ACL vsペルシク・ケディリ戦〜インドネシア(試合編)

どうも、ブクメです☆
不思議な国でした。友好的な人たち、危険なアンダーグラウンドの部分、試合でこちらに物を投げ込む観客。同じ国なのに様々な体験。良い部分も悪い部分も含めて久々に長く滞在してみたいと思った都市でした。
まず今回は試合編から行きます。
でもって、スタジアム関連の写真3連発です。試合中はサポに専念しているので臨場感のある写真はないので悪しからずです。。。
スタジアム1
スタジアム2
スタジアム3
ホテルからバスでスタジアムへ向かう途中で昼食をとり、そのままスタジアムへ。
試合開始は15:30で到着したのが13:30くらいですが、既に開場していました。聞いた話では13:00には開場していたとか。荷物検査はなく、チケットだけもぎってあっさりと入場。託されたフラッグも問題なく中に持ち込めました。
浦和に割り振られた席はゴール裏ではなくバックスタンドの一角で鉄柵で区切られた両サイドには相手サポーターの席となっています。売り子は浦和のスペースには侵入しては行けないことになっていたらしく、隙間から入ってきて僕らに物を売ろうとした売り子がすぐに警備らしき人に追い出されていました。
でも、売り子は鉄柵のところに貯まって日本人が近くを通ると隙間から売ろうと頑張ってました(笑)
記事では約200人ということだったので割り振りとしてはゴール裏サポが前段に半分まで行くかいかないか固まり、後段は座って見たいといったサポがパラパラと座っていた感じでしたね。
自分は慣れないチェッカーフラッグの旗を振るのでゴール裏前段の密集の一番左に陣取ってサポしてました。
平日の昼間ながら、8000人くらい入ったようですね。赤、紫、黄色と3種類のユニ(私服?)を来たペルシクサポが見受けられましたが、最初ゴール裏で赤い集団が日本では聞いたことないような独特のリズムの応援を始め、しばらくしてバックスタンドの集団に合流してサポを始めるという上海とは勝手が違うのでしょうけど、同じように開始後に合流してサポすると言う形態でした。インドネシアの人たちは声が高いからか、ちょっと応援が可愛らしく感じましたけどww
浦和サポのスペースの両脇はぎっしりと相手サポーターで埋まりゴール裏がぽっかり空いているという不思議な状態でしたが凄かったですよ。だって、普通にペルシクのゴールシーンとかPKをもらったシーンとかの時にこっちに向かってアピールしつつ、ペットボトルやら果物を投げてくるんですから。当然、集団の左端にいた自分は最も近い位置で煽られるわけです(苦笑w
ペットボトルもすれすれの所まで飛んできましたしw
さて、肝心なサポの話に行きましょうね。
過密日程の疲れ、ホームでのブーイング、選手とサポに少し温度差が出ていることが最近ずっと心配だったものの、この日の中心は違いました。「少ない人数でも選手を後押しする」という統一した考えが前段のサポには満ち溢れていました。屋根があって直射日光が避けられる状態(そもそもやや曇っていた時間帯も多かった)のである程度は暑さは避けられたものの、やはり温度と湿度が日本とは比べ物にならず雰囲気も違うので体が相当きつかったんです。 ペットボトルを2本持ち込んで水分補給もまめにしていたのに後半終盤は気持ちと裏腹に声も身体も思うように動かない時間帯がありました。
自分だけ体がおかしくなっているのかと思っていましたが、後に聞いた話では周りも相当きつそうだったようですw
試合はとにかく、最悪のピッチに慣れていて尚且つACLのホームで2つとも勝利しているペルシクが自信をもってプレーしていたこともあって、個々のレベル以上に相手が思うように試合を運んでいたと思います。結果は知ってのとおりでした。久々に出場した岡野の躍動振りを見ると比較して連戦の疲れのある選手の辛さも手に取るように分かりました。怪我空けのネネと相馬も悪くはなかったですが、やや危なっかしい所もあり試合感に悩まされているようにも見えました。
展開は最近の試合と同じでしたけど、マナハンスタジアムに集まった浦和サポの気持ちは一つになってました。試合後は自分も含めてですがピッチ間際まで詰め寄って選手を鼓舞してました。
この気持ちが欲しかったんですよ。今のチーム状態、過密日程で思うように動かないからだ、選手自体が思うように行かなくて悩んでいるのに後押しするはずの浦和サポがブーイングをしてしまっていたことが辛かったんです。その点でも今回の遠征での「後押しするぞ!」というサポの本来の姿勢が出たのは凄く嬉しかったです。
試合が終わって、シドニーvs上海が引き分けたと聞いて結果的には勝っていても引き分けていても最終戦で引き分け以上でOKという状態を作れることになったわけですが、結果的には思うような結果が出なくても一つの気持ちになれたゴール裏(場所はゴール裏ではないけどw)が何か心地よく思えた1日でした。
試合終了後にバスまで向かう出口にペルシクサポが集合していて(サポと言うより浦和サポを見るのと、何か交換したいという人たちだったと思いますが・・)警官が道を作るべくずらっと並んでいたのが印象的でした。
不思議な国インドネシアは非常に思い出深いものとなりました!
ただ、まだ本当のアウェーはこの後に待っていると期待させるものでもありました。