【アニ山】西が丘でJ2リーグを観戦してきました(東京V-山口)

どうも、ブクメです☆

連続してアニ山さんから記事が届きました。アニ山さんの文章内でも触れられていますが、台風の影響が考慮されて3時間繰上りのキックオフと言うことで、当初は、私も、ユースS2の試合を観戦後に、西が丘サッカー場移動して観戦予定だったのですが、間に合わないということで断念した東京ヴェルディvsレノファ山口のJ2の試合ですね。

まあ、恨み節のような反応をアニ山さんにはしてみたものの、実際のところ、大阪から移動してのS2リーグ観戦で、そのS2リーグが思った以上の蒸し暑さで、体力的にかなり消耗していたので、この日の試合観戦は1試合で結果的に助かったかなと思いつつ。。

ということで、アニ山さんの記事です。

おはようございます。ブクメ氏の助手見習い・アニ山です。
9月8日は久しぶりにJリーグを。西が丘で開催された東京ヴェルディ対レノファ山口のゲームを観戦してきました。

皆さんご存じの通り、
レッズユース出身の新井瑞希が、この夏、富山から東京ヴェルディに移籍いたしまして。

実は今年6月23日、金沢で北信越プリンスを見た帰りに、18時キックオフで富山のホームゲームがあり、ちょうど良い時間だったので「ちょっと新井瑞希でも一杯引っかけてから帰るか」てな感じで、もう一軒スタジアムに寄ってったのですが、新井瑞希はベンチ外でした。
まぁ、コンコースでサイン会をしていたので、新井瑞希自体は見られたワケですが。
今回はその時のリベンジになります。

で、皆さんご存じの通り、
9月8日は夜半から台風が首都圏を直撃したワケですが、前日の段階でキックオフ時刻が当初の19時から16時に繰り上げられました。
屋根のない西が丘ですから、使い捨てのレインコートなども用意し、天候の行方には気を揉んでいたのですが、3時間繰り上がったおかげで雨に打たれることなく観戦ができました。この運営判断はベターなものだったと思います。
ただ、それ故、来場できなかった方もいらっしゃいますが…。

【東京V 4 – 0 山口】

で、お目当ての#13新井は残念ながらベンチスタート。大勢が決したあとの後半40分からのinになりました。

あ、そうそう、新井瑞希の写真はとれませんでした。

当初、フォワードの#11ジャイルトン・パライバに代えての投入を準備していましたが、交代用紙を提出したところでボランチ・#20山本理仁の足が吊ったため、急遽彼との交代に切り替え。ボランチには左サイドハーフで出場していた#6井上潮音がスライドして、新井瑞希が左に入ります。
専門紙的に書けば「時間短く、評価なし」といったところでしょうが、その短い時間でも、決定機が2つありました。
カウンターで左を駆け上がり、パスを受けたところでカットインして中に。ほとんど同じようなカタチで、ひとつ目はシュートに至りませんでしたが、2つ目はシュートを放ちクロスバーの僅か上に外れます。
この2つ目は、決めなきゃいけない場面でした。

試合はヴェルディに新加入の外国籍選手、フォワード#11パライバと右サイドバック#31クレビーニョの能力の高さが際立つ展開になりました。
両者共にスピードあるドリブルがあり、この2人が揃う右辺からの仕掛けに山口の守備ブロックが苦慮します。
2点を先制された前半の段階からすでに、ファウルギリギリというか、ギリギリファウルというか、とにかく危なっかしい山口の守備対応でしたが、後半2分には遂に持ちこたえられず、ダメ押しのPKを献上。もうこの局面などは完全に格の違いを見せつけられた格好です。
#11パライバは、その自ら獲たPKを蹴らずの2ゴール1アシスト。前半19分の#6井上のゴールのアシストも、右サイドを抜けてディフェンスとキーパーの間をグラウンダーで通す精度の高いクロスで、独り舞台の活躍という感じでした。

プレイオフ圏から勝ち点を10ポイント離されるヴェルディは、残り試合でそこに追い付くかどうか微妙ではありますが、そこにリーチせんとする起爆剤を手に入れたのは確かです。

でも一方で、昔の「悪いヴェルディ」も見え隠れしたように感じます。特に前半ですが、パライバ、クレビーニョ共に、ファウルが欲しい場面でノーファウルとされ、イラつきを隠さないシーンがありました。
この日は早い時間帯に先制し、理想的に追加点を重ねた「楽なゲーム」でしたから、あの程度すみましたが、スコアレスやビハインドという厳しい状況ではどうなるでしょうか?
選手がイラつき、空気を悪くし、自滅を招く……かつてあったそんな姿が思い起こされます。今後のヴェルディに対して、そんな第三者的な興味を抱きます。

もうひとつ、僕は同行者に指摘されるまで把握してなかったのですが、#20山本理仁はまだ17歳なんですね。
前半は4-1-2-3のワンアンカー、後半は4-4-2気味にしたのでダブルボランチの一角、中盤の要衝といえるエリアを任されていたのですが、そのポジションを遜色ないというか、落ち着いてこなしていきます。彼もまた、そう遠くない将来に上のカテゴリー、外国のリーグへと飛躍していくのでしょうが、ヴェルディにまた楽しみな若手が出てきました。
ファンクラブ特典の招待券が1枚余っていて、今年はもう1試合ヴェルディ戦に足を運ばないといけないのですが、その際は、この山本にフォーカスして観戦してみたいと思います。