第22回埼玉県クラブユース(U-14)サッカー大会 決勝2013/01/26 浦和レッズJrユースU14vsクラブ与野 U14 1-0勝利・・・残した結果と、今後必要なこと

熊谷スポーツ文化公園陸上競技場2013年1月26日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

以前ブログで触れましたが、フィリピンでカメラ機能メインで使用していた携帯電話を盗まれてしまいまして、元々そちらの携帯電話としての機能はほぼ利用していなかったため、解約して、写真用にデジカメを購入しました。

思った以上の、性能の良さに正直使いこなせていませんが、それでも明らかに以前より映りが良くなっていますよね、ただ、基本的に写真に集中するより見たい方が優先されるので、写真を撮るポイントは今後も意味が分からないものが多いと思いますのでお許しくださいまし!

ということで、浦和レッズジュニアユースU14が参加している第22回埼玉県クラブユース(U-14)サッカー大会も決勝まで来ました。対戦相手は、クラブ与野U14になります。

この大会に関して、決勝での対戦相手が、この大会の優勝の常連である大宮アルディージャや強豪のクマガヤSCではないということで、見る側や臨む側、教える側もそれぞれ、今回の決勝に関しての考え方は様々あると思いますが、ブクメ個人的には、U14のチームに関しては、昨年、それぞれの選手が「らしさ」を失っているイメージからスタートしていることから、この大会では、表現としては、簡単すぎるかもしれませんが、チームが持っている「らしさ」を取り戻すことと、関東リーグに臨むチームとしてまずは埼玉県NO.1という結果を残すこと、この2つを大きなポイントとして、大会を見てきました。

まずは、試合の流れをざっと書きますね。

GK1番関敦也、DFが左サイドバックに20番渡辺陽、、右サイドバックに5番河内渉真、センターバックに7番轡田登と4番11番高橋海翔、MFがボランチに19番松高遼、トップ下に12番知久航介、左に15番萩原大智、右に13番中嶋海登、FWが左に6番川上エドオジョン智慧、右に16番町田ジェフリー

となります。

この大会で、ここまでディフェンスラインで毎試合スタメンで出ていた2番浅賀祐太は、体調不良で戦列を離れているということで、前目のポジションで常に出場していた7番轡田登がセンターバックに、前線に16番町田ジェフリーが入るという変更がありました。

実力的には上となる浦和のため、仕掛けの工夫を考えて繋がれば面白いというプレーが多くなったものの、相手のクラブ与野のモチベーションの高さと集中力で、いわゆる支配率は高くなるものの、相手の集中した守備を崩しきって決定的な形を作るという部分では物足りなさを感じる試合というイメージでしょうか。

書き上げてみれば、浦和の仕掛けは、狙いは面白いというものが多いです。

ディフェンスラインから7番轡田登が前線に長いパスを通し、6番川上エドオジョン智慧が抜け出し、16番町田ジェフリーにつなげての攻撃、6番川上エドオジョン智慧と16番町田ジェフリーがワンツーで相手守備を崩そうと仕掛ける場面、19番松高遼の面白い狙いどころのパスなど、仕掛けは多彩でしたが、相手のペナルティエリア内での脅威となれた場面としては、やや少ない印象です。

中盤の組み立てのところで、引っ掛かってしまう場面が全体的に多くなった中で、この試合の攻撃の組み立てで目立って良かったのが、センターバックの11番高橋海翔からスタートする攻撃で、ディフェンスラインで11番高橋海翔がボールを受けた際に、中盤ないしは前線に当てるパスの成功率がかなり高かったことと、自らの前にスペースがある時には安易に蹴らずにスペースに持ち上がってから展開するなど、効果的なプレーが多かったと思います。

10分くらいに11番高橋海翔から12番知久航介に出したグラウンダーの速いパス、裏へ抜け出す6番川上エドオジョン智慧を狙った相手ディフェンダーの裏を狙う長いパスと連続で効果的なパスの狙いが見られ、20分前後には13番中嶋海登にあててそのままオーバーラップして攻撃参加する狙いを見せたり、28分に11番高橋海翔から6番川上エドオジョン智慧がポストとなり、13番中嶋海登につなげて攻め上がる形などもあり、具体的に挙げても良いプレーの起点となっているケースが多かったですね。

また、相手の攻撃を受けた際のカウンターの形として、15分、23分の2度、GKの1番関敦也からの一本の長いパスから惜しい形までつなげる場面もありました。15分のケースは、右前線の13番中嶋海登へ長いパスを繋げての展開、22分には、カウンターの場面でいち早く前線に走り出した5番河内渉真をしっかり見ていてパスを供給し、そこから6番川上エドオジョン智慧につなげて一気に攻めるという形になりました。

攻めの回数も多く、コーナーキックも多く奪い、カウンターで時々受ける攻めが結構大きなピンチになりそうなことはありつつ、やはり先ほど書いたように、支配率は高く、ただ、決定的な場面を作る回数は少ないという印象で前半は0-0で終了しました。

後半スタートから、13番中嶋海登に代わり14番野口琢真が入ります。14番野口琢真は中盤の左に入り、前半左に入っていた15番萩原大智が右に移りました。

1分に、15番萩原大智がパスを受け、5番河内渉真がオーバーラップしたところへパスを通し、クロスに6番川上エドオジョン智慧が合わせる惜しい場面を早速作りますが、得点には至らず。その攻撃以降、後半は立ち上がりから相手の前線からのプレスが激しくなり、浦和のサイドからの攻撃に対するケアをされたことで、サイドからの攻撃を狙ったパスをカットされるケースが多く、カウンター気味に相手の攻撃を受けてピンチとなる場面が続き、嫌な時間帯が10分くらい続きます。

この守備の場面では、20番渡辺陽の気の利いた対応で結構相手のサイドからの攻撃を摘むことができていました。

11分に15番萩原大智から16番町田ジェフリーが右へ抜け出したところへタイミングよくパスを通し、ペナルティエリアまで侵入して折り返し、最終的に12番知久航介がシュートを打つもこれはキーパー正面となります。この場面は、相手ディフェンダーを崩していましたのでかなり惜しい場面でした。

直後に6番川上エドオジョン智慧から15番萩原大智につなげてからの仕掛けも結構惜しく、16分には6番川上エドオジョン智慧から裏へ抜け出した16番町田ジェフリーに絶妙のパスが通り、ペナルティエリアに侵入して自らでも狙えるところまで持ち込んだものの、パスを選択したことで相手ディフェンダーに引っ掛かってしまいました。ここは、自ら狙ってほしかったです・・・ということで、15分前後は、ここで得点を奪っておければもっと楽になっただろうという決定的な形に近い形が何度か作れていました。

20分前後には、15番萩原大智がドリブルでディフェンダーを抜いて仕掛ける形や、裏へのパスに対して、相手ディフェンダーとスピード勝負になる際どいパスに対して6番川上エドオジョン智慧が走り勝ってマイボールにし、右サイドを持ち上がり15番萩原大智へ通し、19番松高遼へ繋げる形も作るなど、個々の持ち味からのチャンスも何度か作れていました。

その後も、14番野口琢真から6番川上エドオジョン智慧、16番町田ジェフリーとつなげて仕掛けていく形、15番萩原大智から裏へ抜け出した12番知久航介がゴールを決めたかに見えた場面はオフサイドになるなど、攻め込むも決めきれずという形は続きます。

28分に16番町田ジェフリーに代わり3番伊藤敦樹が入ります。

この後も、5番河内渉真の攻撃参加などでチャンスは作るも、得点が決まらずこのまま0-0で終了するかと思われたアディショナルタイムに得たフリーキックのチャンスで5番河内渉真からがペナルティエリア内に蹴りこんで、混戦になったところを7番轡田登が蹴りこんでゴール。最後の最後に得点を決めて1-0で浦和が勝利。

この大会の優勝を決めました!

慣れないディフェンスで奮闘していた攻撃的なイメージの強い7番轡田登が最終的に決勝点を決めるという、なんとも言えない終わり方でしたね。

さて、最初に書いたように、ブクメ個人的に、この大会で求めていた「結果」と「らしさ」に関してですが、結果はついてきましたし、この学年の選手たちに感じていた「らしさ」に関しても、取り戻してくれたと感じられましたので、本当の意味での新シーズンのスタートとなる3月の関東リーグ開幕へ向けて、上々のスタートとなったと思いますし、その点ではかなり勝手に満足させてもらっています。

久しぶりのこの大会でのタイトルを獲得し、次の段階へ進むわけですが、その意味では、この大会の決勝と言うことで以前の試合と比較して見ると今後必要になるもので、今日欠けていたものが見えてくるような気もします。

本当は、今日は、高校サッカーの埼玉県の南部地区の新人大会決勝のカードが市立浦和高校と武南高校が10時から与野八王子グラウンドで行われるため、前半くらいは見られるかと思って足を運んでみたのですが、こういう大会は駐車場が用意されていないことを忘れていて車で行ってしまい、停める場所なく探して歩いてだと時間的に厳しく、泣く泣くそのまま熊谷に向かったのですが、ここで見たかったのは新チームで市立浦和高校で10番を付けてプレーしている(らしい)戸嶋祥郎という選手で、この選手は浦和レッズジュニアユース出身の選手なのですが、3年前に、今回の大会の決勝で大宮アルディージャジュニアユースU14と決勝で戦って0-3と大敗して、その時に、悔しくて大泣きしていた印象が強いんですね。戸嶋祥郎は自分に厳しい選手なので大好きで、どんな相手でも負けたら本当に悔しそうな表情を見せ、勝っても納得いかない試合では、悔しい表情いっぱいになる、そんな選手なんです。

そういう選手を置き換えて考えて見た時に、今日の決勝戦では、なんとなく選手たちには決勝という舞台の緊張感と言うよりは、相手の方が力が下だと考えて際のプレーでの激しさとかが足りないように感じる部分もありました。もし、今日の試合で最終的にピンチになった数回で決められていて敗れたとしたら、どうなっていたのかな、と思う部分も正直ありました。

今シーズンは、当然関東NO.1、全国NO.1を狙っていくチームになっていく必要がある中で、まずこの大会の中で、失いかけていたものと結果は取り戻してくれました。では、今後更に成長するためにはどうしていくか。

それを考えた時には、どのような試合でも、同じくらいの真剣さで取り組み続けること。それは、ある意味周りから見れば、格下の相手にえげつないと揶揄されることがあるかもしれませんが、そのくらい、練習試合も含めてどんな相手と試合をするにしても、自らに厳しくして行くことができるか、そこが最も重要になってくると思います。

これから、練習試合などを経て、3月の関東リーグ開幕へ向かっていく中で、仮に練習試合の相手が格下である場合であっても、自らに厳しく取り組んで、さらなる成長を見せて浦和レッズジュニアユースの強さをまずは、関東リーグで見せつけてやりましょう!

楽しみにしています!

それにしても、優勝っていいですね!

ではでは。

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おまけの写真。