水戸ホーリーホックユースカップ2018/7/29 浦和レッズユース vs FC東京U-18 1-0勝利・・・2連覇達成!

どうも、ブクメです☆

この時期のユースの戦いは、もう一つ行われている!ということで、既に最終日になってしまいましたが、浦和レッズユースが参加している水戸ホーリーホックユースカップの決勝戦のみ(美味しいところ取りですみません!)を観戦してきました!

前日色々やっていたら、眠るのが深夜になってしまい、起きて動けるパワーがあればという条件を勝手につけつつ、目が覚めたのが、7時過ぎ。割と動けるパワーはあったものの、私が住んでいるところからだと、高速をフル利用しても、会場までは、2時間ほどかかるということで、9時キックオフの準決勝は諦め、決勝の場合は12時キックオフ(ケーズデンキスタジアム水戸)、仮に3位決定戦になっても11時40分キックオフで8時に出れば、下道3時間+αくらいで行けそうということで、下道で水戸まで向かいました。

水戸ホーリーホックユースカップに足を運ぶのは、これが初めて。浦和レッズユースは、昨年も参加しており、優勝しているので連覇がかかった今大会。Jリーグのチームが主催のフェスティバル系の大会の中でも、U14の柏レイソルフェスティバルだったり、決勝戦まで勝ち進むと、そのクラブのトップチームが戦っているスタジアムで試合ができるという大会という仕組みは、結構意味があると思っていて、プレーする選手がプロになったら、こういうスタジアムで戦えるというのをイメージして戦うことができ、それも多少のモチベーションになるというのは、良いなと(選手がどう思うかは別ですがw)

既にグループステージを2日間かけて3試合戦い、グループ1位で突破して大会3日目のこの日の9時の準決勝を勝利して、4試合が終わったという状況で、決勝のみを観戦になるため、いわゆる大会の雰囲気やこれまでの戦いぶりが見られていない、試合時間自体は30分ハーフになるにしても、疲労の蓄積だったりあるわけで、その経過を見ていないですし、決勝の戦いと言うのは、また、それまでの戦いとは別物になるので、私が見たこの決勝の30分ハーフの試合というものがどのようであるのかを語るのは正直ちょっと難しいなとは思っています(メモは取りましたが。)

なので、ごくごく簡単に試合のことには触れさせてもらうことにします。

vsFC東京U-18戦メンバーと交代は、以下

GK25番石塚悠汰、DFが左に32番佐藤優斗(後半14分⇒19番清水楽人)、右に27番清水哲太、真ん中に40番山田奈央と2番北村龍馬、MFが左に43番上野夏輝(後半スタート⇒45番アンヘル)、右に44番ネストル(後半スタート⇒38番松村大也/後半21分⇒31番木下翼)、真ん中に35番根岸恵汰と39番盛嘉伊人(後半27分⇒36番福島竜弥)、FWが7番岡村勇輝(後半8分⇒15番石橋遼大)と37番堀井真海

となります。

何年前からかは、定かではないのですが、この夏の期間にメキシコのチームの選手が2名招待されてチームの一員としてしばらくいるという状況が今年も続けられていて、今年は、44番ネストルと、45番アンヘルということですね。

この試合では得点がなかったものの、45番アンヘルが4得点で大会得点王ということでした。

そして、背番号は43番だけど、よく見た顔だなと思ったら、普段は6番の上野夏輝。ユニフォームに何かが起こった(!?)らしく、43番を着ていたようです。

若干体が重たそうな選手も見られたので、やはり疲労もたまっていたのかなと感じる部分もありつつ、その中で、前線に入っていた37番堀井真海の運動量は、スタートから最後まで落ちず、そういえば、クラセンの方にも出ていたわけですし、かなりタフだなと感じたわけでして。

いくつかチャンスの場面を挙げると、前半6分に35番根岸恵汰からのパスを受けた43番上野夏輝がやや距離があるところから思い切ってミドルシュートを狙いますが、枠は捉えきれず。

前半7分には、37番堀井真海がシュートを放つもキーパーにキャッチされます。

相手が比較的浦和の右サイドからの仕掛けが多い中で、守備面では、27番清水哲太の守備が効いており、相手が攻め切れない形が多くなっていました。

前半10分にには、カウンターの形で39番盛嘉伊人からの前線のパスを37番堀井真海につなげて仕掛ける形を作ります。

前半11分には、27番清水哲太から7番岡村勇輝へパスを通し、ディフェンダーの裏のスペースへ7番岡村勇輝がパスを狙い、そのスペースに37番堀井真海が走りこむも、ここは、上手く合わず。

前半14分に、44番ネストルから39番盛嘉伊人、ペナルティエリア内に走りこむ7番岡村勇輝にパスを狙うも先にキーパーにキャッチされます。

そこまで前のめりに見ていた試合ではなかったので、割と冷静に見られていたと思うのですが、冷静に見ていても判定が「あれあれ?」と思うことが多かった試合ではあったのですが、そのうちの一つが、前半15分の37番堀井真海がペナルティエリアまで仕掛けて倒されていたと主のですが、ここは、PKの判定にならず。

ただ、この判定に抗議する必要もなく、その直後のプレーで7番岡村勇輝がしっかりと決めて1-0と先制します。

文句を言わずに実行すれば良いわけです。気持ち良い。

前半は、この後、相手のミドルシュート(大きく枠を外れた)くらいで大きなピンチもなく、いわゆるバイタルエリアで相手が仕掛けてこようとしたプレーを40番山田奈央の摘むプレーや、2番北村龍馬が落ち着いて対応して、それほど危険な場面自体作られていませんでした。

後半も終盤までは、浦和ペースで進み、後半6分に39番盛嘉伊人からの裏へのパスを受けた7番岡村勇輝のシュートに始まり、バックラインで32番佐藤優斗が点を取りに来る相手選手数人にプレッシャーをかけられながらも、キープして中盤の35番根岸恵汰にしっかりパスを通すなど、ミスを誘うプレーでも落ち着いてプレーできている印象がありました。

後半13分には、コーナーキックのチャンスから途中から入った15番石橋遼大の惜しいミドルシュートがあり、後半15分には、35番根岸恵汰起点で、前線の45番アンヘルにパスを通し、テンポ良くいったん39番盛嘉伊人に下げ、そこから右前線に走る38番松村大也への大きな展開と上下左右を広く使った攻撃。

後半19分には、45番アンヘルがディフェンダーがややコースを塞いでいるものの思い切ってシュートを狙い、このプレーでコーナーキックを獲得するなど、まずはゴールを狙うという姿勢からのチャンスもあったり。

ただ、残り5分ほどになってから、優勝を意識してなのか、理由ははっきりはしないものの、やや不安定なプレーが所々で増える中で、後半26分に決定的な場面を作られてしまうものの、ここは25番石塚悠汰が好セーブで失点を免れます。

その後も、やや不必要なプレーがあったり、明らかに反対でしょうというファールが取られてしまったりは、あったものの、試合はそのまま1-0で終了。

見事に、浦和レッズユースが2連覇を達成しました。

優勝を喜ぶとともに、単純に怪我なのかとか、それ以外の理由なのかとかまでは、サポーターサイドには、わからないことも多いのですが、最近ピッチでプレーするところが見られていなかった、上野夏輝や、木下翼のプレーなどが見られたことでも足を運んで良かったなと思っています。

浦和レッズユース全体として考えれば、悔しい前日のクラセン敗退から、もう一つの戦いでしっかり結果も残したことで、ここから後半戦でのプレミアリーグや、埼玉県S2リーグ、Jユースカップなどに向けて良い結果での再スタートという考え方もあるでしょうし、その捉え方は、選手次第ですが、私はそう捉えておきます。

なんだかんだで、割と細かく書いてしまったw

書いているうちにノッて来たという感じです。

大会MVPは、35番根岸恵汰、得点王は、4得点のアンヘル。そして、最後のトロフィーを掲げるところでの選手のキャラクターの良く出た(?)お馴染みの、一人だけトロフィー掲げて喜ぶけど、周りは喜ばないとかも、最高でしたねw

片道3時間下道で運転して、足を運んで良かったです、ありがとう!

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています⇒こちら

高円宮杯(U-15) 2014/12/23 浦和レッズジュニアユースの選手たちの戦いは、次のステージへ。

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この今日の試合の澄んだ青空のように、ここから羽ばたき、次のステージに進む、浦和レッズジュニアユースの選手たちの前途が、明るいものになりますように。

サッカーと言う世界に身を置く者、そこに身を置く者を応援する者。

サッカーと言うスポーツに関わるということは、そのサッカーというスポーツの、サッカーの神様の残酷な仕打ちとも、向き合っていかなければならないとは知っていても、内容と想いが結果が伴わない試合には、そのサッカーの神様を恨みたくなる時もあります。

久しぶりに、そんなことを試合後に強く思いました。

ただ、今日の試合においては、会場となっていたケーズデンキスタジアムの空気と澄んだ青空と、そして、対戦相手の選手の姿勢も、対戦相手のベンチから選手に向けて出されていた指示も、なぜか、凄く、頭の中に残っていて、深くは関わってはいないので、わからないですが、浦和レッズジュニアユースの育成も好きで、今日の対戦相手のベンチから出ていた選手への声のかけかたも好きで、実際にピッチで戦っている選手からも、そういう部分も伝わってきて、でも、採点競技であれば、浦和レッズジュニアユースの完勝だったのにという思いも強かったり、なんというか、応援している身からしたら、応援しているチームが負けたのだから、悔しいのですが、不思議な感情も同時にありました。

全てを含めて、貴重な時間を分けてもらったなという1試合でした。サッカー選手は、見るものに感動を与えることも義務であるということを考えれば、応援していたチームの結果が喜びということには、なりませんでしたが、その空間でもらえたものの大きさは、計り知れないというか。

私自身が、少し忘れかけていた、試合後に全ての選手の表情を遠くから、眺めることも、できました。そんな、以前のように純粋に下部組織を応援していたころの自分を取り戻させてくれる空気が、今年のチームの、この大会にはありました。

そういった姿を見せてくれたチームには、感謝の気持ちしかありません。

そして、これは、以前から何度もブログで口にしているように、育成を点ではなく、線で見るというのが、私の方針ですので、今年の3年生にも、試合に出場することで経験を多くできた選手の点が、次のラウンドでどのように活かされるかの次への点への線を見て、そして、出場できなくて悔しい思いをした選手の次のラウンドへの点への線、更にその次の点への線を思い描きながら、今後も、楽しみに応援させてもらいます。

私が書く文章を読んでくれている選手がいるかもしれません。その選手にとっては、浦和レッズユースに上がるという選手に関しては、特に不安な思いを抱かせるようなことを多く書いてしまう、この1,2年だと思います。そのことは、申し訳なく思いますが、これは、あくまで私が思い描く育成に必要なことが、度外視されていることに対しての警鐘になり、見方を変え、考え方を変えれば、サッカー選手の人生としては、プラスに作用することもあるのかもしれません。

何が言いたいかと言うと、あなたたちが3年間所属する来年から3年間の浦和レッズユースというチームに対しては、先入観は、持つ必要はなく、その指導方針が、どんなであれ、そこでどのように成長していくかは、それぞれの選手自身が見極めて、取り組んでいくものだということです。

世界の様々なサッカーを見ても、一つの方針を貫いて、常に安定したことができているチームというのは、数少ないです。私自身が、強い気持ちで応援してきた浦和レッズの下部組織なので、方針も含めて、そういった数少ない少数派の、方針のぶれない選手の力を伸ばせる育成を期待はしてきましたが、それは、難しいことは、残念ながらはっきりしました。

ただ、変化は激しいものの、そういう一貫しない方針であっても、良い時代というのも作り上げられるはずですし、それには、やはり選手の取り組み方というのも重要になって来ると思います。

ですから、ユースの環境に入った時、疑問に思う部分が必ず出てくると思いますが、その時の取り組み方を少し工夫する努力をしてみてください。考えて、考えて、それでも疑問がでて、それでもがんばって、結果的に、その方針に、疑問を持ったまま長い時間が続くかもしれませんが、取り組み方一つで、その3年間で得られるものは、大きく変わってくると思います。

そして、ジュニアユースでサッカー人生のすべてが決まるわけではないように、ユースでもすべてが決まるわけではありません。

思うように行かない時ほど、焦らずに少し長い目を持って、考えて取り組んでみてください。

これは、高校サッカーに進む選手も同様です。とにかく、サッカーの世界は、1年1年で本当に環境が変わるものですから、自分のサッカー人生を常に見つめながら、変化にも対応できる力をつけて、まずは、次の3年間に取り組んでもらえたらと思っています。

サッカーの好き嫌いはあります。、私は、選手の個性を消すサッカーは嫌いです。戦術も重要、個性もそれが、ただのワガママが許されることになってはいけませんが、最低限の戦術と、選手は、その中で個性も伸びていくというのが望ましいと思いますので、今後も、そういう方針のところに対しては、マイナスのイメージを持ってしまうと思いますが、様々な方針のサッカーがあるから、サッカーは、面白いとも思っています。

ダラダラと書きましたが、私は、今年の浦和レッズジュニアユースのサッカーは環境面含めて大好きでした。本当は、もっと先の、頂点に立つところまで見たかったです。今日、鬼気迫るプレーを見せた選手が、この大会で次戦で戦う姿を見たかったです。

そして、準備をしていて出番がなかった選手が、どのようなイメージをしていたのかもプレーで見たかったです。

でも、サッカーの酷な部分がでてしまったが今日です。悔しいです。でも、仕方ない。

なので、次の舞台、ラウンドで、その続きは、見させてもらいます。

本当に、楽しい数日間でした。ありがとうございました!

ではでは。

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