埼玉S2リーグ 2018/7/7 浦和レッズユースBvs国際学院高校 1-1引き分け・・・簡単には勝たせてくれない

どうも、ブクメです☆

今日は、ユースのS2リーグと、ユースのプレミアリーグの掛け持ち観戦ができるということで、おそらく多くの方がそうであろう、5時ごろまでベルギーvsブラジルの試合を見て、少しだけ睡眠をとってというワールドカップの時期ならではの、若干無理のある動きをする1日となりました。

最初は、浦和南高校で開催された埼玉県S2リーグのvs国際学院高校戦を観戦してきました。この場所では、恒例となった(?)、歩道橋の上からの観戦になります。

新体制になってからの浦和レッズユースは、プレミアリーグ(クラブユース選手権予選)とS2リーグの複数のカテゴリでの公式戦でやっている選手にとっては、S2リーグでの活躍が実際に上のチームへのチャンスを与えられ活躍される選手がいる中で、見る側としては、どちらのカテゴリにも意味があると考えて見ているものの、夏に入ってきたところで、まだチャンスが与えられていないもどかしさや、チャンスを与えられたことがある流れで、またS2での試合に出ることになるなど、様々な思いを抱えてプレーする選手も出てきている時期になるかと思います。

単純に、スタートのころは、S2リーグというカテゴリでAチームを目指してという全選手のモチベーションから、現時点では、選手によって様々な状況が起こっている。もちろん、怪我との戦いになっている選手もいる。実際に見ている側としては、わからないことの方が多いですが、その辺も含めて、考えながら見るようにしています。

ただ、どういう状況であれ、やはり今日の国際学院高校との試合でも感じたように、決して簡単に勝てるリーグではないんだよS2リーグは、と言う部分も見えるのが、やはりこのカテゴリに昇格したことのメリットを感じます。

もちろん、上手さで言えば、学年が違くても、浦和の方が上手い選手がほとんどということになりますが、ゴール前での粘りでも、守備に甘さを見せた時の迫力も、やはり違うなと言う印象はあります。

攻めている回数が多くても、結果的にこの試合は1点しか取れなかったことと、少ないチャンスでも、相手にはしっかり1点奪われてしまったという引き分け。これをどう考えるかだけでも、今後が全く変わってきます。

・・・と、まとめみたいなことを先に書いてしまってから、試合の話に移っていくというw

vs国際学院高校戦メンバーと交代は、以下

GK18番西尾優輝、DFが左に32番佐藤優斗、右に27番清水哲太、真ん中に19番清水楽人と26番南濵優大、MFが左に15番石橋遼大(後半15分⇒12番千葉希)、右に38番松村大也(後半42分⇒36番福島竜弥)、真ん中に35番根岸恵汰と40番山田奈央、FWが34番成田安里と39番盛嘉伊人

となります。

5月末の昌平高校B戦の頃に前線に入っていた、長田拓巳と堀井真海が、この数週間プレミアリーグで出場機会を得ている中で、この試合での前線2枚は、34番成田安里と、39番盛嘉伊人という組み合わせになりました。

既に、39番盛嘉伊人に関しては、ややスタートは、味方との動きや、思ったよりも寄せが早い相手に苦しんでいる印象もありましたが、それでも、セットプレーでのキッカー含めて、攻撃のキーとしての存在感はこの試合でも出ていました。

興味深かったのが、この試合フル出場を果たした34番成田安里。見ている側としては、出場機会がこれまであまりなかった理由に関してはよくわからないので、出たときに見て、特徴をつかみ取る課題を考えるという感じにはなるのですが、なかなか長い時間見させてもらえる機会がなかったので、今日は、しっかり見させてもらいました。

今日感じたのは、フォワードらしいプレーをシンプルに質高くやれるタイプの選手なんだなと。

前半4分の38番松村大也からのフィードを34番成田安里がヘッドで流して抜け出した39番盛嘉伊人につなげてチャンスを作った場面や、序盤は、相手ディフェンダーとの競り合いや背負ったところでのプレーにやや苦しんでいる印象もあったのですが、試合時間が経過するごとに、体のぶつけ方や、前線で受けた時の体の向きや、キープの仕方など、相手守備陣が対応しにくいプレーを多く見せてくれました。

試合終盤では、実際にあとは、シュートだけという決定機を数回作っていたところまでの動きは良く、あとは、今日の相手は最後のところで決めさせてくれなかったところを今後は、どのように決められるようになっていくかと言うところかなと思います。楽しみです。

相手の運動量や出足が優っていたのかもしれませんが、なんとなく、少し気になったのは、序盤の相手の攻撃陣に対しての守備の緩さで、相手10番の選手にシュートの精度など欠いていたから良かったものの、抜け出されて、決定機を作れる場面も実際少なくはなかったと思います。

そういった展開を浦和ペースに代えていったのは、ボランチの位置に入っていた35番根岸恵汰のプレーだったのかなと思います。この試合かなり効いてました。相手の出足を摘む守備でのインターセプトなども結構な数やってました。

試合の流れに沿って書いていなかったのですが、試合の展開としては、割と緩く入ってしまったところはあるように見えたものの、この試合センターバックに入っていた26番南濵優大の強さが守備面と同時に攻撃でも光った流れで、前半24分にコーナーキックの流れから、最後は、26番南濵優大が押し込んでのゴールで浦和が1-0と先制します。

得点をした辺りから、全体的に運動量が増えたようにも感じられました。

前半の終盤は、右サイドバックの27番清水哲太が参加する形での右サイドからの攻撃でのチャンスが多くなりました。また、相手の反撃で抜け出されたら危険と言う場面での27番清水哲太のタックルで相手の攻撃を止めた場面も見事でした。

前半を1-0で折り返した流れで、後半も多くのチャンスを作る形で試合を進めていたものの、徐々に疲労もできてきた後半30分ごろ、一瞬の隙をつかれ突破をされてしまい、PKを与えてしまい、ここで1-1の同点に追いつかれます。

こういうところが、S2リーグにAチームで臨んできている高校は、この試合に限らずいくつか見てきた中で、強いなと思うんですね。

だから、既にこういう展開を経験してきている選手もS2リーグにいるので、こういう展開にさせないことが今後はできるようになっていくと、勝点1ではなく3がしっかり奪えるようになるのかなと思います。

ただ、結果的に逆転ゴールは奪えなかったものの、より攻撃に意識を置いた残り15分の浦和の攻撃は、特に面白かったですね。

先ほど書いたように、34番成田安里もこの時間帯にキーパーに弾かれてしまったものの、決定的な突破をしてシュートまで持ち込んでいますし、攻撃に意識を置いた32番佐藤優斗の迫力も凄かったですし、右からの38番松村大也の攻撃も、本当にいつゴールが入ってもおかしくないくらいのプレーになっていました。失点直後に40番山田奈央が粘って獲得したフリーキックのチャンスも。

そして、試合最終版にセットプレーのチャンスが増える中での39番盛嘉伊人のバーを叩く惜しいフリーキックも印象に残っています。

そういうスイッチが入った時のプレーを、試合をコントロールしながら、こういう展開になる前にできるようになるとより良いかなと思います。

もちろん、実はプレミアリーグよりも活躍した選手にチャンスが与えられて、ポッといつもいるメンバーが抜けてしまうS2リーグに臨むチームの方が、チーム作りや連携を高めるのが難しいことはわかっていますが、まあ、見るほうは要求が高いだけなので、その辺は許してください。

あとは、活躍すればチャンスが与えられると安易に書いていますが、実際のところ、印象的なプレーをする選手が多い良い循環になっていることで、チャンスを与える選手を選ぶのも実は大変になっているのではないかなとも正直感じています。

だから、私が見る限りでは、S2リーグがベースになっている選手で、チャンスを与えられてもおかしくないという選手が他にも多くいるのも事実です。

私が選ぶわけではないので、あとは、そういった選手が質の高いプレーをS2リーグで見せ続けてくれ、プレミアリーグや、全国大会などでチャンスを与えられることを期待しています。

お世辞ではなく、全体的にすごく良い流れになっていると思います。

ではでは。

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埼玉S2リーグ 2018/5/26 浦和レッズユースBvs昌平高校B 1-0勝利・・・Bチーム同士とは言えないハイレベルな戦い

どうも、ブクメです☆

できるだけ、ブログは、その日のうちに書こうとは思っているものの、土曜日は、かなりギリギリの車移動で昌平高校⇒栃木グリーンスタジアム⇒FC東京小平グランドと移動して3試合観戦したということで、自宅に戻ってからは、力尽きました。いったん目が覚め、チャンピオンズリーグ決勝もなんとなく頭がボーっとした状態で眺めながら、断片的な記憶だけ残り、レアル優勝と、ベイルのスーパーゴールだけ脳裏に焼き付けた状態で再び力尽きました。

ということで、日曜日の今日ブログを書き始めております。

それにしても、土曜日のユースの2試合は、本当に楽しかった。どのくらい楽しかったかと言うと、今日みたいな試合を観戦することだけが目的になって普段では、集中できないような詰込み型の試合観戦(足を運ぶことだけが目的になるのであまり本来は好きではないが、野崎雅也が見たくてここを逃すとなかなか機会が作れなそうだから、行けそうなら行かねばと言う1日だった)でも、試合の内容が翌日はっきり頭に残っているくらい(クラセン予選の試合は15分遅刻したけどw)

ということで、試合の話に移ります。

vs昌平高校B戦メンバーと交代は、以下

GK18番西尾優輝、DFが左に32番佐藤優斗、右に27番清水哲太、真ん中に40番山田奈央と26番南濵優大、MFが左に31番木下翼(後半28分⇒36番福島竜弥)、右に38番松村大也、真ん中に35番根岸恵汰と12番千葉希(後半18分⇒33番舘澤佑磨)、FWが28番長田拓巳(後半22分⇒34番成田安里)と37番堀井真海

となります。

前節、本庄第一高校を相手に、連敗を止めると同時に、7得点の大量得点と、無失点と良い流れで終えた浦和の今節の対戦相手は、近年埼玉県の高校サッカーをリードする存在として全国大会でも常連になっている、誰もが知っている昌平高校のBチームということと、純粋に結果のみを見ても、5節までで4勝1分で首位に立つ状況でも、今シーズンのS2Bを考えたときには、ここまで戦ってきた中で最も手ごわい相手になるだろうという相手。

で、実際に見てみた限りは、やっぱり強いな、これBチームかという感じ。浦和レッズユースに関してもBチームと言う扱いでもないような経験を積んでどんどん成長している現在の状況で、ここで活躍した選手が続々とAチームの試合にも絡んでいっているという流れでより高いレベルで戦っているチームとの試合経験を除けば、S2に臨んでいるチームもかなり良い感じになっているわけでして、特に今日のような相手もレベルが高くて、こちらも、そういう相手との試合の中で高いモチベーションと集中力を保たなければやられるという状況下で試合ができている状態を見られるだけでも嬉しいんですよね。

Bチームでも高いモチベーションで、と言っても、やはり練習試合とか、そのためにリーグ作りました的な教育リーグ(昔やっているシーズンがあった)だと、結果的に、モチベーション付けが難しいと感じることもあったので。

そういった難しい相手になる中で、4節まで中盤で攻撃の組み立てを行っていた39番盛嘉伊人は、クラブユース選手権予選から、そちらに出場しているということで、おそらく、中盤の攻撃的な役割を担うという形でのスタメンでは、今回初めて12番千葉希が入り、守備的な中盤の35番根岸恵汰と組む形でプレーすることになったと思います。試合開始からしばらくは、相手の素早い寄せなどで全体的に守備意識の方に重きを置きながら、長いボールで反撃に転じるような試合展開が多かったこともありました、試合が進むにつれて、この2人の関係性が良くなってきたことで、中盤を経由した攻撃というものも増えてきていた印象があります。

その点では、バックライン付近からの反撃というところで、この試合では、26番南濵優大のプレーがかなり印象的で、もちろん、相手の鋭いサイド攻撃やスペースを開けると、シュートを狙ってくるところをしっかりとケアする中で、相手の反撃をディフェンス陣で集中して跳ね返した後の反撃の際に26番南濵優大からの縦パスの強さと狙いどころが、かなり相手の嫌なところをついたものになっており、そこからチャンスを作ったり高い位置でセットプレーのチャンスを得る流れにつながっていました。

発見としては、これまでにセットプレーを蹴っていた選手がいないという状況で、この試合では、31番木下翼がフリーキック、コーナーキックをほぼすべて(すべて?)蹴っていたと思いますが、そのセットプレーでのキック精度の高さに驚きました。31番木下翼の印象としては、球際で激しく、運動量多く、果敢に仕掛けていくという印象が強かったところで、セットプレーのキッカーとしての特徴も持っていたとはと。

実際に、前半16分の直接狙うには少し遠いもののゴールに近い位置でのフリーキックの場面で、キーパーが触りにくいコースで、味方2人ほどがギリギリ触れるかくらいのところを狙ったフリーキックで結果的には、そのまま抜けていってしまったものの、狙いどころの面白さを感じた場面がありました。

また、これまでの試合と比べると、相手の左サイドの19番の選手の突破力と運動量が凄く、浦和から言うと右サイドがかなり守備的に神経を使わされるような状況になっており、右サイドバックの27番清水哲太や右中盤の38番松村大也が、攻撃に重きを置くというところが、これまでの試合と比べるとなかなかできないような状況になっていたかなと思ったのですが、それでも、中盤で12番千葉希が攻撃的なところでパスを受けて展開がスムーズにできるような状況になってきた20分当たりには、左の32番佐藤優斗から12番千葉希が良い位置でパスをもらってそのまま右前線のスペースに展開して38番松村大也が仕掛けていく形だったり作れていたので、守備に意識を置かざるを得ないながらも、狙いどころでは、らしいプレーでゴールに迫るプレーはできていました。そして、セットプレーの時にも決められなかったものの、ヘディングシュートなどで合わせていたのも38番松村大也が多かったかなと思います。

相手の守備の激しさもある中で枠に飛ばせるようなシュートがほとんど打たせてもらえないような試合展開にはなりましたが、31番木下翼や、37番堀井真海の前線での果敢な仕掛けやキープする姿勢によって高い位置でフリーキックを獲得できたり、コーナーキックを獲得できていました。

また、この試合フォワードの位置に入っていた長身の28番長田拓巳ですが、正直前半のプレーには若干見ていてストレスを感じました。というより、おそらく浦和レッズの育成に入ってくる身長の高い選手というのは、高さ強さだけではなく、中学生世代では、足元のプレーやきれいな突破からのゴールなども多くできていたような選手が多いと思うんですね。それが高校世代になると、寄せも早く、特に守備が強いチームになると、簡単に突破できなくなるケースがあることで、体の強さだけで、そこからのきれいな突破をまず念頭に置いてしまうと上手く行かないケースが多くなりますし、そういうケースを多く見てきました。でも、長身選手の中では、テクニックがあるのも、今シーズンのS2リーグで見た数試合だけでもわかります。

でも、そのプレーをするためにやるべきプレーをやらないと難しいということも同時に感じています。きょうど、今シーズンで言えば、アルビレックス新潟の試合に足を運んだ時に、長身選手の矢野貴章がやっていたようなプレー。強さを生かしたシンプルなプレーが必要な時はそこに徹してボールが集まった時にそこでいったん収まる場所を作ってあげる。その中でここぞという時には、足の長さや体の強さを生かした魅せるプレーでゴールも狙う。これらをやることで、結果的に自分がやりたいプレーができる場面も増えるという話。

だから、前半は、相手も長身で体の強いディフェンダーとハイボールを競り合うときに、そこで自分がしっかりボールをキープするか、ポストプレーとして味方を活かすということができていなかったことが見ていてストレスだったのです。でも、これが後半に入って、競り合いの中で激しさが見えるような場面が増えてきて、前半は、ほぼ抑えられてしまっていた長身のディフェンダー相手に後半は、競り合いで勝てる場面も、駆け引き勝ちできる場面も出てきていた。これができるようになってきていたので、あえて不満な点を最初に書きましたが、試合の中での意識の変化(例え、悔しさから来た激しさからのプレーだったとしても)で、良い兆候が見られたことで、今後が楽しみになっています。

ちなみに、前半43分の、26番南濵優大からのロングフィードに抜け出した28番長田拓巳がキーパーと1対1で決定機になりそうという場面がオフサイドになりましたが、これは、選手も主張していたように、相手選手のクリアのような形で抜けたボールなので、今のルールではオフサイドにならない状況になっていたと私も思います。近くで見ていないのでわかりませんが。それ言うと、後半12分の相手の決定機でのバーに当たってラインを割っていたかいないかのところも、ネット越しで私の位置から見ていると、ゴールラインにの内側のようにも見えてしまいましたし、後半35分くらいのところで、26番南濵優大⇒36番福島竜弥⇒32番佐藤優斗とテンポ良い展開から、ペナルティエリア内に36番福島竜弥が入っていってクロスを合わせようというところで入ったディフェンダーのクリアもハンドだったようにも見えますし、まあ、ネット越しで自分から見ていた位置からなので、だいぶあてにはなりませんがw

その他、色々詰まっている試合でして、後半の交代の流れで、ボランチの位置に入った40番山田奈央が一緒に組んでいた35番根岸恵汰が守備的なところをかなり上手くカバーしながら展開をするような役割をしてくれていたところで、思い切って相手の裏に抜け出すようなプレーで面白場面を作っていたなとか、前節同様、後半途中から入った36番福島竜弥のサイドでの守備のうまさと、クロスの質が良いなと感じたこと。37番堀井真海の最後まで運動量を落とさず、ゴールへの意欲を失わなかったシュートでありきたりな言葉ですが、勝利の女神が浦和に微笑んだとも言えますし、ここまでの試合でリードを守り切れないというところでは、試合終了まで数分だったものの、危なくなりそうなところでの27番清水哲太のサイドで落ち着いたキープだったり、0に抑えたというところでは、やはりGK18番西尾優輝の存在と数回の決定機を難なく防いでしまったこともあります。また、おそらくまだ思うようなプレーができていないと思われる34番成田安里ですが、上下の細かい動きから相手ディフェンダーとの駆け引きで抜け出そうとするプレーなど見ていて、味方と合ってくるとこういうプレーで一気にゴール奪っていくようになるのかなとか、まあ、色々詰まってました。

試合の流れを書く前に、この試合で感じられたポイントを書くだけでだいぶ長くなってしまいましたw

これまで書いたことで想像してみて下さいw

私個人的には、今日は、「踏まえて」のポイントが多くの選手において増えたことも満足の一つです。「踏まえて」とは、サポーターサイドとして、この選手はどういう特徴を持っているのかなというのをできるだけ、見つけ出すことで、次回に、別の試合でその選手を見たときに前回見たときに感じたポイントを「踏まえて」見られることで、その選手の特徴をより強固にしていくことなんですね。

「踏まえて」があるから、修正もできるし、その特徴が間違えないものだと知ることもできるんですよ。見る側の特権w

今後のことを考えても、本当に良い試合でしたし、S2リーグ自体1か月ほど空く前に勝利できたことも実は大きいと思いますよ。

ではでは。

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第42回 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会1回戦 2018/5/20 浦和レッズユースvsエスペランサ 4-0勝利・・・畳みかける手ごたえと、足りないえげつなさ

どうも、ブクメです☆

午前中のジュニアユースの関東U15リーグに引き続き、間に回転ずしを挟みつつ(w)再び、レッズランドに戻り16:00キックオフの浦和レッズユースの夏の全国をかけた戦いとなるクラブユース選手権関東予選ノックアウトステージ1回戦のエスペランサ戦を観戦してきました。

今日は朝から、ほとんど雲もないくらい晴れ渡った1日でしたが、天気予報で言っていたように、前日の雨が暑さをもっていき、気温はあまり上がらないと言われていた通り、日なたにいると暑いものの、日陰に入るとカラッとしていて涼しいという1日でした。

まあ、日陰なしでプレーした選手にとっては、暑いことに変わりはなかったと思いますが。

さてさて、先週足を運べなかったプレミアリーグでしたが、しっかり勝利したところでプレミアリーグはいったん中断期間に入り、ここからは、夏の全国大会へ向けての戦いになるわけです。数年前は、グループステージのような形からでしたが、現在は、浦和レッズユースが登場するラウンドでは、ジュニアユースと同じくノックアウト方式のトーナメントで、1回戦は、負けたら終わり。2回戦で勝てば全国、負けると負け上がりということで、ジュニアユースに比べれば2つ勝てば全国なので、多少の気持ちのゆとりはあるかもしれませんが、何が起こるかわからないノックアウト方式というのは、怖いものです。

ということで絶対に負けてはならない1回戦です。相手チームはエスペランサというチーム。実力的には差があるチームですが、厳しい予選を勝ち上がってきているチームですので、挑戦者として臨んでくる相手に「やれる」と思わせないでしっかり勝ち切れるかがポイントでした。

その点では、ある意味成功である意味、大きな課題も残ってしまった試合とも言えるかもしれません。

では、試合に移ります。

vsエスペランサ戦メンバーと交代

GK30番鈴木彩艶、DFが左に3番林海斗、右に14番柳田大輝、真ん中に8番白土大貴(後半26分⇒34番成田安里)と5番大城螢(後半スタート⇒40番山田奈央)、MFが左に24番山中惇希、右に6番上野夏輝、真ん中に16番玉城大志(後半16分⇒22番佐藤陸人)と39番盛嘉伊人、FWが17番波田祥太(後半36分⇒15番石橋遼大)、右に10番池髙暢希(後半スタート⇒9番二見健太)

となります。

実際のところ、負傷者が増えているという事実はありますが、それぞれのポジションにプレミアリーグでも経験を積んでいるどっしりした選手をしっかり配置し、そこにS2リーグで攻撃面で存在感を見せてきた39番盛嘉伊人がスタメンから入ったり、既にプレミアリーグでベンチ入りはしていた鈴木彩艶が初スタメン(ですよね?)を果たす構成となりました。

初戦の難しさなどどこ吹く風か、試合開始から浦和レッズがやや一方的な攻めを見せる展開となります。

開始2分に24番山中惇希が決めて1-0と先制すると、7分に16番玉城大志から前線の10番池髙暢希へとつなげ、ペナルティエリア内で折り返しのクロスから17番波田祥太を経由したかスルーした形になったかで、最後は、6番上野夏輝が決めて2-0。

更に、9分には、3番林海斗が狙いすました見事なコースを狙ったシュートで3-0とします。

そして、16分には、6番上野夏輝からのロングフィードを左前線で受けた24番山中惇希からの折り返しを10番池髙暢希が受けてシュートを決めて4-0。

最初の15分ほどで4点差と一気に試合を決める形まで作る最高の出だしとなりました。

攻撃もしっかり中盤を経由した形での攻撃も多くなり、16番玉城大志からの展開や、39番盛嘉伊人に関しては、中盤のポジションでパスを捌く役割もしながら、かなり意識的に、行けるという状況では、前線のスペースに走りパスを受けて攻撃に厚みを加える役割もこなしていました。その流れでの22分の10番池髙暢希から受けたパスからのシュートは、バーを叩いたボールがゴールラインの中に落ちたようにも見えたのですが、判定はノーゴール。前半は、ゴールのラインが見えるような方向から試合を見ていたので、入っていたようにも見えたのですが、ライン上だったのでしょうかね。

右サイドバックに入っていた14番柳田大輝は、相手のサイド攻撃に対しての安定した守備とともに前線への攻撃の起点にも多くなっていました。

また、この試合は、どうもゴールからは見放されてしまっているような入りそうなゴールが入らない場面が多くなった17番波田祥太ですが、その運動量と前線でのキープ力は、この試合の前半の大量得点や試合を通して攻守において重要な役割を担っていたと思います。

さてさて、チャンスがなかったということではなく、4点目が入ってからも、浦和が攻勢の時間がかなり続いた前半でしたが、若干、相手のプレッシャーが緩い中で、自由なプレーが出来すぎることで、やや雑になってしまう時間が増えたり、少しペースダウンしたのか、パスの出し手は、難しいところへ供給するも見方の出だしが一歩遅れるなどする中で、徐々に相手が攻撃のパターンを把握してきたというか、なかなかフィニッシュまで行かずに引っかかる場面が多くなり、追加点が決められないまま4-0で前半を終了します。

後半に入り、決定力のある9番二見健太を投入したり、22番佐藤陸人を中盤に入れるなど、攻撃面でまた違った特徴を持った選手を入れることで、再び後半体力得点と行きたかったところですが、思った以上に相手チームが自信を持ったプレーをするようになり、浦和がボールを持つ時間が長く、ゴールに迫る回数が多いことには変わりはないものの、前半のように簡単にシュートコースを開けたりフリーで撃たせてもらえるような場面が極端に減った印象があります。

結果から言えば、最初に書いたように前半16分までに決めた4ゴール以降ゴールは入らなかったのですが、後半も24番山中惇希のサイドからの突破からの鋭いクロスに誰かが飛び込めていればという形だったり、39番盛嘉伊人からのコーナーキックに17番波田祥太がヘッドで狙った場面だったり、ゴールに近づく場面はありましたが、前半のそれとは違い、相手の守備の集中力と跳ね返せるという意識が変わっただけで、これだけゴールは簡単に決まらなくなるものだなと言う典型的な形に持っていかれてしまったともいえるかもしれません。

それでも、試合としては4点で十分であり、多くの選手がプレーする機会を得ることもでき、初戦としては上々の快勝とも言えるのかもしれませんが、やはりノックアウト形式の予選と言うことを考えると、この先の試合のことを考えても、守備に集中力が出て簡単に行かなくなった後半の時間帯に、それでも2,3点決めるという強さを見せてほしかったということも正直ありますし、さらに言えば、前半4点取った後に若干、ペースを落としてしまったところもあるところで、えげつなく得点を奪っていき、相手の気持ちを折ってしまうというところまで持って行ってほしかったなという欲が出てしまったりもしました。

たぶん、かなり昔の話ですが、次に対戦相手となる東京武蔵野シティ(が、横河武蔵野FCだったころ)のクラブユース選手権の関東予選で全国をかけた順位決定戦を戦ったときに、守り切られてPK戦まで持ち込まれてPK戦で敗退して全国を逃したという苦い記憶が未だにサポーター的な頭に残っているところもあるからなのかなというところもあるんですけどね。

だから、相手が守備的に来て、守りに自信を持ってこられたときに決められるかという勝負になった時がもしこの先あるとしたら今日の後半は課題として大きく残るのかなということです。

なんとなく、昔から、浦和の育成チームに足りなかったえげつなさ。攻撃的な迫力のある選手も多い今年なので、そういう強さも見せてくれると嬉しいと思いつつ、初戦で早い時間で4点差つけて勝敗自体はほぼ決めてしまっただけでも、十分な出だしすし、Aチームの公式戦が初出場と言う選手もいるなかで、その選手たちが問題なく力を発揮してくれる姿も見られたので、今年は、本当に多くの選手にチャンスが与えられて、その選手がそれぞれの持ち味を見せてくれているだけでもかなり嬉しいんですけどね。

今年のチームのここまでの流れにかなり期待を持っているので、少しずつ厳しくなってしまう。そんなものだと聞き流してください。

ということで、来週、小平でしっかり勝利してまずは全国を決めてしまいましょう。

ではでは。

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埼玉S2リーグ 2018/5/13 浦和レッズユースBvs伊奈学園総合高校 2-3敗戦・・・大雨と崩しきれなかった試合

どうも、ブクメです☆

天気予報では、14時くらいから本格的な雨と言うことでしたが、結局降りませんでしたと言いたかったところですが、その前までは、ポツリポツリくらいだった雨が、前の試合の負傷者の関係で20分ほど遅れてキックオフとなった時間くらいからは、雨が降り続く状態となり、時折大雨の時間帯もあるなど、プレーする選手にとっては、やややりにくい環境の中での試合となりました。

ということで、今日足を運んだのは、浦和レッズユースBが参加している埼玉県S2リーグの伊奈総合高校との試合を観戦しに浦和南高校に行ってきました。浦和カップの時に1度足を運んでいる会場ですが、なるほど、聞いていたように、近い位置でのネット裏の観戦エリアだとネット越し完全ゴール裏ということで試合がわかりにくいところもあったこの会場ですが、歩道橋の上からだと、かなりサッカー的なところがしっかり見やすいと聞いていた通り、若干見ていた場所からは、前半浦和が攻める方向のゴール前での攻防が見にくいことはあったものの全体的な展開を見ることができる試合になりました。

今回のS2リーグに臨んでいるチームの前身となるメンバー構成は浦和カップの時に数試合見させてもらっていましたが、埼玉県の2部リーグとなるS2リーグが開幕してからは、この試合が始めての観戦になります。ここまで3試合を消化していて高校のBチーム相手に連勝し、前節は西武文理高校相手に初黒星と言う形でこの試合に臨む流れになっています。形上は、1つ上のカテゴリのS1リーグにAチームが参加している高校のBチームに対して連勝した流れで、S2リーグでは、初めてのAチームとして参加している西武文理高校相手に、終盤の勝負所での時間帯に逆転負けをしたという流れで迎える、同じくAチームで参加している伊奈学園総合高校が相手と言うことを、イメージできるところで考えれば、テクニックなどでは優るかもしれないが、その高校のサッカー部の精鋭として組まれたおそらく3年生が中心であろうチームと対戦した時に思うように行かない何かを試合の中で感じながら、それでも勝利する方向までもっていくことができるかということがポイントになるのかなと、ざっくり考えながら見させてもらっていました。

簡単に言えば、タイトルに書いたように、雨と言う状況で、若干勝手が違う状況が両チームにできてしまっての戦いになりつつ、合計で5得点入り、浦和も2点取った試合で崩し切れなかったと書いたのは、守備的な相手に対して、それでもチャンスを多数作り出していたし、ゴールに向かう姿勢も多くの選手に見られていた中で、相手の「ゴールを決めさせない」という集中力と最後の粘りの中でそこを崩し切ってのゴールが奪えなかったという意味です。

それを踏まえて、試合のことを書いていきますね。

vs伊奈学園総合高校戦メンバーと交代

GK25番石塚悠汰、DFが左に32番佐藤優斗、右に27番清水哲太、真ん中に19番清水楽人と33番舘澤佑磨、MFが左に31番木下翼(後半25分⇒36番福島竜弥)、右に38番松村大也、真ん中に39番盛嘉伊人と40番山田奈央、FWが13番與那覇航和(後半21分⇒28番長田拓巳)と37番堀井真海

となります。

試合開始から、守備では、19番清水楽人の存在感が目立ち、攻撃では、39番盛嘉伊人が中盤でパスを受けて様々展開するという形で、そこに左サイドに入っていた31番木下翼がポジションを移動させながら、果敢に突破を試みる、前線で37番堀井真海が力強さを見せ、右サイドからの攻撃で38番松村大也が仕掛け、時に右サイドバックの27番清水哲太が攻撃参加もしながらなどなど、スタートから、バランスもよく相手にほとんどチャンスを作らせないくらいのサッカーができていたと思います。

実際にチャンスも多く、メモできたものだけでも、3分の39番盛嘉伊人のシュート、7分には、シュートが打ち切れなかったものの、27番清水哲太からの縦パスから13番與那覇航和、37番堀井真海とつなげての仕掛け、8分の38番松村大也のサイドからの仕掛けからのクロスに13番與那覇航和が合わせてのシュート(キーパーにはじかれる)、9分にも39番盛嘉伊人のシュート、14分の37番堀井真海の仕掛け、15分の27番清水哲太からの見事なロングフィードからの31番木下翼の仕掛けからの38番松村大也へつなげての仕掛け、18分にも39番盛嘉伊人からのパスを受けた37番堀井真海の仕掛け、20分の27番清水哲太、37番堀井真海、いったん下げて40番山田奈央から再び37番堀井真海がパスを受けての仕掛け、22分の31番木下翼と32番佐藤優斗のワンツーからの仕掛け、24分の37番堀井真海のシュート(キーパーに防がれる)、30分の19番清水楽人からの縦パスに抜け出した31番木下翼のクロスを38番松村大也が受けての仕掛け。

34分の38番松村大也のサイドから中へ力強く走りこんで競り合っていく場面を見つつ、ジュニアユースの途中くらいまでは、あまりこういう競り合いしなかった選手だけど頼もしく競れるようになってくれたんだな~とか、勝手に感心しつつ、ただ、やはり相手選手が2枚くらいでプレスをかけてきても、はがして突破できるようなプレーも数選手が見せるものの、ペナルティエリア内に入ってからの最後のところでは、相手の集中力の前にそこを突破しきって、かわし切ってゴールという形ができたかと言われればできてなかった印象がありました。

そのような中で、40分に攻撃のところで、27番清水哲太が味方のフォローに右サイドバックの位置から高めの位置に上がってきつつ、パスを受けて引き付けつつ、いったん下げたところで早い展開で19番清水楽人が前線にパスを送り込んだ場面など、工夫が見られたところでやや大きなチャンスになりかけている場面もありました。

やや相手が受ける時間が長くなり、攻撃にウェイトを置く中で、前半終了間際にインターセプトされた際の攻撃方向に向いていた選手の守備の切り替えが遅くなり、守備の選手1人だけが対応し、攻撃の選手の戻りが遅くなったところでの大きなピンチになりかけた場面がありましたが、ここは、相手選手が、シュートを打ち急いでくれて助かりました。

そんな、チャンスの数は相当作っていたものの得点は奪えず、逆に大きな決定機を相手に与えかけての0-0ということで、全体的には浦和攻勢のペースですが、やや課題が多い前半になりました。

なかなか決まらないという流れでしたが、後半に入り、コーナーキックからの流れだったと思いますが、3分に38番松村大也がペナルティエリア内で浮き球を上手く胸トラップで落としてシュートを決めて1-0と先制に成功します。

4分には、13番與那覇航和から37番堀井真海とつなげてゴールに迫るも追加点はならず。

攻撃に行ける回数が多かったことと雨のいたずらと言うか、相手のサイドからの攻撃でのクロスボールの処理を誤り、そこを押し込まれて同点とされます。

1-1とされた中で、迎えた13分に31番木下翼のドリブルからのペナルティエリア内へのやや強く長めに見えたパスを37番堀井真海が足先でなんとか触ったシュートは、惜しくもポストをかすめて外れます。ただ、守備的な相手で持ち込んでの突破やシュートを狙うと体を張って守ってくるような相手に対しての、点で合わせるような早いパスでの狙いが有効であるというのを感じられた場面でもありました。

ただ、流れとしては、相手にあるようで、やはり攻撃の意識が相手のサイド攻撃に対しての狙いどころになってしまうところもあり、15分に突破されてこのまま前に抜け出されるとキーパーと1対1になりかねない場面で、抜け出そうとした選手のボールをクリアしたものの、ハイキックでの危険なプレーとしてファールとなり、このフリーキックから失点となり1-2と逆転されます。

その後、23分に37番堀井真海から28番長田拓巳を経由して38番松村大也につなげてシュートを放つもここはキーパーに防がれます。

25分には、32番佐藤優斗のサイドからの仕掛けからのクロスボールに38番松村大也がヘッドで合わせるも惜しくも枠を捉えられず。

より相手が跳ね返すのが難しいようなスピードのあるクロスなど、その後途中交代で入った36番福島竜弥も2本ほどそういうプレーをしていたと思いますが、特に雨という条件の中で、より有効になるそういったプレーが後半終盤には増えてきていたと思います。

ただ、やはり流れの中では崩し切れずということではありましたが、32分にペナルティエリア少し外くらいで相手のハンドでフリーキックを獲得すると、39番盛嘉伊人のキックから、混戦になったところを38番松村大也が押し込んで2-2と再び追いつきます。

ここから逆転と行きたかったのですが、同点ゴールの直後に、相手チームの思い切ったミドルシュートが見事なコースに飛んで決められてしまい、2-3と逆転されてしまいます。

そこからの残り10分ほどで何とか同点逆転とゴールを狙った浦和でしたが、そのまま2-3で試合終了となりました。

おそらく、前半の相当相手のゴール前まで攻め込めていた時間にあっさり先制できてしまえていれば、前半の内に複数得点を決めて有利に試合を運べてこのような展開にならなかったように思えますし、サッカーでよくある、これだけ攻めているのにどうして決まらないという、今日はそういう日だったという見方もできなくもないと思います。

ただ、やはり今日は、まず相手の守備の集中を褒める必要もあるとは思いますが、それによって徐々に守りに慣れていき、そこに対して、崩し切る工夫が足りなかったのかなとも思います。また、全体的には、誰が見ても浦和が攻勢だった試合です。でも、勝負のポイントのところでは、雨を味方につけたところも含めて相手の方が一枚上手だったのかなとも思います。ちなみに、相手を崩し切れなかったとはいっても、相手の3ゴールも決して崩されて決められたわけでもないんですよね。セットプレーだったり、攻撃の意識で空いたところを狙われての対応ミスからですから。

ただ、そういう結果にはなってしまいましたが、このチームの好きなところは、特に前線の選手に多いですが、とにかく最後まであきらめずに走り続けることができる選手が多い。今日の試合も攻めても攻めても決まらないことでの、攻め疲れもしたでしょうし、更に同点弾から逆転するぞと言うところで、相手にやや運も味方につけられたような見事なゴールを決められてしまって、下を向いてしまうような展開になっていたにも関わらず、ラインを割ってしまうだろうというようなボールでも全力で最後まで追いかけ続ける姿などは印象に残ってます。というか、必要です。

私は、浦和レッズユースのサポーターですので、もちろん、S2リーグでは満足していませんし、まだここは、経験を積むためのカテゴリではないと思っていますので、結果を残して昇格をして、ここから2年でプレミアリーグとプリンスリーグを2チームで戦う浦和レッズユースという環境を待ち望んでいます。

ただ、それはあくまでサポーターサイドの願いであって、育成の方向性として、このカテゴリくらいまで来れば、埼玉県のトップレベルの高校のチームとの経験や上手い下手のところではない簡単には行かないところをプレミアリーグのメンバーにまだ入れていない選手でも肌で感じられるような経験ができるという位置づけでやりますということであれば、そういう考え方もありますね、としか言えません。

もちろん、私個人的には、いる選手がしっかり自分を磨ける環境があれば、AでもBでも良いと思ってしまうところもありますが、Bチームでしっかりアピールできた選手は、プレミアの方のメンバーに入るわけで、浦和レッズユースBというチームを頂点に動いていないことから、様々な環境で、S2に臨むチームは、メンバーもコンビネーションもやり直しになる可能性も秘めているわけなんですよね。

だから、本当に見る側としても難しいです。

今日も、Bチームで各ポジションの軸としてプレーしている選手を眺めながら、存在感出ているなと思いながら、この選手がプレミアに上がっていったら、またそのポジションで存在感が出てくる選手を待ち、またその選手が良いと判断されたら入れ替わって・・・こりゃ大変だと。

高校サッカーのチームの場合は、そういう入替を1年間ほとんどせずにやっているところもあるようで、そういう方針であれば、Bチームではなく、今年はウラワレッズユースビーというここを頂点としたチームとして今いるメンバーを軸として、S1昇格を目指しますとすれば良いのでしょうが、そういうわけにもいかないですよね。

と言う感じに、割と私は毎試合で感じたことをこうやって書き留めていくと思います。

まあ、はっきり言えることは、プレミアリーグも、S2リーグもかなりウェイトを置いて集中して見ているということくらいですね。

だから、先ほど書いたようなBチームの作り方をするところとは違うことはわかっていながらも、S2リーグでのウラワレッズユースビーの形を見つけて、そのベースとなるメンバーと戦いぶりを期待してしまっているところもあるのも事実。浦和カップからの進行形で見ようとしてしまっているのも事実。だからこそ、その時には、出場した時には毎試合と言ってよいほど点を取っていた3年生の9番二見健太がいたけど、今日の試合には、いなかったわけで、前の週にはプレミアリーグでプレーしていたわけで、本当に気持ち入れて見ようとすると大変ですね。

コンビネーションを磨いても、その選手は次の試合にはいないかもしれない、チームの支柱になっていた選手が次にいないかもしれない。

ということで、もしかするとプレミアよりも大変なチーム作りにはなると思いますが、そこをも克服していく全体的なチームとしての姿がどうなっていくのかも楽しみと言えば楽しみです。

はい、まとまらない。それをも楽しもう!

ではでは。

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