Jユースカップ2回戦 2019/10/20 浦和レッズユースvsカマタマーレ讃岐U-18 1-0勝利・・・からの、ジュニアユース2-2引分けをまとめて書きたい流れ

どうも、ブクメです☆

トップチームの苦しさとは違う方面の話ですということを最初に書いておきますが、今回の台風による洪水の被害を最も受けているのは、浦和レッズの場合は、レッズランドを主に練習場所として使用しているレディースだったり、同じく練習や試合でも多く使用している育成のカテゴリが該当しますよね。

水は収まっても、被害が大きく当面の間の使用ができなくなったレッズランドで開催が予定されていた、浦和レッズユースのJユースカップ2回戦と浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグの2試合が、駒場スタジアムサブグラウンドに変更されて開催されました。まあ、観戦する側からしたら、この会場が決まった瞬間に「金網デスマッチ」という言葉が飛び交っていたように、金網越しからの観戦となる非常に見辛い環境にはなるものの、今回は、ユースからのジュニアユースのダブル公式戦開催と言う流れの中で、結果的には、不便な環境をプラスに持って行く流れになったのかなと思われる場面も多く、育成カテゴリ一丸みたいな、試合からの応援、応援からの試合という状況でテンションが上がるような場面も見せてもらえました。

最近、ジュニアユースの試合自体に足を運ぶ回数がかなり減ってしまっていることもあり、友達から話は聞くものの、勝敗や順位表からくらいしかチーム状況が把握できない状況ということで、試合は観戦することは決めていましたが、どのようにブログに残そうかは若干迷っていましたが、迷いなく、今回は日曜日のユースからジュニアユースの流れで1つのブログで書くことを決める流れを育成の選手たちが作ってくれましたと言うことで、その辺りは、後ほど触れていきます。

そして、先週に引き続き、急な会場変更のため、駒場スタジアムの駐車場が使えないと言うことで、以前、こういうスタジアム駐車場が使えない流れからの、周辺のコインパーキングも根こそぎ満車でさまよった経験を考慮して、電車で足を運びました・・・で、これも先週と同じ流れで、試合後に飲んでしまったため、ブログは翌日月曜日に書いています。

今回は、1日置いたからという気持ちの変化もなく、昨日書いてもこうだろうなという文章になっています。

では、試合の話に移っていきますね。

金網デスマッチお馴染みの写真を撮る際の救世主的な横に長い隙間からの写真を載せつつw

vsカマタマーレ讃岐U-18戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰、DFが左に12番福島竜弥、右に8番冨田蓮、センターバックに34番工藤孝太と21番南濵優大(後半35分⇒27番山田奈央)、MFが左に22番奥山圭介(後半28分⇒29番伊澤壮平)、右に15番松村大也(後半スタート⇒20番木下翼)、真ん中に4番玉城大志と16番根岸恵汰(後半19分⇒35番島垣翔)、FWが左に9番波田祥太(後半24分⇒19番成田安里)、右に17番盛嘉伊人

となります。

試合前に会場にいた方にいただいた情報では、体調不良の選手や、学校行事(とはちょっと違うのですが、そういう表現にします)、あとは、U17ワールドカップもありますが、そのような理由で数選手が出場できない状況は、あると言うことですが、ノックアウト方式の大会で同じ関東圏のチームでない場合は、相手のこともそこまで多くの情報は得られませんし、単純にカテゴリなどで考えれば、問題なく勝利できる相手だとしても、通常は、新しい戦力も試したいという状況下でも、負けたら終わりと言うことが枷になることもありますし、お偉いさまの姿が見えたことも(これは、影響しているとか言ってはだめかw)ありつつですが、それでも、前回のプレミアリーグで出場した1年生の29番伊澤壮平が引き続き控えに入り、更にこの試合では、35番島垣翔も控えに入り、実際に後半から出場しています。

また、バックラインには、久しぶりに21番南濵優大がセンターバックに入りました。

試合開始から、浦和が支配する状況になり、多くのチャンスを作り出し、相手の反撃もバックラインが安定して跳ね返す感じで、試合展開の話としては、ほとんど浦和の攻撃、時々相手の反撃は守備陣がなんなく跳ね返すという構図で説明できてしまうものの、最終スコアの1-0勝利という数字が物語るように、相手の守備が非常に硬く、特にサイド攻撃に対しての守備は、かなりの硬さになっていました。相手の9番の選手が、攻撃の際は、前線に入るような形ですが、守備の時には気が付けばサイドバックの1枚となって、浦和のサイド攻撃を塞ぐ役割をしているプレーが印象的でしたし、これによりかなり、苦しめられていたのも事実です。

寄せの速さに、人数のかけかた、パスコースの消し方など上手い中で体格的にも良い選手が相手には揃っているなと一見してわかるようなところで、その相手を崩し切ることがなかなかできません。これを破壊する役割として、結果的に、決勝ゴールを奪ってくれた9番波田祥太が絡んだところでのチャンスが多くなる試合で、おそらく特に前半では、複数放ったシュートのほとんどが9番波田祥太だったと思います。

そのいくつかを挙げると、前半11分にペナルティエリア付近で相手のディフェンダーにプレッシャーをかけられながらもキープしてシュートまで持ち込む場面を作ったり、前半12分には、12番福島竜弥の左からのクロスに相手ディフェンダーと競り合う形になりながらも競り勝ってヘディングシュートを放った場面、前半28分のコーナーキックのチャンスで34番工藤孝太が競り、17番盛嘉伊人に繋げると、ペナルティエリア外からシュートを放ち、これがこぼれたところを9番波田祥太が詰めるも、ここは、ファールの判定。

前半42分には、22番奥山圭介が相手ディフェンダーに潰されかけるも粘り強くキープして9番波田祥太に繋げて、枠を捉えたシュートを放つも、ここは、相手キーパーの好セーブで弾かれます。

前半終了間際にも、9番波田祥太がシュートを放つも、ここはクロスバーでゴールならず。

・・・と、シュートの狙いと言うところでは、先ほどの17番盛嘉伊人のシュートと、前半44分のコーナーキックのチャンスでの34番工藤孝太のヘディングシュート、前半終了間際の22番奥山圭介の枠は捉えられなかったものの惜しかったダイレクトシュートとそれ以外は、ほとんど9番波田祥太のシュートとなりました。

あとは、試みと言うところでは、比較的攻撃が左サイドの12番福島竜弥の攻撃参加に偏るところはあったものの、両サイドのケアが早い中で色々な試みを加えて、いわゆる腐らずに繰り返した中で大きなチャンスにつながった場面もありました。前半36分には、激しい守備に苦しめられて思うようなプレーができなかった中でしたが、15番松村大也の右サイドからの抜け出しで、かなり良い形での良い軌道でのクロスが上げられた場面もありました。

確かに体格自体が大きい選手が多かった相手で守備意識も高く、シュートコースもなかなか開けてくれないという状況ではありましたが、もう少しミドルシュートなど狙っても良かったかなとは思います。

この試合では、22番奥山圭介と17番盛嘉伊人がどちらもスタメンでプレーしていて、隙間が少ない中でのスペースへの動きや、その隙間を抜くようなパスの試みも崩すためには必要だなと思って見ていましたが、思うようにできない場面が多いようにも見られましたが、前半15分あたりの22番奥山圭介が狭い相手ディフェンダーがコースを消そうとしている間を通すパスで裏に走る選手に繋げてチャンスになり、自らも前線に上がっていくような場面が見られました。体格差がある相手との対峙が多かったものの、粘り強さや、しっかり体を入れてファールをもらうことなどもできていたと思います(それでもらったファールからの16番根岸恵汰の早いリスタートからのチャンスもありました。)

前半0-0と浦和が攻める回数が大変多かったものの得点は決めきれず、相手の体格や競り合いの強さを考えると、逆に相手がセットプレーを獲得すると、怖いかなと言う少しだけ嫌な予感もありつつ、そして、浦和が先制した後に相手が守備的な形から点を取る形に切り替えたときにどうなってくるのかも気になりつつの後半です。

後半スタートから20番木下翼が右サイドに入り、相手の守備の硬さも想定した上での試みが見ていた位置からは特に近いサイドでのプレーが多かったので、まあ、楽しんでしまいました。

2枚が寄せて3枚目も来てドリブルのコースを消されてパスやクロスのコースも上げるとしてとしても限定されてしまうような守備をしてくる中で、縦に行くと見せかけて横に入って行ってそこからさらに切り込んで仕掛けるドリブルや、相手2枚が寄せている時に仕掛けて引っかかる場面もある中で、無理に仕掛けない場面も加えつつ、相手が1枚の時には迷わず1枚はがしに行って大きなチャンスを作り出す。近くで見られると色々見られますw

で、前半に比べると、間に入っても足元狙いが多くて摘まれていた場面も多かったところで、スペースに動きながらもらう動きで相手の組織的な守備をかき回す場面も増えます。例えば、後半6分には、16番根岸恵汰が相手ディフェンダーの間へグラウンダーの強めのパスを通し、最初はそのスペースに入ってなかった17番盛嘉伊人が動きながらそのスペースでパスを受けて、これにより相手の守備の対応が遅れたところでドリブルで仕掛け折り返しを22番奥山圭介がシュートを狙うような場面ですね。

前半の9番波田祥太の力強いプレーは継続されつつ上記のような要素が加わってきたことで、より幅の広がった形でのチャンスも後半は増えていきます。

後半10分には、20番木下翼がドリブルで深くまで持ち上がり、折り返しをいったんはディフェンダーにクリアされるも、そのクリアボールを16番根岸恵汰がシュートという形を作ります。

後半12分には、コーナーキックのチャンスで9番波田祥太がニアに走りこんでコースを変えるシュート(女子ワールドカップの澤穂希のようなシュートと言うとわかりやすいやつ)で、枠を捉えるもここは、相手キーパーの好セーブで防がれます。

後半13分に20番木下翼が持ち込んで惜しいシュートを放ちます。

後半16分には、右サイドからの攻撃で20番木下翼が相手ディフェンダー2枚が寄せてくるところで、縦に行くと見せかけて横にドリブルで仕掛け2枚をはがす形で持ち込んで走りこむ9番波田祥太に繋げてゴールに迫る惜しい形を作ります。

そして、ようやく相手の守備を崩す(というか壊す、というか破壊する?)場面を作ります。この時間チャンスがかなり増えていたので、一つ前に書いた流れで決めたのか、その直後にもチャンスを作ってからのゴールなのかは、忘れたのですが、9番波田祥太がペナルティエリア内でシュートを放ち、おそらくディフェンダーによって跳ね返ったボールを再びシュートを放ち、これが、見事にゴールとなり、ようやく1-0とリードを奪うことに成功します。

守備の硬いチームから得点を取るのがこれだけ難しいのかと言うことと、そういう相手から奪うときは、とにかく狙って、跳ね返されても再び狙って、逆に密集していて難しいところをついて決めるとか、そういうところまで考えた9番波田祥太の姿勢が実ったゴールでしたね。そうなんですよね。こういうプレーでゴールを奪われることによって、相手の守備組織も乱れてくることもありますからね。

で、リードはしたものの1点差で30分ほど残る中で、相手も点を取りに来るためにプレースタイルを変えてくるであろうところで、攻めた交代を次々としてきたこの試合です。

特に、このような場面で初のAチームの公式戦出場となった35番島垣翔(後半19分投入)は、最初はやや硬いかなと思う場面も多かったものの、しっかり30分をプレーし、先週に引き続き29番伊澤壮平も後半28分に投入、そして、残り10分のところで、27番山田奈央が投入され、相手は1点をがむしゃらに取りに来るであろうという時間帯にセンターバックも交代もありました。

もちろん、疲労度などが考慮されているのかなと言うところもありましたが、なかなか攻めた交代とも言えますよね。

で、結果的に、相手の反撃もしのぎ切って1-0で勝ち切ってくれました。私は、これで良いと思いますし、仮にそこから追いつかれたらどうするという声も出るかもしれませんが、追いつかれた選手が頑張ってまた点を取れば良いわけでして、そこは育成ですから、私たちもそこを覚悟して毎回応援するで良いと思います。

ということで、2回戦から出場の浦和レッズは、クラブユース選手権は、この試合が初戦となったわけですが、その難しいタイプの相手に対してしっかり勝利してくたという試合でした。

逆に言えば、3回戦でやはり対戦することになった名古屋グランパスU-18を来週に控えることを考えると、今回の試合が気の抜けるような大勝にならなかったことは、良かったとも言えます。

夏の悔しさをまず晴らすために、そして、Jユースカップで頂点まで突き進むために乗り越える難敵をしっかり乗り越えるところを見届けさせてもらうのを楽しみにしています!

ではでは・・・とは、なりません。この後のジュニアユースの試合に続いていきます。

細かいことは書かずに、出場メンバーと流れだけまず書き、どうして、1つに繋げたのかを書いていきます。

vs湘南ベルマーレジュニアユース戦のスタメンと交代は以下、

GK1番木村航大、DFが左に6番水倉慧(後半スタート⇒24番山野悠)、右に2番齋藤駿(後半21分⇒12番石川真稀)、真ん中に22番青柳仰(後半6分⇒3番滝瀬健太郎)と17番都築駿太、中盤が、左に7番萩元雅樹、右に40番阿部水帆、真ん中に4番大當泰生と10番新城愛斗、FWが28番志田出帆(前半32分⇒11番稲垣篤志)と9番西田春斗

となります。

最近は、日程的にかぶっていない時には、ユースの公式戦をジュニアユースの選手が応援するという光景も良く見られる中で、先週のプレミアリーグの大宮アルディージャU-18戦の時もジュニアユースの選手が浦和レッズのチャントで応援する光景が見られましたが、今回は、その逆のパターンを始めて見ることになりました。

で、アイキャッチ(最初にタイトルの横に表示されている写真)が、実はユースの試合の写真じゃないことに気が付いた方、さすがです。

アイキャッチの画像の方向で、選手がいない状況で、金網の奥が見える写真だと以下のような感じです。

そうなんです。この写真の黒い服装の集団がユースの選手なんですね。今回は、ジュニアユースの試合をユースの選手が応援するという構図になっていて、前半は、スタンドに座って見ていたのですが、後半になるといわゆるゴール裏的な位置取りに集まって、浦和レッズのチャントを始めたんですね。

これがなかなかの迫力でして、試合自体は、最初は、見るからに相手の湘南ベルマーレU-15の方が体格の良い選手が多くて、フィジカル的にも、あとは、ゴールに向かう姿勢のところでも明らかに浦和が負けているように見えてしまう展開の中で、では、きれいな崩しやパス回しで打開しようとできているかと言うと、それもできていない状況で、更に不運にも開始早々にペナルティエリア内でハンドの判定を取られてしまいPKで失点し、更に追加点を決められて0-2にされて後半に臨むという展開になっていました。

試合展開がそうなっていたこともあり、「フィジカルが」という話に周りではなりがちでしたし、私も、確かに体格差があるなと感じてしまっていたところがあったのも事実です。

もちろん、前半32分に11番稲垣篤志が投入されてから、彼のゴールに向かうプレーで劣勢の雰囲気から変わっていく兆候は見えていたものの、それに加えての後半のユースの選手の野太い声(良い意味です)での力強いチャントが始まり、これが明らかにジュニアユースの選手の背中を押していたんですよね。

で前半は気にしてしまわざるを得なかった体格差が関係ないくらいに、全ての選手が球際のプレーとか接触を恐れずに戦うプレーができるようになっていたのは確かで、気が付けば、相手を圧倒するような動きも増えていったわけです。

ゴールへの意識もチームとして明らかに高まった中での後半30分の11番稲垣篤志の強烈なミドルシュートで1-2とし、その直後の後半31分には、10番新城愛斗のアウトにかかったミドルシュートがゴール右上隅に吸い込まれるというスーパーゴールで2-2の同点とし、結果的には、逆転までは行けなかったものの、浦和レッズジュニアユースの強さを後半だけで見せつけられる結果になり、更に、そのスイッチを入れたのがユースの選手のチャントだったという流れ。

で、ブログを書く前に若干消化試合にばらつきがある関東U15リーグの他のチームの結果と順位表を眺めてみると、延期された試合を1試合残す浦和と他は、最終節が終わっているというチームも多い中ですが、ただ結果だけ見れば、敗れていても、残留は決まっていた(ギリギリですが)という流れにはなったようですが、これから、高円宮杯の予選に向かっていく中で、この試合を前半の空気のまま負けているのと、後半にやればここまでできるという強さを見せて終われたことでは、全く違ってくるわけですよね。

なんだか、良い場面を見せてもらえたなと。

ということで、今回は、ユースとジュニアユースの試合を1つのブログで書かせてもらいました。やはり文章が無駄に長くなってしまいました、すみません。

ではでは。

浦和レッズユースvsカマタマーレ讃岐U-18の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

浦和レッズジュニアユースvs湘南ベルマーレジュニアユースの写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

動画追加しました。↓

埼玉県S2リーグ 2019/05/03 浦和レッズユースB vs 熊谷高校 1-1引き分け・・・高校のAチームとやる意味を感じる

どうも、ブクメです☆

金曜日は、駒場スタジアムサブグラウンドで行われた埼玉県S2リーグの浦和レッズユースB vs 熊谷高校の試合を観戦してきました。

このグラウンドでサイドからネット越しに観戦しようとした時にちょうど良い隙間があるのですが、写真を撮るには、なかなか難しいところもあり、facebookの方で載せた写真では、次のような強制的なワイド撮影のような写真も結構あったりしますw

こんな感じw

とは言え、サッカーを見るという点では、こういう横に長い隙間があるので、見やすいとも言えますね。

さて、浦和レッズユースのBチームが参加しているS2リーグは、ちょうどプレミアリーグの開幕戦と同日にスタートしたのですが、日程的には、そこから1か月ほど空いての第2節となります。この間、このS2リーグに臨むチームのベースとなる1年生は、シンガポールの遠征があったり、足は運べなかったもののいくつかの練習試合もあったようで、この期間でチームとしてどうなっているのか・・・を考えるのも若干難しいのが、このリーグに参加するチームのメンバー構成が、高円宮杯プレミアリーグに臨むAチームだったり、試合日程だったり(公式戦の日程が被る被らないなど)で、例えば、開幕戦では、3年生が2人入っていた状況でしたが、今回は、スターティングメンバーを見た限りでは、バックラインに23番山本陽生真、後半に入れ替わる形で26番舘澤佑磨と2年生が一人ずつ、入るという構成で基本的には、ほとんど1年生での構成となっていました。

いた選手、いなかった選手、行事や、負傷など誰がいていなかったということを考えられるほど頻度多く見られていないですし、開幕戦で見られていないユースから加入した1年生も数名いたりと言うことで、細かいところを見るというよりは、この試合も、S2リーグを戦うというところと、新しい選手を見るというところに若干重きを置いてみることになりました。

では、メンバー書きますね。

vs熊谷高校戦メンバーと交代は以下、

GK30番川崎淳、DFが左に31番大野海翔、右に28番アピッチ輝、センターバックに23番山本陽生真(後半スタート⇒26番舘澤佑磨)と32番岡田翼、MFが左に38番舘樹(後半スタート⇒29番伊澤壮平)、右に42番吉田来綺(後半34分⇒40番茂木柊哉)、真ん中に39番戸田大翔と35番島垣翔、FWが左に36番瑞慶山一真(後半17分⇒33番小川聖凪)、右に37番高橋悠

となります。

開幕戦の時に見られなかった、28番アピッチ輝、38番舘樹がこの試合でスターティングメンバーとして見ることができました。また、前回も見られた選手でも、開幕とは別のポジションでプレーする選手もいたりでしたね。

主導権というところでは、浦和が握りつつも、攻めの試みの連係ミスだったり、果敢な突破を仕掛けて、相手の早い寄せで引っかかりカウンターを受けるような展開が多いように感じられました。この辺は、昨年も足を運んだS2の試合でいわゆる3年生中心のAチームが出てくる高校と対峙した時に感じられた、BチームとしてS2に臨んでいるチームとの違いというか、連携面にしてもそうですし、特にわかりやすく出てくるのは、ジュニアユース時代には、個人で突破がガンガンできていたような選手が、素早く強度のある守備に対してかかってしまうというところや、そもそもの連携面でそのチームにかけている時間の違いが出るところもあり、そこは、ある程度仕方がないところです。

ただ、この辺は、S2リーグを見る監督が昨年から変わっても、長めのボールで蹴り合いになるような展開ではなく、ポジショニングだったり、上手く意図が合わないことも多かったものの、見方の動きを予測した落としだったり、スペースに走り出してみたり、色々試みている様子が見られたのは嬉しかったですね。

もちろん、Aチームよりも、チームとして成熟させるのが難しいのがBチーム(ベースとなるメンバーが固定されにくく、活躍すれば次はいないこともあるような複雑さ)ですが、その中でも、いるメンバーがそれぞれで考えてやろうとしているのは伝わりました。

少し試合の流れも書いてみますね。

試合開始早々の2分に42番吉田来綺が惜しいシュートを放ちます。5分には、38番舘樹が、長身ながら柔らかいボールタッチやテクニックを見せつつ、サイドから突破して仕掛ける形を作ります。7分には、右サイドバックの28番アピッチ輝からの鋭い縦へのフィードに42番吉田来綺が抜け出して仕掛けます。

10分には、36番瑞慶山一真、38番舘樹、37番高橋悠と良い距離でパスが回り、37番高橋悠が仕掛けていきます。

14分には、コーナーキックのチャンスで23番山本陽生真か38番舘樹がヘッドで合わせるもキーパーにキャッチされます。

16分あたりに、39番戸田大翔が攻撃の流れの中で、左前線のスペースに入っていき、上手くパスが入れば、チャンスになるという形を作ります。

17分には、37番高橋悠がドリブルで果敢に仕掛け相手に倒されフリーキックを獲得します。この試合では、相手の寄せが早く数名に囲まれる形で37番高橋悠にとっては、なかなか突破を許してもらえなかったものの、それでも果敢に仕掛ける姿勢を多く見せていたのは良かったと思います。このくらいの守備や強度に慣れて突破できるようになると、持ち味が生きてくるのではないかなと思います。もっとパスを出した方が良いとか、そういうところは、チームの話なので、私は何も言いません。

先ほど書いたような仕掛けて奪われてシンプルに長いボールで攻めてくる形で反撃を受けることが多い中で、それでも、集中して跳ね返すことはできていたものの、26分にやや対応が緩くなったところでシュートを放たれ、ポストに弾かれて外れるかと思ったものの、右サイドのポスト内側に跳ね返り、左サイドネットに入るような形で決まってしまい、0-1とビハインドを負う形になります。

失点後の30分にコーナーキックのチャンスに28番アピッチ輝がヘッドで合わせるも、これは、枠を捉えきれず。

31分には42番吉田来綺が、ボールをもらった角度からだと難しいような角度へのパスを正確に出し(開幕戦も同様でしたが、腰が強いのか、通常のパサーとは違ったイメージのキックの質を持っているとこの試合でも何度か感じる場面がありました、まだよくわかりませんが)、36番瑞慶山一真につながり仕掛けます。

前半40分には、39番戸田大翔から裏へ抜け出した36番瑞慶山一真にパスを通し、このまま一気にゴールへとなりそうなパスでしたが、これは、オフサイドの判定。

なかなか、崩しというところでは、上手くいかない場面が多かったものの、セットプレーから惜しい形を作り出していた浦和が前半終了間際のコーナーキックのチャンスで、28番アピッチ輝がヘッドで決めて、1-1と同点に追いついて前半終了となります。

後半に入り、代わって入った29番伊澤壮平が、さっそく開始早々に、インターセプトからチャンスを作るプレーを見せ、7分には、右サイドを駆け上がった32番岡田翼からのクロスを受けて仕掛け、高い位置でフリーキックを獲得します。

前半は、ややボランチの位置で思うようにプレーできていないようにも見えた35番島垣翔でしたが、後半は、意識してパスを受けて両サイドに散らすようなプレーが見られました。

ただし、全体的に崩すというところでは、後半もなかなかうまくいかない中で、それでも、果敢に仕掛けることでフリーキックやコーナーキックは多く取ることができていました。

例えば、13分に37番高橋悠の仕掛けからフリーキックを獲得し、31番大野海翔が精度の高いボールを入れて、相手にクリアされるも今度はコーナーキックを獲得した場面のような感じ。得点が入るとしたらセットプレーからかなという雰囲気はありましたが、後半は、逆転ゴールを奪うことはできず。

試合終了間際には、ヒヤッとする場面もありましたが、結果は、1-1の引き分けとなりました。

これで、私にとっての新1年生ベースのS2の試合観戦は2試合目。たったの2試合で、プレーを見るのすら初めての選手も多かったので、先ほども書いたようにチームとしてどうとか、コンセプトとしてどういうことが徹底されているかも、まだわからないところが多いです。

特徴というところでは、実際に得点を決めた以外にも数回セットプレーでヘディングで競り勝っていた28番アピッチ輝がヘディングが強いタイプの選手なのかな~とか、試合終盤に見せた、右サイドバックからのドリブルでの仕掛けで、相手ディフェンダーの裏に短いパスをのような出し方をしつつ、自ら裏に走りこんでマイボールにして仕掛けたプレーなど見ながら、なるほどこういうことをする選手なのかと考えたりですね。

全体的には、やはり、このカテゴリの高校生世代のプレスの速さや強さなどに対して、判断が遅れて、ジュニアユースから見ていた選手でも、これまでできていたプレーのテンポだと、簡単に奪われてしまう場面も多く見られたのが、逆に良かったというか、こういう相手と戦うことで、対応するためにどうなっていくのかを今後見て行こうと思いましたよ。

もちろん、応援する立場としては、S2リーグを戦う浦和レッズユースのチームとしては、可能な限り今年もS1への昇格を意識した戦いはしてほしいですし、勝ち点を積み上げていってほしいですが、選手それぞれにとっては、簡単ではない相手が多い方が良いなと思うところもあります。

で、次は、6日で、今シーズンのS2で初めてBチーム同士の対戦となる武南高校B戦になりますね。浦和自体がどのようなメンバー構成で臨むかもわからないですが、高校のAチームとの対戦とはまた違った戦いになると思います。

6日は、ジュニアユースの関東U15リーグもあるので行きたいとは思っているのですが、やや遠方の関東になるため、仕事の兼ね合いなどで、所要時間的に厳しいとなった時には、S2の試合にまた足を運ぶことになるかもしれません。

ひところよりは、思うように動けるようになったものの、今年は、自分以外のところで起こることで、予定通りにいかないことが多いので、ギリギリまでわかりません。

欲を言えば、Bチーム同士の試合は、同じような条件下の相手で、特徴を出しまくって浦和が大勝するみたいな展開を期待してしまったりもするんですよね。

あ、そういえば、この試合では、私の観戦する中では、今年初めてウォーターブレイクが入りましたね。5月に入り、暑い日も増えてくると、今度は、暑さとの戦いも入ってくるんですよね。体調管理にも気を付けましょう!

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています⇒こちら

GO FOR WORLD CUP 2017/12/27,28 3日目~最終日 vsアルビレックス新潟U-18、湘南ベルマーレユース、興國高校・・・全試合PK決着。危機感を持って、前へ進む年へ

どうも、ブクメです☆

やはり、昨日は、夜に予定があり、遅くに自宅に戻って、仕事もあり、翌日も朝から試合ということで、3日目単体でのブログは書けませんでした。昨日の段階では、それぞれの試合を少しずつ書きながら、思ったことを書いていこうかな~という感じだったのですが、全体的にざっくりにします。

3日目からの3試合が全てPK戦という珍しいことになり、結果的に、今大会に登録されていた3名のゴールキーパー全ての選手が1回ずつPK戦でゴールマウスを守る経験を積めたというのは、ある意味すごく大きいことで、最近はあまりないですが、どうも、浦和レッズユースというのは、歴代公式戦の重要なところでPK戦に弱いところがあり、そういう意味では、キッカーの選手もそうですし、キーパーにとっても、新体制スタートのところで、PK戦の経験ができたのは、とにかく良いことだと。

貴重なので、3試合のPK戦の整列の写真を意味もなく3つ並べてみます。

*アルビレックス新潟U-18戦(PK)

*湘南ベルマーレユース戦(PK)

*興國高校戦(PK)

PK戦2つには、ギリギリのところで敗れてしまったものの、最終戦では、ついにPK戦で勝利したということで、アイキャッチの画像には、最後のキッカーとなった16番清水哲太の蹴るところを載せてみました。

続いて、3試合のメンバーと交代を載せます。

vsアルビレックス新潟U-18戦のメンバーと交代は以下、

GK18番西尾優輝(後半20分⇒1番石井僚)、DFが左に21番清水楽人(後半21分⇒24番山中惇希)、右に9番二見健太(後半4分⇒4番大桃伶音)、真ん中に5番大城螢と20番南濵優大、MFが左に12番林海斗、右に19番波田祥太、真ん中に15番玉城大志と2番白土大貴、FWが左に29番長田拓巳(前半10分⇒8番岡村勇輝)、右に7番佐藤陸人

vs湘南ベルマーレユース戦のメンバーと交代は以下、

GK18番西尾優輝(後半15分⇒25番石塚悠汰)、DFが左に12番林海斗(後半13分⇒24番山中惇希)、右に16番清水哲太、真ん中に4番大桃伶音と5番大城螢、MFが左に14番柳田大輝(後半18分⇒19番波田祥太)、右に27番冨田蓮、真ん中に6番縄田脩平(後半8分⇒23番遠藤龍河)と2番白土大貴(後半19分⇒15番玉城大志)、FWが左に17番與那覇航和(後半13分⇒13番上野夏輝)、右に29番長田拓巳(後半10分⇒8番岡村勇輝)

vs興國高校戦のメンバーと交代は以下、

GK1番石井僚、DFが左に21番清水楽人、右に9番二見健太、真ん中に5番大城螢と4番大桃伶音、MFが左に12番林海斗、右に14番柳田大輝、真ん中に15番玉城大志と2番白土大貴、FWが左に19番波田祥太、右に7番佐藤陸人

*(オフィシャルに倣って、自由交代とメンバー省略になんの意味があるのかは不明ですが)自由交代の為(交代)メンバーは省略させて頂きますw

と書きつつ、実は、今日は、スマホのメモソフトがご乱心気味で、書いて保存してポケットに入れて出すと、消えているという不思議現象が発生したため、細かく確認できませんでした。もちろん、試合内容も。なので、最終戦ということで、メモ取らずに、試合を眺める形にしました。写真は、そこそこ撮りました。

総括的な話になれば、とにかく、シュートが少ない大会だったなと言う印象です。1日目の最初のb戦では、動きもシュート意識もあるように感じ、実際に3点を奪っていましたがこういう書き方をすると、でもB戦だからね~とか言われそうなので難しいところですが、この試合が最も試合を通じてゴールへの意識が高い試合だったように感じつつ、グループ初戦のコンサドーレ札幌U-18戦では、スコアレスドロー。

2日目は、グループ第2戦の興國高校相手に、前線のスピードとテクニックのある選手と、激しいプレスで、飲まれてしまい、5失点大敗。この試合もシュートはほとんど見られなかった(思い切ったプレーもあまり見られなかった。)

グループ第3戦では、うまく切り替えたのと、メンバーのポジションがそれまでの起用と少し違った形が試されていた流れで、試合序盤にかなりシュートの意識高く、その時間帯で2点を奪うことに成功し、その後は、同じような展開になったもののしっかり勝利。

3日目は、決勝トーナメント。前日の流れで再びシュート意識も高くという試合を期待しましたが、この日の2試合とも、正直なところ、全体的には、印象に残る場面がほとんどない試合で、アルビレックス新潟U-18戦では、どちらもチャンスが少ない展開で、フリーキックでアルビレックス新潟U-18に直接決められて、先制されて、同じくフリーキックで8番岡村勇輝が直接決めて同点として直後にPKを獲得するなどピンポイントの数分のみ盛り上がったような試合でした。湘南ベルマーレユース戦は、相手も同様に思うように行かない状況が続いていたのかわかりませんが、なんだか、試合は熱くないのに、選手がフラストレーションで熱くなっているような場面が目立ちました(特に相手。)で、結果はスコアレスドローでPK。

結果的に、この日のPK2つで敗れたことで、7位決定戦に回ることになりました。

そして、迎えた最終戦が、まさかの興國高校との再戦でした。

また、豪快に点の入る試合になるのかと考えていたのですが、相手チームで前の対戦で、かなり強烈なインパクトを見せていた2選手ほどが出場していなかったことや、そもそも、浦和レッズユースが、この大会で最も激しく、意識高く、声も出してプレーしたこともあり、前回の対戦と比べて、浦和が主導権を握る場面の多い試合となりました。

実際、バーを叩いたりするシュートもあり、ゴールに近いプレーを多く見せていたことや、これまでの試合と比べると、パススピードも速くできていた時間帯もありました。ただし、試合終盤になると、やはり全体的には、細かいところで雑なプレーが目立ったようにも感じました。

ただ、1試合トータルで見れば、相手よりも優っていましたし、一人一人の動きもこれまでで一番良いという選手も多かったと思います。

ちなみに、全体を通して感じた点を挙げると、ロングボールが多いのは、もうこの体制になってからのやり方の一つになっているので特にそれ自体の良い悪いを言うこともないですが、ただ空いているスペースや、味方がいそうな位置に出すのと、局面を打開する意図を持ったロングボールでは、まったく意味合いが違っていて、これが、明らかに前者になっているケースが多い。

こういうプレーが多いのであれば、前線の選手の動き出しだけ徹底するだけでも、変わることも多いのに、どうして、その辺の意思疎通ができないのかは気になりました。もちろん、新チームスタートで、連携連動はこれからなのは当然ですが、それでも、この大会で既に6試合戦ってきているのですから、そこで修正されないのは、気になります。

また、ボールロスト率の高さも気になります。相手チームとの接触を避けたい選手が多いのか、寄せられたり、囲まれたりすると、安易なパスで逃げようとして、それで奪われる場面が本当に多い。メッセージ性のあるパスを出して、それに対して、受け手に要求することも、受ける側が要求することもあまりないように感じますし、ベンチからの、言葉を待っているのかなと感じるところも多い。

もちろん、指示された動きと違うことをやると、大変なことになるというのは、私も何年もそこで苦しむ選手たちを見てきたのでわかります。

難しいことが多いですね。でも、来シーズンもそのままの体制が続く可能性が濃厚なようなので、そこに関しては、私は、もう何も言えることはありません。

私(たち)が考える育成と方向性が違うのですから、もちろん、そのチームが信じて置いている体制が、正解なのです。結果が全てということであれば、実績があるので、変わる必要もないのでしょう。

だから、特に、こういう文章を書き続けている私は、雑音でしかないのでしょう。

出場できている選手にとっては、良い指導者。そうでない選手にとっては悪い指導者。

出場するためにやるべきことは・・・。

日本に拠点を戻したものの、来年の私のサッカー観戦のベースをどこに置くのかは、不明ですし、悩んでいます。

このくらいにしておきます。

ただ、最終戦の選手一人ひとりの意識と、プレーがこの大会の中で最もよくなっていたことと、難しいPK戦というところで、結果を出して2017年の最後の試合を締めくくれたのは、前向きなことです。

前向きな要素を大事に、来年の戦いに備えてくださいね。

ではでは。

facebookページに今回足を運んだ試合の写真を掲載しています。⇒大会3日目の写真は、こちらから、大会最終日の写真は、こちらからどうぞ

 

浦和カップ 高校サッカーフェスティバル2017/04/05 – 浦和レッズユースvs矢板中央高校 1-2敗戦・・・新1年生を見ることができました。

どうも、ブクメです☆

再び4日より日本に帰国しています。当初、2週間ほど滞在する予定でしたが、他の予定など入り、13日の夜中に日本を発つことになりました。

週末にジュニアユースの関東リーグや、ユースのプレミアリーグを観戦しつつ、余裕があれば、その次の週末まで滞在して大学サッカーの開幕まで見ていこうと思っていたのですが、それはできなくなりました。

本来は、今回の一時帰国も金曜日あたりになる予定だったのですが、花見の季節の関係か、週末近い航空券が残っていなかったり、通常の3倍近くの値段に跳ね上がったりしていて、なんとか、多少安めの便を見つられたのが、4日帰国だったため、結果的に、1日だけですが、浦和カップの試合も見ることができました。

ツイッターなど便利な情報収集ツールが増えたものの、やや浦和カップは情報が少ないなと思いつつ、5日の予定がわからずヤキモキしていたのですが、浦和レッズユースは、5位決定戦で10:30からさいたま市浦和駒場スタジアムのサブグラウンドでの試合と言うこと。アカデミー出身の選手の試合も見られないかなと思いつつ、その情報も、なかなか見つからなかったのですが、3位決定戦が武南高校vs市立船橋高校ということで、この試合が10:00キックオフでお隣のさいたま市浦和駒場スタジアムの方。

ほんの10分程度眺める程度しかできなかったので、運が良いのか悪いのかわかりませんが、プログラムを購入して背番号を確認し、フェスティバル系は、時々背番号がいい加減だったりするので、やや不安になりつつも、武南高校の9番が長谷川魁哉、市立船橋高校の47番が白田颯人と2名の浦和レッズジュニアユース出身の選手(共に新3年生)が出場していることを確認し、簡単に写真だけ撮ることはできました。

・武南高校の長谷川魁哉

・市立船橋高校の白田颯人

この試合もできればじっくり見たかったのですが、目的のユースの試合に移動。

浦和カップの情報は、足を運んだ方の情報や結果を眺める程度しかできなかったのですが、昨年同様、試合によっていろいろなメンバー構成で今年も臨んでいたようですね。

今日の5位決定戦は、キーパーの控えに1番河畑光がいた以外は、新2年生、新1年生で臨む状況でした。

新しい選手をじっくり見るという点では、駒場のサブグラウンドでの試合は、かなり距離が近いので助かります。特に、ブクメにとっては、本格的に新1年生がプレーする状況というのは、この試合が初めてになりますので、表情は真剣に、内心は、かなりテンションが上がっていました。

フェスティバルなので、前回足を運んだイギョラカップ同様に、相手がどのくらいの本気度で臨んできているかなどわかりませんし、もちろん浦和レッズユースにとっても、週末にプレミアリーグの開幕を控える中で、試合数も多いため、現時点でのベストメンバーの最終調整を兼ねつつ、新戦力の経験、そして、アピールの場など様々な位置づけとしてこの大会に参加しています。

この試合は、新戦力の経験と、アピールの場という位置づけが強いでしょうか。

今年は、ジュニアユースからの昇格が7名と外部からの加入が7名ということで、特にこの時期は、単純にAチームがどうだとかBチームがどうだとかの前に、ある程度の土台があるプレミアリーグを戦うメンバーの中に入ってチームとしてある程度試合をこなしていて、戦い方がある程度見えている中でそこに入ってアピールするのと、ほとんどメンバーを組んでこういう大会でプレーするのは初めてに近いという組み合わせになるため、勝手が全く違うなかで、選手によっては、Aチームに絡めていないことで悔しさがあり、集中して臨めていないかもしれないなど、様々な状況を考慮しつつ、いつも言うように、それでも、どんな試合でも、どんな人が見に来ているかわからないから、そこで伝われるプレーを見せられるか、違いを見せられるかというのは、重要なわけでして、その点では、プレーの善し悪しの前に、伝わるようなプレーとか気迫とかを見せてくれた選手は、数名だったようにも感じられます。

と、厳しめのことも書きつつ、浦和カップのこの雰囲気は好きなので、個人的には良い時間を過ごさせてもらいました。

では、簡単に試合のことを書きますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK30番石塚悠汰、DFが左サイドバックに42番山中惇希、右サイドバックに34番清水哲太、センターバックに37番冨田蓮と40番南濵優大、MFがボランチに22番佐藤陸人(後半27分⇒29番石橋遼大)と21番上野夏輝(後半18分⇒38番鳥海颯)、左に24番柳田大輝(後半13分⇒31番遠藤龍河)、右に23番清宮昴大(後半13分⇒35番玉城大志)、FWが左に26番縄田脩平、右に28番岡村勇輝(後半13分⇒39番波田祥太)

となります。

あくまでプログラムを見ての情報がメインなので、相手チームに関してはよくわかりませんが、矢板中央高校は、3年生主体のメンバー構成ということで、試合中にも聞こえてきましたが、現時点で体格差がある部分も多く、マッチアップのところでは、強さの部分で苦戦しているところも見受けられましたが、試合展開的には、ボールを持つ時間は浦和の方が長いがシュートまでいく場面がほとんどない前半、逆に、やや無理な位置からでもシュートを狙う意識は高いが、枠をとらえられない強引すぎるシュートが多い相手という序盤。

全体的には、やはりコンビネーションの部分では、まだ慣れていない選手同士なので、例えば、21番上野夏輝が中盤でボールを受けて捌いたり、ここに走って欲しいというスペースにパスを供給するも、見方が反応していないという場面などが多いのは、ある程度、仕方ないとは思いますが、多かったようにも感じます。

ポイントポイントで見ると、前半5分の23番清宮昴大が右で持ち、近い距離で21番上野夏輝に出し、このパスをワンタッチで落として22番佐藤陸人もワンタッチで再度に展開するという、細かいパス回しなどが味方同士の意思疎通がうまく行った時には、やはりうまさを感じさせるというか、相手はついてこられないなというプレーになっていました。

前半20分くらいまで、おそらくシュートがなかった浦和でしたが、23分にゴールにやや近い位置でのフリーキックからゴール前での混戦状態の中で最後に28番岡村勇輝が押し込んで1-0と先制に成功します。

その数分後の前半26分に、最初のパスの段階でオフサイドにも見えたのですが、相手の突破を許し、最終的にペナルティエリア内で後ろから倒す形になり、PKを与え、1発レッドで退場となり、このPKの場面で、30番石塚悠汰が一度は止めたものの、こぼれ球を詰められて1-1の同点とされます。

ここから、1名少ない状態での戦いになりますが、試合が相手の一方的なペースになるということは、特になく、同じような展開で進められます。

後半に入り、9分に37番冨田蓮からの縦パスが23番清宮昴大に上手く入ればと言う場面は、相手ディフェンダーに阻まれ、15分には、21番上野夏輝と35番玉城大志の中盤でのテンポ良いパス交換から前線に走る39番波田祥太に通し、左前線まで持ち込んで惜しいクロスを上げる場面がありました。

同点のまま終盤を迎える中で、後半18分から投入された38番鳥海颯が、気迫のこもった突破を何度か見せてチャンスを作ります。23分の突破から折り返しを42番山中惇希につなげてゴールに迫る場面がありました。

25分前後の数回のフリーキックでキッカーを務めた35番玉城大志のゴール前へフィードから何度かチャンスを作りつつ、得点は奪うことができない中、27分に投入された29番石橋遼大が持ち味となるサイドからの仕掛けとクロスでチャンスを作るもゴールは生まれず、逆にゴール前の良い角度でフリーキックを与えてしまったところで直接決められてしまい、結局これが決勝点となり、試合は1-2で敗れました。

試合数も多かったり、最終日の試合と言うことで、疲労がたまっていたり、色々な背景はあると思いますが、現状、試合数として多く運べず、この大会で唯一この試合1試合のみに足を運んだブクメとしては、終盤に交代で入った選手の気迫のこもったプレーが印象に残っています。また、終盤ビハインドの段階で相手キーパーに対してかかんにプレスをかけた選手は凄く良かったです。ただ、追い込まれる前からこのプレーができることが望ましいようにも感じます。特に、昨年のユースは、特に前線の選手は、相手のキーパーに対してまでの激しいチェイスをすることが求められていましたし、それができていた選手が起用されていたわけで、常に、そういう意識を持てるようになると、競争もより激しくなっていくのかなと感じる、最近足を運ぶ回数が少ないのに知ったようなことを書くブクメでした。

でも、再度書きますが、試合自体は楽しませてもらいました。

ではでは。

平成24年度さいたま市民体育大会浦和地区 サッカー競技2012/09/15 浦和レッズユースvs 浦和南高校 5-0勝利・・・リザーブリーグから繋がる良いイメージ

浦和駒場スタジアム(サブグラウンド|浦和駒場スタジアム・レッズハートフルフィールド駒場)2012年9月15日

 

 

 

 

 どうも、浦和サポブクメです☆

毎年のこの時期の恒例の大会となっている市民体育大会。情報が少なくて、気が付けば試合が終わっていることもあるような大会ですが、この大会に浦和レッズユースが参加しています。

先週既に1試合消化していて、今日が2日目、明日が最終日となる流れのようですが、観戦できるのは今日のみとなりそうです。

その2日目の試合を観戦してきました。対戦相手は、浦和南高校となります。

この大会に臨む浦和レッズユースのメンバーとしては、リザーブリーグのようなメンバー構成とイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが30番高須雄大、DFが左に2番上野文也、右に22番齋藤一穂、真ん中に26番副島暢人、MFがボランチに17番岡野森と6番勝野瑛、左に5番荒木聡太、右に27番細田真也、トップ下に15番橋岡和樹と16番松崎洸星、FWが11番小島良太

となります。

夏にリザーブリーグで一度見られた、トップチームに近いようなフォーメーションをイメージしてもらうと分かりやすいと思います。

その時の試合でも書いていたと思いますが、非常に可能性を感じる面白い戦いぶりをこの試合でも見せてくれました。

プレミアに臨んでいるチームの戦い方が、前線に人を多く置いて打開していく形だとすれば、この形は、高い位置に最初から多くの人を配置せず、だからこそ、意識して中盤の選手が動けば、前線に狙うスペースは多くできる戦い方とも言うことができるというか、とにかく、前線の11番小島良太も競り合って体を張ってという動きばかりするわけでもなく、降りてきてパスを捌く動きをすることも多く見られ、更に裏から15番橋岡和樹や16番松崎洸星がスペースを作る動きとスペースを探す動きをしながら、時には裏から抜け出して仕掛けるような攻撃もでき、中盤のサイドの選手も攻撃参加をするスペースがあるので効果的に攻撃参加できる。

そんな、ディフェンスとトップ下の選手の間に入っている6番勝野瑛と17番岡野森がここを上手く繋ぐ動きをする。

なかなか理にかなっています。

要するに見ていて面白い攻撃がこの試合で展開されたということです。

そのような攻撃の中で、前半10分に右サイドを27番細田真也が攻め上がり、クロスを上げると、やや混戦状態の中で6番勝野瑛が押し込んでゴール(5番荒木聡太だった可能性あり。)

1-0と浦和が先制します。

その直後の12分くらいに、今度は16番松崎洸星と11番小島良太が見事なパス回しで相手ディフェンダーをかわし、最後は11番小島良太が決めて2-0。

守備に関しても、3バックで思った以上にバランスよく守れており、場合によってはトップチームでおなじみの中盤のサイドの選手も守備に回り5バックのような形にもしたりで、時折危険な場面が作られそうになることもありつつも、しっかり守れていたと思います。

前半の浦和の攻撃は多彩で、11番小島良太が浮かせたボールを抜け出した16番松崎洸星がダイレクトで合わせてゴールを狙ったり、15番橋岡和樹が裏へ出したパスに11番小島良太が抜け出してシュートを狙ったり、チャンスの数を考えるともっとゴールが入ってもおかしくないような展開だったと思います。

17分にコーナーキックのチャンスで、ちょっと何が起こったのかはよくわからなかったのですが、浦和にPKが与えられて22番齋藤一穂がそのPKを決めて3-0。

更に、16番松崎洸星が裏へ出したパスに抜け出した15番橋岡和樹が落ち着いてゴールに流し込んで4-0。

守備のところでベンチから、バックラインが早めにボールを捌いてしまうプレーが多いところで、スペースがあったらドリブルで動かして周りを見てからボールを出すように指示が出ると、その指示をしっかり22番齋藤一穂が遂行して、バックラインでパスを受けた際にドリブルで少し持ち上がり、左前線のスペースに5番荒木聡太が走り出すタイミングでピンポイントでロングフィードを通してチャンスを作っていました。

前半終了間際に、大きなピンチを迎えますが、相手の放ったシュートはポストに当たり失点は免れ前半は4-0で折り返します。

後半は、スタートから2番上野文也に代わり4番吉原大、6番勝野瑛に代わり13番中村透が入ります。

前半に比べると、全体的に少し運動量が減ったのかもしれませんが、やや呼吸が合わないために崩したところでフィニッシュのところでずれるなども見られましたが、基本的には前半同様に浦和が仕掛ける場面が多く、代わった13番中村透も攻撃に多く絡みチャンスを作っていました。

ディフェンスラインからの攻撃という部分では、前半同様、スペースがある際に使ってOK、むしろあるのに使おうとしないと指示が出る感じだったので、26番副島暢人が持ち味であるボールを受けて前にスペースがある時には、持ち上がって仕掛ける形もしっかり見られました。

15分に、11番小島良太から右の15番橋岡和樹、ドリブルで仕掛けて13番中村透に渡し、ドリブルでペナルティエリアに侵入し角度がないところからシュートを狙い、キーパーに弾かれたところを5番荒木聡太が更に角度がないところから狙って僅かに外れるという決まらなかったものの厚みのある攻撃も、前半同様見られました。

20分に17番岡野森に代えて24番倉本隼吾が入ります。更に24分には5番荒木聡太に代えて7番清川大輝が入ります。

大量リードの状況で、試合も終盤ということで、やや終盤に入った選手には難しい状況だったかもしれませんが、11番小島良太からのパスを受けて1度24番倉本隼吾が強烈なシュートを放つ場面(キーパーが弾いてゴールならず)や、7番清川大輝も完全に抜け出してシュートを放つ(これも、キーパーに当ててしまいゴールにはならず)と得点に近い大きなチャンスには絡むことができていました。

チャンスは多いものの、後半はなかなか追加点が奪えない中で試合終了間際のコーナーキックのチャンスで15番橋岡和樹の蹴ったコーナーキックを22番齋藤一穂がドンピシャのタイミングで合わせてゴール。

結果的に5-0で浦和レッズユースが勝利しました。

詳細は分かりませんが、この勝利により明日は優勝をかけて駒場サブグラウンドで試合があるようです。

午前中9時くらいからあれば、ギリギリ明日のプレミアリーグと掛け持ちができそうですが、おそらく決勝になると午後からになると思われるので観戦は難しそうです。

もちろん、相手のレベルもありますし、浦和側がこのサッカーをするにしても、まだまだ課題になる部分も多いと思いますが、前回見たリザーブリーグの時に感じたこのサッカーのイメージ
が、この試合で崩れることはなく、更に洗練されていけば、かなり面白いサッカーが展開されるのではないかという期待感がありますが、あくまで浦和レッズユースのプレミアリーグに臨んでいるチームがやっているサッカーとは全く別の戦術になるので、これをどう捉えて良いのかは正直難しいところです。

浦和レッズユースの目指して行く形というものが、先日あるところでインタビュー形式で掲載されていましたが、その時の言葉を踏まえて、最もこちらとしては知りたかった、今年の状況をどう捉えていて、今後どうしていこうと考えているかが全く書いていなかったので、線ではなく、点になってバラバラと良い状況と悪い状況がばら撒かれている下部組織の状況を、その時その時で、見つめていくしかない今というのは、サポーターとしても複雑な思いもあります。

ただ、今日は、その一つの点としては、下部組織を見る側としては、満足な試合でした。

これが、線になっていたら本当に成長を信じて、ただただ成長を見守る形が取れるんですけどね。

ではでは~!

 

浦和駒場スタジアム(サブグラウンド|浦和駒場スタジアム・レッズハートフルフィールド駒場)2012年9月15日浦和駒場スタジアム(サブグラウンド|浦和駒場スタジアム・レッズハートフルフィールド駒場)2012年9月15日浦和駒場スタジアム(サブグラウンド|浦和駒場スタジアム・レッズハートフルフィールド駒場)2012年9月15日

 

 

 

浦和駒場スタジアム(サブグラウンド|浦和駒場スタジアム・レッズハートフルフィールド駒場)2012年9月15日浦和駒場スタジアム(サブグラウンド|浦和駒場スタジアム・レッズハートフルフィールド駒場)2012年9月15日浦和駒場スタジアム(サブグラウンド|浦和駒場スタジアム・レッズハートフルフィールド駒場)2012年9月15日

 

 

 

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