プリンスリーグ関東2016/08/20 – 浦和レッズユースvs山梨学院高校 5-1勝利・・・天気とともに、前半苦戦も後半圧倒!

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どうも、ブクメです☆

前日、北海道の帯広でジュニアユースの試合を観戦し、その日の最終便で帰ってくる予定でしたが、いや、帰って来たのですが、ちょうど、夜になるにつれて、霧がかなり濃くなったということで、1つの便で羽田と帯広を往復しているらしく、羽田からの便が霧で帯広空港に下りられない可能性があるということで、その場合は、今日は飛びませんみたいな話があり、冷や冷やしたものの、結局なんとかなり、今日の試合に足を運べました。

レッズランド開催から、埼玉スタジアム2002第3グラウンドに変更になって開催されたユースのプリンスリーグの後半戦最初の試合。

トップチームの試合が夜から、ユースの試合が10時からなので、駐車場も問題なく使わせてくれるのかと思っていたら、「役員以外は止められません(あなたはどう見ても偉い人には見えませんよ/心の声w)」とお断りをくらうなど、引き続き移動に関しては、冷や冷やする状況を今日も作られながらも、その辺は、なんとかなし、問題なくスタートから試合観戦ができました。

なんだかんだ言っても、埼玉スタジアム2002第2、第3グラウンドは、ピッチコンディションが最高なので、レッズランドの方が行きやすかったですが、今日の大量得点を考えても、会場変更は良いことだ、ということでしたが、なんだか、すごい天気でしたね。

一時は、大雨と強風の時間帯もありつつの、遠くの台風の影響を受けてやや天候には邪魔される時間帯もあるような試合になりました。

今年は、和倉ユースに足を運べなかったため、群馬でのクラブユース選手権以来の観戦となります。

対戦相手も前半戦で唯一敗れた相手となる山梨学院高校ということで、ホームでしっかり叩いて、勢いに乗りたい試合でした。

では、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに3番関慎之介、センターバックに5番遠藤凌と40番橋岡大樹、MFが真ん中に16番大西翔也と7番伊藤敦樹(後半31分⇒23番シマブク・カズヨシ)、左に11番時里元樹(後半35分⇒26番池髙暢希)、右に8番松高遼(後半45分⇒24番関根束真)、FWが左に10番渡辺陽(後半43分⇒21番弓削翼)と右に20番長倉幹樹(後半40分⇒28番大城螢)

となります。

2トップだったような、1トップだったような、4-2-3-1のような、4-1-4-1のような、よくわかりませんが、オフィシャルに沿って4-4-2であてはめました。その辺気にされる方、すみません。

怪我で離脱していて、クラブユース選手権で短い時間ですが復帰を果たしていた5番遠藤凌がスタメンに復帰しています。

ちなみに、U17日本代表に召集されている井澤春輝が不在、現在どのような状況下はわからないものの、開幕戦で苦しめられた前線で迫力のあるプレーをしていた山梨学院高校の加藤拓己も同じU17日本代表で不在でした。

台風の影響ということですが、欧州サッカー好きの方向けに書けば、英国の天気っぽいと言えば、伝わりやすいかもしれませんが、厚い雲とともに時折晴れ間が見えたり、明るくなったり、暗くなったり、大雨が降ったり何もなかったかのように止んだりという天候下での試合になります。

特に前半は、降ったりやんだりの雨の中でも降る時間帯は、大雨と風も強くなる瞬間もあったりと若干大荒れ。それでもピッチコンディションの良さは際立っていましたね。

試合開始から、浦和が主導権を握って攻撃を仕掛ける展開になります。

10番渡辺陽が高い位置から躍動する場面がスタートから見られ、抜け出す20番長倉幹樹への見事なパスだったり、サイドから6番鈴木海都が仕掛けた際にペナルティエリア内に3選手が走り込んでいるなど、攻撃にも勢いがあり、7分には、20番長倉幹樹が決定機を作り、シュートをキーパーがはじいたところを10番渡辺陽が詰めてあと一歩でゴールと惜しい形は多く生まれ、いつでも得点が入るような雰囲気は見られるものの、相手の守備の集中力の高さで、最後のところで跳ね返されるという状況の中で、8分に反撃を許して0-1とビハインドを背負う形になります。

失点後は、より相手の集中力が高まり、攻めの回数の割には、攻め切れていないという形と、反撃を受けた時に雨の影響もあり、やや危険な場面を作られることもあり、試合としては、浦和ペースにも見えつつ、どちらに転んでもおかしくないようにも見える形で進みましたが、今日の試合の一つのポイントとして、前半の間に同点に追いつけたことが大きいかもしれません。

前半36分に、得たフリーキックの場面で11番時里元樹からのクロスを5番遠藤凌がヘッドで押し込んでゴール。1-1と試合を振り出しに戻します。

崩して決め切るというところでは、なかなかうまくいかなかったものの、セットプレーでは、コーナーキックで6番鈴木海都がゴールに向かって直接枠に向かっていくようなボールでチャンスを作るなど、よりゴールに近い形を作れていました。

後半も同じような展開になるかと思われましたが、天候が安定してきた中で、後半は、メンバー交代はなかったものの、ポジションなど少し動かしたりした中で、あとは、パススピードも前半より一段階上げた様に思われる中で、相手守備が対応できないうちに、右サイドに抜けた7番伊藤敦樹からのクロスを11番時里元樹がスルーし、その奥に走り込んでいた20番時里元樹が決めて2-1としたのが後半2分。

対応できないうちにあっという間に失点したことも加わって、ここから相手の守備のバランスがおかしくなっている間に、崩して決定機を作るという形が増え、その流れのままに、8分には、再び20番長倉幹樹が決めて3-1とリードを2点に広げます。

直後にも10番渡辺陽のゴール右隅を狙った鋭いシュートは、キーパーがギリギリではじいて決まらなかったものの、直後の3番関慎之介の思いきいたミドルシュートなど、守備的なポジションの選手も含めて、攻撃に参加できるなど、かなり浦和の攻撃が相手を圧倒する時間帯が続きます。

時間が経つにつれて相手の守備も再び落ち着きを取り戻すものの、23分のコーナーキックの場面で6番鈴木海都から長いボールを5番遠藤凌がヘッドで折り返したボールに40番橋岡大樹が詰めるもわずかにゴールをとらえきれず。

24分にも11番時里元樹が起点の攻撃から、7番伊藤敦樹のヘディングシュートがバーを叩く惜しい場面を作ります。

29分には、8番松高遼からの長い正確な左前線へのパスを20番長倉幹樹が受け仕掛けてコーナーキックを奪います。

30分には、11番時里元樹の前線での粘りから、ゴール前に走り込んだ16番大西翔也にパスをつなげて枠をとらえたシュートを放つもこれは、ディフェンダーのブロックで跳ね返されます。

2点リードを保った状態で、30分あたりから、立て続けにメンバー交代を行い、31分に投入されたシマブク・カズヨシは、果敢に突破を狙う場面を見せ、35分に投入された26番池髙暢希、40分に投入された28番大城螢、43分に投入された21番弓削翼の3人は、右サイド寄りでパス回しからゴールを狙っていく形を何度も作りました。誰が決めてもおかしくないようなチャンスを作り続ける中で、

28番大城螢が42分に8番松高遼からのクロスをヘッドで合わせてゴールし4-1とします。

アディショナルタイムが5分と長めの中で、45分から投入された24番関根束真も、ドリブル突破から深くまで持ち込んで折り返しを26番池髙暢希がシュートし、相手守備陣のブロックで跳ね返ったところを裏へ走り込んだ21番弓削翼がシュートを試みるも、オフサイドの判定。

このまま4-1で終わるかと思われた試合終了間際に、23番シマブク・カズヨシからのパスに抜け出した16番大西翔也がキーパーと1対1になり、キーパーが飛び込んできたところを落ち着いて浮かせて決めてゴール。

終わってみれば5-1の大勝となりました。

前半戦最終戦の横浜FCとの4-0の勝利に続いての4点差勝利になりました。

厳しい見方をすれば、前半は、課題の残る場面も多かったですが、先に失点しても、前半のうちに追いついて終わることができたことや、後半相手の出鼻をくじく試みの成功からの、逆転ゴール。そこから時間を空けずに、追加点。

試合運びとしては、完勝と言える試合でした。そして、多くの選手にチャンスが与えられ、その選手も結果を残すことができました。

次戦の相手は、ホーム開幕戦として第2節で対戦して、前半2点のリードを追いつかれて引き分けに持ち込まれている桐光学園高校。

順位的にも勝ち点4差の2位につけられている相手なので、相手ホームに乗り込んで、しっかり勝利で勝ち点差を広げてやりましょうね。

気持ち良い試合でした。

ではでは。

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プリンスリーグ関東2016/04/10 – 浦和レッズユースvs山梨学院高校 2-3敗戦・・・開幕戦の難しさなのかもしれない

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どうも、ブクメです☆

今年は、山梨県のチームが3チームプリンスリーグ関東に在籍していることから、山梨県方面に足を運ぶ機会も増えそうです。

割と何度も触れているので、既にご存知の方もいると思いますが、土日祝日の渋滞がひどい山梨県方面では、渋滞の高速道路を使うよりも、下道で山道を超えたほうがスムーズなケースが多いので、基本的に私も、秩父周りで山梨県に入るのがほとんどです。今日も、そんなルートで向かいました。なんとなく、これまで使ったことがなかった東秩父の山を越えるルートで行ってみたり、山道にも色々ありますね。大変ですけど、乗り越えていくと妙な充実感があるのが山道です。

敗戦という結果に対してのモヤモヤとは別の部分で、モヤモヤが残った状況下で、有料道路やら、最終的に関越自動車道を使おうかなとか思いながら、家に向かって車を走らせていたのですが、この比較的時間のかかる運転というのは、気持ちを落ち着かせてくれるわけで、結局、帰りは、また別の山越えで下道で帰る感じになりました。

はい、というわけで、今年もプレミアリーグ昇格をかけた長いプリンスリーグ関東での戦いがスタートしました。

勝つことのみが重要ではないですが、今年こそ昇格ということで、好不調の波を少なくして、しっかり勝ち点を積み上げていくことが必要だと思っています。そして、プリンスリーグ関東をシーズンスタートと考えてのプレシーズンに比較的足を多く運ぶことができた今年は、ドッシリと戦える形という手ごたえというものをサポーター的な立ち位置でも実感することができていたため、かなりの期待を持っての開幕戦となりました。

もう一度書いておきますが、開幕戦の敗戦という結果に対しては、もちろん勝っておくことができるのが最高ではありますが、長いシーズンの一つなので、それほど大きなこととは考えていません。

開幕戦の緊張感からか、やってやろうという気持ちがバランスを崩してしまったのか、根本的に、これまでに試合で見たことがないような部分もあったので、ここでまた新しいことを試したのか、それをこの1試合で理解するのは難しいですが、一つの試合、また、リーグ戦ということで考えると、リーグ戦での戦い方というよりは、短期決戦での大会を戦うような状況になってしまったように、見ていて感じました。

そのあたりは、この先足を運べると思われる2節、3節と回数を重ねて実際に見て感じていければ良いことかと思います。

ということで、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都(後半33分⇒15番荻原拓也)、右サイドバックに3番関慎之介、センターバックに5番遠藤凌と40番橋岡大樹、MFがボランチに14番井澤春輝、左に9番川上エドオジョン智慧、右に2番高山大智(後半スタート⇒20番長倉幹樹)、真ん中に23番シマブク・カズヨシ(後半25分⇒10番渡辺陽)と17番立川将吾(後半スタート⇒24番関根束真)、FWが11番時里元樹

*後半アディショナルタイムに、22番関大夢だと思いますが、出場の準備をしていましたが、交代が認められず。

となります。

メンバー構成としては、この試合の前に浦和カップの三菱養和SCユース戦で戦ったメンバーとほぼ同じで、その時は、キーパーが新1年生の30番石井僚でしたが、1番山田晃士に代わり、中盤左が15番荻原拓也に代わって9番川上エドオジョン智慧というスタメン構成でした。

まず、仕掛けの形や、チャンスになった場面得点経過を簡単に書きますね。

前半2分に、左前線でパスを受けた9番川上エドオジョン智慧から14番井澤春輝に戻し、縦パスを11番時里元樹がシュートまで持ち込むという形を作ります。

前半6分に、40番橋岡大樹からの縦の長い展開から前線でチャンスを作ります。

前半8分に、14番井澤春輝からのパスを受けた9番川上エドオジョン智慧がシュートまで持ち込みます。

前半11分に、23番シマブク・カズヨシと9番川上エドオジョン智慧のパス回しからの仕掛けで最後は、2番高山大智につなげシュートを狙うも、これは、枠をとらえきれず。

前半13分に、サイドからの2番高山大智の突破から、折り返しを9番川上エドオジョン智慧がヘッドで決めたかに見えたものの、見ている位置からは折り返しに見えたのですが、少し出ていたようで、これはオフサイドの判定でゴールにならず。

前半15分に、左サイドから6番鈴木海都がパス交換しながら前線に攻撃参加してチャンスを作ります。

前半16分に、カウンター気味に仕掛けられて相手選手の突破を許すも、ペナルティエリア付近で数選手が戻って守備の対応ができる状況になりながらも、若干中途半端な対応になってしまい、そこを思い切ってシュートを狙われてしまい、これが決まり0-1とビハインドを背負う形になります。

前半21分に、40番橋岡大樹⇒11番時里元樹とパスがつながった形で裏に抜け出す17番立川将吾へのパスを試みるもわずかに相手ディフェンダーが早く反応しクリアされましたが、ここが通れば決定的という場面を作ります。

前半32分に、23番シマブク・カズヨシの粘り強いドリブル突破からチャンスを作ります。

前半35分に、ゴール近くで23番シマブク・カズヨシ、17番立川将吾がシュートを狙うもいずれもディフェンダーにコースを消されて跳ね返されます。

前半42分に、14番井澤春輝が低い位置から左前線への精度の高いパスを9番川上エドオジョン智慧に通し、チャンスを作ります。

前半43分に、17番立川将吾のパスを右前線で受けた2番高山大智が相手ディフェンダーのプレッシャーをかいくぐり持ち込んで、23番シマブク・カズヨシにパスを通そうと狙うも、ここは相手にクリアされます。

前半終了間際のセットプレーのチャンスでは、40番橋岡大樹がファーで折り返すも、ここを詰めきれず、得点ならず。

数回の決定機を作るも決め切れずに、0-1で前半を折り返します。

前半にやや攻守のバランスが、攻撃の方に、本来守備のバランスをとる選手も傾いていたことで、反撃された際に、一気に深くまで攻め込まれて対応に苦慮するという場面が多くなったことからか、後半は2名交代し、4-2-3-1のような形で、14番井澤春輝と5番遠藤凌がダブルボランチのような形でスタート。これにより、ある程度、バランスが意識されるような状況にはなったと思いますが、やはり、相手が仕掛けてきたときには、前半と同じようなピンチの迎え方をするところがなかなか修正できなかったようにも感じられます。

後半10分に、右前線にポジションを移した9番川上エドオジョン智慧がドリブル突破から、シュートを放つもディフェンダーに跳ね返されます。

前半あまりプレスが効果的にかけられていなかった部分も若干修正され、その一つの結果として、交代で入った20番長倉幹樹が相手キーパーが足でボールを処理する際に、プレッシャーをかけにいって、ミスパスを誘うなどのプレーも徐々にみられるようになりました。

後半13分に、ボールの処理をミスしたところから、一気に持ち込まれてピンチになるも1番山田晃士が上手くコースを消して相手シュートを体でブロックして失点を免れます。

そして、迎えた15分に右前線からの9番川上エドオジョン智慧の仕掛けから、20番長倉幹樹、11番時里元樹とパスがつながった中で、ペナルティエリア内で相手ディフェンダーがコースをふさぐ形で密集状態になるも、11番時里元樹が果敢にゴールを狙い、いったんは相手ディフェンダーに跳ね返されるも、再びシュートを放ち、これが決まって1-1の同点に追いつきます。

これで、一気に逆転まで行きたかったところですが、やはり相手の攻撃に対しての対応が攻撃に偏った後に、かなり緩くなってしまう傾向にあり、その後、20分、25分と連続で失点を喫して逆に1-3と点差を2点差に広げられてしまいます。

より攻撃的に行く必要が出てきたところで、長期離脱していた10番渡辺陽を後半25分、後半33分にサイドからの攻撃がプレシーズンでもかなり効果的で結果も残していた15番荻原拓也を投入して、攻撃的に行くことで、チャンスの数は増え、より得点に近い形でのチャンスが増え、迎えた44分にペナルティエリア少し外で獲得したフリーキックのチャンスを11番時里元樹が直接決めて2-3と1点差に迫るも、反撃及ばず、試合は2-3で敗れるという結果になりました。

確かに判定の基準などが、かなりファールであろうプレーを流す傾向にあるなど、選手をイライラさせる要素は強かったと思いますが、そういう点よりも、私は、試合のスタートから何点か気になった点があります。

一つは、当然ながら起こりうる、公式戦の初戦による緊張感からの硬さが見られた部分。相手ホームということもあったと思いますが、相手が割と全体的にリラックスムードを作ることに成功して、声を掛け合って、プレッシャーを厳しくかけてきたのに対し、プレシーズンの試合でも大前提となっていた、球際の激しさというところが、あまりできていなかった点。実際、相手選手の数名はプレッシャーをいなすのが上手く、かけに行っても上手くかわされる選手はいたものの、やはり、これまで最低限度やることが求められていたそういう部分が、何か探り探りになってしまっているように感じられました。

あとは、試合の組み立て方が変わったように感じましたが、キーパーも高い位置を取ってサイドが高めの位置を保って組み立てる。確かに、数的優位を作りやすい部分はあるのですが、これまで守備のバランスとか、球離れを良くしてある程度、攻撃重視でもOKとされる選手に簡単に供給していた選手まで飛び出したり、ドリブルで強引に仕掛けたり、後ろのバランスよりも、前のスペースにばかりはいっていて、数的優位は確かなのですが、奪われたときのリスクが大きすぎるような、攻撃的な意識になってしまっていたように感じられます。

短期決戦の大会では、その攻撃的な意図で一気に勢いをつけて、駆け抜けることもできると思うのですが、今日始まったこの重要なプリンスリーグ関東は、リーグ戦です。あくまで私の考え方になりますが、やはり長いシーズンを戦う場合は、守備を重視とまで極端なことは言いませんが、バックラインとボランチの位置では、ある程度守備的なドッシリ感が優先されて、チームとして相手がどのような形で挑んできたとしても、しっかり対応できる形を見せてから、攻撃のリスクなどを試みていくべきだと思うので、この試合になっていきなり、メンバー構成や配置は変わらなくとも、やり方が大きく変わっている部分や、約束事が変わってしまって、チームなのにチームとして機能していないような場面が多くなってしまうこと、そこに対して、あまり修正する指示が聞こえなかったのが、どう表現してよいのかわかりませんが、不思議でした。

今日のような試合は、一見するとスリリングで、追うチームからすれば、ビハインドから追いついて、その後また2点差に開かれたところで終盤、1点差にして追いつけるかというところで必死に攻める姿も、楽しめる要素ではあるとは思います。ただ、これでは、ここ何年もリーグを苦戦してきたやり方と変わらないのではないかと。

ちょっと、今年はプレシーズンの試合を多く見すぎたのかもしれません。

おそらく、ほとんど見ていなくて今日の試合を見れば、初戦の緊張感と相手の迫力あるフォワードと数名の足元の技術にたけた選手に苦しめられたな、やられた部分はあるけど、終盤の猛攻で惜しいところまでは行けたし、第2戦からは、落ち着きが取り戻され良くなっていくだろうという見方もできるかもしれませんが、私は、今年こそようやく、大事にされるべきものが大事にされている印象があったところが、再び、新たな試みになり、選手が混乱して今回のような結果になったのではないのかという危惧もあります。

私の思い込みかもしれません、すみません。

ただ、そういう試合ではありますが、長期離脱していた10番渡辺陽が間に合って短い時間ながら復活できた点だったり、正直、これまでだったら、今日のように判定が、ちょっとおかしいなと感じるような試合では、イライラして、それが我慢できないような選手がいてもおかしくないと思ったのですが、プレーとは関係ないところで審判を欺くような行動を我慢して、プレーに昇華させていた選手がいたことなど、プラスの要素もいくつか見つけられたので、その点は見ていて嬉しかったです。

来週のホーム開幕戦に期待しています!

ではでは。

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高円宮杯U-18サッカーリーグ・プリンスリーグ関東2013/09/19 第13節 – 浦和レッズユースvs山梨学院高校 1-2敗戦・・・戦わせてあげてくれよ

与野八王子グラウンド2013年9月19日

 

浦和サポブクメです☆

明らかにおかしな采配が飛び出すときは、昨年の経験から見れば、コーチ陣の中で何かが起こっていて、それが影響を与えていることもある。その辺りは、ある程度考慮したいと思います。

でもね・・・そもそも、サポーターとしての立場の私たちが、そんな深いところまで心配して、怒り、失望するような事態になること自体が、何かおかしい。

はっきり書きます。ここしばらくのブログでは、やや裏を読み取ってねという意味で書いていた部分も多かったですが、私が今一番不満を持っているのは、浦和のフロントですよ。選手が努力しなければならない部分もありますし、プロになるために、つらい思いをしたり、多くのことを学び経験して行かなければならないのは事実ですが、ここ最近の浦和のアカデミーは、いつも行き当たりばったりです。今のままでは、選手の良さがどんどん消えていきます。

はっきり言って、こんなやり方をするのならば、トップに上げたい選手は、最初から、トップチームのBチームに入れて、そこで本格的に育てるような流れにしてほしいです(このままのやり方で、この環境におくことで才能がつぶれるのが怖いですと言う意味です。)

関与したいのか、したくないのか、もう、色々なことをはっきりさせてほしいです。正直なところ、浦和の下部組織の中で純粋に選手をプロ向きの選手に個性を生かした形で成長させるということで言えば、以前もこれは書きましたが、フロントが無関心で情熱にあふれたコーチ陣が思うままにやった方がより良い選手が育っていくと思いますよ。

プロの下部組織は厳しい機関だから・・・って、そんなことわかってますよ。選手だってそのくらいの覚悟でいますし、保護者の方たちだって理解しようとしている中での理不尽に対して相当我慢していますよ。

人間として、選手と向き合って、人間として育てる育成をチームとしてやってくださいよ。

色々書くとそれだけでせっかくの今日の試合の選手の頑張りに触れられないので、このくらいにしておきます。最後に、こういうことを書くと、監督に対してのみ言っているように聞こえると思いますが、もっと深いところに理由があって監督を縛っている可能性もあるので、その場合はもっと深いところに対して言っていると思ってください。

もう、最近はある程度、私も覚悟を決めて書いていることが多いです。もともと、このブログを続けていく中で、このカテゴリでの地位を得たいと思ったこともありませんし、おかしなことがまかり通らないための抑止力になれれば良いかと思ったことはありますが、いつも笑顔で応援してくれるサポーターさんになるくらいだったら、本音で語って、チームから追い出されるくらいでも良いと思っています。

私は、浦和の下部組織に足を運ぶ中で係わった多くの人たちのサポーターです。浦和レッズが好きというところから入ったから、浦和の育成は世界一であってほしい。そこで育っていった人間が素晴らしい人間になってほしい。それだけを願って係わってきました。なのに、なぜ、この環境は、私が浦和レッズに対して幻滅するようなことばかりを繰り返すのでしょうか。疑問です。でも、私がおかしいのかもしれませんね。

では、試合の話に移ります。

本来は、15日にレッズランドで開催される予定だったプリンスリーグの山梨学院高校戦が台風のために延期になり、今日木曜日の夜から、浦和レッズユースが練習で利用する与野八王子グラウンドで開催されました。

相手の応援の方と入り乱れての中での応援と言うのが好きではないので、試合自体は金網とネットを挟んだ側で見ていたため言い訳ですが、最初に載せた写真以外は、最後に少し載せますが、ほぼ写真として機能していないものなのです、すみませんw

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに22番荒木聡太、右サイドバックに6番吉原大、センターバックが左に4番茂木力也、右に5番齋藤一穂、MFが左に9番小川紘生、右に19番橋岡和樹、真ん中に10番関根貴大、ボランチに17番勝野瑛と14番斎藤翔太、FWが27番邦本宜裕

となります。

おそらく、今日のフォーメーションは、4-3-2-1だか4-2-3-1のような感じだったと思います。

まあ、フォーメーションの細かくはどうでも良いです。

前半スタートから10分くらいまでは、やや相手の攻撃を受ける時間が長く、その中でも集中して守備をすることはできたと思います。スピードのある相手前線の選手の突破には苦戦していたものの、最後のところでしっかりこらえて守ることができていたと思います。

最初の相手の攻勢の時間を堪えると、徐々に浦和の攻撃の回数も増えてきます。

10分には、9番小川紘生の長いパスに抜け出した10番関根貴大が仕掛けて、コーナーキックを奪います。

12分には、10番関根貴大から27番邦本宜裕に展開しての仕掛け。

15分には、22番荒木聡太から、10番関根貴大、22番荒木聡太がそのまま左サイドを駆け上がり、折り返しのパスが通れば面白いという展開。

19分には、フリーキックのチャンスで9番小川紘生がゴールを狙い、クリアされたこぼれ球を14番斎藤翔太がミドルシュートを狙うなど、浦和の攻撃が相手ゴールに迫る回数も増えてきました。

守備もしっかり相手にプレッシャーをかけられているようで、時折鋭く仕掛けてくる選手がシュートまで持ち込む場面もありましたが、大きく枠を外れるケースが多かったことからも、相手を焦らすような守備ができていたのだと思います。

そして、迎えた25分にコーナーキックのチャンスから、27番邦本宜裕がヘッド(というか、肩とか胸だったと思う)で決めて1-0と先制します。

更に、今日驚いたというか、選手同士でしっかり話したのかな~と感心したのが、ポジションチェンジの部分で27番邦本宜裕と9番小川紘生が上手くポジションチェンジしながらプレーしていたところと、特に先制してからの前半の時間帯では、右サイドの19番橋岡和樹が攻撃参加する際に、そのままサイドから仕掛けるのではなく、いったん27番邦本宜裕に預けて、そのまま本人はセンターフォワードのポジションに入って行き、流れが切れるまでは、27番邦本宜裕とポジションを移した形で攻撃に厚みを加え、直接本人も得点を狙えるような形を作っていました。

これが本来の持ち味活かせる可能性が高い連携になるので、見ている側としては数倍嬉しいわけです。

前半35分くらいの10番関根貴大のヘディングシュートは、惜しくも決まらず追加点はなりませんでした。試合の流れとしては、相手の攻撃も鋭いので、どちらが主導権を握るということにはならなかったものの、浦和がリードした形で前半を終了します。

後半スタートは、浦和のチャンスから始まります。

10番関根貴大からの右前線への大きな展開から19番橋岡和樹、27番邦本宜裕とつながり仕掛けチャンスを作ります。

特に前線のこの3人は、サイドを大きく使った展開でチャンスを多く作れていたと思います。

ただ、試合展開としては、浦和にとってはやや酷な判定で難しい流れになって行きます。5分に、ペナルティエリア内で4番茂木力也がハンドの判定でPKを取られたものの、審判の判定はイエローカードではなく一発レッド。故意のハンドと判断されたようですが、う~ん、自分が見ている位置から比較的近い場所だったのですが、明らかな故意のプレーで決定機をつぶしたと判断するには厳しいなと思います。せめてイエローで良かったような・・・。

ただ、今日の浦和の良い流れを象徴するかのように、このPKを18番関口亮助がセーブして失点を防ぎます。浦和としては、リードした形を保てたわけですし、一人少ない状況にはなりましたが、逆に言えば、シンプルに守備陣が集中して守る中で、カウンターで追加点を狙えるときには狙うという形でやれば特に問題ないかな、という雰囲気もありました。

そのくらい、試合の流れと選手の動きを考えると、今日はやり方を間違えなければしっかり勝ち切れる試合だったと思います。

一人減ってすぐに、9番小川紘生に代えて8番須藤岳晟が入ります。

なんどか相手に危険なシュートを放たれるものの、枠に入らないものが多く、そういった流れも悪くない状況。

ただ、流れと言う意味では、予期せぬアクシデントとして、20分に孤軍奮闘していた10番関根貴大が足を痛めて、交代を余儀なくされ、11番進昂平と変わります。

カウンター主体にはなりますが、22分に19番橋岡和樹が右サイドから深くまで持ち上がってコーナーキックを奪うなど、チャンス自体は作れていました。

守備陣も集中していたと思うのですが、29分に、相手にシュートするスペースを与えてしまい、ここから強烈なシュートを決められてしまい、1-1と同点に追いつかれます。

それでも、今日は少なくとも勝ち点1、逆転ができるような空気のある試合ではありました。

で・・・、ここからですね。

まず36分に、19番橋岡和樹に代わり16番小木曽佑太が入るのですが、19番橋岡和樹はベンチとは反対のピッチサイドの方が近かったため、そちらから出ようとしたところ、ベンチから、(ゆっくり?)ベンチの方へ戻ってくるように指示が出たんですね。

やや試合が止まる時間が長い後半だったので、この時点でアディショナルタイムを入れて15分くらい余っていたのですが、このタイミングで、時間稼ぎスタートとは、驚きました。

まあ、ある程度時間は使う流れでも良いかとは思ったものの、16番小木曽佑太は、セットプレーで点も取れる選手だし、場合によっては、パワープレーもできる選手なので、狙うべきところでは狙うのかな~と思っていたら・・・。

アディショナルタイム入れて残り10分くらいのところで、コーナーに近い位置でのフリーキックのチャンスを獲得。実際、ゴール前には、大き目の選手が上がっているような状況で、ここで再び逆転のチャンスかなと思っていたら・・・、時間稼ぎの指示で、絶好の得点機を生かさずw

すみません、今日は、この時点で、唖然としてしまって、固まってしまいました。

結構な残り時間がある中で、このような消極的なプレーを指示する采配の結末は・・・ということで、43分に失点し1-2と逆転されます。

で、直後の44分に、6番吉原大、17番勝野瑛に代わり15番清川大輝と23番安東輝が入ります。

試合は、そのまま終了し1-2で敗戦となりました。

プレミアリーグで関東勢が苦戦し、降格するチームが多くなりそうな状況の中で、降格枠数が最大で4くらいになることも現実視して考えなければならないところで、今日の対戦相手の山梨学院高校は、ある意味残留争いの当該チーム。

残り数分で、攻められ続けていて同点と言う状況だったらまだしも、10分くらい残り時間があるなかで同点という状況で、相手のゴールに近いところでのセットプレーで、セットプレーに強い選手もいるなかで、時間稼ぎをさせた。

今回のブログの最初の方で、書きたいだけ書いたので、これ以上は書きません。

ただ、今日は明らかに選手間のコミュニケーションがしっかりできているなと思われるような、プラスにとらえられる要素が多くなっていたと思います。選手は、この環境の中でかなり頑張ってくれたと思っています。そういう姿を見ていたからこそ、あの場面で戦うことをさせてあげなかった采配には腹が立ちます。悔しさに涙を流しているサポーターの方もいました。

すぐに、日曜日にまた試合がありますからね。チームとしての前進は見られたので、このまましっかり選手同士でコミュニケーションを取って、今日のことで腐らずに、戦ってください!

ではでは。

与野八王子グラウンド2013年9月19日与野八王子グラウンド2013年9月19日与野八王子グラウンド2013年9月19日

 

 

 

おまけの写真(ほぼ誰が誰だか分かりませんw)