リザーブリーグ2012/07/25 浦和レッズユースvs柏レイソルU18 3-2勝利・・・3バックでスムーズに?

与野八王子グラウンド2012年7月25日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

柏レイソルのホームページに練習試合があるようなことが書いてありながら、細かいことがわからずでしたが、それはリザーブリーグでした、ということで、今日は与野八王子グラウンドに午前に行ってきました。試合後に、そのまま今度は移動して、柏日体高校まで足を延ばし、昨日からU14が参加している柏レイソルU14サッカーフェスティバルを観戦に来ました。

リザーブリーグは9:45キックオフで、試合終了が11:30くらい、そのあとに移動して13:30キックオフの試合に間に合うか微妙なところでしたが、予想通りの混む道ばかりの柏までの道のりで苦戦し、13:30に間に合わなかったものの、試合自体が少し押していて13:40くらいのキックオフだったため、ちょうどスタートから観戦することができました。

で、第2試合が17:30キックオフ予定ということで時間があくため、この時間を利用してリザーブリーグのブログを更新しております。

試合に移ります。

リザーブリーグの柏レイソルU18戦のスタメンは以下となります。

GKが1番杉本広貴、DFが左に3番森亮太、右に34番茂木力也、センターバックに16番西澤秀平と13番吉原大、MFが、ボランチに30番立野峻平、トップ下に33番須藤岳晟と32番條洋介、FWが左に19番大野将平、右に28番長谷優、5番進昂平となります。

一応、いつもどおりに書きましたが、前半に関しては、13番吉原大、16番西澤秀平、34番茂木力也の3バックに、3番森亮太が左の高めの中盤、28番長谷優が右の高めの中盤、真ん中は、30番立野峻平、33番須藤岳晟が低めに位置して高めの中盤に32番條洋介で、19番大野将平と5番進昂平が最前線に位置しているような感じに見えました。

まず、今日の相手の柏レイソルU18ですが、聞いたところによると中学3年も混ざっていて高校1年生中心のチームということのようで、あまり柏レイソルU18らしい強さは見られなかったものの、それを差し引いても、この試合の浦和の攻撃は見事にはまっていたと思います。

前線2人という部分では、5番進昂平と19番大野将平のコンビネーションは、やや合わないものの、それぞれの持ち味で結果を出すながらなどはさすがという展開になります。

試合開始から裏へ抜け出した19番大野将平がシュートを狙う場面をさっそく作り、その後は、すごく機能していたパターンとして、前線で5番進昂平がパスを受けたり、ポストとして落としたりする動きとちょうど良い距離感に32番條洋介や30番立野峻平、33番須藤岳晟が入り、そこからサイドを使った大きな展開で攻め込むというパターンが多かったと思います。

中盤がしっかりプレスをかけて相手の攻撃を摘みつつ、サイドが高めに位置し、3バックもバランスよく守る形を作れており、人の動きもスムーズで、やや一方的な展開になっていました。

先制点が14分に入りますが、ここもスムーズなパス回しからで、33番須藤岳晟から前線の5番進昂平にパスが通り、いったん32番條洋介に落とします。そして、ディフェンダーの裏のスペースへ5番進昂平がうまく抜け出すと、そこに32番條洋介がパスを通して、そのまま5番進昂平がゴール。

その後も、5番進昂平が裏を狙う走りでディフェンダーを引き付けたところで32番條洋介が左サイドの3番森亮太へ大きく展開して攻める形が見られました。

特に攻撃の部分では32番條洋介を経由してサイドを駆け上がる3番森亮太へ繋げてというパターンが多く、何度も相手の守備を脅かしていました。同様に右サイドでは、28番長谷優が個人技をうまく生かした突破から5番進昂平へ繋げてというまた少し色の違った攻撃のパターンを見せ、とにかくスムーズにいく中で、やや連携というところでは苦戦はしていた19番大野将平が29分にミドルシュートを見事に決めて2-0とリードを2点に広げます。

その後も、バックラインのパス回しでリズムを作りながら、大きな展開を見せる攻撃パターンも見れます。34番茂木力也から16番西澤秀平にパス、すぐさま縦のロングフィードで32番條洋介に通し、5番進昂平に繋げる攻撃の形も見られました。

ラインもうまく高めに保って、かなり高い位置で13番吉原大がインターセプトに成功するなど、ほぼやりたいようにできた前半だったと思います。

2-0で迎えた後半は、メンバーの変更はないものの、4バックのいつものような形に戻りました。

前半と比べて相手のプレスの狙いが正確になり激しくなったこともあり、やや相手の攻撃を受ける回数が増える、よくみられる悪い展開が増え始めます。

15分に1番杉本広貴に代えて23番吉野雅大が入ります。

同時にフォーメーションも、前半うまくいっていた3バックに戻したものの、暑さからくる疲れもあったのか、徐々に中盤でのプレスが機能しなくなってきて相手にサイドをうまく使われたり、危険なパスを通される回数が増えてきます。

それでも、28分に5番進昂平のこの試合2ゴール目が決まり3-0とリードを広げることに成功したのですが、逆に気が緩んだのか、さらに中盤とディフェンスラインのところでプレスが緩くなり、相手の攻撃を鋭く受けることが多くなってしまいます。

そんな流れで、31分と35分に失点をくらい、3-2と1点差まで詰め寄られたものの、結局3-2で勝利することはできました。

ただし、後半相手に作られた決定的場面を決められていたら、同点、逆転で敗れた可能性もある微妙な形での終わり方となりました。

前線で5番進昂平がしきりに声を荒げて鼓舞する声は聞こえましたが、ディフェンスラインなどで声を掛け合う(怒鳴りあうくらいしてもよいくらい緩い時があったのに・・・)場面が少なかったのが気になりました。ただ、この辺はしっかり修正できることだと思いますので、ペース配分も含めて今後良くなることを期待しています。

不思議なもので、Aチームと呼ばれるチームとは全く別の意味での可能性を感じてしまうような戦いぶりが見られたことがうれしいようでもあり、このエッセンスがなぜAチームにも取り入れられないのかと思う部分もあったりでした。

それにしても、夏は1試合のペース配分が本当に重要ですね。そういう部分がかなりはっきりと見られた試合でもありました。

トップチームのように3バックでやるのもある意味ありなのかもと感じる可能性も含めて、でも途中で(4バックだからということか)ポジションに対する指示が出ていたので、もしかして、勝手に3バックをやっていた?・・・わけはないですよね。

後半終盤を除けば、すごく良い試合だったと思います。

ではでは!

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GO FOR 2018 CUP 2011/12/26/ 2日目第2戦 vs 柏レイソルU-18 1-2敗戦・・・ハイレベルな試合

与野八王子グラウンド2011年12月26日

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

現在2年生で来年3年生になる代表クラスの選手が盛りだくさんの柏レイソルU-18。ブクメ自身も、ここ最近は、新井純平が選ばれたU17やU18の日本代表の試合に足を運ぶ機会も多くなっていることから、秋野央樹や中村航輔などのレベルの高いプレーを見ているため、こういう選手たちのいるチームを敵に回した時に浦和がどのくらいやれるかということは気になっており、この大会のこの組み合わせが決まった中で、この対戦を見ることを最も楽しみにしていました。

新チームとして3試合を戦い、ある程度3年生が引退する前のチームに近いくらいのバランスの良い戦いができる現時点での布陣が見えたところで、この試合を迎え、実際にハイレベルな試合を浦和ができることを再確認したことと同時に、明確な課題も見えた試合となりました。

午前中に柏レイソルU18vs野洲高校の試合を車の中から眺める程度でしたが少し見ていたのですが、その試合では前半は代表経験のある選手を全く使わずに戦っており、浦和の試合に合わせて本気で戦ってくれるという期待を持ちながら試合の時間を待ちました。

この試合のスタメンは以下、

GKが22番関口亮助、DFがセンターバックに12番西澤秀平と6番西袋裕太、左サイドバックに5番佐藤大介、右サイドバックに2番新井純平、MFがボランチに4番寄特直人、トップ下に7番繁田秀斗と10番中村駿介、FWが左に24番関根貴大、右に23番條洋介、真ん中に11番小峯洋介

となります。

おそらく、現時点で最もベストに近いと思われる布陣のスタメンだと思います。

メンバーを見る限りは柏レイソルU18もベストに近い布陣で臨んできたと思います。

試合開始から、両チームとも球際に激しいプレーを見せ、浦和も特に中盤の7番繁田秀斗、10番中村駿介、4番寄特直人の3人が相手の攻撃の起点をつぶすために激しいプレスをかけ、スムーズなパス回しをさせないことに成功します。同様に相手も浦和の攻撃への対応が早く、なかなかチャンスを作ることができないものの、前半は、センターバックの6番西袋裕太からのロングフィードや4番寄特直人からのロングフィードなど、細かい攻防から一気に展開して、左前線の24番関根貴大につなげての攻撃というところに付け入る隙があり、ここを狙って何度か大きなチャンスも作ることに成功していました。

やや右サイドが守備に気持ちを置く展開になっていたため、昨日の藤枝東高校戦のような、23番條洋介や2番新井純平の攻撃に参加する回数が減ってはいたものの、そういった隙を狙った、ハイレベルな試合になっていたのは確かです。

全体的には、うまく守れていた浦和ですが、左からの攻撃が多かったために、5番佐藤大介が攻撃に参加した時にスムーズン攻撃が行かなかったときの反撃で、大抵は12番西澤秀平や4番寄特直人、または前へ後ろへ気の利いたところへ運動量豊富に動いていた7番繁田秀斗がうまくカバーに入りながら対応していたのですが、1度だけ対応が遅れて完全にサイドを切り裂かれてしまった場面があったのですが、クロスを上げられて合わせられたシュートには22番関口亮助が見事に反応してはじき出して防ぎました。

浦和も前半の終盤に、右サイドの2番新井純平からのパスを受けた10番中村駿介がゴール前にクロスを上げたところに24番関根貴大がドンピシャのタイミングで左隅にヘッドで狙うも、このシュートは相手キーパーに防がれてしまいます。これ以外にも、普通なら入るというくらい決定的なシュートに対しても、キーパーに阻まれてしまうという、キーパーのレベルの高さも感じる試合であったのは確かです。

フリーキックのチャンスで10番中村駿介が直接狙ったシュートもそのままポストに当たったようにも見えましたが、おそらくキーパーがギリギリのところで反応していたと思います。

どちらかと言えば、僅かに柏がポゼッションが高かったようにも見えつつ、拮抗した展開の中で決定機の数では浦和のほうが勝っていた前半だったと思います。

後半の入りのところで浦和が主導権を握ることに成功し、ゴール前の混戦から10番中村駿介が粘り、こぼれ球を11番小峯洋介が受けてシュートを狙うもプレスが早く、それでも更にこぼれたボールに7番繁田秀斗が反応してシュート。これは決まらずも、ゴール前で厚みのある攻撃ができ、迎えた4分に得たコーナーキックのチャンスに4番寄特直人が上げたボールを6番西袋裕太がヘッドで押し込んでゴール。

後半の立ち上がりのところで見事にゴールを決めて浦和が先制します。

この先制点により、柏も点を取るために更に迫力のある攻撃を仕掛けてきたところで7分にPKを与えてしまい、これを決められて1-1とされます。

同点に追いつかれたことや、相手の攻撃の勢いに押されて、また前半と比べると少しプレスのかけかたが甘くなった部分もあったような気がしますが、同点にされてからはやや受ける時間が多くなってしまいます。

厳しい時間帯ながらも、裏へ抜けた24番関根貴大へパスが通り、決定的なチャンスがありましたが、シュートはコースが甘くキーパーに防がれ、更に右サイドからドリブルで持ち込んだ24番関根貴大からのクロスを11番小峯洋介が合わせるも、決められず、少ないながらも作ることができた大きなチャンスで決められないところで、17分に失点し1-2と逆転されてしまいます。

この失点の後、24番関根貴大に代えて8番岸伯富実、5番佐藤大介に代えて26番森亮太、その数分後に11番小峯洋介に代えて21番進昂平が入ります。

残り10分ほどの時間の中で、21番進昂平の惜しいシュートもありつつ、結局得点は奪えずに試合は1-2で敗戦となりました。

敗れはしましたが、新チームとしてスタートした段階での現状でのベストなメンバーで戦えば、このレベルの相手でもここまで戦えるという手ごたえは確実に感じることができた試合でしたが、やはり決め所での決定力、相手に与える迫力などを考えると柏レイソルの方が確実に上という状況。

相手のキーパーの反応があれだけ良いという相手もそこまで多くはありませんが、来シーズン全国でタイトルを奪うためには、やはり攻撃の部分での連携や種類を増やすことと同時に個々の選手の成長が不可欠と感じることができる試合でもありました。

正直、暗くなって照明が入ったこの時間帯で、見ている位置から遠いゴールサイドの後半の柏レイソルの攻撃や浦和の守備の対応の細かいところはよく見えませんでしたが、失点した時の相手の攻撃の迫力はあまり見えないながらも感じられました。

今後の成長を楽しみにしています。特に攻撃の選手は自分に厳しく上を目指してくださいね。

とりあえず、大
会自体での優勝を狙うためには、明日は2連勝必須であとは他の結果待ちと言う感じです。

粘り強く上へ勝ち進んでやりましょう!

ではでは~。

 

練習試合2010/10/03 vs 柏レイソルU-18 1本目0-1、2本目0-1・・・次の戦いへ向けて

日立柏スタジアムサブグラウンド2010年10月3日

 

 

 

 

写真のピントが影の部分にあって明るい部分がぼやけてます。アートですね。。。

どうも、浦和サポブクメです☆

午後から埼玉県U16リーグがあるということでそちらのみ行く予定のところ、日立台のサブグラでユースの練習試合があり、ギリギリ掛け持ち可能という情報をいただき行って来ました。現地に着いてから確認した所、40分×3本で柏レイソルU18と試合を行うとのことで、移動の関係で2本目までのみですが、高円宮杯以降ユースの状況が全く分からなかったので、この後始まるJユースカップへ向けてという意味でも開幕前に見ることが出来たのは幸運でした。

1本目のスタメンは以下の通り

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と、4番広瀬健太、右サイドバックに8番若井祥吾、左サイドバックに18番堀田稜、ボランチに15番野崎雅也、トップ下に5番藤野友則と14番矢島慎也、FWが左に7番矢島倫太郎、右に10番礒部裕基、真ん中に11番鈴木大輝

となります。

このスタメンを見てピンと来た方も多いかと思いますが、高円宮杯のコンサドーレ札幌U18の試合と全く同様のスタメンになります。唯一の変更は野崎雅也の背番号が以前の15番に戻っていたことですが、これは練習着だからということくらいの理由で公式戦は6番のままのはずです。

このスタメンを見ると、Jユースカップも3年生含めたこれまでのメンバーを中心に戦うようです。来週のJユースカップ初戦を控えての試合の相手が苦手の柏レイソルU18ということも、かなり良い準備に繋がると思われます。

この試合で、課題も含めて手応えを掴んで雪辱を果たす場として用意されたJユースカップを判定に左右されない、勝ちきる戦いで進んで欲しいと思いながら見させていただきました。

練習試合ながら柏レイソルU18も公式戦同様、厳しいプレスに浦和の戦術的に狙われやすいサイドバックの上がりの際のスペースを狙ったサイドへのロングボールなど、徹底した戦い方と気持ちの入った戦いを見せてくれたのも良かったと思います。

1本目で特に印象に残ったのは、14番矢島慎也のシュート意識の高さで、10分ごろのミドルシュートを初め、右の8番若井祥吾からのパスからドリブルで仕掛けてのシュートなど、ゴールへの意欲を伺うことができました。また、コンサドーレ札幌との試合の際に10番礒部裕基くらい厳しくタイミングを計ったプレスのかけ方ができると良いと感じていたのですが、本人が意識したのか、プレスの厳しさが増していた印象があります。

同様に11番鈴木大輝も、前線を走り回りシュートするスペースが空いたときには積極的にシュートを狙う姿勢が見られました。11番鈴木大輝のミドルシュートのこぼれ球に7番矢島倫太郎がつめてシュートを狙うなど積極的なシュートからのチャンスが多く見られました。

守備ラインも引き続き3番畑本時央がまず、高さでの競り合いでは相手の前線の選手に全く仕事をさせずに競り勝っていましたし、攻撃のつぶしどころでのプレスからのボール奪取など質の高い守備をしていました。ここに、同じセンターバックの4番広瀬健太が奪ったボールの攻撃の起点として見事な軌道のパスを何度も配給していました。

15番野崎雅也もボランチとして安定してボールに対処していきます。行けるタイミングでもパスをするところは、シュートしても良いのにと思うところも正直あるのですが、バランスを取るという意味ではOKだと思います。

左サイドの18番堀田稜は1本目は比較的守備に時間を割くことが多かったのですが、ドリブルのスペースが余りなかったり相手の攻撃でサイドを頻繁に狙ってくることからもOKだと思います。攻撃に関しては2本目で彼らしいプレーが見られたのでこの後にそれに関しては書きます。

内容としては、どちらに転んでもおかしくないような展開ながらも浦和の方が多くチャンスを作り出していた1本目なのですが、終了間際にゴール前の混戦からゴールを決められてしまい、勝敗という意味では1本目は0-1で敗れてしまいます。

2本目のスタメンは以下、

GK22番三上綾太、DFがセンターバックに3番畑本時央と、20番今泉賢人、右サイドバックに2番西山航平、左サイドバックに18番堀田稜、ボランチに4番広瀬健太、トップ下に15番野崎雅也と5番藤野友則、FWが左に14番矢島慎也、右に10番礒部裕基、真ん中に9番礒部裕基

となります。

2本目で凄く印象に残ったのが左サイドの14番矢島慎也と18番堀田稜の2人が絡んだ見事な攻撃の数々となります。2本目では、14番矢島慎也が意図的に18番堀田稜の持ち味であるオーバーラップからの攻撃参加を利用した攻撃を狙っていました。貯めてサイドにはたいて走らせたり、堀田稜⇒矢島慎也⇒堀田稜のワンツーや、矢島慎也⇒堀田稜⇒矢島慎也のワンツーなど2人で突破して行く場面も多く見られ、ここに他の選手も絡んだプレーなどはプレスの早い守備意識の高い相手を何度か切り裂いてゴールまであと一歩という形を作れていました。

18番堀田稜が左サイドでパスを受け、左に偏った相手ディフェンダーが空けた右のスペースへ長いパスを入れ、走りこんでパスを受けた5番藤野友則がダイレクトで中へパス、そのパスを受けた14番矢島慎也が9番高木凛へパス、そのパスをダイレクトで再び14番矢島慎也にワンツーで通そうとしたところで相手ディフェンダーに奪われてしまったものの、サイドの大きな展開とポストプレーやワンツーを組み合わせた攻撃の形も見られました。

しかし・・・2本目もPKから失点を喫し結果的には0-1で敗れています。

勝敗が重要なのか手応えが重要なのか、練習試合ではどちらかははっきりしています(勝利がベターなのはもちろんではありますが。)

ボランチに4番広瀬健太が入ると、バランスよりもそこから攻めるスイッチとなるパスが供給されます。15番野崎雅也もトップ下に入ったことで前へ向かうためのパスの供給を意識的にやっていたと思います(できれば打てるところではシュートを打ってほしいのですが。) 9番高木凛のプレーでは、ドリブルが相手のディフェンスに引っかかろうが強引にマイボールにして突進するようなドリブルでの仕掛けがありましたが、このプレーが非常に重要。

2本目の途中で

19番高田拓弥、13番片槙吾、21番小出啓太(10番礒部裕基、3番畑本時央、4番広瀬健太と交代)

12番皆川孝之、17番鈴木悠太(18番堀田稜、14番矢島慎也と交代)

が投入されました。

おそらく3本目はこの交代メンバーが長い時間プレーしたはずですので、どんな様子だったのか非常に非常に気になり後ろ髪引かれながら、埼玉県U16リーグの会場へと向かい日立台を後にしたのです。。

練習試合の位置づけは常に難しく見る側としても、特に慎重に見なければならないとも思うのですが、ポイントポイントで考えると、私が見ることができた2本目までの中では14番矢島慎也と18番堀田稜から展開され、そこに様々な選手が絡んだ時の攻撃の多彩さと彼らの時折見せる魅せるプレーが強く印象に残っています。

ただ、やはり相手の柏レイソルU18の守備意識の高さでドリブルが得意な選手が抜けていくシーンがいつもより減っていたり、判断が少し遅れることで選択肢が減ってしまうことなどもありましたが、練習試合とは思えない真剣勝負になっていたことが凄く良かったと思います。

自信を持って今日のような戦い方をグループステージを戦いながら更に磨きをかけ、しっかりグループ突破が出来た頃には、完成度が高いチームとなり決勝トーナメントに臨み、優勝へと突き進んでいけると信じています。

また、混戦からの失点やセットプレーからの失点は集中していても不運に起こるもの。今日の試合でも課題は明白で勝ちきるためには2点欲しい。2点取ってしまうゴールへの貪欲さを更に出して、何かに左右されずに勝ちあがれるチームになってください!

とにかく、細かいことを書きましたが次の戦いへ既に切り替えてスタートを切っていることや、そこで勝つための気持ちの強さを多くの選手から見ることができて嬉しかったです。

ではでは!