日本クラブユースサッカー選手権(U-18)関東大会1回戦 2019/05/18 浦和レッズユース vs エスペランサSC U-18 10-0勝利・・・見事な二桁得点無失点で初戦突破!

どうも、ブクメです☆

「エスペランサって予選系でよく対戦するよね」みたいな話をしていて、過去当たったよなとか思っていたら、そういえば、組み合わせが決まった時に、1,2回戦は、昨年と同じという情報をもらっていたことを忘れていただけでしたw

ということで、プレミアリーグの戦いは、いったん中断期間に入り、今週末から、夏の全国大会となるクラブユース選手権の関東予選に入りました。

ちなみに昨年のこの対戦カードで書いたブログは、『第42回 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会1回戦 2018/5/20 浦和レッズユースvsエスペランサ 4-0勝利・・・畳みかける手ごたえと、足りないえげつなさ』ということで、昨年も数字的には無失点で快勝しているという1回戦だったのですが、昨年は、チャンスの数の割りに4点だったということで、もっと取れたのになと言うわがままな感想を書いてますね、私。

では、今年はと言うと、えげつなく得点を重ねてくれました。終わってみれば10-0の圧勝で昨年のように相手の時間帯というのを作らせないまま(終了間際に少しだけ相手に攻め込んられる場面はありましたが、打たれたシュートもGK石塚悠汰がしっかり防いでくれましたし)終始、浦和ペースで勝利となりました。

欲と言うのはいくらでもでるもので、前半に9番波田祥太の2ゴールで15分くらいまでに2-0とリードして楽な展開を作り出していたものの、前半残りの30分ほどは、チャンスの数は山ほどつくるもの追加点が決まらない時間帯があったので、そこでも決めていれば、更にスコアが凄くなったのではとか思ったりもします(応援する側と言うのは、そういうものですw)

ということで、久々に、ほぼ得点だけ書けば良いという得点経過だけでたくさん書けてしまう試合の話を書きつつ、プラスαをその後に書きますね。

vsエスペランサSC U-18戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に6番清水楽人(後半スタート⇒5番遠藤龍河)、右に8番冨田蓮(後半30分⇒27番山田奈央)、センターバックに12番福島竜弥と21番南濵優大、MFが左に10番山中惇希、右に15番松村大也、真ん中に17番盛嘉伊人と4番玉城大志(後半12分⇒22番奥山圭介)、FWが左に13番堀井真海(後半20分⇒37番高橋悠)、右に9番波田祥太(後半スタート⇒7番與那覇航和)

となります。

前半9分に9番波田祥太が決めて1-0

前半14分に左サイドから6番清水楽人が突破し、クロスに9番波田祥太が合わせて2-0

後半5分に左サイドから10番山中惇希が突破しクロス。キーパーが対応しきれなかったところを17番盛嘉伊人が決めて3-0

後半11分に左サイドから12番福島竜弥が仕掛け、クロス。キーパーが弾いたところに詰めていた7番與那覇航和が決めて4-0

後半15分に・・・15番松村大也のアシストで13番堀井真海がゴールで5-0(ちょうど、明日のイベントで旗を付けるという話に気を取られていて見逃して、見ていた方に聴きました。)

後半18分に、17番盛嘉伊人からのパスを13番堀井真海が見事なトラップからキーパーと1対1になり、落ち着いて浮かせて決めて6-0

後半26分にコーナーキックからの流れでこぼれ球を7番與那覇航和が振り向きながら放ったループシュートが決まり7-0(このゴールは、見ていた位置からだとディフェンダーとかぶっていたので、急に浮き球のシュートが来て見事なコースで決まったという印象。アイデアのある7番與那覇航和のシュートなので、思い切って狙ってみたというよりは、イメージして狙ったと思われる。真偽は不明w)

後半28分に左から10番山中惇希が左から深く仕掛け、逆サイドの15番松村大也まで大きく展開し、再び折り返したところをヘッドで合わせて8-0

後半34分にセットプレーで17番盛嘉伊人からのクロスに5番遠藤龍河が合わせてゴール9-0

後半36分にコーナーキックのチャンスで17番盛嘉伊人からのクロスに10番山中惇希がヘッドで決めて10-0

こんな形での快勝となりました。

得点者の名前を見ても、悪い動きではなかったものの、なかなか今シーズンゴールという結果に結びついていなかった選手が決めるなど、もともと持っている得点感覚を取り戻すという意味でも得点できたのは大きいですよね。

また、10得点と言う結果以外でも攻撃の形で良かったところをいくつか書き出しておきますと、この試合では、とにかく本人の得点という結果には、ならなかったものの、右サイドに入った15番松村大也からサイド攻撃からかなり多くのチャンスが得点につながった場面以外も作られていました。

やや一方的な展開であったこともあるかもしれませんが、比較的バランスをとる役割が多い4番玉城大志が、右サイドから8番冨田蓮がドリブルで突破して折り返したクロスにヘッドで惜しいシュートを放っていたときに、そういえばセットプレーではなかったけど、普通にペナの中に入ってヘディングしてたなとか、そういう場面もあったり。

また、後半から入った7番與那覇航和は、実際に2得点と言う結果は残しているものの、私個人的には、この2得点以上に、後半7分のチャンスの場面での動きが印象的で、10番山中惇希が中盤辺りから仕掛けた時に、斜めに走って良い位置取りをし、10番山中惇希からのパスをテンポよく、左サイドから上がってくる12番福島竜弥にワンタッチでさばいたことで、この2人の動きを活かす形になり、そのまま10番山中惇希が右からゴール前に走りこんでいき、左から突破した12番福島竜弥のクロスに合わせてあと一歩でゴールと言うところまで行きました。

今日の相手は確かにそれほど守備のプレッシャーがなかったとは言え、この場面の一連の流れと言うのは、守備のプレッシャーがきつい相手でも同じように大きなチャンスにつながっているだろうなという、動きの質だったと思います。

あとは、前回の大宮アルディージャU-18戦に引き続き、1年生ながら途中出場した37番高橋悠も、後半終盤に角度がないところから思い切って狙ったシュートがバーを叩くという惜しい場面を作ってましたね。

昔のように関東予選にグループステージがあったころとは違い、トーナメント形式になってからは、特に1回戦は、それなりに差がある相手との試合にはなるものの、負けたら終わりになることで、なかなか、この大会のこのラウンドが新戦力を試すという場には、ならないのが現状ですが、そういった中でチャンスを与えられた1年生がこういう惜しい形を作るのは良いですよね。

全体的に見ると、今シーズンは、こういう展開の試合でも緩むことがないのは、各ポジションでの競争が激しくなっているからなのかなとも思いますし、それは、チャンスを与えられた選手がそれぞれの持ち味を見せているからでもあるわけで、シーズンが始まってから、ほとんどのポジションで、競争が激化するという状況になっているのは、定位置を掴みたい選手にとっては大変な状況かもしれませんが、チームにとっては、プラスになるわけですし、私が見たい育成カテゴリというのは、こういう競争をしながら特徴を磨いて見せた選手が活躍していくという流れなので、勝手に楽しませてもらってます。

そういう意味では、全国の出場は、今のチームであれば問題なく決められるだろうという楽観視をしてしまいそうにはなりますが、見る側としても、今日は喜びまた一旦引き締めて行かなければなと思っています。あくまでトーナメントなので、何が起こるかわかりませんから。

2回戦の対戦相手は、東京武蔵野シティU-18か千葉SC U-18になるわけですが、昨年の東京武蔵野シティU-18との一戦が難しい試合になったことはよく覚えていますし、今年のチームは見ていませんが、昨年は、Jユースカップの予選の時のこのチームの戦いも見る機会がありましたが、気を抜ける相手ではないことは確かです。千葉SC U-18の事はよくわかりませんが、仮にこちらが勝ち上がってくるとしたら、手ごわい相手を破ってきた相手になるわけですからね、より気を引き締めなければならないですよね。

もちろん、2回戦からは、負け上がりもあるので、そこで負けたから即敗退とはならないですが、まずしっかりと2回戦で勝って全国を決めてしまい、おそらく、その後は、新しい選手にもチャンスを与えられるような関東大会のその先になってくると思いますので、チームの底上げも考えて、決めてしまいましょう!

ではでは。

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第42回 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会1回戦 2018/5/20 浦和レッズユースvsエスペランサ 4-0勝利・・・畳みかける手ごたえと、足りないえげつなさ

どうも、ブクメです☆

午前中のジュニアユースの関東U15リーグに引き続き、間に回転ずしを挟みつつ(w)再び、レッズランドに戻り16:00キックオフの浦和レッズユースの夏の全国をかけた戦いとなるクラブユース選手権関東予選ノックアウトステージ1回戦のエスペランサ戦を観戦してきました。

今日は朝から、ほとんど雲もないくらい晴れ渡った1日でしたが、天気予報で言っていたように、前日の雨が暑さをもっていき、気温はあまり上がらないと言われていた通り、日なたにいると暑いものの、日陰に入るとカラッとしていて涼しいという1日でした。

まあ、日陰なしでプレーした選手にとっては、暑いことに変わりはなかったと思いますが。

さてさて、先週足を運べなかったプレミアリーグでしたが、しっかり勝利したところでプレミアリーグはいったん中断期間に入り、ここからは、夏の全国大会へ向けての戦いになるわけです。数年前は、グループステージのような形からでしたが、現在は、浦和レッズユースが登場するラウンドでは、ジュニアユースと同じくノックアウト方式のトーナメントで、1回戦は、負けたら終わり。2回戦で勝てば全国、負けると負け上がりということで、ジュニアユースに比べれば2つ勝てば全国なので、多少の気持ちのゆとりはあるかもしれませんが、何が起こるかわからないノックアウト方式というのは、怖いものです。

ということで絶対に負けてはならない1回戦です。相手チームはエスペランサというチーム。実力的には差があるチームですが、厳しい予選を勝ち上がってきているチームですので、挑戦者として臨んでくる相手に「やれる」と思わせないでしっかり勝ち切れるかがポイントでした。

その点では、ある意味成功である意味、大きな課題も残ってしまった試合とも言えるかもしれません。

では、試合に移ります。

vsエスペランサ戦メンバーと交代

GK30番鈴木彩艶、DFが左に3番林海斗、右に14番柳田大輝、真ん中に8番白土大貴(後半26分⇒34番成田安里)と5番大城螢(後半スタート⇒40番山田奈央)、MFが左に24番山中惇希、右に6番上野夏輝、真ん中に16番玉城大志(後半16分⇒22番佐藤陸人)と39番盛嘉伊人、FWが17番波田祥太(後半36分⇒15番石橋遼大)、右に10番池髙暢希(後半スタート⇒9番二見健太)

となります。

実際のところ、負傷者が増えているという事実はありますが、それぞれのポジションにプレミアリーグでも経験を積んでいるどっしりした選手をしっかり配置し、そこにS2リーグで攻撃面で存在感を見せてきた39番盛嘉伊人がスタメンから入ったり、既にプレミアリーグでベンチ入りはしていた鈴木彩艶が初スタメン(ですよね?)を果たす構成となりました。

初戦の難しさなどどこ吹く風か、試合開始から浦和レッズがやや一方的な攻めを見せる展開となります。

開始2分に24番山中惇希が決めて1-0と先制すると、7分に16番玉城大志から前線の10番池髙暢希へとつなげ、ペナルティエリア内で折り返しのクロスから17番波田祥太を経由したかスルーした形になったかで、最後は、6番上野夏輝が決めて2-0。

更に、9分には、3番林海斗が狙いすました見事なコースを狙ったシュートで3-0とします。

そして、16分には、6番上野夏輝からのロングフィードを左前線で受けた24番山中惇希からの折り返しを10番池髙暢希が受けてシュートを決めて4-0。

最初の15分ほどで4点差と一気に試合を決める形まで作る最高の出だしとなりました。

攻撃もしっかり中盤を経由した形での攻撃も多くなり、16番玉城大志からの展開や、39番盛嘉伊人に関しては、中盤のポジションでパスを捌く役割もしながら、かなり意識的に、行けるという状況では、前線のスペースに走りパスを受けて攻撃に厚みを加える役割もこなしていました。その流れでの22分の10番池髙暢希から受けたパスからのシュートは、バーを叩いたボールがゴールラインの中に落ちたようにも見えたのですが、判定はノーゴール。前半は、ゴールのラインが見えるような方向から試合を見ていたので、入っていたようにも見えたのですが、ライン上だったのでしょうかね。

右サイドバックに入っていた14番柳田大輝は、相手のサイド攻撃に対しての安定した守備とともに前線への攻撃の起点にも多くなっていました。

また、この試合は、どうもゴールからは見放されてしまっているような入りそうなゴールが入らない場面が多くなった17番波田祥太ですが、その運動量と前線でのキープ力は、この試合の前半の大量得点や試合を通して攻守において重要な役割を担っていたと思います。

さてさて、チャンスがなかったということではなく、4点目が入ってからも、浦和が攻勢の時間がかなり続いた前半でしたが、若干、相手のプレッシャーが緩い中で、自由なプレーが出来すぎることで、やや雑になってしまう時間が増えたり、少しペースダウンしたのか、パスの出し手は、難しいところへ供給するも見方の出だしが一歩遅れるなどする中で、徐々に相手が攻撃のパターンを把握してきたというか、なかなかフィニッシュまで行かずに引っかかる場面が多くなり、追加点が決められないまま4-0で前半を終了します。

後半に入り、決定力のある9番二見健太を投入したり、22番佐藤陸人を中盤に入れるなど、攻撃面でまた違った特徴を持った選手を入れることで、再び後半体力得点と行きたかったところですが、思った以上に相手チームが自信を持ったプレーをするようになり、浦和がボールを持つ時間が長く、ゴールに迫る回数が多いことには変わりはないものの、前半のように簡単にシュートコースを開けたりフリーで撃たせてもらえるような場面が極端に減った印象があります。

結果から言えば、最初に書いたように前半16分までに決めた4ゴール以降ゴールは入らなかったのですが、後半も24番山中惇希のサイドからの突破からの鋭いクロスに誰かが飛び込めていればという形だったり、39番盛嘉伊人からのコーナーキックに17番波田祥太がヘッドで狙った場面だったり、ゴールに近づく場面はありましたが、前半のそれとは違い、相手の守備の集中力と跳ね返せるという意識が変わっただけで、これだけゴールは簡単に決まらなくなるものだなと言う典型的な形に持っていかれてしまったともいえるかもしれません。

それでも、試合としては4点で十分であり、多くの選手がプレーする機会を得ることもでき、初戦としては上々の快勝とも言えるのかもしれませんが、やはりノックアウト形式の予選と言うことを考えると、この先の試合のことを考えても、守備に集中力が出て簡単に行かなくなった後半の時間帯に、それでも2,3点決めるという強さを見せてほしかったということも正直ありますし、さらに言えば、前半4点取った後に若干、ペースを落としてしまったところもあるところで、えげつなく得点を奪っていき、相手の気持ちを折ってしまうというところまで持って行ってほしかったなという欲が出てしまったりもしました。

たぶん、かなり昔の話ですが、次に対戦相手となる東京武蔵野シティ(が、横河武蔵野FCだったころ)のクラブユース選手権の関東予選で全国をかけた順位決定戦を戦ったときに、守り切られてPK戦まで持ち込まれてPK戦で敗退して全国を逃したという苦い記憶が未だにサポーター的な頭に残っているところもあるからなのかなというところもあるんですけどね。

だから、相手が守備的に来て、守りに自信を持ってこられたときに決められるかという勝負になった時がもしこの先あるとしたら今日の後半は課題として大きく残るのかなということです。

なんとなく、昔から、浦和の育成チームに足りなかったえげつなさ。攻撃的な迫力のある選手も多い今年なので、そういう強さも見せてくれると嬉しいと思いつつ、初戦で早い時間で4点差つけて勝敗自体はほぼ決めてしまっただけでも、十分な出だしすし、Aチームの公式戦が初出場と言う選手もいるなかで、その選手たちが問題なく力を発揮してくれる姿も見られたので、今年は、本当に多くの選手にチャンスが与えられて、その選手がそれぞれの持ち味を見せてくれているだけでもかなり嬉しいんですけどね。

今年のチームのここまでの流れにかなり期待を持っているので、少しずつ厳しくなってしまう。そんなものだと聞き流してください。

ということで、来週、小平でしっかり勝利してまずは全国を決めてしまいましょう。

ではでは。

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