高円宮杯U-15サッカー選手権大会 2018/12/25 浦和レッズJrユースvsガンバ大阪門真Jrユース 1-1,延長1-1,pk4-1勝利・・・ギリギリの攻防。勝ち方に余裕も見せ、高みを目指す

どうも、ブクメです☆

年末もサッカー三昧ありがとうございます。今日中にやる仕事を忘れかけて、慌ててやるなど、曜日の感覚を忘れてしまうくらい、毎日サッカー観戦を楽しませてもらってます。ということで、昨日は、いったんFC Goisの試合観戦を挟みつつ、25日は、準々決勝進出を決めた浦和レッズジュニアユースの高円宮杯U-15の試合に足を運びました。

会場は、前橋総合運動公園ですね。よく書いているのですが、群馬でやる大会の中で、とくに大きな理由はないのですが、この会場は好きなので、全国大会がある時には、1度くらいここで試合を見たいなと思いつつ、今回もそれがかないました。なんだか、ピッチの向こう側がアスファルト舗装されていて、時々、新しい道路のにおいが漂ってくるという不思議な感じ(いつもは、またこの地域的な別のにおいが漂ってくることが多いw)の試合でしたね(プレーしている選手は気にならなかったと思いますが、そういうの割と気になる方ですw)

真剣勝負の全国大会でピリッとした感じのスタートではなく、割と緩く書き始めることができたのは、おそらく、実際の試合自体は、ギリギリの攻防で、本当に勝敗においてはどちらに転ぶかわからないような難しい試合となったものの、延長PK戦まで行った後の浦和の選手たちの落ち着き具合(駆け引き勝ちができてしまっていたこと)と、試合終了後の、この1試合の勝負に一喜一憂と言うことではなく、少し表現が合っているかはわかりませんが、喜び方の余裕があるというか、そんな1面を見ての準決勝進出を見届けた後だからななのかなと思います。

PK戦で勝利でこれを決めれば勝利と言うところで、決めた後に「あれ、勝ったよな?」と思いつつ、浦和の選手が喜んでいないから、数字間違っていたかなとか、PKの最初に停めたかに思えたプレーが先にキーパーが動いたということでやり直しになった流れから、決まったように見えた場面が、またやり直しになるのかと一瞬思いましたが、審判が決着の笛を吹いたところで「ワー!」という感じ。そして、淡々と試合終了と見せかけて、急に「ワー!」とキーパーに走り出し、キーパー逃げるの構図とか、なかなかのものでした。なんだろう、図太くなったなというか、どういう表現が合っているのだろうか。

浦和の下部組織の試合を見てきて、もしかすると、これまで私が見てきたPK戦の中で、もっとも、キーパーがが駆け引きに勝ち、蹴る選手が外す気配のない安心感のあったPK。80分+延長20分の攻防がギリギリだっただけに、その対照的な状況にやられたのかなと。

で、ふと「浦和レッズジュニアユースの目標は優勝だから、ここも通過点と言う落ち着きなのかな」とか解釈しておきました。

では、簡単に試合の話に触れますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番淺沼李空、DFが左に6番大野海翔、右に34番都築駿太、真ん中に11番工藤孝太と3番岡田翼、中盤が、左に7番篠田大輝(後半31分⇒17番小山田直人/延長後半3分⇒22番萩元雅樹)、右に14番坂田綜太郎(後半開始⇒37番稲垣篤志)、真ん中に8番戸田大翔と4番島垣翔、FWが10番高橋悠と13番伊澤壮平(後半20分⇒27番西田春斗)

となります。

簡単にと書いたのは、この試合が、全体を通して、「強さ(強度)」と「集中力」の戦いに集約される試合になっていたから、細かい出来事よりも、相手の強度が強く、前線の強さがあり、ロングスローもあり、そういう相手に対して、浦和としては、苦しめられながらも、決して、上手さや個人技が存分に発揮できた試合にはならなかったものの、勝負に勝つために全力を尽くして、勝ち切ったという試合と言いきれてしまう部分もあるからです。

そして、浦和としては、私が見てきた中では、苦手とするタイプの勢いを打ち破った試合の一つとも言えるのかとも思います。

試合開始早々に、相手の勢いと序盤で主導権を握り切ってしまおうという集中力にやや圧倒されることになり、結果的に、3分で0-1という難しい状況を作られてしまいます。このタイプの相手に対して、こういう失点の仕方をした時には、ガタガタと行ってしまってもおかしくなかった流れで、一つチームとして成長したなと感じたのが、すぐに試合を振り出しに戻すゴールを決めることができたこと。

5分に相手のプレッシャーをかいくぐりながら得たフリーキックのチャンスで8番戸田大翔からのボールを11番工藤孝太がピンポイントに合わせてゴール。この大会で、なかなかセットプレーで競り勝っていても相手キーパーの好セーブなどに防がれていた、11番工藤孝太が、ここ一番の状況で炸裂した形になりますね。

表現を極端にすると、リードされる展開ではなく、先制点を狙っていた状況よりも、ビハインドを背負って、そして、相手のペースに飲まれそうになっていたところでより強さを発揮したということになります(もちろん、先制点を狙う場面でも追加点を狙う場面でも決められるとなお良いですが。)

あっという間に2点が入る試合になりましたが、ここからの攻防が凄かった。特に前半は、相手の前線の選手の強さとセカンドボールへの意識の高さにかなり苦しめられたり、体格的な差のところを狙われて、そこに対応できずにピンチを迎えるという場面も多かったと思いますが、浦和も、ピンチになっても集中して弾き返すことができていたことや、これまでの試合同様に、前線で10番高橋悠が相手の方が人数が多い場面で粘り強くキープして、突破して仕掛ける場面も、作り出すことができていました。

決定機は、あまり作れなかったものの、13番伊澤壮平のポストプレーを起点に10番高橋悠から7番篠田大輝が受けてコースは甘くなったもののシュートまで持ち込む形なども作れていました。

相手の強度から、長いボールを蹴る場面もいつもより多くなってしまってはいましたが、それだけにならないように、特に序盤は、6番大野海翔が食いつかせて交わすなど、相手をいなすプレーなどで勢いをそぐプレーをしていたのも印象的でした。

そして、セットプレーのところでの競り合いなどは、1,2回戦よりも更に惜しい形を作り出すことが多くできていたようにも感じました。

ただ、相手の前線の強さと力強い突破に苦しめられたのは確かです。前半終了間際に連続でコーナーキックを奪われて、ここをしっかり集中して無失点で切り抜けたことがまず一つ大きかったと思います。交代なども、この試合では、攻撃の打開以上に、相手の攻撃に対応する守備の意識を求められる部分が強くなったのかなと。

前半を1-1で折り返し、後半も展開としては、同じような攻防になるわけですが、お互いにちょっと集中が切れたところで狙って決定機になりかけるという場面も何度かありましたね。

そういった浦和のチャンスとしては、後半5分の、相手のバックパスを相手キーパーとディフェンダーが二人くらいいたところで、お見合いしそうになったところを13番伊澤壮平が、狙って、あと一歩で決められそうなところをギリギリ先に反応されたという場面もありました(浦和も同じような場面で危なかった局面もあった。)

この試合でも、崩すというところでは、相手が守備的にきたわけではなく強度を持ってきたことから、そもそも、攻撃に人数をかけるのが難しい試合にはなっていたものの、そういった中で、この試合では、4番島垣翔が狙える時に狙ったミドルシュートが大きなチャンスになったという場面もありました。

互いにチャンスを作りながら、得点が入らないまま時間が経過する中で、後半31分に17番小山田直人が投入されると、17番小山田直人の攻撃の仕掛けや狙い、シュートなどがリズムを変えてチャンスを作る場面があったものの、その分、守備の切り替えなどのバランスのとり方が難しくなったのか、更に交代ということなどもあったようですが、そのくらいギリギリの試合だったということですね。

その中でも後半15分前後は、浦和の時間帯になりかけたところで、コーナーキックから8番戸田大翔のキックが直接ゴールに向かう形で相手キーパーの好セーブにあったり、11番工藤孝太からの長い展開で7番篠田大輝につながり、クロスに13番伊澤壮平がヘッドで合わせる場面も相手キーパーの好セーブに阻まれ、4番島垣翔の見事なシュートもキーパーに弾かれた。相手キーパーのレベルも高かった。

ただ、この試合では、18番淺沼李空がヒーローになる予感があった。それは、後半35分の相手の直接フリーキックの場面。相手が蹴ったシュートは、コースも強さも完ぺきに近かったと思うんですね。しかも、残り5分ほどでこれが決まっていたら、かなり厳しいものになるということろで18番淺沼李空がスーパーセーブを見せて防ぎました。

結果的に、PK戦まで持ち込まれたところで、相手にこのイメージがあったのか、PKの最初のキッカーをやり直しになって決められたものの、完璧にコースを読んで止めたところが、相手のその後のキッカーに強く印象付けられていたことが、結果につながったのかなと。更には、先ほど書いたように、相手キーパーもレベルが高く、試合中も好セーブを連発していたことから、いわゆる当たっているというところでは、相手キーパーも同じだったと思うのですが、見た限りは、浦和のキッカーが落ち着きすぎていたというか。これも、相手にプレッシャーを与えることになったのかなと思います。

非常に厳しい試合をものにして、浦和レッズジュニアユースが26日の準決勝に進出し、頂点まであと2試合を場所を西が丘サッカ-場で戦うところまで来ました。

まだ課題を探せば、色々あるという状況ではありますが、今日のようなタイプの相手に対して、勝負で勝ったということは大きいです。間違えなく、夏に敗れた時のチームは乗り越えたと言えます。

あとは、頂点に向かって2つ勝つだけです。残り2試合も楽しみに足を運ばせてもらいます!西が丘サッカ-場になるので、ピッチコンディションも良くなりますねw

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

GUNMA CHALLENGE U-13 2012/03/30 3位決定戦 浦和レッズJrユース vs ジェフユナイテッド千葉Jrユース 1-2敗戦・・・決定力に課題

前橋総合運動公園サッカー場

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

続きまして、13時からは3位決定戦が行われました。対戦相手はジェフユナイテッド千葉ジュニアユースとなります。

この試合のスタメンは、以下となります。

GKが1番関敦也、DFがセンターバックに11番高橋海翔、2番浅賀祐太、左サイドバックに10番関慎之介、右サイドバックに5番河内渉真、ボランチに19番松高遼、トップ下に18番町田ジェフリー、17番平野正人、FWが左に14番野口琢真、右に15番萩原大智、真ん中に7番轡田登

となります。

この試合は、準決勝とは逆に浦和が攻めまくる前半になります。連携も良く、例えば右の河内渉真から17番平野正人を経由して19番松高遼に下げ、前線で裏へ抜ける18番町田ジェフリーにパスを通してシュートまで持ち込んだり、14番野口琢真から右のスペースに抜けた18番町田ジェフリーにつなげシュート、キーパーが弾いたところに7番轡田登が押し込もうとするもボールが浮いてしまうなど、数人が絡んだ厚みのある攻撃ができていたのえすが、決定機に決めきれないまま、時折相手から受けるカウンターがあまりにも簡単に裏に抜け出されてしまい、ピンチは少ないもののやられると決定的というケースが多くなります。そのチャンスを決められてしまい、2分に0-1、更に7分には大きなスペースができてしまったところを中盤辺りから相手選手にドリブル突破を許してしまい0-2。

その後も、決定的な場面を作られることがあるものの1番関敦也の好セーブなどで失点は許さずに、逆にコーナーキックのチャンスで相手のオウンゴールを誘い1-2と1点差に迫ります。

後半に入ると、プレーの質が落ちたとは思わないのですが、相手の対応がうまくなり、流れが一進一退となります。なんというか、ジェフの下部組織らしいというか、巧い守り方にはまってしまうようなケースが多かったようにも思えます。

それでも、18番町田ジェフリーと7番轡田登のワンツーで抜け出しての攻撃や、やや意図なく入れていたケースもあったので、課題にもなる部分はあるとは思うものの、縦へのロングパスに7番轡田登が抜け出してボールをキープして攻められる場面もありました。

また、17番平野正人経由での展開からの攻撃も多くみられましたが、なんというかこの試合は普段よく点を決めているイメージがある選手もことごとく決定機を外してしまうという不運もあったのは確かです。

浦和は11分に10番関慎之介に代わり20番渡辺陽、16分に18番町田ジェフリーに代えて6番川上エドオジョン智慧、15番萩原大智に代えて13番中嶋海登を投入。

その後も、7番轡田登の浮き球のパスに6番川上エドオジョン智慧がバイシクル気味にシュートを狙ったり、6番川上エドオジョン智慧のドリブルで空いたスペースに13番中嶋海登がうまく侵入し、そこへパスが通り一気に攻撃を仕掛けたり、6番川上エドオジョン智慧のまた抜きのパスから抜け出した20番渡辺陽が左サイドから攻撃を仕掛けるなど、何度か攻め込むチャンスは作ったものの、結局1点が遠く、試合は1-2で敗戦。

この大会を4位で終えました。

2年生になり、監督も変わり、また新たにチームを作っていくスタート段階にありますので、正直なところ結果結果と躍起になるものではない大会だと思います。もっとも大きい成果としては、最終日に同じ世代でのレベルの高い、今後ライバルになっていくであろう相手と戦えるところまで持っていき、手ごたえを課題を肌で感じて終われたことではないでしょうか。

最終日のみしか見られませんでしたが、楽しませてもらいました!

ではでは~。

前橋総合運動公園サッカー場前橋総合運動公園サッカー場前橋総合運動公園サッカー場

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おまけの写真。