クラブユース選手権2018/07/23 浦和レッズユースvsモンテディオ山形ユース 3-0勝利・・・守備の硬い相手を見事粉砕

どうも、ブクメです☆

ピッチによって観戦環境がこれだけ違うのだと感じた大会2日目。昨日は、ピッチCでネット越しに前から強い日差しを受けて見るような環境だったのですが、それとは打って変わって今日のDピッチでは、ネットに囲まれていない箇所から見られ、テントもピッチに近い位置張ってあり日影の中で観戦太陽も後ろから、そして湿度が若干低めで強い風が吹いていたということで、昨日の止まらない汗の中での観戦は何だったのかと思ってしまうレベル。

でも、ピッチでプレーする選手にとっての環境は、過酷なまま。

さてさて、今日の浦和レッズユースvsモンテディオ山形ユースののクラセン公式ページに載っていた公式記録の以下がちょっと(そこそこ)気になってます。

プレーに影響があるくらいの強烈なピッチを横切る風、生えている芝は良質かもしれないけど、ところどころ緑でないものが見えまくっているピッチだったと私には感じ、見えたのですがw

ということで、クラセン2日目です。

他地域の現在の力関係というのは、わからないものの、冷静に見つめてみると、グループステージにして、アビスパ福岡U-18とコンサドーレ札幌U-18というユースにおける強豪チームと同居するグループって結構厳しいよなとふと感じつつ、初戦でその中の1チーム、アビスパ福岡U-18に敗れた浦和レッズユースにとっては、今日のモンテディオ山形ユースとの一戦は、引き分けも許されないような試合となりました。

終わってみて試合全体を考えると、対戦相手のモンテディオ山形ユースの守備力の高さを随所に感じたため、得点が奪えないままに時間が過ぎるという試合展開に持ち込まれていたら結構大変だったのかなと思う部分もありますが、この試合は、試合の入りのところと早い時間で得点を奪えたことで、常に浦和ペースで試合を運べたところで勝負ありだったのかなと思います。

では、試合の話に移ります。

vsモンテディオ山形ユースメンバーと交代

GK30番鈴木彩艶(後半35分⇒18番西尾優輝)、DFが左に3番林海斗、右に14番柳田大輝、真ん中に8番白土大貴と23番遠藤龍河、MFが左に24番山中惇希、右に10番池髙暢希、真ん中に16番玉城大志(後半35分⇒35番根岸恵汰)と5番大城螢、FWが17番波田祥太(後半35分⇒21番縄田脩平)と13番與那覇航和(後半23分⇒11番清宮昴大)

となります。

開始早々から、ゴールを奪いに行く姿勢を見せた浦和レッズユースが、相手が落ち着いて守備に入る前に攻め込み、17番波田祥太のヘディングシュートなど惜しい形を作り相手ゴールに近いところで、セットプレーなど複数チャンスを作る中で、迎えた6分にセットプレーのチャンスから、24番山中惇希か23番遠藤龍河が絡んだチャンスだったと思うのですが、最終的に5番大城螢が決めて先制します。

今日の試合では、相手の守備が硬く、攻め込む回数は多いものの決定機を作る回数がそれほど多くなかったところでしたが、その分セットプレーを獲得する回数が多く、実際にゴールとしてはこのゴールのみでしたが、5番大城螢のセットプレー時の惜しい形というのが非常に多かったことが印象に残っています。

そして、横からの強風が結構影響を受けてしまうのかなと感じていたものの、思ったほど明らかに風の影響でという場面は少なく、この辺は、しっかり考えてプレーができていたのかと思います。また、前の試合では、やや味方との連携というより強引に行こうとしすぎている感もあった10番池髙暢希が、この試合では、味方を活かすようなプレーも入れながら、必要なところでは、相手守備陣が複数いても体の入れ方や、ボールの置き方などで突破するという形を見せており、その辺は、やはり前の試合では、初戦の難しさと、試合に対しての気持ちの入りすぎが招いたことだったのかなと、この試合を見ていると感じました。

そういう形でのプレーの一つを挙げると、15分の16番玉城大志からのパスを10番池髙暢希が受けた右サイドでの仕掛けのところで、右サイドバックの14番柳田大輝が追い越して前線に走っていったところをしっかり感じていて、10番池髙暢希が引き付けてキープしながら、14番柳田大輝につなげたプレーがありましたが、こういうところが、昨日とは全く違ったというか。

前半26分には、カウンターの形で今度は、14番柳田大輝を起点にした反撃で、10番池髙暢希が抜け出して一気に相手ゴール前に迫るという形になりました。

先ほども書いたように、この試合はとにかく、早い時間い先制できたことが大きかったなと思うのは、落ち着いてからの相手の守備には、かなり苦しめられる場面が多く、サイドの深いところのスペースを上手く埋められてしまうことで、両サイドから抜け出してクロスを上げて決定的にと言う形は、実際浦和もなかなか作らせてもらえなかったと言えます。相手の守備を褒めていますが、実際のところ、それでも浦和は、チャンスを多く作り、逆に、相手の攻撃に関しては、決定機もほぼ作らせていなかった浦和の守備の集中の方が見事だったとわけですが(たぶん、前半は、枠内シュートをほぼ打たせていない。)

そういう試合になったので、攻防としては、また別の面白さがあり、ボール奪取での対決が多くなったというか、気になったポイントでメモを取っていたのを今見ていると、13番與那覇航和が、相手の攻撃の起点を摘むインターセプトから反撃とか、24番山中惇希が球際激しく行き高い位置でインターセプトして展開とか、攻撃で特徴のある選手たちが、堅い守備から反撃を狙っていたであろう相手の攻撃のスタートのところで摘み取るようなプレーを多く見せていたのも印象的でした。

前半を1-0で折り返します。

後半に入ると、相手も点を取らなければならないということで、選手を2枚替えしてきたり、少し崩して仕掛けてくるのかなと思いつつ見ていましたが、攻撃の意識は高めたようですが、思ったほど点を取るためにリスクを負うようなプレーはなく、先ほど書いたように、相手の攻撃の起点のところを前線やサイドの選手たちも狙って摘み取るプレーが多くできていたことで、後半は、1,2度危険なシュートを放たれたものの、やはり相手に押し込まれなるような時間を作らせることなく進められていました。

後半の浦和の攻撃で印象に残ったところをいくつか挙げてみますと、9分のバックラインでパスを受けた8番白土大貴の低めの狙いすました縦パスで相手の隙間を縫って一気に前線の13番與那覇航和へつなげた大きな展開。強風の影響をまったく感じないような大きな展開(放り込みではなく、明らかに意図のある長い距離の正確なパス)は、見事でした。

16分には、10番池髙暢希がドリブルで仕掛け、スペースに抜け出した17番波田祥太へのパス。これが通れば大きなチャンスになるという場面でしたが、ギリギリオフサイドだったようです。

後半のクーリングブレイクの前くらいの時間帯には、浦和の攻撃陣がらしさを見せたプレーでチャンスを作る場面も増えており、その中でも、17分の24番山中惇希の突破は見事で、左サイドからドリブルを仕掛け、更に相手ディフェンダーを1枚はがしてペナルティエリア深くまで侵入して、最後の17番波田祥太へのパスがわずかに合わなかったものの、相手守備陣に苦労していた中で、見せるところではしっかり見せるプレーをこういう時間帯に作ったのは見事でした。

そして、やや相手が攻撃に行かなければならないところで、逆に浦和の攻勢が強まっていたクーリングブレイク後のタイミングで、長期離脱していた11番清宮昴大(夏の大会出場も厳しいかもしれないと聞いていたので、ここでの復活はかなり見ていた方してもテンションが上がりました)の投入で、前線が気持ちの面でも明らかに活性化され、迎えた26分には、その11番清宮昴大のサイドからの攻撃から、最後は17番波田祥太がゴール。勝利をかなり手繰り寄せる追加点を決め2-0とします。

この直後には、セットプレーのチャンスで5番大城螢のあとわずかという惜しいヘディングでの狙いがあったり、30分には、24番山中惇希のインターセプトから、17番波田祥太を経由し抜け出した11番清宮昴大へのパスは、僅かにオフサイド。

10番池髙暢希のドリブル突破は、相手が複数で取りに行っても奪えないくらいさえ渡っており、更には、枠は捉えなかったものの、こういう攻撃もあるとばかりに16番玉城大志がやや距離があるところからミドルシュートを狙う。

そして、試合の最終版・・・なんというか、私の癖と言うか、チャンスの時でも違うところを観察してしまうことがよくありまして、3点目のゴールを見逃してしまうという。。。

コーナーキックのチャンスから、11番清宮昴大がヘッドで決めての得点です、はい。

ということで、終わってみれば、3-0の快勝となりました。

ちなみに最近、書いてなかったので、書いておくと、守備側の選手の名前があまり上がらない時は、守備が凄く良かったということを意味しているわけで、3番林海斗、8番白土大貴、23番遠藤龍河、14番柳田大輝のバックラインでの守備は、試合を通してほぼ相手に決定機を作らせなかったということです。

ということで、前の試合では、ひねくれ者のブクメは、やや納得できないところを多く感じてしまっていたのですが、この試合と併せて考えてみると、やはり初戦の硬さや、まず失点しないところから戦おうとしてのあれだったのかなと思いますし、今日の試合では、今年の浦和らしい強さが出たのかなと思います。

指示もあるとは思いますが、選手間で考えて工夫してとか、そういうところが、特に今日のモンテディオ山形ユース戦では見えた気がします。

試合運び含めて見事でしたし、最後の畳みかけるところで、あれだけの運動量を前線の選手(スタートから出ている選手でも動きが落ちていなかったことに驚いている)ができるのも凄いなと。11番清宮昴大が前線に入ってから、もう1スイッチがチームに入ったのも目に見えてわかりました。

さてさて、同グループの初戦勝利チーム同士の試合が引き分けに終わったということで、最終戦が引き分けで突破できる可能性が限りなく低くなってしまいました。

アビスパ福岡U-18(勝ち点4)、コンサドーレ札幌U-18(勝ち点4)、浦和レッズユース(勝ち点3)、モンテディオ山形ユース(勝ち点0)

まあ、勝てば自力で突破が決まる試合。わかりやすいです。アビスパ福岡U-18が負けないと引き分けでの突破はないわけですし、そこを期待しても仕方がないので、勝てば良い。

願わくば、できる限り、暑くない状態で、試合ができることを。

初戦長い時間を戦った選手で今日出場しなかった選手もいますし、1日空きますし、疲労具合のコントロールも上手く行っているようにも見えますし、まずは、突破をかけたコンサドーレ札幌U-18戦に向けて、回復と良い流れを継続できるように意識を高めてもらい、突破を決めた勢いで連戦となる決勝トーナメントの初戦も突破と行きたいですね。

本当にお疲れさまでした。

細かいところですが、ピッチサイドに置くドリンクに反射シート(?)を巻き付けてドリンクが温まらないような工夫とか、初戦では、普段選手がやっているビデオ撮影をコーチがやっていたり、暑さ対策や、チーム一丸での戦いをしようとする工夫も色々見られており、そういうのを見ると、嬉しいです。

次の試合も楽しみにしています。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

第40回日本クラブユースサッカー選手権2016/07/26 – 浦和レッズユースvs愛媛FC U-18 0-0引き分け・・・サッカーらしい結果。続ければ大丈夫。

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どうも、ブクメです☆

埼玉から出発するときは、怪しい天気だけど、意外と雨は持つかもしれないなと思っていたのですが、車で群馬県に近づくにつれて雨が降り出し、気が付けば結構な本降りになりました。暑いよりは良いとは思いつつも、結果的に、雨というコンディションをものともせずにゲームを支配したのが浦和レッズユースだったものの、その1点を決めさせてくれなかったのも、もしかすると雨だったのかもしれない。

ということで、今日は、クラブユース選手権のグループステージ第2戦に足を運びました。昨日の前橋総合運動公園から場所を移しまして、今日は、下増田多目的運動広場での試合となります。なんだか、昨日の前橋総合運動公園のピッチ状態が気になったということで、最終戦の会場となるNTT図南のグラウンドを見るために、今日の9時からの試合足を運んだという方がいて話を聞いたら、あまりよろしくないようですね。

そんな、各会場のコンディションも気になる大会ですが、ピッチコンディションという点では、比較的今日の下増田多目的運動広場は、良い方だったようにも思います。

第1戦で、横浜FCユースに0-1のビハインドから追いついて引き分けに持ち込んでの第2戦。この日の対戦相手は、愛媛FC U-18でした。

この試合のスタメンと交代は以下の通り、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに26番池髙暢希(後半スタート⇒8番松高遼)、センターバックに3番関慎之介と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也、左に9番川上エドオジョン智慧(後半20分⇒7番伊藤敦樹)、右に23番シマブク・カズヨシ(後半16分⇒20番長倉幹樹)、真ん中に10番渡辺陽と11番時里元樹、FWが14番井澤春輝

となります。

攻撃のメンバーが第1戦より少し変更になっていますね。

今日の試合は、よく言われる決定力がという話も出そうな感じではありますが、それを差し引いても、決定機の決定機で、ちょっとしたところを天候によるいたずらみたいな形でゴールの中に吸い込ませてはくれなかったとか考えてしまうような、展開になりました。

寄せては来るけれども、プレッシャーにはあまりならないようなプレスのため、比較的、初戦と違って、自由に思うようにプレーできる選手が多いように感じた試合序盤の印象。それに加えて、今日は、前線に入った14番井澤春輝が、胸で受けてキープしたり、くさびになって受けたりと、この組み合わせになった時になりがちな、放り込みで、高さ勝負になって、特徴が活かされないよなという印象ではなく、低めの弾道で展開するために当てる意図のパスと、それをキープするという形ができていて、実際試合の中で、相手ゴール付近で、パスを受けた14番井澤春輝が粘って倒されて良い位置でフリーキックを獲得するという場面も多くなっていました。

この試合での攻撃の印象は、その14番井澤春輝のところと、あとは、第1戦の時もそうだったように、やや攻撃の際は、左に偏る傾向があり、9番川上エドオジョン智慧と10番渡辺陽、そして、サイドバックの位置から攻撃参加した6番鈴木海都が絡んだときに、より迫力のある攻撃になっていました。両サイドとも攻撃的になりすぎないようにということで、比較的、右前線に関しては、シンプルに23番シマブク・カズヨシにつなげてから個人で仕掛けるという形が多くなっていました。

で、やや左サイドからの攻撃が多いなという印象が相手についたところで、9番川上エドオジョン智慧と23番シマブク・カズヨシがポジションを入れ替えて、左の組み合わせに23番シマブク・カズヨシが入って仕掛けて、逆に右の方は、9番川上エドオジョン智慧が個人で仕掛ける形を作るなど、相手が対応しにくい試みもできていたと思います。

少し細かく浦和の攻撃の流れを書いていきますね。

2分に40番橋岡大樹のロングフィードを14番井澤春輝が受けて、9番川上エドオジョン智慧がミドルシュートを狙います。

5分には、11番時里元樹が高めの位置でインターセプトし、そこからいったん下げて、テンポよく26番池髙暢希が前線に展開する形の攻撃。

6分には、9番川上エドオジョン智慧と10番渡辺陽がパス交換から仕掛け、結果的に9番川上エドオジョン智慧がそのまま仕掛ける形になったものの、そのタイミングでしっかり左サイドから6番鈴木海都が攻撃参加して前線に走っているという厚みのある状況を作り出した攻撃。

8分には、23番シマブク・カズヨシのドリブルでの仕掛けで良い位置でフリーキックを獲得すると、そのフリーキックのチャンスで、キッカーの6番鈴木海都が雨という天候も考えて、グラウンダーで狙ったことで、かなり惜しい形を作ります。

10分前後は、連続で23番シマブク・カズヨシが右から仕掛ける場面からセットプレーのチャンスを複数作ります。

20分には、10番渡辺陽からのパスに抜け出した9番川上エドオジョン智慧が、持ち込んで、クロスを入れるも23番シマブク・カズヨシには、わずかに合わず。

23分には、11番時里元樹のドリブルでの仕掛けから、良い位置でのフリーキックを獲得します。

ここで獲得したフリーキックで、6番鈴木海都の直接狙ったキックは、惜しくもクロスバーを叩きます。

前線がやや攻撃的になる状況下で、16番大西翔也が、守備的なケアをかなりしっかりやっていたのも印象的でした。

28分には、11番時里元樹が、相手キーパーにプレッシャーをかけてキックミスを誘うなど、浦和の攻撃の選手は、寄せるだけではなくて、しっかり相手がプレッシャーを感じるような、追い込みなどができるのが良いですよね。

守備のところも、安定していて、ほとんど相手にやられたなという形を作らせていなかったものの、前半34分の相手コーナーキックからの流れでは、一度ピンチになりかけましたが。ただ、前半で危なかった場面は、それくらいかと思います。

前半残り5分くらいからは、さらに前半に1点取ってやろうという攻撃が続き、連続で3回くらいコーナーキックを獲得するも、決められず、前半を0-0で折り返します。

前半の時点でも雨は降り続いていたのですが、後半スタートくらいからは、雨がさらに強くなって、精度の高いプレーが難しいようなコンディションには、なってしまったものの、それでも浦和ペースは変わらず。

後半開始早々に16番大西翔也からのパスに抜け出した23番シマブク・カズヨシが仕掛け、ここからコーナーキックを獲得します。

5分には、スペースが空いていると見るや、40番橋岡大樹がバックラインから攻撃参加したり、7分には、11番時里元樹がファールを受けて試合がいったん止まりそうになった時に、すかさず3番関慎之介が素早いリスタートを試みるなど、得点を奪うための工夫も多く見られます。

8分には、6番鈴木海都のインターセプトからの前線へのパスを14番井澤春輝が胸で受けて素早く抜け出す11番時里元樹に通れば大きなチャンスという形を作ります。

9分には、この試合、比較的守備に重きを置いてバランスをとっている印象が強かった16番大西翔也が、中盤でパスを受けたところで、前線の9番川上エドオジョン智慧がタイミングよく走り出すのを見つけると、そこへ精度の高いパスを供給する場面を作り、その直後の10分には、シュートコースが空いたときには、枠をとらえきれなかったものの、自らもミドルシュートを狙う意識もしっかり持っていて嬉しかったですね。大事なことです。

更に14分には、16番大西翔也からのフィードを11番時里元樹が上手く受けて、23番シマブク・カズヨシに落とし、そこから14番井澤春輝へというテンポ良い狙いも見られました。

19分には、後半からサイドバックに入った8番松高遼からのゴール前へのクロスに20番長倉幹樹がタイミングよくディフェンダーの間に入ってヘッドで狙うなど、この試合途中から入った選手も、特徴を見せて得点を狙います。

24分には、8番松高遼からの展開で20番長倉幹樹、10番渡辺陽とつながり、ペナルティエリア内で再び20番長倉幹樹につながりシュートを狙うも、ここは、惜しくも相手にギリギリのところで防がれます。

25分には、一瞬PKをもらえたのかと勘違いしてしまいましたが、ペナルティエリアのわずか外で14番井澤春輝が粘り強くキープしたところで倒され、フリーキックを獲得します。

27分には、7番伊藤敦樹と20番長倉幹樹のパス交換で、最後は7番伊藤敦樹がヘッドで狙う形も作ります。

30分には、3番関慎之介からのロングボールを相手ディフェンダーがクリアしたところを狙って10番渡辺陽がシュートを狙います。

36分には、40番橋岡大樹から、11番時里元樹、16番大西翔也、8番松高遼と上下でテンポ良い展開から攻撃の形を作ります。

残り時間が少なくなったところで、40番橋岡大樹からパスに20番長倉幹樹が抜け出して決めたように見えたものの、ここはオフサイドの判定。

そんなわけで、チャンスの場面をある程度、絞って書き出してもこれだけあるくらい、ゲームを支配していたものの、わずかなところで決まらずに結果的に0-0で試合が終了となりました。

実にサッカーではよくある、ゲームは支配しても0-0で終わるというケースで、ポゼッションがどうこうということではなく、ゴールを狙う姿勢も見せているチームですから、何が悪かったとかではなく、ツキに若干恵まれていなかったという感じでこの試合は良いかと思います。

気が付けば、ユーロ2016で優勝したポルトガルと同じ、初戦1-1、第2戦0-0という結果になってしまいましたが、内容としては、ポルトガルよりも、第2戦でだいぶ良いところまで上げてきているのが分かる試合でしたので、第3戦では、ビハインドから追いついてという形ではなく、この試合の攻撃の良いイメージを継続して、気持ちよく勝利して自力でグループ2位以内を奪い取って、決勝トーナメント進出を決めてくださいね。

今大会は、気温というところでは、比較的恵まれての第2戦までになりますが、今日のような大雨の中での試合は、暑さの中での試合とはまた別の疲労感を与えたでしょうから、休息日でしっかりコンディションを整えて、木曜日の第3戦へ向けて万全の準備を整えてくださいね。

お疲れ様でした。

ではでは。

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