浦和レッズ世界3位で全日程終了

どうも、浦和サポブクメです☆
浦和レッズの2007シーズンが終了しました。
国内タイトルは無冠に終わったものの、アジアを制して更に世界で3位という結果には満足しています。
昨日の3位決定戦は、珍しく世界標準と評価されたはずの守備がミスで崩されてそこをきっちりと決められての2失点という展開はありましたが、結局は浦和のタイトルの功労者である都築と今季でチームを去るワシントンの活躍と言う舞台を最後に残した展開だったのかなと結果論では思っています・・・が、最低でも2−1で勝てる試合だっただけに冷静に見れば大きな課題を残したとも思います・・・でもOKです。逆に3位という結果が引き立つ展開だったとも思います。
これでブクメの(トップチームの)今季の全試合参戦は終了です。
ゼロックス-1試合
リーグ-34試合
ACL-12試合
A3-3試合
ナビスコカップ-2試合
天皇杯-1試合
クラブワールドカップ-3試合
ブルズカップ-2試合(1試合45分でしたが対戦相手が違うので2試合と考えます)
さいたまシティカップ-1試合
全部で59試合ですね。
ブクメ自体がスタジアムでゴール裏でサポするようになってから実際にはまだ3年くらいなんです。それ以前は、ほとんどスタジアムに行くことは無かったので。でも、ずっと思っていたのは掲示板とかで「文字の媒体」「実際に現地で見ていないと思われる妄想系の批判」。人には平等に意見を述べて議論する権利はあると思いますが、あまりにも小さい世界で考えて言葉を言っているなっていうのがあったんです。だから、アジアに挑戦する今シーズンもおそらく、移動距離とか日程とか表面上だけ見た中での議論でゴチャゴチャするかと思っていたので、それならば全ての試合を現地で見てサポして現状を把握した上での自分の考えと掲示板とかで書いている人たちの意見を比べてみようって思っていました。
多く試合に行ったということで新聞などのインタビューも受けたこともありましたが、話を「浦和を世界にアピールする」ために応援に行っているという方向に持っていかれることが多くて、どう自分の考えを持っていこうとしてもそっちに持っていかれてしまうので、「その方向にしか書く気がないならもういいや」と思って話を合わせたこともありました。
浦和サポにとっては浦和の試合に行くことは当たり前のことなんですよ。理由は「浦和が好きだから」。それだけでいいはずなんですよね。ただ、人には様々な事情がありますので多くの試合に行けない人も実際には多いわけです。だから、全ての試合に行く人の方が思いが強いなんてことは全くないんです。年間数試合しか来られない人に圧倒されることだって実際にあります。
ブクメの今年の思いは賛否両論はあれ、浦和をアピールするということ以上に「浦和が世界に出る、その初めての経験をする浦和の選手達や浦和サポーターがどのような経験をするのかを見届けたい」ということにあったわけです。韓国、中国なら近いから楽だとか、ブルズカップはお遊びだとか、A3は罰ゲームだとか、本当にそうだったのかな?
例えばその一旦とすれば、「イランと中国」に関する遠征の考え方。
とかくイランの方が中国よりも遠征は大変と思われるかもしれませんが、過酷な環境と言うことで言えば、現実的にはイラン遠征よりもA3の方が過酷だったと思います。空気の悪さ、試合の雰囲気、食事などなど・・。ただ、これは更に深く言えば選手個々での感じ方もまた変わってくるので一概には言えないわけですが、現地に行かなければわからないことって本当に多いんです。
・・・とブクメが書くのも文字媒体。文字媒体は伝わり方が人それぞれ、たぶんブクメが書きたいことも誤って伝わることもあるのかと思ったりしています。
とりあえず、ここまでにしておきます。

浦和レッズ、ACミラン戦を終えて

どうも、浦和サポブクメです☆
以下は、ミラン戦の前に別のところで個人的な感情をこめて書いた日記です。まずそれを載せてから、昨日のことを書きたいと思います。
****
国立の試合をテレビ観戦しました。パレルモを見ながら、自分が過去に一度だけ国立で見たトヨタカップを思い出していました。レアル・マドリッドvsボカ・ジュニオールス(2000年)。この試合を観戦しに行っていたのですが、僕はいわゆる欧州かぶれだったのでレアル・マドリッドのサッカーを見ることをメインに友人が取ってくれたチケットで見に行っていたと思います。そこで活躍していたのがパレルモ。確かMVPもパレルモじゃなかったかなと記憶しています。
こういう大きな試合を現地で見たのは初めてでその演出とサッカーのレベルの高さに興奮した記憶があるのと同時に遠く日本の地にあれだけのサポーターがおそらく20時間以上(もしかしたら30時間くらいかかったかも)かけて日本までサポしに来ていたボカのサポにも驚き、凄く憧れたものです。対してレアル・マドリッド側は・・・サポというよりはやっぱり欧州のビッグクラブが好きなお客様がたくさん座っていたと言う感じなんですよね。
あまりに興奮して、試合後に表彰台付近まで突破して、その後会場の外に出てからはボカのサポーターバスの所まで行って大騒ぎした記憶があります。
そんなボカが勝利して決勝に進みました。ACミランは確かに凄いチームですし、イタリアサッカー嫌いの私でもセリエAの上位チーム(攻撃に魅力のあるチーム)は好きなのでACミランも好きなチームの一つではあります。メンバーを見て、ちょっと若手が少ない気もしますが、グルジア代表のカラーゼとか、「まだいたんだ〜、頑張るな〜。」とか欧州かぶれの頃に見ていた選手達がメンバーにいるのにも驚きつつだったりします。でもね、ACミランとの試合はどうしても欧州サッカー好きと浦和レッズサポという構図になるのは必至で、熱い応援での勝負という構図にはなりえないと思うんですよね。だからこそ、この2000人も来てしまったサポのいるチームと決勝で戦いたいんですよね。確か、ボカ自体が裕福な地域のクラブではないのでサポも金はそんなにもっていないんです。だから、確かサポは数年ローンとかで旅費を調達している人がほとんどと聞きます。ある意味借金サポの僕に近い(というか大先輩w)くらい頭の痛いサポ集団なわけですよ。
実際ACミランに勝つのは難しいと思います。これは、一応サッカーサイトを8年くらいやっている欧州サッカーをよく見ている自分なのでレベルの違いと言うのはよく分かります。でも、ミランファンに意識されて馬鹿にされるのもこういう状況あってこそである意味光栄ですし、この大会での試合はある意味浦和のホームゲームと同じです。アドバンテージがある浦和とサポの後押しのある浦和が勝つ可能性は決して少なくないと思います。
とにかく、最終的に浦和が勝って決勝に進んでボカ・ジュニオールスと戦って浦和サポvsボカサポ、選手を後押しするサポとしての勝負もしてみたいななんて思ったりしています。
これは、今シーズン、ブルズカップから全てを見てきた私が望む最高の終わり方です。どうせなら一番上を目指そうよってことですね。
すげー楽しみです!
***
とまあ、こんな感じに書いたものの良い意味でのACミランファンの裏切りも期待はしていたんですよ。「やっぱりミランのサポも凄かった。浦和はまだまだでした〜」とか書ければいいかなとか思っていたんですよ。でもね、やっぱり観戦だけがメインのミランのレプリカを来た日本人がたくさん、それもまあいいと思うんですよ。ブクメも好きなスコットランド代表だったらそうすると思うので。でもね、試合中はフラッシュのアメあられ、応援の声なんて出さない。要するに、7年前に思った欧州のビッグクラブを応援する日本人に対する物足りなさというものが全く変わっていないどころか更に悪化している・・・やっぱり憧れるべきチームじゃないなって思ったんですよ。
サポーターとしても浦和サポであることに誇りを持てた一戦でした。よくよく考えてみれば、別のチームと対戦して決勝でミランと試合とかでなくて良かったと思います。決勝だったら更に書いたような惨状がむごいことになっていただろうから。
ボカ・ジュニオールスと、そのチームを心のそこから応援するために日本に来たボカ・ジュニオールスのサポと気持ちをぶつけ合うことを物凄く期待していたから本気で悔しい負けでした。レベルの差とかではなく、浦和にも勝機のあった試合だと思うんですよ。そういう雰囲気を浦和サポは作っていたんです。それだけに残念ですが、見た限りは少数でもエトワ・サヘルはチュニジアから熱い応援をするサポが来ています。なので少数のサポに負けないサポ、そして浦和の選手は正直もう体は限界に来ていると思いますので後一歩踏み出せるサポができればと思います。4位と3位では大きな差があります。世界3位でシーズンを絶対に終わらせる!
最後に、イタリアサッカーはレベルが高い。でも、観客離れが進んでいるという状況の一端を垣間見る一面を見てしまった気がしました。体も大きく声量もあるイタリア人。やり方次第では、浦和サポも参考にする部分も多いとは思うのですが、残念ながら予想していた悪い部分しか見られませんでした。
あ、浦和サポが素行が悪いとか言われても甘んじて受けます。席割りの部分でも明らかに一般的には良くないことをしているかもしれませんが、一つ一つには意味がありますし、それを知りたいのであれば浦和サポになってみてください。

浦和が世界で勝利した日

どうも、浦和レッズサポーターのブクメです☆
「まったく浦和レッズというチームは・・・よく分からないけどやっぱすげーよ!」と聞こえてきそうなセパハンを圧倒した試合でしたね。「ノビノビ」とサッカーをやるとこれだけできるチームなのかと思うくらい昨日のクラブワールドカップのセパハン戦は楽しい試合が見られて試合も相変わらずの集中切らした一点献上はあったものの、完璧な試合だったと思います。たぶん、今更ベストゲームに位置づけられるような・・・。
疲労度とか、思うように体が動かないとか、そういうものを超越したプレーを見せてくれました。そして、昨日の勝利は個人的に負けず嫌いのブクメとしては、浦和レッズがクラブワールドカップで、世界の大会で勝利した始めてのクラブであること。それは、開催国枠とか温いものではなく、アジアでの苦しい戦い、海外での死闘を乗り越えて得たアジア代表として、批判をしていたどんな人の言葉も封じるような内容結果だったことを誇りに思うわけですよ。「浦和がアジアNO.1クラブだぞ!」と胸を晴れるわけです。リーグ連覇を逃して天皇杯も敗退した後の浦和の街はどことなく寂し気だったんですけど、昨日の勝利で浦和の街はまた誇らしい街に戻りました。
そして、ACミランと戦える。戦える以上にリーグ不調の言い訳半分はあるかもしれませんが、この大会が最大の目標と明言しているという本気の欧州の名門とガチで勝負できることが大きい。ブクメは浦和レッズだけのサポなので日本のクラブの今後のために重要とは思いませんが、実際にはその部分にも貢献できるほどの一戦と新しい歴史になるのだと思います。毎年開催される欧州の強豪クラブとの親善試合の埼玉シティカップ。バイエルン・ミュンヘンとかマンチェスター・ユナイテッドと浦和は試合をして引き分けたり勝ったりしていますが、相手は本気だと言おうが何を言おうがそれは親善試合でしかなかったわけですから、こういう舞台は全くの未知の領域なわけです。一蹴されるかもしれないけど勝ち上がって戦ってほしいとリーグで敗退したころのチームの惨憺たる状態を見たときには思っていた部分もありましたが、昨日の戦いぶりが見られるのであれば、勝機も無いわけではないなと思えるようになりました。海外移籍を目指す選手がアピールのために頑張っていたとかセパハン戦のことで書いているメディアがありましたが、別にそれでもいいんです。モチベーションでアレだけの試合ができるのであればACミランに一泡吹かせて、ボカ・ジュニオールスにリベンジするくらいの期待をこめて浦和サポとしてはいつもと一味違って意味合いでありながら、いつもどおりのサポをさせてもらいますよ!
「Jリーグはレベルが低い、やっぱりサッカーは欧州だ」という人は多いですよね。その欧州にあってACミランは名実共に認められた世界の有名クラブ。もちろんブクメだって時々試合は見ていますよ。知っている選手だらけというよりは知らない選手を探す方が難しいチーム。本当に強いです。おそらく、Jのクラブが欧州チャンピオンズリーグに参加する資格が与えられても予備予選ですら敗退するくらいのレベルだと思います。現にアジアから欧州に舞台を移したカザフスタンはまったく勝つことができていません。でも、最初よりは勝つことができるようになっている。これが何を意味しているのか。それは、世界と戦う舞台、強豪チームと戦う舞台がなかなか用意されていないためにいくらその国ではNO.1でも揉まれる環境がないために体で覚えることができない、積める経験が積めない部分があるんです。
本当の意味では浦和は初挑戦でアジアを制してしまった。本当ならば初挑戦のクラブはその予想以上に過酷な初の状況でいいところを出せずに敗退していくのに、一つ一つたくましく乗り越えて初で初優勝(当然かw)したわけです。歪で大失速という屈辱を浴びるのも浦和らしいと言えば浦和らしい・・・とやっと少しだけ思えるようになってきましたが、どちらにしてもそれだけの力のある選手達がそろうクラブですから、その出来る限りの全てを今の力の最大限をACミランにぶつけてもらいたい。それを臨んでいいんだなと思えるセパハン戦でした。
ACミランサポの方にはできれば、頭ごなしに否定するのではなくお互いに尊重してスタジアムで応援できればと思います。浦和サポにも頑なな者が多いのでそれをまず直せといわれれば否定できませんが・・・。
ブクメが嫌なのは、欧州の強豪とやる時の欧州好きのサポがかもし出す雰囲気なんです。せっかくの真剣勝負だから本当ならどちらを応援するかで席をちゃんと分けられるような措置をしてお互いにサポでも戦えるように配慮してくれるといいんですけどね〜。
もう、明後日だ〜。働け自分!そして、治れ喉!
サポも体力回復して臨むべき試合ですもんね!