高円宮杯プレミアリーグ2019/05/12 浦和レッズユースvs大宮アルディージャU-18 0-1敗戦・・・結果敗戦もチームは順調に成長中

どうも、ブクメです☆

これまでの大宮アルディージャとの対戦の時には、状況によっては、さいたまダービーだからとか、勝つことが必要な相手とか書いたことがあるような気もするのですが、まあ、当然ながら、いつも同じ感情の人間などいないということで、今回は、シンプルに言ってしまえば、一つの試合と見れば、結果的に勝ったのが相手だったと言うことで、試合内容やチャンスの数などで考えれば、どちらに転んでもおかしくないような試合でした。つまり、一つの試合としても楽しかったですし、今シーズンの浦和レッズユースという繋げて見て行く要素でも、確実にプラスになっていくチームとしての戦いぶりだったと思います。

とは言え、相手が大宮アルディージャU-18になった場合は、今回は、直接対決にはならなかったものの、兄弟対決になる構図もあったり、少年団が一緒だったとか、国体で一緒に戦ったとか、色々勝手知ったる関係性があるところでは、プレーした選手としては、ただ負けという結果に悔しいという感情があっても良いと思いますし、お互いの健闘をたたえ合えるような気持になれるのであれば、それも良いと思いますし、それが、この対戦カードなのかなと思います。

ホーム&アウェイで考えたときには、まだアウェイ(場所は、埼玉スタジアム第3グラウンドでしたので、アウェイ感はなかったですが)での1戦が終わっただけなので、次は結果でも負けない、それが大事ですけどね。

・・・と、最初に総括的なことをなんとなく書いてしまいましたが、日曜日は、まず埼玉スタジアム第3グラウンドでユースのプレミアリーグを観戦し、終了後に埼玉平成高校に移動して、埼玉県S2リーグを観戦という流れで動きました。

ここ最近、気温が上がってウォータブレイクが入るような試合も出てきていますが、今日は、気温は上がっても、風が強めでその風は涼しいという中での試合となりました。

では、試合の話に移りますね。

vs大宮アルディージャU-18戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮(後半40分くらい⇒5番遠藤龍河)、センターバックに12番福島竜弥と21番南濵優大、MFが左に24番佐藤優斗(後半スタート⇒10番山中惇希)、右に11番石橋遼大(後半スタート⇒15番松村大也)、真ん中に17番盛嘉伊人(後半45分⇒37番高橋悠)と4番玉城大志、FWが左に13番堀井真海(後半32分⇒22番奥山圭介)、右に9番波田祥太

となります。

事前に聞こえてきていたように、やはり相手の前線の個々の能力が高く、ドリブル突破の仕掛けだったり、パス回しの連携だったり、その辺りの守備には、やや苦しめられる場面はありつつも、序盤は、守備的な意識よりもサイドバックも含めて、思い切って攻撃的に仕掛けていく意識も持ちながらプレーしている様子が見えるスタートとなりました。

さっそく、GK25番鈴木彩艶からのペナルティエリア内からのロングフィードで左前線の24番佐藤優斗に一気につながるパスが通り、会場がザワザワするようなスタートから、仕掛ける場面があり、攻撃のスイッチが入り、3分には、コーナーキックのチャンスから17番盛嘉伊人が惜しいシュートを放ちます。

この辺がダービーらしいなと思ったのは、いつも以上に思い切ったプレーをする選手が多いようにも感じられ、その場面の一つとして、6分に右サイドバックの8番冨田蓮がボールを持つとそのままドリブルで持ち上がり、17番盛嘉伊人にパス、そこから早い展開で左サイドから駆け上がる6番清水楽人に繋げ、そのまま左サイドから高い位置までドリブルでもちあがって、クロスに9番波田祥太が飛び込むという形は、ベンチからの声でサイドバックの二人に積極的にもっと行けと言う指示も聞こえてきたのである程度の指示もあったとは思うものの、サイドバックの二人と中盤が絡んでの積極的な攻撃からのチャンスで面白い試みでしたし、相手の攻撃陣が危険な選手が多いのであれば、受ける形よりもこちらが攻め込む形で相手が低い位置で守備的にプレーする状況にしようというところでも効果的なプレーでした。

10分には、13番堀井真海が良い形で9番波田祥太に繋げて大きなチャンスを作り、シュートを放つ場面がありました。

前半15分くらいまでは、浦和が攻勢で仕掛ける場面が多くあったものの、いくつかのチャンスを決めきれないところで、徐々に相手ペースになり、受ける時間が多くなったところでは、その流れを切るために、20分には、4番玉城大志が少し距離があるところから思い切ったシュートを放ったり、同じく4番玉城大志から右前線の11番石橋遼大に長めのパスを通しての反撃や、同じく、バックラインから12番福島竜弥の攻めのスイッチを入れるような長めのパスでの狙いなど、相手の攻撃を受けた後の反撃のパターンでも、ただ蹴り返すだけではなく、意図のあるフィードなどが見られました。

また25分前後には、浦和が立て続けにチャンスを作る時間帯ができ、25分には、6番清水楽人の仕掛けから9番波田祥太へつなげての惜しい形、26分には、13番堀井真海がドリブルで仕掛けての惜しいシュート。27分には、6番清水楽人からの長いパスに9番波田祥太が抜け出し、シュートを狙います。

30分あたりからは、相手の攻撃を受ける回数がまた増えたものの、このまま抜けられたら決定機になりそうなところで、11番石橋遼大が戻ってサイドからの攻撃のドリブルコースを限定させるような守備でピンチを防ぐなど集中して相手の攻撃を防ぎます。

35分には、カウンターの形で長いパスを受けた13番堀井真海が落として、11番石橋遼大がすぐさま逆サイドへ展開する形で反撃する場面を作ります。

前半終了間際には、コーナーキックのチャンスで4番玉城大志からのクロスを9番波田祥太が受けて戻したところで17番盛嘉伊人がシュートを狙うもキーパーに防がれます。

前半は得点は動かず0-0で折り返します。

前半のプレーを見ている限りでは、後半もそのまま交代なしにしばらく続けても良いかなというくらい全体的に集中してプレーできていた展開でしたが、後半スタートから前節と同様に、10番山中惇希と15番松村大也が両サイドに入る形での交代がありました。

結果的には、タイプの違った2枚を同時投入したことで後半スタートから、そのサイドを活かした攻撃でチャンスを作ります。

2分には、15番松村大也の右サイドからの攻撃からコーナーキックを奪いチャンスを作ります。そのコーナーキックのチャンスで4番玉城大志からのクロスに6番清水楽人がヘディングでゴールを狙います。

6分には、15番松村大也の右からの仕掛けから、10番山中惇希を経由して6番清水楽人に繋げ、惜しいミドルシュートを放ちます。

浦和の攻勢で相手が引き気味になる時間帯になり、特に17番盛嘉伊人が(たぶん)楽しそうに、パスコースを探して出しているようなイメージのプレーが多くなってましたね。

9分の17番盛嘉伊人から9番波田祥太に繋げてシュートまで行った場面や、12分には、13番堀井真海へ通したパスからシュート(コーナーキック獲得)など、パスを出した選手がシュートまで持ち込めるようなタイプのパスを多く出していました。

13分に、10番山中惇希が左サイドをドリブルで突破し、最後はディフェンダーに体を入れられたものの、惜しい形を作り、結果的にコーナーキックを獲得。

15分くらいには、10番山中惇希起点で右前線に繋げ、13番堀井真海に繋がり、17番盛嘉伊人、4番玉城大志とテンポ良くパスがつながる流れで4番玉城大志が倒されて直接狙える位置でのフリーキックを獲得。

9番波田祥太、4番玉城大志、17番盛嘉伊人がボール近くに立ち、17番盛嘉伊人が直接狙うことになったものの枠を捉えきれず。

20分には、17番盛嘉伊人が中盤で奪い、13番堀井真海に繋げてチャンスを作ります。

浦和の攻撃ばかり書いていますが、最初に書いたように相手の攻撃陣が手ごわく、相手の攻撃の回数も少なくありませんでしたが、そこを0でやれていたのも、守備陣が踏ん張れていたこともありますし、特に今シーズン良いなと思うのは、鋭い攻撃を受けて、跳ね返すときに、ただ大きく蹴りだしてしまえば、一時的に楽になりそうな場面でも、意識して長いフィードにも攻撃的な意識を持って出している選手が多いなと言うこともあり、これもあって、受け手守備的になっての悪循環を打開することができ、そのパスを受けた中盤前線も強弱を付けながらやれていることも大きいなと。

そんな流れもありつつ、後半25分に右サイドの8番冨田蓮から15番松村大也に繋げ仕掛け、折り返し(13番堀井真海も経由したかも)が10番山中惇希につながり決定的な形になりかけたものの、このシュートは、枠を捉えきれず。

後半32分に22番奥山圭介が入り、得点を奪いに行く形に入ってスイッチを入れて行きたかったところでしたが、33分に、見事な連携からのスペースへの抜け出しと、精度の高いシュートを決められてしまい、0-1とビハインドを負う形になります。

残り時間の事もあり、リードした相手も若干守備的に変わっていく中で、0-0の均衡を破るというイメージとは少しプランが変わってしまった中で、思うように、交代選手の特徴を生かし切れないところも出てしまったかもしれませんが、最後まで得点を狙いに行き、何度か惜しい形も作りつつ、結果としてその後スコアは動かず0-1の敗戦となりました。

1試合の勝敗のポイントというところでシビアに書いてしまえば、数回あった、相手より早い時間で作れていた複数回の決定機のところで、浦和が決めていれば、全く逆の流れになっていたところで決められなかったことに尽きると思いますが、相手も同様の状況でしたし、そのうちの一つが相手に決まったことが勝敗を分けたと言うことになります。

要するに、どちらに転んでもおかしくない試合だったと言うことです。

そして、先ほども触れたように、今シーズンの浦和レッズユースということで言えば、しっかり積み上げがされてきた中で、この試合でも、更に積み上げができているなという感想を持ちました。

1試合の敗戦、ダービーや背景に色々ある敗戦としての悔しさは、選手としてしっかり再戦の時まで持ち続けてもらい、チームとしては、この後、プレミアリーグは1か月ほどの中断期間に入るところで順位的にはちょうど真ん中の5位。上も見える、下ともそれほど離れてないということで、良い緊張感を保ちながら、いったんクラブユース選手権予選へ頭を切り替えて、おそらく、新しい選手にもチャンスが与えられるであろうこの期間での更なる競争も含めて、よりチームとしてもレベルが上がった状態でプレミアリーグ再開に臨むということでは、悪くない状況だと思っています(勝手に楽しんですみませんが、今年は、そういう楽しさも与えてもらっています。)

ではでは。

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関東クラブユース選手権U-15大会2017/06/17 浦和レッズJrユース vs 足利・両毛ユナイテッドFC 11-0勝利・・・初戦でもリラックスして大勝!でも、気を引き締めて。

どうも、ブクメです☆

15日から日本に帰国しております。今回は、予定では3週間ほど滞在するため、割と多くの浦和レッズの育成カテゴリ関連の試合にも足を運べます。

ということで、ちょうど帰ってきた、この週末から、浦和レッズジュニアユースにとっては、3回戦までは、負けたら即全国が絶たれるという、夏のクラブユース選手権U-15への出場をかけた戦いがスタートしました。対戦相手としては、3回戦までは、カテゴリが下のチームと対戦することになるため、楽なように見えて、実は、かなり過酷なのが一発勝負で勝敗が決まる状況ということで、既に今日もこの試合が始まる前に開催された試合で関東1部リーグのチームが1回戦でいくつか敗退したという情報が入っていました。

また、この大会の難しさとしてもう一つあるのが初戦の緊張感と、カテゴリが下の相手のモチベーションが悪い意味でかみ合ってしまった時の状況。

・・・とりあえず、私がこの大会の初戦で良く書いていた初戦の難しさと言うのは、タイトルで結果を書いているので説明しなくてもわかるように、今年のチームには、あまり関係ないらしいということがわかりました。

例えば、緊張していたものの、先制してリラックスできて結果的に2桁得点とかではなく、試合開始から硬さもなく落ち着いて試合運びもできていたと思います。

はい、前置きはこのくらいにして、試合の話に移ります。今回は、得点が多いので、得点経過メインで書くことになります。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK18番関大輝、DFが左サイドバックに9番佐藤優斗(20分⇒24番戸田大翔)、右サイドバックに22番岡田翼(後半6分⇒16番長内颯)、センターバックに4番根岸恵汰と5番遠藤基意、MFが左に7番木下翼(後半11分⇒20番八木橋龍希)、右に11番松村大也、真ん中に8番盛嘉伊人と2番奥山圭介(後半27分⇒13番堀井真海)、FWが左に30番高橋悠(後半スタート⇒23番工藤孝太)、右に10番稲木蒼史

となります。

前半開始早々から、浦和が完全に主導権を握る展開となります。

前半2分の、10番稲木蒼史からパスを受けた7番木下翼が、また抜きで相手を抜いて、30番高橋悠につなげてゴールに迫るパス回しからの仕掛けや、その直後の7番木下翼のシュートなど、序盤から、チャンスを多く作ります。

6分の8番盛嘉伊人の展開からの攻撃、7分には、11番松村大也が右サイドから突破してクロス、9分には、9番佐藤優斗のサイドからのクロスを30番高橋悠が頭ですらして、味方が触れればゴールという形、16分には、8番盛嘉伊人のドリブルからパスを受けた10番稲木蒼史がシュートを放ち、抑えは聴いていたもののわずかにゴールを外れる、などなど、攻撃の形は多く作れていて、得点は入らないという状況。

ここまでの時間帯は、特に相手に危険な形を作られるということもほとんどなかったものの、サッカーによくある攻め続けていて入らないと、試合の流れが急に変わることがあるという状況が少し心配といた方に話していた瞬間に、19分に左から9番佐藤優斗からのパスを右の角度のないところから11番松村大也が決めて先制。

ここからは、大量得点の時のブクメのお決まりの手抜き、得点経過だけを書いていきます。

22分には、相手が良く開けてしまっていたディフェンスラインと中盤の間の大きなスペースを7番木下翼が横にドリブルをするような形で持ち込んで、カーブをかけたシュートを決めて2-0。

27分には、相手ディフェンダーと競り合いながらやや、体制を崩しながらもしっかり抑えの利いたシュートを30番高橋悠が決めて3-0。

33分には、9番佐藤優斗からのパスを30番高橋悠が決めて4-0。

ここから次の特典までに、一度サイドからドリブル突破で相手が良い形での攻撃を仕掛けようとする場面がありましたが、ここでここ最近サイドバックに入っているという9番佐藤優斗が上手く相手の仕掛けるコースを読んで、体を入れてサイド攻撃をさせないという良いプレーがあったので挟んでおきます。

36分には、10番稲木蒼史が決めて5-0。

38分には、7番木下翼が決めて6-0。

更に、前半終了間際に30番高橋悠がヘッドできれいにコースを狙って7-0。30番高橋悠は、前半だけでハットトリック。

前半を7-0で折り返します。

後半も最初15分ほどは、得点が入らなかったものの、16分に10番稲木蒼史のアシストで11番松村大也が決めて8-0。

ここから、次の得点の30分ほどまでは、メンバー交代も多くしたり、得点が多く入ったことでの少し気が緩んだような時間帯も見られたところで、相手チームの方が出足が早く、攻撃陣が気持ちが切れていないという状況下で、セットプレーのチャンスを複数与えたりするなど、相手ペースになりかける時間があったようにも感じられます。

30分に10番稲木蒼史が決めて9-0。

35分に23番工藤孝太が、ペナルティエリア付近から、ボールをキープして、ディフェンダーを交わして交わして、やや持ちすぎのようにも見えたものの、しっかり決めきって10-0。

試合終了間際の、この試合最後のゴールも23番工藤孝太で、11番松村大也からのクロスを受けて、落ち着いて決めて11-0。

ということで、11-0の大勝で難しい初戦を気持ち良い大量得点無失点という形で終えることに成功しました。

得点など以外のところで印象に残ったのは、後半終盤に2度ほど前半開始のセンターバックから少しポジションを前に移した4番根岸恵汰のフィードの狙いどころと精度の高さ。

後半32分くらいだったと思いますが、フィードで右前線スペースに出し、パスを受けた20番八木橋龍希が、深い位置から結果的には、ゴールラインを割ってしまったものの、ダブルタッチで抜いてゴールを狙おうとしたのか、偶然なのか、その辺りが気になったところの一連のプレーの中でのフィードの正確さというところ。

また、38分にペナルティエリアから少し離れたあたりから、ちょうど、相手ディフェンダーの頭を越えるくらいの高さに調整して裏に走った選手がヘッドで合わせてゴールを狙うという場面がありましたが、この場面でも、そういう印象を持ちました。

・・・とはいえ、昔と違い、多く試合を見られていない(特にジュニアユースは、あまり見られていない)ということで、よくわかりませんが。今日から3回戦までの3試合は見られるので、より多くの選手の特徴を知られればとも考えています。

さてさて、初戦を苦戦するというのは、悪いようでトーナメントは厳しい戦いだということを常に頭に置いて良い緊張感で勝ち上がっていけるというプラスの部分もあり、逆に大勝というのは、選手自身は気を緩めているつもりはなくても、知らず知らずのうちに、気が緩んでしまうことがあります。

だからこそ、プロの試合でも大勝の試合の次の試合が難しい(大勝した後に、より勝ちやすいと思われた相手に得点が奪えず0-1で敗れるとか・・・)ともいうので、既に得点が多く入った段階で、ベンチからも気を抜かないように檄が飛んでいたので、試合後に十分その辺りは言われていると思いますが、こういう試合の後ほど怖いことと、今戦っているのは、トーナメント戦であるということを再度考えて、2回戦に挑んでいってもらいたいと思っています。

回数は多くなかったですが、この試合でも2,3度そのプレーから得点されていたら、相手が勢いづくだろうなという場面がありました。そういうところをしっかり思い返して、来週の2回戦に臨んでください!

でも、応援する側からしたら多く得点が入ることは気持ち良いものです。ありがとうございました!

ではでは。

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プリンスリーグ関東2016/08/20 – 浦和レッズユースvs山梨学院高校 5-1勝利・・・天気とともに、前半苦戦も後半圧倒!

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どうも、ブクメです☆

前日、北海道の帯広でジュニアユースの試合を観戦し、その日の最終便で帰ってくる予定でしたが、いや、帰って来たのですが、ちょうど、夜になるにつれて、霧がかなり濃くなったということで、1つの便で羽田と帯広を往復しているらしく、羽田からの便が霧で帯広空港に下りられない可能性があるということで、その場合は、今日は飛びませんみたいな話があり、冷や冷やしたものの、結局なんとかなり、今日の試合に足を運べました。

レッズランド開催から、埼玉スタジアム2002第3グラウンドに変更になって開催されたユースのプリンスリーグの後半戦最初の試合。

トップチームの試合が夜から、ユースの試合が10時からなので、駐車場も問題なく使わせてくれるのかと思っていたら、「役員以外は止められません(あなたはどう見ても偉い人には見えませんよ/心の声w)」とお断りをくらうなど、引き続き移動に関しては、冷や冷やする状況を今日も作られながらも、その辺は、なんとかなし、問題なくスタートから試合観戦ができました。

なんだかんだ言っても、埼玉スタジアム2002第2、第3グラウンドは、ピッチコンディションが最高なので、レッズランドの方が行きやすかったですが、今日の大量得点を考えても、会場変更は良いことだ、ということでしたが、なんだか、すごい天気でしたね。

一時は、大雨と強風の時間帯もありつつの、遠くの台風の影響を受けてやや天候には邪魔される時間帯もあるような試合になりました。

今年は、和倉ユースに足を運べなかったため、群馬でのクラブユース選手権以来の観戦となります。

対戦相手も前半戦で唯一敗れた相手となる山梨学院高校ということで、ホームでしっかり叩いて、勢いに乗りたい試合でした。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに3番関慎之介、センターバックに5番遠藤凌と40番橋岡大樹、MFが真ん中に16番大西翔也と7番伊藤敦樹(後半31分⇒23番シマブク・カズヨシ)、左に11番時里元樹(後半35分⇒26番池髙暢希)、右に8番松高遼(後半45分⇒24番関根束真)、FWが左に10番渡辺陽(後半43分⇒21番弓削翼)と右に20番長倉幹樹(後半40分⇒28番大城螢)

となります。

2トップだったような、1トップだったような、4-2-3-1のような、4-1-4-1のような、よくわかりませんが、オフィシャルに沿って4-4-2であてはめました。その辺気にされる方、すみません。

怪我で離脱していて、クラブユース選手権で短い時間ですが復帰を果たしていた5番遠藤凌がスタメンに復帰しています。

ちなみに、U17日本代表に召集されている井澤春輝が不在、現在どのような状況下はわからないものの、開幕戦で苦しめられた前線で迫力のあるプレーをしていた山梨学院高校の加藤拓己も同じU17日本代表で不在でした。

台風の影響ということですが、欧州サッカー好きの方向けに書けば、英国の天気っぽいと言えば、伝わりやすいかもしれませんが、厚い雲とともに時折晴れ間が見えたり、明るくなったり、暗くなったり、大雨が降ったり何もなかったかのように止んだりという天候下での試合になります。

特に前半は、降ったりやんだりの雨の中でも降る時間帯は、大雨と風も強くなる瞬間もあったりと若干大荒れ。それでもピッチコンディションの良さは際立っていましたね。

試合開始から、浦和が主導権を握って攻撃を仕掛ける展開になります。

10番渡辺陽が高い位置から躍動する場面がスタートから見られ、抜け出す20番長倉幹樹への見事なパスだったり、サイドから6番鈴木海都が仕掛けた際にペナルティエリア内に3選手が走り込んでいるなど、攻撃にも勢いがあり、7分には、20番長倉幹樹が決定機を作り、シュートをキーパーがはじいたところを10番渡辺陽が詰めてあと一歩でゴールと惜しい形は多く生まれ、いつでも得点が入るような雰囲気は見られるものの、相手の守備の集中力の高さで、最後のところで跳ね返されるという状況の中で、8分に反撃を許して0-1とビハインドを背負う形になります。

失点後は、より相手の集中力が高まり、攻めの回数の割には、攻め切れていないという形と、反撃を受けた時に雨の影響もあり、やや危険な場面を作られることもあり、試合としては、浦和ペースにも見えつつ、どちらに転んでもおかしくないようにも見える形で進みましたが、今日の試合の一つのポイントとして、前半の間に同点に追いつけたことが大きいかもしれません。

前半36分に、得たフリーキックの場面で11番時里元樹からのクロスを5番遠藤凌がヘッドで押し込んでゴール。1-1と試合を振り出しに戻します。

崩して決め切るというところでは、なかなかうまくいかなかったものの、セットプレーでは、コーナーキックで6番鈴木海都がゴールに向かって直接枠に向かっていくようなボールでチャンスを作るなど、よりゴールに近い形を作れていました。

後半も同じような展開になるかと思われましたが、天候が安定してきた中で、後半は、メンバー交代はなかったものの、ポジションなど少し動かしたりした中で、あとは、パススピードも前半より一段階上げた様に思われる中で、相手守備が対応できないうちに、右サイドに抜けた7番伊藤敦樹からのクロスを11番時里元樹がスルーし、その奥に走り込んでいた20番時里元樹が決めて2-1としたのが後半2分。

対応できないうちにあっという間に失点したことも加わって、ここから相手の守備のバランスがおかしくなっている間に、崩して決定機を作るという形が増え、その流れのままに、8分には、再び20番長倉幹樹が決めて3-1とリードを2点に広げます。

直後にも10番渡辺陽のゴール右隅を狙った鋭いシュートは、キーパーがギリギリではじいて決まらなかったものの、直後の3番関慎之介の思いきいたミドルシュートなど、守備的なポジションの選手も含めて、攻撃に参加できるなど、かなり浦和の攻撃が相手を圧倒する時間帯が続きます。

時間が経つにつれて相手の守備も再び落ち着きを取り戻すものの、23分のコーナーキックの場面で6番鈴木海都から長いボールを5番遠藤凌がヘッドで折り返したボールに40番橋岡大樹が詰めるもわずかにゴールをとらえきれず。

24分にも11番時里元樹が起点の攻撃から、7番伊藤敦樹のヘディングシュートがバーを叩く惜しい場面を作ります。

29分には、8番松高遼からの長い正確な左前線へのパスを20番長倉幹樹が受け仕掛けてコーナーキックを奪います。

30分には、11番時里元樹の前線での粘りから、ゴール前に走り込んだ16番大西翔也にパスをつなげて枠をとらえたシュートを放つもこれは、ディフェンダーのブロックで跳ね返されます。

2点リードを保った状態で、30分あたりから、立て続けにメンバー交代を行い、31分に投入されたシマブク・カズヨシは、果敢に突破を狙う場面を見せ、35分に投入された26番池髙暢希、40分に投入された28番大城螢、43分に投入された21番弓削翼の3人は、右サイド寄りでパス回しからゴールを狙っていく形を何度も作りました。誰が決めてもおかしくないようなチャンスを作り続ける中で、

28番大城螢が42分に8番松高遼からのクロスをヘッドで合わせてゴールし4-1とします。

アディショナルタイムが5分と長めの中で、45分から投入された24番関根束真も、ドリブル突破から深くまで持ち込んで折り返しを26番池髙暢希がシュートし、相手守備陣のブロックで跳ね返ったところを裏へ走り込んだ21番弓削翼がシュートを試みるも、オフサイドの判定。

このまま4-1で終わるかと思われた試合終了間際に、23番シマブク・カズヨシからのパスに抜け出した16番大西翔也がキーパーと1対1になり、キーパーが飛び込んできたところを落ち着いて浮かせて決めてゴール。

終わってみれば5-1の大勝となりました。

前半戦最終戦の横浜FCとの4-0の勝利に続いての4点差勝利になりました。

厳しい見方をすれば、前半は、課題の残る場面も多かったですが、先に失点しても、前半のうちに追いついて終わることができたことや、後半相手の出鼻をくじく試みの成功からの、逆転ゴール。そこから時間を空けずに、追加点。

試合運びとしては、完勝と言える試合でした。そして、多くの選手にチャンスが与えられ、その選手も結果を残すことができました。

次戦の相手は、ホーム開幕戦として第2節で対戦して、前半2点のリードを追いつかれて引き分けに持ち込まれている桐光学園高校。

順位的にも勝ち点4差の2位につけられている相手なので、相手ホームに乗り込んで、しっかり勝利で勝ち点差を広げてやりましょうね。

気持ち良い試合でした。

ではでは。

20160820003 20160820004 20160820005 20160820006 20160820007 20160820008 20160820009 20160820010 20160820011 20160820012 20160820013 20160820014 20160820015 20160820016 20160820017 20160820018 20160820019 20160820020 20160820021 20160820022 20160820023 20160820024 20160820025 20160820026 20160820027 20160820028 20160820029 20160820030 20160820031 20160820032 20160820033 20160820034 20160820035 20160820036 20160820037 20160820038 20160820039 20160820040 20160820041 20160820042 20160820043 20160820044 20160820045 20160820046 20160820047 20160820048 20160820049 20160820050

関東クラブユースサッカー選手権(U-15)2016/06/18 – 1回戦 浦和レッズJrユースvsバディJrユース 4-3勝利・・・必要なことを感じる局面が多く起こった試合

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どうも、ブクメです☆

ジュニアユースの夏の全国大会(北海道帯広開催)をかけた戦いがスタートしました。今年も昨年同様トーナメントでの関東予選で、3つ勝てば全国が決まり、3回戦まで勝ち進めば、そこからは、負け上がりのトーナメントもあるとか、そういう仕組みですね(出場枠は14。)

今日の対戦相手は、神奈川のバディJrユースですね。どのようなサッカーをするかとか、どのくらい強いかなどはよくわからないものの、最近名前をよく聞くチームなので、侮れないというか、そもそも、ここ数年は、町クラブとは言っても、以前ほど、Jリーグの下部組織と差がないくらいの自信と強さを持ったチームが増えているので楽に勝てる相手ではないだろうなと考えてはいました。

こういうトーナメントでの戦いでは、どちらかというと、勢いと、数名の個性の強い選手がいるチームの方が手ごわいという印象を持つことが多いのですが、今日の相手に関しては、全体的にきれいなサッカーをやるタイプのチームなのかなという印象で、実際に緩く入っていきなり先制されてというスタートになったものの、それも含めて、サッカー的な戦術的なこと以上に、今年の浦和レッズジュニアユースが大事にしなければならないものをプレーしている選手自身も感じることができたという試合になったと思いますし、ちょっと浦和側を応援する身としては、理不尽な判定で、PKを奪われたと思ってしまうような局面もあったものの、試合の中で学べる事とか、そこで集中を欠いてしまうとどうなるかという部分も知りながら、乗り越えて80分で勝ち切ったことに意味を感じる試合になったと思います。

ということで、試合の流れを書きますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左サイドバックに2番清水楽人、右サイドバックに7番冨田蓮、センターバックに3番高橋孝太と4番江原大和、MFが左に19番佐藤優斗(後半8分⇒12番石山凌太郎/後半28分⇒5番奥山亮介)、右に13番石橋遼大(後半39分⇒16番柳原光希)、真ん中に6番苗加慶太(前半20分⇒14番千葉希)と10番鳥海颯、FWが左に9番森田悠仁(後半36分⇒15番大橋力也)、右に20番松村大也

となります。

たびたび書いていますが、今年は、あまりジュニアユースの試合に足を運べていませんので、負傷者だったり、選手名と顔が一致しないケースも多かったりしますので、私が試合で感じた部分などは、気に留めてみているけど、多くは見られていないサポーターがどのように感じたかという感覚でお読みいただければ幸いです。

情報は少ないものの、チームの中で軸になっていた3年生の選手が負傷で欠場するという状況だったりという話は、聞いています。

今日は、試合会場が埼玉スタジアム2002第3グラウンドということで、ピッチコンディションなどは、みなさんご存知の通り、最高の環境でした。強風ではないものの、湿気を帯びた強めの風が少しだけ試合に影響を与えつつ、一番の敵は暑さですよね。プレーする選手にとっては、暑さという一番厳しい敵がある中での試合になりました。

試合開始して、1分も経過せずに、裏にパスを出されて抜け出されてあっさり失点というスタートで0-1とされてしまいます。

暑さもありますが、相手がプレッシャーを感じずにパスを出せるような、緩いプレスと裏を狙う選手に対してのケアも散漫になっていたので、相手としては狙い通り、浦和としては、チーム全体として反省すべき試合の入りとしては、絶対にやってはいけない形で入って失点してしまったということになります。

その後も、どちらペースというわけではないものの、同じようにフワッと決定機を作られて25番鈴木彩艶の好セーブでなんとか失点を防ぐような場面もありつつ、浦和も5分の10番鳥海颯のドリブル突破からのシュートや、バックラインから3番高橋孝太がドリブルで仕掛けた場面など、何度か相手ゴールに迫るものの、ややゴール近くまで迫ってからの精度が悪くという時間帯が20分くらいまで続きます。

ちょうど、前半も半分過ぎたあたりからは、右サイドからの仕掛けで13番石橋遼大の相手ディフェンダーの間を上手く通す様な狙いの面白いクロスに19番佐藤優斗や20番松村大也が飛び込んで合えば1点というような、よりゴールに近づくプレーも増えてきます。

やや、軽い競り合いで笛がなる状況だったので、球際激しくと言いながら、それをやるとファールになりやすいとも感じつつ、ようやく、戦えるようになってきたなと感じたところで、30分に再び失点して0-2となったものの、その2点差が絶望的に感じることもなく、その時間帯に攻撃面で、できてきていたことを続けていけば、大丈夫かなという雰囲気もありました。

そんな中で迎えて前半終了が近づいた38分に、フリーキックのチャンスから7番冨田蓮が決めて1-2と逆転に成功します。

その後も、途中から入った14番千葉希が中盤で良いポジションを取りながら、パスを散らしてチャンスを作り出していた中で、13番石橋遼大のサイド攻撃の起点になるパスからゴールに迫る場面を演出するも、ここはゴールにならず。

前半を1-2で折り返します。

後半は、浦和がペースを握る時間帯が長くなります。後半開始早々に、裏へのパスに抜け出した20番松村大也のシュートは、惜しくもポストを叩き、その直後の9番森田悠仁の仕掛けからコーナーキックを獲得するなど、よりゴールのにおいを感じさせる入りになり、迎えた5分に、左前線でパスを受けた19番佐藤優斗のクロスを20番松村大也が折り返し、10番鳥海颯がダイレクトで合わせる見事なゴールで2-2とし、試合を振り出しに戻します。

より攻勢を強める中で、14分に右サイドから9番森田悠仁が持ち上がり、精度の高いクロスを供給し、20番松村大也が決めて3-2と逆転に成功します。

ここから突き放して、試合を決めてしまいそうだなという雰囲気もありましたが、18分に先ほど書いたPKの場面を迎えます。

相手選手が抜け出したときに、オフサイド判定でラインズマンが旗を上げていたものの、主審がそれを確認せず、決定機になったところで倒したところをファールとしてPKを取ったんですね。

私もオフサイドだと思ったのですが、ラインズマンの話を聞きつつも、オフサイドがなかったという判断になったようでPKとなりました。

若干、ギャラリーからも判定に対して声が響いていた中で、そのPKを決められて3-3となり、この場面で、もちろん、納得できない気持ちがあり、少しプレーが雑になる瞬間はその後数選手にあったものの、チームとしては、その出来事をしっかり受けとめて、自分たちのプレーをすることに切り替えることができたため、結果的に、その後の26分の9番森田悠仁のゴールにつながり、4-3と再び逆転し、残りの15分ほどは、疲労が蓄積する中で、交代した選手とともに集中して、再び追いつきたい相手を上回る気持ちを見せて、4-3で勝ち切ってくれました。

1回戦でカテゴリ的には格下の相手に点の取り合いになってしまったとか、そういう表面的なことではなく、今年の浦和レッズジュニアユースにとって、しっかり乗り越えていかなければならない状況と局面、経験しておいてほしいなという部分が、よく詰まっていた試合という感想です。

ちなみに、以前と比べると、Jリーグの下部組織とこの予選に勝ち上がってくるくらいの町クラブと呼ばれるチームのサッカー的な差というのは、詰まってきていると思います。

そのくらい、質の高い育成を行える環境が増えて来たと思います。もちろん、チーム全体で見たときには、それぞれの個々の能力の差というものはあります。

ただし、ただ巧さで優るだけでは、簡単に差がつけられない時代になってきていると思います。

では何が必要か。

必要なことはたくさんあります。その必要なことのいくつかが、今日の1試合に詰まっていたということです。

また、巧いとか下手とか、そういうこと以上に、今必要なことに対して、交代に関しても、メッセージ性が感じられる部分も多かったと思います。

代えられた、自分はできていたのに・・・で、腐ってしまうのではなく、そこにあるメッセージに耳を傾けて、例えば、攻撃に関しては、できていたし、結果も出したけど、自分のプレーで奪われて相手の反撃を受けたのに、守備をさぼってしまったなとか。意味があることとして考えて、そして、乗り越える強さとか、色々です。なんか、そういうことを試している時期なんだろうなと感じます。

現在のジュニアユースの監督の采配というものを数年見させてもらっていますが、サッカー的な戦術的なことよりも、ほかにまず優先することがあったら、そちらの方を優先する方です。

たぶん、今日は、そのメッセージの部分と、それをチームとして理解しようとして、一丸となって戦い切ることができた試合だからこそ、見ている側としても伝わってくる試合になったんだなと思います。

この試合を大事にしてください。ここで感じたことを、持続できて初めて前進ですからね。

さてさて、2回戦ですが、すごく悩んでいます。レッズランドでのユースのプリンスリーグの試合がキックオフ時間が16時になったものの、試合会場が栃木ということで、掛け持ちが凄く厳しい状況だったりします。

前半だけとか、試合途中で離れるとか、う~ん、それは嫌だなと思いつつ、今日のような試合を見せてもらうと、次の試合のスタートのところをしっかり見届けたいとか、そういう気持ちも生まれています。

一週間悩まさせてもらいます。しっかり勝って、全国が決まる3回戦を見せてもらうとか最初は考えていたのですが、途中まででも2回戦も見たい。う~ん。

ではでは。

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高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2014/07/6 第7節 – 浦和レッズユースvs湘南工科大学付属高校 2-1勝利

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どうも、ブクメです☆

この試合のスタメンは以下、

GKが25番大川圭為、DFが左に21番中塩大貴、右に40番橋岡大樹(後半40分⇒15番高橋聡史)、真ん中に4番吉原大と2番橋岡和樹、MFが左に39番渡辺陽(後半37分⇒17番川上開斗)、右に10番小川紘生(後半42分⇒12番小木曽佑太)、ボランチに7番勝野瑛と5番茂木力也、トップ下に8番斎藤翔太、FWが9番小島良太(後半37分⇒19番松澤彰)

となります。

得点経過は、前半38分に流れが切れてフリーキックを獲得した際に、審判が再開OKとしたところで、相手チームが、そのまま足が止まって中央が思いっきり空いたところを、素早くリスタートして、4番吉原大から10番小川紘生に通して一気に持ちこんでゴール。中央の守備が固めの相手が思いっきり通ってくださいとばかりに中央を開けていたこの瞬間は不思議な光景でした。でも、こういうチャンスを生かせることも重要(先制点は、相手の選手が傷んで倒れていたところをレフェリーが止めて、ドロップボール再開のところからの流れとのことです、そういうえばそうだった。)

2点目は、後半8分にサイドからのクロスに対してオウンゴールで2-0。

相手が点に取りに来て前がかり気味になっている時間帯に、守備を厚くするというよりは、守備の選手をフレッシュにしてバランスを取るのを難しくして、自ら危なくする采配には冷や冷やしたものの、1点は返されたものの、25番大川圭為が決定的なピンチを防ぐなどで、逃げ切り2-1で勝利となりました。

前節の敗戦の仕方のせいか、消極的な守備を意識させすぎる采配で、中盤でのプレスがほとんどない状況なのに、ダブルボランチにして、自由度が与えられていないのか、一人が積極的に相手のやり方を考えて、上がるということもできずに、見ていてもどかしさも感じました。

後半の短い時間でしたが、入れ替わり、追い越し、相手を押し込む良い時間がありました。ただ、そこでも指示は、守備的過ぎて、受けるより攻め切った方が良いところで制限された選手は、また少し個性を潰されるのかな~と思いつつ。

来週の山梨学院大付属高校戦は行けませんが、久しぶりに順位表を見たら、かなりの混戦状態。色々と難しい状況は続きますが、今は結果を求める時期なのかもしれませんね。

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高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/04/07 第1節 – 浦和レッズユースvs大宮アルディージャユース 0-1敗戦・・・強風の中プリンスリーグ開幕

埼玉スタジアム2002 第3グラウンド2013年4月7日

 

 

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

爆弾低気圧の影響で大変な天気になり、開幕が危ういような天気予報を気にしつつ迎えた プリンスリーグ開幕の4月7日でしたが、予想以上に天候は回復し、晴天の中での開幕となりました。

しかしながら・・・ものすごい強風の中での試合と言うことで、これなら多少が雨など降っていても風が無い方がまだましなのかな~と思う部分もありつつでした。

浦和レッズユースは、今シーズンはプリンスリーグ関東1部で戦い、まずは上位3チームに与えられるプレミアリーグ参入戦への出場権の獲得、そしてプレミアリーグへの昇格を目指します。

新体制の中で、4-4-2というフォーメーションながら、それぞれの選手に求められる役割が複雑で浸透するまでに時間を要しそうという印象の中で、恒例の清水フェスティバルで、継続した課題は抱えつつも、プリンスリーグを戦っていけるプラスの要素も多く発見することができた。

そして、迎えた開幕戦となります。対戦相手は、大宮アルディージャユースということで、チーム状況云々を除いても勝っておきたい相手ではありました。

では、試合の話に移ります。

この試合のスタメンは以下、

GKが25番番杉本広貴、DFが左サイドバックに3番森亮太、右サイドバックに2番細田真也、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に4番茂木力也、MFが左に11番進昂平、右に23番安東輝、真ん中に14番斎藤翔太と8番須藤岳晟、FWが7番広瀬陸斗、右に10番関根貴大

となります。

チーム作りと言う点で、U17日本代表に選出されていた14番斎藤翔太と4番茂木力也、U18日本代表に選出されていた7番広瀬陸斗の3人が清水フェスティバルに参加していなかったことや、合流して1週間あるかないかという状況の中で、ある程度、最終調整的な清水フェスティバルで数試合戦ったメンバーをベースにまずは臨むのか、代表組を入れてのスタメンになるかと気になっていましたが、結果的に、3選手ともスタメンで出場となりました。

試合の入り方としては、悪くない入り方だったと思います。開始早々に、10番関根貴大が仕掛けてコーナーキックを奪い、23番安東輝が蹴ったコーナーキックは、かなり良い弾道で可能性を感じさせるものでした。

また、慎重に入ったのか緊張感があったのか、指示なのかは分かりませんが、思った以上に4-4-2のフォーメーションを崩さずに序盤は試合をしていた印象がありました。

7番広瀬陸斗と23番安東輝が比較的、上手く中盤のところに入りあてどころになろうとする動きが見られました。

17分には、8番須藤岳晟からの右前線へのフィードからの仕掛け、19分には、25番杉本広貴から左の3番森亮太につなげ、左サイドから仕掛け、10番関根貴大にパス。近いスペースに入る7番広瀬陸斗に下げて右前線へ繋げる数選手がテンポよく絡んだパス回しから仕掛ける形も作ります。

21分には、5番齋藤一穂から10番関根貴大、23番安東輝とつなげて仕掛けます。

比較的、4バックの形を崩さず守備もバランスよくできていたと思いますが、22分に裏に抜けられてしまい、後ろから倒してしまい、危険な位置でフリーキックを与えてしまいます。このピンチの場面は集中して跳ね返します。

25分に7番広瀬陸斗のインターセプトから11番進昂平につなげてのチャンス、更に27分には11番進昂平から10番関根貴大にパスを通り、シュートまで行くも相手ディフェンダーに阻まれます。

30分前後に再び危険な場面を迎えるも、ここは25番杉本広貴の好判断で失点を免れます。

連携での崩しと言う形では前半では最もチャンスになったのが37分の場面で、中盤のスペースに入った23番安東輝と前線に10番関根貴大という位置関係で23番安東輝へのパスに対して23番安東輝がスルーして、前線の10番関根貴大にパスが通り、相手守備陣が対応できない状況で10番関根貴大がシュートまで持ち込む形がありました。

続いて39分に23番安東輝のインターセプトから10番関根貴大につなげて仕掛ける形を作りました。

そして、この試合で最も得点に近かった場面が、前半40分のプレーで、7番広瀬陸斗からのパスを受けた10番関根貴大が相手ディフェンダーが寄せてくる中で粘り強くキープしてペナルティエリア内に侵入し、放ったシュートがクロスバーに当たりゴールライン手前くらいに落ちるという本当に少しゴール側に跳ね返ってくれればゴールという決定的な形を作りました。

その後、前半終了間際に7番広瀬陸斗から裏のスペースに走る11番進昂平へパスが通り、シュートまで持ち込む場面を作るも得点はならず前半は0-0で折り返します。

風のことを考えると、追い風の状況で得点を決めておきたかったというのは、ありきたりな感想ですがありましたね。

強烈な向かい風を受ける中での後半は、スタートから11番進昂平に代わり27番邦本宜裕が入ります。

ここまで清水フェスティバルと浦和カップを含めて、そこまで長い時間ではなかったものの、インパクトを残してきた27番邦本宜裕の登場はあるかとは思っていましたが、後半終盤くらいになると思っていたので、予想外に早く登場したことに驚いたことと、清水フェスティバルの清水エスパルスユース戦で27番邦本宜裕が入ったところから、11番進昂平の動きが際だってよくなった印象があったため、入れ替わりの交代は少しもったいないと思いつつでしたが、期待は高まりましたね。

攻撃に迫力を出したいところでしたが、後半開始早々に相手に攻め込まれてピンチの場面を迎えます。このピンチも前半も好判断で決定的な場面を防いだ25番杉本広貴が再び好判断で防ぎます。

4分に3番森亮太のサイドからの仕掛け、6分に10番関根貴大から右サイドを走る2番細田真也にパスが通っての右サイドからの仕掛けと前半割と少なかったサイドからの攻撃が立て続けに見られます。

8分には、27番邦本宜裕からの縦パスに10番関根貴大が抜け出しキープするも相手ディフェンダーに阻まれシュートまでは行けず。

13分に、23番安東輝に代わり9番小川紘生が入ります。

15分に再び裏に抜けられてのピンチでキーパーと1対1という決定的な場面を作られるもここも、25番杉本広貴のタイミング良い飛び出しで防ぎます。

20分に、7番広瀬陸斗のインターセプトから9番小川紘生、10番関根貴大、3番森亮太と展開して3番森亮太がクロスを上げるもこれは味方に合わず。

21分に、9番小川紘生がやや強引ながらもドリブルからシュートを狙い、枠を捉えるもののキーパーになんなく防がれてしまいます。

29分に27番邦本宜裕からの縦パスが10番関根貴大に通り、9番小川紘生にパス、ここから仕掛
けていくも、ディフェンダーに防がれます。

更に32分には、2番細田真也からのパスを27番邦本宜裕が正確なタッチでヒールパスを7番広瀬陸斗の前のスペースに出すも、7番広瀬陸斗の反応が一歩遅れてディフェンスに寄せられてしまいます。

33分に再びピンチの場面を迎え、ここも25番杉本広貴が防ぐも、33分にセットプレーから決められてしまい、0-1と厳しい展開になります。

40分に7番広瀬陸斗に代えて21番小島良太が入ります。

43分に27番邦本宜裕のパスから14番斎藤翔太がドリブルで仕掛けてシュートまで持ち込むもゴールならず。45分に27番邦本宜裕が前線で上手い反転からシュートを放つもこれはキーパーの正面。

終了間際に21番小島良太のヘディングシュートも枠を捉えきれず、試合終了。

開幕戦は0-1で敗戦となりました。

おそらく、今シーズンの浦和レッズユースの試合を今日初めて観戦したという方が多かったと思いますが、どのような感想を持ちましたでしょうか?

リードされている後半の終盤でもシュート意識が低かったことや、相手の方が勝利に対するどん欲さがあったように見えたことは、はっきりいって不満です。戦術が上手く行かない部分などは、焦れずにやれば良いと思いますが、試合に臨む姿勢という部分では、見る側としては伝わってくるものが少なかったのは残念でした。

プラスの要素としては、ある程度、バランスをとって戦うために4-4-2で特に守備の選手に関してあまりポジションを崩さない戦い方をしていた序盤の戦い方というのは、ある程度組み立てが上手く行かないという時には効果的なのかとも思います。

また、後半から登場した27番邦本宜裕のプレーの中で、この試合で特に印象に残ったのが、前線から中盤くらいまで下りてきてパスを受けた時に前線の選手の裏のスペースへのパスを出す際に、今日ほどの強風が吹いている状況でも、かなり精度の高いパスを供給して、実際に10番関根貴大がこのパスから前線で受けて惜しい形を作っていた形が2度ほどあったことを考えると、アシストの部分でも今後期待できると思う部分もありつつ、ワンタッチでのヒールパスなどに対して、味方の選手も来ないだろうと思っていて出だしが遅れたものの、これに反応できるようになると一気に決定的な形を作れるようになること。そして、やはり、清水エスパルスユース戦の時に感じた印象では、11番進昂平が最もこのようなパスに反応して抜け出すことができるというのを今日見ていて思ったんですね。なので、やはり求められていたプレーと言う意味では今日は前半あまりできていなかったかもしれませんが、11番進昂平と27番邦本宜裕はセットでプレーさせたいという感想も持ったりしています。

やろうとするサッカーに関しては、焦れずにやっていくしかないです。そこに関しては、絶対にぶれさせないことと、結果がでなくても自信をもってやり続けてください。

開幕戦独特の雰囲気もあった中での初戦なので、難しいことも多くあったと思いますが、じっくりやっていきましょうね。

今日のことを踏まえて、次節で一歩前進している姿を見せてください。

あと・・・やっぱり強風の中での試合は嫌ですね。それもサッカーだと言われればそれまでなのですが、やはり嫌です、本当に嫌です。

お疲れ様でした。

ではでは! 

埼玉スタジアム2002 第3グラウンド2013年4月7日埼玉スタジアム2002 第3グラウンド2013年4月7日埼玉スタジアム2002 第3グラウンド2013年4月7日

 

 

 

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おまけの写真。