関東ユース(U-15)サッカーリーグ2013/06/02 第13節 浦和レッズJrユースvs横浜FC Jrユース 6-1勝利・・・交代なしで戦い切る

横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグと浦和レッズユースのクラブユース選手権予選と公式戦が同日開催でしたが、試合終了後すぐに移動すれば、ギリギリくらいでユースにも間に合いそうということで、友人の車に便乗させてもらい、3週間前(ジュニアユースレッズランドからのユース横浜への移動)の逆パターンで試合観戦の1日となりました。

横浜FCの下部組織との試合では、良く使用されるLEOCトレーニンググラウンドでしたが、昨シーズンのジュニアユースのこのカードの時には、ユースと日程が被ったということで足を運べず、なんだかんだでこのグラウンドには初めて足を運びました。

結構な坂の上にあるんですねw

ということで、浦和レッズジュニアユースは2週間前のこの関東リーグの川崎フロンターレ戦で、結果として大敗を喫し、先週は公式戦がない中で、この2週間の期間で、その敗戦で選手自身が感じたことを踏まえて、どのような前進を見せてくれるのかを楽しみに見させてもらいました。

今日は、やや曇り気味で気温もあまり上がらないような予報だったのですが、結構晴れて日向は暑い、そんな中での試合になりました(見る側には数か所屋根がある箇所があったので、日陰で見させてもらっちゃいましたすみませんw)

さて、試合の話に移りますね。

関東U15リーグのここ最近の全体的な勝敗の流れや順位表を眺めていると、昨年と比べても、前半戦で走ったチームがそのまま走り続ける構図にはならず、前半戦で苦しんだチームが折り返し後から巻き返しはじめ、上位が敗れてやや勝ち点差がつまり出しているという様子がうかがえます。

要するに、しっかり苦しんだ要因を研究して、上位チームに対する対策をしっかりして臨んできて、結果的に上位を破るチームが増えているわけで、首位を走っていた浦和としては、最も研究されるチームになるのも当然で、逆に言うと、浦和の場合は、他のチームの対策を打ち破るために、攻撃の部分でより成長度を高めて行かないといけない状況になり、苦しむ試合が増えるのは当然で、逆に言えば、そのおかげで試合で感じたことをチームで実践して行ければ、他のチームよりも更に凄いチームになれる。そんな立場に置かれています。

今日の試合も、浦和の攻撃に対する相手の対応に苦慮する形になりながらも、最終的には、強いチームの勝ち方を実践して大勝と言う流れになりました。

では、試合の流れなどピックアップしながら書いていきますね。

この試合のスタメンは以下となります。

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに12番関慎之介、右サイドバックに5番河内渉真、センターバックに4番轡田登と15番高橋海翔、MFが左に3番渡辺陽、右に11番川上エドオジョン智慧、真ん中に8番松高遼と23番立川将吾、FWが左に10番萩原大智、右に7番伊藤敦樹

となります。

キーパーが3試合ぶりに1番関敦也に、そして、前節から比較するとフォワードが9番町田ジェフリーから7番伊藤敦樹に代わっています。

声も出ている、攻撃の勢いもある、中盤のバランスも、守備のバランスも良い。

試合開始から、いつもの浦和の戦いぶりを見せてくれます。

3分に、15番高橋海翔からの縦パスを11番川上エドオジョン智慧が受け、オーバーラップする5番河内渉真へパスを通しての攻撃のように、右前線のポジションに入った11番川上エドオジョン智慧が、中盤の前目のスペースに降りてきてパスを受けて捌く形が見られ、これにより前線の攻撃がスムーズに展開されている印象がありました。

5分のコーナーキックのチャンスでは、3番渡辺陽からのクロスを10番萩原大智が受けてシュートし、ディフェンダーに跳ね返されるもそのこぼれを15番高橋海翔がシュート、これも跳ね返されるも、更に3番渡辺陽がシュートを狙うという厚みのある攻撃も見られたものの、相手の守備の部分での集中力がかなり高かったため、中央からの強引な突破やシュートが思うように行かない印象がありました。

7分にカウンターの場面で10番萩原大智が鋭く攻め上がる場面がありました。

攻撃の部分の工夫と言う言葉を最近は、ジュニアユースのブログを書く際によく使っている気がしますが、浦和にとっての先制点は一つ、攻撃陣の工夫が見られた形でのゴールではないかと思われます。

まず、左サイドを3番渡辺陽がドリブルで突破し、10番萩原大智にパス。ペナルティエリア外くらいのちょうど良い距離感のところで11番川上エドオジョン智慧がパスを受けると、相手ディフェンダーを引き付けて裏に抜ける7番伊藤敦樹にパスを通し、7番伊藤敦樹が落ちついてゴール右隅のコースを狙ってのゴールを決め、浦和が1-0と先制します。

この場面では、まずこの試合で、集中した相手の守備に対して攻撃陣が苦しんでいる中で、唯一高確率でドリブル突破で抜け出すことができていた3番渡辺陽のドリブル突破からスタートし、そしてポイントとして、11番川上エドオジョン智慧が、パスを受けた後に無理に突っかけていくでもなく、慌ててパスをするわけでもなく、良い位置でもらい、ディフェンスを引き付けてという工夫を加えたことによって、相手の守備に隙を作ることができたことで生まれたゴールですね。

しかしながら、この試合の前半では先制してから、より相手が集中力を高めたこともあるのかもしれませんが、同じようなプレーを続けることがなかなかできず、合わせて失点したことで得点を奪いにきた相手に対してリズムが悪くなったところで20分前後に何度か、相手の攻撃を受けてしまう時間ができてしまい、その時間帯に裏に抜けられて同点ゴールを奪われてしまい、1-1となります。

今展開で、相手の動きも更によくなったことで、基本的には浦和が攻撃を仕掛ける回数の方が多いものの、ゴールを脅かすところまで行かず、跳ね返される場面が多くなります。今日は、前線に9番町田ジェフリーのような高さでポストプレーができるタイプの選手が入っていないことで、ロングボールで打開するということも難しい状況の中で、浦和ペースでありながらも、試合としてはややこう着状態という時間帯が続きます。

その中でも、先ほども書きましたが、3番渡辺陽の左サイドからの仕掛けに関しては、成功する確率が本当に高かったため、そこを起点に得点が入るかどうかという展開にはなっていました。

前半終盤には、セットプレーで15番高橋海翔のヘディングシュートだったり、11番川上エドオジョン智慧を経由して10番萩原大智が仕掛ける場面、5番河内渉真のオーバーラップからの仕掛けなどからも、チャンスになりそうな形はあったものの、得点は動かず前半は1-1で終了します。

後半のスタートは、やや相手ペースとなり、5分くらいまでに立て続けにセットプレーを奪われてピンチになる場面がありましたが、浦和の守備も安定しているため、逆転ゴールは許しません。

4分に3番渡辺陽の突破から、いつの間にか4番轡田登が攻撃参加していてパスが繋がれば大きなチャンスになりそうな形を作ります。

受ける時間があっても、基本的にバランスの良さから、すぐに攻勢の時間帯に転じることができるのもこのチームの強みと言うことで、序盤に少し受ける時間があった後は、再び10番萩原大智の仕掛けだったり、11番川上エドオジョン智慧の仕掛けだったりと浦和が攻撃を仕掛ける回数は増えていきます。

そして、迎えた10分に、3番渡辺陽からのオーバーラップする5番河内渉真へパスが通り、正確なクロスが上がったところに10番萩原大智がしっかり頭で合わせてゴール!待望の逆転ゴールが生まれます。

この場面では、3番渡辺陽のパスの出しどころが絶妙で、5番河内渉真がオーバーラップしながら、よりペナルティエリアに近い方向にボールを持ち出しやすい位置へ出したことと、5番河内渉真もそのパスを上手くコントロールして持ち上がったことで、勝負ありという形になったプレーでした。

更に、14分には、パスの出し手がはっきり確認できなかったのですが(おそらく、8番松高遼だと思います)、パスコースの線上に3番渡辺陽とオーバーラップして左サイドへ上がる12番関慎之介が並ぶ形で3番渡辺陽がスルーしてそのまま12番関慎之介へパスが通り、スルーした3番渡辺陽が12番関慎之介につられるディフェンダーの背後からペナルティエリアに侵入し、12番関慎之介からのパスを受けると、角度のないところから見事なゴールを決め3-1と2点差に広げます。

崩しの形も見事でしたし、そもそもパスの出し手が3番渡辺陽を経由する意図ではなく、最初からスルーしてその先の12番関慎之介を使うという意図の強いパスを出していたことも良かったと思いますし、試合運びで考えると、逆転ゴールの後にすぐに追加点を決めたことも、かなり大きかったと思います。

この展開にしてしまえば、当然相手も守備ばかりに集中しているわけにもいかなくなり、ここからは、浦和の攻撃陣の凄さを見せつけるための時間になります。

当然、相手もリスクをかけて得点を奪いに来る回数も増えるため、攻撃を受ける場面も増えたものの、19分の抜け出されてシュートを打たれそうになった場面では、5番河内渉真が体を張ってシュートコースをふさぎ、打ちそこないのシュートをしっかり1番関敦也がキャッチしてと言う場面だったり、守備陣が上手く対応して相手の攻撃を防いでくれました。

そして、迎えた22分に、先ほど3点目のゴールを決めた3番渡辺陽が再びペナルティエリアに抜け出してパスを受けると、これも3点目と同じように角度がないところから、見事なゴールを決めて4-1とします。

浦和の攻勢の中で、セットプレーを獲得する回数も多く、直接狙える位置からのフリーキックで23番立川将吾や8番松高遼が直接狙う場面もありましたが、フリーキックは今日に関しては、なかなか思うように得点につなげられない印象がありました。

浦和の攻勢の中でも、11番川上エドオジョン智慧の前線のあてどころにとしてのスペースに入るプレーが非常に良く、味方を生かすプレーが多い中で、なんとか得点も取ってほしいと思っていたところで30分に10番萩原大智のドリブル突破からのクロスボールに11番川上エドオジョン智慧が合わせてゴール!

5-1とします。

更に、38分には、7番伊藤敦樹を起点に10番萩原大智、再び7番伊藤敦樹、10番萩原大智にパスを戻し、ファーへのクロスに対し23番立川将吾が走りこんでゴール!

6-1とします。

その後も、11番川上エドオジョン智慧がトリッキーなプレーを見せて突破したり、タメを作ってタイミングをずらして相手ディフェンダーを引き付けつつオーバーラップする選手を上手く活かしたパスを出したり、気が付けば4番轡田登がパスが前線の得点を狙えるポジションに上がって来ていたりと、時間があればもっと得点が入りそうな流れになっていましたね。

ということで、結果的には後半のみで5得点を奪い、トータル6-1で大勝となりました。

また、この試合で興味深かったのは、試合がやや決まってからも交代メンバーを一人も使わなかったことなんですね。何か、チームとしての意図があったのでしょう。こういう展開なので、多くの選手に経験をさせるということも必要とは思う部分もありますが、基本的に、そういうベンチワークをする環境なので、確実に今日の交代なしでの戦いには理由があったと思います。おそらく、チームがより強くなるために必要なこと。細かくは分かりませんが。

そして、今日に関しては、私の意見と言うよりは、周りのサポーターの方からの話で聴いていて、それもあるよな~と思ったことがあったので、書いておこうと思います。

たびたび書いているように、今年のチームは、まず中盤のバランスが良いことからチームがどっしりしたスタートを切って快進撃を見せる中で、守備の部分も安定し、攻撃の部分でも、成長が見えています。

しかしながら、中盤の選手がバランスを重視して、あまり自らが裏へ抜け出して攻撃参加するというケースがないんですね。その辺で、今日も試合中に前線の運動量多く走り続けている選手と中盤でバランスを取ってパスを供給する選手の中で、走る走らないのやり取りが聞こえてきたんですね。

確かに、今後も守備的な相手が色々対策を練ってくる中では、中盤の選手がもっと裏へ抜け出すようなプレーが増えても良いのかもしれません・・・が、これに関しては、正直どちらが良いとは言い切れません。

ただ、今日の逆転して突き放した後には、必要ないプレーかもしれませんが、相手の守備が硬くてなかなか崩せないという状況になった時には、確実に必要になってくるプレーにはなりますよね。

まあ、その辺りは、チームの中で話し合っていけば良いことなので良いです。

とにかく、今日は気持ち良い勝利でした。

負けて感じて、勝って忘れるでは困るので、より強くなるために、今後は、大勝した試合でも、より良くするために毎試合ごとに考えて、更に成長して行ってくださいね!

今日は、試合後にすぐに会場を後にしてレッズランドに移動したので、試合後の選手の表情が見られなくて残念でした。来週は、ユースと被るので試合には行けません。上位対決になりますし、第3節の時にも、嫌なプレーをしてくる相手と言う印象があったチームですので、ここ数試合で得たことをフルに生かして倒してきてくださいね!

ではでは!

横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日
横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日
横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日
横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日
横浜FC LEOCトレーニングセンター2013年6月2日
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おまけの写真。

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2013/05/19 第12節 浦和レッズJrユースvs川崎フロンターレU-15 0-4敗戦・・・大きな問題ではない

レッズランド2013年5月19日

どうも、浦和サポブクメです☆

まず、今日はレッズランドで関東U15リーグを観戦後に、途中からですが、ユースの練習試合vs新潟西高校の試合も観戦しましたが、こちらの試合のブログは書きません。最近、少し前のめりに観戦しすぎていて、見る側としての気持ちのゆとりがなくなっているような気がしている部分もあったので、ユースの練習試合は、少し遠目から、ボーっと座って眺めさせてもらいました。

簡単に失点する場面が多いのが気になりましたが、細かいスコアは分かりませんが、結構得点も入っていましたし、局面局面で結構楽しませてもらったプレーも多かったです。

また来週のクラセン予選2次リーグ初戦からしっかり見させてもらいます。

さて、関東U15リーグの浦和レッズジュニアユースの戦いは、今節から折り返しになります。第12節の対戦相手は開幕戦引き分けた川崎フロンターレU-15となります。

やや横風が強い中での試合となりました。

この試合のスタメンは以下となります。

GK18番宮川聖冬、DFが左サイドバックに12番関慎之介、右サイドバックに5番河内渉真、センターバックに4番轡田登と15番高橋海翔、MFが左に3番渡辺陽、右に11番川上エドオジョン智慧、真ん中に8番松高遼と23番立川将吾、FWが左に10番萩原大智、右に9番町田ジェフリー

となります。

前節同様のスタメンになります。

試合開始からの印象としては、開幕戦の時の同対戦カードと同様に、中盤がバランス良く、相手のサイドからの攻撃に対しても問題なく左サイドバックの12番関慎之介や右サイドバックの5番河内渉真、彼らが攻撃に参加している時にはセンターバックの4番轡田登と5番高橋海翔が対応して、相手にチャンスを作らせない安定した戦いぶりを見せていました。

浦和の攻撃としては、3分に8番松高遼からの大きな展開で右前線の11番川上エドオジョン智慧が抜け出す仕掛けは、少しパスがずれたものの悪くない狙い。

5分には、相手の攻撃を止めてからのカウンターの形で10番萩原大智がスピードに乗ったドリブルで仕掛け持ち上がり、相手ディフェンダーに囲まれたところで右前のスペースを走る11番川上エドオジョン智慧にパスを通し、クロスボールに3番渡辺陽が反応してゴールを狙う形を作ります。

6分には、オフサイドになったものの12番関慎之介からの眺めのパスに11番川上エドオジョン智慧が抜け出す惜しい形を作ります。

8分には、前線でパスを受けた9番町田ジェフリーの力強い仕掛けからコーナーキックのチャンスをつかみます。

また、今日の試合を見ていた中で、これまでの試合では少なかった数人の選手の動きが見事に絡んでの仕掛けが11分に見られました。

バックラインで4番轡田登がパスを受け、前にスペースが開いていたため、ドリブルでセンターライン手前くらいまで持ち上がり、8番松高遼とその同じパスコースの先にあるスペースに走る選手(たぶん、10番萩原大智だったと思う)へパス、奥のスペースに走りこんでいるのを読んだ8番松高遼がスルーして、その選手に繋がり、相手ディフェンダーが引き付けられたところで、9番町田ジェフリーにパス、このタイミングで右前線のスペースに向かって走り出していた5番河内渉真にパスを通して右サイドから仕掛けていく。非常にテンポよく、また、中央突破をことごとく防がれるようなこちらの中央からの攻撃に対しての守備が強く安定していた相手を崩すという意味でも、ここで見せた攻撃パターンはかなり見事でした。

15分には、左サイドから3番渡辺陽がドリブルで鋭く仕掛けます。

16分には、9番町田ジェフリーの持ち上がりからのシュートからの流れで掴んだコーナーキックのチャンスに、4番轡田登がヘッドで合わせる惜しい形を作ります。

17分には、再び左サイドから3番渡辺陽が仕掛け強烈な枠を捉えたシュートを放つもキーパーの好セーブに阻まれます。

更に20分にも12番関慎之介から3番渡辺陽にパスが入ると鋭くドリブルで仕掛け、コーナーキックのチャンスを得ます。

27分には、8番松高遼から足元ではなく、前線真ん中少し左の空いたスペースにパスを出すと3番渡辺陽がしっかりそのスペースに入りパスを受け、そのまま前線に抜け出す10番萩原大智にパスを繋げてシュートまで持ち込みます。

この後も、前半の残り10分くらいの間は、特に左サイドの3番渡辺陽が絡んだ左サイドからの仕掛けで度々相手守備陣を脅かすプレーが繰り返されます。

前半終了間際には、8番松高遼が距離のあるところからシュートを放つも枠を捉えきれず。

前半は0-0で終了します。

バランス、攻撃の回数など申し分ない前半でしたが、左サイドからの仕掛けを除くとやや相手の守備を効果的に脅かす攻撃ができていないように感じる場面も多く、また前線でのボールの収まりがやや悪いことや、収まった後のプレーがやや散漫に見える場面もありました。悪く言えば、いつでも点が取れるからということで、一つ一つのプレーを大事にしていないようなイメージがあるプレーもあったような気もします。ただ、それでもこの試合の試合運びと言う部分では、相手を上回っての折り返しにはなっていたと思います。

後半もまず、9番町田ジェフリーのポストプレーから10番萩原大智につなげてのドリブルでの仕掛けなど、浦和の攻撃的なプレーが見られるスタートとなったものの、やや相手の攻撃を受ける形も増えてきた印象もあり、4分には、決定的な場面を作られてしまいますが、18番宮川聖冬がなんとか防ぎ、失点は免れます。

チャンスは多いものの、相手の集中した守備を崩すところまで行かない。もどかしい流れのなかで、5分には、9番町田ジェフリーと10番萩原大智がワンツーで抜け出して仕掛ける形を作ります。

更に、8分には、サイドからの仕掛けから、中盤でパスを受けミドルレンジから23番立川将吾(8番松高遼だったかも)が、狙ったシュートがクロスバーを直撃する、かなり惜しい場面がありました。

11分には、4番轡田登が、いったん10番萩原大智に預けるとそのまま攻撃参加、中央を駆け上がるとタイミングよくパスが入り持ち上がっていきます。再び、10番萩原大智にパスを戻し、更に前線に走ります。10番萩原大智が強烈なシュートを放つと、キーパーがキャッチできずこぼれたところに4番轡田登が狙うも、これは枠を取られることができません。

14分に再び危険な場面を迎えますが、ここは相手のシュートミスに助けられます。

18分には、11番川上エドオジョン智慧のドリブルから右の5番河内渉真、クロスに3番渡辺陽が反応するも得点には至らず。

19分に、23番立川将吾に代わり6番知久航介が入ります。

その直後に、裏へのパスに10番萩原大智が抜け出し、ディフェンダーのプレッシャーは受けながらですが、キーパーと1対1の場面を作ります。相手キーパーの飛び出したタイミングも良かったものの、ここを決めきれず。

21分には、コーナーキックのチャンスで8番松高遼からのクロスが混戦状態から流れたところに再び10番萩原大智が押し込もうとするも、ここも相手にギリギリのところで防がれてしまい得点はならず。

決定的な形を決めきれないまま、0-0という状況で迎えた25分に失点。嫌な時間で相手にリードを奪われてしまいます。

26分に9番町田ジェフリーに代えて7番伊藤敦樹が入ります。

31分に、11番川上エドオジョン智慧からのパスを受けた7番伊藤敦樹がシュートを放つもキーパーにキャッチされます。

34分に、再び危険な場面を迎えますが、ここは何とか免れます。

残り5分ほどから、4番轡田登を前線に上げてパワープレー気味に切り替えて得点を奪いに行くも、逆に前がかりなところを崩されて立て続けに失点することになり、終わってみれば0-4の大敗と言う結果に終わりました。

凄く表面的なことで言えば、今日の試合は、誰でもわかることですが、決めるべき時間帯に決めることができなかったことが、結果的に自らの首を絞めてしまった形での敗戦です。

特に、キーパーと1対1の場面で決められなかった10番萩原大智の悔しさは、半端ないと思います。ただ、私個人的には、こういう部分に関しては、悔しさを蓄積させる中で精神的に強くなって、同じような場面で落ち着いて決められるようになっていけば良いと思いますし、正直、今日のように2度目の対戦になってくれば、相手も組織的にレベルアップしてくる相手が増えてくるのは当然のことですし、中央に関しての相手の守備は相当良かったので、そこに対して中央から抜け出して決定的な形を作り出したことは評価されるべきことだと思います。

また、前半なんども左前線で相手の守備陣を脅かしていた3番渡辺陽が、後半は、何か動きが重たくなってしまった印象があり、これまでの試合でも結構運動量豊富にサイドをアップダウンする場面を見ていて、それでも試合終了までほぼ、その鋭さを保ちながらプレーしていたので、今日はなぜか既に疲れているな~と言う印象があったのですが、どのタイミングでかは分かりませんが、やはり足を痛めていたようですね。その辺りも、影響はしたと思います。それだけ激しいプレーをしてくれているので、しっかり治して万全の状態でまた攻め上がってもらいます、はい。

さて、タイトルに「大きな問題ではない」と書きましたが、大敗なのに問題ではないとはどういうことだと思われる方も多いと思いますが、毎年そのチームが掲げて到達するべき現実的なゴールを考えた時に、例えば昨年のチームであれば、ジュニアユースの段階での結果よりも、高校生以降のサッカー人生のために、意識的な部分でプロを目指すための変化が一つのゴールだと考え、そこに到達するまでの過程を考えて各試合を考えていました。

その意味では、今年のチームは、チームとしても現実的な目標として全国制覇を掲げているんですよね?私も、今年のチームのゴールは開幕戦での戦いぶりを見たところから、そこに設定して見ています。

その過程を考えてみると、もちろん関東U15リーグをトップで終えることも、一つの結果として求めるのはOKですが、あくまで4位以内に入って高円宮杯出場権を獲得することが、一つのライン。今年のジュニアユースは、この関東U15リーグでここまで十分すぎるくらい順調に勝ち点を稼いでくれました。なので、次につながる敗戦というのは、このリーグにおいては、大きな問題にはなりません。

今日の敗戦で見る側として感じたことを書きます。既にやっていると思いますが、前線の選手たちは、今日何度か見られた、3人4人の選手が絡んだ相手のディフェンダーが予想しないような連携での崩しの形を増やしていくために、もっとコミュニケーションをとっていくことが必要かと思います。

また、今後も守備組織が硬い相手が増えてくることを考えた時には、前線での力強さが足りません。そのためには、どっしりした強いセンターバックとして出場する頻度が増えている4番轡田登を攻撃に専念させても良いと思わせるくらい、どっしりしたセンターバックが登場する必要があるかもしれません。私個人的には、この選手を使ってみても良いのではないかと思う選手も数人いますが、監督コーチ陣の判断でそこまで至らないというのが現状なのだと思いますので、くすぶらずにセンターバックの選手はアピールしてください。

また、逆に前線で体を張れる選手が他にも台頭してくる必要もあると思います。9番町田ジェフリーは、この試合でもチャンスに絡むプレーは多かったですが、前線でもっと力強くプレーをする必要があると感じる場面も多く見られました。なので、本人は今日の敗戦でより頑張るでしょうが、脅かすような同タイプの選手のアピールも当然必要です。

そして、更に今日の敗戦で意識してほしいのは、夏のクラブユース選手権の予選は、一発勝負のトーナメントになるため、力関係では格下の相手であっても、集中して守られた中で、一撃に沈む強豪も多い予選になりますので、今日のように少ない大きなチャンスを如何により確実に得点するかも求められてきます。

でもね、今日の試合を見ていた方には当然、色々な試合に対しての印象があると思いますが、私は、今日の試合の敗戦で今年のチームのポテンシャル(ここに絡んでくる新たな2年生の素材も含めて)に対しての不安のようなものは全くよぎりもしませんでした。

今年のチームは、敗戦もしっかり糧にできるチームだから、今日の勝ち点はくれてやれくらいの気持ちです。

しかも、次戦まで2週間空きますから、今日感じたことを更に生かしてチームの力を高めて行く時間も2週間あります。次の相手は横浜FCジュニアユース。やってやりましょうよ!

さてさて、この試合の後に行われた40分1本の練習試合のことにも触れます。

この試合のスタメンは以下、

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに14番野口琢真、右サイドバックに26番白田颯人、センターバックに25番大西翔也と2番浅賀祐太、MFが左に24番山下勇希、右に13番中嶋海登、真ん中に22番菊地泰智と6番知久航介、FWが左に19番清水裕太、右に7番伊藤敦樹

となります。

2分に、7番伊藤敦樹から13番中嶋海登につなげてサイドからの仕掛け。4分には、オフサイドになったものの6番知久航介から右前線に抜ける7番伊藤敦樹への大きな展開での狙い。5分には、22番菊地泰智が、相手ディフェンスライン前のスペースにパスをだし、19番清水裕太が斜めにそのスペースに反応して仕掛ける形。

6分に、22番菊地泰智から7番伊藤敦樹、そのまま前線に走る22番菊地泰智に再びパスが通り、ゴール。1-0とします。

8分に、24番山下勇希が左サイドをドリブルで仕掛けます。

9分には、19番清水裕太がドリブルからシュートを放ちます。

16分に、6番知久航介から右前線に開く19番清水裕太にパス、折り返しに24番山下勇希が走りこみます。

20分には、6番知久航介からのパスを受けた24番山下勇希が思い切りの良いシュートを放ち、キーパーにギリギリではじき出されるも、ここからコーナーキックのチャンスをつかみます。

35分には、24番山下勇希のトラップからのターンで相手ディフェンダーをかわし、右から駆け上がる26番白田颯人にパスを通し、シュートまで持ち込みます。

GK1番関敦也のコーチングも効果的に守備陣をコントロールしていたと思いますし、実際無失点に抑えきってくれ、試合も1-0で勝利となりました。

よりバリュエーションの多い、より強いチームになっていくために、現在やや固定化されつつあるチームに、どんどん練習試合でプレーした選手たちも絡んで行き、層の厚いチームになっていくことを願います。

ではでは!

レッズランド2013年5月19日
レッズランド2013年5月19日
レッズランド2013年5月19日
レッズランド2013年5月19日
レッズランド2013年5月19日
レッズランド2013年5月19日
レッズランド2013年5月19日
レッズランド2013年5月19日
レッズランド2013年5月19日
レッズランド2013年5月19日
レッズランド2013年5月19日
レッズランド2013年5月19日

おまけの写真。

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2013/05/12 第11節 浦和レッズJrユースvsクマガヤSC 6-1勝利・・・堂々首位で折り返し!

レッズランド2013年5月12日

どうも、浦和サポブクメです☆

前節まで数字上では2連敗したものの、前節の柏レイソルU15との試合での手ごたえを考えれば今日の試合は、全く問題ないだろうということで、移動の部分で掛け持ちがかなり厳しいユースのプリンスリーグvs横浜F・マリノスユース戦(14:00@三ツ沢公園陸上競技場)の方のみに足を運ぼうと考えていたのですが、試合が迫るにつれてしっかり前半戦最終戦での勝利を見届けたい気持ちが強くなり、結局、友人の力も借りつつ掛け持ちすることにしました。

ポカポカ陽気と言うよりは、少し暑さも感じる中での試合となりました。今日の相手は、クマガヤSCとなります。

関東U15リーグでは、最下位に沈むチームながら、前節初勝利を挙げたということなど気になる部分もありつつ、苦手意識があったクマガヤSC相手に新人戦で長らく勝てなかったジンクスも打ち破っていることや、浦和レッズジュニアユースも、連勝街道から、一つ敗れて見つめなおす時間を持てたことで、流れも問題なし。今日に関しては、再び快進撃のスタートを見届けるくらいの意識で実際のところ見させてもらいました。

では、試合に移りますね。

この試合のスタメンは以下となります。

GK18番宮川聖冬、DFが左サイドバックに12番関慎之介、右サイドバックに5番河内渉真、センターバックに4番轡田登と15番高橋海翔、MFが左に3番渡辺陽、右に11番川上エドオジョン智慧、真ん中に8番松高遼と23番立川将吾、FWが左に10番萩原大智、右に9番町田ジェフリー

となります。

U16日本代表に参加していた11番川上エドオジョン智慧がこの試合で復帰、また、キーパーが18番宮川聖冬に代わっています。

試合開始数分は、相手に攻め込まれる場面が見られ、15番高橋海翔のカバーでサイドからの攻撃を跳ね返したり、5分にはクロスバーを直撃するシュートを放たれるなど、相手の長いパスや、ドリブルでの仕掛けでチャンスを作られるものの、数回あったピンチを切り抜けると、6分に10番萩原大智からのパスを受けた9番町田ジェフリーが決めて1-0と浦和が先制します。

この試合から復帰した11番川上エドオジョン智慧が前線を動き回ることで、相手守備陣を混乱させるプレーも見られました。相手のプレッシャーもそこまで厳しくないことや、厳しいプレッシャーを受けて試合も経験してきたことで、中盤の8番松高遼と23番立川将吾も本来のプレーを安定して行うことができていたと思います。

14分のプレーなど象徴的で、中盤でパスを受けた8番松高遼が、視野広く左前線にかけあがる3番渡辺陽へ大きな展開でのクロスを通し、3番渡辺陽がドリブルで鋭く攻め込んでいく形の起点となります。

その直前には、3番渡辺陽から、11番川上エドオジョン智慧が裏へ抜け出したところへ惜しいパスを通すもののオフサイドになる場面がありました。

序盤の相手の攻撃をしのいでからは、単発で相手の攻撃を受けることはありましたが、守備陣が安定して跳ね返しつつ、迎えた16分に追加点が入ります。

左からドリブルで切れ込んだ3番渡辺陽が、そのままシュートを放ち、これが決まり2-0とします。

23分には、右に開いた11番川上エドオジョン智慧にパスが通り、仕掛ける場面、直後には23番立川将吾を経由して再び右前線に抜ける11番川上エドオジョン智慧にパスを通して仕掛けていく場面もありました。

28分に、右から攻め上がる11番川上エドオジョン智慧からのマイナスのパスを受けた8番松高遼がシュートを放ちます。

31分には、9番町田ジェフリーの前線でのポストプレーから、10番萩原大智に預け、そのまま左を回って前線に、再びパスを受けて仕掛ける場面もありました。

33分には、前線でインターセプトに成功した9番町田ジェフリーがループ気味のシュートで狙う惜しい形。

35分には、8番松高遼から3番渡辺陽にパス、左サイドバックの12番関慎之介に渡し、そのまま12番関慎之介が左サイドからドリブルで攻め上がり、折り返しに、おそらく10番萩原大智だと思いますが、シュートを放ちます。

前半終了間際にも、8番松高遼から右前線のスペースに大きな展開のパスが入り、5番河内渉真がパスを受けて仕掛ける形を作ります。

前半は、2-0で終了。

やや前半での攻撃が大ざっぱになりがちではあるものの、中盤を起点にしての展開、サイドを使って仕掛ける形を頻繁に繰り返し何度もチャンスを作る前半でした。

後半に入っても、浦和の攻勢は続き、2分に3番渡辺陽のドリブル突破から23番立川将吾につなげてシュートを放ちます。

5分には9番町田ジェフリーが、11番川上エドオジョン智慧のおとりとなる走りで出来たスペースを上手く使ってシュートを放ちます。

やや個人技が多く、前線での連携という意味では課題が多いと感じられるものの、それでも相手を確実に脅かす攻撃が繰り返される中で、迎えた18分に再び3番渡辺陽が左サイドから持ち込んでシュートを決め、3-0とします。

試合展開を考えても、この3点目でほぼ試合が決まった形となり、ここから、多くの選手を投入して経験を積み、チームの層を更に厚くするための時間としても使うことができるようになります。

20分には、23番立川将吾に代わり、ここ最近、関東U15リーグの試合の後の練習試合では頻繁に起用され中盤で鋭いプレーを見せる22番菊地泰智が入ります。

25分には、10番萩原大智が前線でプレスをかけてインターセプトし、そのままゴールを決め4-0。

更に、27分には、8番松高遼から11番川上エドオジョン智慧、9番町田ジェフリーとテンポよくパスが回り、右サイドを走る5番河内渉真にパスが通り、右サイドから持ち込んでのクロスに10番萩原大智が合わせてゴール。これで、5-0となります。

30分に、9番町田ジェフリーに代わり24番シマブク・カズヨシが入ります。

直後に、5番河内渉真の右サイドからのクロスに24番シマブク・カズヨシがヘッドで合わせる惜しいシュートがあり、33分には、右前線のスペースにパスが通り、相手キーパーと24番シマブク・カズヨシがどちらが先に触るかと言うプレーで24番シマブク・カズヨシが先にさわり、キーパーをかわし、シュート。相手ディフェンダーがクリアも間に合わず、これが決まり、6-0となります。

34分に、11番川上エドオジョン智慧に代えて19番清水裕太が入ります。

35分に、相手に思い切りよいミドルシュートを決められて1点返されます。

37分に、12番関慎之介に代わり2番浅賀祐太が入ります。

試合は、そのまま終了し、6-1の大勝となりました。

この結果、前節首位を奪われた東京ヴェルディが敗れたため、再び浦和が首位。消化試合数の関係で柏レイソルに勝ち点で並ばれる可能性はあるものの、得失点差でアドバンテージもかなりあるため、ちょうどシーズンの半分の終了となる11節終了時点で浦和レッズジュニアユースが堂々の首位で折り返すことに成功しました。

正直、思った以上に実力差と言うか、勢いの差が今日の相手のクマガヤSCとはついていたんだと実感しつつ、大勝に喜びつつも、個人での仕掛けが思った以上に通用してしまうことで、浦和が更に上を目指すために必要な、崩すための工夫やゴール前での繊細なプレーなどを、試合の中で感じて高めて行くという部分では、少し相手の守備陣が物足りなかったというイメージも残る試合となりました。

大勝だワーイワーイ!ってやってしまっても良いような気もしますが、インターバルもなく折り返しの12節からの11試合がすぐに来週から始まりますし、開幕戦で悔しい引き分けを喫した川崎フロンターレU15が相手ですからね、しっかり勝利して後半戦も突っ走ってください。夏のクラブユース選手権の予選はトーナメント戦になるので、トーナメントで勝ち抜くための戦い方も意識しながらですね。

恒例の試合後の練習試合からU14の練習試合が今日もあったと思いますし、見たかったのですが、ユースの試合に移動するためそちらは見られませんでした。すみません!

ではでは!

レッズランド2013年5月12日
レッズランド2013年5月12日
レッズランド2013年5月12日
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おまけの写真。

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2013/05/05 第10節 浦和レッズJrユースvs柏レイソルU-15 0-1敗戦・・・連敗も、チームとしての成長が見られた1戦

日立柏総合グラウンド2013年5月5日

どうも、浦和サポブクメです☆

連戦の続くゴールデンウィーク。こどもの日の今日5月5日は、浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグの柏レイソルU-15戦を観戦に日立柏総合グラウンドに足を運びました。

結果的に、この試合の後に練習試合1本と、U14の練習試合が3本行われたため、日立柏総合グラウンドで、たっぷりジュニアユースの試合を見させてもらう流れになりました。

このゴールデンウィークの試合観戦は、比較的どの試合も天候に恵まれた中での試合となり、今日も同様に晴れで心地よい陽気の中での試合となりました。

前節今季初黒星を喫した浦和レッズジュニアユースは、現時点での上位争いを繰り広げている数チームの中の一つ、言わずと知れた浦和の下部組織にとっては難敵となる柏レイソルU15と対戦。前節とは、まったくタイプの違う相手にはなりますが、敗戦の後の試合であり、また、連勝街道を突き進んでいたチームの中で、一つ、よりチームが強くなっていくために見直して再スタートと言う形で考えても、どのような戦いぶりが見られるのか一つ注目の試合として観戦させてもらいました。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下となります。

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに12番関慎之介、右サイドバックに5番河内渉真、センターバックに4番轡田登と15番高橋海翔、MFが左に3番渡辺陽、右に10番萩原大智、真ん中に8番松高遼と23番立川将吾、FWが左に7番伊藤敦樹、右に9番町田ジェフリー

となります。

引き続き、11番川上エドオジョン智慧は、U16日本代表に参加しているため不在となる中で、メンバー構成は前節と全く同じになりますが、ポジションが何か所か変更になっています。

前節、フォワードの位置に入っていた4番轡田登がセンターバックの位置に入り、読みの部分とテクニックのある15番高橋海翔と組み、12番関慎之介が左サイドバックに回ります。

攻撃の鋭さを考えると、前節の相手の比ではないタイプの今日の相手でしたが、この組み合わせと、研ぎ澄まされた集中力が結果的に、守備の部分の固さを増す良い結果につながったと思います。

それ以前に、今日の試合は、一つのミスや判定が勝負を左右するような、本当に締まったレベルの高い戦いで目が離せない試合でもありました。

戦い方である程度仕方がない部分で、相手のポゼッション率が高く、そこを上手く浦和が跳ね返した時にカウンターで反撃するという構図が多くなりました。

浦和の攻撃の形としては、2分に縦パスを受けた9番町田ジェフリーが、7番伊藤敦樹にパス、23番立川将吾に下げたところでミドルシュートを狙うなど、相手の攻撃を奪ったところで、相手のプレッシャーを素早くかいくぐって攻撃出来た時にフィニッシュまでつながる、そこの判断が遅れると攻撃が難しくなるという、かなりギリギリの攻防になっていました。

いつものように、誰が仕掛けてというように書きますが、それがいつも以上に素早い判断と正確に行われたことで成功していると考えて読んでいただければと思います。

6分に、12番関慎之介が思い切ったミドルシュートを放ちます。

また、相手のプレスで混乱の前節とは全く違い、今日は浦和も前線からの激しいプレスを何度もかける場面が印象的でした。

8分には、5番河内渉真から15番高橋海翔に落とし、前線に長いパスを供給し、10番萩原大智が抜け出して仕掛けます。11分印は、23番立川将吾から右前線へのサイドを変える大きな展開から10番萩原大智につなげ、パスを受けた10番萩原大智が鋭く仕掛けます。

ところどころで相手の鋭い攻撃を受けるのですが、12番関慎之介、15番高橋海翔、5番河内渉真が、上手く対応しつつ、抜け出されたり、スピードや力技で抜け出してきたときにも、ことごとく4番轡田登が跳ね返してくれました、頼もしい限りです。

17分に23番立川将吾の縦パスから9番町田ジェフリーが収められればというパスがありましたが、これは相手のプレッシャーでつながらず。

18分には、これぞカウンターという素早い縦の展開で5番河内渉真、10番萩原大智、縦に鋭くドリブルで仕掛けるプレーでチャンスを作ります。

25分には、いつもより一つ高い位置で出場している3番渡辺陽が力強いドリブルで仕掛けます。

相手のプレーの質も高いため、簡単にとはいかなかったものの、プレッシャーが激しい中でも今日は、8番松高遼と23番立川将吾の中盤の2人は、混乱することなく精度の高いプレーを何度も見せてくれていました。

34分に、8番松高遼からの縦パスを受けた10番萩原大智がペナルティエリア内まで持ち込んで倒されたように見えたものの、ここはPKはもらえず。

36分には、際のところでしっかり対応できていた守備陣のところを突破されてしまい、シュートを放たれるも、これはクロスバーに弾かれ失点は免れました。

互いのチームの持ち味をぶつけ合いながら、前半は0-0で終了します。

後半開始直後に、10番萩原大智からオーバーラップする5番河内渉真にパスが通りクロスを上げる形を作ります。

2分には、3番渡辺陽からいったん下げて12番関慎之介から前線の9番町田ジェフリーにあて、9番町田ジェフリーがうまいトラップで抜け出す形を作ります。

4分には、12番関慎之介から23番立川将吾、左の3番渡辺陽にパス、いったん下げて12番関慎之介に戻すとそのまま3番渡辺陽は前線に走り、12番関慎之介からパスが通って仕掛けている形を作ります。

10分に、相手に前線での素早い横パスでの展開から突破されてシュートを放たれるも枠を外れて失点は免れます。

11分には、5番河内渉真と9番町田ジェフリーが縦に並ぶ形でバックラインから、5番河内渉真へパスが出るような軌道で相手の守備を引き付けつつ、5番河内渉真を超えて、そのまま前線の9番町田ジェフリーまで抜けて相手の対応が少し遅れたところで仕掛ける面白い形が見られました。

12分に、23番立川将吾が思い切ったミドルシュートでゴールを狙います。

13分に7番伊藤敦樹に代わり24番シマブク・カズヨシが入ります。

14分には、10番萩原大智を起点に、数選手でテンポよくパスを回し、最終的には23番立川将吾がシュートを放ちます。

ペナルティエリアの中では相手の攻撃に対して集中して対応していた浦和でしたが、18分にペナルティエリア外でやや厳しいと思われるものの、ファールを取られてフリーキックのチャンスを与え、このフリーキックを直接決められてしまい、0-1と試合の均衡が破られてしまいます。

今日の試合で、最も印象的だったのは、ここからの残りの
20分くらいの、浦和のゴールを奪うための姿勢でした。1点を奪わなければならないということで、少しリスクを負うのは当然ということはありますが、この時間帯は、これまで相手の攻撃を防いでから反撃という形が多かった浦和の攻撃から、浦和が力強く仕掛けていく形が多く見られました。

特に、3番渡辺陽の左サイドでのプレーは印象的で、ドリブルで仕掛ける、相手に体を入れられてもボールは相手に渡さずとにかく高い位置まで持ち込める回数が多い、更に奪われたときには守備に戻り、再び攻撃の時には駆け上がっていく、どういう言葉で表現するのが適当か分かりませんが、ものすごい迫力だったのは確かです。

その中でも最も惜しかったのが、35分の形で12番関慎之介からのパスを受けた3番渡辺陽が切り込んで、かなりラインが下がった相手に対して、マイナスのパスを8番松高遼につなげ、シュート。相手ディフェンダーに当たってこぼれたところ23番立川将吾が再びシュート。決まっても良いだろうと思うくらい、見事な仕掛けでしたが、ここは相手の守備陣の集中力に残念ながら守られてしまったということでしょう。

結果は、フリーキックからの1失点に泣く形になり、0-1で敗戦となりました。

試合を通して、前線でのハイボールに対してもう少し前線の選手が激しく競り合って収めることができるようになっていくと、より攻撃のパターンを増やしていけると今日の試合では感じたものの、このレベルの戦いの中で、集中力を切らさずに、しっかり戦い切ったこと、疲れているだろう試合終盤で運動量を惜しまずに得点を奪うために、迫力のある気持ちの入りまくったプレーを見せてくれたこと。

負けたのにこういうことを言ってはいけないのかもしれませんが、再びの快進撃を見せるきっかけに十分なり得る、非常に楽しい試合。応援する側に伝わる試合だったと思います。

この流れでの次節のクマガヤSC戦はユースの試合の時間の関係で足を運べない可能性が高いですが、再びの快進撃のスタートとなるような結果を聞けることを楽しみにしています。

この試合の後に、35分1本の練習試合が行われました。

この試合のメンバーは以下、

GK18番宮川聖冬、DFが左サイドバックに21番荻原拓也、右サイドバックに13番斎木大輔、センターバックに2番浅賀祐太と20番小崎魁、MFが左に14番野口琢真、右に17番平野正人、真ん中に22番菊地泰智と6番知久航介、FWが左に24番シマブク・カズヨシ、右に19番清水裕太

交代は、20分に24番シマブク・カズヨシに代わり7番伊藤敦樹 

この試合では、22番菊地泰智がなかなかの存在感を見せていました。右サイドから抜け出して17番平野正人が持ち込んでシュートを放つ場面も何度かありました。

内容では、5分5分でしたが、結果としては1失点を喫し、0-1での敗戦となりました。

先ほどの試合のメンバーとはまた別の特徴を持った選手が多く、高さ、テクニック、パスの狙いどころの面白さ。今後の試合展開の中では、彼らの個性や特徴が難しい試合展開を打開するということも増えてくると思います。楽しみです。

ではでは! 

日立柏総合グラウンド2013年5月5日
日立柏総合グラウンド2013年5月5日
日立柏総合グラウンド2013年5月5日
日立柏総合グラウンド2013年5月5日
日立柏総合グラウンド2013年5月5日
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おまけの写真。

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2013/05/03 第9節 浦和レッズJrユースvsFC東京U15深川 1-2敗戦・・・全国NO.1になるために必要な敗戦

レッズランド2013年5月3日

 

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

あ、ブログに上げるタイミングがなかったのですが、ACLの遠征でタイに行ってきました。2泊3日でバタバタでした。証拠写真載せます!

タイ・バンコクタイ・バンコクタイ・バンコク

 

 

 

 

矢島慎也がスタメン出場ということでテンション高く観戦してきました。暑かったです!

ということで、昨日の夕方に日本に戻り、今日から3日間は浦和レッズ下部組織の公式戦を連続で観戦する流れになります。今日は、7節、8節がユースの公式戦と被っていた関係で3試合ぶりとなる浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグを観戦してきました。

ジュニアユースの公式戦では、珍しくあまり風がない晴天の中での試合となりました。

開幕戦の引き分け以降は、行けなかった試合も含めて全て勝利という流れで来ており、 単純に成績だけ見てみれば今日の対戦相手のFC東京U15深川は、下位に沈む相手と言うことで、勢いの違いで快勝するだろうという思いもありましたが、蓋を開けてみれば・・・という試合でした。

では、試合の流れを振り返ってみますね。

この試合のスタメンは以下となります。

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに3番渡辺陽、右サイドバックに5番河内渉真、センターバックに12番関慎之介と15番高橋海翔、MFが左に7番伊藤敦樹、右に10番萩原大智、真ん中に8番松高遼と23番立川将吾、FWが左に4番轡田登、右に9番町田ジェフリー

となります。

U16日本代表のイタリア遠征に参加しているため、川上エドオジョン智慧が不在となります。

勢いそのままに、想像通り前半スタートから、攻撃の意識高く前線の選手が迫力ある攻撃を仕掛ける回数が多くなるものの、気になったのは、相手のプレスの速さ激しさとサイドからの仕掛けの鋭さ。研究されているのかしないのかはわからないものの、そのプレスの速さによって、今年の浦和のバランスの良さの象徴となっている8番松高遼と23番立川将吾の2人のところが、なかなか機能しない状況、合わせて前線の選手は攻撃攻撃の意識が高いために、最後のところで跳ね返していたものの、開始4分に危ない場面を迎えたことを初め、相手の決定力のなさにも助けられつつも、崩されているという形があまりにも多い印象がありました。

それでも、先手を取ったのは、浦和。6分に、10番萩原大智のドリブル突破からのシュートのこぼれだまを9番町田ジェフリーがしっかり決めてというゴールになりました。これで1-0となります。

9分には、8番松高遼からの前線の9番町田ジェフリーにパス。そこからドリブルで仕掛けてフリーキックのチャンスを獲得します。

プレスの速さに加えて、浦和が攻撃の意識を高めることが逆に相手のシンプルな攻撃の狙いどころとなる場面も多く、サイドからの攻撃の後に奪われて空いたスペースに放り込まれて仕掛けられる回数も多くなりました。

守備のところでも相手の対応が早く、それでも10番萩原大智の鋭いドリブルで切り裂く場面が多く、勢いのある攻撃陣、更には個々の能力の高さを生かして攻め込むチャンスは比較的多く作れていたと思います。4番轡田登や9番町田ジェフリーも前線で強さを見せていましたが、どうも、3人以上が絡んだ連携というよりも一人で突破か、仕掛けてもう1選手が絡むくらいの比較的相手が対応しやすい形での攻撃になってしまっていた印象もあり、攻撃の回数は多いものの相手に対応されてしまっていたと思います。

その中でも、23分には8番松高遼から右前線の10番萩原大智に展開し、10番萩原大智がスピードあるドリブルで突破してシュートまで持ち込む惜しい形がありました。

同様に、25分に9番町田ジェフリーのキープから、10番萩原大智につなげてドリブル突破でシュートまで持ち込む場面も惜しいものでした。

また、クロスの精度の高い5番河内渉真が攻撃参加でクロスを上げるところまで持ち込めたときのゴールの匂いというのは、特に感じ、30分前後に何度か惜しい形に絡んでいたと思います。

同様に、左から3番渡辺陽が攻撃参加した時は、パスを回しながら自らも仕掛けていくことでチャンスも作れていました。サイドバックのの攻撃参加は一つ鍵になりますね。

35分には4番轡田登のドリブルでの仕掛け、37分には、センターバックの12番関慎之介も攻撃参加してドリブルで仕掛けていく形も見られました。

やはり、攻撃に自身のある選手が得意の攻撃で仕掛けることで、浦和が優勢に見えてしまいますが、試合運びでは、とにかく相手に主導権を握られていたように感じ、前半終了間際には、少し恐れていた失点を喫してしまいます。直前に一度迎えていた相手の決定的な形はシュートミスで救われたものの、その直後に攻め込まれ、1番関敦也が何とか弾いたものの、クロスバーに当たり跳ね返ったところを押し込まれてしまい1-1。

前半は1-1で折り返します。

少し気になったのが、中盤も相手のプレスに苦戦する中で、今日のセンターバックの組み合わせが、2人とも高さと強さというよりは、読みとテクニックのある選手の組み合わせになっていたように感じ、特に相手の特徴を考えると、センターバックの1枚は高くて強くてどっしりという選手の方が良かったのかな~とも感じつつでしたが、特にその辺りの変更点はなく公判がスタートしました。

開始直後に10番萩原大智のドリブル突破から7番関敦也にパスを通してシュートまで持ち込む場面を作ります。3分には、4番轡田登のキープから、10番萩原大智、ドリブルでの仕掛けから前線に上がった4番轡田登がシュートまで持ち込む形を作ります。

浦和の攻撃の回数も変わらず多いものの、前半以上に相手の攻撃を受ける場面も増えます。特に前半の早い時間は相手に中盤でのセカンドボールをことごとく奪われる時間が続き、攻められる回数も増えていました。5番河内渉真からのクロスを9番町田ジェフリーのヘディングシュート、9番町田ジェフリーのキープから10番萩原大智につなげての仕掛けなど、何度か攻撃の形は作る中でしたが、16分に相手に得点を許してしまい、1-2と逆転されてしまいます。

17分に、12番関慎之介から攻撃参加する5番河内渉真にパスが通り、7番伊藤敦樹がシュートを放ちますが決めきれず。17分に7番伊藤敦樹に代わり22番菊地泰智が入ります。

22分に、23番立川将吾からの大きな展開に3番渡辺陽が走り通れば大きなチャンスになりそうなところは、僅かにつながらず。

後半の終盤は、左サイドバックの3番渡辺陽が攻撃参加して相手のゴールを襲う場面が増えるものの、なかなか同点ゴールには至らず。

結果、1-2で試合終了。浦和レッズジュニアユースにとって関東U15リーグで初の敗戦となりました。

さて、今日の試合で思ったことなど書く前に、この試合の後の練習試合(1本)のメンバーなどを先に書きます。

この試合のメンバーは以下となります。

< p>GK18番宮川聖冬、DFが左サイドバック14番中嶋海登、右サイドバックに3番渡辺陽、センターバックに21番荻原拓也と2番浅賀祐太、MFが左に24番シマブク・カズヨシ、右に17番平野正人、真ん中に22番菊地泰智と6番知久航介、FWが左に19番清水裕太、右に7番伊藤敦樹

となります。

この試合は、0-0で終了となりました。

 

ブクメ自身の関東U15リーグの試合観戦は、最初に書いた通り3試合ぶりとなるのですが、もちろん勝つ試合、大勝する試合を見るのは好きですが、今日のように、シーズンで初めての敗戦という状況を見ることができて良かったとも考えています。

今年のジュニアユースチームの状況を見てくる中で、まず昨年の戦術に対しての混乱で上手く行かなかった時期、更にアンダーアーマーカップのころや、新人戦の決勝などでは、相手が自分たちよりも力が落ちると思った時に少し相手をなめてかかってしまい、結果的に難しい展開にしてしまうような課題を上げたことがあると思います。

今年のチームが始動した時には、中盤のバランスがかなり良いことで、前線、サイドからの攻撃も含めて本来の個性を出して強さを見せられるようなチームになっていることにも触れたと思います。

勝ち点を積み上げていく中で、当然今日まで負けが無かったわけですから、足を運ぶ試合では大勝する試合も多く見させてもらいましたが、その中で気になったのが、前線のそれぞれの選手の力技で得点を奪うシーンが多いこと(奪えてしまうのは、それはそれで凄いのですけどね!)、ただ、プレーの中での連携や味方を生かしてという部分では、なかなか思うように行っていないようにも感じられました。それでもできてしまいますし、結果も出ていたので、なかなかそういう時は、冷静にチーム状況を見つめることはできないのかもしれません。いや、しようとしている選手も多いと思うのですが、結果が出ているのでどこか、じっくり見つめなおすことができない流れで来てしまっていたかもしれません。

浦和の中盤でのバランスをそぐような戦い方については、横浜F・マリノスジュニアユース戦の時に一度ブログで触れたことがありますが、その試合は少し苦しみましたが切り抜けて勝利しましたね。

で、今日の場合は、相手が結果を残していないということで、なめてかかっていたとかであれば、それは絶対にやめてもらわなければならないですが、そうも見えなかったので、それ以外のところで考えてみると、やはり中盤でのプレスとセカンドボールを拾う意識で相手が勝っていたことで中盤での落ち着きがなくなっていたことや、前線が力強く個人で仕掛ける中では、やはり奪われたときに大きな展開で反撃されるケースが多い中で、センターバックの組み合わせが力強く跳ね返すというところでは少し難しい組み合わせになっていたこと。

紙一重のところなんですけどね。

中盤でパス回しをしながら組み立てるということであれば、奪われたときにセンターバックの選手が読みが早くて摘んでしまえる方が良いともいえるのですが。

言葉で言うのは簡単で、今日の試合で苦しんだ理由と言うのは、相手の戦い方にはまってしまい、それでも戦い方に変化を加えられなかったことが敗因だったと思うんですね。

前線がシンプルに勝負する場合には、大きな展開での反撃に対するケアが必要だったり、サイドバックが攻撃参加を多くする場合には、カバーの動きも大事。特にサイドの選手が早い相手である場合は、まず相手の選手に攻撃参加が上手く行かないというイメージをつけるくらいサイド攻撃を封じたところで、サイド攻撃をするとか、駆け引きの部分でも、今日の試合は非常に思い返せば今後に生きることが盛りだくさんだと思っています。

今のままの戦い方でも、このリーグで上位に残って高円宮杯出場という結果を残すことはできる可能性が高いと思いますが、これもよく書くことですが、今年は全国NO.1を狙っているんですよね。

それであれば、今日の敗戦は、必要な敗戦です。今日の試合で学べることを十二分に生かして、自らで考えて、仲間の言葉、コーチの言葉に耳を傾けて、気が緩まないように厳しく考える癖をつけて、色々やってみてください。

今のままでも十分全国レベルです。でも、その頂点を狙うには、相手が付け入る隙がないくらい完全なチームを目指して行ってくださいね。

対戦相手を考えた時にも同様です。基本的な戦い方は変えず、工夫を加えて、相手の戦い方を早く見極めて、チームで対応できるような戦い方を目指してください。

2日後の試合を楽しみにしています!

ではでは~。

…関係ない話ですが、割とはきやすくてパッとはく靴をなんとなく今日はいて行ったのですが、試合が終わった後に気が付いたら壊れてましたw 

レッズランド2013年5月3日

 

 

 

 

なので、勝手なこじつけですが、今日の敗戦の嫌な部分は全部この靴が受け取ってくれましたということで良いですか?良いですね! 

レッズランド2013年5月3日レッズランド2013年5月3日レッズランド2013年5月3日

 

 

 

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おまけの写真。

 

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2013/04/14 第6節 浦和レッズJrユースvs鹿島アントラーズJrユース 2-1勝利・・・それでも得点を奪ってしまう力

レッズランド2013年4月14日

 

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

午前中のユースの試合の時は、それほど風は吹いていなかったものの、この試合に合わせるかのように徐々に風が強くなり、結構な強風の中で12時から関東U15リーグの第6節鹿島アントラーズジュニアユース戦を観戦しました。 ジュニアユースの選手たちは、強風に好かれているのかな~・・・迷惑なものに好かれてしまいましたねw

そうそう、ブクメ自身も先週は、ユースのプリンスリーグと日程が重なったために観戦に行けなかった関東U15リーグの東京ヴェルディジュニアユース戦ですが、オフィシャルに結果のみで得点者が載っていなかったために今日初めて知ったのですが、前節の2ゴールは、萩原大智と立川将吾のゴールだったとのことです。

ということで、開幕戦の引き分け以降4連勝と快進撃で首位に立つ浦和レッズジュニアユース。今節の相手は鹿島アントラーズジュニアユースとなります。

よく言えば縦に強いサッカーで昨年の浦和レッズジュニアユースは、これに苦しめられたな~という印象があったのですが、快進撃を見せる浦和は、もうこの段階まで来たのかな~と思うくらい相手の攻撃の部分に警戒する前に、相手が浦和の攻撃を警戒して守備的に戦ってくるという試合になり、これによって浦和としても次のラウンドに進む課題が見える(でも結果はしっかり残す)そんな試合になりました。

強風ではあったもののどちらかと言うと風上風下というより斜めに横に風が影響するようなイメージで土手側にボールが流されやすい中での試合となりました。

この試合のスタメンは以下となります。

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに3番渡辺陽、右サイドバックに5番河内渉真、センターバックに12番関慎之介と4番轡田登、MFが左に11番川上エドオジョン智慧、右に13番中嶋海登、真ん中に8番松高遼と23番立川将吾、FWが左に9番町田ジェフリー、右に10番萩原大智

となります。

怪我で長期戦列を離れていた河内渉真が復帰していました(もしかしたら前節からかもですが。)

また、サイドバックのユーティリティのような起用の多い印象があった12番関慎之介がこの試合ではセンターバックとして4番轡田登と組む形になっていました。

大きな変更ではないものの、気になる変更でしたが、なかなかキーになってました。

勢いのあるチームというのは、こういうものなのかと思うのですが、強風でしたが前半も後半も基本的に浦和が攻めている時間がかなり長かったということです。

試合開始2分、3番渡辺陽が勢いよくサイドから仕掛け、3分には、右から10番萩原大智、13番中嶋海登とつなげクロスがポストを直撃するチャンス、23番立川将吾から左前線を上がる3番渡辺陽にパスが通り、切り込んでシュート。これは、キーパーにセーブされるもコーナーキックを獲得。

11分には、右に開いた9番町田ジェフリーから8番松高遼を経由して左サイドに開いての攻撃。

12分のフリーキックのチャンスから続いて4番轡田登から右前線のスペースに出したボールに9番町田ジェフリーが反応しての右からの仕掛け。

時折カウンターの形で相手の攻撃が来るものの12番関慎之介が上手く読んで摘むプレーで危ない場面を相手に作らせず。

その他、10番萩原大智のシュート、9番町田ジェフリーのシュート、などなど、とにかく相手のペナルティエリア付近で攻撃を仕掛ける回数がかなり多くなるものの、守備的な相手を崩すところまで行かず、シュートの本数の割には決定的な形を作る回数が少ない印象もある前半で、終了間際にサイドからのクロスで10番萩原大智のダイレクトボレーは枠を捉えきれず、前半は0-0で終了します。守備の連係、サイドバックも攻撃参加する回数は多くなるものの守備の部分ではしっかり戻り対応できていましたし、ほぼ完璧に守り切れていたと思います。

どんなに攻めていても得点ができないと、ということでどのような変化を加えるかと思われた後半は、スタートから13番中嶋海登に代えて15番高橋海翔を投入し、15番高橋海翔がセンターバックに、そして、センターバックの4番轡田登が中盤の右に入りました。攻撃の力強さがプラスαになる交代ですね。

この交代により、崩しの試みという点では、なかなか守備的な相手に対して効果的に崩すことができないものの、力強くゴールを狙い続ける回数が更に増していきます。

3分に3番渡辺陽からのクロスに早速4番轡田登がヘディングシュートで惜しい形を作ると、5分についに試合の均衡が破れます。

左前線でパスを受けた11番川上エドオジョン智慧から、10番萩原大智にパスが入り、相手守備陣が多い中で9番町田ジェフリーなど数名が思い切ってシュートを狙い、ディフェンダーに当たり、こぼれ球を再び浦和の選手が奪いシュートを狙いと言うやや強引な形ながら、最終的に4番轡田登が押し込んで浦和が1-0と先制します。

浦和が先制したことにより、相手も得点を狙う姿勢を見せてきたことで試合が少しずつ激しくなって行きます。

先制点の直後に危ない場面を迎えるものの、ここは集中して守りきります。

10分に15番高橋海翔の攻撃参加からのチャンス。11番川上エドオジョン智慧が力強く仕掛ける場面もあり、3番渡辺陽と8番松高遼のパス回しでの仕掛けなど攻撃面では、同様に浦和が力強く仕掛けるものの崩すのに苦しむという状況が続き、先制したところから相手の前線での激しさが加わったところで、落ち着きどころがないと慌ててしまいそうな場面ではありますが、これも今年の浦和の強みでもある、中盤で落ち着きどころがあることで、まず8番松高遼に預ければキープして展開することができることと、守備の部分では、以前の試合でも書いたように相手の攻撃に対して誰かがプレスをかけて行ったところで23番立川将吾が、こぼれ球だったり、直接奪い取ってしまうなど、かなり高確率で攻撃の芽を摘んでしまう、そういうプレーがこの時間帯は多く見られ、勢いに押されることなく進めていくことができていました。

20分くらいに、正直何が起きたのかよくわからなかったのですが、キーパーとの連携のところで何かミスがあったようで、そこから決められてしまったかと思いましたが、相手のシュートはゴールを捉えられず、失点にはならず。

その後、10番萩原大智の個人技での突破からの決定的なチャンスは、枠を捉えきれず、同様に8番松高遼のミドルシュートも枠を捉えられず。やはり1点差は危険なのでなんとか2点目を奪ってほしいというところでしたが、なかなか決まらない中で、ようやく30分に追加点を奪うことに成功します。< /p>

5番河内渉真の攻撃参加からの正確なクロスに9番町田ジェフリーがヘッドで合わせキーパーに反応されるものの、ゴールに転がりこみ欲しかった2点目が入ります。

この後、終了間際に1点返されるものの、先ほどの追加点もあり、2-1で試合終了。

守備的に来る相手に対する崩しの部分では、課題を見せたものの、それでも力強く攻めて得点を奪い勝ち点3を積み上げてくれました。

ただ、冷静にプレーを振り返ってみると、強引に打ちまくって決めることもある意味崩しですし、それだけ前線に人数をかけられる攻めができているわけですし、追加点の場面では、どちらかと言うと守備のバランスの意識高くプレーしていた5番河内渉真がここぞというタイミングで攻撃参加してサイドから崩したとも言えるわけで、勝負どころでの駆け引きに関してもできているんですよね実際。

それに、勝った試合の後でも前線の選手がお互いに要求をし合っている会話が聞こえてきたので、こちらとしては守備的な相手に対して守備力の高いチームに対しての崩しに対してのそういった話し合いの中での変化を毎試合見守っていれば良いのかな~とも思います。

さてさて、ここからまた第7節、第8節の2試合はユースの試合と被っているために足を運ぶことができませんので、この2つもしっかり勝利してもらい、ゴールデンウィークからまたしっかり見させてもらいますね!

 

この後に40分x1の練習試合が行われたので、そちらにも触れますね。

スタメンは以下となります。

GK18番宮川聖冬、DFが左サイドバックに26番白田颯人、右サイドバックに16番斎木大輔、センターバックに13番中嶋海登と15番高橋海翔、MFが左に14番野口琢真、右に17番平野正人、真ん中に22番菊地泰智と6番知久航介、FWが左に19番清水裕太、右に7番伊藤敦樹

となります。

だれが取ったのか確認できなかったのですが、開始1分ほどで先制します(ゴールは19番清水裕太だったような気がします。)

更に27分には17番平野正人からのパスを受けた7番伊藤敦樹がペナルティエリアに侵入し、角度のないところから見事なシュートを決めて2-0。

39分に、14番野口琢真が7番伊藤敦樹にパスを出して前線に走ると、左に開いた選手を経由して14番野口琢真へとパスがつながりゴール。

試合終了間際に1失点したものの、この試合も3-1で勝利しました。

自分が見ている側から見やすい位置でもあったということもありますが、右サイドでの17番平野正人がワンツーパスで前線に攻め上がっていく攻撃パターンで多くチャンスを作っていた印象と、22番菊地泰智が中盤で上手くキープして捌くプレーも多く見られました。

この試合と同時に、隣のグラウンドで2年生も同様に鹿島アントラーズジュニアユースの2年生と試合をし、こちらは、遠くから眺める程度なのですが、先制されたものの結果的に4点か5点奪い、こちらも勝利していました。

ということで、今日のレッズランドでの鹿島アントラーズジュニアユース戦は完勝ということです!気持ち良い!

 

今年は、関東U15リーグの試合の後に2年生の試合が行われる流れが多くなっており、今後も同じようなケースが多くなるようで、一か所に足を運べば2年生の試合も見られるので助かると言えば助かるのですが、3本目と言う形の練習試合と並行して2年生の試合が行われる今日のようなケースになると、なかなかじっくり2年生の試合が見られる機会が作れないのかとも思いつつ、メモを取りつつブログで書くことは難しくなるものの、これまで以上に2年生の試合も観戦できる時間自体は増えることを考えると、それはそれで良いのかとも思う部分もあります。

お伝え出来る頻度は少なくても、自分の目で見て考える時間自体は増やせるのでより成長を見守れる時間が増えるのかな~とか思っています。

 

そんな感じです~。ではでは! 

レッズランド2013年4月14日レッズランド2013年4月14日レッズランド2013年4月14日

 

 

 

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おまけの写真。

 

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2013/03/24 第4節 浦和レッズJrユースvs大宮アルディージャ Jrユース 4-1勝利・・・レベルの高い試合と試合運びの妙

NTT東日本志木総合グラウンド2013年3月24日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

サニックスカップから再び、埼玉県に場所を戻しまして、今日は、浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグの試合を観戦してきました。場所は、レッズランドから荒川を隔てた場所にあるNTT東日本志木総合グラウンドとなります。

大宮アルディージャの下部組織の試合では、比較的使用される会場になりますが、この会場で試合を観戦するのは初めてになります。去年の同一カードは、ユースの試合などと被っていてこれませんでした。レッズランドと比べて、ネットが低かったり、土手がから見やすいなど、見る側の環境としてはレッズランドより、こちらの方が良いと思ってしまったのは皮肉なものですがw

ここのところ、強風などが影響を及ぼしてしまうことが多かったですが、今日は風もほとんどなく、少し肌寒いくらいの気候と言うことで、ダービーを戦うには、最適の環境になったと思います。

ここまで2勝1分という結果以上に、チームとしての手応えも感じている様子を見る側としてもはっきりわかるくらい良い状況でこの大会を戦っている浦和レッズジュニアユース。ここ最近、この大宮アルディージャとの対戦で悔しい思いをしていることで、選手にしても、監督コーチ陣も、ご父兄の方も、サポーターにとっても、一際モチベーションが高い試合になったと思います。

特に直近で考えると、U13の新人戦で、出場して敗れて悔しい思いをしたシマブク・カズヨシや、出場したい思いを持ちつつ、関東U15リーグのメンバーに入っていたことで出場できずに敗れたことで、一際この試合への思いは強かったであろう立川将吾、そして、昨年のこの大会で大敗したという思いを持っている今年の3年生の選手も含めて、とにかく序盤の山場と考えるのにふさわしい試合だったと思いますし、そういった試合で、しっかり素晴らしいパフォーマンスを今日の試合では見せてくれました。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下となります。

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに3番渡辺陽、右サイドバックに12番関慎之介、センターバックに15番高橋海翔と4番轡田登、MFが左に24番シマブク・カズヨシ、右に13番中嶋海登、真ん中に8番松高遼と23番立川将吾、FWが左に10番萩原大智、右に9番町田ジェフリー

となります。

前節とまったく同じスタメンになります。ちなみに、11番川上エドオジョン智慧は、追加招集でU16日本代表のフランス遠征に帯同しているため不在です。

相手の大宮アルディージャジュニアユースの印象としては、大き目の選手を揃えてきているな~という感じで、それに加えて、組織的なサッカーをしてくるのだろうなと思いつつ、スタメンの選手を確認していたら・・・左サイドから、おそらく10番萩原大智がドリブルで切り込んで、ラストパス、これを23番立川将吾が押し込んで、いきなりゴール!

あっという間のゴールでびっくりしましたが、幸先の良いスタートを切ることができました。

この試合では、前線の選手のプレスがかなり効いており、それに加えて、サイドの24番シマブク・カズヨシも、これまでの攻撃の意識の高さに加えて、今日は球際の激しさと運動量を惜しまずに相手にプレスをかける場面が多く見られ、これでかなり相手の守備陣は混乱していたと思います。

序盤は、5分の9番町田ジェフリーにあてて、右前線の13番中嶋海登につなげて仕掛けるなど、9番町田ジェフリーの前線で体をはったプレーと、相手のプレスを受けながらも、しなやかに足を出してポストとしてしっかり役割を果たすプレーによって前線を使った早い展開の攻撃と、8番松高遼からの前後左右様々捌いて仕掛けることで攻撃を組み立てていました。

試合ごとに成長が見られるチームの中で、この試合は更に全選手の運動量が更に増えた印象もあり、それに加えて早い時間の先制点で相手を混乱させることに成功したということで、正直、2連勝して大勝している大宮アルディージャジュニアユースは、こんなものなのかな、と思ってしまうくらい浦和の思うような展開で試合を運べていたと思います。

9分に、フリーキックのチャンスで8番松高遼からのゴール前へのボールに10番萩原大智が頭で合わせようとしてあと少し合えばと言うチャンスがありつつ、迎えた11分に、前線で9番町田ジェフリーにパスが渡り、相手のプレスを受けながらも粘り強くキープしてパスを10番萩原大智に送ると、思い切りよくミドルシュート。これが見事に決まり、点差を2点に広げることに成功します。

前の試合では、相手のプレスの速さで中盤でのコントロールに苦慮していた8番松高遼と23番立川将吾でしたが、この試合はスタートこそ少し相手のプレスに苦戦しているように見えたものの、その後は、相手より出足良く、激しく、キープもしっかりできて組み立てることにも成功していました。

守備の部分でも4番轡田登が1対1に強いディフェンスを見せ、相手の大きいフォワードの仕掛けに対応し、その対応に対するカバーの動きで15番高橋海翔が非常に気の利いた動きを見せており、サイドからの仕掛けに関しては、浦和の右サイドのところからの相手のスピードのある攻撃には多少苦戦は強いられたものの、12番関慎之介が最後のところで集中して対応し、15番高橋海翔がカバーすることで崩されることはほとんどありませんでした。

試合運びも見事なこの試合でしたが、25分にコーナーキックから、豪快にヘディングで叩き込まれてしまい1点返されてしまいます。さすがに大きな選手をそろえていることもあり、セットプレーに関しては、冷やっとする場面も何度か見られました。

2点差からの1点返された状況では、立て続けの失点が一番怖いのですが、失点後の対応も特に大きな問題はなく、バランスを崩さずに、追加点を狙うようなプレーを見せていました。中盤のスペースが空いている時には4番轡田登がセンターバックの位置から持ち上がって攻撃を仕掛ける場面もありました。

前半は、1-2で終了します。

後半の立ち上がりは、思った通りリードをされている相手の激しい攻撃でのスタートとなります。高さと、サイドからのスピードのある攻撃、独特のドリブルのリズムで仕掛けてくる相手に対して、集中して守るものの、コーナーキックを多く与える展開で、ファーに構える大きい選手めがけて狙って、折り返して仕掛けるという、高さと言う意味では相手に分がある構成でることからも、分かりやすい攻撃の形ながらも相当苦しめられました。

これまでの試合でも何度か見られたのですが、とにかく守備陣が集中してカバーする意識を持っていたことから、この危ない時間帯でもギリギリのところで3番渡辺陽がクリアするなど、相手ペースの時間帯に集中して無失点で切り抜けることができました。

この危険な時間を切り抜けたこと、更にこの後のプレーで浦和がほぼ試合を決定づけることになります。

7分に10番萩原大智が倒されて得たフリーキックのチャンスで、最初の写真にあるように、4番轡田登と8番松高遼、23番立川将吾が構え、ちょっとしたトリックプレー(?)によって、23番立川将吾が見事に直接フリーキックを決めます。

これにより、3-1と再びリードを2点に広げます。

良い時間帯で決められなかった相手と、そこを堪えて直後にセットプレーから追加点を決めた浦和。この試合運びは見事です。

ただ、後半は9番町田ジェフリーに対して相手の守備陣がかなり上手く対応してくるようになり、単純な高めのボールに対しては、なかなか思うようにポストプレーをさせてもらえなくなったり、相手の攻撃の仕掛けが鋭くなるなど、ようやく相手がここまで大勝してきた理由が分かるようなハイレベルなプレーの応酬になりました。

このような状況下で、24番シマブク・カズヨシが左サイドから見事な仕掛けを見せる場面が増え、これまでは、パスを仕掛けるよりも自らで仕掛けすぎるという印象もあったのですが、この時間帯では、シンプルで更に狙いどころの面白いところへパスを出してスペースに走る9番町田ジェフリーへパスを通したり、かと思えば自らで仕掛けて粘ってフリーキックを獲得するなど、こういうプレーをすると更によくなるだろうと思っていたプレーをこの試合ではかなり見せてくれていました。

相手がらしさを見せる中でも浦和の方がプレーで一つ一つ勝っていたのが楽しい後半の厳しい時間を耐えてからの、20分~30分間でした。

そして、更に試合を決定づけるゴールが25分に生まれます。

フリーキックのチャンスで混戦状態から3番渡辺陽が見事に決めて4-1とリードを3点に広げます。

直後に、相手のヘディングシュートがギリギリ枠を外れる危ない場面はあったものの、仮にそれが決まったとしても、3点までリードを広げておいたことで、おそらくそれほど試合の大勢には影響がなかったと思います。

30分に、24番シマブク・カズヨシに代えて17番平野正人が入ります。

その後も、8番松高遼から13番中嶋海登につなげてシュート、17番平野正人のドリブルでの仕掛けなど惜しい形でいずれもコーナーキックを奪う流れになるなどチャンスを作りつつ、試合は4-1で終了となりました。

非常に気持ち良い試合でした。この言葉に尽きます。

更に、この試合の後に40分1本の練習試合が行われました。

メンバーは以下となります。

GK18番宮川聖冬、DFが左サイドバックに21番大西翔也、右サイドバックに16番斎木大輔、センターバックに2番浅賀祐太と20番小崎魁、MFが左に17番平野正人、右に7番伊藤敦樹、真ん中に6番知久航介と22番菊地泰智、FWが左に19番清水裕太、右に26番白田颯人

30分:17番平野正人⇒11番野口琢真(従来は14ですが、ユニフォームは11番、パンツの番号は14番でした。)

となります。

この1本の練習試合も、実に見事なパフォーマンスで、22番菊地泰智からのクロスを2番浅賀祐太が豪快にヘッドで決めて先制、続けざまに19番清水裕太がゴール、更に22番菊地泰智が豪快なミドルシュートで決めて最初の10分くらいまでに面白いように3点を奪います。

15分には、17番平野正人が上手く抜け出してゴールし、4-0で大勝となりました。

練習試合という形になると、なかなかモチベーションを保つのが難しくはなるのですが、先ほどの試合同様に高い意識で1人1人がかなり気持ちの入った集中したプレーを見せ続けていました。

この練習試合では、16番清水裕太が見せたパスを受けてからターンで相手ディフェンダーを抜いての仕掛けだったり26番白田颯人が斜めにドリブルして鋭く突破する形など、個人技を上手く絡めたプレーで相手を翻弄するようなプレーも多く見られました。

2番浅賀祐太に関しては、先制点以外にも、クロスバーを叩くヘディングシュートもありました。

20番小崎魁は、センターバックの位置からの攻撃参加でシュートまで持ち込む形も作っていました。

6番知久航介のパス捌きなど含めて、全体的に質の高いプレーをしており、極端と言われるかもしれませんが、このメンバーでそのまま、今日の試合を戦ってみても良かったかもしれないと思う部分もあったりでした。

ということで、今日に関しては、一人一人褒めまくりたい気持ちでいっぱいなのですが、上を目指すチームと言うことで、ここからは、現時点でどっしりとしたサッカーができるチームとしてのベースとなっているメンバーが、例えば今日警告を受けて累積でおそらく次の試合は出られないであろう町田ジェフリーのように、今後は怪我であったり、累積で出場できないメンバーが出てくることが考えられますので、その中で今日、練習試合に出場したメンバーが見せたパフォーマンスの高さを継続して、さまざまな組み合わせでも同様のパフォーマンスができるように、常に高い志を持って、どの選手も、臨んでもらえればと思います。

そして、やはりこのチームとしても更にレベルアップしていくために、今日の後半の大宮アルディージャジュニアユースのようなパフォーマンスのレベルの高い状況での相手との試合を多く経験して行ってもらいたいです。

力の差のある相手には、圧勝が義務くらいに考えて甘さを見せず、強い相手とは課題を見つけながら、成長していく姿を見ていきたいです。

さてさて、4月に入ると、ユースのプリンスリーグが開幕するということで、日程の関係で結構ジュニアユースの関東U15リーグで足を運べない試合も増えて来そうです。

早速、次の東京ヴェルディジュニアユース戦は行けないのですが、数試合おきに足を運んだとして数試合分の成長がしっかり毎回見えるような浦和レッズジュニアユースを楽しみにしています!

ではでは。

NTT東日本志木総合グラウンド2013年3月24日NTT東日本志木総合グラウンド2013年3月24日NTT東日本志木総合グラウンド2013年3月24日

 

 

 

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おまけの写真。

 

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2013/03/17 第3節 浦和レッズJrユースvs横浜F・マリノス Jrユース 3-0勝利・・・組み立てに苦戦も無失点快勝!

レッズランド2013年3月17日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

晴天、ほどよくポカポカ陽気の中での試合、風は・・・徐々に強くなって行きましたが先週のようなことにはならず、そんな日曜日。今日は、そんな陽気の中で浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグ第3節となる横浜F・マリノスジュニアユース戦を観戦してきました。

結果が出ているだけでなく、公式戦を戦うチームとしてのベースがある程度できていて、気持ちも強く、戦えている。

開幕戦の時に書いたように、期待していた以上のスタートを切ることができ、現実的に全国で勝つために結果を出しながら、強い相手と試合をしながら課題も見つけてクリアしていける雰囲気を持っているチームで、見る側としても、ある程度先を見据えて厳しい目を持ちながら見ることもできるチームとも言えます。

その意味で、今日の相手の横浜F・マリノスジュニアユースは、この世代で戦った公式戦で苦戦し続けてきた相手という印象があり(みなとみらいとか追浜含めてなのでごちゃごちゃなイメージでもありますが・・・)、一つ2節までで掴んだ手応えと共に、一つレベルが上がった相手でどのくらいのサッカーができ、どの部分で更に工夫して行かなければならないのか、どう感じることができるか、一つの指標となる試合だろうと考えて観戦させてもらいました。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンは以下となります。

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに3番渡辺陽、右サイドバックに12番関慎之介、センターバックに15番高橋海翔と4番轡田登、MFが左に24番シマブク・カズヨシ、右に13番中嶋海登、真ん中に8番松高遼と23番立川将吾、FWが左に10番萩原大智、右に9番町田ジェフリー

となります。

少し苦戦する時間帯も出てくるかと思われたものの、蓋を開けてみれば前半から浦和が相手陣内で攻撃する時間が長いという展開となります。

ファーストシュートは、開始数分での10番萩原大智のドリブルからのシュートだったと思います。カウンター気味にピンチの場面を6分に迎えるものの全体的には集中した守備で問題なく対応。相手の大き目のフォワードが高さを生かしてくるかと思いきや、斜めにスペースを狙ったりと、やや対応が難しそうにも見えましたが、しっかり対応できていたことも浦和ペースにできた要因になると思います。

サイドの攻防でも、特に前半では12番関慎之介が相手のサイド攻撃に対して上手く対応することでサイドからの攻撃に関しても封じることができていたと思います。

ただ、同時に相手も守備が組織的と言うか、浦和のサイドからの仕掛けに対して一人が付いて遅らせて、もう一人が奪いに来るという形で、浦和のサイドからの攻撃も対応に苦慮していた印象はありました。

中盤に関しても、相手のプレスが早いことから、ここ2試合と比べると思うように組み立てができなかったり、パスを受けた後に相手のプレスを受けながら、狙ったところにパスを出せているのかどうなのかという精度のものも多くなっていたようにも感じます。

それでも、相手と決定的に違っていたのが、前線の選手のボールに対する反応の速さで、この部分で多くの選手がフィフティのボールになっても、しっかり最初にボールを触ることができるため、浦和の攻撃の回数が多くなっていました。

もしかすると、浦和の中盤へのプレスの意識が強かったからかもしれませんが、少し前目の位置で10番萩原大智が前を向いてパスを受けてドリブルで仕掛けるという形がかなり多く作れていました。

組み立てや、崩すというところでは浦和も苦しめられたものの、20分くらい(時間チェックし忘れましたw)に23番立川将吾からの見事なパスが通り、10番萩原大智が決めて1-0と浦和が先制します。

決定的な形という意味では、最初のチャンスでしっかり決めきったゴールとも言えるかもしれません。

25分前後に少しずれて通らなかったものの、相手の守備をかいくぐるために8番松高遼が前線の裏のスペースに息が合えばギリギリパスが通るというくらいスピードのあるパスを出して9番町田ジェフリーがあと一歩で届くという場面がありましたが、これも一つ、今日のような相手だからこそ、そのギリギリのところで息が合うことで更に大きなチャンスに繋がるという狙いで良かったと思います。

崩すという意味では苦しむ相手の場合には、また、今後浦和が攻撃力があると分析されれば、かなり守備的に来るチームも出てくることまで含めて考えるとということで、やってほしいなと思っていたプレーで浦和が追加点を取ることに成功します。

35分に10番萩原大智が前線でパスを受けると、ドリブルで相手ディフェンダーを抜き去ってペナルティエリアの右の深い位置までドリブルで持ち込んで勝負あり。左サイドから走りこんだ13番中嶋海登がしっかり決めて2-0となりました。

守備が硬い相手に対して、個人技で仕掛けて崩してゴールを奪う。これは、特に組織的な守備をする相手に対して、時に必要なプレーです。

これが、いつもドリブルでくると相手に読まれてしまうと対応されてしまうのですが、同じような場面で何度かパスを織り交ぜた中で時折見せる鋭いドリブルは効果的ですし、相手が組織的であればあるほど有効であるとも言えるかもしれません。

前半その後、8番松高遼からのスピードのある高めのパスをキーパーと走りこむ10番萩原大智で数センチの差でキーパーにキャッチされたものの、先に頭で触れればゴールという際どく惜しい狙いの仕掛けや、8番松高遼、10番萩原大智、9番町田ジェフリーとパスが通り、9番町田ジェフリーが巧いフェイントからのシュートという形など更に追加点が入りそうなプレーもありつつ、前半は2-0で終了となります。

徐々に風が強くなり、後半は向かい風の影響をやや受ける中での浦和の攻めとなりましたが、3分に9番町田ジェフリーがこれぞまさに個人技からのゴールとでも言うようなディフェンダーをかわし、キーパーもフェイントでかわして、更にもうひとりのディフェンダーの動きもしっかり読んでゴール。

いわゆる後半仕切り直ししようとしてきた相手にとっては、結構ダメージが大きいであろう形で大きな3点目を奪うことに成功します。

5分に10番萩原大智のドリブルでの仕掛け、10分には、8番松高遼からのパスを受けた24番シマブク・カズヨシのドリブルでの仕掛け、13分には9番町田ジェフリーのインターセプトから10番萩原大智につなげての仕掛けなど、浦和が多くのチャンスを作ります。

15分に、13番中嶋海登に代わり、11番川上エドオジョン智慧が入ります。

16分に、24番シマブク・カズヨシから左前線に走る3番渡辺陽にパスが通り、シュートまで持ち込みコーナーキックを獲得。更に、19分には、8番松高遼から15番高橋海翔につなげ思い切りよくシュートを放つとディフェンダーに当たり、これもコーナーキックのチャンスに繋がります。

後半特に多くなったコーナーキックのチャンスの中で、セットプレーの時に得点が期待される4番轡田登がニアに走ってキーパーの前で触ってコースを変えるようなコーナーキックでのオプションも増えていましたし、この試合ではここからの得点はありませんでしたが、今後は、このような形からゴールが生まれる場面も増えそうな気がします。

35分に、9番町田ジェフリーに代わり26番白田颯人、40分には10番萩原大智に代えて19番清水裕太が入ります。

試合は、そのまま3-0で終了となりました。

自然のことだから仕方がないものの、この試合も特に試合終盤にかけては結構な強風の影響を受けて、やや両チームともに雑なプレー(に結果的に見えてしまう)場面もありつつ、快勝です!

まだ3節ですから、この時点での完成度は、どうこう言う必要はないことですが、今日は浦和のサッカーに対しての相手の動きを見る場面も多かったのですが、相手の動きもそこまで悪かったわけではないですし、実際にこれまでに比べると浦和の選手たちも、思うように行かない局面を多く感じた試合になったとは思うのです。

ただ、それでも組み立て以外のいわゆる球際の強さとか、ここで仕掛けて決めきってやるという時にしっかりゴールまで持っていくことができた2点目、3点目。これが大きかったと思います。

こういうことが、継続されて、更に研ぎ澄まされる、そして、今日のような相手でも思うように中盤を支配して攻撃が展開できるようになれば、また浦和の強さのベースも上がっていくわけです。

この流れを踏まえて、次の週末は大宮アルディージャジュニアユースとの対戦ですね。凄く良い対戦相手です。

今から楽しみに一週間を過ごしたいと思います!

 

この後に、行われた練習試合。メンバーと結果のみですが載せますね。

スタメンは以下となります。

GK18番宮川聖冬、DFが左サイドバックに21番大西翔也、右サイドバックに16番斎木大輔、センターバックに2番浅賀祐太と20番小崎魁、MFが左に7番伊藤敦樹、右に26番白田颯人、真ん中に6番知久航介と17番平野正人、FWが左に19番清水裕太、右に11番川上エドオジョン智慧

となります。

前半のメンバー交代は、21番大西翔也に代えて22番菊地泰智、後半途中で18番宮川聖冬に代えて1番高草木天平。

試合結果は、0-3でした(前半0-2。)

 

更にその後、1年生が横浜F・マリノスジュニアユースの1年生と練習試合を行いました。

スタメンは以下となります。

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに15番三井愁雲、右サイドバックに16番山崎広大(後半⇒12番長谷川魁哉)、センターバックに20番弓削翼と14番松永悠希、MFが左に19番山下勇希、右に21番大西翔也(15分⇒7番関根陸斗)、真ん中に3番荻原拓也と22番菊地泰智、FWが左に10番長倉幹樹、右に17番山崎舜介

となります。

結果は0-1でした。

 

ということで、これも今年からジュニアユースも基本的に学年を分けないでAチーム、Bチームのような形でやるという流れによって、今日のような公式戦から練習試合、1年生や2年生ごとの試合という流れで行われることが多くなるのかどうかは良くわからないのですが、1年生の試合は別にブログで書こうとも思ったのですが、今日は、頭の中がごちゃごちゃしすぎて、まとまらなかったので今回は、ここで結果のみ触れさせてもらいました。局面局面では、10番長倉幹樹の突破からのシュート、かなり見事にコースを狙って決めたように見えたのに僅かに外れていたのかだったり、センターバックの14番松永悠希が意識的に守備の部分で摘む動きをしていて効果的だったな~とか、7番関根陸斗から強風の中で見事なサイドチェンジのパスが出たな~とか、良いプレーがありましたが、試合の全体的な流れがどうしても思い出せないw

次回からこのような流れで試合が行われる場合は、もう少し集中して見られるように考えてみます!

ではでは!

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おまけの写真。

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2013/03/10 第2節 浦和レッズJrユースvs横浜FC Jrユース 6-0勝利・・・完勝!無失点!強風のおまけつき!

レッズランド2013年3月10日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグ開幕戦は、アウェイで2-2の引き分け。このリーグを戦ううえでの手応えを感じつつ、勝ち切れなかった悔しさを抱えつつ、一週間がたち、今日はホーム開幕戦。対戦相手は、横浜FCジュニアユースとなります。

戦うためのベースができているチームですので、次は勢いをつけるために結果もしっかり残しておきたい一戦でした。

今日も昨日同様のポカポカ陽気。横風が吹いてはいたものの、そこまで大きく試合に影響するものではなく、ピッチ状態はあまりよくないレッズランドですが、開幕戦同様、しっかり自分たちの戦いができるコンディションでの試合となりました(残り15分くらいまでは・・・。)

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下となります。

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに3番渡辺陽、右サイドバックに12番関慎之介、センターバックに15番高橋海翔と20番小崎魁、MFが左に24番シマブク・カズヨシ、右に13番中嶋海登、真ん中に8番松高遼と23番立川将吾、FWが左に4番轡田登、右に10番萩原大智

となります。

前節スタメンだった、11番川上エドオジョン智慧と9番町田ジェフリーは、U15日本代表の国内合宿に召集されていて不在。これによってか、4番轡田登が見慣れたフォワードの位置に戻り、怪我で戦列を離れていた3番渡辺陽が復帰し、左サイドバックに、12番関慎之介が右サイドバックに入り、15番高橋海翔がセンターバックに入りました。また、中盤左に24番シマブク・カズヨシがスタメン起用されています。

今日は、浦和がこの大会を戦うためにしっかり準備を進めてきた良い流れと、おそらく相手は、チーム作りに苦戦している様子もうかがえプレーに迷いが見える部分があったりで、その対照的なチーム状況をはっきり反映させた形になった試合になったと思われます。

浦和としては、開幕戦同様に中盤のバランスが非常によく、捌く、プレスをかける、カバーする、色々な部分で8番松高遼と23番立川将吾の距離感を含めたプレーに安定感がありました。

また、開幕戦では少し硬さが見えた20番小崎魁が落ち着いた迷いのない守備で相手の攻撃を抑えていく様子も目立っていました。

それらを踏まえて、試合の流れを書いていきますね。

開始数分で8番松高遼がミドルシュートでゴールを狙う場面を作り、10番萩原大智から4番轡田登という前線の2人のプレーの連携も良く、特に4番轡田登がボールを力強くキープすることで、中盤以外に前線でのあてどころとしてもかなり機能していたと思います。

また、守備の部分で先ほど書いた中盤の連携が良いなと感じた場面の一つとして、右サイドから相手が攻撃を仕掛けてきたときに3番渡辺陽が相手につきながら前のスペースを塞ぐようにプレッシャーをかけたところでスピードを落とさせたところですかさず23番立川将吾がプレスをかけて相手のプレーの選択肢を減らす、相手が苦し紛れのパスを出したところを8番松高遼が狙っていて奪って攻撃に転じる。

このように中盤で相手のミスを誘い奪ってから攻撃と言う場面がこの試合では数えきれないくらいありました。

15分に、左サイドでパスを受けた24番シマブク・カズヨシがドリブルで持ち込んでマイナスのクロスを8番松高遼に通し、ミドルシュート。キーパーに弾かれるも枠を捉えた惜しいシュートを放ち、コーナーキックのチャンスを作ります。

20分前後には、15番高橋海翔から10番萩原大智のスピードを生かす縦へのロングフィードという狙い。更に、15番高橋海翔から右の12番関慎之介、左前線のスペースへと大きな展開での攻撃も見られました。

21分には、3番渡辺陽の攻撃参加でドリブルでペナルティエリアへ侵入しクロス気味のシュートがクロスバーに当たるという惜しい場面もありました。

開幕戦同様、迫力のある攻撃を仕掛けるものの、先制点がなかなか決まらない状況の中で、24分に23番立川将吾のゴールでようやく均衡を破ります。

更に、2分後の26分に、得点を決めた23番立川将吾の中盤でのインターセプトから前線の10番萩原大智へラストパスを通し、これを10番萩原大智がしっかり決めて2-0とします。

この後も、4番轡田登の力強いシュート、3番渡辺陽の攻撃参加、中盤でのプレスでこぼれたところを10番萩原大智が奪い早い展開から4番轡田登がシュートまで持ち込む場面と追加点を奪えそうな場面を数回作りつつ、37分に一度相手の攻撃でキーパーと1対1になる危ない場面を作られるものの、1番関敦也がタイミングよく飛び出してシュートを打たせず。

ピンチを防いだところで、前半終了間際に4番轡田登から左の24番シマブク・カズヨシにパスを通し、ドリブルで深くまで持ち込んでクロス。このクロスに13番中嶋海登が頭で合わせてゴール。先制点までには時間がかかったものの、結果的に前半のうちに3点差をつける理想的な展開で折り返します。

後半も浦和の攻勢は続きます。相手の攻撃にもそこまで迫力がないこともあり、浦和は前半同様に左サイドバックの3番渡辺陽が攻撃参加で上がる回数が多く、その際には、20番小崎魁がしっかりサイドのスペースもケアするポジションを取っており、バランスは崩れないように上手くコントロールされていました。

2分に8番松高遼から10番萩原大智、4番轡田登とつなげて仕掛ける形を作るなど、相手のゴール前に迫る回数は多く、やや相手守備陣が混乱している様子も見える中で、3分に得たコーナーキックのチャンスでオウンゴールが生まれ、4-0とすると、7分には13番中嶋海登から24番シマブク・カズヨシにパスが通り、ドリブルで深くまで侵入し、ラストパスを4番轡田登が決めて5-0。

後半7分までで試合を決定づける大量5点のリード。ここまで点差を広げることができると、チームとしても今後のことを考えて色々なオプションを試すことができますし、また守備陣としては大量得点と言う状況の場合、特に5点差くらい開くと気が緩んで1点くらい失点してしまうことがサッカーではよくあるものの、ここから集中して無失点で終えることができるか、試合として見るべきポイントをここからは、この2点において見ました。

10分に、13番中嶋海登に代えて19番清水裕太が入ります。

15分に、8番松高遼に代えて6番知久航介が入ります。

16分に23番立川将吾の惜しいミドルシュート、18分には4番轡田登が前線でロングボールを受けて力強く攻撃を仕掛ける場面があり、更に10番萩原大智からオーバーラップする12番関慎之介にパスを通しての仕掛け、21分には19番清水裕太の惜しいシュート、4番轡田登から10番萩原大智にパスから10番萩原大智がドリブルで切り込んでいく場面と浦和の攻勢が続く中で、試合時間残り15分くらいのところで・・・急に冷た目の強風と言うよりは、猛風?爆風?なんと表現して良いのか分からないくらいのありえないくらいの風が急に吹き始めました。

今年に入ってから試合が強風に影響されてという試合は多々あるものの、その時の強風を更に超えるくらいの、ものすごい風が吹き、砂を巻き込んで視界さえもさえぎるくらいの状況になったものの、選手は淡々と攻撃を繰り返している状況で、むしろ見ている側のブクメがあまり風でしっかり見られない時間数分w

なので、この時間に関しては、浦和が攻める場面も多いっぽい、一度、かなり危険なシュートを放たれたものの1番関敦也が片手ではじき出して失点を防いだ場面はしっかり見たぞ・・・と、かなり断片的にしか見られない状況の中で、はっきり見させてもらったのが、開幕戦に引き続き、センターバックの15番高橋海翔がダメ押しゴールを決めた場面。

ということで、最後は見る側がグダグダになりながらも試合は6-0と大勝で終了。守備に追われる場面が少なかっただけに、守備陣としては、経験を積むには少し物足りない印象もあったかもしれませんが、回数こそは少ないものの、少し対応を間違えば失点となっていた、かなり危険な場面の2度ほどをしっかり防ぎきっての無失点。これは、見事だと思いますよ。

試合後に、1本練習試合が行われたのですが、あまりの強風で10分もしないくらいのところで打ち切りになりました。

ちなみに、この1本のメンバーは以下になります。

GK18番宮川聖冬、DFが左サイドバックに21番大西翔也、右サイドバックに25番、センターバックに2番浅賀祐太と26番、MFが左に14番野口琢真、右に7番伊藤敦樹、真ん中に6番知久航介と17番平野正人、FWが左に22番樋口颯太、右に19番清水裕太

となります。

21番以降は、1年生(新2年生)なのですが、試合時間が短すぎたため確認ができませんでした、背番号も合っているか微妙です。前の試合にも出ていた選手は、当てはめて書いていますが、おそらく1年生(新2年生)は固定番号ではないということも考えられますので、前回と同じ番号でも違う選手かもしれません。

試合時間少ないところでの、あり得ない強風だったことで、関東U15リーグの試合は成立しましたが、本来この試合の後にレッズランドで行われる予定だった、浦和レッズユースの練習試合は中止となりました。レディースも練習試合の予定だったようですが、こちらも中止になった模様。

実際にさいたま市周辺で外に出ていた方は体感されていると思いますが、練習試合とは言え、風で試合が中止になるという珍しいケースが起こるほど、あり得ない強風でした。

レッズランドまで車で来て、来た時は結構暑かったので、少し窓を開けていて駐車場に止めておいたのですが、結構な雨が降っても入らないくらい少し開けていただけだったのに、車の中が砂まみれになっていて大変なことになりましたw

 

さて、浦和レッズジュニアユースは、理想的なホーム開幕戦勝利を飾ることができましたし、やはり開幕戦で感じた今年のチームの可能性は、本物だと今日の試合でも感じました。

ただ、おそらく選手の皆さんも感じていると思いますが、今日の相手は明らかにこの大会を戦うチームとしては準備不足でまだ、彼らがやろうとしているサッカーには程遠い段階にいる相手だったのは確かだと思います。

だから、アウェイでの再戦の時に、まったく別のチームになっている可能性もありますし、今日の印象で相手チームに対して慢心しないように気を付けてください。言うまでもないことだとは思いますけどね。

そういう点を考えてみると、来週の横浜F・マリノスジュニアユース戦は、この世代でここまで対戦した時のイメージとしても、手ごわい印象をずっと持ってきた相手になるので、ここ2試合で感じられた手応えを持って現段階の浦和レッズジュニアユースが、全国制覇をこの世代での一つのゴールと考えた時に、どの位置にいるのかを図ることができる試合になるのではないかと思いますし、やはり手ごわい相手と試合をしないと、細かい改善点を実感して見つけるのも難しくなるので、そういう点を含めて楽しみにしています。

良い試合でした!お疲れ様でした。

ではでは。

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おまけの写真。

 

関東ユース(U-15)サッカーリーグ2013/03/03 第1節 浦和レッズJrユースvs川崎フロンターレU15 2-2引き分け・・・期待以上のスタートライン

川崎フロンターレ麻生グラウンド2013年3月3日

 

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

第22回埼玉県クラブユース(U-14)サッカー大会決勝から、1か月ほどの期間を経て、いよいよ関東U15リーグが開幕。ジュニアユースの長いシーズンが今日からスタートします。昨年から、このリーグ戦も完全なホーム&アウェイ方式になり、そのため準備期間が十分に取れない中でのチーム作りをして、ある程度チームのベースを作りリーグ戦の中でチームを完成に近づけていく、なかなか大変なレギュレーションの変更も昨シーズンのリーグ戦で苦しんだ一つの要素でもあり、昨年の経験も活かしつつ、今年のチームがどのような状態でこの大会に入っていくのか、見る側としても期待と不安の中で足を運びました。

第1節の対戦相手は、川崎フロンターレU15とのアウェイゲームということで、場所は違いますが、条件は昨年とまったく同じ中でのスタートとなります。

あ、ブクメは今日の試合の麻生グラウンドに、4,5年前(?)くらいにユースの試合で来たことがあるのですが、公共交通機関で来てくださいという場所と言うことで、電車で最寄駅の栗平駅まで行って歩いたのですが、一度来たことがあるから余裕だろうと思って歩いてみたら、まんまと迷いました。思いっきり、曲がらなければならないところを、オーバーして歩いていて、不安になり、川沿いを散歩していた方に聞いたら、散歩コースだということで、グラウンドまで一緒に歩いて送ってもらいました、ありがとうございました。相変わらずですね。

ということで、堅苦しい文章に関係ない文章を加えつつ、試合の話に移りますね。

まず、天候ですが、ここしばらく試合に足を運べば強風というケースが多かったのですが、今日は久しぶりに、ほとんど風がないようなコンディションでの試合となりました。時折、ポツポツ雨が降る時間帯もあったものの、明らかに試合を左右するようなマイナスの要素が少ない中での試合となりました。

この試合のスタメンは以下となります。

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに12番関慎之介、、右サイドバックに15番高橋海翔、センターバックに4番轡田登と20番小崎魁、MFが左に11番川上エドオジョン智慧、右に13番中嶋海登、真ん中に8番松高遼と23番立川将吾、FWが左に10番萩原大智、右に9番町田ジェフリー

となります。

怪我の選手や怪我明けの選手などが数人現状でいるということです。

1年生(新2年生)の立川将吾が中盤としてスタメンで出場しています。また、最初に凄く気になったのが、轡田登の背番号が4になっていて、センターバックでスタメン出場していたことで、確かに新人戦の決勝ではセンターバックをやっていたものの、負傷選手がいあるために一時的な起用かと思っていたのですが、背番号を考えると、今シーズンは基本守備の選手としてやるのかな~と思いつつ、いくつかの変更点がある部分は、負傷選手が復帰してきたときに、今回のメンバーやポジションなど、どのように変更されていくかなど、じっくり今後見て行ければと思います。

また、U15の日本代表に川上エドオジョン智慧と町田ジェフリーが選ばれているので、おそらく来週末のホーム開幕戦には出場できずに変更など加わると思います。

色々な想像ができるのも開幕戦の楽しいところでもありますね。

試合開始から、まず感じたことは中盤でプレーする8番松高遼と23番立川将吾のプレーの質の高さで、ユースも現状練習試合で見る限りではこのフォーメーションで戦っているものの、中盤の構成と安定感がなかなか作れずに苦戦していることで、なかなかチーム全体の攻撃が機能しない様子を見ていた中なので、よりその部分のプレーに目を奪われました。

8番松高遼のところでボールを落ち着けて捌くことができ、23番立川将吾も同様のプレーに加えて中盤での守備に関しても献身的に運動量豊富に抑えていくことができているために、まずここで相手より上回り、それによってより前線の選手やサイドの選手が攻撃をしやすい状況を作れていたと思います。

その辺りを踏まえて、試合の流れを書いていきます。

前半数分のところで、23番立川将吾からのパスに11番川上エドオジョン智慧が抜け出す場面であったり、11番川上エドオジョン智慧から裏に抜ける10番萩原大智へのパスの狙いなど、繋がったりオフサイドにならなければ決定的というチャンスを作ることができており、11分には、ペナルティエリア内で11番川上エドオジョン智慧にパスが入った時にワンタッチのヒールパスで落として、9番町田ジェフリーがシュートを放つ形など、11番川上エドオジョン智慧と9番町田ジェフリーの2人が絡んだ仕掛けというものも多く見ることができました。

12分の攻撃の場面では、中盤で8番松高遼がボールをキープし、右前線を走る13番中嶋海登にパスを供給してクロスを上げるタイミングでゴール前には、しっかり3人が入ることができており、サイドからの攻撃の際に多く人数をかけるということもできていました。

16分には、23番立川将吾が中盤でプレスをかけてボールを奪い、前線の9番町田ジェフリーに供給、惜しい場面を作ります。

コーナーキックのチャンスでは、4番轡田登と浦和カップの時にセットプレーで強さを見せていた20番小崎魁が相手にとって脅威になるようなヘディングの強さを見せてチャンスを作る場面も多くありました。

22分には、右サイドを駆け上がる10番萩原大智へパスが通り、グラウンダーのクロスが9番町田ジェフリーに通るも相手ディフェンダーが付いている状態だったため、いったん下げ、そのパスを受けた23番立川将吾がミドルシュートを狙います。これは、ディフェンダーに当たり得点にならなかったものの、面白い狙いでした。

面白い狙いという意味では、その後の23分のプレーで、9番町田ジェフリーが右サイドの深いところまで持ち込んでクロスを上げる際の11番川上エドオジョン智慧の動きで、ペナルティエリアの中ほどから、相手キーパーが9番町田ジェフリーのクロスのコースを塞ごうと絞っていた、その前のスペースに斜めに勢いよく走り込み、そこに対してタイミングよく9番町田ジェフリーがクロスを入れ、触ってコースを変えてチャンスを作ろうと狙った場面。

連携がうまく合って来ないとこのような動きはなかなかできないため、このようなプレーが出るようになっているこでチームとしての連携の質も上がってきていることを確認できました。

そして、迎えた24分に浦和が見事なゴールで先制します。

まず、10番萩原大智が相手ディフェンダーをテクニックとスピードでかわし、一気にペナルティエ
リアの深いところまで持ち込んでファーサイドへ鋭いパスを通すとパスを受けた(この選手が誰だったか確認できず・・・)が、シュート。このままでも枠を捉えていたかもしれませんが、そこに9番町田ジェフリーがしっかり反応した押し込みゴール(*オフィシャルでは11番川上エドオジョン智慧のゴールとなっていますので、そちらが正しいかと思います。)

ここぞという時の個人技からの打開と右から左、左から右と横の動きを上手く使った崩しからのゴールでした。

1-0となります。

その後も、8番松高遼から11番川上エドオジョン智慧、逆サイドに展開して13番中嶋海登のクロスに10番萩原大智が合わせる場面や、12番関慎之介、10番萩原大智、下げて受けた選手から前線へとテンポ良いパスからの攻撃など、チャンスを作り、迎えた33分にサイドからの攻撃から11番川上エドオジョン智慧がシュートし、そのこぼれ球をつめていた15番高橋海翔が押し込んでゴール。

2-0とします。

このゴールの直後に、1年生の試合でも良く見られる、23番立川将吾の枠を的確にとらえるミドルシュートで惜しいチャンスを作るなど、持ち味を見せます。

更に、流れの中で4番轡田登が攻撃参加する場面も増え、この時にディフェンスに戻るようにと言う声も聞こえましたが、ディフェンスラインを見るとしっかり8番松高遼がディフェンスラインに入っており、しっかりバランスは取れていました。

チームの中での約束事はあると思いますが、このように守備の選手の攻撃参加に対して、他の選手がしっかりそのポジションをカバーするような連携もうまくできていたのが良かったです。

その後も、前半だけでも決まっていてもおかしくない、決めておかなければならなかったと言えるかもしれない決定的なチャンスが何度もありましたが、決めきれない中で、39分に崩されたとは言えないものの、ペナルティエリア付近でクロスを上げられクリアボールを豪快にけりこまれてしまい1点返されます。

前半は1-2で終了します。

後半も浦和の攻勢は変わらず、開始早々に9番町田ジェフリーのポストプレーから10番萩原大智につなげ、11番川上エドオジョン智慧がシュートを放つもこれはクリアされるも、こぼれ球を13番中嶋海登が再びシュート、しかしこれも枠を捉えられず、決定的な形を作りながらなかなか突き放すことができません。

直後にも、相手ペナルティエリア内で23番立川将吾のシュートからディフェンダーに当たりこぼれ、浦和の選手がシュート、またディフェンダー、シュートと3,4回押し込めてしまえば良いというチャンスがありながら決めきれず。

チャンスが多いところで少し攻撃に気持ちがよるところでカウンター気味に危ない場面が作られる回数が増える中で、4番轡田登が高さ、的確な対応で相手の攻撃を摘むプレーもこの時間帯は目立っていました。

20分には、15番高橋海翔からの縦パスを23番立川将吾がスルーし、その奥にいた13番中嶋海登にとおり、そこから仕掛ける攻撃、更に、13番中嶋海登からのクロスに対して、10番萩原大智が受けてシュート、これはキーパーに阻まれるもこぼれ球を11番川上エドオジョン智慧が押し込もうとするもこれは枠を捉えられず。

この時間帯でも、8番松高遼と23番立川将吾の中盤でのプレーの質は変わらず、浦和の攻勢は変わらなかったものの、相手選手も得点を奪うために前線で激しく追い回すようなプレーが増えていたところで、守備の連係のところで上手く行かず、失点し、2-2とされてしまいます。

28分に、11番川上エドオジョン智慧に代わり24番シマブク・カズヨシが入ります。

残り10分ほどの時間で、交代出場した24番シマブク・カズヨシがサイドから切り込んでシュートを狙う場面や、ロングボールに対して9番町田ジェフリーが競り、こぼれたところをしっかり10番萩原大智が反応してコースを狙ったシュートは、ポストに当たりゴールならず、20番小崎魁のロングボールから9番町田ジェフリーが落として24番シマブク・カズヨシが攻め込む形など、逆転できるチャンスはあったものの、決めきれないという形が続き、逆に試合終了間際に相手に決定的な場面を作られるも、ここは20番小崎魁が何とかクリアして防ぎ、結局試合は2-2で終了となりました。

さて、今日の試合をどう評価しましょうか。

試合、勝負と言う意味では、凄く分かりやすいです。決める時に決める、1点差と言う状況の危険から早く脱するために、あれだけ多く決定機を作れていたところでもう2点ほど決めておけば良かっただけなんですね。

2失点目のところでは、守備のところで、相手が追い回してくる時間帯だったので、その状況判断をしっかりしてディフェンダー含めて、セイフティに行くところは行くとか、そういう部分を意識するだけでOKだと思います。

正直、今年のチームは新人戦でも結果を残していたり、気持ちの強さもあるチームということで、結果と言うものに関しては最初から出していくだろうとは思っていたものの、攻撃のバリュエーションだったり、中盤での落ち着きだったり、守備にしても、動きが硬いかなという対応はまだ見られた部分はあったものの、思った以上に安定しているし、タイトルにも書いたように、期待していたスタートラインとしてブクメが考えていた2013シーズンの浦和レッズジュニアユースというチームをはるかに超えたところにスタートラインを引いてくれたなという印象がものすごく強かったです。

もちろん、ここからの成長曲線が緩やかになってしまってはダメなのですが、選手間の声も凄く出ていて味方同士の声の掛け合いもできてたし、貪欲な選手が多い印象も持てたので、これから更に強くなっていくと思います。

期待しています!気持ちは常に高いところを見て、どんな相手に対しても驕らず、戦う姿勢を継続して行ってください!

 

この試合の後に、40分の練習試合が行われたので、そちらについても触れておきますね。

GK25番高草木天平、DFが左サイドバックに14番野口琢真、、右サイドバックに21番大西翔也、センターバックに2番浅賀祐太と16番斎木大輔、MFが左に22番樋口颯太、右に24番シマブク・カズヨシ、真ん中に6番知久航介と17番平野正人、FWが左に11番川上エドオジョン智慧、右に19番清水裕太

となります。

この試合は、17分に22番樋口颯太からのパスを受けた24番シマブク・カズヨシがゴールし、1-0で勝利でした!

 

ではでは。 

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