どうも、ブクメです☆
よくよく考えてみれば、第2節の後に少し厳しめのことを書いたりしていたのですが、そんな試合で前半に2-0で折り返したときに、今日は問題ないよと気を緩めていたのは私でして、見る側の雰囲気としても大体そんな感じになっていて、それなのにああいう展開になり、言いたいことを言うわけです。見る側とは勝手なものですよね。でも、感じることをできるだけ素直に書くようにしていますので、今後もお付き合いくださいませ。
ということで、土曜日は、プリンスリーグ第4節vs川崎フロンターレU-18戦を観戦してきました。川崎フロンターレU-18とのアウェイゲームと言えば、このところ、しんよこフットボールパークで開催されることが多くて、天気が悪くて、なんだか嫌な負け方をするというイメージが強くなったりしていたのですが、場所も変わり、天気も雲は多くても雨が降ることはなく、時々晴れ間も見えるような、若干風が気になるような部分もありつつも、なんか、色々なものを吹き飛ばしてくれ、今後は、良いイメージをこの対戦で持つことができそうです。
明日トップチームの試合が開催される等々力陸上競技場の奥にある等々力第1サッカー場が会場ということで、天然芝だったところが、管理のために使い勝手が悪かったところを人工芝にしたり、照明をつけたりと改修して、フル活用できるようになったらしく、そこでの川崎フロンターレの育成の初の公式戦(?)が今回の試合だったとかだったと思います。
ということで、まず試合の話を書きますね。
この試合のスタメンと交代は以下、
GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに3番関慎之介、センターバックに5番遠藤凌と40番橋岡大樹、MFがボランチに16番大西翔也、左に9番川上エドオジョン智慧(後半40分⇒17番立川将吾)、右に2番高山大智(後半45分⇒15番荻原拓也)、真ん中に10番渡辺陽と11番時里元樹、FWが20番長倉幹樹(後半35分⇒23番シマブク・カズヨシ)
*後半アディショナルタイム数分経過した後に26番池髙暢希が交代の準備をしていましたが、交代する前に試合が終了となりました。
となります。
プリンスリーグ開幕から、負傷明けで途中から出場が2試合続いていた10番渡辺陽がスタメン復帰。ボランチが16番大西翔也となり、トップに入ることが多い11番時里元樹が一つ下に下がり、そのトップに20番長倉幹樹が入るという変更で、バックラインとサイドはそのままという感じですね。
今回は、ゴール裏のネット越しに観戦となったため、前半は、浦和レッズの攻撃するゴールが一番遠いところにあるため、細かいところが分かりにくい状態での観戦になりましたが、序盤から前線で激しいプレスを11番時里元樹や10番渡辺陽がかける姿が特に印象的で、激しいプレスのかけかたにも色々特徴がでるんだな~と思うくらい、まずその2人のプレスのかけかたはよく、その2選手以外の前線での運動量で完全に勝ったスタートで主導権を握る中で、2分に9番川上エドオジョン智慧の仕掛けから得たコーナーキックのチャンスで、11番時里元樹のクロスに6番鈴木海都が合わせてゴールで早い時間で先制します。
このゴールに関して、相手の公式のツイッターでは、オウンゴールとなっているという話で遠いサイドで見ていた私たちは、ガヤガヤしていたのですが、結局公式で6番鈴木海都のゴールになっていました。良かった。
試合の展開としては、先制点の時間帯こそ今日のほうが早かったとは言っても、時折相手の攻撃を受ける程度で、ペースを浦和レッズユースが握って有利に試合を運ぶというところが、前節に似ているところがあったのですが、さすがに今日は、見る側も、ベンチからの声も、選手同士の声を聴いていても、前節の試合から得た教訓をしっかり意識するような感じになっていましたね。
また、特に前半は、今日の試合で見ていた位置というのもありますが、前半のディフェンスラインのプレーというのがいつも以上にしっかり見られる状況下で、その中では、特に5番遠藤凌のピンチの際のカバーの動きだったり、摘む動きだったりの狙いどころの良さが良く見える前半でもありました。
また、決定機まで作るところまでもう一工夫必要というイメージもあるものの、左サイドの9番川上エドオジョン智慧、右サイドの2番高山大智のサイドからの仕掛けもかなり相手の守備陣を脅かしていましたね。ここからの攻撃で多くのコーナーキックを得て、チャンスを作れていたと思います。
タイプが違うということで、なかなかプレスをかけるという部分では評価をしてもらいにくいという部分はあるかもしれませんが、トップに入っていた20番長倉幹樹も、奪えそうなところでの狙い方だったり、特長は出せていたと思います。前半終了間際の相手のプレッシャーを受けても強く突破を試みて奪われそうになってもキープして持ち上がるプレーなど良かったです。
そして、やはりまだ万全ではないとは思いますが、やはり10番を背負ってスタメン復帰した渡辺陽の存在感は、ボールを持った時のプレー以外でも目立っていましたね。
ということで、内容と結果が見たとおりについて1-0とリードして前半を折り返します。
後半スタート直後に、10番渡辺陽から20番長倉幹樹にあてて、いったんサイドの6番鈴木海都に開いて再び20番長倉幹樹が抜け出してシュートという惜しい形からスタートし、後半も立ち上がりは、浦和レッズペースで入ることができていたと思います。9分にも16番大西翔也から9番川上エドオジョン智慧に長いパスがきれいに通り、9番川上エドオジョン智慧がドリブルで深くまで仕掛けて折り返しに11番時里元樹が合わせてキーパーがはじくという場面もあったり。
ただ、後半10分くらいから、ドリブルに切れがある相手の1,2選手くらいの突破に苦しみ危ない場面が増えるという時間帯がこの試合でもできてしまいました。
こういう表現が良いかどうかはわかりませんが、逆に後半は、見ている位置からだと浦和が相手の攻撃を受けた時の状況が遠目からしかわからなかったので、その時間帯に、どのように苦しんでいたのかをもう少し近い位置で確認できればなと思う部分もあります。
実際、遠目から見ても、相手がシュートミスしてくなければ、やられていたかもしれないという場面が2度ほど確認できました。
ベンチからも、その選手に自由にやらせるなという指示も出ていたようですので、個人技のある選手が気持ちよくプレーできるような状況を作ってしまっていたのでしょう。
こういう時にどうするのか。相手の勢いをいなして落ち着けられる選手がしっかりその時間帯をコントロールして、耐えて流れを取り戻すということができるようになることが一つではあると思いますが、今日の場合は、受けている時間帯をしのげていたかどうか。ある程度、相手選手のシュートミスなど運にも助けられたとも言えますが、耐えることはできていたということだと思います。
今日大きかったのは、相手ペースの時間帯をしのぎつつ、その時間帯の少ないチャンスで逆に追加点を奪えてしまったことだと思います。
後半20分に獲得したセットプレーのチャンスから、クロスボールに対し、競り合って(か、キーパーがはじいたか)でフィフティーの状態にこぼれたボールにいち早く迷いなく走り込んで押し込んだ10番渡辺陽のゴールで2-0にすることができた。これは、相手にとってかなり大きなダメージになったと思います。
ここからは、時間の使い方も、相手を焦らす様なプレーも(これは、特に20番長倉幹樹が上手かったと思います)できるようになりましたね。
後半は、23番シマブク・カズヨシだったり、17番立川将吾がだったりが、相手ペースの時間帯に準備して、交代するのかなという雰囲気も割と早めの時間からあったのですが、結果的に、そういうピンチの場面をチームとして凌げていると判断されて、交代が待たれ、結果的に、流れを自らで取り戻したということです。最初の交代が、かなり珍しい、後半35分になったというのも、ある意味、ピンチの場面で確かにやられている場面もあったものの、ピッチ上の全選手で耐えるということができていたからこそ、交代を迷わせたとも言えます。
そして、後半35分に入った23番シマブク・カズヨシ、41分に入った17番立川将吾、45分に入った15番荻原拓也(かなり惜しいシュートがありました)も、その時間でやるべきことを理解して、反撃したい相手に対して、バランスを崩したところを狙って、相手ゴールを脅かしながら、しっかり時間も使うこともできていました。
まだ、相手ペースの時間帯にしっかり打開するという部分では、正直課題も多いと思います。ただ、今日は、チーム内でなんとか耐えようとして、耐えられたことが一つ大きいと思きく、一つ成長したのだと思います。
終わってみれば2-0勝利。
前節と今節は、見る側にとっても良い勉強になりました。
さてさて、ここ最近、途中交代だったり先日の支部リーグなどで何度か見ていますが、あまりなじみがない16番大西翔也の1ボランチでしたが、本職ではないなという、これから覚えていくであろう課題は出たものの、バランスをとることを重視した動きということで考えると、なるほどそうかという起用であり、また左右にパスを散らすというところでも、効果的に動けていて、また違った特徴の選手が堂々とプレーしたなという印象。このポジションは、井澤春輝や立川将吾や負傷離脱している伊藤敦樹や松高遼など、本当に様々な特長のある選手で競争が繰り広げられていくのだろうなと今日もまた思い知らされました。
ディフェンスラインも、しっかり声を出し合いながら、それぞれの選手を補い合いながら、しっかり守れていました。
・・・で、気が付けばプリンスリーグ関東は、3節終了時点で、全チームが1勝はしている状況で、東京ヴェルディユースが勝ち点7で1位にいる状況は、次節直接対決で叩けるので問題ないとして、2位から5位までが勝ち点4、その下の4チームも勝ち点3という大混戦。
ある意味、出だしで少し躓いた浦和レッズユースでしたが、リーグとしては、第3節を経過して振り出しに戻ったような状況の勝ち点差になりますので、浦和レッズユースは、浦和レッズユースの高いレベルでの課題を常に意識しながら、リーグ戦では、ここから走る・・・そんな感じにしてくれると気持ち良いですよね。
この試合の後に、結果的にかなり変則的な試合になりましたが、前半30分、後半25分という練習試合が行われました。
この試合のスタメンと交代は以下、
GK30番石井僚、DFが左サイドバックに24番関根束真、右サイドバックに22番関大夢、センターバックに4番轡田登と17番立川将吾、MFがボランチに14番井澤春輝、左に15番荻原拓也、右に26番池髙暢希、真ん中に13番樋口颯太と23番シマブク・カズヨシ、FWが19番甲斐崇史
となります。
この試合は、前半5分に13番樋口颯太が高い位置でボールを奪い、左の15番荻原拓也に通すと、ドリブル突破で深くまでえぐって折り返しを19番甲斐崇史が合わせて先制に成功するも、9分に突破を許して同点に追いつかれます。そして、20分にもゴールを許して1-2と逆転されてしまいます。前半終了間際(か、その前に)15番荻原拓也が足を痛めたようで、30分の前半が終了して後半が始まるときは、浦和レッズユースが一人少ない状態で試合が普通に行われていて、当然、相手のチャンスも多くなるものの、失点は許さず、そのような状況下だったので、いつもと比べて攻撃参加がほとんどないなと思われていた24番関根束真でしたが、こういうところがさすがだなと思うのですが、試合終了近くのここぞというタイミングで攻撃参加して、思い切ってシュートを狙ったところ枠自体をとらえていたシュートでしたが、相手ディフェンダーに当たってコースが変わってゴールに吸い込まれるという形で決まり、結果的に、2-2の引き分けに持ち込んで終了となりました。
数的不利などあっても、だから負けても仕方ないという終わり方ではなく、しっかり追いついて終わってくれたことが嬉しかったですね。
今日の試合を踏まえての次節が首位東京ヴェルディユースとの一戦。楽しみにしています!
ではでは。