埼玉県S2リーグ 2019/07/20 浦和レッズユースB vs 正智深谷高校B 1-3敗戦・・・蒸し暑すぎる気候とミスがやや目立つ試合に

どうも、ブクメです☆

埼玉工業大学での試合は、時々足を運ぶのですが、ここを正智深谷高校が使うときは、完全にホームなのですよね。今日は、足を運んで、なんとなく、座席のところでアウェイよりにあるところに座っていたものの、周りの雰囲気が皆さん正智深谷のご父兄関係者のようで、それでも浦和の応援ぽい方がいないかなと思ってアンテナを張っていましたが、正智深谷高校Bのゴールの時に、私がいる場所が完全にアウェイであるということがわかりました(小心者なので、すぐテンパりますw)

ということで、高校生の夏休み(ですよね?)のシーズンに入り、ここからは、しばらくほぼ毎日サッカー観戦に行く嬉しい悲鳴のシーズンが始まりました。

まずは、浦和レッズユースのクラブユース選手権をベースにして、もちろん、優勝まで行くつもりで、その空き日に自治体サッカーの全国大会だったり、今日の浦和レッズユースBが参加する水戸カップ(昨年優勝)も調整して足を運ぶべく、既に頭の中が混乱しまくっております。

この夏のサッカーの過酷さを予感させるように、ずっと梅雨続きで涼しい日も多かったところから、空はどんよりとしているのに、気温は30度を超えるくらいになり、気温だけでなく、とんでもない湿度の中での試合となりました。更にこのタイプの暑さがこれからしばらく続くようなので、選手にとっては過酷すぎるなと感じます。晴れていて気温が上がって暑いよりもずっときつそうな湿気が凄すぎる暑さですから、コンディションを維持しつつ、戦い方もある程度考慮しなければならないことが多いなと。

ということで、試合の話に移りますね。

先週に引き続き、AチームがS1リーグにいる高校のBチームとの対戦と言うことで、今回は正智深谷高校Bとの対戦となりました。

vs正智深谷高校B戦メンバーと交代は以下、

GK30番川﨑淳、DFが左に31番大野海翔、右に32番岡田翼(後半8分⇒35番島垣翔)、センターバックに26番舘澤佑磨と40番茂木柊哉(後半16分⇒28番アピッチ輝)、MFが左に14番千葉希(後半34分⇒38番舘樹)、右に29番伊澤壮平、真ん中に39番戸田大翔と42番吉田来綺、FWが左に19番成田安里(後半21分⇒36番瑞慶山一真)、右に20番木下翼(後半16分⇒33番小川聖凪)

となります。

私自身がピッチに立ってプレーしたわけではないので、測ることはできなかったのですが、やはり蒸し暑さと、ここしばらく続いた雨だったり、今日はほとんど降る時間帯はなかったものの、多少の雨の影響などもあったのかもしれませんが、とにかく、相手も含めて、前半からやや、ミスが多かったり、不快指数の高いようなプレーが目立った試合となりました。

その中でも、比較的浦和が中盤の39番戸田大翔を経由して展開してサイドからの仕掛けやバックラインからのサイド高めへの攻撃で仕掛ける回数が多いスタートとなり、最初、競って浦和がボールキープした瞬間に相手から「ハンドハンド」と聞こえてきて、ハンドアピールする決まりごとがあるのかと真面目にしばらく思ってしまっていたのですが、「サンドサンド」って言っていたようですね、たぶん、相手がキープしたら対峙した選手ともう一人の近い位置の選手で挟み込んで奪えという感じ、確かにそうでした。

実際に高い位置まで浦和が持ち込む回数は多かったものの、突破自体はなかなか許してもらえないように見えました。

ただ、浦和の選手の中でもやや、過剰に受けた後に急いでプレーしようとするあまり、トラップが流れてしまったりするケースが多い印象もありました。

相手の守備などもあったと思いますが、攻防としては、浦和の左サイドで展開されることが多く、29番伊澤壮平が力強く仕掛ける形や、そこから展開しての20番木下翼の突破への狙いなどよく見られました。

攻撃のところで、少し細かくいくつか挙げると、前半4分に19番成田安里が前線で受けて20番木下翼に落とし、裏に抜け出した19番成田安里に再びつながりシュートまで持ち込んだ場面や、20番木下翼自身も本人が思うようにシュートは打てなかったと思いますが、前半5分や10分に自らシュートを放つ場面を作っています。バックラインからの仕掛けというところでは、前半7分のセンターバックに入った40番茂木柊哉からの前線裏へのフィードに19番成田安里がかなり良いタイミングで裏に走りこんで、コントロールが上手く行けば一気に決定機にという形もありましたが、ややコントロールがうまく行かず、ディフェンダーに戻られたという形になりました。

前半は、相手の攻撃自体もあまり連動しての攻撃が見られなかったものの、その中でも、シュート意識はあり、狙えるところでは、シュートを狙ってきたものの、危ないと感じられるようなシュートはほとんどなかったと思います。

それに関しては、浦和の方は、逆に前半スタートから何本かはシュートがあったものの、途中からは、高い位置まで運んでからシュートまでいく場面自体がほとんどないという状況でした。

中央のところで、人数多めで引っかかることが多いところから、意識的に20番木下翼が前後の動きを見せて受けてという場面も見られました。

前半35分あたりからは、19番成田安里と29番伊澤壮平が前線2枚に入り、左サイドに20番木下翼が入って、14番千葉希が左サイドから右サイドに移るなど、ポジションを入れ替えて攻撃に工夫を加えようとする場面が見られますが、前半残り10分くらいは、やや相手に裏を突かれることが多く、30番川﨑淳の好セーブで防いだ(1対1になり、ループ気味に狙われたところを腕を伸ばして反応して、その後キャッチ)ものの、決められていてもおかしくない場面もありました。

浦和も、前半残り数分のところで多くのチャンスを作り、前半44分には、14番千葉希を起点に39番戸田大翔を経由して左の20番木下翼に展開、左サイドをドリブルで持ち上がり、クロスに誰かが反応できればという惜しい形を作ります。

更に、前半終了間際には、相手のミスから高い位置で奪った20番木下翼がそのまま突破を仕掛けるも戻ったディフェンダーに中央を締められてシュートまで持ち込めずという場面がありました。

決定機に近いチャンス自体は両チームとも作ったものの、どちらかというと両チームともに、全体的には、思うようなプレーができないという雰囲気を感じた前半でした。

そして、なんとなくですが、判定面では、浦和としては、数度のオフサイド判定に不満を感じたようなところや、相手側は、競り合いの接触に関しての基準に不満を感じたようにも見えました。そもそも、蒸し暑いので、余計にイラっとするのはわかります。相手を背負ってくさびのパスを受けたのにオフサイドになった場面とかもあったのでw

まあ、弾幕にもあるように「文句を言わない」です。または、文句の言い方を工夫する、表現を工夫するとか、余計な敵を作らない方法は必要かと思います。だって、審判団だって、同じ蒸し暑さでやっているのですから、たぶん、いつもよりイラっとしやすいですよ。

後半に入ると、相手がややギアを上げてきたところで、浦和がやや集中力に欠けるプレーが増えてしまいます。

後半開始2分に、相手に決定機を作られてしまうものの、ここは相手のシュートミスに救われましたが、4分に決められてしまい0-1となります。

相手がギアを上げてきた後半スタートにしっかり点を取られてしまったことで、相手としては、余裕が生まれ浦和としては、若干味方との動きの意図が合わない部分が出てきたところで、後半16分、20分と立て続けに失点を喫してしまい、0-3と3点のビハインドを負う展開になってしまいます。

結果的に、後半38分に途中から入った33番小川聖凪が決めて1点を返したものの、試合自体は1-3で敗れました。

後半は、やや失点が重なりミスも多くなり、消耗の大きい展開になりましたが、試合としては、やや難しくなっていましたが、後半途中から入った35番島垣翔が、私としては見慣れない右サイドバックの位置に入ったところで、思い切ったオーバーラップでのサイドからの仕掛けが何度か見られ、これがなかなか効果的に作用しているなと感じたところがありました。こういう発見は楽しいです。また、一番最初の頃に42番吉田来綺を見たときに腰が強いという印象を持ったと書いたことがあったと思いますが、この試合でも、後半15分に左サイドから31番大野海翔がオーバーラップして走り出した時に、パスを受けた体の向きからだと、正確なフィードは難しいという状況で中盤低めてパスを受けた42番吉田来綺が正確なフィードを通して、そこからチャンスを作られたという形がありました。伝わりますかね?

後は、後半はやや全体的に味方の動きとずれることが多く、相手の方が出足がよく苦しめられたものの、前半で言えば、26番舘澤佑磨のボールを持った選手に対しての、激しいプレッシャーのかけかたなど効いていました。攻撃面でも後半42分のコーナーキックからのヘッドは惜しかったです。後半終盤の攻撃と言えば、序盤から力強く仕掛けて29番伊澤壮平の強烈なシュート(ギリギリでキーパーに防がれる)や先ほど触れた35番島垣翔の攻撃参加からの右サイド深くからのクロスから、途中交代の38番舘樹のポストを2回叩く惜しい場面など、試合終盤には、かなり惜しい形も作れていました。

後は、プレー自体と言うよりは、味方同士での主張と要求が少しぶつかるところも見られましたが、受け手側のパスのタイミングの要求と、実際に出し手側の状況の主張がありましたが、こういうのは、本当にたくさんやったほうが良いです。もちろん、片方が怒って、その後コミュニケーションをやめてしまうとかではダメですが、たびたび書きますが、必要なことです。これが、以前はチーム内でほとんど見られないこともあったので、私としては、これが見られたことで、次回この二人のところでの連携がどうなるのかを見るという楽しみな要素が増えました。

個人的には、見るべき要素も多い試合でしたが、ただ、やはり全体的に今日は、ミスが多い試合という印象も強く残ってしまっています。

さてさて、S2リーグ自体は、これで前期日程が全て終了となり、次回は8月下旬になりますね。

浦和レッズユースBの試合としては、水戸カップも迫っていますので、なんとか、調整できて足を運べれば良いなと思っています。

ではでは。

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埼玉県S2リーグ 2018/09/01 浦和レッズユースB vs 伊奈学園総合高校 2-3敗戦・・・自信と競り合い、声、主張、色々。

どうも、ブクメです☆

土曜日は、浦和レッズユースBが参加している埼玉県S2リーグを水曜日に引き続き観戦してきました。会場は、埼玉工業大学だったのですが、このグラウンド、「以前来たことあるなと思ったな、なんか、観客席の土手から落下しそうになった記憶が残っているなw」と、2,3年前だったかなとか思っていて、家に戻ってからチェックして見たら、5年前の出来事でした。現在、アルビレックス新潟がプレーする浦和レッズジュニアユース出身の戸嶋祥郎が市立浦和高校にいた時に足を運んだ時でした。

そんなに前だったのか、月日が経つのはえーと思いつつ。

8月後半が、過密となっているS2リーグは、中2日での試合ということになりますね。翌日にプレミアリーグも控えている中で、細かい状況までは、わからないものの、怪我人も増えているのか、水曜日に引き続き、交代メンバーもあまりいないような状況になっており、今日は、キーパー含めてベンチ入りのメンバーも4人だったと思います。

このところ、連続でS2リーグを観戦できているのですが、見れば見るほど強く感じるのは、そのチームに全力を注ぐ準備をしてメンバー構成や控えまで含めて相手チームの事も考えてメンバーを組めるプレミアリーグなどAチームと言う形で臨むチームより、Bチームで、埼玉県の強豪校が増えてくるカテゴリを戦うBチームの方が難しい状況が本当に多いなと。

なので、実際、考慮されることが多いのも事実ではあるものの、メンバー構成や、組み合わせ、ポジションが、毎試合、慣れない状態で戦う必要があるこのリーグに臨むとは言え、埼玉県の上位争いをするチームも含めた高校のAチームとの対戦数も増えてきたので、連携を磨く時間に圧倒的な違いがある相手とプレーする際に、その差を埋めるために必要なことを、実践する選手が増えてきても良いころかなとも実は感じている最近です。

そういう時代ではないとは言っても、やるべきプレーをもっと主張し合わないと、このリーグからの降格はないにしても、上を目指すのは難しいのかなとも実際感じています。

これは、過去にも良く書いていたことですが、パスのスピード、味方に通らなかったパス、味方がやるべきプレーをできていない時に、それを指摘したり主張したりする選手がどうしてこんなに少ないのかと感じています。やっていますかね?だとしたら、私が感じられていないだけです、すみません。

ということで、試合の話に移りますね。

vs伊奈学園総合高校戦メンバーと交代は、以下

GK25番石塚悠汰、DFが左に19番清水楽人、右に27番清水哲太、真ん中に33番舘澤佑磨と40番山田奈央、MFが左に34番成田安里、右に6番上野夏輝(後半18分⇒15番石橋遼大)、真ん中に14番柳田大輝(後半30分⇒12番千葉希)と35番根岸恵汰、FWが13番與那覇航和(後半38分⇒36番福島竜弥)と28番長田拓巳

となります。

得点経過をまず書くと、前半10分に、34番成田安里や14番柳田大輝が絡む形でのテンポ良い展開から、28番長田拓巳が放ったシュート。キーパー正面でキャッチされたものの、そこまでの展開と、迷わずシュートを狙った流れが良かったなという感じで拍手とか思ってたら、キーパーを抜けてゴールに入っていたらしいという、嬉しいけど、よくわからなかった得点でした。いずれにしても、しっかり枠内にシュートを打ったから起こったことなので、良い得点ということで、先制1-0。

前半を1-0で折り返し、後半12分に、28番長田拓巳が縦パス(出し手が誰だったか確認できなかったものの、良い強さの強めの縦パス)をワンタッチで13番與那覇航和に繋げ、そのままサイドパスを受けると、シュートコースが開いたところで、迷わずミドルシュートを放ち、これが決まり2-0とします。

得点経過で見る試合の展開としては、かなり楽な状況に後半15分くらいまでにできたものの、そこから、後半18分に1点返され、35分に同点に追いつかれ、40分に逆転されて、結果的に2-3で逆転負けを喫したのですが、その要因としては、ゲームを支配している時間が長い割には、シュートを打つ場面が少なく、3点差4点差にできていたような展開で、2点までしか決められなかったことと、2点リードしてから、相手が強度を高めたところで、もともと競り合いのところで相手の19番の選手のところで勝てないケースが多かったところで、相手の21番の選手が高さと強さがあり、かき回される形で、受け身に回ったときに、その状況を打開できる選手がおらず、相手にやりたいようにやられてしまったこと。

相手チームのベンチからの指示が、見ている側が感じている相手の狙いどころだよなとわかるくらいの内容だったように、前節の西武文理高校戦と比べると、守備の速さも強度もなく、逆に警戒しすぎてくれたことで、あっさり浦和が主導権を握ることができたスタートになったので、上手く展開で来ていたようにも見えたものの、実際は、前線の走り出しと味方のパスの意図とか、パスの狙いとか、相手が一歩出遅れるから通っていてチャンスになった場面は多かったものの、おそらく、前線としては、主張したいことがもっとあったと思うのですが、そういうところで、なんだか、淡々と次のプレー次のプレーに行ってしまっていることが気になったんですよね。

バックラインで、やや自信がないプレーをしている選手に対しても、近い距離の選手が、声をかけたり、主張し合うことで、もっとできたと思う部分もあったり、なんというか、もう、このリーグを戦う難しさは、わかっているはずなのだから、1つの試合で改善できることは、その時に出ている選手で、他が同じようなメンバー構成で試合を重ねて連携を高めている以上に、短い時間でやらなければ、こういう試合は今後も続くと思うんですよね。本当に意識のところだけで変わると私は思うのですが。

くどいようですが、見る回数も増えているので、言い訳にしても良いようなことがたくさんあることは、十分見ていてわかっています。

でも、経験を積むリーグとしてS2までで良いやということであれば、良いですが、S1やプリンスリーグ関東まで上がることまでを視野に入れてやっているのであれば、能力が足りないのではなく、能力があるのに、それを発揮するために、主張のぶつけ合いができていないのが、本当にもったいないです。

ということで、それぞれの選手の良かったプレーなど、シーズンの最初の頃から比べると、かなり良くなってきた選手も多く、今日だけでも、「こういうことができるようになったのか!」と感心するプレーを場面場面で見せていた選手もいたので、そういうところを書くでも良かったのですが、なんとなく、S2リーグをただの経験値積むだけのリーグで上を目指さないで終わってしまうのが、私としては、嫌なので、今回は、今日のような負け方をするのは、相手じゃなくて、自分たちに足りないことがあるからだということも含めて、ちょっと厳しめに書きたくなったので、書きました。

で、次を楽しみにと書きたいのですが、日曜日の試合を観戦した後、そのまま空港方面へ移動し、月曜日からカンボジアに1週間ほど行くことになり、帰国するのが9日日曜日の朝(予定通りであれば)ということで、次のS2リーグは、見られません。

あえて、対戦相手の本庄第一高校は、前回の対戦で7-0で勝っている相手なので、今度10-0くらいで勝たないと満足しないと書き、本庄第一高校の方が見たら、奮起するような煽りをしておいて、そういう相手に対しても10-0で勝つくらいで、ガッツリやってもらいたいです。もちろん、どのようなメンバー構成になっても、そういう結果を求めてやってもらいたいです。

ではでは。

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