高円宮杯プレミアリーグ2019/10/14 浦和レッズユースvs大宮アルディージャU-18 0-2敗戦・・・個性の出し惜しみに見えるのは、本当にもったいない

どうも、ブクメです☆

タイトルに入れた表現が適切かどうかは、人それぞれの立ち位置によって違ってくるかもしれませんが、おそらく、私以上に、ダービーを大切にする浦和サポーターの方から見たら、試合に臨む姿勢(いわゆる負けたくないという気持ちを体現する要素)というところでは、相手がかなり優った試合になったと感じられた試合でもありました。

実力がどうこうと言うこと以前のところですね。

もちろん、試合前とか、終わった後とかに入ってきた情報というものを加味すると、怪我人が多かったり(出場していても万全ではないという意味も含む)、出場停止の選手がいたり、更には、公式戦というところでは、先週も難しい試合を戦った大宮に対して浦和は、そもそも国体で1週間空く中で、Jユースカップも1回戦がシードになったことで、2週間公式戦を戦っていない中での試合。更には、この対戦では、分が良いことが多い大宮だったり、プレミアリーグ自体の順位でも、負けたら降格がかなり近づいてしまうという状況だったり、私が、この日1日だけでも、自然と入ってきた情報だけでも、加味されるべき(言い訳にできてしまうとも言う)要素は多かったですけどね。

そして、これも私が良く書くことですが、情報というのは、印象を左右するということで、昨日は、台風の影響なども考えて、もう下手したら何年振りかもわからないくらいに電車で埼玉スタジアムに足を運んだことで、車じゃないのでお酒が飲めると言うことで、試合後に付き合ってくれた方がいたので、試合前後に自分の思ったこと以外の他の方の話や情報というものも入ってきたので、もし、車で埼玉スタジアムに来て、試合が終わったらそのまま車で帰路につくという流れの、私の行動スタイルでよくある流れだったら、別の切り口でブログは書いていた可能性もあります。

ちなみに、試合後にイライラして、時間を置いた方が良いなと言うタイプで試合当日ではなく、翌日にブログを書いていると言うことでは特にありません。この辺も友達にも話をしていましたが、たぶん、この週末は、色々計画していたサッカー観戦の予定などが台風で吹き飛ばされてしまったので、そもそも、最も楽しみに足を運ぶユースの試合が観戦できたと言うことで、多少テンション自体が上がってしまっていて、観戦自体を楽しんでしまっていたところもあると思います。

ただ、試合後、ダービーを大切に考えるサポーターの方は、明らかに怒っていましたよ。

トップに上がるにしても、他のチームでプロになるとしても、何にしてもそうですが、そこを応援する人がいた時には、その背景と思いがあるということは、日々感じてプレーをしたほうが良いと思います。

その点では、この試合の前には、今日の試合では、声を出し、プレーの強度で鼓舞できるタイプの選手がスタートに入っていた方が良いだろうという声も聞こえたりはしていました。

実際に、試合の流れでも、「ミスを恐れずに戦え、相手もそういう戦いをしてくるぞ」という雰囲気づくりのところで、前半は、10番山中惇希が要所要所でプレーで見せているところはあったり、本人が意図してなのかはわからないものの、後半スタートから入った9番波田祥太が、前線でこのくらい厳しく行くべきだという(ファールになったけど)プレーなどメッセージ性のあるプレーをしていた選手がそこまで多くなかったようには感じられました。

ということで、最近は、前置きのまとめみたいのが長いですね、私w

でも、実際の試合で起こったことは、選手の方が見えていて、正解不正解をそこで見つけるよりも、応援していて見ている側が感じた素直なところを最初にまとめて書いてしまって、その後に試合の内容に触れるほうが良いかなと思ってと言うところもあります。

はい、ということで、試合の話に移りますね。

vs大宮アルディージャU-18戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮、センターバックに34番工藤孝太(後半32分⇒16番根岸恵汰)と27番山田奈央、MFが左に22番奥山圭介(後半スタート⇒9番波田祥太)、右に10番山中惇希(後半32分⇒29番伊澤壮平)、真ん中に4番玉城大志と3番清水哲太、FWが左に20番木下翼(後半20分⇒15番松村大也)、右に19番成田安里(後半10分⇒17番盛嘉伊人)

となります。

がむしゃらさ的な要素としては、スタートから相手が上回っていたという話が多く聞こえたものの、実は、私としては、試合のスタートを見た限りでは、やっぱりちょっと良い時の大宮アルディージャU-18のイメージとしては違うなと感じるところもあり、浦和が圧力を強くかけてスタートで怖さを見せてしまえば、この試合は、いつもと違う浦和が主導権を握る流れに持って行けそうだなと感じて見ていました。

ただ、これを若いメンバーが多い構成になったからとか、試合勘のところで久しぶりのスタメンの選手が入ったからとか、そういう簡単な話で片付けたくないのですが、スタートから見た限りでは、付け入るスキが多かった相手に対して、何か浦和がついて行こうという駆け引きができていなかったように感じました。

パス回しも何か安全策が多く、逃げるプレーが多いというか、きれいなプレーをしたがる傾向にあるというか、そういう形になることで、フィードの精度も落ちるとか、良いスペースに選手が入っているなと言うところでもパスがそこに入らないとか。

もちろん、雨でスリッピーなピッチコンディションになっていたので、それも影響していたとは言っても、付け入るスキと、試合全体を左右する局面で逆に相手に付け入るスキを探させてしまったというか。これで、相手がプレッシャーのかけどころなどを見つけて、圧をかけてきたことから、試合が難しくなって行ってしまったように私は感じていました。

勝敗のところは、ある意味、数名の個でやられたなというのも、この試合だったわけで、前半13分にラインを高めにしている中で、オフサイドギリギリのパスに裏から抜け出されて、完全にキーパーと1対1にされてしまい失点で、0-1となり、前半38分の失点の場面も、浦和の試合でも相手の試合でも、だいぶ久しぶりに見た、ノールックパスで裏のスペースを通されて、決められてしまうという形で0-2と前半での2失点で試合を難しくされてしまい、それが最後まで響いたかなと思います。

実際、セットプレーのところでも、相手がファールで止めたり、ゴールに近づくプレーや、その圧力で、奪えるようなコーナーキックが前半はほとんど取れないという試合が多い戦いの中で、この試合も少し遠いものの、キック力と精度が高い3番清水哲太がいることで、チャンスに繋げらるような位置でのフリーキック(前半20分の少し距離はあったもののフリーキックのチャンスで27番山田奈央が惜しいヘッドを見せた場面など)は何度か取れていたものの、この試合もビハインドを背負って攻撃に圧力をかけ始めた前半終盤でようやく数本のコーナーキックを得られるような状況になっていたと思います。

前半の浦和の惜しかった場面としては、前半19分の20番木下翼から22番奥山圭介を経由して右の10番山中惇希に繋げ、ドリブルで仕掛け、相手の守備陣のタイミングを若干ずらすかたちで、シュートまで持ち込んだ場面(相手キーパーに弾かれる)や、前半24分のカウンターの場面での20番木下翼が持ち上がったプレー、更に、前半42分に3番清水哲太が思い切って狙ったシュート(相手ディフェンダーに跳ね返るもコーナーキックを獲得)や、前半終了間際の、ちょっと密集していたので細かいところは確認できなかったものの、22番奥山圭介が狙ったシュート(相手ディフェンダーに当たりコースが変わったか、味方に当たってかで、枠からは外れた場面)などありました。

前半終盤からは浦和の攻撃が増えていく中でしたが、0-2と2点を追いかける形で前半が終了し、後半に入っていきます。

ちなみに、前半は、かなりラフプレーでも笛が吹かれないという基準の中で、これもファールにならないんだというところも多かったりしたのですが、その基準を相手が上手く利用していたこともあり、その判定がブレていなかったので、その基準に合わせていけなかったことも若干作用したように感じられたところもありましたが。。

で、見ていた側とすると、その辺の判定基準も考えたプレーができるかもカギですよね~、みたいな話をしていたら、後半は、急に前半とっていなかったようなプレーですぐにファールになるとかもあり、なんだかなと感じたりはしてました。

後半スタートから、怪我明けで出られないかもと聞いていた9番波田祥太が入り、見ていた限りでは、問題なく激しいプレーを見せてくれており、相手ディフェンダーと対峙した時の圧力のかけかたも、メッセージ性があって良いなと言うイメージ。

既に2点リードしている状況と言うことで、大宮も戦い方を若干変えてくる中で、浦和も攻撃の圧力を強める形で仕掛ける回数が多くなる中で、相手に持たされているという声も聞こえてきたものの、実際、浦和が相手ゴールに迫る場面が後半は多くなります。

攻勢を強める中で、後半10分に、17番盛嘉伊人、そして、後半20分には、長期怪我で離脱していた15番松村大也が入り、この2選手が、絡む形でのチャンスでゴールに迫る場面も増えます。

また、前半同様に、10番山中惇希の仕掛けで、相手の一つ裏をかくようなドリブル突破からのチャンスも多く見られました。

前半は、仕掛けて奪われても、競って競り負けても、こぼれ球をマイボールにすれば良いという意識が、若干薄いように感じられセカンドボールも相手が奪うことが多かった流れでしたが、後半は、その次のボールも追いかけて奪ってという場面も多く見られました、これ重要ですよね。

チャンスとなった形をいくつか挙げると、後半9分に10番山中惇希の縦に行くと見せかけてからの横へのドリブルからの仕掛けでコーナーキックを奪った場面や、後半12分のバックラインからの27番山田奈央からの正確な鋭い左前線へのフィードを6番清水楽人がしっかりトラップしてからのクロスにわずかに合わなかったものの走りこんでいた17番盛嘉伊人へのパスまでの見事な流れ。更には、後半23分には、ゴールに背を向けたような形から、17番盛嘉伊人が思い切ってシュートを狙い、ゴール上に外れたものの、こういう相手の虚を突いたプレーなども見られるようになり、そのチャンスの中でも大きな決定機となったのが、後半24分の相手ゴール付近の密集した中でのプレーで高めに位置していた3番清水哲太にパスが入ると、相手ディフェンダーが寄せる中で引きつけながら、17番盛嘉伊人にパスがつながり、そこから迷わず、ゴールの左隅に鋭いシュートを放つも、ここは、相手キーパーがギリギリで弾かれた場面。この場面は、本当に決まっていてもおかしくないような崩し方もシュートのコースもほぼ完ぺきに近い形でした。

その直後にも、15番松村大也から、右サイドから攻撃参加した8番冨田蓮につなげ、クロスを上げると見せかけて、もう一つ深くまでドリブルで切り込んでのクロスの場面は、相手ディフェンダーにクリアされたものの、こういう守る側が一番読みにくいようなプレーを見せた場面、凄く良かったです。

相手の危険な攻撃はあまり多くなかった後半ですが、後半25分あたりに、決定機を2度ほど作られたものの、どちらもGK25番鈴木彩艶が見事な反応で跳ね返します。

その後、後半30分に4番玉城大志の思い切ったミドルシュートや、後半32分に投入された29番伊澤壮平が絡む形でのチャンスが何度かあり、試合終了間際には、8番冨田蓮から9番波田祥太、そこから、右の15番松村大也に繋げてクロスから最後は3番清水哲太がシュートを狙う形など、多くのチャンスは作ったものの、結果的に前半に奪われた2点が遠く、0-2で敗戦となりました。

すごく表面的に考えてどういう試合だったかと言うと、相手の方が気持ちで優っていて激しいプレーをされて、隙をつかれて2点を奪われて、後半流れを取り戻して攻め続けるも、2点のビハインド(相手にとっては、2点のリード)という状況を相手が上手くコントロールして耐えきった試合ということになりますかね。

そこに、冒頭に書いたような要素や私が考えたこと、他の方が考えたことを加えると、また違った景色にもなってきますよね。

私としては、特に試合終盤を考えたときに、もちろん2点を追っているので、攻撃にリスクをとるということをしていたからできたことにはなるかもしれませんが、その時間帯に、相手を欺くプレーを出せていた選手が何人かいたんですよね。今日の試合の雰囲気を読んで、このプレーを前半にいくつか織り交ぜていれば(結果的に、相手にそれをやられたとも言う)、試合は全く別のものになっていたかなとも思うんですよね。

さてさて、プレミアリーグということを考えると、今節の順位的に下が上を食うような波乱が多かったことで、上も下も大混戦に拍車がかかるような結果になったものの、残り3節のプレミアリーグの次節は、11月後半とまた1か月以上空くわけで、来週末からは、負けたら終わりのノックアウト方式のJユースカップに入りますので、切り替えましょうね。

プレミアリーグの次節に繋げるということであれば、Jユースカップで決勝まで行くことですね。それによって、公式戦を戦う流れそのままに、プレミアリーグの残り3節に入っていけますから。

最初に書いた、公式戦なしの2週間も今回の試合に影響したのであれば、その要素は、決勝まで勝ち進むことで自力でなくせます。

怪我の選手も気になりますし、チーム作りの中で、Jユースカップの期間がどのように使われていくのかも含めて、また来週からの戦いを楽しみにしています。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページに掲載しています⇒こちら

↓解説動画追加しました。

関東クラブユース選手権U-15大会2018/06/17 浦和レッズJrユースvsFC府中 2-1勝利・・・侮れない1回戦。危険な要素も乗り越えてまず初戦突破!

どうも、ブクメです☆

夏の全国大会へ向けた関東予選が今週末からスタートしています。ユースよりも過酷な2回戦までは負けたら即敗退というトーナメントでの戦い。既に土曜日の1回戦では、Jリーグの下部組織のチームが3つ敗れたりしてます。

以前は、町クラブというのは、挑戦者として挑んでくるものの初戦では、かなりの実力差を見せつけてJリーグの下部組織のチームが圧勝するような試合も多かったのですが、最近では、失うものがない強さということを抜きにしても、武器を持った強いチームが増えてますよね。

そういう意味では、ここ数年、波乱と言う形で勝利をしてきたチームは、既に格下チームではなく、同じように全国的な実績はなくても、実力を持っていて、環境さえそろえば力を発揮するという段階のチームも多いのかなと感じています。

気を抜くとやられる。相手をなめてかかると足元をすくわれる。相手に自信を持たせるとやられる。色々な怖さがトーナメントでの1回戦では起こりえるのですが、この試合では、相手の10番、36番の選手のプレーを見た段階で、実力差はあるけど、やられる怖さがあるチームであるというのは、すぐに見ていて感じました。

なので、いつもこのラウンドは、辛口に見るのですが、一番重要なのは、楽に勝ててしまわないことと、負けないこと。

その点では、2回戦、3回戦でしっかり気を引き締めて戦い続けられるためには、最高の終わり方の試合だったとも考えられます。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番洪潤太、DFが左に6番大野海翔、右に26番桐山龍人、真ん中に16番福田朔良と3番岡田翼、中盤が、左に14番坂田綜太郎(後半10分⇒27番西田春斗)、右に7番篠田大輝、真ん中に8番戸田大翔と4番島垣翔、FWが13番伊澤壮平(後半39分⇒2番小林純太)と10番高橋悠

となります。

相手チームのベンチからの声を聴いている限りは、こういう試合で起こりがちな、相手をリスペクトしすぎて普段できることができなくなるパターンを警戒しているのかなという感じもありましたが、その点では、浦和レッズジュニアユースが、見事で、相手が落ち着く前に、前線で鋭い攻撃を仕掛けて、前半2分の早い時間に10番高橋悠がゴールを決めてあっという間にリードを奪うことができました。

欲を言えば、ここから相手が浦和の攻撃に慣れてくる前に追加点を奪ってしまえれば良かったのですが、ここで、少し気を緩めてしまったのか、若干攻撃が雑になる(それでも大きなチャンスになってはいたものの)場面が出てしまっていたように感じます。

そのような中でも、10分の13番伊澤壮平が起点となった攻撃で10番高橋悠の突破から、クロスに7番篠田大輝がシュート、こぼれたところを4番島垣翔がシュートを放った場面や、10番高橋悠からのパスを受けた8番戸田大翔がわずかに枠をそれるシュートを放つなど、ゴールになってもおかしくないような決定的な場面も実際は多く作れていました。

主導権は浦和が握る中で、時折見せる相手の反撃が予想以上に力強く鋭いのが怖いところで、その危険な形で1点を取られてしまうと、そのまま勢いに乗ってやられる可能性があるので、もう少し球際で厳しく行ったりしてほしいなと思っていたところで、7番篠田大輝が、意識的になのか、軽いプレーをせずにしっかり球際でのプレーや戦う姿勢を見せていたのが良かったですね。

そして、追加点が必要と思って見ていたところで、前半35分に10番高橋悠からのパスに相手ディフェンダーがやや対応が甘かったところをすかさず抜け出して7番篠田大輝が決めて2-0として前半を折り返します。

後半3点目を奪ってしまって、楽な展開にできるのが理想的でしたが、後半開始早々に一瞬の隙からゴールを決められてしまい、2-1と危険なスコアにされてしまいます。

結果的には、一緒に見ていた方が言っていたように、試合終盤に1点返されて息を吹き返されるよりは、後半早い時間の失点で、浦和側の気持ちが引き締められたのかなとも思いますが、追加点こそ奪えなかったものの、攻撃的で大きめの選手の投入があったり、危険なプレーを多くしていた相手10番の選手がやや疲れてきたところで入った11番の選手もスピードがあり危険なプレーをされることはあったものの、その後は失点をせずに、セットプレーなどで追加点のチャンスも多数作りつつ、難しい初戦をしっかり勝利で飾り2回戦に駒を進めました。

2回戦の相手は、1FC川越水上公園になりましたね。

同じ埼玉県のチームで、浦和レッズユースにもここ最近は、このチームから選手が入ってくるので、気になっていたチームです。

何気にジュニアユースの公式戦でこのチームと当たるのは初めてのような気がします(あまり足を運べていないので過去に対戦していたらすみません。)

私個人的な考えではありますが、よくわからない相手だけど格下だろうというチームよりも、1FC川越水上公園のように、既に埼玉県の強豪チームとして、技術的にもレベルの高い選手がいる手ごわいチームだという意識をしっかりも持って戦える方が、浦和レッズジュニアユースとしては、自然と本来の力を発揮しやすいのかなとも思っていたりもします。

興味深い相手ですが、絶対に負けられない。

来週も楽しみに足を運ばせてもらいます!

ではでは。

写真は、facebookページで掲載しています。この試合の写真はこちら

 

アカデミー卒業生関連 2017/12/23 関東プリンスリーグ参入戦 昌平高校vs矢板中央高校を観戦

どうも、ブクメです☆

今年いっぱいは、日本に滞在することが決まったので、久しぶりに年末は、サッカー三昧の日々を過ごしています。厳密に言えば、今日からほぼ毎日何かしらのサッカー観戦が続きます。行きたい試合が被るケースも多く、仕事との調整の関係で、行けないこともありつつも、浦和レッズアカデミー出身選手関連の試合は、1日1試合は、少なくとも行けるように調整しながら、鳩山町と浦和付近を往復する生活が今日から1週間ほど続きます。

その1日目となる23日は、関東プリンスリーグの参入戦の昌平高校vs矢板中央高校の試合(今日1日目の試合で勝利したチームが25日の参入決定戦に進み勝利すれば、来期から関東プリンスリーグへ昇格という流れ)を観戦しました。

昌平高校には、浦和レッズユースジュニアユース出身の山下勇希(7番)がチームの主力としてプレーしており、また、直接はあまり関りがないものの、浦和レッズユース出身の石井康輝の弟の石井優輝(4番・キャプテン)もいます。そして、今日のベンチには、浦和レッズジュニアユース出身の木下海斗(18番)も入っており、そもそも地元の埼玉県のチームということで応援しているのですが、より応援するための理由がたくさんあるのが、昌平高校ですね。

ユースの試合によく来る知人で、昌平高校のサッカースタイルが魅力的だからという理由で、気が付けば、私よりも断然多くの試合に足を運んで昌平高校を見続けてくれている知人がいるため、そこから随時情報はいただいている状態ではありましたが、私自身は、よくよく考えたら昌平高校の公式戦に足を運ぶのは、昨年の夏の広島でのインターハイ以来ということで、ニワカ感まんさいで昌平高校側で見させてもらいました。

なので、あまり細かいことまで書ける位置にはいないのですが、とにかく、ジュニアユースから昌平高校に進学した山下勇希の成長を人から聞いた話でもなく、育成系のサッカーサイトの情報だけでなく、自分の目でこのタイミングで見ることができたのは良かったです。

前目の位置でスタートしたこの試合でのプレー、そして、思わず「守り方上手いな」と独り言を言ってしまうほど、守備の形と昌平側の攻撃の危険な選手を研究していたと思われる矢板中央高校の守備を崩そうと、前半途中からボランチの位置に下がってから(最近はこの位置でプレーするのが普通と聞きました)のパスを捌くプレーと、ここで仕掛けるぞというタイミングでのドリブルでの仕掛けなど、チームの中心としてプレーする姿を見ることができたのは嬉しかったです。

しかしながら、結果としては、0-2で敗れることとなり、普通に一つのサッカーの試合としてフラットに観戦したとすると、矢板中央高校の見事な戦いぶりが目立った試合という印象で、昌平高校の特徴をかなり高い精度で抑えることに成功し、スタートは守備意識の高い形でスタートして、ある程度、予定通りに進められたところで、攻撃面では、前線の選手を様々な特徴を持ったタイプの選手に、嫌なタイミングで交代して、前線の組み合わせや攻撃パターンが1試合で色々変わる中で、攻撃してもなかなか崩せない昌平高校に対して、フレッシュで特徴のある選手たちが、昌平高校のゴールに後半終盤は、巧みに仕掛ける場面が目立ち、結果的に、見事なフリーキックと、追加点で、敗れるという形になりました。

単純に、攻撃のところではまれば、昌平高校の方が上だと思いますが、試合運びの巧妙さで相手が優っていたという、それでも昌平高校が、いくつかのチャンスで先制できていたら全く変わっただろうなという、なんというか、1つの観戦する試合としては、かなり見どころの多いというか、良い試合を観戦したなという感想を持てる試合でした。

また、同時に、このレベルのチームでも、関東プリンスリーグに昇格することができないチームが出てきてしまう、酷な参入戦だなと感じたわけです。

残念な結果にはなりましたが、昌平高校のレベルの高さは、知人から聞いていた通りのものですし、その水準を安定して数年続けられているチームですので、来年の新チームで今回の悔しさを糧にして戦えば、近いうちに関東プリンスリーグに戻ってくるだろうなと、そこに値するチームだと思います。

昌平高校の3年生の戦いということであれば、この後の全国大会がありますので、そこでの戦いに期待しています。

ではでは。

facebookページに今回足を運んだ試合の写真を掲載しています。⇒こちらからどうぞ

山下勇希

石井優輝

高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2014/09/08 第12節 – 浦和レッズユースvs前橋育英高校 3-2勝利

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どうも、ブクメです☆

ということで、日本に戻ってきましたので、今週末のユースのプリンスリーグを観戦に、埼玉スタジアム2002第2グラウンドに足を運びました。

昼頃まで降っていた雨も、試合前には止み、気温も前日の蒸し暑さが嘘のような涼しいくらいの気候になり、プレーする選手にとっては、なかなか良い環境になったのではないでしょうか。トップチームとの兼ね合いで掛け持ち可能にするためか、それなら最初からそうすればよいのにと思ったりはしましたが、当初レッズランド開催の予定の試合が、埼玉スタジアム2002サブグラウンド開催になった、前橋育英高校との試合になります。

今年は、あまり抜けたチームがない印象のプリンスリーグですので、まずは、とにもかくにも混戦状態の残留争いグループからは抜け出すべく、しっかり勝ち点を積み上げていきたい試合です。

足を運べなかった前節の大宮アルディージャユース戦で、敗れたということでしたので、悪い流れを引きずらないためにも、重要な試合となりました。

この試合のスタメンは以下、

GKが1番杉本広貴、DFが左に22番荒木聡太、右に40番橋岡大樹、真ん中に4番吉原大と2番橋岡和樹、MFが左に9番小島良太(後半33分⇒15番高橋聡史)、右に32番川上エドオジョン智慧(後半21分⇒19番松澤彰)、真ん中に7番勝野瑛(後半45分⇒20番東伸幸)と29番伊藤敦樹(後半7分⇒23番松崎洸星)、FWが8番斎藤翔太と10番小川紘生(後半45分⇒33番轡田登)

となります。

得点経過など書きますね。

前半34分に右サイドからの攻撃で、32番川上エドオジョン智慧からのクロスを8番斎藤翔太がスルーし、そのコースに走りこんだ7番勝野瑛が決めて1-0。

前半41分に、決定的な場面を作られるも相手のシュートミスに助けられます。

前半は、1-0で終了。

後半5分、11分に失点して1-2と逆転されます。

後半18分に、8番斎藤翔太がディフェンダーの裏に抜け出したところで倒されてPKを獲得し、これを10番小川紘生が決めて2-2。

後半32分に8番斎藤翔太のダイビングヘッドで3-2と逆転。

序盤は、どちらにも流れが行かないような時間帯が続き、スターティングメンバーも、代表で召集されている選手や、初スタメンの選手などもあったことからか、少し連携面でミスがあったところで、運動量の多い相手の前線の選手に狙われて、という場面はあったものの、ミスの部分は、他の選手が、または、自らで追いかけて取り返そうとするプレーなどもしっかりできていたことで、大きく崩れるということは、ほとんどなかったものの、攻撃面でも、それぞれの選手の動きは悪くなかったものの、それが連動して相手に脅威を与えるというプレーは、なかなかできなかったように思われます。

そんな中で、前半の大きなチャンスでしっかり先制した浦和と、決定的な場面で外した相手と言う構図が、その後の試合にも影響を与えたのかな~とも思います。

前半終了間際に、8番斎藤翔太がサイドからのクロスに合わせた強烈なヘッドがわずかに逸れて決まらなかったものの、このプレーがもしかすると今日の勝利の伏線になっていたのかな~と、後で思ったり思わなかったり。

前半を1-0で折り返し、後半の15分までに同点ゴール、更に、逆転まで許して1-2となった時には、少し悪い流れにはまってしまうような雰囲気もあったものの、7分に交代で入った23番松崎洸星が絡んで右サイドでの攻撃の連携面が高まったことで、徐々に浦和が相手の左サイドで脅威となるような攻撃を増やして行くことができたことで、流れも浦和に一気に傾いていったように思います。

その流れの中で、相手の攻撃の狙いとなっていた、真ん中の裏のスペースを狙って選手が走りこむようなプレーを逆に8番斎藤翔太が行った流れで得たPKから2-2に追いつくことができたわけですね。

実際には、ペースは浦和が握った後半の途中からの展開の中で、実際は、攻められたときに2度ほど、「やられたかな?」と思うくらいの決定機を作られていたのですが、いずれも相手のシュートミスに助けられたということもあります。

それでも、勝負と言う点では、時間帯でやるべきことで浦和が優ったということです。

やはり、思い返しても、後半の攻勢の立役者としては、23番松崎洸星が入ったことで加わった攻撃の工夫と駆け引きが効いていたと思われます。

更には、10番小川紘生の試合終盤のプレーの選択が、なかなかこれまた良くて、時間を使う処、潰すところ、仕掛けるところなど、やるべきプレーの選び方の良さも効いていたと思います。

3-2で勝ちきって積み上げた勝ち点3で、もちろん混戦の中での一歩前進と言うことで、この後も安定して勝ち点を積み上げないと、すぐにまた下も見えてしまうような状況ではありますが、4位まで浮上し、今日の相手の3位前橋育英高校との勝ち点差が3差というところまで浮上しました。

次の中断期間までの3試合で、次週の桐光学園、その翌週の国学院久我山が、浦和と同じような状況で上も下もうかがえる状況の勝ち点差の相手ということで、要するに倒してしまえば、かなり上に向かって前進できる2試合になるわけですので、少し気持ちにゆとりができた今日の勝利をプラスに考えて、リラックスした状態で連勝を狙っていきたいですね。

なかなか、選手は特徴を生かすことが許されないような、ある意味、安全なことが求められる、ある意味、窮屈な試合を課されがちな最近ですが、そんな中で、出場している選手の頑張りが伝わってきますし、その中で今日のような、工夫と連携が試合を決めたという試合が見られたことをうれしく思います。そこを、しっかり見ていて、継続して良い部分を、良いプレーした選手が、それで良いんだと自信を持って次の試合を見つめられるように考えてやっていただければと思います。

ではでは。

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高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/07/21 第9節 – 浦和レッズユースvsFC東京U-18 1-2敗戦・・・それでも致命的な状況にはなっていない

埼玉スタジアム2002第2グラウンド2013年7月21日

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

第3グラウンドでは、開幕戦に試合が行われたものの、浦和レッズユースのある種の験を担ぐ場所、勝利を多く目にしてきた場所である埼スタ第2グラウンドで今年初めての浦和レッズユースの公式戦が行われました。

プリンスリーグにおいては連敗中で、いったん流れを勝ち切るためには最適のタイミングと場所だとは思っていたのですが、そう思うようにはならないものですね。

試合の流れ、大まかに書きますね。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに6番吉原大、センターバックが左に4番茂木力也、右に5番齋藤一穂、MFがボランチに8番須藤岳晟、左に10番関根貴大、右に9番小川紘生、真ん中に7番広瀬陸斗と14番斎藤翔太、FWが11番進昂平

となります。

う~ん、11番進昂平がスタメンだったり、前回の柏レイソルU-18戦から比べると、いくつかの変化も見られたものの、何かチームとしてのバランスと言う部分では、見ていてもどかしさを覚えるような展開になりました。個々の選手のプレーの質とかそういう部分ではなく、バランスの部分です。改めて書くべきことでは無いと思うので割愛します。

プリンスリーグでは、浦和と共に苦しんでいるFC東京U-18との対戦ですが、実際にFC東京U-18のサッカーはここ最近は見ていなかったので、実際どのような状況なのか気になっていたのですが、確かに、これまで浦和が対峙してきたやりにくいFC東京U-18とは、全く別の印象を受けました。相手の研究より、自らのサッカーを求める方が大事という考え方なのかもしれませんが、浦和がやられたらやだなと思われる狙われどころに対して特に厳しく来るわけでもなく、浦和もスムーズには行っていないものの、結果を求めることはできる試合かなという印象も持ちつつ試合を見ていました。

試合開始から、プラスに感じた要素として、10番関根貴大が基本的なポジションは、頻度の多い中盤の左なのですが、意識的に中盤に入ってきてプレーする姿が多く、そこからチャンスになる場面は結構ありました。

試合開始早々に、そういったプレーから10番関根貴大が左サイドでパスを受けると、中へ持ち込みながら追い越した7番広瀬陸斗にパスを出し、更に左サイドを駆け上がる3番森亮太へ繋げてサイドから仕掛ける形を作りました。この形はテンポよくて良かったと思います。

1分に、14番斎藤翔太にパスが入り、抜け出す10番関根貴大にパスを通し、シュートまで持ち込む形を作ります。このように、14番斎藤翔太にパスが収まると攻撃でプラスになる展開が多くなるものの、前半は、あえてそうしているのかと思うくらい、14番斎藤翔太に楔のパスを入れて攻撃しようという展開が見られませんでした。

これは、ベンチからもたびたび声が聞こえたので、決まり事などではなく、言われたことができていなかったのだと思いますが、11番進昂平の後ろのスペースが大きく空き、そのスペースを有効に使うことができず、いわゆる前線孤立状態が続いていました。これを11番進昂平の動きが悪いと見るか、それ以外に原因があると考えるかは、人それぞれだとは思いますが。

5分に、4番茂木力也からのロングフィードが10番関根貴大が抜け出した裏のスペースにピンポイントに入り、相手キーパーとどちらが先に触るかというギリギリの惜しいチャンスになりますが、ここは決められませんでした。

同様に9分には、3番森亮太からの縦パスが10番関根貴大に通るも、ここは上手くコントロールができず。

13分に、相手に危険なヘディングシュートを放たれますが、失点にはならず。

15分には、7番広瀬陸斗からのインターセプトから攻撃がスタートし、10番関根貴大、7番広瀬陸斗とパス交換し、ディフェンダーがブロックするところをやや強引にシュートを狙います。

17分には、4番茂木力也のロングフィードが7番広瀬陸斗に入り、11番進昂平に落とし、11番進昂平がドリブルからキープ、そして左から抜け出す10番関根貴大にパスを通し仕掛けていく形を作ります。

20分に、7番広瀬陸斗から10番関根貴大、14番斎藤翔太とパスが通り、14番斎藤翔太がシュートを狙う形を作ります。ここはディフェンダーにコースを変えられゴールになりませんでしたが、コーナーキックのチャンスにはなりました。

そして、迎えた24分にコーナーキックのチャンスからニアに走りこんだ6番吉原大が頭で合わせる見事なゴールで浦和が先制します。

1-0。

30分くらいからは、浦和のここ最近の失点が増えている一つの理由でもあり、先週末の練習試合でも散々言われていた部分が中途半端になることで危険になる場面が多く見られるようになってしまいます。

いわゆる、相手の攻撃に対して、ここを抑えなければならないというところでプラスが甘かったり、人任せになるような相手に攻められたときの守備の連動のなさが招いたピンチですね。

34分には、ペナルティエリア付近で寄せが甘くなり、狙い澄ましたシュートがポストを叩き、こぼれ球に詰められたものの、これはオフサイドの判定に助けられます。

37分に、7番広瀬陸斗から3番森亮太、クロスに14番斎藤翔太が狙う形を作ります。

41分には、7番広瀬陸斗、14番斎藤翔太、9番小川紘生、14番斎藤翔太とパスが回り、前線の11番進昂平にパスが渡り、左から勢いよく走りこむ3番森亮太にパスがつながりシュートまで持っていくも決めきれず。

このままリードした形で前半を終えて置きたかったものの、前半終了間際に、また守備の部分での甘さからピンチを招き、ここをしっかり決められてしまい1-1とされ、追いつかれた形で前半を終了します。

後半はスタートから、5番齋藤一穂に代えて2番細田真也が入ります。右サイドバックに入っていた6番吉原大がセンターバックにポジションを変え、2番細田真也が右サイドバックにという形になります。

後半スタートは、交代で入った2番細田真也の思い切った攻撃的なプレーで数回チャンスを作ります。

5分には、クロスバーを叩くミドルシュートを放ち、9分にはフリーキックのチャンスから10番関根貴大が蹴ったボールが相手ディフェンダーに当たり跳ね返ったところを再び2番細田真也が狙うも、これはキーパー正面。

連動性の部分で今日の試合で気になった要因の一つとして、例えば前半は、ほとんどパスが入らなかった14番斎藤翔太にパスが入るように後半はなったものの、それによって消えてしまう選手がいるんですね。要するに、数人の選手が連動してではなく、攻撃のパターンがどちらかに偏る中でのシンプルな個人任せな仕掛けが多いとも言えてしまうわけで・・・。

10分前後の攻撃の部分で、10番関根貴大が中盤でパスを受けドリブル、いったん14番斎藤翔太に渡し、14番斎藤翔太は、前のスペースにパスをだし10番関根貴大はスピードに乗ったままそのスペースで再びパスを受けて仕掛けるという形が見られました。ここでは、シュートまで持ち込み、コーナーキックを獲得します。

同様に13分にも、14番斎藤翔太、10番関根貴大とパスが回り、抜け出した9番小川紘生に通して仕掛けていく形を作ります。

浦和のチャンスの場面を挙げていますが、流れが良いとも言えずなのですが、14分にサイド攻撃から折り返しを豪快に押し込まれてしまい1-2と逆転されてしまいます。

直後の17分に、3番森亮太が気持ちの入った左サイドからの突破を見せてクロス上げると、相手の頭でのクリアボールが、もう少しずれればオウンゴールを生んだかもという同点のチャンスが生まれますが、残念ながら決まらず。

25分に、8番須藤岳晟と14番斎藤翔太に代わり、27番邦本宜裕と13番條洋介が入ります。

交代の直後にも相手のシュートミスに助けられる危険な場面を作られます。

32分に、9番小川紘生に代えて22番荒木聡太が入ります。

残り10分~15分の中で、交代出場した13番條洋介の相手を出し抜く狙いどころのパスなどで浦和が同点ゴールに近いチャンスを作る回数は増えました。

35分には、13番條洋介が何気なくやった割には、結構凄いところを狙うよなというようなスペースにアウトサイドで出したところに7番広瀬陸斗が反応し、そのままサイドをドリブルで駆け上がりクロスを上げる形を作ります。

同様に、気持ちの入ったプレーで左サイドを駆け上がる3番森亮太に13番條洋介からの眺めのパスが通り、仕掛けます。

39分に、再び危険な形を作られるものの、ここは18番関口亮助が防ぎます。

41分には、13番條洋介が10番関根貴大にパスを出して前線に走り、再び10番関根貴大からのパスを受けるとそのままペナルティエリアの深い位置まで持ち込んでクロスに対して誰かが触れればというところで、11番進昂平は反応していたものの触れず、ファーの位置に走りこんでいた4番茂木力也が何とか合わせるも、サイドネットでゴールにならず。

試合終了間際には、10番関根貴大から右サイドを走る7番広瀬陸斗にパスが通り、持ち込んでのクロスに22番荒木聡太がヘッドで合わせるも、枠を捉えきれず。

結果、1-2の敗戦となりました。

さて、淡々とチャンスの部分とピンチの部分を書いてきた後半でしたが、なんというか、そこには申し訳ないのですが、見ている側に伝わってくるような負けたくないという気迫が感じられたかと言われれば、ほとんど見られませんでした。

それぞれの選手は頑張っているのは分かるんですけどね。

ということで、プリンスリーグの前半戦最終戦は、敗戦と言う結果で終わりました。

勝った試合は選手のおかげ、負けた試合は監督の責任とは、こういう世界では良く言われることですが、はっきり言って、今日の試合の敗因の部分を考えると監督の責任ではないと断言できてしまう部分も多々あります。

それは、失点の形において、先週末の練習試合でもたびたび、ここでこういうプレーをしたらやられるということをはっきり何度もベンチから言われているのに、結果的にその部分ができなかった。相手のミスにも助けられて実際の失点は2点だけでしたが、相手の攻撃に対してこういう対応をしたら、やられるという守備を実際してしまったために生まれたものでした。これって、本当に監督やコーチ陣の方々が口を酸っぱくして言っている声が常に聴こえてくるので、やらなきゃだめですよ。

選手の起用や配置に関しては、練習試合や公式戦の途中からという部分では、個々の能力ではなく、チームとして上手く機能させるためにはこの形を熟成させていけば良いという形は、何度も見てきました。なので、そこを重要視しているように感じられなかった今日の試合においては、何も言うことはありません。何か、そうしなければならない理由があったのかな程度に考えておきます。

ブクメは、多く足を運んでいるので、細かい要素を考えて深いところまで考えて、表面的なものを見ないようにしてユースを見ようとしているのですが、あまり頻繁に足を運べない方が今日の試合を観戦していて、1つの試合としてフラットに見た時に、試合についての声を聴いてみると、個人が頑張る姿ばかりが目立って見ていてもどかしいというようなニュアンスの声も聞こえました。

極端に言うと、プロになるために自分に本当の意味で厳しくなれている選手がどの程度いるのかと少し疑ってしまいます。

少なくとも、今日の相手の出来を見る限りでは、勝利で終えておくべき相手だったと思っています。明らかにここ数試合の相手とは違いましたので。試合後にモヤモヤモヤモヤしていて、このモヤモヤをどうしてくれようかと思っていたのですが、レッズランドで、この試合に出場しなかった(出場時間の少なかった)メンバーを中心に紅白戦が行われると聴いたため、場所をレッズランドに移して、紅白戦を眺めてきました。

緑ビブス組vs黄色ビブス組。試合結果は、緑ビブス組が3-0で勝利していたと思います。邦本宜裕と安東輝と、もう1得点は確認できませんでしたが、なんというか、この紅白戦観戦を持って、ようやく気持ちが落ち着きました。

これだけ、悪い流れがプリンスリーグで続いていると、通常は流れも逃げていくはずです。それも、4連敗もしてしまったら、後半戦があるとは言っても、かなり昇格は厳しいという状況に陥るはずです。なんか、不戦勝で勝ち点3が自然と入ってしまうチームがいたりで、更に浦和としては、アンラッキー(?)な状況がありますが、まだプレミアリーグ昇格のチャンスを得られる3位以内を考えれば、その勝ち点差は7しかありません。

残留争いではなく、昇格争いを謳って良い試合数と勝ち点差です。

ということで、なんとなく「大会が変わるし、切り替えればOKだよ~」なんて今は言いたくもないのですが、ここしばらくの悔しさを持って、最低限でも必ずやることを確認して、チームとして連動するために、もう少しチーム間でのコミュニケーションをしっかり取って、クラセンで暴れてやりましょうよ。

ではでは。

埼玉スタジアム2002第2グラウンド2013年7月21日埼玉スタジアム2002第2グラウンド2013年7月21日埼玉スタジアム2002第2グラウンド2013年7月21日

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レッズランド2013年7月21日レッズランド2013年7月21日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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高円宮杯プレミアリーグ2012/12/09 最終節 浦和レッズユースvs旭川実業高校 3-0勝利・・・誰が何と言おうと有終の美だと思う

埼玉スタジアム2002 第2グラウンド2012年12月9日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

今日は、試合のことはさらっとで良いですよね。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左に5番佐藤大介、右に2番新井純平、真ん中に4番西澤秀平と34番茂木力也、MFがボランチに3番寄特直人と19番須藤岳晟、トップ下に14番関根貴大、FWが左に32番小川紘生、右に10番中村駿介、真ん中に20番広瀬陸斗

となります。

前半は、思ったよりフワッとした感じで入った印象があります。前の試合同様に、やはり裏を狙うプレーが多すぎる印象で相手としては、そこをケアする、というか守備に慣れていてそういう選手に対する対応は想像以上にしっかりされてえしまった印象がありました。

サイドから仕掛けて飛び込んで、コーナーキックなどで、惜しいと思うようなチャンスはあったものの、もしかすると相手のキーパーを脅かすようなシュート自体がなかったような気もします。

ただ、中盤でおさまりが悪い時にパスを受けてキープして捌くというプレーもできる32番小川紘生がポジションチェンジで真ん中に入って、収めどころを作ろうとする動きも見られ、これは選手間でなんとかしようという思いが伝わってくる判断だったと思います。

相手に攻められる場面も全体的にはしっかり対処できていましたが、何本か危険な位置からシュートを打たれた場面もありました。

今年の悪い時の空気が少しでてしまい、ちょっと心配な状況で前半は0-0で終了します。

後半に入り、32番小川紘生に代えて8番繁田秀斗が入ります。

投入された8番繁田秀斗が入って早々の接触プレーで流血し、最初の数分間を一人少ない状況で戦う流れなどもありつつ、そこは問題なく対処し、後半10分くらいからは、浦和の選手の特徴を生かしたような攻撃が要所要所で見え始めます。

10分に4番西澤秀平から左の20番広瀬陸斗へ長いパスが通り(難しいパスでしたが、見事なトラップでおさめていました。)そして、左サイドから14番関根貴大にパスを通すと、ペナルティエリア外くらいからの得意の距離で14番関根貴大が見事なシュート。これは、惜しくもポストを叩いてしまいます。

この流れから2度コーナーキックのチャンスを得て、14番関根貴大がヘッドで狙う場面も見せる場面など前半よりもよりゴールに近いプレーが増えてきます。

後半明らかに変わったのは、2番新井純平の持ち味であるオーバーラップからの再三にわたる攻撃参加。10番中村駿介がタメを作ってだったり、8番繁田秀斗だったり、上手く攻撃参加する2番新井純平のダッシュを生かすようなパスを通し、パスをもらった2番新井純平も、シンプルにクロスを入れたり、行けそうなときには一歩先までドリブルで深くまで仕掛けるなど見せており、浦和の右サイドからの攻撃に対して相手が対処に相当苦慮させることに成功。

同時に、変わって入った8番繁田秀斗の自らで得点を狙う姿勢も今日は一際目立っており、そのようなプレーから徐々に流れも良くなっていきました。

いわゆる数選手が流動的に動くことでより、個々のテクニックも生きるような状況が増えてきました。

ただ、欲しい先制点がなかなか奪えないという状況は、前半とは様相が違うながらも続いてしまいます。

23分に20番広瀬陸斗に代えて7番長谷優が入ります。

この後も押し込む回数は多く、良い流れの中で34分についに浦和が先制点を奪うことに成功します。4番西澤秀平が右前線に攻撃参加する2番新井純平に長いパスを通し、2番新井純平からのクロスに10番中村駿介が合わせてゴール!

相手を何度も脅かしていた形から先制点を奪います。

更に8番繁田秀斗の見事な得点で38分に2点目を奪うことに成功。

この時間帯は、完全に浦和が相手を圧倒している時間で8番繁田秀斗、10番中村駿介、そして攻撃参加する2番新井純平の3人のところで、阿吽の呼吸と言うのがぴったりくるような動きとパス回しが見られ、その動きでできたスペースを14番関根貴大が上手く使って仕掛けていく場面なども多く見られるようになりました。

攻撃参加した2番新井純平に対して、味方から「純平早く戻れ!」みたいな声も上がっていましたが、言う割にはボランチと守備ライン含めたカバーはしっかりできていて守備のバランスは崩れず、なんか、懐かしい風景を見ているようでした。

その後も、2番新井純平のクロスに7番長谷優がヘッドで合わせたり、左から5番佐藤大介がクロスを上げたり、気が付けば2番新井純平のパスに5番佐藤大介が合わせる、両サイドバックがどっちも攻撃参加している状況があったり、凄く楽しい時間がありました。

40分くらいに14番関根貴大に代えて21番進昂平、5番佐藤大介に代えて12番小坂慎太朗が入ります。

そして、交代で入った21番進昂平がアディショナルタイムにゴールを決めて3-0!

その後、19番須藤岳晟に代わり16番岸伯富実を投入。

試合は、このまま3-0で終了となりました。

後半の戦いぶりは実に3年生の選手が伸び伸びとやっていた時のようなプレーの連続で、見ている側としても興奮する場面が続きました。

凄く良い会心の勝利だったと思います!

降格と言う結果にはなりましたが、最後に気持ちの入ったゴールを決めた21番進昂平初め、2年生、1年生、そして来年上がってくる今のジュニアユースの3年の選手たち、この試合を見守っていた多分来年ユースに外部から来る選手たち、そして今年の反省を踏まえてチームや下部組織のサポーターで力を合わせて1年でプレミアまで戻します。その第一歩となるのが今日の試合ですし、だれが何と言おうと今日の試合での勝利は無意味なものではありません。

それが私たちの義務ですし、それを果たして本当の意味で今日の試合が2012年の3年生の選手たちの有終の美だったとなるのだと思います。

正直言って、サポーターとしての自分が今年の状況変化に対応できずに、私の立ち位置や私の性格でどのように向き合って、どう接して行けば、苦しんでいるユースの選手やチームに対して助けになるのかに関して、混乱している時期が多く、もっと自分にも何かができたのではないかという自問自答する時期が続いた今年一年は、私自身にも反省すべき点が多く残ります。

以前にも書きましたが、自らが書いている文章に対しても自問自答することが本当に多かったです。

力になりきれず、本当にすみませんでした。

ただ、今年の3年生が人生のこの時期で普通では味わえないような大変な経験をしたことが糧となって、多少の逆境では負けないくらいの強い精神力を身に付けて、新しい世界で戦っていくのと同様に、私がサポーターとしてこの1年で感じ、考えてきたことも今後の私がやるべきことを考える上では、大きな糧となっていくと思います。

そう考えると、私も選手も、ご父兄の方も、監督もコーチも、年齢や立場は全く違いますが同じように大きな経験を積んで次に生かせる糧を得ることができた1年でしたね。

 

最後に、巣立っていく3年生の選手たちに伝えておきます。

今年1年で起こったことは、私がしっかり見届けさせてもらいました。そして、しっかり記憶しています。色々おかしいこともありましたし、理解できないことも多かったです。でも、そこから感じるマイナスの感情が残っているのであれば、そこは私に預けてもらえませんか?

そして、この経験から得たプラスの感情要素だけを持って、次のフィールドに進んでください。

今年起きたことは、サポーターサイドとして、しっかり責任を持って伝えてきます。そして、良くなるように全力を尽くします!

 

私は、凄いなと思う時期や、情けないなと思う時期も含めて、積み上げてきた、あなたたちの6年間(しっかり見させてもらってからは、3年4年ですが)という時間を共有させてもらったことを誇りに思います。

ありがとうございました!

 

高円宮杯プレミアリーグ2012/12/02 第17節 浦和レッズユースvs三菱養和SCユース 1-0勝利・・・最終節へつなぐ勝利!

埼玉スタジアム2002 第2グラウンド2012年12月2日

 

 

 

 

 どうも、浦和サポブクメです☆

Jユースカップ期間でしばらく中断していた残り2節のプレミアリーグが今週から再開されます。ご存知のように、浦和レッズユースは、いわゆる崖っぷちの状況で、残留のためにあと2つを必ず勝つことが残留の最低条件となります。

Jユースカップは2回戦で残念ながら敗退してしまいましたが、予選から2回戦までの戦いの中で、この残り2節のプレミアリーグで勝利するために必要な様々な要素、こういう経験をしておいてほしいというタイプの相手と上手く対戦することができ、また、ある程度の結果も残し、守備の部分での集中力も高まり、決して悪い状況ではなく、良い流れでこの試合を迎えることができたと思っています。

今日は、とにかく勝てばよい試合でした。そういう意味では、狙い通りの結果を残すことができた試合と言えますね。

では、試合の話に移ります。

浦和レッズユースのスタメンは以下、

GKが1番吉野雅大、DFが左に5番佐藤大介、右に2番新井純平、真ん中に6番西袋裕太と34番茂木力也、MFがボランチに3番寄特直人と19番須藤岳晟、トップ下に14番関根貴大、FWが左に32番小川紘生、右に16番岸伯富実、真ん中に20番広瀬陸斗

となります。

先週の広島戦で負傷していたらしい10番中村駿介は、スタメンから外れていました。これにより、トップ下の位置には14番関根貴大が入り、この試合の右前線は16番岸伯富実が入りましたね。

今日の勝利につながった第1の要因は、スタートで押し切って得点を決めきってしまうことができたことだと思います。

試合開始早々から浦和が迫力のある攻めを見せ、まず1分にコーナーキックから5番佐藤大介がヘッドで飛び込む惜しいチャンスを作り、その後2分に、2番新井純平が右サイドから鋭い攻撃参加を見せてスピードのあるクロスを上げ、この流れから最後に5番佐藤大介が押し込んでゴールを決めます。

引き分けでもOKという状況だった相手に対して、プランを完全に崩す先制点で1-0と早々に浦和がリードを奪います。

浦和の狙い通りの試合のスタートを切ることができたものの、得点を奪いに来る相手の勢いと、中盤で落ち着けることができない状況が重なり、相手に攻め込まれる回数も多くなる展開になります。

この試合で、トップ下に入った14番関根貴大が、いつもこの位置に入っている10番中村駿介と比べると、しっかりキープしてゲームを作るタイプと言うよりは、簡単にはたいて自らも抜けるようなプレーが得意な選手であることも多少は影響したと思いますが、中盤でのタメがここでは作られにくい状況であり、また2ボランチの19番須藤岳晟と3番寄特直人のところでも、タメを作って落ち着けようというプレーが少なく、相手も中盤を狙って激しく来たり、放り込んでサイドから仕掛けようとしてくるため、後手後手になる時間も多くなりました。

ただ、10分くらいには、ディフェンスラインのところでゆっくりパスを回すなど相手のペースに乗らないようにという意図の見えるパス回しなどもあり、比較的対応できるようになっていたと思います。

また、大前提として守備のところでの集中力の高さが試合を通じて保たれていたために、攻め込まれているという時間自体は多くなってはいたものの、際のところでは集中してほぼ跳ね返せていたと思います。

25分くらいからは、再び浦和が攻める回数も増えてきます。中盤で19番須藤岳晟がインターセプトして16番岸伯富実につなげての仕掛け、前線で14番関根貴大が粘ってファールをもらい直接ゴールを狙いやすい位置でフリーキックを獲得したり、前半の終盤では16番岸伯富実がトップ下に入り、14番関根貴大が右前線に入る時間帯なども作り、試合の中で状況の対処を上手く試みていましたね。

また比較的守備のバランスを取りながら、ここぞという時に右サイドバックの2番新井純平が攻撃参加した場面でも、例えば37分の14番関根貴大と2番新井純平のワンツーからの攻撃参加や40分にも同様の攻めで相手守備陣を脅かす攻撃ができていました。

前半終了間際に、14番関根貴大からのパスを受けた32番小川紘生がドリブルで仕掛けてシュートまで持ち込んだらしい場面がありましたが、ここはキーパーに防がれてしまいます。

惜しい形は先制点以降も複数回作れていたものの、追加点を決めるというところまでは行かず、スコアは動かず前半は1-0で終了します。

後半はスタートから、14番関根貴大に代えて10番中村駿介が入りました。10番中村駿介は怪我明けで今日は難しいようなこともなんとなく聞いていたことや、ポジション的に思うようにいっていないようにも見えたものの、要所要所ではさすがというプレーを見せていた14番関根貴大を下げるという選択肢に「???」となったのですが、14番関根貴大は、体を痛めてしまってということでの交代だったとのことです。

やや動きが重たそうな様子や、ふんばりが効かない部分などは見られるものの、交代で出場した10番中村駿介にボールが集まる回数は多く、上手くタメを作りながら捌くプレーはさすがだと感じました。

そんな後半ですが、5分にキーパーの頭を越され、後は相手の選手が押し込めば得点されてしまうという決定的な場面で、2番新井純平がギリギリのところで防ぎ、ここでの失点を防ぎます。

この流れで失点しなかったことも、かなり大きかったと思います。

浦和の攻撃では、11分に右の16番岸伯富実から32番小川紘生を経由して左から攻める5番佐藤大介が仕掛ける惜しい場面。

また、16分には32番小川紘生がドリブルでゴール前へ迫り、相手の守備の意識を集中させたところで右から上がる16番岸伯富実に預けるも、狙ったシュートは枠を捉えられず。

更に19分には、10番中村駿介がドリブルで右サイドを攻め上がりクロスを上げると20番広瀬陸斗がヘッドですらし、ファーサイドに走る32番小川紘生に渡りゴールを狙うも決めきれず。

23分には32番小川紘生のクロスから16番岸伯富実がヘッドで狙う惜しい場面もありました。

相手の長めのパスなどからの攻撃は守備陣が集中して跳ね返しつつ、後半の半分くらいまでは浦和も追加点のチャンスは比較的多く作れていたものの、ここで2点目を挙げることはできませんでした。

27分に16番岸伯富実に代わり8番繁田秀斗が入り、33分に20番広瀬陸斗に代わり21番進昂平が入ります。

この残りの10分くらいは、得点を奪わなければならない相手と、失点を防ぎ、狙えるときに追加点をとって決めてしまいたい浦和の気持ちのぶつかり合いの時間となりました。

そんな中で、途中から入った8番繁田秀斗が得点の意識高くシュ
ートを狙う回数も多く、またサイドからのクロスを上げる場面でも行けるならより深くまで切り込んでからクロスを上げるという意識を見せてくれていました。

Jユースカップの1回戦で公式戦初ゴールを決めた19番須藤岳晟が、うまいコースを狙ったシュートを狙い、キーパーにはじき出されてコーナーキックという流れにはなったものの、隙を見てゴールを狙うプレーも見られました。

後半の終盤に、結構ペナルティエリアに近い位置でフリーキックを与えてしまう場面は多かったものの、ここも集中して防ぎ切りました。特に5番佐藤大介が体ごと投げ出すような気持ちの入ったプレーを見せるのと同様に守備陣全体が集中して守るプレーが印象的でした。

44分に32番小川紘生に代わり12番小坂慎太朗を投入し、相手の人数をかけて一点を取りに来る攻めをなんとか防ぎ切り、1-0で試合終了となりました。

相手に勝ち点1でも取られたら降格と言う緊張感のある戦いの中で、よくやってくれました!

それにしても、なかなか楽には勝たせてくれませんね。おそらく、最終戦も守備意識の高い相手でしょうし、簡単には得点を取らせてもらえないかもしれませんが、今日のように、「ここで取ってやる!」という時間帯にしっかり相手を圧倒して得点を奪ってしまえる展開にできると理想的ですね。あの、試合開始の迫力はなかなかのものでしたよ!

勝って待つ。分かりやすい状況です。来週もやってやりましょう!

ではでは。 

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おまけの写真。

 

高円宮杯U18プレミアリーグ2011/05/08/ 第5節 vs静岡学園高校 4-1勝利・・・期待通りの快勝!

埼玉スタジアム第2グラウンド2011年5月8日

どうも、浦和サポブクメです☆

土曜日は、まず午前中に大学サッカーの青山学院大学vs中央大学の試合を西が丘サッカ-場で見て、浦和レッズユース卒業生の田仲智紀や林容平、武富尚紀のプレーを見つつ、スタジアムでは国士舘大学に進んだ高木凛や専修大学に進んだ新井貴晴、利根川良太など懐かしい顔をたくさん見ることができました。その後、国立競技場競技場へ向かい、久しぶりにトップの試合を観戦してきました、負けました。

そんな土曜日を過ごしつつ、今日は浦和レッズユースの高円宮杯U18プレミアリーグの第5節となる静岡学園高校戦を観戦してきました。埼スタ第2グラウンド開催です。

直接今シーズンの静岡学園高校の試合を見ていないので大まかな計算でしかないものの、相手は1分2敗というチームになるため、チームとしてのバランスが良く強豪相手にもしっかり勝点を積み重ねられている今年の浦和という構図を考えると、この試合はただ勝つだけではなく快勝という結果を求めて戦ってもらいたいと期待しながら見ていました。

昨日の肌寒さとは打って変わって暑い今日は今期初めて給水タイムが設けられる、体力を削られる環境になっていました。本当に暑かった・・・。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と4番小出啓太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに2番西山航平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に12番高田拓弥

控え:8番片槙吾、9番長坂竜一、18番西袋裕太、22番吉野雅大、23番岸伯富実

となります。

前節の流通経済大学柏高校戦と同じスタメンになります。

状況の違いとしては、左サイドバックの5番佐藤大介が累積警告が2回でこの試合で警告を受けると次節出場停止になるという状況。

試合開始からの印象として、静岡学園は浦和のバックラインからのロングボールなどの攻撃を警戒しているのか、比較的前線とバックラインに人数をかけるぶん中盤が空くことが多いような印象があり、そのためか前線のプレスは早く、バックラインから3番寄特直人が何本か序盤狙っていたロングボールが少し長めになってしまうなどはありつつも、その分中盤がいつも以上に浦和の狙い通りに使えていることから、ボランチの位置の6番野崎雅也、トップ下の10番矢島慎也、14番繁田秀斗の中盤とサイドの11番堀田稜、7番鈴木悠太、真ん中の12番高田拓弥と攻撃の選手が全体的に良い距離感で攻撃を仕掛けていけていました。

更に、相手の左サイドのところを2番西山航平がバックラインでしっかり抑える分、相手の右サイドでは5番佐藤大介がやや高い位置を保ちながら攻撃に参加する場面も多く見られました。

この試合最初のチャンスは10番矢島慎也のミドルシュート。続いて、7番鈴木悠太が右サイドを駆け上がりクロスボール。14番繁田秀斗から12番高田拓弥へ渡り混戦の中での狙いすませたシュート、いずれも惜しくも得点にはならなかったものの、前半9分に6番野崎雅也から14番繁田秀斗、10番矢島慎也と渡り、そのまま抜け出して体を投げたしたディフェンダーと飛び込んできたキーパーをキレイに越える浮かせ気味のシュートでゴール。

前節ほどではないですが、序盤の攻勢の中でしっかり早い時間に先制点を奪うことができました。

しっかりバランスをとりながら追加点を狙いたい所でしたが、先制点から数分で混戦状態の中で放たれたシュートをGK1番三上綾太が弾いた所を詰められてしまい、失点。同点に追いつかれてしまいます。

展開としては決して誉められたものではありませんが、同点に追いつかれた後流れが変わるということもなく、中盤を浦和が支配する形で試合が進められていき、少し高めの位置で5番佐藤大介がプレーできる状況で左高めの位置から、スタートする攻撃に左前線の11番堀田稜が左サイドを切り裂いてという攻撃、一度6番野崎雅也がドリブルで仕掛けていって「お!」と思わされたり、10番矢島慎也が中盤を面白いように動き回りながら攻撃を展開、12番高田拓弥が激しいプレスにあいながらも粘ってパスをつなげたり、多彩な攻撃が見られます。

守備に関しても綻ばず、高めの位置に5番佐藤大介が上がっていることが多かったために狙われることは当然何度かありましたが、しっかり戻って対処できていました。

そのような展開の中で、この大会で得点を決めて欲しかった7番鈴木悠太に待望の得点が生まれます。サイドというよりやや中央に近い位置でボールを受けるとドリブルで仕掛け、ディフェンダーにかかりながらもボールを放さず抜き去り、キーパーと1対1になったところで落ち着いて決めます。これで2-1となり再びリードを奪います。

このゴールの後に、少し静岡学園が攻め込む時間がありゴールに近い位置でFKのチャンスを与えてしまった時に外してくれたものの危ない場面が立て続けに2度ほどあり、冷やりとしたものの危険な時間帯を何とか凌ぐと、再び浦和のペースとなり、11番堀田稜が左サイドを切り裂き何度かチャンスを作り、そのチャンスから得たCKのチャンスで3番寄特直人がヘッドで狙うもややずれてしまいます。

浦和のペースは続き、この後11番堀田稜が左サイドから切れ込んでシュート、このシュートはキーパーに弾かれるものの、ここに14番繁田秀斗がつめてゴール!欲しかった追加点で前半の内に2点のリードを奪うことに成功しました。

前半は3-1で終了。

後半に入り、静岡学園が攻撃的に来るところをどうかわしていくかと見ていたら、心配無用で後半も序盤から12番高田拓弥の前線での激しいプレスや中盤のバランスと激しさで浦和が勝り攻撃を仕掛けていきます。そんな流れから後半6分に追加点が生まれます。左サイドを攻めあがった11番堀田稜がグラウンダーのクロスを右サイドのポジションに上がっていた10番矢島慎也まで通し、ワイドな展開で揺さぶった後に10番矢島慎也が真ん中のスペースに走る12番高田拓弥へラストパス。これをしっかり決めて4-1。

後半出鼻で追加点を決めたことで浦和としてはかなり楽にプレーできる展開になりました。

この後も12番高田拓弥のシュートや、中盤のスペースに出たパスを流れて受けた10番矢島慎也が斜めにドリブルで動かしながら鋭いシュートを打って12番高田拓弥に当たってしまったという場面も相手の守備が対応できないスペースを狙って動いていたことの証明でもあり、とにかく中盤を浦和が支配していました。

3点リードを奪ったことで、浦和も控え選手を有効に使いながら試合を進めていくことができるようになり、25分に11番堀田稜に代えて23番岸伯富実、30分に12番高田拓弥に代えて8番片槙吾、その後5番佐藤大介が警告を受け次節出場停止になったことからか、5番佐藤大介に代えて18番西袋裕太を投入、3番寄特直人が左サイドバックに入り18番西袋裕太がセンターバックへと入り、あまり見られないバックライン構成になる時間帯がありつつ、35分に7番鈴木悠太に代えて9番長坂竜一が入り、攻撃のオプションを試すなど様々な試みを試しつつ、終盤は相手の攻撃陣をじらすようなバックラインでのパス回しなど、これもまだ少し危なっかしいと感じることもないことはないものの、理想どおりの展開で進められていたと思います。

結局、試合はこのまま4-1で終了となりました。

静岡学園は浦和のサイドが上がる所を狙ってそのサイドを狙って攻めようとする姿勢が多く見られたものの前半は、かなり精度が悪く自らチャンスを潰していた印象があったのですが、後半はやや精度の高さを取り戻して攻めて来る時間帯がありました。それでもバランスよく浦和の守備が跳ね返したり、今日は特に右サイドの2番西山航平のところで完璧に抑えていたことや、左サイドで高めの位置にいた5番佐藤大介のところはスペースに入れて走られたものの、危険な位置までは持ち込ませず摘めていたと思います。

後半に、それほど長い時間ではないものの、相手ペースになっている時間帯にゴールにやや近い位置でファールを与えてしまう場面が多くなった時があり、やや失点の危険性が高まるセットプレーを与えてしまっていた場面が多くなる時間帯があったので、このあたりを更にファール無しで奪ったり、スローに逃げるなどしっかりできれば問題ないと思います。

とにかく、調子が悪い相手や力の差のある相手との対戦の際に割と相手に合わせてしまう傾向が出てしまいがちなところで、しっかりと自分達のペースで快勝してくれたことが何より嬉しかったです。

今後は、今日以上に暑い日が出てきて体力的にも厳しく、コンディションが崩れやすい季節に入っていきますが、今のチームのバランスの良さを生かしながら、浦和のペースで試合を支配できる(時間帯でのスイッチのON,OFFをコントロールしたり、相手に走らせて疲れさせてしまうとか)更なるレベルアップを期待してみさせてもらいますね。

暑い中お疲れ様でした!

ではでは~。