高円宮杯プレミアリーグ2012/05/03 第4節 浦和レッズユースvs流通経済大学付属柏高校 3-1勝利・・・何はともあれ初勝利!

埼玉スタジアム第2グラウンド2012年5月3日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

13時キックオフのジュニアユースの柏戦の柏レイソルグラウンドから、電車、ちょっと贅沢に東川口駅からタクシーを利用して16時キックオフのユースの試合の10分前くらいに到着。移動は順調です。

ということで、今度は浦和レッズユースのプレミアリーグになります。

ここまで得点は奪えるものの、失点も多く2分1敗という流れで迎える第4節。今日の相手は、場所はレッズランドであったとはいえ、昨年唯一ホームで敗れた相手ということや、ガツガツ激しく、苦戦するイメージの強い流経大柏高校。

今回も簡単には行かない試合になるかと思いきや、やや浦和の一方的な展開の試合となりました。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが18番番関口亮助、DFが左に12番小坂慎太朗、右に2番新井純平、真ん中に3番寄特直人と4番西澤秀平、MFがボランチに16番岸伯富実、トップ下が10番中村駿介と8番繁田秀斗、FWが左に20番広瀬陸斗、右に7番長谷優、真ん中に9番カドコダイ・アシカン

となります。

前節負傷した14番関根貴大の怪我は比較的軽いものだったようですが、それでも2週間ほどはかかりそうということです。

スロバキア遠征から戻ってきた2番新井純平が右サイドバックに復帰し、20番広瀬陸斗は左前線にポジションを移しています。また、前節存在感を見せた9番カドコダイ・アシカンと7番長谷優がそろってスタメンとなっています。

まず、常にハイプレッシャーでガツガツきて浦和を自由にさせてくれないだろうな~と思っていたのですが、思っていたより相手のプレッシャーは緩く、更に攻撃陣も思ったほど迫力がないことにちょっと驚いたのですが、浦和の攻撃陣が結構凄いからなのか、どうなのかは分かりません。

ちょっと、雰囲気は数年前のプリンスリーグで東洋大学グラウンドで戦った時に3-0で快勝した時の流経大柏のような・・・。

ただ、その辺の疑問点は別としても浦和の攻撃はかなり機能しており、9番カドコダイ・アシカンのところで収まりポストプレーもしっかりできる。10番中村駿介のキープからのドリブルは効果的に作用し、20番広瀬陸斗の攻撃の読みの良さは冴えわたり、7番長谷優のドリブルも効果的に相手を脅かす。

何よりこの試合では、16番岸伯富実のボランチに8番繁田秀斗が割とダブルボランチ気味になるくらい下がって並ぶようなポジションを取ることが多く、低めの位置で守備のバランスを取りながら、攻撃を組み立てる細かいパス回しが多く見られ、これが浦和の動きをスムーズにしていたと思います。

試合の流れとしては、スタートして3分くらいでコーナーキックを奪われて危ない場面もあったものの、その後は浦和の攻撃が続き、10番中村駿介のドリブルからのシュート、9番カドコダイ・アシカンのポストプレーから10番中村駿介が仕掛ける場面もあり、15分くらいにやや守備ラインで声を掛け合いつつもお見合いして相手に狙われてあわやと言う場面もあったりしてちょっと守備で怖い部分もありつつも、17分にセットプレーから先制点を奪いスムーズな流れを作ります。

得点の場面は、コーナーキックの場面でショートコーナーから10番中村駿介が上げたボールに20番広瀬陸斗がヘッドで合わせてゴール。

先制点の後も、9番カドコダイ・アシカンのポストからシュート、こぼれ球に7番長谷優が反応して攻め込む場面や、コーナーキックからの3番寄特直人がヘッドで合わせて惜しい場面、などありつつ、29分に追加点が入ります。

このゴールは、10番中村駿介からのクロスボールに9番カドコダイ・アシカンがドンピシャで合わせてのヘディングシュートでのゴールとなります。

この後、12番小坂慎太朗のオーバーラップに8番繁田秀斗がタイミングよくパスを出して仕掛ける場面がありつつ、前半は2-0で終了。

後半は開始早々にゴールが決まります。

右サイドで7番長谷優が相手ディフェンダーのプレッシャーを受けながらも9番カドコダイ・アシカンにパスを通し、このパスを9番カドコダイ・アシカンがヒールでダイレクトで中へ流しこみ、ここに10番中村駿介が反応し、しっかり決めて3-0となります。このゴールは、後半1分くらいだったと思います。

このゴール以降も、例えば2番新井純平のオーバーラップだったり、12番小坂慎太朗の素早いインターセプトからの攻めなど浦和は多くのチャンスを作るものの追加点を奪うまでは行きません。

3点リードのまま、35分に10番中村駿介に代えて23番條洋介が入ります。前節の札幌戦ではサイドからのクロスを上手く上げられなかったり、らしくないプレーがあった23番條洋介でしたが、この試合では少ない時間ながらサイドからドリブルでえぐってチャンスを作ったりできていました。

40分に7番長谷優に代わり15番小峯洋介が入ります。

残り少ない時間の中で、なんとか得点を奪おうと相手が攻勢になる時間があり、ここで裏を取られてしまい失点してしまいます。

この後、20番広瀬陸斗から15番小峯洋介へパスが通ってシュートを狙う場面がありつつ、追加点は奪えず、20番広瀬陸斗が少し痛んだところで、47分に20番広瀬陸斗に代わり5番佐藤大介が入ります。

このまま試合は終了し、浦和レッズユースは3-1で勝利。

無失点で終わることはできなかったものの、4試合目にして待望の初勝利を挙げることができました。

勝利は素直に喜びつつ、浦和の攻撃力は今日出ていなかった選手も含めて更にバリュエーションが加えられるメンバーが多くいますし、このプレミアリーグでも、相当高いレベルにあることは分かります。だからこそ、もう少し激しいプレッシャーを受けながらどこまでできるかを見てみたかった気もします。

ただ、やはり今日戦った流経大柏高校が本来の力だとも考えられず、そのような相手に対してでも不用意な奪われ方や得点を奪われたという結果は真摯に受け入れて修正していく必要があると思います。

今のままでも強いのは分かるのですが、危うさも感じる状況はやはり開幕から続いている気もします。気のせいかもしれませんけどね。

ではでは~!

 

埼玉スタジアム第2グラウンド2012年5月3日埼玉スタジアム第2グラウンド2012年5月3日埼玉スタジアム第2グラウンド2012年5月3日

 

 

 

埼玉スタジアム第2グラウンド2012年5月3日埼玉スタジアム第2グラウンド2012年5月3日埼玉スタジアム第2グラウンド2012年5月3日

 

 

 

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第23回高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権 関東大会1回戦 2011/11/5 – 浦和レッズJrユース vs 横浜FC鶴見Jrユース 2-0勝利・・・難しい初戦をまずは突破!

埼玉スタジアム第2グラウンド2011年11月5日

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

年末の高円宮杯出場を目指しての戦いが今日から始まりました。今週末、来週末でノックアウト式で4試合戦い抜いた先が高円宮杯出場という過酷な形式の関東予選となります。

1回戦の対戦相手は、横浜FC鶴見ジュニアユースとなります。すみません、対戦相手についてはよく知りませんが、横浜FCの下部組織ですね。

この試合のスタメンは以下。

GK16番高須雄大、DFがセンターバックに4番吉原大と2番益子大輝、左サイドバックに6番荒木聡太、右サイドバックに15番及川 皓平、MFがボランチに5番長島巧、トップ下に8番斎藤翔太、7番勝野瑛、FWが右に24番堀内千寛、左に9番橋岡和樹、真ん中に11番小島良太

となります。

試合開始から数分試合で感じたのは、何人か相手に上手い選手がいるものの、テクニックという意味では全体的にそこまでではなく、狙えるポイントも多いという印象。対する浦和は、初戦の独特の緊張感からか、全体的に動きが硬い印象。

序盤の攻撃としては、8番斎藤翔太や7番勝野瑛から前線の11番小島良太へのパスからの攻撃のパターンが多くなるものの、11番小島良太が動き回って力強く競ったり収めたりするものの、11番小島良太と他の選手の距離が離れすぎていることが多く、競ってこぼれた場合は誰も反応できずに相手の反撃を食らったり、おさまった時にも次のパスが引っ掛かるなど、やや前線の連携が上手く行かない印象が強く見られました。

それでも、攻撃で付け入る隙がないかと言えば、そうでもなく相手の守備もそこまで強固ということでもないため、何度か惜しいところまで攻め込んでいけてはいましたが、得点までは至らず。前半で言えば、最も惜しかったチャンスは8番斎藤翔太が放ったミドルシュートがクロスバーを叩いた場面。

これ以外にもシュート自体は結構打てたものの、コースを限定されたところでキーパーにキャッチされるシュートや、クロスバーを越えたシュートになりました。とにかく、硬さが目立った前半は、0-0で終了しました。

2年生でスタメン出場した24番堀内千寛でしたが、中盤でのパスミスが多いことや裏を狙ったパス自体が出ないことから、裏のスペースを狙って飛び出すこと自体する流れになっておらず、もう少し全体的に余裕をもってやれていれば、彼の良さがもっと出たのではないかと思いつつの前半でした。

後半スタート時点では特にメンバー交代はなし。

開始早々から9番橋岡和樹が左サイドから力強く仕掛ける場面を作り、コーナーキックのチャンスを作るなど先制点を奪うために果敢に仕掛けたものの、ゴールには至らず。

12分に24番堀内千寛に代わって10番清川大輝が入ります。

この後に2度ほど11番小島良太のポストプレーから、9番橋岡和樹につなげて仕掛けるという形で惜しい場面が2度ほどでき、やや相手が守勢になる時間ができてきたかと思っていたところで、10番清川大輝がペナルティエリア外くらいから少しフェイントを入れてグラウンダーの鋭いシュートを放つとこれが見事に決まります。

やや時間はかかりましたが、後半20分ほどで待望の先制点を奪うことに成功します。

このゴールで、少し余裕が出たのか、浦和の選手の出足が良くなります。

攻撃の姿勢を強めながらも追加点がなかなか奪えないまま時間が過ぎていく中で、流れの中ではなかなか崩し切れないものの、後半38分に10番清川大輝がまたしても個人の力で突破してゴールを奪い、ロスタイムを入れて残り5分というところで試合を決定づける2点差にすることに成功。

ロスタイムに入るくらいのところで7番勝野瑛、9番橋岡和樹に代えて14番加藤智陽、17番松崎洸星が入ります。

最後に相手の反撃を食らう時間もあったものの、結果的に無失点でしのぎ切り2-0で大事な大事な難しい難しい初戦を勝利で、明日の2回戦進出を決めました。

お互いに決定的な場面自体は同数くらいで、前半の早い時間の浦和のチャンスでしっかり決まっていれば、浦和が圧倒した試合になった可能性も高いですし、10番清川大輝が決めた先制点の前にサイドから崩されて上げられたピンポイントのクロスを相手フォワードがふかさず決めて先制されていたら、相当危険な流れになりかねない、そんな試合だったと思います。

ただ、決めるところで決めたのは浦和。だから、浦和が勝った。そういう試合ですし、初戦なのでそれで良いと思います。

一つ印象的だったプレーがありまして、9番橋岡和樹がペナルティエリア内に侵入して浮き球のパスが入った時に跳んでヘディングで狙った時に先にキーパーに触られながらも、こぼれたボールに対しておそらくしっかりは見えていなかったと思いますが、なんとか押し込もうと難しい態勢ながら、足でボールに触ったプレーなのですが、こういう得点を奪いたいという気持ちで最後のところまであきらめずに追う姿勢って良いです。

今日の勝利で、(良い意味で)少し気持ち楽に2回戦に臨めるでしょうから、今日のような自らを縛り付けてしまうようなミスは吹き飛ばしてしまってくださいね。

今日はしっかり休んで、明日の戦いに備えてください!

お疲れ様でした。

ではでは~。

 

高円宮杯U18プレミアリーグ2011/10/16/ 第16節 vs 三菱養和SCユース 3-0勝利・・・得点を奪うプレー

埼玉スタジアム第2グラウンド2011年10月16日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

テーマを持って戦うことって重要ですよね。浦和レッズユースにとっては、勝点を考えれば待っていても残留は決まる可能性は高かったのですが、今日の三菱養和戦は勝利すれば、残留が確定する試合。優勝の可能性はなくなってしまったものの、自力で達成すべきことはできるに越したことはない。

そして、プレミアリーグも残り3節となったわけですが、この試合を終えるとJユースカップ予選~準々決勝までが10月23~11月末に開催されるため、この大会を挟んで12月に残りの2試合を行うという日程になります。要するに、今年最後のタイトルを賭けた戦いの前の最後の試合が今日と言うことになります。更に、今年はJユースカップの予選がホーム&アウェイではなく、各チームのホームなどで4チームが1回総当りの3試合を行い1位と2位の上位7チームまでが本戦出場ということで、最低1勝1分で勝点4くらいは取れないと、敗退してしまう結構1試合の取りこぼしが致命的になる大会になっています。

前節の試合のブログで厳しいことを書きましたが、チーム力以上に、タイトルを狙うために必要なものが、欠けているように感じられたここ数試合の危険な流れ。

この一試合は、内容や試合運び、心構えとか、色々なものを含めて、浦和レッズユースが結果を残せていないJユースカップに臨むに当たっても確実に影響してくる試合だと思って今日は見させてもらいました。

天気は回復して良かったと思っていたら、気温上がりすぎで、この時期にしては異例の水休憩のある試合となりました。過酷ですが、ピッチコンディションの良い埼スタ第2グラウンドですので、差し引きでもやりやすさは、ここ数試合の中ではかなり良いほうだった思います。

この試合のスタメンは以下、

GKが30番関口亮助、DFがセンターバックに3番寄特直人と18番西袋裕太、左サイドバックに21番小坂慎太朗、右サイドバックに20番新井純平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に8番片槙吾と10番矢島慎也、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に15番小峯洋介

となります。

交代:7番鈴木悠太(後半30分⇒28番関根貴大)、11番堀田稜(後半34分⇒23番岸伯富実)、15番小峯洋介(後半40分⇒14番繁田秀斗)、21番小坂慎太朗(後半43分⇒19番西澤秀平)、

センターバックが19番西澤秀平から3番寄特直人に代わった以外は前節と同じスタメンになります。

三菱養和と言えば、巣鴨で戦うと拮抗した試合ながら、何か上手く得点が奪えないままに逆に得点されて0-1で負けるような試合が多いイメージ。ただ、思い返してみると昨年新井純平が途中出場で右サイドバックに入って攻撃意識を見せた時に一気に劣勢から盛り返して2点ほど返したという試合もあった(けど、試合は負けた。)

そんな、やりにくいイメージが満載です。

この試合は、どんな立ち上がりになるのかと見守ると、相手は勝点3を取るために勢い良く攻めて来るというよりは、慎重にバランスを崩さないように、失点しないようにやっているように見られました。引き分けOKと考えて臨んできているのかなという印象すら持ちました。

対する浦和ですが、やはり点を奪ってやると言うプレーがほとんど見られず。いわゆる、やられそうもないけど、得点が入りそうな気配もないという序盤。そんな中で、まず大きなチャンスを作ったのは三菱養和。ペナルティエリア近くでFKのチャンスを与えた場面で、ゴール左上を的確に捉えたシュートを放たれるものの、GK30番関口亮助が見事に反応して右手一本ではじき出し、この後の試合の流れを左右しかねない早い時間帯での失点をファインプレーで防ぎます。

こういう危険な場面はありつつも、今日の三菱養和は長めのボールを裏に入れて前線で激しく狙ってくるというような、やられたら嫌だなと思う攻撃は影を潜め、浦和の守備陣も安定して守れていたため、特にフリーキックの場面以外では危ないという場面自体がそれほど作られたことはありませんでした。

ただ、浦和の攻撃もシュート意識を考えると、ファーストシュートを8番片槙吾が狙ってディフェンダーに当たったという場面から2本目のシュートまでがかなり時間が空いたような気がします。少しボールをもらうために、10番矢島慎也が下がる回数が多すぎたり、中盤の関係性がちょっと上手く行っていないという印象。

前の試合よりはサイドのスペースを使わせてくれるため、7番鈴木悠太や11番堀田稜がサイドで受けてドリブルで仕掛けるということは出来ていましたが、クロスのタイミングや狙い、中の動きなどが相手が対応できないというところまではできていなかったように思われます。

0-0の時間が長く続いた前半中盤くらいからは、10番矢島慎也がシュートを狙うような場面はありましたが、比較的コースを限定された上で狙う流れになり、簡単にセーブされてしまうなど、崩す所までは至らず。

前半最も惜しい得点チャンスは、左サイドからの中でパスを受けた15番小峯洋介が思いきりよく狙ったシュートで、ゴール右上を鋭く捉えたシュートでしたが、先ほどの関口亮助のファインセーブ同様相手のキーパーにギリギリで反応されて得点には至りませんでした。

悪くはないのですが、前節での物足りなさが払拭されるには至らないのが本音という前半でした。

後半に入り、得点を奪うためのギアが入ってきたのは浦和だったと思います。

まずは、21番小坂慎太朗の左サイドからの攻撃参加で11番堀田稜へ渡して仕掛けてシュート。続いて、21番小坂慎太朗から11番堀田稜への左サイドでのパスが入った時に、右サイドの7番鈴木悠太がディフェンスラインの裏を斜めに走ってゴールに対して角度がない狙いやすい位置へ飛び出したところに、11番堀田稜からパスが通り惜しい場面を作ります。更に21番小坂慎太朗が左サイドから高い位置までポジションを上げて、ドリブルでペナルティエリアまで侵入して深くまで入り込んでマイナスのパスを15番小峯洋介に出すもここも防がれる(ここは、小坂慎太朗に弾かれても良いのでシュートを狙って欲しかった。)同じく、右サイドで7番鈴木悠太も簡単にクロスを上げずにドリブルで深くまで切り込んで仕掛ける場面を作るなど、より得点を奪うために近い位置まで力強く仕掛ける場面が増えてきます。

そして、待望の先制点が13分に生まれます。

前半、攻撃参加を抑えていた20番新井純平が、ここぞとばかりに右サイドバックの位置から駆け上がり、ボールを受けるとそのままドリブルで持ち上がり、ディフェンダーも交わしてペナルティエリアの深くまで侵入し、ディフェンダーをひきつけたところでマイナスのパスを出し、これに10番矢島慎也が合わせてゴール。

欲しい時間帯で、得点を奪うために一歩深くまで進入することで奪いきったゴール、見事でした。

待望の先制点を奪い、これによって三菱養和も攻めるしかないという状況になる。ここからの10分ほどで相手の反撃を凌ぎながら、追加点を奪ってしまえればより楽になるという試合運びを問われる時間帯で、しっかり2点目を奪うことに成功します。

2点目も形としては、1点目に近いもので、右サイドから20番新井純平が攻撃参加し、ディフェンダーは当然先ほどの強引なドリブルでの仕掛けもあると当然考えるため、深い位置を意識的にケアする動きをしたことを逆手にとって、今度は早めのグラウンダーのクロスを入れる。このスピードのあるグラウンダーのパスに対してゴール前には密集した状態になっている中でパスコースに入っていた15番小峯洋介から狙った場合には密集したディフェンダーに当たる可能性が高いと判断した(はず)ため、そのままスルー。そこに裏から入ってきた6番野崎雅也がこのボールに合わせて見事にゴール。

見事に相手の反撃をいなしながらの追加点に成功。

2-0

そして、更に30分に3点目を奪うことに成功します。

18番西袋裕太がセンターバックの位置から、左サイドの11番堀田稜の前のスペースへかなりの距離のロングフィードを通します。高い位置から一気に11番堀田稜がドリブルでペナルティエリアまで入り込んでマイナスのクロス。このパスに8番片槙吾が合わせて、ディフェンダーにあたりながらもしっかりボールをゴールに転がり込んでゴール(最初10番矢島慎也のゴールと思っていましたが、公式記録では8番片槙吾のゴールになっていたので、間違えないと思います。⇒10番矢島慎也のシュートが8番片槙吾に当たって入ったということのようです。⇒オフィシャルの得点が10番矢島慎也に変更されていました。これにより、得点王争いトップタイの10ゴールになりましたね。)

サイドから仕掛けて崩してのゴールで3ゴールは素晴らしいです。

この後、30分に7番鈴木悠太に代えて28番関根貴大、34分に11番堀田稜に代えて23番岸伯富実、40分に15番小峯洋介に代えて14番繁田秀斗、44分に21番小坂慎太朗に代えて19番西澤秀平と交代枠を使いながら残り時間を戦う中でも印象的な場面が多くありました。

まず、28番関根貴大は、時間帯的に攻撃よりも守備意識が強くなってきていた時間なので攻撃でのチャンスはそこまで多くなかったものの、最初に中盤の位置でパスを受けた時に相手ディフェンスラインに向かって、持ち味である果敢なドリブル突破を仕掛ける場面がありました。ディフェンスの裏、キーパーの前のスペースで、トップスピードに乗ればちょうど28番関根貴大の方が先に触れるという絶妙の位置へ、早いボールを出して、自らでキーパーよりも先に触ってしまうプレーはさすがですね。ただ、ここはキーパーに当たってゴールにはなりませんでした。

このプレーで得たコーナーキックの場面含めて数回セットプレーのチャンスがあったのですが、23番岸伯富実の蹴ったコーナーキックは非常に精度が高く、ここからもかなりゴールが生まれる空気がありました。ピンポイントに合いそうな場面が1回、28番関根貴大に通して、そこからの展開で18番西袋裕太に繋げて、ラストパスで惜しくも決まらなかったものの、セットプレーからの展開で23番岸伯富実からのボールはなかなか得点の可能性に繋がるものでした。

また、14番繁田秀斗も前回のリザーブリーグの時に感じた、プレーの際での激しさをこの試合でも短い時間ながら見せてくれており、2回ほど惜しいシュート場面もありました。

この試合、最初の2得点のアシストを決めた20番新井純平ですが、試合終盤に自らで決められる場面でキーパーに防がれてしまったので、本人としては満足はできない感じだったようですが、数節前のFC東京戦もそうでしたが、こう着状態の試合で先に得点を奪うために必要なプレーをこの試合でも見せてくれたことに見る側としては満足です。

結果的に無失点で終えられたのでOKそれも良かったです。

今日のような展開まで持ち込んだ場合には、終盤に守りの意識を高めすぎずに攻撃で押し切ってしまっても良かったかもしれません。実際に、何度か守備意識と相手の点を取るための前掛かりのプレーの中でキックミスなどで危ない場面も作られていましたので。でも、臨機応変なので、そういうミスを今後なくせるのであれば、問題ないです。

今日の勝利で、自力でしっかり来期もプレミアリーグで戦える位置まで勝点を稼ぐことができました。

そして、次の日曜日は札幌遠征。戦いの舞台は違いますが、前回悔しい思いをしたコンサドーレ札幌との再戦となるJユースカップの初戦ですから、今日の快勝の勢いそのままに勝点3を取って戻ってきましょう!

暑い中お疲れ様でした(10月中旬に言うには違和感があるw)

ではでは~。