高円宮杯U18プレミアリーグ2011/12/04/ 第17節 vs コンサドーレ札幌U-18 2-0勝利・・・気持ち良い勝利!

埼玉スタジアム第2グラウンド2011年12月4日

 

 

 

 

 どうも、浦和サポブクメです☆

タイトルに付け加える文言、今回はすっと浮かんできたわかりやすい言葉になりました。そういう試合です。

Jユースカップのため、2か月近くの中断期間を挟み残り2節を残す高円宮杯プレミアリーグが再開されました。

気候の関係(でしたよね?)で、コンサドーレ札幌U-18とのアウェイの試合が入れ替わったため、今日のコンサドーレ札幌U-18と来週の青森山田高校との試合はホームで戦うことができます。

そして、ユースを見られている方ならご存知のように、今回のコンサドーレ札幌U-18相手には今シーズン既に2度敵地で対戦していますが、どちらも敗れています。そして、さかのぼれば昨年の夏の全国での引き分けはあるものの、ここ数年勝てていないという相手になります。

選手にとっても今年2回負けている悔しさがあるでしょうし、サポーターとしても、なんとしても勝ってもらいたい相手。トップチームに関しての因縁ももろもろあるようですが、それはユースに持ち込む必要はないと私は思うのでパス。

風はやや強いものの、晴天で良い環境下での試合となりました。

浦和としては、この大会は残念ながら優勝の可能性はなくなってしまいましたが、相手は現在1位で優勝争い真っ最中ということで、試すというよりは勝ちに来る試合。試す要素よりも本気で勝ちに来る状況のため、ここで勝つことは浦和にとってもすごく重要になります。

この試合のスタメンは以下、

GKが30番関口亮助、DFがセンターバックに3番寄特直人と18番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に8番片槙吾と23番岸伯富実、FWが左に11番堀田稜、右に28番関根貴大、真ん中に10番矢島慎也

となります。

攻撃陣が凄い相手であることは、これまでの対戦で分かっていることでしたが、やはりその印象通り、スタートから相手の鋭く激しい攻撃を浦和がしっかり凌いで行くという展開になりました。

何度かペナルティエリア内まで攻め込まれる場面などもありましたが、18番西袋裕太の激しいタックルが特に印象的だったのですが、球際のところで離さずプレッシャーをしっかりかけることができており、相手に楽に攻撃をさせませんでした。ただ、ぶつかり合いでは浦和のディフェンダーが吹っ飛ばされそうになるような場面もあり、とにかく、そのあたりのマッチアップだけでも凄かったですね。

前半の15分間くらいは、やや相手の攻撃を受けて凌ぐような場面が多かったものの、徐々に浦和の攻撃の回数も増えて行きます。

その中でも、バックラインから左サイド、10番矢島慎也を経由して右の28番関根貴大へパスと同時に20番新井純平が斜めにペナルティエリアに侵入したところへ28番関根貴大からパスを通していく攻撃は大きなチャンスになっていました。

また、28番関根貴大が右サイドでボールを受けた際に、パッと見た感じでは相手ディフェンダーがうまい具合に対応しているように見えていたものの、ボールタッチと体の動きで気が付けばディフェンダーよりもペナルティエリアに近いところまで侵入してしまっているというような凄いドリブルでの突破などもありつつ、裏へ抜け出した10番矢島慎也の攻めもありつつ、11番堀田稜が相手のプレスにあいながらもしっかりボールをキープして10番矢島慎也へつなげてシュートしつつ、真ん中の10番矢島慎也と右の28番関根貴大がお互いのポジション側の前のスペースへとスイッチしながら右を駆け上がった10番矢島慎也のクロスに28番関根貴大がヘッドで合わせたり、さらにさらにFKのチャンスで10番矢島慎也が蹴ったボールに5番佐藤大介が合わせた場面も相当惜しい場面だったり、そんな感じで前半の終盤は浦和の攻撃が相手の攻撃を上回ることで流れを奪い返した時間帯となり、25分くらいにはPKのチャンスを得たものの、ここは残念ながら決められず(こぼれ球を狙って猛スピードで詰めた28番関根貴大は良かったですが。)

良い流れの中で得点が奪えないながらも相手に主導権を渡すことはなく、前半は良いイメージで0-0で折り返します。

前半の終盤に相手のサイドバックが攻撃したいという状況をうまく見てか、そこを18番西袋裕太がロングフィードで良く狙ってチャンスにもなり、相手のサイドからの攻撃の意識を止める意味でもうまく作用していたと思います。

守備も相手のスピードや強さには苦しみながらもうまく対応できていました。

後半は、始まってすぐにシュートはそれてくれたものの、相手にうまくシュートを打たれた場面もあり、後半の出だしも前半同様やや相手の攻撃を受けるような形でスタートとなりました。

前半同様にうまくしのぎながら、10番矢島慎也の惜しいシュートチャンスが2度ほどありながらゴールには一歩届かず。

23分に23番岸伯富実に代えて14番繁田秀斗が入ります。

14番繁田秀斗は入ってすぐに、中盤でうまいポジショニングで経由役となることができ、ここも惜しくはゴールにはならなかったものの10番矢島慎也へ決定的なパスを通す場面を作りました。

この後、27分に5番佐藤大介に代わり2番西山航平、32分に11番堀田稜に代えて7番鈴木悠太が入ります。

この残り15分くらいの時間は、完全に浦和の時間となります。

ここまで0-0で来ているたのですが、なんというかレベルの高い試合で普通に面白いという感じで、いや、でも勝たないとなのですが、これまであれだけ苦しんでいた札幌に対して、上回ったプレーが連発しているこの時間帯を楽しんでいたら、ゴールが決まりました。

後半33分に、ペナルティエリア内で8番片槙吾がボールを受け、ディフェンダーのプレスを受けつつスペースに走りこんだ10番矢島慎也に、ちょこんとパスを出して10番矢島慎也がしっかり決めてゴール。時間はかかりましたが、浦和がリード1-0。

そして、その5分後の38分に今度は、14番繁田秀斗が中盤の良いポジションに入ったところにパスが入り、7番鈴木悠太へパス。テンポよく8番片槙吾に渡すと7番鈴木悠太はペナルティエリアに侵入。ここに8番片槙吾からパスが通り、7番鈴木悠太がドリブルで仕掛けて相手ディフェンダーがたまらず倒す。これでPKを獲得。

このPKのチャンスを10番矢島慎也がしっかりと決めて2-0。

この2-0に喜びつつ、「いやいや、Jユースカップでは残り数分で2点取られている」と少し気を引き締めようと必死になりつつテンションは上がりっぱなしだったのですが、選手のほうが冷静で、不用意なプレーを割けながらしっかり時間を使えるところは使いつつ、そのまま2-0で試合終了となりました。

もう、タイトルの通り気持ちの良い勝利の一言です。

単純な相手攻撃陣vs浦和守備陣で見た場合には、スピードや体の強さなどでは相手のほうが上回っている部分もありましたが、守備の部分で集中を切らさず、激しくいくところは行く、抜かれてもしっかり最後まで追いかけて楽にシュートを打たせないような姿勢、そういうところでサボらずやり切れたことが結果的には無失点につながったのだと思います。

さあ、来週の最終節も今日のような戦いぶりで浦和レッズユースの強さを見せてやりましょう!

お疲れ様でした。

ではでは~。