アカデミー卒業生関連 2019/07/06 – 社会人関東1部 栃木シティ vs VONDS市原を観戦してきました。

どうも、ブクメです☆

今週も、土曜日は関東社会人リーグの試合に足を運びました。今週は、関東社会人リーグの日程を確認したところ、栃木県で2試合が開催され、実際に足を運んだ栃木市総合運動公園陸上競技場開催の1部の栃木シティvsVONDS市原の試合が13時キックオフで、その後17時から栃木フットボールセンターで2部のヴェルフェ矢板vsさいたまSCの試合があり、実際同じ栃木県の会場でも、それぞれが60キロほど離れている会場だったものの、掛け持ちもできるなと思ってはいたのですが、結局、1試合しか行けませんでした。

まだまだ気合が足りないな自分。

ということで、一戦集中と言うことで、浦和レッズユース出身の西袋裕太の所属するVONDS市原を応援しつつ、西袋裕太のプレーをしっかり見るという形での観戦となります。

ちなみに、栃木シティのホームゲームでプログラムが配られて栃木シティのメンバーを眺めていたところ、中村祐也の文字が。私が見始めるより前なのでアカデミー時代のプレーは見ていませんが、浦和レッズユース出身の中村祐也は、現在栃木シティに所属しているのですね。

まだ、トップチームメインで観戦していたころに、岩鼻運動公園東松山サッカー場で開催されたサテライトリーグで負傷明けだったと思いますが、中村祐也のプレーを見たことがあって、凄い選手だなと感じたのを今でも覚えています。この試合では、残念ながらベンチ外でした。

さてさて、西袋裕太の試合に関しては、ちょうど2週間前に東京ユナイテッドとの試合を観戦して短いスパンで観戦ということになりました。前回観戦した時は、ユース時代に馴染みのないボランチでのプレーと言うことで、違和感はありつつも、攻撃的な良さも多く見られて面白いと思いつつ、今日は、(私の中では)本来のセンターバックのポジションでスタメン出場となりました。

首位のVONDS市原は、2週間前の東京ユナイテッド戦で敗れ、更に前節も流通経済大学FCに勝ち切れず引き分けていて、試合前に順位表をチェックしていなかったのですが、戻ってから順位表を見ていたら、1位VONDS市原(19)、2位東京ユナイテッド(18)、そして、少し差はあるものの今回対戦する栃木シティは、勝ち点12で3位ということで、私としては、前回に引き続き、このカテゴリの上位同士の対決を見ることになったわけですね。

センターバックの西袋裕太と言うことで、私としては、これまでと現在地とこれからを図りやすい見方ができました。

2週間前は、ボランチと言うポジションで、守備的なところと同時に、攻撃的なところでも持ち味を見せられるというところが発見できたという内容で書きましたが、今回は、私が思う本職のポジションでの出場。ユースの試合のように、ほぼ毎試合見ていて、1試合での変化を考えながら見るという見方をしていないので、前回がかなり前になってしまうのですが、センターバックとしてのプレーで前回、西袋裕太のプレーを見たのは、昨年の4月の天皇杯予選にさかのぼります。

正直なところ、この時のプレーを見たときには、やや守備面でのプレーが精彩を欠いていると感じていました。大学時代にほとんどプレーを見る機会がなく、卒業後に社会人リーグに進み、そこで主力としてプレーしている状況までは情報を追っていて試合自体は多く見られない中で、昨年見た試合では、「今どのようなモチベーションでプレーしているのだろう?」と感じていたところも正直ありました。

そういうことを今回書けるのも、今回観戦した試合が姿勢も含めて、明らかに上を目指している選手であることが確認できたからなんですよね。

相手チームが上位で、上を目指しているチームと言うことは知っていて、上のカテゴリでも戦えるメンバーがそろっていることは知っていて(割とチーム名が変わる前の栃木ウーヴァの試合は、見たい試合の対戦相手としてポツポツ目に触れることがあって、情報が入ってきていたりしたので)、その中でも前線に強い選手がいて、テクニックに優れたブラジル人選手がいる相手。テクニックもあって、抜け出した時の縦のスピードも速いと感じるその相手に対して、上手く対応できていたんですよね。ほとんど自由にさせていなかったですし、個人の部分だけでなくて、4バックで守るVONDS市原も守備の連係も良くできていたんですよね。

かなり良かったです。

更に良かったのは、前半に見事なゴールでVONDS市原が先制点を挙げた直後に、味方が喜んでいるところで、すぐに元川崎フロンターレのレナチーニョのところへ行って、話をしていた。

上の写真がその時の風景なんですけど、もちろん、内容はわかりませんが、表情を見れば、先制点を喜ぶよりも、修正点を真剣に話しているんですよね。前節引き分けに持ち込まれたので、ここからどう戦うのかを話していたのか、それとも単に、後ろから攻撃を組み立てる際の動きをレナチーニョから求められていたのか、それはわかりませんが、この姿勢が凄く良かったわけですよ。

試合終盤は、1点を追いかける相手に対して、守備に追われる時間がかなり長くなっていたわけですが、その場面でも体を張って跳ね返す場面なども見られ、昨年見たときは、たまたまその試合が精彩を欠いていたのかもしれませんが、この1年で表情も自信も変わったんだなと勝手に感じたわけです。

そして、その後、まあこういうことは書いてしまって良いと思うので書きますが、この世代のご父兄の方とは、比較的長いお付き合いをさせてもらっていて会場で会ったときには一緒に試合を観戦したりしているのですが、試合後に、ご父兄の方経由で、西袋裕太から明確に「上を目指している」という言葉を聞かせてもらいました。

その言葉を聞かなくても、今日の試合を見ていれば、伝わってきてはいましたが、明確に示してくれるというのは嬉しいことです。

この世代の浦和レッズユース出身選手は、本当に挑戦心にあふれる選手が多くて、佐藤大介は、フィリピン代表としての活躍と同時に、クラブチームも欧州を渡り歩き、先月末からタイの強豪クラブであるムアントン・ユナイテッドへの移籍が決まり、同じタイリーグには、寄特直人もいますし、中村駿介は、マルタリーグを経由して、現在はラトヴィアリーグで活躍している。

気持ちの強さと弱さの両面を見せられた世代で、今は思うような状況ではない選手もいますが、その強さの部分と本来の自分が最も研ぎ澄ませるべきプレーを取り戻せば、大きなチャンスが来るだろうという選手もいる。

そんなことを感じていた矢先に、今日の西袋裕太のプレーと姿勢を見たわけで、これでまたこの世代から目が離せない選手が増えたなというシンプルな感想を持ったわけです。

プレーの質の高さを求め続け、今日見せてくれたような姿勢を見せ続け、あとは、ちょっとしたタイミングと運が巡ってきた時にそれを離さないようにアンテナを張り続けて、個人の成長とチームの成功、そして、思い描く未来に近づくことを祈るばかりです。

楽しい試合観戦になりました。

ではでは。

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アカデミー卒業生関連 2018/11/10 大学サッカー 東京農業大学vs立教大学を観戦。ハットトリックとか。

どうも、ブクメです☆

色々気になる試合は、あったものの、2週連続で観戦していた東京農業大学。正直なところ、今シーズン残留争いをしているという現状で、今シーズン観戦した数試合の東京農業大学の試合と言うのは、見ていて、どう表現して良いのか、難しいのですが、素直に書けば、見ていて、チームが何をやろうとしているのかわからない状況で、見ていて意味がわからないチームと言うのは、ここまで、気持ち悪くなるのかと思うくらい、1試合を通して見ていられないような気分になるくらいのものでした。

もちろん、ただ、1つの大学サッカーとしてであれば良いのですが、浦和レッズユース出身の影森宇京が主力としてプレーしているチームですので、余計にそのチームの状態を見るのが辛いくらいのものでした。

実際、東京農業大学のみを応援しているというサッカー観戦スタイルではないので、たまたま見た2試合ほどがそういう状況で、しばらく足を運べていない中でも、結果を見れば、大量失点で負ける試合が多く、足を運んだ方から聞く内容も大体イメージしていた通り。後期に入って少し良くなってきているという話も聞きつつでしたが、結果としては、後期も大量失点含めての負けが多いという状況でしたので、厳しいなと思いながら、久しぶりに2戦前の立正大学熊谷キャンパスグラウンドで開催の慶應義塾大学戦に足を運びました。

その試合では、影森宇京自身は、怪我でスタンドで応援と言う形だったので、両チームとも知っている選手がいないという状況で、フラットに見よう、状況が変わっていなかったら、前半だけ見て試合を見るのをやめることも考えたりしていたのですが、ふたを開けてみれば、内容がかなり良かったんですね。

無駄に蹴らなくなったし、サイド攻撃の鋭さなども見られる。ただ、ゴールを脅かすほどの迫力をペナルティエリア内で見せられないという印象はありつつ、その試合はスコアレスドローながら、「農大が変わった」という印象を個人的に強く持っていて、これが続けられれば、何かが起こるかもしれないと思って、翌週の龍ケ崎市陸上競技場たつのこフィールドでの東京学芸大学戦も観戦。この試合は、影森宇京が復帰して、センターフォワードの位置に入り、選手は毎試合のように変わっているようですが、前の試合での良いイメージでの戦い方は、継続されていて、この試合も、内容は悪くなかったんですよね。

ただ、後半に入って、失点して崩れてまた大量失点になって敗戦してしまった。でも、悪くないんですよ。むしろ、良い攻撃をしている。これに1つでも勝ちがついてくれば、厳しい状況でも、残留できるような流れになるかもしれないということで、土曜日の栃木市立総合運動公園陸上競技場で開催された立教大学戦にも足を運んだのですが、そこで見たのは、なんと影森宇京のハットトリックという。

*こんな場面が4回も見られました。

どうも、私が足を運ぶ試合と影森宇京の得点の相性が悪くて、私が行かない時に限って点を取るんだよな~とか、冗談半分に皮肉っていながら、ちょっと気になっていたんですよね。この軽い悩みも払しょくしてくれましたw

3試合連続で見ることができた中で、とにかく、良いと思っていたことが継続されていて、その中で、ダイビングヘッドでの先制点から、追加点、3点目の起点となり、4点目も決めてハットトリック。

ただ、やはり失点を多くしているというところは、この試合でも出てしまい後半は、反撃もくらい割と後半の早い時間で4-3というスコアになるという、どちらかというと立教大学の反撃でやられている時間が多くなった後半で、3失点以降のところで、踏ん張ることができて、もちろん3失点をした脆さが出たものの、残り30分ほどの時間は、集中した守備で跳ね返し、チャンスも作り、結果的に4-3で勝ち切るという形になりました。

ここで勝ち点3を積み上げて、それでも自力では残留ができない状況は続くものの、残り2試合となって、勝ち点2差まで縮めたチームが10日終了の時点で2チーム出てきています。

「でも、失点が多いでしょ?」という声もあるかもしれませんが、良い形が継続され始めて、そこで結果を出すこともできた。私が思う通りにチームが進んでいるのであれば、選手も手ごたえを掴み始めている形で結果に繋げられたこの1試合が大きな力を与えて、残り試合2連勝で残留できる可能性もかなり高まっているのではないかと勝手に感じています。

その勝利の中に影森宇京のハットトリックという結果があるのも嬉しい限りですね。

でも、東京農業大学としては、まだ何も成し遂げてはいないので、残り2試合注目したいと思います。

ではでは。

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