埼玉県南部支部1部リーグ(SS1)2018/10/13 FC Gois vs 浦和南高校B 0-1敗戦・・・首位攻防戦に相応しい戦い

どうも、ブクメです☆

今日は、当初、大学サッカーに行く予定だったのですが、行動する時間、私的な理由(・・・寝坊ですw)で、動けず、もともと足を運びたい試合として考えていたFC Goisの試合に足を運ぶ流れになりました。この試合は、以前延期になった試合分なんですね。

昨年は、浦和レッズユースのBチームも戦っていた埼玉県の3部リーグにあたるリーグの南部支部リーグ(SS1)で来期のS2昇格を目指して戦っているFC Goisですが、試合の消化数にばらつきがあるものの、消化試合数が少ない中でも、ここまで、無敗で首位と言う状況の中で、リーグ戦も終盤まで来ています。

昨シーズンと変わっていなければ、S2への昇格は、南部支部リーグでは、1位は自動で2位は参入戦という形になると思います。探しても2017年の大会要項しか見つからずですが、変わっていないと思います。高校などでBチームが参加しているところもあり、Aチームとの兼ね合いで昇格チームの順位が変わったりすることもあるようですが、ざっと終盤までの全支部リーグの1位2位を眺める限りは、Bチームがそこに入っているという感じでもなく、唯一Bチームとして絡んでいる今回の対戦相手の浦和南高校Bも、Aチームは、2つカテゴリが上のS1リーグで戦っているため、おそらく、S2リーグへの昇格ということを考えたときには、普通に1位が自動、2位が参入戦というわかりやすい形になると思います(詳しい方、誤っていたら指摘してくださいw)

このリーグでは、一つ抜け出した結果を出しているFC Goisですが、今回の浦和南高校Bも同じくこのリーグで抜け出した結果を出しているチームです。

FC Goisが4試合残して9勝1分けの勝ち点28、浦和南高校Bが3試合残して、8勝2分け1敗の勝ち点26という状況、3位以下は、かなり勝ち点差が開いているので、実質2位以内は、この2チームでほぼ決まりと言う中での直接対決になります。

1回目の対戦では、FC Goisが勝利しており、見ていただければわかるように、浦和南高校Bの唯一の敗戦が、FC Gois相手だったということです。

どこかで、夏の全国大会に出場した浦和南高校を簡単な表現で、堅守の浦和南と書かかれているのを見たのですが、結果的に、私の頭の中では、埼玉県の高校では競合であっても、Bチームであれば、第1戦も3-1で勝っているし、FC Goisが支配するようなゲームになるのではないかなと思っていたのですが、今思えば、堅守の浦和南という言葉にFC Goisは苦しめられたのかなという感想もあったりします。

まあ、甘く見てました、レベルの高い対戦でした。

では、試合の話に移ります。

この試合のメンバーと交代は以下、

GKが12番馬場拓朗、DFが左に4番武田直也、真ん中に5番金山俊介、右に7番熊田佳太、MFが左に2番榎本遼太、右に3番榎本翔太(後半スタート⇒13番荒木翔)、ボランチに17番横田啓一郎(後半10分⇒20番中嶋陽基)と10番大室雄幹、真ん中に8番岩本空竜(後半34分⇒18番渡辺颯樹)と11番太田峻輔(後半20分⇒19番菅原怜)、FWに14番中村海渡

となります。

今年は、10月に入っても気温が結構上がったり、かと思えば肌寒くなったり、なかなか読めないのですが、今日は、朝から曇りでキックオフも気温が下がり始める15:30からということで、涼しいくらいの昼間から、試合の時間帯によっては、肌寒いと感じるくらいになってはいましたが、選手としては、プレーしやすい気候だったと思います風もほとんどなかったし。

試合開始から、若干、Goisの選手で体が重いというか、切り返しで滑ったりするような様子が見受けられたのが気になりましたが、あれは何だったんだろう(雨は降っていなかったはず。)と思いつつ。

モチベーションとしても、前回負けている相手であり、追いかける立ち位置で勝てば暫定でも1位に浮上できる直接対決なので十分。勢いとしては、相手の方があるかと思っていましたが、実際、試合展開としては、とにかく相手の守備の集中力と裏へのパスを出させないような読みであったり、運動量であったり、とにかく、Goisの攻撃の狙いをフィニッシュのところまでやらせてもらえない場面が多いというか、跳ね返されてのカウンターで序盤から、12番馬場拓朗の出番が多くなっていましたね。

もともと、各ポジションでドッシリとというサッカーをGoisはしていないので、数選手での工夫やバックラインの選手も攻撃参加する、その連携や連動で相手を突破していくため、今日の場合は、とにかく相手の堅守により、気持ち前目に行ったところで反撃を受けるケースが多くなったため、体力的に問題ない前半は、17番横田啓一郎や、10番大室雄幹、8番岩本空竜など、中盤の選手が、相手の反撃の際に、戻って対応して跳ね返していたものの、試合の終盤は、攻撃的な交代や疲労から、反撃を受けた時の対応が中途半端になり、相手にスペースを与える形で仕掛けさせてしまう回数が増えたのかなと思います。

ただ、結果的に崩し切れなかったものの、攻撃の試みは、面白い局面が多く、まずは、前線で14番中村海渡が裏を狙う動きと同時に、相手キーパーや、ディフェンダーに対してチェイスすることで、精度を落としたりミスを誘うプレーを前半から、後半までサボらず行えていたことで、相手がクリアせざるを得ないような追い込み方でチャンスにつなげる形も多く作っていました。

細かい仕掛けでは、前半7分の10番大室雄幹から11番太田峻輔が相手ディフェンダーのプレスを受けながらワンタッチで流して3番榎本翔太が受けて仕掛ける形のように、中盤のところでは、こぼれた後のセカンドボールの予測も含めてGoisが優っている場面が多くなりました。

局面局面では、バックラインに入っていた4番武田直也の攻撃参加も見られ、10分には、2番榎本遼太とのパス交換からの4番武田直也の仕掛けで突破を試みる場面も見られました。

相手のプレッシャーがあるところでのバックラインでのボールの処理で、割と、とにかく大きく蹴るだけと言う選手もいる中で、5番金山俊介が前半で2度ほど見せた、結構難しい状況でのロングフィードで2本とも前線に合わせやすいコースに飛ばし、そこから攻撃と言う形につながっていたのも印象的でした。

前半14分には、オフサイドになったものの11番太田峻輔からのパスを8番岩本空竜が見事なワンタッチプレーで前線のスペースに出し、そこに14番中村海渡が抜け出して、決定機になるかと思いましたが、ここはわずかに出ていたようでオフサイドになりました。

この前半15分前後では、7番熊田佳太からの狙いすました相手キーパーと14番中村海渡がどちらが先に触るかくらいのパスでの惜しい場面があったり、8番岩本空竜が強めのくさびのパスを前目のスペースに入っていた17番横田啓一郎に出し、これをミスすることなく再び8番岩本空竜に戻して、裏に抜け出した14番中村海渡にパスを供給した場面など、相手との駆け引きで14番中村海渡が抜け出すプレーとそこへのパスを導き出すまでの味方の狙いなどが、面白い場面が続きました。

ただ、とにかく相手の守備の対応がよく、少しずつプレー精度を悪くさせられていたのも事実で、そこからの反撃でのピンチも多くなったのが今日の試合。

何度か、GK12番馬場拓朗が高めの位置を取っている時に前がかりの攻めからの反撃で早めにロングシュートを狙ってくる場面などあったり(相手のシュートは精度を欠いていましたが、危険な場面ではありました。)、前半18分は、その全体的に前がかりなところで、ディフェンダーの裏にきれいなパスを出されて、相手の前線の選手の飛び出しも良かったのですが、ここをGK12番馬場拓朗が素早く察知して飛び出し、相手選手より早く対応したことで決定機を免れることに成功していました。

そして、やや攻守の切り替えが遅くなってきた前半終盤のところでは、相手の反撃を食らったときに対応しきれない場面が何度か出てきて、相手のシュートミスなども含めて1本は、GK12番馬場拓朗のスーパーセーブで何とか守り、1本は、ポストを豪快に叩くようなシュートを放たれるなど、仕掛けの工夫や考え方は、Goisの方が上でも、わかりやすい決定機の数は相手の方に多く作られながら0-0で前半終了となりました。

後半スタートは、より足元ではなく、選手同士の良い距離間とスペースに動きながらの細かいパス回しなどで仕掛ける回数を増やし、Goisが攻め込む形が多くなります。

ただ、相手の守備の集中力も全く落ちることなく、中盤で支配しても、その後のプレーのところで決定的な形をなかなか作らせてもらえず、やはり徐々に反撃を受けたときに相手の方がわかりやすいチャンスを作る回数が増えてきます。

後半の大きな決定機は、15分の相手にサイドを突破されてのラストのクロスを入れらて、詰めてきた選手が合わせきれなかったので助かったものの、決められていてもおかしくない場面でした。

ただ、その直後にGoisも決定機を作ります、14番中村海渡がパスを受けて相手のプレスを受けながらもキープして2番榎本遼太に展開して、自身はそのまま前線へ走り、折り返しのパスをキーパーと競り合う形で、結果的には、決められなかったものの、かなりゴールに迫った場面でした。

その直後にも、再び前線のペナルティエリアに近い位置で14番中村海渡がパスを受けると、相手ディフェンダー2人がすぐに寄せてきたものの、パスを受けた時の体の向きが良く、ディフェンダーを背負いながら、もう一人のディフェンダーにも奪われずに抜け出して仕掛ける形を作りました。

試合が進むにつれて、やはり前半と同じように反撃を受けた時の対応が遅れて、相手が攻め込む場面が増えてくる時間となり、連続でコーナーキックを与える場面なども出てきます。

後半20分に、19番菅原怜が投入され、前線でスピードのある抜け出しができるような状況(初めてGoisの試合をここで見たときに、19番菅原怜は途中交代であっという間に結果を出したのですごく印象に残っていた)になったものの、やや相手の仕掛ける勢いが優ってしまっていることで、逆に試合に入りにくい状況になってしまっていたというか、なかなか、そのスピードを生かせる形が出ない状況。カウンターの形で、19番菅原怜の抜け出しを目がけたパスの狙いは何度かあったものの、パスが長すぎてしまったり、相手ディフェンダーが走るスペースをしっかりカバーしていたりという感じ。

良い狙いはしていても、相手が最後のところで対応して、決定機を作らせてもらえないという状況の中、迎えた後半30分に、パスの出し手は、8番岩本空竜だったと思いますが、左前線のややペナルティエリア寄りのスペースにパスを通し、ここに反応して抜け出した2番榎本遼太がそのままゴールに向かってドリブルし、強烈なシュートを放つも、このシュートは、バーを叩いてゴールならず。本当にそのままゴールになっても良いだろうというくらいの良いシュートだったのに。

その直後にも、相手の対応に対して裏をかくような、8番岩本空竜の相手がパスを出すと感じたところで、ワンテンポずらした裏へのパスに対して14番中村海渡が抜け出して狙った場面も相手の意地の守備に防がれ、その後に、8番岩本空竜と13番荒木翔のパス交換から、前線へ走る19番菅原怜へのパスは、相手キーパーが先に触りクリアされる形に。

残り10分ほどのところで、18番渡辺颯樹が投入され、前線に更に高さを加えてゴールを狙おうとするも、最終盤の5分ほどで相手の反撃を受けることとなり、コーナーキックを連続で3本奪われるなど、運動量も集中力も途切れない相手の攻撃を跳ね返す時間が続いていたものの、アディショナルタイムに入るかというところでのコーナーキックで、クリアしたかと思われたボールがラインを割っていたという判定になり、最後の最後で失点。

その後、少しして試合が終了。0-1の敗戦となりました。

シンプルに、浦和南は、Bチームだと思って侮って見ていましたが、普通に強かったと思います。何が強かったかと言えば、とにかく、決してGoisのパスの狙いが甘くはなく、普通であれば、決定的なパスになっていたような場面も実際かなりあったのですが、そのパスをミスパスのように防いでいた守り。

同時に、では、Goisの課題が反撃を受けた時の守備かと言われれば、Goisは、おそらくそれを承知で、全てのポジションの選手が状況によってポジションを移動させて攻撃参加するようなサッカーをしていると思うので、ある程度、相手によっては、こういう展開になることは想定してやっていると思いますし、今日は、相手の対応が相当良かったというのもありますし、考えるべきことは守備の修正よりは、今日くらいの守備をしてくる相手に対しても崩して点を取るには、どうすべきかという方なのかなとも思ったり。

今日の試合では、思い切ったシュートがあまりなかったようにも感じますし、なんだか、崩してやろうというプレーが多すぎて、相手もそこに集中すれば良いという感じになっていたかもしれない。確か、Jユースカップ予選のトリプレッタ戦の時だったか、シュート練習を見ていたときに、見事なシュートをガンガン決めている選手が多かったんですよね。シュート練習だから当たり前と言われるかもしれませんが、日本では、シュート練習で枠を外す選手も結構いるんですよね、プロでも。そういうところって、Goisは重要視しているんですよね?ヨーロッパの強豪チームのように、ゴールが見えたらシュートを狙う。そのシュートは、基本的に枠を捉える。

実際、そういうシュートが打てる選手も多いと思うのですが。

ということで、思った以上のハイレベルな試合を見ることができたことに満足しつつ、Goisを応援しているので、結果と負け方は、残念でした。

でも、継続していれば良いことも多い。別に守備のチームなんて見たくもないので。キーパーの仕事は大変になりますが、それも含めての動きができるキーパーがいるんだから、攻撃と守備のカバーで貢献すれば良いとも思う。ダメか!?w

敗れたけど、まだ自力で1位になれるのは、Goisなので状況は何も変わっていません。リーグ戦は積み重ねた勝ち点での勝負ですから、最後に1位に入れば良いので、残り全勝、問題なし(埼玉栄B戦の不成立って何?w)

ではでは。

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Jユースカップ2018関東予選 2018/09/22 FC Gois vs 東京武蔵野シティFC 1-1pk=5-6敗戦・・・色々色々考えました。

どうも、ブクメです☆

9月22日からの3連休は、22日は、横河電機グランドでFC Goisの試合を観戦し、その足で、23日は、富山へ移動し、富山第一高校グラウンドの浦和レッズユースのプレ見リーグ、そして、埼玉に戻り、一度力尽きて、翌日24日は、レッズランドでS2リーグの浦和レッズユースBの試合を観戦してきました。

以前から書いているように、私が書くブログというのは、その時の感情に左右されるところもあり、試合を見て帰宅して、そのままの流れで文章を書いた時に書こうと思っていたことと、実際それができなかった時に、1日2日空いた時と言うのは、最初に考えて書こうかなと思っていた内容が変わることも良くあります。

今の感情はまずいなと思ったときには、あえて書かずに翌日書くこともあります。

試合レポートというよりは、私は、その時に、こう書いたほうが良いなと思ったことで書いています。なので、書かない時には、試合の細かい内容をほぼ書かずに書くブログも多いので悪しからずです。

そして、浦和レッズのアカデミー系のブログを読んでいただいている方なら察しがつくかもしれませんが、今日は、試合レポートをあまり書かない方のブログです。

 

今回は、FC Goisの22日の試合のブログを書くのですが、試合から丸2日後に書き始める形のブログになります。試合が終わってから、色々考えました。そして、実際にブログを書くまでに、2つの浦和レッズユースの試合を観戦しました。

結果的には、感情も落ち着き、そして、2つの今回観戦したFC Goisと同じユース世代の別の試合を観戦してから、この試合のブログを書けることで、また少し違った視点での内容も書けるかなと思います。

ちなみに、試合当日の試合が終わって電車遅延を食らって、バタバタ動きながら、友人と合流し富山へ移動するという時間を経過する前に感じていたのは、中立地でやらせてあげたかったなということや、試合で起こったことに関して、私は、その選手の肩を持ちたいなというところが強かった点です。

その辺も書いておきます。

まず、対戦相手の東京武蔵野シティU-18の試合は(遅刻しましたがw)、クラブユース選手権の関東大会の2回戦での浦和レッズユースとの試合を1度今年は既に観戦しています(『第42回 日本クラブユースサッカー選手権 関東大会2回戦 2018/5/26 浦和レッズユースvs東京武蔵野シティU-18 1-0勝利・・・苦戦した内容も、見る側に伝わる気迫満載の試合!』←浦和レッズユースを応援する立ち位置でのブログです)。

この時は、浦和レッズユースがかなり勢いに乗っている時期で、その時の対戦で、苦戦を強いられた相手なので、私がFC Goisの試合を見始めてから、初めて最もわかりやすいユースのカテゴリでの私がイメージできる強いチームとの対戦ということになったわけです。

それと同時に、相手側の応援に関しても、そのブログで触れていると思いますが、これは、どれが正解とかではなく、私の好き嫌いですが、どちらかというと、苦手なタイプの応援なので、その辺も気になってはいたのですが、もちろん、相手側のチームとしては、その応援に力を与えられていると思いますが、局面でのやり取りで、凄く残念な気持ちになりました。

それは、Goisの選手がファールを受けて負傷した時に、味方の選手が審判にアピールした時のこと。味方がファールを受けて負傷して倒れている状況を伝えているその声に対して、相手応援側から野次が飛び、その際に、その選手が、本来だったら、声を荒げて伝えてもおかしくないようなシチュエーションで、すごく丁寧に状況をその方に説明しようとしたのですが、そこでの返された言葉が「態度が悪い」という言葉。

今回の会場が、東京武蔵野シティのホームとなる横河電機グラウンドで開催された中で、観戦スペースが結構狭められていた中で、できるだけフラットに試合を眺められるような場所を探していたのですが、結局、見つからず、相手応援エリアの後ろの方で見ていたので、このやり取りを目の前で見てしまい、凄く残念な気持ちになりました。

逆に言えば、私は、主張ができる選手が好きですし、その説明の仕方も含めて、凄く好感を持ったのですが、流れがそういう状況になってしまったことがずっと頭に残っていました。私は、その選手の行動を誇りに思いますし、そういう姿勢を持ち続ければ、必ず高い位置まで行けます。

2日空いても、このことがずっと頭に残っていたので、冒頭で書きました。

落ち着いた感情と言うのは、その出来事に対しての「怒り」の部分ですね。その日のうちにブログを書いていたら、もっと乱暴なことを書いてしまいそうだったので。

 

さて、試合内容は、細かいことは、先ほど触れたように書きません。

大まかに書くと、試合のスタートのところでは、やや硬さが見えたポジションの選手がミスをしていたところをついて、17番横田啓一郎から14番中村海渡へ狙ったパスがあと一歩で通るかと言う場面や、相手のミスをついてインターセプトしての14番中村海渡が持ち込んでのシュートなど、2度ほど開始数分で作った大きなチャンスを迎えたところで、Goisが得点できてしまっていれば、もう少し展開が変わったというところで決めきれず、相手の強みのサイドからの速さと前線の高さというところで、逆に早い時間に失点をしてしまう形になったことで試合が難しくなってしまい、それでも、失点を喫した8分以降は、Goisペースで試合を進められる形が多かったと思います。

後半25分にGoisが同点ゴールを決め(ちょうど、見ていた位置で右サイドの攻防がほとんど見えない場所に陣取ってしまい、誰が決めたのかは、わかりませんでした。)残り20分もチャンスの数では、Goisが上回る形で逆転を狙ったものの、結果1-1で終了し、PK戦で敗戦となりました。

ちなみに、PK戦に関しては、基本的に触れないのも私のブログの特徴ですので、書きません、すいません(態度悪いw)

 

相手チームでは、わかりやすい特徴を持ったサイドバックの18番の選手のロングフィード、7番のサイドバックの選手のスピードある攻撃参加、そして、長身の9番の選手と、浦和を苦しめた時と同じかは別としても、印象通りのポイントでのレベルが高い選手がおり、危険なプレーはされたものの、全体で見れば、Goisの方が優っていたと私は思っています。

そして、これを書くと浦和レッズユースの選手に反感を買うかもしれませんが、攻撃のアイデアとか、テクニックを試合でしっかり見せて、ミスを恐れずにプレーするという点では、Goisの方が優っているようにも感じています(こういう時に、レッズユースの場合は、プレーしているカテゴリが違うから、相手の圧力とかが違うから、参考にならないとか、そういう意見が来そうなので、私は、Goisがもっと上のカテゴリでプレーしている姿が見たいと最初の時に書いていました。ただ、この試合は、それほど昔ではないクラブユース選手権予選で浦和レッズユースが戦った東京武蔵野シティを見ているので、その時を踏まえての今回の印象なので、全く同じチームではないとしても、そこそこ説得力のある感想には近いのではないかと思いますよ。)

これは、チームの育成方針などもあると思いますし、この辺は、もっと見る回数を重ねてから確認していきたいとは思ってまだ細かくは聞いていないところで、他の高校生カテゴリのチームと比べて、かなり少数精鋭型で戦っているのがGoisで、味方同士の連携連動のところで長く同じ選手同士でプレーできているところもあるのかなとも思っています。

これに関しての賛否は・・・とか、そういう議論は面倒なので、別のところでやってくださいという感じで、もちろん、負傷者が増えたりした時には大変なことになるかもしれませんが、プロを目指す選手でやっていく中で、技術の高い選手が、そのプレーをこの時点での最高値まで到達させて、羽ばたいていくことを考えたら、必要なことだと思いますし、実際に、相手が付いてこられないようなテクニックや連携を何度も見せていたのはGoisだったわけです、このクラスの相手に対して。

ただ、勝負事で敗れたので、敗戦の理由を運だけにせずに考えていくこともチームや個々の選手には、必要なことですよね。

この辺が、浦和レッズユースのプレミアリーグと、S2リーグ2試合を見た後に、このブログを書いたから書けたことです。

この試合を含めても、まだGoisの試合を観戦したのは、4試合です。

まだ、よくわからないことが多いですよ。第3者から聞いたような話になると、試合によっては、暴言とかで雰囲気が凄く悪くなっていたので、あまり良い印象がない方もいたような話も聞いたことがあります。でも、状況がわからないですからね、私は見ていないので。

私が見てきた試合の中では、ファールの基準にイライラするようなところはあっても、試合を壊すような出来事があったわけでもないので。おそらく、今後、私が見ていく中では、私が応援したいチームの雰囲気とか、もちろん応援する方の雰囲気とかもありますし、それに関しては、学年によっても色が出るでしょうし、このカテゴリでの主役は、私ではなく、プレーする選手であり、その選手を本気で応援しているご父兄の方ですので、そこに関しては、浦和レッズの育成を応援させてもらえる時同様に、私は、引きます。

この試合の良かったポイントは、実は、前の試合と変わっていません。この試合でも、良かったと感じたポイントは、継続されていて、それでも、相手が、そのプレーをゴールと言う形にさせないという気迫が、90分を戦って決着がつかないという結果をもたらして、PK戦まで行ったということです。

なので、この試合では、主張というところで新しい発見もありましたし、そういうところも試合ごとに増えてきています。

さて、本当に悔しい試合にはなりましたが、見る側には、Gois強いというイメージを焼き付けた試合になり、同じく、これからが楽しみという印象を持ったブクメなのですが、私の無知なところを挙げると、Goisというチームが、1年をどのような戦い方で進めていくのかがわかっていません。

これまでに、浦和レッズユースを長年見てきた中でも、冬の全国大会が終わったら、世代交代をするという時期もあったり、今は、冬の大会まで3年生がフルメンバーで戦うという形になっていますが、そういうところは、チームによって傾向が全く違うと思います。

だから、書き方がよくわからないのですが、FC Goisというチーム自体が成長していくためには、より高いレベルの詰める環境を増やして行くことが一番でして、その点では、さすがというか、海外での戦いの場なども用意されているGoisですが、今回のメンバーベースでリーグ戦終了まで戦うということであれば、現在の南部支部リーグ(SS1)からの昇格を圧倒的に決めて、来年は、S2で戦うところから。

幸い、今年は浦和レッズユースBがこのカテゴリまで昇格してきたことで、S2リーグのレベルというものも多く見ることができています。

もちろん、Goisが目指すところは、更に上ですが、チーム自体の当たり前のレベルを1つ上げるためには、S2昇格は、絶対にしておかなければなりません。

敗れはしたものの、今回の試合や選手や諸々を見て、私は、今後もできる限り調整できれば、足を運びますし、これは、誰のためとか、頼まれたからとかではなく、昔から、応援したいという気持ちや方針や環境、人がいないと、足を運ばなくなります。なので、声をかけていただいたことから、足を運び始めましたが、今は、頼まれなくても足を運びたいチームとしての優先度がかなり上まで来ています。

そういう気持ちにさせてくれたのが、ここ数試合での、あなたたちのプレーです。

今後も、ここから羽ばたいた選手のその先もチェックしていきたいですし、このチーム自体が、どう上昇していくのか、苦しい時期が訪れたとしても、そこも含めて見つめていければ良いなと思っています。

あとは・・・夜の試合が多いのであれば、夜の撮影に強いデジカメに変えなければと金欠なのに真剣に悩んでいる今日この頃でした(写真が惨くてすみません。。)

最後に、この試合のメンバーと交代を載せておきます。

GKが12番馬場拓朗、DFが左に4番武田直也、真ん中に5番金山俊介、右に7番熊田佳太、MFが左に2番榎本遼太、右に3番榎本翔太(後半30分⇒13番荒木翔)、ボランチに17番横田啓一郎(後半10分⇒20番中嶋陽基)と10番大室雄幹、真ん中に8番岩本空竜と9番細川聖馬(前半30分⇒11番太田峻輔)、FWに14番中村海渡

となります。

 

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Jユースカップ2018関東予選 2018/09/15 FC Gois vs FCトリプレッタ 2-1勝利・・・勝負所での迫力。一気に2得点で勝利!

どうも、ブクメです☆

割と大学サッカーには、良く足を運ぶ方なのですが、大学サッカーの会場としても良く使用される拓殖大学の八王子キャンパスのサッカーグラウンドには、今回大学サッカーではないJユースカップ予選のFC Gois vs FCトリプレッタ戦を観戦するという形で初めて足を運ぶことになりました。

「結構な山だよ」と言われていて、八王子だからそうだろうなとは思っていましたが、思っていたよりも山でした・・・でも待てよ、私が住んでいる鳩山町とあまり変わらないではないか・・・と割とどうでも良い話から入りつつ、そこそこ余裕を持って車で向かったはずが、なんだか、もう拓殖大学八王子キャンパスまであと2キロ程度というところで渋滞で車が動かなくなるという、おそらく夕方に慢性的に渋滞するであろうエリアに驚きつつ、それでも、余裕を持って会場には到着できました。

人工芝と、照明の具合、そして、観戦エリアがピッチよりも少し低いところから見るような状態と言うことで、ネット越しではないので、臨場感は味わいやすい場所ではあったものの、少し離れたところでの攻防がわかりにくいことや、私のデジカメの限界があり、経験上、写真がぼやけまくってしまうので、とにかく枚数を撮って、なんとかぼやけていない写真をfacebookページの方には載せています。

はい、ということで、ご縁があって、時間の調整がつくときにはFC Goisの試合を観戦するようになって、ようやくこれで3試合目になります。

あまり感覚を空けずに試合を見ようと思い、9月2日のSS1リーグの浦和北高校戦を観戦しようと思って足を運んだら、会場の浦和北高校のグラウンドでは、何もやっていなかったという、育成系の試合名物の直前延期(?)で、見られなかったので、また少し期間が空いてしまいました。

見たかった試合が1つ見られなかったということで、より楽しみに足を運んだ試合だったので、余計に今日の終盤の戦いぶりには、心を躍らせてもらいました。

さてさて、

Jユースカップには、基本的にJリーグのユースチームが参加する大会になりますが、日本クラブユース連盟に所属する地域の代表チームが出場できる枠が4つ用意されているため、関東地域での予選を勝ち抜けば、本選に出場することができます。関東の枠では、三菱養和SCユースが出てくることが多いですが、FC Goisは、この関東の枠を獲って全国出場を目指した戦いを繰り広げているわけです。

関東の最終予選は、トーナメント制で、1次予選のグループステージを突破した16チームが参加し、優勝すれば、本戦出場が決まり、準優勝の場合は、北海道・東北地域とのプレーオフを戦い、勝利すれば本戦ということで、FC Goisにとっては、まずなんとしても決勝進出まで行く必要があるわけです。

1回戦は、私は足を運べなかったのですが、知人で足を運んだ方がいて、FC Goisがほとんどの時間を攻めていたものの、先制点までが遠かったが、1点決めってからは、大量得点で終わってみれば快勝大勝だったと聞いています。

今回は、2回戦で対戦相手は、FCトリプレッタとなります。FCトリプレッタに関しては、細かい情報は、ないものの、夏のクラセンの予選で浦和レッズユースと対戦があったりしていたので、何度か見ていますが、全国への戦いの最終予選まで勝ち上がってくる常連チームで、1次予選のグループステージでは、全勝で合計得点も結構物凄いことになっているチーム(夏の予選で好成績を収めたFC Goisは、シードでトーナメントから出ている)になります。

FCトリプレッタ戦のスターティングメンバーと交代の流れは以下、

GKが12番馬場拓朗、DFが左に4番武田直也、真ん中に、5番金山俊介と7番熊田佳太、右が3番榎本翔太、MFが左に2番榎本遼太、真ん中に10番大室雄幹と17番横田啓一郎(後半30分⇒11番太田峻輔)、右に9番細川聖馬(後半スタート⇒20番中嶋陽基)、前線に8番岩本空竜と14番中村海渡

となります。

*フォーメーションや、配置などは、ざっくりです。「違っている!」と言われても謝りませんw

まず、試合開始からすぐに気になったのは、相手チームの前線の高さと縦への強さ。

そして、高さに対してのミスマッチのところをわかりやすく狙ってくる相手。そこに対して、序盤は、対応に苦慮してバタバタしてしまったように見えました。

ポジションによっては、Goisがボールをキープしても、そこまでプレッシャーが強くない箇所もあるものの、全体的に、急いで急いで動かそうとして、相手のプレーのペースに乗ってしまっていたようにも感じられます。

7番熊田佳太からのロングフィードから裏へ味方が抜けてという形など、長いパスで裏に抜けてという狙いがあったとは思いますが、約束事としてあったのかもしれませんが、受け手側が、そのスペースに動き出せていないタイミングでそのスペースにパスが出されることが多く、相手にとってあまり脅威にならない形が多くなります。

それでも、前半4分の前線で上手く14番中村海渡がくさびとして受けて、9番細川聖馬に渡して仕掛ける形など、上手く入った時には、テンポ良く攻撃に行ける場面もありました。

全体的に攻撃的な特徴を持った選手が多いということで、受ける形になった時に対応する落ち着けどころというのが、難しいのかもしれませんが、スタートのところは、先ほど書いたように相手の前線の大きさと強さ、サイドからのミスマッチを狙った縦への仕掛けに対して、しっかり守備に対応する意識を置くべきところの判断とポジションがやや上手く行かないところで、不用意なファールなども多くなっていたようにも感じます。

とは言え、この辺も味方との連携で前半15分を過ぎたころには、そこまで危険な形で持ち込まれる形は作らせないようになってきてはいました。

中盤から前線あたりで保持した時の相手のプレッシャーがきつい中で、20分くらいまでは、攻めに転じたときに個の仕掛けで相手に奪われてカウンターを受ける形が多くなっていたため、その時間帯に失点していたら、展開的に難しくなっていたかもしれませんが、1,2本の相手の決定機を外してくれたところと、あとは、キーパーの12番馬場拓朗の好セーブで失点0で切り抜けられたことや、特に攻撃的なチームなだけに(良い意味で)大変かとは思いますが、キーパーが落ち着いてコーチングをできていたことも大きかったと思います。

その前半20分くらいからは、例えば、22分の17番横田啓一郎から右の3番榎本翔太、サイドチェンジで、2番榎本遼太、また中盤8番岩本空竜へなど、サイドを広く展開しながら、そこに真ん中の選手が細かいワンタッチで経由するなどのプレーは、かなり効果的で相手もついてこれていなかったですよね。見ていて面白かったし。

26分には、細かいテンポ良いパス回しから、9番細川聖馬にパスが入り、前線の裏のスペースへ14番中村海渡が走り込み仕掛ける惜しい場面を作ります。

29分には、7番熊田佳太が思い切ったロングシュートを狙うなど、序盤に比べると、よりゴールを意識してフィニッシュに近づけるようなプレーが増えてきます。

32分には、突破を試みて、ペナルティエリア僅か外でファールを受けてかなりゴールに近い位置でのフリーキックのチャンスを得て、14番中村海渡から8番岩本空竜へとつなげ惜しい形を作ります。

直後にも8番岩本空竜の仕掛けで惜しい形を作ります。

前半残り10分くらいは、Goisの攻撃の回数と相手ゴールを脅かす回数が増えてきてはいたものの、再び相手の反撃を受けたりゴールに近いところで直接フリーキックを与えるなど、どちらかがゴールを決めてもおかしくないような場面がなどかありました。

今思えば、後半のゴールの布石だったのかとも思うのですが、前半残り5分ほどで2度ほど4番武田直也の鋭い仕掛けやシュートで惜しい形を作っての前半終了となりました。

後半スタートから、20番中嶋陽基が投入されます。

後半スタートは、この時間で得点を奪おうという意識高くスイッチを入れてきた相手の攻撃を受ける回数の多い形になります。前半5分くらいまでにコーナーキックを3,4本しのぐような場面がありつつも、ここをしっかり耐え、9分には、17番横田啓一郎からの裏へのパスに14番中村海渡が抜け出して惜しい場面を作ります。

同じく9分に、今度は、20番中嶋陽基から左前線のスペースに走る2番榎本遼太へパスを通し仕掛ける形を作ります。

10分には、縦の細かい早いパス交換から右に展開し、そこからのクロスを受けた14番中村海渡がシュートを放つも惜しくもポストに弾かれます。

今日は、ピッチすぐ横なので、見やすそうに見えて、実際は、ナイターで暗さと照明の加減もありますが、グラウンドレベルで少しくぼんだ所に立ってみているため、細かいパス回しでの打開などあった時に、その細かいプレーが誰が絡んでどういうパスやドリブルで突破したのかが本当にわかりにくいという勝手にストレスをかかえていたのですが、後半のGoisの攻撃では、中盤で細かいパス交換(ワンタッチパスも多い)で相手の守備を突破していく場面が増えており、ポジション的には、8番岩本空竜や、10番大室雄幹、20番中嶋陽基辺りでそういうプレーが多かったのかと思います。

その中でも、中盤でキーになっていたのは、8番岩本空竜だったと私は思っています。理由は、そういう細かいプレーの中で、粘ってファールを受けてセットプレーのチャンスを取っていたり、その細かいプレーの中で、よりゴールに近いところへのスイッチを入れるパスを出した選手を見たときに8番の背番号だったことが多いから。

また、ハーフタイムの指示もあったのかもしれませんが、前半と比べると、特に19分の2番榎本遼太がサイドからドリブルで仕掛けていたときに、相手の守備ブロックができていたときに、一度作り直すプレーを入れていたことなど、それでも、特徴を生かしての突破を試みる回数の方が多いのがGoisの魅力なので、やり続けてもらいたいですが、時々、こういう作り直すプレーを入れることで、対峙する相手にとっても、全て勝負してくる相手に対しての対応と、別のやり方をしてくるかもしれないという意識をつけさせるだけで対応がまた変わってきますから効果的だと思います。

試合全体では、Goisの攻撃が相手を上回る場面は増えてきていたものの、やはり相手には、高さと強さのシンプルなプレーと言う反撃の武器があるだけに、反撃を受けたときにシュートまで持ち込まれる場面自体は、後半も少なくはなかったものの、それでも、本当に危なかったのは後半20分ですね。

比較的、シュートを放たれても、確率が低い位置からの精度の低いシュートが多かった中で、その場面は、本当に相手が枠にシュートを放てばゴールされていたというくらいのピンチ。ここを相手が外してくれたことは、一つ勝負をわけた一つの要因となるかもしれません。

そして、この後からのGoisの攻撃が、本当に面白かった。

まず、21分の攻撃のところで、中盤を経由して細かいテンポ良いパス(たぶん、8番岩本空竜⇒10番大室雄幹というパス交換だったと思う)で相手が中央に守備意識が行っていたところで、裏への強めのグラウンダーのパスが出たところで、一瞬私は、コースも甘い(ゴールの少し左に抜けていくようなパスでキーパーからも対応ができるような位置)し、パスが強すぎてそのままゴールラインを割るなと思って見てしまったのですが、そこに14番中村海渡が絶対に届くとばかりに走り出し、相手キーパーも逆に処理が難しいようなボールでもあったので、ゴールラインを割るギリギリのところでアウトサイドで14番中村海渡が先に触って結局は、サイドネットでゴールキックになったものの、これが狙い通りのプレーだとしたら、凄いなと。

そして、残りの15分ほどの中でのGoisのゴールにつながっていくわけですが、この時間帯が凄かったわけですよ。

先ほどのようなプレーをしたところから、14番中村海渡の前線でのプレーもさえ渡り、ポストプレーから相手プレッシャーを受けてもキープして味方に繋げるプレーも見られ、同時に、他の選手にも攻撃のスイッチが入り、この時間帯には、相手の疲労も重なり、前半は集中力で対応できていたGoisのパス回しやドリブル突破にも対応できない箇所が増えてきており、その時間帯を読み切ったのか、30分に4番武田直也が突破から強烈なシュートを放ち、一瞬ゴールしたかと思ったのですが、サイドネットでした。

そして、迎えた35分に、待望のゴールが生まれるわけですが、ここも、やや後ろ目のポジションでパスを受けた4番武田直也が、猛然と縦へのドリブルをスタートし、相手ディフェンダーも対応できないまま中央付近まで持ち上がると、サイドの裏に良いタイミングで走る14番中村海渡に預け、そのままゴール方向へと走り、再びパスを受けるとそのまま持ち込んでゴール!

この先制点の勢いそのままに、36分には、8番岩本空竜が中盤で相手のプレッシャーを受けながらも粘って10番大室雄幹につなげ、技ありのシュートで追加点。

残り10分ほどで一気に先制から、追加点を決めて2点リードと言う状況まで持っていきます。

その後の、相手の反撃から、40分にPKで1点は奪われたものの、その後も、2度ほど惜しい形も作りつつ、相手の反撃をしっかり跳ね返して、2-1で勝利となりました。

前半終盤のプレーのところでも書いた、4番武田直也が結果的にゴールを決めたわけですが、突破力もシュートもゴールも良かったのですが、それ以上に、初めてGoisの試合を見たSS1リーグの試合で、開始早々にあっという間にゴールを決めた4番武田直也の特徴というか凄さと言うものが一つ確認されたなと感じたわけです。突破力とかドリブルとか、そういうところもありますが、それ以上に私が好きなというか、全ての選手に持ってほしい「試合を読む力」のところ。

サッカーは、基本90分間のスポーツで、90分間全てをピーク状態で戦えるチームというのは、まずいないので、試合の中での流れを読むんでプレーを選んでいくことが必要になるわけですが、相手の集中力がものすごく、研究された状態で、その選手を止める方法を相手が実行してきたときに、それでも突破できればスーパーなのでもちろん、できるならそこを目指してほしいのですが、技術だけではなく、駆け引きをすることも必要なんですね。布石とも言いますが、100%突破なら、相手は、傾向を見つけてそこだけを考えれば良くても、そのうち1%でも、別の事をしてくれば、別の事をしてくるかもしれないというイメージが植え付けられるわけです。

疲労させるプレーをさせ続けるのも一つの読みですよね。

「ゴールを奪う」というところで、それが最も確率が高いタイミングを相手の動きとか試合の流れで読んで「ここだ」というところで、より強度の強い仕掛けをする、相手の不意を衝くなど、そういうところでの読みが特にこの試合での4番武田直也には、見られたということです。

ちなみに、この試合全体で言えば、試合の入りのところ。お互いに相手のチームのことを研究していたとして、その狙いと言うところでは、相手の方が、思った通りのプレーをできていたと思いますし、そこに対して、慌ててしまったのも確か。

ファールの判定のところも、海外の基準で言えばとか、そういうところで言ってしまえば、このくらいのプレーはファールではないというのは、わかります。

プレミアリーグなど見ていれば、ファールにならないプレーも多いですよね。でも、日本ではファールになる。そこを、無駄に主張しているところも多いようには見えました。もちろん、私も、簡単に笛を吹きすぎる傾向は好きではないですが。

これって、ユースの試合を見ていてもよくあるのですが、日本だからというよりは、当然、審判によって若干基準が変わってくるので、これに関しても、「読む力」って重要で、その試合での相手の審判の判定基準が大体読めたら、そこに合わせてしまった方が早いです。

その点では、おかしな判定の場面で、主張はするけど、カードはもらわない程度に引き下がれていた選手が多かったのは、さすがだなと感じるところです。

・・・あ、

書きたいことが多すぎて文章が長くなってしまいましたね。そのくらい感じることが多くて楽しい試合だったということなんですよ。

今は、Jユースカップの関東代表にGoisがなるために大事なこととか書いたほうが良いですよね。

次の対戦相手は、東京武蔵野シティですかね。今年は、私自身は、東京武蔵野シティのジュニアユースの試合を1度しか見ていないので何も言えませんが、高さ強さ、縦への速さを生かしてくるようなチームだった場合は、今日の試合での経験を活かせば逆に言えば問題ないのかなとも感じます。そして、細かいパス回しとか技術勝負をしてくるチームだったら、Goisに勝るチームはそうそういないと思うので、畳みかけてしまえば良いとも思うところもあります。

過信、慢心しない程度の自信と、相手の狙いを読んでいち早く対処できるようにして、あとは、自分たちの特徴で戦えば、大丈夫ですよ。

ではでは。

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