇒39番盛嘉伊人)、真ん中に24番山中惇希(後半17分⇒19番清水楽人)と16番玉城大志(後半13分⇒38番松村大也)、FWが12番千葉希(後半スタート⇒13番與那覇航和)と17番波田祥太(後半スタート⇒37番堀井真海)

となります。

*後半スタートの交代は、3選手交代でおそらくこの選手と交代であろうというところに入れています。

得点経過は、後半7分と25分に失点し0-2で敗戦となりました。

全体的な印象としては、両サイド前線を走らせる長めのパスからの攻撃に可能性を多く感じる場面があったところ。同時に、ポストプレーや裏へ抜け出すプレーでの連携やタイミングは、この試合では、上手く行っていないかなという印象でした。

細かい選手のプレーで言うと、12番千葉希の前線でのチェイスと、上下の動きだったり、右サイドから15番石橋遼大が、果敢な突破を狙う場面などが印象に残りました。あとは、声のところ。以前から出していたのかもしれませんが、今日は、ボランチの位置に入っていた16番玉城大志が多くコーチングを出していたことが印象に残りました。昨シーズンも書きましたが、味方同士での声の掛け合いが少ない印象があったところから、こういう部分を見つけられると、これからよくなっていくかなと感じられたりします。ただ、まだ、そういうところが足りないなと言う選手もいるのも確かです。

あとは、これは、私のワガママな欲しいプレーというところで勝手に喜んでいたのは、左サイドから40番山田奈央が仕掛けてグラウンダーの強めのクロスを入れ、そこに17番波田祥太が走り込み、僅かに合わなかった場面がありましたが、この狙いとこれに合わせられる抜け出しと点で触ることを求めて、それを読んで抜け出したプレーが凄く良かったです。

31番木下翼も前線や1つ下に降りたときに、突破や運動量は、これまで見てきた通りにできていましたが、味方を活かすプレーでパス自体は長くなってしまったものの、なかなか要求が厳しめの強いパスを狙う場面が多く、これも、味方と意図が合えば、届けば、大きなチャンスになるプレーかなと感じます。

また、後半終盤に後半から右サイドバックに入っていた27番清水哲太が高めの位置に上がって、31番木下翼とのパス交換で攻撃を仕掛けていく流れなど、サイドバックでもこういう攻撃参加をできるという仕掛けも良かったです。

今の段階では、こういう試みを拾い上げるのが楽しいです。

明日は、ジュニアユースの高円宮杯U15の準決勝に足を運ぶため、試合が延長など、長引かなければ、西が丘サッカ-場から移動して、おそらく、2試合目の興國高校戦には間に合うと思うので、おそらく今年も個性的な選手が多いであろう興國高校との戦いでどのような戦いを見せてくれるのか、足を運べればと思ってます!

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2018/11/24 浦和レッズユースB vs 市立浦和高校 2-0勝利・・・前回の借りは返した

どうも、ブクメです☆

同じようなことを繰り返しているというか、駒場スタジアムでの試合開催の時に、イメージをレッズランドへ向かう感じで時間を考えて動いてしまい、割と余裕を持って動いているつもりが、思ったよりもギリギリになってしまう。そんな時に限って駒場スタジアムの駐車場が満車だったり、別イベントで使えなかったりする。

で、今回も試合開始1時間前くらいには、駐車場についてダラダラしていようかと思ったら、20分前くらいに到着。そして、駐車場が満車だったという。ただ、その前に試合がやっているようだったので、その試合が終われば空くだろうと待機して、空いたところで停められましたが、割と焦りました。

ということで、一瞬だけ、中で観戦できると思い、円陣の写真を撮りつつ、その後、「一般客」は、外から見てもらっているのでダメですよと伝えられ、慌てて一周回ってみる感じになったので、試合開始前の割と好きな両チームが円陣を組んでいるところの写真は前半開始前には撮れず。アイキャッチで使った駒場サブグラウンドでの試合観戦と言うのがわかる人にはわかる形で撮った後半開始の両チームの円陣。その写真を載せつつ、バタバタをお伝えしました。

さてさて、では、試合の話に移ります。

vs市立浦和高校メンバーと交代は、以下

GK18番西尾優輝、DFが左に36番福島竜弥、右に27番清水哲太、真ん中に29番奥山圭介と40番山田奈央、MFが左に31番木下翼、右に15番石橋遼大、真ん中に6番上野夏輝(後半28分⇒34番成田安里)と22番佐藤陸人、FWが37番堀井真海と12番千葉希

となります。

高校サッカーの選手権の予選の期間などもあるとはいえ、最終節のみを1か月半ほど開けて開催と言うことで、また、浦和レッズユース自体の公式戦も同じくらいの期間空いていますので、その期間の浦和レッズユースを練習試合含めて全く見てこなかったので、直近の○○を踏まえてということがしにくい観戦ではありましたが、シンプルに私自身は、この最終節を楽しみにしていましたし、今年、拠点を日本に戻していた期間が長めに作れたことで、S2リーグも結構多くの試合に足を運ぶことができ、その中でも、結果的に2位でプレーオフ以上を決めている市立浦和高校との前回の対戦が、相手チームのレベルの高さを最も感じた試合だったので、悔しい敗戦を喫した前回の手ごわい相手に対して、集大成として、しっかり戦いしっかり勝利してくれることを願っていたわけです。

もちろん、他力の他力で3位でプレーオフに進んで昇格の可能性も残っていたので、その辺も気にしながらにはなりましたが、第一は、前回の借りを返す勝利。実際に、いくつかのポジションでメンバーは変わっているものの、前回の対戦に出場していたメンバーも多く残る形での戦いで、勝ってくれたのは、気持ち良かったです。

試合序盤から、浦和ペースで試合を運ぶことができ、その中でも、37番堀井真海の前線でゴールに向かった力強いプレーや運動量が目立ち、思い切ったシュートなども放ち前線からのリズムを作り、更に、この試合では、私が見る限りでは、初めて29番奥山圭介がセンターバックの1枚としてプレーしていましたが、読みと展開力というところで、生きていたところや、相手チームの裏への狙いなどを回避する動きなどもできており、物凄く安直な表現をすると、プレミアリーグでの戦いで白土大貴がセンターバックに入っている時のイメージと若干被る感じもしました(プレースタイルは違いますが、危機察知のところで効果的というところが凄く。)

また、6番上野夏輝と22番佐藤陸人の3年生二人で形成される中盤も安定感を作っていた一つの要因かなと。

こうやって一人一人上げていくと全員を挙げていくことになる感じになりますが、全体的にお互いに声を掛け合っていたし主張もしていたし、動きの質も集中も良かったんですね。

右サイドバックに入った27番清水哲太の守備や、以前から触れていますが、攻撃参加した時などの、力強いクロスは良いなと、この試合でも感じられるプレーも多くありました。そして、左サイドの31番木下翼と右サイドの15番石橋遼大の突破も相手には脅威になっており、特に15番石橋遼大のサイドでは、結構突破にたまらずファールという場面でフリーキックを獲得することも多かったように感じます。

バックラインも集中していた。高さに対して40番山田奈央は強く、36番福島竜弥は、前半30分あたりの相手に攻め込まれてピンチを迎えた場面で、カバーしてピンチを防ぐプレーなど、守備面で集中力のあるプレーを見せ、後半には、カウンターの場面で仕掛けていく形も見せていました。

自分から仕掛けていくという部分では、やや少なかったものの、受けてサイドの選手の攻撃がしやすい形でパスを出すプレーを12番千葉希は多くしていました。

で、18番西尾優輝は、常に落ち着いてプレーしてミスがなく、この試合も何度かあった決定機でスーパーセーブも見せていた。

・・・と、スタメン全員の名前を書きましたw

そして、後半に投入された34番成田安里は、出場して数分後にゴールを決めている。

強引に名前を挙げたわけではなくて、全体的に試合をイメージした時に、この試合では、そういう特徴を見せてプレーしていたのを思い出せる、そういう試合だったということですね。

細かいことを書くと、やはり浦和が攻める回数は多くなったものの、相手の守備の集中力は高く、攻める回数に比べて、決定機が少なかったのも事実で、シュートの本数もそこそこあったものの、相手ディフェンダーに当たらずに枠に飛んだシュートがあるかと言えば、ほとんどなかったですし、そういった守備に対しての攻め込んだ後の、ゴールまでもっていくプレーの判断と言うところでは、まだ課題もしっかり見せてしまった試合でもあるとは思います。

後半に入ってからは、浦和が攻めこんだ後の切り替えが遅れることが増えたのか、結構、相手の方が数が多くなくても、そのチャンスが決定機につながるようなプレーが増えていたようにも感じ、0-0で進んでいるだけに、悪い流れではないところが、失点したら相手にペースが流れていきそうな雰囲気もあったりはしましたが、今日は、浦和の集中も切れずに進んだ中で、迎えた後半29分に、先ほど書きましたが、31番木下翼がドリブルで仕掛け、中に相手を引き付けながら左から裏へ走る交代で入った34番成田安里にパスを通し、これを落ち着いて決めて1-0と先制に成功すると、後半33分には、今度は、34番成田安里が中盤辺りでパスを受けると、狙いすましたパスを前線に通し、今度は、31番木下翼がそのパスを受けてドリブルでペナルティエリア内まで持ち込んでゴール。

この2点のリードをもって、残り時間も無失点でしのいだ浦和レッズユースが2-0で勝利となりました。

さてさて、他会場の結果はと言うと、既に知っている方も多いと思いますが、当該チームとなっていた国際学院高校が最終節を大勝したいうことで、昇格を目指した戦いと言うところで言えば、浦和レッズユースの4位が確定し、昇格の可能性は消えました。まあ、この辺りは、積み重ねなので、仕方がない部分ではあります。

私個人的な感想としては、S1昇格してほしかったという気持ちが強いです。その辺は、素直に書いておこうと。高いポテンシャルがある選手は、高いレベルでの経験でより育つという考えがあるので、公式戦に出場することで、試合勘のところや、真剣勝負というところでは、プラスに働くと思いますが、単純に、そこで昇格争いを最後の最後まで演じられる力があったのだから、S1でやれるでしょという実感。そして、S1でやることによって、意識付けが必ず変わるんです。BチームだけどBチームじゃないBチームになる可能性すらある。S1が当たり前になれば、プリンスリーグが当たり前が近づいてくる。

まあ、それが、浦和レッズユースの育成方針と合致しているかどうかはわからないので、私は、妄想しているだけなのですけどねw

 

まとめると、S2リーグは楽しかった。私のような見方をするタイプのサッカー好きにとっても得られるものも感じられるものも多かった。そして、欲も出てきた。そういうリーグだったからこそ、更に上のS1リーグでBチームが戦うことを望んでいる。

こうやって、文章で色々説明するよりも、結局、いくつか他の選択肢がある中で、それらの試合が被った時に、これだけ多くの浦和レッズユースのS2リーグの試合に私が足を運んでしまった今シーズンというのが、答えです。

正直に言えば、今日は、大学サッカーの最終節にも凄く足を運びたかった。タウンクラブカップにも足を運びたかった。それでも、S2リーグの最終節が楽しみだったので、足を運んでしまった。そして、足を運んで良かったなと言う発見があったという(そして、足を運ばなかった試合で気になっていたチームの結果が想像を超えていて、モヤモヤも残ったというw)

そんな感じです。

そして、日曜日は、プレミアリーグ再開ですね!今日のS2に臨んでいた選手たちがこれだけのものを見せてくれたのですから、明日のプレミアリーグも楽しみです。残り3節、気持ちよく、今日のような試合が見られればと思います!

ではでは。

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U-16埼玉県サッカーリーグ2018/10/19 浦和レッズユース vs 大宮アルディージャユース 1-2敗戦・・・このリーグもやはり楽しい

どうも、ブクメです☆

確かにU16リーグは、久しぶりだとは言っても、ブログを見てみると2013年12月って・・・5年ぶりでしたw

基本的に平日夕方で、以前浦和に住んでいた時には、仕事を調整して足を運ぶのも問題なかったものの、今は、距離的な問題・・・は、実は私にはそんなに関係ないのですが、それ以外の状況で思うように動けないことが多くなりつつあります。なかなか難しいものですね。私自身は、積み上げてきたつもりでも、実感ができない状況がたびたび訪れます。選手にとっても、そんなことって多いのではないかなと。ある意味、フリーランス仲間みたいに考えているので。

U16リーグは、なかなか日程を知ることが難しいのですが、情報をいただいて木曜日の夕方に与野八王子グラウンドで大宮アルディージャユース戦があるということがわかったので、足を運びました。前日くらいまでは18時だったはずが、18時30分キックオフに当日に(?)変わっていたというのも、なんか、U16リーグらしいなと微笑ましい感じで、試合後予定があり東京方面へバタバタ移動することになったわけですが、そんなこんなでブログを書くのも今日になっていたりします。

浦和レッズユースは、Bチームが埼玉県S2リーグまで昇格をしたことで、多くの選手に高いレベルでの経験の場が与えられるようになり、1年生の多くがこのリーグでの戦いで真剣度の高い相手と公式戦として戦っています。

それを踏まえての浦和レッズユースとしては、1年生やジュニアユースのみで戦うU16リーグということで、今年初めて観戦したわけですが、ある程度見やすくもありました。更に、結果的に足を運べなかったものの、福井国体を制した埼玉県のメンバーの主力同士がそれぞれのチームに戻っての再戦という部分もあるということで、そういうポイントも考えながら見ていると、更に面白かったというか。

では、試合の話に移りますね。

vs大宮アルディージャユースU16のメンバーと交代は、以下

GK30番鈴木彩艶、DFが左に32番佐藤優斗、右に38番松村大也、真ん中に33番舘澤佑磨(後半40分⇒42番山本陽生真)と40番山田奈央、MFが左に36番福島竜弥(後半15分⇒31番木下翼)、右に29番奥山圭介、真ん中に35番根岸恵汰と39番盛嘉伊人、FWが34番成田安里と37番堀井真海(後半39分⇒10番高橋悠)

となります。

前半スタートのインパクトとしては、相手の方が上というか、細かいドリブルで様々な場所に顔を出しては仕掛け、引き付けてのわずかな隙間を通してのサイドへのパスなど、わかりやすいプレーを連発する選手がいて、一緒に見ていた方に、「この選手、国体で活躍していた大宮の選手ですかね?」と聞いたら、調べてくれてやはりそうだったという。その選手とサイドからのスピードのある選手にかなり序盤慣れるまでは、浦和が対応に苦慮するという時間が続きます。

やや印象に残ってしまったのが、前半5分に中盤で39番盛嘉伊人がボールを受けると、前線の37番堀井真海に当て、左前線のスペースの36番福島竜弥に渡すと追い越していく32番佐藤優斗にパスを通して、仕掛けるというテンポの良い攻撃を仕掛けてチャンスを作るのですが、その2分後の7分に失点をすることになったのですが、その大宮の得点までの流れが、中盤から前線に当てて、左サイドに開き、追い越した選手にパスを通して、クロスに合わせられてだったんですよね。

別に意識して同じような形でやり返したのではないとは思いますが、浦和がチャンスを作った形と同じような形で失点したのは、ちょっと悔しかったですね。

これは、プレミアリーグで戦うチームにも共通しての課題なのか、全体的にシュート意識が低いのが気になる中で、前回のS2リーグの埼玉平成高校戦の時と同様に、29番奥山圭介が、ゴールを意識したプレーをこの試合でも多く見せていたのも印象的でした。

この試合の浦和の最初のシュートとなったのも、前半6分のコーナーキックからの流れでの29番奥山圭介のシュートだったと思います。

それ以外にも、相手のバックラインが大型の選手でつぶされるような形も多かったものの、ペナルティエリア内でよりゴールのにおいのするプレーになっていた局面では、その場所に29番奥山圭介がいたことが多かったです。

試合自体は、開始からしばらくは、相手の攻撃の対応に苦慮することが多かったものの、徐々に慣れてきてからは、仕掛ける回数は相手が多くても、いつ点を取られてもおかしくないというような場面は、それほど作られることはなくなりました。

浦和の攻撃では、前半10分にペナルティエリア僅か外くらいまで37番堀井真海が持ち上がり、倒されたように見えたのですが、ここではファールはもらえず。

前半22分に右サイドからの攻撃で38番松村大也のクロスに29番奥山圭介がヘディングシュートでゴールを狙います。

39分には、ディフェンダーとの駆け引きで勝った34番成田安里がボールをキープし、32番佐藤優斗へパスを通し、32番佐藤優斗がシュートを放つも相手キーパーに弾かれます。

サイドからの攻撃でも貢献していた38番松村大也でしたが、相手の前半の猛攻の中で、前半終了間際に相手のスピードのあるサイドからの突破を察知してカバーしたように、守備のところで、自由にサイド攻撃をさせないプレーでの貢献も印象的でした。

前半を0-1と1点ビハインドで折り返し後半に入ります。

後半2分に32番佐藤優斗からの相手ディフェンダーの間を狙ったペナルティエリア内へのパスに29番奥山圭介が反応し、キープできればという形を作りますが、相手ディフェンダーに潰されます。

後半4分には、37番堀井真海から39番盛嘉伊人へ、いったん落とし、右サイドを駆け上がる38番松村大也へ展開し、サイドから鋭いクロスを入れるも相手ディフェンダーに跳ね返されます。

後半13分には、バックラインで奪った流れで33番舘澤佑磨がそのまま前線のスペースが開いていたところへ、持ち上がり、裏へ抜ける34番成田安里へとつなげ仕掛けるもクロスは相手キーパーに防がれます。

後半16分には、交代で入った31番木下翼の左サイド前線のスペースへ、38番松村大也から大きな展開がありますが、僅かに相手ディフェンダーが先に反応して防がれますが、こういう大きな展開からの仕掛けが何度かチャンスにつながる形も増えていきます。

相手チームの事なので事情は、よく分からないものの、前半は、割と制約なく自由に動いて危険な形を多く作られていた選手が、後半は、割とポジションから大きくは動かないようなプレーが多くなり、危険度と言うところでは、前半よりは感じなくなっていたのですが、それでもサイドからの突破はスピードがあり、後半19分には、サイド攻撃からの流れでポストを叩く決定機を作られるなど、気は抜けない局面は続きます。

後半も半分ほどを過ぎたところで、そろそろ得点が欲しい時間帯の25分前後には、37番堀井真海の存在感が増してきたというか、自分のメモを見たところ、後半25分に37番堀井真海のシュート、直後も相手前線めがけてのチェイス◎、後半30分に37番堀井真海インターセプトと連続して印象に残ったプレーのメモに名前を書いていたところで、後半31分にその37番堀井真海がゴールを決めて1-1の同点に追いつきます。

ここから逆転目指してと思っていた矢先に相手に反撃を受けて、サイドからのクロスをクリアできず、もしかすると同点ゴールから1分も経っていないくらいの時間帯で再び逆転を許してしまいます。

残り10分で再び同点ゴールを狙って何度かチャンスは作ったものの(相手にも何度か大きなチャンスは作られていたが)、その後得点は動かず、試合は1-2で終了します。

結果としては、敗戦です。そして、やはり得点後は、一番気を緩めてはいけないところなので、ここで中途半端な対応で失点してしまったことなどは反省しなければならないですし課題として残りますが、全体としては、手ごたえも感じられる試合であり、1年生だけの試合というのもやはり面白いなと実感した部分もありました。

あとは、これは、ある程度は仕方がないことですが、長くジュニアユース時代から一緒にプレーしている選手同士の動きや連携がスムーズなところで、ユースから加入した選手とのところでの連携がスムーズに行かないところが多いというか、当然長くやっている選手の方が勝手知ったるというところがあるので、その辺が気になるのではなく、お互いの動きを理解し合おうというところが少し少ないように感じるところも考えすぎかもしれませんが、ありました。

特徴を生かし活かされが、前線の選手間でももう少しできると、よりそれぞれの選手の特徴を生かしあえるのになという。別にはっきりしたものではなく、モヤっとしたところでの感想ですが。

日程自体があまり情報が入ってこないので、今後のU16リーグの試合に足を運べるかどうか、その時点で微妙なところもありますが、日程がわかって調整ができるようであれば、もう何試合かU16リーグも足を運びたいなと感じましたよ。面白かった。

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2018/09/01 浦和レッズユースB vs 伊奈学園総合高校 2-3敗戦・・・自信と競り合い、声、主張、色々。

どうも、ブクメです☆

土曜日は、浦和レッズユースBが参加している埼玉県S2リーグを水曜日に引き続き観戦してきました。会場は、埼玉工業大学だったのですが、このグラウンド、「以前来たことあるなと思ったな、なんか、観客席の土手から落下しそうになった記憶が残っているなw」と、2,3年前だったかなとか思っていて、家に戻ってからチェックして見たら、5年前の出来事でした。現在、アルビレックス新潟がプレーする浦和レッズジュニアユース出身の戸嶋祥郎が市立浦和高校にいた時に足を運んだ時でした。

そんなに前だったのか、月日が経つのはえーと思いつつ。

8月後半が、過密となっているS2リーグは、中2日での試合ということになりますね。翌日にプレミアリーグも控えている中で、細かい状況までは、わからないものの、怪我人も増えているのか、水曜日に引き続き、交代メンバーもあまりいないような状況になっており、今日は、キーパー含めてベンチ入りのメンバーも4人だったと思います。

このところ、連続でS2リーグを観戦できているのですが、見れば見るほど強く感じるのは、そのチームに全力を注ぐ準備をしてメンバー構成や控えまで含めて相手チームの事も考えてメンバーを組めるプレミアリーグなどAチームと言う形で臨むチームより、Bチームで、埼玉県の強豪校が増えてくるカテゴリを戦うBチームの方が難しい状況が本当に多いなと。

なので、実際、考慮されることが多いのも事実ではあるものの、メンバー構成や、組み合わせ、ポジションが、毎試合、慣れない状態で戦う必要があるこのリーグに臨むとは言え、埼玉県の上位争いをするチームも含めた高校のAチームとの対戦数も増えてきたので、連携を磨く時間に圧倒的な違いがある相手とプレーする際に、その差を埋めるために必要なことを、実践する選手が増えてきても良いころかなとも実は感じている最近です。

そういう時代ではないとは言っても、やるべきプレーをもっと主張し合わないと、このリーグからの降格はないにしても、上を目指すのは難しいのかなとも実際感じています。

これは、過去にも良く書いていたことですが、パスのスピード、味方に通らなかったパス、味方がやるべきプレーをできていない時に、それを指摘したり主張したりする選手がどうしてこんなに少ないのかと感じています。やっていますかね?だとしたら、私が感じられていないだけです、すみません。

ということで、試合の話に移りますね。

vs伊奈学園総合高校戦メンバーと交代は、以下

GK25番石塚悠汰、DFが左に19番清水楽人、右に27番清水哲太、真ん中に33番舘澤佑磨と40番山田奈央、MFが左に34番成田安里、右に6番上野夏輝(後半18分⇒15番石橋遼大)、真ん中に14番柳田大輝(後半30分⇒12番千葉希)と35番根岸恵汰、FWが13番與那覇航和(後半38分⇒36番福島竜弥)と28番長田拓巳

となります。

得点経過をまず書くと、前半10分に、34番成田安里や14番柳田大輝が絡む形でのテンポ良い展開から、28番長田拓巳が放ったシュート。キーパー正面でキャッチされたものの、そこまでの展開と、迷わずシュートを狙った流れが良かったなという感じで拍手とか思ってたら、キーパーを抜けてゴールに入っていたらしいという、嬉しいけど、よくわからなかった得点でした。いずれにしても、しっかり枠内にシュートを打ったから起こったことなので、良い得点ということで、先制1-0。

前半を1-0で折り返し、後半12分に、28番長田拓巳が縦パス(出し手が誰だったか確認できなかったものの、良い強さの強めの縦パス)をワンタッチで13番與那覇航和に繋げ、そのままサイドパスを受けると、シュートコースが開いたところで、迷わずミドルシュートを放ち、これが決まり2-0とします。

得点経過で見る試合の展開としては、かなり楽な状況に後半15分くらいまでにできたものの、そこから、後半18分に1点返され、35分に同点に追いつかれ、40分に逆転されて、結果的に2-3で逆転負けを喫したのですが、その要因としては、ゲームを支配している時間が長い割には、シュートを打つ場面が少なく、3点差4点差にできていたような展開で、2点までしか決められなかったことと、2点リードしてから、相手が強度を高めたところで、もともと競り合いのところで相手の19番の選手のところで勝てないケースが多かったところで、相手の21番の選手が高さと強さがあり、かき回される形で、受け身に回ったときに、その状況を打開できる選手がおらず、相手にやりたいようにやられてしまったこと。

相手チームのベンチからの指示が、見ている側が感じている相手の狙いどころだよなとわかるくらいの内容だったように、前節の西武文理高校戦と比べると、守備の速さも強度もなく、逆に警戒しすぎてくれたことで、あっさり浦和が主導権を握ることができたスタートになったので、上手く展開で来ていたようにも見えたものの、実際は、前線の走り出しと味方のパスの意図とか、パスの狙いとか、相手が一歩出遅れるから通っていてチャンスになった場面は多かったものの、おそらく、前線としては、主張したいことがもっとあったと思うのですが、そういうところで、なんだか、淡々と次のプレー次のプレーに行ってしまっていることが気になったんですよね。

バックラインで、やや自信がないプレーをしている選手に対しても、近い距離の選手が、声をかけたり、主張し合うことで、もっとできたと思う部分もあったり、なんというか、もう、このリーグを戦う難しさは、わかっているはずなのだから、1つの試合で改善できることは、その時に出ている選手で、他が同じようなメンバー構成で試合を重ねて連携を高めている以上に、短い時間でやらなければ、こういう試合は今後も続くと思うんですよね。本当に意識のところだけで変わると私は思うのですが。

くどいようですが、見る回数も増えているので、言い訳にしても良いようなことがたくさんあることは、十分見ていてわかっています。

でも、経験を積むリーグとしてS2までで良いやということであれば、良いですが、S1やプリンスリーグ関東まで上がることまでを視野に入れてやっているのであれば、能力が足りないのではなく、能力があるのに、それを発揮するために、主張のぶつけ合いができていないのが、本当にもったいないです。

ということで、それぞれの選手の良かったプレーなど、シーズンの最初の頃から比べると、かなり良くなってきた選手も多く、今日だけでも、「こういうことができるようになったのか!」と感心するプレーを場面場面で見せていた選手もいたので、そういうところを書くでも良かったのですが、なんとなく、S2リーグをただの経験値積むだけのリーグで上を目指さないで終わってしまうのが、私としては、嫌なので、今回は、今日のような負け方をするのは、相手じゃなくて、自分たちに足りないことがあるからだということも含めて、ちょっと厳しめに書きたくなったので、書きました。

で、次を楽しみにと書きたいのですが、日曜日の試合を観戦した後、そのまま空港方面へ移動し、月曜日からカンボジアに1週間ほど行くことになり、帰国するのが9日日曜日の朝(予定通りであれば)ということで、次のS2リーグは、見られません。

あえて、対戦相手の本庄第一高校は、前回の対戦で7-0で勝っている相手なので、今度10-0くらいで勝たないと満足しないと書き、本庄第一高校の方が見たら、奮起するような煽りをしておいて、そういう相手に対しても10-0で勝つくらいで、ガッツリやってもらいたいです。もちろん、どのようなメンバー構成になっても、そういう結果を求めてやってもらいたいです。

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2018/8/29 浦和レッズユースB vs 西武文理高校 0-2敗戦・・・相手守備に苦しみ、後半の工夫が楽しかった

どうも、ブクメです☆

今週は、ミッドウィークにもユースのS2リーグが開催されるということで、水曜日に開催された浦和レッズユースBvs西武文理高校の試合を観戦してきました。会場は、西武台高校第二グラウンドということで、何度か来たことがあるグラウンドだったのですが、今回だいぶ久しぶりに足を運ぶことになったのですが、この数年で、周辺の風景がだいぶ変わっていて(というか、工事中建設中が多い状況ではありましたが)、驚きました。

平日ということでしたが、浦和の試合の前に西武台高校のS1リーグもあって、駐車場が停められないかもしれないということと、運動不足解消も兼ねて、1キロほど離れたパーキングに停めて歩いてみましたが、通れる予定の道が道路工事で通れなかったりで、川沿いの土手をやや遠回りに歩く感じになったりしましたが、そこそこ良い運動になりましたw

湿気はあるものの、気温は、30度に届くか届かないかだったと思います。また、曇り空だったので、いつもに比べると若干涼しげにも感じました(歩いたので、無駄に私は汗をかいていましたが。)

さてさて、S2リーグは折り返しに入っており、対戦相手は、全て2度目の対戦となるわけですが、この日対戦した西武文理高校は、前回のレッズランドでの対戦で敗れている相手。この試合は、足を運ぶことができなかったのですが、S2リーグにAチームで参加しているチームとの対戦の難しさを感じさせられたような試合だったと足を運んだ方に聞いた気がします。

今日の試合は、どうだったかと言うと、S2リーグを戦う浦和レッズユースのメンバーの中でも、またメンバーやポジションが入れ替わっていたりしたことも影響はしたと思いますが、味方の動きを予測したような連携というところで、難しさが出た中で、出足よく、守備の追い込み方の速さ上手さに浦和がはまってしまう形で、個々の技術での突破がことごとく止められて反撃を受けるような展開が多い試合に序盤はなりました。

難しいスタートには、なったものの、そこに対してのハーフタイム以降の後半の工夫など含めて見どころが多くなった試合でもありますが、試合自体は、相手にとってやりやすい、連携が上手く行かず対応が遅れたところからの試合の早い時間での失点から、相手の守備の対応の速さに苦しみ、反撃を受けることが多くなりながらも、後半巻き返していくものの、試合終盤まで得点が奪えず、前がかりになったところで、反撃を受けて追加点を決められるという展開だったので、相手の思い通りの展開にされてしまったとも言えますね。

ということで、少し試合の細かいところを書いていきますね。

vs西武文理高校戦メンバーと交代は、以下

GK18番西尾優輝、DFが左に14番柳田大輝、右に27番清水哲太、真ん中に40番山田奈央と26番南濵優大(後半スタート⇒28番長田拓巳)、MFが左に36番福島竜弥、右に6番上野夏輝(後半28分⇒29番奥山圭介)、真ん中に13番與那覇航和と35番根岸恵汰、FWが34番成田安里と15番石橋遼大(後半44分⇒12番千葉希)

となります。

ベンチメンバーを含めて見たときに、S2リーグのスタメンとしてよく出ている選手たちがいないなと感じましたが、平日だから、学校行事系が夏休みでもあるのか、埼玉県の少年男子が国体出場を決めたので、国体メンバーが招集された練習試合とかが別にあったのかと思いつつ。

毎回メンバーが変わり、慣れたポジション以外をやることになるのも埼玉県S2リーグに浦和レッズBという、より別の要素に左右される形で臨むチームの宿命なので、仕方ないことです。

それぞれのメンバーの能力を考えれば、相手よりも優っているというポジションが多かったわけですが、今回の対戦相手は、特に守備の連係の良さが目立ち、サイド攻撃に対しては、すぐに二人に囲まれるような形で個人で突破することが難しく、ある程度プレスをかけたところでのパスを狙った出足も相手が早く、長いボールに対する守備の対応も早かった。味方同士の連携も、私が見た限りでは、今日の試合での構成も試合でそれほど見たことがある組み合わせでもなかったため、いつも試合を一緒にやっていてポジションも大体同じだから、動きはわかるよというパスの連携での打開などが難しいようにも見えました。

開始早々の相手キーパーに対しての15番石橋遼大のチェイスだったり、運動量や激しさのところでの意識は高く入れていたと思います。

ただ、やはり試合を難しくしたのは、前半4分の失点で、相手のセットプレーに対して、決して相手に有利な形ではなかったと思いますが、こぼれ球に対して、誰がクリアするのかで一瞬迷いが出たというか、そこを狙われて決められてしまいます。

そこからは、前半6分のバックラインからの40番山田奈央からの長めのフィードで6番上野夏輝に繋げて仕掛ける形など、相手が浦和がパスを預けたい中盤へのプレッシャーが早かったこともあるかもしれませんが、長めのボールでの展開が多くなったように感じます。

また、サイド攻撃を仕掛けたときに、先ほど書いたように、相手のプレッシャーが早く、そこで奪われてしまうということも多くなりました。

前半は、数が少なかったものの、13番與那覇航和と35番根岸恵汰が近い距離で細かくパスをつないで手数をかけずに右サイドを駆け上がる27番清水哲太にパスを通してサイドからクロスなど、相手が寄せる前にテンポよく攻撃がつながった時は、チャンスになりかけていました。

長めのパスと前線の動きというところでも、34番成田安里が、裏へ流れたり、少し降りてきたりとパスを受ける形を工夫して動こうとしていたものの、そこに対しての相手の守備の対応も早く、また、味方との連携のところでも、ずれることが多く、なかなか収めることができない状態が続きます。

その中でも、16分の15番石橋遼大からいったん6番上野夏輝に下げて、相手が予測したコースの裏をかいたパスを出したところに、34番成田安里が反応してあと一歩で抜け出せるというところだったり、19分に35番根岸恵汰から右の27番清水哲太、裏へ抜け出した34番成田安里へのパスは、オフサイドになるなど、動きとパスの狙いが合ってくると面白くなりそうだという場面が何度かありました。

結果的に決定機が作れていないということは、崩せていないということには、なってしまいますが、15番石橋遼大の仕掛けからファールを受けてゴールに近い位置でフリーキックを得た場面や、13番與那覇航和からのパスを受けて36番福島竜弥が仕掛けてコーナーキックを獲得するなど、セットプレーもそれなりに獲得することはできていましたが、セットプレーの精度もやや欠く前半ではありました。

0-1で折り返した後半は、特に目に留まったのは、13番與那覇航和のプレー。中盤で、守備のところで、相手からインターセプトする回数が多いのは、前半からそうだったのですが、後半は、相手の守備を崩すための動きの工夫が13番與那覇航和のプレーによって多く行われ、実際にそこからチャンスにつながる形も増えていました。

その1つの印象的なプレーは、相手の守備が浦和がサイドから攻撃しようとした時に、2枚で囲んでコースを限定させつつ無理に仕掛けてきたらそこで奪いきってしまう、または、パスミスを狙うようなプレーに引っかかるケースが多いところで、13番與那覇航和は、わざと2枚に食いつかせつつ、そこから中へのドリブルで2枚をはがして引き付けたことによって空いたサイドのスペースに味方を走りこませてパスを通すようなプレー。

中盤で奪われず、また、そのようなプレーが出ることで、前半と比べるとサイドからの攻撃などもより相手のゴールに近づけるようになっていたと思います。

サイドのスペースが空くことで、サイドバックに入っていた14番柳田大輝が攻撃参加できる場面も多くなり、前半と比べると、可能性の高い攻撃が増えていたのは確かなのですが、やはり全体的に、相手の寄せの速さから、パスが中途半端になることが多く、技術がある選手がキープして、足先で出したところに、味方が反応できていないなど、連携がしっかりできていれば、相手を欺く形で突破できるのですが、この辺りが、アバウトに見えてしまうというのが適当でしょうか、やや雑なパスに見えてしまうことも多くはなりました。

ただ、試合の中で、適応力のある選手は、徐々に味方の狙いを読んで細かいパスからの展開などで相手の寄せをかわせるような場面も増えてきます。

また、後半投入された28番長田拓巳も特に後半の中盤以降では、体をはったプレーで前線でキープして収められる回数も増えてきて、捌いたり、粘って相手のファールを誘って高い位置でフリーキックを獲得したり、全体的にシュートが少ない時には、思い切ってシュートを狙ってみる場面も作ったりしていました。

34番成田安里も、本人としては、結果を残せなかったと感じているかもしれませんが、私がこれまで見てきた中では、動きのキレや、狙いなどは、一番良かったように感じています。

S2リーグの難しさと言うよりは、このくらいのレベルのカテゴリになったところで、ある程度の固定メンバーで連携面を高めながら、そこに多くの選手が絡んでいき、シーズンが進むごとに完成度が増していくという形が取れないBチームで臨むことの難しさは見えますよね。高校サッカーのBチームともまた違う、人数がある程度限られる中での戦いでもありますし、入れ替わりも凄く多い。ただ、はっきりと言えることは、浦和レッズユースBチームでS2リーグを戦っているメンバーは、より味方の動きを見て1試合の中でできる限り理解することが求められるので、そこを意識的にできている選手にとっては、今後、他の場面でも確実に生きます。

1試合の中で、味方の動きも理解しながら、相手の動きも理解して、どういうプレーをすることが求められるかを考える適応力も必要になるわけで、考え方によっては、この環境の方が成長が早くなる選手もでてくるかもしれないなとも最近は、思っています。

S2リーグでも、チームとしては、かなり良い経験を積めような環境になっているなと、ここ最近はS2リーグを比較的多く観戦できている中で感じつつも、やはり、では、S1リーグに上がったら、どれだけの経験を積めるのだろう、見ながらどういうことを感じられるのだろうという期待も膨らんでしまっており、それを考えると、やはり結果も求めてしまう自分もいます。

なので、見る側としては、当然ですが、どちらも求めてこれからも見ていきます。今年は、1つのチームで2つの真剣勝負を同時に見させてもらえている。本当に、楽しいです。そして、難しいです。

ではでは。

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和倉ユース2018/08/17 浦和レッズユースvsヴィッセル神戸U-18、清水エスパルスユース・・・3日目のみのため、大会全体を考慮できず

どうも、ブクメです☆

毎年恒例の浦和レッズユースの夏の参加大会となっている石川県開催の和倉ユース。

今年は、もろもろ、なんというか、バランスが悪いというか、なんというかで、足を運べなそうだなという流れになっていたのですが、3日目の対戦相手がヴィッセル神戸U-18と清水エスパルスユースとクラセンの再戦のような対戦カードになったということで、強引に仕事を終わらせて、半ば勢いで、夜中に車で出発して、3日目のみ観戦する流れとなりました。

19日の早朝から帯広に行く関係で、18日の早めに戻って仕事をするなど、なんだか、本当に無計画な動きになるため、このブログを書いてから、夜中にまた車で戻ります。強行日程でも、2試合見られますし、合間に睡眠取って、しっかり見たいなと思っていたところで、まあ、ちょっと私の人生の中でも1,2を争うような出来事があり、結果的に、頭の中がフラフラの状態で観戦してしまうという情けない流れになってしまったのですが、初戦のヴィッセル神戸U-18戦は、やや難しい展開の試合になってしまっていましたが、清水エスパルスユース戦で気持ち良いゴールと勝利が見られたので良かったなと思っています。

また、クラセンが終わり、プレミアリーグが再開、そして、Jユースカップへと入っていく中で、色々な選手の組み合わせでのこれからのチームが見られたということも良かったと思います。

ただ、やはり、こういう連戦で試合数が多いという大会は、初日から見ていかないとダメだなと感じたわけで、足を運んだ方に話を聞くと、初日が思うように戦えず、檄が飛んで、2日目の快勝によって決勝トーナメントをもぎ取っての3日目、2日目は、天候がかなり厳しかったらしく、それも含めて2日間でたまった疲労で選手の体を重くしていたのかとか、話を聞いて想像することはできても、実際に自分の目では見られていないわけなので、実際どうだったのかなと。

そういう、自分の試合観戦した際の状態というところでは、不満を持ちつつ、簡単に2試合に降れますね。

*ちなみに、この大会は、30分ハーフで、決勝トーナメントは、引き分けの場合は、即PK戦です。

vsヴィッセル神戸U-18

GK18番西尾優輝、DFが左に3番林海斗、右に2番北村龍馬、真ん中に40番山田奈央と8番白土大貴、MFが左に43番上野夏輝(後半スタート⇒24番山中惇希)、右に7番岡村勇輝(後半スタート⇒20番冨田蓮)、真ん中に22番佐藤陸人(後半スタート⇒16番玉城大志)と21番縄田脩平(後半8分⇒13番與那覇航和)、FWが4番大桃伶音と34番成田安里(後半8分⇒9番二見健太)

となります。

この試合は、全体的に、体が重く見え、更に、歴代でも何度か見てきたような、長くセンターバックでやってきた選手がフォワード起用されるという難しさと言うか、起用の意図がどこにあるかによって、見方も変わってくるとは思いますが、高さ強さの前線への収め方というか、そういうところでの難しさと、組み合わせた選手がもう少し考えるべきなのか、とにかく、そういうところでは、勉強になる試合と言うか、2トップでそれぞれ、やれるであろうプレーが、お互いを活かすのか、活かされるのか、ポイントポイントで見れば、この選手がこういうプレーをできるようになると、良いなと言う部分は、あっても組み合わせとしての難しさもあったのかなと感じつつ。

例えば、4番大桃伶音がフォワードとしてのプレーも今後視野に入れていくとすれば、後半の9番二見健太との組み合わせの方が、9番二見健太が、4番大桃伶音が競った際に、競り勝てるか、競り勝たなかったけど、こぼれ球が来る位置を考えて動いていたことで、そこからのチャンスは、あったかなと。

得点経過とすると、前半4分に失点したものの、後半7分に、4番大桃伶音が少ないチャンスの中で、思い切ったシュートが見事なコースに飛び、ゴール。1-1のまま終了し、PK戦で敗れるという流れでした。

 

vs清水エスパルスユース

GK1番石井僚、DFが左に14番柳田大輝、右に20番冨田蓮(後半19分?⇒2番北村龍馬)、真ん中に40番山田奈央(後半19分⇒4番大桃伶音)と26番南濵優大(後半19分⇒16番玉城大志)、MFが左に24番山中惇希(後半6分⇒21番縄田脩平)、右に7番岡村勇輝、真ん中に43番上野夏輝と22番佐藤陸人、FWが9番二見健太(後半13分⇒34番成田安里)と13番與那覇航和

となります。

この試合は、試合の入りから非常によく、特に久しぶりに中盤の位置に入った43番上野夏輝と22番佐藤陸人の組み合わせのところで、動きにも連動があり、また、左右早い展開での攻撃などで、相手を揺さぶることもできており、実際、相手チームは背番号の番号がかなり大きめの選手が多かったので、クラセンの時のメンバーよりは、1,2年生の選手も多かったのかなとは感じつつも、やはり、個々の選手の能力や技術が高いなと言う印象は受けていたものの、それ以上に浦和のプレーが優っていたという試合。

ただ、浦和ペースには見えていたものの、相手の方がシュートは打っていたという印象が強かった前半は、0-0で終わり、では、ペースは握っていてもシュート意識が少ない浦和がどうやって点を取るかなと思っていた後半4分に、先制点が入るのですが、この試合の細かいパスと動き、そして展開が上手く行っていたという流れを象徴するようなゴールで、ゴール自体は、コーナーキックからの流れにはなりますが、43番上野夏輝からのショートコーナーで受けた20番冨田蓮が鋭いクロスを上げ、40番山田奈央、7番岡村勇輝と経由して、最後は、22番佐藤陸人が良い位置に走りこんでゴール。

これが近い距離でテンポよく、そして、ゴールを決めた22番佐藤陸人も良くその位置に入り込んでいたなと言う形での見事なゴールでした。

そして、後半12分には、21番縄田脩平からのパスをキーパーとどちらが先かと言う、判断力の勝負になるというプレーで9番二見健太が一歩先に触って決めるという、これまた見事なゴールで2-0と突き放し、結果的に2-0で勝利となりました。

結果も良かったのですが、この試合では、前半20分の中盤で22番佐藤陸人がパスを受け、少し降りた位置で13番與那覇航和につながり、9番二見健太に渡し、右サイドから前線に走る7番岡村勇輝に通して、クロスを上げた場面だったり、後半18分の22番佐藤陸人から13番與那覇航和、右のスペースに開くように抜け出した43番上野夏輝から、触れるかどうか、触れればゴールくらいのキーパーと走りこんだ34番成田安里へのクロスまでの流れだったり、縦横細かくリズムの良いパス回しと、そこにサイドを広く使った展開でチャンスを作るという形が多く見られたのも良かったと思います。

ただ、全体的に思い切ったシュートが少ないようにも思えたのは、おそらく清水エスパルスユースの選手の方が思い切ってシュートを打つ回数が多かったからかとは思います。

と言うことで、簡単になりましたが、バタバタと足を運んだ大会3日目のブログを書きつつ、明日の午前にもう1試合あるのですが、ちょっと調整が上手く行かずに、明日試合を見てから運転して戻って、仕事して19日という流れが難しいので、私は、この後、チェックアウトして帰ります。

この和倉温泉とか能登島とか、このエリアは、凄く観光にも良い場所で、特に今回は、つくづく実感したのは、バタバタと試合観戦だけで来るところではないなとw

それでも、1日だけでしたが、足を運んで良かったなと思える1日でした。

あと、現地で心配していただいた皆様、ありがとうございました。そして、お騒がせしました。

ではでは。

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水戸ホーリーホックユースカップ2018/7/29 浦和レッズユース vs FC東京U-18 1-0勝利・・・2連覇達成!

どうも、ブクメです☆

この時期のユースの戦いは、もう一つ行われている!ということで、既に最終日になってしまいましたが、浦和レッズユースが参加している水戸ホーリーホックユースカップの決勝戦のみ(美味しいところ取りですみません!)を観戦してきました!

前日色々やっていたら、眠るのが深夜になってしまい、起きて動けるパワーがあればという条件を勝手につけつつ、目が覚めたのが、7時過ぎ。割と動けるパワーはあったものの、私が住んでいるところからだと、高速をフル利用しても、会場までは、2時間ほどかかるということで、9時キックオフの準決勝は諦め、決勝の場合は12時キックオフ(ケーズデンキスタジアム水戸)、仮に3位決定戦になっても11時40分キックオフで8時に出れば、下道3時間+αくらいで行けそうということで、下道で水戸まで向かいました。

水戸ホーリーホックユースカップに足を運ぶのは、これが初めて。浦和レッズユースは、昨年も参加しており、優勝しているので連覇がかかった今大会。Jリーグのチームが主催のフェスティバル系の大会の中でも、U14の柏レイソルフェスティバルだったり、決勝戦まで勝ち進むと、そのクラブのトップチームが戦っているスタジアムで試合ができるという大会という仕組みは、結構意味があると思っていて、プレーする選手がプロになったら、こういうスタジアムで戦えるというのをイメージして戦うことができ、それも多少のモチベーションになるというのは、良いなと(選手がどう思うかは別ですがw)

既にグループステージを2日間かけて3試合戦い、グループ1位で突破して大会3日目のこの日の9時の準決勝を勝利して、4試合が終わったという状況で、決勝のみを観戦になるため、いわゆる大会の雰囲気やこれまでの戦いぶりが見られていない、試合時間自体は30分ハーフになるにしても、疲労の蓄積だったりあるわけで、その経過を見ていないですし、決勝の戦いと言うのは、また、それまでの戦いとは別物になるので、私が見たこの決勝の30分ハーフの試合というものがどのようであるのかを語るのは正直ちょっと難しいなとは思っています(メモは取りましたが。)

なので、ごくごく簡単に試合のことには触れさせてもらうことにします。

vsFC東京U-18戦メンバーと交代は、以下

GK25番石塚悠汰、DFが左に32番佐藤優斗(後半14分⇒19番清水楽人)、右に27番清水哲太、真ん中に40番山田奈央と2番北村龍馬、MFが左に43番上野夏輝(後半スタート⇒45番アンヘル)、右に44番ネストル(後半スタート⇒38番松村大也/後半21分⇒31番木下翼)、真ん中に35番根岸恵汰と39番盛嘉伊人(後半27分⇒36番福島竜弥)、FWが7番岡村勇輝(後半8分⇒15番石橋遼大)と37番堀井真海

となります。

何年前からかは、定かではないのですが、この夏の期間にメキシコのチームの選手が2名招待されてチームの一員としてしばらくいるという状況が今年も続けられていて、今年は、44番ネストルと、45番アンヘルということですね。

この試合では得点がなかったものの、45番アンヘルが4得点で大会得点王ということでした。

そして、背番号は43番だけど、よく見た顔だなと思ったら、普段は6番の上野夏輝。ユニフォームに何かが起こった(!?)らしく、43番を着ていたようです。

若干体が重たそうな選手も見られたので、やはり疲労もたまっていたのかなと感じる部分もありつつ、その中で、前線に入っていた37番堀井真海の運動量は、スタートから最後まで落ちず、そういえば、クラセンの方にも出ていたわけですし、かなりタフだなと感じたわけでして。

いくつかチャンスの場面を挙げると、前半6分に35番根岸恵汰からのパスを受けた43番上野夏輝がやや距離があるところから思い切ってミドルシュートを狙いますが、枠は捉えきれず。

前半7分には、37番堀井真海がシュートを放つもキーパーにキャッチされます。

相手が比較的浦和の右サイドからの仕掛けが多い中で、守備面では、27番清水哲太の守備が効いており、相手が攻め切れない形が多くなっていました。

前半10分にには、カウンターの形で39番盛嘉伊人からの前線のパスを37番堀井真海につなげて仕掛ける形を作ります。

前半11分には、27番清水哲太から7番岡村勇輝へパスを通し、ディフェンダーの裏のスペースへ7番岡村勇輝がパスを狙い、そのスペースに37番堀井真海が走りこむも、ここは、上手く合わず。

前半14分に、44番ネストルから39番盛嘉伊人、ペナルティエリア内に走りこむ7番岡村勇輝にパスを狙うも先にキーパーにキャッチされます。

そこまで前のめりに見ていた試合ではなかったので、割と冷静に見られていたと思うのですが、冷静に見ていても判定が「あれあれ?」と思うことが多かった試合ではあったのですが、そのうちの一つが、前半15分の37番堀井真海がペナルティエリアまで仕掛けて倒されていたと主のですが、ここは、PKの判定にならず。

ただ、この判定に抗議する必要もなく、その直後のプレーで7番岡村勇輝がしっかりと決めて1-0と先制します。

文句を言わずに実行すれば良いわけです。気持ち良い。

前半は、この後、相手のミドルシュート(大きく枠を外れた)くらいで大きなピンチもなく、いわゆるバイタルエリアで相手が仕掛けてこようとしたプレーを40番山田奈央の摘むプレーや、2番北村龍馬が落ち着いて対応して、それほど危険な場面自体作られていませんでした。

後半も終盤までは、浦和ペースで進み、後半6分に39番盛嘉伊人からの裏へのパスを受けた7番岡村勇輝のシュートに始まり、バックラインで32番佐藤優斗が点を取りに来る相手選手数人にプレッシャーをかけられながらも、キープして中盤の35番根岸恵汰にしっかりパスを通すなど、ミスを誘うプレーでも落ち着いてプレーできている印象がありました。

後半13分には、コーナーキックのチャンスから途中から入った15番石橋遼大の惜しいミドルシュートがあり、後半15分には、35番根岸恵汰起点で、前線の45番アンヘルにパスを通し、テンポ良くいったん39番盛嘉伊人に下げ、そこから右前線に走る38番松村大也への大きな展開と上下左右を広く使った攻撃。

後半19分には、45番アンヘルがディフェンダーがややコースを塞いでいるものの思い切ってシュートを狙い、このプレーでコーナーキックを獲得するなど、まずはゴールを狙うという姿勢からのチャンスもあったり。

ただ、残り5分ほどになってから、優勝を意識してなのか、理由ははっきりはしないものの、やや不安定なプレーが所々で増える中で、後半26分に決定的な場面を作られてしまうものの、ここは25番石塚悠汰が好セーブで失点を免れます。

その後も、やや不必要なプレーがあったり、明らかに反対でしょうというファールが取られてしまったりは、あったものの、試合はそのまま1-0で終了。

見事に、浦和レッズユースが2連覇を達成しました。

優勝を喜ぶとともに、単純に怪我なのかとか、それ以外の理由なのかとかまでは、サポーターサイドには、わからないことも多いのですが、最近ピッチでプレーするところが見られていなかった、上野夏輝や、木下翼のプレーなどが見られたことでも足を運んで良かったなと思っています。

浦和レッズユース全体として考えれば、悔しい前日のクラセン敗退から、もう一つの戦いでしっかり結果も残したことで、ここから後半戦でのプレミアリーグや、埼玉県S2リーグ、Jユースカップなどに向けて良い結果での再スタートという考え方もあるでしょうし、その捉え方は、選手次第ですが、私はそう捉えておきます。

なんだかんだで、割と細かく書いてしまったw

書いているうちにノッて来たという感じです。

大会MVPは、35番根岸恵汰、得点王は、4得点のアンヘル。そして、最後のトロフィーを掲げるところでの選手のキャラクターの良く出た(?)お馴染みの、一人だけトロフィー掲げて喜ぶけど、周りは喜ばないとかも、最高でしたねw

片道3時間下道で運転して、足を運んで良かったです、ありがとう!

ではでは。

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埼玉S2リーグ 2018/7/21 浦和レッズユースB vs 市立浦和高校 1-2敗戦・・・試みか、勝利か、暑さと、難しさと。

どうも、ブクメです☆

割と、というか、かなり円陣の写真を載せることが多いのですが、この写真は、いつもと少し違った意味で気に入っています。理由は、28番長田拓巳の片足が上がっていること。気合入ってたんですよね。円陣組んで、オー!とやる時に足上げてた。こういうちょっとした気持ちのところ、私は結構好きだったりします。

さてさて、困ったものですね、今年の夏は。

暑い中でも頑張れとか、そういう度を越えている。どうしても、暑さを考慮した戦い方で消耗を抑えないと、大変なことになるという。

明日からスタートするクラブユース選手権@暑い群馬!での試合が暑さを考慮して、試合時間が短くなったり、2試合目が11時20分キックオフになったり、ある程度の配慮がある中で、今日の試合は、13:30キックオフが前の試合が若干押して、2時近くのキックオフ。そう、最も気温が上がる時間帯の試合ですね。

本当に、観戦する側が倒れたらどうしようもないと思いつつ、浦和南高校の試合の場合は、敷地内だと、試合の流れがわかりにくい感じになるため、歩道橋の上からの観戦を強行してしまったのですが、ただ見ているだけなのに、水分もしっかりとっているのに、滝のような汗が止まらず、しかも、ハーフタイム前には、テニスでおなじみの(w)トイレットブレイク(腹痛になりました。)ということで、前半残り5分ほどを見ておらず、位置的に校舎に行くよりも、駅方面に戻ったほうがトイレが近そうということで、行ってみたら、駅横トイレが暑すぎてよりダメージを受けるなど、色々ありましたが、要するに前半残り5分ほどは、見られていません。

どこまで集中して見られていたかも、定かでないのもなんか、悔しいところです。

はい、前置きが長くなりました。

冷静に考えたら、なんで市立浦和高校のAチームがS2のカテゴリで戦っているのかが冷静に考えると若干謎だなと試合を見始めて、このカテゴリで多くのチームがやってくるようなスタイルと全く違った、攻撃の形などが、それぞれが頑張って跳ね返せばよいというものではなく、しっかり研究してしっかり対応して行かないと、裏を突かれる、1枚が簡単に飛び込むと、かわされて抜かれる、そういう攻撃陣がいる相手。

更に、明日からクラブユース選手権がスタートするということで、思った以上に少数精鋭という。

vs市立浦和高校戦メンバーと交代は、以下

GK25番石塚悠汰、DFが左に36番福島竜弥(後半37分⇒33番舘澤佑磨)、右に27番清水哲太、真ん中に40番山田奈央と19番清水楽人、MFが左に15番石橋遼大、右に38番松村大也、真ん中に39番盛嘉伊人と22番佐藤陸人、FWが28番長田拓巳と12番千葉希(後半42分⇒42番山本陽生真)

となります。

最初に書いておきます。基本的に、仕組み上Aチームとか、Bチームとか書いていますが、既にS2リーグからプレミアリーグに出て結果を出している選手もいますし、見ていたら、ずっとS2リーグだけど、どうしてチャンスが与えられないんだろうというくらいの存在感になっている選手もいる。わかりやすく個がある選手もいるのも確かですが、Aチームだから上とか、Bチームだから下とか、そういう考え方では基本的に見ていません、というか、そこに楽しさを感じて育成のカテゴリのサッカーを見てはいない。

どちらかというと、浦和レッズユースに所属している選手は、既にポテンシャルがあって、特徴特長があって、もちろん直さなければならいないことも色々あり、課題がある選手も多いですが、みんなプロになれるという考え方です。そこまでのの道のりとか、どうやって引き出されていくのかを見たい方だし、できれば、自分が見出したいとも思っている。

だから、育成のカテゴリを見る時は特に、この選手がいないと勝てないという考え方も好きではない。

それを踏まえて、例えば、今日のようにS2の中では、ちょっと違うなと感じるようなチームであっても、浦和レッズユースの臨む最高峰のリーグがS2であり、今の中心メンバーを軸にあまりにも多い選手の入れ替えもなく、相手チームの研究なども含めて、ここが頂点で戦っていて、準備して臨めていれば、普通に勝てる相手だったと思っていますし、見ながらそう考えていました。

結果的には、今日の場合、こういう相手でも試してみる方をやったので、相手が来た時には難しくなったのかもしれないと。

でも、危ない場面は多かったものの、勝負と言うところでは、勝てる可能性もある戦いを見せられていたのは、今年の浦和レッズユースの全体のチームに感じられる勝負強さの部分なのかなと感じています(今日は、逆転されましたが、相手の攻撃に対応できずに相手が攻めてきたときには、かなり危険な場面を作られまくっていた中で、ビハインドを背負う形で、そのままやられてもおかしくないところで追いついたという、勝ち負けでは負けですけど、勝負強さを感じました。言葉おかしいかw)

それらを踏まえての、「浦和レッズユースとしての一番重きを置くリーグがプレミアリーグで、そこがベースとなっている中でのS2リーグににも参加することの難しさ。」を勝手に感じていた試合です。

暑くて頭がボーっとしていた時間もあったものの、そういう印象だけは、今でも強く残っているな~と。

試合の入りは、悪くなく、開始から38番松村大也の仕掛けから、前節のミドルシュートのように27番清水哲太がミドルシュートで狙うような形だったり、28番長田拓巳の前線からのプレスで相手のクリアミスを誘いチャンスを作る場面、12番千葉希から36番福島竜弥への横パスから抜け出した28番長田拓巳へのパスが通り、シュートまで持ち込む場面、27番清水哲太のインターセプトからの右での関係性で走り出した38番松村大也にパスを通しての仕掛けなど、最初の10分くらいは、相手ゴールに迫る形が多く作れていました。

また、最初に「試み」と書きましたが、おそらくこれまでは、あまりやってなかったと思うのですが、この試合では、39番盛嘉伊人と22番佐藤陸人が中盤の真ん中2枚として入り、4バックの両サイドが高く取り、より攻撃的になる形を作りながら、ある時は39番盛嘉伊人が下りてバックラインに入り、ある時は、22番佐藤陸人がバックラインに入り、3バックのような形になるという入れ替わりをやっていました。

これが上手く行っていたかどうかと言うことになると、相手の攻撃陣が思った以上にキープと突破ができ、良い距離感でパス回しで崩しに来る、不用意に寄せると裏へパスを出されそのスペースに走りこまれるということで、もし、この形を、試合含めて長くやっていれば、良かったかもしれませんが、この試合では、なかなか思うように行かず、逆に相手の攻撃が勢いづくきっかけになってしまったかもしれません。でも、視野広く展開ができる39番盛嘉伊人が下がったところで受けて味方の動きを見て、一気に展開できると、これまでにない攻撃パターンにもなるでしょうし、22番佐藤陸人が下がることで、バックラインでパス回しで強弱をつけることもできるでしょうし、面白いと思います(これが、常にS2でこのメンバーで試せるかがわからないのが難しさ。)

個人的には、今後この形が洗練されてくるとどうなるかという楽しみは残りつつ、試合自体は、10分あたりから相手が攻撃された時に連携が合わないなどが見え、裏を通されてキーパーと1対1の場面を作られて、ギリギリのところでディフェンダーが跳ね返す場面があったり、それ以外でも前線でキープされた時に、一人で飛び込んでかわされてその後ろのスペースに味方がカバーに入れないなど、相手の攻撃に振り回されるような場面が増え、17分に失点。

展開だけ見ていると、厳しい展開がここから待っているかと考えてしまうところもありましたが、前線でのプレスで相手のミスが割とよくある中で、28分に38番松村大也が高い位置でプレスをかけてインターセプトに成功し、28番長田拓巳にパスを通し、このチャンスをしっかりものにして1-1の同点に追いつきます。

相手の反撃を受けた時の対応は、かなり後手後手になっていたものの、相手ゴールに向かったときの浦和の迫力は大したもので、同点ゴール後には、28番長田拓巳が前線でパスを受け、いったん22番佐藤陸人へ下げると、そこから左サイドを走る15番石橋遼大につなげて、シュート。キーパーが弾いてコーナーキックのチャンスを獲得したり、12番千葉希での仕掛けから、28番長田拓巳へパスを通して、惜しいシュートを放つ場面を作ります。

直後の反撃でサイドから切り込まれて危険なクロスを上げられるも25番石塚悠汰が好セーブするなど、反撃を受けると良い形まで持っていかれてしまうという場面は続きます。

40分くらいには、セットプレーのチャンスで39番盛嘉伊人からのクロスのこぼれを28番長田拓巳がシュートし、クロスバーを叩いてゴールに入るかという(私からは遠かったので、細かいところはわからなかった)惜しい形に見えましたが、混戦のところでファールがあったようです。

その後の前半は、私は、トイレットブレイク(すみません)で離れましたが、ここでの得点の動きはなかったようです。

後半も展開としては、前半と同様で、ハーフタイムで指示はあったと思いますが、やはり相手の攻撃陣を抑えることができずに、後半開始早々からシュートは外してくれたもののキーパーと1対1になる場面を作られる難しい入りとなり、守勢に回る展開が多くなりながらも、28番長田拓巳のプレスからミスを誘いカウンターにつなげるなど、前線が暑さで体がきつい中で、あきらめずにプレッシャーをかけることで、反撃の機会自体は作ることができていました。

後半の35分くらいには、おそらく、バックパスをキーパーがキャッチしたという判定だったと思うのですが(くどい様ですが、後半の相手の攻撃側は遠くて細かいところがわからない)ペナルティエリア内で間接フリーキックという場面もありつつ、ここは、相手が一人がボールを少し動かして味方が誰も触らず、かっさらってそこからカウンターに移るという不思議な状態があったりしつつ、終盤は、相手の攻撃を耐える時間が続き、なんとか耐えていたものの、最後の最後で決められてしまい、敗戦となりました。

細かい点では、やはりこれまでは、通っていたようなパスのパスコースを読まれてカットされたり、中盤でパスを受けて展開する前に囲まれて奪われるという、より素早い判断が要求されるところで、相手の方が優ったという場面も多かったように感じます。

もちろん、負けの言い訳にはなりませんが、こういう相手が強い時に「暑さの影響」を考えてしまうような状況と言うのは残念です。

ある程度、まともな気候でお互いに試合をできていればどうだったのかとか。

次の市立浦和との再戦の時には、試合がしやすい気候になっているので、そういう条件下でぶつかりあってほしいなと切に感じました。

暑い日の一番暑い時間の過酷な条件での試合、本当にお疲れさまでした。

ではでは。

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埼玉S2リーグ 2018/7/16 浦和レッズユースB vs 埼玉平成高校 2-1勝利・・・短時間で印象の残るプレー。気迫の逆転勝利!

どうも、ブクメです☆

おなじみのレッズランドのネット越しの写真しか撮っておらず、見辛くてすみません。

昨日のプレミアリーグに引き続き日曜日は、埼玉県S2リーグを観戦してきました。昨日の駒場スタジアムでの試合も17時キックオフだったのですが、昼間の気温が上がりすぎているここ最近の日本の夏を考えると、17時キックオフくらいでようやく涼しくなってくる感じで助かりましたね。

昼間が暑すぎるここ最近の日本なので、今後は、Jリーグなどに限らず、下部組織などの試合も夏場は、夕方から夜に開催できるような仕組みになっていくのが現実的にプレーする選手にとっても観戦する側としても必要になってくるのかと思います。日本代表の活躍で日本サッカー協会にお金がたくさん入ったようですし、ナイター設備の助成をがっつりお願いしますw

さてさて、浦和レッズユースBで臨んでいるS2リーグでの戦いは、特に対戦相手がAチームで来た場合には、主導権は握れても、なかなか簡単には崩し切れない難しさと、試合運びのところで、3年生中心の相手のチームの方がうまく、劣勢の中でも取りどころで少ないチャンスで得点を奪われてしまい、前節のように引き分けに持ち込まれたり、終盤で逆転をされるような試合も出たりしています。

それでも、メンバーが絶えず入れ替わり、1つのチームとしてのベースを作って戦っているプレミアリーグと比べて明らかに別の点での難しさをかかえる状況下ながら、基本的には、どの相手に対しても、相手主導で圧倒されるという試合なく戦えているのは、さすがだなと毎試合感じているわけです。

ただ、今日の試合に関しては、背景の細かいところまでは、わからないものの、若干チームの中でのメンバーでのモチベーションに差があるように感じられたのも事実です。

前日のプレミアリーグの試合と比べたら、確かに3つ下のカテゴリの試合にはなりますが、基本的に、足を運んだユースを応援しているサポーターの見方は同じで、それぞれの選手の動きや表情を見ながら、S2リーグとしての結果を残しての昇格を目指してもらいながら、それぞれの選手からの発見を楽しみにしているわけです。だから、カテゴリ下だからという、緩いプレーは見たくないですし、アピールもしっかりしてもらいたいと考えて見ています。

ということで、試合の話に移りますね。

vs埼玉平成高校戦メンバーと交代は、以下

GK25番石塚悠汰、DFが左に19番清水楽人、右に38番松村大也(後半19分⇒27番清水哲太)、真ん中に40番山田奈央と26番南濵優大、MFが左に22番佐藤陸人(後半32分⇒15番石橋遼大)、右に13番與那覇航和(後半スタート⇒32番佐藤優斗)、真ん中に35番根岸恵汰と14番柳田大輝、FWが39番盛嘉伊人(後半45分⇒12番千葉希)と37番堀井真海

となります。

前節の国際学院戦は、キーパー以外は1,2年生のみという構成になっていましたが、今日の試合では、22番佐藤陸人と14番柳田大輝と言った、プレミアリーグでも存在感のあるプレーを見せている3年生が2名スタメンに入り、また、昨日のプレミアリーグにも途中出場していた、37番堀井真海や、13番與那覇航和ももスタメンとしてプレーすることになりました。

例えば、チームとしてこういうベースでシーズンを戦い続けていれば、既にその3年生を軸にしたチームとして連携などもスムーズかもしれませんが、入れ替わりが多い状況にどうしてもなるため、3年生が入ることでの頼もしさと同様に、連携などを考えると、また、難しさが出てくるのかなというところは、正直なところ見ていて感じました。

更に、22番佐藤陸人が中盤の左、14番柳田大輝がボランチということで、このポジションでプレーする彼らと言うのも、私が見た限りでは、ほぼないという状況だったかとも思います。

私が見てきた限りでは、S2では、ずっとセンターバックでチームを落ち着ける役割をしていた19番清水楽人がサイドバックに入っていたり、38番松村大也がここしばらくは、サイドの前目だったところが、サイドバックのポジションになるなど、なんかいつもと違うなと言う印象を持ちつつ試合開始。

ややふわっと試合に入ってしまったところで、いきなり攻め込まれてクロスバーを叩くシュートを放たれてしまいます。

対戦相手の情報は、正直なかったのですが、前節終了時までで、浦和レッズユースBの3位に続く4位につけている埼玉平成高校ということで、Aチームで臨むチームで上位争いをしているチームですので、なかなかに手ごわかったですし、番号だけですみませんが、7番の選手と10番の選手は、かなり危険なプレーをする選手でした。

この試合では、開始早々のピンチの後は、比較的、浦和が主導権を握り返すという形になったので、相手が守備に負われる時間が多くなっていたので、わかりませんが、攻勢に出られるような展開になった時の彼らのプレーを見てみたいなと思ったりもしていました。

最初のピンチでピリッとしたのか、守備のところでは、ある程度相手の攻撃を危険なところまで行かせないということは、できていたものの、攻撃のところでは、どうも、連携というかしっくりこないという形が続き、パスが長くなってしまったり、パスを受けた後のプレーが雑になってしまったり、そういう課題を抱えながら試合が進んでいく印象。

5分くらいに、13番與那覇航和から35番根岸恵汰を経由して少し長めのパスを左前線に供給し、22番佐藤陸人が受けての攻撃など、テンポ良くチャンスにつながりそうな場面でしたが、若干の意思疎通のずれがあるようにも見えました。

7分には、ボランチの位置に入った14番柳田大輝がアウトサイドで相手ディフェンダーの裏に巻いて入るようなパスを狙い、そこに37番堀井真海が走りこんで合えばという惜しい形がありました。

合う合わないというところでは、全体的に課題がありながらでしたが、昨日も長い時間ではなかったものの、前線で運動量多く走っていて、疲労もありそうなものですが、まったく感じさせないような、運動量の多いプレーを37番堀井真海がこの試合も最後まで見せていたのは印象的でしたし、この試合では、特に目立っていました。

10分くらいのバックラインからの26番南濵優大かからのくさびのパスを上下の動きで下がって受けて、右サイドの38番松村大也への展開だったり、上下の動きも良かったです。

また、サイドバックに入っていた19番清水楽人のプレーにも注目して見ていたのですが、基本的にどのポジションでも落ち着いて判断してプレーできるんだなという感想です。何がかというと、サイドバックだったので、攻撃参加も求められるポジションになりますが、行ける時に攻撃参加した時のプレーが正確というか判断が良いというか、それを感じた最初のプレーが11分の左サイドでの22番佐藤陸人とのパス交換から、行けるとなったところでのスムーズなパス交換からの前線への仕掛け。

シンプルな仕掛けに対して相手の守備で阻まれるケースが多かった試合で、回数は多くなかったものの、こういう仕掛けができたときには、より大きいチャンスになる空気が強かったので印象に残りました。

攻めながらも決定機が作れないという状況が多い前半でしたが、38番松村大也の右サイドからの前線へのパスに抜け出した37番堀井真海がファールを受けてのセットプレーが何度かあったり、39番盛嘉伊人が裏へ抜けながらパスを受けようとしたところで相手に倒されてフリーキックを獲得するなど、セットプレーの獲得数は、前半だけでも結構あったと思いますが、ゴールは奪えず0-0で前半終了。

後半スタートから、32番佐藤優斗を投入し、より積極的に仕掛けていくか形が増えます。

味方の動きがよくわかるということもあるとは思いますが、39番盛嘉伊人が受けてからのパスが前半よりも精度が増しよりチャンスになりそうな形が増えてきます。

後半6分には、38番松村大也から22番佐藤陸人を経由し、39番盛嘉伊人につなげて惜しいシュートを放つ場面を作ります。

相手ゴールに迫る場面も増えて、そろそろ得点が奪えるかと思っていたところですが、それでも、やはりどこかきれいに崩してやろうというプレーが多くなっていたのか、思い切ったプレーが少ない印象で得点が奪えない中で、相手の反撃を受けた後半15分・・・決められてしまい0-1とビハインドを背負う形になります。

今日の試合逆転勝利までつながった大きな大きな要因が、ここから。

失点後の19分に27番清水哲太がが投入されます。わかりませんが、これまでS2リーグでは、私が見た中では、右サイドバックは27番清水哲太がスタメンという試合が多かった中で、この試合は、押し出される形で控えに回ったのかもしれませんが、ここで腐らずに、プレーで答えを出した27番清水哲太が本当にすごかったわけです。

例えば、この試合では、右サイドでの仕掛けと言うところで、相手ディフェンダーを1枚はがせば、一気にゴールに行けるというところで戻してしまうなど、そこで強引に行かないと相手が楽だというプレーも多く見られていたところで、そのプレーではダメだと言わんばかりに、入ってすぐのチャンスで27番清水哲太がドリブルで右サイドから仕掛け、相手ディフェンダーを交わしてペナルティエリア内深くまで侵入し、結果的にゴールにはならなかったものの、大きなチャンスを作り出します。

そして、迎えた後半24分。コーナーキックの場面で、39番盛嘉伊人が上げたボールをディフェンダーが大きくクリアしたところをペナルティエリア外から、27番清水哲太が思い切ってシュートを放ち強烈なミドルシュートがゴールを突き刺します。

後半途中で投入されてからわずか5分ほどでのこの試合での27番清水哲太のインパクトは凄かったです。

これで、流れは、一気に浦和に傾き、また、チーム自体のプレーもより激しさを増したというかゴールを奪ってやるという姿勢が強くなったように感じます。

35分には、セットプレーのチャンスで26番南濵優大のヘディングシュートから混戦で35番根岸恵汰が最後は押し込んでゴールを奪ったかに見えたものの、これは、ファールを取られます(その前のところで競った選手のキーパーチャージを取られたようですが、接触してないし、キーパーが痛がっただけでファールになるのかという話などもありましたが・・・結論から言えば、勝者は物言わずで良いというw)

この後、35分の15番石橋遼大からのパスを受けた32番佐藤陸人のシュート(枠を捉えられず)や、19番清水楽人がサイドから相手ディフェンダー交わして抜け出して37番堀井真海にパスを通しての仕掛けなど、惜しい形を作りつつ、迎えたアディショナルタイムに入ろうかと言う45分に、ペナルティエリア内に侵入した37番堀井真海にパスが通り、ここでディフェンダーのプレッシャーを受けつつも、しっかり体を張ってパスを出し、最後は39番盛嘉伊人が決めて2-1と最後の最後で逆転に成功します。

アディショナルタイムも集中してボールをコントロールし、2-1で勝利となりました。

試合の主導権は、浦和が握っていたとは思いますが、おそらく、27番清水哲太のプレーがなかったら、攻めながらもそのまま0-1で逃げ切られていた可能性もあったような試合での見事な逆転劇。良いものを見させてもらいました。

課題も多い試合となりましたが、集中した守備をして崩せない相手に対して、どういうプレーをすべきなのか。そういう部分でも非常に今後にとってもプラスになる展開もありました。

そして、ちょうど前期最終節となる21日には、ここまでの成績を見る限りは、S2Bリーグの中で、最も強敵(前節までの結果で首位)となる市立浦和高校との一戦ですね。どのようなメンバー構成で臨むのかは、わかりませんが、大きな大きな1戦として、今日の逆転勝利を勢いに首位チームを倒してしまいましょう!

プレミアリーグも、S2リーグも共に勝負強さを見せての勝利(ジュニアユースも日程勘違いで足を運べなかったものの、勝負強さを見せた勝利でしたね)を見せてくれた楽しい週末でした!

ではでは。

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