第22回埼玉県クラブユース(U-14)サッカー大会 準決勝2013/01/19 浦和レッズJrユースU14vsクマガヤSC JrユースU14 2-0勝利・・・この対戦相手を倒す意味

熊谷スポーツ文化公園補助競技場2013年1月19日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

前回のこの試合の翌日から昨日までフィリピンに行っていたのですが、実は、その際に、いつもこのブログで掲載する際に撮るのに使っているカメラ機能メインの携帯を盗まれてしまいまして、今日は、一つのスマホでメモアプリとカメラでバタバタ切り替えながらの試合観戦になりました、慌ただしかったです。

あ、どのような経緯で盗まれたのは馬鹿馬鹿しい話なので気になる方は、見かけたら聞いてください(笑)

ということで、先週の大雪の中での準々決勝を制した浦和レッズジュニアユースU14は、準決勝に勝ち進み、因縁のクマガヤSCとの対戦がかないました。浦和の下部組織の応援をしているものとしては、クマガヤSCというのは、とにかく浦和がかなりの期間勝てていない相手であり、昨年、一昨年と、この大会でも初戦で対戦し敗れているという相手。さらに、今年に関して言えば、関東1部リーグに昇格してきていますので、リーグ戦でも2度対戦する相手でもあります。

今日出場した選手の中でも昨年の2年生も多く出場した埼玉県のU15の大会で大敗していることもあり、闘志を燃やしていた選手も多かったと思います。

「クマガヤSCからユースに入り活躍している茂木力也には悪いけど今日は、久しぶりに浦和が勝って嫌なジンクスを破って今年の勢いをつける試合にするぞ!」と、ものすごくブクメは意気込んで変なテンションになってました(笑)

そのくらい、今日この試合に勝っておくことは大きな意味を持つものかと思っていました。

では、試合に移ります。

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに2番浅賀祐太、、右サイドバックに5番河内渉真、センターバックに20番渡辺陽と4番11番高橋海翔、MFがボランチに19番松高遼、トップ下に12番知久航介、左に7番轡田登、右に13番中嶋海登、FWが左に6番川上エドオジョン智慧、右に15番萩原大智

となります。

フォーメーションは、あまり考えずに4-3-3で書いていたのですが、4-4-2ぽかったので、今回はそうしてみました。

序盤は、相手の寄せの速さや力強いプレーにやや苦しめられ、2分に危険な形を作られるもギリギリのところでしっかり対応して失点は回避。中盤のところで、やや慌てたプレーになり中盤からの展開で相手に奪われる場面が多くなるものの、6番川上エドオジョン智慧が前線でのポストの役割としてロングボールに対してしっかり触れることが多く、6番川上エドオジョン智慧が頭で触って落としたところを15番萩原大智が受けて仕掛ける形などが多くみられました。

また、序盤特に印象的だったので、左サイドに入っていた7番轡田登の守備意識で、サイドから仕掛けられた際に、しっかり戻り相手の攻撃を抑えるプレーを何度も見せてくれていました。

中盤からのパスの成功率は低いものの、6分に19番松高遼から右前線のスペースへパスを出し、実際は届かなかったものの13番中嶋海登がそこに走りこむなど、もう少し落ち着いてきたら効果的なパスになるだろうという試みが19番松高遼から見られました。

先ほど7番轡田登の守備意識の話をしましたが、比較的高さという意味では相手に分があるという状況の中で、7番轡田登の高さと体の強さも守備の部分で効果的に生きていました。

浦和の攻撃の中では、10分に6番川上エドオジョン智慧からのパスを受けた15番萩原大智が思い切ってシュートを狙うもディフェンダーに防がれます。

15分に、7番轡田登のヘディングシュートを狙いますが、クロスバーを越えて得点ならず。

16分の5番河内渉真のスローイングから6番川上エドオジョン智慧がドリブルで仕掛けた場面、7番轡田登、6番川上エドオジョン智慧、13番中嶋海登とテンポよくパスが通りしかける形、20分には12番知久航介から7番轡田登へパスが入ると同時に2番浅賀祐太が追い越して前線のスペースへ走り、パスが通って仕掛ける形もできていました。

前半20分前後では、25分にも2番浅賀祐太15番萩原大智にパスを当てて自らが前線に走り、15番萩原大智は7番轡田登へのパスを選択したものの、直接2番浅賀祐太に出す選択肢も作り、さらにパスを受けた7番轡田登が出すパスコースにも入っていたように、2番浅賀祐太のタイミングの良い攻撃参加も何度か見られました。

・・・と、その前に浦和の先制点が入るんです。

23分に、13番中嶋海登と15番萩原大智がワンツーで13番中嶋海登が抜け出し、右前線からクロス、これが相手ディフェンダーをうまく抜けてゴール前に走りこんでいた7番轡田登が押し込んでゴール!

見事な形で浦和が1-0と先制します。

27分に相手のループシュートであわやゴールかというピンチもあったものの、直後には6番川上エドオジョン智慧がドリブルで仕掛けて枠をとらえたシュートを放つ場面があり、これはキーパーにはじき出されたものの、惜しい形を作り、さらに前半終了間際にはカウンターの流れから15番萩原大智がドリブルで仕掛けるという形もありつつ、前半はそのまま1-0で終了します。

後半に入っても、相手の攻撃で危険な形を迎えることは多くあったものの、相手の17番の選手が裏から飛び出して仕掛けてきた時にサイドから崩される場面では結構なピンチの場面を数回迎えたことはあったものの全体的には守備陣が落ち着いて対応するという展開で試合は進み、浦和の攻撃に関しては、前半よりも中盤からのパスの成功率が高くなり、特に19番松高遼からのパスからのチャンスの数が格段に増えていた印象があります。

また、前半以上に前線での浮き球に対して6番川上エドオジョン智慧がしっかり競ることができる回数が増え、そのこぼれ球が味方選手につながってという前線のポストプレーが生きた形も多くみることができました。

同様に6番川上エドオジョン智慧が前線で相手キーパーやディフェンダーにプレッシャーをかけることで、ミスを誘う場面も何度か作ることができていました。

ビハインドを追っていることで、10分あたりからは相手の攻撃も激しくなり、引きながら守る時間ができてきたところで、15分に13番中嶋海登に代わり3番伊藤敦樹が入ります。

16分に相手の強烈なシュートが枠をとらえるも1番関敦也が反応してはじき出します。18分には、サイドから突破されて決定的な形を作られるも相手のシュートは枠をとらえず。

守備の多い時間帯にはなったものの、ここで逆に一つの成長が見られたというか、昨年末のアンダーアーマーカップで守備ラインがオフサイドと判断してアピールして足を止めてしまうことで、失点をしてしまっていたことがあったのですが、この試合では、オフサイドのアピールはし
つつも、守備陣がしっかり集中を切らさずに次の動きもしっかりできていました。とても良いことです。

相手の攻撃を受けて反撃という形が多くなったことで、逆に12番知久航介や19番松高遼を経由して一気に反撃という形を狙いやすくなったところで、25分にその形がはまり、やや自陣に近い位置でパスを受けた19番松高遼がディフェンダーの裏のスペースに長めのパスを送り、そのスペースをしっかり見て走りこんでいた15番萩原大智につながりキーパーと1対1の場面で落ち着いて決めて2-0とします。

その後、27分に6番川上エドオジョン智慧からのパスを受けた7番轡田登がシュートを枠をとらえたシュートを放つ場面や、試合終了間際に15番萩原大智がサイドからドリブルで仕掛けてクロスに6番川上エドオジョン智慧がヘッドで合わせたボールがクロスバーを叩くという惜しい形がありましたが、ゴールにはならず、試合は2-0で終了となりました。

勝ちました!

最初に書いたように、ここまでかなりの期間勝てていなかった相手であり、同じリーグで対戦する相手に勝った意味は当然大きいですし、相手どうこうではない部分でも、試合の中での味方を鼓舞する声も1番関敦也を中心に多くの選手が必要なタイミングで出すことができていたのも良かったですし、何より応援する側としても見ていてすっきりするようなプレーが多く見られたことが個人的にはうれしかったですね。

本来は攻撃参加という持ち味のある選手が相手の攻撃を防ぐために、攻撃参加を我慢して守備に徹することができていたのも含めて、本来持つ強さの片鱗が見られた試合でした。

前線の6番川上エドオジョン智慧と15番萩原大智の2人は、どちらも個人で打開できる力も持っているのですが、おそらくここ数試合では、自分が思い描くようなドリブル突破などができていないと思ってしまっているのかもしれません。そういう時は、余計に仕掛けた時に引っかかってしまうことが多くなるのですが、今日の試合でもそういうことは多くなっていたとは思います。ただ、6番川上エドオジョン智慧の持ち味の中では自らの突破と同様に運動量激しく前線を活性化するという大きな持ち味があって、その部分を継続して見せ続けてくれてチームの中で彼がやるべきプレーの一つはしっかりできているので、ゴールを量産しだすのも時間の問題だと思います。

15番萩原大智にしても、ドリブル突破を狙った時に相手の守備にかかる回数が多かったものの、持ち味であるスピードでディフェンダーの裏のスペースを狙うというプレーは何度も見せており、実際にその形が実って1点取ってくれましたね。

それぞれの選手が持つ特徴と持ち味の中で、調子が悪い時でも、安定してやり続けなければ行けないことをどれだけ全ての選手ができるか、それができることで、チームに安定感が出てきますし、その中で持ち味を強烈に発揮できるように自信を持ってプレーのしていくことと、それが実ることによって、チームとしてのレベルが高く高くなっていく。

そのスタートとして今日のようにレベルの高い相手に対して、全ての選手が安定してやり続けるべきプレーをして結果もついてきました。ある要素に関しては、成長というよりは、取り戻したという表現の方が適切かもしれませんが、本来このチームが持っているレベルというものを確認することができました。

まずは、来週の決勝戦で継続性を見せ、タイトルをしっかり取ってください。そして、リーグ戦に堂々と乗り込んで行ってやりましょう。

そして、クマガヤSCについても、ややここ最近話題として入ってくることが多いので、昨年のチームが強くて、今年は苦しそうだという話も入ってきたりしていますが、先ほど挙げた裏から飛び出して、浦和の守備陣を相当苦しめた17番の選手含めて、そういう選手の使い方やチームとしてレベルが上がって来た時には、間違えなく脅威になってくるでしょうし、リーグ戦で2度対戦する浦和としては、気の抜けない相手になってくるでしょうね。

リベンジされないくらい浦和も強くなればいいんですけどね!

楽しい試合でした。

お疲れ様でした。

ではでは。 

熊谷スポーツ文化公園補助競技場2013年1月19日熊谷スポーツ文化公園補助競技場2013年1月19日熊谷スポーツ文化公園補助競技場2013年1月19日

 

 

 

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おまけの写真。