プリンスリーグ関東2016/07/09 – 浦和レッズユースvs三菱養和SCユース 1-0勝利・・・チーム一丸、リードを守り切った!

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どうも、ブクメです☆

同じ1-0の勝利でも、今日は、やりきってやったという充実感のある勝利でしたね。

長めのボールでシンプルに仕掛けてくる相手。過去、試合運び自体は上手くいっている印象があるのに気が付くと1点取られていて、そのまま逃げ切られていたり、なんとなく、手応えと結果が比例しないタイプの相性が悪い相手というのが三菱養和SCユースではありますが、今年の浦和カップでの対戦や、昨年のプリンスリーグ関東開幕のホームだったり、ホームでの対戦では、その僅差の勝負のところで勝利する試合も多くなっており、苦手意識は少なくなっているような気もします。

今シーズンのプリンスリーグでの初対戦は、早い時期ではなく、折り返し直前という状況で、さらに、リーグ自体は混戦状態になっているものの、浦和レッズユース1位、三菱養和SCユース2位という首位攻防直接対決という形で迎えることとなり、1試合少ない横浜FCユースとの上位対決も前半戦最終節として来週に控えることもあり、ここで勝利できるかどうかが、今後に大きく影響してもおかしくないようなタイミングでの対戦となりました。

そんな状況で迎えるこの試合の天候は、雨と強風がセットになる、やりにくいコンディションとなりました。ただ、逆に、その状況下で躍動したのは浦和レッズユースだった。そういう試合になりました。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希、センターバックに3番関慎之介と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也、左に9番川上エドオジョン智慧(後半36分⇒14番井澤春輝)、右に23番シマブク・カズヨシ(後半45分⇒7番伊藤敦樹)、真ん中に10番渡辺陽と11番時里元樹、FWが20番長倉幹樹(後半20分⇒8番松高遼)

となります。

今日の試合は、書く側としては、非常にギュッと凝縮して書くことができる展開になりました。

前半は、浦和レッズユースが風上になり、若干後半は、横風に変わる時間もあったものの風下になるという試合の中で、特にだからロングボールを有効に使うということは関係なく、この試合は、中盤より後ろで組み立てて長いボールを狙おうとする相手に対して、前線からのプレッシャーが効果的で、出足も浦和の方が早く、これも、長いボールを入れられにくいということもあったとは思いますが、いつもよりもサイドバックの選手も攻撃に加わる回数が多い形で、チャンスを多く作っていました。

パススピードもスリッピーなピッチのために速くなり、その速さもテクニックに勝る浦和にとってはスムーズな攻撃を作り出せる一つの理由となっていたように感じます。

相手のコントロールミスを狙う意識も高く、特にボランチの位置で16番大西翔也が、高めの位置で摘んでそこから反撃が始まるという形が多くなりました。細かく、早く、選手同士の距離も近くパスを回せる展開で、11番時里元樹と10番渡辺陽も、本来のらしさというものが多く見られる展開で、そこに、サイドの9番川上エドオジョン智慧と23番シマブク・カズヨシも絡んでという、簡単に言えば、攻撃の選手が単発ではなく、数選手が絡んで攻撃を仕掛けていく場面の多い、面白い試合展開を序盤から作り出していました。

良い入りをした中で、早い時間に先制点を奪うことにも成功します。

前半8分に、16番大西翔也が中盤でボール奪取すると、テンポよく10番渡辺陽にパスをつなぎ、裏に抜け出す11番時里元樹にパスを通して、このチャンスを11番時里元樹がしっかり決めて先制。

先制してからも、浦和がゲームを支配する展開で、また、コーナーキックのチャンスでは、風上を利用して6番鈴木海都が直接ゴールを狙うような弾道でコーナーキックを数回蹴り、実際、枠をとらえて惜しい形になる形も2本ほどありました。10番渡辺陽がディフェンダーの間を狙ったパスに9番川上エドオジョン智慧が力強く抜け出して仕掛ける場面や、高い位置に張らずに、いったん下がった20番長倉幹樹がワンタッチで10番渡辺陽からのパスを前線に流して9番川上エドオジョン智慧が攻めあがるという形、右サイドバックの26番池髙暢希が力強くサイドを攻めあがる場面もありました。

そして、やや全体として勢いよくなりすぎていた時間だったからとも言えるのかもしれませんが、34分に11番時里元樹が攻撃を仕掛けた流れからの勢いでこの試合2枚目(1枚目のプレーは見逃してしまいました)のカードで退場となります。

もちろん、このまま退場者なしで試合が進めば、もっと得点を奪える展開を作ることができたかもしれませんが、ある意味今日の試合では、ここからチーム一丸でしっかり試合を戦い切るという、前節の1-0での勝ち方を結果的に消極的な戦いに見せてしまった勝利とすれば、この試合は、積極的に(隙を見せたらもう1点取るという空気感を相手に与えることもできるような)守り切った1-0の勝利だったというような試合になりました。

後半の戦いは、おそらく、相手にとっては、積極的に守る相手に対して、ペナルティエリア近くでプレーする時間は長くなっていたものの、得点が奪えそうな雰囲気をあまり感じられる時間帯がないまま、1-0で逃げ切られてしまったという印象があったかもしれません。

確かに、決定機も何度か作られました。40番橋岡大樹が体を投げ出して防がなければゴールになっていたような場面もありました。それでも、この試合には、プレーしていた選手からも、絶対に前半奪った1点を守り切るという気迫が伝わってきましたし、それをやりきってくれました。

難しい展開が結果的にプラスになるような試合。良かったです。

結果的に、1点を奪った11番時里元樹が悔しい退場をする流れになった流れをチームで、その1点で勝ち点3奪ってやるよ、という感じで実行してくれたという感じの試合。

こういうチームで戦っている感が出る試合というのは、応援していても楽しかったです。

結果的に、11番時里元樹は、次節のプリンスリーグ関東の横浜FCユース戦には出場できませんが、そのあとのクラブユース選手権の同対戦カードで、力を見せれば良いことですし、プラスにプラスに考えられる展開、対戦相手の流れになっていますね。こういうのも好きです。

そんな次節の横浜FCユース戦もしっかり見届けたいのですが、残念ながら足を運べません。今シーズンは、ここまで2度ほど若干の遅刻はあったものの、プリンスリーグ関東はすべての試合に足を運べていたので、見られないのは悔しいですが、1試合消化試合が少なくて2位の横浜FCユースの現在の勝ち点と得失点差を見れば、まだ浦和レッズユースの首位には暫定という言葉が付く状態ですよね。

これを、折り返しの時点でまずは、暫定が付かない首位という形にして、クラブユース選手権へ乗り込める状態にしちゃってください!

ではでは。

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第40回日本クラブユースサッカー選手権大会関東大会2016/05/29 – 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 0-1敗戦・・・まだ何も失っていないけど。

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どうも、ブクメです☆

振り返ることは、良いことでもあり、悪いことでもある。1試合ごとに、もしここで決めていれば、ここで抑えていればと、悔しさを見せることも必要かもしれませんが、特にサッカーの世界でプロになっていくためには、現状をしっかり把握して、すぐに切り替えてしまっても良いこともあると思うんですね。プロになると、応援する数も増えて、サポーターの中にも、勝ち負けを最重要視して、負けただけで、その事実に怒ってブーイングをする。負けても良いということではなく、その内容や試みを理解しようと姿勢がないサポーターもいたり、そういう集団が力を持ってしまうチームもあったりするかもしれませんが、少なくとも、浦和レッズの育成環境では、基本的に、プロ向きの気持ちを見せないで、切り替えても良い試合で下を向いているようなことのほうが、ある意味ブーイングをしたくなります。

十分質の高い試合を見せてもらったと思っています。

なので、今日は、試合が終わった後、必要以上に悔しがる部分が見られたので、少しイラッとしました。下向いていることに怒って声を出していたサポーターの方もいましたが、私も同じ気持ちです。

トーナメント制になった夏の全国の関東予選ですが、今日の試合で失ったものは、はっきり言って何もないんですね。一足先に東京ヴェルディユースに全国を決められただけ。確かに前回いなかったチームの軸になる選手が今回いて結果的に敗れたものの、それが大きな差を作ったようにも見えません。リーグ戦の勝ち点を奪われたわけでもない。予選を突破するという大前提のために、あと2つ勝てば良いだけ。

試合は、実に面白いものでした。東京ヴェルディユースは、昨年は、大きめの選手を前線に配置する、ある意味東京ヴェルディユースにしては珍しい戦い方をしているというイメージがありましたが、今年の東京ヴェルディユースは、実に、これまで見て来た東京ヴェルディユースの印象と合致する。大きい選手はいないが、足元が上手く、1人1人のテクニックが非常に高い。素早いパス回しで、隙を見せると精度高くやられる。

そんな、東京ヴェルディユースに勝つときの浦和レッズユースは、個々のハードワークや、個人技などで、相手に思うようなサッカーをさせずに焦れさせて、気持ちで得点をもぎとるような試合が多い。

だから、応援するほうも、勝ってやったぞ!と気持ち良いんですね。で、敗れても、悔しいながらに、そういう要素を出し合った戦いになった場合のこのカードは、楽しい試合だったなという感想が残る。

今日は、もぎ取れなかったし、見た目できれいな攻撃をしたのは相手でしたが、実際、試合自体は、どちらに転んでもおかしくないという局面をしっかり作り出していました。

「たられば」の場面も確かに多かったので、反省材料にするべき点も多い試合ですが、運が悪かったために得点にならなかったと言う場面も多かった試合です。

一足先に全国を決められてしまいましたが、全国大会で勝ち進めば、当たる可能性も高い相手ですし、リーグ戦でも必ずもう一度当たりますので、そこで勝てば良いだけです。

近い期間に一度対戦したことから、こちらの長所を消す戦いも加えてきていたことも事実だと思います。よく対戦する相手というのは、こういうものです。

あ、でも、もしそうだったら謝りますが、絶対負けたくない対戦相手としての東京ヴェルディユースに負けたことが悔しくて悔しくて仕方がなくて、下を向いていたのであれば、それは、必要なことです。

言うまでもないことですが、1つの試合として見たときには、大変質の高い試合でした。

ここからの2試合は、プリンスリーグ関東でやってきた戦い方でいつも通りに戦えれば、問題なく2連勝できると考えています。対戦相手の名前ではなく、浦和レッズユースの今年の戦い方をやれば良いだけです。

前置きが長くなってしまったw

なので、試合内容は、ざっくり書きますね。

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希、センターバックに3番関慎之介(後半42分⇒15番荻原拓也)と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也(後半31分⇒13番樋口颯太)、左に9番川上エドオジョン智慧(後半25分⇒23番シマブク・カズヨシ)、右に2番高山大智(後半16分⇒7番伊藤敦樹)、真ん中に10番渡辺陽と11番時里元樹、FWが20番長倉幹樹(後半6分⇒14番井澤春輝)

となります。

これまでの試合同様に、激しいプレスで相手の攻撃を封じようとするも、細かいパス回しとテクニックでなかなか、相手の攻撃のリズムを崩すことができないという、やや難しい試合のスタートになり、また、おそらく、前回のプリンスリーグの対戦で苦しめられたと感じたであろう、サイド攻撃に対してかなりケアされている印象で、ドリブル突破をなかなか許してもらえないような展開が印象的でした。

容易には行かなくても、何度も試みることで、相手バックラインのミスを誘ったりすることには成功し、そこから大きなチャンスを迎えるという場面を、その流れから得たフリーキックなどセットプレーも含めて何度か作れていました。ここで得点を奪い取ることができていれば、相手のリズムを崩せた可能性もありますが、得点が動かない前半ながらも相手としては、攻撃に手ごたえを感じているという状況が続き、その流れが変わらない状況で、後半15分に、ペナルティエリア近くで、シュートコースを開けてしまった隙を見逃さずに決められてしまい、この試合が決勝点になりました。

いくつか采配の部分で気になる部分もあったのですが、この辺りは、今年は正直できるだけ触れたくないので、できるだけ良い意味として捉えてみるようにしています。

ただ、それでも気になったのは、例えば、この試合でセンターバックに入った3番関慎之介が、特に強さというよりは、危機察知的な部分で相手の狙いを摘み取るような点で、特に後半に前掛かりで行って反撃を受けた時などに、ここを使われるとかなり危険という場面で、素早く察知して摘んでいる場面など見られたものの、残り時間10分ほどで勝負にでるという意味は分かりますが、そういうプレーをしていたのに交代で下がることになったとか、気になりました。

前半は、相手の集中したサイド攻撃の対応に苦しめられた9番川上エドオジョン智慧も、後半スタートから、突破して、枠をとらえた惜しいシュートを放ったり、ディフェンダーを引き付けて6番鈴木海都に戻してそのクロスから、11番時里元樹のクロスバーを叩く惜しいシュートまでの流れを作ったり、前半よりも相手の対応に慣れてチャンスに絡む場面が増えてきたところで、交代になるなどもそうですね。

そういう疑問が残るところや、前線は高めの選手を置いておきたいという気持ちが強いような印象の起用(求めるプレー)になっていたりは、正直ありました。

ただし、じゃあ、それが悪い方向に行っていたかというと、代わって入った選手が、できる限りのことをやってやろうと、実際に後半終盤は、同点ゴールを奪っていてもおかしくないというチャンスも多く作ることができていました。

ただ、私が気になるだけでしょう。

実際、後半31分に投入された13番樋口颯太のロングスローやセットプレーのキッカーとしての狙いなど、チャンスの数が増えたり、ビハインドを背負っている状況下での同点ゴールを奪いに行くという狙いとしては、当たっていたと思います。

ということで、この試合を踏まえての次です。次は負けたら終わりの試合ですから。そこで、いつも通りの強さを見せつけてくれれば良いだけですから。

ということで、見どころの多い試合を見せてもらえたこの一戦の話は終わり。

この試合の後に、練習試合がありました。

メンバーと交代、得点経過など書きますね。

GK30番石井僚、DFが左サイドバックに24番関根束真、右サイドバックに17番立川将吾、センターバックに21番弓削翼と4番轡田登、MFがボランチに7番伊藤敦樹(⇒高山大智)、左に15番荻原拓也、右に13番樋口颯太(⇒16番大西翔也)、真ん中に23番シマブク・カズヨシ(⇒9番川上エドオジョン智慧)と8番松高遼、FWが14番井澤春輝(⇒20番長倉幹樹)

交代の時間がメモがごっちゃになって、わけわからなくなっていたので、時間は記載していません。

この試合は、14番井澤春輝のゴールで先制、一度は同点に追いつかれるも、途中から入った20番長倉幹樹の2ゴールで突き放し、終盤1点返されるも3-2と勝利となりました。練習試合とはいえ、意地を見せてくれましたね。

たぶん、選手それぞれこの試合にもつ感想は当然違くて、今回の私の文章に対して、何を言っているんだと思う選手もいるかもしれません。

たびたび書きますが、今年は、昨年築かれたことを元に、高いレベルの中で高い位置での課題というものを克服して、一つ抜けた強さを見せて、プレミア昇格まで走ってもらいたいと思って見ています。そういう目線でチームを見ていると、今日の試合後の姿は、物足りなさを感じさせるのです。

ということで、あと2つ。がっつり強さを見せてやりましょう!

ではでは。

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第40回日本クラブユースサッカー選手権大会関東大会2016/05/21 – 浦和レッズユースvsFC Gois 5-1勝利・・・気の抜けないトーナメント制

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どうも、ブクメです☆

東洋大学朝霞グラウンドというのは、大学サッカーの開催で何度か足を運んでいるイメージがあるものの、ユースの試合でここに運ぶというのは、かなりレアなケースで、でも遡ってみるとユースの試合で足を運んだことがあるなと思い、自分のブログで遡ってチェックしてみたら、「JFAプリンスリーグU-18関東2010/4/11 vs 流通経済大学柏高校 3-0勝利・・・手応えそのままに」という記事を発見したので、なんと6年前なんですね。もしかしたら、ほかにも公式戦でユースが足を運んだことがあって失念している可能性もありますが、このころの関東プリンスリーグの開幕戦がセントラル方式になっていたのかな(そこまで細かく調べてはいない)と思いつつです。

ということで、割と早めに他の方に教えていただいていたため、レギュレーションが変わることは聞いていたのですが、それがなかったら、グループステージでスタートしていた予選がトーナメント制に変わっていて、おそらく、びっくりしていたであろう今年の夏の全国大会予選がスタートしました。

これまでは、グループステージで出場枠に準じて、大体グループ2位以内に入れば全国出場で、3位だと過酷な順位決定戦という印象が強かった大会ですが、今シーズンからは、ジュニアユースの夏の大会のように一発勝負のトーナメント制の予選に変わったんですね。

とはいえ、関東の枠数が11あるので、1回戦で負けてしまうとその時点で敗退が決まってしまうものの、2回戦まで進むと、勝てばその時点で全国決定となり、敗れても、負け上がりのトーナメントで勝ち進めば本戦に出場できるというものになるようですね。

それにしても、その浦和レッズユースの入っている山で2回戦の勝てば全国が決まる一戦で当たる相手が、関東プリンスリーグで上位対決となってしまう東京ヴェルディユースが入ってくるというのは、どういうめぐりあわせなんだというか、若干悪意を感じるというか、さらに、本来は負け上がりになった場合は、少しやりやすい相手が入ってくるものだろうなと思っていたら、鹿島アントラーズユースが2回戦で敗れたとのことで、負け上がりになった場合の初戦がプレミアリーグの鹿島アントラーズユースになるという。

・・・と、そんなことを、試合が終わってから、他の場所で大学サッカーを観戦していた方とも合流しつつお酒を飲んで語っていたら、ブログを書くのがこんな時間になってしまいましたw

前置きが長くなりましたが、2つ勝ってしまって全国を決めてしまえば、この大会を勝ち進むことで公式戦で多く選手が、真剣勝負の場という形で経験を積む機会にできますし、全国優勝を狙うということであれば、予選の相手が難敵だからと躓いているわけにもいきませんからね、一気に行ってしまいましょう。

そんなこの大会の浦和レッズユースの初戦の相手は、FC Goisになります。あまり埼玉県の支部リーグには足を運べていないので、実際に試合を見たのは、数年遡ったケラミックカップの時くらいですが、埼玉県のチームの中では、比較的浦和レッズユースとはよく試合をしているチームになりますよね。以前と比べて、チームとして成長しているという話があるものの、まだ力の差がはっきりとある状況で、1回戦は、若干一方的な試合になりました。

よく、こういうトーナメント制の大会では特に、難しい初戦とか、緊張感とか、そういう部分を気にしながら気を引き締めて見るのですが、今年のチームには、あまりそういうことも関係ないようですね。

ということで、試合の話に移ります。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希、センターバックに16番大西翔也と40番橋岡大樹、MFがボランチに7番伊藤敦樹(後半スタート⇒8番松高遼)、左に9番川上エドオジョン智慧(後半10分⇒23番シマブク・カズヨシ)、右に2番高山大智(後半23分⇒13番樋口颯太)、真ん中に10番渡辺陽(後半30分⇒34番白土大貴)と11番時里元樹、FWが20番長倉幹樹(後半12分⇒14番井澤春輝)となります。

バックラインに怪我の選手がでているということで、これまでのプリンスリーグとは、バックラインの構成が若干変わっています(この日は、被る時間帯にレッズランドでB戦も組まれていたということや、多少対戦相手との実力差も考慮してか、普段ベンチ入りしているメンバーなどがB戦の方でがっつり試合をするためのメンバーとしてこちらの帯同自体していないのかなという印象もありました。)

新たな怪我人ということでは心配な部分もありつつですが、逆に長く離脱していた選手がこの試合で復帰を果たすというケースも見られましたので、そういう点でのプラスの要素も感じられる試合となりました。

トーナメント制なので、ここで何かが起きて負けたら終わってしまうことから、その何かを起こさせずに早く試合を決めてしまうことが、多くの選手がピッチに立つことができる条件になるし、新1年生でもベンチに入っている選手もいたので、そういう選手がしっかりピッチに立てる展開になれば良いかなと期待していたとおりの展開を作ってくれました。

開始5分に、2番高山大智の右サイドからの仕掛けから26番池髙暢希につなぎ、相手ゴール前に持ち込んだところで折り返しを20番長倉幹樹がしっかり決めて1-0と先制すると、8分には、6番鈴木海都からのパスに再び反応した20番長倉幹樹が決めて2-0と開始10分以内で2点差とし、試合を楽にします。

時折相手の力強い仕掛けでヒヤリとする場面を作られつつも、攻撃の回数では圧倒的に浦和レッズユースが多く仕掛け続けながらも3点目がなかなか入らないという中で時間が経過していきましたが、全は39分に、ペナルティエリア外左あたりでフリーキックのチャンスを得ると、これを11番時里元樹が直接決めて3-0とし、結果的に前半のうちにほぼ試合を決める3点差をつけることに成功し、折り返します。

点差が少し開いたこともあってか、前線の選手に余裕が生まれるものの、そういうところでのえげつなさというか、相手が戦意をなくすくらい決めまくってしまうことが、こういう展開の試合でできないことが、もしかすると課題なのかなと思う部分もある、決定機で決め切れないという場面が後半は本当に多くなってしまっていたのですが、後半開始3分ほどで前線での20番長倉幹樹のプレスから相手のミスパスを誘う形でのオウンゴールで4-0とし、22分に11番時里元樹のアシストで交代で前線に入った14番井澤春輝が決めて5点目を決め、トータルでは5得点を奪うことができたものの、それと同数かそれ以上くらいの決定機を決めることができなかったので、若干物足りなさは残ります。

試合自体は、5点目を取った少し後に、相手チームの見事なシュートで1点返されたものの5-1と大勝という結果になっています。

全国大会へ向けての難しい初戦というイメージを全く感じさせなかったことは、頼もしいです。

チーム力という部分でも、力の差を見せつけたと思いますが、これは、全国大会へ向けてという部分とは少し違った要素になるかもしれませんが、今日の対戦相手で見事だなと感じたのが、これまでの関東プリンスリーグで対戦してきた相手と比べて、個々の選手の強さというところは目を見張るものがあり、結果的に、数選手が絡んだ崩しなどで浦和レッズユースが圧倒する形にはなったものの、個々の突破というところでは、かなりの確率で相手に止められてしまっていた試合でもあると思います。

1対1の強さという点では、前線の突破を強みとし、強みとして行きたい選手にとっては、感じるべき部分も多かった相手なのかなとも思います。

そういうことも考えつつですが、全国大会の予選ということで考えると、トーナメントという形で2回戦で東京ヴェルディユースが相手になるというのは、ある意味、あまり情報がないダークホース的な難敵と当たるよりは、相手の手ごわさも理解して、少し前に対戦した相手との再戦になるというのは、逆に、やるべきことと、集中しなければならない環境に強制的に置かれるので、むしろやりやすいのかもしれないと思う部分もあります。

バックラインの主力の選手が、怪我という点が少し気になり、次の試合に間に合うのかどうかということもあると思いますが、そのような状況下で、次の試合も意識して、試したいことや復帰選手が長い時間プレーできるという展開にしっかり持って行けたことは、大きかったなと感じます。

来週の2回戦を楽しみにしています!

あ、ちょっとユースの試合とは関係ないことなのですが、この試合のラインズマンが、どこからで見たことがあると思っていたら、以前、まだトップチームのゴール裏でしっかり応援していたころに知り合った若者(表現がおかしいかw)でした。年齢的には、現大学2年生になると思いますが、ゴール裏の仲間として知り合った若手という形で、ユースの選手のように成長を楽しみにしていたので、こういうところで会うとは思っていなかったので驚きつつ、こういう形で頑張っている姿を見られたことは嬉しかったです。今後も、試合の会場とか会うことがあるんだろうな~と思うとそれも、楽しみです。

ではでは。

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プリンスリーグ関東2016/05/08 – 浦和レッズユースvs前橋育英高校 2-1勝利・・・3連勝で中断を迎える良い状態も、気持ち複雑に。

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どうも、ブクメです☆

ゴールデンウィーク最後の週末の土曜日は、当初、筑波大学で活躍している浦和レッズジュニアユースの戸嶋祥郎を見にフクアリに行こうと思っていたのですが、諸事情で、その試合はサッカー観戦自体ができず、その試合でも戸嶋祥郎がゴールを決めたようで、より見に行きたい気持ちが強くなりました。

そんな、思っていたサッカー観戦ができなかった土曜日から、実は、今日日曜日も若干バタバタした中で、頭の中では集中しにくい状態ではあったのですが、しっかり足を運ぶことができました。 浦和レッズユースの試合の中では、アウェイの前橋育英高校戦というのは、なんだか今日のような晴天で暑いようなイメージがあります。若干苦手意識を感じるような部分もあったのですが、思い返せば昨年の開幕戦は、ここで勝利しているんだなと。遡った時の引き分けに持ち込んだりはしたものの、苦戦するイメージというのが強く残ってしまっているのかなと思ったりしますが、それは、プレーしている選手にはあまり関係ないことですね。

さてさて、よく浦和レッズありきで応援できるかどうかということを最近は書くことがありますが、私が応援するベースは浦和レッズのアカデミーになるものの、そのチームの試合では、完全に知っている選手がいても相手チームを敵とみなせるという状況下にないわけで、これは、サポーターとしては、完全にダメなタイプなのでしょうが、実際そうなので、それを隠すこともできないわけです。 これまで、浦和レッズのアカデミー出身選手が別のチームになっての試合というものは、それぞれでは、見ることがありますし、チームを離れた大学などでは、出身選手同士の対戦というもの、それぞれの選手の成長を見る場としても、多少どちらかのチームによって見る形になることはあれども、割とフラットに楽しませてもらえるわけです。

もちろん、浦和レッズユースvs対戦相手にアカデミー出身選手がいるというケースはこれまでにあったものの、プリンスリーグなど公式戦の真剣勝負の場でということで言えば、スタメン出場で相手チームに2名アカデミー出身選手が出場しているというケースは、私が観戦した試合ではあまり記憶にないような。世代別代表で関わった選手や、国体がらみで関わった選手との対戦ともまた別の意味で、今日は、若干私としては、気持ち複雑に観戦した部分もあります。でも、一つの戦いとしては、浦和レッズユースを一番上に置いてこのカテゴリは純粋に応援しています。

はい、ということで、今日の対戦相手の前橋育英高校には、浦和レッズジュニアユース出身の3年生の浅賀祐太(18番)、2年生の角田涼太朗(3番)の2選手がセンターバックでスタメン出場している状況下での対戦となりました。その辺は、また最後に触れるとして、結果的に浦和レッズが難しい試合をものにして3連勝した試合のことを書いていきますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに3番関慎之介、センターバックに5番遠藤凌と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也、左に9番川上エドオジョン智慧(後半29分⇒15番荻原拓也)、右に2番高山大智(後半35分⇒17番立川将吾)、真ん中に10番渡辺陽と11番時里元樹(後半44分⇒14番井澤春輝)、FWが20番長倉幹樹(後半17分⇒23番シマブク・カズヨシ) となります。

前節と同じスタメン構成になりますね。

終始明らかに試合に影響するような強風が吹く中、おそらく、前橋育英高校に選択権があったと思いますが、前半風下で、後半有利になる風上を選択するという形を取り、今日は、前半のうちに2点を浦和レッズユースが奪うことができたことで相手のプランが若干崩れたところはあると思いますが、確かに相手の狙い通り、後半は、細かくつなぐようなサッカースタイルではない浦和が、風も味方にした相手の攻撃に対して、苦しめられたなという印象は残ります。

また、ちょうど、今日は試合を一緒に見ていた方が、割とフラットにサッカーを色々見ている方で、前節の前橋育英高校の試合も観戦したということで、その時からの変化などの情報もいただきながら、サイド攻撃のところでの対応などこの試合のために若干変更してきたのではないか(そもそも、前節退場者を出して出場停止の選手がいるとかですよね)ということでした。 確かに、9番川上エドオジョン智慧のサイドからのドリブルでの仕掛けなどは、それでも突破してチャンスを作る回数は多かったと思いますが、意識的にいつもよりもケアされてしまっていたようには感じます。

また、中盤の11番時里元樹と10番渡辺陽のところも、これまで通りにはやらされてもらえていない印象もありました。 集中力高く、風向き的には決して有利ではないものの、ディフェンダーの間に細かい動きができる選手が、裏を狙って走り込んでくるプレーなどは、毎回見ている前橋育英高校らしいなと感じさせられ、何度か、そのプレーで危ない場面も作られていたのも事実ですが、結果的に、チームとしての調子の差もこういうところで出るのかもしれないなと思うくらい、フィニッシュのところで相手は精度を欠くことが多かったですね。 浦和レッズの攻撃ですが、前半序盤は、例えばオフサイドになったものの、前半4分の9番川上エドオジョン智慧と6番鈴木海都の左サイドからのパス交換からのクロスに20番長倉幹樹がヘッドで合わせてネットを揺らした場面など、突破の部分でケアされていたものの、その分サイドバックの6番鈴木海都が絡むことでの打開の試みが多く感じられました。

18分の2番高山大智がパス交換からサイドを攻め上がり、折り返しから10番渡辺陽が狙う惜しい場面など、単独の突破に関しては、サイド、真ん中ともになかなか隙を見せない相手に対して、一人二人を経由してサイドからの攻撃でチャンスを作りながら、逆に相手の攻撃の際には、セットプレーを与えてしまう回数も多く、試合の流れ自体は、どちらに転ぶかわからない中でしたが、この流れを浦和レッズユース有利の流れにした先制ゴールは、28分。

この試合は、得点や失点の流れをちょうど見逃してしまうことが多く、先制点も別のところを見ていて、気が付いたら、20番長倉幹樹が豪快にけり込んでゴールになっていたのですが、見ていた方に聞くと相手のミスからの得点ということだったのと、プリンスリーグの公式記録で見ると6番鈴木海都のアシストになっていたので、相手ミスからボールをキープした6番鈴木海都が落として20番長倉幹樹がペナルティエリア外くらいから豪快にけり込んでのゴールという感じなのでしょうか。 いずれにしても、この時間帯に得点したのが浦和レッズユースだったというところが、勝てているチームと、なかなか勝てていないチームの差として出てしまうのかもしれないなと感じる部分もありつつ。 更に、前半終了間際にこの試合では、サイドからのマッチアップの流れから、足を痛める場面もありましたが、それでも果敢な仕掛けを止めなかった9番川上エドオジョン智慧のドリブル突破から、11番時里元樹をを経由して最後は、10番渡辺陽が決めて2-0とした瞬間に笛がなり、前半2点リードで折り返すことに成功します。

そして、先ほども書きましたが、強風を受ける形になった後半は、かなり苦戦を強いられましたね。

後半5分に、周りからはオフサイドじゃないのかという声も聞こえたものの(すみません、この失点の場面も、ちょうど別のところ見ていて見逃してしまいましたので細かいことはわかりません)、相手の反撃を受けて1点返されます。 強風で高めのボールがかなり戻されるような状況でしたが、相手のプレッシャーを受けて、バックラインの細かいパス回しが狙われるなどあり、クリアボールを大きく蹴ろうとするものの戻されるというような、なかなかディフェンスラインは神経をつかうような場面が多くなる後半でしたが、受けてカウンターという場面も、前節に比べると、切り替えが若干遅くなっていたのか、相手に対応されていたのかは、判断が難しいところですが、数回カウンターでチャンスは作ったものの、相手が攻め込む時間帯で効果的なカウンターをあまりできていない印象がありました。

そんな中でしたが、後半16分には、厚みのある攻撃で追加点が決まったかと思われるくらいのチャンスが作れた場面があったのですが、ここで押し込み切れず。また、25分くらいには、カウンターから9番川上エドオジョン智慧がシュート性のクロスがゴールを襲う惜しい場面もありました。 30分には、右サイドから突破した2番高山大智からのクロスに交代で入った15番荻原拓也がヘッドで合わせる惜しい場面があったものの、これは、相手キーパーに阻まれます。

38分には、カウンターの形で数的優位な状態で23番シマブク・カズヨシが中盤で受け、右サイドを走る2番高山大智にラストパスを狙いますが、ここは相手キーパーが反応して防がれます。 互いにチャンスを作りながらも2-1の状態から得点が動かず、残り10分くらいからは、35分に投入された17番立川将吾が、あまり攻撃の方に意識を置きすぎずに、風向きからも、残り時間を考えて、上手く時間を使うプレーなども見られつつ、15番荻原拓也と23番シマブク・カズヨシがパス交換からゴールを狙うなど、狙えそうなときには狙いながらでしたが、残り時間がわずかになったところで、数回相手の反撃からコーナーキックを与える場面があり、そのうちの一つがバーに当たって、ラインを割ってもおかしくないようなピンチになりましたが、ここは、なんとかラインを割らなかったようで失点にならず、結果的に2-1で逃げ切る形で浦和レッズユースの勝利となりました。

今日の試合は、浦和レッズユースにとっては、ある意味アウェイらしい、天候も含めて、上手く相手の戦い方にはまりかけたところがある決して強さを見せて勝ち切ったという試合ではなかったですが、総合的に勝利に値したということなのだと思います。

この試合の後に、40分ハーフで練習試合(主審が公式戦仕様だったので、練習試合ではなかったかもしれません)がありましたので、メンバーと交代、得点経過だけ書きますね。

スタメンと交代は以下、

GK30番石井僚、DFが左サイドバックに15番荻原拓也、右サイドバックに17番立川将吾、センターバックに4番轡田登と22番関大夢、MFが真ん中にに13番樋口颯太と14番井澤春輝、左に23番シマブク・カズヨシ(後半20分⇒20番長倉幹樹)、右に26番池髙暢希、FWが42番練習生、43番練習生 となります。

埼玉県支部リーグも今日はレッズランドであった関係で、こちらの人数は最小限で、また、詳細不明(少し聞きましたが、書く段階ではない)ですが、中学3年生の別クラブ所属の練習生が2名参加していました。 この試合に、同じく前橋育英高校に進学した浦和レッズジュニアユース出身の1年生森隼平が出場するような話も聞いていたので、「どの選手かな?あれかな、これかな、でも違うような気がするな」と若干気持ちがそれてしまいながらの観戦になったしまったところもありました(結局、控えに入っていて出場は、なかったようです。)

この試合は、前半0-0で折り返し、後半3分に26番池髙暢希のゴールで先制し、同点に追いつかれ、42番練習生のゴールで2-1と逆転し、再び追いつかれ、終了間際に逆転されという後半から一気に得点が動く試合でしたが、結果的に2-3で敗れるという結果になりました。 浦和レッズユースにとっては、連勝を3に伸ばし、さらに、ここからクラブユース選手権の予選に入り、1か月半くらいプリンスリーグは中断期間に入りますので良い流れで中断期間に入れましたね。 えと、レギュレーションが変わったらしいのですが、細かいことがよくわかっていないのですが、今年からクラセン予選もジュニアユースのようにトーナメント制になったらしいので、1戦必勝で、3勝くらいすれば全国にたぶんなると思います。

プリンスリーグ関東での今年の戦いぶりを見ていれば、開始から相手の勢いに飲まれることは考えにくいくらいどっしりした戦いをできているので、予選でつまずくことはないと思いますが、それでも何が起こるかわからないトーナメントですので、気を引き締めて、また別の大会として頭を切り替えて準備をしてもらえればと思います。

さてさて、ここで最初の話に戻りますが、前橋育英高校のスタメンセンターバックに2人の浦和レッズジュニアユース出身選手が先発していて、特に、以前から出場機会を得ているらしいと聞いて、ちょうど足を運べたタイミングなどでは、怪我などで出場していなかったために、ようやくこのタイミングでスタメン出場していた浅賀祐太のプレーを見られるのは嬉しかったですね。

そして、一気に身長が伸びて、だいぶ印象が変わった角田涼太朗も含めて、浦和を応援しながら、真ん中からの攻撃を食い止める二人に嬉しい部分もあったり。本当に複雑でした。言葉で表すのが難しいです。

さらに、ユース世代の観戦では、完全に浦和レッズユース側に立って応援する形にはなっているので、試合が終わって帰り際に二人ともにちょうど会うことができたものの、どう声をかけて良いかよくわからず、意味のわからないことを口走ってましたね、すみません。 今年の前橋育英高校がなかなか結果がついてこないという状況下で、難しい局面も多いとは思いますが、ピッチに立てているのであれば、気持ち切らさずになんとかチームを浮上させ、次に試合を見られる機会があれば、勝利して良い表情で会えると嬉しいです。

その時は、がっしり握手しましょうね!

前橋育英高校に進学した浦和レッズアカデミーの選手はここ数年増えていて、全員把握できているか若干不安ですが、あとは、1年生の森隼平、2年生の山崎舜介と山崎広大の2名も試合に絡んで、次回浦和レッズユースのホームで戦う時は、大いに浦和レッズユースを苦しめてもらいたいです。

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状態の良いチーム同士の真剣勝負という構図で見られると、また違った気持ちで見ることができると思います。その時を楽しみにしています! ではでは!

プリンスリーグ関東2016/04/30 – 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 3-2勝利・・・選手の成長を見られた試合

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どうも、ブクメです☆

やはり、会場が近くても、羽根倉橋を車で通過するかしないかだけで、かなり所要時間が変わってしまうのが、浦和付近のサッカー観戦あるあるです(・・・よね?)

13:30からのジュニアユースの試合を観戦し、15時10分くらいには会場を後にしたので車がおける場所が遠くなったことでの移動時間のあるなしに関わらず、NTT東日本志木グラウンドから大原サッカー場への移動は、羽根倉橋を通る必要があり、試合観戦中は、それほど橋が混んでいる様子ではなかったのですが、ちょうど移動時に混んできたらしく、そこを通過するだけで15分くらいかかってしまったかもしれません。

結局、大原サッカー場到着は、16時10分ごろとなり、試合には間に合いませんでした。

ということで、今回の試合観戦は前半15分ごろからになり、前半は、見る場所が定まらず、あまりしっかり見られない場所から見たため、先制点は、大まかな形しかわからなかったり。そんなこともあります。でも、良い試合が見られたから、私が遅れようが、そんなことは、どうでもよいことなのです。

個人的には、大原サッカー場は、もろもろ理由があり、試合観戦するのはあまり好きな場所ではあないのですが、芝のコンディションがあまりにもきれいで、プレーする選手にとっては、最高のコンディションが用意されているなと感じつつ。

はい、ということで、結果を見れば、言葉通りの右肩上がりで、負け、引き分け、勝ち、と3節まで、順調に調子を上げている浦和レッズユースの今シーズンのプリンスリーグ関東での戦い。

大きな課題が早めに出て、そこに関しても少しずつ改善されると共に、気が付けば、リーグ全体が混戦模様になり、今回の第4節東京ヴェルディユース戦に勝利すれば、得失点差は、他チーム次第になりますが、勝ち点では、リーグで最も多い数になるという試合。

相手ペースになった時の対応という部分で危うさを見せているものの、それ以外では、一つレベルの違う戦いを見せられる水準になっている今シーズンのチームだと思って見ています。

まず、試合の流れなど書いてから、今日感じられたことなど書きたいと思います。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに3番関慎之介、センターバックに5番遠藤凌と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也、左に9番川上エドオジョン智慧(後半34分⇒17番立川将吾)、右に2番高山大智(後半38分⇒15番荻原拓也)、真ん中に10番渡辺陽と11番時里元樹(後半45分⇒22番関大夢)、FWが20番長倉幹樹(後半24分⇒23番シマブク・カズヨシ)

となります。

前半は、立ち見スペースあたりで、少し遠目に眺めていましたので、あまり細かくはわかりませんが、(空白の15分)のあと、9番川上エドオジョン智慧のドリブルがこの試合も鋭く相手が対応に苦慮しているなと思っていた矢先に突破からのクロスの流れで、11番長倉幹樹が落ち着いて決めて1-0と先制。最初の得点に間に合って良かったとホッとしつつ、5番遠藤凌からの縦パスに抜け出した9番川上エドオジョン智慧の仕掛けから、10番渡辺陽をいったん経由して、右の2番高山大智にはたき、クロスに10番渡辺陽がヘッドで合わせるも得点ならずでしたが、守備は集中して跳ね返すだけではなく、パス回しでいなせるところはいなしつつ、攻撃は鋭くゴールに迫るという形が見られた前半でした。それ以外にも、36分の40番橋岡大樹のヘディングシュートだったり、38分の16番大西翔也の右前線への展開でディフェンダーにクリアされかけたものの、抜けたところにしっかり2番高山大智が反応して折り返しを11番時里元樹が狙った場面だったり、前半終了間際のカウンターの場面での11番時里元樹から2番高山大智へのパスが通っていれば一気にゴールかもという展開など、追加点のにおいもしつつの1-0リードの前半でした。攻撃面だけでなく、コンパクトな守備で精度の高い東京ヴェルディユースの選手の良さを最小限に抑える形で試合が進められていました。

・・・が、こういった質の高さは、既に今年のチームは、どの選手が出ても、高い水準でできているのです。問題は、これまでも苦しんできた後半に一度は来る相手ペースの時間帯の対応の仕方なんですね。

まず、相手が得点を取るためにスイッチを入れてくる後半スタートですが、ここに関しては、むしろ浦和のほうが、例えば、9番川上エドオジョン智慧と6番鈴木海都の絡みで厚みのある攻撃で相手ゴールに迫る場面を作ったり、9番川上エドオジョン智慧がバー直撃のシュートを放ったり、2番高山大智の裏へのパスに対して20番長倉幹樹が、相手ディフェンダーとの駆け引きに勝って抜け出す場面など、15分くらいまでは浦和のペースを維持したまま試合が進みます。

この試合の試練の時間は15分くらいからでしたね。

相手が攻撃のスイッチを入れ、左右にボールを散らしながらすきを狙って攻めてくる回数が増えてくる中で、全体的に引き気味になり受ける時間帯がスタートしてしまい、セットプレーから何度か危険な形を作られ、実際、得点の推移としては、フリーキックを直接決められて29分に同点に追いつかれる、逆転して、突き放して、1点返されて結果的に3-2という競ったスコアになったので、表面的には、これまでの試合とあまり変わらないという印象を持つ方も結果を見ているかもしれませんが、この試合では、決定的に違うポイントがあったと思います。

失点のうちの1点は、角度がなく難しいフリーキックを直接決められたので、流れの中で決められたのは、1点だけで、かなり相手の攻めの試みは多彩だったものの、それにチーム全体でしっかり対応して守備ができていたこと、それが、慌てて跳ね返すばかりということではなく、意図をもっての蹴りだしも多かったように感じられます。

で、決定的に違うポイントというのが、「カウンターの精度の高さ」だったと私は思います。

15分のカウンターの場面では、9番川上エドオジョン智慧がヘッドで落として10番渡辺陽が反応してキープして再び、9番川上エドオジョン智慧に通してという形があったり、23分にセットプレーからピンチを迎えて、なんとか1番山田晃士が防いだ直後にカウンターのチャンスで2番高山大智が持ち上がって、クロスに20番長倉幹樹がヘッドで狙う形にまでつなげた場面だったり、相手の攻撃を抑えたときに特に10番渡辺陽を経由した時のカウンターから決定的な場面を作る回数が多くなっていたと思います。

セットプレーを決められて同点に追いつかれて、攻撃的な交代をしようとベンチが動いていた中で、そのプランを変えた逆転ゴールの場面は、これもおそらくカウンター気味だったと思いますが、代わって入ってワントップの位置に入った23番シマブク・カズヨシが、前線でパスを受けてそのまま、相手のプレッシャーをかいくぐってドリブル突破して、最後は、折り返しを2番高山大智が落ち着いてコースを狙ってのゴールでした。

逆転ゴール後の35分もカウンターの形で10番渡辺陽を経由して2番高山大智、11番時里元樹とつながり、ゴール右を狙ったシュートがわずかに外れ、直後にも今度は左から2番高山大智が抜け出して折り返しのパスを15番荻原拓也が狙ったシュートも似たようなコースでわずかに右に外れるシュートとなりました。

そして、40分に10番渡辺陽から15番荻原拓也にパスを出し前線に走り再びパスを受けてシュート。いったんはキーパーがはじくも、これに再び反応して押し込んで3-1と、2点差に突き放すことができ、このまま3-1で勝ちきれれば、最高でしたが、混戦状態で1点返されて3-2とされたところに、また課題を残してという終わり方ですかね。

前の試合でもそうでしたが、相手の攻撃を受ける時間帯でも、カウンターの精度が高いという武器をこの試合で見せつけたことは大きく、ここに自信が持てると、逆に相手のペースと思われる時間も浦和のカウンターからの得点チャンスが大きくなっていると捉えることができるようになりますね。いや、なってますね。

この試合から見られた選手の成長は、名前がたくさん上がった攻撃的な選手以外にも、バランスを意識してプレーする時間帯を理解して我慢できるようになってきた選手の存在も大きく、また、運動量はどのポジションでも求められるものの、ある程度一つ下では我慢してバランスをとる必要があった23番シマブク・カズヨシが、ワントップに入った時に、その攻撃面での能力を出し切ってゴールにつなげたことなど、多方面で感じることができました。

まずは、この水準の戦いを継続してどの試合でもできるようにしながら、(競争なのでもちろん、今ポジションを得ている選手は、奪われないようにより質の高いドッシリしたレベルまで持っていくことを目指してもらうことは大前提ですが)、より高い位置にい続けながら、多くの選手にチャンスが与えられて、特長を加えて、よりチームに厚みを加えていけるような流れでプリンスリーグを戦えるようにしてほしい。それくらいの要求をしたくなります。

競争が激しいことから、若干選手によっては、アピールしなければということで、本来できる、試合を読む力がある部分よりも、見せなければならないということでやや、やりすぎてしまう(表現が難しいですが)ところが見られたりもしましたので・・・いや、これは仕方ないとは思いますし、今はそれでも良いような気もしますし、それも含めて、これから見ていくのは楽しみなんです。

そんな、手ごたえの多い試合を見させてもらいました。

あとは、全体的に前に書いたような、選手が大人になる必要があると書いた部分も、今日は、周りが判定などにワーワーなっているときに、選手はいたって冷静にプレーしてくれていたな~と感じたわけで、こういうポイントを見るのも嬉しいわけです。

次も楽しみにしています。

ではでは。

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関東チャレンジリーグ2015/05/28 – 浦和レッズユースvs立教大学 3-1勝利・・・週末に期待が持てる雰囲気

どうも、ブクメです☆

浦和レッズユースは、昨年からBチームが、高円宮杯U-18サッカーリーグの埼玉県リーグに参加しており、レベルによる特例なく、支部リーグの南部の5部からスタートして、今年は4部リーグを戦っています。支部リーグの上にS1、S2リーグがあるため、実質このリーグの7部リーグからのスタートで、今シーズンは、6部に昇格して戦っているということですね。

まだ、今年のこのリーグ戦は、一つも足を運べていないのですが、サッカーでは、なかなか見られないような大差の勝利でここまで3試合を戦って勝利しているようですね。公式戦での経験という意味では、このリーグは、ストレートに昇格し続けて4年後に昇格できるS2くらいになると、簡単にいかないような試合も増えてきて、Bチームでも経験をしっかり詰めるリーグとなっていくのでしょうね。

その辺が考慮されてなのか、今年は、埼玉県周辺の大学(リーグ戦では、東京都リーグのチームもありますが)が、大学のサッカー部が参加している関東チャレンジリーグという大会に浦和レッズユースも参加しています。

細かい日程は、色々調べないと見つからないのですが、大まかな日程は、平成国際大学のこちらのページにでていたりします。

で、前にブログで書いたように、このリーグの平成国際大学の試合に足を運ぶ流れだったのですが、情報不足で会場間違えでたどり着けずに、なかなか足を運べずにいたのですが、ようやく、木曜日の立教大学戦に足を運ぶことができました。

早めに正確な日程をウェブサイトなどで出してくれるサッカー部は、助かります。ということで、立教大学のサッカー部のページを参照したところ、木曜日に与野八王子グラウンドで18:30キックオフとあり、足を運びました。

今日の試合で始めて、このチャレンジリーグを観戦したのですが、今年このリーグに参加して、埼玉県リーグや東京都リーグ、東京国際大学もいるので、関東2部リーグというレベルの大学との公式戦という位置づけでの戦いで、大まかにはBチームという位置づけで戦っている大学が多いと思いますが、逆に、アピールの意味合いも含めて、高校生が相手でもガツっと来てくれるという意味でも、良いリーグに参加しているなと感じました。

あまり細かい試合の内容には、触れませんが、スタメンや得点経過など、書きだしますね。前半と後半で大幅にメンバー交代があるため、分けて書きます。

前半のメンバー

GK18番山田晃士、DFが左サイドバックに10番堀内千寛、右サイドバックに36番橋岡大樹(30分⇒22番遠藤凌)、センターバックに7番高橋聡史と16番轡田登、MFが左に14番渡辺陽、右に15番鈴木海都、真ん中に26番井澤春輝(30分⇒17番伊藤敦樹)と5番中塩大貴、FWが左に12番松尾佑介、右に13番新井瑞希

前半26分失点0-1・・・ちょっとよそ見していたら入っていたので、詳細わからず、なんかロングボールが入ったあとにいつの間にか入っていたような!?

後半のメンバー

GK25番田桑龍輝、DFが左サイドバックに20番関慎之介、右サイドバックに23番髙山大智、センターバックに22番遠藤凌と4番小木曽佑太、MFが左に15番鈴木海都(15分⇒31番シマブク・カズヨシ)、右に19番川上エドオジョン智慧、真ん中に8番影森宇京と17番伊藤敦樹、FWが左に9番松澤彰、右に11番中塚貴仁

後半17分、右サイドからの長めのクロスを4番小木曽佑太がヘッドで折り返したところを9番松澤彰がヘッドで決めてのゴール(だと思います)で、1-1。

後半25分、右サイドからのクロスにペナルティエリア内の良いポジションを取っていた31番シマブク・カズヨシがダイレクトで合わせてゴールで2-1。

後半37分、混戦状態から最後に押し込んだのは、9番松澤彰(だと思います)で、3-1。

言い訳にしかならないのですが、与野八王子グラウンドの夜の試合というのは、観戦する位置からの遠いゴール側の細かいプレーというのが本当に見えません。

なので、浦和の得点は、右サイドからのクロスからというケースが多かったものの、そこで誰が出したのかという部分が正直よくわからず。。なので、たぶん、そうだったと思われる感じです、間違っていても、責任はとらないですからw

1点目のクロスは、川上エドオジョン智慧だったような。3点目のゴールにつながったプレーをしたのは、4番小木曽佑太だったような。

そんな感じです。得点後に、得点者以外に、味方やベンチから、~ナイス!みたいな声が出ていた名前がその辺の選手だったと思われ。

もちろん、逆転勝利という結果も足を運んだ身としては、うれしいのですが、今日は、チームの雰囲気的なものでプラスの印象を持つことが多く、ここ最近、少し不調気味になっていた選手が切れのある動きを見せていたこともあります。

守備の安定感もありましたし、まだプリンスリーグやクラブユース選手権予選に出ていないフレッシュな選手も、持ち味を発揮したプレーを見せてくれていました。

クラブユース選手権関東予選の初戦でスコアレスドローというスタートを切ってしまったチームですが、私は、その試合を見ていませんのでねw

この試合で感じられた良い雰囲気を持って、見る側としても楽しみに足を運ばせてもらいます。難しい相手と言われている、今週末の2試合の対戦相手ですが、蹴散らしてやりましょうよ。期待しています。ガツガツ感でも負けてほしくないですよ。

ではでは。

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高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2014/09/27 第15節 – 浦和レッズユースvs川崎フロンターレU-18 0-0引き分け

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どうも、ブクメです☆

この試合のスタメンは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に22番荒木聡太、右に40番橋岡大樹、真ん中に4番吉原大と2番橋岡和樹、MFが左に9番小島良太(後半12分⇒39番渡辺陽)、右に32番川上エドオジョン智慧(後半15分⇒19番松澤彰)、真ん中に7番勝野瑛と5番茂木力也、FWが8番斎藤翔太(後半34分⇒11番清川大輝)と10番小川紘生

となります。

試合会場が、同じ埼玉スタジアム2002のサブグラウンドでも、第2、第3とは全く違う印象になりますね、第4は、そして、人工芝の張替えをしてまだあまり経っていないようですが、ゴムチップが砂のように選手が走るたびに巻き上がり、滑る、ボールの勢いは止まる、相手のキーパーも場面で足を取られてイラッとしていたようですし、見ている側としても、やりにくそうな印象を持ちました。浦和としては、残り3試合でもう一度ここを使うことになるので、今日の感覚は大事にしておいてほしいですね(約2か月後になりますが。)

ということで、順位の上では浦和よりも下の川崎フロンターレU-18が今回の対戦相手ということになりますが、相手ホームでの試合では、かなりやられた印象を持つ敗戦だっただけに、また、少し相性が悪い相手になりつつあるのかな、という印象もあり、何が言いたいかと言うと、少し嫌なタイミングで、嫌な相手と当たるな~と思ったりしていました。

実際、どちらかと言うと、今日は、相手の攻撃を受ける時間が長くなりましたし、単純に試合全体の出来で言えば、相手のほうが優っていたとは思います。ただ、そこは、相手も苦戦しているチームだからなのか、大きなチャンスの直前のプレーや、シュート精度に難儀していた印象もあります。

決定的な場面ということで言うと、両チームともそこまで多くはなかった思いますが、前半は、20分くらいの決定的なピンチの場面を22番荒木聡太のカバーで防いだところと、後半終盤に(どちらかと言えば、こちらの方が、どうしてこれが防がれてしまうんだろうというくらいの)、5番茂木力也からのロングスローから少し競る形で19番松澤彰は触れなかったものの、相手ディフェンダーのクリアがそのままゴール前へすらした形になり、39番渡辺陽が詰めていてという場面で、決して狙いが甘かったのではなく、神がかり的なセーブで防がれてしまった場面を、ピックアップすると、ものすごく決定的なチャンスというのは、お互いに1,2回だったのかな~と思います。

ただ、0-0で試合終盤までもつれた展開の中では、1点を奪って勝利する展開に近かったのは浦和だったと思います。後半残り10分ほどのところで投入された11番清川大輝のゴールへの意識も良かったですし、取りに行くという時間帯で2番橋岡和樹と40番橋岡大樹が数度のパス交換で2番橋岡和樹がクロスまで行った場面もしかり、サイドに貼り気味の19番松澤彰が中に入った時や、ペナルティエリアに近い位置でサイドに入った時の折り返しの意図が味方選手とあった時も同様。

ただ、全体的には、この試合の0-0は、妥当な結果だったのかもしれませんね。

で、家に帰ってから、あまりチェックしない順位表をしっかりとチェックしてみたら、3試合を残して5位。3位との差が2差。まず、最下位の可能性はなくなり、対戦カードを眺めてみれば、浦和より下位にいるチームが残り3試合で結構直接対決が多かったりするので、それらのチームが揃って勝ち点を多く積み上げるということは、ない状況です。

10月からは、ご存知の通りJユースカップの予選などが入ってくるため、プリンスリーグ自体は、2カ月近く中断期間に入るわけで、中断前の位置という意味では、悪くないと思います。下手に、3位以内とかに入ってしまって、追われる状況で残り試合を変な守りの姿勢で戦うような雰囲気になるのもいやですし、追う方が良いです。

先ほど、浦和よりも下位チームの直接対決が多いと書きましたが、当然、上位の直接対決も割と多いわけで、もちろん、残り試合を浦和が3連勝するくらいの勢いでないとプレーオフ圏内は遠のくわけですが、悪くないわけです。

色々納得できないことだらけで、最近はテンションも変ですが、素直に納得できるのは、選手がこの環境下で、腐らず本当に、よく頑張っているな~ということのみです。

Jユースカップのグループ分けは、今シーズン勢いのあるチームと同居する結果になっていますが、粘り強く、今日のように受ける時間が多くても、簡単に得点は与えない戦いを続けてください。Jユースカップでも上を目指して戦いますが、いま大事なのは、自分たちについた粘り強さを仮に、それがJユースカップでは結果に結びつかなかったとしても、浮き沈みを作らないで下さい。周りがバタバタしてもです。

ではでは。

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高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2014/09/08 第12節 – 浦和レッズユースvs前橋育英高校 3-2勝利

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どうも、ブクメです☆

ということで、日本に戻ってきましたので、今週末のユースのプリンスリーグを観戦に、埼玉スタジアム2002第2グラウンドに足を運びました。

昼頃まで降っていた雨も、試合前には止み、気温も前日の蒸し暑さが嘘のような涼しいくらいの気候になり、プレーする選手にとっては、なかなか良い環境になったのではないでしょうか。トップチームとの兼ね合いで掛け持ち可能にするためか、それなら最初からそうすればよいのにと思ったりはしましたが、当初レッズランド開催の予定の試合が、埼玉スタジアム2002サブグラウンド開催になった、前橋育英高校との試合になります。

今年は、あまり抜けたチームがない印象のプリンスリーグですので、まずは、とにもかくにも混戦状態の残留争いグループからは抜け出すべく、しっかり勝ち点を積み上げていきたい試合です。

足を運べなかった前節の大宮アルディージャユース戦で、敗れたということでしたので、悪い流れを引きずらないためにも、重要な試合となりました。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番杉本広貴、DFが左に22番荒木聡太、右に40番橋岡大樹、真ん中に4番吉原大と2番橋岡和樹、MFが左に9番小島良太(後半33分⇒15番高橋聡史)、右に32番川上エドオジョン智慧(後半21分⇒19番松澤彰)、真ん中に7番勝野瑛(後半45分⇒20番東伸幸)と29番伊藤敦樹(後半7分⇒23番松崎洸星)、FWが8番斎藤翔太と10番小川紘生(後半45分⇒33番轡田登)

となります。

得点経過など書きますね。

前半34分に右サイドからの攻撃で、32番川上エドオジョン智慧からのクロスを8番斎藤翔太がスルーし、そのコースに走りこんだ7番勝野瑛が決めて1-0。

前半41分に、決定的な場面を作られるも相手のシュートミスに助けられます。

前半は、1-0で終了。

後半5分、11分に失点して1-2と逆転されます。

後半18分に、8番斎藤翔太がディフェンダーの裏に抜け出したところで倒されてPKを獲得し、これを10番小川紘生が決めて2-2。

後半32分に8番斎藤翔太のダイビングヘッドで3-2と逆転。

序盤は、どちらにも流れが行かないような時間帯が続き、スターティングメンバーも、代表で召集されている選手や、初スタメンの選手などもあったことからか、少し連携面でミスがあったところで、運動量の多い相手の前線の選手に狙われて、という場面はあったものの、ミスの部分は、他の選手が、または、自らで追いかけて取り返そうとするプレーなどもしっかりできていたことで、大きく崩れるということは、ほとんどなかったものの、攻撃面でも、それぞれの選手の動きは悪くなかったものの、それが連動して相手に脅威を与えるというプレーは、なかなかできなかったように思われます。

そんな中で、前半の大きなチャンスでしっかり先制した浦和と、決定的な場面で外した相手と言う構図が、その後の試合にも影響を与えたのかな~とも思います。

前半終了間際に、8番斎藤翔太がサイドからのクロスに合わせた強烈なヘッドがわずかに逸れて決まらなかったものの、このプレーがもしかすると今日の勝利の伏線になっていたのかな~と、後で思ったり思わなかったり。

前半を1-0で折り返し、後半の15分までに同点ゴール、更に、逆転まで許して1-2となった時には、少し悪い流れにはまってしまうような雰囲気もあったものの、7分に交代で入った23番松崎洸星が絡んで右サイドでの攻撃の連携面が高まったことで、徐々に浦和が相手の左サイドで脅威となるような攻撃を増やして行くことができたことで、流れも浦和に一気に傾いていったように思います。

その流れの中で、相手の攻撃の狙いとなっていた、真ん中の裏のスペースを狙って選手が走りこむようなプレーを逆に8番斎藤翔太が行った流れで得たPKから2-2に追いつくことができたわけですね。

実際には、ペースは浦和が握った後半の途中からの展開の中で、実際は、攻められたときに2度ほど、「やられたかな?」と思うくらいの決定機を作られていたのですが、いずれも相手のシュートミスに助けられたということもあります。

それでも、勝負と言う点では、時間帯でやるべきことで浦和が優ったということです。

やはり、思い返しても、後半の攻勢の立役者としては、23番松崎洸星が入ったことで加わった攻撃の工夫と駆け引きが効いていたと思われます。

更には、10番小川紘生の試合終盤のプレーの選択が、なかなかこれまた良くて、時間を使う処、潰すところ、仕掛けるところなど、やるべきプレーの選び方の良さも効いていたと思います。

3-2で勝ちきって積み上げた勝ち点3で、もちろん混戦の中での一歩前進と言うことで、この後も安定して勝ち点を積み上げないと、すぐにまた下も見えてしまうような状況ではありますが、4位まで浮上し、今日の相手の3位前橋育英高校との勝ち点差が3差というところまで浮上しました。

次の中断期間までの3試合で、次週の桐光学園、その翌週の国学院久我山が、浦和と同じような状況で上も下もうかがえる状況の勝ち点差の相手ということで、要するに倒してしまえば、かなり上に向かって前進できる2試合になるわけですので、少し気持ちにゆとりができた今日の勝利をプラスに考えて、リラックスした状態で連勝を狙っていきたいですね。

なかなか、選手は特徴を生かすことが許されないような、ある意味、安全なことが求められる、ある意味、窮屈な試合を課されがちな最近ですが、そんな中で、出場している選手の頑張りが伝わってきますし、その中で今日のような、工夫と連携が試合を決めたという試合が見られたことをうれしく思います。そこを、しっかり見ていて、継続して良い部分を、良いプレーした選手が、それで良いんだと自信を持って次の試合を見つめられるように考えてやっていただければと思います。

ではでは。

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ケラミックカップ2015日本予選の決勝ラウンドを観戦してきました。(2014/08/22)

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どうも、ブクメです☆

ブログの更新が遅れてしまいましたが、21日に引き続き、浦和レッズユースが参加しているケラミックカップ日本予選の22日の決勝ラウンドも観戦してきました。21日の2次予選を突破した浦和レッズユースは、決勝ラウンドに駒を進めました。

浦和レッズジュニアユース出身の平野正人の尚志高校も決勝ラウンドに勝ち進んでおり、この2チームに加えて、FC東京、東京ヴェルディ、柏レイソル、ジェフユナイテッド千葉の系6チームが総当たりで対戦し、上位4チームが決勝トーナメントに進むというレギュレーションになっています。

浦和レッズユースは、初戦の東京ヴェルディ戦を落としたものの、その後、尚志高校、FC東京に連勝し、4位以内突破に大きく近づくところまで勝ち進んだものの、決勝ラウンド自体が、混戦になったことが影響し、その後柏レイソル、ジェフユナイテッド千葉に連敗したことで、状況としては突破が難しくはなったものの、ジェフユナイテッド千葉戦で、ビハインドから追い上げて3-4と1点差で敗れたことで、他チームの結果次第ではありますが、突破の可能性を残して残り2試合を見守る形になりました。

尚志高校が敗れれば、ほぼ突破と言う状況でしたが、最後の最後で尚志高校が、引き分けに持ち込んだことで、残念ながら、浦和レッズユースは、決勝ラウンドで敗退となりました。

平野正人が出場していたので、その尚志高校が突破したことは、嬉しいのですが、浦和の敗退は、残念なのでやや複雑な気持ちにはなりましたが、やはり突破するために、勝ち点1の積み上げができなかった浦和レッズユースは、勝負のところで何かが足りなかったということになると思います。

敗退が決まったところで、別の用事が入っていたので、もし敗退したら、決勝ラウンドまででと考えていたので、その後の決勝トーナメントは観戦せずに、会場を離れました。

結果的に、4位で突破を決めた尚志高校が、下馬評を覆して優勝を決めたということですね。来年のドイツでの本大会に出場が決まり、おそらく、参加するであろう平野正人には、存分に今回の形式のサッカーの世界レベルのプレーの中で経験を積んできてもらいたいです。

もちろん、浦和レッズユースの優勝を願ってこの大会に足を運んだので、敗退は残念ですが、この形式のサッカーというものに触れることは、浦和の選手にとっては、通常のサッカーでは得られない要素を多く吸収ができますし、参加した選手は、今回の経験を今後にしっかり生かしてもらえればと思います。

この大会のもつ意味合いといものを、もう少しクラブとしても理解してもらえて、一枚岩でこの大会を考えてもらえるような環境が作れれば、よりユースの育成に必要なものとして、この大会に来年以降参加していけるのではないかと思います。

大事なもの、優先すべきもの、最近の浦和レッズユースの育成に欠けているものが、この大会で久しぶりに見られたのは、個人的にもうれしくもありました。

ではでは。

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清水フェスティバル2014/03/27/ 2日目 浦和レッズユースvs習志野高校 A戦3-1・・・個々の動きの良さが復活

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どうも、浦和サポブクメです☆

清水フェスティバルの大会2日目の今日は、B戦の修徳高校戦が清水東高校グラウンドで、A戦の習志野高校戦が蛇塚グラウンド(南)で開催されました。

当初、2試合ともに足を運ぶ予定だったのですが、雨のためのグラウンドコンディションの関係で午前のB戦の会場が急きょ変更になったそうで、空振りと言うことで、今日はA戦のみの試合観戦となりました。

今日も、昨日ほどではないものの、天気は残念ながらあまりよくはなく、それでも雨は降らないでなんとか持つかと思われつつも、浦和の試合の時には雨が降り出してしまいました。

しかしながら、今日の蛇塚グラウンドはピッチコンディションが良く、今日は、比較的雨の影響は感じられない試合となりました(でも、サイドラインが2本引いてある関係で、距離感を惑わされてしまう不思議な現象が時折発生はしていましたが。。。)

では、試合の話に移ります。

習志野高校戦(A戦)のスタメンは以下、

GKが18番高須雄大、DFが左に5番茂木力也、右に12番小木曽佑太、真ん中に2番橋岡和樹、MFが左に10番小川紘生、右に23番松崎洸星、ボランチに6番影森宇京と4番吉原大、トップ下に11番清川大輝と14番邦本宜裕、FWが9番小島良太

となります。

初日は、U19日本代表の関係で不在の茂木力也の姿がこの日から見られ、この試合5番をつけてスタメンで出場していました。

昨日のA戦のスタメンと比べると、前線では、けがの状態が心配な8番斎藤翔太が外れ、19番松澤彰の入っていた1トップに9番小島良太が上がっており、トップ下の位置には、11番清川大輝と14番邦本宜裕が入っています。

昨日の試合の入りの悪さはどうしたのかと思うくらい、この試合は、浦和の勢いがよく、クリエイティブなプレーが連発する形でスタートします。

2分には、6番影森宇京のノールックパスから、14番邦本宜裕につなげてのクロスから10番小川紘生がゴールを狙う形があったり、4分には左に開いた14番邦本宜裕から、9番小島良太、23番松崎洸星とテンポよくパスがつながりゴールに迫る形、6分にも14番邦本宜裕から23番松崎洸星とパスがつながりシュートまで持ち込んでいます。

8分には、ゴール前の良い位置でフリーキックを奪うと10番小川紘生が直接狙うも枠はとらえられず。

この他にも11番清川大輝が絡む形など、前線の選手が非常に流動的にクリエイティブ(←この言葉が適切なプレーが前半のスタートは本当に多かったのです)なプレーで相手ゴールに迫っていました。

・・・が、この時間に得点を挙げることができずに、次第に中盤のところで相手に奪われる形が増え、相手ペースになったとまでは言えないものの、やや序盤の勢いから比べると急激に試合が落ち着いてしまう時間帯になります。

相手の守り方もあると思いますが、一緒に見ていた方も言っていたのですが、サイドからの長いボールをうまく利用して攻めた方が有効な状況になっていたものの、その形になかなかならず、例えば、5番茂木力也が左の縦に長いパスを通して10番小川紘生が抜け出して仕掛ける形など時折、その形で仕掛けた時には、確かに効果的に相手ゴールに近づける形は作れていたと思います。

やや拮抗した流れになっていた中でしたが、先制したのは浦和。

27分に左前線でパスを受けた14番邦本宜裕が同サイドで10番小川紘生にマイナスのパスで渡し、そこからのクロスを4番吉原大がヘディングで合わせてゴール。この得点も、起点は5番茂木力也からのサイドを使った縦の長いパスからだったと思います。

ややリズムが悪い時間帯になりかけていましたが、浦和がリードする形で前半を1-0で折り返します。

後半開始からの交代は特にありません。後半開始からすぐの2分に、オフサイドのようにも思われたのですが、6番影森宇京からの裏へのパスに抜け出した14番邦本宜裕がキーパーと1対1の状況を作り、落ち着いてゴールし、2-0。

しかしながら、この前後のプレーか何かで14番邦本宜裕は少し足を痛めてしまったようで、この得点のすぐ後に7番勝野瑛と交代しています。7番勝野瑛は、そのまま邦本宜裕のいたポジションに入りました。

そして、迎えた11分に出し手が誰かは確認できなかったものの、再び裏へのパスに今度は、11番清川大輝が抜け出す形でキーパーと1対1になり、ふわりと浮かせたシュートで決めて3-0となりました。この場面もオフサイドっぽくも見えたのですが、ゴールは認められたので大丈夫だったのでしょう。

17分に9番小島良太に代えて19番松澤彰が入ります。

21分に、決定的な形を相手に作られるもぎりぎりのところで12番小木曽佑太がクリアして失点を防ぎます。

29分に11番清川大輝に代わり45番川上エドオジョン智慧が入ります。

32分にPKを与えてしまい、1点返されます。

36分には、6番影森宇京に代えて21番中塩大貴が入ります。

試合は結局3-1で浦和レッズユースの勝利となりました。

少しオフサイド気味の得点が2得点ほどあったので、欲を言えば、もう1点奪って文句なしの勝利になればな~と思いつつ、昨日無得点に終わったA戦から今日は3得点奪えたことをプラスに考えても良いかと思います。

やや、試合開始の勢いと動きのスムーズさから比べると、そこから徐々に難しい時間帯も多くなる試合展開となったために、ゲームの運び方や状況判断という部分では課題も残ると思いますが、個々の選手の動きを見ている限りでは、やはり昨日の試合での動きの悪さは、移動による疲労からくるものだったのかな~と思える部分もあり、やや厳しい判定でファールになることは多かったものの、後半終盤に入った19番松澤彰の前線での体を張ったポストプレーも、対峙する相手ディフェンダーも同じような体格をしている選手ながらも収められる場面も多かったですし、引き続き、1年生で唯一(?)参加している45番川上エドオジョン智慧は、質の高いプレーをできていましたし、要求もしっかりできていたと思います。

やや、慣れないポジションに入った選手は、苦戦している様子もありつつ、今日は、私が見ているもっともバランスが良い布陣には、一度もならなかったものの、いくつかの既に手ごたえを掴んだ形に、更に数か所変化を加えた形でのチーム作りの試みということであれば、この試合も得るものが多かった(そして、また課題もよく見えた時間帯もあった)試合になったと思います。

ここまでの試合をさらに踏まえての明日の2試合、今度はどのような試みが見られるのかも含めてしっかり見られればと思います。

明日は、B戦の会場も同じとなっているので、2試合とも見られると思います。

そろそろ晴れてほしいですね!

ではでは。

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