プリンスリーグ関東2016/08/28 – 浦和レッズユースvs桐光学園高校 1-1引き分け・・・競争も生まれ、チャンスで結果を出す形、良いことです。

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どうも、ブクメです☆

土曜日に、天皇杯の水戸ホーリーホックvs東京国際大学の試合に足を運んだのですが、時間の関係で、こちらのブログは、今日の夜から明日までに挙げようと思います。

8月最後の週末は、結果という意味では、応援しているチームにとっては、勝てなかったという試合にはなりましたが、勝敗以外で見たときには、凄く充実した2試合の観戦となりました。

関東地方は、ちょうど金曜日くらいはかなりの暑さになっていたものの、天気の崩れもあり、週末からは、比較的涼しいというか、夜になると半袖では人によっては寒いくらいの気候となったものの、逆に試合に関しては、選手がプレーしやすい環境になりました。暑さに対する対応やペース配分を考えた戦いも必要ですが、やはり、そういう要素なしに、雨の影響で多少ピッチがスリッピーになっていても、こちらの方が良いと感じますね。

私事にはなりますが、以前にも少し触れましたように、9月からしばらくの間、カンボジアに仕事で行くことになり、この週末の試合観戦を持って、最低でも3か月ほどは日本で試合観戦ができない流れになる可能性が高くなります。

その意味では、一つの区切りとなるユースの試合観戦で心に伝わるような試合が見たいと思って足を運びました。

チームにとっては、追いつかれた試合ということで、課題も反省も残る試合になったかもしれませんが、私としては、心に伝わる、この先を想像して旅立つことができる有意義な試合にもなりました。

そのあたりは、最後に触れるとして、まず試合のことを書きますね。

あ、試合会場は、昨年は、桐光学園高校とのアウェイの試合は、かもめパークでしたが、今回は、県立保土ヶ谷公園サッカー場となりました。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに3番関慎之介、センターバックに5番遠藤凌と40番橋岡大樹、MFが真ん中に16番大西翔也と8番松高遼、左に20番長倉幹樹(後半30分⇒14番井澤春輝)、右に24番関根束真(後半20分⇒9番川上エドオジョン智慧)、FWが左に23番シマブク・カズヨシ(後半12分⇒11番時里元樹)と右に10番渡辺陽

となります。

守備のポジションは、前回と同様の布陣で、中盤から前線にかけては、2人スタメンが変わりつつ、ポジション的にいくつか変更点があるため、なんとなく、多く変わっているような印象の攻撃の布陣という形でのスタートとなりました。

一緒に見ていたサポーターの方の話で、前回は、相手の先行してリードし、試合内容も主導権を握った戦いをしながら、セットプレーのところで精度高くやられて結果的に追いつかれて終わったという話を聞きつつ、その時のことを思い返しながら、見ていました。

この試合も、攻撃の主導権が握れるという展開になり、印象としては、前回のそれよりも、どっしりとした強さを相手に対して見せながら試合を進めていくことができていたと思います。

ただ、守備も集中してできていながらも、細かいところを見ると、精度の高いセットプレーという武器がある相手に対して、嫌な位置でのセットプレーを与えることなどが多いようにも感じられました。

試合開始から、フォワードの位置に入った10番渡辺陽のところは、かなり相手ディフェンス陣がケアしているようで、なかなか、そこを使うプレーというものができていなかったものの、その分、前線からの激しいプレスなどで相手の守備陣にプレッシャーを与える動きなど意識的にやれているのが良かったです。

前半3分に、6番鈴木海都からの展開で8番松高遼が精度の高いクロスを20番長倉幹樹に供給してチャンスを作ります。そこから3回ほど連続で、6番鈴木海都が攻撃に絡んだ形での前戦の選手へのラストパスからの惜しい形が続き、そのうちの一つは20番長倉幹樹がヘッドで合わせる惜しい形になりました。

見どころの多かった一つのポイントとして面白かったのが、この試合右の前線でスタメン出場した24番関根束真が、マッチアップした相手ディフェンダーとの体格差や身体能力手的なところで、ドリブル突破が持ち味の24番関根束真が仕掛けるときに、最初は、なかなか思うように行かずに奪われる場面が多くなったものの、試合の中で工夫しながら、対応しながら、結果的には、何度か、抜き去っったり、早めにクロスを上げることでチャンスを作るなどできるようになり、後半途中にマッチアップの相手が疲れて来たように見えたところで、より効果的に仕掛けられると思われたところでの交代となりましたが、ここの攻防は面白かったです。

中盤のところで、ポジションが色々動く選手が多い中で安定してボランチのポジションでプレーし続けている16番大西翔也の中盤での安定感もこの試合では際立っていたように感じられます。しっかり狙えるところでは、この試合でもミドルシュートで得点も狙うような意識も見せていました。

前半12分にサイドバックのポジションに入った3番関慎之介が狙えると見ると、スルスルと前線に持ち上がっていき、攻撃に絡んでいくプレーもこの試合では、効果的に作用していました。豪快に攻めあがってスピード勝負というサイドバックというのは、比較的多いものの、3番関慎之介のように、状況を見極めて、狙いすまして上がった時に、中盤的という表現があっているのかはわかりませんが、持ち上がった時に対峙したディフェンダーとの駆け引きにもしっかり勝ち、前線でしっかり効果的なプレーを見せてしまうというタイプの選手も珍しいなと思いますが、数は多くはなかったものの、この試合でも、そういう要素での攻めあがる形というのは、印象に残っています。

前半13分に、危険な形を作られたときに、6番鈴木海都がしっかりカバーして失点を免れます。

この試合では、フリーキックでの23番シマブク・カズヨシと6番鈴木海都のやり取りもなんとなく、見る側としては楽しんでいました。普段は、11番時里元樹がいない状況下では、6番鈴木海都が蹴ることが多くなりますが、この試合では、フリーキックの局面では、23番シマブク・カズヨシが蹴る場面が多く、その際に、何か6番鈴木海都が、伝えてから、キッカーの位置から外れて、ペナルティエリアの中に入っていくことが多いのですが、前半14分のフリーキックを獲得した場面では、低めの速い浮き球を6番鈴木海都がヘッドで合わせる形で、枠は捉えなかったものの、捉えていたら決まっていたかもというような形にはなっていました。

その目線で見つつ、フリーキックの局面も次は何をやるかなと考えながら見たり、なかなか面白かったです。

前半21分には、フリーキックの場面で23番シマブク・カズヨシからのボールがわずかに40番橋岡大樹に合わなかったものの、これがあっていればという形がありました。

前半32分には、23番シマブク・カズヨシ、10番渡辺陽、8番松高遼とテンポよくパスが回り、8番松高遼がシュートを狙うもここは、枠を取らえきれず。

35分には、フリーキックのチャンスで23番シマブク・カズヨシが直接狙うも、枠をとらえきれず。

37分には、24番関根束真のドリブルでの仕掛けから、フリーキックを獲得しチャンスを作ります。

前半の終盤では、何度か相手セットプレーから危険な場面を作られるものの、ここは凌ぎつつ、カウンターの形で10番渡辺陽のキープ力を生かして反撃という形も何度かありました。

チャンスの回数はかなり上回っていたものの、決定機の数では、同数くらいにも感じられた前半は0-0で終了。

後半スタートは、攻めの狙いなどでいえば、浦和が攻める回数が多くは見えるものの、前半よりうまく対処されてしまう場面が多く、2分にセットプレーからポストを叩く(枠に行っていたら1番山田晃士が反応していたと思いますが)シュートを打たれるなど、やや相手のペースにも感じられるスタートとなりました。

7分に、3番関慎之介の前線スペースへのスローインに10番渡辺陽が上手く入って仕掛ける形を作ります。

9分には、24番関根束真が右サイドの駆け引きに勝ち、ドリブルで深くまで持ち込んでクロスを入れるも味方と合わず。

10分のコーナーキックのチャンスでは、6番鈴木海都からのクロスを5番遠藤凌が合わせる惜しい形を作ります。

11分のピンチの場面は、1番山田晃士の好セーブで失点は免れます。

13分には、16番大西翔也がミドルシュートでゴールを狙うも枠をとらえられず。

18分には、24番関根束真が、ディフェンダー2人を引き付けながら、上手くためを作り、3番関慎之介が右サイドから上がったところへパスを通し、精度の高いクロスに10番渡辺陽がヘッドで合わせるも、わずかに枠をそれます。ここは、かなり惜しいチャンスでした。

後半20分あたりから、途中交代で入った選手たちがチャンスに絡む形が多くなり、22分には、10番渡辺陽からのパスに9番川上エドオジョン智慧が抜け出して仕掛ける形を作ります。

26分には、9番川上エドオジョン智慧のシュートがディフェンダーに当たってこぼれたところを10番渡辺陽が狙い、再びこぼれたところ11番時里元樹が狙うという、厚みのある攻撃も見られました。

28分には、8番松高遼の仕掛けから、6番鈴木海都がゴールに迫る形を作ります。

そして、待望の先制点は、35分。交代で入った14番井澤春輝がペナルティエリア内でラインを割りそうなボールを粘ってキープし、折り返したところに9番川上エドオジョン智慧が走り込んでゴール!

前節は、怪我の影響などもあって、ピッチサイドでボールボーイとして、チームの大量得点を見ていて、嬉しい反面、悔しい思いも強かったであろう9番川上エドオジョン智慧が、しっかり結果を残す形で1-0とリードを奪います。

その後も、特に守備的に行きすぎて反撃を受けるという印象ではなかったものの、やはり相手にセットプレーを与えたときの怖さを見る側としても感じていた中で、アディショナルタイムに入ったくらいのところで、コーナーキックの形から、決定機を作られ、それでも、集中していったんは跳ね返したものの、こぼれ球をけり込まれてしまい、1-1の同点に追いつかれてしまいます。

4分あったアディショナルタイムの中でも、14番井澤春輝から11番時里元樹へ通し、ペナルティエリア内で、密集した中でループ気味におそらくその位置から狙えるギリギリのところを狙えたシュート気味のクロスに、9番川上エドオジョン智慧が飛び込むも、わずかに合わずという惜しい形もありました。

結果的に、1-1の引き分けという悔しい結果に終わりましたが、見事な戦いぶりでしたし、プレミア昇格を目指したときに、プレーオフを視野に入れたグループの中では、問題なく残れるようなレベルのところまで到達していることは実感できています。

層の厚さも感じますし、試合に出られず悔しい思いをしている選手がピッチに立った時に、この試合の川上エドオジョン智慧のゴールだったり、スタメン出場となった24番関根束真のプレーも含めて、出たときに見せてやるという気持ちを持ってプレーできている選手が多いのも実感できましたし、そのプレーが、出られなかった選手に闘志を植え付けるであろうことも実感できました。

チーム内での競争が激しくなる状況、そして、後半戦に入り、ある程度、プレミア昇格を視野に入れたチームや、前半戦苦しんでいた昇格争いの常連チームが、本来の力を見せている中で、上位で終われば昇格ということではない難しい関東プリンスリーグですから、もちろん勝ち点を積み上げて楽な状況になった方が良い部分もありますが、難しい戦いでしっかり勝ち点を積み上げながら、ピークを終盤に持っていくことができることも重要になりますよね。

その意味では、この後半戦での首位対決となったこの一戦で見られたものは、関東プリンスリーグのレベルの高さを感じられる試合でもあり、快勝できる試合以上に、チームが成長できる要素も詰まっている引き分けだったと思います。

勝てなかったのだから、課題がしっかり残ったというのは当然ですが、この試合を持ってしばらく見られなくなるという試合で、心配という要素はなく、今のチームの流れができていれば、この先の戦いも大丈夫という気持ちが生まれました。感謝の気持ちでいっぱいです。

これからしばらくは、少し遠くから、試合に足を運んでいる方のSNSの情報などをチェックして勝利を願うという立場になります。

まあ・・・わかりやすいのは、勝利という結果を見ることですので、そういう試合ばかりになれば、より安心してニヤニヤしてられます。

これからの活躍に期待しています!

ではでは。

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プリンスリーグ関東2016/04/16 – 浦和レッズユースvs桐光学園高校 2-2引き分け・・・手応えと、課題。やっているけど、やれているか?

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どうも、ブクメです☆

前節のプリンスリーグ開幕の時もそうでしたが、一つの試合を見たときの感想を文章にする時というのは、レポート的に早く提供することも必要とされるものかもしれませんが、ある程度、時間を置いて、別のことをして、しばらくしてから考えたほうが、考えがまとまるということが多いです。その意味では、浦和付近でのホームでの試合でも、ある程度移動に時間がかかる場所に引っ越した昨年からの生活のほうが良いと言えるかもしれません。ただ、運転をしたあとは、家に戻ってから急な眠気に誘われて、1時間程度で目が覚めれば良いのですが、時々、仮眠のはずがしっかり眠ってしまうとかになることもあるのは、問題です。

土曜日の場合は、そういう移動の時間での頭を整理する時間と同時に、プリンスリーグを観戦した後に、サポーターの方などと話をする時間を挟んで、さらに、埼玉県支部リーグの試合をレッズランドに移動して観戦することもでき、言葉を交わす選手がそうそういるわけではありませんが、全選手がレッズランドに移動していたことで、プリンスリーグでプレーしていた選手の表情も遠目に見ることができ、また、逆に駒場スタジアムにいて試合に出場していなかった選手が、公式戦を戦う姿も見ることができます。

今回は、短めになりますが支部リーグも分けてブログに書く予定ですが、ユースを見つめるという意味では、特に試合が悔しい展開に終わった場合は余計にですが、今日のように、試合のみを観戦して、そこで完結して、ブログを書くより、今年見られたプレシーズンや、先週の開幕戦を踏まえた今日のプリンスリーグから、その試合が終わった後の雰囲気というのも通して見てからのほうが、頭がすっきりします。

ごくごくまとめると、今日の今シーズンをプレシーズンから割と多く見させてもらっている1サポーターとしての感情の起伏としては、試合開始で見られたチームのでの戦い方が、リーグを戦うために必要な安定感のある戦い方に戻っていたことに安心し、実際に主導権を握った戦いになり、選手個々の好不調や、どのようなイメージで戦っているのかなとか、そういうところを考えながら見られる中で、2点リードで折り返し、後半は、相手の攻勢をもろに受けてしまい、落ち着けられる選手がおらずに、唯一前半から、得点を決められはしなかったものの、ここをしっかり押さえる必要があると相手の10番の選手に翻弄される場面が出て、追いつかれてしまったところでは、試合展開からの相手の後半の出方が想定内であったにもかかわらず、対応できなかったことに若干不満を覚え課題を感じ、同時に、これは、要因が色々なところにあるので、そこの出どころから考えなければならないと思いますが、判定でも、浦和レッズユースが、上手くいかないと思う時間帯に、やや不可解な判定に感じることも合わさったりで、同調してイライラしている様子がベンチからの声に反映されてしまい、それが選手にも伝わってしまってから、不必要な警告を受ける場面も目立ってくる。

よろしくないなと思う部分もあるものの、判定どうこうよりも、やはりチームとして、チームの中で試合を落ち着けることができていなかったことのほうが心配になりました。

この辺の感想に関しては、近くで見ていたサポーターとしても多種多様でした。審判を敵に回すような言い回しが多く、それが選手にまで浸透していることが要因だと強く言っている方もいました。そういう見方もあるようですが、私は、チームの中で難しい時間帯に落ち着きを与えられる選手がいなかったことがこの試合を難しくしたと考えています。

その後の、レッズランドで少し声をかけることができた選手の雰囲気などから考えても、今後、ドッシリして強くリーグ戦で常に上位で戦って昇格まで絡むためには、チームとしてのコミュニケーションが必要なのかなと感じるところもあります。

もちろん、そんな余裕がないし、出場するための競争も激しい。そのくらい層が厚い今年だと思いますが、それぞれの選手を補い合うことができないと、悪い流れに乗ってしまうことも考えられます。

一つ例を挙げてしまいます。

代表の活動が多く、プリンスリーグ開幕前には合流したものの、飛び級も含めて、色々な環境でいろいろな質の選手や色々な指導者の下で、個人の経験としては大きく積んでいる橋岡大樹が少し悩んでいるように感じられます。これは、過去に現在大学4年生の浦和レッズユース出身の新井純平が代表の活動が多い時期にユースで見られた状況にも少し近いところがあるのですが、早くからチームの軸として出場機会を得ている選手で、様々な環境を経験すると、見られる目と求められるものが、一つ違うものを見せなければならないという重圧が出てきます。

チーム内では、常に挑戦者の気持ちでと思って望んでも、環境が許してくれない。そんな雰囲気に苦しめられているようにも思います。

よく、私は育成は、特長を活かしあうことが必要と書きますが、それは、チーム内での選手の短所もお互いに理解して補い合うということが必要だということも意味します。

例えば、球際強くとか、もっと声を出すとか、こういう部分は、得意不得意別にして、やるようにしなくてはいけないと思っています。

でも、性格的なものとか、本来の資質などで、絶対的に不得意なものが、特に特長が目立つ選手には出てきます。そこまでやるものだと、強いるのか、それとも短所として補い合う方向で、チームとしての強さを増していけるのかどうか。余計なお世話かもしれませんし、取り越し苦労かもしれませんが、そのあたりを少し早い段階でコミュニケーションをしっかりとる方向で修正していく必要があるかもしれないと感じた部分もありました。

現在のユースの3年生は、ジュニアユースの高円宮杯を制していますよね。その時は、課題と思っていたところを、当時主力だった選手に感じてもらうために、直接的ではなく、例を挙げる意味で、大会前のリーグ戦の際に書いたのですが、その文章で、少しトラブルになってしまったことがあります。

結果的に、その年は、課題と思っていた部分を残したまま、短い期間の大会の中で超越して一気に走り切ってしまったのですが、ユースという環境下で同様に行けるかどうかというのは、まだわかりません。補い合うこと、活かされること、信頼すること、それがチームとしてまとまってこないと、ユース世代の最高峰のリーグ戦への昇格は難しいのではないかと感じる部分が強いのです。

そういう部分と、また、育成ですが、トップチームがあることで、浦和レッズというチームを考えると、不調で悩んでいても、基本的に使われ続けるという選手は、宿命と考えて乗り越える必要がある。これは、いうまでもありませんけどね。

・・・すごく前置きが長くなったw

ということで、少し簡潔になりますが、試合の話に移りますね。

この試合のスタメンと交代は以下、

GK1番山田晃士、DFが左サイドバックに6番鈴木海都、右サイドバックに3番関慎之介、センターバックに5番遠藤凌と40番橋岡大樹、MFがボランチに14番井澤春輝、左に9番川上エドオジョン智慧(後半35分⇒15番荻原拓也)、右に2番高山大智(後半16分⇒20番長倉幹樹)、真ん中に23番シマブク・カズヨシ(後半25分⇒10番渡辺陽)と17番立川将吾(後半16分⇒16番大西翔也)、FWが11番時里元樹

となります。

スターティングメンバーは、開幕戦と同じですね。

戦い方のベースとして、安定感のあるやり方に戻った印象で、バランスを大きく崩さずにスタートしたこの試合は、かなり意識が攻撃攻撃でカウンターを強烈に受けていた前節と比べて、バランスも意識して、行きたいところを我慢して裁くことでリズムを作ろうとしていた選手など、良い形で主導権を握れたと思います。

ただ、守備のところで対応を誤って、決定機を作られてシュートを外してくれて助かったという場面も実際に前半から何度かありました。

そこを決められなかった相手と、セットプレーからのチャンスで19分に6番鈴木海都のクロスからの流れで14番井澤春輝が決め、さらに、2番高山大智と3番関慎之介のパス交換からの突破から前線でパスを受けた11番時里元樹がドリブルでペナルティエリアに侵入し、倒されてPKを獲得、これを2番高山大智が決めたのが33分と、流れの中からではないものの、しっかり2点取ることができていたので、相手10番のディフェンダーに囲まれながらもタイミングをずらした素早い振りのシュートだったり、やや不気味な印象は残しつつも、試合自体は、浦和レッズペースでしっかりやれていた前半だったと思います。

そして、後半に関しては、先ほども書いたように、相手が当然、ゴールを狙って攻撃にウェイトを置いたスタートからの猛攻(どちらかというとがつがつした猛攻というよりも、細かいプレーとテクニックに連動した守備が取れなく対応できなくなっていたように感じられましたが)で9分に1点返され2-1とされ、その14分に2-2の同点にされ、その後も、逆転されてもおかしくないような展開になりつつも、そこは凌いで2-2の状況のままで残り10分ほどで、コーナーキックのチャンスから、5番遠藤凌のヘディングシュートがバーを叩く(ただ、ここは、枠をとらえていても、若干不可解なファールか、オフサイド判定になっていたのでノーゴールになっていた)場面や、交代で入った20番長倉幹樹が数回相手ゴールに迫る惜しい場面を作るなどありましたが、結果的に2-2で終了となりました。

たらればで言えば、1点返されて2-1にされた少し後に、決定的な場面があってここで決められず、決めて3-1になっていれば、試合運びが楽になったかもしれないなどあるものの、それは相手にも同様にあったことなので、結果は結果です。

今日の試合に関しては、今後のことを考えれば、自信を持って続けていけば良い部分と、課題の部分をはっきりと切り分けて考える必要もあるのかなと思います。

逆にいえば、プレシーズンで、はっきりとは見ることができなかった大きな課題も、2節という早い段階で見られたことは、ここをしっかり考えて修正できれば、十分取り戻せる段階だと考えることもできます。

前節は敗れた、第2節は、逆転されていてもおかしくないような展開ながらもしっかり勝ち点1は積み上げたと考えることもできます。

ポジティブに課題と向き合ってください。イライラしない。選手が大人になる。これは、現体制での宿命です。

後退はしていない。確実に前進しています。開幕戦から比べても、選手個々で見ても、前節の課題をしっかりクリアしてできているという選手が多く見受けられました。

攻撃の連係、守備の連係がまだまだに見える部分があることも、最初に長々と書いたコミュニケーションの部分につながると思いますし、どういう話をしているかわかりませんが、例えば2失点目で同点に追いつかれた後に、すぐに選手が集まって話をしている姿などもしっかり見ています。そういうコミュニケーションの意図は見られます。すごく良いことだと思いますよ。

あとは、コミュニケーションの質を高めていくことで一つ一つ改善していくのかなと思います。

プレシーズンを踏まえての、開幕戦を踏まえての、第2節を踏まえての、第3節の川崎フロンターレU-18戦。敗戦、引き分けからの勝利、また一歩前進している姿を次節見られることを楽しみにしています。

ではでは。

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JFAプリンスリーグU-18関東2010/4/25 vs 桐光学園高校 3-0勝利・・・最高の形で厳しい連戦へ

埼玉スタジアム第3グラウンド

 

 

 

 

どうも、浦和サポブクメです☆

快晴!気持ちの良い日曜日となりました。暑くなったり寒くなったりが激しすぎて最近はどういう服装にして良いのか迷います。土曜日のジュニアユースの試合の時には晴れたものの風が強くてその風が冷たくて結構寒かったので、それを参考にしてやや寒さ対策気味の服装をしていったら今日はやや暑かったですね。

2連勝、更に2試合連続で3点以上を奪っての快勝で来た第3節の対戦相手は桐光学園高校になります。昨年のプリンスリーグでの同じ対戦カードでは前半に先制して試合も支配していたものの、後半に逆転されてしまうという嫌な負け方をしたことを覚えています。違和感があったんですね、あの試合は。

この試合のスタメンは以下の通り。

GK16番小笠原正人、DFがセンターバックに3番畑本時央と4番広瀬健太、右サイドバックに2番西山航平、左サイドバックに12番皆川孝之、ボランチに15番野崎雅也、トップ下が14番矢島慎也と5番藤野友則、FWが右に10番礒部裕基、左に7番矢島倫太郎、真ん中に11番鈴木大輝

前節退場した8番若井祥吾に代わって2番西山航平がスタメン出場となりました。

守備と攻撃共に昨年からのメンバーが多いことや修正点をしっかり修正していること、清水フェスティバルで手応えをつかんだことなど好材料が上手く作用している今のチームですので、この試合もその流れを前半はしっかりと体現してくれました。前線での細かいパス回しやポジションチェンジなどで、まだ試合に入りきれていない桐光学園ディフェンス陣を混乱させていました。

フォワード3人がパス回しで攻撃しているところに上手く左のスペースを抜け出した14番矢島慎也に1回目は上手くボールがでなかったものの、すぐ後に同様の形が再度できたところでしっかり抜け出した彼にパスが通り、先制点!気持ちよく崩してのゴールになりました。

その後も攻勢に出る浦和レッズユースでしたが、追加点がなかなか奪えません。次第に守備の部分を修正してきた桐光学園相手に崩しきれずにこう着状態のまま前半は終了しました。この展開、ちょっと怖かったです。

追加点が取れないと何が起こるかわからないという去年の試合を見ていた人たちがおそらく感じていたであろう雰囲気を後半早々に7番矢島倫太郎が打ち破ってくれました。後半5分くらいに相手ゴールに仕掛けたところでファールをもらいPK、問題なく決めて2点目を絶妙の時間にとってくれました。2点ビハインドになった桐光学園がこの後仕掛けてくる時間が当然多くなり、正直まだまだ危なっかしい部分はあるものの、昨年の今頃と比べたら断然安定している守備陣がしっかり失点を0に抑えてくれました。

余り名前を挙げていないと思いますが、3番畑本時央、4番広瀬健太のセンターバックが非常に安定した守備を繰り広げています。それでもまだ突破されるシーンもあるのですが、GK16番小笠原正人が鋭い反応で最後の砦として好セーブを連発していることなど安定しています。

これからの課題は試合の中での攻守のバランスのとり方なのかもしれません。相手が攻勢に来て前掛かりになっている時間帯に同じように仕掛けることでピンチになることが後半増えたのが気になりました。ディフェンスラインから中盤への少し長めのパスなどを明らかに狙ってきていて、そこから奪われて一気に攻められるシーンが多くなったことなども、相手のやり方を逆手にとって工夫することで上手く試合をコントロールできると思います。

浦和レッズユースのように基本的にはショートパスで時々3番畑本時央が出すロングフィードはかなり効果的ですね。時央がロングフィード、倫太郎が受けて一気に相手ゴール前というシーンは見ていて楽しかったです。

試合自体は、後半になって相手の攻勢という時間帯も多くなっていたのですが、そこをしっかり耐え切ったことは大きいと思いますし、最後の最後に個人技で数人を抜き去ってゴールを決めた7番矢島倫太郎は凄かったですね。

欲しい時間、必要な時間、更に次につながる時間、今日の試合は全体では難しい時間もあったものの、望ましい得点のとり方であり勝ち方だったと思います。

これで3連勝、3試合連続で3得点。失点も1つだけに抑えています。

この流れで来られたのは非常に良いことでありつつ、ここからがプリンスリーグ序盤戦(というか、おそらく今シーズンのプリンスリーグ)の山場となります。29日に横浜F・マリノスユース、5月2日に三菱養和ユース、5月5日にFC東京U-18という強烈な3連戦を迎えます。

ここまでの3試合が楽な相手とは言いませんが、浦和レッズユースを含めたこの4チームが開幕3戦全勝ということで、ここからの相手が今シーズンの強豪チームと言うことに数字上でもなっています。

まずは横浜F・マリノスユース相手に「型にはまったらスゲー」浦和レッズユースを見せてやってください!

昨年悔しさを味わった選手が多く残る今年のチームですから、その悔しさを晴らすチャンスですよ!

ではでは~!!

プリンスリーグU-18関東2009 4/26 vs 桐光学園高校 1-2敗戦・・・守備崩れてました?

どうも、浦和サポブクメです☆

相鉄線初めて使いました。横浜乗換えで星川駅、駅の階段とかに相鉄線乗り換えの表示が無くて、「方向音痴のブクメ、また乗換駅をやらかしたか?」と思ったものの改札でたら表記があって一安心。でも、乗り場までが遠い・・・。ギリギリの時間に行くのが悪いのですがw 更に今回の試合会場の保土ヶ谷公園サッカー場が山の上にあるということを知らなかったw

最寄の星川駅から軽い山登り状態でヒーヒー言ってました。

ということで、前節苦しいながらも勝点3を鹿島から奪っての2試合目。一応クラブチームのユースが苦手とする高校生のチームとの対戦となります。

先発メンバーは、たぶん前回と変わったのは守備の3番の畑本時央が2番の森田健介になり、後は右サイドが24番の矢島慎也になっていたと思います。もはや浦和レッズユース名物となりかけている「強風」の試合となりましたが、前半はほぼ向かい風の浦和レッズユースが支配していたと思います。前からボールを奪って9番の葺本啓太が得点を挙げて先制。

妥当な先制点でした。守備も不安な様子もなく全く問題なく機能していたのですが、なぜか後半から守備ラインをいじる交代などあり、それでも追加点を挙げられるチャンスを決めていればこういう結果にはならなかったかとも思うのですが、次第に押し込まれる場面が出てきて、セットプレーから同点にされて、勢いにのった相手に崩されて逆転され、終盤再度同点に追いつけるようなチャンスはあったものの相手に守りきられて敗戦。

色々試すのは分かりますし、チームが始動し始めた頃ですし、昨年ですらプリンスリーグはチグハグして形にならない時期があったのでなんとも言えませんが、1-0の状況での交代としては幾分慌しく選手も混乱するのではないかと言う印象もありましたが、なんともいえません。育成だから勝利に拘る戦いよりも優先するものがあると言われればそれまでですが、とにかく誰が入ったからとか誰が抜けたからと言うこと以上に交代によってチームのバランスが崩れたと感じた方は多いのではないかと思ったりしました。

あまり全体的な結果を気にするタイミングではありませんが、全体的に混戦模様となっている状況なのである程度結果も求めて行かないと勝点が並んで得失点差で涙を呑むとかも起こりかねません。

次のジェフ千葉U-18戦に期待します~!