2016/05/14 – 思い出の地、トンニャットスタジアムでベトナム1部 サイゴンFCvsタインホアの試合を観戦

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どうも、ブクメです☆

今週末は、日本からベトナムに飛びまして、ホーチミンシティで過ごしています。現在私が頻度多くベトナムに足を運ぶきっかけになったのが、今回足を運びましたトンニャットスタジアムでのU19日本代表の大会になるのですが、当時浦和レッズユースだった関根貴大や、広瀬陸斗、また、その他にも高木大輔など、アンダーカテゴリの代表系に頻度多く足を運べていたころに、愛着を持った選手たちが多く召集されていたヌティフードカップという大会に2014年1月に足を運びました。この時に、お世話になった方との付き合いの中で、大きな転機があって、紆余曲折重ねつつも、2年以上たったいまだにホーチミンシティには多く足を運んでいます。

ただ、せっかく何度も東南アジアのベトナムに足を運んでいるのに、サッカー的な目的と合致することがこれまで、一度なでしこジャパンの大会がここで開催された時以外はなかったんですね。

基本的に、色々な国のリーグ戦など観戦するのが好きで、試合がなくてもスタジアム情報を収集したりするのも好きなのですが、ホーチミンシティと言えば、基本的にトンニャットスタジアム。少し足を延ばせばビンズオンなどあるのですが、基本的にメインの訪問目的が別のため、一人で数時間かけてサッカーのために動き回ることもできなかったりもします。

で、リーグ戦を観戦したいと思っていたのですが、このホーチミンシティを本拠地にするチームが1部リーグにいない状況のため(あるのですが、撤退したり、復活しても下部リーグからとかちょっと細かくはわからないのですが・・)なかなか足を運ぶ機会もなかったりしました。

で、そのホーチミンシティの本拠地のチームも2部にいるのですが、今シーズンは、凄いことがここベトナムで起こりまして。。

2部から昇格して今季より1部で戦っていたハノイFCというチームが、オーナー的な意向とかで、5節ほど消化したところで、本拠地をハノイから遥か遠くのホーチミンシティに移して、チーム名もサイゴンFCに変えて再スタートさせるとか、とんでもないことをやると言い出して、最初はそれをネタとして半笑いで見ていたのですが、この辺が通ってしまうのがベトナムらしいというか・・・ということで、ホーチミンシティでベトナムのトップリーグの試合が観戦できることになりました。

現地にいる日本人の方を誘ってみたのですが、テレビで眺めたことがあるけどレベルが低いから行かないと断られてしまいました。その方は、日本代表メインで応援される方なので、おそらく私とは、サッカーの見方が違うので断られると思っていましたが、やはり断られました。

ということで、一人で行ってきました。

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本来は、もう少し事前に調べて、試合観戦には臨む性格ではあるのですが、どうも、ベトナムという場所に慣れてしまったところもあって、まあ、なんとかなるだろうということと、チケットも自分の中での相場を超えなければ、買ってしまおうという流れで、トンニャットスタジアム名物?のタクシーでスタジアムに乗り付ける人には、何としてもチケットを買ってもらい方の登場は、今回も例外なくあり、試合開始まであまり時間がなかったので、相場と、その人をモギリの人のところまで連れて行って、このチケットが本物かまで確認して、でさっさと購入して入りました。

なんか、メインスタンドで見たいなと思っていたので、大体日本円で1000円までが許せる範囲かと思っていたのですが、たぶん、それでもそういう人が売っているので、相場よりは多少高めにされているとは思いながらも、中に入って席についてみたら、ど真ん中のVIPエリアでしたw 座席もまともでしょw

ということで、ハノイFCがサイゴンFCに変わって、ホームをここトンニャットスタジアムに変えてからのホーム3試合目が今日の試合だったわけですが、その席割が若干奇妙でした。というか、ありなのかなという。

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この写真が、メインスタンドから、バックスタンド側をとったのですが、このバックスタンド側がサイゴンFCファンの集まるエリアとなっているようです。その中でも、真ん中にこじんまりと集まっているのが、楽器など持ったコアなグループかと。

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で、この2枚が両ゴール裏のスタンドを撮ったのですが、アウェイのタインホアのファンでかなり密集していますよね。これにまず驚きました。応援のパワーもタインホアの方が凄かったですね。

そして、私が座っていたメインスタンドですが、ここは、ゴチャゴチャなんですかね。

最初、すぐ右前に、威勢の良さそうなタインホアのユニフォームをまとった男性がいたので、ここの数人は、そうなのかなとか思っていたのですが、基本的にこのエリアは、どちらがチャンスを作ってもどちらがゴールを決めても喜んでましたw 純粋なサッカー好きですかね。

サッカーのレベルで言えば、そもそも暑すぎる国なので、根本的に、最初から最後まで走り続けるようなサッカーをやろうとするチームがいないような気がしますが、そういう国の中でも、最近はあまり足を運べていませんが、比較的多く試合を観戦できていたタイのサッカーと比べると、やはり戦術的な部分だったりは、雑な印象は否めませんね。

共通しているのは、アフリカ系の外国人選手が好まれ、中盤にヨーロッパ系の選手がいて、こういった外国人選手が思った以上に献身的なプレーをよくするという印象は変わらず。

ただ、日本のサッカーをよく見ている人からすると、レベルは低く見えることは否めないと思います。

サッカーに対してドライなホーチミンの人々をサイゴンFCがどれだけ魅了できるかが課題とどこかで読んだ気がしますが、実際ドタバタがあっても今日も3-1で勝利して上位をキープしていますし、ベトナムではどうかはよくわからないものの、女性が好きなピンク系をホームカラーにしていますし、スタートとしては、それなりに上手く行っているようにも見えましたが、まあ、1試合だけですので私にはわかりません。

今後も、ホーチミンに来る機会は多くなりそうなので、予定が合えば足を運んでみてみたいなとも思います。

様々な国でサッカーを見ると、本当にレベル関係なく、その国その国で、まったく違った環境を前提としたサッカーや好まれるスタイルがあり、それを肌で感じられるのが楽しいです。

プロを目指す選手が、ヨーロッパの強豪など高いレベルでプレーすることを目指すのは良いことですが、同時に、「サッカー」というものを、自らの幅を広げる見方をできるようになると、より目指す道への幅も広がってくるように感じられます。まっすぐ向かうよりも、幅を広げることで、結果的に、最初の目標がより近くなるということもありますからね。

私は、できるだけ、サッカーに対しての頭が固くなりすぎないように、レベル関係なしに、様々な場所でのサッカーを見るようにしています。実際に、得られるものは、多いです。

ということで、久しぶりに、浦和レッズのアカデミーとは全く関係ない脱線系のブログを書きました。

ちなみに、日本も暑かったようですが、こちらは・・・あえて言いませんw

ではでは。

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2014年5月 ベトナム(ホーチミンシティ)にて、女子アジアカップを観戦。

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どうも、浦和サポブクメです☆

今年の1月の初めにU19日本代表のヌティフードカップで初めてベトナムを訪れてから半年ほど経ちます。

当初は、ヌティフードカップのご縁で知り合った現地で働いている日本代表を応援している方に「次回は、5月のなでしこジャパンだね」と言われて、では、そこを目安に次は来ようと予定していましたが、気が付けば、今回で5度目のベトナム(ホーチミンシティ)の訪問となります。

まあ、サッカーで言えば、タイの方が今のところ好きですし、日本人選手も多かったりで、現実的に私の行動でかかわった方々に還元できることもでてくるかな~と思うこともあります。ベトナム、特に私が頻繁に訪れているホーチミンシティは、1部リーグで本拠地を置くチームがいなかったり、現在は日本人選手が所属するチームもない、そもそも、ここに来る目的がサッカーに重きを置けるようなものではない。

など、サッカー好き、サッカーで何かをしていきたいと考えるものとしては、もどかしいことも多いのですが、色々ありつつもこの場所には縁があるのかな~と思います。

ちょうど、20日からホーチミンシティに来ており、滞在期間中に、21日の5位決定戦のベトナムvsタイの試合、22日の準決勝、なでしこジャパンvs中国、そして25日に決勝の、なでしこジャパンvsオーストラリアと計3試合を観戦しました。

もちろん、なでしこジャパンの劇的な準決勝、そして優勝を見届けることができたのは、ある意味、幸運であり、普段から多くなでしこリーグやなでしこジャパンの試合を観戦している方で今回が遠方のベトナム開催と言うことで足を運べなかった方に言わせれば、美味しいところだけ足を運ぶずるい人ということになりますが、ごちそうさまでした。

その経験も貴重でしたが、ベトナム人と関わるようにならなければ、おそらく関わることがなかったであろう5位決定戦でのベトナムvsタイの東南アジアのライバル対決と言われる試合をベトナム人と一緒に観戦し(心の中では、タイも好きなので、どちらも応援はしていなかったのですが)、ベトナムの選手や観客の一挙手一投足にこちらも合わせて盛り上がるという楽しみ方ができたのは、より貴重な経験になったと思います。

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そんな、流れで水曜日には日本には戻るものの、同行者が日本旅行に来るため初日本を最大限楽しんでもらうために、私が行きたい週末の下部組織の試合は、我慢して、週末含めて国内旅行になります、すみません。

浦和サポブクメとしては、ベトナムにいる状況でも、まずは、フィリピン代表で来年のアジアカップ出場をかけて戦っている浦和レッズユース出身の佐藤大介の動向を追いつつ、ストリーミングで見られる試合では見させてもらいつつ、週末のジュニアユースの大勝を足を運んでいる方のツイッターやfacebookで確認して「当然だ!」と勝手に気持ちよくなってみたり、ユースのクラブユース選手権予選の初戦の勝利の結果に安堵しつつ、でも心配の種は尽きないので、気持ちは浮かれず、まあ色々ありますが、そんな中で、原口元気のヘルタ・ベルリン移籍のニュースが入ってきたり。

ユースの頃から見てきた選手なので、色々心配事も多いですが、彼にとっては(志次第で)もの凄い経験になる移籍だと思います。プレーの通用する通用しないに関しては、普通にやれば通用すると思いますのであまり心配はしていません。それ以外のところでの成長を期待しています。

海外にプレーの場を求める選手にも様々な考え方をもって挑戦する人がいますが、私は、現地でいる日本人選手で仲良く、頻繁に会っていますとか、ウェブ上で写真が出るとかではなく、できるだけ現地のドイツ人選手や、外国人選手にかかわり、自分に厳しい環境とコミュニケーションを、少し強引にでも作っていくことが、より偉大な選手になっていく近道だと思って動向を見守りたいと思います。

既に浦和レッズの下部組織出身で海外にかかわっている選手は数選手いますが、いずれも、話を聞けば意識が高いですし、精神的な逞しさをもって上を目指している選手です。やはり、浦和レッズの下部組織から巣立っていった選手は、華やかな活躍や注目されることを最大の目標とせず、人間としての質や精神的な強さを持った本当の意味で強い選手になって欲しいです。

歩むスピード、順番は違えど、原口元気のドイツでの挑戦とそれによる変化は楽しみです。

私の心は、浦和レッズのトップチームからは、離れて行ってしまっていますが、浦和レッズの下部組織と言う応援のベースがあり、そこから巣立っていく選手を一人一人の人間として追いかけられることは、ある意味、一つのチームに囚われるよりも、私のスタイルに合っているのかな~と思う今日この頃です。

心は離れても、アンチではなく、フラットにという意味で。

ではでは。

話はそれましたが、浦和レッズレディースがらみの選手もなでしこジャパンに多く召集されていましたので、関連写真なども含めて何枚か載せます。

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