【アニ山】千葉県U18リーグ・八千代市総合運動公園に行ってきました

どうも、ブクメです☆

アニ山さんから記事が届きました。私も最近は、まったくできなくなってしまいましたが、スタジアム好きというか、各地のサッカーで利用されるスタジアムやグラウンドに足を運ぶのが好きで、そういう動き方をすることもあるのですが、確かアニ山さんは、足を運んだとみなすルールが、ある程度の公式戦の開催で足を運んだスタジアムが足を運んだスタジアムとしてカウントされるとかだった気がします。

様々な会場やカテゴリに足を運ぶアニ山さんですが、そういった意味では、新しいスタジアムでの試合観戦と言うことでよりテンション高く足を運んだのだろうなと思ったりしています。

ちなみに、偶然ではありますが、今月初めの浦和カップで浦和レッズユースと対戦したことで気になっていた敬愛学園高校が今回足を運んだ試合に入っていて「お!」となりました。敬愛学園高校は、その浦和カップでは、決勝まで勝ち進んでいたんですよね(PKで敗れた。)

勢いと強さと、シュート意識と枠に飛ばす意識、アニ山さんもミドルが枠に飛ぶことに注目していたようですね。

では、アニ山さんの記事です。

近県のU18リーグを見ておこうということで、3月の茨城、群馬に続き、4月20日は千葉県u18の1部・八千代市の総合運動公園陸上競技場に。
東葉高速鉄道の村上駅から、僕の足で15分程度。まだ真新しい施設で、平成26年ごろに完成したようだ。八千代高校のゲームで、良く使われる。
傾斜のキチンとした、1500人程度を収容できるメインスタンドがあって、高校生の県リーグとしては、かなり恵まれた観戦環境。ただし、フィールド部分とスタンドに仕切りなどが無いので、有料開催は難しいものと思われる。

この陸上競技場は、何年か前、高校ラグビーの千葉県予選、準決勝か準々決勝で使用したのを僕はテレビ中継で見ていて、それ以来気になっていた。
一方で、八千代高校の校庭は人工芝化工事が進んでいるらしい。県リーグの日程を見てみると、この陸上競技場を使うのはこの節まで。次々節となる6月からは、八千代のホーム扱いのゲームは、高校のグラウンドが会場となっている。
こうなると、今度いつチャンスが巡ってくるかワカラナイということで、病み上がりの身体を押して八千代市までやってきた次第。

【八千代 3 – 0 日体大柏】

キックオフから日体大柏に勢いがあって、速い両サイドを中心に相手エンドに押し込んでいく。八千代はスピードに対応しきれず細かいファウルも目立って、いわゆる後手後手といった感じになった立ち上がり。
八千代がようやくファーストチャンスを掴んだのが前半13分。コーナーキックから#5が頭で合わせてのゴールで、これで両チームの勢いがすっかり入れ替わってしまった。こういう一つの切っ掛けで空気がガラリと変わってしまうのが、ユース年代らしい展開だなぁと思う。
先制をした八千代の選手は、動きが明らかに良くなり、#9、#13のツートップの前線からの守備も効果的に機能して、日体大柏のプレイを窮屈にさせる。八千代マイボールになった際も選手同士の距離感が良くなっているので、シンプルなパス交換で相手をいなして、ボールを前に進めることができるという好循環。

1-0で折り返したハーフタイムに日体大柏は2人選手を交代して仕切り直しを試みるけれど、後半2分に八千代#11のロングシュートが決まって、突き放された。前に出たキーパーの位置を見極めて頭上を狙った40メートルほどのシュートで、点の取られ方、時間帯、日体大柏には堪える失点だった。

日体大柏は4-2-3-1か4-1-2-3か。アンカーに入る#8がやっぱりポイントで、ココでボールが落ち着くし起点にもなるのだけれど、追いかける展開となってからはパスのブレなどから高い位置でボールを失うことが多くなり、後半31分には警告を受けるなど、中盤が苦労する流れになってしまった。
前述のように、ハーフタイムで選手を2人入れ替え、切り替えていこうとした矢先の2失点目で、ゲームの流れを掴み損ねた典型だったように思う。
また、日体大柏は選手を6人交代させたように思うのだけれど、あれは僕の記入ミスだろうか?

【敬愛学園 4 – 0 千葉明徳】

2試合目の敬愛学園は、2017年の2月に新人戦で見たことがあって、その時は「厳しい指導をする学校だなぁ」という印象が残っている。その時の相手は茂原高校で、言ってみれば格下相手なのだけれど、茂原高校が集中力高く臨んできたので、敬愛学園が少し手こずった…というゲームだった。結果的には4-1と勝利したのだけれど、やるべきことが出来ていなかったり、プレイに油断が垣間見えると、ベンチからかなり強い口調で叱咤が飛んだ。
このゲームでも特に後半は、途中から出場した選手のプレイが中途半端だったようで、激しい言葉が投げかけられた。
前半16分、18分、20分と立て続けにゴールを挙げて、この試合は決まってしまったのだけど、この3つのゴールで感心したのは、ミドルレンジから強いシュートを枠内に撃てていること。
この2チームは今季1部に昇格してきた同士の対戦で、1部中下位の力加減になると思う。
これくらいのレベルのチームでは、ゲームの組み立ては良くても、フィニッシュのところで物足りない感想を抱くことが往々にしてある。1試合だけの感想でタマタマかもしれないけれど、こういうしっかりしたシュートの撃てるフォワードが育つチームは、強くなってくると思う。

千葉明徳は、2016年に1部リーグ2位という成績で、このときに最終節かその前あたりに観戦に行こうと計画していたが、行かず仕舞いだった。
前半早いうちに5分間で3ゴールを奪われ、それで試合が決まってしまったけれど、試合中の選手同士のコミュニケーション、コーチングがとても活発。なかでもゴールキーパー#1のコーチング力には感心した。悪い流れになってしまったゲームだけれど、千葉明徳が台頭してきているベースは垣間見えたような気がした。