高円宮杯プレミアリーグ2019/4/14 浦和レッズユースvs鹿島アントラーズユース 1-0勝利・・・流れからのゴールで勝ち切った!

どうも、ブクメです☆

鹿島アントラーズユースとの対戦と言えば、鹿島アントラーズクラブハウスがこれまでのセオリーで、ここ数年は、その会場では、なかなか勝てていない印象があり、内容としても厳しい試合が多かったという見る側としての少し嫌な印象があったものの、今回の鹿島アントラーズユースとの試合は、県立カシマサッカースタジアムスタジアム。

何気に、私が記憶する限りは、鹿島アントラーズユースとこの会場で公式戦を戦ったことがないような印象を持っています(細かく調べていません)が、Jユースカップで優勝した現在の大学4年生が最高学年だった世代のユースが下馬評の高かったセレッソ大阪U-18を下した場所だったり、結果としては、敗戦となったものの、浦和レッズジュニアユースがヴィッセル神戸U-15相手に好ゲームを繰り広げた会場だったり、私自身も、育成に足を運ぶ方も、割とこの会場には、良い印象を持って(トップチームサポーターがここが嫌い、鹿島嫌いとか、そういう話は、関係ありませんw)いる方も多いような気がします。

もちろん、プレーする選手にとっては、この会場での経験がない選手がほとんどだと思うので、関係ないのですが、見る側の私としては、そんな感じもあったので、若干リラックスして試合に臨むことができましたという前置きをしつつ。

おそらく、このブログを以前から読んでくださっている方は、昼間の試合でその日のうちにブログが上がっていなかったことで、「たぶん、運転で疲れ果てて眠ってしまった、ブクメ」と思った方もいると思いますが・・・正解ですw

疲れ果てて眠り、その日に帰ってからやる予定だった仕事も何もできずに、次の日の早朝に起きて、慌ててまずは仕事をしてそれが一段落してからブログを書き始めています。

試合から丸1日くらい経ってからブログを書き始めているものの、印象に強く残った場面が多かったことから、書き始めて、昨日のことや試合の場面が、まだ鮮明に残っている箇所が多いです。

では、まず試合の流れを大まかに書きますね。

vs鹿島アントラーズユース戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人(後半スタート⇒12番福島竜弥)、右に8番冨田蓮、センターバックに5番遠藤龍河と21番南濵優大、MFが左に24番佐藤優斗(後半38分⇒10番山中惇希)、右に15番松村大也(後半22分⇒19番成田安里)、真ん中に17番盛嘉伊人(後半45分⇒7番與那覇航和)と4番玉城大志、FWが左に13番堀井真海(後半22分⇒20番木下翼)、右に9番波田祥太

となります。

試合後に、いくつか入ってきた情報もあったのですが、直接聞いたわけではないので、私が感じた印象などで書くと、前節からスターティングメンバーが数か所変わっていますが、今年の鹿島アントラーズユースの事は、ほとんど知らないものの、これまでの印象で考えると、跳ね返す力を考えたメンバー構成にして、そこから全体的なメンバー構成を組んだ時に今回のスターティングメンバーになったのかなと、スタメンを見てまず考えていました。

実際に試合が開始してから5分ほどは、相手が高めのボールなど含めて攻めてくる回数が多く、その辺りをこの試合スタメンで入っていた21番南濵優大や、6番清水楽人が跳ね返すところなど見つつ、勝手に「なるほどね」とか思ってたりしました。

それでも、決定機自体は、ほとんど作られていないものの、コーナーキックやフリーキックを与える場面は、やや多い印象がある序盤となりました。

前半8分の相手の攻撃を防いでからの6番清水楽人から17番盛嘉伊人を経由して24番佐藤優斗に繋げたプレーなどを始めとして、受けて跳ね返して、ただロングボールで前線がという展開にならなかったのが、今日の試合の勝利につながった一つのポイントと感じられたところで、更に、この試合では、前線に入った13番堀井真海がパスを受けてからの突破の鋭さが際立っていて、前半11分には、難しいボールを上手くポストで受けて9番波田祥太へつなげるようなプレーも見せたかと思うと、前半12分には、スペースに走り出してパスを受けたところで反転してそのまま突破してキーパーと1対1の場面を作り出しこのシュートはコースが甘く相手キーパーにはじき出されるも、相手守備陣にとっては、かなり驚かされたプレーになっていたと思います。

↑先制点後に喜ぶ選手たち

昨シーズンから、だいぶ長い期間、公式戦では、ゴール自体少なく、入ったゴールもセットプレーからのみという状況で、この試合は、流れからのゴールも予感させるような、数選手が絡んだワンタッチパスでの突破などの試みも多く見られ、ゴールを意識した突破も見られた中で、その予感が的中するような見事なゴールが生まれます。

前半14分に、13番堀井真海が、パスを受けると右前線深くまで運び左前線から走りこむ24番佐藤優斗にラストパスを送り、これを決めて浦和が1-0と先制します。

浦和レッズユースの試合をあまり見ていない方には、「あ!浦和が先制してる!」くらいの驚きだったかもしれませんが、私たちにとっては、「数選手が絡んで相手を崩そうとするプレーや突破の試みが多く見られて流れからのゴールが期待できそうだなと思っていたところで、長い期間見られなかった流れからのゴールが決まった!」という喜びのゴールでした。

もちろん、これまでできなかった崩すためのプレーや数選手が絡んだプレーというのは、数選手が近い位置で高めの位置で前を向いて展開することが多いわけで、テンポ良く行けば崩せるものの、少しずれたり、パスの強さが合わなくて、コントロールが上手く行かない状況から相手の反撃を受けたときには、より相手には攻撃するスペースが多く生まれてしまうということもありますが、その辺りのリスクを許容した上で、挑戦する方のプレーが多く見られたと言うことが、この試合で見ていてうれしかったことで、前半で言えば、そのプレーが許されていたことも嬉しかったですし、それを可能にしていたのは、特に個人の感想にはなりますが、前節同様相手の左サイドからの攻撃を自由にさせなかった8番冨田蓮の守備であったり、真ん中で高めのボールに対して5番遠藤龍河と21番南濵優大が力強く跳ね返していたこと。4番玉城大志がこの試合では、守備的な意識を高めにプレーしていたことに加えて、左サイドバックに入った6番清水楽人が、ポジショニングも含めて、ボランチに近いような試合を落ち着けるボールの受け方回し方をしていたのも大きかったかなと思いました。

この形で、相手が浦和陣地でプレーする場面も多く、セットプレーも多く与えてしまってはいたものの、これらによって「やられた」と思う場面はほとんどなかったとも言える前半でした。

攻撃の部分で前半良かったところをピックアップすると、前半23分の9番波田祥太の上手い追い込みから結果的に前線でインターセプトを成功させたプレーだったり、24分の6番清水楽人が中盤のスペースが開いたところに上手く入ってパスを受けたところからの、24番佐藤優斗、13番堀井真海と繋がり、再び24番佐藤優斗へつなげての仕掛けの場面、前半28分の仕掛けのところでは、最終的には、相手に守備陣にかかったものの、「今の攻撃何人絡んだかな」と思い返したら、6番清水楽人、4番玉城大志、13番堀井真海、24番佐藤優斗、17番盛嘉伊人と5人絡んでいたという、その試みだけで少しテンションが上がったりした場面。

前半31分には、13番堀井真海が再び見事な突破で右前線に流れていったところで、15番松村大也がペナルティエリア内に流れていき、左から24番佐藤優斗も走りこむ形で、クロスが合えばというかなり惜しい場面も作りました。

あとは、監督からの指示でもわかりやすく、前にも後ろにも絡めと言う17番盛嘉伊人のプレーが印象的で、前半40分にバックラインも含めて攻撃参加していた時には、センターバックの位置に下がってケアする場面なども見られました。

そんな感じの前半でした。

比較的守備的なところでもバランスが取れていたので、特に交代せずにそのまま行くかと思っていたところでの後半スタートからの左サイドバックの交代。6番清水楽人から12番福島竜弥への交代となったわけですが、最初は、もちろん私としては、ちょうど見に行った浦和カップで12番福島竜弥の左サイドバックでのプレーでかなり良い印象を受け、プレミアリーグ開幕戦でも良い印象そのままで来たものの、この試合では、守備の落ち着きを作っている6番清水楽人のままで行くかなと思っていただけに驚きましたし、実際に1点ビハインドで当然のことながら、後半の早い時間から攻撃に比重を置いてきた中で、ややそのサイドから仕掛けられて危ない場面が多くなったのも事実ですが、結果的には、ある程度耐える時間を経えつつも、後半5分に9番波田祥太のポストから17番盛嘉伊人にマイナスのパスが入ったところで、思い切って左前線を駆け上がり、パスが通れば大きなチャンスになるというプレーもあったように、て、攻撃ができるタイミングでは、攻撃の持ち味も何度か見せることもできていたと思います。

期待に応えた選手にはチャンスを与え、それが、負けないためという理由で崩されない起用になるというメッセージにもなるところですかね。もちろん、チャンスが与えられた選手と手ごたえを得ていたのに交代になった選手にとっては、まったく印象が違ってくる内容にはなりますが、育成を考えると、紙一重ですが、間違っていないのかなと思います。

逆に、ミスした選手でも、その後の取り組み次第では挽回ができるとも言えるでしょうし。

後半22分に、20番木下翼と19番成田安里が同時投入されます。ここも、守りを意識した起用ではなく、追加点を狙いに行く起用ですよね。

20番木下翼のドリブルでの仕掛けが良いというところに関しては、これまでもたくさん書いてきましたが、この部分は、言うまでもなく、この試合でも見せてくれました。

この試合では、同時起用された二人によって高い位置で奪うという守備面でのプレーでもさっそく良い形がありました。後半29分あたりのプレーになるのですが、19番成田安里が相手のサイド攻撃に対して、上手いポジション取りでプレッシャーをかけていき、ある程度相手が仕掛けられるコースを限定させたところで、そこに来た相手に対して20番木下翼が上手く読んで奪う。これで高い位置での反撃ができる形が作られました。

19番成田安里の攻撃の仕掛けに関しても、難しいパスに追いついてクロスを上げる場面や、スタートが少し遅れたものの、チャンスで9番波田祥太が粘ったボールのこぼれ球に対して、素早く反応して相手ディフェンダーのブロックにあったものの、思い切ってシュートを狙った場面(結果的にコーナーキックを獲得)など攻撃面でも見せ場を作り、同時に、先ほど挙げたようなプレーのような守備面での駆け引きや受け渡しのところなど、良い守備も見られました。

もちろん、まだまだこれからというプレーや、監督からの指示も多い状況ですが、短い時間ながら印象の残るプレーは見せてくれました。

また、残り10分ほどと短い起用になり、時間的にも相手が得点を取るために仕掛けてきて守備にも重きをおかなければならない時間帯で投入された10番山中惇希が試合終了間際で見せた、左サイドからドリブルで仕掛け、相手ディフェンダー3人くらいに取り囲まれながら、それでも奪われずに突破していき、コーナーフラッグ付近で、時間も使いつつ、同時に抜ききるための駆け引きもしていて、抜け出せたらゴールを目指そうくらいの姿勢も見えたプレーが見られました。

1-0勝利という数字上の結果以上に、多くのものが詰まった1戦になっていました。

もちろん、この勝利で一気に優勝候補の一角になったと言えるような状況ではなく、その辺りには選手もわかっていると思いますが、明らかな前進をしていることがわかるチーム状況になっていて、更に、明確に、優勝争いができるチームになるためのリスクも負いながらの起用采配が見られることが、見ている側としては何より嬉しいわけです。

間違えなく、今後は、個々の選手のチーム内での戦いもし烈になってくると思います。

ただ、それがチームとしては自然な流れになります。

楽しくなってきました。楽しい試合でした。勝利も嬉しいですが、それ以上に感じられるものが多い試合だったことが大きいです。

次節も楽しみにしています!

ではでは。

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ちなみに、今年は、ユースのプレミアリーグと日程が被ることが多くて、なかなか見に行けていないジュニアユースの関東U15リーグ。なかなか勝てていない状況でしたが、この日に行われた川崎フロンターレU-15戦で見事勝利したという結果を確認してホッとしています。21日もユースとかぶってしまっているため、次に足を運べるのが27日の柏レイソルU-15戦になると思います。

高円宮杯(U-15)2014/12/21 2回戦 浦和レッズJrユースvs柏レイソル U-15 2-0勝利・・・1試合通しての集中した戦いで、完勝!

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どうも、ブクメです☆

浦和レッズの下部組織にとっては、柏レイソルの下部組織との対戦は、毎回特別な思いで見させてもらうことが多いです。そのくらい、重要視する部分が、戦術vs個というチーム同士の対戦の典型的な姿が見られるのが、このカードになります。戦術は重要ですが、個性を大事にしてほしいという見方で応援してきた私にとっては、負けて欲しくない相手であり、逆に、その徹底した戦術という強さの前に、浦和レッズの下部組織は、苦しめられて敗戦してきたという試合も多く目にしたものです。

この大会に臨んでいる選手たちにとっては、あくまでこの大会の、このシーズンの最終的なゴールは、優勝であり、一つの通過点になることには変わりないのですが、彼らにとっても、今シーズンのリーグ戦では、2敗している相手であり、関東リーグの優勝を奪われたチームになりますので、思い入れの強い試合だったと思います。

そんな相手と、カシマスタジアムで対戦する試合を観戦するというのも何か不思議な感じがあり、最近は、足を運んでいませんが、以前は、トップチームの応援でよく足を運んでいたアカシマスタジアムのメインゲートで、あまり好きではない、鹿島アントラーズ色満載のデザインの階段を上がって、メインスタンドに入っていくというのは、それはそれで興味深いものがありました。

この一戦は、凄く内容の濃い、この試合は、逆に言えば、形容するのは凄く簡単な試合であり、試合を1試合と言う形で戦い、勝負のところで優った浦和レッズに結果も付いて来た試合でした。

ということで、簡単に試合を振り返りたいと思います。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK25番西尾優輝、DFが左サイドバックに23番白土大貴(後半4分⇒2番山崎広大)、右サイドバックに5番山崎舜介(後半34分⇒22番大桃伶音)、センターバックに3番大西翔也と4番橋岡大樹、MFが左に9番樋口颯太(後半開始⇒20番長倉幹樹)、右に11番白田颯人、真ん中に8番立川将吾と6番荻原拓也(後半6分⇒14番弓削翼)、FWが左に7番菊地泰智、右に10番シマブク・カズヨシ

となります。

前半は、得点は動かなかったものの、お互いに、リスクを負う部分は、少な目に、それでいて、駆け引き自体は、ものすごい展開が、要所要所で見られました。

特に相手の戦い方が、浦和の選手の個性を発揮させないような戦い方をしていたことで、かなりストレスを感じてプレーしていた攻撃陣も多かったと思いますが、焦れることなく集中した戦いが、前半を通して繰り広げられていたのが良くわかります。

その中でも、数は多くなかったものの、23分のフリーキックのチャンスで、8番立川将吾がからのボールを4番橋岡大樹がヘッドで落として、10番シマブク・カズヨシが惜しくも枠を捉えられずという場面など、決定機も数回作りながら、そして逆に相手の攻撃でも、数回は、危険な形を作られたものの、特に相手の決定的な仕事をする選手で、実際に今シーズンのリーグ戦でも、結果と言う形で残されてしまっていた相手を、自由にさせず、また、個の戦いでも、心理的に優る形を作り出した守備陣という構図も見ものでした。

そして、勝負の後半では、もちろん、得点を奪うためには、浦和もリスクを負う時間帯というのを作る必要がある中で、交代で入った20番長倉幹樹が、さっそく結果を出します。

後半9分に、右サイドからの6番荻原拓也からのクロスに対し、ややヘッドで狙うには遠い位置にも見えましたが、相手キーパーが、結構前のポジションをとっていたところをしっかり考えて、キーパーを越えるようなヘディングシュートでゴール。

リスクを負ったところでカウンターの心配もしながら攻撃をするというところまで行く前の段階で、浦和レッズが、かなり試合を有利に運べる先制点を決めることができました。

そして、これにより、逆に少しバランスを崩してでも点を取りにいかなければならなくなったのが相手と言う状況を作り出したことで、気持ち的にも有利な状況が作られ、前半は、ややいなされることも多かった、高い位置で囲い込んで奪うという形が多く見られるようになりました。

特に、前半苦しんでいた右サイドの11番白田颯人が守備のところで強烈な運動量を見せて、残り30分ほどで味方と上手く囲い込んだ中で、多くの回数相手のサイド攻撃を摘むプレーを見せ、自身も、奪った後の高い位置からの攻撃を多く見せられるようになりました。

そして、相手の攻撃にも上手く対応しながら、迎えた28分に大きな大きな追加点が入ります。

このゴールに大きく貢献したのが前半は、スペースを消されてなかなか思うような仕事ができなかった、10番シマブク・カズヨシが、少しゴールまでは距離があるところで、思い切ったミドルシュートを放ち、このシュートは、惜しくもクロスバーに跳ね返るも、そのボールにしっかり反応した20番長倉幹樹が、しっかり押し込んで2-0にします。

試合終了まで残り10分ほどという段階でも大きな大きな2点差にする得点は、試合運びの上でもパーフェクトな追加点の時間帯だったと思います。

そして、結果、そのまま2-0で相手の反撃を許さず勝利を収めて、準々決勝進出を決めました。

采配も含めて、この試合は見事としか言いようがありません。

攻撃的により特徴を持ったプレーができる選手、そして、バランスよくプレーできる選手、もちろん、相手の出方によって対応は変わってくると思いますが、この試合では、スタートでは、攻撃の部分をより最優先にして、サイドからの仕掛けで打開できる可能性を考えたスタートにしたと思いますが、その攻撃によるスペースを相手に狙われ始めて、また、サイドからの守備においては、少し運動量が足りないという判断がされたと思う中で、その部分を考えた、交代などで相手の狙いどころを潰しながら、比較的受ける時間帯で大きく跳ね返す、やや形上は、放り込みに近いような時間帯に、交代で出場した選手が、しっかりポストプレーをしてくれることで、前線のおさまりも非常によく機能したように感じます。

良いな~と思うのは、ユーティリティに重きを置かずに、特長を信じて、足りない部分で相手の対応で対処できないようであれば、そこに特長を持つ選手を投入して対応していくという部分なんですよね。

だから、交代した選手は、もちろんそのことに関しては、悔しいのは当然なのですが、何が起こり、自分がどうして最初のチョイスに慣れたのか、そして、どうして交代することになったのかを、説明されなくても、わかりやすいのです。

だから、こういう部分がわかれば、文章を書く側としても、もし、その交代に対して不満な思いがあるのであっても、その交代にあるメッセージを理解したほうが今後のためには良いですよ、と言うことができます。その部分を修正して、足りない部分を補てんできれば、より長い時間起用されるようになるわけですから。

同じように、第1戦から考えてみると、今日は、相手の特徴と、試合での展開で、チームのバランスが崩れた時に、落ち着ける意味でのプレーができることに特長を持った選手が交代で長い時間プレーする機会は、訪れませんでしたが、次戦のヴィッセル神戸戦では、展開によっては、求められる時間が必ず来るはずです。

今年のプレミアカップで見たヴィッセル神戸と、夏の全国大会の時に長い時間ではないですが、見たヴィッセル神戸。明らかに成長曲線を描いていることが確認できた相手であり、その時のイメージからすると1回戦2回戦とは、おそらくまったく別タイプの相手になると思います。

課題になっていた、フィニッシュという部分でも、確かにまだ、ここで決めなければという決定機で精度が足りないという部分は見受けられますが、この大会に入ってみる限りは、決めきる力は、確実に上がっています。そして、試合を有利に運ぶために、必要な時間帯に、ゴールを奪うことを優先して、しっかり結果を出すことができています。

この上昇曲線で一つ一つ登って行けば、必ずその頂点は見えてきます!

少し話は脱線しますが、私は、基本的に、アカデミーにいる段階でツイッターで選手をフォローして、つぶやきを直接チェックするということはしないのですが、それをチェックした友人などから、偶然入ってくるような言葉は、大事にしています。

2回戦の試合後では、出場していた選手で自らのプレーに満足できないという選手のつぶやきを偶然友人から聞きましたが、その思いは大事です。スタンドから見ていた側からすると、十分、やるべきプレーはできていたと思いますが、選手自身がそのような思いを持つことも重要です。

そして、次の試合のために、同じ舞台で戦うことができずに、次の対戦相手の試合を撮影しにいっているという選手の話も聞きました。もちろん、1回戦の時にも書きましたが、帯同自体できなかった選手もいます。試合で実際にプレーで流れを変えることは、ベンチに入らないとできないですが、この大会で戦っている選手は、現地にいる選手だけではないですよね。そして、もちろんスタンドにいる私たちも一緒に戦っているつもりです。もちろん、悔しい思いの方が強くて素直に応援できないという人もいるかもしれません。

それらの、その一つ一つの思いが、力になり、このような舞台での頂点への戦いで優勝するチームが生まれるものだと思います。

また、明日も、そのような全てで作られた2014年の浦和レッズジュニアユースというチームの戦いを見られることが楽しみです。

ではでは。

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