Jユースカップ2018/10/21 浦和レッズユースvsコンサドーレ札幌U-18 1-2敗戦・・・この大会は終わってしまったが。

どうも、ブクメです☆

午前中の浦和北高校でのサッカー観戦から場所をレッズランドに移しまして、14時からは、Jユースカップ2回戦(浦和レッズユースは2回戦から登場なのでこの試合が初戦)となるコンサドーレ札幌U-18戦を観戦しました。

試合後のことから書きますと、敗戦が決まり、落ち着かず、ウロウロしながら、その場にいたかと会話をしつつ、またウロウロしながら、そして、そんなことをしている間に、浦和レッズユースvs浦和レッズユースの紅白戦が始まり、その試合を眺めて、少し落ち着いて、その後帰宅しました。

別に試合の話だけでなく、色々な方と色々な話をする。こういうことができる時は、気持ちと言うのは落ち着くものです。一人でいてそれができない時には、とにかく、その感情のままに文章を書かないことを心掛ける、時間を置く。未だに、私の好きなサッカー以外のところでは、単純に機嫌が悪くなるとか大人げないことも多いブクメですが、サッカーに関わる私と言うところでは、こういうコントロールができるようになっていたりします、不思議なものです。

さて、選手はどうなんだろう。わかりません。監督はどうなんだろう、わかりません。コーチはどうなんだろう、わかりません。ご父兄の方はどうなんだろう、わかりません。でも、なんだか、明確な力不足とかそういうものではなくて、物凄いモヤモヤの中で必死に解決方法を考えているような状況なのかなと思うところもあります。

本当に、不思議な何かが、スムーズに行きそうな何かを、元に戻してしまう何かが、ずっと起こっているんだよなと。

私の中では、育成と言うのは、非常にシンプルなもので、「特徴特長を見つけて伸ばせばよい」そのためにはどうするかを考えていく。もちろん、だから、みんなやりたいことやれよでやったらチームにならないのは当たり前。でも、大前提は、そこ。育成は、矯正ではないですし、新しいことを試すことは必要だろうがなんだろうが、大前提を選手から奪ってはいけない。決めつけてもいけない。でも、大前提を崩さずに指導者がやらなければならないと判断したことは、それを理解できるように伝えてやる必要がある。

私は、今の監督がそれをわかっていないとは思えないのですが、考えた上で実行したいことが何かスムーズに行かないものが起こっているようには、感じてしまっています。あるタイミングで、急激に逆走するような方向に振れていったので。

では、どうしたら良いのか。わかりません。そこは、浦和レッズと言うチームで考えていかなければならないのことなので。

はい、この話は、ここまで。

ちなみに、今日の試合への試みに対して、私は特にネガティブな様子を感じたわけではありません。

だって、メンバーやポジションがある程度変わった流れの中でのスターティングメンバーのプレーは、悪くなかったですから。むしろ、S2リーグ関連で書いていたブログでは、最初から、試合を落ち着ける役目も含めて堂々としたプレーをしていた19番清水楽人がAチームとして私の中では、遅すぎる初起用があり、スタメンでプレーして、ただ、セットプレーでヘッドでゴールを決めたのには驚きましたが、得点以外のところでも、今のチームで忘れられていたシュート意識と言うものをスタートから見せ、数本狙える時にシュートも放っている。同じく、前線(1.5列目?)で起用された14番柳田大輝もシュート意識が高かったですし、前線に入っていた17番波田祥太も、結果的にそのプレーで足を痛めてしまったということもあるかもしれませんが、戦う姿勢、きわどいボールに対しての執念とか、そういうところが、これまでと比べて段違いに強くなっていた。

そして、早めに先制ができたことが大きく、全体的なボールポゼッションに関しては、序盤の浦和の猛攻の後は、徐々に相手に移り、気が付けば、多くの時間を相手に持たれるようになってしまってはいたものの、では、前半の段階でやられていたかというと、回されて、サイドに持ち込まれて仕掛けられるというところまでは、行かれていても、特に5番大城螢のケアが最後のところでは、効いていて、ペナルティエリア内まで崩されてということはなくできていたと思うんですよね。

いくつかのポイントで、光明が見えるポイントが見えていた。でも、やはり、チームとしての積み重ねのところで、やや自信を失っている部分が、一つ一つの選手の良さが出し切れないような状況を生み、連動性や連携と言うところが、どうしても、思うように行かない状況と、その連動性や連携のところで相手のプレーの質が高いことで、徐々に相手がより自信を持ってプレーする状況と、浦和としては、それぞれがそれぞれの動きを信頼しきれていないのか、ずれる遅れる、単発で相手の囲い込まれる守備に突っ込んでいくような場面が増えていき、気が付けば相手の一方的なペースに変わってしまう。

本当にそれぞれの選手は、がむしゃらに頑張っていることは伝わってきても、やはり、チームとしてのやることがちぐはぐになってしまうと、コンサドーレ札幌の今の質(夏に一度対戦したチームとは別物だった)には、対応できなかったのかなと。

結果的に何度も決定機を作られ、何とか跳ね返していた時間もありましたが、リードを守り切れず逆転されてしまい、もちろん、アクシデントがあったことも一つの要因にはなったかもしれないものの、交代も後手後手になっていたようにも感じます。

意地でも点を取りたいならば、起用した選手に合った選手を早めに起用することで数人の選手の動きやパスが一致しなくても、2人で打開してチャンスを作れる可能性があったとは思うのですが、そういう交代の順番にもなっていなかった。

先ほど書いたように、良い兆候があっただけに、内容で相手に圧倒されようが、勝ち切って試合数が増えることで、プラスの要素が大きくなって一気にチームが再び良い流れになっていくこともあったと思うと、試合数が1で終わってしまったということもこれから今シーズン残りの公式戦を戦うチームにとっては、機会を1つ失ったとも考えられるのかもしれません。

色々なモヤモヤは残っていますが、今シーズンの戦いは、まだ終わっていませんし、ここから1か月ほど期間が空いて残り3試合を戦うプレミアリーグに向けて、意地でも切り替えて、公式戦というギリギリの戦いができる場がしばらくないですが、戦いきるためにチームを高めていく必要があります。

試合に敗れても、今日序盤に見られた良い兆候を切らないで継続してほしい。

紅白戦を眺めつつ、サポーターの友人と色々な話をしながら、これだけ良い選手がたくさんいるんだから、まだまだ、なんとかできる。右サイドからドリブルで仕掛けた選手、密集地帯からでもゴールを決めきった選手、ディフェンダーとの駆け引きに勝ってゴールを決めた選手、紅白戦でも真剣にぶつかり合っているので、足を痛める選手なども見られたくらい。この姿勢があって、同じ方向に向いていけば、十分戦える。

しばらく期間が空き、その間に組まれる試合などは、情報が入るかもわからないので、もしかすると、次に見るのは、来月末のプレミアリーグ再開時からになるかもしれませんが、今日の姿を焼き付けていますので、ここから這い上がって1か月でどこまで行けるのか、見届けさせてもらいたいと思います。

よくわからない「何か。」もう邪魔をしないでくれ。

ではでは。

この試合のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に19番清水楽人、右に20番冨田蓮(後半44分⇒2番北村龍馬)、真ん中に4番大桃伶音と5番大城螢、MFが左に3番林海斗(後半19分⇒32番佐藤優斗)、右に10番池髙暢希、真ん中に16番玉城大志(後半45+2分⇒37番堀井真海)と8番白土大貴、FWが17番波田祥太(後半25分⇒11番清宮昴大)と14番柳田大輝(後半9分⇒39番盛嘉伊人)

となります。

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クラブユース選手権2018/07/25 浦和レッズユースvsコンサドーレ札幌U-18 3-1勝利・・・有利な条件の相手を一蹴、決勝T進出

どうも、ブクメです☆

決勝トーナメントの対戦相手と場所が決まってからブログ書こうと言うことで仕事してたら、書き始めが遅くなりましたw

前橋総合運動公園でヴィッセル神戸U-18との対戦ですね。下増田の確率が高い中ですが、浦和レッズユースの夏の全国では、前橋総合運動公園がかなり高い確率で入ってきますね。前橋総合になりそうだとサポーターの方と話していたら、やはりそうなったり(NTT図南はなんとなく嫌だと言っていて、そういう話題出すとなるからやめよう見たいな話もしてましたがw)

そんな頻度の多い、前橋総合運動公園なので、この会場では、嬉しい勝利の記憶も、悔しい敗戦の記憶も色々残っています。

今回は、嬉しい記憶にしてくれそうだというくらい、チームにエンジンがかかりまくってますね!

そして、天気予報を見る限りは、曇りで30度に届くか届かないかということで、猛暑という余計な動きを鈍らせる要素も少なくなりそうで、少し安心しています。

ということで、グループステージ第3戦。第2戦で快勝した浦和レッズユースでしたが、第1戦勝利した2チームの対戦が引き分けでアビスパ福岡とコンサドーレ札幌が共に勝ち点4まで伸ばしていて、コンサドーレ札幌は、引き分けでも突破が決まるという、浦和レッズユースにとっては、勝利しないと敗退がかなり濃厚になるという、ある意味追い込まれた状況での試合となりました。

この試合も、昼過ぎには結構気温は、上がったものの、試合の時間帯は、曇りベースで多少はプレーしやすい気候になっていたのかと思います(猛暑を考えればマシというレベル。)

ということで、試合の話に移ります。

vsコンサドーレ札幌U-18メンバーと交代

GK30番鈴木彩艶、DFが左に3番林海斗、右に14番柳田大輝(後半スタート⇒20番冨田蓮)、真ん中に8番白土大貴と23番遠藤龍河、MFが左に24番山中惇希(後半35分⇒26番南濵優大)、右に10番池髙暢希、真ん中に16番玉城大志と5番大城螢(後半30分⇒2番北村龍馬)、FWが17番波田祥太(後半26分⇒37番堀井真海)と11番清宮昴大(後半18分⇒4番大桃伶音)

となります。

ここ最近は、年末のGO FORくらいでしか対戦する機会があまりないコンサドーレ札幌U-18ですが、かなり前に浦和レッズユースがプレミアリーグ初年度に戦ったときの強烈な攻撃陣に苦しめられた時の相手のイメージが未だに残っていて、それに加えて、相手は引き分けでもOKという状況になっていたことで、かなり難しい試合になることも考えていたのですが、試合開始早々から、その心配は消え去るくらい終始浦和ペースの試合となりました。

相手の攻撃陣の特徴を気にする前に、浦和の攻撃の時間が多くなり、おそらく攻撃の起点になる選手だろうなと思われる選手を自由にさせない浦和の守備の良さもあったとは思いますが、相手の全体的な動きが重いというか、浦和の攻撃の潰さなければならい選手のところへのプレッシャーもそれほどなく、攻撃の際には、コントロールが上手く行かなかったりすることも多い。

もしかすると、暑さで疲労が蓄積されたピークの状態になっていたのかなと感じるところも実はありました。

開始早々から、14番柳田大輝のロングフィードに17番波田祥太のポストプレーから24番山中惇希につながればと言う展開や、2分の24番山中惇希の枠を捉えられなかったものの思い切ったシュート、5分の5番大城螢のロングスローを受けた11番清宮昴大の前線での粘り、6分に相手の攻撃を摘んだ3番林海斗が16番玉城大志につなげて前線に供給し、これを前線で11番清宮昴大がしっかり収めて仕掛ける形、7分の10番池髙暢希の相手のプレスが甘いとわかったところで力強いドリブルでの突破から、大きく左サイドに展開し、前線のスペースに走っていた3番林海斗に通して、クロスが合えばという惜しい形などなど、相手ゴールに迫る場面を多く作ります。

特に、前節途中出場で存在感を示してこの試合スタメンだった11番清宮昴大が前線へのパスをしっかりキープできていたことが大きく、それによって、前線に入った時に17番波田祥太が、11番清宮昴大を意識しながら、ボールが収まったところで、相手の激しい守備にあっても、粘ってパスを受けたり、こぼれたところにいち早く反応して17番波田祥太が、そのチャンスを生かして仕掛けるという形も多かったように感じます。

前半9分には、相手の早い仕掛けで決定機を作られた場面もあったものの、ほとんど相手の思うような攻撃をさせずに攻撃を繰り返した中で先制ゴールが18分に生まれます。

直接でも狙えるし合わせる形もある良い位置でのフリーキックを獲得し、ちょうど、今年のチームはセットプレーで良く得点が入るという話を一緒に見ていた方としつつ、でも直接はあまり入った記憶がないですね~、みたいな話をしていたところで、10番池髙暢希が直接決めるという形。お見事でした。

*すごくわかりにくいですが、フリーキックを10番池髙暢希が決める時の蹴る瞬間。

先制点の後も、23分の24番山中惇希のインターセプトから11番清宮昴大に当てて、いったん下げて16番玉城大志からの右サイドの10番池髙暢希につなげるテンポ良い攻撃でチャンスを作ったり、25分の11番清宮昴大の前線でのキープから17番波田祥太につながっての仕掛け、26分には10番池髙暢希が右サイドをオーバーラップする14番柳田大輝にヒールキックでパスを通し、抜け出しての惜しいクロス。

27分のセットプレーでは、10番池髙暢希のクロスに23番遠藤龍河がヘッドで狙う惜しい形。

特に惜しかったのは、31分の10番池髙暢希からの折り返しのパスを11番清宮昴大が受けて放ったシュートで、僅かにゴールをそれるシュートでした。

前半の終盤には、相手チームの攻撃の回数が増える場面があり、一瞬やられたように見えたループシュートを狙われた場面などありましたが、相手の反撃ムードを止める浦和の追加点が、前半終了間際に生まれます。

右サイドからの攻撃で、ペナルティエリア内のファーサイドの方に走りこんでいた17番波田祥太へのクロスだったか、もう少し手前を狙っていたかもしれませんがクロスに対して相手がクリアできず、17番波田祥太のところまで届いたところで、このチャンスをしっかり決めて2-0とします。

*ゴールを決めて喜んでいる17番波田祥太と24番山中惇希。他の方の写真でツイッターなどでも流れていましたが、ゴール決めた瞬間の17番波田祥太の決めたぞアピールは、なかなか良かったですw

ということで、相手にとっては引き分けでも良い状況を考えると2点差が安心とは言えないものの、試合内容でも、経過でも、運動量でも、浦和が完全に優る形で前半終了。

後半、点を取らなければならない相手がどのような戦いをしてくるかと気にして見ていたところ、おそらく、交代メンバーを見る限りは、浦和の右サイド、相手の左サイドからの仕掛けでチャンスを作っていこうという交代に見えたのですが、やはり、相手の攻撃の怖さを感じる前に、浦和の守備が硬く相手に自由に攻撃させず、それでも、相手の2番の選手が仕掛けた時などに何度か危険な場面を作られたり、交代で入っていたサイドバックの4番の選手が攻撃参加できたときなどは、やや危険な形を作られかけたものの、後半から出場して右サイドバックに入っていた20番冨田蓮が対応して、相手のスピードある突破を遅らせて、あとは、味方が囲んで奪うみたいな、そういう守備ができていたことで、相手が勢いづくようなプレーをさせなかったのも大きかったと思います。

後半は、よりサイドバックの選手の攻撃参加が増えたり、中盤真ん中の5番大城螢が右前線のスペースに流れて行ってパスを受けて攻撃など、前半以上に相手の守備が対応に困るような攻撃の形が増えていく浦和と言う感じで、3点差にしたら試合自体は決まりだろうなというくらいの雰囲気になっていたところで、迎えた17分にドリブルを仕掛けてペナルティエリアに侵入した17番波田祥太が倒されPKを獲得。

このPKのチャンスを10番池髙暢希がなんなく決め3-0とします。

20180725003

*10番池髙暢希がPKを落ち着いて決める(真ん中に蹴っていたぽい!)

その後、パワープレーではない形のため、ロングボールが少ない状況ながら、4番大桃伶音が交代で前線に入り、高さだけではなく、流れながらボールを受けて仕掛けるようなプレーもありつつ(もちろん高さでの強さも見せていた)、3番林海斗の惜しいシュートだったり、26番南濵優大が入ったところで、ボランチの位置に上がった8番白土大貴が途中交代で入った、37番堀井真海からの折り返しのパスを受けて、ポストを強烈に叩くような、かなり惜しいシュートを放ったり、終盤に1点は返されたものの、終始浦和の強さが目立つ形で3-1での勝利となりました。

今日の試合の何が凄かったかと言うと、疲労が蓄積する3試合目で色々な選手が起用はされているものの、出場時間自体はかなり長くなっている選手も多い中で、その3試合目の試合の終盤のところで、そう言った選手たちが、動きの質を落とすことなく、むしろ、気が付けば攻撃参加してゴールを狙って惜しい形まで作っていたりするというところ。

これが今年の浦和レッズユースの勝負強さの要因の一つとは言え、試合の終盤にギアを一つ上げられるところが凄いなと。

コンサドーレ札幌U-18は地域の関係もあり、ほとんど見る機会が最近はないため、この試合では、本来の強さが見せられなかったのかもしれませんが、そういった点で、かなり浦和がわかりやすく優ってしまった試合だったのかなとも思います。

暑さ対策も、今日はついにクーリングブレイクの時に扇風機を持っている選手もいたりしましたし、ドリンクのボトルに保冷用の反射シートを巻いていたり、そういったチームとしての暑さ対策含めたコントロールがしっかりできていることが、ここで差につながったのかなと思います。

追い込まれた状態だったのに、本当に見ていて安心感のある試合を見せてもらいました。

ということで、これでグループステージは終了。2位で突破し、グループ1位通過してきたヴィッセル神戸U-18と決勝トーナメント初戦で対戦することになりました。

ここからは、またグループステージとは違った難しさのある戦いになりますが、今日のような戦いをすることができれば、どんな相手でも倒せます。

連戦になりますが、明日も今日のような戦いを見せてください!

楽しみです!

ではでは。

この試合の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

GO FOR WORLD CUP 2017/12/25 1日目 vs藤枝東高校(b戦) 3-1勝利、vsコンサドーレ札幌U-18 0-0引き分け・・・新チーム始動!ab関係なくクオリティが求められるシーズンへ

*浦和レッズユースvs藤枝東高校(b戦)

*グループステージ第1戦 浦和レッズユースvsコンサドーレ札幌U-18

どうも、ブクメです☆

今年もGO FORの季節がやってきました・・・とは言え、昨年は日本にいなかったので、この大会を全く見ることができず、そして、昨年から大会名からワールドカップ開催年が消えて、GO FOR 2018 CUPや、どのタイミングでGO FOR 2022 CUPになるんだろうとか、そういうことを考える必要のないGO FOR WORLD CUPに名称が変更されていたことを、今日初めて知りました。

facebookページで普通にGO FOR 2018 CUPがスタートとか書いていたのは勘違いでなく、素ですw

昨年まったく足を運べなかったことから、ぽっかりこの大会の情報は、1大会分空いてしまっているので、的外れなことを書いてしまうかもしれませんが悪しからず。これまで、ここしばらくのこの大会は、レッズランドの人工芝グラウンドで浦和レッズユースの試合は開催されることが続いていたので、与野八王子グラウンドでのこの大会の観戦は久しぶりです。

与野八王子グラウンドでのGO FORでは、過去に強く印象に残っている試合があります(最近物忘れが多いのですが、その試合のその場面だけはしっかり未だに覚えている。)それが、ちょうど、日本代表にも選出されて存在感を見せだしている柏レイソルのゴールキーパー中村航輔。彼がユースだったころに、この場所で浦和レッズユースと対戦しており、その時のユースには、新井純平だったり、関根貴大や、進昂平など、ギラギラした選手がたくさんいて、本当に新チームなのかと思うくらい課題は当然多い中でも、激しい戦いで目を奪われた試合だったのですが、ドンピシャで西袋裕太がヘッドで、しかもコースもここを狙えば普通は入るでしょうというヘディングシュートを中村航輔に防がれたり。与野八王子グラウンドでのGO FORと聞いた時に真っ先にこの試合が思い起こされました。今回の大会でも、そういう強烈な印象に残るような戦いを期待しています。

その時のブログ『GO FOR 2018 CUP 2011/12/26/ 2日目第2戦 vs 柏レイソルU-18 1-2敗戦・・・ハイレベルな試合

さてさて、この大会自体毎日2試合ずつ開催される流れになることや、割と色々なことに追われている状況になるため、試合内容などは、簡単に触れる程度で1試合ごとではなく、1日目としてまとめて書くことをお許しください。

そして、ここからまずは、新2年生、3年生による競争が始まり、来年になると新1年生が加わり、さらに競争が激しくなってシーズンが進んでいくわけですが、その中でもこれまでと一つ違う状況は、これはもちろん、高校のように、部員が凄くたくさんいるというような状況とは違うため、浦和レッズユースがBチームに関しても、本気でS1(埼玉県1部)や、その上の関東プリンスリーグへの昇格と定着を狙っていくかによってだいぶ変わってしまうので、一概にさっポーター側の立場で何か言える段階ではないのですが、長い年月をかけて6部相当の支部リーグからスタートした浦和レッズユースBチームもついにS2(埼玉県2部)まで昇格を果たし、いわゆる、しっかりそのカテゴリでも戦えるチームを作ることを考えないと、これまでのように実力差で優勝するということが、簡単ではないレベルになってきます。

その意味では、もちろん応援する側としては、Aチームがプレミア、Bチームが関東プリンスリーグに所属するという状況を望むわけですので、Bチームという形であっても、味方は当然厳しくなっていくことになると思います。先ほどの表現ではないですが、ギリギラした選手が多くなって来ないと難しい環境になると思います。その意味では、1日目は、B戦含めた2試合とも、まだまだ足りないかなという印象が残ったのも事実です。

ただ、可能性として感じられる要素も多く見つけられたのも事実です。

フォーメーションなど、ざっくりになってしまうのですが、4-4-2で書き出しておきます。

vs藤枝東高校戦のメンバーと交代は以下、

GK18番西尾優輝、DFが左に12番林海斗(後半8分⇒27番冨田蓮)、右に16番清水哲太(後半8分⇒29番長田拓巳)、真ん中に23番遠藤龍河と5番大城螢、MFが左に24番山中惇希、右に26番石橋遼大、真ん中に17番與那覇航和と6番縄田脩平、FWが左に13番上野夏輝、右に11番清宮昴大

となります。

得点経過は、30分に、24番山中惇希からのパスに抜け出した13番上野夏輝が、ペナルティエリア内でラストパスを6番縄田脩平に出し、これを決めて1-0とするも、直後に豪快に決められ1-1と同点とされるものの、33分に26番石橋遼大が決めて2-1とし、1点リードで折り返し。

攻める回数は多いものの、シュートが少ない試合で、後半も同じような状況でなかなか得点が奪えなかったものの、23分のコーナーキックのチャンスで5番大城螢が決めて3-1と突き放し、結果的には3-1と快勝という結果に終わりました。

vsコンサドーレ札幌U-18戦のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に21番清水楽人、右に2番白土大貴、真ん中に4番大桃伶音と20番南濵優大、MFが左に9番二見健太(後半9分⇒29番長田拓巳)、右に14番柳田大輝(後半13分⇒12番林海斗)、真ん中に15番玉城大志と7番佐藤陸人、FWが左に19番波田祥太(後半27分⇒13番上野夏輝)、右に8番岡村勇輝

となります。

この試合は、結果的にスコアレスドローで終わりました。

新チームのメンバーを眺めてみると、全体的に、シーズン通して、Aチームに絡んで公式戦を経験してきたという選手が少なく、ある意味、わかりやすいくらいに新チームとしてこれから、やらなければならないことが多いなという印象でした。

この試合だけで見れば、守備のところは、比較的安定して守れていた印象が強く、その中で、センターバックの位置からの攻撃参加という点で、その試みが良い結果につながることと、味方との意思疎通ができておらずに、上がったところですぐに奪われた時に、その空いたポジションのカバーが遅れて大きなピンチになるという場面が2度ほどありましたが、この辺は、現段階では、そうしようとすることが大事と考えるべきで、ここからコミュニケーションがしっかりディフェンスラインや中盤と取れていければOKです。中盤に関しては、ともにプレーする機会は少なかったものの、昨年の時点で公式戦での経験を比較的多く積んでいる、7番佐藤陸人と15番玉城大志のボランチに安定感と、まだ味方の動きと合っていないなという部分の両方が感じられ、これは、少し厳しい言葉になりますが、前線がもっと奮起しなければならないなかで、良い動き出しや、ゴールに直結するようなスペースを見つけて走り出すなどが、あれば中盤からパスを供給できたであろうなという場面で、動きがなく、そこにメッセージ性のあるパスを出して、だれも反応できていないというケースが何度か見られました。これも意思疎通と一緒にプレーする時間が長くなることで、合ってくることでもあるので、今日の状況を踏まえての明日でまた見ながら考えたいです。

右サイドバックに入っていた2番白土大貴が、攻撃参加した後に前線に声をかけていた、「もっとシュート意識を持とうよ」という言葉には、納得で、本当に、思い切ったシュートが少ない試合でした。

相手のコンサドーレ札幌U-18は、特にサイドの守備がうまい印象で、サイド攻撃に対しては、素早く3人くらいに囲まれる形でコースを消されて強引に行こうとしても引っかかり奪われる場面が多かったので、そういう相手のプレーに対して、ではどうするかということを工夫という形で見せてほしかった部分もあります。

フォワードの選手としては、2試合とも途中交代という形で投入されていた29番長田拓巳のプレーが印象に残っています。高さがあり、ポストプレーや味方を活かす動きなど、一つ膠着状態になりそうな時のチャンスを作る役割として、今日の2試合では、目立っていたように感じます。

新チームの公式戦スタートの試合で、なおかつ昨年は見られなかったということで、なんだか、色々書きたくなってしまい、前のめりになってしまいそうですが、スタートの今日を踏まえて、また明日の2試合を観戦することでまた見えてくることがあると思いますので、そのあたりを楽しみに、また明日足を運ばせてもらいます。

ではでは。

facebookページに今回足を運んだ試合の写真を掲載しています。⇒こちらからどうぞ

第38回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 1次ラウンド3回戦 2014/07/27 – 浦和レッズユースvsコンサドーレ札幌U-18 0-3敗戦

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クラセングループステージ第3戦です。

この試合のスタメンは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に21番中塩大貴(後半37分⇒15番高橋聡史)、右に40番橋岡大樹(後半20分⇒12番小木曽佑太)、真ん中に4番吉原大と2番橋岡和樹(後半27分⇒20番東伸幸)、MFが左に22番荒木聡太(後半22分⇒7番勝野瑛)、右に9番小島良太(後半12分⇒39番渡辺陽)、ボランチに8番斎藤翔太と5番茂木力也、トップ下に10番小川紘生、FWが19番松澤彰

となります。

前半39分、コーナーキックから失点0-1

後半19分失点0-2

後半38分失点0-3

この結果、グループ3位で敗退となりました。

仕方がない理由も多くあるのかもしれませんけどね。

浦和レッズの下部組織が好きでこういう大きな大会以外も多く目にしてきた者。今年の3年生がジュニアユースの3年生として全国大会で戦っていた時に、各選手の特徴を見せて最大限戦って、悔しい敗退をしていった長崎での高円宮杯を見ていた者。その後の彼らの3年間を見て来た者。私は、ジュニア世代と言うものは見ていませんが、ジュニアチームができる前の浦和レッズの下部組織的な位置づけをされていたFC浦和から見ていたという方もいるでしょうし、いつから見ていたという話やどのくらい特徴を知っているという話にしてしまうとキリがないかもしれませんが、特に選手個々の特徴を見出しやすい個性派が揃った学年が最高学年の今年のチームだと私は考えています。

そのような、特徴(人間性を含めて)を生かすことが育成と感じて長く見て来た者の一人からすれば、浦和レッズのユース世代の育成では、大事にされるものは違うんだなと感じてしまうわけでして、「それも育成のありかたの一つ」と言うことは認めなければならないのかもしれませんが、私が大事と思うものが無視されるという事実に、戸惑いを感じてかなり長い期間が経ちました。

例えば、この大きな大会で浦和レッズユースの試合を見た、サッカー関係者の方は、この試合が初見だとしたら、今回プレーしていた選手をどのように評価するのでしょうか?おそらく、多くの選手が、本来の特徴を評価されないのではないでしょうか?

何年も前から見ていて選手に対しては思い入れがあります。疑問に思うことが多く、話しかけられるタイミングでは、選手に言葉をかけることもありますが、その際には、選手は信じて前向きに頑張っているというニュアンスの言葉が良く聞こえてきました。それだけで、純粋に気持ちよく選手がプレーできるように前向きな見方をしてあげられるのが、本当のファンサポーターなのかもしれません。

でも、私は、現在のユースの育成の方針(言葉で記載されている内容とは別です)に対しては、疑問しかなく、あまり否定的なことを言う自分てなんなんだろうな、という思いも日増しに強くなっています。

選手と言う人間を応援したいけど、その環境を応援できない。

育成世代と言うものは、見る側が余計なことを考えずに、選手を後押ししてあげる姿勢があれば、それだけでより選手が力を発揮できる場なのかもしれませんし、その意味では、私は結構邪魔をし続けているのかなとも思います。

試合が終わってから、色々考えましたが、やはり、この大会で純粋な後押しをしようと思っていたのにできなかった自分にも責任があります。

まあ、でも、自分もわがままなので、同じようなことは、この先も続くと思います。こればかりは治せませんw やはり、一番大事なことが間違っていますから、今の環境は。

さてさて、この後は、国内で遠征などありつつ来月末には、プリンスリーグが再開されますよね。

短期決戦の大会を勝ち抜くという部分では、足りない部分が多かったと思いますが、チームとしての土台となる守備部分の安定に関しては、この大会でも継続して見られました。その部分には、自信を持って良いと思います。

ピッチに立っている選手がやるべきこととしては前進していますし、プリンスリーグでの戦いにまた頭を戻せば、クラセンでの結果のことはあまり引きずらないことが重要で、継続する課題として、突き詰められる要素を高めていけば良いと思います。

そんな感じです。

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2012/09/09 第12節 浦和レッズユースvsコンサドーレ札幌U-18 1-3敗戦・・・後半の劣勢を覆せず

レッズランド2012年9月9日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

ホームと言ってもレッズランドには、あまり良いイメージは持っておらず、ピッチコンディションは言わずもがな、それに拍車をかけるのは、観戦のし難さにあったのですが、中で観戦できるとこれだけ大会開催の会場として様になってしまうものなのかと納得させられました。

と言うのは、この試合限定ということらしいですが、今日は土手側のグラウンドでの試合でピッチサイドまで入れるようになっていて、真横から観戦することができるようになっていました。非常に見やすかったです。

先週、大原で青森山田高校に勝利し、連勝で更に残留に向けて良い状況に持っていきたい浦和レッズユースの今日の相手はコンサドーレ札幌U-18となります。アウェイでの前回の対戦では、厳しい試合展開から後半のものすごい反撃で引き分けまで持ち込んだものの、相手のやっているサッカーのレベルの高さを実感した試合でもありました。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に28番森亮太、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と6番西袋裕太、MFがボランチに19番須藤岳晟、トップ下に16番岸伯富実と14番関根貴大、FWが左に32番小川紘生、右に7番長谷優、真ん中に21番進昂平

となります。

10番中村駿介と12番小坂慎太朗は、累積で出場停止。20番広瀬陸斗は、学校行事でいないとのことでした。

序盤は、浦和の前線からの超が付くぐらいの攻撃的姿勢が相手の組み立てをさせず、見事にはまった試合展開を見せます。

5分には、21番進昂平からのパスを受けた14番関根貴大がシュート、10分には、14番関根貴大のインターセプトから21番進昂平のポストプレーからの仕掛け、14分には、21番進昂平が裏へ出したパスに14番関根貴大が抜け出して仕掛けるなど、今更ながらではありますが、21番進昂平と14番関根貴大が近い位置でプレーする形でのメンバー構成となったことで、この2人の連係からの仕掛けが何度も見られました。

また、32番小川紘生のシュートや、7番長谷優も惜しいシュート場面を作るなどするものの、決定的な場面が続いた中でシュートが枠をそれる回数も多く、浦和の攻勢ながらもなかなか先制点を生み出すことができません。

18分に2番新井純平のオーバーラップからのクロス、20分には、32番小川紘生からのクロスに21番進昂平のヘディングシュートと攻勢が続く中で、ようやく23分に浦和に得点が生まれます。

中盤でパスを受けた14番関根貴大が右前線を走る7番長谷優にパスを通し、そのまま持ち込んでゴール。

1-0と先制します。

その後も、21番進昂平から7番長谷優にパスが通りシュートまで持ち込む場面や、25分のフリーキックの場面では、珍しく6番西袋裕太が蹴り、グラウンダーで狙ったシュートは、一瞬ミスキックにも見えましたが、ゴールの右にわずかに逸れたものの、枠を捉えていたらゴールになっていたかもという、惜しいシュートでした。

おそらく、決定的な場面は、ゴール以外にも3,4回あったと思いますが、シュート精度を欠いて結果的に前半は1-0で折り返します。ちょうど、出場停止だったりで、組んだやや急造の形だったとは思いますが、実にはまっていて、トップ下の14番関根貴大はトップ下ですが、フォワードに近い位置でプレーすることが多くトップ下の広い位置を16番岸伯富実が上手く使っていましたし、ボランチの19番須藤岳晟も、その16番岸伯富実とちょうど良い距離感を保ちながらバランスよく動けていたと思います。

何より、前線の攻撃が相手の組み立てをさせていなかったことも前半を浦和のゲームにした要因だと思います。

この試合、左サイドバックで初スタメンとなった28番森亮太ですが、最初はやや硬さはあったものの、何度か、らしいプレーも見せることができていました。この経験を、今後に生かしてください。

さて、この流れで後半に上手く追加点を奪えれば、試合を有利に進めて行けると思った矢先、出端にサイドから崩されていきなり失点し1-1の同点に追いつかれると、ここぞとばかりに攻めてくる相手を防ぎきれず、5分に更に失点をしてしまい1-2と逆転されてしまいます。

こういうところが、さすがにプレミアの上位にいるチームだと思わされるような、ここで得点を奪えば試合のペースをひっくり返すことができるというところで上手くやられてしまい、更に逆転まで持っていかれたことで、気持ちがやや守備のところに行き、当然相手も行けると思って自信を持って仕掛けてくることから、今年の浦和が陥りやすい劣勢の時に中盤を省略してしまうような流れになってしまいます。

それでも、これまでの試合に比べると、中盤を経由してだったり、つないで組み立てなおそうという試みも見られたのですが、勢いの出た相手に対して、前半ほど思うように行かず、前線でのプレスも相手のミスを誘うほど激しくできなくなっていたりと、やや悪循環になっていたと思います。

21番進昂平が前線で体を張っても、やや守備に意識を置くために下がってプレーする頻度の増えた14番関根貴大が前線に意識を置いた時には、21番進昂平のポスト、14番関根貴大が受けて、展開して仕掛けるという形を作れてはいましたが、攻撃に転じた時の中盤と前線との距離が引きすぎてしまって、機能しなくなっていました。

例えば、今日のベンチメンバーを見てみると、8番繁田秀斗だったり、23番條洋介と中盤で変化を加えてくれそうな選手はいたのですが、交代の選択肢は、前線の個人技でなんとかしようというものだったのか、29分に32番小川紘生に代えて11番大野将平という選択でした。

劣勢の状況の根本的な改善とは、思いにくい交代の中で、守備の連係が上手く行かなかったところで、PKを与えてしまい1-3と2点差にされてしまいます。

また2枚目の交代は、32分に28番森亮太に代えて4番西澤秀平という選択で、3バックにして、2番新井純平を高い位置に上げるという形にしていました。

実際に、11番大野将平が惜しいシュートを放つ場面も見られたり、7番長谷優のドリブル突破から惜しい場面は作ったものの、これまでのような試合終盤の迫力を見せるまでも至らず、試合はそのまま1-3で終了となりました。

本当に、もろ刃の剣のようなサッカーのため、悪く転んでしまうとこうなってしまうということでまとめて良いのでしょうか。

中村駿介や広瀬陸斗がいれば何とかなった、で片づけて良いのでしょうか。

その試合の中で、何が起こっているから劣勢になっているかとか、深いところまで考えるのではなく、一人に対して一人の交代で個の力で何とかしてもらおうという発想なんですね。1人の交代で、数選手の動きを再び活性化させるような意図とかはないのかもしれませんね。

やっている選手は大変かと思いますが、結果は必要です。踏ん張って次の流通経済大学柏高校戦では、勝ち切ってやりましょう。

 

試合後、いったん車で家に戻り、大原サッカー場で行われたトップチームの栃木SCとの練習試合を観戦してきました。出場停止だった中村駿介はスタメンで前半45分間出場、小坂慎太朗は後半15分から出場。互いにJ2らしい激しいプレッシャーの中でも持ち味を発揮していました。中村駿介の良さは今更説明する必要はないですし、色々な練習生が参加していますが、プレーは一味違います。

また、小坂慎太朗も、まず非常に落ち着いてプレーできていたことや、左サイドバック(途中から左前線)でプレーして、サイドから切れ込んでシュートまで持ち込む場面を作ったり躍動していました。

ユースで少しもやもやしていたのですが、先週の試合後の紅白戦同様、選手が伸び伸びとプレーして持ち味を出してくれている姿を見て、気持ちが結構晴れました。

また、一週間頑張りましょう!

レッズランド2012年9月9日レッズランド2012年9月9日レッズランド2012年9月9日

 

 

 

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おまけの写真。

GO FOR 2018 CUP 2011/12/28/ 4日目 準決勝 vs コンサドーレ札幌U-18 1-1 pk=5-6敗戦・・・PK戦で敗れ3位決定戦へ

埼玉スタジアム第3グラウンド2011年12月28日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今年の浦和レッズユースの全日程が終了。家に戻り、しみじみと今年の浦和レッズユースの戦いとこの新チームで臨んだGO FOR 2018 CUPを振り返りながらブログを書いています。

この試合を見るために埼スタに到着し、グラウンドに向かう途中であった方と話をしながら、柏レイソルU18との再戦でのリベンジも良いが、今シーズン最終戦なので、同地域の大宮アルディージャユース(もう一方の準決勝で柏レイソルU18と対戦する)を倒して終わるのも良いですね~とか会話を交わしつつ、やはりこの大会は最後に埼スタで戦って終わるのは気分が良いな~とか色々なことを考えつつ。

グループ2位で通過した浦和の対戦相手は、コンサドーレ札幌U18となります。新チームでここまで戦ってきて得た手ごたえをぶつけるべく、勝利を目指してどういう戦いを見せてくれるのかを楽しみに見させてもらいました。

この試合のスタメンは以下、

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに3番小坂慎太朗と6番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに2番新井純平、MFがボランチに4番寄特直人、トップ下に7番繁田秀斗と10番中村駿介、FWが左に15番金野僚太、右に13番立野峻平、真ん中に21番進昂平

となります。

前の試合でも見せた、現在左サイドバックが本職の5番佐藤大介と3番小坂慎太朗の並びとなる左のディフェンスの関係性が凄くよく、5番佐藤大介がスムーズに高い位置で攻撃にも参加できるプレーがこの試合でも見られました。

前半8分にサイドを突破されて1度危険な場面を作られてしまうものの全体的に守備のバランスはよく、攻撃も10番中村駿介から左右に展開される展開で15番金野僚太が仕掛けたり、13番立野峻平が絡んだ攻撃、ボランチの4番寄特直人も守備のバランスを取りながら、行ける時は前線へ攻撃のスイッチが入るようなパスを出すなどできていました。

また、攻撃的なプレーの中では、5番佐藤大介が左サイドバックの位置でボールを受けた時に左前線の15番金野僚太が下がりながらもらいに来たところでディフェンスを引き付け空いたスペースに浮き球でボールを出したところに21番進昂平が走りこんでいくという一連の動きは良かったと思います。

前半の最初の大きなチャンスは、6番西袋裕太からのロングボールを左前線で受けた15番金野僚太がドリブルで切り込んでのシュート。これは、キーパーが弾きだしたものの、ここで得たコーナーキックのチャンスで10番中村駿介が蹴ったボールに5番佐藤大介が合わせるもしっかりミートせずシュートは枠に飛ばず。

前半の25分あたりから、相手の攻撃にやや守勢に回る時間が多くなる時間帯になった時に、相手セットプレーを防いだ後に、前線に出したボールが前線の21番進昂平に収まり、この段階で3番小坂慎太朗と7番繁田秀斗が前線に走りだし、21番進昂平から7番繁田秀斗、3番小坂慎太朗へとテンポよくパスを回し、右前線を走る13番立野峻平に速いパスを送ります。このパスが通り、カウンター気味だったため相手の守備が間に合っていないところで思い切って放った13番立野峻平のシュートが見事に決まり、28分に浦和が1-0と先制します。

試合数も多く運動量も多いため、やや全体的に体が重そうな印象があり、いつもに比べると7番繁田秀斗の気の利いた動きが少ないように感じる部分もあったのですが、この得点に絡んだ動き辺りから、いつも通りの動きとなり、先制点の後も、うまいタイミングで抜け出してパスを受け、10番中村駿介に送り、シュートまで行った展開の起点となる動きも見せてくれました。

前半は1-0で終了。

後半も一進一退の攻防の中で、3番小坂慎太朗から7番繁田秀斗へ狙った鋭いパス、15番金野僚太を経由して10番中村駿介へつなげてのプレーからコーナーキックを奪う場面、2番新井純平のオーバーラップをおとりに使っての13番立野峻平からのクロスを10番中村駿介が狙う場面など、ポイントでの攻撃はスムーズに行っていたと思います。

11分に15番金野僚太に代えて8番岸伯富実が入ります。交代で入った8番岸伯富実はタイミングで裏を狙うプレーを入ってすぐに見せ21番進昂平を経由して13番立野峻平とテンポよくパスをつないで前線に送られたところでうまく8番岸伯富実が抜け出して通ればキーパーと1対1という場面がありましたが、これは惜しくもオフサイド。

17分に13番立野峻平に代えて11番小峯洋介が入ります。

この後も左サイドで細かいパス回し数人が絡むパス回しから、スペースに走る7番繁田秀斗へのパスが出たり、10番中村駿介のドリブル突破からのシュートなどありましたが、追加点を奪うところまでは行かず。

27分に7番繁田秀斗に代えて28番広瀬陸斗が入ります。

この後、接触プレーのところで5番佐藤大介が足を痛めるもプレーを続けている状況で、ここのフォローが少し甘くなったところから攻め込まれ、同点ゴールを奪われてしまい1-1となります。

この後、5番佐藤大介に代えて12番西澤秀平が入ります。試合時間が残り少ないところで、3番小坂慎太朗からのパスを受けた21番進昂平が惜しいシュートを放つ場面もありましたが、結局試合はこのまま1-1で終了。

この大会は決勝戦以外は、延長戦はなくいきなりPKということでPK戦になり、結果的には残念ながらPK戦は5-6でコンサドーレ札幌U18に敗れ、3位決定戦に回ることとなりました。

結果的には敗れましたが、この大会を通して少しずつ見えてきた新しい形で、コンサドーレ札幌U18相手でも問題なく戦えることが分かりましたし、PK戦での勝敗はどちらに転んでも仕方ないものでもあると考えていますので、OKだと思います。

一つ不満なのは、3位決定戦に回ると人工芝でやややりにくそうな埼スタ第4グラウンドで試合をすることになってしまうんですよね。

決勝トーナメントくらい、3位決定戦であっても第3グラウンドでやってくれればなーとブツブツ言いつつ、3位決定戦の相手は大宮アルディージャユースです。同じ埼玉の大宮アルディージャユースにはしっかり勝って終わらなければならないです!

ということで、後程3位決定戦のブログも書きますね~。

ではでは。

 

高円宮杯U18プレミアリーグ2011/12/04/ 第17節 vs コンサドーレ札幌U-18 2-0勝利・・・気持ち良い勝利!

埼玉スタジアム第2グラウンド2011年12月4日

 

 

 

 

 どうも、浦和サポブクメです☆

タイトルに付け加える文言、今回はすっと浮かんできたわかりやすい言葉になりました。そういう試合です。

Jユースカップのため、2か月近くの中断期間を挟み残り2節を残す高円宮杯プレミアリーグが再開されました。

気候の関係(でしたよね?)で、コンサドーレ札幌U-18とのアウェイの試合が入れ替わったため、今日のコンサドーレ札幌U-18と来週の青森山田高校との試合はホームで戦うことができます。

そして、ユースを見られている方ならご存知のように、今回のコンサドーレ札幌U-18相手には今シーズン既に2度敵地で対戦していますが、どちらも敗れています。そして、さかのぼれば昨年の夏の全国での引き分けはあるものの、ここ数年勝てていないという相手になります。

選手にとっても今年2回負けている悔しさがあるでしょうし、サポーターとしても、なんとしても勝ってもらいたい相手。トップチームに関しての因縁ももろもろあるようですが、それはユースに持ち込む必要はないと私は思うのでパス。

風はやや強いものの、晴天で良い環境下での試合となりました。

浦和としては、この大会は残念ながら優勝の可能性はなくなってしまいましたが、相手は現在1位で優勝争い真っ最中ということで、試すというよりは勝ちに来る試合。試す要素よりも本気で勝ちに来る状況のため、ここで勝つことは浦和にとってもすごく重要になります。

この試合のスタメンは以下、

GKが30番関口亮助、DFがセンターバックに3番寄特直人と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に8番片槙吾と23番岸伯富実、FWが左に11番堀田稜、右に28番関根貴大、真ん中に10番矢島慎也

となります。

攻撃陣が凄い相手であることは、これまでの対戦で分かっていることでしたが、やはりその印象通り、スタートから相手の鋭く激しい攻撃を浦和がしっかり凌いで行くという展開になりました。

何度かペナルティエリア内まで攻め込まれる場面などもありましたが、18番西袋裕太の激しいタックルが特に印象的だったのですが、球際のところで離さずプレッシャーをしっかりかけることができており、相手に楽に攻撃をさせませんでした。ただ、ぶつかり合いでは浦和のディフェンダーが吹っ飛ばされそうになるような場面もあり、とにかく、そのあたりのマッチアップだけでも凄かったですね。

前半の15分間くらいは、やや相手の攻撃を受けて凌ぐような場面が多かったものの、徐々に浦和の攻撃の回数も増えて行きます。

その中でも、バックラインから左サイド、10番矢島慎也を経由して右の28番関根貴大へパスと同時に20番新井純平が斜めにペナルティエリアに侵入したところへ28番関根貴大からパスを通していく攻撃は大きなチャンスになっていました。

また、28番関根貴大が右サイドでボールを受けた際に、パッと見た感じでは相手ディフェンダーがうまい具合に対応しているように見えていたものの、ボールタッチと体の動きで気が付けばディフェンダーよりもペナルティエリアに近いところまで侵入してしまっているというような凄いドリブルでの突破などもありつつ、裏へ抜け出した10番矢島慎也の攻めもありつつ、11番堀田稜が相手のプレスにあいながらもしっかりボールをキープして10番矢島慎也へつなげてシュートしつつ、真ん中の10番矢島慎也と右の28番関根貴大がお互いのポジション側の前のスペースへとスイッチしながら右を駆け上がった10番矢島慎也のクロスに28番関根貴大がヘッドで合わせたり、さらにさらにFKのチャンスで10番矢島慎也が蹴ったボールに5番佐藤大介が合わせた場面も相当惜しい場面だったり、そんな感じで前半の終盤は浦和の攻撃が相手の攻撃を上回ることで流れを奪い返した時間帯となり、25分くらいにはPKのチャンスを得たものの、ここは残念ながら決められず(こぼれ球を狙って猛スピードで詰めた28番関根貴大は良かったですが。)

良い流れの中で得点が奪えないながらも相手に主導権を渡すことはなく、前半は良いイメージで0-0で折り返します。

前半の終盤に相手のサイドバックが攻撃したいという状況をうまく見てか、そこを18番西袋裕太がロングフィードで良く狙ってチャンスにもなり、相手のサイドからの攻撃の意識を止める意味でもうまく作用していたと思います。

守備も相手のスピードや強さには苦しみながらもうまく対応できていました。

後半は、始まってすぐにシュートはそれてくれたものの、相手にうまくシュートを打たれた場面もあり、後半の出だしも前半同様やや相手の攻撃を受けるような形でスタートとなりました。

前半同様にうまくしのぎながら、10番矢島慎也の惜しいシュートチャンスが2度ほどありながらゴールには一歩届かず。

23分に23番岸伯富実に代えて14番繁田秀斗が入ります。

14番繁田秀斗は入ってすぐに、中盤でうまいポジショニングで経由役となることができ、ここも惜しくはゴールにはならなかったものの10番矢島慎也へ決定的なパスを通す場面を作りました。

この後、27分に5番佐藤大介に代わり2番西山航平、32分に11番堀田稜に代えて7番鈴木悠太が入ります。

この残り15分くらいの時間は、完全に浦和の時間となります。

ここまで0-0で来ているたのですが、なんというかレベルの高い試合で普通に面白いという感じで、いや、でも勝たないとなのですが、これまであれだけ苦しんでいた札幌に対して、上回ったプレーが連発しているこの時間帯を楽しんでいたら、ゴールが決まりました。

後半33分に、ペナルティエリア内で8番片槙吾がボールを受け、ディフェンダーのプレスを受けつつスペースに走りこんだ10番矢島慎也に、ちょこんとパスを出して10番矢島慎也がしっかり決めてゴール。時間はかかりましたが、浦和がリード1-0。

そして、その5分後の38分に今度は、14番繁田秀斗が中盤の良いポジションに入ったところにパスが入り、7番鈴木悠太へパス。テンポよく8番片槙吾に渡すと7番鈴木悠太はペナルティエリアに侵入。ここに8番片槙吾からパスが通り、7番鈴木悠太がドリブルで仕掛けて相手ディフェンダーがたまらず倒す。これでPKを獲得。

このPKのチャンスを10番矢島慎也がしっかりと決めて2-0。

この2-0に喜びつつ、「いやいや、Jユースカップでは残り数分で2点取られている」と少し気を引き締めようと必死になりつつテンションは上がりっぱなしだったのですが、選手のほうが冷静で、不用意なプレーを割けながらしっかり時間を使えるところは使いつつ、そのまま2-0で試合終了となりました。

もう、タイトルの通り気持ちの良い勝利の一言です。

単純な相手攻撃陣vs浦和守備陣で見た場合には、スピードや体の強さなどでは相手のほうが上回っている部分もありましたが、守備の部分で集中を切らさず、激しくいくところは行く、抜かれてもしっかり最後まで追いかけて楽にシュートを打たせないような姿勢、そういうところでサボらずやり切れたことが結果的には無失点につながったのだと思います。

さあ、来週の最終節も今日のような戦いぶりで浦和レッズユースの強さを見せてやりましょう!

お疲れ様でした。

ではでは~。

 

Jユースカップ2011/10/23 – グループステージ第1戦 vs コンサドーレ札幌U-18 2-3敗戦・・・今日はOK

宮の沢白い恋人サッカー場2011年10月23日

 

 

 

 

 

ちょっと前に、ニュースでやっていた札幌でクマが出没しているやつ。これ、この写真の奥の方であったらしいです。

どうも、浦和サポブクメです☆

今年最後の大会となるJユースカップが今日から開幕しました。今大会は、グループステージ突破の条件がシンプル。4チームのグループで総当たりの一発勝負。1位になるか、2位の上位7チームになること。

ザスパ草津、モンテディオ山形、コンサドーレ札幌と同グループ。言うまでもなく初戦のコンサドーレ札幌がこのグループで最大の強敵と考えられます。ザスパ草津も相性が良いとは言えませんが、ここに勝てないようでは全国NO.1とは言っていられない、そんな相手です。

とにもかくにも、コンサドーレ札幌とは、12月にプレミアでも対戦しますし、来年も確実に2試合は対戦するチーム、今後も戦っていくチームと考えると、勝ってはおきたい試合でした。

前回のプレミアリーグの時と場所が変わり、宮の沢白い恋人サッカー場になります。聞いていた話では、前回の対戦した札幌サッカーアミューズメントパークと比べるとあまり風が吹かないという話でしたが、今日は札幌の天候自体が荒れ模様で、強風と雨のセットで、かなりプレー環境は悪かったと思います。

この試合のスタメンは以下、

GKが30番関口亮助、DFがセンターバックに4番小出啓太と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに19番西澤秀平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に8番片槙吾と10番矢島慎也、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に15番小峯洋介

となります。

前回の三菱養和戦のメンバーから、左サイドバックが21番小坂慎太朗から5番佐藤大介、右サイドバックが20番新井純平から19番西澤秀平、センターバックが3番寄特直人から4番小出啓太に代わっています。

3番寄特直人、20番新井純平、21番小坂慎太朗は、遠征自体に帯同していなかったと思います。

その他、ベンチメンバーを眺めていると、1番三上綾太、14番繁田秀斗、23番岸伯富実、27番金野僚太、32番カドコダイ・アシカンに加えて、怪我で戦列を離れていた24番中村駿介が復帰、更に1年生の副島暢人(背番号確認できず)が入っていました。

関根貴大や進昂平もベンチに入っていなかったことも含めて、この大会に合わせて少し新しい要素も試してみようという意図が見られるメンバー構成になっています。

対するコンサドーレ札幌も代表メンバーやトップチームの絡みなどで、主力が6人欠けていたということでした。

試合の入り方は浦和の方が良く、中盤のところでの出足で勝り、その中でも8番片槙吾の中盤でのチェックでボールを奪取して攻撃に転じるなど、高い位置から攻撃に移すこともできていました。中盤からの不用意なパスミスも、スリッピーなピッチコンディションや風の影響も受ける割には、ほとんどなく、スムーズに展開できていたと思います。

細かいパス回しからの攻撃では、11番堀田稜から、5番佐藤大介へ下げ、10番矢島慎也へワンタッチでパス、そのパスを10番矢島慎也が落として6番野崎雅也がシュートなどテンポ良い攻撃もあり、前で相手に脅威を与えることができていたため、相手が守備に気持ちを置かなくてはならないという状況に出来ていました。

そのような流れの中で思わぬところから浦和に先制点が生まれます。

右サイドバックから攻撃参加した19番西澤秀平がゴール前にクロスを上げたところ、そのボールが強風にうまく乗ってそのままゴールに入ります。プレミアリーグの尚志高校でやられた不運なゴールを返してもらったようなラッキーな形ながら、19番西澤秀平の攻撃参加の意識が生んだ嬉しいゴールでした。

10分のこのゴールで、1点リードを奪った浦和は、更に攻勢を増しテンポ良い攻撃で相手ゴール前に迫る場面を多く作ります。例えば、5番佐藤大介から15番小峯洋介に当て、10番矢島慎也が受けて左前線に入った7番鈴木悠太へ展開し攻撃のような浦和がやりたい攻撃のパターンが上手く行っている感じですね。

この攻撃の流れの中で、15分に前線で厚みのある攻撃でゴールに迫った中で相手がクリアしきれなかったボールが右に流れたところで19番西澤秀平がダイレクトでクロスを上げるとこれに10番矢島慎也が頭で合わせてゴール。

前半15分までに2点のリードを奪うことに成功します。

左サイドバックでスタメン復帰した5番佐藤大介もチームを鼓舞しながら、相手のサイド攻撃の際どいところでは的確なタックルで防ぐなど、気持ちあふれるプレーが見られました。

このゴール後も、相手の反撃の姿勢が見えながらも、浦和も攻撃の手を緩めずに、コーナーキックのチャンスに18番西袋裕太が競り勝って落とし、そこに5番佐藤大介が相手との接触を恐れずに飛び込みゴールを狙うなど惜しい場面を作りました。ただし、その少し前くらいから左サイドを攻められた時に、最後のところでプレスをかけきれないなど、おや?というプレーが見え、先ほどのセットプレーの場面で明らかに足を痛めたような状況になり、ここを相手に狙われることで浦和の左サイドから決定的なチャンスを作られてしまい、失点。前半30分で1点返されて2-1になります。

足を痛めた部分含めて、攻撃攻撃となっていた段階で、守備においての対応が薄くなる場面を的確に狙われる。こういう場面では、前線やセンターバック、ボランチ含めて上手くケアして行かないといけない場面が上手くバランスを保てないような形で、失点以外にも何度か危険な場面を作られながら、なんとかそれ以上の失点は許さず前半を終了します。

後半に入り、当然のことながらビハインドを負っている札幌がややバランスを崩して攻撃に比重を置いて浦和ゴールに迫る場面を多く作られます。できれば、ここを利用して追加点をカウンターなどで決められれば楽になるところでしたが、そこまでは至らず、ただ危険な後半最初の15分はギリギリのところでこらえて失点は許さず、少しずつ再び浦和のチャンスも出てくる時間帯ができはじめます。

最も大きな追加点のチャンスとなったペナルティエリアのすぐ右外側で得たフリーキックのチャンスで5番佐藤大介のゴール右隅を狙ったシュートはわずかに右にそれてポスト。

前半終盤に狙われていた浦和の左サイドに関しては、後半スタートからは上手く修正して対応しており、更に足を痛めていたように見えた5番佐藤大介も問題なくプレーしていたようでしたが、22分に27番金野僚太と交代した後の様子を見ると、足を引きずっていましたので、かなり無理してプレーしていたようです。

さてさて、この後半の残り25分ほどの時間の戦い方が今後に活かすべき課題になると思います。

この時間帯の交代は、35分に15番小峯洋介に代えて24番中村駿介。24番中村駿介がそのままフォワードの真ん中の位置に入ることの是非に関しては別として、怪我から復帰したばかりの割には思った以上に動けていたので少し安心しつ、残りの時間帯は、それ以上に状況判断と試合運びに少し冷静さを欠いてしまった気がします。

11番堀田稜がいつも以上に気持ちを前面に出したプレーで力強く攻めたり相手ディフェンダーとマッチアップする場面を見せたり、7番鈴木悠太も疲労を見せながらも守備意識も見せながら攻撃に転じる際には前へ行く姿勢を見せるなど全体的に相手のプレーの激しさに呼応するように激しく対応していたのですが、今日のこの後の逆転されてしまった要因と言うのはそこにあるのではないかと思われます。

激しいというよりも、少し危ないプレーも加わってきた相手のプレーの中で、雨と風という不安定な要素が加わって、押し込まれると何が起こるか分からない残りの時間帯で、相手の激しさに応えてしまったことで、逆に相手に攻め入る隙を与えてしまったのではないでしょうか?

相手に決定的なフォワードはこの試合いなかったものの、中盤から冷静に浦和の隙を狙っている選手がいたことの危険性を冷静に感じてプレーできていましたか?

4番小出啓太が負傷で一時的にピッチを離れた時の1人少ない時間帯に、普通にプレーして押し込まれてしまった場面もあったような気がします。

後半終了間際とロスタイムで2点取られた結果は残念ですが、相手の攻勢という状況はあっても、試合は勝っている状況で試合終盤まで来ていたこの試合の場合は相手の激しさに激しさで応えるよりも、逆にファールを誘ったり、キープしていなしたりする必要があったと思います。

今日くらいのレベルの高い相手においてリードして試合終盤まで行っているという試合自体が思い返せば久しぶりだったので、仕方ないかもしれませんが、今日は何かが起こる状況をおぜん立てしてしまった部分もあるような気がします。

ただ、相手の激しさで押し込まれてやられてしまう試合とは別の部分での受けて立てた部分もあったので、この部分も重要なので、この気持ちも大切にして、リードして試合の終盤を迎えた際の、相手への対応に関して今後の試合では、いわゆる頭は冷静にプレーは激しくという形で出せるようにしてみてください。できます。

大会単位で考えれば3試合のうちの1試合で敗れてしまった。1点差負けのなかでも2点取って3点取られたという負けの中ではかなり良い数字なので、残り2つをしっかり勝てば問題ありません。

負けて良い試合はありませんが、残り2つ勝てば、良い経験としての敗戦なので、今日の試合は今後のために必要な試合だったのでOKとできます。

第2戦に期待しています!

やりにく過ぎる環境の中お疲れさまでした。

否定的な要素を感じる試合ではありませんので、続けてください。

ではでは~。

 

高円宮杯第21回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会 ラウンド16 | 2010/09/20 vs コンサドーレ札幌U-18 2-4敗戦・・・不可解ですね

大和市営大和スポーツセンター競技場2010年9月20日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

中一日で早くも高円宮杯の決勝トーナメント・ラウンド16の試合となりました。対戦相手は、クラブユース選手権でも対戦しているコンサドーレ札幌U-18。その時の結果は引き分けでしたね。

今日のスタメンは以下の通り

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と、4番広瀬健太、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに18番堀田稜、ボランチに6番野崎雅也、トップ下に5番藤野友則と14番矢島慎也、FWが左に7番矢島倫太郎、右に10番礒部裕基、真ん中に11番鈴木大輝

となります。

この試合は、開始から浦和ペースで展開されていきます。

特に試合開始から14番矢島慎也のポジショニングやボールを持って仕掛ける姿勢がさえわたっており、そこから度々チャンスが作られていました。

14番矢島慎也の右から突破からクロスを7番矢島倫太郎がヘッド。同じく14番矢島慎也がペナルティエリア少し外でボールをキープし相手ファールを誘い、直接FKのチャンスを獲得し、そのチャンスで11番鈴木大輝が直接ゴールを狙い、惜しくもポストに弾かれるなど、前半は、コンサドーレ札幌U18を圧倒していたと思います。また、この試合でスタメンに戻った10番礒部裕基が中盤を広く動き回り、チャンスメイクをします。激しいながらもファールをしないプレスのかけかたで上手くボールを奪ってそこから攻撃するシーンも多かったと思います。

コンサドーレ札幌U18は、どちらかというとカウンター狙いというか自分達手動でゲームを作るということではなく、浦和のボールキープに対して積極的に前線がプレスをかけてきて守備ラインは守りに集中しているという印象でした。攻撃の数は浦和が圧倒するものの、前半10分に一度前線でボールを奪われて鋭いシュートを放たれます。低い弾道でゴール済みを狙った危険なシュートでしたが、GK16番小笠原正人がギリギリでボールにさわりコーナーに逃げます。ファインプレーでした。

浦和の攻撃は、右サイドの8番若井祥吾のオーバーラップを上手く生かしたサイドからの崩しや、左サイドバックの18番堀田稜のサイドからのクロスなどチャンスは作るものの、最後のところでゴールには結び付けません。守備意識の高かったコンサドーレ札幌U18は真ん中からの突破に特に集中して守備をしていたように感じ、14番矢島慎也、11番鈴木大輝、10番礒部裕基、7番矢島倫太郎、5番藤野友則などワンツーなどコンビプレーから真ん中を突破しようと何度も試みていましたが、スペースを消されたり、早めに2人で囲んだり、上手く展開していることでパスが走りこむ選手と合わなかったりで、攻勢ながらも得点が奪えない時間が前半は長くなります。

明らかに主導権を握っている展開で得点が奪えない時間が続き、このような時に起こりがちといえば起こりがちなのですが、前半35分前後に相手のゴール前からのやや強引なシュートが浦和の守備に引っかかりこぼれた所に2人ほどつめていて先制を許してしまいます。相手がシュートを打った時点でその2人の選手がいた位置がオフサイドっぽかったのですが、これに関してははっきりとはわかりません。

攻めながらも得点が奪えず、逆に失点してしまうという少し嫌な展開で前半は終了したものの、後半に同点に追いつければ一気に逆転できるだろうとある種、楽観しできるくらい攻撃は充実していたと思います。

後半に入り、コンサドーレ札幌の前線からのプレスがより激しくなり、最初は少しだけ守備陣が慌てる場面もあったのですが、大きな混乱もなく落ち着いてプレーできるようになり、逆に浦和も前半より更に10番礒部裕基と11番鈴木大輝の前線でのプレスが激しく効果的になり、相手守備陣を混乱させます。

そして、後半の早い時間で前線で11番鈴木大輝がイーブン気味の縦パスを上手く横に走りこんでポスト役となり、良い距離感に走りこんだ10番礒部裕基へとボールを出し、抜け出した10番礒部裕基が相手ゴールキーパーの股を抜く見事なゴールを決め、試合を振り出しに戻しました。

印象としては、前半からポジショニングや動きがかみ合っていたチームが更にギヤを一段上げたという感じでしょうか。ただ、人数はかけてこないものの、時折札幌も抜け出して仕掛けてくる場面があり、同点ゴールのすぐ後も、強烈なシュートを放たれるシーンもあったのですが、これもGK16番小笠原正人が見事なセーブで防ぎました。

3番畑本時央、4番広瀬健太の安定した守備でピンチの数自体は最小限に抑えているものの、数少ない少し距離のあるところからの思い切りの良いシュートが際どいコースに飛んでいたというイメージです。

後半では5番藤野友則も守備に攻撃に精力的に走っていたことで攻撃の芽を摘んでいました。また、試合を通して6番野崎雅也も今日は、特に極端に守備に気持ちを置いているように見えましたが、中盤の底のバランスを上手く取っていたと思います。

全体的に攻撃面での動きは良かったものの、フィニッシュの場面で相手のゴールを脅かす精度という意味では10番礒部裕基がかなり存在感ある攻撃を見せ、中盤からドリブル突破で数人を抜いてシュートまで持っていったシーンなど迫力がありました。

とにかく前線で追いかける姿勢が見事で、その姿勢が逆転ゴールを導きます。相手守備とキーパーの間くらいに出されたパスに10番礒部裕基がプレスをかけ相手が処理にもたついたところを奪ってゴール!

これで2-1となります。

ここから更に攻勢に入る浦和ですが、審判の厳しすぎるジャッジに苦しめられてしまい、故意に出したわけはない走る際に普通に出るであろう肘の動きでファールをとられてしまうなど、左サイドから攻撃を仕掛けていた7番矢島倫太郎など数選手が勢いを止められてしまいました。

浦和の攻勢で、相手守備陣が落ち着かない状況から、逆転ゴールと同じような場面に今度は7番矢島倫太郎がプレスをかけてこぼれたボールを10番礒部裕基がループで狙いますがゴールを超えてしまいます。

後半30分前後からは前半の最初のように14番矢島慎也が絡んだ攻撃でのチャンスも再び増え、14番矢島慎也から11番鈴木大輝へパス、そこからゴール前へクロスを上げて7番矢島倫太郎がヘディング、14番矢島慎也から7番矢島倫太郎へパス、そこからシュートなどテンポ良くゴールに迫るプレーが多くなりますが、追加点が奪えません。

ペースは完全に浦和でしたが、後半40分前後に相手のコーナーキックのチャンスからゴール前に入ったボールが落ち着かない状態から相手選手の前に運悪く転がってしまった所を豪快にけりこまれてしまい、2-2の同点に追いつかれてしまいます。

同点に追いつかれてからも下を向くことなく、90分間での逆転を狙って浦和が果敢に攻めて行きます。前掛かりのために時折危険なシュートを浴びることもありましたが、勝ちに行く姿勢にありがちなリスクなのでOKです。

特に、普段セットプレー以外ではドリブルで持ち上がることはまずない3番畑本時央がディフェンスラインで相手のボールを奪った際にその勢いでそのままドリブルで前線まで仕掛けていき、中盤の選手とパス交換をしながら、後一歩でゴールというところまで持ち込んだ攻撃の姿勢は凄かったです。

さて・・・ここから後の出来事は非常に残念なことであってはならないことなのですが、あえてサポーター目線だから言っても良いであろうということでしっかり書いておきます。後半もロスタイムに入ろうかというところでコンサドーレ札幌の前線へのパスがキーパーと飛び込んだ選手と同じくらいの距離に入り、GK16番小笠原正人がコースを消すように前進したところで、相手の選手が足で触ったボールはゴール上へと外れて行き、そのままの勢いで少し接触したのかもしれませんが、ここで主審の判定はPK。 PK? どこが?相手選手が先にボールに触っていてそのボールが外れて、その後に勢いでキーパーと接触すると相手にPKが与えられるのですか?

そして、このタイミングで与えるPKが試合にどれだけの影響を与えるか分かっているのですか?

正直、後半に10番礒部裕基がイエローカードをもらったシーンもそうですが、基準がぶれすぎです。試合をコントロールしてください。だから良いということではありませんが、リーグ戦などでまだ次があるとかであれば良いですが、高校生世代の選手達が最大目標として臨んでいる大会の負けたら終わってしまう決勝トーナメントですよ。

特に試合を決定付ける判定には最大限の注意を払い、しっかり試合をコントロールしてください。

完全に試合が壊されてしまい、最終的には14番矢島慎也、5番藤野友則に代えて19番高田拓弥、15番小峯洋介が入り残り少ない時間で反撃を試みましたが、もう1失点して2-4で敗れてしまいました。

もどかしいとしか言えない幕切れになってしまいました。

今日のような戦いぶりができるチームがここで消えてしまう。更に、実際どのようになるか分かりませんが、3年生の中ではこの大会を最後に次のJユースカップには参加しない選手も出てくる可能性があること。そのくらい重さのある試合が不可解な判定で終わってしまったこと。残念です。

ただ、判定にグチグチ言うのはサポーターだけで十分ですので、選手の皆さんは辛いでしょうが次に気持ちを切り替えてください。今日の戦いぶりは見事でした。下を向く理由は全くありません。人生を語れるほど成熟した人間ではないですが、こういう、不可解なことは人生ではよくあることで、ここでの悔しさをバネにして次に不可解な判定で左右されないくらいの試合展開ができるくらい強さを身に着けてください。

一試合一試合の戦いぶりを見てきて、今日の試合は決勝トーナメントに焦点を合わせてコンディションを上げて挑んだ見事な戦いぶりでした。本来であれば勝ち進んで更に勢いを増していくはずの試合であり、それはできていたと思います。もちろん、フィニッシュの部分の貪欲さを10番礒部裕基のくらい多くの選手が持つことが今後の課題だろうと感じる部分もありましたが、それは積み重ねでいくらでも改善できたことだったと思います。

本当に本当にお疲れ様でした。

ではでは、失礼します。