日本クラブユースサッカー選手権関東大会2次リーグ2013/05/25 第1戦 – 浦和レッズユースvs常総アイデンティ 11-1勝利・・・大会のスタートとしては上々

レッズランド2013年5月25日

 どうも、浦和サポブクメです☆

今年もクラブユース選手権の予選の季節がやってきました。ふと、2013シーズン用のこの大会のブログのカテゴリを作っていたら、ブクメがこの大会で最初にブログを書いたのが2008年のこの予選。何気に6年目になります、あっという間ですね。で、その時の文章読んだら、順位決定戦は実家に帰るので行けませんとか書いてる。そんなスタンスの時期もあったんだな~としみじみ思いつつ。

さて、今年も暑い暑い群馬での開催が決まっている夏の全国大会となるクラブユース選手権。この予選では、グループ2位以内に入れば、全国大会出場が決まります。対戦相手も、実力差がある相手も多くなり、基本的にはユースでは、新戦力も試しつつ、チーム力を高めるために使える時期でもあり、今年の浦和レッズユースの現状を考えると、層を厚くするということよりも、チームとしての自信を付けるために、チームとして軸を見出すためなど、この大会に求められる要素は、いつも以上に多くなっている気もしますね。

さて、今回のグループでは、柏レイソルU18が最も強敵ですね。あとは、湘南ベルマーレユースや水戸ホーリーホックユースとJクラブのユース勢が気を付けるべき相手。後は、あまり名前を聞いたことがないチームでも組織的にまとまっているチームだと守りきられる可能性があるので様子を見つつ。最終戦が柏レイソルなので、それまでに2位を確定させてしまう感じで進められれば最高ですね。

今日の対戦相手の常総アイデンティですが、初戦の難しさを考慮しても、相手との実力差を考えれば、できるだけ大差をつけて勝利しておきたい相手です。実際に、試合全体を眺めると、思うところはたくさんありましたが、その結果という部分では必要なことをしっかり体現してくれた試合となりました。

この試合のスタメンは以下、

GKが18番関口亮助、DFが左サイドバックに20番長島巧、右サイドバックに2番細田真也、センターバックが左に5番齋藤一穂、右に19番橋岡和樹、MFが左に10番関根貴大、右に27番邦本宜裕、真ん中に14番斎藤翔太と4番茂木力也、FWが左に7番広瀬陸斗、右に9番小川紘生

となります。

基本的には、プリンスリーグでのメンバーをあまり崩さないでメンバーを組みたいという意図が見られつつ、怪我の3番森亮太と8番須藤岳晟のところに、20番長島巧と19番橋岡和樹が入ったというイメージです。

20番長島巧の左サイドバックもあまり印象になく、19番橋岡和樹がセンターバックをやるのは少なくとも今まで見た中で記憶にないので始めてだと思います。何か意図があっての起用なのでしょう。

そして、対戦相手の常総アイデンティで気になったのが(ハーフタイムに来ていた方に聴いてわかった)、キーパーが素手であることと、ベンチメンバーがほぼいない。不思議な感じでした。

試合開始からの印象ですが、やはり実力差がだいぶあるなと言う印象。実際に得点も多く入ったので、今回は得点経過をなぞるような紹介の仕方がで書いていきますね。

前半7分に9番小川紘生のゴールで先制、1-0。

12分に10番関根貴大がペナルティエリアで倒されてPK、これを自らで決めて2-0。

18分に4番茂木力也から右前線に走る2番細田真也につなげ、2番細田真也がドリブルで深くまで持ち上がりクロス、これを7番広瀬陸斗が合わせて3-0。

浦和の圧倒的な攻勢で進むも、3点目以降は、ややこう着状態が続きます。相手に攻められる回数はほぼないのですが、浦和が攻めに工夫を加えられないというか、とにかく得点が入る空気がない時間帯が続きます。

そんな展開ながら35分に9番小川紘生が再びゴールし、4-0。

40分に相手のフリーキックから1点返され4-1。

前半は、4-1で終了します。

後半に入り、10分にコーナーキックのチャンスから、10番関根貴大からのボールに対して、4番茂木力也がニアに走りこみながらヘッドですらして見事なコースに決め5-1。

しかしながら、試合展開としては前半からのこう着状態が続いている印象で、何か攻撃のリズムはよくないという印象でした。

13分に10番関根貴大、7番広瀬陸斗に代わり23番安東輝と11番進昂平が入ると、チームの雰囲気が変わり、特に攻撃の部分での迫力が加わった印象があります。

実際に、直後の14分に右前線に抜け出した27番邦本宜裕からのクロスに対し、11番進昂平が中に走りこんでディフェンダーを引き付け、その奥に走りこんだ9番小川紘生にフリーで通り、これを決めて6-1。小川紘生はこれでハットトリック。

19分に、20番長島巧に代えて22番荒木聡太が入ります。

21分には、得点にはならなかったものの、前半には見られなかった、いわゆる数人が連動した形で2番細田真也抜け出し、クロスに23番安東輝が合わせる場面がありました。

22分に、14番斎藤翔太に代えて13番條洋介が入ります。

24分に、9番小川紘生からのパスを受けた11番進昂平が決めて7-1。

直後の25分に、23番安東輝から13番條洋介、見事なパスを通して抜け出した11番進昂平が決めて8-1。

更に28分には、11番進昂平から攻撃参加する4番茂木力也にパスが通り、シュートを狙うもいったんキーパーに防がれるもこぼれ球を再び4番茂木力也がキープし、自らも狙える状況でしたが、左から走りこんだ13番條洋介へのパスを選択し、これがしっかり通り、13番條洋介が決めて9-1。

29分に、9番小川紘生に代わり21番小島良太が入ります。

31分に11番進昂平が再びゴールし、10-1。11番進昂平は、投入から20分もしないうちにハットトリックを達成。

37分には、11番進昂平からのパスを受けた23番安東輝が決めて11-1。

この後も、23番安東輝から13番條洋介、再び23番安東輝とテンポよくパスが通り、21番小島良太がシュートを放つ場面など、多くのチャンスを作りつつ、試合は終了しました。

これは、ここしばらくずっと感じていることなのですが、今日のスタメンにも、U18日本代表に選ばれている広瀬陸斗と関根貴大、U17日本代表に選ばれている小川紘生、茂木力也、斎藤翔太と計5人が代表という、豪華なメンバー構成になっていたのですが、チームとして考えた時には、やはり何か悪い意味ではまってしまう印象があり、今日の試合でも結果は出したし、個々の動きは悪くなかったものの、求められるプレーとチームの意図がマッチしない印象がやはりあり、むしろ後半に進昂平と安東輝が投入されてからの方が、チームに一本、二本の杭が刺さったというか、チームの雰囲気自体も更に得点が入りそうだという空気になり、実際に得点が量産されたし、全体的な動きもスムーズになった印象がありました

決して、前半のメンバーが悪いということではなく、チーム作りの中で軸となる選手よりも、全体に戦術を求めすぎることで、結果的に、フワッとした印象のチームになってしまっているような気もします。

ただ、今日の試合はプラスに捉えられる試合だと思います。プリンスリーグの横浜FC戦の時のブログにも書いたように、戦術を求める戦い方が前半から後半スタートまでの戦い方だとすれば、後半の交代以降の戦い方は、勝負するための戦い方。十分、今日のような戦い方で全国大会出場までは勝ち進めると思います。

ただ、全国大会でも結果を求めていくことや、プリンスリーグで戦い抜くためのチーム作りをすることを考えると、戦術を重視した戦い方にも、もう少し工夫が加わっていく必要があるような気がします。

そうは思いますが、おそらく、その辺りも計算に入れての今日だったと思いますので、その一歩と考え、来週の試合も見させていただければと思います。

ではでは。

レッズランド2013年5月25日
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レッズランド2013年5月25日

おまけの写真。

日本クラブユースサッカー 選手権(U-18)大会 関東予選2次リーグ2011/06/04-第2節 vs常総アイデンティ 7-0勝利・・・攻撃陣が満遍なく得点

レッズランド2011年6月4日

どうも、浦和サポブクメです☆

先週末は久々にユースは公式戦がなく(練習試合はあったようです)、迎えた6月第1週末は土日共にクラブユース選手権2次予選が行われます。比較的、対戦相手と対戦順で恵まれている浦和レッズユースは、初戦ザスパ草津U-18にしっかり勝利し、今日の常総アイデンティ戦と明日の千葉SC戦で連勝すればグループ2位以内で決まる全国へ向けてかなり気持ち楽な展開にすることができます。

今日の対戦相手は常総アイデンティになるわけですが、正直な所、格下の相手になりますので点差を付けての勝利と多くの選手が結果を出す(特にフォワードがしっかり点を取って勢いをつけるなど重要)必要のある試合です。

このところ、トップチームのトレーニングマッチで連日襲われている荒れた天候よりはましですが、この時期ですので晴れると暑い。今日は晴れて結構気温が高く湿気がある状態での試合でしたので2日連続ということを考えても大きな消耗も避けたい試合でもありました。

この試合のスタメンは以下、

GK1番三上綾太、DFがセンターバックに3番寄特直人と4番小出啓太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに2番西山航平、MFがボランチに6番野崎雅也、トップ下に10番矢島慎也と14番繁田秀斗、FWが左に11番堀田稜、右に7番鈴木悠太、真ん中に26番大野将平

となります。

前回の試合から、キーパーが22番吉野雅大から1番三上綾太に代わり、センターバックが18番西袋裕太から4番小出啓太に代わっています。

予想通りというか、実力通りというか、前後半通して浦和ペースとなりました。また、やはり実力に差があることで逆に浦和がポゼッションをする上で予想外の相手の動きでリズムを作りにくいような印象もありました。

では、具体的な試合の話に移ります。

まず、最初のチャンスはセットプレーでの4番小出啓太のヘディングシュートから。

相手がレベルが高い場合には普段守備のバランスを重視する右サイドバックの2番西山航平や5番佐藤大介も高めのポジションで攻撃に参加することが多くなっていました。オーバーラップで攻撃参加と言うよりはセンターバックの2人とボランチの6番野崎雅也で十分守れるため、両サイドが高い位置でプレーすることができるという感じですね。

一方的に攻め込んでいながら、決まらないと思いつつ、11番堀田稜からのパスを受けた26番大野将平がきっちりと決め先制。見ている側とするとなかなか点が入らないと思っていつつ、7分での先制点だったので決して遅くはないですね。そのくらい押し込んでいました。

強引に攻め込むと言うよりは、いつも通りパスで組み立てながら丁寧に攻め込んでいくというイメージでした。

中盤の3人でパスを回しながら左サイドの11番堀田稜や7番鈴木悠太に繋げ攻め込み、時折、センターバックの位置から3番寄特直人や4番小出啓太が縦や横に大きな展開を見せると相手が全くつけない。高めの位置でサイドバックの2人も攻撃に参加する。点を取る迫力が少し足りないようにも見えつつも試合はしっかり支配していました。

先制点が入り、ここから立て続けに得点が入るかと思いつつ、最後のところで決めきれずという場面が続き、2点目が入ったのは先制点から20分後の27分。少し低めの位置で10番矢島慎也が右サイドの7番鈴木悠太にパスを通し、そのままサイドを駆け上がった7番鈴木悠太がグラウンダーの鋭いクロスを入れ、最後はパスを出した10番矢島慎也がゴール前に走りこんでゴール。見ていた位置から遠めでちょっと細かくは分かりにくかったのですが、密集した状態で14番繁田秀斗か誰かがディフェンダーをひきつけていたことで上手く10番矢島慎也まで届いたようにも見えました。

前半35分に26番大野将平に代わり、28番関根貴大が入ります。ポジションは同じくフォワードの真ん中になります。

前半残り10分の間に追加点は入らなかったものの、28番関根貴大の前線でのプレスの姿勢や、やや思うようには蹴れていなかったように思うものの、2本ほど枠を捉えたシュートを放つなどらしさを見せていました。

2-0で迎えた後半。スタートから14番繁田秀斗に代わり、8番片槙吾が入ります。

まず5分に10番矢島慎也がゴール。これで3-0とし、試合はほぼ決まり。

この試合、7番鈴木悠太の果敢な仕掛けや前半のアシストも良かったのですが、思うようにゴールが決まらず、シュートの場面ではやや運が悪いところもありつつ、この試合は得点を決められなかったのですが、そういう日もありますのでOK。

あとは、公式戦に出場しだした28番関根貴大やこの後登場するであろう控えのフォワード陣など攻撃の選手に得点を取ってもらいたいと思っていたら期待通りの展開が待っていたと言うか、良い感じに進んでくれました。もう、期待通りにです。

まず、23分のFKのチャンスに10番矢島慎也が蹴ったボールを28番関根貴大が頭で押し込んでゴール。決めたゴールが足ではなく頭でというのがまたなんとも良かったです。これで4-0。

その後25分に7番鈴木悠太に代わり17番カドコダイ・アシカン、10番矢島慎也に代えて24番中村駿介が入ります。

この交代で17番カドコダイ・アシカンがフォワードの真ん中の位置に入り、28番関根貴大が右サイドの位置に移ります。24番中村駿介はそのまま10番矢島慎也のトップ下の位置に入りました。

見ている側とすると17番カドコダイ・アシカンが入ったことで少し、高さを生かしたようなプレーにチームの戦い方が変えられると良いと思っていたのですが、基本的に戦い方は変わらず低めのパスで繋ぎながらロングパスはサイドへ、サイドの選手が切り込んでクロスまたはシュートという形のため、少し動きにくそうにも見えましたが、その展開でも良いチャンスが生まれます。

3番寄特直人からの右サイドへのロングパスを28番関根貴大が受け、切り込んでグラウンダーのクロス。そこに17番カドコダイ・アシカンが足で合わせるもディフェンダーの足に当たりゴール右に外れます。アシカンの得点の予感を感じつつ、30分に追加点が生まれます。このゴールは、6番野崎雅也からのパスを受けた11番堀田稜がしっかりコースを狙ってのゴール。これで5-0。

35分に5番佐藤大介に代わり15番今泉賢人が入ります。

15番今泉賢人はセンターバックの位置に入り、3番寄特直人が左サイドバックの位置に移ります。

先ほど、17番カドコダイ・アシカンの惜しかったチャンスと同様に、3番寄特直人から展開された右サイド28番関根貴大のクロスでゴールが生まれますが、このゴールは上手くゴール前に走りこんだ24番中村駿介。24番中村駿介も公式戦初ゴールだと思います。嬉しい攻撃陣のゴールです。これで6-0。

この試合最後のゴールは後半ロスタイム。この場面も28番関根貴大が右サイドを駆け上がってのアシストで、ここでゴール前に駆け込んだのは17番カドコダイ・アシカン。クロスボールをしっかり押し込みゴールを決めてくれました。

結果、7-0で快勝となりました。

ポゼッションで圧倒した浦和が、やや相手のペースに合わせてしまっていたことから、展開がゆっくりで迫力に欠ける部分もあったのですが、相手のプレスが余り激しくないこともありつつなので問題無しですね。

それにしても、28番関根貴大の動きは面白いですね。なんというか、この試合でも何度かあったのですが、来たパスなどでヨーイ、ドンッで相手ディフェンダーの方が先に追いつきそうだな~というタイミングで結果的には足の出し方(スピードではなく、タイミングだと思います)で勝って自分のものにしてしまっている。こういうプレーを見るたびにスゲーと思いながら、ディフェンダーはアフターでファールしてくる形になりやすいから怪我が怖いと思ってしまう部分もあるわけです。ということで、冗談ではなく本気で、その辺を考えると、こりゃ、サッカーだけど柔道の受身のように怪我をしない倒れ方をマスターしてもらわなければとか思ってしまうわけです。詳しくはないので、まったく根拠のない妄想ですがw

ということで、ポイントポイントで見ると前半で攻撃の場面では良い位置に10番矢島慎也がいるな~とか、高めにポジションを取っていても、ピンチの時の2番西山航平の守備意識とカバーの仕方はさすがだな~とか、セットプレーでは4番小出啓太が結構上手く競り勝つよな~とか(余裕がありすぎて胸トラップしてシュート外すとかありましたがw)、今年の浦和レッズユースの強さを感じさせる要素を見たり楽しんだりしたわけです。

そんなこんなで、明日の対戦相手の千葉SCがジェフユナイテッド千葉相手に引き分けたらしく、楽に勝てる相手ではないのかなという印象を全く試合を見ていないですが感じつつなので、今日のように相手のプレスや激しさがない試合を終えての次の試合ということで、少しリズムが狂いやすいかもしれませんが、しっかり引き締めて守備のミスで失点して相手に自信を持たせないように戦ってください。

連戦になりますのでしっかり休んで備えてください!

お疲れ様でした。

ではでは~。

日本クラブユース選手権(U-18) 2010関東予選2次リーグ 6/6 vs 常総アイデンティ 6-0勝利・・・連動性がいいね

レッズランド

写真代わり映えねーw レッズランドの試合だとこんな感じです。でも、一応使い回しではなく毎試合1枚撮ってますパシャり(言い訳にもなりませんがw)

どうも、浦和サポブクメです☆

暑いですね。夏らしい気候になってきました。クラブユース選手権も3戦目となります。連戦となる今日の相手は常総アイデンティというチームです。カテゴリでは昨日の千葉SCよりも一つ上のカテゴリのチームです。そのくらいの情報しかないのですが、まずは相手がどうというよりも昨日の大勝の割にはコンビネーションがあまりかみ合わず、パス交換でリズムが作れていなかった部分が今日はどうなのかと気にしながら見ていました。ただ見ているだけのブクメが暑さで試合前にフラフラなので、試合をやっていた選手には相当厳しい気候条件だったと思います。

この日のスタメンは以下の通りです。

 GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と4番広瀬健太、右サイドバックに25番西澤秀平、左サイドバックに12番皆川孝之、ボランチに15番野崎雅也、トップ下が14番矢島慎也と24番小峯洋介、FWが右に10番礒部裕基、左に7番矢島倫太郎、真ん中に11番鈴木大輝

昨日のスタメンと比較すると右サイドバックが2番西山航平から25番西澤秀平に代わっていました。24番小峯洋介は2試合連続でスタメンとなりました。

レベル自体はこの日の相手も格下という形になるかと思いますが、プレー自体は昨日の千葉SCよりも組織的に長けた動きをするという印象が試合開始からしばらく感じられました。

この日の浦和レッズユースは、試合開始から連動性のある動きを見せていて少し安心しました。比較的左サイドバックの2番皆川孝之、左サイドの7番矢島倫太郎に10番礒部裕基や14番矢島慎也が絡んでの左からの攻撃が目立っていましたが、確実に昨日よりボールの動きと人の動きがスムーズでした。何がきっかけで変わったのかは分かりませんが、良かったです。

左サイドから時折見せる皆川孝之からのサイドチェンジが効果的にチームを活性化させていました。

先制点は、その皆川孝之がサイドバックの位置から矢島倫太郎にパスを出し、そのままオーバーラップしたところに矢島倫太郎がパスを通し、持ち込んだ皆川孝之が相手ディフェンダーに倒されてPKを獲得。倒された皆川孝之がそのままキッカーとなり、一度は相手キーパーに止められてしまいますが、先にキーパーが動いたということでやり直し、次はしっかり決めてゴール。

その後、攻勢の時間帯が続き、今度は矢島倫太郎からの見事なパスが10番礒部裕基に渡りゴール。この2人のコンビネーションはチーム自体が上手く合わない時でも安定して良い印象があります。

前半は2-0で終了。今日は試合の進め方自体も良い流れでの前半の2点リードという印象です。

後半開始から、3人が交代。12番皆川孝之、24番小峯洋介、11番鈴木大輝が下がり、2番西山航平、5番藤野友則、26番大野将平が入りました。

ポジション的には、皆川孝之の位置に西山航平、小峯洋介の位置に藤野友則、鈴木大輝の位置に大野将平という交代です。昨日、後半終盤から入ってデビュー戦で2ゴールを決めた大野将平は、この試合でも攻撃でなかなか良い動きを見せていました。ポジショニングや攻撃の際の姿勢、ボールを奪われた際にすぐに奪い返しに行く気持ちなどが特に目を惹きました。

後半も浦和レッズユースの攻勢+ゴールラッシュになります。

まず、ゴール前で14番矢島慎也がシュートを放ち、相手キーパーが弾いた浮き球を5番藤野友則がヘッドで押し込み3-0、続いてコーナーキックのチャンスで昨日に続きセットプレーで上がっていた3番畑本時央に合わせたボールを警戒した相手に押されてPK。実際は、「え?何でPK?」というシーンでしたが、おそらく取ったファールはそれだったと思います。

そのPKを7番矢島倫太郎がゴール。4-0となります。

このゴールの後、15番野崎雅也が下がり、代わって20番今泉賢人が入りました。今泉賢人がセンターバックに入り、ボランチの位置に4番広瀬健太が入るという形ですね。

後半も26番大野将平が前線で上手いポジションに動くことで攻撃がスムーズに機能していたように感じます。次のゴールは右サイドをドリブルで駆け上がった7番矢島倫太郎がクロスを上げた所にペナルティエリア内にポジショニングをとっていた大野将平が体を張って相手ディフェンダーをブロックし、開いたスペースに走りこんだ14番矢島慎也が、なんなくゴール!5-0となりました。

この試合最後のゴールは、5点目のアシストのお返しのような形で今度は相手ペナルティエリア不覚までドリブルで切り込んだ14番矢島慎也からのラストパスを26番大野将平がヘッドでゴール。6-0となりました。

この後、7番矢島倫太郎が下がり、9番高木凛が入りました。

その後も追加点こそなかったものの、最後まで良い形で攻撃ができていたと思います。

勝つべき相手にしっかり勝利。更に、無失点というのが重要ですね。また、攻撃ばかり触れていますが守備のバランスが凄く良くなってきています。来週がこの2次予選で最大の敵と言われているヴァンフォーレ甲府ユースとなります。今日のような試合運びで戦えれば問題ないと思います。自信持って戦ってください~!

ではではー!