GO FOR WORLD CUP 2019/12/25 1日目 浦和レッズユースvs市立浦和高校0-2敗戦、vsベガルタ仙台 1-0勝利・・・新チーム始動!

どうも、ブクメです☆

今年も、GO FOR WORLD CUPの季節がやってきました。そして、毎年レギュレーションを一度忘れるというのもお馴染で、35分ハーフだったかなとか思いつつ、30分ハーフ(B戦は25分ハーフ)ということを確認しつつ、ちょっと個人的にこの1週間ほどは、かなり色々なことがあって、この大会に足を運べるかどうか難しいところでしたが、無事1日目に足を運ぶことができ、また、急な予定などが入らなければ、4日間のこの大会は全試合足を運べる予定です。

今年は、聴いた話では、現1、2年生に怪我の選手も多く、怪我明けで万全ではない選手も多いらしいのですが、日程を見る限りは、このグループステージの試合が1,2日目は2試合組まれており、3日目が1試合ということで、その日に1試合のみB戦として日程が入っている浦和レッズユースでしたが、今日の2試合を見た限りは、現時点での新体制のベースメンバーという形で臨んだのは、13:00キックオフのベガルタ仙台ユース戦で、10時30分キックオフの市立浦和高校戦は、来年外部からユースに入る現中学3年生を含めたメンバー構成で臨むという形になりました。

そもそも、人数的なところのやりくりが難しそうな状況なので、「新体制だ!」と前のめりになりすぎないように見ようと思っていたのですが、ベガルタ仙台ユース戦が選手の気合の入り方も、ピッチサイドからの指示やかけられる声も含めて、かなりの真剣度が伝わってくることからも気が付けば、前のめりに見てしまっていたという感じです。わかりやすく言えば、30分ハーフじゃ足りないよと一緒に見ていた方が声をそろえて言うくらいの、できるだけ長く見ていたいという感じですかね。

来シーズンもこの体制で行けば、かなり楽しみなチームになり、多くの選手の特徴が伸ばされていくことは、間違えないだろうなと。

ということで、試合の話に移っていきますが、毎日2試合ずつの大会と言うことで、試合の細かいところには触れない形で今年のこの大会も書いていくことになります。また、27日、28日は、試合後に予定が入っているので、この2日間に関しては、ブログは29日にまとめてとかになる可能性も高くなりますのでご了承ください。

戦術がとかそういう時期でもありませんし、雰囲気や期待、課題などが読んでいる方に伝わればなと思います。

vs市立浦和高校戦メンバーと交代は以下、

GK41番樋口燿大、DFが左に26番舘澤佑磨、右に44番堀内陽太、センターバックに32番岡田翼と28番アピッチ輝、MFが左に38番舘樹、右に45番佐藤伶介、真ん中に35番島垣翔と42番吉田来綺、FWが左に36番瑞慶山一真、右に33番小川聖凪

*44番堀内陽太と45番佐藤伶介は、来年から浦和レッズユースに入る現中学3年生

この試合は、後半21分、23分に失点して0-2で敗れています。

正直に書いてしまうと、全体的なメンバー構成は、今年S2を戦ってきたメンバーベースで、特に前線の組み合わせとしては、何度も、迫力のある攻撃などを見せてくれた試合も多かった印象があったため、もちろん、新しいメンバーが入ったり、見慣れないポジションでプレーしていた選手もいたものの、それでも、なんだか、気持ちがしっかり入っていないように見えてしまうというか、全体を通して、相手ペースの試合になってしまっていて、攻めて球際とかで迫力のある所を見せてほしかったという感想など持ってしまいました。

逆にこの試合では、あまりシュートまで行く場面がなかったものの、チャンスの時に44番堀内陽太が持ち上がって強烈なシュートを放った場面など現中学3年生の方が伸び伸びとプレーしていたようにも感じられたところもありました。

一緒に見ていた方とは、練習が休みの期間が数日あったりで調整不足じゃないかと言う話が出たりでなかったり。ただ、これもこの1試合だけなので、明日の2試合のうちの一つのメンバー構成がこの試合に近い形になる可能性が高いと思うので、明日見て、考えます!

続いて、13時からのベガルタ仙台ユース戦

vsベガルタ仙台ユース戦メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に12番福島竜弥、右に32番岡田翼(後半スタート⇒35番島垣翔)、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に20番木下翼、右に29番伊澤壮平、真ん中に31番大野海翔と16番根岸恵汰、FWが左に37番高橋悠(後半17分⇒33番小川聖凪)、右に17番盛嘉伊人(後半スタート⇒42番吉田来綺)

で、後半スタートの布陣は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に12番福島竜弥、右に35番島垣翔、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に37番高橋悠、右に42番吉田来綺、真ん中に31番大野海翔と16番根岸恵汰、FWが左に20番木下翼、右に29番伊澤壮平

となります。

現在プレーできる選手の中で、新体制のまずこの時点ではベースとなるであろうメンバー構成となったこの試合は、選手の気合の入り方もすぐに伝わってくるほどのもので、試合に関しても、開始して早々に20番木下翼がドリブルで縦横に仕掛けると同時に、左サイドバックの12番福島竜弥が、ものすごい勢いで左前線へ駆け上がっていくプレーを見せつけられたので、見る側としてもゾクッとしましたよ。

そして、伸さんから出る声掛けも的確ですし、時には楽しく、良い意味で煽ったり、選手が気が付いていないところを、考えさせる声だったり、コミュニケーションの部分もそうですし、なんか、選手も呼応して動いたりできていたり、まだ理解できていないようなところもあったり。

なんか、見ている側も、楽しいわけですよ、正常な育成の形がここで見られているわけですから。

内容もかなり良く、ゲームも支配する時間も多く、でも前半終わってみたら、シュートが少ないよなと思ったら、後半スタートにすぐに、そういう声が飛び、シュート意識も、仕掛ける意識も、ミスしても良いから積極的にの声もかかる。

そして、後半8分には、20番木下翼が、果敢なドリブルで相手ディフェンダーをかいくぐってのゴールを決め、このゴールが決勝点となって1-0で勝利を飾りました。

チームのバランスを取る役割として、多くが求められるであろう16番根岸恵汰の今できることと、より高めなければならないことも、この試合だけでも、見えましたし、32番岡田翼の伸さんから鼓舞された後の右サイドからの仕掛け数本の迫力だったり、後半から出た42番吉田来綺が、その特徴を生かすために見せていった試みだったり、凝縮されてました。こういったチャンスでチームの競争が激化して、また新しい浦和レッズユースができていく。そういうスタートと良くなる予感をわかりやすく感じられた試合でした。

このくらいにしておきます。

この2試合を踏まえての明日の2試合がかなり楽しみになりました。

見に来たくなりましたか?ぜひ、見に来てください(平日ですがw

ではでは。

vs市立浦和高校戦の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

vsベガルタ仙台戦の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

第7回GO FOR 2018 CUP 2013/12/27 第1戦 浦和レッズユースvsベガルタ仙台ユース 2-2引き分け・・・今日のみ観戦、参考程度にどうぞ

レッズランド2013年12月27日

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今年もGo For 2018 Cupの季節がやってまいりました・・・と例年では、1日目からこの大会に密着していくのですが、今年は浦和レッズジュニアユースが全国大会を勝ち上がり、決勝進出を決めてくれたため、少し勝手が違っており、既に大会も3日目に入っています。更に、明日が高円宮杯決勝ということで、結果的にこの大会を観戦できるのは、今日の2試合のみとなります。

状況はよくわからないものの、結果はしっかりついてきているようで、今日の段階で3勝1分と優勝をうかがえる位置につけています。

そして、ちょうど今日3日目の第1戦の対戦相手が、同じく3勝1分で得失点差で浦和よりも上にいるベガルタ仙台ユースが対戦相手ということで、見られる試合は少ないものの、この大会で調子が良いチーム同士の対戦が見られるというのは幸運ですね、ラッキー!

大まかに試合について触れますが、今日のみ観戦ということで2日間の状況がわからないことと、昨年のことを考えるとここでの戦い方やメンバー、ポジションは、あまり来年の参考にならない可能性が高いとは思いますのでその辺りを考慮してお読みいただければと思います。

ベガルタ仙台ユース戦のスタメンは以下、

GKが18番高須雄大、DFが左に20番高橋聡史、右に3番小木曽佑太、真ん中に5番吉原大、MFが左に19番川上開斗、右に12番松崎洸星、ボランチに8番斎藤翔太と4番茂木力也、トップ下に10番小川紘生と2番橋岡和樹、FWが11番邦本宜裕

となります。

キャプテンマークは、この試合は5番吉原大が巻いていましたが、この大会を1日目から見ている方に話を聞くと、キャプテンマークは試合によって、ここまでは巻く選手が変わっているようです。

戦い方もフォーメーションもこれまでと同様だったと思います。

開始早々に、サイドから危険な場面を迎えるも18番高須雄大が弾き失点は免れます。

攻撃に関しては、これまでで最も特徴が生かされやすいトップ下の右に入った2番橋岡和樹が非常に攻撃においてやりやすそうに動いている印象がありました。また、中盤の右に入った12番松崎洸星も、もう少しスペースを使える中目のポジションの方が良いかと思いつつ、流れの中で中のスペースに入って行った時に、存在感を見せていたと思います。

8分に、中ほどでパスを受けた12番松崎洸星が持ち上がりながら、右前線に上がる4番茂木力也にパスを通し、自らはゴール前に走り、4番茂木力也から左サイドの19番川上開斗に開き、クロスに対して12番松崎洸星がヘディングシュートを放つという形がその一つの象徴的プレーだったかと思います。

11番邦本宜裕は、ややらしくないプレーが多い印象があったものの、独特のリズムでアウトサイドで10番小川紘生の走るスペースにパスを通すなど、要所要所では、能力の高さを見せていました(11分のこの場面は、惜しくもオフサイドでしたが。)

浦和の攻撃ですが、良い狙いで相手の裏をかいたという場面がこの後2つありました。

一つは、右サイドで少し高めにポジションを取った3番小木曽佑太が、バックラインからの縦パスを相手ディフェンダーをひきつけながらスルーし、その前線のスペースでパスを受けた12番松崎洸星が持ち上がり、10番小川紘生に広げて仕掛けた形。

もう一つは、20番高橋聡史からの精度の高いフィードが10番小川紘生に通り、2番橋岡和樹が抜け出してパスを受け、シュートを狙った場面。展開は良かったのですが、シュートの狙いが甘く、枠を捉えきれず。

守備の部分では、個対個という部分では、強さを見せはじき返していましたが、相手の細かいパス回しからの崩しに対しての守備の受け渡しや対応には苦戦しており、かなり危険なパスを通されて、決定的なピンチになりかける場面も多く見られましたが、最後のところでは抑えられていました。

しかしながら、28分の失点の場面では、ドリブルで仕掛けてきた相手選手に対して2人ついていたものの、どちらも相手の動きに合わせるのみで、一人が寄せに行って一人がカバーなどの動きができない中で、距離を詰められないままに相手にシュートを決められてしまいました。

33分に11番邦本宜裕からの攻撃で、10番小川紘生を経由し左の19番川上開斗につなげ、サイドから強めのグラウンダーのクロスを入れた場面は、なかなか良かったと思います。ペナルティエリア付近の前線の人数が足りない中で、シュート性のクロスを上げたことで、相手ディフェンダーが中途半端にクリアするのが精いっぱいの状況を作ったため、ここでうまくこぼれれば、少し遅れて入ってきた選手でもチャンスになる可能性は、人がいないのに浮き球のクロスを上げて簡単に跳ね返されてしまうよりずっと良いです。

で、せっかくの同点ゴールのところを完全によそ見してしまっており、どのような形でどのようなゴールになったのかは、未確認でしたが、34分に4番茂木力也が決めて1-1の同点にして、前半は1-1の同点で折り返します。

後半は、時間時間で数選手のポジションを移動させながら、色々なことを試している印象がありました。スタートからだと、12番松崎洸星が2番橋岡和樹とポジションを入れ替えていました。

6分に12番松崎洸星が左のスペースに開き、クロスボールを上げると11番邦本宜裕がヘディングシュートを狙い、キーパーが弾いたところを2番橋岡和樹が持ちシュートを狙うも、ここはキーパー正面で防がれてしまいます。

7分には、右サイドから3番小木曽佑太が攻撃参加してクロスを上げチャンスを作ります。その流れから、8番斎藤翔太がグラウンダーで強烈なシュートを放ち、キーパーがキャッチできずにこぼすも、味方選手はわずかに詰められず。

13分に、19番川上開斗に代わり6番荒木聡太が入ります。20分前後くらいから、やや相手の攻撃に対して、浦和が対応できずに、またクリアボールなども、精度が悪く、攻撃を多く受ける時間帯に入ってしまいます。

20分に10番小川紘生に代えて7番勝野瑛が入ります。

ただ、全体的な流れはやはり相手の攻撃を受けて対応に苦しむ時間帯にあり、その流れで失点し再び1-2とビハインドを負う形になります。

21分に5番吉原大に代わり16番松澤彰が入ります。

更に25分に12番松崎洸星に代えて22番東伸幸が入ります。

やや雑な展開にも見える中でしたが、残り10分くらいは浦和のチャンスの数も多くなり、その時間帯で30分に22番東伸幸から左に開いた11番邦本宜裕にパスを通し、折り返しを2番橋岡和樹が決めて2-2と同点に追いつきます。

試合終了間際に、22番東伸幸の惜しいヘディングシュートもありつつ、試合は2-2の同点で終了となりました。

試合を見ていて思うところもありましたが、しっかり結果が出ているので、特に書くつもりはありません。

これで勝ち点1を積み上げることができたため、午後の試合で勝利すれば自力で2位以内は決まると思います。

レッズランド2013年12月27日レッズランド2013年12月27日レッズランド2013年12月27日

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おまけの写真。

日本クラブユースサッカー 選手権(U-18)大会2011/07/24 – 1次ラウンド第2日vsベガルタ仙台ユース 4-0勝利・・・この勢いで

大胡総合運動公園陸上競技・サッカー場2011年7月24日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

クラブユース選手権の2日目になります。

昨日の大宮アルディージャユース戦で後半終盤までビハインドを背負いながらも引き分けに持ち込み、1つの負けが大きく敗退に影響してしまうこの大会で大きな勝点1を奪い取った浦和は、グループ突破を決めるために必須の残り2試合2連勝を目指してまずは、ベガルタ仙台ユース相手に勝利を目指します。

40分ハーフとは言っても、過密な日程の中で行われる大会なので大変です。それ以上に疲労よりもこういう大会では試合ごとにチームの状態が上がっていくことが望ましいわけで、今日の試合は勝利と共に3試合目、決勝トーナメントに繋がる手応えと勢いをつけるための内容が必要になります。

今日の試合は昨年ジュニアユースが高円宮杯出場を決めた大胡総合運動公園サッカー場で行われました。

天気予報では、気温が上がるとありましたが、湿気は多いものの雲が多く比較的やりやすい環境での試合になったと思います。昨日の天然芝から今日は人工芝になったのでそのあたりの変化への対応も必要となりますね。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

となります。

1日目のスタメンから、センターバックが4番小出啓太に代わり18番西袋裕太、フォワードの右が13番金野僚太に代わり7番鈴木悠太になっています。

相手のベガルタ仙台ユースがどのくらいの強さなのかは分かりませんが、第1戦のジュビロ磐田U-18相手の試合を観戦していた人のツイッターなんぞ見ていたら、敗れたものの後半はベガルタ仙台ペースだったようなことが書いてあったので、割と手強いのかもしれないという中途半端な予備情報を持ちつつの試合観戦でした。

この試合は、入り方ということで言えばベガルタ仙台ユースにやられたという印象がありました。

試合開始から、やや押し込まれて決定的な場面を作られるものの相手の放ったシュートはポストに当たり失点は免れると、その後は浦和が落ち着いたプレーを見せ徐々に浦和ペースに変わります。

ここ数試合、中盤で思うように動けていない印象のあった14番繁田秀斗の動きやポジショニングが、この試合では「やればできるじゃん!」と声に出して言ってしまうほど(実際には言っていませんがw)よく、これにより、6番野崎雅也、10番矢島慎也にもパスがよく収まり、結果的に全体的にリズムが出て多彩な攻撃が繰り広げられる試合となりました。

ここにいるべきというポジショニングに上手く入っていることから、14番繁田秀斗は自らシュートを狙える場面も多くなりました。

浦和攻勢の時間に多くのセットプレーのチャンスを獲得し、CKで10番矢島慎也の上げたボールに3番寄特直人が足で合わせて後一歩でゴールのシーンなど、セットプレーでもゴールを匂わせるようなプレーが多く出ていました。

前半序盤は7番鈴木悠太と11番堀田稜がポジションチェンジしていたのですが、7番鈴木悠太が入った左サイドで、5番佐藤大介のオーバーラップをおとりにしてドリブルで中へ切れ込んでの仕掛けを見せるなど相手守備陣を脅かすプレーを見せ、その左サイドでのプレーから先制点が生まれます。

前半20分に、左サイドを縦にドリブルで突破し、深くまで切り込んでクロスボールをあげると、右サイドから中に走りこんだ11番堀田稜がヘッドで合わせてゴールとなります。

普段と逆サイド同士のアシストとゴールと同時に11番堀田稜の珍しいヘッドでのゴールでした。不思議な感覚でしたよ。

テンポよく球が回る中で、今日は12番高田拓弥も結果的に得点はなかったものの、彼らしいプレーが随所に見られ、今日のようなプレーが続けば、今後得点を量産してくれる可能性も高いと思います。

また、前の試合では、ほとんどオーバーラップが見られなかった20番新井純平ですが、この試合では比較的バランスはとりながらではありましたが、多く見ることができました。実際に、パスが渡ってクロスまで行く場面も何度もあり、更に前回はなかったシュートを狙う場面もあり、また、彼ならではかもしれませんが豪快にオーバーラップする動きがディフェンダーをひきつけて、スペースを空けてそのスペースを他の選手が使うというプレーも出ていました。後は、クロスの精度を上げてバリュエーションを増やしていけば、相手に脅威になることは間違えないですね。

前半は1-0で終了。

後半は、早い時間に追加点を取ってしまえばこの試合は一方的にできそうだと思って見ていたのですが、期待通りの追加点があっという間に入りました。

11番堀田稜が相手が守備ラインに厳しいプレスをかけ、インターセプトに成功、すかさず12番高田拓弥へパスを通し、パスを受けた12番高田拓弥が落ち着いて11番堀田稜へパスし、キーパーと1対1の場面を作ってゴール。

見事なインターセプトからのゴールでリードを2点に広げます。

更に、得点にはならなかったものの、中盤からの攻撃の仕掛けで、右サイドの20番新井純平がオーバーラップを仕掛けたところにディフェンダーが全体的に右サイドにつられた所で左サイドのスペースが空き、そこに11番堀田稜が走りこんだところにパスが通り深くまで仕掛けるなど動きでスペースを作る形からの攻撃は見事でした。

後半12分に10番矢島慎也に代わり8番片槙吾が入ります。

後半に入っても14番繁田秀斗の動きの質がよく、経由した攻撃が多く見られました。

一方的な浦和ペースながら、3点目がなかなか決まらないまま試合は終盤となり、迎えた38分。18番西袋裕太からのロングボールが相手ディフェンダーの裏へ抜け、そこを狙って飛び出した14番繁田秀斗が見事に抜け出しキーパーが飛び出してきたところにループ気味のシュートでキーパーに触られるもののボールはゴールに吸い込まれゴール。

見事なゴールで3-0とします。

得点後に、7番鈴木悠太に代わり23番岸伯富実、14番繁田秀斗に代わり24番中村駿介、続いて12番高田拓弥に代えて9番長坂竜一が入ります。

終了まで数分というところで、このまま終了するかと思われたロスタイムに11番堀田稜が左サイドをドリブルで切り込み、ゴール前をしっかり見てゴール前の8番片槙吾へパスを通し、8番片槙吾がペナルティエリア右に走りこんだ23番岸伯富実にラストパスを送り、23番岸伯富実が落ち着いてゴール右隅に流しこんでゴール。

この4点目と同時に試合終了の笛がなり、結果的に4-0の大勝となりました。

もう一方の大宮vs磐田の試合がスコアレスドローだったため、得失点差で浦和がグループ1位になりました。今回の結果により、火曜日の磐田戦で引き分けでも1位通過となる可能性がでてきました(大宮が仙台相手に大勝すると得失点差で抜かれる可能性がある。)

もちろん今日の試合で勝利できたことが最も大事なことではあるのですが、今日チームでできたプレーの質の高さというものが物凄く重要であり、今年の浦和レッズユースが目指すサッカーができたことが見ていて嬉しかったですね。自信を持ってプレーすることで、パススピードも上がっていましたし、あれくらいのパススピードで攻撃を展開できれば、これまでに苦戦した相手にも勝つことができていたのにと思ったりもしましたよ。

後は、フィニッシュの部分で今日は決定的なチャンスでもう少し落ち着いて決められていたら、もっと得点できていたというくらい決めなければならないチャンスで決められなかったことが多かったのも事実ですので、これらはしっかり意識して治していく必要があると思います。1点で勝負が決まるような難しい試合では、今日なら許されるシュートミスも後悔の対象になってしまうのですから。

とにもかくにも、楽しい試合でした。次はもっと楽しい試合を見せてください!

自分達のプレーに自信を持って、今日の勢いをそのままぶつけていけば大丈夫です!全国大会は、実力と共に勢いも凄く大事ですからね。

楽しみにしています。

ではでは~!