練習試合 2019/11/02 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 2-2引分け・・・残り3試合とその先へ向けての再始動

どうも、ブクメです☆

直接お話を聞ける機会が多いわけではないので、Jユースカップ敗退後の今シーズンの残り試合と言うところでは、どこに重きを置いて、再始動して行くかというところが、もしかすると私の考えが強くなってしまってずれてしまうかもしれませんので、その辺りは、ずれが生じていた場合には申し訳ないのですが、可能性と言うところでは、当然、残留ではなく、まだ見える頂点を目指した残り3試合のプレミアリーグでの3連勝を目指したチーム作りをしつつ、その際に、目線を下に向けると生じる、負けないための戦いではなく、また勝ち点3を積み上げることのみを重要とするのではなく、片鱗は見えても結果としてついてこない理由を探して、強い浦和レッズユースとしてのきっかけを見つけるために、殻を破るためのきっかけを見つけるために、既にできつつある意識の部分をより変えていく必要もある。

また、浦和レッズユース目線のみで見れば、1年生2年生に関しては、来年以降のユースでの戦いを見据えて、同じポジションでプレーする3年生にあって、まだ自分には足りないものをどれだけ「素直」に感じ取って課題として取り組めるかも重要。

その残りのプレミアリーグに向けての再始動となる最初の週末の11月2日に東京ヴェルディユースとの練習試合を観戦してきました。

当初大学サッカーに足を運ぶことなども考えつつ、空欄になっていたユースの日程が気になりつつ、結構直前にはなりましたが、カレンダーに予定が入り、この練習試合が分かり足を運びました。

夜に予定があり、15時キックオフだと、後半30分くらいには移動しないと(それでも既に30分ほど予定からは遅れるもののw)行けないなと思っていたのですが、練習試合自体が14時45分くらいから始まってくれたおかげで、最後まで見てすぐに移動と言う形を取ることができました。練習試合によくある時間変更が私にとっては大変助かる流れになったという珍しい例ですw

久しぶりに電車で、ヴェルディグラウンドに行ったと言うことで、遊園地目的の楽し気な家族連れやカップルの間にゴンドラで「何名様ですか?」と聞かれ、「一人です」と答えて、8人くらい乗れるゴンドラに一人で揺られるという、不思議な空気を味わいながらの移動だったということも書いておきますw

ということで、試合の話に移るのですが、練習試合なので、それほど細かいことは書きませんので、その点はご了承ください。

vs東京ヴェルディユース戦メンバーと交代は以下、

GK1番石塚悠汰(後半スタート⇒30番川﨑淳)、DFが左に6番清水楽人(後半スタート⇒31番大野海翔)、右に8番冨田蓮(後半16分⇒6番清水楽人)、センターバックに34番工藤孝太と27番山田奈央、MFが左に14番千葉希(後半スタート⇒20番木下翼)、右に10番山中惇希(後半16分⇒14番千葉希/後半36分⇒10番山中惇希)、真ん中に4番玉城大志(後半30分⇒3番清水哲太)と3番清水哲太(後半スタート⇒16番根岸恵汰)、FWが左に9番波田祥太(後半30分⇒19番成田安里)、右に19番成田安里(後半スタート⇒17番盛嘉伊人)

となります。

自由交代で前半の交代はなかったものの、後半は、かなり頻繁に交代があったり、ポジションを入れ替えて試すなど様々な要素が見られる内容になりました。

タイトルを見て試合結果の2-2ということで、試合を通して打ち合って2-2になったと思われた方も多いかもしれませんが、実は、前半15分くらいまでに既にスコアは2-2になり、その後は、スコアが動かないという試合になりました。

練習試合の結果自体が公式に出ていないのと、試合を見ていた位置が前半の浦和の攻撃サイドから遠かったこともあり、流れが若干わかりにくいところもありましたが、序盤は、試合自体は浦和ペースで進み、特に中盤の3番清水哲太がスタートから攻撃の意識の高い守備をし、これにより高い位置からボールを奪えて反撃という場面が複数回見られ、前線の19番成田安里が広い範囲で相手選手にプレスをかける動きを見せるなど、良い形でスタートが切れていましたが、この辺は、カテゴリが違う(浦和がプレミアリーグでヴェルディがプリンスリーグ関東)ため、最近は、公式戦での対戦がほとんど見られなくなってしまったカードですが、東京ヴェルディの育成のイメージ通りの、足元の技術と、ゴールを意識したプレーによって、2ゴールが決められたという印象でした。

得点経過を書いてしまいますと、前半3分に失点して0-1となり、その直後の前半4分に19番成田安里がドリブルで力強く突破し、折り返しを9番波田祥太が決めて1-1の同点にし、その直後も、3番清水哲太が高い位置で奪って自ら持ち上がる場面を作りつつ、その後の前半6分に流れはわからなかったもののPKを獲得し、そのPKを3番清水哲太が決めて2-1と逆転。そこからは、浦和ペースになっていたものの、前半13分にややシュートコースは、なかったところでしたが、相手選手が思い切ってシュートを狙い、これがディフェンダーに当たりコースが変わりながらもゴールということで、先ほど書いたようにこの時点で2-2と言うスコアになりました。

スコアが動かなかったから、その後は、試合が落ち着いてまま進んだということではなく、前半は浦和攻勢の中でも、そもそも足元の技術が高い選手が多いという印象の中でも、その中でも特にうまいという選手がいて、気になって後で調べてみたら、U18の日本代表にも少し前まで選ばれていた選手だったり、その選手以外でも、とにかく精度の高さとゴールへの意識の高さで、反撃を受けたときには、かなり危険な形まで持って行かれるような展開での前半となりました。

後半に入ると、メンバーが入れ替わった中で、前半は、高い位置で奪えていたところが、急に奪えなくなり、私が最近見た試合の中では、アウェイのジュビロ磐田U-18戦に近いというか、相手ポゼッションに対して、いなされて走らされてという場面が増え、後半の浦和の攻撃は目の前で見られるという位置で見ていたものの、なかなか、そのサイドで浦和が仕掛ける場面が作れなくなっていました。この辺りは、連携の部分だったり、なぜ前半は相手に自由なプレーをさせずにできる時間帯が多かったのかなど、もちろん相手があってのことなので、一概にその時間帯に浦和だけの課題が残ったとも言えませんが、考える要素にはなって行くのかなと思います。

そのような流れで、後半は、相手が決定機を作る場面も多かったものの得点自体は動かず、では相手ペースのまま終了したかと言えば、後半も半分を過ぎたあたりからは、浦和が仕掛ける回数も増え、セットプレーも複数獲得するなかですが、得点は動かなかったと言うことになります。

試合全体の流れとして見ていたざっくりとした印象は、こんなところです。

で、そういったところよりも、この試合で良かったと思ったポイントがいくつかありましたので、その辺を書きだしたいと思います。

まずは、先ほど書きましたが、3番清水哲太がこの試合は前半から攻撃の方にも意識を置いた形でのプレーを質高くできていたことで、序盤からペースを握り、更に攻撃も得点に近いチャンスがチームとして生まれていたこと。これは、同じく、19番成田安里がスタートから、かなり運動量多く、相手の攻撃の芽をつぶす動きも意識してやれていたからだと思います。

また、バランスよく戦うというところでは、既に公式戦でも見せてもらえているので、そこはこの試合でも当然見られたスタートで、そこにリスクを加えて、攻撃の時にどれだけ、相手のゴールキーパーに脅威を与えられるようなプレーができるかと言うところでは、連携としては課題も見えたものの、前半に9番波田祥太が見せたプレーが一つ良かったなと思ったのは、右に流れながら受けたときに、誰もいない左のややペナルティエリアに近いスペースに対して、この試合では、14番千葉希が左サイドに入ってプレーしていたのですが、14番千葉希だったらこのスペースに走りこむだろうというイメージでパスを出した場面で、ここは、結果的には、反応が遅れて繋がらなかったものの、こういう意図のあるプレーと、そこに味方選手が反応して走りこむというところ。この試みが見られたことが重要だなと感じました。

あとは、チームのバランスをとるというところでは、欠かせない存在感を見せている4番玉城大志がこの試合では、パスの強弱だったり、リズムを変えて相手が対応しにくいような形でのパスを味方に通すという場面が複数回見られました。味方にとっては優しくないパスでも、そのパスが通った時には、よりチャンスも大きくなるような。こういう試みも好きですね。

普段、バックラインなのにコーチングの声が少ない(小さい?)と思う選手もこの試合では、局面で、大声でコーチングしている声が聴こえたり、GK1番石塚悠汰と10番山中惇希が試合が切れたときに、わかりやすく、「こうした方が良い」「いや、こうだから」みたいな(良い意味での)言い合いをしている場面とかも、良いです。

攻撃的な選手としては、後半は、相手のポゼッションを崩すプレーがチームとして上手くいかずに、後半から登場した選手にとっては、自分たちの特徴を生かすプレーがあまり見せられなかったという悔しさも残るかもしれませんが、相手から奪うところも含めての攻撃的な特徴を出すというところなので、これも一つの課題として残ると考えるとより良いと思います。

もちろん、数は少なかったものの、仕掛けた時の何か起こしそうというプレーは、見られました。それをより増やすために、この試合のような相手に対してどうするかですよね。

練習試合だから・・・という声は、サポーター間でも良く聞かれて重要視しない方もいたりするのですが、公式戦以外だから発見できることも多く、特に今回は、相手も質の高いメンバーで真剣勝負のような構図になっていたので、かなり楽しませてもらえましたし、ここで感じられた要素をまた踏まえて、プレミアリーグの残り試合でどうなっているのか、それまでの間にまた別の練習試合に足を運べたら、今回の試合を踏まえて次の練習試合での変化を見るなど、楽しみは尽きないのです、私としては。

ということで、結局、細かく書き出して行くときりがないので、私の胸の内にとどめて置きます。

ではでは。

浦和レッズユースvs東京ヴェルディユースの写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

動画追加しました。↓

第40回日本クラブユースサッカー選手権大会関東大会2016/05/29 – 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 0-1敗戦・・・まだ何も失っていないけど。

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どうも、ブクメです☆

振り返ることは、良いことでもあり、悪いことでもある。1試合ごとに、もしここで決めていれば、ここで抑えていればと、悔しさを見せることも必要かもしれませんが、特にサッカーの世界でプロになっていくためには、現状をしっかり把握して、すぐに切り替えてしまっても良いこともあると思うんですね。プロになると、応援する数も増えて、サポーターの中にも、勝ち負けを最重要視して、負けただけで、その事実に怒ってブーイングをする。負けても良いということではなく、その内容や試みを理解しようと姿勢がないサポーターもいたり、そういう集団が力を持ってしまうチームもあったりするかもしれませんが、少なくとも、浦和レッズの育成環境では、基本的に、プロ向きの気持ちを見せないで、切り替えても良い試合で下を向いているようなことのほうが、ある意味ブーイングをしたくなります。

十分質の高い試合を見せてもらったと思っています。

なので、今日は、試合が終わった後、必要以上に悔しがる部分が見られたので、少しイラッとしました。下向いていることに怒って声を出していたサポーターの方もいましたが、私も同じ気持ちです。

トーナメント制になった夏の全国の関東予選ですが、今日の試合で失ったものは、はっきり言って何もないんですね。一足先に東京ヴェルディユースに全国を決められただけ。確かに前回いなかったチームの軸になる選手が今回いて結果的に敗れたものの、それが大きな差を作ったようにも見えません。リーグ戦の勝ち点を奪われたわけでもない。予選を突破するという大前提のために、あと2つ勝てば良いだけ。

試合は、実に面白いものでした。東京ヴェルディユースは、昨年は、大きめの選手を前線に配置する、ある意味東京ヴェルディユースにしては珍しい戦い方をしているというイメージがありましたが、今年の東京ヴェルディユースは、実に、これまで見て来た東京ヴェルディユースの印象と合致する。大きい選手はいないが、足元が上手く、1人1人のテクニックが非常に高い。素早いパス回しで、隙を見せると精度高くやられる。

そんな、東京ヴェルディユースに勝つときの浦和レッズユースは、個々のハードワークや、個人技などで、相手に思うようなサッカーをさせずに焦れさせて、気持ちで得点をもぎとるような試合が多い。

だから、応援するほうも、勝ってやったぞ!と気持ち良いんですね。で、敗れても、悔しいながらに、そういう要素を出し合った戦いになった場合のこのカードは、楽しい試合だったなという感想が残る。

今日は、もぎ取れなかったし、見た目できれいな攻撃をしたのは相手でしたが、実際、試合自体は、どちらに転んでもおかしくないという局面をしっかり作り出していました。

「たられば」の場面も確かに多かったので、反省材料にするべき点も多い試合ですが、運が悪かったために得点にならなかったと言う場面も多かった試合です。

一足先に全国を決められてしまいましたが、全国大会で勝ち進めば、当たる可能性も高い相手ですし、リーグ戦でも必ずもう一度当たりますので、そこで勝てば良いだけです。

近い期間に一度対戦したことから、こちらの長所を消す戦いも加えてきていたことも事実だと思います。よく対戦する相手というのは、こういうものです。

あ、でも、もしそうだったら謝りますが、絶対負けたくない対戦相手としての東京ヴェルディユースに負けたことが悔しくて悔しくて仕方がなくて、下を向いていたのであれば、それは、必要なことです。

言うまでもないことですが、1つの試合として見たときには、大変質の高い試合でした。

ここからの2試合は、プリンスリーグ関東でやってきた戦い方でいつも通りに戦えれば、問題なく2連勝できると考えています。対戦相手の名前ではなく、浦和レッズユースの今年の戦い方をやれば良いだけです。

前置きが長くなってしまったw

なので、試合内容は、ざっくり書きますね。

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希、センターバックに3番関慎之介(後半42分⇒15番荻原拓也)と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也(後半31分⇒13番樋口颯太)、左に9番川上エドオジョン智慧(後半25分⇒23番シマブク・カズヨシ)、右に2番高山大智(後半16分⇒7番伊藤敦樹)、真ん中に10番渡辺陽と11番時里元樹、FWが20番長倉幹樹(後半6分⇒14番井澤春輝)

となります。

これまでの試合同様に、激しいプレスで相手の攻撃を封じようとするも、細かいパス回しとテクニックでなかなか、相手の攻撃のリズムを崩すことができないという、やや難しい試合のスタートになり、また、おそらく、前回のプリンスリーグの対戦で苦しめられたと感じたであろう、サイド攻撃に対してかなりケアされている印象で、ドリブル突破をなかなか許してもらえないような展開が印象的でした。

容易には行かなくても、何度も試みることで、相手バックラインのミスを誘ったりすることには成功し、そこから大きなチャンスを迎えるという場面を、その流れから得たフリーキックなどセットプレーも含めて何度か作れていました。ここで得点を奪い取ることができていれば、相手のリズムを崩せた可能性もありますが、得点が動かない前半ながらも相手としては、攻撃に手ごたえを感じているという状況が続き、その流れが変わらない状況で、後半15分に、ペナルティエリア近くで、シュートコースを開けてしまった隙を見逃さずに決められてしまい、この試合が決勝点になりました。

いくつか采配の部分で気になる部分もあったのですが、この辺りは、今年は正直できるだけ触れたくないので、できるだけ良い意味として捉えてみるようにしています。

ただ、それでも気になったのは、例えば、この試合でセンターバックに入った3番関慎之介が、特に強さというよりは、危機察知的な部分で相手の狙いを摘み取るような点で、特に後半に前掛かりで行って反撃を受けた時などに、ここを使われるとかなり危険という場面で、素早く察知して摘んでいる場面など見られたものの、残り時間10分ほどで勝負にでるという意味は分かりますが、そういうプレーをしていたのに交代で下がることになったとか、気になりました。

前半は、相手の集中したサイド攻撃の対応に苦しめられた9番川上エドオジョン智慧も、後半スタートから、突破して、枠をとらえた惜しいシュートを放ったり、ディフェンダーを引き付けて6番鈴木海都に戻してそのクロスから、11番時里元樹のクロスバーを叩く惜しいシュートまでの流れを作ったり、前半よりも相手の対応に慣れてチャンスに絡む場面が増えてきたところで、交代になるなどもそうですね。

そういう疑問が残るところや、前線は高めの選手を置いておきたいという気持ちが強いような印象の起用(求めるプレー)になっていたりは、正直ありました。

ただし、じゃあ、それが悪い方向に行っていたかというと、代わって入った選手が、できる限りのことをやってやろうと、実際に後半終盤は、同点ゴールを奪っていてもおかしくないというチャンスも多く作ることができていました。

ただ、私が気になるだけでしょう。

実際、後半31分に投入された13番樋口颯太のロングスローやセットプレーのキッカーとしての狙いなど、チャンスの数が増えたり、ビハインドを背負っている状況下での同点ゴールを奪いに行くという狙いとしては、当たっていたと思います。

ということで、この試合を踏まえての次です。次は負けたら終わりの試合ですから。そこで、いつも通りの強さを見せつけてくれれば良いだけですから。

ということで、見どころの多い試合を見せてもらえたこの一戦の話は終わり。

この試合の後に、練習試合がありました。

メンバーと交代、得点経過など書きますね。

GK30番石井僚、DFが左サイドバックに24番関根束真、右サイドバックに17番立川将吾、センターバックに21番弓削翼と4番轡田登、MFがボランチに7番伊藤敦樹(⇒高山大智)、左に15番荻原拓也、右に13番樋口颯太(⇒16番大西翔也)、真ん中に23番シマブク・カズヨシ(⇒9番川上エドオジョン智慧)と8番松高遼、FWが14番井澤春輝(⇒20番長倉幹樹)

交代の時間がメモがごっちゃになって、わけわからなくなっていたので、時間は記載していません。

この試合は、14番井澤春輝のゴールで先制、一度は同点に追いつかれるも、途中から入った20番長倉幹樹の2ゴールで突き放し、終盤1点返されるも3-2と勝利となりました。練習試合とはいえ、意地を見せてくれましたね。

たぶん、選手それぞれこの試合にもつ感想は当然違くて、今回の私の文章に対して、何を言っているんだと思う選手もいるかもしれません。

たびたび書きますが、今年は、昨年築かれたことを元に、高いレベルの中で高い位置での課題というものを克服して、一つ抜けた強さを見せて、プレミア昇格まで走ってもらいたいと思って見ています。そういう目線でチームを見ていると、今日の試合後の姿は、物足りなさを感じさせるのです。

ということで、あと2つ。がっつり強さを見せてやりましょう!

ではでは。

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関東ユース(U-15)サッカーリーグ2014/04/29 第10節 浦和レッズJrユースvs東京ヴェルディJrユース 4-3勝利・・・課題もあるが勝ち切ったことが重要

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どうも、浦和サポブクメです☆

久しぶりのジュニアユースの試合観戦ということで、楽しみにヴェルディグラウンドに足を運びました。やや雲行きの怪しい天候で、風が冷たく思ったより肌寒く感じる気候でしたが、試合中は、少し雨の降る時間もあったものの、比較的試合をする機構としては最適だったと思われます。

聞いた話では、ここしばらく怪我の選手が多い状況であったり、4月に入ってから1点差で敗れる試合や引き分けの試合などが多く、やや苦しんでいるという話を聞いていました。

ゴールデンウィークには、大阪堺でのプレミアカップに挑む浦和レッズジュニアユースにとっては、大会に良いイメージで入るためにも、勝ちきれない流れを断ち切って、再び良い流れに乗るためにも、なんとしても勝っておきたい一戦でした。

では、試合の話に移りますね。

GK18番高草木天平、DFが左サイドバックに3番大西翔也、右サイドバックに23番白土大貴、センターバックに5番山崎舜介と4番橋岡大樹、MFが左に15番長谷川魁哉、右に7番菊地泰智、真ん中に14番弓削翼と8番立川将吾、FWが左に9番樋口颯太、右に10番シマブク・カズヨシ

となります。

8番立川将吾は、怪我で数試合ぶりの復帰、10番シマブク・カズヨシも怪我からの復帰試合と言うことでした。逆に、11番白田颯人が怪我でこの試合はベンチ外ということです。

前回の試合観戦から1か月以上空いての観戦となるため、その間の5試合ほどを見ずにということと、前回観戦して敗戦したFC東京U15深川戦のイメージとの比較になってしまいますが、この試合のスタートは、その時と比べて、まず中盤の8番立川将吾のプレーが、前回は守備的になりすぎていてらしくないと感じられたところが、攻撃のイメージも強く持ちながら守備のところでも、中盤でのプレスの意識高く、パスを捌くという役割もできており、更に全体的な動きのイメージでも、前回は、個々が強くなってしまっていて、味方を生かすイメージが少ない印象があった部分も良くなっていたと思います。

出だしの良いイメージ同様に、開始早々から、9番樋口颯太の惜しいシュートがあったり、連続でコーナーキックを獲得して攻め込むなど、かなり多くの時間相手陣内で攻撃をし続ける時間を作ることができていました。

良い攻撃、惜しい攻撃が繰り返される中で、6分に、10番シマブク・カズヨシが前線でキープし、8番立川将吾が中盤からゴール前に抜け出したところにタイミングよくパスを通し、しっかりシュートを決めて浦和が早い時間の先制に成功します。

7分には、10番シマブク・カズヨシがインターセプトから7番菊地泰智とのパス交換で再びパスを受けて攻めあがります。

こちらペースで試合が進む中で、相手の攻撃もややパス精度が低かったり単発で終了することが多く、時折、シュートを打たれると危険な位置でプレスが遅れたりするところはヒヤリとするところもあったものの、守備のところも問題なく跳ね返していました。

14分には、4番橋岡大樹の攻撃参加で、遠目の位置からシュートを狙うも、ここは相手ディフェンダーのブロックにあいます。この攻撃参加の時に、センターバックの位置に、8番立川将吾がしっかり下がっていたのも良かったですね。

19分には、8番立川将吾が思い切りよく放った強烈なミドルシュートがクロスバーを叩きます。

23分には、中盤の14番弓削翼を経由して15番長谷川魁哉が持ち上がりチャンスを作ります。

そして、24分に、浦和が追加点を奪います。この得点までの流れを見逃してしまい、喜んでいた選手と周りから聴こえた声で、10番シマブク・カズヨシのゴールかと思っていたのですが、オフィシャルを見る限りでは、14番弓削翼のゴールとありました。

2-0とリードを広げます。

27分には、8番立川将吾のサイドチェンジのパスを受けた7番菊地泰智が持ち上がりシュートを放つもキーパーに防がれます。

そして、28分に7番菊地泰智のインターセプトから、9番樋口颯太を経由して、裏へのパスに抜け出した15番長谷川魁哉が、キーパーの位置を見つつ、アウトサイドでふわりと浮かせたシュートでゴールし、3-0と大きくリードを広げます。

31分には、前線で10番シマブク・カズヨシがキープし、左の15番長谷川魁哉、いったん下げて8番立川将吾、更に下げて4番橋岡大樹とつなげ、右に大きな展開で攻撃というような、相手の守備で無理に仕掛けずに、味方のフォローで組み立てなおした、このような形も良かったと思います。

32分に、23番白土大貴が右前線のスペースにパスを出し、そのパスに8番立川将吾が反応するもわずかに届かなかったものの、14番弓削翼も同じように中盤から、足元だけではなく、前線のスペースに対してパスを出して、味方とタイミングが合えば大きなチャンスにつながるような、スペースへのパスを出す場面が多く見られましたが、良い試みだと思います。こういうプレーが味方と確率高く合うようになると、より攻撃に迫力が増しますね。

ほぼ浦和が主導権を握り続けた形で前半を終了します。

後半に入ると、ハーフタイムに檄が飛んだのか、相手チームの前線からの運動量が激しくなり、この相手の勢いをうまくいなせないスタートから、相手の反撃を許してしまいます。

それでも、開始早々に8番立川将吾のインターセプトから9番樋口颯太への展開だったり、コーナーキックのチャンスで4番橋岡大樹が惜しいヘディングシュートを放ったり、10番シマブク・カズヨシがキーパーと1対1の形を作るなど、最初5分ほどは、浦和の追加点のチャンスは立て続けにあったものの、そこで決められないままに、7分に失点すると、9分にも失点を喫し2-3と1点差に迫られます。

なんとなくですが、長身の4番橋岡大樹のところに、小柄な選手が仕掛けるようなミスマッチをうまくいかされたような印象もあるものの、この時間帯は、相手の攻撃に後手後手になってしまっていたのは確かです。

そして、15分には、このミスマッチのところを突かれたというか、PKを取られるほどのプレーではなかったと思う場面でPKを取られてしまい、これを決められ3-3の同点に追いつかれてしまいます。

ただ、確かに相手の攻撃や前線からの激しさを増したプレスに苦しめられたものの、浦和の攻撃の回数自体が減ったわけでもなく、ゴールに迫る回数も多く、決めきれればもっと楽になりそうな状況ではありました。

そして、同点ゴールを決められた後のところで良かったことは、そこで堪えることができ、再び浦和のペースに戻すことができたということだと思います。

特に、前線で10番シマブク・カズヨシのところでパスが収まり、そこから攻撃がしっかり展開できたことが大きかったと思います。

そして、同点まで追いついた相手をガクっとさせたのが23分の10番シマブク・カズヨシのゴールでした。

4-3とリードを広げたところで、24分に7番菊地泰智に代わり19番山下勇希が入ります。

この時間帯での19番山下勇希の投入も相当効いたと思います。運動量はもちろんのこと、中盤での狙いすましたインターセプトで何度も相手の攻撃の芽を摘むプレーは見事でした。欲を言えば、そこからの攻撃でもう1点追加して試合を決めるところまで持って行けると更に良かった思います。

この19番山下勇希が絡んだ攻撃でも多くチャンスを作れていましたし、10番シマブク・カズヨシがサイドを突破してクロスまで持っていく場面も数回ありました。

更に、30分くらいには、8番立川将吾からのスピードのある縦パスにオーバーラップして抜け出した3番大西翔也が強烈なシュートを放つもここは、相手キーパーの好セーブで弾かれます。

終盤に、何度か相手にチャンスを作られたものの、5番山崎舜介のカバーなど、後半序盤の同点に追いつかれるまでの混乱はあったものの、再び逆転した後は、守備陣も集中して落ち着いて対処できていたと思います。

結局、試合はそのまま4-3で終了。なんとか勝ちきってくれました。

3-0のリードを追い付かれたのですから、課題がないとは言えないのですが、4月のここまでの試合を勝ちきれない、引き分けになんとか持ち込んでという試合が続いていた中で、3-0を3-3にされたところから、再度逆転して、勝ち切れたという結果がなによりもこの試合では重要で褒められるべきものではないかと思っています。

いよいよ今週末から、プレミアカップですね。

グループリーグはあるとは言っても短期決戦ですし、今日の試合を踏まえて考えると、勝負強さを見せた部分は当然継続させてほしいですし、後は、相手のプレッシャーを受けた時に、中盤での連携がもう少しスムーズに行って、ここは守備の連携、ここは、攻撃の連携と、味方同士の距離感などでバランスを取って、相手のプレッシャーをいなせるようになっていくと、もっと良くなっていくかなと感じます。

ガッツリ優勝まで見届ける予定で大阪行きの予定を組んでいます。

良いとこ取りばかりな足の運び方ですみませんが、今日の勝利から、プレミアカップ優勝まで、しっかり見届けさせてもらいますからね!

ではでは。

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高円宮杯プレミアリーグ2012/10/14 第16節 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 2-3敗戦・・・Jユースで勝利の流れを取り戻せ

ヴェルディグラウンド2012年10月14日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今シーズンのこの状況において、いくら相手が断トツの1位の東京ヴェルディユースでも、勝たなければならない試合ではありました。そして、残留争いという神経的に磨り減らされそうな状況の中で、中途半端にJユースカップ予選が入って日程が相手最後に2試合というのは、なんとも複雑なモチベーションのコントロールをしなければならないので嫌だ。

試合前に、そんなことを色々考えていましたが、結果的には、残り2試合の中で、非常に分かりやすい状況になりました。

まず、試合の話を書きますね。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に6番西袋裕太と4番西澤秀平、MFがボランチに3番寄特直人、トップ下に16番岸伯富実と10番中村駿介、FWが左に32番小川紘生、右に20番広瀬陸斗、真ん中に21番進昂平

となります。

14番関根貴大は累積で出場停止。また、学校行事で数選手がいないとのことでした。

前節と違い、相手は足元のプレーに自信のある選手が揃う東京ヴェルディユースということで、プレッシャーを与える意味での寄せでは、軽くいなされるという場面が多くなり、そういう意味ではなかなか難しいスタートにはなったものの、パス回しやバランスと言った部分では、非常に落ち着いてバランス良く入ることができ、両チーム共にチャンスはあるもののディフェンスラインで跳ね返すという一進一退の攻防に序盤はなっていたと思いますが、セカンドボールは相手に拾われることが多く、このレベルの相手の場合に、このフォーメーションで臨む際には、サイドの前線の選手が運動量多く守備もケアしなければならないところでしたが、左前線の32番小川紘生が上下に運動量多く動くことでこちらの再度は比較的問題なく対応できていたものの、攻撃部分に意識が行きやすい右前線の20番広瀬陸斗と2番新井純平のところで、空いたスペースを相手に使われることが多く、対応に苦慮していた印象がありました。

当然、前節とは相手のレベルが違うため、チャンスの回数を簡単に多く作ることはできないものの、前線で21番進昂平がポストとして当たり負けずにおさめて捌いたり、倒されても足を延ばして繋ごうとするプレーなどが、上手くはまった時にはチャンスが作ることができていました。

プレスから奪って攻撃と言う場面は、なかなかうまく行かないことも多かったものの、23分に10番中村駿介が上手く中盤でボールを奪って右サイドをオーバーラップする2番新井純平に渡して攻撃する場面もありました。

守備に関して、中からの攻撃に関しては、問題なく集中して対処できていましたが、サイドを使った精度の高いパスから狙われる場面では、危ない場面も作られていました。

ポゼッションの時間自体は、相手の方が長いものの、32番小川紘生の狙いどころの面白いパスなどで惜しい場面も作り出す中、迎えた33分に、その32番小川紘生が左前線でボールを受けた際に、シュートを狙うような姿勢からグラウンダーの鋭いクロスを通し、20番広瀬陸斗がスルーして、10番中村駿介が受けて、そのまま見事なシュートでネットを揺らし、浦和が先制します。

しかしながら、得点を取りに来た相手に対して、パス回しが多かった相手が、個人技で抜きにかかったところで、対応できずに抜かれてしまい、深くえぐられたところで、ラストパスを入れられ、押し込まれてしまい、すぐさま同点に追いつかれてしまいます。

まだまだ同点なので切り替えれば良いところでしたが、動揺したのか、直後にミスから更に失点を喫してしまい、先制点を決めた後、あっという間に逆転を許してしまいます。

前半は、このまま1-2で折り返します。

後半スタートから、21番進昂平に代わり35番安東輝が入ります。前線で体を張れるタイプで奮闘していた21番進昂平を下げて、前線の真ん中でプレーするイメージがない35番安東輝をこのポジションで起用ということで、やや意図は分かりませんでしたが、ポストという意味では苦戦していたものの、裏を狙うプレーなど35番安東輝は繰り返ししていたものの、どういう評価をしたのか分かりませんが、後半から投入したこの35番安東輝を30分で下げてしまいます。ポストプレーを求めてそれが、思うようにできなかったから下げたのでしょうか、よくわかりません。

後半は、10分に16番岸伯富実に代えて8番繁田秀斗、19分に32番小川紘生に代えて33番斎藤翔太、そして、30分に35番安東輝に代えて5番佐藤大介という交代だったのですが、どういう判断での交代なのか、少し分かりかねるものは多かったようにも感じます。

後半の出だしは、相手の集中がやや切れたのか、相手が少し散漫なプレーが増えているところで、浦和が攻撃を仕掛ける場面が多くなりますが、そのチャンスで決められなかったことで、試合の流れは5分5分に戻っていきます。

得点を取らなければならない浦和が前がかりになったところで、再びチャンスは増えたものの、その隙を突かれて39分に一本のパスから追加点を奪われてしまい、1-3とされてしまいます。

試合終盤、6番西袋裕太を前線に上げ(おそらく、自らで判断したのだと思います)、パワープレー気味に攻め込む中で、アディショナルタイムに5番佐藤大介がヘッドで押し込んで1点差に迫るものの、同点、逆転までは及ばず。

勝たなければならない試合で2-3と敗れてしまいました。

そこまで相手との差があった試合だとは思いませんでしたが、決めどころでの精度の高さでは正直差が見られた試合でした。

最初に少し触れたように、東京ヴェルディユースのような足元のテクニックに長けた選手が多い相手の場合は、寄せるだけでは、ほぼミスは誘えませんし、インターセプトするのも難しいにもかかわらず、そこまで意識してプレスをかけられていた選手があまりいなかったように感じます。

そういうプレーと言う意味では、後半途中から投入された33番斎藤翔太が、ファールギリギリくらいで体をぶつけて相手にボールコントロールさせないくらいプレスをかけることができており、実際に、そこから奪ってチャンスに繋がった場面が何度もありました。

基本的に、選手のミスに関しては、触れたくはないのですが、ここは触れなければならないと思いますので書きます。あまり書きたくないけど。ここ数試合で、キーパーのミスからの失点が続いています。やはり気になるのは、通常のコーチングは良いものの、際どい場面でのディフェンダーとの連携での声だしがあまり聞こえてこないんですね。

今日言いたいことの一つは、最
後の砦は、自信を持ってやれ! もともと出来ないわけではなくて、出来ていたことまで消極的になっている気がします。だから、それがもったいない。できますよね?

さてさて、鹿島戦に引き続き、東京ヴェルディ戦も、少なくとも残留争いをするチームになるはずないというくらいの水準のプレーができていました。

今日の敗戦は、相当痛いです。残り2節で浦和より上の3チームに追いつける可能性は残ったものの、それらのチームが勝ち点1でも取った時点で望みが消える。

ただ、浦和としては、三菱養和が鹿島に敗れたことで、直接対決で自力で3差に縮める可能性ができた。他力にはなるものの、他力で6差と自力で3差に縮められるのは大きな違いがあります。

で、やはり今日も感じましたが、浦和は、ジュニアユースが良い内容でも勝ちが逃げていったような時期に近い、流れに見放されている時期に似ています。

それを考えると、このままプレミアが来週、再来週と続くよりも、一呼吸おける別の大会で、プレミアの残り試合までに最低でも3試合、最大で5試合戦えます。

これ、大きいですよ。なんか、ドラマな展開の予感がします。

Jユースカップで快進撃、プレミア残り2連勝で残留。

やってやりましょうよ!

ではでは。

 

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おまけの写真。

 

関東ユースU-15リーグ2012/04/22 第8節- 浦和レッズJrユース vs 東京ヴェルディJrユース 1-4敗戦・・・10番の存在をキーとして

4月22日ヴェルディグラウンド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

浦和レッズユースのリザーブリーグに続いて、同じグラウンドで今度は浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグの東京ヴェルディジュニアユース戦が行われましたので引き続き観戦です。

前節のFC東京深川との試合は、浦和レッズユースのプレミア開幕と被っていたため見られませんでした。敗戦の結果と同時に、見ていた方から話を聞くと、試合に臨む姿勢の部分でも良くなかったような話も聞こえてきたりと、一体どのようになっているのだろうと、凄く気になりながら今日を迎えたのですが、まず最初に書くと、試合は大量失点で敗れていますが、思った以上にチームが成長していたので安心した自分もいたりします。

そういうことを前置きしつつ、まず試合について書きますね。

この試合のスタメンは以下、

GK18番大川圭為、DFが左サイドバックに2番信沢啓人、右サイドバックに3番新井克之、センターバックに22番高橋海翔、5番水上真、MFがボランチに6番中塩大貴、トップ下に7番高橋聡史と11番川上開斗、FWが左に19番村上秀斗、右に9番和久井大輔、真ん中に10番堀内千寛

となります。

前半立ち上がりから、非常に集中して試合に入れていたと思います。

その中で、前線でも11番川上開斗が起点になるべく運動量豊富にディフェンダーに対してプレスをかけたり、パスを受けてからの仕掛ける姿勢が良く、そこに前線の選手も絡もうと考え、攻撃を仕掛けていく。前半だけでも、決定的な場面が何度も作れていたと思います。

また、右サイドバックの3番新井克之の機を見て仕掛ける裏へのパスからのチャンスも多く見られました。オフサイドになってしまったものの、11番川上開斗の抜け出しにタイミングよく出したパス。サイドからのクロスにあと一歩で19番村上秀斗がヘッドで押し込めるという惜しい場面もありました。

ピンチの場面も何度かありましたが、こちらも集中して守りきり、 0-0で折り返します。

先に後半の交代の流れを書きます。19番村上秀斗に代えて24番萩原大智(18分)、3番新井克之に代わり15番石井康輝(24分)、7番高橋聡史に代えて8番影森宇京(38分)

後半も集中して入り、10分くらいまでに、11番川上開斗のドリブルから切り込んでいった場面や、19番中村秀斗の仕掛けや6番中塩大貴のサイドからの攻撃などチャンスを作り、コーナーキックからのチャンスもあったりと、あいだあいだにピンチの場面はありつつも、攻撃で相手陣内にいる時間の方が多く作れていたと思います。

ここまでで得点を奪うことができていたら、今日の集中力を考えたらそのまま押し切れていたと思うのですが、ここまでで得点が奪えないという中で、16分に迎えた決定的なシュートを18番大川圭為が好セーブでコーナーに逃れたものの、このコーナーキックからのセットプレーでヘッドで決められて先制を許してしまいます。

20分に、与えたフリーキックのチャンスを見事なコースを狙われて決められてしまい0-2。

23分に、コーナーキックから失点し、0-3。

このように、流れの中で集中して守れていた中で、セットプレーからの失点にもある程度理由はあるにしても、不運な形で3失点を喫してしまいます。

ただ、今日は、失点した後も下を向かずに攻める気持ちの強さが伝わってきました。

その中で、一矢報いた10番堀内千寛のゴールは、今後の浦和レッズジュニアユースにとって何か大きな意味を持つのではないかと思うようなものでした。

右サイドから持ち上がってペナルティエリア深くまで攻め込んだものの、フォローする選手がペナルティエリア付近まで来れていない中で、自ら狙うには角度がなさすぎるくらいのところから、アウトにかけて、なんとゴールを決めてしまったわけです。

10番をつけている選手が、こういうゴールを決めることの意味って凄く大きいと思います。

今日のチームの選手たちの表情を見ている限りは、このゴールが無くても最後まであきらめずに戦う姿勢は見せてくれたと思いますが、それ以上に、苦しい時間帯でのこういう得点が取れることがチームに与える意味は大きいと思っています。

あ、試合自体は、この後に1失点して1-4という結果です。

このスコアだけを、ネットなどで見た人は、また勝てなかったのかと表面的に思うだけかもしれませんが、少なくとも今日試合を見ていた立場で言えば、メンタル面でかなりの成長を見せた試合であり、今後に期待できる試合だったと思います。

今年のチームがここまで勝てなかった原因は、実力がないからではないのは明白なんです。今日は、ちょうどユースの試合を見ていた流れでユースの選手のご父兄の方も一緒に試合を観戦していただいたのですが、浦和レッズジュニアユースの今年のここまでの結果のみを知っていて試合を見ていない方が今日初めて今年チームの今日の試合を見た感想が「これだけできるのにどうして勝てないの?」というニュアンスでした。

この言葉の意味は説明しないでも分かりますよね。

今日のプレーを続けて行けば勝てます。

そして、10番を背負った堀内千寛は、その存在感を今日のように今後の試合で見せつけてください。堂々と、自信を持って。

また、今日の試合では2年生の高橋海翔と萩原大智が出場していましたが、良い意味でチームに刺激を与えるプレーを見せていたと思います。

実は、今回のブログは色々書いたり消したりしていましたが、結果的に、今日の試合は、選手が最後まであきらめずに戦えたこと。10番を背負った選手が良い意味で吹っ切れて本来持っている力でゴールを決めてくれたこと。この2点に尽きると勝手に結論付けてしまいました。

勝てない流れで考えすぎてプレーがぎこちなくなるようであれば、吹っ切ってしまった方が良いし、本来できる力を出せないのが一番もったいないと思います。

だから、最近の自分そうかもな~と思う選手がいたら、吹っ切ってやってみてください。

まとまらないw

ではでは。

 

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リザーブリーグ2012/04/22 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 3-2勝利・・・迫力ある戦いで勝ち切る

ヴェルディグラウンド2012年4月22日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

昨日の青森から場所を移しまして、今日はもともとは15:30からの浦和レッズジュニアユースの関東U15リーグの東京ヴェルディ戦を観戦をする日と決めていたのですが、タイミング良くユースのリザーブリーグも同じヴェルディグラウンドでリザーブリーグということが分かり、バタバタとやってきました。

今年のチーム作りは、見る側もどう捉えていくべきなのか難しいことが多いため、プレミアリーグや大きな大会以外のこういう試合も含めて、できる限り足を運んで状況を見ていきたいと思っていたので、見逃さなくて良かったです。

さて、試合に移ります。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが23番吉野雅大、DFが左に3番森亮太、右に27番小峯洋介、真ん中に6番副島暢人と15番西袋裕太、MFがボランチに22番寄特直人、トップ下が34番佐藤大介と5番進昂平、FWが左に28番長谷優、右に10番松崎洸星、真ん中に17番カドコダイ・アシカン

となります。

扱いがBチームということにはなっていますが、なかなかのメンバー構成ですね。 

交代メンバーも数人のみということで、例えば右サイドバックに小峯洋介が入ったりと、やや不慣れなポジションの選手もいつつで、ミスマッチの部分を突かれてのピンチはあったものの、比較的チーム自体はドッシリとした戦いで進めていきます。

そうは書きましたが、前半4分に強引に突破にかかった相手選手に抜かれたというよりは、あきらめずに押し切られたようなプレスが緩く寄せもやや甘いようなやられかたでの失点はいただけません。

失点以外のところでは、22番寄特直人のところから、ボールが散らされて攻撃が展開されていく形でスムーズに攻撃が展開されていきます。そこに、10番松崎洸星が予測の良さを生かして気の利いたところに走りこむ形がよく機能していたように思います。

例えば、22番寄特直人から前線の17番カドコダイ・アシカンに長いパスが出されたときには、ポストプレーの後に出しやすい位置に入ってうまくもらって攻撃を仕掛けていく10番松崎洸星の動きが印象的でした。

実際、10分に同点に追いつくのですが、その際のプレーも中盤で5番進昂平が良い位置でパスを受け、10番松崎洸星にパス、受けた10番松崎洸星がドリブルで右に開きながら17番カドコダイ・アシカンにパスを送って、これを決めてという流れに長ります。

この試合では、中盤の34番佐藤大介、5番進昂平、そこに10番松崎洸星が、良い動きをすることで17番カドコダイ・アシカンもポストとして動きやすく、そのプレーが上手く行くことから、裏へ抜け出すプレーも効果的にできていたと思います。

この得点の後も、機を見た22番寄特直人や15番西袋裕太のロングパスから何度かチャンスがありました。クリア気味のボールと思いきや前線の裏のスペースを狙っていて、そこに27番小峯洋介が抜け出してシュートまで持ち込む流れを作った15番西袋裕太のパスなども見事でした。

メンバーの交代はなかったものの、30分ほど経過した時点で、大幅なポジションチェンジが行われます。

GKが23番吉野雅大、DFが左に3番森亮太、右に6番副島暢人、真ん中に22番寄特直人と15番西袋裕太、MFがボランチに27番小峯洋介、トップ下が34番佐藤大介と10番松崎洸星、FWが左に17番カドコダイ・アシカン、右に28番長谷優、真ん中に5番進昂平

となります。

このポジションチェンジ以降、5番進昂平の得点を狙う動きのスイッチが入ったようで、その手始めにパスに抜け出してキーパーと1対1になった場面ではシュートをキーパーに引っかけてしまい失敗はしたものの、キーパーが少し弾いたボールに対して頭で狙っていくような姿勢が見えたのが良かったですね。それでこそです。

そんなこんなで、前半は1-1で終了。

後半に入っても、バランスよく戦えていたと思いますし、何より全体的に自信を持って仕掛けていくプレーが多かったのが印象的でしたね。

大きなチャンスとしては、まず17番カドコダイ・アシカンが左前線から斜めに裏に抜け出してアウトサイドで狙うシュートがあったり、同じく17番カドコダイ・アシカンが前線でつぶれてこぼれたところに28番長谷優が狙ったシュートが惜しくも枠を外れたり、ディフェンダーとキーパーの間くらいのギリギリ触れるかくらいのパスに5番進昂平が果敢に走って、触ってゴールに向かっていったボールをもギリギリかき出されたりがありつつ。

20分に34番佐藤大介に代わり19番大野将平が入ります。

ちょっと細かい時間は確認できなかったのですが、このくらいのタイミングでキーパーが23番吉野雅大から40番杉本広貴に代わります。

この交代の後、22分に5番進昂平が見事なゴールを決めます。

対応するディフェンダーに対して、アウトサイドで逆をついて抜き去り、キーパーと1対1の場面を今度は落ち着いて決めてのゴールです。

これで、2-1と逆転。更に浦和の攻撃の回数は多くなるのですが、相手もあきらめずに再び35分に同点に追いつかれてしまいます。

残り時間が少ない中でしたが、この試合で相当前線で効果的なプレーを見せていた17番カドコダイ・アシカンが残り数分のところで力強く抜け出してゴールを決めて3-2と再び逆転します。

後半の終盤は、このゴールと共に、右サイドバックの6番副島暢人がタメを作って、その前のスペースに15番西袋裕太が走り、そこへパスを通して右を15番西袋裕太が攻め上がっていくという珍しい攻撃の形が何度も見られ、これがまた結構効果的に相手陣内へ攻め込むことに成功していたりと発見もありました。

そんなこんなで実際2失点はしているのですが、この試合は、試合を通して色々な部分でスムーズに展開されていて、勝負どころでの仕掛けでしっかり得点を奪えるなど、一言で言うなら、良い試合で付け加えるなら、見ている側としても楽しい試合でした。

もちろん、課題もポツポツはありましたが、各ポジションで軸として安定感のある選手が入っていたため、フレッシュな選手が思いっきりやれているような印象もありました。

プレミアリーグ開幕前の東京ヴェルディユースとの練習試合とは別の、意味のある試合だったと思います。もっと多くの方に見てもらいたかった試合ですね。リザーブリーグを公式戦に近い位置付けでやるのであれば、もっと多くの人が見られるように日程を公表しても良いかもしれませんね。

お疲れ様でした!

ではでは~。

  

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リザーブリーグ2011/10/10 浦和レッズユースvs東京ヴェルディユース 3-2勝利・・・2点差からの逆転勝利

ヴェルディグラウンド2011年10月10日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

リザーブリーグ自体が何試合ここまで行われているかは、ちょっとわからないのですが、ブクメ自身は5月以来で3試合目の観戦となります。9月24日にレッズランドでリザーブリーグが行われていて、今日の対戦相手の東京ヴェルディユースと対戦して正確なことは分からないのですが、1-2で敗れていると聴いたような気がします。その試合は、ジュニアユースの熊谷での試合の後に少しでも見られるかと思って向かったものの、渋滞で試合が終わって最後に1本行われた練習試合を少し見られただけでしたので全く分かりません。

ただ、このリザーブリーグは線審は選手がやるものの、主審は公式の人がやるれっきとした公式戦です。練習試合なら負けても良いということではありませんが、公式戦ですから勝負に拘る姿勢も必要です。前の試合が1-2敗戦だったら余計にアウェイでの再戦なら勝たなくてはならない。そういう試合だと思います。

何より、得点に拘るプレーを今日は見たかったのが本音です。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番三上綾太、DFがセンターバックに22番寄特直人と4番小出啓太、右サイドバックに24番金野僚太、左サイドバックに5番佐藤大介、MFがボランチに30番立野峻平、トップ下が25番岸伯富実と21番繁田秀斗、FWが右に17番カドコダイ・アシカン、左に34番関根貴大、真ん中に5番進昂平

となります。

そんな感じに、気合入れて見ていたのに、最初の失点と浦和の1点目を見逃すというダメっぷり。すみません。

試合開始から2分ほど、スタメン見ながら、「5番が2人いるな、一人は佐藤大介、一人は進昂平、」とか確認しながらメモして下向いてたら東京ヴェルディユースに点決められていました。

0-1..(2分) どういう失点だったのかはわかりませんが流れで決められた失点です。

試合開始からしばらくは、少し落ち着きのない展開になっていたように思います。自身のシュート意識という点では本人も納得行っていないと思いますが、やはり5番進昂平がフォワードの真ん中に入ったことで、前線に入れたパスに対して競ってくれますし、動きながらのポストプレーなどもするため、当てて周りが絡んでという攻撃が出来るのが良い感じです。

しかしながら、酷なもので、浦和は12分に再び失点してして2点のビハインドを早い時間に負うと言う苦しい展開になってしまいます。

0-2..(12分)

東京ヴェルディらしい鋭い攻撃から、さすがの攻撃力ではあるのですが、今日は浦和も得点を奪う気持ちが強かったと思います。特に34番関根貴大の得点を奪う意識が凄かったです。伝わってきました。

2失点目の前に4番小出啓太のロングフィードに左前線で受けた34番関根貴大が勢い良く攻めあがっていった場面に始まり、左サイドでボールを持った時には少し難しそうでも取りに行く姿勢を見せるプレーが多く、前半では左サイドからドリブルでディフェンダーを交わして持ち込んで強引にシュート。こぼれ球に5番進昂平が反応して狙うと言う惜しいチャンスに繋がったり、相手に攻め込まれた場面でのカウンターで1番三上綾太が蹴ったかなり低めの早いボールに反応して胸トラップで流して反応した21番繁田秀斗に繋げて鋭い反撃の場面にも絡んでいました。

サイドで出場していた17番カドコダイ・アシカンですが、コーナーキックからの惜しいヘディングシュートや、上手く潰れて周りを生かすプレーなど良かったと思います。前半の中では、中盤で34番関根貴大に近い位置にポジションを移した時にワンツーで34番関根貴大に返す時の17番カドコダイ・アシカンのパススピードと位置がかなり良かったのか、その時のサイド攻撃は受けた34番関根貴大が一気にトップスピードに乗って仕掛けていったこの一連の流れは圧巻でした。

そして、見逃してしまったのが、その34番関根貴大のシュートから生まれたコーナーキックのチャンスの場面で、最終的に4番小出啓太が決めた場面。これも、この前の場面をメモして下向いていたら決まっていたんですね・・・。

まずは1点返してくれました。

1-2(25分)

24番金野僚太のミドルシュートなど、ゴールを狙う場面を作りつつ、前半は1-2で終了。

後半はスタートから、5番進昂平に代わって13番長坂竜一、1番三上綾太に代わって23番吉野雅大が入ります。

17番カドコダイ・アシカンがフォワードの真ん中に入り、13番長坂竜一は右に入りました。

後半に入ると、明らかに全体的に逆転するために得点を奪いに行くと言う気持ちが入ったというか、プレーの激しさが増しているのが伝わってきました。特に21番繁田秀斗の球際での激しさが明らかに増したように感じました。

左サイドバックの5番佐藤大介も前半はやや抑えていた攻撃参加を後半は頻繁に見せていました。

そして、得点の伏線として後半の序盤に34番関根貴大が見せたプレーは、ジュニアユースの頃の強烈なイメージを思い出させるような、相手ディフェンダーに対してドリブルで仕掛けて行き、数人のディフェンダーに激しく寄せられながらも結果的に突破しきってしまいキーパーと1対1の場面を作る。この場面ではキーパーに惜しくも弾きだされてしまうものの、らしいプレーはその後のゴールにしっかりつながっていきます。

15分に17番カドコダイ・アシカンに代えて28番長谷優が入ります。

この交代で、左前線に28番長谷優、真ん中に34番関根貴大、右前線に13番長坂竜一という並びになります。なんというか、3人とも得点に貪欲で、そこに中盤の25番岸伯富実、21番繁田秀斗、30番立野峻平が絡んでという攻撃が凄かったです。対峙した相手ディフェンダーも前線3人がゴールに向かって高い頻度で仕掛けて来るため、大変だったと思います。

特に、28番長谷優は低い位置で少し持ちすぎて危ないと思うことはあるものの、前目でボールを受けた時は特にこの試合では8割ドリブル突破、2割クロスというくらいドリブル突破の選択肢が多かったのですが、この割合はある意味、クロスを上げる確率が高いことよりも守る方としてはやりにくいというのが、凄く分かりました。

例えば、交代で28番長谷優が入ってすぐのプレーで、左サイドでパスを受けた28番長谷優が詰めてくるディフェンダーに対して、クロスではなくドリブルで交わしてペナルティエリアに入りこむ。この段階で相手はもう一人寄せに行かなくてはならなくなるために、その分スペースが空く。ここで、28番長谷優はファーサイドの13番長坂竜一を狙ったクロスでディフェダーにクリアされてしまったのものの、マイナスの位置にフリーで34番関根貴大が入ってきていたのでここに出せば決定的なチャンスになっていたと思います。もう一つ、同じようにドリブルで一人かわしてペナルティエリアまで持ち込み、折り返して25番岸伯富実が決めたと思われた場面がありましたが、僅かにパスを出す前にゴールラインを割っていました。

28番長谷優は、奪われると危険な場所で持ちすぎるところは直したほうが良いと思いますが、高い位置での今日のようなプレーは、なかなかこれまた効果的です。一人抜いた後のプレー精度と選択肢も加わると更に良いです。

そして、13番長坂竜一も、持ち味の縦への迫力のある突破を何度も見せていました。何度かの練習試合なども含めて見ながら、シュートの場面で外してしまうことが多い部分を考えると、考えて狙いすぎているのかな~と思うこともあり、突破のところから先の部分のところを練習で見極めながら、確率を高められればより良いと思います。実際、プレミアリーグなど見ていても、力強く突破して得点を狙う選手が出て欲しいな~と思う場面では、長坂がいればな~と思うこともあります。

さて、得点経過ですが、34番関根貴大が高い位置で相手ディフェンダーに激しいチェックからボールを奪い、普通なら体勢を崩してしまいそうな体勢で見事なシュートを放ってのゴール。

2-2(30分) これで同点。同点ゴールの後、24番金野僚太に代わり2番今泉賢人

そして、逆転ゴールは21番繁田秀斗の裏を狙った鋭いパスに抜け出して34番関根貴大が落ち着いてゴール。

3-2(40分) やってくれました。

このゴールの後、34番関根貴大は32番條洋介と交代。

残り時間で、13番長坂竜一からマイナスのパスを受けた25番岸伯富実のシュートや、21番繁田秀斗のシュートなど全体的に得点を奪う気持ちを見せながら試合終了。

特に後半に関してですが、全ての選手が激しいプレーを繰り返してくれていたのが見ていて嬉しかったです。

もちろん、この試合がパーフェクトだったわけではありません。試合運びとしては、2点のビハインドは絶対に避けなければならないですし、中盤でのミスパスから相手の反撃を食らった場面もありましたし、例えば今日は長谷優のサイドからのドリブルの仕掛けに相手が対応できなかったですが、もし、そこを徹底的に対応された時に同じように長谷優がドリブルで仕掛けることがOKかと言えば、そうではないですよね。例えば、昨日の尚志との試合に長谷優を左サイドに当てはめてみた場合には、今日の東京ヴェルディよりも守備意識が高く、組織で守ってくる。その時に、どのようにドリブル突破を生かすか。

試合の中での臨機応変までできるようになって、今日のような持ち味を存分に発揮できれば、かなりの武器になると思います。

ちなみに、昨日の尚志との試合は、ブログでは厳しいことを書きましたが、守備意識の高いバックラインと中盤の尚志相手に、いつもの形がなかなか機能しないと考えた時の、真ん中でスピードのあるパス回しで突破するなど、工夫で相手の守備組織の上を行くことができたのは凄く良かったんですよ。そこまで行かずに単調なことをやるレベルは遥かに越えたことはできているのですが、結局、相手の気迫を上回ることはできなかったと思うんですよ。相手の守りきってやるという気持ちに得点を奪ってやるという気持ちが負けた。

今日の関根のプレーは、昨日の試合で得点を奪うべきポジションで出て、出来なかったことに対しての一つの答えだと思っています。はっきり書きます。関根貴大はアシストの選手ではありません。得点を奪いきる選手です。これからは、出場する時にはその大前提のもとにプレーをして、結果としてアシストも増える形でやってください。

繁田秀斗も、今日のようなボディコンタクトの激しさも含めた中での中盤の読みの良さを生かしたプレーをする選手です。正直、最近少しプレーが軽くなっているのが気になっていましたが、今日のようなプレーができるのであれば、トップ下のポジション争いもまた激しくなるでしょう。

今日の、この試合を挟んだ事により、来週末の三菱養和戦が楽しみになりました。

 

ではでは!

 

関東ユースU-15リーグ2011/09/18 – 浦和レッズJrユース vs 東京ヴェルディJrユース 1-1引き分け・・・守備の成長と攻撃による守備

レッズランド2011年9月18日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、公式戦では珍しいアウェイ同会場でのユースの試合の後にジュニアユースの試合という日程の組み方になっており、どちらの観戦も可能という嬉しいアウェイ遠征。ちょうど、この試合のキックオフの時間帯は写真のように、非常に見る側には眩しい状況だったりしました。

先週の再開後の初戦を無失点勝利で飾った浦和レッズJrユースは、今節東京ヴェルディジュニアユースとの対戦となりました。今年の浦和レッズJrユースに関しては、経過を考えながら見て行くと、1試合1試合凄く成長が見られて面白いんです。

その辺に触れる前にまずは、試合展開をざっくりと書きたいと思います。

この試合のスタメンは以下。

GK16番高須雄大、DFがセンターバックに4番吉原大と5番長島巧、左サイドバックに6番荒木聡太、右サイドバックに15番及川皓平、MFがボランチに7番勝野瑛、17番松崎洸星、トップ下に8番斎藤翔太、FWが右に14番加藤智陽、左に2番岡野森、真ん中に11番小島良太

となります。

前節と同じスタメンになります。 

単純にまとめて書いてしまっては行けないとは思いますが、東京ヴェルディの下部組織の選手たちは、技術レベルの高い選手が多いという印象がありますが、その印象通りのチームと言う感じで、対する浦和は、やはり守備意識を高く試合に入ったと思います。

ある程度、受けることを覚悟の上で、しっかり守って奪ってから攻めるというイメージでしょうか。

前半は、かなり相手に攻められている時間が長かったと思いますが、ペナルティエリア近くまで持ち込まれた後の守備の集中は相当のもので、はっきりクリアするべきところはクリアする、狙える時は中盤でインターセプトしてという意識の高さを感じました。

押し込まれる時間が多いものの、奪ってからの反撃では6番荒木聡太から左サイドの2番岡野森へとつなげてのサイドからの攻撃や、カウンターで攻めこんだ時に良い位置でFKを得た時のチャンスなど、シンプルながら反撃の形を作ろうという意図は見られました。

しかしながら、前節に比べると相手の攻撃のレベルが高いために、守備に意識を置きながら奪った後の攻めのパスがやや中途半端になることが多く、当てどころとなる11番小島良太のところに上手く入らず、スペースを狙って走り込む14番加藤智陽のところに上手くボールが入らないなど、やや相手の攻撃に意識を置きすぎて逆にリズムをつかめない展開が続いたと思います。

際のところで守り切っていたものの、前半22分に個人技で突破されて失点してしまいます。

これで0-1

失点後の25分に15番及川皓平に代えて3番久保龍希が入ります。

失点後から、徐々に浦和も攻めの姿勢に割合を割くようになり、コーナーキックからの惜しいチャンスが2度ほど、更に前半終了間際には、8番斎藤翔太から2番岡野森、クロスに14番加藤智陽が合わせようとするプレーや、11番小島良太から2番岡野森へパス、シュート。決定的なチャンスを作り、ペナルティエリア内で数選手が得点を決めようとシュートを狙うもキーパーやディフェンダーに跳ね返されて得点ならず。

前半を0-1で折り返します。

後半に入ると、浦和が攻撃の姿勢を強く見せ始め、前半同様コーナーキックから惜しい場面を作る回数が増え、そのコーナーキックのチャンスで5番長島巧がゴールを決め1-1とし、試合を振り出しに戻します。

セットプレーから活路を見出し同点に追いついた浦和は、前半よりも攻撃の意識を強く見せ始めます。

ここで、14番加藤智陽に代えて9番橋岡和樹を投入し、2トップのような形で更に攻撃に厚みを持たせます。

コーナーキックのチャンスから11番小島良太のシュート、9番橋岡和樹のポストから11番小島良太が受けてシュート、6番荒木聡太が個人技でディフェンダーを抜いて攻めこんだり、浦和の攻撃も増えて行くことで相手に前半のような攻撃攻撃という意識から守備もしっかりしないと危険という意識を持たせることに成功。

前半の相手ペースから後半は浦和のペースの時間帯も多く作り、

2番岡野森に代えて20番堀内千寛、7番勝野瑛に代えて18番神宮未来人と交代枠を使って逆転を狙うも結果的に試合は1-1の引き分けで終了します。

今日の試合では、一見すると前半一方的にやられているように見えましたが、確実に以前と比べて守り方に成長が見られ、あれだけ攻められながらも、際のところではやられていなかったことや、試合中でも後半終盤に少しボールの動きにディフェンス数人がつられて動いてしまうという部分が出てしまったこともありましたが、5番長島巧は他の選手がプレスに行ったところで相手が出すパスを予測して摘みに行く動きが何度も見られましたし、実際にインターセプトにつながり反撃することも何度か出来ていたと思います。

また、後半の守備では4番吉原大の動きの質の良さを感じました。守備意識を強くという中での守備と言うよりは、攻撃の意識にもやや比重置いた際の相手の素早い反撃の摘み方が上手いというか、彼らしいというか、はっきりわからないのですが、後半の守備の際の動きが良かったです。

前から書いていますが、今年のジュニアユースには、点を取りに行った時の迫力があるというか、まずセットプレーでの得点が多いことなどにもつながると思いますが、攻撃面での強みがあることは、この試合でも証明されたと思います。

そして、技術レベルや体格などで勝る相手が、容易に活躍できてしまうことが多いというのもこの中学生世代だと思うのですが、そういう選手が多い相手に対して受けてしまったのが前半。ただ、あれだけの攻撃に対して対応することも経験できると自信になりますし、あの時間帯はあの時間帯で良かったと思っています。実際、失点は1点でとどめられたわけですし。

そして、今日良かったのは、攻撃のスイッチを入れることで相手の攻撃への手応えに疑問を抱かせ、精度を落とさせて自分たちのペースを作り出した後半の時間帯でのプレー。

要するに持ち味である攻撃もやり方次第では守備になるということが見えた後半でもあったわけで、反省する点もあるとは思いますが、また一歩前進した試合です。間違えないです。

来週末の横浜F・マリノスJrユースとの試合は、ユースのプレミアリーグとかぶっているので行けませんが、更なる成長と結果が出ることを期待しています。

お疲れさまでした。

ではでは~。

 

高円宮杯U18プレミアリーグ2011/09/18/ 第12節 vs 東京ヴェルディユース 4-2勝利・・・競り勝つ強さ

ヴェルディグラウンド2011年9月18日

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

遅刻しましたw 割と余裕を持ってヴェルディグラウンドに向かったはずだったのですが、想像以上の大渋滞で試合開始と同時くらいにはなんとか到着し、5分くらい過ぎたころにグラウンドにたどり着きました。ということで、よし見るぞと構えるまでの最初10分くらいは空白です。

なんとなく雰囲気で、ヴェルディの力強い攻撃を上手く浦和のサッカー(もとい、浦和レッズユースのサッカー)で上手く対応しているというのかな~という、感じに試合展開を空気感から見ました(最初の10分は分かりません。)

クラブユース選手権での大敗。ホームでの試合では引き分け。色々な思いを持って今日選手たちは臨んだと思います。気持ちで負けないという迫力が伝わってくる試合でもありました。

この試合のスタメンは以下、

GK30番関口亮助、DFがセンターバックに3番寄特直人と4番小出啓太、左サイドバックに21番小坂慎太朗、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と8番片槙吾、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に25番進昂平

となります(確認済み。)

で、よし見るぞと思った時に右サイドからのクロス(7番鈴木悠太が上げたと思う⇒20番新井純平のアシストと判明!)に25番進昂平が上手く体でディフェンダーをブロックして流れたところを10番矢島慎也が押し込んで先制点。

1-0で浦和が先制と幸先の良いスタートとなります。

この試合に関しては、前半から非常に集中して試合に臨んでいて、個々の能力が高いヴェルディなので前線で力強く仕掛けてくる場面は多くありましたが、際のところでしっかり対応できているため、危ないけど問題ないという不思議な安心感のある前半での戦いとなりました。

前線で25番進昂平がクサビとなる動きや、相手のバックラインに対して運動量豊富にプレスをかけて行くことで中盤との絡み、サイドへの展開がスムーズに行き、浦和の攻撃も多彩に展開されていきます。10番矢島慎也から25番進昂平へパスからシュートや、11番堀田稜のシュートがポストを叩くなど惜しい攻撃もありながら、やはり時折ヴェルディの反撃で危ない場面も作られつつ、10番矢島慎也から8番片慎吾、持ち上がってクロス。7番鈴木悠太から裏へぬけだした10番矢島慎也へのパスは惜しくもオフサイド、浦和の2回のチャンスに対して相手が1回のチャンスというくらいの割合だったと思います。

U17ワールドカップで愛着の湧いたヴェルディユースの高木大輔。普段は応援していますが、浦和の試合の時は敵なので絶対にやられたくないと勝手に強い思いを持っているブクメですが、20番新井純平がマッチアップで仕事をさせない上手い守備をするなど、気持ちよかったです見てて。

そういう局面も挟みつつ、前半30分ごろに左サイドバックの21番小坂慎太朗がスルスルと前線に攻撃参加。11番堀田稜に一旦渡し、更にサイドを駆け上がたったところにパスが入り、持ち上がりクロスを上げるも惜しくも合わずでしたが、試合ごとに本来の持ち味を守備と合わせて見られるシーンも多く出て来ました。

浦和にとって前半最大のピンチは前半37分。細かいパスから右サイドを突破されて強烈なシュートを撃たれるも、これをGK30番関口亮介が見事に反応してはじきだします。本当に決定的な場面だったので、よく抑えてくれました!

このピンチの後、浦和の攻撃からゴール前でフリーキックのチャンスがあり、10番矢島慎也が直接フリーキックでゴールを襲い、キーパーに弾かれるも、この後のコーナーからも鋭くゴールを狙い浦和のチャンスもかなり多くなります。

守備の意識高めにプレーしていた20番新井純平もこの時間帯にはチャンスと見て、オーバーラップから7番鈴木悠太とのパス交換で前線に上がりクロスを上げるなど攻撃参加も見られます。

前半終了間際には、6番野崎雅也が相手の攻撃の場面で中盤でプレスをかけインターセプトに成功。一気に前線に走る10番矢島慎也へパスを通し、10番矢島慎也の放ったシュートをキーパーが弾き、そこへ25番進昂平が走り込みこぼれ球をシュートするもこれも弾かれ、混戦からの追加点が入るかと思われましたが、ここは相手ディフェンスに粘られてゴールにはならず。

前半を1-0で折り返します。

後半の序盤も気持ちを緩めることなく、前半と同様のペースで試合を運び、右サイドの7番鈴木悠太から8番片慎吾へつなげてのシュート。コーナーキックから3番寄特直人のヘッドはわずかにゴール右へ。同じくセットプレーから4番小出啓太のヘディングシュートが惜しくも右に外れる、25番進昂平がシュートを放つなど浦和の攻撃が続く中で、迎えた15分。7番鈴木悠太が右サイドをドリブルで駆け上がり、クロス。25番進昂平が7番鈴木悠太に近い位置に動くことでディフェンダーを引き連れ、空いたスペースに入ったところに10番矢島慎也が飛び込んでゴール。

おそらく、1点目とほぼ同じような形でのゴールで2-0とリードを2点に広げます。

その後、18分に25番進昂平に代わって28番関根貴大が入ります。

2点のリードを奪ったことで、ヴェルディの反撃が激しくなり、ここからしばらくはヴェルディの時間帯となりますが、集中した守備ではじき返していました。

23分に6番野崎雅也に代えて14番繁田秀斗が入ります。

30分に11番堀田稜に代えて24番中村駿介が入ります。

この辺からが、いわゆる経験を重視した時間帯だったのかな~と今思うのですが、前線でクサビになる動きを精力的にしていた25番進昂平から裏へ抜けるタイプの28番関根貴大が入ったことや、守備のバランスも上手く取っていた6番野崎雅也が抜けたことで、やや収まりどころが減ったことや、相手の攻撃の意識が高い段階で中盤が代わったこともあり、キープできる24番中村駿介が入って、ここからと言う時に相手の攻撃がはまってしまったこともあり、やや相手の攻撃をディフェンスラインのみで受けるという場面が増えてしまい、ここから32分、35分と立て続けに失点してしまい、たちまち2-2の同点に追いつかれてしまいます。

この辺りが、ヴェルディらしい強さというか、浦和の課題と言うかですが、今日の浦和はここからが違いました。

立て続けの失点でややバランスを崩しかけていたところで、24番中村駿介が前線でボールをキープしたところで28番関根貴大が裏を狙って走るという攻撃が、相手のディフェンスラインを混乱させ、また28番関根貴大自身も、本来の持ち味となる自らのドリブルからの突破も見られ、相手の行けるぞという勢いを上手く削ぐことに成功。

そして、迎えた40分に24番中村駿介にパスが入り、ディフェンダーの裏のスペースへパス、わかっているかのように28番関根貴大がそのスペースへ走り込んでキーパーと1対1の場面を作り、ここでしっかりゴール。

3-2と再びリードを奪います。

後半43分に20番新井純平に代えて2番西山航平が入り、守備意識高く守りに入りながら相手の最後の反撃を抑えつつ、カウンターから右サイドの7番鈴木悠太へパスが通り、そこから鋭くペナルティエリアまで切り込み、思い切りよく放ったシュートがゴール!

試合を決める4点目を7番鈴木悠太が決め、試合終了。

確かに連続失点の場面はよくないのですが、今日非常に大きかったのは、気持ちの面で最後まで相手に負けなかったこと。アウェイで、2点リードを、追いつかれたチームの心理と追いついたチームの心理。どう考えても、相手の方が圧倒的に行けるという気持ちが強くなる場面でしたが、ここを乗り越えて逆転まで持ってったこと。

サッカーは、判定一つで、まったく引っかけていないのにPK取られたり、苦し紛れのシュートで点を取られてしまったり、決定的な場面を何度も作っても本当に点が入らない試合があったり、単純に実力だけで勝てない難しさもありますが、やはり前節や今節のように、駆け引きができて、競り勝つことができるようになればなるほど、勝負にも強いチームになることができると思います。

こういう戦いができてきているのは見ていて誇らしいですよ。

気持ち良い勝利でした!

お疲れさまでした!

 

JFAプリンスリーグU-18関東2010/4/18 vs 東京ヴェルディユース 3-1勝利・・・カード連発w

ヴェルディグラウンド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

前節良いスタートをきった浦和レッズユースのプリンスリーグ第2節の対戦相手は東京ヴェルディユース。昨年の高円宮杯では勝利したものの、試合自体は東京ヴェルディユースに主導権を握られる苦しい展開だったことを覚えています。

会場はヴェルディグラウンドになります。行われた試合は写真でもわかるように向こう側によみうりランドが見える方のグラウンドでこの写真は隙間から同行者に撮ってもらいましたが、実際はネットで結構見難いんです。反対側だったら見やすかったのにと愚痴を言っても仕方ないですねw

浦和レッズユースのスターティングメンバーは流通経済大学柏高校戦の時と全く同じで以下のようになります。

 GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と4番広瀬健太、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに12番皆川孝之、ボランチに15番野崎雅也、トップ下が14番矢島慎也と5番藤野友則、FWが右に10番礒部裕基、左に7番矢島倫太郎、真ん中に11番鈴木大輝

 相手チームのメンバーなどはブクメはいつも確認していませんが、たぶんU-19代表の静岡合宿で東京ヴェルディは小林祐希と高木善朗がいなかったと思われます。ちなみに浦和レッズユースからは岡本拓也が召集されていますが、どちらにしても今年のユースの試合には(基本的に)でないメンバーなので、誰がいないからとかそういうことは余り関係ないですね。

開幕戦で顔面(?)を強打して心配だった15番野崎雅也も元気にスタメン出場していて安心しました。昨年3年生が務めていた中盤のポジションを15番野崎雅也がボランチとして予想以上に早く定着していることも今回のチームの調子の良さの大きな鍵になっているので抜けていなくてホッとしました。

前節の流れをそのままに浦和レッズユースが前半は攻勢。14番矢島慎也のキープ力とポジショニングが冴え渡り中盤が活性化している中で前線の3人の動きもキレがあり、東京ヴェルディユースの守備陣を何度も脅かしていました。

先制点は、右サイドを突破した7番矢島倫太郎がグラウンダーのクロスを入れて、そのボールを受けた11番鈴木大輝が相手ディフェンダーのマークから見ている私も左サイドに一旦開くかと思っていたところにクルっと反転してそのままシュート!相手キーパーが少し前目に出ていたのが見えていたのか、キーパーの頭を超える高めのシュートがゴール右隅上に決まりました。見事すぎるゴールです!!

この日は11番鈴木大輝の動きが冴え渡っていました。2点目は相手ゴール前で細かいパスから鈴木大輝が相手ディフェンダーの隙間に上手いパスを送り、受けた7番矢島倫太郎がキーパーと1対1になり、落ち着いて右隅に流し込んでゴール!

前半で2点のリードを奪うことが出来ました。浦和優勢の展開の裏で、やや審判のジャッジがきびしめですぐにイエローカードが出ている印象もありましたが、このことが後半に大きく響いてきます。

後半に入り、2点ビハインドの東京ヴェルディユースが猛攻を仕掛けてきます。上手い攻めというよりは、やや強引という印象のある攻めにも見えましたが、強引に入れてきたボールが結構良いボールになってピンチになるシーンが増えてきました。それに加えて、浦和レッズユース側のファールからイエローカードがバンバンでています。

・・・ここで・・・すみません、久々にブクメの弱点でもある急な腹痛が起こり、一旦ブクメはピッチ外(もともとピッチの中にはいませんがw)の個室(という名のお手洗い)へ。。。

数分後戻った時に東京ヴェルディのゴール前でのフリーキックのシーンになっており・・・戻った時に同行者に「何か違和感感じない?」と言われ、最初は気付かず・・・このブクメのトイレタイムの間に8番若井祥吾が退場していました。細かい状況はわかりません。安定した守備で相手のサイドからの攻撃の目を潰していた若井祥吾が前半にもらってしまったイエローカードに加えて後半に2枚目のイエローカードをくらって退場となりました。

トイレタイム前に12番皆川孝之に代わって13番片槙吾に代わっていたと思います。そして、8番若井祥吾の退場の後に右サイドに2番西山航平がトップ下の1枚だった5番藤野友則と変わって入りました。

守備へのケアの意識をするように再三指示が飛んでいたようですが、フォーメーション的には3トップの形は崩さず、トップ下が1枚削られた布陣で戦っていました。このタイミングから数的優位の相手が当然ながら圧倒的に攻める時間が長くなり、危険な場面が増えたものの、数回作られた決定的なピンチは16番小笠原正人のファインセーブでことごとく弾き返していました。見事な反応で周りから歓声が上がっていました。

後半終盤に1失点は喫してしまったものの、4分という長いロスタイムの最後のワンプレーというところで7番矢島倫太郎が相手ゴールキーパーのファールを誘いPKを獲得、自身がしっかり決めて結果的には3-1という結果に終わりました。

光明はやはり、新チームで作られた新しい中盤のメンバーが早くも機能していること、守備ラインが安定していること。昨年末に比べてプレッシャーをかけられても落ち着いて対処できているのでかなり安心して見られます。時々マークを外したり受け渡しがずれることもありますが、これは徐々に修正されていくと思います。

ただ、この試合で少なくとも5人はイエローカードをもらってしまったので累積が少しずつ心配になってきます。次節の桐光学園高校戦では今節退場になった8番若井祥吾が出場停止になります。

確かにここ最近の定着しつつあるスターティングメンバーで毎試合臨めれば安定して戦えますが、やはりプリンスリーグやJユースカップ、高円宮杯など多くの公式戦で戦い抜くためには、出場停止の選手に代わって入る選手が良いパフォーマンスをしてチームの総合力が上がることが重要なので「審判カード出しすぎだよ!!」という気持ちも強いですが、浦和レッズユースが更に強くなるための試練だと勝手に考えておきます。

ちなみに累積3枚で1試合出場停止というレギュレーションのようです。

この試合の勝利で浦和レッズユースは首位に立ち、同時にトップチームも川崎フロンターレに勝利して首位に浮上したようですね。めでたいですな!

ではでは。