日本クラブユースサッカー選手権(U-18)関東大会2回戦 2019/05/25 浦和レッズユース vs 東京武蔵野シティU-18 3-0勝利・・・全国決定、競争は激化

どうも、ブクメです☆

駒場サブグラウンドでのS2リーグを観戦後、友達の車に乗せてもらいレッズランドに移動。15時キックオフのクラブユース選手権関東予選の2回戦の東京武蔵野シティU-18戦を観戦しました。15時キックオフなので、ここから涼しくなっていくことを期待していましたが、試合を通して直射日光も強い状況のまま、結果的に、ずっと暑い状況下での試合となりました。風も吹いていましたが、若干生暖かく、試合開始と比べると、試合が進むにつれて風が強くなるということで、多少暑さを和らげてくれつつ、でも強くなったらなったで試合に影響を及ぼすような。

割と急遽ではあるのですが、5月28日から1週間ほどカンボジアに行くことになり、次のラウンドの試合が観戦できないということになりました。よって、全国大会出場ということになると、この2回戦を勝利した段階で決まるのですが、もし、この試合に敗れると負け上がりでの重要な一戦が次のラウンドとなるので、この試合で何としても決めてほしいという状況での観戦になりました。

結果から言えば、問題なく勝利してくれたのと同時に、新たな競争も見られ、全国出場は決まったが、では、次の試合が見られなくても良いかと言えば、各ポジションでの競争を考えても一つも見逃したくないので、ぞれはそれで残念だという気持ちになるという感じ。

ということで、試合の話に移りますね。

今年のクラブユース選手権の関東予選は、トーナメントが昨年とほぼ同じで推移していて、勝ち上がってくるチームも同じということで、2回戦での対戦は、昨年に引き続き東京武蔵野シティU-18となりました。

簡単ではない相手ですよね。そのチームを追いかけているわけではないですが、個々で抜けたものを持っている選手もいるだろうし、スピード系の選手は、どのシーズンで見ることがあってもいるイメージ。守備の組織的にも町クラブだからという緩さもない。

浦和が勝つのが普通という見方をされるし、相手のモチベーションが高いという難しさも、同カテゴリとやる以上に大変で、特に昨年対戦している相手でかなり厳しい試合を強いられたことで、相手としては、勝てるという自信も持って挑んでくる。

その難しさが出そうな時間帯は、昨年同様にあったとは思いますが、それを今年のチームの特徴として出だしている、試合の中で、相手の流れに乗らないで、いったん立ち止まって考えて崩していくことができる。そんな、良さが出たのかなとも考えています。

vs東京武蔵野シティU-18戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人(後半37分⇒5番遠藤龍河)、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と21番南濵優大、MFが左に24番佐藤優斗(後半スタート⇒10番山中惇希)、右に15番松村大也、真ん中に17番盛嘉伊人(後半32分⇒22番奥山圭介)と4番玉城大志、FWが左に7番與那覇航和(後半10分⇒13番堀井真海)、右に9番波田祥太(後半43分⇒16番根岸恵汰)

となります。

1回戦で、途中から出場してポジショニングとワンタッチプレーで攻撃を活性化させるなど良いプレーを見せていた7番與那覇航和がこの試合ではスタートから出ています。Aチームの公式戦では、初スタメンだったかと思います(細かくは調べてません。)

ここまで組み合わせが多かった13番堀井真海と9番波田祥太の前線の組み合わせと比べると、自ら突破を狙っていくのが13番堀井真海だとすれば、チャンスメイクを考えるプレーをしながら狙えるところでシュートを狙えるタイプの7番與那覇航和ということで、若干攻撃の作り方がいつもと違うような形で進みますが、開始から、そのような特徴を見せた形で何度かチャンスを作り出します。

前半3分に6番清水楽人がサイドから仕掛けるタイミングで良いポジションに7番與那覇航和が入り、パスを受けるとワンタッチで4番玉城大志に戻すことで相手のプレスを受け流すようなプレーだったり、5分には、24番佐藤優斗からのパスを受けた7番與那覇航和がシュートを狙ったり、7分には、9番波田祥太と良い距離間でパス交換をしながら、9番波田祥太の突破につながる連携などありました。

攻撃の試みとしては、面白い狙いが多かったと思いますが、なかなか相手の集中した守備を崩すことができずで、相手の反撃の際には、鋭いだったり、力強いだったりという表現ができるような突破を試みる相手に対して、気を抜くと一気に抜け出してきそうなタイプの選手がいたものの、浦和の守備も落ち着いて跳ね返し対応できていたと思います。

8分に4番玉城大志が惜しいミドルシュートを放つなど、ゴール前が密集して突破ばかり狙うと守りやすくカウンターを受けやすいところで、意図的にミドルシュートを打つ場面も見られます。

11分には、24番佐藤優斗の左からの突破から7番與那覇航和に繋げて仕掛ける形を作ります。

前半15分あたりから、浦和が仕掛けてる回数は多いものの、試合としてはやや膠着状態になりかけ、長いボールを蹴りあってしまいそうになる時間帯に入ります。

こういう時間が長く続くと嫌だなと思っていたところでしたが、20分あたりから、早い仕掛けからファールをもらいフリーキックを獲得する場面が増えていきます。

20分のフリーキックのチャンスで4番玉城大志が惜しい狙いでディフェンダーに跳ね返されるもコーナーキックを獲得。そのコーナーキックのチャンスから9番波田祥太が惜しい形を作ります。

浦和に攻撃の工夫が見られる中で、27分には、17番盛嘉伊人が6番清水楽人の抜け出しに正確なパスを通し、そこから、左の24番佐藤優斗、更に少し高め位置を取った21番南濵優大に渡して、そのまま右前線の15番松村大也に展開するという、左右真ん中を幅広く使った攻撃も見られます。

サイド攻撃などでも惜しい形が増えてきた流れで、迎えた35分に6番清水楽人から7番與那覇航和へつなげての仕掛けから獲得したコーナーキックのチャンスから、6番清水楽人が決めて1-0と先制に成功します。

その後も前半残り時間に15番松村大也の右サイドからの仕掛けなどで何度かチャンスを作るなどありつつ、得点は動かず前半は1-0で折り返します。

後半開始早々から、右サイドからの15番松村大也の仕掛けからチャンスを作り、コーナーキックの場面では、4番玉城大志から受けたパスを15番松村大也が自ら惜しい形を作ります。

その直後の5分に、相手が決定機を作ったところで1番石塚悠汰が好セーブをして防ぎます(この場面、ちょうど目を離していた時に起ったことで、一緒に見ていた人に教えてもらったw)

7分には、10番山中惇希の左からの突破から、9番波田祥太と7番與那覇航和が絡む形で惜しい場面を作ります。

後半良い流れで進んでいる時間帯に待望の追加点が生まれます。

右サイドから8番冨田蓮が突破を仕掛け、15番松村大也に預けると、抜け出した9番波田祥太にパスを通すと、相手ディフェンダー2枚にクリアされるか、9番波田祥太が先に触れるかというところで、正直なところ私が見ていた角度だと、その2枚のディフェンダーが被るような形で、9番波田祥太が先に触ったのか、オウンゴールのような形になったのか、わからなかったのですが、別の角度から見ていた方から、9番波田祥太が先に触ったことで決まったゴールと教えてもらいました。

正に、9番波田祥太のゴールの中でも私の好きなゴールパターンの一つでもある、点で点を取るプレーでのゴールだったわけですね。

これで2-0となります。

2-0リードと言う状態は、すぐ前に観戦したS2の試合で、2-0リードから一度は逆転されてという場面を見たばかりなので、安心できる点差ではないなという考えを持ちつつも、試合展開と試合運びを考えると、比較的安心感が持てるスコアでもありました。

2点リード後も、相手の個々の突破の狙いも、しっかり防いでいく中で、迎えた23分。

後半10分から入った13番堀井真海がタイミングの良い抜け出しからキーパーと1対1の場面を作り出し、落ち着いてゴールを決め3-0。

この試合では、久しぶりに途中出場という形になったものの、それでもしっかり結果を残すところはさすがです。

試合としては、ほぼ決まった状況で、暑さもある中でしたが、その後も、例えば、ゴールラインを割りそうなパスであっても、9番波田祥太が最後まで懸命に追いかけて走るプレーなど、最後までチーム全体が気を抜くことなく、プレーし続け、相手の反撃も許さず、終わってみれば、浦和の強さと層の厚さを見せつけられることになる3-0快勝となりました。

・・・と、メモを見ながら書いていたのですが、やはり1日2試合、炎天下の中で試合を見て、更にその後にお酒を飲んで1日開けてブログを書くということをやると、どうも、断片的なメモを見ながら、繋げていくという作業がスムーズに行かず、なんだか、もっと書きたかったことがあったような気がするのに、浮かんでこないとかになってます。

そんなダメダメな私とは対照的に、浦和レッズユースは、点差以上に強さを見せてくれた試合だったということだけは覚えています。決して簡単な相手ではなかったと思いますし、相手がやりたい展開にされる可能性もあったとは思うのですが、そうさせなかった強さも含めて、浦和側として見ていて楽しい試合でしたし、今シーズンは、毎試合感じていることですが、同じポジションで台頭する選手が出てきて、選手間のポジション争いという点では、選手にとっては、大変な環境にはなりますが、また競争が激しくなりそうなポジションが出てきたなという印象も持たせてもらえる試合になりました。

ということもあり、次の試合は足を運べないので、全国大会出場がとりあえずは、ここで決まってくれて良かったとは思いつつも、競争の部分も含めて、一つも試合を見逃したくないという思いが強くなっているわけでして、次の横浜F・マリノスユース戦も見たかったなとなっているのが今でございます。

ではでは。

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日本クラブユースサッカー選手権(U-18)関東大会1回戦 2019/05/18 浦和レッズユース vs エスペランサSC U-18 10-0勝利・・・見事な二桁得点無失点で初戦突破!

どうも、ブクメです☆

「エスペランサって予選系でよく対戦するよね」みたいな話をしていて、過去当たったよなとか思っていたら、そういえば、組み合わせが決まった時に、1,2回戦は、昨年と同じという情報をもらっていたことを忘れていただけでしたw

ということで、プレミアリーグの戦いは、いったん中断期間に入り、今週末から、夏の全国大会となるクラブユース選手権の関東予選に入りました。

ちなみに昨年のこの対戦カードで書いたブログは、『第42回 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会1回戦 2018/5/20 浦和レッズユースvsエスペランサ 4-0勝利・・・畳みかける手ごたえと、足りないえげつなさ』ということで、昨年も数字的には無失点で快勝しているという1回戦だったのですが、昨年は、チャンスの数の割りに4点だったということで、もっと取れたのになと言うわがままな感想を書いてますね、私。

では、今年はと言うと、えげつなく得点を重ねてくれました。終わってみれば10-0の圧勝で昨年のように相手の時間帯というのを作らせないまま(終了間際に少しだけ相手に攻め込んられる場面はありましたが、打たれたシュートもGK石塚悠汰がしっかり防いでくれましたし)終始、浦和ペースで勝利となりました。

欲と言うのはいくらでもでるもので、前半に9番波田祥太の2ゴールで15分くらいまでに2-0とリードして楽な展開を作り出していたものの、前半残りの30分ほどは、チャンスの数は山ほどつくるもの追加点が決まらない時間帯があったので、そこでも決めていれば、更にスコアが凄くなったのではとか思ったりもします(応援する側と言うのは、そういうものですw)

ということで、久々に、ほぼ得点だけ書けば良いという得点経過だけでたくさん書けてしまう試合の話を書きつつ、プラスαをその後に書きますね。

vsエスペランサSC U-18戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人(後半スタート⇒5番遠藤龍河)、右に8番冨田蓮(後半30分⇒27番山田奈央)、センターバックに12番福島竜弥と21番南濵優大、MFが左に10番山中惇希、右に15番松村大也、真ん中に17番盛嘉伊人と4番玉城大志(後半12分⇒22番奥山圭介)、FWが左に13番堀井真海(後半20分⇒37番高橋悠)、右に9番波田祥太(後半スタート⇒7番與那覇航和)

となります。

前半9分に9番波田祥太が決めて1-0

前半14分に左サイドから6番清水楽人が突破し、クロスに9番波田祥太が合わせて2-0

後半5分に左サイドから10番山中惇希が突破しクロス。キーパーが対応しきれなかったところを17番盛嘉伊人が決めて3-0

後半11分に左サイドから12番福島竜弥が仕掛け、クロス。キーパーが弾いたところに詰めていた7番與那覇航和が決めて4-0

後半15分に・・・15番松村大也のアシストで13番堀井真海がゴールで5-0(ちょうど、明日のイベントで旗を付けるという話に気を取られていて見逃して、見ていた方に聴きました。)

後半18分に、17番盛嘉伊人からのパスを13番堀井真海が見事なトラップからキーパーと1対1になり、落ち着いて浮かせて決めて6-0

後半26分にコーナーキックからの流れでこぼれ球を7番與那覇航和が振り向きながら放ったループシュートが決まり7-0(このゴールは、見ていた位置からだとディフェンダーとかぶっていたので、急に浮き球のシュートが来て見事なコースで決まったという印象。アイデアのある7番與那覇航和のシュートなので、思い切って狙ってみたというよりは、イメージして狙ったと思われる。真偽は不明w)

後半28分に左から10番山中惇希が左から深く仕掛け、逆サイドの15番松村大也まで大きく展開し、再び折り返したところをヘッドで合わせて8-0

後半34分にセットプレーで17番盛嘉伊人からのクロスに5番遠藤龍河が合わせてゴール9-0

後半36分にコーナーキックのチャンスで17番盛嘉伊人からのクロスに10番山中惇希がヘッドで決めて10-0

こんな形での快勝となりました。

得点者の名前を見ても、悪い動きではなかったものの、なかなか今シーズンゴールという結果に結びついていなかった選手が決めるなど、もともと持っている得点感覚を取り戻すという意味でも得点できたのは大きいですよね。

また、10得点と言う結果以外でも攻撃の形で良かったところをいくつか書き出しておきますと、この試合では、とにかく本人の得点という結果には、ならなかったものの、右サイドに入った15番松村大也からサイド攻撃からかなり多くのチャンスが得点につながった場面以外も作られていました。

やや一方的な展開であったこともあるかもしれませんが、比較的バランスをとる役割が多い4番玉城大志が、右サイドから8番冨田蓮がドリブルで突破して折り返したクロスにヘッドで惜しいシュートを放っていたときに、そういえばセットプレーではなかったけど、普通にペナの中に入ってヘディングしてたなとか、そういう場面もあったり。

また、後半から入った7番與那覇航和は、実際に2得点と言う結果は残しているものの、私個人的には、この2得点以上に、後半7分のチャンスの場面での動きが印象的で、10番山中惇希が中盤辺りから仕掛けた時に、斜めに走って良い位置取りをし、10番山中惇希からのパスをテンポよく、左サイドから上がってくる12番福島竜弥にワンタッチでさばいたことで、この2人の動きを活かす形になり、そのまま10番山中惇希が右からゴール前に走りこんでいき、左から突破した12番福島竜弥のクロスに合わせてあと一歩でゴールと言うところまで行きました。

今日の相手は確かにそれほど守備のプレッシャーがなかったとは言え、この場面の一連の流れと言うのは、守備のプレッシャーがきつい相手でも同じように大きなチャンスにつながっているだろうなという、動きの質だったと思います。

あとは、前回の大宮アルディージャU-18戦に引き続き、1年生ながら途中出場した37番高橋悠も、後半終盤に角度がないところから思い切って狙ったシュートがバーを叩くという惜しい場面を作ってましたね。

昔のように関東予選にグループステージがあったころとは違い、トーナメント形式になってからは、特に1回戦は、それなりに差がある相手との試合にはなるものの、負けたら終わりになることで、なかなか、この大会のこのラウンドが新戦力を試すという場には、ならないのが現状ですが、そういった中でチャンスを与えられた1年生がこういう惜しい形を作るのは良いですよね。

全体的に見ると、今シーズンは、こういう展開の試合でも緩むことがないのは、各ポジションでの競争が激しくなっているからなのかなとも思いますし、それは、チャンスを与えられた選手がそれぞれの持ち味を見せているからでもあるわけで、シーズンが始まってから、ほとんどのポジションで、競争が激化するという状況になっているのは、定位置を掴みたい選手にとっては大変な状況かもしれませんが、チームにとっては、プラスになるわけですし、私が見たい育成カテゴリというのは、こういう競争をしながら特徴を磨いて見せた選手が活躍していくという流れなので、勝手に楽しませてもらってます。

そういう意味では、全国の出場は、今のチームであれば問題なく決められるだろうという楽観視をしてしまいそうにはなりますが、見る側としても、今日は喜びまた一旦引き締めて行かなければなと思っています。あくまでトーナメントなので、何が起こるかわかりませんから。

2回戦の対戦相手は、東京武蔵野シティU-18か千葉SC U-18になるわけですが、昨年の東京武蔵野シティU-18との一戦が難しい試合になったことはよく覚えていますし、今年のチームは見ていませんが、昨年は、Jユースカップの予選の時のこのチームの戦いも見る機会がありましたが、気を抜ける相手ではないことは確かです。千葉SC U-18の事はよくわかりませんが、仮にこちらが勝ち上がってくるとしたら、手ごわい相手を破ってきた相手になるわけですからね、より気を引き締めなければならないですよね。

もちろん、2回戦からは、負け上がりもあるので、そこで負けたから即敗退とはならないですが、まずしっかりと2回戦で勝って全国を決めてしまい、おそらく、その後は、新しい選手にもチャンスを与えられるような関東大会のその先になってくると思いますので、チームの底上げも考えて、決めてしまいましょう!

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2019/05/06 浦和レッズユースB vs 武南高校B 5-0勝利・・・J3のU-23チームを応援する方の気持ちが少しわかる

どうも、ブクメです☆

結局、ジュニアユースは断念(既に結果も確認済みで2-0勝利ということでホッとしてます!)し、6日は、レッズランド開催のS2リーグに来ました。

奥の方に知っている方も来ているようでしたが、なんとなく手前側で観戦する形になりました。

熊谷高校戦を踏まえての1年生の特徴を更に見つけよう、という気持ちでいたのですが、ある意味これが以前にも書いたようなS2リーグにBチームという形で参加している浦和レッズユースの見方の難しいところで、相手がBチームだから、浦和も1年生中心でまた行くかということではなく、昨日のプレミアリーグのジュビロ磐田U-18戦にベンチ入りしていたメンバーも含めた3年生や2年生も含めて、前回と同様のスタメンが4名のみというメンバー構成で臨むことになりました。

タイトルに書いたのは、以前、浦和のユース出身選手が所属しているカターレ富山とFC東京U-23のJ3を見に行った時に、FC東京U-23のメンバー構成を見て、普通にトップの試合に出ている選手も含めてその試合のメンバー構成が、なんか、予想していたU-23のメンバーと違うじゃないか!と思ったときと少し似た感覚を感じたということで書きました。

イメージしていた1年生中心のチームではなかったことで、若干頭の切り替えができず、実際に試合展開も早い時間に得点を積み重ねる比較的楽に見られる展開になってしまった(←良いことですが)ことで、少しまったりと見てしまうところもありました。

昨日と比べると、時折晴れ間もあったものの、曇りで暑くなくプレーしやすい気候になっていたと思いますが、終始強風が影響するような試合でもありましたね。

では、試合の話に移ります。

vs武南高校B戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に31番大野海翔(後半32分⇒26番舘澤佑磨)、右に32番岡田翼(後半15分⇒39番戸田大翔)、センターバックに34番工藤孝太と3番清水哲太、MFが左に7番與那覇航和、右に14番千葉希(後半23分⇒29番伊澤壮平)、真ん中に40番茂木柊哉(後半27分⇒42番吉田来綺)と35番島垣翔、FWが左に22番奥山圭介、右に37番高橋悠

となります。

相手のメンバー構成やどのような選手が武南高校Bとして組まれているかはわからないのですが、試合スタートの段階では、最終的な得点差がついたような浦和が圧倒しているという形には見えなかったものの、やや高校のAチームとやる時のような守備に隙を作らないような粘られて攻めても決められないような展開というよりは、チャンスの場面で相手の守備陣でコントロールミスなどが出て一気に決定機になるような形が多く感じられました。

浦和の攻撃としては、前半4分に22番奥山圭介が惜しいシュートを放ちます。

前半5分には、40番茂木柊哉から左の7番與那覇航和に渡し、左前線に走りこむ31番大野海翔に繋げてサイドから惜しい仕掛けがあります。

で、この流れをメモしているタイミングで浦和の先制点が入ったと言うことで、得点の時に下を向いていて見ていませんでした。確認した方に聴くと14番千葉希のゴールとのこと。

更に2点目も何と言うことか、また下を向いているタイミングに入ったと言うことで、このゴールは、最初は、40番茂木柊哉が触って相手にも当たって入ったのでオウンゴールではないかと言われていたものの、オフィシャルで結果が出てから確認すると40番茂木柊哉のゴールになっていましたね。

前半12分に34番工藤孝太からの長いパスを受けた14番千葉希がためを作り、右サイドを駆け上がる32番岡田翼に渡し、仕掛けます。

今考えると、左サイドバックの31番大野海翔も、右サイドバックの32番岡田翼も気が付くと高めにいて攻撃に絡んでいたので、中盤の7番與那覇航和や14番千葉希が良い形でキープしてサイドが上がれる状況を作り出していたのかなと思います。

前半14分に、守備は不安定だったものの、相手の攻撃の狙いとしてパス回しでの崩しの狙いが上手くハマった時にやや対応が遅れることがあった中で、一度決定機を作られる場面がありましたが、ここは、相手のシュートが精度を欠きます。

そして、浦和の3点目。3点目のゴールは、見ましたw

23分に、37番高橋悠からのパスを22番奥山圭介がなんなく決めて3-0とします。

比較的試合としては、浦和としては楽な展開になったところや、守備も3番清水哲太と34番工藤孝太のセンターバックを中心に相手の攻撃を問題なく跳ね返している状況で、中盤での35番島垣翔と40番茂木柊哉のところでのさばきも上手く行っており、37番高橋悠や、14番千葉希が、ドリブルで果敢に仕掛ける構図が生まれ、22番奥山圭介が隙を狙っている、サイドバックも上がれる形を7番與那覇航和がキープしながら作るなど、圧倒はしていないものの、得点差と試合運びで若干相手との差を感じてしまって、私自身少しまったりと見てしまう展開になってしまいました。

前半を3-0で折り返し、後半も浦和ペースで進みます。

私は以前から時々書いているのですが、ロングフィードの蹴り方や軌道が好きなタイプというのがあって、その中でも3番清水哲太のパンチ力のあるフィードが好きで、割とその辺を期待しながら見てしまうところがあるのですが、この試合でも、後半早々に、鋭いフィードでバックラインから前線に走る7番與那覇航和にパスを通していましたが、この試合でも、フィフティのボールではなくて、強くて速いボールで味方の動きを考えて強めのフィードを意図的に出しているという場面が結構あったのですが、結構強めで受けにくいところでも、これを受け切ってトラップして仕掛ける選手を見ていると、レベル高いなと併せて感じるわけですね。

さてさて、私自身、集中を取り戻した(w)後半も早い時間に浦和が追加点を決めます。

6分に、右サイドでパスを受けた31番大野海翔が裏へ出したパスに抜け出した22番奥山圭介が、またもやなんなく決めてしまいます。

これで4-0となります。

前半12分に37番高橋悠が中盤辺りでパスを受けて持ち上がると相手ディフェンダーの激しいディフェンスで倒されてファールを受けるも、相手もフリーキックで蹴りなおすだろうと思ったであろうところで、すぐさま起き上がったと同時に右前線に走る32番岡田翼にパスを通し、チャンスを作った場面がありましたが、こういうプレー大好きです。

今シーズンは、プレミアも含めてユースを見ていて、なんか良いなと思うところとして、ドリブルで突破する(したい)タイプの選手に対して、相手ディフェンダーに引っかかることが多くて実際には奪われてしまうことが多いという状況もあるのですが、そこで、味方を使うプレーをしろという指示は出ていないだろうなと感じるくらい、仕掛けるタイプの選手が、そのプレーを果敢にトライし続けている様子が見られます。

過去には、ストライカータイプの選手が、気が付けばパスも上手い選手になって、それはそれでよいものの、最も強みにしていくべきだった突破力が失われていくという姿も見てきたので、もちろん、独りよがりになりすぎることに賛否は出てくるとは思いますが、突破ができるタイプの選手には、今年のように、これまでにない相手の守備のスピードだったり、スペースを消してくる動きだったりで、最初は思うように行かないかもしれませんが、適応して強みを更に研ぎ澄まされた状況にしていく楽しみが見ていてあります。

もちろん、無限に時間が与えられるわけではありませんが、「こうしなさい」が強すぎないのだろうなと感じられるところは、見ていて嬉しいところでもあります。

・・・と、話が試合からそれましたが、分かる方にはわかってもらえる、試行錯誤の段階の選手のプレーを見ながら、感じていることだったりしますので、書きました。

メンバー交代がいくつかありながら、終盤になるにつれてリードも多い状況の中で、3番清水哲太からの強めのパスが前線の選手に供給されるところを見つつ、この試合の最後の得点は、交代で入った29番伊澤壮平のゴールになるのですが、この得点までの流れが見事でした。

43分に、この試合、既に2点決めている22番奥山圭介が、中盤辺りでパスを受けると、そのまま、右前線に持ち上がると、私たちが見ていた側からすると、おそらく、右前線に走っていた39番戸田大翔(?)が良いスペースに走っていたので、そちらにパスを出しているかと思ったのですが、実は、裏に抜けていた29番伊澤壮平の抜け出すタイミングに完璧に合わせたパスを通していたということで、見事なタイミングのパスと見事な抜け出し、そして、見事なシュートでの29番伊澤壮平のゴールとなりました。

一連の流れからきれいなゴールでこの試合の締めくくりとなりました。

さてさて、来週は、開幕戦と同じく、浦和レッズユースのプレミアリーグの大宮アルディージャU-18戦が11時キックオフで開催され、その後15時からS2リーグも開催されると言うことで、同日開催バージョンになるので、またメンバー構成も変わってくると思いますが、おそらく移動して問題なく観戦できると思いますので、次節も楽しみにしています。

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2019/4/14 浦和レッズユースvs鹿島アントラーズユース 1-0勝利・・・流れからのゴールで勝ち切った!

どうも、ブクメです☆

鹿島アントラーズユースとの対戦と言えば、鹿島アントラーズクラブハウスがこれまでのセオリーで、ここ数年は、その会場では、なかなか勝てていない印象があり、内容としても厳しい試合が多かったという見る側としての少し嫌な印象があったものの、今回の鹿島アントラーズユースとの試合は、県立カシマサッカースタジアムスタジアム。

何気に、私が記憶する限りは、鹿島アントラーズユースとこの会場で公式戦を戦ったことがないような印象を持っています(細かく調べていません)が、Jユースカップで優勝した現在の大学4年生が最高学年だった世代のユースが下馬評の高かったセレッソ大阪U-18を下した場所だったり、結果としては、敗戦となったものの、浦和レッズジュニアユースがヴィッセル神戸U-15相手に好ゲームを繰り広げた会場だったり、私自身も、育成に足を運ぶ方も、割とこの会場には、良い印象を持って(トップチームサポーターがここが嫌い、鹿島嫌いとか、そういう話は、関係ありませんw)いる方も多いような気がします。

もちろん、プレーする選手にとっては、この会場での経験がない選手がほとんどだと思うので、関係ないのですが、見る側の私としては、そんな感じもあったので、若干リラックスして試合に臨むことができましたという前置きをしつつ。

おそらく、このブログを以前から読んでくださっている方は、昼間の試合でその日のうちにブログが上がっていなかったことで、「たぶん、運転で疲れ果てて眠ってしまった、ブクメ」と思った方もいると思いますが・・・正解ですw

疲れ果てて眠り、その日に帰ってからやる予定だった仕事も何もできずに、次の日の早朝に起きて、慌ててまずは仕事をしてそれが一段落してからブログを書き始めています。

試合から丸1日くらい経ってからブログを書き始めているものの、印象に強く残った場面が多かったことから、書き始めて、昨日のことや試合の場面が、まだ鮮明に残っている箇所が多いです。

では、まず試合の流れを大まかに書きますね。

vs鹿島アントラーズユース戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人(後半スタート⇒12番福島竜弥)、右に8番冨田蓮、センターバックに5番遠藤龍河と21番南濵優大、MFが左に24番佐藤優斗(後半38分⇒10番山中惇希)、右に15番松村大也(後半22分⇒19番成田安里)、真ん中に17番盛嘉伊人(後半45分⇒7番與那覇航和)と4番玉城大志、FWが左に13番堀井真海(後半22分⇒20番木下翼)、右に9番波田祥太

となります。

試合後に、いくつか入ってきた情報もあったのですが、直接聞いたわけではないので、私が感じた印象などで書くと、前節からスターティングメンバーが数か所変わっていますが、今年の鹿島アントラーズユースの事は、ほとんど知らないものの、これまでの印象で考えると、跳ね返す力を考えたメンバー構成にして、そこから全体的なメンバー構成を組んだ時に今回のスターティングメンバーになったのかなと、スタメンを見てまず考えていました。

実際に試合が開始してから5分ほどは、相手が高めのボールなど含めて攻めてくる回数が多く、その辺りをこの試合スタメンで入っていた21番南濵優大や、6番清水楽人が跳ね返すところなど見つつ、勝手に「なるほどね」とか思ってたりしました。

それでも、決定機自体は、ほとんど作られていないものの、コーナーキックやフリーキックを与える場面は、やや多い印象がある序盤となりました。

前半8分の相手の攻撃を防いでからの6番清水楽人から17番盛嘉伊人を経由して24番佐藤優斗に繋げたプレーなどを始めとして、受けて跳ね返して、ただロングボールで前線がという展開にならなかったのが、今日の試合の勝利につながった一つのポイントと感じられたところで、更に、この試合では、前線に入った13番堀井真海がパスを受けてからの突破の鋭さが際立っていて、前半11分には、難しいボールを上手くポストで受けて9番波田祥太へつなげるようなプレーも見せたかと思うと、前半12分には、スペースに走り出してパスを受けたところで反転してそのまま突破してキーパーと1対1の場面を作り出しこのシュートはコースが甘く相手キーパーにはじき出されるも、相手守備陣にとっては、かなり驚かされたプレーになっていたと思います。

↑先制点後に喜ぶ選手たち

昨シーズンから、だいぶ長い期間、公式戦では、ゴール自体少なく、入ったゴールもセットプレーからのみという状況で、この試合は、流れからのゴールも予感させるような、数選手が絡んだワンタッチパスでの突破などの試みも多く見られ、ゴールを意識した突破も見られた中で、その予感が的中するような見事なゴールが生まれます。

前半14分に、13番堀井真海が、パスを受けると右前線深くまで運び左前線から走りこむ24番佐藤優斗にラストパスを送り、これを決めて浦和が1-0と先制します。

浦和レッズユースの試合をあまり見ていない方には、「あ!浦和が先制してる!」くらいの驚きだったかもしれませんが、私たちにとっては、「数選手が絡んで相手を崩そうとするプレーや突破の試みが多く見られて流れからのゴールが期待できそうだなと思っていたところで、長い期間見られなかった流れからのゴールが決まった!」という喜びのゴールでした。

もちろん、これまでできなかった崩すためのプレーや数選手が絡んだプレーというのは、数選手が近い位置で高めの位置で前を向いて展開することが多いわけで、テンポ良く行けば崩せるものの、少しずれたり、パスの強さが合わなくて、コントロールが上手く行かない状況から相手の反撃を受けたときには、より相手には攻撃するスペースが多く生まれてしまうということもありますが、その辺りのリスクを許容した上で、挑戦する方のプレーが多く見られたと言うことが、この試合で見ていてうれしかったことで、前半で言えば、そのプレーが許されていたことも嬉しかったですし、それを可能にしていたのは、特に個人の感想にはなりますが、前節同様相手の左サイドからの攻撃を自由にさせなかった8番冨田蓮の守備であったり、真ん中で高めのボールに対して5番遠藤龍河と21番南濵優大が力強く跳ね返していたこと。4番玉城大志がこの試合では、守備的な意識を高めにプレーしていたことに加えて、左サイドバックに入った6番清水楽人が、ポジショニングも含めて、ボランチに近いような試合を落ち着けるボールの受け方回し方をしていたのも大きかったかなと思いました。

この形で、相手が浦和陣地でプレーする場面も多く、セットプレーも多く与えてしまってはいたものの、これらによって「やられた」と思う場面はほとんどなかったとも言える前半でした。

攻撃の部分で前半良かったところをピックアップすると、前半23分の9番波田祥太の上手い追い込みから結果的に前線でインターセプトを成功させたプレーだったり、24分の6番清水楽人が中盤のスペースが開いたところに上手く入ってパスを受けたところからの、24番佐藤優斗、13番堀井真海と繋がり、再び24番佐藤優斗へつなげての仕掛けの場面、前半28分の仕掛けのところでは、最終的には、相手に守備陣にかかったものの、「今の攻撃何人絡んだかな」と思い返したら、6番清水楽人、4番玉城大志、13番堀井真海、24番佐藤優斗、17番盛嘉伊人と5人絡んでいたという、その試みだけで少しテンションが上がったりした場面。

前半31分には、13番堀井真海が再び見事な突破で右前線に流れていったところで、15番松村大也がペナルティエリア内に流れていき、左から24番佐藤優斗も走りこむ形で、クロスが合えばというかなり惜しい場面も作りました。

あとは、監督からの指示でもわかりやすく、前にも後ろにも絡めと言う17番盛嘉伊人のプレーが印象的で、前半40分にバックラインも含めて攻撃参加していた時には、センターバックの位置に下がってケアする場面なども見られました。

そんな感じの前半でした。

比較的守備的なところでもバランスが取れていたので、特に交代せずにそのまま行くかと思っていたところでの後半スタートからの左サイドバックの交代。6番清水楽人から12番福島竜弥への交代となったわけですが、最初は、もちろん私としては、ちょうど見に行った浦和カップで12番福島竜弥の左サイドバックでのプレーでかなり良い印象を受け、プレミアリーグ開幕戦でも良い印象そのままで来たものの、この試合では、守備の落ち着きを作っている6番清水楽人のままで行くかなと思っていただけに驚きましたし、実際に1点ビハインドで当然のことながら、後半の早い時間から攻撃に比重を置いてきた中で、ややそのサイドから仕掛けられて危ない場面が多くなったのも事実ですが、結果的には、ある程度耐える時間を経えつつも、後半5分に9番波田祥太のポストから17番盛嘉伊人にマイナスのパスが入ったところで、思い切って左前線を駆け上がり、パスが通れば大きなチャンスになるというプレーもあったように、て、攻撃ができるタイミングでは、攻撃の持ち味も何度か見せることもできていたと思います。

期待に応えた選手にはチャンスを与え、それが、負けないためという理由で崩されない起用になるというメッセージにもなるところですかね。もちろん、チャンスが与えられた選手と手ごたえを得ていたのに交代になった選手にとっては、まったく印象が違ってくる内容にはなりますが、育成を考えると、紙一重ですが、間違っていないのかなと思います。

逆に、ミスした選手でも、その後の取り組み次第では挽回ができるとも言えるでしょうし。

後半22分に、20番木下翼と19番成田安里が同時投入されます。ここも、守りを意識した起用ではなく、追加点を狙いに行く起用ですよね。

20番木下翼のドリブルでの仕掛けが良いというところに関しては、これまでもたくさん書いてきましたが、この部分は、言うまでもなく、この試合でも見せてくれました。

この試合では、同時起用された二人によって高い位置で奪うという守備面でのプレーでもさっそく良い形がありました。後半29分あたりのプレーになるのですが、19番成田安里が相手のサイド攻撃に対して、上手いポジション取りでプレッシャーをかけていき、ある程度相手が仕掛けられるコースを限定させたところで、そこに来た相手に対して20番木下翼が上手く読んで奪う。これで高い位置での反撃ができる形が作られました。

19番成田安里の攻撃の仕掛けに関しても、難しいパスに追いついてクロスを上げる場面や、スタートが少し遅れたものの、チャンスで9番波田祥太が粘ったボールのこぼれ球に対して、素早く反応して相手ディフェンダーのブロックにあったものの、思い切ってシュートを狙った場面(結果的にコーナーキックを獲得)など攻撃面でも見せ場を作り、同時に、先ほど挙げたようなプレーのような守備面での駆け引きや受け渡しのところなど、良い守備も見られました。

もちろん、まだまだこれからというプレーや、監督からの指示も多い状況ですが、短い時間ながら印象の残るプレーは見せてくれました。

また、残り10分ほどと短い起用になり、時間的にも相手が得点を取るために仕掛けてきて守備にも重きをおかなければならない時間帯で投入された10番山中惇希が試合終了間際で見せた、左サイドからドリブルで仕掛け、相手ディフェンダー3人くらいに取り囲まれながら、それでも奪われずに突破していき、コーナーフラッグ付近で、時間も使いつつ、同時に抜ききるための駆け引きもしていて、抜け出せたらゴールを目指そうくらいの姿勢も見えたプレーが見られました。

1-0勝利という数字上の結果以上に、多くのものが詰まった1戦になっていました。

もちろん、この勝利で一気に優勝候補の一角になったと言えるような状況ではなく、その辺りには選手もわかっていると思いますが、明らかな前進をしていることがわかるチーム状況になっていて、更に、明確に、優勝争いができるチームになるためのリスクも負いながらの起用采配が見られることが、見ている側としては何より嬉しいわけです。

間違えなく、今後は、個々の選手のチーム内での戦いもし烈になってくると思います。

ただ、それがチームとしては自然な流れになります。

楽しくなってきました。楽しい試合でした。勝利も嬉しいですが、それ以上に感じられるものが多い試合だったことが大きいです。

次節も楽しみにしています!

ではでは。

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ちなみに、今年は、ユースのプレミアリーグと日程が被ることが多くて、なかなか見に行けていないジュニアユースの関東U15リーグ。なかなか勝てていない状況でしたが、この日に行われた川崎フロンターレU-15戦で見事勝利したという結果を確認してホッとしています。21日もユースとかぶってしまっているため、次に足を運べるのが27日の柏レイソルU-15戦になると思います。

高円宮杯プレミアリーグ2019/4/7 浦和レッズユースvs清水エスパルスユース 0-2敗戦・・・私は前向きにとらえました。

どうも、ブクメです☆

ブログを書くようになってだいぶ期間が経ちますが、ここ数年は、だいぶ客観視して見られるように悪い意味でなってしまっている浦和レッズユース。

その最も大きな理由が、実は、今日の試合に関しては、ハーフタイムに、知人に言われるまで忘れていた言葉で思い出した「積み重ねのないチーム作り」という点。スタートは良くなくても、良いポイントを見つけ、そこが確固たる強みになっていき、課題になる部分がクリアされて行って、チームとしてのレベルアップがされていくという正常なことが起こらない状態ですね。本当に、これがもどかしく、育成のカテゴリを見る時の気持ちを踏みにじられる瞬間なんですよね。これが繰り返されてきたので、そういう風に見るようになっていたわけです。

今年は、たびたびブログでも書いていますが、私的なことで、複数の難しい状況がまとめて起こるという、ちょっと自分の頭でも整理ができないような問題が新年からずっと続いていました。3月は本当にピークのピークで、複数の内の1つは、ようやく3月末に計算できる状態になってきていたものの、別の一つは、実は、浦和カップの2日目に足を運べたのですが、その日まで続いていました。場合によっては、試合の途中や第1試合のみで、トラブルの連絡が来て対応に追われることにもなりかけてました。が、この日に2つ目の難しい状況も無事一段落となりました。

やることなすこと裏目に出るというのは、本当にきついですよね。体感しました。そのうち一つは、さすがに個人のfacebookアカウントで吐き出してしまいましたw

そんなこんなで、今年のこの数か月で感じていることは、これまで行きたい試合に自由に行けすぎていたなというシンプルな感想で、それが当たり前で前のめりすぎて、硬くなりすぎていたかもしれないな・・・ということを考えることもできないくらいでしたが、それだけに、行ける試合の楽しさが半端ないんですよね。

確かに、育成の方針とか、やっていることを見れば、分かりやすく選手の個性を伸ばすだろうクラブチームも高校も増えてきているんですけどね。でも、じゃあ、そちらに移りますかと言われると、そうもならない。結局、浦和レッズユースが好きなんだなと実感しています。

そして、方針に関しても、現在の監督になって、昨年の夏以降は、よくわからない状況になったものの、そこまでの現監督がやってきたやり方に関しては、もちろん、現場にいて、選手と言う立場であれば、色々な考えがあるとは思いますが、私としては、すごく良かったんですね。なので、基本的に、監督がやりたいことをある程度できれば、積み重ねもされていくものだと考えるところがあります(もちろん、別の要素で壊されることは、常に覚悟する必要はありますが。)

ということで、試合後は、周りの方に聴く限りは、ネガティブな言葉も聞かれたものの、おおむね私は、今日のプラスのポイントとわかりやすい課題がクリアされていくことで、少なくとも、残留のための戦いをしないチームに早い段階でなり、更に前進できれば、上位争いができるという計算をして、次節にその課題がどこまでクリアされるのかを楽しみにするというのが今です。

では、試合の話に移りますね。

vs清水エスパルスユース戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に12福島竜弥、右に8番冨田蓮(後半39分⇒7番與那覇航和)、センターバックに5番遠藤龍河と27番山田奈央、MFが左に10番山中惇希(後半16分⇒24番佐藤優斗)、右に15番松村大也、真ん中に4番玉城大志と16番根岸恵汰(後半16分⇒13番堀井真海)、FWが左に17番盛嘉伊人、右に9番波田祥太(後半30分⇒19番成田安里)

*正確な交代時間などは、公式を見てください。私は割とざっくりです。

試合開始からしばらくは、独特の雰囲気などもあり、緊張感がある選手もいたものの、最初から相手が飛ばして得点を狙いに来るというイメージというよりは、若干様子を見るような立ち上がりの中、浦和が仕掛けるという形も何度か作り、開始3分くらいには、17番盛嘉伊人の仕掛けからフリーキックのチャンスを作ります。

開幕戦ということで、試合後に勝利監督インタビューも場内に放送されていたのですが、清水エスパルスユースの監督が語っていたように、サイドからの攻撃を狙っていたがそこを上手く防がれてしまったとあったので、やはりなと思った一つの要素として、相手の左サイド、浦和の右サイドの8番冨田蓮のところで、前半5分あたりに鋭い仕掛けを落ち着いた対応で8番冨田蓮が防いだことに始まり、サイド攻撃を封じることに成功し、そこからの攻撃が思うように行かないと相手にイメージを刷り込ませることができたことで、序盤の相手に勢いを封じることができていたのだなと、納得です。

同様に左サイドの12番福島竜弥も私としては、運よく1試合だけ足を運べた浦和カップの試合の時に触れた、予想していなかった選手の台頭と書いたのがここで、左サイドバックとしてプレーする12番福島竜弥の印象は、ほとんどなかった中での起用と守備も含めた攻撃の時の思い切りの良さと、サイドからのチャンスメイクがこの試合でも見られました。

ちなみに、この試合では、6番清水楽人がベンチ外(S2の試合にもいなかったので、怪我か学校行事系かも?)でしたが、浦和カップの時には、この2人が2試合含めて同じくらいの出場時間で共に見せ場を作っていたことと、セットプレーのところでは、昨年も見せていたように、6番清水楽人の競り合いの上手さで惜しいヘディングシュートなどもあったことから、互いの特徴含めて左サイドバックというところでは、ここでの競争もチームにとってはプラスになっていくのだと私は感じています。

・・・と試合の流れと関係ないことを書いてしまいましたが、試合前には、相手の攻撃陣の評価が凄く高いような文章をいくつか読んだため、この試合は、スタートから受けて跳ね返してのカウンターになっていくのかなと思っていたこともあったので、この辺りは、大きく覆す、浦和が相手のゴール近くでプレーする機会も多く作れる出だしとなりました。

ただ、攻撃としては、連携面でまだまだというところが多く見られ、攻撃の回数は作っているものの、実際トータルの1試合のシュート数は5本もいかなかったと思いますので、ゴールを脅かすための崩しなどは、少なかったとも言えます。

また、相手の良さを出させない守備ができてはいたのですが、結果的に、これがプレミアリーグなんだなと言うのが、数少なくても、大きなミスがある時に、外してくれないというところで、前半17分に失点を喫しましたが、ここは、相手に自由にさせない中で、もちろん守備でもいくつかミスはあったものの、そこに対しても味方がカバーする形で防げていて試合としては、守備のバランスも落ち着いてきていたところで、一つ守備の連係がずれたところで裏に出されて一気に抜け出され、守備が戻れず抜け出した選手にラストパスを送られて決められるという形になりました。

それでも、そこから崩れるということはなく、21分にも似たようなピンチは迎えたものの、そこでも対応した8番冨田蓮が、一人の突破と裏に一人が走りこんでいて他のディフェンダーが戻り切れていないというところで、突破もケアしながら、裏への抜け出しに対するパスコースも限定させるような対応をして、結果的にここでは、相手のラストパスがその8番冨田蓮にかかるような形で相手のチャンスを摘むことになりました。

前半は0-1とビハインドで折り返すことになりますが、前半の攻撃面では、良い位置でのフリーキックは、複数回取れていたものの、そこが活かし切れていなかったですね。攻撃の形で良かったのが、前半23分の9番波田祥太が左に流れつつ受けたパスを中に移動する10番山中惇希に渡し、ワンタッチで出されたパスを再び9番波田祥太が受け、更に17番盛嘉伊人に預けて前線へ抜け出しラストパスを受けられればという前線3人が絡んだテンポの良い攻撃。

更に、前半39分に左サイドバックの12番福島竜弥が攻撃参加し、突破してのクロスに10番山中惇希が合わせたシーン。ここは、枠を捉えきれませんでしたが惜しい形でした(後々公式記録を見ると、山中惇希のシュートが0本になっていたですが、この場面は、シュートだったと思うのになと思って追記w)

後半に入っても試合の流れとしては、相手も色々工夫してきてはいましたが、サイドからの攻撃に対する守備の対応はできており、ただ、真ん中から崩しにくる形での仕掛けてきた後のこぼれ球に対しても相手の方が反応が早く、ヒヤリとする場面は増えてきたように感じます。

浦和の攻撃としては、後半15分あたりに、13番堀井真海と24番佐藤優斗の同時投入があり、果敢な仕掛けからチャンスを作る場面も増えましたが、得点までは遠く、後半30分には、19番成田安里が投入され、2本ほど、パスを受けてためて抜け出す味方にチャンスにつながるようなパスを供給できかけていたのですが、僅かにオフサイドにかかってしまいました。

相手の攻撃に対しても、守備陣がしっかり対応はできていたと思うのですが、やはり後半も1失点してしまうのですが、そこは、守備の連係のミスからで、それも、そこまで含めて狙って決めてしまうような選手がいなければ、失点しなかった場面かもしれませんが、ここを狙われて決められてしまったのは事実です。

結果、開幕戦は0-2の敗戦となりました。

タイトルで私は、前向きにとらえたと書きましたが、これは、鼓舞するために嘘をついているわけでもなんでもなく、カギになるポイントが見られ、そこに真剣に取り組んでいけば、かなり良いチームになると感じたからです。

まず、守備面では、全体的には良く、その中でも、プレミアリーグにいるような超攻撃的と言われるチームがいたとして、その場合、やはり強さの一つとしてサイド攻撃に強烈なアタッカーというケースも多いわけでして、そういったチームに対して、この開幕戦で、サイド攻撃が簡単に通用しないというイメージは植え付けることができたは、かなり大きいと思っています。

後は、守備の連係(声掛け含めてかなり重要なことをこの試合で感じたはず)を高めることでこの試合に起った2失点の少なくとも1点は防げていたこと。個々の能力の問題ではなく、連携と声掛けのところだから、修正できること(意識の問題。)

攻撃面では、形が作れないという声も聞こえてきたのですが、私は、物凄く可能性を感じてしまったのですが、それは、2トップ(公式だと、1トップ扱いになっていたので1.5列目という解釈だと思いますが)の一角に入っていた17番盛嘉伊人の存在。シンプルにゴールを狙えるタイプの選手に対して、攻撃に予想外の要素を加えられる17番盛嘉伊人のような選手が、このポジションに入っていることで、前線の組み合わせをしばらくこの形でやるとしたら、一つ下のところでの4番玉城大志に加えて、一つ前のポジションでも相手の虚をつくプレーができる選手がここに入っていて、実際に、この試合では、「頼むから、連携のところを意識してくれ」という場面が実際にはかなり多かったものの、セオリーの攻撃パターンでは、相手に防がれてしまっていたところでも、彼を経由して、工夫されたパス出し、ワンタッチプレーなどで数回完全に相手の裏をかいて10番山中惇希がサイドを突破した場面もありました。

後半途中に一つ下のポジションですが、投入された7番與那覇航和もそうですが、今年の9番、10番の特徴を存分に生かし切れるタイプの選手がいるのに、とにかく、連携面が高まらないことが、もったいないと昨年から感じていたので、そこが高まっていけば、一気に上昇気流に乗れるとすら感じています。やれないことをやることを頑張るのはもちろん必要ですが、それ以上に、やれることをより研ぎ澄ますことが必要なわけでして、それを高め合える素材がいるチームだから、できるはずなんですよね。

よって、私は、前向きな印象を持っているわけです。

今年は、一つ一つ積みあがって前進していき、選手が楽しい表情で結果も付いて来るような姿を見られることを期待して、来週の鹿島アントラーズユース戦を楽しみに待ちます。

ではでは。

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浦和カップ2019/4/3 浦和レッズユースvs旭川実業高校、敬愛学園高校・・・この得点パターンを見たかった

どうも、ブクメです☆

昨日のアニ山さんのブログの時にも少し触れたように、浦和カップも行けない可能性が高かったのですが、正直なところ、試合中にまた呼び出されて急遽帰ることになる可能性に若干冷や冷やしながらも行けることになりました。試合後に帰宅してから、写真だけfacebookページに更新してからすぐに別用で出かけて夜遅めに帰宅し力尽きてしまったので(w)、ブログを書くのが4日の朝になってしまいました。ちなみに、明日の浦和カップ最終日は確実に行けないことが決まり、今日の順位リーグは、もしかしたら2試合のうちの1試合は行ける可能性があるかもと言う感じです。

昨日の夜の予定のところで決まったところで、6日の大学サッカー開幕は別用でほぼ行けないことが決まりました。7日のプレミアリーグ開幕は、おそらく大丈夫です。

色々ありますが、実際に3日に浦和カップ2試合に足を運べて感じたのは、なんだかんだで自分のサッカー観戦のベースは浦和レッズユースだなということですかね。当たり前に、行こうと決めた試合に足を運べていた時期と比べると、更に行ける試合をかみしめて見ることができ、やはり、楽しいです(危なっかしい試合展開を見ることになってもw)

前回足を運んだ、ちょうど一か月くらい前の川崎フロンターレU-18との練習試合から1か月が経ち、そこからの1か月でチームとして前進している部分も見られましたし、まだまだの部分もありますし。自信を持ってプレーできている選手がチームの軸になるポジションにいることで、チームとしてのバランスがよくなり、その中で、次の段階に進むべく、アピールもあり、まだ迷いがある選手もいて、そして、ポジションによっては、予想していなかった選手の台頭があるのか、わかりやすい形でポジション争いが発生していたり、それを競らせる形がよくわかる起用の仕方もあったり。

私が勝手に感じていた、学年同士で連携がわかりあっている選手以外との連携がなかなかうまく行かないと感じていたところも、昨日見た限りでは、かなり融合されてきているところも見られましたし、何より、「誰がやっても同じ」という個性が見えないようなプレーがあまり見られず、それぞれがチームを考えながらも個性を見せるようなプレーが増えていたことも見ていて楽しかったですね。

実は、この日の試合に足を運べることになり、足を運んで実際に試合を見る前までは、1日目の得点者に外部から加入した新1年生の名前があったので、以前のように浦和カップは、新1年生のお披露目の大会的な感じに戻ったのかなと勝手に感じていて(情報収集できていない)、足を運んだらほぼ1年生がいない状況だったという流れではあったのですが、その代わりに、週末にプレミアリーグの開幕を控える形での現時点でのおそらく出場メンバーに一番近い形、そこに割って入るかという選手などが、この日の2試合で見られたのかなと言う印象でした。

とりあえず、開幕まで4日と言う状態で細かいことを書いたからスカウティングがどうのこうのということでもないと思いますが、特に細かいことは、書きません。

ただ、1か月前と1,2ポジションのみ選手が変わっていたという状態だった旭川実業高校戦での得点パターンは、確かに試合の中でその形でチャンスを多く作っていたかというとそうではないものの、やはり一つの武器として今年も相手がケアしたけど結局この形で得点入ったねとなってほしい、左サイドを10番山中惇希が抜け出してのクロスに9番波田祥太がヘッドで押し込んでのゴール。これが見られたのは、嬉しかったわけです。もちろん、この形は、既に昨年武器になっていたパターンだったので、いくらでも相手が研究してきていると思うので、重要なのは、その形を引き出すための別のパターンの攻撃や連携が高まってきていたことで、サイド攻撃のケア以外のところをさせることで、よりその形も生きるという形が増えていましたよね。

で、その試合は、1-0勝利と結果もついてきました。私ブクメとしては、だいぶ前になりますが、旭川実業高校が対戦相手となると、プレミアリーグでのアウェイでの出来事が未だに脳裏に焼き付いているところがあり、この相手にしっかり勝ち切ってくれたことにもホッとしています。

そもそも強風が試合に影響するこの日の試合でしたが、特に2試合目の敬愛学園高校戦は、強風がわかりやすく影響する形で試合が進みましたね。また、まだ私が見てきたイメージではという判断にしかならないものの、勢いよく仕掛け、素早くプレスにくるような相手に対して、中盤2枚の選手が守備的ではない組み合わせになっているので、ちょっと落ち着かない試合になってしまうかなと感じつつ、やはり攻撃の持ち味を出した時には良かったものの試合のバランスとしては、難しい試合になりましたね。

それでも20番木下翼が相手のパスの狙いを読んでカットして仕掛ける回数が多くなった前半に、ペナルティエリアまで侵入して倒されてPKを獲得し、それを7番與那覇航和が決めて先制という形で1-0とリードすることに成功。ただ、全体的には、外してくれたと言うくらいの決定機をかなり作られた試合でもあり、結果的に、試合終了間際に追いつかれて終了となりました。

私としては、今後のプレミアリーグやS2リーグが開幕してから「この試合を踏まえて」考えられる試合とできる試合をこのタイミングで見られて良かったなと感じている。そういう2試合でした。このくらいにしておきます。

最後に、この2試合のメンバーと交代を書きますね。

vs旭川実業高校メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に12福島竜弥(後半スタート⇒6番清水楽人)、右に8番冨田蓮、センターバックに5番遠藤龍河と27番山田奈央、MFが左に10番山中惇希(後半スタート⇒24番佐藤優斗)、右に15番松村大也(後半スタート⇒13番堀井真海)、真ん中に4番玉城大志と16番根岸恵汰、FWが左に17番盛嘉伊人、右に9番波田祥太(後半25分⇒19番成田安里)

vs敬愛学園高校メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人、右に22番奥山圭介、センターバックに21番南濵優大と23番山本陽生真、MFが左に24番佐藤優斗(後半スタート⇒10番山中惇希)、右に20番木下翼、真ん中に39番戸田大翔と7番與那覇航和、FWが左に13番番堀井真海(後半スタート⇒15番松村大也)、右に19番成田安里

ではでは。

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GO FOR WORLD CUP2018/12/26 浦和レッズユースvs広島皆実高校 0-2敗戦・・・良いところを拾い上げます!

どうも、ブクメです☆

どうも、良い流れを持ち込めなかったようで、カメラのタイミングがずれて、円陣もしっかり組んでいるところが撮れず。

今年も昨年に引き続き、この時期はしっかり日本にいるのですが、ジュニアユースの高円宮杯U15が順調に勝ち進んでいるということで、ユースの新チームの戦いとなるGo For World Cupで見られる試合も結果的に少なくなっています。初日の25日の2試合は、観戦できず。また、今日26日も2試合あったものの、情けない話ですが、仕事とのバランスが悪いなかで、毎日しっかりブログを書きたい試合が続いていることから、仕事の調整も上手く行かず、今日の午前中の1試合目は足を運べず、ようやく2試合目の広島皆実高校戦を観戦することができました。

ここまで全試合見ている方や、今日の1試合目を見た方に話を聞きつつ、当然のことながら、色々試している段階ということですし、30分ハーフの試合ということで、この段階でどうだということでもないのですが、気づいたことなど残しておこうと思います。

この試合のメンバーと交代は以下、

GK30番鈴木彩艶、DFが左に40番山田奈央、右に20番冨田蓮(後半スタート⇒27番清水哲太)、真ん中に23番遠藤龍河と26番南濵優大、MFが左に31番木下翼、右に15番石橋遼大(後半スタート⇒39番盛嘉伊人)、真ん中に24番山中惇希(後半17分⇒19番清水楽人)と16番玉城大志(後半13分⇒38番松村大也)、FWが12番千葉希(後半スタート⇒13番與那覇航和)と17番波田祥太(後半スタート⇒37番堀井真海)

となります。

*後半スタートの交代は、3選手交代でおそらくこの選手と交代であろうというところに入れています。

得点経過は、後半7分と25分に失点し0-2で敗戦となりました。

全体的な印象としては、両サイド前線を走らせる長めのパスからの攻撃に可能性を多く感じる場面があったところ。同時に、ポストプレーや裏へ抜け出すプレーでの連携やタイミングは、この試合では、上手く行っていないかなという印象でした。

細かい選手のプレーで言うと、12番千葉希の前線でのチェイスと、上下の動きだったり、右サイドから15番石橋遼大が、果敢な突破を狙う場面などが印象に残りました。あとは、声のところ。以前から出していたのかもしれませんが、今日は、ボランチの位置に入っていた16番玉城大志が多くコーチングを出していたことが印象に残りました。昨シーズンも書きましたが、味方同士での声の掛け合いが少ない印象があったところから、こういう部分を見つけられると、これからよくなっていくかなと感じられたりします。ただ、まだ、そういうところが足りないなと言う選手もいるのも確かです。

あとは、これは、私のワガママな欲しいプレーというところで勝手に喜んでいたのは、左サイドから40番山田奈央が仕掛けてグラウンダーの強めのクロスを入れ、そこに17番波田祥太が走り込み、僅かに合わなかった場面がありましたが、この狙いとこれに合わせられる抜け出しと点で触ることを求めて、それを読んで抜け出したプレーが凄く良かったです。

31番木下翼も前線や1つ下に降りたときに、突破や運動量は、これまで見てきた通りにできていましたが、味方を活かすプレーでパス自体は長くなってしまったものの、なかなか要求が厳しめの強いパスを狙う場面が多く、これも、味方と意図が合えば、届けば、大きなチャンスになるプレーかなと感じます。

また、後半終盤に後半から右サイドバックに入っていた27番清水哲太が高めの位置に上がって、31番木下翼とのパス交換で攻撃を仕掛けていく流れなど、サイドバックでもこういう攻撃参加をできるという仕掛けも良かったです。

今の段階では、こういう試みを拾い上げるのが楽しいです。

明日は、ジュニアユースの高円宮杯U15の準決勝に足を運ぶため、試合が延長など、長引かなければ、西が丘サッカ-場から移動して、おそらく、2試合目の興國高校戦には間に合うと思うので、おそらく今年も個性的な選手が多いであろう興國高校との戦いでどのような戦いを見せてくれるのか、足を運べればと思ってます!

ではでは。

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練習試合2018/10/24 浦和レッズユースvs立教大学 3-2勝利・・・勝利で再始動

どうも、ブクメです☆

立教大学サッカー部のツイッターにより(厳密に言うと、そのツイートを教えてくれた方がいた)、水曜日の18時からレッズランドで浦和レッズユースvs立教大学の練習試合があるということがわかり、少し悩んだのですが、足を運びました。

なんとなく、先週末の敗戦から、新たなスタートを切るチームを軽く眺めておきたいという気持ちと、若干モヤモヤした気持ちも残り続けているので、昨日今日のような数日後ではなくて、もう少し期間が空いてからのチームの状況を見たほうが良い気もしたので、この試合は見ないという選択肢もありました。

また、立教大学との対戦と言うことになれば、浦和レッズユース出身の立川将吾も来ていて試合に出るのではないかと言う期待もありました。

そういう若干、私なりに迷ったところもありましたが、今ブログを書いているということは、足を運んだということです。

ナイターでネット越しで照明でと私にとっては、若干天敵となる条件下だったため、100%そうだったかはわからないのですが、立教大学のメンバーの中には、立川将吾は、いなかったと思います。後半に、ショウゴと呼ばれている選手がいましたが、違うショウゴでしたし。

さてさて、平日の夜ということで、学校的な理由もあるのか、いない選手も多かったようにも感じましたが、試合のメンバー構成と得点経過は、以下のような感じでした。

1本目(前半)のメンバーは以下、

GK1番石井僚、DFが左に19番清水楽人、右に2番北村龍馬(?前半終盤⇒20番冨田蓮)、真ん中に4番大桃伶音と5番大城螢、MFが左に24番山中惇希、右に10番池髙暢希(31分⇒9番二見健太)、真ん中に21番縄田脩平と8番白土大貴、FWが11番清宮昴大と13番與那覇航和

2本目(後半)のメンバーは以下、

GK18番西尾優輝、DFが左に32番佐藤優斗、右に20番冨田蓮、真ん中に23番遠藤龍河と26番南濵優大、MFが左に7番岡村勇輝、右に9番二見健太、真ん中に16番玉城大志と39番盛嘉伊人、FWが13番與那覇航和(後半35分⇒24番山中惇希)と37番堀井真海

得点経過:前半33分、11番清宮昴大 / 前半39分、失点(PK)/ 後半12分、13番與那覇航和 / 後半22分オウンゴール(浦和の得点) / 後半32分失点

 

1本目の2番北村龍馬から20番冨田蓮への交代のタイミングを確認できず、おそらく30分~40分くらいだったと思うのですが、あ、2番が20番になっていると、そのあたりで気が付きました。

数日で課題の部分が解消されるほど甘くはないというか、全体的な印象としては、セカンドボールへの反応の速さやシュート意識が立教大学の方が上回っているように見えましたが、ピンチになる場面も多く、攻撃も単発になることが多い中でも、それぞれの選手のプレーに対する気迫というのは伝わってくる試合で局面局面では見ていて面白かったです。

特に、怪我などでしばらく試合でプレーする姿を見ていなかった24番山中惇希が左前線で果敢なドリブルで「お!」と感じるプレーが何度も見られたのが楽しかったですね。そして、11番清宮昴大の前線で一旦受けるための動き方だったり、ボランチの位置に入っていた21番縄田脩平の落ち着いたプレーの判断だったり、今日はいつもより8番白土大貴が攻撃的な中盤としての役割も意識したプレーが多いなとか。

後半では、同じくおそらく怪我でしばらく離れていたと思われる、7番岡村勇輝が、かなり鋭い仕掛けを見せていたり、同じく左サイドで32番佐藤優斗も仕掛け、この2人での左からの仕掛けが面白いなと思っていたら、右では、9番二見健太のインターセプトからのサイド突破からのクロスに13番與那覇航和が合わせてのゴールは見事だったとか、通らなかったけど、23番遠藤龍河のグラウンダーでの長い縦パスを裏に抜ける7番岡村勇輝に出して、あと一歩で通りそうだった場面とか、セットプレーで26番南濵優大がこぼれ球を狙ってあと一歩でゴールになっていたという反応してのシュート場面や、16番玉城大志の一旦収めることができてのキープしての展開の精度だったり、特に後半は、13番與那覇航和が高めでキープして仕掛ける形が多かったものの、やはり合わなかったパスへ主張がもう少し欲しいなとか、20番冨田蓮がサイドから仕掛けて、一旦受け渡した後に、更に上がっていき、再びのパスをもらうために大きな声で味方を呼んでいたところとか、やはりこのホットラインは面白いなという39番盛嘉伊人からのパスに抜け出した37番堀井真海が難しい体制ながら、相手キーパーがキャッチできないようなシュートを放った場面とか。

そして、練習試合とは言っても、やはり勝って終われたのも良かった。

これから1か月ほどのプレミアリーグ再開までの期間のスタートとなるこの試合を眺めて置けて良かったなと、やはり足を運んで良かったなと感じましたよ。

それにしても、夜のレッズランドというのは、暗いところは本当に暗いですね、どうでも良いことですがw

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2018/10/07 浦和レッズユースvs流通経済大学柏高校 0-2敗戦・・・積み重ねを理由にはしたくない

どうも、ブクメです☆

間に1回くらい来たことがあるような気がしていたのですが、自分のブログを見返す限りは、流通経済大学柏高校のグラウンドに来るのは、6年ぶりとかになりますw

季節外れに暑くなった日曜日、柏の葉公園の駐車場から、歩けるらしいという情報をもらい、車で柏の葉公園まで行き、そこから流通経済大学柏高校まで徒歩15分くらいだったと思いますが、思った以上に汗をかきました。プレーする選手も大変そうだなと。

さてさて、今日のような試合展開になると、まずは、背景を考えて見るという変な習慣がついています。

木々や土手などがあるこの会場では、風の吹き方が変則的なのかな、そんなの理由にならないか。

比較的強風の時間帯も多かった試合で、最近は、風が明らかに影響する試合も多いので、気にしてしまうことが多いのですが、今日私が見ていた土手上に向かって風が吹いていると思ったら、相手チームの選手が応援しているところ辺りのフラッグは、全く違う方向にたなびいていたり、逆サイド側のコーナーフラッグは、まったく風を受けていなかったり、そういうのもあったかもしれません。

でも、理由にならない。

一緒に見ていた方からも、何度も聞こえた「シュート打たないと」という言葉。

その言葉に象徴されるように、とにかく、相手ゴールを脅かすシュートが打てない試合になっていました。逆に、相手は、隙あらばシュートを狙ってやろうという姿勢や、特にゴールに近いところやチャンスのところでの、セカンドボールへの反応が早い、さぼらない。

この試合の浦和の攻撃のところで言えば、前半の終盤の方の時間帯で、8番白土大貴や、16番玉城大志が攻撃意識を持って、高めの位置に入っていった時間帯にようやく攻撃として形になっていた場面が数回と後半スタートにメンバー交代とフォーメーションを変えたところや、長いボールを蹴らないような意識付けがあったのか、繋いでの仕掛けや、前線の10番池髙暢希のキープからファールをもらえてセットプレーを獲得できる場面が増えてきた20分間くらいの攻めのリズムが生まれかけていた時間帯のみ。全体的には、相手ペースで終始進んでおり、フィニッシュのところも、相手は、とにかく危険なシュートを多くはなっていたことを考えると、結果のみで考えられる勝負のポイントとしては、それらの時間帯で決められなかったことが大きいとは思うのですが、それ以外に納得できないことが多かったんですよね。

まずは、コミュニケーションのところと、ちょっと過剰に相手をリスペクトしすぎではないのかと言う点。

ボールをキープした時に、慌てて蹴ってしまう場面が多く、守備意識が高すぎて、中盤が前線と距離を空けすぎて、相手の攻撃を跳ね返し、当然、中盤を経由しないクリア気味の前線へのフィードが多くなり、前線もそれぞれがそれぞれのプレーになってしまっていて、コミュニケーションも取れている様子がない。

ユースの試合でブログを書くときには、この辺は、本当に私が嫌いなところなので、たびたび書くことになるのが嫌になるのですが、欲しいパスがあるなら、主張するべきだし、出したパスに意図があるなら主張するべきで、それが仲良しの選手じゃないとできないということであれば、その選手の成長は、かなり遅くなってしまいますし、プロになれたとしても同じようなことをやり続けるのかなと(まあ、プロでもそういう選手も多いと言えば多いけど。)

本来であれば、後半途中から投入された34番成田安里など駆け引きをしてボールを保持しようとしていた、まだプレミアリーグの経験が浅い選手を多くピッチに立ってきている選手がそういう選手が出そうとしている特徴をフォローして、良さを出して、自分の良さも出るようにやっていくのが定石だと思うのですが、そういうところにチームがいないのが見えてしまっていたように思います。

相手は、プレミアリーグで浦和より上にいるチームだからとか、高校のサッカー部は、選手権に向けてこの時期にピークに持ってくるから、一番手ごわい時期に入っているとか、スカウティングの結果、相手の攻撃陣が手ごわいから、そこへの対策が最優先になっていたからこうなったとか、じゃあ、あなたたちのサッカーはどうなの?という。

試合が終わった後に、友人が「積み重ねの差だよね」と一言にまとめていましたが、これでは、昨年の私が嫌いだった体制下と変わらない。何が起きているのかは、よくわかりませんが。

確かに、夏前まで、今年は、順調に積み上げられていると感じたところが、大きく崩され始め、ボランチで攻撃的な役割をしていた選手も長くセンターバックをやってきた中でのボランチに戻ったことで、守備意識の方が強くなってしまったことに、もしかすると、苦しめられているかもしれませんし、ポジションの移動や、組み合わせなど、考慮できるポイントとして、選手個々に悩んでいるのはわかります。

もろもろ、書きつつも、打開できる鍵として見えたところを挙げると、やはり前半終盤のところ。選手は、8番白土大貴。

この試合で最も得点のにおいがした時間帯に攻撃的に絡んでいたのは、8番白土大貴で、この試合のファーストシュートになった17番波田祥太のプレーに繋げたのも8番白土大貴が攻撃に意識を置いて高めに上がったところから。更に、10番池髙暢希のペナルティエリア内への走るタイミングと、そこへのキーパーの前のスペースへのパスを送り込んだタイミング。足先で触れそうで、ギリギリ届かずノーチャンスになったものの、この時間帯のいくつかのプレーを見ると、全く同じメンバーではないにしても、今年のチームのポテンシャルを感じた、プレミアリーグのアウェイ、清水エスパルスユース戦を思い起こすところがあったんですね。

その試合でゴールを挙げたのは、10番池髙暢希と17番波田祥太でしたよね。

前線でキープしてセットプレーを獲得する10番池髙暢希のプレーも効果的だとは思いますが、こういう流れの中からゴールを奪う方の選手としての10番池髙暢希も活かす選手によっては作られるわけですし、17番波田祥太も、プレーに迷いが増えているのは感じますが、これは、私が好きなプレーと言うことで、チームから求められているかどうかは別ですが、先ほど挙げた場面や、これは、16番玉城大志が高めに上がっての時のクロスだったかと思いますが、やや難しいクロスながら、そこに走りこんで頭ですらしてのヘディングシュートの場面など、体のぶつけ合いとかではない、読みと点で合わせるようなプレーが増えてくると良いかなと思うんですよね。

だから、コミュニケーションは取ってほしい。前線で組んだ選手とは主張し合ってほしいんですよね。

 

受け身は嫌だ。相手の予想通りの動きをしないで、自分たちでそれを壊して自分たちのペースで試合を運んでほしい。

組み合わせが頻繁に変わるなら、よりコミュニケーションをとってやるようにしないと、本当に、エゴだけで相手には怖くない単発の仕掛けしかできなくなりますよ。

そんな感じです。

来週からは、Jユースカップ期間に入り(浦和は2回戦からなので、再来週から)、プレミアリーグ自体は、来月末までないという状況ですが、大会が変わり、またフレッシュな気持ちでJユースカップに自信を持ってぶつかり、調子をピークまで持ってきて、残りのプレミアリーグに臨める形を作ってください。

ではでは。

vs流通経済大学柏高校のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に3番林海斗、右に2番北村龍馬、真ん中に4番大桃伶音と5番大城螢、MFが左に14番柳田大輝(後半14分⇒9番二見健太)、右に10番池髙暢希、真ん中に16番玉城大志と8番白土大貴、FWが17番波田祥太(後半25分⇒34番成田安里)と13番與那覇航和(後半スタート⇒11番清宮昴大)

 

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高円宮杯プレミアリーグ2018/09/23 浦和レッズユースvs富山第一高校 3-0勝利・・・セットプレーでの強さ復活爆発

どうも、ブクメです☆

22日の夜中から車でサポーターの知人と乗り合わせで富山に移動。朝にスーパー銭湯ですっきりして(w)富山第一高校で11時キックオフのプレミアリーグの富山第一高校戦を観戦しました。

9月も後半に入っていますが、晴れた日は、暑い日が多いですが、この日も例外なく、暑かったですね。最初の写真に写っている雲が太陽を隠せば涼しくなるかなと期待していたものの、この雲は、相当薄かったようで、実際この雲が太陽を隠している時間帯も、大して涼しくはなりませんでした。

プレーする選手にとっては、ようやくプレーしやすい季節になったと思っていたところでの、暑さとの戦いも加わった試合ですね(先週も青森なのに暑かったですが、風が涼しかったので、多少ましでした・・・その強風が試合に影響与えまくりでしたが。)

さてさて、

浦和レッズユースは、後半戦に入ってから、得点がないという状況で、連続して思うように行かない試合や得点が入らない試合があると、頭ではやることがわかっていても、なぜか、流れが付いてきてくれないというのは、プロの世界でも普通にあることです。

こういう時は、とにかく、きれいな形でも、思うような崩しでなくても、得点が入ることが重要であり、それによって、これまでの遠いゴールが嘘のように入るようになることも多いわけで、この試合を見る前に期待していたことは、とにかく、「ゴール」でした。

現実的には、勝ち点が積めない間に、下位チームで勝ち点を伸ばすチームも出だしたことで、気を抜くと降格圏も見えてくるということで、特に順位が下にいるチームには、勝利する最低でも勝ち点1を積み上げていくことが必要になります。更に、今回の対戦相手は、現在最下位の富山第一高校になりますので、この後の対戦相手が曲者が多いことを考えても、勝ち点3を奪っておきたいところ。

チームの浮上と、良いイメージを取り戻すこと、そして、ゴール。それらを期待していたところで、勝利はもちろんのこと、それ以上の結果を残してくれる試合となりました。

では、試合の話に移ります。

vs富山第一高校のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に3番林海斗(後半41分⇒23番遠藤龍河)、右に2番北村龍馬、真ん中に4番大桃伶音と5番大城螢、MFが左に32番佐藤優斗(後半23分⇒37番堀井真海)、右に13番與那覇航和(後半6分⇒10番池髙暢希)、真ん中に16番玉城大志と8番白土大貴、FWが11番清宮昴大(後半45分⇒39番盛嘉伊人)と24番山中惇希(前半29分⇒17番波田祥太)

となります。

試合開始は、主導権争いでチームの形を見せていこうと言うよりは、相手のロングボール主体の攻撃に合わせて浦和もロングボールを返していくような展開になり、やや大味な展開で試合が進みます。ただ、そういう展開になったからこそ、バックラインに戻って2試合目になる4番大桃伶音や、同じく最近ボランチが多く、前の試合からセンターバックに入っている5番大城螢がロングボールで相手が仕掛けてきたときの対応において強さを見せる場面が目立っていました。

攻撃は、6分の右に少し下がった位置から24番山中惇希が斜めに抜け出して、サイドのスペースに走る32番佐藤優斗へパスを通しての仕掛けだったり、カウンターの形で11番清宮昴大を狙って、テンポ良く仕掛けようとする場面もあったものの、なかなか、味方同士の動きが合わないというか、この辺は、やはりしばらく得点が奪えていないところもあるのかなという印象もありましたが、それでも、仕掛けたときにフリーキックを奪ったり、コーナーキックを奪うところまで行くという場面を作り出していたところは、良かったと思います。

先週の青森山田高校と比べると、攻撃に転じた時の鋭さは、見ていてそれほど感じなかったものの、それでも、相手もチャンスを作る場面が何度かあり、そのチャンスを作った場面が実は、結構危険な場面だったのではないかと今思えば感じられるプレーが前半からありました。そのうち1つは、1番石井僚の好セーブで防いでいました。

前線で収まってシュートまでいくという形が少ない中で、これは、惜しいというシュートが最初にあったのは、28分の11番清宮昴大が前線でパスを受けて、24番山中惇希に繋げて、そのままドリブルで仕掛けてシュートを放った場面だったかなと思います。このシュートは、相手ディフェンダーのブロックに遭いましたが、ペナルティエリア付近で仕掛けての可能性の高いシュートと言う点では、これかなと思います。

サイドの攻撃のところが、あまりうまく行っていないようにも見えたのですが、前線に入っていた24番山中惇希が最初の交代となり、前半30分に17番波田祥太が入ります。おそらく、長いボールで前線で競るところで、思うように行っていなかったことが交代の理由なのかなと思いつつ、裏に抜ける形を狙うから前線に入れたにしては、そういう攻めを意識したプレーが少なかったようにも感じたのですが、よくわかりません。

ただ、試合の流れとしては、この後動き、前半40分にコーナーキックのチャンスで、16番玉城大志からのクロスボールを5番大城螢がヘッドで決めて先制。浦和レッズユースにとって久々のゴールが決まると、僅か2分後に再び得たコーナーキックのチャンスで、16番玉城大志からのクロスボールに、今度は、2番北村龍馬がヘッドで合わせこぼれ球を5番大城螢が決めて2-0。

あれだけ遠かったゴールが、セットプレー2発であっという間に2点決まり、前半2-0で折り返すことに成功します。

後半は、2点ビハインドの相手が当然攻撃的に仕掛けてくる回数が多くなる中で、6分に13番與那覇航和に代えて10番池髙暢希を投入。サイドでのキープ力や突破を生かした形で攻めを作る回数が増えます。

相手も守備の集中を切らさず、なかなか突破は許してもらえなかったものの、10番池髙暢希が粘ってファールをもらい高い位置でフリーキックを得る場面なども増えてきます。崩すというところや、攻撃の連動性といところでは、なかなかうまく行かないものの、調子が良かった時もそうだったように、高い位置でセットプレーを奪うことで、攻撃としての手ごたえを掴んでいく形は、この試合では、取り戻せていたと思います。

また、余裕が出てきた展開もあったかもしれませんが、17番波田祥太の見始めた頃に見られた、相手との駆け引きで見せる面白い狙いのプレーがこの試合では、何度か見られました。後半21分の10番池髙暢希からのパスを受けたときは、トラップが上手く行かなかったものの、狙い通りに行けば一気にチャンスになるような形。また、後半44分には、長いパスをトラップしての相手が予期していないタイミングでシュートを狙った場面(このシュートは、枠を越えてしまったが)など。

もちろん、最初の頃と比べて、前線でのヘディングでの競り合いだったり、そういうところが強くなってきたということはありますが、逆に、私個人的な感想ですが、最初の頃に見られたような、相手を欺くような仕掛けというのが減ってきているのが気になっていたので、この試合で何度か見られたそういったプレーは、嬉しかったり。

後半の攻撃でそれ以外に、惜しい形になったプレーをいくつか挙げると、23分に、2番北村龍馬から10番池髙暢希を経由して11番清宮昴大につなげ、シュートを狙った形。このシュートは枠を捉えなかったものの、惜しいプレーでした。

33分の11番清宮昴大から右の10番池髙暢希へパスをつなぎ、ドリブルで突破を仕掛けてやや難しい状況ながらもシュートを狙いブロックしたディフェンダーの跳ね返り17番波田祥太が反応した場面も惜しかった。

37分の10番池髙暢希から37番堀井真海を経由して、マイナスのパスを受けた8番白土大貴が思い切ってシュートを狙った形も良かった。

38分の3番林海斗からのパスを抜け出して受けた37番堀井真海がドリブル突破を仕掛け、結果的にコーナーキックを奪う形も良かったですし、実際ここで奪ったコーナーキックのチャンスで、5番大城螢がハットトリックとなる試合を決定づけるゴールを決めました。

2-0の状況の時は、相手の反撃で、ロングボールをダイレクトであわされる場面など、崩されているという感じではないものの、シュートまで持ち込まれ、それが結構危険なシュートになる場面もあったので、2点がセーフティではないという雰囲気の中で、残り10分ほどで3点目を決められたことは大きかったと思います。

試合は、そのまま無失点で3-0で終了となりました。

勝ち点差はあったものの、残留争いになった場合に、当該チームとなるチームの一つ富山第一高校相手に、点差をつけて勝利することに成功しました。

攻撃のリズムが良かったかと言われると、思うように行かない場面の方が多かったようにも感じますが、それは、ここ数試合の流れから来ている部分もあり、無得点の呪縛からも解き放たれたわけですし、セットプレーでの得点力も取り戻したと言えます。

来週は、国体の週だからだったと思いますが、ユースの公式戦はありませんので2週間後ということになりますが、ホームで猛反撃及ばず悔しい敗戦を喫した流通経済大学とのアウェイゲームと言うことで、既に青森山田高校戦から始まっていますが、この2試合で得た手応えを更に勢いにして、勝利が見られるのを楽しみにしています。

ではでは。

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