第21回埼玉県クラブユース(U-15)サッカー選手権大会 2011/10/08 – 浦和レッズJrユースU14 vs 大宮西カリオカ 3-1勝利・・・U14でまず1勝

さいたま市立第二東中学校グラウンド2011年10月8日

 

 

 

 どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、第21回埼玉県クラブユース(U-15)サッカー選手権大会の決勝トーナメント2回戦を観戦してきました。会場は、さいたま市立第二東中学校のグラウンドです。この大会は、昨年は他の試合と被っていたのかレギュレーションが少し違っていたのかわかりませんが、1試合も観戦できなかったようです(記録がない)、2年前は2試合観戦していますね。一応、カテゴリ上はU15の埼玉県のクラブユースのNO.1を決める大会という位置づけになりますが、関東U15リーグと並行して行われることや、同大会のU14の大会が確かシードでまだまだしばらく登場はないということから、基本的にU14ベースで戦う大会となっているようですね。

3年生がたくさん出ている年もあれば、2年生中心で1年生も何人か起用される年もありますが、今年は基本的にはU14のメンバー中心で行っていくようです。

この試合のスタメンは以下、

GK16番大川圭為、DFが左サイドバックに12番信沢啓人、右サイドバックに13番東伸幸、センターバックに10番中塩大貴、4番小木曽佑太、MFがボランチに3番石井康輝、トップ下に6番影森宇京と15番松尾佑介、FWが左に18番村上秀斗、右に19番和久井大輔、真ん中に14番堀内千寛

となります。6番影森宇京は、ややダブルボランチ気味のポジションをとってたようにも思います。

この種の大会の早いラウンドでは多い、土のピッチでの試合とボールもよく試合で使用している物とは違っていたような印象で、いわゆる浦和の選手にとっては不慣れなピッチで少し動きにくそう、滑りやすそうというイメージがありました。

序盤の浦和は、右サイドで攻撃が展開されることが多かったように思います。早々に先制点を挙げましたが、この場面は中盤で3番石井康輝が右サイドに展開して19番和久井大輔へパス、パスを受けた19番和久井大輔が右サイドやや中よりのスペースへパスを出し、そのスペースに走りこんだ14番堀内千寛が飛び出してきたキーパーを良く見てゴール。1-0となります。

ただ、相手も割とシンプルに裏へボールを入れて前線がそこへ走りこむという攻撃を仕掛けてきて、正確にスペースを狙えてはいないのでしょうが、前線へのパスにはしっかり誰かしらが走りこむことで、時折不意を突かれるようなディフェンスの裏にパスを出されて守備に追われることはあったものの、決定的なところまでは、持ち込まれないような守備はできていたと思います。際どい所にボールが来るため、ディフェンダーから、「キーパーでいい!」という、守備の部分での役割に関してしっかり声を出せていたと思います。頻繁に聴こえたと言うことはそういう場面が多かったとも言えます。

守備の部分での運動量を惜しまない相手に対して、14番堀内千寛や19番和久井大輔が果敢に裏を狙って抜け出そうとして、そこへパスを出すという場面がかなりの回数見られましたが、かなりの頻度でオフサイドになっていました。これは、相手のディフェンスラインが意識して動いていたのか、裏を狙う動きと出してのパスの呼吸が一歩ずれていたのか、いずれにしても浦和の攻撃で裏を狙ってオフサイドになる回数は非常に多かったと思います。

その他の前半の攻撃では、19番和久井大輔のドリブル突破の試み、15番松尾佑介へ一旦当てて、数タッチか、ワンタッチで展開しての攻撃が何度か、10番中塩大貴のスペースを狙ったロングフィードに中盤の15番松尾佑介が反応して入り込んでという攻撃などありました。前半は1-0で終了。

全体的には、少しリズムが作りきれていないようにも感じましたが、その割にはチャンスも多く作れている前半でした。

後半に入っても、14番堀内千寛の裏を狙う飛び出しが何度も見られ、やはりオフサイドにかかる回数が多い。もしかすると、ラインズマンがオフサイドを取る基準と自らの考えるセーフのラインが少しずれているのかな、とも思いつつ、それでも果敢に裏を狙う姿勢は目を惹きました。

悪い展開ではなかったものの、後半4分に相手に与えたゴール前でのフリーキックのチャンスをヘッドで決められてしまい同点にされてしまいます。

試合の運び方としては、余りよろしくない流れですね。

攻撃面では、後半になって動き方を考えてプレーする中で、後半は少し工夫を加えて動いている選手の動きが見られました。例えば、15番松尾佑介が前半は割と簡単に経由役として捌くことが多かった所に、ワンフェイント入れてディフェンダーを一人交わして展開したり、18番村上秀斗がディフェンダーの裏に出されたパスにディフェンダーの死角から走り、ギリギリディフェンダーとどちらが先に触るかくらいの際どいところで、一つギアを入れて抜け出すことでゴールに背を向けているディフェンダーが対応できず完全に抜け出してキーパーと1対1という場面を作った場面なども一つの工夫と言えると思います。ここで決めきれるかどうかは今後の課題ですね。

ちなみに、同点に追いつかれた後、数分後に12番信沢啓人からのロングフィードを受けた15番松尾佑介が裏へ出したボールにオフサイドにかからずに抜け出した14番堀内千寛が決めてすぐにリードを奪い返したという、同点に追いつかれる時間は良くないものの、すぐにリードを奪い返すことができたのでOKです。

後半の交代は、10分に6番影森宇京に代わり20番渡辺将矢、25分に15番松尾佑介に代わり5番小田切真人、30分に18番村上秀斗に代えて11番新納大雅になります。

試合は、後半ロスタイム前くらいに11番新納大雅からのスルーパスに14番堀内千寛が抜け出して、キーパーの動きを見て落ち着いて流し込んで3-1とし、結果的には突き放す得点も決めて快勝となりました。

相手のキーパーが途中で交代して、交代したキーパーが結構前へポジションを取る傾向があり、結果的にゴールにはならなかったものの、そのキーパーの位置をしっかり見ていて、試合終了間際にループシュートで惜しいシュートを狙った19番和久井大輔の狙いも良かったと思います。

そして、試合見ている時には気付かなかったのですが、今考えたら14番堀内千寛はハットトリックだったのですね(得点者間違えていたらすみません。)

おそらく、今日のピッチのせいで思うようにプレーできずストレスも貯まったと思いますが、何より結果はしっかり出せましたし、こういうピッチでの試合も良い経験になります。いつか、ACLでインドネシアとかでアウェイで試合するかもしれませんからね、悪いピッチに慣れておくのは重要です。

来週の3回戦はジュニアユースの関東U15リーグの最終戦が12:00からあるため、午後3時くらいからキックオフで行きやすい場所での試合という条件にならないと観戦できないため、次は見られない可能性が高く残念ですが、経験を積みながら勝ち進んでいくという位置づけで思い切りやるには良い大会だと思いますので、是非勝利して勝ち進んでください。そして、ブクメが観戦できるチャンスを増やしてください。

お疲れ様でした。

ではでは~。