Jユースカップ2010・グループリーグ第3戦 | 2010/10/24 vs 東京ヴェルディユース 0-2敗戦・・・もどかしさ

埼スタ第2グラウンド2010年10月24日

 

 

 

 

めっきり涼しくなりましたね。

どうも、浦和サポブクメです☆

Jユースカップグループリーグのの序盤戦の山場と思われる、東京ヴェルディユースとの試合になりました、やや流れが良くないままこのグループで最も難しい相手との対戦です。

今日のスタメンは以下の通り

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と、4番広瀬健太、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに18番堀田稜、ボランチに6番野崎雅也、トップ下に5番藤野友則と13番片槙吾、FWが左に14番矢島慎也、右に10番礒部裕基、真ん中に11番鈴木大輝

となります。

先日の柏レイソルU18との練習試合の時に面白い組み合わせだと感じていた左に14番矢島慎也と18番堀田稜が並ぶ形になりました。

さすがに中盤のプレスがかなり厳しいものの、攻守の切り替えのスピードや縦への鋭い展開などが余りなかったこともあり、浦和も集中して試合に入れたことから締まった内容の試合になり展開されていきます。

11番鈴木大輝が前線で動き回り、14番矢島慎也の左からの仕掛け、10番礒部裕基のドリブル突破など中盤より前の位置からの仕掛けで数回チャンスを作り、回数は少ないものの左サイドから18番堀田稜の左サイドからの仕掛けからクロス、11番鈴木大輝が押し込んだところディフェンダーに当たりクロスバーに当たるという惜しいシーンを作るなど、さすがに攻撃の形は多く作れないものの、数回の大きなチャンスを作り、逆に東京ヴェルディユースにも時折大きなチャンスを作られるものの、危険なミドルシュートは16番小笠原正人がギリギリで弾くファインプレーを見せたり、3番畑本時央が安定した守備で対応していました。

前半は0-0で終了。

拮抗した試合になってはいたものの、東京ヴェルディユースのラインを高めに保ちながら中盤をコンパクトにして一つ一つのプレーの精度やパス回しなどで上回っている(コンビネーション面でお互いに信頼して動いているイメージ)ため、少し怖いイメージを持ちながら後半に入っていきます。

後半は、前半以上に中盤でボールが収まらなくなり、相手の出足の良さに混乱してしまい、ディフェンスからの中盤を経由して攻撃が展開できない状況になりました。前線の10番礒部裕基や14番矢島慎也がたびたび中盤まで下がらないとボールが入らない状況になっており、中盤が機能しなくなっている状況は素人目にもわかりました。

少ないチャンスの中で14番矢島慎也からの縦パスに反応した11番鈴木大輝が惜しいミドルシュートを放ったり、11番鈴木大輝がポストになり、8番若井祥吾に下げたボールからスルーパスに5番藤野友則が飛び出すシーンがあるものの、ここはオフサイド。テンポ良く展開されたこの攻めの形がおそらくこの試合で最も崩す形を作り出せたのがこのシーンだったと思います。

ただ、後半は明らかに中盤で相手に圧倒されており、中盤の動きが少ないことからセンターバックから入るパスを狙われてカットされたり守備の負担が大きくなる割に相手は、中盤で動き回れば自滅してくれるという意識でおそらくやっていたと思います。上手く行かない状況が明らかな時は、刺激を与える交代が必要で、例えば先日U16リーグが終了して、この試合は中盤で攻撃的なプレーができる15番小峯洋介、中盤でキープできる24番中村駿介、ボランチやセンターバックで安定したプレーを見せていた25番寄特直人と1年生もベンチに入っていました。

実際に、クラブユース選手権の関東予選で中盤を活性化させて守りの姿勢から攻撃の姿勢を作り出した15番小峯洋介の投入などあるかと思っていたのですが、中盤が混乱して機能しない状況でも交代はなく、時間ばかりが過ぎていきます。

守備への負担が多い中で、PKを取られてしまい失点。この際に3番畑本時央にイエローカードが出され、更にその後に守備に負われる状況の中、相手のフリーキックを遅れさせるために足を出した3番畑本時央に2枚目のイエローカードが出され退場となります。やや厳しい判定にも見えましたが、後半途中で一人少ない状況での戦いを強いられます。

ここでやっと浦和は交代に動いたわけですが、お分かりのように一人減ったための守備の交代。14番矢島慎也に代えて21番小出啓太が入ります。

その後、11番鈴木大輝に代えて2番西山航平、続いて5番藤野友則に代えて15番小峯洋介が入ります。

この交代で8番若井祥吾を前線に上げて攻撃的な姿勢にするのかと思ったら、数分で今度はその8番若井祥吾が交代。13番片槙吾も同時に交代となり、24番中村駿介と25番寄特直人が入ります。

結果的に5人の交代枠を使ったわけですが、最終的に相手に1点追加されて0-2で敗戦となりました。

この言葉を先週に引き続き書かなければならないのは嫌なのですが、私達が見るものは表面的なものですので実際のコンディションとか練習を見てとかプロが見る選手の出来は違うのかもしれませんが、采配に不満です。

基本的に私は、浦和レッズユースの選手達は日本一になれる力を全選手が持っていると思って見ています。かみ合った時でも絶対に叶わない相手は少なくとも国内にはいないと思っています。サッカーの試合を多く見ていれば当然、何をやっても上手く行かない日というのは起こりうるのでそのような時は仕方ないのですが、今日に関しては起用や相手のスタイル、途中までの状況を判断しながら、交代や指示など采配次第で勝利を物にできた試合だと思います。

もちろん、個々の選手にも課題を多く残した試合でもあると思いますが、試合展開を適切に考えた采配があれば、もっと立ち直れる時間もあったでしょうし、流れを引き寄せることすらできたと思います。

・・・と、非常にもどかしさが残る試合でしたが、それに乗っかっていては今後先を目指すのにマイナスにしかなりませんから、でっかい声出して、開き直った戦いを次からやってください。相手に合わせた戦いをするのではなく、自分達で主導権を握るための戦い、自分達でリズムを作る戦いをしちゃってください。これって、結構気持ち次第のところもありますので。前回より上手く行ったという感覚がつかめればそこから自然と調子は上がっていきますから。そうすれば、気が付けば問題なく2位以内で突破しているような気がします。

乱文失礼しました。

ではでは~!

Jユースカップ2010・グループリーグ第1戦 | 2010/10/10 vs ザスパ草津U-18 1-0勝利・・・原因は?

玉村町北部公園サッカー場2010年10月10日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今年の最後の大会となるJユースカップ2010が開幕しました。浦和レッズユースの初戦はザスパ草津U18とのアウェイゲームとなります。上位2チームが決勝トーナメントに進出できるこの大会ですが、同じグループBには今日の対戦相手のザスパ草津U18の他に、東京ヴェルディユース、大宮アルディージャユース、横浜FCユースがいます。東京ヴェルディユースが最も強敵であり、次が大宮アルディージャユース、横浜FCユース、そしてやや格下になるのがザスパ草津U18となります。

高円宮杯の雪辱を晴らすべく、優勝を目標に掲げているチームですから、ザスパ草津U18相手には堂々とした戦いぶりで大勝して欲しいところ。既にザスパ草津U18は1試合消化しており、横浜FCユース相手にホームで1-3と敗戦しています。

今日のスタメンは以下の通り

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と、4番広瀬健太、右サイドバックに2番西山航平、左サイドバックに18番堀田稜、ボランチに20番今泉賢人、トップ下に5番藤野友則と14番矢島慎也、FWが左に19番高田拓弥、右に10番礒部裕基、真ん中に11番鈴木大輝

となります。

先日の柏レイソルU18との練習試合の1本目の時のメンバー(高円宮杯の最終戦と同じメンバー)と比較するとボランチ、右サイドバック、左サイドの3人のメンバーが入れ替わっています。昨日のU16リーグに参加していた1年生のメンバーはベンチに一人もいませんでした。

公式戦で出場する際はセンターバックのイメージが強い20番今泉賢人をボランチ起用していたことなどは、育成と勝負を考えた構成と言えるのかも知れません。

こういう力の差のある対戦カードの時には大抵こうなるのですが相手がモチベーションの高さからいつも以上に気持ちの入ったプレーをやはりしてきたのですが、こういう相手はいなして先制点、追加点を奪って2点差くらいつけてしまえば集中力が切れて大量得点を狙えるのですが、最初に書いてしまうと浦和ペースで試合が進み、14番矢島慎也から2番西山航平の右サイドへ渡り、クロスを上げた所で19番高田拓弥が潰れてこぼれたボールを豪快に蹴り込んだ11番鈴木大輝の得点で前半途中くらいに先制することはできたのですが、追加点が奪えない流れでザスパ草津U18に1点差なら追いつけるかもしれないというモチベーションを保たれたまま、形を作りきれずに90分終了してしまったというイメージです。先制点の形は確かに見事でしたが。。

前半序盤は、左サイドの18番堀田稜の持ち味を上手く活かしたオーバーラップさせての攻撃参加を意識したサイドを使うプレーが大きく見られ、10番礒部裕基と11番鈴木大輝の前線のパス回しからサイドに開いて18番堀田稜が走りこんでクロスを上げたり、19番高田拓弥がボールをキープしてラストパスをスペースに出して18番堀田稜がクロスを上げるなどの形が何本かでていました。

そして、圧巻だったのはセンターバックの3番畑本時央が時折見せるロングフィード。自陣深い位置からかなり長いボールを左サイドのスペースに放り込んだところに18番堀田稜が走りこんで一気に攻撃という形が作れていた場面など非常に良い攻撃のバリュエーションとして機能していたと思います。

慣れないポジションでボランチを務めていた20番今泉賢人がプレーに困っている様子がうかがえ、中盤のバランスが上手く取れない状況に相手守備陣の甘いパスを奪うという意識の高さで細かいパスの際に摘まれてしまいカウンターを受けるなど収まらない中盤からリズムが良くならずに、フィフティのボールは大抵浦和にボールが収まるのに攻撃が機能しないで奪われてという繰り返しになっていたように感じます。

何度か別の試合で20番今泉賢人のプレーを見ていますが、個人的にはパンチ力のあるキックが魅力だと考えており、通常のセンターバックの位置ではなかなかシュートを打つ機会がなかったので、ボランチ起用であれば機を見てミドルシュートを放つこともできるし効果的かと思って見ていましたが、慣れないので当然かもしれませんがバランスを取ることに頭が行き過ぎていて逆にぎこちなくなっていたようにも感じられましたので、バランスを取りながら前に出てスペースが空いたらミドルシュートを打つなど効果的にできると面白くなると思います。後半そういうシーンが2回ほどありましたが、しっかり捉えることができず枠に飛びませんでしたが、機能すれば武器になると思います。

後半途中に20番今泉賢人に代わり13番片槙吾、19番高田拓弥に代わり9番高木凛、試合終盤に11番鈴木大輝に代わり23番長坂竜一が投入されてプレーしていましたが、後半は何か相手の集中力の切れない守備に浦和のほうが焦れてしまいプレーが雑になっていた印象があり、途中交代の選手もその流れにはまってしまったイメージで回数としては結構サイドからの攻撃や、セットプレーのチャンスを得ていたと思いますが、得点が決まる雰囲気が感じられませんでした。

後半に10番礒部裕基が一人で前線でディフェンダーを追い回したり、果敢にドリブルで仕掛ける姿が逆に凄く印象に残ってしまいました。

また、1-0で勝ちきれた要因を考えるとやはり、奪われてカウンターを仕掛けられるシーンが結構多かった試合の中で、ほぼノーミスで安定した守備、危険を察知して早めに摘むプレーなど3番畑本時央の安定したプレーが強く印象に残りました。

結構危ないシーンも作られていたのに、失点する空気がほとんど感じられなかったのもそのあたりなのかと思います。

例えば、細かい要因を考えると昨日大雨で寒い気候の中で夕方までレッズランドで練習していて、ずぶ濡れで帰っていく姿をU16の試合を見ている時に見ていて、今日試合当日が一気に晴れて夏に近いような気候になり、パッと見で天然芝の比較的キレイなピッチに見えながらも結構イレギュラーバウンドするようなでこぼこピッチだったり、今日の難しい試合になった原因は考えてみればいくつか上がりますが、それでも大勝するべき試合で1点のみというのは少し残念でもありました。

でも、まあ、いいです勝点3取りましたし、得失点差勝負に持ち込まずに勝点で2位以内を奪いきってしまえば全く問題ないわけですし、結局は無失点で勝ちきったわけですし、結果的には大きな問題ではないです。昨年グループ敗退のきっかけになってしまった2位勢力との対戦で勝てなかったという明らかな要因を今回は作らなければ良いだけですから、OKです。

U16で良いプレーを見せている1年生も多くいますので、彼らもこの大会で絡んでくることになるでしょうし、育成と結果を考えてチーム一丸となってギアを上げながら、戦い抜いてください!

暑い中お疲れ様でした。

ではでは~